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「プラネタリウム」を含む日記RSS

はてなキーワード:プラネタリウムとは

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2025-10-19

anond:20251019102705

俺はそうなんやけど上の増田プラネタリウムはありってかいてるから

男同士で行ける場所ってこれだけでも人によるなー

Permalink |記事への反応(0) | 10:31

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anond:20251019102349

暗い空間で二人が隣同士じっと座るってシチュだけを見れば映画館と同じようなもんのはずなのに、なぜかプラネタリウムの方がアウト感が強いな

Permalink |記事への反応(2) | 10:27

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anond:20251019100506

水族館遊園地は行けるけどプラネタリウムはきついやで

Permalink |記事への反応(1) | 10:23

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anond:20251018222857

博物館:アウト(テーマに興味がある事の共通認識ありでギリ)

プラネタリウム:アウト(星・宇宙好きの共通認識ありでギリ、博物館よりさらにアウトより)

水族館:アウト

遊園地:アウト

ようは男は水族館遊園地別に基本興味なんかない

女に付き合ってやってると言う建前がない状態はいかないので男同士だとホモしかない

Permalink |記事への反応(1) | 10:05

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anond:20251018222857

そもそも人はなぜ水族館に行くのか

本当に水族館の展示内容に興味があって一人でも行きたいというレベルなら

男2人で行こうが女2人で行こうが一人で行こうが団体で行こうがどうでもいいのである

 

でも例えば女2人で水族館に行くとき、2人とも水族館の展示内容にそこまで興味があるのかというと、そうではない場合も非常に多いだろう

水族館」とはそういう場所なのだ

そういう場所ってどういう場所だよと言われると適切な言葉がみつからないが

男に言わせれば「デートスポットなのだ

あくま恋愛における舞台装置なんだよね

ロマンティックを求める場所なの

水族館に誘うってのは(状況に寄るのはわかってるけど)恋愛の1ステップなの

 

水族館だけじゃなくて、遊園地ディズニーランド美術館博物館プラネタリウム

濃度は違えどそういう要素はある

重ねて言うが、あらゆるすべての男が恋愛の一要素としてそれらの場所に来ているわけではない

純粋にその場を楽しむために来ている男だってたくさんいる

でも多分どちらかと言えば、恋愛舞台装置として見ている男の方が多数派なんじゃないか

Permalink |記事への反応(0) | 07:38

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2025-10-18

へ?男性二人で水族館無理なの?

なんで?

クラゲとか魚は別に男らしさとかセクシー関係ないよね・・・

博物館とかプラネタリウムのような向学心目的施設に比べると

遊園地みたいなレジャー系よりだとは思う

でも遊園地は男二人でいけるんでしょ?

ほへ?

水族館性的ニュアンスが分からなくて頭を抱えてる

ひょっとして男性固有の文化問題少年マンガとかが関係してる?

Permalink |記事への反応(43) | 22:28

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2025-10-10

陰キャは夜空を見上げない

三年前、渋谷桜丘町にある古いマンションの一室で月に一度だけ開かれていた読書会があった。

「Books &Beyond」とか「本と珈琲」みたいなカフェが並ぶあの界隈で、オーナー趣味でやってるようなサブカル風の空間。壁にはカフカポスターが貼られ、スピーカーからボサノヴァが流れていた。

六畳ほどの小さなスペースに八人くらいが座りそれぞれが持ち寄った本を紹介し合う。それが俺と彼女出会いだった。

俺がその日持っていったのは『呪術廻戦』の第八巻。ほかの人たちが『中動態の世界』とか『そして誰もいなくなった』とか『サピエンス全史』とかを並べる中で、俺だけがジャンプコミックスを机に置いた。

もちろん場の空気ちょっと変わった。

でも当時の俺はそれを承知の上で、ある種の逆張り勇気みたいなもので挑んでいた。会社では誰にも話しかけられず、Slackアイコンもずっと初期設定のまま。それでも自分を注目して欲しいという欲求はあった。

 「呪術廻戦のテーマは、“死の受け入れ”よりも“存在肯定”にあると思うんです」

俺はそう言った。

それに対して、口を開いたのが彼女だった。白いマスクを外して冷静な目で俺をまっすぐに見た。

「でもそれって、“他者媒介にしない存在”ってことですか?」

唐突にそんな言葉が出てきた。返す言葉に詰まった。彼女の声は低くて落ち着いていた。大学院哲学を専攻していると言った。

その瞬間、空気が変わった。

みんなが「へえ〜」と頷いて、俺は笑ってごまかした。その笑いが妙に引きつっていたのを今でも覚えている。

そのあと彼女が言った。

「でも、面白いですよね。呪いって、社会の圧みたいなものですし」

その一言に、俺は救われた気がした。

彼女は俺を笑わなかった。

それどころか俺の話を拾って補足し、言語化してくれた。その会の後、俺たちは駅まで一緒に歩いた。

外は冷えていてコンビニの前のホットコーヒーの湯気が白く漂っていた。

「また来月も行きます?」と彼女が言った。

「行く」と俺は答えた。

彼女名前はSといった。

新宿御苑の近くに住んでいて、大学お茶の水彼女の持ってくる本はいつも背表紙が硬かった。

『悪について』

他者起源

グレアム・グリーン短編集』。

対して俺の持っていくのは『チェンソーマン』や『ブルーピリオド』。

彼女はよく笑った。

笑うときに、指先を口元に添える癖があった。

その仕草上品で、俺はそれを見るたびに自分がどれほど下卑た生き物なのかを思い知らされた。

付き合うようになったのはその年の秋だった。

彼女修論で忙しくなってから俺の存在息抜きになったらしい。

あなたと話してると、時間を忘れちゃう」と言われた夜、俺は人生で初めてコンビニの帰り道が輝いて見えた。ファミリーマートの青い光がネオンのように見えた。俺の中でなにかが初めて肯定された気がした。

冬のデートの夜、代々木公園を歩いた。

イルミネーションが飾られてSNSでは「#冬の光2021」というタグ流行っていた。俺は寒くてポケットに手を突っ込んでいた。彼女は小さな紙袋を下げていて中には文房具店で買ったモレスキンノートが入っていた。

「これ、修論終わったら旅行記書こうと思って」

彼女はそう言って笑った。そして突然立ち止まって空を指さした。

「ねえ、見える?オリオン座

俺は空を見上げた。

そこには三つの星が斜めに並んでいた。

「……あれか?」

「そう。ベテルギウスリゲル。あと真ん中がミンタカ

彼女はそう言って、星の位置を指でなぞった。

俺は正直何もわからなかった。

星はただの光の点にしか見えなかった。

俺の住んでいた葛飾区の夜空では、星なんてほとんど見えなかった。中学の帰り道、空を見上げてもあるのは街灯と電線だけだった。だから星座名前なんて知る機会がなかった。

「小さいころ星座図鑑とか見なかった?」

彼女がそう言った。

「うん、まあ、プラネタリウムとかは……行ったかな」

本当は行ったこともなかった。そんな余裕のある家庭じゃなかった。週末は母親スーパーで特売の鶏むね肉を買って帰るのが恒例で、俺はその肉を味噌マヨで焼いて弁当に詰めてた。

星よりも肉の値段を見てた。だから空を見上げるという行為が俺には贅沢に思えた。

彼女は俺の顔を見て、少し笑った。

かわいいね。知らないことがあるって」

それがなぜかすごく悔しかった。笑われたわけじゃないのに馬鹿にされた気がした。

俺は「そうだね」とだけ言って視線を落とした。

地面に落ちた枯葉を踏みつけた。カサッという音が、やけに大きく聞こえた。俺はあの夜自分が一生星座名前を覚えないだろうと悟った。

通勤電車の窓に映る自分の顔は相変わらず冴えなかった。イヤホンからはYOASOBIの「群青」が流れていた。「夢を描くことが全ての始まりだ」なんて歌詞を聞きながら俺は窓の外を見た。

見たのは空じゃなく、線路だった。

陰キャは夜空を見上げない。

だってそこに映るのは、自分の見なかった人生からだ。

星の位置を覚えられる人間は、いつだって上を見て生きてきた人間だ。

図書館に通い、正しい敬語を使い、誰かに恥をかかされないように育てられた人間だ。

俺はそうじゃない。

俺の星座コンビニ防犯カメラの赤い点滅と、タワマン最上階で光る部屋の灯りでできている。

 

これは遺書だ。

俺はもう彼女と会っていない。

LINEトーク履歴はまだ残っている。

最後メッセージは「また話そうね」

日付は2025年2月14日

バレンタインだった。俺はその日会社義理チョコすらもらえなかった。彼女からチョコを待っていたわけじゃないけど期待してた。

「ねえ、今年はどんな本読んでるの?」

その一言が来るだけで救われたと思う。メッセージはもう既読にならない。

通話をかけたこともある。

仕事帰りの山手線品川から田端までの間イヤホン越しに呼び出し音が虚しく鳴った。ワンコール目、ふたつ、みっつ、……留守電に切り替わる。

録音された「この電話現在使われておりません」という機械音声。それがまるで彼女の声に聞こえた。その瞬間息が止まった。ほんの数秒で胸が焼けた。

どうして?

俺のスマホには彼女写真がまだある。表参道青山ブックセンターの前で撮ったものだ。彼女は黒いコートを着て、手に『ロラン・バルト恋愛ディスクール』を持っていた。俺は同じ日カバンの中に『チェンソーマン』の最新巻を入れていた。

その夜二人で神宮外苑いちょう並木を歩いた。イルミネーションの下で彼女が「あなたはどんな未来を望むの?」と訊いた。俺は「普通に働いて普通に暮らせたら」と答えた。

俺は夢を語る勇気がなかった。陰キャは、夢を語ると笑われると思ってる。

それでもあの頃の俺は必死だった。休日には「丸善丸の内本店」で彼女が好きそうな本を探した。

夜と霧

レヴィ=ストロース

哲学の慰め』

表紙をめくっても内容の半分も理解できなかった。けど読んでるフリをすることに救われた。カフェ・ベローチェでブレンドを飲みながらマーカーで引いた単語スマホで調べた。

「内在性」

「超越」

主体性」。

どれも俺には関係ない言葉だった。それでも彼女世界に近づける気がした。

夏になっても連絡はなかった。彼女Twitterアカウントは鍵がかかりInstagramは削除されていた。

唯一Facebookけが残っていた。プロフィール写真は変わっていなかったけど交際ステータスの欄が消えていた。俺は夜中の三時渋谷ファミマストロングゼロを買って歩きながらそのページを何度も更新した。酔いで画面が滲み青白い光が夜風に揺れて、まるでオリオン座みたいだった。

俺は空を見上げた。

でもそこにあったのは、看板LEDだけだった。

もしこれを読んで俺のことだと気づいたのなら、どうか連絡をして欲しい。俺はおまえが好きだ。おまえがいないと俺はもう駄目みたいなんだ。

たくさん本も読んだし勉強した。今なら話にだってついていけるし、楽しませることだって出来る。

から連絡のひとつでいいからしてほしい。、お願いだ。頼む。

これを俺の遺書にはさせないでくれ。

Permalink |記事への反応(0) | 13:28

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2025-09-25

28歳女、恋愛経験ゼロのまま迎えた現実

匿名なので叩かれてもいいやと正直に書きました。失礼に感じたり、何様?という部分がいくつもあると思います

それでも、心のもやもやを少しでも緩和させたく、ここに吐き出させてもらいます

たった一度の片思いはすぐさま砕け、誰とも付き合うことなく、いいなと思う人もなく、ついに28歳になりました。

男性なら30前半くらいまで、お金持ちならもう少し歳を取っていてもまだモテるでしょう。

しかし、女性はそうじゃない。30歳で足切りされることが多いと思う。

私の初恋は18歳、大学一年とき。毎朝同じ電車に乗る男性一目惚れをした。体格が良く、やや細めのタレ目が魅力的だった。

彼の薬指にはシルバーリング

私の恋は始まる前に終わってしまった。

それから10年。もともと人と関わることが苦手で、趣味インドアで、女子大だったため、男性と話す機会がほとんどなかった。そういう場に行こうとも思わなかった。駅で名刺をもらい、告白されたこともあったが、全て断った(東京ってすごい)。

28歳。そろそろ30歳になってしまうので、誰かと付き合ってみようとマッチングアプリをやってみることにした。向いていないとわかっていながらも、もしかしたら、なんて淡い期待を抱いていた。

正直に申し上げると、28にもなって恋愛経験が皆無なため、誰かと付き合ってみることがゴールだったのかもしれない。恋愛適性が少しでも自分にあるのか確かめたかったのかもしれない。結婚したいかと訊かれたら、正直わからないし、子供が欲しいかなんて考える余地なんてない。いや、出産想像しただけで泣けるくらい痛そうだし、不自然に飛び出たお腹女性を見かけるたびに恐ろしくてしょうがなくなる。大変申し訳ございません。

この年齢で、こんな心構えで異性と付き合ってみようだなんて本当に最低だ。

私のことを書いておく。

都内年収600万円、158cm、45kg、97年生まれ28歳。

仕事残業が多く、基本1人で業務全てをこなし、たまに詰められることもあるので、うつ病になる人が多い部署だ。

私は仕事が本当にできない。上司に呆れられている。それでも日系企業会社員なので、どうにか居座っていれば給料がもらえる。心を殺してひたすら手を動かす日々だ。手を動かしていれば、できないなりにも仕事は片付いてくれる。

私は周りの人と比べてこだわりが強い方だと思う。

そのせいかアプリで会おうと思える男性が現れるのは約2、3か月に1人というペースだ。そもそも陰キャなので、短スパンで初対面の人に会うのは精神的に辛いものがある。だからこれでいい。

実際に会った男性は、いい人ばかりだった。ネットや噂で聞くような、危険な人はいなかった。クセのある人は少々いたが、普通に話せる。いろんな職業の話が聞けて面白かった。こういうことを書くと、金しか見てないのかよゴミ女!と自分を罵りたくなるが、高収入な人ばかりだった。

アプリをしてわかったのが、私は地味で頭のいい人が好みらしい。昔からカースト上位男子が大の苦手で、クラスの隅でラノベを読むような男子の方が話しやすかった。運動の得意な陽キャが心底嫌だった)

会った人は男子出身女性慣れしてなさそうな弁護士の人、いい意味性格普通高身長で、仕事が忙しく専業主婦になって欲しいと言う人など様々だった。年齢はみんな20代後半〜30代半ばくらい。

私は、なぜだかみんな断ってしまった。向こうから断ってくれるような、相手の条件に合わないようなこともわざと言った(失礼にならない言葉で)。おそらく多くの女性にとって理想的な人ばかりだったのに。

「付き合う人をどうやって決めるんですか?」と愚かな質問を何人かにしたことがある。「ピンと来た人」、「なんとなくフィーリングの合う人」とあいまいな回答をもらい、そのとき私は内心首を傾げていた。なにしろ恋愛偏差値ド底辺なのだから

しかし、ついに私にもわかる日が来てしまう。

どちらかというと地味で、ちょっと変わっていて会話がしやすく、なんとなく居心地のいい人が現れてしまった。が、悲しいことに、たまに言動モラハラっぽかったり、金銭感覚が合わなさそうだったりと、いくつか迷うところが目についた。良くも悪くも、今まで会った人で、こんな人はいなかった。

もう少し様子見した方がよかったのに、つい空気に流されて気づけば彼の告白OKをしてしまっていた。私は人の頼みを断るのが苦手だ。

LINEのやり取りをいくつかした。返事に悩んだときはこれでいいのかChatGPTに添削してもらったこともあった。会って間もない人なので、テンションが上手く掴めず返信が面倒になるときもあったが、まあまあ楽しかったのかもしれない。まるで高校生恋愛だ。28歳なのに。どうしようもない奴。

結局、3回だけデートして交際は解消となった。理由想像にお任せします。大した理由じゃないです。デートはもちろん健全だし、喧嘩もしていません。

解消した日はどことなく気分が沈んだが、寝て起きたら何事もなかったようにいつも通りになっていた。たまに飛び出すモラハラ予備軍のような発言にぎょっとすることがあったので、これで正解だと安心さえしていた。

会った人数は10未満なので時期尚早かもしれないが、もうアプリはやめようと思う。いい人が多かったのに、誰とも心から付き合いたいと思えなかった。これまでの誰とも付き合わない人生に、不満を覚えたことはなかった。この文を書いている今だってそうだ。

それに、万が一のことがあり結婚し、子供ができてしまうとする。家事育児をしながらフルタイムで働くなんて無理だ。キャパオーバーだ。病気になってしまう。

しかするとアプリを始める前の私は、好きな人ができて、相手も私の事が大好きで、そしてその人は素晴らしい将来に私を導いてくれる……なんて心のどこかで痛々しいことを夢想していたのかもしれない。そんな将来あるわけがない。絵に描いたようなシンデレラ症候群だ。28にもなって夢の世界にいるだなんて、手の施しようがない。「1人で立派に生きろよ、低脳」と頭の中の冷静な部分が、考えの甘い愚かな私を軽蔑している。

もう私は都会の生活疲弊しきっている。仕事はできないし、このまま都内暮らし、年に100万円くらいを貯める生活をずっと続けるのは難しい。投資をしてみたが、3年で150万円ほどのプラスなので早期退職もできない。でも、このままだと心と体が壊れてしまう。

どこか暖かい地方にでも移住しようか考えている。私は田舎出身から、そっちの方が合っているかもしれない。地元は最寄りのコンビニまで徒歩25分。昔あったお店は廃れ、年々空き家が増えていく場所。外は誰も歩いておらず、ごくごく稀にお年寄りを見かけるくらいの立派な過疎地だ。

きっと私はネットと本さえあればどこでも暮らしていける。都会は何でも手に入るけれど、欲しいものなんて特にない。

去年の初夏、私の故郷である東北の海沿いに、久しぶりに帰省した。庭の草木が思い思いに伸びていて、羨ましかった。陽に透けた葉の、やわらかな黄緑色いつまでも眺めていたかった。夜は電気なんか必要いくらいの月明かりで、広い空にはたくさんの星が瞬いていた。最新のプラネタリウムよりずっと、ずっと、きれいだった。上京するまでは気づかなかったけれど、久しぶりに戻ってきたら、あまりにも自然が美しくて、1人だったので泣いてしまった。

東北の冬は厳しい。私にとって冬は、刑期のような暗い季節だった。だから暖かい地方に行って、のんびり暮らすのが自分にとっていいのかもしれない。環境を変えるのはものすごく怖い。初めてすることももちろん怖い。失敗するんじゃないか、この選択は間違っているのではと常に疑い、後悔することも多々あると思う。でも空が狭くて、どこへ行っても混んでいて、身を縮めて人と人との隙間をすり抜けながら進むのはもう疲れた。こんなウサギ小屋大金を毎月払いたくない。新鮮な空気をめいいっぱい吸いたい。

Permalink |記事への反応(6) | 23:11

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2025-09-22

anond:20250921001239

ちょっと前に茨木プラネタリウムに行ったけど眠気を我慢するのに必死あんまよく見れんかった

Permalink |記事への反応(0) | 08:14

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プラネタリウムなんて行ったって、ド平日にも関わらずカップルに埋もれるだけ。

Threadsを開けば知人が彼氏に撮って貰ったであろう写真が舞い踊る。

新しいデバイスを新調しても、誰かの真似してカフェ行っても空しい。

所詮配信で楽しかった旅程を自慢することしか出来ない。

でもね、これ全部一人でやってるんだ。折角の約束も反古にされて旦那を優先された。

分かるよ、自分も幼稚なオタク友達と長々話すのが苦痛で切り上げた事はある。

あのアブノーマル空間が苦手だったけど、今はそれすらも愛しい。

ぬいをバッグに付けることすら憚られて、体力がないので早々に帰ってくる。

日々のデスクワーク祟り地下鉄に乗れば車窓に不気味なくらい真っ白な肌が映る。

まあ、今日ソロしますけどね。

神様、どうか最低限、嫌な気持ちになることが起きませんように。

Permalink |記事への反応(0) | 06:37

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2025-09-21

anond:20250921001617

一方初めてプラネタリウムを訪れたとある女の子

隣で場にそぐわない年齢のオッサンが座った上に

突如泣き出したのを見てトラウマになったのでした。

Permalink |記事への反応(0) | 17:24

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中野プラネタリウム

祖父の5回忌があって、物凄く久々に中野へ行った。

法事自体問題なく終え、1泊して帰るまでに少し時間があったので時間を潰せる場所を探していたら見つけたのが中野プラネタリウムだった。

まだ小学生だった頃、夏休みの間は共働きだった両親の負担を減らすために私は母方の実家である中野へ預けられていたのだが、よく祖父が連れて行ってくれたのがそこだった。

もう30年以上、ギリギリ40年経たないくらい前の話である

何だかとても懐かしくなり、ふらりと訪れてみたプラネタリウム

入口券売機チケットを買って中へ入る。

大人200円子供100円という破格の値段で驚きながら中へ入ると、おぼろげな記憶だが当時とまったく変わっていないように見えた。

部屋の中央へ据え付けられた大きな鉄アレイみたいなフォルム投影機械

これも記憶の中にあるものと一緒だった。

…夏の暑い日、祖父に手を引かれて入場した記憶がよみがえり、ちょっと涙ぐむ。

しばらくして上演が開始された。

説明を聞いていて驚いた事に施設使用されている機械は三十数年前、つまり私が祖父に連れられて来たあの日と変わっていないらしい。

「最新の機械だと星々を線で結んだりする機能が付いていたりするのだけれど、出来なくて申し訳ない」と解説員さんがちょっとだけ申し訳なさそうに言っていたが、とんでもない。

──つまり私は、祖父と観たあの日と同じ夜空を、同じ場所で、眺められているのだ。

そう感じたら空を見上げながら涙が溢れてきた。

偶然の思い付きで数十年ぶりに訪れたプラネタリウムでこんな追体験ができるなどとは思っていなかった。

少しだけ滲んだ星空を眺めながら、私は亡き祖父を偲ぶ事ができたのだ。

絶対にまた来ようと、そう誓い私は施設を後にして母方の実家へ戻る。

そしてこの話をしたら母が思い出したようにこう言った。

「あー…そう言えばおじいちゃん、『安いし涼しいし暗いから昼寝するのにプラネタリウムは最高』って言ってたわ」

なんと、かなり頻繁に連れて行ってくれてたのはそれが理由だったらしい。

おじいちゃんも意外にロマンチストだったんだなぁ…とか思ってたよ。

しろリアリストだったわ。

笑いながら昔話に花が咲いた。

ありがとう中野プラネタリウム解説員の方。

出来たら古い投影機械が完全にダメになるまではあの頃と同じ夜空を映し出して欲しいな。

Permalink |記事への反応(4) | 00:12

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2025-09-08

IT企業経営者の兄が首を吊って自殺した②

https://anond.hatelabo.jp/20250907140118

残された人たち…善意と優しさが悪意と魑魅魍魎を呼ぶ、この世の地獄がそこにあった

人間善意ややさしさは、ときに逆説的に、魑魅魍魎を呼び寄せる。地獄とは死者の後にあるのではなく、生者の営みのなかにこそ現れる。

残されたIT会社社員の人たちは、現場?に入ってる別のパートナー会社?というところの人たちが引き受けて業務継続することとなったらしい。つまり、吸収のような形のようだ。俺はIT業界で働いたこともなければ、経営なんてしたこともないのでこれ以上の詳細はわからない。

webベンチャーで始まった会社は、兄の無法により傾いた会社をどうにか回すため、客先常駐業?を始めたらしい。それに反発して大量の社員が去っていった。後に残るのはわずか数人、というありさまだったらしい。兄もその「客先常駐」の一人としてよその会社に働きに行っていた、という。

ただ、どうも兄の葬式などの手続きで奔走している間、伝え漏れてくる奥さんや他の人たちの話を聞いていると、兄の会社が傾いた理由は、本業ITのせいではなく、兄が多角経営をしようと株(先物?)だとか、不動産だとかに手を出した結果、凄まじい損が出た結果らしい。

本人は「時代の潮流に乗る」と信じていたのだろう。だが歴史をひもとけば、一発逆転を夢見た者の多くは滅んでいる。兄がかつて憧れた15年前の意識高い系インフルエンサーといった生物たちで、現在でも生存している人間はいるだろうか?彼らは当然の如く時流を見誤り、あえなく路傍に果てた。兄もまた、その群像の一人ではないだろうか?

当人は良かれと思ってやったのだろう。6年か7年前だっただろうか、「ネットを見てみろ、大体みんな投資やっているぞ」、「ある程度不動産も回さなければ安定した経営はできない」、「Xで有名な〇〇さんだって…」と実家帰省した度に兄がよく自慢していた。

俺は口が裂けても言えなかった、「それ」は本当のことなのか?本当に儲かってる奴が儲かってるなどとネット公言するだろうか?アポ強盗さえ流行しているご時世に。

兄が憧れた「キラキラ生活」もそれだ。本当にキラキラした人生キラキラした生活を送っている美男美女は、そんな自慢はしない、そもそもITベンチャー社長などと名乗っている奴らが本当なのであれば、気〇いみたいにXなんかをしている暇なんかないであろう。少なくとも俺はそう思うし、業種は違えどそれほどの責任ある立場の人たちはみんなそうだった。忙しいのだ、単純に、世の中で暇な社長などいるであろうか?いたら見てみたいものである

キラキラした世界」で生きていたルカねえもそうだ、彼女は兄の様に見栄を張らなかった。ありのまま自然世界を見つめていた。それは俺でさえ忘れてしまいそうな人間として当たり前の自然調和した感覚なのではないだろうか?

…だがそんな中でも兄は「キラキラ生活」をやめようとしなかった、「いつか一発逆転ができる」…追い詰められた人間特有のありえない夢想は、かつて子供の頃の俺に「IT世界は変わる」と語っていた夢が首を吊った時にヒリ出した糞と小便とザーメンで混ざり合って変質した思想だ。

当然、現実はそれを許さない。それを粉砕するように冷たく回るこの経済大国社会の前に、心が折れた兄は首を吊って自殺した。

――残された中で一番可哀想なのは、兄の娘だ。

兄の自殺死体第一発見者奥さんだったようだが、学校が終わって帰ってきた娘も居合せたという。

生きている人間には絶対できないトカゲの様に舌をたらし、小便と糞便と精子を漏らし縊死して「てるてる坊主の様に(俺の父が形容するには)」になっている兄の姿を見て、娘はしばらくショックで意識を失っていたという。

俺はそれを聞いて、朴訥だったIT少年だった兄にまとわりついたIT情報化社会の「毒」が抜けて出た汚れが、首を吊っててるてる坊主になった下にたまった糞と小便がブレンドされた汚物なのだろうか、と思った。

兄の魂は天へ昇ったのではない、虚勢と見栄と業でがんじがらめになって、ネットの海と地の底の闇の世界へと、魂は糞と小便にザーメンに溶け混じった汚物と混じって堕ちていったのではないだろうか、その死に様を聞くたびに、そう思わずはいられない。

今も兄の娘はトラウマ精神疾患で、精神科に通院をしている。音楽関係の母(兄の奥さん)を持つだけあって、芸術素養のある血統があったのだろう、絵画コンクールなどで受賞した利する程だった彼女は、とてもではないが形容できない闇の深い滅茶苦茶な絵をかいたり、黒く塗りつぶした様な絵だとかに変わっている、という。

それはまるで、兄が縊死した末に堕ちていった世界の一端を描いているかのようだ。芸術とは本人が意識せずとも、世界の裏側を映すことがある。兄の娘の病んだ絵は、父が堕ちていった闇を娘故に見えてしまったのかもしれない。

それだけのことをいうのにも理由がある。兄が死んでから暫くというもの、ルカねえの「音楽関係時代の知り合い」や「兄のビジネスパートナー会社社長」、「経営友達」などと肩書だけは社長だと名乗る風体からして怪しい連中が押し寄せて、兄の娘を「芸能界デビュー」させようと、「おじさんに何でも相談して」等と明らかに性的搾取をするために下心丸出しで群がる様になった。電話lineSNS、酷いときには登下校中の彼女に対して、性欲にギラついた性獣そのものの目を向けて兄の娘をそのいきり立った股座を隠すこともなくケダモノの様な獣欲でモノにしようと群がっていたという。その光景は、死にかけた草食獣に群がるハゲタカハイエナを想起させた。(当然、即俺やルカねえや父たちは警察相談して事なきを得た)

――兄の娘は、制服を見るだけでもそれを思い出して立てないくらい立ち眩みを起こして何度も吐く様になった、これを心身症という。日本社会底辺沈殿した悪意と欲望が、無垢少女にまとわりついた結果である

俺と父はそれに対処しながら、「本当にこんなエロ漫画エロゲーみたいな種族日本にいるのだな」と内心思っていた。これもまた、兄の見栄と虚勢と業が生み出した禍だ。

「あのルカねえのセンスを受け継いでてカワイイの子がこの業界にこないのは人類の損失ッスよ!俺にプロデュースかませてくださいよッ」、俺たちの前で軽薄にチャラついて兄の娘に獣欲を隠しもせず艶めかしく気持ちの悪い目線を見せている、山師の様な連中、普通人間であればしない臭いが鼻を突いた。後で警察官の知人に聞いたところによると、大〇を吸っている人間はそんな臭いをまとわせるのだという。不思議なことに、獅子舞の様にドレッドヘアーを振り乱して、制服姿の兄の娘をチラチラみながら軽薄と欲望と悪意と性欲を向けて喋る彼の顔が、俺にはかつての兄に重なって見えた。

何の罪もない感受性の強い14歳の娘に、社会底辺からの悪意と性欲の手と邪眼の様ないやらしいマナコが常に体にまとわりついている。残されたルカねえと兄の娘にとって、これほどの地獄があるだろうか?(俺が14歳の頃といえば、こっそり家でネットエロ同人オナニーをして、昼休みクラス遊戯王カードでバトルが開始され、部活で汗を流し、職員室や校長室の掃除教頭校長と話をして大人世界の一端を聞き、校庭の向こう入道雲未来に思いをはせて大人背伸びしていた気になっていたような年頃だ)

だがしかし、この地獄は兄一人の死からまれたのではないと思う、虚栄と業に囚われた一人の男の末路が、時代社会の病を照らし出したにすぎない、俺はそう思う。

壊れたプラネタリウムはもう綺麗な星空を映さない、ただただグロテスクで虚無で悪意に満ちた闇で人を呑み喰らう

時期はぼかすが、兄の娘が警察補導された。学校にいてもほとんど「体調不良」で保健室にこもりっきり、周りともうまく合わせることが出来ず。彼女は流れ着いたトー横で警察補導された。

間一髪だったと思う、しかし明らかにその様子は精神的にも異常だった。俺や父にまで肉体関係を結びたいとほのめかすような言動をしていた。当然母にいってルカねえと即心療内科へ連れて行った。彼女社会の闇の部分の悪意に当てられて、身を守るために「女」であることを、まだ齢14や15で覚えてしまおうとしている、俺と父は背筋が凍る思いがした、人はこんな簡単に「壊れる」ものなのかと。

聞けば、ルカねえが精神科への通院をやめさせたらしい。彼女最後に縋ったもの…それは自殺した兄と同じく根拠のない「願望妄想」の亜種であった。

精神科からの投薬でさら精神状態悪化したとルカねえは考えたのだろう。通院を辞めて怪しい漢方薬やら青汁やらといった民間療法に縋るようになった。娘がそんなもので心が治るはずもない、それさえもわからないほど心がすり減ってしまっているのだ。

気功波動、そんな怪しい連中になけなしの金を払って縋り付いている。俺にはそれが腹立たしくて悲しくてやりきれなくて仕方がなかった…彼女たちは何も悪くないというのに。社会底辺の悪意が彼女から弱った心に付け込んで、社会の底に漂う闇が、弱き心に牙を立てている。金も全てを奪い去ろうとしている。まさにこの世の地獄がそこにあった。

俺が暮らしていた府中大国魂神社は、この地に古くから鎮まる武蔵国総社である神社はかつて人々の心をつなぎとめ、共同体の絆を保つ拠点であった。しか近代都市化のなかで、古き信仰は力を失い、かわって都市の片隅に怪しい宗派が芽吹いた。

トドメとばかりにルカねえの前に「例の壺売り」の亜種の様な連中やら似非神道仏教キリスト教の一派、様々な怪しい宗教がどこから聞きつけたのか搾取しようとやってきた。その姿は、山中に棲むヤマビルを思わせた。磨り減った心に吸いつき、血を啜ろうとする。もはやルカねえにそれをはね返す力は残されていなかった。

それでも俺の両親も、俺もどうにかこうにかマトモな生活ができる様に接し続けていた、助け続けていた。普通に生きてたら恐ろしくて相対することも怖い様な「墜落したUFOから這い出てきた宇宙人」の様な連中が夏の蚊の如くたかってくるのを追い返しながら、

思えば、それもまた兄が、ありもしない見栄や虚勢をネットSNS,そしてIT見出して引き寄せた業そのものだ、ただ伴侶で、娘というだけで、日本人で普通に生きているのならば一生見ることもなく、また普通人間なら見てはいけない世界存在を業として背負わされている。

そこには10ちょっと前のあの日府中分倍河原で見たプラネタリウムと、あの日の帰路の夜見た星空の様な綺麗な「夜」ではない。あのとき見た星は、清澄で、人の夢を誘うものだった。だが違う、これは悪意に満ちた「闇」である。そこに希望も夢もなく、ただ人の毒が漂っている。兄の娘とルカねえは、その闇に呑み込まれた。彼女らが何の罪も犯していないにもかかわらず。

夜と闇の違いがあるとすれば、そこに人の希望や夢があるかどうかであろう。闇に潜むしかない生まれや育ちの人間だって、確かにこの社会はいるのかもしれない。しかし闇は、夢を赦さない。兄は本来、朴訥なIT好きの少年であった。

だがいつしか、踏み入れてはならぬ領域に足を進め、虚栄と虚飾に体と心を食い尽くされた。そこに群がったのは、毒虫のような人間たちであった。

――そんな中で記憶に残っている光景が一つだけある。ふとそんな雑輩の対処に父とおわれている時、土日の朝であったであろうか。仮面ライダーウルトラマンがやっていたのを見た。銀幕の中で「悪の怪人、怪獣」と戦う彼らの姿を見て、俺と父は思わず鼻で笑った。

ウルトラマン仮面ライダーも、現実には存在しない。彼らが戦うのは彼らと同じく怪獣や怪人といった架空世界存在だけだ。子供たちのヒーローは決して、俺たちが今戦っているようなグロテスク社会悪…欲望と虚栄に塗れた人間たちとは理由をつけて戦わない。

ヒーロー超人的な力はただの人間に振るってはいけない」だとか「どうしようもない存在に等しい力でとめるのがヒーローだ」と言いつつ。笑ってしまう、現実には彼らなど「警察官立ち寄り所」のシールが張られたコンビニ以下の抑止力しかない。そう、ウルトラマンはいないし、仮面ライダーは助けに来ない。それがルカねえと兄の娘の前に横たわった冷酷な現実だった。そして、それと戦っているのは今まで荒事などに遭遇したこともない、普通人生を生きただけの牙も爪も持たぬ一般人である父と俺だった、仮面ライダーウルトラマンといった存在ですら「理由をつけて戦わない程厄介極まる社会悪という敵」と戦う俺たちは、スペシウム光線も打てなければ空も飛べない、ライダーキックもできなければサイクロン号ものっていない。持っているのは柔道初段、乗ったことがあるのはスーパーカブだけ、戦闘技術らしきものといえば、大学の時夏休みを利用していった予備自衛官補の訓練だけだ。64式小銃を執銃するたびに指の皮がむけてバンドエイドを張り、分解結合は3分もかかった。的には実弾射撃で一発も当たらず訓練を終えた。そんな凡骨が、警察をも恐れず14歳少女の瑞々しい肢体を欲望毒牙に掛けようと闇から這い出てくる、犯罪生業とする無頼の連中と、矢面に立って戦わされている。

実際は、俺たちの知っている「正義ヒーロー」など、企業経営のための利潤を求める売り上げ高のある「商品の一つ」にすぎない。ああ、立派な志を掲げて人々を守ると誓い、TVの画面の向こうで勇ましく戦ったにもかかわらず、今はマニアオタクしか知らずにその活躍存在も忘れ去られたヒーローなど幾らでも昭和の昔からいたではないか秋葉原に行けば、かつて大志を掲げて戦ったはずの昭和ヒーローたちが、忘れ去られ、玩具の片隅に埋もれ、ショーウィンドーに忘れ去られた玩具として並べられている。

かつてTVの向こうで戦った英雄たち…ショーウィンドーや中古オモチャの箱に押し込められ、埃をかぶったその姿は、もはや仏像の破片の如く、往時の光を失っている。

そして、せめて闇に堕ちた兄が唯一這い上がれる救済の光を出し続けていたルカねえや娘は兄の引き連れてきた「黒い遺産である彼らに闇の毒牙を突き刺され、心が壊れた。…壊れてしまったプラネタリウムはもう星空を照らさない。また直ることは決してない。

――弟である俺が言うのもなんだが、兄は地獄へ堕ちている、と思っているし、堕ちていなければならないと思っている。彼はそれだけのことをしてきたからだ。

自室の中のどこにでも置かれたこの世の闇と地獄への入り口、そして穢れのない海と空の蒼い世界を飛び続ける鯨

俺のパソコンは窓側の後ろにある。目が疲れたら遠くの景色を眺めるためだ。

遠くには街の灯りがうっすらと見え、人の営みがまるで夜の闇に「プラネタリウム」のように輝いている。

…あの星の一つ一つには物語がある、人生がある、それらが輝き合って社会世界を作っている。兄は、それに最後まで気が付かなかった。ネットSNSITの毒に当てられ、自尊心毒虫の様に肥大化し、自分一番星の生まれ変わりと信じようとして…星は無間の闇へ堕ちた。

PCの画面に向かう時、俺は兄が落ちたこの世の闇と地獄への入り口を同時に覗いているのだ。そう考えると背筋が凍る思いがした。

ただの0と1の数式で動く電気計算機でしかないPCは、社会の闇と地獄を、一生関わり合いにならない人たちを引きずり込むほどの魔力を手に入れた、それは皮肉にも、「IT世界は変わった」と言えるのであろうか。俺達が想像した方向性での世界ではなく。暗い闇と地獄の窯として。

HDの上にはみんなで江ノ島に行ったとき水族館で200円のガシャポンで買った、青く透明のスーパーボールの中に、シロナガスクジラが入っている。

空とも海ともいえる闇とは無縁の蒼い世界を泳ぐ鯨を見て、闇と地獄が忍び寄る影が消え去っていくような気がした。昔、兄がやっていたPCゲーム最終試験くじら」を思い出していた。内容は覚えていない。ただ曲と世界が綺麗だった。よく今はなきMDで曲を聞いたことをよく覚えている。繰り返し聴いたあの曲は、蒼い空と海を思わせた。そこには、ルカねえや娘に群がった下劣人間たちの姿はなかった。ただ清らかな青があった。

ルカねえや娘、俺達に群がる石の裏をひっくり返した蠢くようなグロテスクな蟲の様な連中とは無縁で決してたどり着けない、青い空を泳ぐ鯨、どこかそれを思い出していた。

――こんな話を昔聞いたことがあることを思い出した。

ルカねえと兄のなれそめは、兄がiTunesの同期が上手くいかいからと、直したこときっかけだったそうだ。

「すごいねぇ、こういうことできる人って、尊敬ちゃうな、人の役に立てる技術があって、それを他人のために使える人って、カッコイイよね」、ルカねえはそういったという話を実家での酒の席で聴いたことがある。

ああ、兄はひたむきに朴訥に「IT世界を変える」のではなく「ITで人の役に立っていた」時期でとどまっておくべきだったのだと思うし、そういう仕事をすべきだったと、今にして俺は思う。

人の役に立つための技術であれば、彼もまた人を照らす星であれたはずだ。

…人の役に立つことを誇りとする。それ以上のものを望まずとも、兄は一つの星でありえた。

今兄はどこへいるのだろうか。首を吊った時に染み出た糞と小便とザーメンと体液に魂が溶け出して、娘を狙ってやってきていたIT業界だとか雑多な業界から魑魅魍魎世界永遠に満たされない苦痛地獄の中で、ルカねえと娘に暴力を振るった時の様な慟哭叫び続けて泣き続けているのだろうか?

それとも、ITネットSNS毒虫に刺されたように肥大化した自我を首を吊った時に染み出た糞と小便とザーメンと体液に流れて心が浄化されて、己のやってきたことを「壊れたプラネタリウム」の様な無間の闇の中で後悔しながら何度も答えが出ることもなく虚空の闇に魂が逡巡を彷徨い続けているのだろうか?

死んだ後の世界の話など、生きている俺たちは知りえることもない。ましてや、あまりにも見栄と虚勢と業に塗れた兄がいった世界など、想像しえるはずがない。

ただ一つ、確かなことがある。残された者の苦難は、死者のそれよりも長く、重いということだ。

俺は願っている。ルカねえと娘の心に、再び光が差すことを。

ただただ、ルカねえと残された娘の魂と人生の安らぎが戻ることを願うだけである

東京の闇を映すパソコンと、永遠の蒼を泳ぎ、飛ぶ「最終試験くじら」。

鯨はただ、地獄入り口であるモニターブルーライトで照らされた青の中を泳ぐ。人の業を超えたその姿に、俺は兄が生涯見ることのなかった「青い世界」を重ねてしまうのであった。

パソコンの向こうのXで繰り広げられる、貧困、見栄、虚飾、性欲、憎悪グロテスク感情の数々と地獄の様な世界。あれらとは無縁の蒼い世界を、鯨は悠々と泳いでいる。

youtubeで調べて曲を見つけた、「ディアノイア」という曲だった。旋律はあの頃と変わらず。澄んでいた。あれを聴いていた日々だけは、今も青い光として心に残っていることを思い出した。

「想い出はキレイな 夢を紡ぐから、会えなくても信じてる輝いている君の瞳を」、「いつまでも変わらない ほら、真実の愛がある」

…兄が最後に見ることのなく、ルカねえと兄の娘の壊れた心では永遠にたどり着けなくなった「青い世界」は、いまも机の上の小さな球体の中で、鯨とともに静かに息づいている。

その③ 

https://anond.hatelabo.jp/20250908164257

Permalink |記事への反応(2) | 16:39

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2025-09-07

IT企業経営者の兄が首を吊って自殺した

ITエンジニアIT企業経営してる兄が縊死した。妻子を残したまま、まだ45歳だった。

突然の報に両親ともに驚き、様々な事後処理などでてんやわんやして暫く季節も経ち、ようやく落ち着いたので心の整理のためにこれを書いてる。

――なぜ、兄は自殺してしまったのだろうか。

原因はいろいろあるけれども、今思えば兄は色んなものを無理に背負い過ぎてしまったんだと思う。気が弱いのに自らを大きく見せようとしていた、それが限界だった、というべきだろうか。

兄は子供のころからパソコンが好きだった。10歳下の俺は、よく兄にくっついて後ろでPCを見ていた。プログラミングいかにすごいかはともかく、当時渡辺製作所グローブオンファイトやその手のPCゲームをワクワクしながら後ろで眺めていたのをよく覚えている。AAFLASHゲラゲラ笑ったり、俺がIT文化に初めて触れたのは、それが最初だった。

IT世界を変えられるんだぜ。これから時代ITだ、きっと時代が変わるぞ」、兄のいうIT論は、当時子供の俺にはよくわからなかったが、とにかくすごいものなんだな、という気持ちにはさせられていた。

兄はその後、情報科学系の大学卒業し、IT企業に当然のように足を踏み入れた。時は2002年だったと思う。世は確か就職氷河期も最盛期、それでも会社選びに苦労していた様子は当時を思い返してもうかがえない。起業をして社長をやるくらいなのだ。その方面では優秀だったのだろう。

「同期の中では俺が一番優秀なんだ」、「客先からの評判だっていいんだぜ」、天職についた兄は心底楽しそうだったと思う。

確か、2009年か、2010年の事だったと思う。俺がまだ大学生だった頃、今にして思えば、自殺に至る兄の人生に影が指す「変化」と言える違和感を覚えることがあった。

―――兄が自殺に至るまでの理由を探そうとした過去記憶を辿る旅、思い返せば、そこには虚飾と虚栄と業に塗れて死んだ、一人の朴訥なITが好きなだけの少年の救われぬ魂の旅路があった。

「まだSIerで消耗してるの?」、「SIerはあと五年で滅びるよ」、「web系に行かない奴はエンジニアとして終わってるね」――兄は似合わないレゲエファッションに変わって俺と家族にそう言った。

兄の自殺の原因を自分なりに考える中で、心当たりがあることを想い返したため、ITmediaと日経クロステック2010年記事を見たところ、web系の求人続伸、と出ていた。

所謂意識高い系」とかいうのがネットで出だしたのも、この時代だったと思う。

まずIT系でそういうムーブメントが起こっていたことは、当時の俺でさえ知っていた、確か何某だか、本当に儲かってるのかも怪しい過激な言説の売れない、日劇ミュージックホール昭和ポルノ女優や売れない芸人みたいな芸名の様な人間が現れては、マトモな社会常識を持っている人間であれば「こんな馬鹿な話信じる奴いるのか」という様なことがネットで飛び交っていた。

――IT好きな朴訥な少年のまま大人になった兄は、そのITという毒にやられてしまったんだと思う。

から15年か、16年前だったと思う。実家帰省した時、俺と両親は兄の変化に驚いた。

後述する「ルカねえ」と兄が付き合いだして、俺たち家族と知己になったのもこのころだが、朴訥だった兄はどこぞのレゲエヒップホッパーみたいなファッションイメージチェンジをしていた。

パイレーツオブカリビアン海賊コスプレにでもハマったのか」、当時の父と俺はそういい合っていたのが記憶に残っている。

聞けば、新卒から働いている会社を辞め、webスタートアップベンチャー転職することとなったらしい。

「まだSIerで消耗してるの?」、「SIerはあと五年で滅びるよ」、「web系に行かない奴はエンジニアとして終わってるね」、決してITに関してはどんなことでも悪く言うことがない兄が、古巣を後ろ足で砂を掛ける様な事を言っている。聞けば、本当は客先常駐なんてしたくなかった、オフィスで社内で自由に開発ができるのがアメリカでも当たり前なんだ、と俺には半分も理解できないITの話を力説していた。だが、それはどこかネットの「意識高い系」の連中から受け売りで、どうも兄の本音から出た様な感じではない、そういう感覚を俺は思っていた。

だが、これほどまでに人は変わるのか、東京は恐ろしいところだ、と当時思ってた。

酒もそれほどたしなまず、タバコも吸わない朴訥な兄は、毎晩六本木赤坂コネをつなぐだのエンゲージだと横文字を使いながら飲み歩く様になった。怪しい連中や取り巻きが、兄の周りに集っていた。俺は、なんだか恐ろしくなって遠目に眺める事しかできなかった。

兄は、web系という場所にいってから、変わっていった。それも、人間としていってはいけない方向性

――ITを愛した朴訥な少年の心は、ついにITという時代の毒に呑まれしまったのだ。

ルカねえと府中分倍河原、そして釣り堀とプラネタリウムと夜空の星

兄の奥さん(当時は兄の彼女)と詳細は伏すが音楽関係活動していた。web系に転職してから何らかの縁で付き合うこととなったらしい。

ルカねえ、というのは俺が勝手に心の中で読んでいることだ、巡音ルカの様な立ち振る舞いや性格容姿だったから。

俺は大学卒業後、東京へ出た。兄はweb系の会社を立ち上げて独立していた。相変わらず、娘が生まれたというのにSNS中毒しか思えないほど旧TwitterやらFacebookやらブログやらを更新し、胃下垂で食いきれないであろうに、どこそこの店の料理を食っただ、高級ワインを開けただのと写真投稿して自己アピールに余念がない。乗れもしないのに外車オーナーになり、高所恐怖症気味なのにタワーマンションの部屋を買った、ある種、あの当時のwebベンチャーにありがちだが、プチカルト宗教とその信者、という様な小サークルの様な社長社員関係だったという。

まるで昭和成金のようだ、と俺は思った。

「ルカねえ」は自尊心毒虫の様に肥大化していく、虚栄心の怪物の様になっていった、そんな兄を後ろから支え続けた、常に2歩下がって佇んで…そしてかつての朴訥な青年は、次第に、酒席と人脈と、虚飾に頼る人間へと変わっていった。

俺はもルカねえと同じく、遠巻きにその姿を見ていた。

だが、心のどこかでこうも思っていた。

――兄はいつか、本来自分に立ち返るのではないか少年のころ、無垢パソコンの画面を覗き込んでいた兄に戻るのではないか

しかし、それは叶わなかった。兄は業に塗れたまま虚飾と虚栄という寄生虫に体も脳も食い荒らされて、導かれるように自ら縊死をした。世には、自らを鳥に食わせるよう宿主を操る寄生虫があるという。兄の死を思うとき、俺はその奇怪な生態をふと思い出すのだ。

―――兄の一家で、記憶に残ってる出来事が一つある。

府中分倍河原、そこは東京と言っても昔ながらの風情が残る都会と田舎の境目の様な場所だった。当時俺がそこ近くに住んでいたので、久しぶりの休みの日、兄と一家と遊ぶことになった。そこにはプラネタリウム釣り堀のある、体育館も併設された大きな公園がある。

休日子連れ家族たちがよく来ており、催し物も多い。(俺は筋トレのために赴くことが多かったのだが)

兄は文句タラタラだった、「こんな田舎公園釣り堀やプラネタリウムなんて、貧乏ったらしい」と、カエシのない針の釣り竿を両手にはしゃぐ兄の娘とルカねえを置いて、PCスマホ片手に「仕事」の続きをし始めていた。必然的に3人でそれらを回ることになった。

プラネタリウムの後の帰りの夜、府中駅の大通りを見上げれば「本物の」プラネタリウムを、兄の娘とルカねえは見上げていた、眠く、退屈そうな兄と駅前で別れる時だった。

今日は楽しかったよ、増田君、ごめんね、ありがとう」、「よかったらまた一緒にこの子と兄くんと一緒に来ようね、約束だよ」

優しい人だな、そしてなんて憐しい人だろう、と思った。それ以来そういって遊びに行くことさえなくなった。約束は果たせないまま、兄はそんな周りのやさしささえ感じられなくなって。自ら首に縄を括って死んだ。

――兄が首を吊った時、首を絞めつけたのは重力で落ちたからではない、自分自身の虚勢と業に押しつぶされるように、人間が堕ちてはならぬ闇へと引きずり落とされたのだ…少なくとも俺はそう思っている。

――ルカねえとの約束は、今後永遠に果たされる日は来ないのだろう。

そう、どちらかといえば、自殺者よりも、残された人間の方が悲しいしやることも大変だし、多大な迷惑をかける、という現実をみんなに知ってほしい。

業が禍を呼び、そして厄は憐しい人たちに無慈悲に降りかかる、理不尽に。

後述するが、伝え聞いてくるいくつかの理由で兄の会社はかなり苦しかったらしい。何よりも、兄はどうもかなり生活出費はそのままに無理した生活をしていたようだ。

会社経営が傾いてから都内高級住宅街から地価の低い「一応首都圏」なところに、兄の一家は居を移した。

兄の娘はかなり学費の高い私立に通っていた。制服姿で電車に乗ることもできず、私服で朝乗り、学校の近くで着替えてから通学する、というあまりにも痛ましい生活だったという。

――俺と父は、一度兄がルカねえと娘に暴力をふるっている場所居合わせて止めたことがある。休みと聞いたか実家から送られてきた梨(と父)を私に行った時だ。

後で聞けば、「私は兄くんを信じてるよ。兄くんがITの事が大好きだって知ってるから。今からでもまた頑張ろう、私もできることは何でも手伝うよ。兄くんはお父さんなんだから」、そう行ったのが癪に障った発端だったそうだ。

「うるせえ!うるせえうるせえ!踏ん張ったところで何になるんじゃッ!今更お前や子供のために地べた這いずり回れっていうんかッ!?うんざりなんじゃ!俺だってやってるんじゃ!やりたくもないのに客先に出て!バカにしやがってッ!お前に男のメンツがわかるんか!」

俺と父が怒鳴り声を聞いて急いで玄関から入り、二人を引きはがしたところで、兄は暴れるのを辞めなかった。なお兄は荒れ狂った。叫びは、すでに虚勢ではなかった。むしろ、虚栄に踊らされた一つの魂が擦り切れてゆく音のようであった。

ITみたいなしみったれ商売うんざりなんじゃ~!チマチマ働いたってキラキラした人生に浮かび上がることなんてできはせんのじゃァ~ッ!クソがァー!どいつもこいつもカネカカネカネ言いやがってェーッ!こうなったらヤクザにでもテロリストにでもなって巻き返したるわァ~!俺だって頑張ってるのに!バカにしやがってッ!クッソォォォォンッ!」

出来もしないことを叫びながら兄は泣いた。それは慟哭に近かった。兄の叫びは、すでに人間の声ではなく、業に食われた一つの魂の呻きの様であったと俺は思った。

泣く娘とそれを抱きしめて守るルカねえ、そしてそれを抑え込みながら聴くしかない俺と父、ネットの闇と毒に当てられた男と、情報化社会が生んだ新しい闇が凝縮していた。

それは、ある意味で「意識高い系」の成れの果て、帰結する先なのかもしれない。俺は別にキラキラした人生キラキラした仕事生活否定しているわけではない。誰だってブラックジャックドクターK先生や、サラリーマン金太郎島耕作になりたいだろう。だが、仕事というのは多分きっとそうではない、若輩者ので門外漢の俺でもそれはわかる。自己顕示欲を誇示するための仕事など、シュメール文明から現在に至るまであったことがあるだろうか?折に触れて思い出す分倍河原駅の前の足利像を見るたびに思う。歴史の表舞台にたった「キラキラ人生」の偉人たちは、必要にせまられてその立場になったのであって、最初から目立ちたくて戦争をしていたわけではない。ITエンジニア先祖に当たる江戸時代和算学者たちは、ただ自身の顕学を神様仏様に感謝するために解いた計算難問を額縁に入れて奉納している。

兄はその逆であった。必要もないのに「輝き」を求め、虚栄に心を壊された。人間の弱さを思わずにいられない。

それを「その世界の人たち」はわかっていない。兄も含めて…兄は人間として当たり前の心理的バランス感覚を、明らかにネットITという虚栄がはびこる世界で狂ってしまっていたのだと今にして思う。

まだ内省ができる俺の様なオッサンはいい、まだタピオカミルクティー片手に韓流イケメン芸能人は誰がカッコイイと山手線盛り場を歩く様な年頃の子である兄の娘に、そんな責と家庭不和を負わせるなんてどれほどその心を兄は傷つけたのだろう。娘の心中はきっと想像を絶するものであろう。

それでも一応は、「超出来の悪い弟である10歳年下の俺の給料の2倍は稼いでいた(会社が傾いてからの話だ、それより以前はもっと稼いでいたのだろう)。だから何とか学費だとか生活費も払えてたのだろう。そんな兄がある日突然首を吊って自殺した。

…残されたルカねえと兄の娘の生活破綻するよりほかない。できる限り俺達や実家の父母も精神的な負担ケアしようと、あまり合わない仲だったのが様子見をしたり連絡をすることが多くなった。

それでも、実家組の俺達に、あん天文学的学費を払えるだけの余裕はない、結局、娘は学校をやめ(中学から辞めるというのもおかし表現だが)、学費の安い公立に転校することとなった、まだ14歳やそこらなのに、年齢を偽ってバイトまでして家計を支えようとしていたらしい。俺はそれを聞いて胸が痛くなる思いがした。ルカねえの優しさを受け継いだ兄の娘に、兄は背を向けたのだ。

残されたルカねえは悲惨の一語に尽きる。彼女は詳細は伏すが音楽関係活動していた。だが、兄の希望で、ルカねえはほぼ専業主婦だった。するとどうだろう、殆ど働いてない彼女はこれから自分生計を立てなければならないのだ。…マトモな職などあるだろうか?

結局父の知り合いが働いているスーパーでルカねえは働いている。この後は母もやっていたため、そのツテで保険販売員をやることが決まっているらしい。言い方は悪いが兄の憧れた「キラキラした世界しか社会を知らない彼女だ、激変する生活精神的にもかなり堪えているようで、かつて俺が「ルカねえのようだ」と思っていた美貌も陰りが見えてどこかやつれているように見える。だが優しさと健気さはそのままだ、俺はルカねえの「大丈夫大丈夫。」という笑顔を見るたびに、哀しくなって泣きたくなってくる。頭もよくなく力もない俺や父母では、これくらいのことしかできない。ルカねえの両親はどうか?今となっては聞くこともはばかられるが、どうも(俺の)兄と向うの両親はそりが合わなかったらしい、絶縁同然となっているそうだ。…思えば、兄の「虚勢と業に塗れた姿」に、それでも立ち直ってくれると信じたルカねえのやさしさは、暗い未来を呼ぶだけだということを、その両親は見えていたのかもしれない。

後述するが、ルカねえの両親が絶縁に近く関わりを断ったのにも、これもまた兄が纏いつけて残していった陰湿な闇のせいである。怪しい人間が今度はその獣欲の牙を兄の娘に向けようと這い寄ってきたのだ。そして彼女と兄の娘の心は砕け散った。それは綺麗なガラス細工が地に叩きつけられ四散した無惨さがあった。

――ルカねえの両親は、ルカねえを見限ったのではない。ただただ醜く腸を食い荒らされるかのように兄が残していった社会の闇の連中に孫と娘が食い物にされていく光景が見るに堪えず、恥辱のあまり目を逸らしたのだ。

それに欲望の充足を感じ取れる人間こそが、社会の闇に潜む人非人足りえるのだろう。だが俺も、父も、ましてやそれになろうとした兄も、人面獣心になるにはあまりにも普通価値観人生を生きていた。それが、兄が死んだ理由なのかもしれない。

その②

https://anond.hatelabo.jp/20250908163905

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2025-09-04

行っても楽しめない店

キャバクラとかのお水系

何話せばいいか分からんかった

コストコ

高すぎる、多すぎる、広すぎる

IKEA

広すぎる、組み立て前提なのつらい

吉野家

「お勘定お願いしまーす」と言えなくて帰れなくなる。松屋は気楽だね

ニンテンドーミュージアム

そんなに任天堂のこと愛してなかった…

大阪万博

人多すぎ。予約満員。コモンズしか行ってない

スタバ

何すればいいかからない。3分で飲み干して出てしま

マクドナルド

人多すぎ。そわそわする。椅子が硬い

ドンキホーテ

ちゃごちゃしてる。喧嘩してる人見てそれ以来怖くていけない

歯医者

痛い。音も匂いも嫌だ

カラオケ

音痴。盛り上げ役にもなれない。ひたすらお酒飲むしかない

風俗

ごめん、行ったことない。緊張して何もできなさそう

回らない寿司

おあいそって言っちゃダメなんよね?マナー違反で怒られそう

スイーツパラダイス

安いけどそれなりの質だったのでもう食べ放題で喜ぶ歳じゃない

コンビニ

店員が無愛想だったら悲しくなる。セルフ使ったら店員さん悲しみそうで申し訳なくなる

餃子の王将

なんかパワハラに加担してるような気持ちになってしまう。餃子は美味しい

サファリパーク

ライオンが襲ってきそうで怖い

植物園

植物って動かないし何を楽しめばいいのかわからない

プラネタリウム

なんで日本って星座の話するの?星座に興味がない…

コメダ珈琲店

とにかく太るので行きたくない。豆は好き

ニトリ

照明がオレンジ色なので本当の色が分かりにくい

無印良品

いつも同じ音楽が流れてて怖い

カルディ

無料コーヒーって本当に飲んでいいの?騙されない?

本屋さん

トイレに行きたくなる

くら寿司

皿のカバーがうまく取れない。びっくらポンの景品がイマイチ

スシロー

好き

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2025-07-27

日本一の星空「阿智村ナイトツアー」に行ってきた

【3行要約】

長野県の山の上にゴンドラで行く。一人3000円くらいかかる

新月で晴天という最高のコンディション

・よく見えた!天の川がうっすら見えるくらいだった。ただ日本一ではなくないか

【本文】

7/25(金)の夜に、家族長野県阿智村日本一と言われる星空を見に行った。

関西から出かけたので泊まりがけ。半年前に宿を予約した。

7/25にしたのは、新月だったから。新月だと月の光が邪魔しなくて星がよく見えるらしい。

ただ心配なのは天候。こればかりはどうしようもない。まさに天に祈るしかない。

星空を見るのにはゴンドラの予約が必要で、一人3000円かかる。しかキャンセル不可で、雨でも返金はない。

かなりの賭けだが、子供が見たいというので、思い切って予約した。

(ちなみにホームページこちhttps://sva.jp/

7/25当日。天気予報は「雨」。最悪だ。

口コミを見ても、「雨で何も見えなかった」「曇りで星が一つ二つしか見えなかった」と散々なレビューが目立つ。

子供には「見えないかもしれないし、見えたらラッキーくらいに考えておこう。その代わり明日山登りして楽しもう」と保険をかけておいた。

旅館で夕食を早めに済ませ、車でゴンドラのふもとまで行く。

19時に着くと、すでにゴンドラ待ちの列ができていた。

ふと空を見上げると……なんと、意外と晴れてる!雲がほとんどないし、このままいけば星が見えるかもしれない!

そんな期待を胸にゴンドラに乗り込む。

夕日が沈み、辺りは真っ暗。そんな中、ゴンドラに15分揺られて山の上に着いた。

着くとそこは肌寒く気温は20度。

イルミネーションプロジェクトマッピングが行われてて、気持ちを高めてくれる。スタッフ服装オレンジ宇宙服だった。

こちらに来て、寝転んで、カウントダウンしましょう」という案内が流れる

そこへ行くと、星のお姉さんがいて、周辺にはレジャーシートの上に寝転んでる人がたくさんいた。暗くて見えないけど数百人くらいいる。

新月で、こんなに晴れてる日を引くなんて、みなさんは強運です!」

お姉さんはそう言ってくれた。雨の天気予報を覆して晴れるなんて、確かに強運かもしれない。

「さあ、目をつぶって目を暗闇にならしましょう。そしてカウントダウンで一斉に目を開けましょう。5、4、3、2、1、0!」

目を開けると、満点の星空が広がっていた。思わず観衆から歓声が上がる。

はっきりと星座の星が分かるし、人工衛星が飛んでるのも分かる。流れ星も見えた。ついでにホタルも飛んでいた。

お姉さんがレーサーポインタで直接星空を指して、星座などの説明をしてくれる。さながらプラネタリウムだ。

織姫彦星の星、そしてその間を流れる天の川もうっすら確認することができた。

ただ…日本一か?と聞かれたら、疑問はある。天の川の紫の色とかまでは見えなかったし、公式サイトにあるような星空ではなかった。

でも、こんな星空を見るのは初めてだった。子供も満足そうでよかった。

そんなわけで、無事星を見ることができた。

カウントダウン大勢の人と星空を見る経験は、子供の思い出になったのではないかと思う。

少しは子供幸せに貢献できたかな。

他の人に勧めるかと言われたら、賭けの部分が大きいので、正直あまり勧められない。

それより晴れた日を狙って近所の星空スポットに行った方が満足できる確率が高いのではないだろうか。

(実際、自分場合近所の山の上でも匹敵する星空は見られた)

もし参考になれば。

以上、阿智村ナイトツアーレポートでした。読んでくれてありがとう

Permalink |記事への反応(6) | 12:52

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2025-06-10

半年ほどアメリカに住んだ感想

住んだと言っても出張キッチン付きホテル長期滞在しただけなのでアパートを借りたとかそういう類ではないけども。雑感を書きなぐる。

生活やすいか

海外では生活やすい部類ではないだろうか。

普通にスーパーはあって物は買えるし。良いところはウォルマートターゲットなどのアメリカデパートと称されているものは食料から家電家具、服、カー用品、薬など

ほぼ全部がひとつ店舗に揃ってて買えるところ。買い物はしごする必要がない。

品揃えは食品専門スーパーのほうが当然いいけど。

あと物価そもそも高いのは仕方ないね

米や醤油などは日系スーパーにいけばあるが、ちょっと良い食料品店に行くだけでも買える。

米は当然カリフォルニア米だけど別に悪くない。そのまま米に何も乗せずに食べるのはちと難しいかもだけど。

家は…一般的アパートも見せてもらったが泊まっていたホテルとあまり変わらないかった。

ある程度の価格帯のアパートホテルなら必ず食洗器がついているのでシンクが小さい。

洗浄力はバカにしていたがちゃんと汚れが落ちている。水をじゃんじゃん使ってるんだろうたぶん。

トイレの便座は冷たい。まあしゃあない。

バスタブもない。たまにある物件もあるが若干珍しい。

外食

高い。とにかく高いけどステーキハウスはアホみたいに厚い肉が出てくるし

そのへんのハンバーガーショップハンバーガーは美味しい。ただどこも肉の味orソースの味しかしない。

でも肉そのものが美味しいからよし。

ただ半年もそんなもの食べてたら飽きるから寿司とかでも食べようと思うとあきれるほど高い。

日本人がいる寿司屋で高いならまだ納得できるが米人しかいない寿司屋で死ぬほど固いシャリ寿司を出されて$50はかなりガッカリした。

ちなみにラーメンの店もよくあるがスープがぬるくてガッカリする。

メキシコ人のやってるフードトラックで食べるタコスが一番味と値段のつり合いがいいと感じた。

タコス帰国してからも時々食べたくなる。

■意外によかったところ

トイレ問題公衆トイレは少ないがスーパーなどの店舗トイレはだいたいほとんどの地域キレイ問題なかった。

田舎ガソリンスタンドトイレは汚かったり、使うときに施錠されているからカギを借りて返すなど面倒だった。

特によかったところはほぼ必ず手洗い場にペーパータオル石鹸があること。

ハンカチがない国なので必須ではあるが日本でもこれは真似してほしいところ・・・

野菜や肉類

安くはないがちゃんとしたスーパーなら洗浄済みでそのまま使える野菜が売られているので料理は楽。

肉類は例えばベーコンなら何もしていないプレーンものからスモーク、メープルと種類豊富

ソーセージ類やチーズもそう。

反面魚はだいたいサーモン冷凍ばかりみた覚え。

道路事情

当然だが車がないと生活できないのでレンタカーを借りて走った。半年で1万キロくらい走り日本いたころよりも運転した。

道路自体ダウンタウンでない限りわかりやすく馴染めるはず。

正直日本道路よりも快適。チャリ歩行者もほぼゼロ運転マナー比較的良い。時々バカみたいに飛ばしているのは見るけど急いでる奴は急がせておけばいいので。

別に英語出来なくても生活するくらいなら無問題に近い。だって不法移民だってあいつら英語しゃべれないし世の中が英語出来ない奴でも生活できるようになっている国だから

追記

サンフランシスコロサンゼルスラスベガスシカゴインディアナポリスニューヨーク、そのほかマイナー地域含めて15州20地域くらい転々とした。

正直しんどかったけどもいろんなアメリカ地域を見ることができてラッキーだったと思う(会社の金だし)。

そこで思ったのは「アメリカアメリカ」だということ。

過去趣味日本一周をしたので日本の大体の地域はいったつもりだが、各地域、各県で方言文化を含めて違う部分はたくさんあるけど

アメリカに関しては大雑把に東西南北地域のクセ(英語だったり料理の味付けだったり)が若干あるだけで別に方言というような方言もなく

スマン、中南部は行ってないんだ……一番南でアラバマバーミンガム。そこでは老人としか喋ってないから老人の訛りなのか南部系かわからなかった…

その地域名物料理って言ってもシカゴピザみたいなパンみたいなピザだったりニューヨークビザみたいに薄くてデカいやつだったり。そんなに変わらない。

ちょっと面白かったのはサンフランシスコ仕事をしていた時は金曜日そもそも来ない奴がいて(サーフィンでもしてるのか知らないが)、

ノースカロライナ仕事をしていた時は一応金曜日の朝に休む連絡はあったし、午後から休むわ!って言って帰るやつもいた。

一応東海岸側のアメリカ人のほうが真面目らしい・・・

政治に関して書くと(丁度去年の大統領選の時期にいたので)、あまり同僚から話を聞くことは出来なかったが(タブーに近いんで)

住宅地にいくと家の前にトランプ支持!かハリス支持!のプラカードを刺している家をよく見た。たぶんストビューでも見ることができると思う。

サンフランシスコロサンゼルスあたりのもともとハリス支持の地域比較的内陸側のトランプ支持の地域でハッキリと支持層が分かれているのが家の前を見てわかった。

綺麗な整備されている住宅街ハリスプラカード田舎の家の前にはトランプみたいな。

車にもステッカーでどちらかを貼っているのを見た。白髭蓄えた爺さんが運転しているデカアメ車トラックにVOTE!TRUMP!のステッカーが貼って会ったり。

ちなみに田舎観光地お土産屋に行くとトランプ支持アイテム帽子Tシャツなどのどこで買えるんだそれ!?って思うものが買える。

さらには「トランプショップ」というトランプグッズ専門店もある。アパレルステッカーだけではなく調味料の瓶にトランプ写真が使われてたりもうやりたい放題だった。

政治エンタメすぎる。

さらに思い出追記

リカショップに行ったら「どこから来たの?」「日本だよ」って会話から海外コインを集めてるんだ。もしよかったら貰えないか?」と言われその時はなかったから次行った時に小銭を渡した。

500円玉50円玉が食いつきよくてAmazing!って言ってたな。

会計ときビール2つオマケしてくれた。

同僚に勧められたヨセミテ国立公園ってところに行ってみたら、本当にただ自然があるだけの何もないところなのになんだか感動したのは覚えてる。夜になって車から降りたときの星空が忘れられない。本当に天然のプラネタリウムだった。

アメリカの森の中で時々1本だけ、たまには複数本黒焦げになった木があるのは雷が落ちて焼け焦げた木だと聞いた。

カリフォルニア山火事日本でもニュースになってたけどアレはてっきりキャンプとか釣りに来てた人の火の不始末だと思ったら雷落ちて燃え広がったものだとわかった時の自然凄さたるや。

日本からアメリカ日本車を持って行く人がいることは知っていたけどたまたま駐車場で見かけてドライバーと話をした。

車検ステッカー車庫証明ステッカーもついていて「日本から持ってきた証拠だよ!ところでこのステッカーってとういう意味?」と聞かれ返答に困った……車庫証明パーキングパーミットでいいと思うけど車検ステッカー数字意味和暦はどう英語表現すればいいのか未だにわからない。

さら追記

こんなに沢山ブコメやらなんやらつくの初めてでびっくり。長い駄文を読んでくれた人がいたことに感謝です。

医療について

実は一度病院にかかった。皮膚科眼科などの専門医の予約は基本的に取れない(1,2ヶ月待ち)らしく、アージェントケアというとりあえず何でも診てくれる医者のクリニック?に行ってから、治らなければ専門医に行ってくれと言われた。幸い治ったので助かった……。会社保険に入れてもらっていてそれで対応したので薬代以外の手出しはなかったが薬代で$40ほどした。日本だとジェネリック使って1000円もしないけど。これが全て自腹だとかなり大変…。

大麻について

都市治安が悪そうなところ、あとニューヨーク公園ではよく臭った。

俺は「腐ったビール臭い」のように感じた。臭いは強烈で臭うエリアを車で通りがかるだけで車のエアコンから侵入して臭ってくる。本当に勘弁してほしい。

そして日本に帰ってきてからもたまに都内を歩くとどこからか臭ってきて「あー大麻やってるのいるな」とわかる。アメリカほど強い臭いではないけど

タバコ事情

タバコは高い。行ったところではケンタッキー州が安くてマルボロが$7くらい。それがニューヨークだと$15まで跳ね上がる。

高いのでアメリカ人はVAPEをよく吸っている。あとニコチンの入った紙?ガム?のようなものとか。

建物の中は完全に禁煙(カジノ以外)なのでホテル喫煙室というものそもそも存在しない。全て禁煙

携帯灰皿文化がないのか吸い殻はみんなポイ捨てしてる。道路は吸い殻だらけ。

メンソールタバコは州によって禁止カリフォルニア禁止のはず。

そもそもアメリカ銘柄メンソールは全体的にメンソール感が薄いので日本マルボロアイスブラストのようなもの存在しない。

テレビ事情

日本のような民放がない?らしくケーブルテレビ契約しないと番組は見れない。BBCみたいなニュースだけは契約しないでも見れるんだっけな?

ホテルなのでケーブルテレビ契約されていたが、日本で言うならスカパー専門チャンネルが沢山あって見放題のイメージ

一度映画チャンネルターミネーター2からミッションインポッシブルCMなしで始まって夜更かししたことがある。

やはりテレビ離れはあるみたいで若い人はネットフリックス契約してケーブルテレビ契約しないらしい。

Permalink |記事への反応(16) | 11:30

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2025-06-02

anond:20250602225423

星ったってレンズ収束させたビームかピンホール通過した光条かの偽物じゃん

星座も骨組みとも言えないお粗末な点と点をつないだ図形から古典的描き込みの絵柄を想起させるなんてこじつけ通り越してそれできる人は謎の固有スキル持ちでないと無理

からワイがプラネタリウム施設で楽しめたのは過去にたった一度だけ、イトカワへ向かって地球へ帰還した「はやぶさ」のドキュメンタリー映画を鑑賞した時だけやね(あれはマジ泣きそうになった…)

Permalink |記事への反応(0) | 23:20

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プラネタリウムって、海外だと学術的な説明が主なのに、日本では高確率星座名前の由来となった古代神話説明されるんだとか

古代神話学術説明なのでは?

星を見に来たのに興味ない歴史の話聞かされて毎回眠い

Permalink |記事への反応(1) | 22:54

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2025-03-31

松屋で流れたことのある懐メロリストアップした

松屋ってなぜか懐メロが流れがち。

40〜50代向けなのか?と思い、リストアップしました!

【調べ方】

Twitter(X)で検索

自分が聴いたことのある曲もリストアップする

【結果】

・夢をあきらめないで(岡村孝子

WHITE LOVESPEED

・だいすき(岡村靖幸

My Revolution渡辺美里

・花(オレンジレンジ

プラネタリウム大塚愛

・強く儚い者たち(Cocco

OH MY LITTLE GIRL尾崎豊

PRIDE今井美樹

埠頭を渡る風(松任谷由実

Loveマシーン(モーニング娘。)

粉雪レミオロメン

・AmbitiousJAPANTOKIO

・桜(コブクロ

空も飛べるはずスピッツ

HANABIMr.Children


みんなも松屋に行ったら聴いてみてね!

Permalink |記事への反応(0) | 19:48

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2025-03-20

乗り物酔いをしやすいので、乗り物酔いの分類をしてみた

自分は非常に乗り物に酔いやすいのだが、一口乗り物酔いと言っても、経験上、大まかに4パターンぐらいに分類できると思う。

(1)視覚による乗り物酔い

景色を目で追ってしまうことで起きる乗り物酔い。3D酔いはこのパターン映像酔いとも言うらしい。

自分場合映画プラネタリウムで上映される映像の画面全体がスクロールするだけで一瞬で酔える。

(今は知らないけど昔のディズニーランドのスペースマウンテンとか最悪だった記憶がある)

何なら調子悪いときは、自転車を漕いでいるときに、カーブや右折/左折時に景色を目で追ってしまってもダメ

(1) の対処

景色を目で追わない。目をつぶる。目をつぶれないときは、動かない1点を見つめる。例えば窓ガラスの汚れを見つめるとか、バスだったら車内の設備を見つめる。長年悩まされて来たが、3Dゲーム映像の真ん中に動かない1点が出てくるアレの応用。

遠くを見ろと言われるが、自分は遠くを見る程度ではだめだった。

多分だけど、山道で酔うパターンもこれだと思う。景色を目で追わなければ大丈夫なんじゃないかな点…。先日、ちょっとした丘とカーブバスで超えないといけないときは、これで乗り切れた。バスの中の柱とか前方の椅子をずっと見つめてた。もっと険しい山道で試したい気持ちもあるが、失敗したとき悲惨なので試したくない。誰かやってほしい。

(2)振動による乗り物酔い

自分振動で酔わないので良くわからない。すみません。ただ、世の中には振動で酔う人もいるらしい。対処方法として、バスならエンジンの近くに座らないようにすると良いらしい。何も具体的なことが書けず申し訳ない。

(3) 速度による乗り物酔い

これは速度による恐怖感で、心理的不安から酔いが来ている気がする。非科学的で申し訳ない。

自分場合新幹線が駄目。周囲に新幹線で酔う人なんて極少数派なので正直恥ずかしい。特に東海道新幹線のぞみ東京行きの浜松新横浜あたりはやたら全力出してくるの何なの!?!?あれで高頻度で酔う。

あとは以前、調子悪いとき横須賀線に乗って軽く酔ったことがあるな……駅間で速度出しすぎなんだよね……でも似たような区間を走るはずの東海道線全然平気だったんだよなーなんでなんだろう。

(3) の対処

以下の対策をしてもダメときがあるので、困っている。

乗り物酔い止めの薬+睡眠ちゃんと取る+ごく軽食を1〜30分程度前に摂取する(ゼリーとかビスケットとか)で乗車する。

※ 酔いにくくするためと、万が一酔って吐いてしまっても影響を最小限にしている

酔い止めも、眠気が強く出るタイプを買って、乗車中は寝て過ごす。


新幹線に乗る機会がそこそこ多いので、毎回酔い止め飲んでるけど、これを長期間続けて脳に影響等は出ないんだろうかと思う。本当は五苓散が効いてくれれば良いんだが、試した感じだとプラシーボ的な効果しか自分には無さそう。

出張の移動日は酔い止めの影響で、正直仕事にならない。会議とかボーっとして上の空。泊まりなら翌日は平気だけど、日帰りだと全然パフォーマンス出ないので、出張意味が無い。

新幹線食べ物を食べられる人がうらやましい……自分新幹線駅弁とか食べたい。

※ 酔い止めがちゃんと効いている間で目が冷めている間は、読書スマホ視聴ならいける。

(4) 浮遊感による乗り物酔い

飛行機がこれ。以前、乱気流に巻き込まれときは機体が高頻度に上下して死ぬかと思った

(4) の対処

飛行機は酔い止めを飲んでもそこそこの確率で酔う。どうすれば良いんだろう。自分的に解決方法はない。ただ、飛行機は滅多に乗らないのであまり気にしてない。

その他、分類不可

自分がよくわからないもの

  • 船酔い

これは視覚+浮遊感の合わせ技なのかな?船に乗る機会が無いのでわからない。短時間フェリーとか観光船ならあるけど、内海だったし揺れなかったのでそのときは全く大丈夫だった。釣りで船に乗る場合だったら、多分酔って死ぬと思う。アネロンとか飲めば平気なんだろうか?

3/11とき余震で軽く酔った。東北に近いわけでもないんだけど……。

最後

自分場合、酔うといっても吐いたことがあるのは小学生の時ぐらいで、それ以降は吐くことは無かったので、それは不幸中の幸いなのかもしれない(死ぬ気で我慢しているとも言う)。

Permalink |記事への反応(0) | 21:33

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2025-02-18

anond:20250218084718

判断能力も低いし、家族旅行で1万ケチるような経済力くそ雑魚過ぎる


まともな大人なら、ウユニ塩湖に行くという大博打するか、プラネタリウムが近くにある星空きれいなところという安牌を確保した計画するよね

Permalink |記事への反応(0) | 08:54

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anond:20250217165151

上高地の星空めっちゃれいから行く価値ある

住み込みバイトしてよく写真撮ってた

夏は天気変わりやすいか曇天雨天の恐れもあるが

よい

  

ほんとは山の上からの方がもっとれいだが

槍の穂先とか乗鞍とか

3000m級の山々の頂から見る澄んだ夜空の美しさは異常

プラネタリウムみたいに360水平線上の星が見える

でも登山山小屋泊はハードルいから強くは勧めない

Permalink |記事への反応(1) | 02:41

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2025-02-17

anond:20250217165151

最悪プラネタリウムにいけるようにしておく

小賢しいリスクマネージメント

Permalink |記事への反応(0) | 22:10

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anond:20250217165151

旅程にプラネタリウムを入れるとか

Permalink |記事への反応(0) | 20:12

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