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はてなキーワード:ヤードとは

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2025-07-10

データセンターが嫌われる理由

地方の人々にとって、データセンターとは流通倉庫産廃ヤードと大差ないのです。

そんな郊外にあるべき不人気施設が、地元中心街に建つなどあってはならないことなのです。

彼らはいつの日か、中心街の広大な空き地に巨大なショッピングモールか何かがやってきてくれて

人があふれて地元活性化する未来を夢見ているのです。

昔、周りが田んぼだった海老名駅周辺が、ららぽーとができたことで一変したようなことが

うちの地元でも起きることを願っているのです。

データセンターが建った日には「お前の地元中心街は、ひとけのない郊外レベル価値しかない」という

不都合な事実が確定してしまうからです。

とはいえ中心街更地にしたまま、ショッピングモールが建つ未来ベットし続けられる分まだ余裕があるとはいえるでしょう。

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2025-05-20

マイルが口癖のウマ娘がいるらしい

ヤードが口癖のアメフト娘(ランニングバック)もありだな

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2025-03-29

アルドノア・ゼロの妙な点はファーストガンダムオマージュ

と考えれば大体説明がつく説

大気圏から質量攻撃

1話の終わりで各火星騎士たちが揚陸城を地球に降下させて都市をせん滅していく

これはガンダム冒頭のコロニー落としを想起させる。

しろ詳細の語られてないコロニー落としちゃんとやってるという点ではいいことだが

変に貴族趣味の元地球人が敵

物語開始が2014年。そして火星植民団がヴァース帝国を名乗るのが1985年

たかが数十年しか経ってない地球由来の勢力と戦う、という状況。しか地球に異様な敵愾心を燃やして古風な話し方をして封建制のような身分制度採用している。

 

たから見ると火星の連中は頭おかしいのか?と思うが、元ネタジオンだと考えるとそうでもない。

ジオン公国も同様にスペースコロニーの一勢力しかない。つまり地球から宇宙に上がった連中の一団。そして独立から20年ぐらいで戦争仕掛けている。

先読み能力

ニュータイプじみた先読み能力伊奈帆は元々卓越した戦術能力で発揮していたがのちにアナティカルマシンにより強化している

一方スレイン側も入手したタルシス未来予測により同様の能力を手に入れている

スレイン・トロイヤード

臆病者じみてる癖に、姫様絡むと敵をあっさり殺したり、権力手に入れるために奔走したり思い切りのいい男。しかも、その後相変わらずビクビクし通し

なんとも妙なキャラ設定に思えるが、アムロ・レイ型のキャラと考えると案外そうでもない

アムロも似たような感じでガンダム乗ってるときはやたらウワー!って叫んでいるが、その実最適な行動をとって敵を倒している。

ちなみに父親所属勢力に貢献した人物って点も似てる。

オレンジ色

もちろんシャアの赤い機体のオマージュ

やたら丸い敵カタクラフト

味方側は直方体を組み合わせた角ばった感じのデザインのものが多いが、敵は妙に丸い。

ガンダムザク代表される敵モビルスーツは妙に丸い。湾曲した部分が多い。

ヒロインとくっつかない

一番の特徴といわれているこれだが、実はガンダムでもそうだったりする。

ガンダムも、幼馴染のフラウボウあたりとくっつくと思わせといて、ハヤトに取られたりする。

アムロの慕っていたマチルダさんはそもそも婚約済みの上死亡。

セイラとはそこまでの関係にならない。というかカイ・シデンあたりといい感じになりそう。

ララァは当然死んでますしね

 

 

情報不足

この年代SFアニメにしては異様に情報が少ない。大体不明用語等については、公式サイト内でやってるパターンが多かったのにね。

こちらは情報を常に隠すタイプDVDの特典コード出ないと情報見れないとかそんな感じが多い。

これも作中では語らずに後に後付け設定を情報誌で語られるガンダムと似ている

Permalink |記事への反応(0) | 17:13

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2025-03-16

とんかつ食ったらめっちゃ元気になった話

そういえばがっつり肉を食うこともなくなったな

と思いとんかつを食べにいった

ただのとんかつじゃあ物足りない

そう思い俺は「ジャンボとんかつ」なるどでかそうなとんかつを君に決めたしこいつでキめることに決めた(勝利寸前)

俺は仕事真冬花粉物価高で疲れた

本当に疲労困憊という状況だ

繁忙期とかで深夜残業させる上司をぶん殴りたい

その上司は定時で帰って仕事を投げるだけ

終わったら次の仕事を投げてくる

冬は寒い暖房代かかりすぎだ

花粉はなんだよ(憤怒)

花粉より団子よりとんかつだぞバカタレがあ

タレは中濃だぁ(真理)

とんかつ屋の前に立つ

俺が立つ

ガイナ立ちしたあとにサングラスを外しここがあの女のハウスね

イヤホンから流れるBGM

https://m.youtube.com/watch?v=avceH9LjtUs

カロリーを取り戻せ!カロリーを取り戻せ!

上司をぶん殴れ(踏みとどまれ)が脳内流れる

イヤホンを外し中に入る

ぬぅん!とんかつ屋ぁ!

注文は無論ジャンボとんかつだ(号泣(嘘))

ここで待機

待つと書くと松を思い出して連想で杉を思い出して松山ケンイチマツコデラックスが殴り合いしてるところを空想してしま

きた!!!

「来た!!」

店員が光の中からジャンボとんかつを運んでくる)

「やったな、俺!」

「ふん、当然だ」

「たいした俺だ」

「今わかりました。宇宙の心はとんかつだったんですね!」

40ヤード走4秒の速度で箸をとりとんかつにがっつりとむしゃぶりつく

まさに一心不乱ケンシュタイン!!

ねるねるねるねのおばあちゃんうまい!」

俺は「うまい!」

食っておいしいジャンボとんかつ

エネルギーが全身のエネルギーに変換されるうまさと味覚と油と肉が俺にパワーをフルに与えてくた

とんかつの優しさが、生きる力を与えた!

とんかつの願いが、耐える力を与えた!

とんかつ祈りが、耐える力を与えた!

俺がジャンボとんかつを食い切った

俺は真の姿を照らし出した!

ムーントラックジャンボとんかつカロリーパワーメイクアップ!(月光条例)

っしゃあ!

邪眼めっちゃ開きまくってテンション爆上がりで早口で喋ってそうな飛影なみのテンション

とんかつエネルギーーーー!

会計をすませる!

外に出て走る走る!

エネルギーぜんかあああああああい

ネイル同化して調子に乗ったピッコロ並にはしるはしる!おれおれ!流れる汗もそのままに

そして短距離全力で走ったら

「はぁはぁ?」

なんだこれ疲れたなあ

ハァハァ取り消せよ!今走ったこと!(疲労困憊)」

俺はもう若くないことを悟った

おわり

Permalink |記事への反応(1) | 08:39

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2025-01-13

ネタバレ感想映画ロボットドリームズを見ました

私の好きな人たちがオススメしてくれたので、気になっていた映画ロボットドリームズを見たのですが、私個人の好みの話をするとかなり苦手な作品でした。とはいえ、とても考えさせられる物語でもありました。

作品に関して思うところがかなりあるので、ネタバレ全開で思ったこと書かせてください。全て書くと取り留めのない文章になってしまうので、

ドッグの非力さ、能力の低さ、不器用さ】
ロボットをどう捉えるか】
ラストシーンに関して】

この3点を中心に焦点を当てて書いていきたいと思います

ドッグの非力さ、能力の低さ、不器用さ】

これがもうね、見ていてつらい。本当に。具体的には、

①壊れたロボットを持ち上げようとするも叶わず、後日助けることにする

最初はあまり深く考えずに見ていたため、ロボット動物たちには決して持ち上げられないくらいの重量があるのかと思っていたのですが、よく考えたら物語冒頭の配達員や、ジャンクヤードのワニがロボットを軽々運んでいるところを見ると、決してどうやっても運べない重量という訳ではないんですよね。あの世界では種の違いによるものなのかもしれませんが、ドッグ動物たちの中でも身体的に優れているとは言えなかったため、友人(あるいは恋人)の危機に際して最善の方法をとることができなかった。

②ビーチの錠前破壊不法侵入を犯して捕まった後、ロボットの即時救出を諦める

錠前を壊す以外に少なくとも2つの侵入方法があったことが作中でわざわざ明示されています。それを教えてくれたのは、海から漂着した海兵?たちと、下水道をこじ開けて侵入したスカベンジャーです。なので、「この物語あくまコミック調のフィクションから錠前を壊して侵入する以外ロボットの元へ行く方法はなかったんだよ~」となどという意見は悲しいですが通用しません。一度捕まった後も、ロボットの元へ行く方法複数あった。けれど、ドッグはそれをしなかった、またはそれらの方法想像、あるいは実行できなかった。

まあ、これがもし普通映画だったら、ドッグは諦める前に「必ず君を助けにくるから!」とかロボットに声をかけるんでしょうが、この辺りはセリフのない映画面白さではありますね。「6月1日ロボット救出!」はあくま自分が掲げた目標しかなく、ロボットと交わした約束ではなかったわけです。

自分の心の隙間を一時でも埋めてくれたダックに、会いに行こうとしなかった

舞台はおそらく80年代マンハッタン。ダックの引越しであるヨーロッパへ行くことは簡単ではないかもしれませんが、不可能ではない。ですがドッグは作中その選択はせず、他者との繋がりを得るためもっと手っ取り早い方法をとった。会いに行くとまではいかなくても、せめてダックに向けて手紙を返すシーンみたいなものがあったらまた印象も違ったとは思うのですが。それと、ダックや他者とのコミュニケーションきっかけになったゲイラカイト釣り、それとソリですが、どれを取ってもドッグは不出来・不慣れなんですよね。これも見ていてつらい。作中どこをとってもドッグ他者比較して明確に優れているな、という点が見つからないんです。もちろん、他者比較して優れているところなんてそんなものなくたって動物(人)は愛し愛されるべきだとは思うのですが、それでもドッグは(これは本当に私個人感想なんですが)不出来で何をやっても上手くいかない過去自分を見ているようで何だか胸が痛くなりました。また、私の兄弟は、「可愛い絵柄だから見れたが、これが実写映画だったらもっとジメジメして見ていられなかったと思う」と言っていて、確かにその通りだなと感じました。ドッグというキャラクター風景作画がとっても可愛く、音楽演出も明るいため見落としそうになりますが、これを全て人間に置き換えたらそれはもはや悲劇だなと...

ドッグラスカルの対比

ロボットの二人目のパートナーと言えるラスカルは、ドッグ比較して様々な面で優れている描写があります。いくつか例を挙げると、ドッグよりもロボット工学精通している、普段冷食ばかり食べているドッグに対して、ラスカルは朝パンケーキを焼いたり屋上バーベキューしたりと料理が得意な描写がある、ゲイラカイトや二代目のロボットを買う際、値段を見て安いもので済ませてしまドッグとは対照的に、ラスカルは大きなビル屋上や一室を自由に使っていたり、壁の塗装を行ったりと、マンションあるいはホテルオーナー(≒裕福)と思われる描写がある などなど...

例えば、ドッグラスカルと同じかそれ以上に機械いじりに長けた人物だったら、ロボットが壊れた際その場ですぐに修理なり応急処置なりをすることもできたかもしれない。

あとなにより終盤の花火のシーンでラスカルロボットビル屋上からバーベキュー片手に花火を見ているのに対し、かたやドッグティン(二代目ロボット)は橋の下サンドイッチ一枚食べながらそれを見ているのがなんだが残酷すぎて嫌な気持ちになりました。もちろん、大事なのは「何をするじゃなく誰とするか」「何を食べるではなく誰と食べるか」だとは思います。でも、わざわざ2組の境遇にこれでもかってくらい対象的に差をつけているのがこの作品意地悪なんですよね。「幸せの形は人それぞれなんだから別にいいじゃーん」と言われたらそれは本当その通りなのですが、じゃあ「他に人や遮る建物もないビル屋上バーベキューして好きな音楽聴きながら花火を見るのと、他にも人がいるなか橋の下サンドイッチ一枚食べながら花火を見るの、どっちがいい?」って聞かれたら、そりゃあ前者を選びますよねっていう。

他者に対する無自覚暴力

ハロウィン無関係子どもに当たる、喧嘩を売ってきたアリクイに仕返しをする、ロボットにとって危険である海に二度もロボットを連れていくなど、ドッグ内面も未熟であることが端々から見てとれますもっとも、未熟なこと自体は悪ではなく、そこから成長していく物語というのは昔から現在まで創作基本的アプローチとして広く使われてきたテーマではあります。ですがドッグには作中精神的な成長が見て取れなかった。もちろんこの作品のメインテーマが成長ではないことは重々承知していますが、でもこれやっぱ、かなりしんどいんですよね。何かしらの成長や前進があって欲しかった。ロボットは長い夢を通じて精神的成長をしたともとれるお話でしたが、ドッグは何か問題に直面した際にいつも場当たり的でインスタント対処を続けてきたので、きっとこの先も似たような失敗や別れを経験してしまうのではないか、とか憂慮してしまます。まあそうやって失敗や別れを繰り返すのもまた人生ケセラセラ。みたいな話なのか?違うか。

ドッグも行動力が無いわけではないので、「ならどうしてこんなに孤独なんだろう」と途中までは思っていましたが、段々彼の行動に違和感を覚えるところが強くなっていきました。ドッグ第一主人公と言っても過言ではないと思いますが、彼に感情移入してしまうと中々にしんどかったです。6月1日ロボットを探す際、周囲に止められるまで穴を掘り続けるシーンとか、良いところももちろんあるんですけどね。ドッグは彼なりに出来ることを精一杯やっていたんだと思います。でもそのやり方とか判断、彼の能力が、作中の他の登場人物より拙く描写されていること、またロボットを助ける方法がないわけではなかったとわざわざ明示されているのがこの作品残酷だなと思いました。ロボットとの別れの原因が不慮の事故とかだったらここまでモヤモヤしなかった気がします。

ロボットをどう捉えるか】

ロボットは作中では動物たちと同列の命としては扱われていません。私はロボット動物たちと同じ命だと思っていた(思いたかった)のですが、この点に関してはこの作品シビアな部分の一つで、結構残酷描写が多いです。絵的に分かりやすいシーンで言えば、ロボットの足を切断する海兵?や、ロボットスクラップにするジャンクヤードの人たちでしょうか。子どもロボットを叩いて虐待しているようにも見えるシーンもありましたね。ですが、それだけでなくドッグラスカルも前述の人たちほどではないにせよ身勝手な行いをロボットに向かってしているなと私は感じました。例えば、ドッグは泣く泣くロボットをビーチに置き去りにしたわけですが、もし仮にこれがロボットではなく他の動物、例えばドッグの子どもだったらどうでしょうか。彼はどんな手段を使ってでも子どもを助けたでしょうし、ビーチの警備員役所の人もビーチに入れてくれないなんてことは起こらなかったでしょう(これはあくまで仮の話なので、「ドッグはどう見ても独身だろ」とかいう分かりきった低次元ツッコミは勘弁願います)。何が言いたいかというと、要はドッグ相手ロボットから一旦諦めたし、警備員も置かれているのがロボットだったからビーチに入れてくれなかったのです。ここからも、作中のあらゆる動物ロボットを物として扱っているのが見て取れます海兵?たちはロボットの足を使って舟の穴を埋めていましたが、ドッグ自身の寂しさを埋めるためにロボットを利用していたという点で両者は同じ穴の狢だなと思いました。

また、ラスカルについてはロボットに対してかなり良心のある人物として描かれてはいますが、自分の好きなようにロボット身体を改造し、自身プレイリストロボット身体に忍ばせるのを良しとしていたりと、見方を変えれば猟奇的とも言えなくもない行動をとっていました。ロボット目線で考えると、動物たちのエゴに振りまわされ続ける話と言えなくもないんですよね。この辺りに気持ち悪さを覚える人と、「ロボットあくまロボット」と割り切れる人でこの作品感想は大きく変わってくるのかなと感じます。たしかに、ロボット通販番組商品であったように、動物たちから見てロボットあくまで寂しさを埋めるための道具でした。だから平気で約1年放置するし、壊れたら好きなように修理するし、新しいものを買ったりもする。でも、ドッグロボットに感じていた友情愛情は嘘ではない。人間ロボットの違いについて考えさせられますね。

ラストシーンに関して】

長い夢を通じて一人になることの辛さを知ったロボットは、自分が今ドッグと再会してしまったらティンやラスカルはどうなってしまうんだろうと夢想して、再会しないことを選択した(と私は解釈した)のですが、美談のように見えてこれも辛くて。これ、逆だったら良くある話だと思うんですよ。『ドッグが偶然街でロボットを見かける。声をかけたい気持ちは当然ある。でもロボットの傍らには新しいパートナーと思しき人物が。そして自分の隣にも今は新しいパートナーがいる。もうあの頃に戻ることは出来ないけれど、今はせめて一人踊ろうか』って。これだったらそこまでモヤモヤした気持ちにはならなかったと思います。なんだかちょっとバタフライ・エフェクトみたいですし。この場合の再会しないという選択は、ドッグにとっての贖罪でもあり成長でもありますから。でもこれ逆なんですよ。「自分”が”見捨てた人が、街で幸せそうにしているのを見かけて、その人の幸せを願う」のと、「自分”を”見捨てた人が、街で幸せそうにしているのを見かけて、その人のことの幸せを願う」のって、天と地ほどの差があると私を思います後者は並の精神で出来ることじゃないですよ。「まぁそれはロボットから…」って言われてしまったらそれまでかもしれませんが。でもロボット精神性を否定してしまうとこの作品の全てを否定することになるのでね…。とにかく、私が一番強く感じたのは、ロボットには何も悪いところなどなかったのにこの結末は正直あんまりだなと。いや、ロボットがこれで良いと思っているのなら、それがロボットにとってのベストなんでしょうけども。ああ、上手く言語化できない。

ちょっと別の作品を例に出しますが、映画トイストーリー3」では、ロボットと同じように、本意では無いものの持ち主に置いていかれたロッツォというキャラクターがいます。ロッツォは何とか持ち主の家まで辿りつくことが出来ましたが、家の窓を覗くとそこにはすでに新しい『ロッツォ』を買ってもらっている持ち主の姿がありました。持ち主に捨てられ、帰る場所を失ったロッツォは歪んでしまい、ヴィランとなってしまうのです。帰る場所の有無という違いはあれど、私はこのロッツォとロボット境遇が似ているなと思いました。なので、持ち主を許すことができず全てを憎むようになったロッツォに対して、同じく捨てられた側であるロボットが全てを赦す(というとあまり言葉が正しくないかもしれないですが)というロボット精神が、あまりに高尚すぎるなと感じました。私からすると、悲しみと怒りのあまり反転してしまったロッツォの方がまだ理解できるんですよね。もし私がロボットだったら、きっとドッグを恨み続けてしまうことでしょう。何と言いますか、ロボット遊戯王ZEXAL主人公九十九遊馬くんかの如く菩薩メンタル天元突破でシンギュラっているのに対して、ドッグは前述のとおり殆ど成長が見られないのがかなりグロテスクに感じます...。防水型の高価なロボットより手軽で安価ロボットを買って、ロボットをまた海に連れて行くシーンなんて正にそうですよね。「ロボットがまた壊れてしまうかもしれない」よりも「誰かと海に行きたい」という自身欲求を優先しているあたり、過去経験から学びや成長をしていないのがしんどくて。いや、潤滑スプレーを散布しているあたり一応前回よりほんのちょっとだけ進歩はしているんですけれども。でもその一歩が本当に小さすぎるというか何というか。このように終盤になってもドッグロボットを命として見ていないところからロボットドッグへの愛情と、ドッグロボットへの愛情に差がありすぎる気がします。やっぱり対等じゃないんですよね。人間ロボット友情を描いた作品って他にも色々あるかと思いますが、基本的にはバディものだったり、主従はあれどロボットのことを同じ命として互いに尊重しあう対等な関係性の物語が多いかなって思います。ですが、この作品はそうではなく、ロボットを命としては見ておらず気軽に消費できる道具として使っている。その上で友情とか言われても、やっぱり頭にハテナが浮かんでしまます。「二人の友情」というより、「深慮あるロボットの健気で一方的愛情」という方が自分はしっくりきました。ドッグは、ロボットが与えてくれたもの、満たしてくれたものと同じくらいのものロボットへ返すことが出来ていたのかな…?うーん。

私は、友情愛情はある程度対等な立場がその前提にあるものだと考えています。けれど、ドッグロボット最初から最後まで対等ではなかったように思えて、愛って何なんだろうと考えさせられる作品でした。

けっこう感動や友情といった文脈で語られているような気がする本作ですが、私はこの映画を見終わったあと、下がった口角が元に戻らないくらいには暗い気持ちになってしまいました。

メリーバッドエンドとも少し違うような形容しがたい結末の本作ですが、少なくとも心温まる!とか感動の友情!みたいな手放しで良かったと言えるお話にはとても思えず、心にしこりの残るお話に感じましたね。

この作品のどのあたりに人は感動するのか正直私には分からなかったので、純粋に知りたいなと思い、どなたか教えてもらえたら嬉しいです。色んな方の感想も聞いてみたい。

これはいつか何処かで見た言葉受け売りですが、私は伸ばした手が届く物語が好きです。

昔はどんでん返し系と言いますか、ラスト5分で全部ひっくり返るような後味の悪い映画が好きでよく見ていたのですが、今はもう聖人が報われなかったり、他者のために何かを我慢したり、自己犠牲にするような物語はあまり見たくないというか。鑑賞後スカッとする映画の方がやっぱり好みなのかもしれない。

なんかさ、これ見た後だと人間ロボットの曇りなき友情物語をみたくなっちゃうよなー。ベイマックスとか。

Permalink |記事への反応(0) | 04:39

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2025-01-12

anond:20250112224904

ヨイヤードンテーヌールーゲーコーイーハァアァ~イ(ドー)

ヨイヤードンテーヌールーゲーコーイーハァアァ~イ(ドー)

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2024-12-17

2024年に読んで良かった10冊の本

anond:20241214160546

便乗して5冊挙げようとしたけど絞りきれなかったので倍プッシュした。2024年は1/1から今日までのあいだに315冊読みました。ちなみに、いま読んでる途中なのは上橋菜穂子香君』(2022年)と飛浩隆鹽津城』(2024年)、それに教養系の新書数冊。

ウィリアム・シェイクスピア十二夜』(1600年)

今年はアプリリリース3周年を迎えたウマ娘に突如シーザリオ実装されるというサプライズが起きて、仮にウマ娘化されるとしたら絶対男装の麗人キャラだろうなと思っていたら本当に男装の麗人だったので全俺が歓喜したし、オフザリオの声が可愛すぎませんか……? 俺はああいう透き通ったというか透明感があるというか鈴を転がすようなというか、とにかくそんな感じの声に弱いのだ。身体きもいいしなグヘヘ。シナリオではずっとイチャイチャしてて最高すぎる。俺の嫁Tier最上位です。引けてよかった……! ちゃんと「シーザリオ英雄譚」の称号もゲットしました。チャンミは優勝できなかったけどな! ところで俺は『ハムレットしかシェイクスピア作品を読んだことがなかったので、良い機会だということでシーザリオ名前元ネタになった『十二夜』を読んでみることにした。男装の麗人、すれちがう恋心、よく似た兄妹の人違い、と来てお前女だったのかからハッピーエンドで終わる、まあテンプレ通りのラブコメだったんだけどひょっとしてこれがラブコメテンプレになったやつだったりします? 偉大すぎでは。っていうか「十二夜」って、古代ローマのサートゥルナーリア祭をもとにした公現祭エピファネイア)のことだったんだ……。ほかにも『リア王』『マクベス』『リチャード三世』『お気に召すまま』『ジュリアス・シーザー』『夏の夜の夢』を読んだんだけど、いちばん好きなのは十二夜』です、はい。「僕は僕が演じているものではありません」っていう台詞すき(小並感)。

ところでシェイクスピアといえば、古河絶水『かくて謀反の冬は去り』(2023年)というラノベシェイクスピアパロディなのね。『リチャード三世』をパロった1巻を読んだときにはまったく気づいてなくて、あとがきを読んで「これシェイクスピアだったんだ」となり、元ネタを読んだらめっちゃからさまだったし、今年出た2巻はもう露骨に『マクベスオマージュで、さら二・二六事件三島由紀夫割腹自殺などのネタも盛り込まれていて非常に楽しく読めた。古代日本風ファンタジィ(e.g.沢村凜黄金の王白銀の王』)とか、近代日本モチーフミリタリもの(e.g.佐藤大輔皇国の守護者』)とかはよく見かけるけど、人名とか文化とかが古代日本風なのにテクノロジが近代風な政治劇というのはなかなかなかったように思うので新鮮というか、「その手があったか!」という感じだ。笑いとシリアスバランスが良く、裏の裏をかくサスペンスが繰り広げられて、続きが非常に楽しみな作品なのですごくすごいオススメです(語彙力トプロ)。そういえば春先にはちょうど前年に文庫落ちしたホルヘ・ルイス・ボルヘスの『シェイクスピア記憶』(1980年)も読んだんだった。俺の中で今年はシェイクスピア元年ということで。

ジョン・ステュアート・ミル自由論』(1859年)

自分ではリベラル派のつもりなんだけど、実はちゃん原典を読んだことがなかったので読んでみた。日本でいうと幕末に書かれた本なのに「そうだよ~~~それだよ~~~!!!1!」と同意するところが非常に多かったので、自分は根っから自由主義者なんだと再確認。みんなも(本来意味での)リベラリストになろうぜ。リベラリズム関連だと、ほかに井上達夫リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』(2015年)を読んだ。ラディカルだが筋が通っている。ところで著者がアメリカ留学してたときに「なんで日本人がリベラリズム研究を?」って言われたというエピソードがちっともリベラルではなくてドン引きしたというか、あいつらひょっとして自由主義人類普遍原理ではなく西洋文化かなにかだとでも思ってんの? 人類普遍原理じゃないならなんでヨソの文化圏に押し付けてもいいと思えるんだ。非西洋自由主義者としては不愉快

ノーラエレングロース『みんなが手話で話した島』(1985年

もんのすごい面白い。話には聞いていたマーサズ・ヴィンヤード島の手話についての本。この島ではかつては高確率で聾の子供が生まれたため、島のほぼ全員が手話を身に着けていて、ときには聴者どうしが手話で話すこともあった。したがって耳の聞こえない人たちも完全に社会統合されていて、社会的な不利益を受けることはなかった。この島では聾であることはただの様々な個人の特徴のうちのひとつであって、それが重大な意味を持っているとはみなされていなかった。たとえば以下の会話のように。

「アイゼイアとデイヴィッドについて、何か共通することを覚えていますか」

「もちろん、覚えていますとも。二人とも腕っこきの漁師でした。本当に腕のいい漁師でした」

「ひょっとして、お二人とも聾だったのではありませんか」

「そうそう、いわれてみればその通りでした。二人とも聾だったのです。何ということでしょう。すっかり忘れてしまうなんて」

島の出身者にとって、彼らはまずもって漁師であり、聾であることは、そういえば耳が聞こえなかったね、という程度のものしかなかったということだ。この本を読むと、なるほど障害社会モデルは正しいのだなぁと納得してしまう。手話共通語として存在した共同体のあり方をインタヴューと文献調査によって復元していく社会史的な面白さに加えて、途中では島民の聾の起源近世イングランドにまで遡って明らかにしていくという謎解きの面白さも味わえる。まさか手話の本読んでてジョージダウニングダウニング街の由来)とかサミュエル・ピープス日記を遺したことで有名)とかの名前が出てくるとは思わないじゃん。そしてこの「手話楽園」が徐々に崩壊し、終焉へと向かう過程寂寥感にあふれている。今年読んだノンフィクションでは一番ですわ。超オススメ

綾辻行人十角館の殺人』(1987年

まだ読んでませんでしたテヘペロ最初読んだときは「衝撃の一文」の意味がわからず、ああ、あれって襲名制でこいつは先代なんだ、って一瞬勘違いしちゃったんだけど、独白が始まるにつれて鳥肌立った。お、お前~~~~~~!!!1!! 小説としての出来は正直言って荒削りで、お世辞にも上手いとは言いがたいのだけれど、謎解きとしての衝撃は絶大ですわ。なるほどこれが新本格の先駆けか……。そういうことでちょぼちょぼと館シリーズを読み始めてます。いま人形館の途中。

うそう、本作がきっかけで○○○○○○の『○○殺人事件』(1929年)も読みました。タイトルだけ読んで中世ヨーロッパ舞台にした歴史ミステリなのかと思ってたら全然違ったわ。あなたの「○○」はどこから? 僕は、『電脳山荘殺人事件から! っていうか本作を読んで学生時代に読んだ米澤穂信インシテミル』(2007年)のなかで意味がよくわからなかった一節の意味をようやく理解した(岩井読書マウント取るシーン)。『○○殺人事件』のあとがきとか「読者への挑戦」とかそういうコーナーで作者が自己紹介する文があるものだとばかり思ってたけど、本作を指してたのかよ!

サイモン・ホロビンスペリング英語史』(2013年

英語への解像度が上がった1冊。英語スペリングに悩まされ、「俺は日本から出ないか英語は要らない!」と高校時代放言しておきながらいまは英語をそれなりに使う仕事をしている者からすると、かつて味わった理不尽の謎解きという意味ですごく面白かったし、何というか、あの理不尽の背後にはこんな歴史があったのか……と知ることで、英語への愛情のようなものが増した気がする。「世界共通語」とか呼ばれて出羽守から持て囃される帝国主義的な覇権言語としての英語は相変わらず好きになれそうもないが、しかし、ヨーロッパの片隅にある島で数奇な歴史を辿ってきた言語としての英語のことは割と好きになれる、そんな本だった。

菅浩江放課後のプレアデス みなとの星宙』(2015年

アニメを見た直後に読んでおけばよかったシリーズ。名作ジュヴナイルSFアニメ放課後のプレアデス』のノベライズなんだけど、キャラクタの掘り下げが完璧すぎる。みなとという謎めいた存在に丁寧に肉付けして、彼がプレアデス星人出会って闇堕ちしすばるに救われるまでの過程説得力をもって再構成していてすごくすごい(語彙力)。主題歌引用タイミング完璧すぎるだろ(「Stella-rium」は名曲からみんな聴こうな)。そして、あおい、ひかる、いつき、ななこといったキャラクタの名前漢字が当てられていくところは本当にゾクゾクした。これオリジナル設定ってマ? 佐伯昭志リリカルアニメを『永遠の森』『そばかすフィギュア』の菅浩江ノベライズするなら、そんなのもう心が洗われるような名作にしかならんわけで。読み終えたあとにまたアニメを見たくなる、そんな素敵なノベライズだった。大好き。

ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』(2018年

数値の測定は大事なことだが、それが濫用された結果どうなるのかという事例が色々と挙げられていて、この本末転倒感は日本でよくあるやつだ……! と思ったらだいたいアメリカの事例なので人類を滅ぼすしかない。この問題で難しいのは適度な測定には意味や意義があることで(たとえば、論文の本数が重視されるようになった結果薄っぺら論文が量産されるようになるのはよくないが、ちっとも論文を書いていないひとに多額の研究費が配分されるのはおかしい、というお気持ち)、測定なんて意味がないとは言い切れないことだが、本書の著者は最後に「測定のまっとうな使い方」のための指針を提示していて、この増田で挙げた本のなかでは一番実用性が高い。「測定は判断の代わりにはならない。測定は、判断要するものだ」という金言政策決定にあたるひとたちには噛み締めてほしいなと。

白鳥士郎りゅうおうのおしごと!18』(2023年

こっちはJ. S.ミルじゃなくてJS見る。5巻くらいで読むのやめてたシリーズなんだけど読むの再開したらすごく面白くてハマってしまった。人工知能によって将棋が終わってしまったという夜叉神天衣と九頭竜八一の抱く絶望と諦念を、雛鶴あいと神鍋歩夢というそれぞれのライバルねじ伏せていく、めっちゃ骨太将棋小説じゃん……。ただのロリ小説と思わせておいて、いや実際にロリ小説でもあるんだけど(ロリホームって何だよ)、AIという最新のテーマに向き合って「解」を提示してみせる胸熱将棋小説でもあるというギャップが俺を狂わせる。すげー面白いっすわ。

ところで、さんざ褒めておきながら将棋の定跡とか全然わからんのは秘密だ。ひ、『ヒカルの碁』も盤面わかんなくても読めてたし……(震え声)

米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』(2024年

小市民シリーズの完結編。ずっと追いかけてきたシリーズの終わりが見れて感無量すぎる。読み始めたの高校の頃とかだからマジで20年越しなんだよな。『春期限定いちごタルト事件』の序盤で示唆された、小鳩くんが出しゃばって不興を買ってしまった過去事件が描かれていて、20年越しの伏線回収が嬉しすぎる。

「なあ。おまえ、鬱陶しいよ」

これってこういう文脈でのことだったのか~~~~~とか、互恵関係! 互恵関係きた! これで勝つる! とか、〈小市民シリーズ過去が明かされていく展開を味わって読んでいたらそれが小鳩くんの遭った事故と徐々に繋がっていく過程は流石のよねぽだった。本作で〈小市民シリーズは綺麗に完結したわけだけど、これ短編集もう1冊くらいいけるんじゃないですか? という気持ちになってしまう。読みたいよ~~~~小鳩くんと小佐内さんの物語もっと読みたいよ~~~~~~~~!!!1!!

かまど&みくのしん『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』(2024年

オモコロ話題になってたみくのしんの読書録。一文一文を噛みしめるように丁寧に読んでいてすごい。国語の授業が苦手だったみたいなこと言ってるけど、マジで正統的な国語の授業みたいな読み方してるのすごすぎるでしょ。そしてこの本を読んで「一文一文を噛みしめることなくただ数だけを積み上げてきた俺の読書とは空虚ものではないのか……」という敗北感に囚われていたところに次の文がすっと差しまれてくるのです。

本が読めないと尻込みしていた男を「正しい読み方なんてないから」と、訳知り顔で励ましておいて、いざ自分のこととなると、ちっぽけ呼ばわりなんて本末転倒じゃないか

本書はみくのしんの読書追体験であると同時に、本好きへのエールでもあると感じた。本には色んな読み方の可能性があって、すごく自由ものなんだということ。それを思い出させてくれる、とても良い本だった。ありがとう

Permalink |記事への反応(5) | 08:51

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2024-12-16

過小評価Chageのなんかすごい曲6選

anond:20241216024724 

を読んで、チャゲは本当に木根尚登とならぶ過小評価ソングライターだと長年思ってるので、個人的に感じる名曲ちょっと彼を見る目が変わりそうなのをいくつか紹介したい。

あくま自分が好きな曲なのと、自分ちゃんチャゲアスを聞いてたのは80年代終わりから90年代前半くらいまでのごく短い時間(つまり流行ってた時代ミーハーファン)なので、コアなファンは「そんなカスみたいなのばかりあげんなよ」みたいな感想がでるかもしれないですが、まあ大目に見てほしいです。解散以降のソロ曲は一切知らないし。

これを読んで、チャゲにたいする「なんかアスカの隣でハモってるちょっと面白い人」くらいのイメージちょっと変わったらうれしいです。

 

基本的チャゲは凝った曲(メロディラインアレンジが変な曲)や大きい曲(壮大なサウンドスケープを感じさせる曲)を作ったときに異様に力を発揮するタイプソングライターです。それはたぶん彼の背景にビートルズUKロックがあるのが要因かなと思う。そういうと「アスカのほうが大きい曲強いじゃん、「太陽と誇りの中で」とか「BIGTREE」」」とか」とファンは言いそうですが、アスカJ-POP的な大きい曲に対して、チャゲスタジアムロック的な大きい曲を作るのが得意な人です。本人のパブリックキャラとだいぶ違って、それは木根とも共通すると思います

 

今回は「大きい曲」 「変な曲」 「ふつうに良い曲」を2曲づつ挙げていきます。どの曲も今やサブスクで聞けるようになりましたので、ぜひ聞いてほしいです。

1.ロマンシングヤード

大きい曲その1。チャゲ曲でのファンの間で代表曲といえばこれだと思います。とにかくでかいタイトルからしてでかいイントロアタックといいドラムといいでかい。そこからぐっと入るUKロックのようなAメロチャゲアスっぽいBメロという展開を繰り返しながら、ぐっとためてためて爆発するサビ。歌いやすくグッとくるこのサビのスケール感は、U2のWhereThe Streets HaveNo NameとかOasisLive Foreverとかとためをはれるんじゃないかとすら思う。間奏での掛け声がものすごくダサいがそのダサさも含めてスタジアムロック名曲ライブで聞くとなんとなくいいものを聞いたなと誰もが思うんじゃないでしょうか。それくらいのパワーがある曲。

 

2.WINDYROAD

大きい曲その2。これはチャゲのサイドユニットMulti Maxのもの。まあチャゲアスのライブでもけっこうやってた記憶があるのでここで取り上げたい。ロマンシングヤードアッパーな感じの大きな曲なのに対して、こっちはミドルな大きな曲。まあほロマンシングヤード兄弟なのだが、スケール感はこっちのほうが上。なんとなく環境問題意識したっぽい歌詞はあの時代ですな。サビがとにかく気持ちいいのでカラオケで歌ってても楽しい曲。

 

3.CATCH & RELEASE

変な曲その1。SAY YESが入っていてむちゃくちゃ大ヒットしたTREEに入っていたのでたぶん聞いたことある人もいそうな曲。JPOPによくあるファンクっぽい曲なのだが、エフェクトのつけ方とかすごく気持ち悪くてかっこいい。当時釣りに凝っていたチャゲが当時はまだあまり市民権のなかったCATCH & RELEASEというワードをもとに恋愛歌詞にしたものAメロのすっ飛ばしあいがすごくて、ちょっときれいな感じのBメロになったと思ったらドキャッチーなサビになる。全編でアスカとのボーカルコンビネーションが堪能できる。

 

4.Break AnEgg

変な曲その2。これもPRIDEに入ってるので知ってる人はそれなりにいそう。ちょっとエスニックな感じのイントロにやたらとエコーをかけたアスカの声が入ってくる。ところがサビで転調した瞬間に爽快なメロディになる。AメロBメロとサビの印象が全然違うので、サビの爽快さがさらに際立つ。歌詞とぴったりとあってるようにも思うしなんならアルバムジャケとぴったり合ってる。中学生のころに初めて聞いてなんだこれ!と聞き直したくらいインパクトのある曲。

 

5. NとLの野球

ふつうに良い曲その1。普通に良い曲ももちろんある。これは元増田言及していた曲でriverカップリングなのでそこそこ知られてるかもしれない。こういうアーティスト自分過去を振り返る曲はいい曲になりやすいよね。ちょっとサビの感じが長渕剛っぽいのが好き嫌い分かれそうだが僕は割と好み。というかチャゲも歌い方を長渕に寄せてる気がするし、何度か聞いてるとだんだん長渕っぽいなと思えてきて、長渕の声で脳内再生できてくる。歌の題材が福岡なせいだろうか。

 

6.今日は…こんなに元気です

ふつうに良い曲その2。チャゲ曲なのにほとんどをアスカが歌ってる不思議な曲。チャゲアスが得意なミディアムバラードだけどとにかく全部よい。メロディ、歌い方、歌詞アレンジ、全部完璧。しいて言えば、間奏のアスカモノローグがいらないくらい。渋谷スクランブル交差点テーマにしてるらしいがイメージがありありと想起できる。AメロがほぼサビなのだがこのAメロがものすごくよくできてる。歌詞と曲の一体感に、全然違うがTM NETWORKStillLoveHerと近さを感じるのはなぜだろうか。僕はいまだに渋谷スクランブルで信号待ちをしているときにこの曲のサビが脳内で流れ出す。

 

ということでザクッと書いてみました。よろしければサブスクででも聞いてみてください。

Permalink |記事への反応(5) | 12:30

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今更チャゲアスの話

Askaが止まらない。

陰謀論の話だ。

2016年覚醒剤での逮捕から2019年解散Chageへの批判、そして陰謀論への傾倒。

陰謀論を信奉する人々にとっては陰謀論こそが真実なのかもしれないが、「月は人工物」とまで言い出している。

私は90年代の後半、チャゲアスが全盛期を少し過ぎた、しかしそこにあった圧倒的な輝きがまだ感じられる頃にチャゲアスを聴いていた。

というか、姉がファンだったので、広く浅く当時の曲全体を聴く機会があった。

そして、その頃からどこかしら、こんな日が来ることを予感していた気がするのだ。

それについて少し書いてみたいと思う。

予め言っておくと、途轍もなく偏見まみれで客観性に欠けているので、その点ご了承されたい。異論は認めるけどスルー大推奨です。

ネット掲示板にはAskaが圧倒的才能の持ち主で、Chage凡庸のように書かれている。だが、当時の曲を聴いていた自分見方からすると少し違う。二人の持ち歌やソロ曲はこんな感じだった。

Aska

恋愛至上主義

恋愛観や男女観はトレンディでやや古臭い

ロマンチックシチュエーションを好む女性男性に対して強烈な訴求力がある。

ソロ曲ではエッジはそこまで効いておらず、キレの良さがやや影を潜める。

・声がとにかく独特。一度聞いたら忘れない声。

・天然。高校時代Chageの歌っていた井上陽水の「夢の中へ」を知らなかったという話があった気がする。

・案外Chageへの対抗意識が強い。ビートルズ的なサウンドを追求する人を否定する発言も。

・売れる。

Chage

・やや小賢しい。

メロディライン難解な曲を歌いこなすものの、ノリづらいこともある。

・エッジの効いた曲を作るが、本人の声は高音寄りで柔らかく、パンチ力はいまいちなことがある。

・稀にパンチ力極大になる。(ロマンシングヤード、NとLの野球帽など)

ビートルズU2の影響など、文化的背景を多少感じる。

冗談好きでトークが上手い。深夜ラジオDJは相当人気があった。

・基本そんなに売れない。

とにかく、一般への訴求力という面からするとAskaの方が上回るが、ChageAskaにない部分がある。

二人が揃うことで弱点を克服し長所を増幅させていたのだが、どうしてそれができたのかはなんとも説明しがたい、そんなデュオだった。

だがまあ、本題はAskaのことだ。

Aska世界観少女漫画とうちの母親は言っていた。少女漫画と呼ぶにはは多少の男っぽさもあるにせよ、テーマの中心は理想恋愛理想自分理想の「きみ」だ。

恋愛という場面において最高の自分を演じる、そのためのシチュエーションを紡ぎ出すことに凄まじく尖った才能を発揮していた。

ただ私は、一抹の不安が拭えなかった。当時から

ChageAskaイケメンではない、せいぜいフツメンだ。

どちらかというと面白い顔のChageと比べるとイケメン系ではあるAska造作が素晴らしいわけではない。そのイケメン性はもっぱら自己演出によるところが大きい。

ただしその自己演出も、当時ですらそんなに時代には合っていなかった。

いつか時代に完全に取り残された時に、イケメンでもなく最高の男でもなく、弱くなった自分と相対した時にこの人は音楽が作れるのだろうか。歌が歌えるのだろうか。

そんな不安を抱かせるような芸風、作風だった。

それから何十年も経った今がある。

Askaには才能以外の何かが希薄だった。

彼の才能を輝かせるためには、「最高の恋愛からインスピレーションを受け続けなければならない。

インスピレーションが枯渇すればなんとかしてそれを補わなければならない。

クスリでも不倫でも、許されることではないにせよ、それだけの刺激を得ていないと止まってしまう。泳ぐのを止めたら窒息して溺れる魚のように。

友達すらいるのだろうか。本当のところは曖昧ではあるにせよ、ヤクの売人に徹底的に漬け込まれたり、陰謀論者に取り込まれたりするところを見ると人間関係の頼りなさは明らかに気になるところだ。

そんな自分を支えて引き上げる手立てはおそらく彼にはない。井上陽水を知らなかったように、ビートルズ的なサウンド否定したように、Aska世界観は他の世界と切り離されている。Askaは奇妙に孤独真空だ。

から、今のAskaは、傍から見ると怪しげな陰謀論しか見えないそれを大事に抱えて生きて、未だに残るかもしれない才能の煌めきの残滓に火を灯し、その人生をその人生の通りに駆け抜けるしかないのだろう。

それが彼にとって人との繋がりや過去世界との繋がりに代わるものであるのならば。

Permalink |記事への反応(3) | 02:47

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2024-12-12

数式作らなきゃいかんのに頭がだるすぎる

昨日2時までグレイブヤードキーパーやってたせいや

ポケスリの成績も悪かったし

Permalink |記事への反応(0) | 11:46

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2024-12-10

クルド人経営者意見

難民申請4回却下でも解体業を経営する「川口市クルド人」の本音(前編)|「僕らがいなければ建設現場は回らない」

https://www.fsight.jp/articles/-/50220

難民申請4回却下でも解体業を経営する「川口市クルド人」の本音(後編)|「なぜ難民貧乏でなきゃいけないんだ!」

https://www.fsight.jp/articles/-/50220

A氏のステータス

「僕は(本来入管施設収容されるが、健康上の理由などで身柄の拘束を解かれる)仮放免ですよ。解体業の会社株主になっているだけで、あとは奥さん名義でやっている。株主会長だが、働いてはいけないといわれている。

2008年かな、退去強制令書が出ているし、難民申請は5回目を出したきり、インタビューも何にもなし、呼ばれてもない。(兄も難民認定されていないし)入管は僕の一族にやさしくない。結婚してもう9年で、妻と知り合ったのは、妻が14歳で僕は17歳の時、日本で。妻はオヤジ日本人の日系ブラジル人子供は娘10歳、7歳、息子4歳がいて、僕以外は定住者の在留資格がある。東日本入国管理センター茨城県牛久市)への収容は、一度もないです。珍しいケースだけど、5回難民申請して捕まっていないのはわずか何人かしかいない」

事務所の規模

A氏とは、今年(2023年3月21日地元で行われた、クルド人新年祭「ネウロズ」の会場で知り合った。「一度、話を聞かせてくれないか」と話しかけると、快諾したので、同月末に彼の事務所インタビューする運びとなったのだった。 事務所の中に入っていくと、初老日本男性パソコンの前に座り、奥の部屋には中年日本人女性が座っていた。2人とも事務所で働く日本従業員だった。

「雇っているのは20人位。日本人6人。あとキューバブラジルパキスタンウズベキスタン人。在留特別許可の人、普通ビザの人といろいろ。仮放免の人はアルバイトの形にして、ずっとは雇わない。彼らが自分生活費を稼ぐくらいは、入管も見逃している。会社成功しており、(周りにあるヤードなど)土地も全部うちのもの。名義は奥さんだけど、事業基本的に私がやっています」とA氏は説明した。

解体業の実態

「うちは解体以外のこともしたい。土地造成とか、生木の受け入れ、ウッドチップを作る仕事の方が環境にいいし見た目もいい。解体事業はやめないけど、本業解体という風にはもっていきたくない。業者が多すぎて、教えられた法律とは無関係にみんなやっているし、アスベストも厳しくなっているが、その基準を守らない。昔の日本人の業者ブローカーになっていて、外国人は皆その下でやるから基本的に安くなっている。クルド系の解体業者は、お金稼ぐことがよくわかっていないから、普通より少し上回ればいいだろうという考えの人が多い。100万円の仕事で40、50万円稼がねばならないところ、5万残ればいいくらいの感覚でやっている。ちゃんとした会社はやっていけない。社会保険給料を払うとなると、それはできない。日本人のブローカーが誰でも仕事やらせしまう。不法投棄も増えているし、ブローカーが安くやらして、その中で儲けるにはそうした手しかないんだ。」

大野知事とのつながり

政治家に会ったり、ボランティア活動10年以上やったりしているし、ある程度、(日本社会からも)評価されているんじゃないかと。感謝状とかもらったりしているし。(事務所の壁には新型コロナ対策に協力したとして、奥ノ木信夫・川口市から感謝状が飾られていた)知事も、最初会ったときクルド語で話してびっくりしたよ。(大野元裕・埼玉県知事と一緒に撮った写真も飾られていた)東日本大震災の時は、宮城県気仙沼に3週間いました。それが見えているかはわからないけれど、まだ捕まってはいない((注))」

(注)同一の人物不明だが、今年に入って大野氏が難民申請者に表彰状を送ったことが報じられた。

独自不法滞在クルド人男性埼玉県大野知事感謝状 難民申請中に100万円寄付

https://www.sankei.com/article/20240122-QPXRJTE2CJN2BNTL262HBD5VBI/

入管職員について

入管人間を3回殴ったことがある。血だらけにしたこともあるし、捕まったことはないが。今はいいんだけれど、僕らを人間として見ていなかった。娘が5歳の時に、『この人本当にあんたのパパなの』と5歳の子に聞いた。外にいる日本人と入管日本人は同じ日本人かと思う位だ。(入管職員が)お父さんの耳を引っ張ったんだよ。俺、入管職員ぼこぼこにした」

こうした発言に対しては、「入管職員法律を守らせねばなりませんよ」とややたしなめるように言うと、こんな答えが返ってきた。

法律問題じゃない。法律法律、それはわかる。けど、人間という存在感覚がない。入管にもいい人がいて、子供のころから知っているよ。入管が古い人から片付ける、となると大問題になる。難民日本が2回の申請で追い出しますと言ったら世界はどうなる。うちは税務署たことないし、それなりに税金を払って、近所とも仲良くやっている」

その後

難民申請事実上2回までに制限する改正出入国管理難民認定法が成立し、川口市ではクルド人念頭に置いた「一部外国人による犯罪の取り締まり強化を求める意見書」が採択された。半年後に再度取材を試みると、インタビュー時は日本社会のルールを守る重要性を語っていたクルド人男性は、「強制送還するならやってみろ」と激高した。

Permalink |記事への反応(2) | 14:11

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2024-08-26

anond:20240826100514

ヤードラット星人とNDAを締結してたんやろなあ

Permalink |記事への反応(0) | 10:08

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2024-08-20

anond:20240819184907

クルド人犯罪犯してヤバいという話を、ヤードがある地域なのは当たり前とトンデモな話の繰り替えするあたりがJリベだよな

はてなーから、地形や地域性も考慮しなきゃいけないのかとか騙されてる奴もいるし

Permalink |記事への反応(1) | 16:49

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2024-08-19

クルド問題で良くやり玉にあがる解体トラックの積載とヤード問題に就いてパート2

パート1→  https://anond.hatelabo.jp/20240819184907

木曽呂(神根東)

木曽呂はまっ平らな川口市大宮台地が張りだした高台地区。この木曽呂の東には川口ICがあり、その東側には人家希な地域がある。神根東と言えばいいのか。住所としては赤芝、石神という地域だ。

ここの場合一般的調整区域建築制限されているのではなくて、近郊緑地保全区域という規制が掛かっている。

家やマンションが建てられないので畑をやるしかない。しか都心から近い畑地域では花卉栽培が人気になる。そこでこの周囲では盆栽植木名産になっている。

しかし、植木って今は人気だろうか?あまり植木に精を出しているおじさんとかは見ない。なので下火となり、都市化によって農業自体廃業してしまう人も多い。

すると土地が遊んでしまうし、そこに固定資産税も掛かってくる。

一方、建築規制だけなので用途規制されていない。

そういう訳で駐車場用途ヤード用途の買い手に売却、となる。緑地保全区域なのにホコリっぽいヤードだらけになるのが皮肉だ。

特に外環道川口IC付近にはヤード類がまとまった箇所が数か所ある。

 

特養ホーム調整区域サイン

特養ホームというのは収益性が然程は高くないのに広い面積が必要施設で、故に訳アリの土地、崖の下などに造られやすく、その為に災害犠牲者が出る事がままある。

調整区域特養ホーム例外に入っている場所などは当然候補地となる。

産経は近所の迷惑度を強調したくて特養ホームを入れたのだろうが、増田場合は逆に「ああ、人家希な地域なんだろうな」と考えてしまうのだ。

因みに学校が一緒に挙げられているが、学校は今夏休みだ。

 

増田産経のこの手の報道を信用していない理由

増田はこの手の産経キャンペーン記事を信用していない。何故ならクルド叩きキャンペーンは「中国人が水源地を買っている、日本の水が危ない」キャンペーンの続きだからだ。

この中国人水源キャンペーンの時は遂に具体的な売買の経緯などを取材して書かなかった。

増田含めてネットには不動産のうち、「負」動産クラスタというのが居る。不良不動産インチキ売買や怪しい不動産ゴロの事などを調べるのが好きな人間だ。

そんな負動産クラスターズが「水源までの道路はあるのか、それは誰の管理か」「水源地の分筆は売主がやったのか、仲介第三者取引か」「もしや嘗ての原野商法土地を買い上げて今度は中国人騙してる原野二毛作か」とウキウキでいたのに、結局最後まで具体性のある記事は一切書かなかった。

朝日新聞取材して「どうやら中国人相手原野商法しているようだ」という一定取材記事を出したのに、アンサーは無し。朝日の件と違うケースがあるのかどうかも書かないし、一切の掘り下げも無し。原野商法は整地もせずに登記簿だけで行われる詐欺商売で、売主が現地にも行かないという信頼?の元に為されるバカみたいな取引だ。だから地上からは一切の変化も見えず、金だけが動いてゴミを得るという事が行われる。故に掴んだ情報がどこの事かと言ってくれないと困るし、言ってくれたら登記簿取って何があったか調べられるのだ。

そういう掘り下げを全くせずに、今度は自衛隊基地の近くに外国人土地持ってるのが判った、日本危機だ!と煽る方向にだけ行ってそれっきりだ。

 

元々産経には一般向けではない産経記事というのがずっとある街宣右翼とか宗教右翼とか向けなので程度は極端に低く、社会人読者が常識的スキルで疑問を持つという想定がされない。例えば「なんで登記簿取って書かれている買い手や司法書士銀行などに取材に行かないんだ?」という疑問を持つ人は想定読者じゃないのだ。そういう人は一般的には社会人と呼ぶ。

書いてる記者もまともな能力がない。公害問題の時に地盤沈下が起こり井戸水の汲み上げ規制が全国で出来ていたはず、という常識やそれらにアタッチする能力もない。かなり特殊記事群と言っていいだろう。

クルド問題では他の新聞医療センターでのケンカを報じるくらいで取り上げない。地元紙の埼玉新聞はたまに取り上げるがトーンや内容が全然違う。「Xで定積載の平トラック撮影して『過積載クルド』とする盛り上がりに迎合してやはり定積載の平トラック掲載してアイキャッチにする」なんて事は当然しないし、そういう読者を想定していないのだ。それは良識とかじゃなくてただの常識だ。

 

という訳でしてこの記事自体は「いつものアレ」であって、「領海侵犯」「刑事裁判での被害者人権」なんかと同じ枠なので全く信用していないのであります

具体的にはクルド盆踊りのその迷惑度が信用できないから。

 

しかし、定積載のトラック捕まえて「警察がなぜか検挙しない!1」ってそりゃ定積載だからだよなぁ。しかもその写真ガイジン悪事として記事掲載する新聞があるって言うんだからすげえよなぁ。しかもよく見たら読者に提供してもらってるのな。つまりXでバズってるのを鵜呑みにした情弱さんを鵜呑みにしたって事よな。

 

地理がよく分からずにあの手の情報に踊らされている場合もありそうなんで、川口地理説明したいんだが、紙幅が尽きたので今度なー。そんじゃーね

Permalink |記事への反応(1) | 18:51

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クルド問題で良くやり玉にあがる解体トラックの積載とヤード問題に就いてパート1

産経新聞が報じているクルド人ヤードで大騒ぎ問題に関して。因みに本稿では記事事件のものには触れない。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sankei.com/article/20240818-Q7DJ43L7IVGBVIXACY4JX5FRBY/

 

トラック制裁制限

産経記事では冒頭に「過積載の(解体業)トラック」の写真掲載されている。Xでもよく同じような写真が「クルド人解体屋の過積載トラック」として掲示され「何故か警察検挙しない!」と指弾されている。

これらは違法積載なのだろうか?

 

道交法は近年改正され、車両からのはみ出しの制限が緩和された。

後方については車両長の20%以下となった(はみ出しが後方だけの場合)。これはいすゞエルフ2t積みの場合全長が4.7mなのではみ出しの最大は940cmとなる。写真トラックはそんなにでっぱっていない。

 

側方については片方10%づつの両方で20%までが可能になった。

産経写真トラックは上の方が広い積み方がされている。一番上に畳が2枚並んであるのでこれを基準に幅を考えてみる。

畳は地方により寸法が違うが関東で使われる江戸間だと短辺は88cmだ。これが2枚で176㎝。真ん中に間隙があり、柱も一本挟まっている。また少し斜めになっている。それらを修正すると188cmくらいか

エルフの全幅は1.7mなので両側合わせて34㎝まではみ出し可能だ。幅は1.7+0.34=2040㎝まで積載okであるから全然余裕である違反ではない。

 

では高さは?というと、実は規制がないのだ。いくらでも積んでいい。

でも道交法では「道路運行する車両の最大寸法」が決まっていて、3.8mとなっている。だから荷台の高さに拘らずに全車3.8mまで積める。

しかし3.8mというのは観光バス屋根とか電車の2階建てグリーン車屋根の高さで、とんでもない高さだ。だからトラックでそこまで積むという事はあまり無い。で、写真トラックもそこまで積んでいない。見たところ3.2~3.4mくらいだ。

 

重量は?というのは測らないと判らない。でも間隙が多い廃材なので重量はそこまでいかない。2tくらいではないだろうか?因みに木造住宅の重さは30坪2階建程度で30t強といったところ。検索すると1600kg/㎡という数字が出てくるだろうが、これは家の積載荷重と耐雪荷重を合わせた重さで、自重は半分程度になる。また壁材のモルタル石膏ボード漆喰を合わせた重さだから木材だけだと大した事ないのだ。

 

となると、これは過積載でも何でも無い定積載なのだ

 

トラックの積み方

トラックに積む場合、まずはあおりの内側にコンパネなどで壁を造る。その中で安定するようにテトリスみたいにぴっちり積んで、時にTスピンなんかも駆使して動かないようにする。

コンパネ壁の上に来たら安定する大物を外側に積んで真ん中の方に小物を積んで行く。これもテトリスっぽいな。

いい所まで来たらロープを掛けて思い切り絞り完成。コンパネと大物が押さえになって荷崩れを防止する。

 

多分、Xとかで騒いでいる人らは平トラックの積み方知らないのだろう。なので解体屋のトラックを見たら全てで「過積載」と騒ぐ。しかも慎重に情報を流すという動機がない。

しかも後ろからではドライバーが何人かなんて判る由もない。クルド人かどうかなんて聞かないと判らない。更に言うと撮影場所がどこかとかどこナンバーかというのも確認しないしその動機もない。

警察はなぜ検挙しない!」ってそれは平トラックの定積載だからだ。アホやね。

 

ヤードの中が見えない問題

ヤードっていうのは物流基地屋根のない構内をいうのだが、特に自動車解体屋の車両置き場の事も指す。最近ではそこから建築業の資材置き場や金属スクラップ置き場なんかのことも指す。これは自動車解体屋のヤード誤用っぽい転用だ。

で、この自動車解体ヤードは簡易な壁で仕切られて中が見えない、中で盗難解体しているのではないか?と言われ、それもクルド人問題として語られる事がある。

 

だがこれは無体な論難だ。壁を建てるのは法規制に拠る。

昔の自動車解体屋はテキトーで、その辺に廃車を積み上げ、外して売り物にするエンジンやボディーパーツをその辺に積み上げていた。

だがこれだと廃油や廃冷却水がタレ流しになって土壌にしみ込んでしまう。廃冷却水は河川流れると魚毒性が高い。

そこで各条例でこういう規制が出来た。

・1.廃車置き場と作業場コンクリ打ちして排水路を作り、オイルトラップを設置せよ

・2.1が難しい場合作業場だけコンクリ打ち+排水路+オイルトラップとしてそこで全液体を抜いてから廃車置き場に置け

・十分な高さのある塀で囲って部外者が入れないようにせよ

 

最後の塀は子供が入り込んでかくれんぼをしてたら転落したり、車ごとプレス機に突っ込まれキックアスの悪役みたいな死に方するのを防ぐ為の規制だ。

増田学生時代、金がないかマイカーは買えなかったが整備の腕は幾分あるのでバイト先の友人に駆り出されて工具箱持参で解体屋にフォークリフト86の廃車を下ろしてもらいミッション自分たちで外したり、シルビアのノンスリップデフを外したりして金払って帰り、それらを交換したりしていた。日産のL型エンジンは重かったな。

でも今はそういうのは出来なくなっていて、勝手ヤードの中歩いたりさせてくれないしそもそもから見えないか在庫が判らない。つまらん。

こういう仕事は当然がっつり汚れて暖房冷房も無いところで働くから人気が無く、外国人従業員が多くなっている。

それで色の黒いガイジンヤバいとなって、「中が見えない=犯罪?」と連想ゲームになるのだが、法規制ぐらい知っておけという話である

 

事件地の推定

「本稿では記事事件のものには触れない」って書いがあれは嘘だ。やっぱ記事の中身に触れたくなったわ。というのも地理的条件説明したいから。

 

記事中に「(川口)市東北部とあるが、市の東北側には人家がまれ地域があるのだ。一つは旧見沼、もう一つが木曽呂という地区だ。

 

見沼

 

江戸時代まで川口から大宮にかけて見沼という巨大な沼があった。土木工事狂の三代家光になると、見沼の下の方に堤を造って、今の川口市~足立区開拓する事になった。その直接指示官は利根川東遷事業荒川西遷事業を為した治水土木界のチャックノリス、かの伊奈忠治である

そこで八町堤が築造され、見沼は巨大溜池となり、その南は広大な田圃となって幕府石高を上げ、財政情況改善したのである

ところで荒川はそれまで元荒川を流れていたので、上尾より下流入間川けが流れていた。しかしこの入間川下流は今の荒川と相当に違う所を流れていた。

指扇付近からは今の荒川の西を蛇行して流れ、中浦和駅武蔵浦和駅南浦和駅浦和シリーズスランプラリーしてるみたいな流路を取ってから浦和競馬場に踵を返して川口市を横切り今の外環道クロスして、川口オート→毛長川→八潮という風に流れていた。地方競馬からオートレースはしごかよ。

で当時綾瀬駅を流れていた利根川に合流して自由に氾濫し辺りをぐちゃぐちゃにしていた。オケラオヤジの大暴れみたいな奴である

この川も荒川西遷で廃川になったので広大な土地を開墾でき、その辺は川が無くなったから見沼の溜池で潤すって感じだ。

この川の痕跡戦後すぐの航空写真にはくっきりと写っている。

https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=35.841125&lng=139.699960&zoom=14&dataset=tokyo50&age=10&screen=2&scr1tile=k_ort_USA10&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2

河川跡は出水やすいので田んぼとし、その横に形成された微高地自然堤防曽根)に集落を築いていたので川跡がくっきり残ったのだな。

 

享保の改革吉宗時代になると、見沼に泥が溜まって貯水力低下。そこで、見沼を全部干拓しちゃえという事になった。でもそのままじゃ水が足りないね。そこで見沼代用水という用水路を作るのだが、どこから取水してるというと羽生なのだ。見沼から60㎞以上あるのだ。

途中には当然沢山の川がある。そこでどうしたかというと、全部立体交差で通したのだ。江戸時代なのにちょっとイカれた工事だ。舎人ライナーに見沼代用親水公園って駅があるが、この代用水とは見沼の代わりの用水って意味なのだな。

それ以来、旧見沼は田んぼ地帯となっていて、地盤も悪いし土地が低いか都市化した後もそこに家を建てたり開発行為をしてはならないという規制が敷かれている。

武蔵野線東浦和東川口間、東武野田線大宮公園~大和田七里岩槻で突然住宅街が途切れて田園地帯や荒れ地が広がるのを見た事ないだろうか?あれが見沼なんである

 

で、八丁堤の下にあたる川口市の方は開発一切禁止というんじゃなくて調整地域という形になっている。これは一般都市計画建築物規制するやり方で、住宅工場などは建ててはならない。でも例外が設けられていて、学校病院特養ホームなんかはokなので、家は無くそういう建物ばかりが閑散に建つという風景になっている。

建物規制なので駐車場など建物がない用途では規制されない。すると、中古車屋(事務所は移動可能プレハブ)、解体ヤード建築資材置き場などは規制されないのでそれらが集まってしまい、景色としてはあまり良くない地域になっている。

 

パート2→https://anond.hatelabo.jp/20240819185125  

Permalink |記事への反応(15) | 18:49

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2024-08-08

[アニメ感想]2024夏アニメ 途中感想 追記最後まで見た感想

そろそろ夏アニメも折り返し地点なので自分が今見てるアニメ覚え書き。順不同。今シーズンより前からやってたのも含まれる。

配信オンリーは見てない。あとテレビ埼玉CBCテレビなど一部地域しか放送していないアニメも見てないです。

アニメはこうやってボーッとたくさん見てるけど詳しくはないです。アニメ制作会社とか声優とかはよく分からんので間違ってること書いてたらごめんなさい

今期も面白いのが多い。オリンピックも見てたら忙しすぎる。書ききれないので続きは次(anond:20240808000958 )に書いてます

今のところ継続視聴中

SHY

世界各地のヒーロー活躍する。主人公日本女の子ヒーロータイトル通りシャイ性格。なぜか1期を見てないのだけれど2期からでも楽しくみてる。後で1期も見ようと思う。小手先で生きてはなりません。心で生きるのです。→最後まで見た。全12回(第13話〜第24話)。

僕の妻は感情がない

家事をやってくれるロボット家電扱い)と疑似恋愛・・擬似夫婦生活を送る話。相手ロボットというのが特殊だけれど、いい温度日常アニメだと思う。→最後まで見た。全12話。すげー面白かった。マモルテンションの高さ好き。ATRIもそうだが、今期は家族としてのロボットとの向き合い方について考えさせられる時間が多かった。いやそんなの去年「AIの遺電子」でやったでしょ?と言われればそうなんだけど、あっちは割とシリアス濃くて考える準備をして見てたのよね。こちらはコメディで楽しく見てたら急に真剣にならなくちゃいけなくて、そういうのが逆に(?)リアル空気だったかもしれない。

推しの子

特にないです

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

アーリャさん、主人公ロシア語からないと思ってボソッとロシア語でデレるけど、実は主人公ロシア語分かるんです。内緒だけどね。と、視聴者がニヤニヤしながら見るやつ。まさかライバルっぽく登場した幼馴染同級生女の子主人公実妹だとは。ロシア語監修はウジーニン・エフゲーニー氏。前から思ってたけど、アニメって "生徒会" の発音統一しないよね。EDが毎回カバーソング。こういうの好きです。6話のEDカバーというよりコラボかも。生徒会での活動がマシマシになってきてからはあまり好きではない。→最後まで見た。全12話。終業式での生徒会役員あいさつで終わったので「え、中途半端じゃね」と思ったらSeason2決定。よかった。最後EDカバーではなくオリジナルだった。

義妹生活

両親の再婚同級生が兄妹になったとここまではよくあるやつなのだが。ずっとシリアス。親のことがあり異性に期待ができなくなった二人だが・・・・。日常で感じたこと、起こったことにに対し多様な考え方、可能性で語り深堀をすることから「暗い」「面倒臭い」「説教くさい」「哲学的」といった思いをネガティブに抱く視聴者いるかもね。原作者がXで長文解説してるけど読んでない。人選びそうな感じだけれど私は好きよ。お父さんのセリフがいちいち古くて笑える「感動した!(小泉純一郎)」「幸せだなぁ(加山雄三)」妹、綾瀬沙季は箸は右利きだけどペンは左というのは珍しい(3話や6話など) 第5話の劇中劇「蒼い夜の隙間」普通に見たいんですけど。10話で少しOPが変わる→最後まで見た。全12話。クセのある純愛劇だった。BGMは今期アニメの中で一番好きかも。すごく丁寧に感情言語化するし、割とキーパーソン藤波夏帆が終盤に出るので時間足りないんじゃないかと思った。"すりあわせ" とか言葉勉強にはなった(言葉自体ではないよ)。面白かったですよ。

ラーメン赤猫

猫が経営するラーメン店が舞台お話。それを支える常連さんや周囲の人が迷惑からお店を助けるスカッジャパン的な話もたまにある。接客一番 味二番。かわいいだけじゃなくてラーメンも凄く美味しそうなのよね。私にしては珍しく原作を読んでる作品。これ見ると心温まる。あと放送時間帯が卑怯だよ、ラーメン食べたくなるよ。→最後まで見た。全12話。泣くアニメじゃないのに最後泣きながら見てた。おじちゃん年だから涙もろいのよ。もうずっと見てたい、思ったより好きだったんだなぁ。2期期待しとります。

俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違い世界最強は冒険者になりたい〜

めちゃくちゃ強いのに「自分能力は皆さんと比べてまだまだ・・」と自己評価低めの主人公とその強さに圧倒される周囲のキャラクターと、どこかズレてるアンジャッシュディスコミュニケーション戦闘だけじゃなくて会話、コミュニケーションまでパリイするの好き。物理攻撃だろうと魔法だろうと猛毒だろうと種族の壁だろうがパリイする、パリイオリンピック開催中。→最後まで見た。全12話。面白かったが、、戦闘以外にもパリイする意外性に慣れてきてからは展開に予想ができるようになったのがね。回を追うごとのワクワク感は私の中では新米オッサン反比例してた。

黄昏アウトフォーカス

男子校映画部を舞台とした恋愛物語BLです。回によって焦点(フォーカス)をあてるキャラクタが変わっていくのか。1〜4話は映画カメラ担当と、そのルームメイト高身長イケメンの話。5話から7話は部長とナマイキ後輩の話。8話からはまた別の組み合わせ。割といけそうな気がする 私は男だけどBLでもギヴンとか作品として好きなのはある。OPED好き。→最後まで見た。全12話。どいつもこいつも二人きりになったらすぐイチャイチャするなw そんなグッとくる内容ではなかった。12話でよく3組カップルやったなと思ったくらいかな。

女神カフェテラス

1期で終わったものかと思ってた。最終話子供出てたし。あれはIFなのか。と思いながら1期の最終話を見返したら最後に「2期決定」って出てたわ。女の子5人とハーレム状態だったのが10人とハーレム状態になる話。倍だぞ倍。祖母たちの店を継ぐというストーリーなので祖母の話が出てくる。特に秋水あみ)の祖母の話に関しては私にも私のことが分からなくなった100歳を超えた祖母がいるので、ぁぁ、最近お盆田舎に帰って会ったなぁ、やはり私のことは分からないまま・・・自分と重ねて見ていた。・・・が、すぐにそれをぶち壊すほどの下ネタがやってくるのがすごい。→最後まで見た。全12話。これで終われないでしょ、3期を待つ

先輩はおとこのこ

学校では女装かわいいものが大好き。母には内緒。家では母の望むよう男らしくする。誰にでも誰かに言えない悩みがある。息苦しさの中でも理解のある友人と楽しく遊ぶ様子が癒しだわ。「魔法少女マジカデストロイヤーズ」の言葉を借りると『好きなものを好きなだけ好きと言おう』隠しきれない表に出る悩みを持つ人、話せない隠れた悩みをもつ人。何が本当の気持ちで誰が救ってくれる?→最後まで見た。全12話。あー好きですね。すごく好きですね。最後は見ていて泣きながら拍手してましたね。この世界が上手くいっているのは全て"まこと"のお父さんのお陰な気もしますね。出来過ぎでしょ、このお父さん。ありがとうだよ。

2.5次元の誘惑(リリサ

リアル女性より2次元女性を愛す漫研部長主人公。新入生として現れたコスプレしかエッチ恰好)好きな女の子と幼馴染で現役人モデル女の子とのドタバタコメディラッキースケベなこともたまにある。先輩はおとこのこと同じく、好きなものを好きと通すその姿は美しい。7話で実はガチヲタで元コスプレイヤーの先生顧問になるのだけど、先生主人公との掛け合いが面白い。話変わるが左利きの箸や物書きは見ることがあるが、左でマウスアニメで初めて見たかも(現実ではたまに見る)。校長先生いいなぁ→秋も引き続き

新米オッサン冒険者、最強パーティ死ぬほど鍛えられて無敵になる。

OPを聴いて串田アキラも年だなーと思ったが、これは何歳であろうとオッサンであろうと応援するアニメっぽいのでよしとしよう。3話で自分の強さに自覚したがどうなるか・・・と思ったけど4話で実質0話の話。今の時代リカレントやリスキリングで再出発する人も多いので、いいテーマではないでしょうか。EDの「夢を見るには遅いなんて心無い誰かの声に―」という歌詞作品にあってていい。「アンジェリカとの試合来年じゃなくてよかったな」9話の粋な戦い方めっちゃ好き。→最後まで見た。全12話。実は1話見た時には期待してなかったんだけどすごいよかった。続き作ってくれないかなー

異世界スーサイド・スクワッド

海外で人気出そうねって思ったけどあのスーサイド・スクワッドが元なのね。ハーレイ・クイン破天荒さとかわいさで見てたけれど継続は厳しいかも。と見てたけど7話で目が覚めた。OP布袋寅泰EDは私も好きです。→最後まで見た。10話で終わりなんだね。続きがありそうに終わったが、さてさて2期はあるのだろうか。

疑似ハーレム

距離縮まるの早くない?っていうかその過程描写少なくない?原作4コマ漫画なの?って思うくらいサクサク次の話へ進み続ける。これ付き合ってるでしょ、っていうかこれもう付き合って(略)ニヤニヤが止まらない。→最後まで見た。全12話。すげーよかった。最後拍手したわ。なんだろう、私の場合ちょろいんで、"面白い"基準ではどの作品面白いになるんだけど、これは満足感が凄く高かった。上手くまとまってるし、映画にもできそう

逃げ上手の若君

動きすごいっすね。アクションが凄くてかわいいショタということで第七王子難民もこれにはニッコリなのではないでしょうか。鎌倉STYLE!!ちょいちょいメタフィクション入れてきたり、鎌倉時代にはない現代の何かに置き換えて説明してくれるのが面白い演出が多彩で見てて飽きない。すごいねこれ。→最後まで見た。全12話。面白かったというか凄かった。

現代誤訳

偉人名言を使ったコントアニメ。前半アニメパートと後半には実写ドキュメンタリーパートがある。シリーズ構成ハライチ岩井アニメパート脚本ハライチ岩井ザ・ギース尾関、相席スタート山添、空気階段かたまりしずるのKAƵMA、マヂラブ野田など、芸人がやってる。アニメパートはそんなにアニメアニメしてなくてFlashアニメみたいな感じ。まあ、絵より音声の方がメインな気もするので。→最後まで見た。全12回。面白かった。たまにでいいんだけどこういうのいいな。アニメだけじゃなくてドキュメンタリー超電導会議)も、あれこれ意見の出し合いをしたり、セリフ表現方法を直前で変えたり、ドキュメンタリーなんだけどバラエティっぽく編集されてたので楽しく見れた。

エルフさんは痩せられない。

ぽっちゃりエッチな15分アニメ放送/配信局によっては規制の度合いや、放送の尺が違う「ぽてぽて ver.」や「めちゃぽてぽて ver.」があるらしい。OPの音もお太りになっているのか、音割れがすごい→最後まで見た。全12話。いつもどおりの話でそのまま終了。15分verだとダイエットの参考にはならないですねw

ダンジョンの中のひと

ダンジョン運営する側になった主人公ダンジョンの仕組みを学びながら共に運営するモンスターたちと共同居住しつつ行方不明の親父を探す。可愛い顔してやることエグイ最後まで見た。全12話。ベルかわいいというか怖い。あと衣装デザイン簡素アニメ化する際には楽だったろうなと思った。

転生したらスライムだった件

会議ばかりで "会議アニメ" と不満がある人もいると思いますが、私は事件会議室でも起こる派なので何の苦も無く楽しく見てます。あと今回からOPももクロですが、これもアリ派です。っていうかこの作品にはバトルよりも繁栄への国づくりに期待しているので今期がむしろ好き。などと見ていたら恋戦争勃発となった。65.5話「閑話:ルミナスメモリーズ」は地上波では放送ないのでご注意ください。今回は過去に登場した色んなキャラクタが登場してまさに祭りですね。66話では私の好きなヨウムミュウランのセットが出てきたのでニコニコながら見てました。さて武闘大会が始まるがラッキーマン勇者がどうなるか→最後まで見た。相変わらず面白いな。第4期も待ってます最後(72話)に『この番組は、2024年9月5日(木)に完成したものです。』とテロップが出たのはベルヤード男爵役の山本格が出てたからなのであろう。

烏は主を選ばない

12話、13話の答え合わせは痺れましたね。これでこの夏のシーズンも視聴決定となったのは私だけではないんじゃないでしょうか。だけれどオリンピックの影響があり15話の放送がかなり遅れたのが残念だった。今回の黄金の烏編は前回と少し毛色が違う様子。真の金烏とは何か、山内の外側にはなにが→最後まで見た。20話で終わっちまった。色々分かってきたけど話数的に物足りない感じ。続きやってくださいお願いしま

ザ・ファブル

原作は読んでない。実写映画は見た。面白かった。原作ファンの一部からは不評との声も聞くが、私は好きですね。クスクス笑いながら見てる。→最後まで見た。宇津帆一派との戦いまでか。結構面白かった。続きもやってほしいな〜

しかのこのこのここしたんたん

あかねこ、おしのこ、しかのこ。奇抜で面白いという前評判だったけど、まぁ確かにうーん。でも、このノリがダメな人もいるだろうなー。提供で「にしたん」があるのが毎回笑う。ニコニコと相性が良さそうだったけど放送開始時にニコニコが落ちてたね。→最後まで見た。全12話。最後の方は見てても全然笑ってない自分に気がついた。ネタ豊富なんだけど私にはハマらなかった。

キン肉マン完璧超人始祖編

0話クソ助かる。私は昭和時代の1期以来見てなかったので話がわかるか?楽しめるか?と心配だったけど予想以上に楽しめてるわ。→最後まで見た。全12回(0話〜11話)。今更面白く感じるのかね、とか思ってたけどテンポもよくてホントに思ったより楽しめた。続きSeason2は来年1月

杖と剣のウィストリア

魔法至上主義世界なんだけどまともに魔法が使えない落ちこぼれ主人公が剣で成り上がる話ですかね。すげー動く。映像は見入るけどストーリーは今のところ楽しいとは思ってない。実はEDがちょくちょく変わってる。→最後まで見た。全12話。ハリーポッターダンまちといった印象。まぁ「ダンまち」は仕方がないのだが。どちらも面白い作品なので当然面白いし、アニメーションはすごかったね。続き待ってます

ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

クラス全員が異世界召喚され能力鑑定したら自分は最弱だったよくあるやつ。馬鹿にされたスキルで強くなって皆を見返してやるもんね。主人公が使えるスキルパラライズからポイズン100%決まると分かったので、FF6のバニッシュ→デスみたいに楽々攻略できちまう。→最後まで見た。全13話(1話12話+総集編)。正直1話を見てこれはないなと思ってたけど面白かった。何がそうさせたんだろう。一気にレベルアップが気持ちよかったのかな、パラライズからの追加属性魔法での敵の仕留め方が斬新だった?気持ちよかった?ポイズンで倒すのは分かるんだけどバーサクやダークで倒せるのは公式サイトを見ても分からなかった。でも続編もやってほしいと思う

魔導具師ダリヤうつむかない

過労死して異世界転生。転生先では前世記憶を活かしてドライヤーと同じ働きをする魔導具を作ったりする。前世記憶がどれくらい残ってるのかは分からん。朧気な気もする。原作と違って幼少期の話からスタートする。優秀が故に身近な人間裏切られるのは、今ちょうど再放送をしてる「シュガーアップルフェアリーテイル」を思い出す。2話で影の付け方が気になった。1度気になるとすごい気になる。なんだあれは。余計なお世話だろうけど「もったいないなあ」と思った。→最後まで見た。全12話。キャラデザ好きだったし面白かっただけに残念だったなー。原作ファンはどんな感じで見てたんだろう。ダンスシーンはコミックMFブックス)の10巻表紙のやつですね。

 

書ききれないので続きは次(anond:20240808000958 )に書いてます

Permalink |記事への反応(6) | 00:09

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2024-07-26

anond:20240726000023

でも1012は一回りを統一しろやとは思うよね

アメリカ人ヤードとかダースかに文句言えない

時計も方位も十時で一回りで良くない?

Permalink |記事への反応(2) | 00:02

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2024-06-17

anond:20240617212215

1ヤード

Permalink |記事への反応(0) | 21:23

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2024-06-08

ドクターフーの73ヤードってシリーズ屈指の名作らしいね

誰かネタバレしてよ

Permalink |記事への反応(1) | 22:10

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2024-05-30

anond:20240530154607

ほんならヴァルハラについて機械翻訳からコピペ

イギリスノルウェーのすべてをレビューすることはできませんが、ロンドン(Lūndonjon / Lūndyn / Lunden)をレビューすることができます

西暦873年にそこに立っていたであろうものの多くは欠けていますユービーアイソフト歴史家は、ウィキペディアからこの地図を参考にしたようだ。

https://en.wikipedia.org/wiki/File:Map_Londinium_400_AD-en.svg

しかし、その地図には、当時のロンドンの少量の建物が含まれています。このレベル歴史研究では、ウィキペディアのような一般的知識サイトは不十分です。

他の歴史家が詳細を知りたい場合は、お気軽にお気軽に。

一般

または、フォーラムの南にあるCandelwicStrætのロンドンストーン(Millarium / Praetoriumゲート)から放射する道路パターン:

Trajectus Way:Douegæt(川までダウンゲート)からLondonStone(CandelwicStrætのPraetoriumゲート)まで

WæcelingaStræt(Praetorian Way):南東からニューゲートまで

EarningaStraete (Ermyn/Erminestreeta.k.a.オールドノースロード)は、WæcelingaStræt southwarkに同行し、南西からDouegætに入り、Cripplegateまで北上しました

ヴィシナルウェイ(フェンチャーチ通り)TrajectusからAeldgate(旧門)を通ります

フォーラムの東:

フォーラムの西:

クリップルゲート:

ルンデンウィッチ:

ゲームには一般的な「Lundenwic Abbey」が1つあります9世紀には、ルンデンウィッチには5つまたはおそらく7つの修道院があっただろう。

現代ウェストミンスター(ルンドンウィッチの南)

他のいくつかの観察:

  • 服は歴史的な、間違った色ではありません(青は純粋に黒い衣服と同様に、非常に高価な衣服の色でした)。ほとんど誰もそれらを持っていないだろう。ほとんどの北欧衣装は、茶色、赤、黄色、緑の優勢な色を持っていただろう。かなりカラフルです。彼らはすべて同じ制服を持っているわけではありませんが、Ubisoftがそのように描くことを選んだ理由は明らかです。
  • ノルウェーの季節はすべてめちゃくちゃです。深い冬のように地面に雪がありますが、栄養屋台は新鮮な夏の作物でいっぱいです。昼と夜のサイクルは季節などと一致しません。些細なこと。
  • 襲撃中に奴隷を取ることができない。これはバイキングの襲撃の大きな利益でした。誘拐された奴隷を売り返す。
続きを読む:**イングランドのこの期間に興味がある場合は、ここでさらに読むことができます

Permalink |記事への反応(1) | 17:15

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2024-05-28

anond:20240528083129

フリージーヤードの如く

Permalink |記事への反応(0) | 08:34

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2024-04-28

anond:20240428171728

嫌味を前提とした返信くれたのが1/7なの結構衝撃。俺の感覚だと「普通は長さの単位ヤード」で完全にYouTube動画への嫌味だと認識してくれるものだと思って書いたんだわ。

人々の理解力に期待しすぎなのかもしれないな。

Permalink |記事への反応(2) | 21:19

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anond:20240428171328

ヤード使ってる国って圧倒的に少数派じゃないか

アメとイギリスくらいでは

Permalink |記事への反応(0) | 17:14

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海外では当たり前な日本と違うこと

YouTube見てたら日本の常識海外非常識なことがわかってタメになるわあ

Permalink |記事への反応(3) | 17:13

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2024-04-25

アーバンネットワークって最近言わなくなってきているよな

民営化後のJR西日本によって名付けられた、近畿地方一帯を走るJR線路網の名称であるアーバンネットワーク

大阪神戸京都の三つの都市間を結ぶ神戸線・京都線を基軸に、奈良和歌山福知山などとをつなぐ路線路線図のことである

しかし2010年代くらいから、このアーバンネットワークという名称をあまり聞かなくなった。

京都大阪神戸分散体制から大阪一極集中体制になっていることが要因であろうか。

2011年に大阪駅がリニューアルし、2012年に阪急百貨店梅田本店が建て替えられたあたりからアーバンネットワーク愛称が消えたと思う。

それ以来、JR西日本大阪(というより梅田)にすべての経営資源を集中させているフシがある。

これに触発されて、阪急百貨店本店阪神百貨店本店は全館建て替えを行い、ヨドバシカメラ梅田も増床・増築した。

今年2024年は、梅田貨物ヤード跡地の再開発であるグラングリーンも完成する。

今までは神戸京都もいいところがあったが、今は大阪駅(梅田)に行けば全部事足りる時代になってきている。

ますます近畿圏内の大阪一極集中が加速しているのではないか

Permalink |記事への反応(2) | 09:24

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