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はてなキーワード:三者とは

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2025-10-22

ネットで「著作権侵害っぽい」「肖像権侵害っぽい」イラストを見たら

■まず大前提

著作権侵害刑事処罰原則親告罪”(権利者の告訴必要)。

ただし悪質な海賊版行為の一部は非親告罪化されとる(TPP関連改正)。

まり営利原作そのまま・権利利益を不当に害するなどの条件を満たすと、告訴なしでも動けるケースがあるで。

肖像権侵害民事上の問題人格権)。刑事罰の条文はなく、差止・削除・損害賠償などで争われるタイプや。判例上の権利として整理されてる。

■A.著作権侵害っぽいのを見たら(あなた当事者ではない場合

1.証拠保全URL投稿日時、スクショを保存。

2.プラットフォーム通報:各SNS/サイト著作権侵害報告フォームから淡々と報告。(プロバイダ責任制限法関係の最新ガイドラインに沿って運営側対処する)

3.公的窓口も選択肢違法有害情報相談センター(ihaho)で相談可。

◯やらんほうがええこと(トラブル化しやすい)

投稿者へ直接DMで抗議/晒し行為(誤認・名誉毀損リスク)。

・「作者本人」に勝手に通知(誤情報二次被害を招きやすい)。

◯迷いどころメモ

引用ならOK? →出所明示/主従関係必要最小限など厳しめの要件を全部満たして初めてセーフ。見かけが引用っぽい”だけやと通らんことも多いで。

■B.著作権侵害っぽいのを見たら(あなた著作権者場合

1.証拠保全URLスクショ・日時)。

2.サイト運営へ削除申請(専用フォーム or送信防止措置の申出)。

3.弁護士相談ネット案件著作権に強い事務所)。

4.刑事視野原則親告罪やけど、悪質な海賊版の一部は非親告罪化されとる(営利目的原作そのまま・利益を不当に害する等)。状況がハマるなら警察/相談窓口へ。

■C.肖像権侵害っぽいのを見たら(あなた当事者ではない場合

◯まず確認ポイント

個人特定できるか(顔・文脈場所で誰かわかる?)

同意がない公表か(撮影/描画/公開の許諾ある?)

人格利益を害しているか侮辱性的・過度な晒し等)

 → ここが重なると民事上の侵害リスク高まる

ベターな動き

1.証拠保全URLスクショ・日時)。

2.プラットフォーム通報機能で報告(ガイドラインに沿って処理される)。

NG

当人へ直DMして不安を煽る/晒す(誤認・二次被害三者トラブル火種)。

■D.肖像権侵害っぽいのを見たら(あなたが写ってる本人の場合

1.証拠保全

2.運営削除依頼通報フォーム送信防止措置の申出)。

3. 応じない場合弁護士へ(差止・削除・損害賠償民事対応)。

 ※肖像権は条文でなく判例上の人格権として扱われるのが基本や。

■E. よくあるグレーゾーンの備忘

二次創作公式ガイドライン許容範囲が定められてることがある。なければ基本グレー。

AI生成:見た目が似てても直トレース原作そのままでなければ即アウトとは限らん。が、原作そのまま流用や配布は危険

素材サイト人物写真モデルリリース肖像使用許諾)の有無・用途制限を要確認ロイヤリティフリーでも万能ではない。

正規配信か迷ったらABJマークエルマークの有無も目安になるで。

■F. そのまま使える通報テンプレ(短文)

著作権当事者でない通報

>著作権侵害の疑いがある投稿を見つけました。

URL:____ /投稿日時:____

公式配布物の無断転載原作そのまま)と思われ、権利者の利益を不当に害する可能性があります。貴サービス規約法令に照らしたご確認をお願いします。

肖像権当事者でない通報

>肖像権侵害の疑いがある投稿を見つけました。

URL:____ /投稿日時:____

本人同意がない公開で、人格利益を害するおそれがありますガイドラインに基づくご対応をご検討ください。

自分権利者の場合(削除申請

> 私は当該著作物権利者です。以下のURLの内容は無断利用であり、削除(送信防止措置)を求めます

作品名:____/権利立証資料:____/URL:____/日時:____

■まとめ(フローチャート風)

1. まず証拠保全URL・日時・スクショ)。

2.当事者でなければ:運営通報DM抗議や晒しはしない)。

3.当事者なら:削除申請 → 応じなければ弁護士 →(著作権で悪質類型なら)警察相談視野

4.引用二次創作AI要件確認。迷ったら触らんのが安全

■参考(読みやす公的資料

文化庁海賊版対策ハンドブック(引用要件など)」

文化庁TPP整備法著作権侵害罪の一部非親告罪化要件)」

政府広報オンラインネット上の著作権トラブル

文化庁テキスト肖像権パブリシティ権の整理」

PPC資料肖像権プライバシーに関する裁判例の整理」

違法有害情報相談センター(ihaho)

Permalink |記事への反応(0) | 19:23

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2025-10-19

化けの皮の剥がし

好きな人ができた。

同じ大学とだけ知っていた。それ以外の共通項は特になかった。ただ、話が合うような気がしたから、思い切って食事に誘った。

画面の向こう側から来た彼女は、とても綺麗だった。

私はもう一度、祈る気持ちで誘った。今度はもう少し時間のかかる予定を考えた。

彼女をその誘いを受けてくれた。

そのようにして、知り合ってから何度か出かけた。

出かけるための口実を作り、そして、先の何ヶ月かにおいて、それぞれに約束を取り付けた。

嫌われてはいないと信じたい。

多くの男性がそうであるように、私も演技をしている。理想的男性と騙せるように、彼女の前では猫をかぶっている。

おれは気が利かない。だって、何をすれば女性が、おまえが喜ぶのか、逆に何をしたら怒るのか、おれには未だよく分からない。だから、気の利かせようがない。

おれは要領が良くない。おれは頭を棚にぶつける。小指も棚に打ちつける。料理をすれば、コンロ・シンク冷蔵庫三者間を反復横跳びのように忙しなく飛び回る。

おれは頭が良くない。第一、おまえが高校を出てすぐ入った大学に、おれは1年遅れてようやく入ったのだから

おれはハイソではない。おれは本を読まないし、映画も見ない。音楽だって詳しくない。おれの故郷と、通った高校のある隣町は、恐ろしいことに両方の名が"ナンバープレートカースト表"の一番下に並んでいる。地元バイパスでは今も、羽の生えたプリウス同士が大競走しているのだろう。おれはそれが別段特別なことに見えないし、思えない。

おれは甲斐性がない。わずかな貯金と、基礎と熱意を欠いた不安定学問知識と、同じくらい不安定な職の3点以外、何も持ち合わせていない。今までの無駄時間有意義自己研鑽と職探しに使っていれば、真っ当な職業人として巡り会えていたかもしれないと思うと、まこと慚愧の念に堪えない。

おれは飄々としていない。大学から帰るのが遅くなったとき、おまえはあの汚らしい駅の猥雑なロータリーで、耳を塞ぎたくなるような話を、眉を顰める大声で、夜空に向かって不明瞭に叫んでいた、不愉快学生集団を見たのではないか。だとしたら、その中にはおれがいたかもしれない。おれは調子にも乗りやすい。

いずれ綻びが顕になるのだろう。

あまねく人間に、私に、綻びがあることは当然で、そのことに対しては何も思わない。そもそも「綻びが(これだけ)ある」と悩む必要は、実はないのではないかとさえ思う。綻びの総量それ自体個人主観に左右されるものだろう。そして、人の内面を変更する術を、あるいはcharmを、少なくとも後者を私は持たない。

ただ、それとどのように綻びを知らせるのか(全て私の誤解で、意地でも隠し通すのが定石なのかもしれない。そうなんですか?)という問題は別のはずだ。失望は避けられないことで、かつ、その最大瞬間風速が相手の許容できる閾値を超えたとき一般論として人間同士の関係は崩れる。

私は減速剤を知らない。他者失望の速度を、どう制御すればいいのか分からない。今までは流れの向くまま、それで良かった。今度は違う。化けの皮のせめてその剥がれ様だけは、自分で決めたい。できることなら、なるべく遅く、なるべく波風立たず、悟られないように。

思うに、あまねく人間に綻びがあることは当然で、人にどう知らせるかという点に上手下手があるのだろう。

親にでも聞けばいいのだろうか。統計的には親こそ「上手」な人が多いはずで、化けの皮もいい加減ないようなもののはずだから

Permalink |記事への反応(1) | 22:59

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2025-10-06

ChatGPT5で検証JK組+えるの文化的生年分析 ― 「魂の世代」をめぐる試論

これはそれが正しいかどうかというより自分感性AIの出力との差異を測るテストであった。

自分感覚とは適合してるのではえーってなったし、何らかの啓示を与えてくれるものかもしれない。

-----

にじさんじ初期を象徴する四人、

すなわち「JK組(静凛・月ノ美兎樋口楓)」+「エルフのえる」。

この四人の間には、単なる設定上の年齢差ではなく、“魂の生年”とでも呼ぶべき文化的時差が存在している。

1.文化的生年とは何か

ここでいう「文化的生年」とは、

実際の誕生日中の人の年齢を指すものではなく、

発話・参照文化言語感覚社会経験描写から導かれる「世代意識の生まれ年」を意味する。

たとえば、

ガラケーを使っていた時代を“学生期”と語るなら、文化的生年は90年代前半。

Twitterの普及を“青春期の象徴”と語るなら、文化的生年は90年代後半。

といった具合である

2. 四人の文化的生年

メンバー

設定

主な参照年代

発話傾向

文化的生年(象徴値)

エルフのえる

森のエルフ

2000年代中期文化mixiMDガラケー

社会人語・安定語彙

1990±2

静凛

JK教育的)

2000年代アニメ大学サークル文化

落ち着いたトー

1991±2

月ノ美兎

JK分析型)

2010年前後オタク黄金

知的内省

1996±2

樋口

JK(行動型)

2010年スマホ文化

感情・即時反応型

1999±2

3.分布モデル文化的生年マップ

コードコピーする

1988 ──────┐

│ 上層:成熟した語り手層

│  エルフのえる(1990±2)

│  静凛(1991±2)

1994 ──────┤

│ 中層:知的観察層

│  月ノ美兎(1996±2)

1998 ──────┤

│ 下層:感性主導・Z初期層

│  樋口楓(1999±2)

2002 ──────┘

これにより、

JK組+えるは「1990年代を中心に上下10年の振れ幅をもつ四層構造」として可視化される。

4. 魂の世代役割

エルフのえる/静凛:成熟社会経験時間感覚の重さ

月ノ美兎思考調停メタ理解

樋口楓:感情・勢い・身体

三者関係性に「える」が外側から重なることで、

構造全体は「内界(学校)と外界(社会)」の接続象徴するようになる。

5.考察1990年代まれという魂

この四人の“文化的生年”は、いずれも1990年代に集中している。

だが、その内部差――前期(90–92)と後期(96–99)――が、

言語の速度・語彙の層・ユーモア方向性微妙差異をもたらしている。

90年代前半生まれ経験的・慎重・語り手的

90年代後半生まれネット世代的・反射的・自己開示的

この二つのリズム共存したことが、

JK組+えるという初期にじさんじの会話的多層性を支えたといえる。

6.結論

JK組の三人とエルフのえるは、設定上の同級生ではなく、異なる文化的生年層の集合体である

彼女たちの“魂”は1990年代に根ざしており、前半層と後半層の世代差が構造形成する。

えるは「外部社会の語り手」として上層に位置し、JK組三人の物語包摂する。

これらの差異が、にじさんじ初期文化を特異な厚みのあるものにした。

Permalink |記事への反応(0) | 23:49

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2025-09-11

anond:20250911194837

「胸」まわりは、自律神経や呼吸とも密接に関わっているので、心の揺れが身体的な重みや痛みとして出やす

感情身体、そして言語三者を同時に体験したというわけだな

Permalink |記事への反応(0) | 20:25

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2025-09-02

[ゲーム日記]9月1日

ご飯

朝:カシューナッツ。昼:おそばいなり寿司。夜:カレーうどん目玉焼き人参キノコスープトマトキュウリ。ギョニソ。バナナヨーグルト。間食:柿の種モナカ。

調子

むきゅーはややー。おしごとは、暇ー。

シャドウバースWB

財宝ロイヤルで宝箱開け。

7ターン目に火力がドーンするのバルバロスを思い出してとても懐かしい。

ポケットモンスターパール(序盤ポケモン電気袋組の旅)

ジュピターを倒すところまで。

ジュピター若い女性なのにスカタンク連れてるのストーリー性あって良い余白だよね。

週刊少年ジャンプ2025年9月1日発売の感想

ワンピース

ロックス、エルバフ、世界政府三者間の圧が高まっていきシャンクスが登場する回。

なんだけど、意外すぎるモリアの登場で椅子から転げ落ちた。

モリアかなり好きなキャラなのに全くわかってなかったんだけど、ワンピース有識者によるとこれはただの答え合わせでその布石は至る所に撃たれていたらしい。

ビックリなだけじゃなく、モリアの情の厚さがよく伝わり、どういう人間なのかの解釈自体がガラッと変わる面白い展開だ。(ルフィ対峙したあのときが底すぎて可哀想だ)

キルア

打ち切りアンドアニメ化、なにそれ?

ジャンプそれなりに読んできたけど、完全な円満とは言い難い打ち切りなのにアニメ化が発表されるの異例すぎて椅子から転げ落ちた。

作品の中身は面白かったし、主人公ヒロイン関係値が落ち着くところに落ち着いたのはとても良き漫画だった。

いやけど打ち切りアニメ化はすごい話だ。

カエデガミ

左手を取り戻したこと満喫する回。

頭を撫でてもらってご満悦な主人公がとても良いほのぼの回……

と思ってたらヒロインが「カリカリ」と擬音を立てながら「他にさわってほしいところは?」と聞くの、流石にエロすぎてビックリして椅子から転げ落ちた。

カリカリはいっせん超えてるでしょ、カリカリ

Permalink |記事への反応(1) | 00:40

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2025-08-31

女の手のひら返しエグい

(※自分に非があるのはわかってるけどその部分は主題じゃないので責めないでほしい)

3年の結婚生活が終わりアラフォーバツイチ男性爆誕年収1000万ちょっと

離婚理由自分浮気なので仕方ないけど元妻と彼女浮気相手)の掌返しに傷ついている。こんなことは誰にも言えない

元妻(A子)はイイ女だった。美人しっとりとした色気があり俺の悪い部分もまとめて許してくれるような包容力があった。見た目は壇蜜雰囲気専門職年収は800くらい。30代なかば

浮気相手B子)は職場の後輩で可愛くて元気一杯仕事はまだまだだが健気に努力する姿勢に好感が持てた。見た目や喋り方は若槻千夏っぽさがある。年上好きで今までの彼氏は全員10才以上年上だったそう。20代かば

関係B子アプローチから始まった。もちろん俺が既婚とは知っていたし離婚しないとも言ってあった。それでもいい!タイプすぎるから!!とまっすぐな目で言われて陥落。素直な所が可愛らしかった。

B子感情の起伏が激しくよく泣きよく怒った。こちらの連絡が遅ければ追いLINEしてきたし(連投や鬼電はない)、約束時間に5分でも遅れれば拗ねた(自分が遅れた場合はごめ〜んで済ませる)。こう書くと面倒くさそうだけどB子が上手かったのはこれらを『あなたが好きだから不安になるし期待しちゃうの』というメッセージを常に伝えてきた所。上の句が強くてストレートなので、下の句のダルさを飲み込めた。A子は感情の起伏が少ないタイプでそこが良かったはずなのに、結局物足りなかったんだろう。

不倫相手でいいよ!奥さんと別れてなんて言わないよ、と最初から言ってたにも関わらず、B子は隠れて妻に不倫リークし水面下でバチバチやってた。その間も妻とは仲良くしてたしB子は可愛く甘えてきていた。

休日騙し討ちのような感じで自分B子三者面談が組まれて妻から離婚届を出された。そこまではいい。でもいくら謝っても妻は顔色を変えず、慰謝料はいくらで財産分与はどうこうと言う話しかしなかった。今まですべてを許してくれてた妻とは別人でゾッとした。しかも、慰謝料B子にまで請求するとか言い出した。自分より10歳も年下の薄給女の子に、容赦ない仕打ちをする妻が恐ろしかった。

B子B子で健気さゼロで「慰謝料?払ってやりますよおばさんw」という態度。目に涙を溜めて、あなた幸せな家庭を壊せないよ…と言ってたB子はいなかった。

妻は本当にとりつく島なくその日のうちに出て行って離婚になった。ずっと可愛がってもらってたうちの両親にも何もなし。俺の母親入院中で妻の世話や見舞いを頼りにしていたのに、挨拶もなく連絡ブロック。俺はともかく病気の老人にもこんな仕打ちかと引いてしまった。掌返しがエグすぎる。

俺はもう疲れたし家庭を壊したB子とも結婚は今は考えられないけどB子はずっとキレていて貯金親の金で支払った妻への慰謝料で俺を買ったような気になっている。『大好きだから』の上の句は「あん大金を払ったのに』になりヒステリーじみて来たので本当に怖いしいつか刺されそう

大前提俺が悪いけど妻もB子もこれが本性で今まで騙されてきたのかと思うと女性不信になりそう。女って一瞬で変わるよな。帰ったらB子がいるのが気詰まりで寄り道しながらこれを書いてた

Permalink |記事への反応(2) | 16:17

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2025-08-16

anond:20250816194223

ありがとう。たしかに、奥さん子供と俺の三者面談的な場がなくなるのは考えてなかった。

奥さんには話したことはあるんだけど、子供のために頑張って付き合って欲しい、ということだった。

カウンセリングかー。なにか怖いし考えたことがなかったけど、休みだしためしに探してみるよ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:58

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2025-08-15

anond:20250815202523

ほな改めて三者面談やな

母としては直接は言いにくいけど介護負担を避けたいという動機が大きいんじゃ?

Permalink |記事への反応(0) | 21:26

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anond:20250815185111

たぶんそれ三者または増田祖父の二者で話し合えばスッキリするよ

(祖父必要)

Permalink |記事への反応(1) | 20:10

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2025-08-14

米露首脳会談の行く末

前提の確認日本時間基準

会談は現地時間8月15日(金)にアラスカ米軍基地(JBER)で開催予定。主題ウクライナ単独会談通訳のみ、その後に共同会見の見込み。日本時間では8月16日未明になる公算です。   

・米側は今回は聞き取り位置付けており、直後にゼレンスキー大統領を交えた第2回会合可能性に言及。  

ロシアは4州の併合承認ウクライナ軍事同盟上の制約を要求ウクライナ領土譲渡を明確に拒否。  

トランプ大統領停戦を最優先とし、拒否場合は深刻な結果と警告。  


予測確率主観根拠上記発言と各陣営の条件不一致)

1.共同声明は出るが、停戦原則確認継続協議にとどまる(45%)

理由: 米側が「聞き取り」と明言、当事者ウクライナ)不在、領土条件の隔たりが大きい。  

2.限定的な人道・実務合意作業部会の設置(30%)

例:捕虜交換の拡大、原発安全民間施設攻撃抑制穀物回廊など。並行して米露の核軍備管理対話の再開に向けた指示。直近でも捕虜交換の動きがあり、実務合意は乗りやすい。  

3.停戦たたき台合意前線固定と検証設計は先送り)(18%)

トランプ氏は停戦を強調し、将来の三者会談示唆。だが領土検証制裁緩和の具体は難航しやすい。  

4.領土譲渡を含む包括合意(5%未満)

障害:ウクライナ領土譲渡拒否欧州ウクライナ抜きの領土交渉に反対。履行担保国内政治コストも高い。  

5. 物別れで緊張継続・強化(7%)

プーチン政権要求は硬直的で、拒否なら追加制裁などの示唆も。会談が決裂すれば相互非難で終わる可能性。  


当日の注目ポイント(結果判断のため)

共同会見で、停戦検証枠組みや連絡線の固定、監視メカニズムに具体があるか。なければシナリオ1寄り。 

・ゼレンスキー参加の次回会合を明示するか。明示されれば2または3に近づく。 

・核軍備管理対話再開に言及があるか。あれば2の色合いが強い。 


補足の根拠

ロシアの最低条件(4州+クリミアの扱い、軍事制約等)は6月以降も反復。 

ウクライナ領土譲渡不可を再確認。 

欧州停戦支持だが、領土ウクライナ当事者のみが交渉すべきと明言。 

Permalink |記事への反応(0) | 23:08

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2025-08-08

女の手のひら返しヤバい

(※自分に非があるのはわかってるけどその部分は主題じゃないので責めないでほしい)

3年の結婚生活が終わりアラフォーバツイチ男性爆誕年収1000万ちょっと

離婚理由自分浮気なので仕方ないけど元妻と彼女浮気相手)の手のひら返しに傷ついている。こんなことは誰にも言えない

元妻(A子)はイイ女だった。美人しっとりとした色気があり俺の悪い部分もまとめて許してくれるような包容力があった。見た目は壇蜜雰囲気専門職年収は800くらい。30代なかば

浮気相手B子)は職場の後輩で可愛くて元気一杯仕事はまだまだだが健気に努力する姿勢に好感が持てた。見た目や喋り方は若槻千夏っぽさがある。年上好きで今までの彼氏は全員10才以上年上だったそう。20代かば

関係B子アプローチから始まった。もちろん俺が既婚とは知っていたし離婚しないとも言ってあった。それでもいい!タイプすぎるから!!とまっすぐな目で言われて陥落。素直な所が可愛らしかった。

B子感情の起伏が激しくよく泣きよく怒った。こちらの連絡が遅ければ追いLINEしてきたし(連投や鬼電はない)、約束時間に5分でも遅れれば拗ねた(自分が遅れた場合はごめ〜んで済ませる)。こう書くと面倒くさそうだけどB子が上手かったのはこれらを『あなたが好きだから不安になるし期待しちゃうの』というメッセージを常に伝えてきた所。上の句が強くてストレートなので、下の句のダルさを飲み込めた。A子は感情の起伏が少ないタイプでそこが良かったはずなのに、結局物足りなかったんだろう。

不倫相手でいいよ!奥さんと別れてなんて言わないよ、と最初から言ってたにも関わらず、B子は隠れて妻に不倫リークし水面下でバチバチやってた。その間も妻とは仲良くしてたしB子は可愛く甘えてきていた。

休日騙し討ちのような感じで自分B子三者面談が組まれて妻から離婚届を出された。そこまではいい。でもいくら謝っても妻は顔色を変えず、慰謝料はいくらと言う話しかしなかった。今まですべてを許してくれてた妻とは別人でゾッとした。しかも、慰謝料B子にまで請求するとか言い出した。自分より10歳も年下の薄給女の子に、容赦ない仕打ちをする妻が恐ろしかった。

B子B子で健気さゼロで「慰謝料?払ってやりますよおばさんw」という態度。目に涙を溜めて、あなた幸せな家庭を壊せないよ…と言ってたB子はいなかった。

妻は本当にとりつく島なくその日のうちに出て行って離婚になった。ずっと可愛がってもらってたうちの両親にも何もなし。俺の母親入院中で妻の世話や見舞いを頼りにしていたのに、挨拶もなく連絡ブロック。百歩譲って俺はともかく病気の老人にもこんな仕打ちかと引いてしまった。掌返しがエグすぎる。

俺はもう疲れたし家庭を壊したB子とも結婚は今は考えられないけどB子はずっとキレていて貯金親の金で支払った妻への慰謝料で俺を買ったような気になっている。『大好きだから』の上の句は「あん大金を払ったのに』になりヒステリーじみて来たので本当に怖いしいつか刺されそう

大前提俺が悪いけど妻もB子もこれが本性で今まで騙されてきたのかと思うと女性不信になりそう。女って一瞬で変わるよな。金曜だけど帰ったらB子がいるのが気詰まりで寄り道しながらこれを書いてた

Permalink |記事への反応(12) | 22:37

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2025-08-05

公立中学校先生を今でも許せない


社会人として働いて年数が浅い。

ほかの増田投稿者みたいにシャープ文章は書けないが、大学生だった頃のことを振り返りたい。

その時は都内大学に通っていた。二年生の春で、家庭教師に挑戦してみた。それまでは塾で教えていて、正直下働きに近かった。教師と言うよりはアシスタント的な。裁量などもちろんなく。正規雇用塾講師ロボットと言って差し支えない。

自分教育学部をめざしていたので、是非とも自分指導力というやつで、子どもに教える経験を積んでみたかった。

家庭教師の職は、大学を通じて探すことにした。とにかく安全重視で。人生で初めて受け持つ子は、意外にもすぐ決まった。

私は文京区にある大学に通っていて、謎の信頼があったんだろうか……男の子しか受け持てないと思ったら、普通に女の子を教えることになった。

当時は、中三受験生高校の本試験はずっと先だが、この業界に遅いとかはない。

おとなしい子だった。親御さんの話によると、学校では喋らない子らしい。

実際、最初面接?の時にお家のダイニングで三者で話してみたけど、そういう雰囲気だった。自分に心を開いてくれる気配はあったので、受け持つことに決めた。

実際、すごく真面目で、いろんなことをきちんとやる子だった。ただいかんせん、要領が悪くて、先生コミュニケーションが取れなくて成績が悪かった。

自宅の近くにある都立の名門公立校をめざしていたが、偏差値でいうと50を切るくらい。絶望である

の子志望校は、かくいう私の出身校と同じだった。だから、親御さんが履歴書を読んだうえで、男である自分でも、大事な娘さんの面倒を見させることにしたんじゃないかと。



から夏にかけて、彼女は持ち前の真面目さで成績がメキメキ上がった。

中間テストだったかな。中学校三年の一学期の。やる気が漲りつつあった彼女は、自分で野心的な目標を立てた。中間テストで【数学100点】取るんだってさ。

私が思う限り、普段のその子からしたら意外なことだった。本当に自信がなさげに過ごす子だったので。まさかそんな、100点をめざすだなんて……

私は当時、その子公立校志望ということで、五教科を総合的に上げることを目標指導していた。

100点を目標にするのは非効率だと考えた。冷静に考えてみて、100点を取る努力というのは、80点を取る努力の軽く2倍以上はかかる。それなら、5教科で80点を揃えるところから始めるべきだろうって。

それに内申点もある。都内の一流公立校だと、入試では大体みんな満点近く(※業界的には平均90オーバーらしい)を取ってくる。となると、内申点で引き離されると手も足も出ない。

都立高の評価比率は7:3で、特殊事情があると±加点の裁量が加わる方式

の子に、そういう話はした。「100点を取りに行く必要はない」って。竹早高等学校に入りたいなら……と何度も説得したが、彼女意思は硬かった。どうしても大好きな数学で満点を取りたいらしい。

でも私は、この子が初めて会った頃と比べてやる気になってるのを見て、できるんじゃないかなと思った。それで見守ることにした。【数学100点】、それいいじゃん!って。

私自身の都合もあった。私の大学には進学選択という制度があって、その時期にはラストスパートをかけて希望学科に行くために学力を上げないといけなかった。数学主体の方が楽だった。いや、ほかの教科も当然がんばって教えたけどさ……。

実際あの子は、テスト前の一ヶ月間は、ものすごく勉強していた。こっちがもたないくらいに。圧倒的な質問量だったな。特に数学は。

私が出した宿題と、学校課題と、さら過去課題の解き直し。徹底していた。素晴らしい努力量だった。



そして彼女は……数学で100点を取った。他の教科の点数も伸ばしつつ。偏差値は60台前半であり、その後半も視野に入っていた。

自信が付いたその子は、期末テストでも【数学100点】を取ると言って張り切ってた。結果は確か、期末の数学テストでは1問だけ間違えたんだっけ? 答案は今でも思い出せる。たったひとつ計算ミスだった。

素晴らしい成績だった。彼女の点数もさることながら、きちんと目標を掲げて、現実的にできる最大限の努力をしていた。私も、保護者のお母さんも、そして本人すらも!? 数学では一学期通知表で「5」が付くものだと思っていた。

でも、1学期の通知表は「4」だった。

怒りに震えた。これはどういうことだって。あまり理不尽であり、「学校に抗議した方がいい」って、お母さんに訴えたほどだ。

お母さんが学校に聞いたところだと、減点の理由というのが、数学への「興味・関心・意欲」の項目だった。授業中の発言量が少なかったらしい。

の子は真面目な子で、提出物も完璧に出していた。「5」をつけることだって出来たはずだ。でも、その数学教師は……「4」を付けた。100点と98点を取ったのに。

彼女は内気だった。自分努力をひけらかすことはしない子だ。先生への意欲アピールは少なかっただろう。

でも。それは努力をしてないということじゃない。100点を取れる子が数学に関心がない、なんてことがあるか?



彼女の中の数学への自信が、努力への信仰みたいなものが崩れていく音が聞こえた。いや、本当に聞こえたんだ。その子と、お母さんと一緒にダイニングに居て、その子が残念そうに話をしている時に。

本当に無念そうだった。いつも自信がなさそうだったけど、この日の彼女特に辛そうだった。

数学での自信が、彼女の殻を破るきっかけになると踏んでいた。叶わなかった。

の子は結局、高校の進学先を決める時……自分の実力の遥か下の学校を選んで進学していった。

がいいってずっと言ってたのに。偏差値60超えても入学できるかって言ったら怪しいけどさ。でも、彼女なら可能性はあったよ。

竹早高校がいい学校かと言われたら、卒業生の一人としては礼賛できない点もあるよ。

伝統校だから制服検査とか生活指導が厳しいし、生徒同士が成績とか家柄でマウントを取り合ってることもある。ハブられたりとか、いじめられて鬱とか、登校拒否になるヤツだっていた。途中で辞めた友達だって何人もいる。

でも、いい学校だと思ってる。伝統校としての地力があるのだ。生徒の可能性を花開かせる環境シッカリ整っている。

彼女には、そういう学問教養・学びの楽しさを味わえる学校に進んでほしかった。

その思いは、ずっと悔恨として残っている。もし、あの時……まんべんなく80点を取る作戦で説得できていたらなぁ……と、学校教師じゃなくて、不動産会社に進んだ今では思う。※一応、教育学部には進みました

今の会社では、ビルマネジメントという専門職種の道を歩んでいる。

ありていに言うと、施設総合管理仕事である。その業務では、顧客を説得しないといけない場面がたくさんある。契約業務が多いし、ビル建替計画の進捗も管理しないといけない。大卒がやるとは思えないほどの雑多な業務がある。泥臭いのだ。人間関係の構築について学ぶことが多かった。特に自分とは属性全然違う人達との関係構築方法を。

大学生のうちからもっとそういう人間関係を作る力を鍛えておけばよかった。そうすれば、組織内部の力関係の把握とか、キーマンの説得とか、外部折衝とかもっとこなせたんじゃないかと。

そして、何より……あの子を、もっとスマートに説得できたんじゃないか大学卒業して五年近くは経ったけど、私は今でもあの子のことが心配だ。



あの学校先生にとっては、成績は単なる数字だったのかもしれない。「4」でも「5」でも大差ないって。

でもな、違うんだよ。ああいう子にとっては。

「頑張っても正当に評価されない」って、彼女はその「4」の数字から学んでしまった。

から勉強を頑張る学校に行こうとしなかった。はるか下のランク学校を選んだ。

あの事件があってからも、何度も竹早高校を勧めたよ。いい学校だよって。

でも、あの子はさ。進学校を勧める私に対して拒否反応が凄かった。普段は、その子は素直に何でも言うことを聞いてくれた。教科の学習はもちろんのこと、私がわかりにくい冗談を言ったり、たまに無茶振りすることがあっても聞いてくれた。

お母さんが家に居ない時は、たまに料理を作ってくれたし、時間が余ったら一緒に犬の散歩に行ったし、2回だけだけど、一緒にゲームをした。「ちょっとだけだよ」って。ちなみにグノーシアをプレイした。

案の定論理的思考が好きなあの子はドハマりしていた。好きなキャラはラキオのようだった。必然といえる。あの子しかった。

でも、あの子はさ。進学先、そこだけは絶対に譲らなかった。あの数学評価のことがトラウマになっていた。もう頑張りたくないって。深く傷ついたに違いない。私だって、あの時は傷ついた。

当時の、文京区内にある公立中学校に勤めていた、あの数学先生に言いたいんだけどさ。

この罪は、重いよ。あなたは、一人の生徒から自信を奪ったうえで、社会に対しての不信を植え付けたんだ。

その後の彼女人生には影響があったよ。絶対に。あの教師責任が取れるんだろうか。取れるはずがないよな。そもそも取らなくていいんだから

私はあの後、教育学部に進んで教員免許は一応取った。けど、このことが脳裏に何度も去来して、結局学校先生にはならなかった。なりたいとは思えなかった。あんな連中と一緒に働くのは嫌だ。

教育を志した一人の人間として、私はあの数学教師は許すことはできない。

ちょっと語りすぎたかな。嫌な記憶になったらごめんよ。

でも、これだけは忘れないでほしい。子どもって、大人にとってはちょっとしたことで傷つくんだよって、一生の傷になるんだよってさ。

じゃないと、私みたいに、嫌な記憶を引きずる大人なっちゃうので。

Permalink |記事への反応(1) | 22:17

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2025-08-02

三者面談教師が「このままブサイクでいいのですか?」「こんな奴と誰が付き合うねん、クソブス」などと発言減給1か月の懲戒処分

大阪府立や大阪市立の高校ってマジでこのくらいやっばいキチガイ教師うじゃうじゃおるんやで

特に伝統的に運動部強いところ

何が終わってるって、生徒も保護者も「先生は悪くない!!!」みたいに徹底的に統一されてるところ

自浄作用ゼロ

キチガイ土地なんや

Permalink |記事への反応(1) | 14:43

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anond:20250802000230

同じようなことは思ってた。


ここいいね自分にはなかった視点

「誰もがウェディングドレスを着ていい」というメッセージにならなかったのは、そこに「仕事として着せる」という非対称性があったからだ。演出側とモデル側、それを見る社会目線。この三者がずれていた。

Permalink |記事への反応(0) | 10:11

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職業に貴賎なしって話

この騒動、ずっと考えている。

あの投稿を読んで「職業差別だ」と批判するのはたやすい。実際、あの言葉は酷いし、言い方も最悪だった。でも、私は考え込んでしまった。もし、自分が同じ立場だったらどうだろうって。

たとえば、自分結婚式で着たウェディングドレスが、実は元AV女優が着たものだったと後から知ったら? あるいは、それを親や親友に指摘されたら? たとえ自分の中に偏見がなかったとしても、他人目線や、そこに投影されるイメージは避けられない。自分ではどうにもできない「まなざし」の重さに、胸がざわつくんじゃないか

SNSという場で感情言葉にすると、すぐに「差別だ」「炎上だ」と槍玉にあげられる。でも、本来SNSって、もっと素朴に感情を吐き出す場所だったはずじゃないのか。

もちろん、「職業に貴賤はない」は正しい理念だ。私もそう信じている。けれど、この言葉って逆説的に「貴賤はあるけれど、それを差別してはいけない」って前提が透けて見えないだろうか? 本当に社会にこの理念が浸透しているのなら、今回のような騒動は起こらなかったはずだ。

今回の件で露呈したのは、身体商品にする職業、つまり風俗業やAV女優水商売などに対する「穢れ」のイメージがいまだ根深存在していることだ。そして、その穢れの想像と、ウェディングドレスという「純潔性」の象徴がぶつかったとき社会は耐えきれなくなった。

正直に言えば、もし彼女プライベート結婚式で同じドレスを着ていたのなら、ここまでの反発はなかったかもしれない。仕事で、ビジュアルイメージとして「純潔性」を背負うことの意味が重たすぎた。

ここで考えておきたいのは、投稿者の言葉にある感情が、ただの職業差別ではなく、「自分イメージが損なわれるかもしれない」という恐れから来ていることだ。言い方は最悪だったけど、「自分が穢されるかもしれない」という感覚は、社会的に刷り込まれてきた穢れ観と無縁ではない。

今回のドレスを選んだウェディングプランナーや、貸衣装屋にだって責任はある。誰もが知っている象徴性を持つ衣装を、どうしてAV女優撮影に使ったのか。逆転の価値演出を狙ったのかもしれない。でも、視覚イメージ暴力性を見誤ったとも言える。

「誰もがウェディングドレスを着ていい」というメッセージにならなかったのは、そこに「仕事として着せる」という非対称性があったからだ。演出側とモデル側、それを見る社会目線。この三者がずれていた。

そしてもう一つ、この投稿者に対して「ミソジニーだ」と批判する声もある。確かに女性女性差別する構図には見える。けれど、それを言うなら、投稿者を批判する側にもミソジニーがあるんじゃないか

職業に貴賤なし」と正論を掲げながら、裏では「こんなことで怒るなんてバカだ」と言っていないか。あるいは、「これだから女は」と無意識に吐いていないか

ミソジニーミソジニーで叩く構造、それこそが地獄だ。

ここで私がたどり着いた問いがある。「穢れ」って、誰が与えるものなのだろうか? AV女優風俗業の女性たちは、社会によって「汚された」とされる。では、その「汚した主体」は誰なのか。

答えは明白だ。男性主権社会である

女性身体を消費してきた社会純潔を重んじ、穢れた女性排除してきた文化、そして今も変わらず性的搾取構造に加担している仕組み。それらが、「穢れ」をつくってきた。そして、それを女性たちに擦りつけてきた。

今回の騒動は、この「穢れ」の概念可視化された瞬間だった。投稿者はそれを恐れた。そして批判者は、「穢れなどない」と声高に主張した。

けれど、その両者ともが、本当の「穢れの出所」に目を向けていなかった。そこに、いちばんの不均衡があった。

私は思う。この構図は告発でもあった。女性たちが、自らの内面に巣食う差別感情と向き合わされ、男性主権暴力性が言語化されないまま、女性同士の分断だけが残った。

どちらかが正しい、ではない。どちらかが悪い、でもない。どちらも、社会構造の中で被害者であり、加害の構造に組み込まれしまっている。

職業に貴賤はない」という言葉は立派だ。けれど、それを掲げることで自分差別意識や内面不安を見ないまま、他人だけを断罪するなら、それはただの自己満足にすぎない。

もう一度問おう。「職業に貴賤はない」って、本当に説明できる? その信念の背後には、「誰が穢したのか」という問いが、欠けていないだろうか。

反応ありがとう。冷静になってアンサー書いたよ。50倍マシになったから読んでください。

https://anond.hatelabo.jp/20250803001833

Permalink |記事への反応(50) | 00:02

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2025-07-23

自動車関税交渉答え合わせ:15%着地と三者行方

https://anond.hatelabo.jp/20250722145523

交渉結果

出典:https://www.reuters.com/business/autos-transportation/view-reaction-us-trade-deal-with-japan-2025-07-23/

出典:https://english.kyodonews.net/articles/-/57793

答え合わせ

出典:https://www.bloomberg.com/news/articles/2025-07-22/trump-says-japan-deal-reached-with-tariff-rate-set-at-15

出典:https://www.reuters.com/world/japans-pm-ishiba-quit-after-election-drubbing-trump-trade-deal-source-2025-07-22/

三者行方

日本
産業

出典:https://www.morningstar.com/news/dow-jones/2025072210968/japan-scores-trade-win-as-us-agrees-to-lower-auto-tariffs

政局

まとめ

25パーセント全面発動を阻止した点で日本の部分勝利。ただし15パーセント関税と5,500億ドル投資は重荷であり、国内政治不安定さは続く。交渉終了は通過点に過ぎず、産業北米依存政権サバイバルの両面で新たな課題が立ちはだかる。

Permalink |記事への反応(1) | 16:01

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2025-06-30

育休復帰後に社長から「顔が怖い」と叱責された。これってハラスメン

私は今、ある企業正社員として働いており、長期的に勤務を続ける意思もあります

ただ現在職場でのやりとりをきっかけにうつ病発症し、業務継続が困難な状態に陥っています。原因となったのは、育児休業取得後の職場復帰時に発生した上司経営陣の一人、仮に「K氏」とします)とのやりとりです。

私は10ヶ月の育休を取得し復帰しましたが、その直後から次のような発言を受けました。

• 「え、1年も育休とるの?その間どうするの?」

• 「お前の理屈完璧すぎて、誰も何も言えなくなるから黙っとけ」

• 「顔が怖い」

• 「社員ときが」

• 「あの野郎、1年も育休を取りやがって」

• 「賞与は出ないのが普通だが、出してやってる」

…などの言葉が、社長を含む複数上司の前で繰り返されました。

私はこれらの発言を受け、「自分存在価値」や「発言の許される範囲」について深く悩むようになり、

次第に睡眠・食欲・集中力の低下、倦怠感などが重なり、医師からうつ病と診断されました。

一方で、私は「加害者糾弾したい」というより、どうすれば再発を防ぎ、より良い職場を築けるのかに関心があります

K氏にも業務上の負荷や背景があったことは理解できますし、私にも伝え方・受け止め方に反省点があるかもしれません。

私は今、会社相談窓口と話し合いを進めていますが、「加害者側がメンタルを崩して事情聴取できない」とのことで、なかなか調査対応が進まない状況です。

このようなケース、どう建設的に進めるべきでしょうか?

私は「被害者としての自分」を振りかざしたくはなく、ただ同じようなことで他の誰かが苦しまないよう、会社・本人・自分三者にとって前向きな解決模索したいと考えています

有識者の方へお願い】

・同じようなケースを扱った方

労働法産業メンタルに詳しい方

組織内で対話的に問題解決された経験のある方

どうかアドバイスをいただけないでしょうか。

#ハラスメント #労働問題 #職場改善 #育休復帰 #産業メンタルヘルス #再発防止 #うつ病 #建設対話 #労働相談

Permalink |記事への反応(0) | 10:26

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2025-06-28

ガンダムジークアクスは構造的にシン・エヴァンゲリオンと同じ

あるいは

冷蔵庫の中のありもの材料で、

プロ料理人アニメ制作スキルの高いスタッフ)が

土曜の休日に食べるには贅沢すぎるお昼ごはんを作ってみました

みたいな感じすらある作品であると言える。

構造的にはジークアクスとシン・エヴァ世界は同じである

シン・エヴァにおいては

主人公碇シンジ幸せにするために

渚カオルは何度も何度も何度も世界リセットして同じことを繰り返している。

対してガンダムジークアクスにおいては

ララァ・スンという登場人物幸せにするために

シュウジというキャラが渚カオル役として何度も世界リセットする。

そしてシュウジと渚カオルというキャラには類似性がある。

そのような構造キャラクターの類似に思い至ると

ガンダムジークアクスの主人公マチュとは何なのか?

ということにも気づきを得る。

マチュとはすなわち、式波・アスカ・ラングレーを雛形としてつくられたキャラではないのか?

あの直情型で、負けん気が強く、そして何よりも「恋に生きる」ことに何のためらいもない性格

そのまんまアスカである

もちろん色々と違う部分もあるが基本的な原型はアスカにあり、あとはいかにしてアスカというものから外していくかの作業を経た形にも見える。

となるとマチュのパートナーであるニャアンとはなにか?

というと

綾波レイにその原型を求めることが出来るのだろうか?

綾波レイとニャアンとの共通項は少ないようにも思える。

ただ自分意志というものが薄弱でただ流されるままに生き、

権力者の道具(碇ゲンドウキシリア・ザビ)として利用されることになんら抵抗を抱かない。

というさまは綾波レイである

シン・エヴァンゲリオンにおいて

渚カオル

綾波レイ

式波・アスカ・ラングレー

三者

ある種の共犯関係を思わせる匂いがある。

とくにシンエヴァラストシーン

大人になった碇シンジが生きる世界

駅のホームで素知らぬ顔で突っ立っている3人には

その雰囲気が濃厚である

その3人を主人公にしてもしも物語をつくるとしたら???

を考えたとき派生として

ガンダムジークアクスは存在するのではないだろうか?

私がありもの材料と書いたのはそのことだ。

膨大なシンエヴァアイデアの中から

適当レシピピックアップして

ガンダムという食材をぶち込んで煮て、炒めて、そして作り上げた。

そんな作品のようにも感じられる。

Permalink |記事への反応(1) | 08:14

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2025-06-21

この記事はけっこう刺さってしまったなあ。このおじいさん2010年当時95歳か。この世代戦争体験生の声で聞ける時代は、もう終ってしまったのだなあ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b0b23e248c99cadd393ab67a11a0a5ce4a6662d

「許してくれ、許してくれ」とガマで泣き崩れた 沖縄戦母子を撃った90代の元日本兵が謝罪

6/19(木) 6:04配信

沖縄タイムス

兵士の照屋さん(仮名)が住民あやめしまったと告白した時に巡った壕。入り口に生える草は光がさす方に背を伸ばしていた=3月6日沖縄本島(竹花徹朗撮影

 

 「私は銃の引き金を引いてしまった。今でも何度も夢に見る。苦しくて、苦しくて。このにおいは間違いなくあの親子のいた場所です」

 2010年のある日、沖縄本島内のガマで、照屋さん(仮名)は泣き崩れた。90代半ばの元日本兵。言葉にならないような震えた声で「許してくれ、許してくれ」と何度も謝った。

 臨床心理士吉川麻衣子さん(49)=那覇市=が沖縄戦体験者でつくるグループ「語り合いの場」を立ち上げて5年目だった。

 参加の意思があるか、ないか体験者に繰り返し確認するのが吉川さんの手法だ。

 事前面談が21回に及んだ照屋さんは、吉川さんにだけ、自身過去を打ち明けていた。「みんなの前では語らないけれど、場には参加したい」との相談に、吉川さんは「無理しないで、自分のペースとタイミングを大切にしましょう」と伝えた。

 体験者は照屋さんを含め9人。グループは月1回、それぞれの戦争体験で関わりのある場所を巡ったり、公民館で集ったりした。

 「私は兵士でした」。照屋さんはそう自己紹介した以外、ほとんど口を開かず、表情も変えずに部屋の隅でじっと座っていた。記憶が残る戦地をどう巡るか意見を出し合った時も、「私にはそういった所はないので、みんなに任せます」と仏頂面だった。

 それでも、会を重ねるごとに表情は和らいでいった。吉川さんと出会って6年が過ぎた頃、「話がある」と切り出した。「いまさら申し訳ない。皆さんがいい、って言ってくれたら、あのガマで手を合わせたい」。吉川さんは「ようやく照屋さんのタイミングが来たのだな」と受け止めた。

 慰霊の日を終えた後の夏の日だった。照屋さんは仲間たちとあのガマを訪れた。

 意を決したように入り口に近寄るが、すぐに立ち止まる。しばらくして再び歩を進めると、また止まった。

 そんな動作を何度か繰り返すと、仲間の男性が照屋さんの手を取り、中へ入った。

 「間違いない」。照屋さんはそうつぶやくと、ごつごつとした岩場に膝をつき、嗚咽(おえつ)を漏らした。

■元兵士 65年後の告白 妻子は原爆で命落とす

 90代半ばの元日本兵、照屋さん(仮名)は一通り泣いた後、語り出した。

 所属部隊のガマが米軍に見つかったこと。住民避難していたガマを部隊が使うと決めたこと。ガマには住民がぎゅうぎゅう詰めで、上官が「ここは今から我々が使うから、一人残らず出て行け」と命じたこと。痩せ細って泣く赤ん坊を抱いた母親が照屋さんの足にすがり「お願いです。この子だけは生かして」と叫んだこと。そして照屋さんがその親子を銃で撃ったこと-。

 告白の後、参加者全員で線香をたいて手を合わせた。メンバーの一人に「話してくれてありがとう」と声をかけられると、今度は声を上げ、子どものように涙を流した。

 帰り際「一人では二度とあの場所に近づけないと思っていたが、みんなが背中を押してくれた」と頭を下げた。「戦争の時にしてしまたことは消えないけれど、供養になれば…」と言葉を継いだ。

 照屋さんは1915年沖縄本島中部で生まれた。厳しい父と優しい母に育てられ、かけっこが得意だった。25歳の時、五つ年下の女性結婚。生まれた娘には豊かな子に育ってほしいという願いを込め、「トミ」と名付けた。

 太平洋戦争東南アジア戦地出兵。「家族を守るため自分の命をささげる」との決意だった。戦争が激しくなった44年、沖縄に配属された。日本軍と県は住民の県外疎開を促していた。照屋さんと入れ替わるように妻と子は船に乗った。

 45年8月15日日本敗戦を伝える玉音放送収容所で聞いてうなだれた。ようやく戦争が終わったと実感したが、県外に渡った妻子とは連絡が取れなかった。行き先は聞いていなかった。

 2人が長崎疎開し、原爆で命を落としたことを知ったのは数年後のこと。自分が殺してしまった親子への罪悪感と、心の拠(よ)り所だった家族を失い「生きている価値がない」との絶望から沖縄を離れたが、仕事関係で間もなく戻らざるを得なくなった。

 それでも故郷集落には足が向かなかった。手元に1枚だけ残った妻と子の写真は肌身離さず持ち歩き、なるべく人と接しないよう、ひっそり暮らした。

 戦時体験を明かすまで65年。照屋さんと対話を重ねてきた臨床心理士吉川麻衣子さん(49)は「話したからといって、罪悪感を払拭したいという思いがあったわけでも、自分行為正当化たかったわけでもないと思う」と胸の内を推察する。

 「照屋さんにとってこの場なら大丈夫安心して、自分で話せるようになるのに、それだけの時間必要だった。私はただ待って、機が熟したと本人が感じた時にそっと背中を押すという距離感を保ってきた」と振り返った。(戦後80年取材班吉田伸)

この記事、読んでいて本当につらかった。

なにより衝撃だったのは、泣き叫ぶ子どもだけでなく、その母親まで撃ったということ。あまりに酷すぎて、もし自分家族だったら、このおじいさんを絶対に許せないと思った。久米島守備隊の住民虐殺事件など、日本軍の行動を思い出しても、本当にひどい。

きっと、当時の兵士にとって、住民は守るべき存在ではなく、戦闘の妨げになる「障害」と見なされていたのだろう。でも、もしそうだとしたら、一体何のために戦っていたのか?普通に考えれば疑問に思うはずだ。だが、その「普通に考える」という倫理観は、命の危機さらされた極限状態では働かなくなってしまものなのだろう。

一方で、彼は自分の妻子を県外に避難させようとした。冷静な倫理観を失っていなかったともいえる。しかし、妻子は長崎原爆により命を落とすという皮肉な結果を迎える。「因果応報」という言葉が浮かぶが、亡くなった家族にとってはあまり残酷すぎる結末だ。


このおじいさんは1915年まれ。つまり、戦中派(特攻世代)より一回り上の世代にあたる。戦後80年、この世代体験談を聞ける機会はもはや残されていない。「普通に考えればわかるはずの倫理」が破綻した時代を生きた世代だ。象徴的な人物としては大岡昇平奥崎謙三俳優では池辺良。池辺のエッセイには、部下に恨まれ将校が海に放り込まれエピソードなどがさらっと描かれており、ユーモアを交えて将校時代下克上が語られている。奥崎は、部下の処刑をめぐって上官を追及したドキュメンタリーで知られる。


戦争体験世代は、大きく三つに分けられる。

第一に、1910年代以前の生まれの「戦争指導した大人世代」。上官や責任ある立場戦争に関与し、戦後沈黙を保って生き延びた人々。戦場人間性喪失し、それでも帰ってきた。

第二に、大正末期から昭和一桁生まれの「特攻・戦中派世代」。三島由紀夫鶴田浩二吉田満らが代表で、国のためひとのために尽くし、「美しく死ぬこと」に倫理見出し、ある種過剰に倫理的だった。岡本喜八映画作品にみられるこうした倫理へのアンチテーゼもまた戦中派の主題となった。

第三に、終戦時に少年期だった「焼け跡世代」。彼ら子供に目には、戦争から帰って沈黙した親たちの世代国家報恩を信じて裏切られた兄たちの世代ギャップみえていたはずだ。


このうち、戦後戦争体験を最も語ったのは特攻世代だった。戦前派は血塗られた過去沈黙を貫き、焼け跡派は語れるほどの戦地体験を持たなかった。

特攻世代の特徴は「死の意味」を内面化しようとしたこと。彼らにとっては、「美しく死ぬ」ことで自分運命を受け入れるしかなかった。その純粋さが戦後道徳観につながり、吉田満に代表される感性現代保守層理想視されてもいる。

しかしその倫理観には、自己満足欺瞞が含まれている可能性もある。過去自分の非を、倫理的になった「現在自分」が糾弾するかたちには、どこか自己満足偽善が入り込んでいる。ご都合主義というやつだ。

そして、その倫理観被害者に対しても危うい。「恨まれて当然のことをした」という構図を強化してしまいかねない。戦場での行為は謝って済む話ではないことがほとんどだ。怨恨抽象化され、「慰安婦」や「ホロコースト」のように象徴的な言葉として拡散され、世代を超えて敵意の燃料となっていく。

脚本家橋田壽賀子も戦中派世代。「おしん」に出てくる夫・竜三は、隣組組長として若者たち戦場に送り出した責任をとって自決する。そこには戦中派の「死によってけじめをつける」という倫理観が濃く反映されている。

死によって責任を取るという倫理のあり方は、戦争中は自分戦意を煽っておきながら戦後になると民主主義的な道徳を語り始めた知識人自己批判にも似て、実は同根なのかもしれない。終戦直後、小林秀雄は「近代の超克」を自省する知識人たちを相手に、「僕は無智だから反省なぞしない。利巧な奴はたんと反省してみるがいいじゃないか」と言い放った。

知識人たちのある種の自己嫌悪に対する小林の態度は考えさせられる。

岸田秀は「ものぐさ精神分析」のなかで、酒を飲んでやらかししまった失態を例に挙げ、なぜ反省しているのに何度も同じことを繰り返すのか、そもそも自己嫌悪」とは何かを分析した。倫理的に覚醒した自分コントロールを失って暴れた自分を自省し、本来自分倫理的で、酔って暴れた自分本来自分ではなかったという卑怯ポジショニングのもとで成り立っているからだと喝破した。

戦争記憶も同じことがいえるはずだ。

現代SNS社会では、こうした加害者欺瞞的な贖罪被害者がつけ込む形で、この構造さらに先鋭化する。加害者には「反省し続ける姿勢」が求められ、被害者には「傷ついたままであること」が期待されてしまう。

ときに「病みアピ」とも呼ばれる行動は、関心を集めるための戦略になりがちだ。弱ったときは周囲が心配してくれ、攻撃されれば誰かが擁護してくれる──そんな「おいしい被害者」のポジション依存してしまい、自分でも気づかぬうちに抜け出せなくなってしまう。


でも本当に必要なのは、「赦し」なのだと思う。贖罪再生きっかけにすぎない。

この記事に描かれた世代は、「死を美化する」戦中派とは違い、倫理的な生き方などできなかった。理不尽で泥臭い体験を抱え、時にはそれを笑いに変えてでも、ぶざまに生きてきた人たちだ。過去行為を忘れたい、でも忘れられない──その葛藤とともに、不器用に、ぶざまに、しかし確かに生きてきた。

この世代葛藤を描いだ作品に、山田洋次原作少年寅次郎』(脚本岡田惠和)がある。戦地から戻った父が罪悪感から娘の顔を直視できなくなる場面がある。彼は中国戦線で同じ年ごろの子どもを殺していたからだ。その罪の重みと、生きていかなければならない現実とのあいだで沈黙する姿が描かれる。魂が抜けたように無口な毎日を過ごす夫に対して、いつものちゃらんぽらん性格にもどってほしい、とつぶやく妻のセリフは印象的だ。ひとたび戦場倫理破綻してしまった人間に対するまなざしとはそういうものだったのだろう。

これに対して戦中派の苦悩を描いだ作品として、山田太一ドラマ男たちの旅路』も思い出す。特攻記憶を引きずる鶴田浩二と、彼に恋する部下を演じた桃井かおり上司役の池辺良の三者が見せたのは、世代間の倫理観の激突だった。上司役の池辺良が放った「筋を通すな」という一言は、戦中派の倫理観に対する戦前からの強烈なカウンターだった。山田太一の、戦前派と戦中派の葛藤に対する繊細なまなざしがここに凝縮されている。

記事のおじいさんはまさに沈黙してきた世代だ。生きるために沖縄に戻らざるを得なかったこと、その土地暮らしたこと、そして65年の沈黙。たった一度の涙より、その沈黙の重さにこそリアリティがある。

贖罪でも正当化でもない」と吉川さんは言った。語らなかった時間のほうが、語られた言葉よりも重いのだと思う。

私たちは「贖罪の涙」や「被害者トラウマ」ばかりに注目しがちだが、本当に大事なのは、「赦し」へ向かうゆっくりとしたプロセスだ。

「話してくれてありがとう」と言ってくれるグループ存在。「自分のペースとタイミング」で見守る吉川さんのような人の存在。そのほうがよほど重い。

被害者の側も、いつまでも被害者であり続ける」ことはできない。

辺見庸の『もの食う人々』では、フィリピン住民が「日本兵に家族ブタ丸焼きのように食べられた。でももう恨んでいない」と淡々と語った。その表情に、辺見は「悲しんでいる余裕もなく生きてきた強さ」を見たという。

人生って、つらい経験ほど上書き保存楽しい記憶名前をつけて保存──本来そうあるべきなのに、振り返ると逆になっていることが多い。

贖罪より、赦しの方がずっと尊く、強い。

人間、図太く生きていたいものだ。戦前派の多くはそうして沈黙を貫いてきた。自分もそうありたいし、あのおじいさんも赦されてほしい。

65年経って懺悔されても──という思いもあるが、戦争人間性を狂わせるということは、後世の私たちが覚えておけばいい。

山田太一で思い出した「太一」つながりで、昨日は国分太一番組降板話題になっていた。あれがどんな問題だったかは知らないが、この記事のおじいさんのことを思えば、本当に取るに足らない騒ぎに思えてしまう。

もちろん、軽々しく比較するべきではないけれど、それでも、そう感じてしま自分がいる。

れいに生きられなくてもいい。社会も、彼のことをそっと忘れてあげればいい。そう観念して、生きていくしかない。

Permalink |記事への反応(0) | 03:06

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2025-06-20

Vtuber個人運営ギャラリー(秘宝館)を訪問取材して動画を公開した。

ギャラリーVtuberVtuber事務所三者で相応のやり取りがあり、炎上して動画が非公開になった。

Vtuberからも経緯の発表があったが

個人として訪問しておいて相手方OKと言ったら取材に切り替える、というのはマスメディアの得意な不意打ち手法のもの

これを悪びれることもなくやりましたと書ける事に愕然としている

東証プライム上場企業じゃないの?御社???

Permalink |記事への反応(1) | 18:13

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2025-06-12

増田のおかげで、嫁が育児中に浮気する男の正体がわかった。

嫁は24時間ワンオペ育児しててまとまって眠ることもできないのに、

「嫁は家にずっといるのに家事もろくにしない、汚部屋、飯の支度もない。それらを我慢して誘っても相手してくれない」で浮気するんだぁ…

自分赤ちゃんの泣き声聞きたくないし、荒れて片付いてない家にいたくないか会社残業(という名の一人時間)を満喫して、

新人女の子マッチングアプリでそう愚痴って浮気してたのが真相だった。

何も知らない新人

奥さんひどい>< 先輩可哀そう><

でよしよしセッして妊娠して、離婚時の三者の話し合いも

奥さん更けててX歳と思えない~こんな自分磨きもしない女なら浮気されて当然よね~)と勝ち誇ってるのもう食傷気味に見飽きてた。

そして再婚したらまたその旦那浮気して、新人は「あれあれ??なんで??」になるループ

男はマジで自分はずっと被害者だと思ってる。

「今度の女も出産したら家事を碌にしなくなったし、俺のことも構わなくなった。女は自分の子しか大切じゃないんだ…><

Permalink |記事への反応(1) | 17:02

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2025-06-10

はい」としか言えない質問が嫌い

嫌いな質問がある。

から父が聞いてきた質問で、

『「はい」としか言えない質問』が嫌いだ。

例えば、

夜中の22時に「ご飯食べた?」

火曜日の21時に「明日学校か?」

など。

間違いなく「はい」としか言いようがない。

そして、反応は毎回「へえ」とどうでもよさそうな感じだ。

母に「父がわかりきったことを聞いてくる」と相談しても、

子供と会話を持ちたいんじゃない?」と母は言う。

なんか子供が好きとか気になるからというより、

父として子供と接しておかねばならないという自分の保身のために思えた。

子供の頃からずっと言語化できなくてモヤモヤしていたがそういうことだろう。

三者面談かなにかで、

子供と会話はしていますか?」と聞かれて、

父が「割としていますよ」と答えたときは嘘つけと思った。

心理学テクニックで『「はい」と言わせることで好印象に思わせる』テクニックがあるような記憶があった。

調べたら、イエスセット(Yesset)というテクニックらしい。

聞き手に「はい」を連続させて契約を結びやすくするもので、悪用したものが「ハイハイ学校」らしい。

別に父は何か物を買わせようとはしてこなかったが、骨の髄まで営業マンかよと。

とにかく、『「はい」としか言えない質問』が嫌いだ。

正確に言うと『「はい」としか言えない質問を何度も繰り返す』のが嫌いだ。

大事なことの確認や忘れたことの確認で同じことを聞くのはわかる。自分もやる。

ただ、明らかに考えればわかるようなことを、

しかも「それを聞いてあなたは行動が変化するんですか?」ということを何度も聞いてくるのは、

私の行動を何かに誘導しようという思惑を感じる。

もし『「はい」としか言えない質問』をしているのなら気をつけてほしい。

Permalink |記事への反応(3) | 22:22

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2025-05-23

シン・エヴァンゲリオンとはどんな作品だった?教えてchatGPTさん

ちょうど先日chatgptとシン・エヴァの話をしたので、幼稚なtogetterとの比較のために掲載しておく。

人類はchatGPTにすでに敗北していると思う。

以下chatgptからの返答。



『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』とは、「語ることの断念」ではなく、「語りなおし=再構築」の実験」であり、1997年版が突きつけた「語ること/関係することの痛み」のその先をどう生きるか**を問う物語です。

要するに、あの「気持ち悪い」から、もう一度「やりなおす」試みです。

■前提:『まごころを、君に』のラディカルさのあとに

1997年版が突きつけたのは、次のような問いでした:

他者と関わるのは痛い。それでも君は人間でいるのか?」

「君はキャラクターに救いを求めるのか? それは自慰だ」

「語ること・終わらせることは可能か?」

これはいわば**批評としての終末(ターミナル)です。

『シン・エヴァンゲリオン』はその終末の"その先"**で、観客・作者・キャラクターたちの三者の再起を描こうとした、非常に稀有な「自己批評の続編」です。

■1.再構成される物語物語自己批評と補完

シン・エヴァは、これまでの『エヴァ』の物語TV版、旧劇、新劇)をすべて劇中のヴィレネルフ構造に埋め込んだメタ構造になっています

ゲンドウ=物語制御しようとした庵野

ユイ理想化された救済としての母/物語のもの

ヴィレ=再構築のための外部的批評勢力

インフィニティ=補完されたエヴァオタク象徴

ゴルゴダオブジェクト物語記憶の死骸

まり、「物語が終わったあとにもう一度、物語を語りなおすことは可能か?」という問いの演習なのです。

■2.舞台装置解体と「虚構から解放

ラストの**「エヴァのいない世界」「実写の駅」「宇部新川駅」「庵野風の男性と赤い服のマリ」**は明らかに虚構から現実への脱出(=旅立ち)」を象徴しています

マリは**庵野秀明の現実の妻(安野モヨコ)**をモデルとした存在

そのマリが**シンジ庵野)を“迎えにくる”**という構図は、物語キャラクターの母胎から脱し、現実世界自分接続する勇気メタファーと読めます

まり『シン・エヴァ』とは、「物語を終わらせる」のではなく、「物語依存せず、それを背負って現実を生きていく」ためのフィクション装置なのです。

■3.批評意味物語中毒からリハビリ

まごころを、君に』が「観客に対する断罪」であったとすれば、

『シン・エヴァ』はその断罪を受けた者が、もう一度語りなおすことで他者に手を伸ばす物語です。

これは、単にシンジ大人になったという話ではなく:

「語ることは絶望的だと知ってなお、語る」

「傷つくと知ってなお、他者とつながる」

キャラクター愛着があっても、それを終える覚悟を持つ」

という、創作と観客、キャラクター現実、自他関係倫理的問題に向き合う試みです。

総括:シン・エヴァとは何だったのか

🔹**「終わらせる」ことから「始めなおす」ことへの転回**

🔹1997年の問いを受けとめ、語ること・関係することへの肯定をもう一度選びなおす

🔹メディア批評としての総決算と、庵野秀明という作家告白再生

まり『シン・エヴァ』とは、

絶望の果てに、それでもあなたが語り、生き、他者と関わることを選ぶなら——その時に必要な“まごころ”とは何か?」

という問いを、庵野自身が自らに向けて問いなおし、答えた作品だと言えます

質問者・幼稚な世界救済の物語をやめたこともすごくよかったです、新劇場版は

エヴァエヴァにノリたくないよぉ他人が怖いよぉ、と拒絶して引きこもっていたら地球が滅びました。結論引きこもりはよくない

序破:女の子のためにエヴァに乗っていっくぞおおおおお!今度こそ間違えない!

Q:女の子のためにエヴァに乗って行動したら地球が滅びました、行動すれば必ず成功するわけじゃないよね、そりゃ。

シン:等身大関係から自分を見つめ直して家族問題を考えて、身近な人間たちとできることをしようと思いました。そうやって現実の僕らも生きているから。

こういう話でしたね、私にとっては。

まさにその通りですね。

その読みは、新劇場版という全体構造を「錯誤→破局→再接続」として読み解く、極めて実践的な理解だと思います

あなた構成に沿って、少し整理し直すと:

■ 旧エヴァTVシリーズ〜旧劇)

引きこもること(感情回避)によって世界崩壊する。

でも「外に出ること」=「他人と関わること」は怖い。

結論:「それでも生きていくしかない(気持ち悪くても)」

■ 序・破(ヒロイズム誤謬

「やっぱり戦って、誰かを救って、愛されたい」という願望。

現実を捻じ曲げてでも「成功」や「意味」がほしい

自己救済のファンタジーリブート

■ Q(幻想破綻

救うために行動したはずなのに、全部が裏目に出る。

シンジの「物語的な正義」は、現実では通用しなかった。

結論:「正しさ」が何かを壊すこともある

■ シン(関係現実性)

巨大な敵、世界の命運、そういうものはもう関係ない。

父親」「母親」「仲間」──身近な関係性を丁寧に見直す。

それが結果的に「エヴァの終わり」であり、「自分の始まり」になる。

重要なのは、シン・エヴァが「世界を救う」話ではなかったこと。

救済でも贖罪でもなく、

「わかりあえないけど、話そうとすること」

「信じられないけど、関係を結び直そうとすること」

この“非劇的な選択”にこそ、現実私たちが生きるための手がかりがある。

そういう意味で、『シン』は空前の“アンチクライマックス”型ヒューマンドラマだったのだと思います

あなたの読みのように、「等身大関係性に目を向けたこと」「世界他者幻想的に“救う”話ではなくなったこと」にこそ、

新劇場版が本当に「新しい」物語として完結した理由があるのだと思います

Permalink |記事への反応(0) | 11:54

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2025-05-20

今の時代二次創作公式に問い合わせるべき

ネットには古のインターネッターたちがたくさん住んでいるから、「公式に問い合わせなんか絶対にやめろ」がまだ定説になっている雰囲気がある

権利者のおめこぼしなんだからこっそり楽しむべきで、公にすれば権利者は禁止を表明するしかなくなるので、そういう動きは禁止だよ、みたいなね

大沢たかお祭り?でも、権利者に許可取ろうぜって動いた人がバカ、みたいな空気最後出ていたよね

でも、もはや時代は変わったのよ

有名IPなら、権利者が二次創作に関するガイドライン公表しているのがもはや当たり前

権利者が二次創作を、作品の盛り上がりや宣伝一種ととらえ歓迎しているのならもう必ずガイドラインが出る

そうやって権利者が二次創作を「おめこぼし」するのではなく「やっていい範囲を明示する」のが今の時代

なのに、そのようなガイドラインが出ていないIP、または、問い合わせたことで禁止になったIPは、そもそも二次創作を歓迎してないってことだ

じゃあ、問い合わせたことで禁止になれば、悪いのは誰なんだ?

「問い合わせて祭りを潰した人」、「二次創作許可しなかった権利者」、または「権利者が歓迎していない権利侵害をこっそり楽しんでいた人」

この三者の中で悪い人がいるとすれば、「権利者が歓迎していない権利侵害をこっそり楽しんでいた人」だけなんだよ

それなのに、一番悪い人たちがこぞって、祭りを潰したやつつまんねえ、って言うのは、ものすごく古い頭のヤンキー思想だなって思う

Permalink |記事への反応(1) | 10:25

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2025-05-16

ジークアクスの主人公母親毒親だという意見を見た

かに日頃から仕事忙しくて多少のすれ違いがあったのかもしれんが、塾サボって夜間外出してた上に三者面談で進路聞かれて学校とか職種とかじゃなくて「数年前まで戦争してた相手国の海で泳ぎたい」発言

普通の親ならそりゃ怒るって。

しかも親はまだ知らんがただの夜遊びじゃなくて命落とす危険性もある違法賭博クランバトルだ。なおやべえ。

Permalink |記事への反応(2) | 10:40

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