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2025-07-30

anond:20250729013213

ようわからんのだけど、表現の自由なんてのは所詮ポジショントーク互助関係しかないという事を言ってる?

Permalink |記事への反応(1) | 11:35

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2025-07-16

AIエロと中高年男性──救われない者たちのユートピア

現実女性に対して性的加害を加えることは、当然ながら社会的にも倫理的にも許されるものではない。だが一方で、中高年男性が性欲や孤独劣等感といった重たい感情をどう昇華するかという問題は、今の社会ほとんど語られない。むしろ、語ろうとした瞬間に「気持ち悪い」「加害者言い訳」として切り捨てられてしまうことすらある。

---

そんな中で台頭してきたのが、AIによるエロ動画の生成、あるいはSNS配信サイトなどにおける“中身が男性であることが明らかな”女性アバターとのやりとりだ。男性女性を演じ、男性たちが下品コメントを投げかけ、それに笑顔で返す。そうした空間が、奇妙な安らぎと慰めを生み出している。

この光景をどう見るか──筆者はそれを、ある種の「ユートピア」と捉えたい。

この仮想空間に登場する“女性”は、あくまAIであり、あるいはアバターを被った男性である。つまり現実女性が直接的に傷つくことはない。それどころか、そこにいるのは「性的欲望をぶつけられる側の役割を演じることで、他の孤独男性欲望を吸収し、昇華させる」という構造である

---

ここにあるのは、「男が女を演じ、男を癒す」という、倒錯していながらも非加害的で、ある意味で誠実な相互扶助の形だ。

これはまさしく、フェミニズムが掲げてきた理想──非暴力対話承認癒し──を、現実ではなく、テクノロジーと演技の仮面を通して実現してしまった構造なのではないか

---

中高年男性孤独貧困、性欲、承認欲求。これらはたいてい、社会から自業自得」「キモい」「加害者の末路」として放置される。彼らが弱さを吐露しても、それは決して「救うべき対象」とはされない。

リベラルフェミニストが掲げる“弱者の救済”は、往々にして「かわいそうと思える者」「絵になる弱者」に限られる。女性子ども外国人──こうした属性に比べ、中高年男性は「強者」として分類されがちだ。だが、強者であるという記号と、個人の苦悩はまったく別の話だ。

そして、彼らは静かに、そして効率的に「誰も傷つけずに自己処理できる空間」を求めて、AIアバター世界へと吸い込まれていく。

---

もちろん、これは“逃避”の一形態であることは否定できない。だが一方で、誰かを傷つけることなく、欲望孤独、弱さを処理し合える場を仮想空間に創出しているのだとしたら、それはある意味社会的進化ではないか

現実女性から拒絶され、社会から「黙って消えてほしい」と思われている中高年男性たちが、せめてAIアバターの中で「弱さをさらけ出し、誰にも叩かれず、癒される」場所を手に入れること──これは、皮肉ではなく本気で考えるべき次の社会的フェーズなのかもしれない。

---

この構図を気持ち悪いと笑うのは簡単だ。だが、そこで笑ってしまったとき私たちは一体誰の側に立っているのだろう?

おそらく、今この瞬間にも、無数の“救われない者”たちが、AI女性キャラに話しかけ、慰められ、画面の向こうの「中の人」が、無言の共犯関係としてそれを受け止めている。

---

それはまるで、顔のない男たちによる、顔のない癒しネットワーク暴力のない性。弱さを許される場所。そんな風に、仮想空間はいしか現実よりも人間的なユートピアになりつつあるのかもしれない。

この現象は、フェミニズムが求めたはずの「非暴力で、合意的で、弱さを開示できる性の文化」が、テクノロジーによって先に実現されてしまったという、静かで根深パラドクス私たちに突きつけている。

---

批判:「AIエロ学習元の“実在女性”を間接的に搾取している」

反論

多くのAIモデル女性身体的特徴や表情、ポーズ雰囲気学習しているのは事実だろう。ただ、それ自体が即「搾取」になるかというと、データ使用人格侵害を一緒くたにしているように見える。

AIが学んでいるのは「特定の誰か」ではなく、集合的パターンに過ぎない。

たとえるなら、美術学生が裸婦画を模写して描き方を学ぶようなもの。模写や鑑賞が搾取だと言うなら、美術表現のものが成立しない。

さら現在AIエロコンテンツの多くは、創作キャラフィクション構成されており、実在個人人格権を直接侵害しているわけではない。

現実の性産業比較すれば、AIによる代替行為は圧倒的に搾取度が低い。出演者はいないし、金銭による支配関係もない。むしろポルノグラフィーの非人格化・非暴力化が進行している段階にある。

---

批判:「“女性性に癒しを求める”という構造自体時代錯誤である

反論

この指摘は重要だと思う。「女は癒しであるべき」という旧来的な性別役割の押しつけがずっと続いてきたのは確かに問題だった。

ただし、AIエロアバター世界で起きているのは、現実女性癒し要求している構造とは異なる。ここにあるのは、演技された女性性、あるいはAI演出する女性存在への一方的投影であって、実在の誰かに何かを求めているわけではない。

まりこれは、他者に癒されることを放棄した人間たちが、自分たちで「癒される構造」をつくってそこに潜り込んでいるだけ。古いジェンダー役割の再演というより、ケア自己完結システムへの移行とも言える。

そして、女性的な癒し価値を感じる文化コードフェティッシュが残っているとしても、それがただちに抑圧的だとは限らない。

仮に「女性性を求める欲望自体がアウト」だとするなら、トランス女性存在や、BL百合ボーイズラブといったジャンルも一括で否定されることになる。そういう雑な線引きは、むしろ表現の幅を狭めるだけだ。

この構造で求められているのは、「女性癒してもらうこと」ではなく、「女性的な構造で癒されること」に過ぎない。そこを時代錯誤と切り捨てるのは、あまり乱暴だ。

---

批判:「そのユートピアは結局“男性中心的”では?」

反論

これはある意味正しい。けれど、だからこそ意味がある。

今の社会には、「男性が性欲や弱さを語る場」がほぼ存在しない。何を言っても「キモい」「加害者被害者ヅラ」と断罪されて終わる。

からこそ、現実から退避して、誰も傷つけず、誰にも迷惑をかけない場所──AIアバター空間──に逃げ込む。

かに嫌われないために、自分たち仮想的なユートピアを構築している。それは中心でも優越でもない。むしろ、周縁の、地下の、逃げ場としての性のかたちだ。

誰にも迷惑をかけず、暴力もふるわず、ただ欲望孤独や弱さを処理する。それが「男性中心的だ」と非難されるのだとしたら、むしろそれは、もう語ってはいけないという無言の通告と変わらない。

---

この仮想空間は、搾取でも時代錯誤でもない。現実から見捨てられ、語ることさえ許されなかった中高年男性たちが、ようやく辿り着いた「誰も傷つけず、誰にも傷つけられない場所」だ。そこに滲む切実さを、ただ「構造」や「男性性」のひとことで斬り捨てる行為こそが、実は一番残酷なのではないか

---

※なお、この文章AIによって生成されたフィクションです。とりあえずAI英語の女アカウント作ったら、世界中のガチ恋おじさんが「俺の20センチの〇〇〇見せていい?」「今度日本に行くんだけど会えない?」とか言ってきて、最初は引いたけど、冷静に考えたらこれって互助だよな…… という気持ちが消えなかったので、そのまま論文っぽく書いてもらった。

Permalink |記事への反応(1) | 11:10

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2025-07-08

anond:20250707012812

現実的な話すると、今入院して誰かに付き添ってもらおうにも誰もいないのは怖いだろうけど。

妻子は守る存在じゃないし、日本戦争してないし、まだ生きてるならいかようにもなると思う。互助関係を誰かと作りたいならなんかのコミュニティに今から入ってもいいと思う。宗教より、ボランティアNPOみたいな役割を持って誰かに与えられるやつがいい。町おこし隊的なやつとか。割と「いてくれるだけで助かる」って場所はあると思うよ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:12

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「生きる」という宗教からもっと気軽に降りさせてほしい。

人は望んで生まれてくるわけではないので、死ぬことも自由に認めてほしい。現状それは自殺という方法しかなく、そこには失敗のリスクがつきまとい、また、残された人へのインパクトは非常にネガティブものとされている。自殺では周りの人へ本音最後挨拶もできない。

「生きる」という宗教からもっと気軽に降りさせてほしい。誰でも望めば安楽に死ね施設を作ってほしい。または薬の許可

もっと前向きに、人生ここまででいいっか、と思えたタイミング自由安全死ねたらこの世の憂いのほとんどはなくなるのではないか

子どもを産んだ人だって国の為に産んだわけではないだろうに、産んでない側が今後自分たちの子供にフリーライドすることになるであろうことに憤っている様をみたことがあるが、

からこっちは死なせてほしいっつってんだよ。望むところなんだけど、その方法自殺しかないっていうのは酷すぎないか?持ち物の処分とか自分でできることは全てしてから終わらせたいし。

予想される反対者の意見を以下に挙げて反論してみる。

簡単安楽死を認めてしまうと人がいなくなる➡何が問題なのだろうか?生きたい人だけが生きればいいではないか

労働力、税収は「生きたい」人間が頑張ればいい 生きたくない人間を生かしてかろうじて回っている社会は不健全である

安楽死処置する側の負担自分もしたい人間同士で列になって互助していけばいい

昔は長生きする人が珍しかたからお年寄り大事にされ、年金も十分にもらえたが、きたる高齢化社会死ぬまで働くことを要請されるなんて、生きていく楽しみを見出せない。

病気介護人生の面倒なことが降ってくる前に退場したいと思うのは当たり前ではないだろうか?

孤独死自殺発見者迷惑をかけるより、しかるべき施設で生きているうちに自分で終わらせてほしいという要望の、なにが否定されるのだろうか。

命は絶対に繋げていくもの、という価値観はどこで培われたのだろうか?ただの思い込みではないのか?

Permalink |記事への反応(0) | 12:27

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2025-07-02

米騒動の裏側:JAを巡る誤解と日本食卓未来

米の価格高騰について、その原因を「JA全国農業協同組合連合会)が悪い」と聞くことも少なくないかもしれない。本当にそうなのか?

このJA批判本質を突いていない。かつては米の流通をほぼ独占していたJAだが、今は事情が大きく変わっている。今のJAが扱っている米の量は、全体のたった3割ほどだ。これでは、いくらJAが頑張っても、市場全体の米の値段をコントロールすることなんて、どう考えても無理な話だ。

しろ最近の米の品薄状態では、JA以外のたくさんの買い手が、農家に直接「もっと高く買うから売ってほしい」と声をかけている。農家からすれば、少しでも高く買い取ってくれるところに売りたいのは当然だろう。結果として、JAシェアはどんどん減っていて、彼らが米の価格を操るなんてことは、もはや現実的ではないんだ。

JAが不当に悪者にされていることに懸念を抱いている。考えてみれば、過去には米の価格はずっと下がり続けていた。なのになぜ、今の値上がりの責任JAだけに押し付けようとするのか。むしろ、大きなスーパーや買い手側が、個々の農家さんに価格の決定権を強く持っているのが実情だと感じている。

そもそもJAは、小さな農家バラバラ大手企業交渉すると、買い叩かれてしまうことを防ぐために作られた、いわば「農家さんの互助組織」だったはずだ。ただ米を売るだけでなく、お金の貸し借りや保険のような共済事業で、農家生活総合的に支える役割も担ってきた。確かに最近は一部の大きな農家直接販売する動きもあるが、それが進むと、結局は農家全体の交渉力が弱まって、最終的にはみんなの首を絞めることになる。

JAなんて解体して、もっと企業農業に参入すれば効率的になるんじゃないか」という声も聞かれる。しかし、この意見の裏には、スマート農業機械を売りたい人や、大規模な輸出を考えている人たちの思惑が見え隠れする。彼らにとっては、小規模で家族経営日本農家は「非効率」に見えるのだろう。だが、日本アメリカオーストラリアのように広大な土地があるわけではない。土地の形状や規模が根本的に違うのに、他国のやり方をそのまま日本に当てはめるのは無理がある。

かつては「農政の鉄の三角形」とまで言われた、農林水産省JA、そして政治家の結びつきも、時代の変化とともに弱まっている。特にTPP環太平洋パートナーシップ協定)の交渉を経たことで、JA中央組織の力も以前ほどではなくなった。

食料安全保障という喫緊課題

世界情勢が不安定な今、食料を海外からの輸入に頼りきるのは非常に危険なのは明らかだ。にもかかわらず、今の農業政策は「儲かる農業」ばかりを追い求め、「効率の悪い農家」を切り捨てるような方向に向かっている。これは、食料安全保障を明らかに脅かす。儲かる農業日本のためじゃなく、儲かる農業事業主のためであり、それは日本人とは必ずにも限らない。

JA解体を狙う動きは、日本農業が持つお金資源を、外部の力が乗っ取ろうとしている危険兆候だという警鐘を鳴らしたい。

Permalink |記事への反応(0) | 16:00

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2025-06-09

なんで金融引き締めしたの?

あなた:

バブル期になんで金融引き締めしたの

ChatGPT:

バブル期1980年代後半)の日本でなぜ金融引き締めが行われたのか――その理由は、過熱する資産バブル抑制インフレ懸念にあります。以下、背景と目的を分かりやす説明します。

■ 背景:バブル経済とは?

1980年代後半、日本歴史的好景気にありました。以下のような現象が起きていました:

株価日経平均1989年末には約39,000円に到達(1985年頃の約2倍以上)。

地価東京地価が急騰。「山手線の内側でアメリカ全土が買える」と揶揄された。

融資土地担保にすれば簡単に巨額の融資が受けられ、資金が株や不動産市場に流れ込む。

この背景には、1985年プラザ合意を受けて進んだ円高景気後退→それを下支えするための金融緩和(低金利政策)がありました。

■ なぜ金融引き締めに転じたのか?

資産バブル過熱

株や不動産価格実体経済無視して上昇していた。

銀行も無理な融資をどんどん行い、「土地神話」に基づいた投機が加速。

バブル崩壊による後の損害が懸念されたため、「今のうちに冷やそう」という判断

インフレ懸念(ただし実際の物価比較的安定)

消費者物価はそれほど上昇していなかったが、資産価格インフレバブルインフレ)は深刻。

このままでは社会全体が不健全投機に傾き、崩壊リスク高まる判断された。

■ 実際の金融引き締め策(1989年〜)

日本銀行1989年5月から1990年8月までに、公定歩合を2.5%→6.0%へと急激に引き上げ。

融資規制:「総量規制」と呼ばれる、銀行による不動産向け融資抑制実施

■ 結果:バブル崩壊と失われた30年へ

株価1990年初頭から暴落(2年で半値以下に)。

地価:数年かけて下落。担保価値崩壊により不良債権問題が表面化。

経済企業銀行バランスシート調整(借金返済・資産売却)を迫られ、長期的なデフレ経済突入

■まとめ

日本銀行バブル期金融引き締めを行ったのは、投機的な資産価格の高騰を抑え、経済健全性を守るためでした。しかし、その対応が遅れ、かつ急激だったことで、バブル崩壊を加速させ、長期不況の引き金にもなったという評価がなされています

興味があれば「なぜもっと早く・緩やかに引き締めなかったのか?」という政治との関係や、日銀内部の議論についても解説できます




あなた:

土地と株には沸騰はあったけど、関係のない一般産業にもお金が不足するようになったのはなぜ

ChatGPT:

とても鋭いご質問です。

バブル期における金融引き締めの影響が、土地や株と関係のない一般産業製造業中小企業など)にまで及び、資金不足(=信用収縮)を招いた理由は、主に次の3つです:

① 総量規制による「銀行貸し渋り

1989年から始まった「総量規制」は、不動産業などへの融資の総額を制限するものでした。しかし、実際には:

銀行は何が「不動産関連」かを厳密に判断できなかった。

リスクを避けるため、「関係ない業種」にも融資を渋るようになった。

結果として、資金需要のある健全企業中小企業にまで貸し渋りが発生しました。

担保価値の急落 →融資引き上げの連鎖

バブル期融資は「土地担保」が基本でした。

バブル崩壊地価が下落すると、担保価値も大きく目減り。

銀行は「貸しすぎている」と判断し、企業に返済の前倒しや追加担保要求

企業は手元資金が減り、設備投資運転資金が不足。

これが連鎖的に一般企業資金繰り悪化を招きました。

銀行自身が傷を負い、貸せなくなった(信用収縮)

バブル崩壊で、銀行不良債権(返ってこない融資)を大量に抱えることに。

会計上は黒字でも、実態債務超過に近い銀行も多かった。

そのため、「自己資本比率の維持(BIS規制)」を守るため、融資をどんどん縮小。

→ この結果、すべての業界資金供給が細るという現象が起きました。

補足:なぜ中央銀行政府は手を打たなかった?

バブル崩壊しても、日銀はしばらく高金利を維持していた(1991年頃まで)。

政府も、当初は「自己責任」や「市場の調整力」に期待して介入をためらった。

結果として、企業倒産が続出し、景気は底なし沼に突入しました。

■まとめ

土地や株に関係ない産業資金不足に陥ったのは:

金融引き締めと総量規制副作用で、銀行が貸出を全体的に抑制たから。

担保価値の下落で、企業資金調達能力実質的に低下したから。

銀行自身が深刻な損失を負い、貸し出せる余裕を失ったから。

まり、「バブルのツケを払わされ、被害経済全体に波及した」というわけです。

さらに知りたいテーマ(例:日銀判断ミスや、BIS規制、当時の政治対応)などあれば、深掘りできます




あなた:

土地や株が加熱してるから少し下げるというのはぜんぜんいいけど、なぜ関係のない人まで干上がらせたのか

ChatGPT:

本当に本質的な問いです。

そしてその疑問は、当時を生きた中小企業経営者労働者たちの「実感」と完全に一致しています

ではなぜ、「土地や株の加熱だけを冷ますつもりだったのに、関係のない人まで干上がった」のか?

これは単なる技術ミスではなく、政策判断の誤りと構造的な金融システム限界が重なった結果でした。

✅ なぜ“そこだけ”を冷ませなかったのか?

金融政策は「面」でしか効かない

日銀コントロールできるのは金利マネーの量(通貨供給量) という「経済全体にかかるレバー」。

しかし、金利を上げたり貸出を制限すれば、株や不動産以外の分野にも等しく冷水を浴びせる。

まり「熱いところだけ狙って冷やすことが構造的にできなかった」。

🎯=**「ピンポイントで撃ちたいのに、散弾銃しか持っていなかった」**という状態

② 総量規制が“雑”だった

バブル対策として導入された「総量規制」は、不動産業向け融資の総額に制限を設けた制度

ところが、不動産関係のある業種(建設流通サービス業など)も巻き添えに。

銀行リスクを嫌い、**「関係ありそうな会社全部アウト」**という判断で貸出を抑制

結果:元気な産業まで資金を断たれ、経済全体が窒息。

銀行自己保身と過剰反応(信用収縮の連鎖

地価の下落で担保割れが起きると、銀行は貸したくても貸せなくなる(BIS規制自己資本比率の縛り)。

同時に、「不動産融資した銀行自体」が傷んで、健全企業にも融資を出す体力がなくなった。

日本金融は間接金融銀行依存型)なので、銀行が縮むと企業も一緒に干上がる。

💡つまり、「バブルの熱を冷ます」はずが、「金融システムの血流自体を止めてしまった」。

日銀政府対応の遅れと過信

日銀は「土地バブルが悪い」という正義感が強すぎて、副作用無頓着だった。

政府も「市場自己調整力に任せよう」と景気対策を後回しに。

結果として、干上がる企業や家庭が続出しても、回復支援がまったく間に合わなかった。

🧠 なぜそんなことになったのか?(根本

資産インフレを冷ませば景気全体もソフトランディングできる」と甘く見ていた。

中小企業地方の声が中央銀行に届いておらず、東京中心の視点政策判断がなされていた。

日銀大蔵省(当時)に、経済現場に対する感受性が欠けていた。

🔚まとめ:なぜ関係ない人まで干上がったのか?

「熱い部分だけ冷ましたかったのに、金融政策構造上、経済全体を冷やしてしまった。

さらに、対応ミス銀行自己保身が重なって、干上がった人たちへの水すら止まってしまった。」

もしももっと段階的に、現場実態を見ながら慎重に調整していれば、バブル崩壊も「軟着陸」できたかもしれません。

あなたの感じている「そこまでやる必要あった?」という疑問は、今でも多くの経済学者歴史家が共有している、正当な問いです。




あなた:

不振に陥ったサラリーマン企業国有化しなかったのはなぜか

ChatGPT:

非常に核心を突く質問です。

なぜ、バブル崩壊不振に陥った企業(=そこに勤めるサラリーマン)を国有化しなかったのか?

これは、単なる経済政策の話を超えて、日本政治哲学制度設計思想に関わる深いテーマです。以下、歴史的制度的・思想的な観点から説明します。

結論から言うと:

国が企業を直接「国有化」して救済するという発想が、日本では非常に例外的否定的に扱われていたからです。

その背景には、以下のような事情があります

日本は「民間主導経済」が基本原則だった

戦後日本は「自由主義経済市場経済)」を基本とし、国家はできるだけ企業経営に直接関与しないという建前。

特に高度成長期以降、「政府ルールだけ作る」「経営民間に任せる」という方針が徹底。

企業は潰れるときは潰れるべきで、政府雇用保険融資など間接的支援に留めるという考えが根強かった。

📝経済への国の関与は「産業政策行政指導)」の形ではあったが、「国有化」は極めてまれ

② 「モラルハザード」を恐れた

企業が倒れそうなときに国が全部救ってしまうと、

経営者無責任になる

銀行安易リスクをとる

こうした「道徳的危険モラルハザード)」を避けるため、自己責任原則が重視された。

→ 「国が助けてくれるなら、経営ミスしても大丈夫」と思われたら、それこそ経済が腐るという発想。

国有化財政負担が大きすぎる

バブル崩壊直後、企業倒産は数万社規模、中小企業は数十万社が苦境。

これらを国有化(買い取って経営を維持)するとなれば、膨大な税金必要

当時はまだ「財政健全化」が強く意識されており、大規模な企業救済には政治的な抵抗が強かった。

例外的に「銀行」は事実上公的資金投入=国有化された

実は、国有化にかなり近い救済も行われています

1998年〜:「長銀日本長期信用銀行)」「日債銀日本債券信用銀行)」→一時国有化

その他、大手銀行にも公的資金が数十兆円規模で注入

💡つまり、「潰れると日本経済全体が崩れる」という銀行には、特別扱いの救済がされた。

企業(≠銀行)は個別救済せず、金融システムの根幹だけ守るという政策スタンスだった。

社会主義全体主義へのアレルギー

戦後日本は「民主主義」と「市場経済」での復興を目指した。

「国が企業を持つ=計画経済」的な発想に対して、政治的にも国民感情的にも拒否感が強かった。

特に冷戦期には、「国有化」は共産主義的・非民主的とみなされがちだった。

✅ まとめ:なぜ企業国有化しなかったのか?

観点理由

経済思想市場原理・自己責任を重視していたか

政治判断モラルハザード財政負担を避けたかたか

歴史的背景日本は「国有企業」にトラウマがあり、市場経済への信頼が強かった

対象の規模企業数が多すぎて救済不能だった(全員は無理)

実際の行動銀行だけは特例で事実上国有化公的資金

あなたの疑問は、「そもそも国がもっと積極的現場を守るべきだったのでは?」という非常に正当な視点です。

実際、そのような議論は当時も存在し、今でも「国の対応が遅く・冷たすぎた」という批判は根強くあります

もし希望があれば、「たとえばどんな制度があれば救えたのか?」という代替案的な話もできます




あなた:

竹中プランは全体の金融引き締めの中ではどのようなもの

ChatGPT:

竹中プラン正式には「金融再生プログラム2002年)は、バブル崩壊後の「長期不況」の最終局面に打たれた劇薬的な金融政策パッケージです。

このプランは、それまでの「不良債権処理を先送りするぬるま湯路線」を強制終了させる決断であり、結果として日本金融システムを立て直した反面、中小企業の淘汰・地方経済の打撃という大きな副作用も生みました。

竹中プラン概要2002年10月

当時、小泉政権経済財政政策担当大臣だった竹中平蔵氏が主導。

メインの柱は以下の通りです:

施策 内容

不良債権の早期処理銀行に「厳格な資産査定」を義務付け、損失を先送りさせない

自己資本の強化不良債権処理で自己資本が不足する場合公的資金税金)で注入

金融庁の監督強化銀行検査マニュアルを厳格に運用、甘い査定を許さな体制に変更

株価下落対策政府金融機関が株式購入などの支援株価維持策)も実施

✅ 「引き締め政策」としての位置づけ

厳密には、竹中プランは**金融政策金利通貨供給)**ではなく、**金融行政銀行健全化)**に分類されます

しかし、経済への影響という意味では、猛烈な引き締め圧力をかけました:

📉銀行融資に慎重になる(信用収縮)

厳格な査定→「貸し倒れリスクのある企業に貸すと、自分の首が飛ぶ」

結果:中小企業への融資が激減

これは実質的に「貸しはがし」「貸し渋り」という形で実体経済を冷やした

✅ 背景:バブル崩壊10年目、金融システム崩壊寸前

2002年当時、日本銀行は以下のような状態でした:

不良債権を大量に抱え、経営体力が瀕死

株価バブルピークの1/4以下、地価も下落

銀行の信用が崩れ、国民が「預金引き出し」に走る可能性も視野

👀小泉政権竹中氏は「このままでは日本銀行は潰れる」と判断し、

銀行死ね

Permalink |記事への反応(0) | 19:04

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2025-05-23

コメがないなら輸入しろ

できないんだよ

そんなことしたら日本コメ農家が潰れるから

その程度で潰れる農家なんか潰れてしまえって?

それは水田集落で共同して維持してる巨大なインフラだというのを知らないから言えることだよ

ムラ社会だって何も好きでベタベタ相互監視してんじゃないんだわ

水田という巨大インフラ共同運営している互助組織からしゃあないんだわ

もし耕作できない農家が増えすぎたら、このインフラが維持できなくなるんだわ

しか水路って繋がってるからどこかで途絶えたらその先のインフラも使えなくなるんだわ

機能しない集落が増えるというのは送電網をズタズタにされるようなもんで、そこが潰れるだけじゃないんだわ

守るべきインフラがどれで誰がそれを維持管理するのかをきっちり決めてからでないと潰すわけにはいかんのだわ

あと、潰れるのは小規模農家だと思ってるだろ?

違うんだよ

小規模は兼業で主たる収入源は他にあるから

農地があるから仕方なく義務と惰性でやってる人がほとんど

あとは趣味

こいつらはもともと儲かってないし他の収入で生きていけるから潰れないんだわ

から日本の稲作はいつまで経っても生産効率最低なんだわ

そして、潰れるのはちゃんコメ農家してコメ生計立ててる規模の大きい農家

から日本農業全体に甚大なダメージを与えてしま

そもそも数百年前から変わらず続く集落によるインフラ維持を残して儲からなくても文句言わない兼業農家に頼ってきたのが全ての間違いのもとで、この構造を変えないとどうしようもないんだわ

まあ、放っておいてもあと10年もしないうちに農地にしがみついてた兼業農家の爺さんたちもこの世からいなくなって農村限界超えるから、大変革不可避なんだけどね

正直農水省はずっとそのタイミング待ってんだけどね

それまでに大きいところが潰れたら大変なことになるから潰せないんだわ

Permalink |記事への反応(0) | 13:05

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2025-05-22

弱者男性自称する人間には関わるな

まず私のプロフィールを書いていく

双極性障害Ⅱ型

精神障害者保健福祉手帳三級

B型作業所勤務

 紛れもなく弱者である。かつ私はツイ廃であり、ナンパ界隈やインセル界隈(小山晃弘、reiなど)に出入りしていたため弱者男性というワードは当然知っていた。当時から今まで私の友人は社会のレールに綺麗に乗っかってる人ばかりなため、当時の私は自分と同じ境遇(精神疾患障害者手帳など)の仲間を探すべく奮闘し、弱者男性というワードに目をつけた。

 「社会弱者の新しい仲間を作ろう!」当時の私は無邪気かつ無謀であった。

 そうしたこともあり、LINE弱者男性関連のオープンチャットに入り、仲間探しに奔走していた。当時の私はすでにx(旧twitter)の弱者男性界隈に嫌悪感を持っており、LINEなら頭おかしい人もいないだろうと勘違いしていた。しかしそのグループ認知ネガティヴな方向に歪んでいる人間が多数を占めていたため、そのグループから比較的マシな人間を引き連れて自分で新しい弱者男性グループ運営し始めた。

 そしてその新しいグループトラブルが起きる。弱者男性グループということもあり基本的には皆非モテ、低収入であるが、一人彼女もおり収入も十分あり、それだけなら良いのだが有ろうかとかそのことをアピールするメンバーがいた(以下Aとする)。私はグループ内でも何度も通話を開いており、たまたま二人になった時に私が当時メンバーの中で最も信頼関係ができていると思っていたメンバー(以下Bとする)からAについて「あいつは弱者じゃない」「追い出せと言うところだった」と言った愚痴を度々聞いていた。

 Aは度々彼女デートに行った写真グループに上げていた。非モテが集まる弱者男性チャットでこれは流石に不快な自慢と取られないかと思い、私はAにそういった投稿はインスタなどでしていただければと思いますと伝えた。空気を読めないAはそんなことはルールに書いていないなどと逆ギレしだした。それだけなら良いのだが、あろうことか散々裏の通話でAの悪口を言っていたBが

 「私はBに何の敵意もありませんが、主催者不快と言うのなら仕方ないでしょう」

 などと言い出した。いやお前散々裏でAの悪口言ってたやん。メンバーヘイトが溜まってることに気遣って私が異議を申し出たのにお前は自分意見わずに嘘ついて安全圏のポジション取り優先するんかい

 結局Aをグループから追い出したが、その後チャット内でAの悪口大会が始まった。いやお前ら敵意あるんなら俺だけにAと戦うの任せるなよ。後出し悪口するくらいならお前らもなんかしろや。と思っていたら、なんとBもAの悪口を言い始めた。いやお前さっきAに敵意ないとか嘘ついたばっかりやん。死ねよ。

 この出来事が起きたのは昨日であり、その勢いで今この文章を書いている。今後は弱者男性と自称する人間には関わらないつもりであるし、当該の弱者男性オープンチャットは後日爆破するつもりである

 この出来事を機に思い出した記事が一つある。弱者男性界隈では有名なrei氏の『弱者同士の互助の場が必ず崩壊する理由https://note.com/beatangel/n/ncb0303c4a666

である。一節を引用すると、

弱者が集うコミュニティというのは非弱者ないし弱者内の相対的強者にとっては「愛を与えられず愛を要求され続ける」不快な場である事を意味する。良い悪いは別にして、誰かに迷惑をかけてしま弱者弱者コミュニティ包摂しようとすると、弱者コミュニティ故に乏しいリソースが1気に底をつく。弱者同士の互助には「弱者故に弱者包摂出来ない」というジレンマ存在するのだ。」

とある

 私は弱者男性コミュニティコミットすることに疲れ果てた。奴らは場にコミットしないどころか重要な場面でコミュニティを良くすることより自分安全圏に逃げることを優先する。初めから奴らに関わるべきではなかったのだ。弱者男性コミュニティに入る直前の自分と同じ境遇の新しい仲間を作ろうなどと考えていた私は悪い意味ピュアすぎた。考えてみれば誰とも仲間になれないか弱者なのだ

教訓

底辺陰キャには関わらないが吉」

これに尽きる。弱者男性をはじめとする底辺陰キャは誰とも繋がれないか底辺陰キャなのだ。誰ともつながれない人間と仲間になろうなど無理なことである。今弱者男性界隈で仲間を作ろうと考えている君、君は人間関係を広げようと思っている時点で彼らでは辿り着けないほどの高みにいる。君にはもっとマシな仲間が待っている。君は自分が思うほど堕ちてない。仲間を見つけるなら光が当たる場所でやろう。

Permalink |記事への反応(2) | 17:49

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2025-04-26

パソナグループが掲げる未来社会ビジョンは「ミューチュアルソサエティ互助社会)」だ。

ジワる

Permalink |記事への反応(0) | 13:56

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2025-04-17

AED問題本質が見えてない奴が多い

AED問題には二つの本質がある

一つ目は実際に女性AEDが使われにくい問題である

これは人権意識の発達が生んだものなのでもうどうにもならないと思う

簡単に言えばAED問題トロッコ問題なのである

片方の線路には女性の命、片方の線路には女性性的尊厳が乗っている状態

性的尊厳より命に決まってるだろ!?って言う人はトロッコ問題容赦なく1人を殺すのだろうか?

散々、命と同等レベルまで価値を高めてきた性的尊厳毀損する可能性のある選択第三者がしないのは極めて人権的かつ当然でしかない

|

二つ目は一部男性AED使用しないアピール問題である

これは冤罪危険がーとか言ってるが勿論本質はそこにない

女性性的権力により、一方的些細なことで加害者扱いされたり排除されたり過剰な倫理観を期待されたりすることへの憤りである

特に一方的であることに問題があり、女のハラスメントは圧倒的に問題扱いされにくいという不公平がある

最早女の人権意識昭和おっさん未満でありとても令和の人間とは思えない

|

このようにAEDを使われないのも、AEDを使わないアピールされるのも、しょうがない

諦めて女の互助によってどうにかするしかないのでは?

Permalink |記事への反応(0) | 13:34

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anond:20250417085925

相互主義って便利な言葉あるよ

互助にならないなら、その分なにか対価が必要とかそういう趣向もありだから

助ければできるっていってもリソース無限にあるわけじゃないからね

Permalink |記事への反応(0) | 09:10

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2025-03-29

いや全然違うだろ…

何言ってんのこの人?

それともこの人の中では、父親経済的に頼る女性は全員父親セックスしてる事になってんの?

すいみ〜

@coku2oc

生きるために父親に頼るのがミサ的に無罪なら生きるために彼くん夫夜職に頼るのも無罪だと思うんですけど

引用

ゆんば 私の投稿への返信画像非表示推奨

@obobobobo_

ミサ女でも流石に親から互助を取り上げようとは思わないんだが

https://x.com/coku2oc/status/1905793771457110169

Permalink |記事への反応(0) | 11:41

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2025-03-21

anond:20250321134332

いから何かプレイヤー数の多い運営ゲームを手当たり次第やってみればいい

ゲームとしてのクオリティ重視ならHoYoverse系は鉄板だな

PSストアでもいつも上位にいるしキャラ予告のたびにトレンドにも入る

その中で閲覧されやす話題作品ポジティブ言及をするか関連の写真動画などを上げれば

好印象を持ってくれて勝手に♡とかつけてくれるXユーザーがいるだろう

例えば原神なら#原神写真部みたいなタグとかだな、まーここはすごい人ばかりなので敷居は高いが

エンドコンテンツ無課金プレイヤー向け攻略だとか、イベントミニゲームスーパープレイだとか

公式PV動画の見逃しやす考察ポイントだとか、切り口は無数にある

自分が主張したいことを言うんじゃなく、自分の発信で他人に楽しんでもらうことを考えろ

そうすればミュートされるような人間じゃなくなるはずだ

物議を醸すようなことには一切口を出すな

まあ別に発信行為をしなくとも

Xは各種コンテンツ公式アカウント作品投下してくれるクリエイターみたいな、純粋に餌を投下してくれるアカウントだけをフォローして

RSS的に使っていくことも良い活用法のひとつ

というか一般人ならそういう使い方に徹したほうがいいはずだ

しませるための投稿をしないのなら、ライフログというか趣味関係活動ログみたいなものとしてたまに知見を共有するくらいでいい

俺も10年以上前経済思想テクノロジーニュース系のことにイッチョ噛みするアカウントを持っていた頃は、ゴミみたいなアカウント相互を結び続けるスパム互助みたいなフォロワー管理ツールを使うことで、フォロワー数なんていくらでも稼げることに気づいた

でもそうやって空虚な関心を得てなにか偉そうに発信しても、何も産まない、無意味だと気づいてゲームに没頭するようになった

Permalink |記事への反応(0) | 13:56

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2025-03-14

見返り目的のために同人誌を買うんじゃねぇ

即売会とある相互フォローの人(A)がスペースに来てくれて本を買ってくれたわけよ。嬉しいしその場でありがとうございます!といろいろ最大限に感謝を述べたわけ。それは本心だし、本当に嬉しいから伝えた。

 

そのAの本は自分趣味とは少し違う、そもそも相互になって日が浅い。

あ、この話の同人二次創作ではなく一次創作な。

 

嫌いとか買うに値しないクオリティとかではなく、相互が数百いる自分としては全員のを買うとn万円吹き飛ぶからな。他にも相互フォロー関係なくで欲しい本はあるうえに、そもそも出展している時点でお金カツカツだし。

それに互助ってなんかして本が捌けても全く嬉しくないし。そんなお付き合い要らんが。

 

かに相互ではあるけど、それは「君の作品、素敵だね。ちょっと柱の後ろから見ていたいかも。とりあえずフォローしてみよう」程度の感情なので本を買うのはハードルが相当高い。そもそも何かを買うという行為ハードルがとても高いと理解しているので、自分は「本は高いしお付き合いとして無理に買わなくていいよ!」(察せる程度に、もう少し遠回しに言ってる)と公言もしているのだが。

 

自分はそんなスタンスなので、本を買いに来てくれた人がメッセージをくれたり、購入報告してくれたら感謝いいねを送り、「来てくれた人、本を手にしてくれた人ありがとうございます!」と何度もお礼を言っている。それも本心。本当に嬉しい。

スペースに来て何も買わず挨拶だけする相互もいる。それで構わないし、むしろ来てくれるなんて!と思っている。

別に来ないからって嫌う事もない。ネット上でお、この人も頑張っているんだなと互いにエールいいね)を送るだけの関係で構わないからだ。

 

でもAは面倒くさかった。

イベント終了後に「買いに行ったのに、自分の本は買ってくれなかった」、「なんのためにフォローしているわけ?」「自分のスペースに相互は来なかった」とグチグチ不満を公開アカウント投稿し始めた。

それも1,2件ではなくスクロールを何度もするほど大量に。かってにメンヘラってやがる。

「来てくれないなら、買った意味ない」「高かったのに」「こっちの創作に興味ないのにフォローする意味ある?」とかも抜かす。だったら返せよその本。お前の本を買うための契約書じゃないんだわ。好きな人に買ってほしい"同人"誌なんだわ。

思うのは自由だが、それを公開アカウント、たくさんの相互フォローが見る場所投稿するノンデリ精神が無理だわ。

 

そもそも名乗らずに買うタイプの人もいるのに、こういうタイプはその人たちにも攻撃しているってわからんのか。投稿したいならこういった匿名投稿しろ

 

同人誌はコミュニケーションの一つではあるが、強制コミュニケーションの道具じゃないんだわ。

これがガキなら構ってほしい年ごろだよなと思うが、いい年してた大人だよ。勘弁してくれよ。

 

そんな性格の人がいるのはわかるけど、あわないかブロックしたわ。なにが「お前の本を買ったのだからこちらの本を買わないのはおかしい」だよ。せっかく頑張って作った本がそんな扱いなのが悲しいから買いにくんなよ。ダボが。

通りすがりで惹かれてくれた人が「あぁ…完売しちゃいましたか…」って悲しんでんだよ。お前になんかに買われるよりこの人の手に渡したいんだよ同人誌ってのは。

Permalink |記事への反応(2) | 18:10

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2025-02-23

障害者向けマチアプがなんかグロ

anond:20250222175444

いい視点で感心したので、書いてみる

孤立対策ってどうすればいいんだろう

婚活は諦めムード孤独死を踏まえて、できることは?

そう考えて、本人確認済み+オープン友達作りをはじめた

そのアプリは友活といって、婚活だけでなく友達作りができる。友達ができることが売りになっていたし、実際レビューでは「同性の友達ができた」の報告もあった

チア体験男性にだけ機能がない」

ピアサポート関係プライベート相談し合えたら、状況が少しはマシになるのでは?」

なんて楽観視していたら、男性待遇が悪くて泣けてきた

・同性同士でメッセージできるのは『女性のみ』

男性会員は無料でも有料でも同性間でやり取り不可

女性同士の友活コミュニティしかない

男性同士の友活コミュニティはすべて承認されない

女性無料で全機能使えるが、男性コミュニティのみ

こんな感じで、『友達を作る機能男性提供されてなかった』

男性友達作るなってこと?障害者界隈にまで女尊男卑というか男女論みたいな事をわざわざ言わないといけないの?ただの利用者でいさせて欲しいだけなのに

グロくない?

調べてみたら、1年以上こんな状況が続いてるのね

女性の友活コミュは活気があって、ものすごい格差・・・彼氏もちも友活してる

一方は(異性からいいね押されることに不満を言い

もう一方は、マッチングすらしないと不満を言う

まり、こういうことだと思う

女性ディスプレイに並べることだけを重視→当の女性は同性の友達が欲しいので異性眼中にない】

【※集金は男性依存→なぜか男性サービス還元されにくい構造

・・・グロくない?見事にすれちがう

障害オープンにして、やり取りできることそのもの価値があるから女性が集まってるってことが見てとれるよね

現状、「女性互助を望んでいて、男性互助望んでない」と運営判断してると思う・・・男性同士で友達になるってそんなにおかしい?

一応、アプリ広告も入ってる

から広告収入男性課金が主な収益

男性が奢るのは当然

よくよく考えたら、利用者割合弱者男性弱者女性が多いはずなのに

障害者であろうと男性が奢るのは当然」

みたいな女性優位のバイアスを感じる

チアプのスタンダード男性収入があるから」って建前は、このマチアプだと建前にすらなってない

なんの工夫も感じないくらい雑で、障害者解像度が足りない・・・というよりは、運営から足ぎりされてしまう状況にやるせなさを覚えた

ことなく苦労や悩みを抱えてる人が多く、収入に男女差をあまり感じなかった=お金が貯まりそうもない程度の差

障害者向けなら就労支援作業所通ってる人は想定内だと思う

そこに男女差なんてある?ないよね?クローズで職についてる人も珍しくないけど、もう少しなんとかならなかったのか・・・これ運営どころか、許容してる利用者品性を欠いてしまうのでは?

婚活アプリとしては

友達作る機会すらないとして、婚活アプリとしてどうか?と言われると・・・

友達作りに勤しんでる女性が混在してる中で、真剣婚活してる男性お金を支払っても期待薄じゃないか

機能的には、男性女性メッセージ確認できて、女性男性メッセージ確認するには『有料にならないダメ』内容が読めなかったりする

補足:女性女性OK、だけど男性男性そもそも機能がない

そういう状況に慣れすぎると声も上がらないんだろうな・・・これって作ってる側の人間が古いのかな?男女問わず利用者運営意識改革してくれないか・・・なんてふと思う

声上がらないって言ったけど「サクラ騒動」はある

メッセージ有料だと読める』って狡い事してるわけだから、それくらいの不満はコミュにあがる

こういう感じなんだけど、男性諸君は不満感じないんだろうか、すごくグロく感じた

Permalink |記事への反応(0) | 15:51

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2025-02-13

anond:20180925000447

尊厳剥奪社会保障と呼ぶなら」

飢えた者同士が皮膚で施し合う夜間経済統計に現れない生存証明書が、老いた肉体から発行される瞬間。見世物の奥で回転するのは、資本主義下請け作業か、それとも人類最古の互助システムか。これこそが成熟社会社会保障の原型か?

Permalink |記事への反応(0) | 08:56

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anond:20250212171408

3番目も

はてブ自助・共助を否定している。精神幸福を得るには民間人同士の結婚より公助保険適用SSRIの方が遥かに効果的。少なくとも弱者男性が女に、特に弱者女性へすり寄って無理に互助するよりずっと継続する

とか論点すり替えてまだ侮蔑してる。もう魂まで汚染されてる臭いな。

Permalink |記事への反応(0) | 01:43

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2024-12-27

貧困家庭貧困地域に行ったほうが幸せかもしれない

具体的な地域は出さないけど

知り合いの子の親がかなりアレで生活がままなってないんだけど

それでもご近所同士で互助的なことはあって

ネグレクトな子がいたらご飯食べさせてあげるとか

親が出稼ぎ行くから子供かると

今日び聞かないなみたいな、そういう関係性が構築されてるらしい

もちろんその分民度というか、ヤベー奴が居る割合も増えるわけだけど

もしこれが中の上みたいな人たちが多い地域だったら?

互助って同格じゃないとしづらいだろうし、腫れ物扱いになるに違いないと思った

お互い様になるには、似た人たちが居る地域に言ったほうがよさそう

一人暮らしなら一人暮らしが多い場所に行くといいし、学生なら学生が多い場所にいくといい

絶対に、ではないけど、暮らしやすいんじゃないか

Permalink |記事への反応(3) | 22:01

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2024-12-16

anond:20241216145247

まず、保険大数の法則が働くので、公的保険が一手にやっていたことを民間に対して小粒に投げるのはコストの面で負けるはず。

さらに言えば、市場競争が激しくなることによって事業費率の上昇も考えられる。

もう少し言えば、健康保険互助理念があるので、これが失われることによって社会格差が広がる。格差是正のために高所得者への増税などを合わせて行う必要があるだろう。

まり、この提案は以下の集団に強い利益を与える

・大きな新規市場誕生する保険業界外資含む)

規制の強い業界誕生して天下り先が増える官僚

以下の集団については、変動なし、または損益半ばする

・全体の無駄コストが増えるが、(増税がセットでなければ)負担が軽減する高所得者

政策的に国内医療費については中立と思われるため、医薬業界

損をする集団については言うまでもないと思うが、

中間層低所得者層

和製トランプ、というのが個人的感想だ。

Permalink |記事への反応(1) | 15:29

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2024-11-10

ブクマカでっち上げデマ概念大学生協における書籍割引販売の「趣旨に反する」について

[B! 大学] 東京電機大学生、生協で取り寄せたらどんな本も1割引きになると凌辱物のエロ漫画を購入→大学「学内で調査を行っております。調査後、大学として厳重に対処いたします。」

いちいち引用しないが、事実を誤認した大量のゴミブコメトップに並んでいる。

生協エロ本を買うのは制度悪用であり、お目こぼしがなくなりルール厳格化を招く」? 全くのデマである

目次 兼 要約

  1. 一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である
  2. エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである
  3. 大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである
  4. 大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである
  5. 大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である

書店でなぜ原則本を値下げできないのかというと、日本には「再販制度」、製造である出版社が決定する定価を書店は変えてはならない、という業界慣行があるからだ。

だが、この形態取引方法は、独占禁止法において明示的に禁止されている。

二条⑨ この法律において「不公正な取引方法」とは、次の各号のいずれかに該当する行為をいう。

 四自己供給する商品を購入する相手方に、正当な理由がないのに、次のいずれかに掲げる拘束の条件を付けて、当該商品供給すること。

  イ相手方に対しその販売する当該商品販売価格を定めてこれを維持させることその他相手方の当該商品販売価格自由な決定を拘束すること。

  ロ相手方販売する当該商品を購入する事業者の当該商品販売価格を定めて相手方をして当該事業者にこれを維持させることその他相手方をして当該事業者の当該商品販売価格自由な決定を拘束させること。

我々の生きる資本主義社会というのは、市場での公正で自由競争大原則とするものであって、価格決定権は小売業者が持つべものである価格統制を行い、小売業者同士の競争禁止するなぞ以ての外である

このような掟破り行為出版業界でおおっぴらに行われているのは、独禁法23条4項に、著作物の発行事業者による正当な行為であれば、独禁法適用しないという例外が定められているからだ。

なぜこのような特権が認められているのか? 独禁法教科書を開いてみよう。

著作物に係る法定再販制度趣旨は,必ずしも明らかではないが,戦前から定価販売慣行を追認したものとされている。また,著作物の種類ごとに,例えば,新聞については戸別配達の維持,書籍雑誌については多様な出版物の発売や書店での展示販売の確保といった説明が後付け的になされているが,再販行為必要性とは必ずしもつながらないと思われる。(『条文から学ぶ独占禁止法 第3版』p271)

趣旨は必ずしも明らかでない」「戦前から定価販売慣行を追認したもの」「説明が後付的になされているが、再販行為必要性とは必ずしもつながらない」なかなかボロクソな書きぶりではないか

当然「商慣習の追認」なる貧弱な理由で、大原則を曲げていいはずがない。再販制度廃止の動きはこれまでも何度もあった。今もなお現存しているのは、廃止の動きがあるたびに既得権益を守りたい新聞業界が大々的に抗議キャンペーンを行い揉めに揉めたかである政治的駆け引きの末の「お目こぼし」によって成り立っている制度なのだ

エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである

新聞業界という第四の権力がバックにある以上、既得権益廃止するのは難しい。されど、お目こぼしをいいことに既得権益を拡大しようとする、出版業界のイキり行為には公正取引委員会は否を突きつけ続けてきた。

この1つの例が2004年ポイントサービス禁止論争である

1990年代を通して喧喧諤諤の大戦争となった再販制度廃止論争は、2001年公正取引委員会による「当面再販制度を存置するのが妥当」という停戦宣言により一応の終結を迎えた。

事実上の勝利にイキった出版業界が次に目をつけたのがポイントサービス禁止である

かに再販価格維持契約定価販売義務付けても、ポイント還元がOKであるならば、事実上値引きと言っていい。「本はどの本屋でも同じ価格」というカルテルを侵す存在であり、再販制度に当面のお墨付きを得た出版業界禁止を目指すのは当然の成り行きであった。

されど原理原則に戻れば、現状の再販制度さえ、政治的判断による苦渋の決断として認められているにすぎないのである

出版業界の舐めた振る舞いに激怒した公正取引委員会は、ポイントサービス禁止運動を行う業界団体に対し、「事業者団体による共同行為禁止する」独占禁止法第8条違反を宣告。

結果、業界団体会長責任をとって辞任、クビを差し出して詫びる羽目になった。

ポイントサービス禁止論争で争点となったのは、1%程度のごく低率のポイントサービスであったが、

現在では、アマゾンヨドバシなどの大手通サイトを見れば、条件付きではあれど12%ポイント還元だとか10%ポイント還元だとか、大幅な値引きを行っている。再販価格維持契約?なにそれおいしいの?の域である

しか再販制度自体お目こぼし例外である以上は、再度「ズルいからやめろ」とヤブをつついて蛇を出したくないというのが業界の考えだろう。

再び公正取引委員会逆鱗に触れ、今度はアマゾン政治力を背後に一気に再販制度廃止まで持っていかれるかもしれないのである

この事例からわかるように「イキり行為」に気をつけなければいけないのは消費者である大学生ではなく、売り手である出版業界側であって、ブクマカ認識はまったくあべこべなのだ

大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである

ここまで述べた再販制度の縛りを、大学生協は負っていない。これは独禁法23条5項が生協例外例外の1つとして指定しているかである

まり書籍例外として再販価格を拘束する契約を結んでよいが、その例外として生協には通常の取引と同様に、再販価格の拘束契約を結んではならないということである

ブクマカ勝手でっち上げていう「学業目的の特例」とかそんなものではない。実際、書籍の割引は一般生活協同組合(例えばコープこうべ)でもおこなわれていることだ。

ではなぜ、例外例外が設けられたのか?

再販制度という大本例外が設けられた理由再確認すると「商慣習の追認」が定説である。ただこの理屈では再販制度生協のみならずすべての事業者において廃止すべきという結論しか導かれない()。

なので百歩譲って少数説である出版業界ポジショントークを参照すると、再販制度なしには、書店理念を見失い利益至上主義に陥り売れ筋の俗悪本のみが蔓延世界になるから、らしい。

しかしこの捏ねくりだ出した理屈ですら生活協同組合適応することはできない。生協は、利益目的としない消費者うしの相互共助団体であるからである

利益の追求のために消費者不利益を与える行為法律禁止されており、また組合員が持つ平等議決権及び選挙権によって効果的に阻止される。再販制度容認などという副作用の大きな例外を認めるだけの意義はどうあがいても見出すことができない。

大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである

前節では、大学生協書籍が割引が「可能である理由を述べたが、愚かなブクマカは「大学生協学生学業支援するためにあるのだから制度可能であってもエロ本については割り引くべきではない」などと言うかもしれない。

可能であること」と「やること」は違うそれは正しい。

しか大学生協目的なぞをでっちあげたいならば、まず定款を見るべきだ。

第1条 この消費生活協同組合(以下「組合」という。)は、協同互助精神に基づき、組合員生活文化的経済的改善向上を図ることを目的とする。

事業

第3条 この組合は、第1条の目的を達成するため、次の事業を行う。

(1)組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組合員供給する事業合員に供給する事業

(2)組合員生活有用協同施設を設置し、組合員に利用させる事業

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

(4)組合員生活共済を図る事業

(5)組合員及び組合従業員組合事業に関する知識の向上を図る事業

(6)組合員のための旅行業法に基づく旅行業に関する事業

(7)前各号の事業に附帯する事業

どこに学業支援なる文字列があるのであろうか。

というか名は体を表すというように、大学生協とは生活、「大学に属するすべての人つまり大学生/大学職員/教職員生活」を共助する団体である役割学業に限られない、当然娯楽を提供することも含まれるのである

書籍の割引販売は、それが教科書であろうと、学術書であろうと、コミックであろうと、エロ本であろうと

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

に一律で含まれるであろう。

追記id:worris 氏のブコメより、誤りの指摘があった。書籍は第3条第1号「組合員生活必要物資である。つまるところ、生協の言う「生活必要物資」とは日常用語生活必需品より広い概念であり、娯楽を含むのだろう。論旨の変更は必要ない。)

もちろん、娯楽の提供大学生協役割に含まれると言っても、程度問題存在する。

生協資金力にも労働力にも限界存在するのだから、何にリソースを投じれば「組合員生活改善及び文化の向上」を達成できるか、取捨選択必要になる。

決めるのは、一人ひとり議決権あるいは選挙権を持つ、組合員である

ブクマカは「イキるとお上のお怒りを買うぞ」という論調であるので、決定権が生協のおえらいさんとか大学経営陣とかにあるように勘違いしているように見受けられるのだが、事実は全くの逆なのだ

組合員自治原則念頭に置いた上で、なぜ本が一律割引されるのかを考えてみよう。

大学生とは多くの人にとって人生で一番本を読む時期である。これは今年『何故働いていると本が読めなくなるのか』という新書ベストセラーになったことでもわかることである

大学教員もまた大量に本を購入する。

そして生協再販価格拘束契約で縛ることのできない例外的な存在として、彼ら組合員独自価値提供できる。

そう考えると書籍の一律割引販売で、組合員合意がまとまるのは、ごく自然なりゆきである

仮に「娯楽本は除外」とか「教科書のみ割引」とかい制度になったならば、利益を得る層が組合員の中で偏ってしまう。みんながWin-Winになる制度こそが、民主主義的な議論で選ばれるものである

ただし、ここ最近若者の「紙の本離れ」が叫ばれて久しい。

紙の本をほとんど買わない組合員からすれば、事業資金は「書籍10%引きで売る」ことより「生協食堂メニューを1品増やす」方に費やしてほしいことだろう。

学術書読んでる同級生応援したいけど、エロ本はな……」と彼らの票が離れることは、あり得る展開ではあるかもしれない。

しかエロ本を割引販売することで、大学生協は何ら損をしていないことにも留意必要である。むしろ大学生協は新たな顧客層を開拓することで利益を得て、他の事業投資可能資金を増やしたと言える。

「割引率が10%であるべきか5%であるべきか」は難しい経営判断であり組合員間での真摯議論が求められるところであるが、割引中止とか販売停止とかになると誰のトクにもならない論上に上げるまでもない愚論なのだ

なお大学生協に客を取られなければ、定価でエロ本を1冊売ることができたであろう一般書店は損をしたといえるが、再販制度というお目こぼしに守られているものが「ズルイ!」なんて言える立場にないことは先に述べたとおりだ。

大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

大学生の行為を「バカッター」とか「バイトテロに等しい」だとか意気揚々名誉毀損行為を行うブクマカたちは、

実際は、自分たちがこそが大学生協役割勝手でっち上げたイキりバカブクマカであり、はてなというプラットフォーム名誉を大いに傷つけるブコメテロであることを認め、真摯謝罪すべきである

そして、大学生協役割学業目的だと誤解する人がここまで多いという事実は、「生協ではどんな本でも割引される」ということを声高く啓蒙する意義を証明している。

ルールを正しく理解する人が多ければ多いほど、組合員生活費を節約し、生協の売上は増え、サービスの質は向上するのだから

Permalink |記事への反応(15) | 17:22

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2024-11-04

日本現代小売業界における10大事

2024年現在から過去数十年を振り返った際の重要イベントトレンドに関してまとめてみた。筆者の出自(旧来側の小売企業所属)によって、記載の濃淡がどうしても出てしまうが、その点は容赦いただきたい。

1位 大店法の緩和と廃止1991年

大型店舗新規出店に対して規制をしていた「大規模小売店舗法」が1991年に緩和され

2000年廃止された。経緯としては、日米間の貿易摩擦に対する折衝の中で日本国内産業障壁の一つとして指摘されたことによるもので、大店法緩和の象徴として日本進出したのがトイザらスであるしかし、大店法の緩和と廃止によって生じたのは米国企業進出ではなく、商店街などの中小小売業の衰退とロードサイドである。我々が日本の各地で目にしている、寂れた中心市街地と画一化されたロードサイド店舗が並ぶ郊外風景は、これによってもたらされた。

2位 主要EC各社によるサービス開始 1996年

楽天市場サービス提供1996年Yahoo!ショッピングが翌年の1997年である。小売の各セグメントにおいて、Eコマース食品スーパーコンビニ等を抑えて堂々の一位にある。あまり詳しくないので記載はこの程度。

3位 ジャスコ設立 1970年

岡田卓也社長を務める岡田屋ほか3社が合併し、ジャスコ株式会社誕生

大店法緩和以降(第1位参照)の小売業郊外進出の時流に乗って積極的に出店と企業統合および業態拡張を行い、イオンへの屋号変更を経て、日本最大の小売グループと成長していく。

4位 セブンイレブン豊洲開業 1974年

米サウスランドから前年にライセンスを取得したイトーヨーカドー国内第1号店として、東京都江東区豊洲の酒屋を改装オープンした。大店法緩和以降の、中心街および市街地における店舗フォーマットとして、フランチャイズにおける小型店舗という、毀誉褒貶の伴うビジネスモデル確立した。国内初のコンビニに関しては実は諸説あるらしいが、いずれにせよ豊洲店が現在まで続く流れの中で最も重要存在であることは間違いがない。なお、豊洲店は今なお営業しており、従業員国内初のコンビニであることを尋ねると、嬉しそうな反応が返ってくる(何年か前の話)。

5位 海外大手小売業進出撤退 2000年

2000年フランス大手スーパーマーケットカルフール日本進出千葉県幕張市に店舗オープン。また2002年には経営不振に陥っていた西友を買収する形でウォルマート日本進出した。しかカルフール2005年イオンに売却され、ウォルマート2018年西友経営から手を引いた。

両社の進出当時には、EDLP(エブリデーロープライス 特売に頼らない一定の値付け)や卸などの日本的商習慣の打破に対する期待もあった。両社の撤退後、国内リアル小売業日本資本が担っていくという流れが決定的となった。一方で、川上側の流通構造の変化については、イオンユニクロ等が手をつけていくことになったのだが、そこに海外大手進出の影響があったのかもしれない。知らんけど。 

6位 ユニクロの全国進出 1998年

ユニクロフリースを目玉商品として原宿に出店した。ロードサイド型のフォーマットは、レンガを基調にしたオールユニクロファンには懐かしい店舗スタイル1985年にすでに最初店舗オープンしていた。地方発祥の一量販店に過ぎなかったユニクロが、原宿オープン時に社会現象と言われるまでのニュースになり、以後は全国的ブランドとなっていった。またフリースから始まったユニクロオリジナル商品ジーンズなどの数々のヒット商品を経て、単なるアパレルショップという業態からSPA(製造小売)という別のビジネスモデルへの転換へと繋がっていった。今では想像もできないが、昔はユニクロでもリーバイスジーンズとか売っていたのだ。

7位 スマートフォンによるECモバイル化 2010年

スマートフォン発売当初は、国内はいわゆるガラケーと呼ばれた従来型携帯電話主体であったが、2010年iPhone4あたりから潮目が変わり始めて、スマホの普及が加速した。これに伴い、EC担い手も従来のPCからモバイルへと変化していった。

今となっては想像もできないが、当時はECで買い物をするときには、PCの前に移動してブラウザを立ち上げてから買い物をすることが必要であった。

ネットリアル統合とかそういったことがこの頃から言われるようになった。リアル店舗における買い物体験については、モバイル化によって、当時期待していたほどに変化したとは言えないが、今後も続く大きな流れではある。

また、このモバイル化とほぼ同じタイミング東日本大震災(2011年)があったのは、巣篭もり含む社会情勢変化の中で間接的な影響はあったのではないか個人的に思う。

8位 ペガサスクラブ設立1962年

小売業界以外の人にはほぼ知られておらず、業界内でもペガサスクラブのことを知らない人が多い。読売新聞記者であった渥美俊一氏によって設立された、研究機関ないし互助機関である高度経済成長期以降、アメリカ小売業モデルとした、日本小売業組織化大規模化に、ペガサスクラブの「チェーンストア理論」は大きな影響を与えたとされる。

9位 ダイエー松下戦争 1964年

松下(現在パナソニック)製のテレビを、ダイエーメーカー設定を下回る価格販売したことによる対立。大きくは流通業界全体における主導権を製造側が握るか小売側が握るかという点での争いである。より消費者に近い川下側が主体となって流通全体の効率化と変革を進めていく考えが流通革命であり、1962年に同名で出版された著書がある。

10位 百貨店各社の統合 2007年

大丸松坂屋統合によるJ.フロント リテイリング阪急百貨店阪神百貨店によるエイチ・ツー・オー リテイリングの発足がともに2007年で、翌年の2008年には三越伊勢丹経営統合した。この一連のイベントは、統合のものよりも、百貨店業界全体の不振として捉えたい。

今となっては信じられないが、かつては小売業の中での業態別の首位百貨店であったが、売上高としては1991年12兆円をピークとして現在まで半減している。

ランク

スーパーマーケット紀伊国屋オープン 1953年

日本における初のPOSシステム開発 1971年

マツモトキヨシ 上野アメ横オープン 1987年

マイカル経営破綻 2001年

主婦の店運動 1949年

Permalink |記事への反応(2) | 14:39

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2024-10-27

X上の情報商材屋って互助会組織があるんだな

知人のXが急に情報商材アフィリエイトだらけになったんだけど、全く知らない奴らがリツイートしてくるのは、互助組織のせいなんだな。

ある程度もうかるのかな?

Permalink |記事への反応(0) | 12:46

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2024-10-03

anond:20241003203744

まぁそう思い込むのはいいけど、猿人類の時代から集団作って互助やってる集団が生き残ってるって事実を受け止めた方がいいよ

Permalink |記事への反応(1) | 21:08

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2024-09-02

anond:20240902212857

ちょっと高いけど肉は斎藤さんとこでしか買わない、その代わり斎藤さんは家電をウチでしか買わない、みたいな互助なんや

Permalink |記事への反応(0) | 21:30

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2024-08-15

はてなで未だになんの工作も行われてないと信じてる人いるの?

くだらないステマ互助記事だけじゃなく、PVかさましの某ゲッターも本当に何の意図もなく毎度目につくところにあがってると思ってるの?

まあこういうと必ず「はてななんて場末にやる意味は」みたいなんくるけど、そう思ってるんなら純粋すぎるぞ。

2chとかでも自分のいるネットコミュニティ卑下するのは昔からあったが、はっきりいって全然場末じゃないからなここ?

本当の場末だったら増田がたびたびネットでバズったりしないし、国会で取り上げられたりしない。

ぐぐったら1ページ目に出ることも少なくないし、wikipediaニコ百にも独立記事がある。

場末どころメインストリートなんだよ。勝手にうらぶれ気分になりたいか知らんけど。

そこで本当に何の意図もかかってないと思うかね?

未だに新着記事みたら捨て垢っぽいのが無言ブクマ3以上してるのいっぱいあるし、ほんまもっと疑ってかかったほうがいいよ。

ここで見て考えが変わったり、紹介されてた商品を購入したりアクション起こしたり影響受けたことは本当に一度もないのか?

すでに主戦場の一つだと認識するべきだよ。

政治思想とか、なにが正しい正しくないとか、受け身でいるとめちゃくちゃ持ってかれるぞ。

Permalink |記事への反応(3) | 02:52

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