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「ペアノの公理」を含む日記RSS

はてなキーワード:ペアノの公理とは

2025-06-28

単語定義をどこまで掘り下げれば理解したことになるの?

この質問は、定義無限後退という問題に関連しています。数理論理学では、この問題解決するためにいくつかの方法や考え方があります

1. 原始概念

理論理学特に公理集合論形式体系)では、すべての概念定義しようとすると無限後退に陥るため、いくつかの基本的概念を無定義、すなわち「原始概念」として受け入れます

これらの概念はそれ以上定義されず、公理によってその性質規定されます

例えば、ユークリッド幾何学における「点」「線」「平面」などがこれに当たります

これらは定義されず、公理(例:「異なる二点を通る直線はただ一つ存在する」)によってその関係や振る舞いが規定されます

理論理学文脈では、例えば「集合」「要素」「論理結合子(AND, OR, NOT)」などが原始概念とされることがあります

2.公理定義

原始概念は、直接的な定義ではなく、公理によってその意味性質が与えられます

公理とは、その体系内で真である仮定される基本的命題です。

これらの公理を通して、原始概念間の関係や、それらから構築される概念性質が暗黙的に定義されます

例:ペアノの公理自然数論)

自然数「0」、後者関数「S(x)」を原始概念として、以下の公理を設定します。

1. 0 は自然数である

2.任意自然数 x に対して、S(x) は自然数である

3.任意自然数 x に対して、S(x) ≠ 0である

4.任意自然数 x, y に対して、S(x) = S(y) ならば x = yである

5.任意の集合 K について、0 ∈ K かつ「任意自然数 x に対して x ∈ K ならば S(x) ∈ K」が成り立つならば、すべての自然数は K に属する。(数学的帰納法原理

これらの公理によって、「自然数」「0」「後者関数」という概念が間接的に、しかし厳密に定義されます

3. 循環定義回避形式

厳密な形式体系においては、循環定義無限後退を避けるために、定義階層を明確にすることが重要です。

4. 基礎付けの概念

現代の数理論理学特に集合論では、ツェルメロ=フレンケル集合論(ZFC)などの公理系が、数学ほとんどすべての概念を基礎づけるものとして広く受け入れられています

ZFCは、「集合」という原始概念と、いくつかの公理外延公理空集合公理、対の公理、和集合公理、冪集合公理無限公理、置換公理、基礎の公理選択公理から構成されます

これらの公理によって、数学対象(数、関数関係など)がすべて集合として構成され、その性質集合論の枠組みの中で厳密に記述されます

まとめ

X1とは?」「X2とは?」といった定義無限後退は、数理論理学においては、最終的に原始概念に到達し、それらの概念公理によってその性質規定されることで解決されます

まり、すべての概念定義し尽くすのではなく、一部の基本的概念を無定義として受け入れ、その関係性を公理によって厳密に定めることで、論理体系全体の基礎を築いています

Permalink |記事への反応(0) | 08:22

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2025-04-15

anond:20250415193433

自然数ペアノの公理加法もろもろ定義されてれば

1+2という式を提示されたことに対して「定義されてない」などという狂気通用しない

用語定義」も同じ問題で、日本語文法が既に定義済みで用語定義も当然定義されているのだから定義された文法に則ってこの言葉自動的定義されてることになる

Permalink |記事への反応(0) | 19:43

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2025-02-26

俺はね、やっぱり哲学純粋数学も役に立たねぇなって思っちまうんだよな

俺はね、やっぱり哲学純粋数学も役に立たねぇなって思っちまうんだよな。

だが、その瞬間、パラドクスに陥る。この思考自体哲学命題であり、その論理構造数学的基盤に依拠している。

まさにゲーデル不完全性定理体現してるわけだ。

クソッ、頭の中で超弦理論とカラビ・ヤウ多様体交錯し始めやがった。

11次元の時空間で、プランク長スケールでの量子重力効果考慮すると、存在のもの確率的な様相を呈し、ハイゼンベルク不確定性原理存在論にまで拡張される。

昨日なんざ、スーパーリンゴ買ってて、突如としてペアノの公理からZFC集合論に至る数学基礎論の系譜脳裏に浮かんだ。

そして、ゲーデル不完全性定理コーエン強制法を経て、continuum hypothesisの独立性にまで思考が飛躍。

これって、日常現実数学抽象境界曖昧さを示唆してんじゃねぇのか?

帰り道、ガキどもがニーチェ永劫回帰について議論してんの聞こえてきて、思わず「お前ら、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』読んだか?言語限界世界限界だぞ!」って叫んじまった。

だが同時に、後期ウィトゲンシュタイン言語ゲーム理論考慮に入れねぇとな。

あぁ、またフッサール現象学還元ハイデガー存在論的差異の狭間思考が揺れ動いてきやがる。

哲学者どもは、こんな認識論アポリアの中でメシ食ってんのか。

数学者連中だってラングランズ・プログラムの壮大な構想の中で、数論幾何と保型形式の深遠な関係に魅了されてるんだろうな。

正直、俺もそんな純粋知性の探求に身を捧げられる連中が羨ましい。

日々の下らねぇ現実に囚われてりゃ、位相幾何学におけるポアンカレ予想証明やら、P≠NP問題解決なんて夢のまた夢だからよ。

ったく、人生ってのは、まるでリーマンゼータ関数の非自明な零点の分布みてぇだな。

複雑で、規則性を秘めてそうで捉えどころがねぇ。

でも、その美しさと深遠さに魅了されずにはいられねぇ。

くそっ、また「PrincipiaMathematica」と「存在と時間」を同時に読み返したくなってきやがった。

超越論的現象学圏論類似性でも考察すっか。

Permalink |記事への反応(0) | 00:33

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2024-02-16

anond:20240216124331

ふーん、関係性で定義、ねえ…

1.任意の2つのビール A, B に対して、それらを通るイス I が少なくともひとつ存在する。

2.異なる2つのビール A, B に対して、それらを通るイス l はただひとつ存在する。

3.1つのイスの上にある異なるビールが少なくとも2つ存在する。1つのイスの上にない少なくとも3つのビール存在する

でもこれにしても、1つ(ペアノの公理解決しそうな、1とは何か、ではないことに注意)とは何か、存在するとはどういうことを言うのか、とまで突っ込まれた時点で厳密かどうか疑わしくなるでしょ??

Permalink |記事への反応(0) | 18:42

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2023-12-17

anond:20231217160854

なるほど確かにそうですね。

ペアノの公理に基づいて1+1から2を証明できないくせに、ChatGPTの計算方法ケチつけて申し訳ございませんでした。

土下座謝罪いたします。

Permalink |記事への反応(2) | 16:18

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2023-08-24

anond:20230823145057

妄信」とかじゃなくて、そもそも普通人間にとっては物事判断基準は「信じる」か「信じない」かしか無いんだよ。

検証する」とか「少なくとも部分的に正しそうだとみなす」とかいう複雑なことはやらない。科学に限らず、ありとあらゆるもの全てについてだ。

そういうことをできるのは特殊な訓練を受けた人間だけ。

ちなみに科学の訓練を受けた人間も何レイヤーか遡れば同じだからな。

お前だって1+1が2であるということをペアノの公理系に立ち戻って納得したりしてねーだろ。

そういうものとして受け入れて「信じてる」だけだろ。

そのレイヤーが違うだけなんだよ。

生物系だともっと有害なのはP値だな。

ほとんどの奴が意味理解せずソフト関数を「妄信」してP値とかいう量を論文に載せてるだけ。

Permalink |記事への反応(2) | 19:51

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2023-03-13

anond:20230313150407

それを無知の知という

人間無自覚思い込み常識根拠なく嘘をつく

子供に1+1は何で2になるのか聞かれてきちんとペアノの公理から説明できる人は何人いるだろうか(あるいはりんごの例えという嘘で誤魔化すか)

まれから一度も嘘をついた事のないものけが石を投げなさい

Permalink |記事への反応(0) | 22:43

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2023-02-07

1+1=2なのはなぜかという問いと、一個のあるものにもう一個あるものが手に入ってそれを合わせたら2個になるのはなぜかという問いは似て非なるだと思う。

前者はペアノの公理なり群論なりからかば定義にみたいにそうだからそうなんだと説明できる。

だが後者はそういう目で見たり手に取ってみれる直観現象としてなぜそうなるのかという話だ。しかもどんなに巨大な個数あっても同様なことが成り立つわけだ。

しかもこれ、微積分とかの何らかの計算がなぜ成り立つのかというのと問うのはまだ掘り下げてその仕組みを理解することが意義深いものでありうる感じるの違って、やはり問うまでもでもなく当たり前のことでしかないのではないかとも感じてしまう。

しかしそうやって連立方程式がなぜ代入法で解けるのかについて理解することについては素通りして当たり前に成り立つに決まってるとして活用してたのが、実は自明でもなんでもなく理解すべきロジックがきちんとあってそれに対して当たり前と言う言葉に目を曇らせていた事実もあったから、今回その可能性があるのではないかといわゆるジレンマに陥っている。

1+1=2のような足し算しょせんそういう直観現象に対して辻褄があるように取り決められた演算にすぎない。あくま直観現象が先にあってその現象が予想できるように自然数公理なりが定義されているわけだ。

あるいは5個あったところに1個追加された全体は3人で余りなく分けられるのはなぜかというのも似たような問いだ。6÷2=3だからだというのはその説明になっていない。

実際にそうなることの計算による推論の仕方を言ってるのではなく、なぜそうなるかと聞いてるわけだ。

人間の個数に関する認識数学構造うまい具合に従っているから、認識数学の集合が同型(雰囲気で言ってる)だから、みたいなことだろうか?数学基礎論を齧ってみたがいまいちこの問いと結びついているようであまり有用な感じもしない。なんかスマート説明いか

Permalink |記事への反応(0) | 16:31

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2022-12-26

anond:20221226012038

1足す1は2って習った時に

なんで?って聞いたら嫌そうな顔するよね。

大喜びでペアノの公理の話を始めるに決まってるだろそんなもん

Permalink |記事への反応(0) | 01:24

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2021-06-10

anond:20210610161659

ペアノの公理

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%81%AE%E5%85%AC%E7%90%86

Permalink |記事への反応(0) | 16:21

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2021-03-25

anond:20210325000547

自然数ペアノの公理

整数(負の数)←グロタンディーク構成

有理数(分数)←整域の商体

実数距離空間の完備化

Permalink |記事への反応(0) | 13:53

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2020-09-02

anond:20200902124342

同意

現代数学ルーツガロア理論にあることは間違いないが中学で作図などを教えたら

飛び級入学を許して、ゲーデル不完全性定理ラッセル論理学などどんどん読み進めるのがよいと思う

不完全性は量子力学などでも基本的概念であるから幅広く応用が効く

その基礎がユークリッド幾何学で身につけた論述能力にあることは疑いようがない

現行のカリキュラム実用性だけを重視し結果だけ示して細部は曖昧にしているが、これらは現代数学の基礎だから完全に修める必要がある

そういう人は足し算や掛け算もペアノの公理から厳密に示すべきだし、微分積分は測度論などを使い厳密に論ずるべき

Permalink |記事への反応(0) | 12:44

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2018-03-13

ペアの小売」で『ペアノの公理』が出るのちょっと面白い

Permalink |記事への反応(0) | 10:54

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2014-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20140223164916

へぇ、あんた偉いんだね。ペアノの公理を利用して1+1=2の証明してよ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:26

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2011-12-27

http://anond.hatelabo.jp/20111227130220

こっちは、「わかんねぇ」って書いたのにw

感覚抽象自分が言い出して、勘違いだと言い出したのも自分なのに、相手に説明を求める。

典型的増田だな。

ペアノの公理の話とかしたいの?

いやだから小学二年生に何を求めてるんだよ、お前はw

Permalink |記事への反応(1) | 13:11

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http://anond.hatelabo.jp/20111227123237

数は単なる「定義」なんだが・・・

10進数も四則演算も、そうした決め事があるだけなんだがなぁ。

なんでそういう話になるの?

そんなの当たり前だし、何の反論にもなってないよ。

ペアノの公理の話とかしたいの?

言葉を乱用して感覚だけで語るのが文系脳の良くないところだ。

感覚」と「抽象」を君がどうとらえてるのかを明示して、そこから話をするべき。

Permalink |記事への反応(1) | 13:02

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2011-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20110509174541

ペアノの公理ググるとよい

Permalink |記事への反応(1) | 17:51

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2010-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20101012230001

ペアノの公理を持ち出しても意味が無いと思うがなあ。

「7+8は15じゃないかも」というのは、「ペアノの公理は間違ってるかも」というのと等しいでしょ。

今思いついたけど、人間原理的なものを持ち出すのがいいかもしれない。

「7+8が15になったり14になったりする世界はどこかにあるけど、そういう世界では人間の身体は突然崩れたり、別人になってしまったりして、今こうして生きている世界は成り立たないだろう。今自分たちが生きているということは、7+8は14になったりはしない世界ということだ」

という感じ。子供向けにモディファイする必要はあるかもしれないけど。

Permalink |記事への反応(0) | 23:29

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http://anond.hatelabo.jp/20101012223908

そんな従姉妹は今では数学者の道に・・・

なんてふうにはならず、普通に地方国立文系学部に通ってます。

当時のように可憐ではなく、幼児体型140cm前半という超がつくロリっ娘ではありますが、可愛さは残念ながら普通で。

今日、こんな懐かしい思い出が甦ったので、今度再会したときはペアノの公理を持ち出して7+8=15の証明をしてあげようと思います。

ウソです。

今年で22になるはずなんで、一緒に酒でも飲み交わします。

Permalink |記事への反応(1) | 23:00

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2009-04-02

桁は別の問題では

自然数定義(0の次は1、1の次は2...)というのはちょっと手を抜いてて、本当はこれも帰納的に構成しないといけない。桁上がりとかで。

桁上がりとかは単に自然数の表記の問題であって、ペアノの公理の段階ではまだ表記法は定めていないにもかかわらず自然数定義できてるので

別にいらないかと。

http://anond.hatelabo.jp/20090402101244

Permalink |記事への反応(1) | 10:39

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http://anond.hatelabo.jp/20090402022446

自然数が加法について閉じていることの証明はペアノの公理だけで出来るっしょ。帰納法あるし。

自然数定義(0の次は1、1の次は2...)というのはちょっと手を抜いてて、本当はこれも帰納的に構成しないといけない。桁上がりとかで。今回は2までしか必要なかったのでこうした。

0の次1、1の次2、というのは、これは公理としか言いようが無い。名づけの問題なので。零、一、二とかれい、いち、に、とかでもいいんだし。

Permalink |記事への反応(1) | 10:12

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2009-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20090330142357

グダグダどうでもいいこと言ってないでペアノの公理くらい勉強してきたら?

Permalink |記事への反応(0) | 14:26

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