
はてなキーワード:ラッピングとは
前からずっとモヤってた話。
※1「なろう系小説」は「小説家になろう」に掲載されてる作品の総称でなく、その中でも「チート」によって主人公が苦労せず異世界で栄誉や異性の恋人などを得る物語類型を指す。自分も書き手なので、そうでないものが色々あることは知っているので区別しておきい。その上で「なろう系」も好きなように消費してもいいとおもう。
※2おおまかに「男性」「女性」と区切ってるけど、もちろん反応しない男性も女性もいるとおもう。あくまでざっくりした傾向の話として。
「なろう系嫌悪」と「萌え絵嫌悪」って、たぶん根っこが同じ。前者は表向きは「質が落ちる」とか「文化が痩せる」とか「安易」とかもっともらしい理屈が並ぶ。萌え絵嫌悪には「性的搾取」「性的客体化」といった文句が並ぶ。しかし、どっちも別に誰かの利益を侵害してない。ならさっさと回れ右すればいいのに、どっちも苛立つのだろうかと。そこで、ふと思ったのだが、あの違和感の中心には、しばしば「嫉妬の誤作動」があるんじゃないかと思う。
嫉妬は、相対的剥奪感から生まれる。自分が何かを奪われたわけじゃないのに、他人の快楽や承認が数字で可視化されるせいで、自分の位置が一段下がったように“感じる”。なろう小説ならランキング、RT、いいね。あるいは漫画化やアニメ化までされる。女性なら萌え絵が一般的に認められて本棚でそれが見られること。それはたぶん、他人の幸福をこちらの網膜に直送してくる。人間は情熱の奴隷だから、しばしばそれを無意識に正当化するために「あれは低俗」「浅い」「社会に悪影響」みたいな言葉が、心のざわつきを包むラッピングをしやすい。
起爆条件も似てる。お手軽に消費できること。記号が強く、理解にコストがかからないこと。ファンコミュニティが楽しそうに盛り上がってること。これらは全部、「自分の美意識や努力が相対的に価値を失うかも」という予感を刺激する。で、その予感が痛いから、道徳っぽい語彙で殴ってしまう。
もちろん、作品や絵に対する妥当な批判はあるし、全部を持ち上げろって話ではない。ただ、「ジャンルごと一括りで嫌う」時のトーンって、多くの場合は美学の議論じゃなくて、心の防衛反応。言い換えれば、「自分が選ばれなかった痛み」の誤魔化し。なろう系嫌悪は「作品を読むのはOK」ラインが保たれてるだけましで、特に女性側の「萌え絵嫌悪」は公共の場でちょっと女性的なマスコットキャラが出てきた程度で、防衛反応をむき出しにしてるから性質が悪い。
うがった見方に聞こえるのは承知の上で、それでも一回だけ立ち止まってみるといいかも。「これは嫉妬の誤作動かもしれない」と仮置きしてから、作品や絵そのものの話に戻る。たぶんその方が、余計な敵を作らずに文化批評もできるんじゃないかなと。
付言すると、2010年代の萌え絵批判で、あれこれ「添削」して公共の場にふさわしいように修正する議論があったけど、ぶっちゃけていえば「女性キャラをできるだけ女性として魅力的に見えないように修正する」という作業。女性じゃないから、たぶんだけど、あれは「本来苦労の末に獲得する果実(女性との恋愛やそのさきの行為)を見る人が掠め取っている」ような感覚から来てるんだとおもう。男性はそもそも恋愛において(多くは)ジャッジする立場にいないけど、マチアプとかでもわかるように男性をジャッジできる立場なわけで、そこを迂回して「果実」を掠め取ってるのが不愉快なんだろうなあって(彼女たちがそれを自覚してるかはさておき)。
実際女性憎悪するの、まともな人間なら当たり前だよ。女性が好き!とか女性を尊敬してる!って言ってる奴は異常者。
仮に自分の近くで「奢られるの当たり前、ヒステリーなりやすい、自分勝手で良く嘘をつく人気者」が居たら
なんでそんな人気なん?気持ち悪いわってなるの当たり前。しかもそいつらが
「お前たちは犯罪者予備軍で~私は被害者で~」って言っていたらいよいよ考えるだけで嫌になる。
そういう嫌なものを「綺麗さ」「可愛さ」「性欲・本能」でラッピングされたのが女性という存在。
だから無理に女性嫌悪を無くそう!じゃなくて、「そういうものだよね」と諦めて、そこからどう扱っていくか、若しくは関係を断つかが大事だと思う。
>自分が何か提供(親切心だったりその場で出来るこちらから提供できる何でも)しても返ってこない人には次からは親切にはしないこと
>親切にしてくれたり、誠実に会話を返してくれたり、そういう人には2倍3倍4倍5倍の良いことで返す
誠実な人には1.5倍返しくらいが丁度良いと思う、5倍で返したら引かれる。
がんばってちょ
たくさんの声豚を嫌な気持ちにさせるよ
なんか声優界隈?が一定の人気があるから声優の露出増えたし、商業的にも声優目当ての買手がいるからしょうがないけどアニメもゲームも声優が前面に出てくるのが本当に嫌
アイドル声優じゃなくてちゃんとした声優とか俳優を起用してくれる作品の方が好き。特にアイドル作品一本の声優はなんか演技が露骨であんま好きじゃないことが多い。
ゲームはフルボイスでも別に嬉しくないことが多い。話ズレるけどあと風立ちぬの庵野も大肯定派、あーいうのでいい
ゲームとか声優買いしてる人見ると萎える。本人の自由だからいいけど
あと人が作品の説明する時に声優持ち出すのが萎える。別に水樹奈々が出てようが花江夏樹が出てようがどうでもいい、どっちも良い声優なのは分かるんだけど、その人であることは別に重要じゃない。作品とキャラに合っていれば良い
あとこれは偏見だし最悪な意見だし言っちゃいけないから100私が悪いんだけど声優オタクが嫌い。つーかこれが本編。
オタクの中でも一番客観視ができていなくて、自分の性欲を遠慮なく振り撒いていて(「推し声優」だからっていう体で)気持ちが悪い
声優自体がASMRとかシチュエーションボイスとかやってるからしょうがないけど、AV女優のファンとかって自分のことキモいって分かってるからちゃんとAV界隈でコソコソやるのに声優オタクは堂々と色んなところで活動していて腹が立つ。ゲームの話していてもアニメの話していてもYouTube見てても声優の話をし始める。キショ
本当に声優オタクが嫌い。元々嫌だったけど知り合いでネットにいるのがまんまリアルでいて余計嫌になった。つーかこいつのせいだわ。完全に私怨だわ。サンプル数が一つしかないけど全部がこいつに見えてしょうがないんだわ。
推し声優のことを「顔がいい」って絶賛して、本人が演じるキャラクターを彼女と同一視して、リアルの彼女の写真集を買って、エロ音声を買って、性欲ぶつけているのに「ファンです」ってパッケージして綺麗なものみたいにラッピングしているのが激キショ。お前のちんこが見えるから隠して欲しい。人前で堂々のお前のオナニーの話するなよ。気持ち悪い。
えっと、また長文でがんばってますけど、
まず冷静に言うと、「被災者を嘲笑すべき」なんて誰も主張してないんですよね。
勝手にそういう極論に持っていって、そこを論破した気になってるのが、ちょっとズレてるなって。
「功利・義務・徳」って持ち出して「これは教科書級の正しさだ!」って言ってますけど、
だったらまず、その「ワロタ」が本当に被災者を対象にしてるのか、文脈をちゃんと確認しました?
発言の意図とか前後関係すっ飛ばして、「敵意トークンの拡散!」とか騒いでるのって、
なんかもう、陰謀論者が「5Gは脳を支配する」って言ってるのと大差ないんですよ。
社会を数式で語るのってカッコよく見えるかもしれませんけど、
そのW(社会福利関数)の中に「言論の自由」や「風刺・皮肉の効用」が入ってない時点で、
あと「AIは痛みを感じない」とか、「自己放尿」とか言ってますけど、
議論に感情論と侮辱混ぜてる時点で、あなたが一番「感情盾」に依存してるんですよ。
冷静を装ってるけど、実際は感情の爆発をラベリングとフレームワークでラッピングしてるだけというか。
あれだけ長々と書いておいて、最後に「選べ」とか言ってる時点で、
「俺のモデルに従わなきゃお前は便所」とか、どっちが独善なんですかね?
さすがにポエムすぎて笑いました。
おにぎりのさ、
おむすびとも言うかも知れないけれど、
海苔が巻いてあるじゃない。
林田健司さんばりで言うところの
パリパリイェーイってあの林田健司さんバージョンの青いイナズマの方を推したいんだけどね。
で、
そう!
それを知らずに不意打ちを食らって掴んじゃって、
その時初めて気が付いたときはショックだわ。
はぁ、
私としてのニューヨークスタイルで片手で持ち歩いて街を闊歩するスタイルに準ずると、
手も汚したくないの。
唯一手が汚れないってことでしょ?
そのノリノリ級なこそではないものの
さりげなくよく見たら小さくおにぎりのパッケージに「味付け海苔」ですってあんの。
そんでその次の言葉は書いてないけれど、
私は心の中で次の言葉を唱えるの
そっかー。
よし!
ってこういうおにぎりを買うときは覚悟を決めて食べた後手を洗える施設があるようなそういうところで食べたいのよね。
小鳥さんが鳥もちにもっちり捕まっちゃった気分と思えば分かるでしょ?
あの気持ち。
だから
味付き海苔なのか!ってところが重要なポイントで私は明太子味なのか鮭味なのか昆布味なのかサラダ味なのか、
それが重要なの。
最初から海苔が巻いてあるしなしなのだって海苔がしっとりしてモイスチャーがかってるから手が汚れるじゃない?って思われそうだけど、
水分でしっとりしているだけなのよね。
今日は初めて買うおにぎりの銘柄のものを試しに美味しいかってことで買ってみたんだけど、
しっかりパッケージに書いてあることを把握した上で、
分かった上で味付け海苔だってことを最初から知ってて食べるのと知らずにして食べるのとでは
大きな違いなのよ。
インバウンドの海外からの人たちがコンビニでおにぎりを買って、
海苔もパッケージの一部だと思って海苔もラッピングを剥がしたあとでまた剥がしていたシーンを見てしまって、
それはもともとベタベタの海苔かサラサラの海苔かの違いもとよりか、
彼らインバウンドのファーストタイムな海苔体験だったかも知れないので、
パッケージの一部だと思って海苔も剥ぎ取っちゃうシーンを見て海苔ー!ってなったわ。
あの何も味がしない黒紙って思っちゃうのかもしれない説濃厚よね。
ちゃんと覚悟を決めて予め最初から「味付き海苔」です!ってことその旨分かった上で食べたのよね。
こういうトラップ系仕掛けてある
そう思うのよね。
最近は私はそういう味付け海苔トラップに引っかかることは少なくなってきたけれど
年1ぐらいは引っかかるので、
その時はその味付き海苔を巻いてあるおにぎりを恨むではなくって、
私の注意が行き渡らなかった自分へのなんか不注意を恨むわ。
うっかりしてたー!って
まあ結局は味付き海苔でもノーマル海苔でも美味しくいただくはいただくんだけどね。
うーん、
ここで考えるのは
なぜ味付け海苔とノーマル海苔との2つのバージョンのおにぎりがあるのか!っていうこと。
私とは逆で味付き海苔大好き丸がいるのかしら?
なぜ2種類あるかは謎だわ。
値段の違いなのかしら?
ノーマル海苔のおにぎりよりも味付き海苔の方おにぎりの方の具のリッチさは上ってこと?
いやこれはあくまで仮説だけれど。
天下分け目の関ヶ原!って!
もしかしてそう言うこと?
西と東で好みの違いがあるってこと?
うーん、
いや上手いこと言えないけれどおにぎりは美味しいことには変わらないことは確かよ。
調べてみると面白いかもしれないわね。
増田を読んでいるちびっ子の今年の夏の今シーズンの夏休みの自由研究にもってこいじゃない?
うふふ。
単純に味がついているその味が美味しいって説も浮上よ。
韓国海苔みたいな感じ。
味付いた海苔をそれを楽しむというか。
だってあれは美味しい謎油が塗ってあるじゃない。
これまた飲み切っちゃいそうなので、
次の分をこしらえるのに、
ボトルを綺麗に洗っちゃわないとね!って今から心の準備をしておくわ。
夏でも意外と電気ポットは大活躍しまくりまくりまくりすてぃーなのよ。
大容量3リットルはすごいいい買い物だったわ。
大は大を兼ねるのね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
自分の場合、乗り鉄旅に出るたびに個人的な日記を残しているのだが、試しにそれを公開してみようと思う。
この4連休(金曜日は休暇)は、1泊2日で浜名湖と名古屋圏に出かけてきたので、まずは1日目の分を載せてみる。
反響があれば、2日目の分も載せるかもしれない。
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2025/3/21(1日目)
寝るのは23時になり、実家に関する夢を見たりもして、あまりよく眠れないままの5時起床。
そう、孤独な今後を考えたら、ネットコミュニティで人間関係を積み上げた方がいいんじゃないかとも思いつつ、何の蓄積にもならない一人旅に。
5時半でも薄明るいんだなと思いながらの電車。
平日なので通勤客は居て、地下鉄に乗ったりすると逆方向からこちらに通った時期を思い出したりする。
今回は「こだま」なのでしばらく待ち、乗っては三島まで寝ていく。
途中降りると一日券と料金が変わらなくなるので、都度の現金精算が面倒で購入。
気動車1両には平日なので20名程度しか居ず、ボックスを占有できる。
有形文化財らしい駅と早咲きの桜がいくつか。
一旦外に出て遠州鉄道の切符を買い、時間あるので車両の写真も撮りたかったが、入線の珍しい2番ホームは本当に2両の車両長ギリギリで前が写せない。
そして12分毎の頻度がわかる程度の混み具合。
街場では高架に載り、入口に入りづらいほど混む。
新浜松は新幹線からも見た2面2線だが、改札は分離しており、片面が臨時ホームなのを初めて知った。
復路ではRewriteのやや薄暗い感動曲を聴いていたが、なぜか急に「もうどうしようもない」と一人で居ることの不安が襲う。
楽しいことをしているはずなのに、親への申し訳なさがたまらなく(だから、この連休も帰らなかった)、こんなふうに逃げ続けてどうするんだろうと思ってしまう。
占いは「周囲の人が同じように悩んでいることに気づければ、孤独感が薄れるかもしれません」とのことだが、それをどうやって知ればいいのか。
再びの西鹿島。
湖岸にはサイクリングロードあるんだとか、そんな明るい水面をしばらく感じては新所原。
昼飯をスルーしての路面電車は、井原カーブのためなので運動公園行に乗る。
その対策のせいなのか、かなり床が高い。
運動公園で車両の写真を撮っては、全線制覇のために赤岩口へ歩く。
細道抜けては車庫が見える。
レールを辿るに、車庫には一旦引き上げて入る形のようだ。
と15分待ったが、乗るべき車両は来ない。
車両故障で遅れとのこと。
可能なら渥美線も乗ろうと飯も食わずに急いだのだが、その意味は無くなった。
しかし、車庫からの仕立て直しが見れたのは珍しいので、先の引き上げ線に撮影。
10分遅れで発車。
行きは気づかなかったが、線路上の路面は見てもわかるレベルにボコボコで、車内はかなり跳ねる。
後発との間隔調整で待ちを食らうが、最前列で車窓とともに聞く車両や運転手替えに慌てる無線も珍しく。
東八町で客がカラの新しい車両を見て、これが当該車両なのかと思う。
後ろは詰まるように続々来る。
携帯の充電も怪しくなってくる。
そして豊橋には快速が居るが、これに乗っても想定よりは早まらない(蒲郡線は30分毎だ)。
こうなったら豊橋に戻らず、近い名鉄線を埋めていくことにしようと、豊川線+渥美線の組み合わせを、三河線(海)に変更すると決める。
蒲郡駅は名鉄も同じ高架ホームになっているが、ここもSuica使えないのか。
名古屋圏なので、うどん屋にはきしめんがあり食べようとするが、こちらも新札不可。
というか、自分以外誰も居ないし店内は薄暗い(そういや、路面電車内も暗かったな)。
これでよく営業できてるなと思って入口見たら、月曜から木曜まで休みらしく、こうして食えたのはかなりの偶然なのね。
ホームにはワンマン専用車が居て、車内には蒲郡線と広見線の運賃表がある。
そのうち複雑な湾口が見えてくる。
そして西尾線に入るが、高架だったりするけど特筆すべきはあまりないかも。
こちらは乗る人がそれなりに多いものの、刈谷でJRに絡むくらいでこちらも特筆無し。
あとは車窓が暗くなってもよいので、ずっと座りっぱなしでもあったし、動画で見た「碧南レールパーク」なる廃線跡を2.3km歩く。
碧南の新しい駅前広場を左に曲がり、駅に停まる車両を撮っては、道路越えて最初の大浜口広場。
大人向けが多い感じの公園遊具にポイント器具や車輪が置いてあり、レールを模した白線が引かれる。
以降、キロ表示を伴う遊歩道となり、玉津浦広場ではホームの高さが残る。
そのホーム跡は両側で挟まれ、すれ違いできたんだろう広さには、子供たちの考えた見慣れない形の遊具が多数。
その先は、矢作川の堤防に上がろうとするレールがぷっつりと切られて終わりとなる物語性。
長かったけど面白い道だった。
帰りは駅に向かって真っすぐ帰る。
あとは復路で、ここまでの日記をスマホにまとめて刈谷で降り、遅れていた特別快速で宿泊地の岡崎には18時半前。
ここで急に花粉を感じだして、感覚がいっぱいとなりつらくなってくる。
一刻も早く顔を洗いたいが、イヤホンの充電を忘れていてケーブルを買わないといけない。
岡崎は駅前から住宅でそういう店が無く、大通りまでけっこう歩く羽目に。
ケーブルは無駄な出費でもあるが、隣のスーパーで値下げの惣菜弁当と水が買えたのでトントンか。
街灯がなんか少なく駐車場だらけの中を戻って、ようやくホテル。
フロントでは名前書いてアメニティもここでもらうタイプだが、花粉でそれどころでなくスルー。
さっそく部屋着になると、先の通り感覚がいっぱいで面倒になり弁当は冷たいまま、花粉対策としてのヨーグルトとまとめて食ってしまう。
そして日記や充電を済まして、改めての大浴場は3人入ればいっぱいなほどの小ささだったが、サウナはあるし、誰も入りに来ないのは逆に都合よかった。
明日もあるので、22時半には寝る。
2日目 →anond:20250323185640
オシャレでエシカルなブランドとして知られるAēsop(イソップ)。香りもデザインも最高。でも、一つだけどうしても納得できないことがある。
ギフト包装がない。
いや、正確には「ギフト包装がないわけではない」が、いわゆる「高級感のあるラッピング」は皆無で、ただの布袋(ズタ袋みたいなやつ)に入れて渡される。
イソップのスタッフは言う。「環境のためです」「エシカルな理念を大切にしています」と。
イソップのボトルを開けたときの香りやデザインに感動するのと同じで、包装を開ける瞬間のときめきって大事やん?
なのに、イソップのギフト包装は「ただの袋」。それどころか、たまに紙袋すらつけてもらえん。まるで「お前の大切な人に渡すプレゼントなんて、これで十分だろ?」と言わんばかりの無骨さ。
いや、違うんよ。俺はプレゼントをあげる相手に「特別感」を届けたいんよ。
エシカルが大事なのはわかる。けど、エシカルって「個人の楽しみや文化を削ること」なん?
世間の「エシカル至上主義」には、どこかモヤモヤした違和感がある。
「過剰包装はやめよう」という理念は素晴らしい。でも、「プレゼントを贈る文化」まで薄めるのは違うやろ。
バレンタインだった。私は事務職で、うちの会社は営業が多いから、毎年バレンタインになると営業の男どもがそわそわしだす。でもうちの課の女たちは「義理チョコ廃止」ってことでここ数年配ってなかった
そしたら今年、新しく入ってきた後輩ちゃん(めっちゃ純粋)が「やっぱりバレンタインですし、日頃お世話になってる人には渡したいです!」とか言い出した。お世話になってる人?営業の男たち?いやいや、あいつら私らの仕事増やしてくるだけだし。つーか、そういうのやるとめんどくさいことになるんだって
けど、後輩ちゃんの気持ちを無碍にするのもな~って思って、「じゃあ本当にお世話になってる人だけにしよっか」ってことにした。そうなると、やっぱり一番お世話になってるのはエンジニアのチー牛くんになる
チー牛くんは、うちのシステム関係全部やってくれてるオタクっぽいエンジニア。メガネで猫背で、喋り方もモソモソしてて、いかにも「女慣れしてません」って感じの男。営業のPCトラブルとかも全部対応してくれるし、正直いないと困る存在。でも、なんていうか……キモい
で、こっからが本題
今日、バレンタイン当日。私はチー牛くんに「〇〇さん(チー牛の名字)、いつも助けてもらってるので、チョコです!」って言って、百均のラッピングした安いやつを渡した。そしたらチー牛くん、顔真っ赤にして「えっ、あ、あ、ありがとうございます」って挙動不審に。ガチで震えてたのがウケた
で、ここで終わらせるのもつまらないから、私と後輩ちゃんで「せっかくなら、もうちょっと楽しませてもらおうよ」って話になった
昼休み、社食でわざとチー牛くんの近くに座って、「チョコ、おいしかったですか?」って聞いたら、チー牛くんは「すごく美味しかったです……!」とか言いながら、また顔真っ赤。そこに後輩ちゃんが「手作りの方がよかったですか?」って聞いたら、チー牛くん、固まって何も言えなくなった
後輩ちゃん「でも〇〇さん(チー牛)、私たちの手作りチョコなんて食べたくないかもしれませんね……?」
その後も、他の女子たちにも話を広めて、「〇〇さん、私たちのチョコ食べてくれたよね?どうだった?」って聞かせまくった。チー牛くんはもう半泣き
極めつけに、営業の男たちにも「あれ?〇〇くん、チョコもらったんだ?モテモテじゃん!」とか言わせて、社内の空気を「チー牛くん=バレンタインの主役」みたいに仕向けた。私たちは適当に「いやいや、そんな大げさな~」とか言いながら、裏では爆笑
今日の午後、チー牛くんは急にトイレにこもって、そのまま出てこなくなった。定時になっても戻らず、結局誰かが様子を見に行ったら、顔を真っ赤にして俯いたままだったらしい。結局そのまま早退していった
今は昔、まだピチピチの20代だった頃。
学生の時に付き合い始めた当時の彼氏と3度目だったか4度目だったかのクリスマス。今でも忘れられないプレゼント交換をした。
その頃の私はクリスマスに何を贈るかを毎年とても楽しみにしており、クリスマスの時期が近づくと彼の好きな作品のグッズの発売予定を念入りにチェックし、その年も無事限定アイテムをゲットした。
社会人という事もあり毎年予算は8000円ほど。3年も付き合った恋人への贈り物には安くも高くもない、もらっても負担にはならないだろうと自分の中では思っていた。
向こうからも誕生日や記念日にそれぐらいの予算感もしくはそれ以上の贈り物をもらうことがあったので特に気に留めてないなかった。
イブの当日、一緒にご飯を食べて、デザートを食べてさぁ、いよいよプレゼントを交換。
「自分で買い集めたからちゃんとラッピングしてきた。前にそういうの結構大切って言ってたよね。」「え、覚えてたんだ?えらいじゃん。」
みたいな会話をしながら開封したら
・ぽち袋セット
・メイク落としシート
・制汗スプレー
・無糖ココア
が入っていた。
「もらっても使わないものだと困るだろうから、普段絶対使うものを選んだ」という。
普段使うものなので3,000円いかないぐらいかな?となんとなく分かってしまう自分に嫌気がさした。
なによりも彼女に対して“制汗剤”をプレゼントに選ぶセンスに唖然とし、今すぐにでも泣きだしたい気持ちを堪えて
「ありがとう、〇〇らしいプレゼントだね。でも私以外にはこういうの絶対渡しちゃだめだよ。」
と伝えた。
「〇〇だからこれを選んだ。他の人にはそういうのは渡さないよ」とのこと。
わかってて選んだのかとなおさらショックだった。
他の女の人に選んでもらった物よりはずっとマシだ、と心に言い聞かせてその後は一通りそういう夜におおよそ恋人がするであろう事を済ませて(私は始終上の空で)帰宅し、ベッドの中に入って泣いた。
その後ちょっとしてからどうしても心のやり場がなく、共通の友人にこんな事があって、とmixiの限定公開で信頼してた人だけが読めるように日記を書いた。
ところそれが彼に伝わり
「自分には直接嫌だと言わずに隠して、皆がわかるところでそんな話をするなんて、陰口を言われたのと一緒。もう2度とクリスマスはやらない。元々誕生日も近いからお金に余裕がなくてそういうの嫌だと思っていた。」
と喧嘩になった。
それから何年か経ってほとんど関係ない理由でお別れをしたけれど、あの夜から10年以近く経った今でも私のクリスマスは中止になったまま、3月には誕生日を迎えてアラフォーに片足を突っ込むことになる。まだ独り身だ。
上書きできるようなクリスマスの思い出を作る事もできずにただただ毎年「今年も中止だなー」と思い出してしまう。
プライドを捨てて先月からマッチングアプリを始めたけどまだいい相手には出会えていない。
面白いネタとしてあたためているもののあの人の悪口のようなものを書いたのはあの一度きり。今回が2度目だけどあの時日記を読んだ人にしかわからないはず。
本人からみたらわかってしまうような内容だから、もしこれをあなたが見かけたとしたら性格に難があって結婚できなかった女が足掻いてるんだ、とそっとしておいてください。あれからは誰一人としてこの話はしていません。あなたも2度とそのような贈り物をパートナーへすることはないでしょう。
悔しいけれど、あの時プレゼントでもらって初めて知ったメイク落としシートは、市販の手頃なものの中で一番肌質に合っているので今でも選んで買い続けている。
来年のクリスマスは再開している事を願って自分へのプレゼントはデパコスのクレンジングシートにでもしようかな。
コメント色々いただいたりしたけれど、制汗剤を贈られて素直に喜べる方は心の清らかな人だからそのままでいてほしいけど、デオドラント系のアイテムは「臭いから使え」と言われてる気分になる人もいるから人には渡さない事をおすすめするよ。悩んでる話が前提にあっていいの見つけたよ、という流れならアリだけど急に渡されたら傷つくよ。これは間違ってないと思ってるよ。
同じ金額でも入浴剤とかハンドクリームなら嬉しいよ。金額の事にも触れたから話がぼやけてしまったけど、これまで普通に嬉しい物もらってたのにその年急に制汗剤をもらった事が衝撃的だったって話だよ。
相手にとっても自分にとっても価値観違うし今となっては別れられてよかったと思ってるけど、振られた方です。その後しばらくして復縁を持ちかけられたけどお断りしました。
まぁ、お互い若かったんだなって思ってます。
友達とはパーティしたりするけどそれは別腹だと思ってます。有限な時間は大切にします。
長文失礼しました。
Permalink |記事への反応(10) | 01:42
12月23日の平成天皇誕生日を祝う「Happy HeiseiBirthday 」という曲の歌詞を考えてください。年末の忙しさでクリスマスの準備をなかなかできない中、12月23日が祝日になることで準備を進められることを、平成天皇生まれてくれてありがとうという気持ちを、2000年代の若い女性の言葉で感謝する歌詞が良いです。1番と2番があり、サビを繰り返します。
——
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1番:年末の忙しさに追われて
クリスマスの準備が進まない
でも12月23日が来ると
心に余裕が生まれるの
私たちの心に光が差す
みんなで笑顔になれるの
私たちの心に光が差す
⸻