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はてなキーワード:世俗化とは

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2025-08-25

少子化解決

長期間効く男性ピル自治体から支給10から服用

妊娠したいと思ったら役所申請し解除の薬を飲んで子どもを生む

性病の根絶(医療の発達)

何故少子化が防げるか

セックスの慣習化、世俗化に繋げるため

副次的効果

托卵が不可能になる

Permalink |記事への反応(0) | 20:03

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2025-06-23

イラン反米になったのはリベラル強制からバックラッシュのせいなんだよな

イランは一時期は世俗化を目指していて中東でも女性の権利なんかを認めてイスラム色の薄い国だった。

でもそれは原油国有化を阻止したかったアメリカの手引きが裏にあって、

それに乗っかったインテリ層がヒジャブ着用禁止なんかを強要したために革命が起こって逆に反米意識の強い「民主的イスラム国家」になってしまった。

それを今度はアメリカ国内リベラルへのバックラッシュ大統領になったトランプが叩く構図というのは皮肉というかなんというか…

Permalink |記事への反応(0) | 15:51

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2025-05-03

anond:20250503172245

日本人別に宗教嫌いじゃないと思う

単に異常に世俗化商業主義化してるだけで日常の語彙とかに仏教由来の言葉とかたくさん入ってるし年中行事にも神道その他宗教由来のものが色々ある

Permalink |記事への反応(0) | 17:30

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2025-02-26

ドイツのAfDの躍進が移民どうたら

AfD躍進はイスラム移民過剰による摩擦がどーたら、リベラル綺麗事が嫌われてなんたら…と言われているんだがさ、元々AfDって旧東独で強い政党だったわけよ。

で今回もやはり同じ。ただ南方地方での得票が増えてるって特徴がある。

日経記事が有料だが画像だけ見れば一目瞭然。

https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSKKZO8681768018022025FF8000-4.jpg?ixlib=js-3.8.0&w=696&h=696&auto=format%2Ccompress&fit=crop&bg=FFFFFF&s=a1c41e73d37762bee2579044a204fee2

 

真っ青な東の中に赤と灰色地域が見えるが、これはベルリン東ベルリンではCDU、西ベルリンではSPDが強いって事になっている。

どうにもドイツ国内では冷戦の名残が無くなっていないのだな。

ネオナチ

ドイツ統一して暫く後からネオナチ活動問題になっていた。

当時犠牲になっていたのはトルコ人で、殺人放火などの被害に遭っていた。当時のネオナチスキンヘッドフーリガンで、要するに愚連隊。だから直接の政治問題というよりクズ若者問題と見做されていた。

 

だけどこのネオナチ問題ってほぼ旧東独だけの問題だったのよ。

東西ドイツ合併したように見えるが、実際は西への併合で、共産体制否定されただけじゃなくて西側のやり方、価値観で上書きされてしまった。

西独はマイスター制で10歳でブルーカラーホワイトカラーの進路が分かれる、結構不自由社会だ。逆に言うとモラトリアム期間が認められていないか若者アイデンティティで悩んだりする事も少ない。

社会主義から転換した東独は圧政から解放によるアイデンティティ不安定さがあった。

西独はキリスト教信仰が強く、政党まで作られているが、政治世俗化などの近代約束事の周知が前提となっている。

東独では宗教は縮小されて「歴史必然到達点」である共産主義が全て解決すると教えられていたのに歴史終点蒸発したので近代約束事が前例とか慣習に結びついていない。

西独には中間共同体が残っていてお祭も盛んだが、東独は社会主義国家が多くを破壊したので無い。

戦争の総括や反省は東独では「社会主義への進歩への反逆」のような文脈でされていて西独とは大いに異なる。

 

という風に、要するに大いなるアノミー自由からの逃走ですな。そういう問題に苛まれた。

しかも「ドイツ」として参照されるのは西独ばかりなのでやな感じだ。

 

グッバイレーニン!』という映画を知ってるだろうか?熱烈共産党員の母が意識不明になってしまったが、その間にベルリンの壁は崩壊し東独は無くなって資本主義の品々だらけになってしまった。目を覚ました母がショックを受けないように「家から見える資本主義」を全て無くす為に息子が奔放するって内容だ。面白いぞ。

なんでこんな映画が出来たかというとその背後に東独の痕跡を全部消されるような忸怩たる旧東独民の思いがあったわけよ。

 

ネオナチもこういうのを背景に旧東独で猛威をふるっていたわけで、当然AfDもそのベースは共有している。

 

衰退する旧東独

旧東独地域人口が減っている。旧西独側に流出しているのだな。

で、移民が来るには来るが、結局行くのって旧西独側ばかり。するとブレグジットで見られたように、移民が余り行かない地方の人が移民に反対しているって事になるわな。旧東独のあちこち池袋西川口葛西があるってわけじゃ無かろう。

 

なので以上の事も含め、イスラム移民との軋轢が原因というのはちょっと無理があるんじゃね?

増田的には、イタリアがやったような地域開発支援や、民俗学で東独地域歴史風俗を掘り返して祭復活させたりということを長く続けるしか無いように見えるんだが。

 

風力発電

この増田がまとめている党是にも出てくるが、

https://anond.hatelabo.jp/20250224204010

再生エネのうち、風力だけが敵視されている。太陽光おkなのね。

トランプ政権風力発電敵視しているが、同じ再生エネの太陽光おkになってるね。

イーロンマスクのXポストリーにぶら下がってる最近極右集団も同じなんだよね。

 

日本では展開されていないが、テスラ社は自動車だけじゃなくて電池部門も展開している。

それもモバイル向け小さいセルじゃなくて、蓄電池事業、例えばEcoFlowみたいな手軽な大きさのものから、家庭用、会社用の小型中型蓄電池システムを展開している。

データセンターとか医療用、精密工場なんかの無停電電源は専門業者に握られていて参入が難しいのでやらず、再生エネの拡大で出来たニッチ市場にしてるのよ。EV連携とかね。

 

この蓄電池システム太陽光発電との相性が抜群だ。

一方、風力というのはそれなりの資本力必要から、これらの蓄電池システムと組み合わせ出来ない。

 

とすると、イーロンとしては再生エネはウォークだと腐しながら、太陽光は除外するしかない。そこで風力だけに憎悪が行く、というこういうワケなのだアフォらしいな。

なので、各地の極右が風力だけ憎むのは、パトロンとかタニマチ若しくは強力シンパビジネスの都合だろ、ってことなんであります

 

つーことで、AfDなどの事を「イスラム移民との摩擦によるもの」と考えるのは無理があるんじゃね?ってお話でござった。摩擦が少ない地域で躍進してるわけで。他の原因無視しすぎ。

そもそも移民の毒を問題視するなら、今一番自国を滅茶苦茶にしてのってイーロンじゃん。あいつ放り出せ、ああいうのが来たらどうする!って言うはずだよな。

あ、バノンには言われてたのか。

Permalink |記事への反応(1) | 18:46

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2025-01-04

実際22世紀自由主義陣営異端者になってイスラム地球表面の覇権を握るみたいなことになってるのかな

あるいはイスラム世俗化が進み生活実態としては自由主義陣営と大差なくなるのが先か

かめられるまで生きられないのが残念だが

Permalink |記事への反応(0) | 18:44

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2024-08-10

anond:20240810093540

核開発疑惑って言うけど、イスラム革命やって欧米に嫌われてるだけなんだから世俗化して堂々と作ればいいのにな日本国教名前付けてないじゃん

Permalink |記事への反応(1) | 16:20

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2024-05-14

anond:20240514035450

自分とこの国に来たらそのうち世俗化するやろってナメてたんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 16:27

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2024-05-11

anond:20240511192819

日本人信仰してるの主に世俗化した仏教ベースだと思うんだけど

あれに願い叶えてくれる系の神様いないんだよね、仏教って

いかに生の苦しみから脱して穏やかに過ごせるか」などを説いていて

叡智によって心穏やかになり、苦しみから脱することができる。って考え方で

お坊さんも悟りを目指しながら人々の悩みに寄り添うのが修行の一環

悩み事相談とか聞いてるわけだし

 

生の苦しみから脱して心穏やかに過ごす方法を教えてくれる系の仏しかおらん

Permalink |記事への反応(0) | 19:34

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2024-04-25

anond:20240425101941

100年後にアラブで、今の欧州のように世俗化が本格的に問題になるかが焦点だ

 

まあ、なるだろ。

科学教は強すぎる。なにせ事実だ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:33

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2024-01-26

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3)格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題Permalink |記事への反応(1) | 18:32

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2024-01-19

anond:20240118234905

宗教世俗化は良いことだよ

害のない趣味くらいになってくれれば他人文句いからな。

Permalink |記事への反応(0) | 15:23

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2023-07-13

anond:20230713133447

じゃあまずは徴兵制を導入、60年ぐらい戦争を続け、国内ではテロが頻発するようにしないとな。

でないとあそこまでの狂信国家は維持できずに世俗化ちゃうから

Permalink |記事への反応(1) | 13:54

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anond:20230713021508

まず「おかしな人が増えたか社会が壊れて少子化になった」ってのが大ウソなんだよね。

増田が言うところの精神異常者をガンガン弾圧しているロシア中国みたいな権威主義国家でも出生率は下がり続けて人口を維持できなくなってる。

経済的な面で社会が発達すれば必ず世俗化少子化を招く。

これをどうにかするには移民の受け入れかイスラエルみたいな宗教国家しか方法はないが、それを増田は受け入れられるのかな。

Permalink |記事への反応(1) | 09:50

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2023-04-11

anond:20230411083411

じゃあ君は子供が生まれても七五三に連れて行かないのか?正月になったら初詣には行かないのか?豆撒きはしないのか?ひな祭りは?鯉のぼりは?クリスマスは楽しく過ごさないのか?

カルトじゃない。生活を営むってことはそういうことだ。信仰出自とする世俗化されたイベントに、信心は必ずしも必要ではない。

Permalink |記事への反応(2) | 08:42

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2022-11-20

anond:20221118194332

それはそうよ。

新興宗教、だけでなく、宗教全部が緩やかに終わりつつある。

 

いやもちろん、すぐに全ての宗教迷信が消えたりはしない。インターネットで見た情報信仰を捨てるやつはいない。ていうか、信仰はどんな時も捨てないか信仰だ。死ぬまでそれは消えない。

 

だが逆に言ったら、死んだら信仰は消える。

宗教の一番強い持続要素は、「子供は親から言われたとおりにする」といつヒトの性質によるので、死んだ後の信仰は子に引き継がれる。

インターネット=広い世界が楔を打ち込むのはそこなんだな。ガチガチ敬虔信者の父母の子は、インターネットで広い世界を見て、そんなガチでなない信仰者になったりするんだ。では、更にその孫の代はどうなる? 

 

こうして起きているのが、世俗化だ。

Permalink |記事への反応(1) | 01:32

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2022-07-30

anond:20220730003704

認識が逆。

先進国世俗化自由恋愛の結果で少子化してるので、

イスラム教徒が今世紀後半から増えまくるよ。

https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16244572/picture_pc_fd6da024bb3c0b22813d335db65bbbad.png

Permalink |記事への反応(2) | 01:15

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2022-07-18

anond:20220718135047

世俗化しているってことでしょ。

PL学園なんかは少数派。

Permalink |記事への反応(0) | 13:52

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2022-07-16

山上徹也は統一教会政界癒着を白日の下に晒し英雄

という風潮が勢いを増しつつあるな。

山上徹也はカルトに蝕まれていた日本政治世俗化させた英雄になるのかもしれない。

Permalink |記事への反応(0) | 13:53

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2022-07-15

anond:20220715085720

それらの国でも、100年200年で見たら、やはり世俗化してるよ。

宗教ってのは世代が変わらないと変わらない。信仰を生きてるうちに捨てる人なんてまずいないからな。

から昨今の科学情勢のように変化が加速したりしない。

 

あと世俗化民主化普通に別やな。

迷信を捨てて合理的になれば民主主義になるはず、なんて。何が都合のいい妄想かといったら、まさにその部分だろうな。

Permalink |記事への反応(0) | 09:06

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anond:20220715085514

でもイスラムなんかトルコですらああやってすぐ揺り戻しが起こるわけじゃん

ほっとき世俗化民主化するだろうなんて、ロシア中国あたりも含めて、単に都合のいい妄想しかなかったんじゃないの

Permalink |記事への反応(1) | 08:57

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anond:20220715080858

お前がこれからゆっくり進むと思ってる現象は、政教分離ではなく、「世俗化」という。

迷信からという理由宗教が支持されなくなること。

 

よく知らない日本人がパッとイメージしがちな、政治参加から宗教迷信信仰者を切り離すことは、そもそも宗教分離」ではない。

宗教分離というのは、ローマ教皇政治命令してカノッサの屈辱みたいなことはしないし、政治がいきなりイギリス国教会みたいなものをつくらない、ということ。

それは公明党与党の現日本でも、だいたい実現している。ゆっくりこれから進むもクソもない。

 

てか「政教分離がすすむ」ということを、具体的に何が起こることと考えているのか?

例えば、政治家が宗教団体に投票を頼まないとか?

幸福の科学公明党立候補できなくなるとか?

ありえない。

それは宗教を信じてるやつから参政権剥奪するということ。そんなことはできないししない。

アメリカヨーロッパも、キリスト教を信じると公言した党が与野党やってんだよ。

Permalink |記事への反応(2) | 08:55

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2022-07-10

宗教はもともと全財産寄付させるもの

イエスは「金を持ってる人間天国へ行けないから全財産寄付しなさい」と明言している。

ブッダも全財産を捨てて出家した。

宗教って本来はそういう危険なもんなの。

「本当の宗教安全新興宗教危険」じゃないの。

今のキリスト教仏教世俗化して本当の宗教じゃなくなってるから比較安全なの。

Permalink |記事への反応(2) | 12:25

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2022-06-08

anond:20220608154933

イスラエルユダヤ教は、戦争ばっかやってるので、世俗化過程が変なんだよね。

Permalink |記事への反応(1) | 16:02

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anond:20220608140037

でもまあイスラムも古いキリスト教20世紀から一貫して下降線だぜ。

世俗化が進む一方だ。

科学人権教がやっぱり強い。なにせ個人として幸福になるのに神に祈るより確実性がある。

いましめつけで少子化マシな地域も100年後はどうなることやら

Permalink |記事への反応(1) | 14:03

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2022-03-08

anond:20220308140640

最強宗派の「科学教」が、どんどんそれらの伝統宗教勢力を削っているのが昨今ですぜ。

 

世俗化っていうんだ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:13

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