
はてなキーワード:三谷幸喜とは
偏屈な爺さんですまんね
スポーツ全般 ダーウィンが来た クローズアップ現代 警察24時 NHKスペシャル 野球選手の戦力外のやつ 水戸黄門 韓国の歴史ドラマの再放送 相棒 ガイアの夜明け 72時間 角野卓造が飲み歩くやつ……
嫌いなのは宮根とデーブ大久保と古田とヒロミと松ちゃん(もうおらんけど)とか
あとプロ野球は私がパリーグTV契約してるからたまに一緒に見てる 今日も一緒に見てる
父親がバラエティ全く興味ない人で、でもテレビぐらいしか趣味がないからニュース番組ばっかり見てる
毎日21時になったらNHKのニュースウォッチ9見て、そのあと報道ステーション 最後にニュース23
同じ日だとどの番組も似たようなニュースしかやってないんだけど、見るたびにそれなりのリアクションをしてる
昨日はクマのニュースが3回やってたけど3回とも「怖いなあ、金かけて駆除できへんのかな」って神妙な顔しながら見てた
あと野球も好きだからスポーツニュースの時間も楽しそうに見てるな
私が西武好きだから西武の試合のハイライトもかじりついて見てる
弱いな、パリーグはいつもガラガラやな、こいつは出世するんちゃうか、はよ出ていって給料上げてもらえ、って
ニュース23はたまに放送遅いときがあるから、そのときはもう寝るわって言って寝てる
土日になるといつも見てるニュース番組がないから不満げにしてる
有働さんのニュース番組は変な気象予報士が出てくるから嫌いらしい 安住さんのやつは三谷幸喜がつまらないから嫌いらしい
だから土日で野球中継もやってないときは20時頃に布団に入ってる NHKのラジオ聞いて寝るらしい
ちなみに、こんなにNHK見てるのに受信料は1回も払ってない まあ大阪は誰も払ってないから仕方ない
朝も昼も夜もずっとそんな感じ
芸人のバラエティが一番嫌いらしくて、何が面白いのかよく分からないから嫌らしい
唯一見てるのは出川が単車で旅行するやつと路線バス乗り継ぐやつとカラオケ大会みたいなやつ
とはいってもニュースがやってない時間帯はちょくちょくあって、
面白&衝撃映像みたいなやつ(芸人がワイプでリアクションしてる)を仕方なく見てるときもたまにある
そういうときのお父さんを見るのが一番キツい
へえ…ってなるだけで特に面白くないからチャンネル変えるんだけど、他のチャンネルでも良さそうなのやってないから渋々それ見てる
テレビしか楽しみがないのにそれすらも取り上げられてるのがなんとなく気の毒で見てられない
リアルタイムで見ないと駄目な番組ってスポーツ中継ぐらいしかないじゃん
他人ともテレビの話って滅多にしないし サブスクで映画見たとかそれぐらい あとは高校野球の話題ぐらいか
お父さんに合わせてニュースばっか見てるけどぶっちゃけその方が楽しい
Permalink |記事への反応(14) | 02:13
設定倒れだな、誰もが思いつくけれども形にすることができなかった設定に挑戦しているし演技自体は良かったし★3.5ってとこか
戸籍も何もない侍を使ってお役所仕事を風刺しながら制度的な問題をクリアして斬られ役から運を掴んで準主役に登っていくのかと思ったら
その後も幸運を積み重ね斬られ役から準主役までトントン拍子に上がってフィナーレっていうそれだけのコメディだった
最初こそ設定にワクワクしたけど、寺に撮影に来た脇役の代わりに斬られ役として出演して
周囲の尽力で時代劇の劇団?に所属したあたりで展開が見えて飛ばしてみたら案の定出世してて停止ボタンを押した
なんつーか
鬼武者3で過去からフランスに飛んできた金城武が車に乗って携帯電話を使ってるシーンがあるんだけど
それを見たときのような設定倒れ感
なんだろうな、何かを描いているようで何も描いていないんだよな、設定がいいだけで何も響かないんだよ・・・
うーん・・・
移民の寄宿舎を舞台に移民たちを相手に料理を通じて奮闘するって話なんだけど
国に上手く馴染めない移民っていう国が抱えた問題から物語を作ってるんだよな
生徒も(18歳までに就職あるいは就学しないと強制送還されるがゆえか)かなり従順で技能も割とあっさり身に着けて諸々あっさり展開してて
割とご都合主義的なんだけど
まあ尺の都合でしょうがないんだろう
ただこっちも移民に対する悪印象を払拭しようとするプロパガンダ的な部分が演出の中に見え隠れしてて鬱陶しかったりするし
これはこれで問題があるな
たぶん
演技は良いし展開そのものは綺麗で形になっているけど面白くない、何も響かないのは
人間でなくアニメや漫画を文脈とする記号的なキャラクターを描いているからなんだろうな
つまり
12人の優しい日本人っつー作品で日本人のメンタリティを誇張した漫画的なキャラクターを12人に入れ込みつつ
オスカー作品であり、パルムドールも受賞した『ANORA』はR18作品である。
R18にもエログロとか色々あるけど、日本だとセックスで結合部が見えたらR18らしい。シェイプオブウォーターのときに1か所股間モザイクをかけて無理矢理レーティング下げてた公開して、ちょっと笑いが起きたのを思い出す。
アノーラの場合は、結合部は結果的に見えなかったように思うが、とにかくケツから始まり、おっぱいが出て、男の股の上で腰を回す、そういうお店の描写から始まるので「なるほどR18!誰がどう見ても成人指定!」という作品だ。
ただ近年の「文化的な映画」によくある生々しく痛々しい性描写じゃなく、基本痛みは伴わない双方合意の快楽的な性描写しかないし、女性向けAVくらいには綺麗に撮影されている。ポップ、キュート、セクシーって感じなので安心してほしいが、面は食らうかもしれない。
セックスワーカーがロシア陣の御曹司と「店」で出会い、そのまま結婚に向かう…というのが予告にもあらすじにも出ているストーリーだ。
ただロシア人大変だね〜すったもんだで結婚頑張るよ〜!みたいな話ではない。そんなもんでオスカーはとれない。
低予算で無名しか出ないが、脚本がよく、作品自体の印象が二転三転していく。
最初は酒!女!薬!ヒャッハー!なのが、画面が岩井俊二っぽくなったり、三谷幸喜のようなハートフルドタバタ劇になったり、ドライブマイカーレベルで文学的になったり…とりあえず見て、感想をほしい。基本的に序盤は薄着か裸だが、中盤からは全員厚着していることから言っても、映画内の温度差がすごい映画だ。
ちなみに町山さんがなんかXでアノーラに受賞にキレているが、アノーラであんなブチ切れてる人は町山さんくらいしか見たことがない。他賞の結果を見てもアノーラの受賞は妥当も妥当で大本命だった。どうしたんだろう。どうか主演の努力を認めてあげてほしい。それはアノーラを肯定することに直結する。
作品として一番見てほしい年代は高校卒業〜20代、30代の女性だろう。ディズニープリンセスを見てきた女性を、一気に現実に引き戻す。それでいて背中を押すような映画だ。18歳になったら見たらいいと思う。分類はエンタメ映画なので「よくわからんかった映画」にはなりにくいだろう。わからんかったなら、それも貴重な映画体験になるだろう。
『名もなき者』がティモシー・シャラメで、そこそこ入っていたので席がなくなるのは同日公開のアノーラだろうと思って自分は公開後、アノーラを即鑑賞した。
結果的に名もなき〜はオスカー無冠となったので席が消えそうである。アノーラは維持できるかもしれない。それはそうと今週末はウィキッドで、こちらも傑作らしいので、ま、できれば両方見よう。
オモコロかデイリーポータルZの女性ライターが「男性ライターはいいよな、何書いても面白いもん」みたいなエッセイを書いていたよ
それを思い出したよ
さて、「オモチャにしていいかどうかわからんのじゃないか」というような意見でしたが、おれはそうは思いません。
Vで、方向性を決めるのは半分はV自身、もう半分はリスナーということを申し上げておきたいとおもいます。
月ノ美兎が清楚という看板掲げてその実オモシロに踏み込んでいます。
この方向性は初回配信の「ムカデ人間」に言及した瞬間に確定したと言って差し支えないでしょう。
これが切り抜き配信で広まったために、清楚()を受容できるリスナーを集めることに成功したのです。
清楚()を理解しないリスナーが彼女を見たらどうなると思いますか?
カワイイJKちう設定とは矛盾だらけの話題を消化できずリスナーが離れていくか、あるいはVがリスナーに迎合してカワイイJKのロールプレイを続けるかでしたでしょう。
あなたには初回の配信で「ムカデ人間知っていますか」と質問してくれるサクラが必要です。
はじめからルールを文章で説明したとして、「こういう設定なので、見に来てね」という文言は草生えないんです。
まずは魔法を知ってください。
三谷幸喜を見てください。
平田オリザを見てください。
特に、平田オリザの著書には舞台に魔法をかける方法がかなり具体的に書かれています。
本当のオールタイムは選べなかったため平成に絞って俺もやる。テレビドラマは消えものでアーカイブされにくいジャンルで、時代をここ35年に絞ってみても網羅できないという問題はある。そのため、俺の観ていない重要作の話をどんどんしてほしい。1脚本家1作品に絞った。俺はテレビドラマは脚本家のものだと思っている。
トレンディドラマの代表作の1つにして、トレンディドラマの終末期の傑作。フジ「月9」枠の代表作でもある。「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」をキャッチコピーに掲げ、等身大の若者たちの姿を描き出した。2010年以降の坂元裕二の影響なども考えランクイン。
こちらもトレンディドラマの終末期の傑作であり、お世辞にも男前とは言えない武田鉄矢の叫びは、"トレンディ"の終わりを印象付けた。TBS『高校教師』でも、好きな野島作品に入れ替えてもらって構わない。90年代には確かに野島伸司の時代があった。
田村正和亡き今も、再放送され、パロディされ、やたら話題になる三谷幸喜のコメディ。ホームドラマや恋愛ドラマなど、会話による人間関係の機微などを守備範囲にしていたテレビドラマが、ストーリーのダイナミズムによる面白さにシフトしていったのは、アメリカのコメディから影響を受けた三谷幸喜の功績がある。個人的には『王様のレストラン』のほうが好み。
他のタイトルに合わせて脚本家をクレジットしたが、今作を選出したのは何といっても堤幸彦の出世作ということにすぎる。『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』につながる斬新な演出は一時代を築いた。「土曜グランド劇場」に旧ジャニーズの若手が主演していくのもこの頃からで、後の『透明人間』『ごくせん』『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』などにつながっていく。
「テレビドラマ」というフォーマットを映画館に拡張した功罪ある作品。テレビドラマのメディアミックスの先駆けといえ、映画館はこれ以降テレビ局製作の作品であふれることとなった。『踊る大捜査線 THE MOVIE』は未だに実写の日本映画の歴代興行収入1位に燦然と輝いている。今秋新作が公開された。
21世紀最初の朝ドラ。シリーズ化され、現在も再放送されている。『ちゅらさん』が描いた疑似家族によるホームドラマはその後も『すいか』『11人もいる!』『逃げ恥』『カルテット』と平成ドラマの1つのパターンとなった。岡田惠和の功績は膨大な作品数の作品を書いていることで、彼がいなければこの時代のテレビドラマシーンは空洞化していたかもしれない。
クドカンは物語自体の面白さに注目されがちだが、彼の功績は、若者たちがダラダラ話すという「日常ドラマ」を描いて見せたことにある。彼の脚本は、小ネタやギャグがストーリーに連結してゆく。木更津という周縁の田舎の共同体の風景がドラマになるということは革命的出来事だった。大きな物語を失った後のゼロ年代的転換。
遊川が成し得た功績は『女王の教室』の真夜(天海祐希)のような強い、誇張されたキャラクターによるドラマを成立させたこと。それは後の『家政婦のミタ』の大ヒットにもつながった。彼の過剰な演出は賛否が分かれるが、常に時代と向きあい続けるための一つの方法論なのかもしれない。
2000年代後半に停滞していた朝ドラの復権は間違いなくこのドラマからで、この作品がなければ『あまちゃん』ブームもその後の『ごちそうさん』や『あさが来た』『ひよっこ』などの良作、令和の『カムカムエブリバディ』のヒットも存在していなかったと過言しておきたい。そういう意味でハッシュタグなどでのTwitterなどの賑わいにも一役買っている。朝ドラの復権は同時にその後のNHKドラマの復権を意味していた。
TBSドラマの復権ということでいうと後述の『JIN-仁-』を挙げてもよいのだが、その後池井戸潤ドラマの隆盛という意味でも半沢直樹を。いうまでもなく『VIVANT』へと繋がる日曜劇場の系譜である。主演の堺雅人は『リーガル・ハイ』や『真田丸』という傑作でも存在感を示した。
本当は問答無用に最重要作として今作を挙げたかったのだけど、視聴率や知名度を考えて日和ってしまった。今作は『ちゅらさん』で描かれた疑似家族によるドラマ、『木更津キャッツアイ』で書かれた日常のやり取りのドラマを深化させた。そこに大島弓子的ファンタジーをブレンドさせ、ドラマが物語る対象を変えてしまった傑作。
90年代と10年代の坂元裕二を別人とするなら10選にねじ込んでしまいたい。10年代の坂元裕二作品は、テレビドラマが扱えるダイアローグのレベルを一段上へと引き上げた。10話における瑛太と風間俊介の会話は他に代わるもののない名シーンだと思う。現在のドラマシーンは、坂元裕二のフォロワーで溢れている。
これだけトレンディドラマの話をしているのに、鎌田敏夫の名を漏らしてしまい、それは平成以前になってしまうので、それ以降から一作挙げるなら『29歳のクリスマス』を強く推したい。元祖『9ボーダー』。取り巻く環境は変わっても、年齢を巡る憂いは不変のものなんだと。
坂元裕二と並び、この時代の天才をもう1人挙げるなら、野沢尚を挙げてしまおう。野沢の深いキャラクター造形はその後の作品に影響を与えた。彼が存在し続けたら、この選も変わっていただろう。またキムタクドラマも1本を挙げていないというのも偏っている。それだけこの時代の彼の存在は異常だったのだ。挙げるならこの作品を挙げたい。
あるいは今作か。トレンディドラマと2000年代の間には間違いなく北川悦吏子の時代があった。北川悦吏子は近作が色々言われることもあるが、それは(例えばミスチルがそうであるように)強烈に時代と寝た人物にだけ得られる特権だ。そのため、俺は何があっても今後北川悦吏子を擁護し続けていきたいと思う。
この10選からは確実に存在していた深夜ドラマの文脈がごっそりと抜け落ちている。『孤独のグルメ』や『おっさんずラブ』に繋がっていくような深夜ドラマの系譜。『時効警察』はシティーボーイズの放送作家三木聡の最高傑作である。近年では主演だったオダギリジョーが謎の力でそのパロディをNHKドラマ⇒映画化までさせているが、盛大にスベっている。
一部では「朝ドラ史上最高傑作」の呼び声もある今作。戦争もの・女の一代記としての朝ドラ。岸和田の街に生まれ、生きて、老いて、死んでいく強いヒロイン。渡辺あやは強烈な作家性を朝ドラにおいて発揮させ、それはこれ以降の朝ドラの指針が転換される契機にもなったのかもしれない。(だからこそ『純と愛』などが生まれてしまったとも言える)
坂元裕二、岡田惠和、宮藤官九郎、遊川和彦、木皿泉、渡辺あやらの作品を挙げておいて、森下佳子の名前を出さないわけにはいかない。構成力という点で彼女の右に出る者はいないのではないだろうか。森下佳子の手にかかれば、物語における伏線は人生の因果に映り、プロットは運命へと変貌する。TBSドラマの復権のきっかけとしても、今作を挙げておきたい。
野木亜紀子を10選から漏らしてしまったのは痛恨の極みであるが、令和の選が今後もし出来るなら1番に入る人であるのでご容赦いただきたい。社会的テーマをポップにテレビドラマの次元で取り扱い、ヒットさせてしまったのは見事。野木亜紀子はもともと原作ものの実写化の手腕に定評があったが、『アンナチュラル』『MIU』とオリジナル作品もヒットさせている。
Permalink |記事への反応(20) | 09:34
映画『スオミの話をしよう』を観た。稀代の脚本家、三谷幸喜氏がメガホンを取ったとは思えないほど、つまらない作品だった。何故、これほどつまらないのだろうか。端的にいえば、寒川しずお以外の人物像に説得力がないからである。
もっとも説得力がない人物像は、主人公のスオミである。何故スオミは結婚を繰り返すのか。何故、多重人格のように出会う男に合わせて性格だけでなく、話す言語さえも完全に変えることができるのか。なぜ、身代金要求の狂言誘拐を起こしてまで生まれ故郷のヘルシンキに行くための資金を捻出しようとしたのか。
本来、これらの問いに対して観客を説得するようなエピソードを描くべきだった。しかし脚本は「そういう設定」といって長澤まさみ氏の演技力で観客を説得しようとし、失敗した。寒川しずお以外の他の登場人物も同様である。
なぜ、設定と演技力による人物像の説得に失敗したのか。その理由は、スオミの人物像を連想させるステレオタイプが十分に確立されていないからであろう。例えば、本作品で唯一、人物像に説得力がある寒川しずおはエキセントリックな有名詩人だが、エキセントリックな有名文学者というステレオタイプが文学史やフィクションを通して十分に確立されているので、設定と坂東彌十郎氏の演技力だけで観客を説得することができた。しかしスオミのような人物のステレオタイプは、史実にもフィクションにも見出すことができない。
この映画と比較すると、ドラマ『地面師たち』はエピソードによる説得と、ステレオタイプに乗っかって設定と演技力だけで行う説得を優れた形で組み合わせている。辻本拓海がなぜ地面師になったのか、石洋ハウスの青柳隆史は何故港区の土地を喉から手が出るほど欲しいのか、これらの経緯を説明するエピソードを描いて視聴者を説得している。他方でハリソン山中の場合、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターなどの極めて高い知性と身体能力を持つ超人的な快楽殺人者というステレオタイプに乗っかって、設定と演技力だけで視聴者を説得することにも成功している。
個人的には、フィクションには説得力が重要と考える。フィクションなのだから、エキセントリックな有名文学者や超人的なシリアルキラーだけでなく、人間のような意思を持つおもちゃや超能力者など物理的に存在しえない人物さえ設定で盛り込むことができる。しかし、これらは観客に対して説得力を持たなければならない。その方法は、既に確立されたステレオタイプに乗っかって設定と演技力で観客を説得するか、エピソードを描いて「だからこの人はこういう風になったのです」と説得するか、これらのいずれか(又は両方)をしなければならない。
・大乱闘穴ブラザーズ映画と思ってみたらとんでもねえ百合が根底に流れている映画だった
・「同じ人を知っているはずなのにまるで別人という人間が自分以外にも複数いる」部分が推しカプ妄想の参考になるかと思い見たのであんまり期待してなかったし三谷幸喜作品って50代以降がメインターゲットなのであんまり期待してなかったけど思ったほど悪くなかったし「三谷幸喜が生きてる内に作品を履修できて良かったな」という気持ちになった 合う合わない別にしてエンタメに歴史を残す作り手が生きてる内に本人作品を摂取できる機会があってよかった
夫躍り出る夫の名前の末に番号ついてるのもなんか夢感増してた
・スオミの「帰る場所」ポジを確固キープし、スオミの人生と並走し続ける黒光さんとスオミの処女貰ったであろう先生が優勝・勝者です以上
・最後のスオミ本人による供述シーンで夫達それぞれの椅子のデザインとか座り方で一目で個性伝わらせようとしてきてくれてる感じがよかった
・指示厨の夫の椅子が映画監督(人に指示を出し動かす役割の人間の椅子)の椅子っぽいのがオッ秀逸!ってなった
・映画本編自身が終止して良くも悪くも大衆的で「一目で伝わらせる」のはすごいことなんだなぁとおもった エンターテイメントや…
でも作り手が歴史ある大手すぎるので作り手の感性に大衆的が合わせられてる説もあるっちゃあるな…と思った
・3席くらいとなりのマダムが目茶苦茶楽しんで映画観てて、自己顕示欲とかなしに素直に「映画を見てて思わず声を漏らしてしまう」みたいな場面が何度もあって面白さバフかけられた感あった
・猿轡とちょっと首元はだけてるだけなのにあんなにエロスなの、さっすが天下の大女優、長澤まさみさんやでぇ…背景黒なのが尚更エッチ感にバフかけとったな…
・さすがに…さすがに、セーラー服は、ツインテは…キチィて…!いかに長澤まさみといえども…!
・頼む…中学時代に誰とでも表面上「仲良く」できる(誰も気づいていない)スミオに対して「あんたそんな誰に対してもニコニコして疲れないの?」っていう黒光さんと誰にも仮面を気付かれないと思っていたスミオさんがハッとする…そんなやり取り絶対にあったでしょう…!そんな過去回ください!いや語られないほうが美しいのでやっぱいいです…!黒光さんは生徒会とかお硬い役職についていたのではないか?
・映画評価で「序盤でミステリのネタがわかりすぎる」とかちょいちょい見たけど全然そんなことなかったぜ!
エンドロールで「航空学校」ってあったから訓練用の設備貸してもらったんかなとか邪推しちゃったぜ!エンドロールが短いぜ!でも助手さんの名前とかも書いてあってヌクモリティを感じたぜ!
・警察後輩の存在、狂言まわしとしてかなり助かった この人がいないと兄弟たちの身内感に疎外感を感じてストーリーを追うほどの興味を持ち続けられたか少し不安なくらい
・むっちりクソガキのクソガキっぷり草
「ついに捨てられたの?」草
・宇宙1/3恋愛ロマンス2/3フェイク部分3/3位の構成で前者2つに本当に興味関心ないので
ほーんAppleぺえオサレな画面作り?で手際よく伝えてくる「上手い」映画、やね…カメラ設置の下りガバすぎない?と思ってたら
あの「今、虚実どちらを放送してるの?」感はこの映画初見でしか味わえない体験だった
・三谷幸喜洋画版みたいなコミカルなノリのメディアで騙しの大風呂敷広げてくで!的なものかと思ったら「誠実である事は大事なんやで…!」みたいな映画でちょっと思ってたんと違った
・君が妊婦じゃない事をリークした誰か〜とか鞄にコッソリ石を入れてたり秘書のお姉さんが裏切って暴露するやつだ…いつ来るのか…!?渡したプレゼントで伝えてくるやつか…?最後まで構えていたら結局こなくてビビった 正直ここのストレスが一番大きかった本当に
・これは恋愛になりそうでならないタイプの男女バディか…?、と思ってたけどガッツリ恋愛だった
お互いの我というか職業意識への方向性の違いからかたまに職業意識(生き方)>恋愛になるけどガッツリ恋愛ロマンスだった
・男優さんが最後まで21ジャンプストリートのイメージが拭えなくて最後までうっすら面白かったIQのギャップが面白い
真顔とシリアス顔になればなるほどおもろい
アポロのみんなスケブでめくり芸みたくなって感動するシーンのはずが笑いが溢れた 引きとアップで二段構えはもう笑わせにきてる
よくない時がない 最後のダンスみたいな足取り良すぎ ララランドか?
・最初の妊婦って嘘ついてのくだりで「妊婦とか障害とかそういう配慮して貰う側の属性を利己的に使いすぎて反感買う」描写入ってて「そこらへんまでエンタメに落とし込める段階なんだ」と感動した
でもヒロインちゃんは「詐欺師じみたプロモーションをする」描写なのでそれほ少し違うか自分に寄せて考えすぎか
・黒猫ちゃんに対し強迫性障害じゃない?と思ったら最後のとこで回収されておおってなった
・「発射まであと◯日」で「これはオッペンハイマーみたく視認でプロジェクトの進捗具合を示してくれるやつやね…!」と思ってたら170日→1日目→0日で飛んでビビった
・この2人の孫が今の2020年代を高校生〜大学生として生きていておばあちゃん譲りのプロモーション力でインフルエンサーとしてやっているのが想像できすぎる
・あの時代にNASAはあんなに黒人とか女性が活躍してる職場だったんか?あそこまでハイレベルな職場だと当時から能力>属性で採られる職場だったんか?
・あんなに若いのに責任者とガッツリ絡める黒人の人とメガネの人、優秀すぎる
・下世話なので「エンディング後にこれ絶対このままあの場でまぐわってる…明かりが消えたら合図や…いつ消えるか…?」と思ってエンディングロールの引きで明かりを見続けていた
・エンディングロールの引き、「これがストーンオーシャンのイルカのとこ…!」と思った
・男性多い印象 男6,7 女4,3くらい
終業式で夏休み入った?映画館に向かう道で昼なのに学生さんが歩いてたり映画館に制服の高校生がごった返してた(田舎比) なに観に来てるのかと思ってたけど多分キングダム
・感想メモろうと立ち寄ったフードコートにiPadお絵かきネキいて草
外でお絵かきする様子を客観的にみるとこんな感じなんや…スワイプする動作、思ったより目立つな…
わかるで、iPad重いのにワザワザこんなとこまで持ってくる心理… もうやらん