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はてなキーワード:ライセンシーとは

2025-08-26

VTuber初の歴史的快挙!星街すいせいが世界的なビジネス誌Forbes』の表紙を飾る

ForbesJapanForbesライセンシーを受けて名義借りしてるだけで

表紙、内容含めて日本編集販売している日本雑誌だろ。

要するにビジネスジャンルに傾倒しているという違いはあるけど週刊現代とか女性セブンとかと同じ、

日本で作られて日本向けに販売されている雑誌一種に過ぎない。

当然だけどForbesJapan世界流通に乗っているなんてことはないので

ジャパニーズタウンにある日本人向けの書店には輸入されている可能性はあるけど

世界的なビジネス誌『Forbes』の表紙を飾る」は完全に過言。

タイトル釣りそもそも記者が何も知らんと適当に書いただけか、どっちにせよアホらしい。

Permalink |記事への反応(1) | 16:36

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2025-06-25

軽自動車日本ドメスチックじゃなくて世界中製造されてんよって話 その1

アメリカでの軽トラ人気とかステラティ会長EU軽自動車規格導入しれ!と呼びかけたりと最近軽自動車周りの話題が多いね

軽自動車日本独自規格で輸出してないか右ハンドルだけ。そう思っていませんか?

ところが実は海外でも日本の軽はバリバリと走っているんだな。当然左ハンドルよ。

 

そんなわけで今回は世界で走ってる軽を紹介しちゃうよ。

ただ網羅的ではないのと、増田個人的趣向により軽トラバン中心になるのはご容赦しておくれよ。あと、中国関連が決定的に弱い。

 

軽自動車製造者

軽自動車製造販売元というのはざっと言うと

スズキダイハツホンダ日産三菱スバルマツダ

トヨタOEM

大宇、GMGMシボレーフォード(台)、マルチ(印)、ホールデン(豪)、ベッドフォード(英)、ボクスフォール(英)、三富汽車(台)、アストラインドネシア)、VIDAMCO(越)、ピアジオ(伊)

 

といったところ。3列目で頭捻った人多いかもしれないな。なんだよシボレーフォードって。

 

韓国

大宇(Daewoo)とGMの合弁、GM大宇がスズキキャリーなどのライセンス生産権を取得。後に大宇とGMは合弁解消したのでその後は大宇の名前製造販売していた。

キャリー製品名はDamas ダマス。んで、これが世界中に広がるわけなのですよ。具体的には大宇とGM両方がライセンス権を持っていたのでそりゃもう複雑なことに。

また、亜細亜自動車ダイハツハイゼットをタウンナーの名で生産。後に起亜に買収されたので起亜タウンナーもある。南米市場の為にウルグアイでも生産していたようだ(詳細不明)。

 

台湾

三富汽車(Sanfu)がスバルサンバーなどをライセンス生産していた。

またフォードスズキキャリーライセンス権を取得。フォードプロント名前製造販売。で、こいつも世界中に広がっていくことになります

CMC(中華汽車工業)が三菱ミニキャブなどをライセンス生産。現地名はCMC Veryca。この会社ミニカや他の三菱車も生産

また、ベンツ大陸中華バスメーカーを扱う東南汽車工業(Fujian)とCMCが提携していたこともあり、その時代は東南汽車ロゴを付けた三菱車が走っていた。つまり三菱→CMCにライセンスorOEM→東南汽車という複雑な関係だ。

…ところがこの複雑な関係海外軽では当たり前なんよね。世界中に販路持つアメ車メーカーライセンスしたせいで。

 

ライセンス生産とかって何よ

この辺でライセンス生産とかノックダウンって何?について説明するぜ。

割って入って話が前後して悪いな。

 

1.ノックダウン

殴る事。じゃなくて組み立ての事。IKEA家具とかもノックダウン家具って言うやろ。

工業最初の段階では部品製造能力当地に無い。だから本国部品製造して組立だけを現地で行う。

結果、製品価格はあまり下がらないので産業発展前の現地国民には購入できない。現地にサプライチェーンが置かれないので現地産業の発達に帰さない。長期的には簒奪資本行為に映る。

 

2.合弁

現地企業資本を出し合って共同経営にする。この段階では現地の中小企業下請けにしてサプライチェーン形成する。現地生産率が上がるので製造コストが下がる。

だが最初技術工作機械が足りないのでその技術指導をする必要がある。企業城下町を形成する。その為国力の底上げ寄与する。地元経済雇用活性化する。

国により現地法人との合弁必須を定める場合がある。

 

2’.現地法人

国策での合弁必須条項が無いので自前の現地法人を置くケース。あとは合弁のケースと同じ。

 

3.ライセンス生産

現地企業特定製品製造ライセンスを取得し、現地生産の全てを自前で行う。元の製造元にはライセンス料が入る。

製造ノウハウの授与や生産機械譲渡特に金型)が含まれることが専ら。

また型落ち製品機械を売却する事でライセンス業者モデルチャンジでの損失を抑えられる、技術的に枯れている(問題が出尽くして対策ノウハウが蓄積されている)のでライセンシー社はトラブルが少なく利益を上げやすい。

 

ここまでが先進国途上国で多い関係

だが、おっと番外があった。

 

0.デッドコピー
0’.合法デッドコピー

ライセンス契約を結ばず製品勝手にフルコピーして製造する事。正規ライセンス者が価格競争面で損失を被る。

最近だとホンダスパーカブ中華コピーなど。中国だけじゃなくてタイなど市場国でも売られて損失を被った。

ホンダ商標権訴訟市場からパージすると共に違法コピー下請け企業を自社下請け勧誘するなどの努力中国外の市場から追放しようとしている。

合法デッドコピーの例は、富士重工の初代ラビットスクーター戦前の米パウエル社のスクーターコピーを試作してその量産の可否をGHQに訊いたところ、軍需企業平和産業転身の為と輸出しない事を条件に許可された。

 

4.OEM

先進国同士でも行われる。相手ブランド供給相手ブランドや車名を付けたのをOEMメーカー製造して納車。

 

先進国途上国関係だと、1に行くほど搾取的になり易く、3に近づくほど技術移転も多く国民感情と国際経済的によくなり易いって特徴がある。いつまでもノックダウンだけやってるとそのうち追い出されるか、環境が変わった時に相手国の協力が得にくくなって撤退の憂き目に至る。

この点、日本企業企業城下町を築く事が多く概ね良好だった。それで90年代初期には「経済大東亜共栄圏」と揶揄混じりで言われていた。

あと同様に良好だったのがアメ車メーカー。これはこの後出てくる。あとイタリアフィアットライセンス含め海外生産常連だ。

 

車両の装備など

海外で売るんだから当然左ハンドル製造する。軽なのに左ハンなんよ。

あと、ヘッドライトには焦点とカットラインと言うのがある。ロービームで壁を照らすと上側が暗くて左側が上がったラインが表れるでしょう?あれって対向車幻惑防止の為にレンズの形でああいう風にしてるのよ。

右側通行ではこれが反対になるからライトユニット右側通行用のを作る。

 

エンジン

日本の軽規格、660ccや550ccの規制が無い所に売るんだから余裕がある800ccとか1000ccとかのエンジンを積んでいる。でも別に日本の660ccよりパワーがあるってわけでもない。

と言うのも、カリカリにチューンしたエンジンよりパワーが余り出ないエンジンの方が長持ちするんですわ。カブエンジンって遅いけど10キロ以上走れるでしょ。ああいう感じ。

あと、国によってはガソリン品質が悪い事がある。蒸留しただけの粗製ガソリンオクタン価が低いので、ハイオク化剤を混ぜてオクタン価をあげてレギュラーガソリンにしている。

でもこのハイオク剤は有機化学産業が発展してないと安定的供給できない。ガソリンオクタン価が低いとエンジンがぶっ壊れる。そういうわけで圧縮費を下げざるを得ない。低圧縮比=低出力なので出力を補うためにも排気量は上げておいた方がいいってわけ。

1000ccとかだと660ccエンジンベースでは無理があるんで、「海外向けの軽エンジン」ってのを別に作って載せる場合が多い。

んで、その海外向け軽エンジンライセンス生産している大宇などが自社ブランド生産するんだが、完コピする必要も無いので日本海外向け軽エンジンと形や仕様が違ってくる。

そしてそれが他国でのライセンス軽に載せられ…となって、海外軽には大宇のエンジンが載ってる事が多いのだ。

 

インド

マルチ国営企業で、元はインディラガンディー次男国民車を作る構想で設立したが頓挫していた。それまでは植民地時代旧態依然の丸っこい英国高級車ばかりだったが高い上に古いそんなもんは庶民は乗れんし乗らん。

そこでインド政府は合弁路線で行く事にしてスズキ招致アルトインド版、マルチ800の製造を開始すると構想通りに爆売れ、国民車に。

その後もスズキの車を作り続けてる。

インド映画見てると警察や軍がこういうジープ乗ってる場面ってあるでしょ?

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c1/Maruti_jeep.jpg/330px-Maruti_jeep.jpg

実はこれスズキジムニーなんすわ。(現地名ジプシー

 

軽トラライセンス生産はこれくらいなんだが、その代わりに「軽トラ市場」とでも言うべきマーケットが出来ている。例えばこれはタタのトラック軍団だがいかにも軽トラっていうのが居るだろう?

https://trucksfloor.com/en/tata/pickup

たこれはマヒンドラ社のスプロミニってトラックだが、この軽トラっぷりを見て欲しい。

https://www.mahindrasupromaxitruck.com/supro-minitruck.aspx#homebanner

 

インドネシア

民族自決の雄にして敗戦日本国際社会復帰にも大きな影響を持ったインドネシア。そういうわけで古くから軽自動車ノックダウン→ライセンス生産をしている。

三菱ミニキャブ大陸中国企業上海汽車集団GMの合弁、上汽通用五菱汽車生産日本軽トラ中国アメリカ合弁企業インドネシア生産というゴッチャゴチャな関係である

ダイハツハイゼットを、現地企業アストラダイハツの合弁、アストラダイハツ生産。ここはトヨタ乗用車生産もしている。

前述の韓国大宇とGMの合弁、GMDaewooがスズキキャリーライセンス車、ダマスを生産

また亜細亜自動車→キアがダイハツハイゼットライセンス車をタウンナーとして製造

バイクメーカーだったP.T.スズキインドモービル・モーターがカリムン・ワゴンR製造。これはインド生産ワゴンRコピー

まりスズキ直と韓国米国連合ライセンス車がごっちゃに入り混じってる複雑な状態なんだな。

 

その2へ続く→https://anond.hatelabo.jp/20250625180814

Permalink |記事への反応(4) | 18:05

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2025-04-02

なぜオタク不正競争理解できないのか

著作権とか一旦忘れろ

日本司法において重要なのは「どれだけ実害を被ったか」に過ぎない。実害は金額で算定できなければならない

よって

ブランドイメージ毀損されて営業上の損害が発生した」とか

海賊版販売されたことにより商品の売上が低下した」とか

理由を元に具体的な金額が出されなければならない。

これらの損害があって初めて販売差し止め使用料請求可能になる

コピー品がマッハ刑事事件になるのはこれらが争点にならない程明確であるため)

(一歩間違えたら表現の自由コンフリクトするし、著作権濫用に繋がるためセーブすること自体理解する)

立体版権やグッズは基本的ライセンサーライセンシーライセンスを与える形が一般的になっている。

これはライセンサー版権管理企業)にはグッズの制作製造販売能力がないことが大半なので、機能を持っている企業ライセンスを与える商売が成立している。

このため野良のグッズはライセンサービジネス無効化本来得られるはずだった利益が失われるため、販売差し止め請求可能になる。

一方同人誌同人ゲームに関しては1つだけ重要視点が抜けがちになる。

エロい」か「エロくないか」だ。これは司法的にも重要観点である

本家が全年齢作品場合本家がR18年齢制限商品を出すことは稀である(無いわけではない)

この場合本家エロをやらないのであればエロ同人本家ビジネスと競合しないため、差し止め請求は極めて厳しいとされている。

百歩譲って差し止め自体可能だとしても、実害がほとんど算定されないため、金銭請求することは極めて厳しい。

営利企業としては知財関係者が揃って上記見解を出している状況で、勝ち目のない訴えを起こすコスト負担するには株主への説明も含めて厳しい。

上記理由により全年齢⇔全年齢やエロエロは割と容易に差し止めできる。

ドラえもん同人(これはちょっと違う気もするけど)、アンパンマン同人ビデオエロソシャゲエロ同人ゲーム、脱法アンソロジーコミックス・・・・・・

などは争う前に怒られただけで取り下げている。実際戦ったら確実に負けていただろうし金銭の支払いが発生していたと思われる。

本邦においては懲罰的損害賠償制度が未実装のため、このような状況となっている。

個人的には対法人、対営利集団相手限定して懲罰的損害賠償は導入されたほうがよいと思っている。

Permalink |記事への反応(0) | 14:31

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2022-01-12

anond:20220112091259

ゲーム作るよりゲーム攻略本のほうが儲かる、みたいな話も昔からあったよね。

ゲームキャラクターネタにしたマンガ許可なく描けなくなったし、

ライセンシーの締め付けとのいたちごっこは昔からだよ。

Permalink |記事への反応(0) | 13:07

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2021-08-10

ネーム賃金の話

https://togetter.com/li/1756924

そもそも契約社員ですらなく、現行の買取ライセンシーもない時点で金が発生するはずもない。

まして募集はかけるがその時点で契約締結ではなく、あくま規約に準じて応募されたものしかなく、なぜそれに金を払うのか意味がわからない。普通は才能凡々たる編集側に立つことはないが、この意見はアホかと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 02:47

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2021-01-15

anond:20210114153728

マネタイズマーケティング努力勉強もせずにフリーで配布してお金欲しいってわがまますぎでは…?

広告以外に

配信者に無料版配って、500円で一般販売するとか

配信だけライセンシー契約して一般無料にするとか

いろいろあるでしょ。

そういうのが無理なら金策他人に任せられる「会社」に所属するのが一番

フリゲの実績ぶら下げてゲーム会社就職してサラリーマンになるのが一番向いていると思う

多分、金稼ぎのためにゲーム作ったら次は「自由に作りたい」っていうんだろうけど

そして、スパチャは配信者としてのトーク力と企画力に対してのスパチャでゲーム評価じゃない

もし、無言で延々とゲーム画面垂れ流してスパチャが飛んでるならゲーム評価かもしれないけど。

Permalink |記事への反応(0) | 13:45

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2020-06-08

anond:20200608131225

こっちの方が頷けるなぁ。借り物産業という危うさへの指摘はその通りだと思うし、逆にオリジナル曲作ったりライブでの作り・カバー原曲アーティストへの絡み方見てると企業側が先を意識しているように思える。

元増田が指摘している事の多くは、内実としては1コンテンツと他コンテンツの関わり合いでしかない。「時間の奪い合い」なんてのは同じ場所で目に見える形となっているから粗が目立つだけで

言ってしまえばTV業界ネット業界ゲーム業界映画業界の競い合いのようなものしかない。そしてその多くはライセンシーという形で一部互恵関係を築いている。

Vtuberだってその一部になるだろうし、事実なりつつある。初期の廃材アート生主ロンダリング揶揄されていたVtuber大手企業TVCMに起用されるなんて思いもしなかっただろう。

スパチャだって目に見える形となっているから恐れを抱くのであって、一部のぶっ壊れた人間以外使える金しか使わないし、使う奴はスパチャしなきゃアイドルCDを買う。

好きなものに金を投げるのはオタク大事ファクターじゃないのか?投げ合いが見えるようになったせいで加速するというのも一理あるとは思うが

それはコミケお祭りで散財するのと何が違うんだろう。声が好き、喋る内容が好き、もっとお前の姿を見せてくれという「お布施」は悪い事なんだろうか。

自分には嫌儲のせいでバイアスがかかっているように思えた。

Permalink |記事への反応(1) | 13:52

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2020-03-25

anond:20200325134224

初音ミクライセンシーポリシー知ってる?

基本クリプトン自体がジャリん子向けコンテンツしかライセンス出してなかったんだぜ。

その結果が何故か10年以上続いてプリティーン層にも響いたボーカロイド文化だぜ。

高度すぎてよう分からんけど、歴史ポリシーで改変できるらしいぜ。

Permalink |記事への反応(0) | 13:47

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2017-06-23

https://anond.hatelabo.jp/20170623020434

商船の造船自体日中韓世界シェアほとんどを占めているだけど、

船に積まなければならない舶用機器は買い物になる

国内の売上ベースでは造船:舶用機器=2.5:1くらいだったと思うけど、利益率は舶用のほうがいいはず

その中の結構割合製品欧州メーカーだったりそのライセンシーになっている

認証を得られないと事実上船に積んでも航海ができず売れないので

IMOでの国際ルール決めも含めてこの分野は欧州が強い

IoTが進むと機械加工の属人的レベルでなんとかやってきている今の日本の舶用機器メーカーでは

おそらくまともに対応できずにさらにその割合は増えていくと思う

Permalink |記事への反応(1) | 03:01

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2015-04-30

権利者の話

会社によっていろいろとギャップがあるなあと思った話。

ライセンスビジネスについて考えている。以下、前置き。

ライセンシーライセンサーからある何かの権利を使用する許諾を受けて、それを使ったビジネスを展開する。よくあるのはキャラクターで、アニメコンテンツ会社出版社からキャラクターライセンスを借りて、グッズの商品化をするなど。これは一例。

ライセンシーはそのグッズを売って利益を得る。そしてライセンサーライセンシーからロイヤリティをバックしてもらうという流れ。つまりどちらも利益を得られることになる(グッズが赤字になるぐらい売れ残らなければ)。

ライセンシー実施者なのでリスクもあり(在庫を抱えるなど)、取り分は大きい。ライセンサー権利を貸すだけなので、取り分は少ない。ライセンサーがすることは、例えばグッズ制作であれば、実施するかどうかのジャッジデザインの監修程度なので取り分の少なさは当然といえば当然。そうじゃないとこういうキャラクタービジネスなんて成り立たない。

ライセンサーの取り分が少ないとはいえ、グッズ展開や他社とのコラボブランド価値の向上などの付加価値を生み出すので、言ってしまえば、Win-Winビジネスモデルとなるはずなのである

前置きが長くなった。

最近転職してこれまでライセンシー立場だったのが、ライセンサー立場になった。

毎日のようにどこかの会社が「権利をください」とプレゼンをしにくるようになった。

いろいろなアイデアがやってくるから、中にはひどいアイデアや、ただ売上がほしいのですと透けてあるようなプレゼンをする人もいた。そういう方に対しては断るしかない。それは仕方がない。うちにとってメリットがないし、断る権利はこちらにある。

しかし、いまの会社の人たちはほぼすべてのライセンシーこき下ろすのだ。

「くだらない企画だ」

バカなのかな」

「あんなやつらに甘い顔したらダメだ」

ということで私にもそういう態度をするよう言ってくる。事実プレゼン最中ニコリともしない。能面のような表情のない顔でくだらさそうに時間が過ぎるのを待っているようだ。

もちろんいま人気のあるライセンスを扱っていて、引く手数多ということもあるだろう。安易に許諾を出せるわけでもないので、優しいことを言ってむやみに期待をもたせるのはよくないと思う。

しかし、それでも企画を持ってきてくれる方々には誠意をもって対応したいと、もともと下請けをやっていた人間からするとそう思ってしまう。

正解がわからず悩む。

Permalink |記事への反応(0) | 20:41

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2014-07-22

MySQLを商用利用で無料で使えるという都市伝説

http://anond.hatelabo.jp/20140722001658

上で意味不明なことを言ってるので指摘しておく。

こういう勘違いする奴が多いが、これはMySQLサーバーが、デュアルライセンスから大丈夫だという話。

ちなみにMySQLGPLv2なので、そもそも間違ってるが、内容は対して変わらんので、細かい指摘は無し。

それより、本当のライセンス問題は、接続する側。

クライアントにある。

MySQL接続は独自でドライバでも実装しない限り、limbysqlclient.soやそれをリンクしたConnectorを利用することになる。

この二つは、サーバーと少し違うがデュアルライセンスだ。

・商用ライセンス

GPL(FOSS除外規定)

商用ラインセンスを選ばない場合GPL(FOSS除外規定)になるが、これを選択した場合、お前らの納品物はGPL適用になる。


もしお前らの納品物に、プロプライエタリライブラリとの結合があれば、その時点でライセンス違反だし、そもそも納品物を勝手GPL適用してよいか確認して契約しないと完全にもめる。

あれ、GPLじゃ他のオープンソースとも組合わせられなくね?

PHPとかPHPとかPHPとか。

そこで、FOSS除外規定関係してくる。

これは、MySQLが許可したオープンソースライセンス適用するならGPLv2にしなくても良いという例外規定だ。

許可一覧はこれ。

http://www.mysql.com/about/legal/licensing/foss-exception/

これはGPL汚染を防ぐための例外規定で、詳しくはここを読め。

http://nippondanji.blogspot.jp/2009/05/foss-license-exception.html

このおかげでPHPからMySQLを使ったりするのはセーフになってる。

ワードプレスなら大丈夫とか言ってる奴らは猛省して死ね

だが、FOSS除外規定は、あくまでもMySQLが許可したオープンソースライセンスに限る。

お前らの納品物をオープンソースライセンスにするなら許す。という意味だ。

結局のところ、

プロプライエタリライブラリとの結合があれば、ほぼ間違いなくライセンス違反だ。

それりなりの規模の案件オープンソースライセンスなんか適用できない。

結局、納品物をプロプライエタリライセンスにするためには、お金を払う必要がある。


ユーザー企業のみなさん、糞Web屋は平気でオープンソースライセンスにして

安心ですと言い切るでしょうが、待ってください。あいつらは作り逃げしようとしてますよ。

ちゃんと契約を確認しましょう。

追記

http://anond.hatelabo.jp/20140722142248

GPLだけど持ち出し禁止にすれば問題ないとか言う人が居まして。。。

そもそもFOSS除外規定で使えてるケースが多いのに、GPLで縛っちゃダメだろ。という無粋なアレは置いといて

今後絶対に、プロプライエタリライブラリリンクしない前提の

超小規模案件なら、ライセンシー意図とは異なるが選択肢にはなるけど

そんなリスク理解して承諾する客がいないから、作り逃げ案件になるわけだな。

Permalink |記事への反応(2) | 14:32

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