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2025-07-15

業界動向を知るには求人を見よ

特定業界の動向が知りたい、そう思う人は読んでくれ。

俺はとある業界リサーチをしている。

目的事情があって書けない。

通常、何かの業界動向を知りたい、となった場合

WEB検索したりその業界内部にいる人間コンタクトを取ったりして情報を集める事が多いだろう。

しかし、WEB情報は”表に出せる情報しかない。

内部の人間もかなり偏りがある。

本人の立場も大きいが、それ以上に内部の人間は”内部の人間からしか見えない情報”に偏り過ぎており、

また、機密情報の類をそう易々とは話せないからだ。

そんな折に、俺は長期的にある情報から動向を読み解く方法を見つけた。

求人情報だ。

求人情報にも色々ある。

例えば【特定業界名 求人】等で検索をかければ何かしらの求人一覧が出てくる。

しかし、それもまだ俺から言わせて貰えば「表の情報」だ。

真の求人アクセスしたければ、ビズ○ーチを使え。

(補足しておくが俺は別に特定求人サービスを売り込みたいわけでは無いからな)

ビズリーチは月5,000円であらゆる業界求人情報を閲覧できる。

中にはなかなか表に出てこない求人情報掲載されている。

これをそのまま”求人情報”として見ない事が重要だ。

「表の情報

と照らし合わせろ。

例えば、プレスリリースニュースサイト新サービスリリース情報などだ。

この表の情報インパクトのあるものである程、そのサービス運営元や開発元がどんな求人を出しているかが見どころだ。

新サービス発信元特に求人を出していない場合スルーして構わない。

しかし、その新サービス発信元運営会社や開発会社がビズ○ーチに求人を出している場合は要注意だ。

それも、特定職種だけでなく、営業マネージャーフロントエンドバックエンド等多岐に渡る求人を出している場合特に要注意だ。

その裏には何か問題が発生している。

例えば、

・そのサービスが悪質な開発現場で大量に人が抜けた場合

・そのサービス炎上していて収拾の見込みが立てられず、取り急ぎ大量に人員必要場合

などが考えられる。

前者の場合でも、後者場合でも、おそらく開発に問題を抱えている。

問題がある開発現場から良いプロダクトやサービスリリースされない。

これは少し考えればわかるだろう。

この問題を軽視して例えば投資の類やあるいは本当に「求職」をしている場合は要注意だ。

易々とそこに乗っかってはならない。

待っているのは破滅だ。

結局、この世のサービスプロダクトの類は「人」が作っている。

どんなツールを使っても、仮にAIを駆使していようと、作っているのは一人一人の人間の集合でしかない。

その人間を大量に必要としている状況というのが一体どういう状況なのかを慎重に判断してみてほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 17:25

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2025-06-28

LLMはエンジニア仕事を奪うのか?否、仕事抽象度を「Why」の次元

序文コード蒸発する時代と、それでも残る「Why」という名の問い

2025年私たちソフトウェア開発の歴史的な転換点に立っている。大規模言語モデル(LLM)の進化は、GitHub Copilotのようなコード補完ツールに始まり、今や「何を作りたいか」を自然言語で伝えるだけで、アプリケーションの雛形が数分で生成される時代現実のものとしつつある。この光景を目の当たりにした多くのプログラマが、漠然とした、しかし確かな不安を抱いているだろう。「私たち仕事は、いずれAIに奪われるのではないか」と。

この問いに対する私の答えは、半分はYesであり、もう半分はNoだ。より正確に言えば、プログラマ仕事本質が、歴史上かつてないレベル抽象化され、その役割が再定義されるのだ。私たちは、コードを「書く」作業から解放される一方で、これまで以上に高度な思考要求されることになる。

本稿では、プログラミング歴史を「How(いかに作るか)」から「What(何を作るか)」への移行として捉え直し、LLMがこの流れをいかに加速させるかを論じる。そして、その先にある、AIには決して代替できない、人間ならではの競争優位性、すなわちWhy(なぜ作るのか)」を定義し、記述する能力重要性について深く考察していく。これは、単なる未来予測ではない。今を生きるすべてのソフトウェアエンジニアにとっての、生存戦略提示である

第1章:プログラミング歴史的変遷 ― HowからWhatへの長い道のり

LLMの登場を特異点として捉える前に、我々が立っている場所を正確に知る必要がある。ソフトウェア開発の歴史は、常に「抽象化」との戦いであった。そしてその歴史は、プログラマの関心が「How」から「What」へと徐々に移り変わっていくプロセスとして描くことができる。

1-1.手続き時代:Howを記述することに終始した黎明期

コンピュータ黎明期プログラミングとは、計算機理解できる命令(How)を、一行一行、丹念に記述する作業のものであった。アセンブリ言語や初期のFORTRANCOBOLといった言語は、ハードウェアの制約を強く受けており、プログラマメモリ管理プロセッサ動作といった、極めて物理層に近いレベルでの「How」を意識する必要があった。

この時代テストもまた、「How」に強く束縛されていた。書かれた手続きが、意図した通りに順番に実行されるか、特定入力に対して期待された計算結果を返すか。テストの関心事は、あくまで「手続きの正しさ」の検証にあった。ビジネスロジック実装の詳細が密結合し、コード特定の処理手順を記述した、硬直的な塊となっていた。

1-2.テスト駆動した振る舞いへの注目:Whatへの小さな一歩

風向きが変わり始めたのは、ソフトウェアの規模が拡大し、その複雑性が人間認知能力を超え始めた頃だ。1990年代後半から2000年代にかけて提唱されたエクストリーム・プログラミングXP)の中で、テスト駆動開発(TDD)という考え方が登場する。

TDD本質は、単なるテスト手法改善ではない。それは、プログラミングパラダイム根底から覆す思想だった。TDDは、「まずテストを書く」ことを強制することで、プログラマ意識を「これから実装するコード(How)」から「そのコードが満たすべき振る舞い(What)」へと強制的に転換させたのだ。

テストはもはや、書かれたコードの後追いで正しさを検証する作業ではない。それは、これから作られるべきソフトウェアの「仕様書」であり、「振る舞いの宣言」となった。例えば、「ユーザーログインボタンクリックしたら、ダッシュボード画面に遷移する」というテストコードは、具体的な実装方法(`onClick`イベントハンドラの中で`window.location.href`を書き換える、など)には一切言及しない。それはただ、達成されるべき「What」を記述しているだけだ。

この思想は、ビヘイビア駆動開発(BDD)へと発展し、`Given-When-Then`といった、より自然言語に近い形式ソフトウェアの振る舞いを記述するスタイルを生み出した。プログラマだけでなく、プロダクトマネージャービジネスアナリストといった非技術者をも巻き込み、「What」を共通言語として定義する試みが本格化したのである

1-3.宣言プログラミングの台頭とフレームワーク役割

TDD/BDDによってプログラマ意識が「What」に向かい始めると、コードのものもまた、宣言的なスタイルへと進化していく。この変化を劇的に加速させたのが、モダンフレームワーク存在だ。

Reactを例に考えてみよう。Reactが登場する前、フロントエンド開発はjQuery代表されるように、DOMを直接操作する命令的なコード(How)の連続だった。「このボタンクリックされたら、この要素のテキストを書き換え、あちらの要素を非表示にする」といった具合だ。

しかし、Reactは「UIとは、ある状態state)に対する純粋写像である」という宣言的なモデル提示した。プログラマがやるべきことは、UI状態(`state`)と、その状態がどのように見えるか(JSXによるコンポーネント)を宣言することだけだ。状態が変更された際に、DOMをどのように効率的更新するかという面倒な「How」の部分は、Reactの仮想DOM差分検出アルゴリズムがすべて隠蔽してくれる。プログラマは「What(UIのあるべき姿)」を記述するだけでよくなったのだ。

この「WhatからHowへの変換」は、様々な領域で見られる。

これらのフレームワークツールは、いわば特定の制約下における、WhatからHowへの高性能な変換器」として機能してきた。プログラマは、フレームワークが課す「お作法」や「制約」を受け入れることで、退屈で間違いの多い「How」の記述から解放され、より本質的な「What」の定義に集中できるようになった。我々が「生産性が高い」と感じる開発体験は、この優れた変換器の恩恵に他ならない。

現状は、この歴史的変遷の延長線上にある。プログラマ仕事は、手続き記述する職人から、振る舞いを定義し、それを実現するための最適な「変換器(フレームワーク)」を選択・設定するアーキテクトへと、その重心を移してきたのだ。

第2章:LLMがもたらす究極のパラダイムシフト ― 汎用変換器の誕生

フレームワークがもたらした「WhatからHowへ」の潮流は、LLMの登場によって、未曾有のスケールで加速されようとしている。フレームワークが「特定領域に特化した変換器」であったのに対し、LLMは「あらゆる領域対応可能な、究極の汎用変換器」としてのポテンシャルを秘めているからだ。

2-1.フレームワークの制約を超えて

前章で述べたように、ReactやTerraformといったフレームワークは、その恩恵と引き換えに、私たち特定の「制約」を課してきた。Reactを使うならコンポーネントベース思考し、状態管理作法に従う必要がある。Terraformを使うなら、そのエコシステムとHCLの流儀を受け入れなければならない。これらの制約は、WhatからHowへの変換を自動化するための「レール」であり、私たちはそのレールの上を走ることで効率を得てきた。

しかし、LLMはこの前提を覆す。LLMは、特定フレームワーク言語知識を事前に学習しているが、その利用において絶対的な制約を課すわけではない。私たちは、より自由形式で「What」を伝えることができる。

例えば、こうだ。

ユーザー認証機能付きのシンプルブログアプリを作ってほしい。フロントエンドはReactとTypeScriptUIコンポーネントはMUIを使う。バックエンドNode.jsExpressで、データベースPostgreSQLユーザーGoogleアカウントログインでき、新しい記事作成編集、削除できる。記事にはマークダウン記法が使えて、画像アップロードできるようにしてほしい。

この要求(What)は、特定フレームワーク流儀に則ったものではない。複数技術スタックを横断し、機能要求自然言語で並べただけのものであるしかし、現在のLLM、特にGPT-4oやそれに類するモデルは、このレベル要求からディレクトリ構造設定ファイルAPIエンドポイントフロントエンドコンポーネントに至るまで、驚くほど具体的なコード(How)を生成することができる。

これは、フレームワークが担ってきた「WhatからHowへの変換」が、特定のレールから解き放たれ、より広範で柔軟な領域へと拡張されたことを意味する。これまで自動化が難しかった、あるいは特定フレームワーク存在しなかったニッチ領域や、複数技術を組み合わせる複雑なシステム構築においても、AIによる宣言プログラミング恩恵を受けられる時代が始まろうとしているのだ。

2-2. 「What」の解像度がすべてを決める世界

LLMという汎用変換器の登場により、プログラマ生産性は、いかに質の高いWhatをLLMに伝えられるか」に直結するようになる。これは、俗に「プロンプトエンジニアリング」と呼ばれるスキルだが、その本質は、ソフトウェア開発における「要求定義」そのものである

質の高い「What」とは何か。それは、曖昧性がなく、網羅的で、矛盾のない要求である

これらは、優秀なソフトウェアエンジニアが、プロダクトマネージャーデザイナーとの対話を通じて、日常的に行ってきた思考プロセスのものではないだろうか。LLMの登場は、この思考プロセスを、より明確に、よりテキストベースで「記述」する能力を求める。私たちの頭の中にあった暗黙的な仕様が、LLMへの入力プロンプト)という形で、明示的に言語化されることを要求するのだ。

やがて、ほとんどのプログラミング作業は、この「Whatの記述」に収束していくだろう。TDDテストコードという形式で「What」を記述したように、私たち自然言語や、より構造化された要求記述言語を用いて、AIに対して「What」を宣言することになる。コード(How)は、その宣言から自動生成される中間生成物に過ぎなくなる。まさに、コード蒸発していく未来である

第3章:それでもAIには決められない ― 「Why」の不在という致命的な欠陥

「What」を伝えれば「How」が手に入る。この魔法のような世界の到来を前に、私たちは一つの重大な問いに直面する。それは、「そのWhatからHowへの変換は、本当に一意に決まるのか?」という問いだ。

答えは、明確にNoである

ある「What(要求)」を実現するための「How(実装)」は、無数に存在する。そして、どの「How」を選択すべきかを決定するためには、単純な機能要求(What)だけでは情報が全く足りない。そこには、必ずWhy(なぜそう作るのか)」という、背景、文脈、そしてトレードオフ考慮必要不可欠となる。

3-1.トレードオフの海に溺れるLLM

簡単な例を考えてみよう。「1億件のユーザーデータを格納し、ユーザーIDで高速に検索できるシステム」という「What」をLLMに与えたとする。LLMは、どのような「How」を提案するだろうか。

これらの選択肢は、どれも「What」を満たしている。しかし、その特性は全く異なる。案Aは多くのエンジニアにとって馴染み深く開発が容易だが、10億、100億件へのスケールは難しいかもしれない。案Bはスケール性に優れるが、厳密なトランザクション管理は苦手だ。案Cは高速だが、運用コストシステムの複雑性が増す。案Dは安価だが、検索速度は他に劣る。

LLMは、これらの選択肢をリストアップすることはできるだろう。しかし、このプロジェクトにとって最適な選択肢はどれかを、自信を持って決定することはできない。なぜなら、その決定には、LLMが与えられていない「Why」の情報必要からだ。

これらの「Why」こそが、無数に存在する「How」の中から、ただ一つの「正解」を選び出すための羅針盤なのである。そしてこの「Why」は、ビジネス目標組織文化ユーザーの期待、技術的な制約といった、極めて人間的で、文脈依存的な情報の中にしか存在しない。

3-2.エンジニアが暗黙的に行ってきた「Why」に基づく意思決定

ここで重要なのはこれまでもエンジニアは、この「Why」に基づく意思決定を、意識的あるいは無意識的に行ってきたという事実だ。

私たち技術選定を行うとき、単に「流行っているから」という理由だけでReactを選ぶわけではない。「SPA(Single PageApplication)にすることでユーザー体験を向上させたい(Why)」、「コンポーネント指向の開発によって長期的な保守性を確保したい(Why)」、「Reactエンジニア採用市場が活発だからWhy)」といった、様々な「Permalink |記事への反応(0) | 17:09

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LLMはエンジニア仕事を奪うのか?否、仕事抽象度を「Why」の次元

序文コード蒸発する時代と、それでも残る「Why」という名の問い

2025年私たちソフトウェア開発の歴史的な転換点に立っている。大規模言語モデル(LLM)の進化は、GitHub Copilotのようなコード補完ツールに始まり、今や「何を作りたいか」を自然言語で伝えるだけで、アプリケーションの雛形が数分で生成される時代現実のものとしつつある。この光景を目の当たりにした多くのプログラマが、漠然とした、しかし確かな不安を抱いているだろう。「私たち仕事は、いずれAIに奪われるのではないか」と。

この問いに対する私の答えは、半分はYesであり、もう半分はNoだ。より正確に言えば、プログラマ仕事本質が、歴史上かつてないレベル抽象化され、その役割が再定義されるのだ。私たちは、コードを「書く」作業から解放される一方で、これまで以上に高度な思考要求されることになる。

本稿では、プログラミング歴史を「How(いかに作るか)」から「What(何を作るか)」への移行として捉え直し、LLMがこの流れをいかに加速させるかを論じる。そして、その先にある、AIには決して代替できない、人間ならではの競争優位性、すなわちWhy(なぜ作るのか)」を定義し、記述する能力重要性について深く考察していく。これは、単なる未来予測ではない。今を生きるすべてのソフトウェアエンジニアにとっての、生存戦略提示である

第1章:プログラミング歴史的変遷 ― HowからWhatへの長い道のり

LLMの登場を特異点として捉える前に、我々が立っている場所を正確に知る必要がある。ソフトウェア開発の歴史は、常に「抽象化」との戦いであった。そしてその歴史は、プログラマの関心が「How」から「What」へと徐々に移り変わっていくプロセスとして描くことができる。

1-1.手続き時代:Howを記述することに終始した黎明期

コンピュータ黎明期プログラミングとは、計算機理解できる命令(How)を、一行一行、丹念に記述する作業のものであった。アセンブリ言語や初期のFORTRANCOBOLといった言語は、ハードウェアの制約を強く受けており、プログラマメモリ管理プロセッサ動作といった、極めて物理層に近いレベルでの「How」を意識する必要があった。

この時代テストもまた、「How」に強く束縛されていた。書かれた手続きが、意図した通りに順番に実行されるか、特定入力に対して期待された計算結果を返すか。テストの関心事は、あくまで「手続きの正しさ」の検証にあった。ビジネスロジック実装の詳細が密結合し、コード特定の処理手順を記述した、硬直的な塊となっていた。

1-2.テスト駆動した振る舞いへの注目:Whatへの小さな一歩

風向きが変わり始めたのは、ソフトウェアの規模が拡大し、その複雑性が人間認知能力を超え始めた頃だ。1990年代後半から2000年代にかけて提唱されたエクストリーム・プログラミングXP)の中で、テスト駆動開発(TDD)という考え方が登場する。

TDD本質は、単なるテスト手法改善ではない。それは、プログラミングパラダイム根底から覆す思想だった。TDDは、「まずテストを書く」ことを強制することで、プログラマ意識を「これから実装するコード(How)」から「そのコードが満たすべき振る舞い(What)」へと強制的に転換させたのだ。

テストはもはや、書かれたコードの後追いで正しさを検証する作業ではない。それは、これから作られるべきソフトウェアの「仕様書」であり、「振る舞いの宣言」となった。例えば、「ユーザーログインボタンクリックしたら、ダッシュボード画面に遷移する」というテストコードは、具体的な実装方法(`onClick`イベントハンドラの中で`window.location.href`を書き換える、など)には一切言及しない。それはただ、達成されるべき「What」を記述しているだけだ。

この思想は、ビヘイビア駆動開発(BDD)へと発展し、`Given-When-Then`といった、より自然言語に近い形式ソフトウェアの振る舞いを記述するスタイルを生み出した。プログラマだけでなく、プロダクトマネージャービジネスアナリストといった非技術者をも巻き込み、「What」を共通言語として定義する試みが本格化したのである

1-3.宣言プログラミングの台頭とフレームワーク役割

TDD/BDDによってプログラマ意識が「What」に向かい始めると、コードのものもまた、宣言的なスタイルへと進化していく。この変化を劇的に加速させたのが、モダンフレームワーク存在だ。

Reactを例に考えてみよう。Reactが登場する前、フロントエンド開発はjQuery代表されるように、DOMを直接操作する命令的なコード(How)の連続だった。「このボタンクリックされたら、この要素のテキストを書き換え、あちらの要素を非表示にする」といった具合だ。

しかし、Reactは「UIとは、ある状態state)に対する純粋写像である」という宣言的なモデル提示した。プログラマがやるべきことは、UI状態(`state`)と、その状態がどのように見えるか(JSXによるコンポーネント)を宣言することだけだ。状態が変更された際に、DOMをどのように効率的更新するかという面倒な「How」の部分は、Reactの仮想DOM差分検出アルゴリズムがすべて隠蔽してくれる。プログラマは「What(UIのあるべき姿)」を記述するだけでよくなったのだ。

この「WhatからHowへの変換」は、様々な領域で見られる。

これらのフレームワークツールは、いわば特定の制約下における、WhatからHowへの高性能な変換器」として機能してきた。プログラマは、フレームワークが課す「お作法」や「制約」を受け入れることで、退屈で間違いの多い「How」の記述から解放され、より本質的な「What」の定義に集中できるようになった。我々が「生産性が高い」と感じる開発体験は、この優れた変換器の恩恵に他ならない。

現状は、この歴史的変遷の延長線上にある。プログラマ仕事は、手続き記述する職人から、振る舞いを定義し、それを実現するための最適な「変換器(フレームワーク)」を選択・設定するアーキテクトへと、その重心を移してきたのだ。

第2章:LLMがもたらす究極のパラダイムシフト ― 汎用変換器の誕生

フレームワークがもたらした「WhatからHowへ」の潮流は、LLMの登場によって、未曾有のスケールで加速されようとしている。フレームワークが「特定領域に特化した変換器」であったのに対し、LLMは「あらゆる領域対応可能な、究極の汎用変換器」としてのポテンシャルを秘めているからだ。

2-1.フレームワークの制約を超えて

前章で述べたように、ReactやTerraformといったフレームワークは、その恩恵と引き換えに、私たち特定の「制約」を課してきた。Reactを使うならコンポーネントベース思考し、状態管理作法に従う必要がある。Terraformを使うなら、そのエコシステムとHCLの流儀を受け入れなければならない。これらの制約は、WhatからHowへの変換を自動化するための「レール」であり、私たちはそのレールの上を走ることで効率を得てきた。

しかし、LLMはこの前提を覆す。LLMは、特定フレームワーク言語知識を事前に学習しているが、その利用において絶対的な制約を課すわけではない。私たちは、より自由形式で「What」を伝えることができる。

例えば、こうだ。

ユーザー認証機能付きのシンプルブログアプリを作ってほしい。フロントエンドはReactとTypeScriptUIコンポーネントはMUIを使う。バックエンドNode.jsExpressで、データベースPostgreSQLユーザーGoogleアカウントログインでき、新しい記事作成編集、削除できる。記事にはマークダウン記法が使えて、画像アップロードできるようにしてほしい。

この要求(What)は、特定フレームワーク流儀に則ったものではない。複数技術スタックを横断し、機能要求自然言語で並べただけのものであるしかし、現在のLLM、特にGPT-4oやそれに類するモデルは、このレベル要求からディレクトリ構造設定ファイルAPIエンドポイントフロントエンドコンポーネントに至るまで、驚くほど具体的なコード(How)を生成することができる。

これは、フレームワークが担ってきた「WhatからHowへの変換」が、特定のレールから解き放たれ、より広範で柔軟な領域へと拡張されたことを意味する。これまで自動化が難しかった、あるいは特定フレームワーク存在しなかったニッチ領域や、複数技術を組み合わせる複雑なシステム構築においても、AIによる宣言プログラミング恩恵を受けられる時代が始まろうとしているのだ。

2-2. 「What」の解像度がすべてを決める世界

LLMという汎用変換器の登場により、プログラマ生産性は、いかに質の高いWhatをLLMに伝えられるか」に直結するようになる。これは、俗に「プロンプトエンジニアリング」と呼ばれるスキルだが、その本質は、ソフトウェア開発における「要求定義」そのものである

質の高い「What」とは何か。それは、曖昧性がなく、網羅的で、矛盾のない要求である

これらは、優秀なソフトウェアエンジニアが、プロダクトマネージャーデザイナーとの対話を通じて、日常的に行ってきた思考プロセスのものではないだろうか。LLMの登場は、この思考プロセスを、より明確に、よりテキストベースで「記述」する能力を求める。私たちの頭の中にあった暗黙的な仕様が、LLMへの入力プロンプト)という形で、明示的に言語化されることを要求するのだ。

やがて、ほとんどのプログラミング作業は、この「Whatの記述」に収束していくだろう。TDDテストコードという形式で「What」を記述したように、私たち自然言語や、より構造化された要求記述言語を用いて、AIに対して「What」を宣言することになる。コード(How)は、その宣言から自動生成される中間生成物に過ぎなくなる。まさに、コード蒸発していく未来である

第3章:それでもAIには決められない ― 「Why」の不在という致命的な欠陥

「What」を伝えれば「How」が手に入る。この魔法のような世界の到来を前に、私たちは一つの重大な問いに直面する。それは、「そのWhatからHowへの変換は、本当に一意に決まるのか?」という問いだ。

答えは、明確にNoである

ある「What(要求)」を実現するための「How(実装)」は、無数に存在する。そして、どの「How」を選択すべきかを決定するためには、単純な機能要求(What)だけでは情報が全く足りない。そこには、必ずWhy(なぜそう作るのか)」という、背景、文脈、そしてトレードオフ考慮必要不可欠となる。

3-1.トレードオフの海に溺れるLLM

簡単な例を考えてみよう。「1億件のユーザーデータを格納し、ユーザーIDで高速に検索できるシステム」という「What」をLLMに与えたとする。LLMは、どのような「How」を提案するだろうか。

これらの選択肢は、どれも「What」を満たしている。しかし、その特性は全く異なる。案Aは多くのエンジニアにとって馴染み深く開発が容易だが、10億、100億件へのスケールは難しいかもしれない。案Bはスケール性に優れるが、厳密なトランザクション管理は苦手だ。案Cは高速だが、運用コストシステムの複雑性が増す。案Dは安価だが、検索速度は他に劣る。

LLMは、これらの選択肢をリストアップすることはできるだろう。しかし、このプロジェクトにとって最適な選択肢はどれかを、自信を持って決定することはできない。なぜなら、その決定には、LLMが与えられていない「Why」の情報必要からだ。

これらの「Why」こそが、無数に存在する「How」の中から、ただ一つの「正解」を選び出すための羅針盤なのである。そしてこの「Why」は、ビジネス目標組織文化ユーザーの期待、技術的な制約といった、極めて人間的で、文脈依存的な情報の中にしか存在しない。

3-2.エンジニアが暗黙的に行ってきた「Why」に基づく意思決定

ここで重要なのはこれまでもエンジニアは、この「Why」に基づく意思決定を、意識的あるいは無意識的に行ってきたという事実だ。

私たち技術選定を行うとき、単に「流行っているから」という理由だけでReactを選ぶわけではない。「SPA(Single PageApplication)にすることでユーザー体験を向上させたい(Why)」、「コンポーネント指向の開発によって長期的な保守性を確保したい(Why)」、「Reactエンジニア採用市場が活発だからWhy)」といった、様々な「Permalink |記事への反応(0) | 17:09

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2025-05-30

フロントエンドエンジニアよぉ

もっと流行りを追いかけてくれよ

こんなの5年前いや10年前のアプリだぜ。

しかデザイナーも悪いかもしれんけどさ、アプリエンジニアからももっと提言するべきじゃないの。

これじゃ売れるものも売れないって。

Permalink |記事への反応(0) | 00:02

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2025-05-28

anond:20250528230854

Vue.js は“居なくなった”どころか、2025 年時点でもフロントエンド第 2勢力を維持しつつ着実にアップデートを重ねています

ただし2018〜20 年ごろに感じた“爆発的ブーム”が落ち着き、相対的話題量が React/Next.js に奪われたため「最近聞かない」と錯覚やすい……というのが実態です。

Permalink |記事への反応(0) | 23:17

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anond:20250528223604

Reactとかいフロントエンドトップフレームワーク

世界トップクラスのエンジニアから無駄に複雑って叩かれまくってるから

時期に消える

フロントエンドはまじで今が暗黒時代

Permalink |記事への反応(2) | 22:57

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anond:20250528151714

ソシャゲバブルガンホー株価も上がったけどITエンジニアの単価も引き上がった。

その後もスマホの普及とかアドテクとかAWSの普及とかフロントエンド技術の発展とかDXブームとかITエンジニアの単価が引き上がるイベントが多数発生してたから、今の40歳前後エンジニアとして脂が乗った時期に給与を上げやすい状況が続いてた。

Permalink |記事への反応(1) | 19:39

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2025-05-20

ガチプログラマーは淘汰されるかもしれない

先日の日曜、某IT系勉強会に参加してきたんだけど、そこでも話題に上がったのが「AIによって人間プログラマー不要になるのか?」って話。

正直俺も含めてその場にいたほとんどの人間が、腹の底ではいやいや、それはないっしょって笑ってたわけ。

たとえばChatGPTとかGitHub Copilotとか、最近はTabnine、Amazon CodeWhispererなんかもあるけど、どれも便利ではある。

でも結局のところAIが書いたコード品質をチェックするのは人間だし、プロンプト自体が難しいから結局基礎ができてないと無理だよねっていうある種の安心バイアスがあった。

でもその考え、甘かったっぽい。

聞いた話では今のAIでは分業化が進んでるらしい。

例えば、一般的言語モデルであるGPT-4はもちろん優秀なんだけど、今はそこからさらに“ドメイン特化型”のAIが開発されていて、分野別に専門AIが配置されてる。

データベース設計ならこのAIフロントエンドならこっち、セキュリティに関してはあっち、みたいな。

まり何が起きてるかっていうと、素人が「こういうアプリ作りたいんだけど」ってざっくりした質問をしたとしても、AIの中で自動的専門家AIルーティングされて、実際にプロレベルの回答が返ってくるようになってきてる。

マジでやばい

人間経験とか判断力に頼っていた領域が、いよいよAI侵食されはじめてる。

しか進化スピードが異常でMistralやAnthropic Claude、MetaのLlama 3、Google Geminiあたりの最新モデルはすでに「構文の正しさ」や「コード全体の可読性」まで含めて自己チェックできるようになってきてるらしく、OpenAIが次に出すGPT-5では、おそらく「仕様の良し悪し」までも判断できるって噂まである

もうこうなると、中堅レベルプログラマーが真っ先にいらなくなる可能性が出てくる。いやマジで

実務経験を積んでやっと「これがベターだな」って判断できるスキルが、AIにあっさり再現されるとしたらそれ以下の人材は何を武器にすればいいんだ?

正直かなりゾッとした。

俺も完全にその中堅側にいるから。

これまではいくらAIがすごくても使いこなせるのは人間だけって思ってた。

でも今後は違うかもしれない。

……たぶん、生き残るのは本当に一握りの設計思想まで含めて自分AIを育てられるレベルプログラマーだけになる。

言語でいうなら、RustやGoTypeScriptKotlinとかをベースに、フレームワークだけじゃなくて抽象化設計思想まで一人で持てるような人。

おかげで週末はとっても陰鬱な気分で過ごす羽目になった。

助けてドラえもん!!!

Permalink |記事への反応(3) | 19:04

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2025-05-16

anond:20250516030716

フロントエンドフレームワークって意味がないのに無駄工数かかるから需要は減っていくよ。意味のないものにみんな金払わないからね。

 

つうかAIの補助があれば業界内の人間全員がかけるぐらいの難易度だしな。開発できて当たり前だけどそれで大金は稼げないみたいなポジションだよね。

 

フレームワークって基本的熟練不要ものから5年やってようが10年やってようが価値が上がらん職種やわ

 

いつも安く雇える奴だけで十分ですよってクライアントにいってる

Permalink |記事への反応(0) | 06:32

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フロントエンド書けないって意味わからんのだが

なんであん簡単ものが書けないのかがわからん

APIからデータとって上から流し込んだらコンポーネントが描画されていくだけじゃん。

コンポーネント書くだけ。

デザインが難しいのはわかるよ。でもフロントエンド全くできないというのは意味不明

Permalink |記事への反応(1) | 00:48

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2025-05-14

年商1000万のフリーランスエンジニアだけど会社員に戻れない

45歳でフロントエンドもできるバックエンドソフトウェアエンジニアです

ここ数年はフリーランスエージェントを使って現場に入っています

50歳になる前にそろそろ会社員に戻るかと思って転職活動をしてるけど渋い

選ばなければ会社(もちろんSESは除く)はあるけど渋い

いろんな意味で渋いけどとにかく年収が渋い

1000万あるから会社員なら700万くらいまで下げないと思ってるけどそれでも高いらしい

600万希望でも高いみたいだけど500万まで下げたら今の半額じゃねえか

50歳過ぎて仕事がないとか、AI仕事がなくなるとかのリスク考えたら500万も視野にいれるしかないのか?

あと5年で5000千万稼いで50歳でエンジニア引退の方がいいかもと思ってきた

もし仕事なくなったら清掃員とかして余生を過ごすか

会社員になっても60で定年なら10年余計に働くだけだしそっちの方がいいかもと思う

それにしても年に600万でも高いってフリーランスなら単価50万のカスなのに相場感がわからん

Permalink |記事への反応(0) | 23:00

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2025-05-13

オレらの“自由”に、コンサルロゴはいらねぇ

昼メシのUber EatsつつきながらSlack眺めてたら、非公開チャンネルに不穏ワード爆誕してて笑った。

いや、笑えんわ。いよいよ “アクセに身売り” の噂、ほぼ確だって

──は? はぁ!? こちとら週イチLTで「世界ぶっ壊す!」って雄叫びあげてる最強ベンチャー様だぞ?

それがコンサル帝国歯車ドナドナって、どんなギャグ

オレは入社二年目のフロントエンド番長

週末はReact+Next.jsで自社プロダクトを夜な夜な爆速リリースPRは秒でセルフマージ

朝会は “OKR?知らん!” のテンションで「とりまKPI宇宙!」とか言っときゃ許される──それがカルチャーだった。

なのに今日CTOAll-Handsで「合流シナジー」とかカタカナ並べ始めた瞬間、チームのZoomが凍りついた。

カメラ越しでも分かる、あの “終わった”空気マイク切ってDiscord裏窓で叫ぶしかなかったわ。

「いやマジ、アクセ案件とか死刑宣告でしょw」

「Jiraのフィールド10倍増えたら即退職不可避」

ポモドーロが爆散した。

聞いたか給与テーブルは“グローバルグレード”に再設計

達成度は「クォータリー360レビュー」でランク付け? 何それ、ブラック魔導書?

しかOSS投げ銭は停止、書籍買い放題は上限月3,000円

──はぁ? 技術書1冊で超えるんだけど? 草。枯れるわ。

オフィスだって、“カフェスペース”に鎮座してたレゴデロリアン撤去だと?

あのレゴが何百万の調達ミスを救ったかシニア層は知らねぇんだよな。

Slack新人チャンネルでは、案の定「これでもポジティブに行きましょ!」とか空元気のスタンプが飛び交ってる。

悪いけど無理ゲー

オレらのコードは、血と睡眠不足で出来てんだ。

そこに“PMOガバナンス”をねじ込むとか、自分Git履歴に「Fix governancebreach」ってコミット残す罰ゲームかよ。

夜、恒例の“深夜メトリクス祭り”でGrafana眺めながら、ふと思った。

ダッシュボードTPSはまだ爆伸びしてる。

でもそれ、オレたちが「自由にぶっ壊せる」から叩き出せた数字だ。

明日からアクセチェックリストで “承認フロー: 7-Step” とかついたら?

レイテンシより先に魂がタイムアウトするわ。

ま、とりあえず社外公開してないOSS支援botトークンだけは今夜中にrevokeしとく。

次に会議室名刺交換するころには、名刺ロゴが白黒の世界支配企業になってるかもしれんしな。

でも──絶対忘れんなよ。

自由はForkできる”。

巨大コンサルバグに巻き込まれても、オレのGitHubアカウントだけは、スタートアップ魂フルコミットPushし続ける。

からアクセさん、買収するならご勝手に。

けどオレらのFking Autonomy*までは、pullできねぇから覚悟しとけ。

Permalink |記事への反応(1) | 02:59

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2025-05-12

anond:20250512220538

フロントエンドが盛り上がってる?なんか変なエコーチェンバーに頭から入り込んでんじゃねーの?

Permalink |記事への反応(0) | 22:09

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とにかくフロントエンドやりたい

JTC製造業業務アプリ開発(ロボティクス)やってんだけど、

なんかここ最近フロントエンドが盛り上がってて楽しそうなんでやってみたい。

なんなら趣味にも活かせそうだし。

32だけど転職できるかな

Permalink |記事への反応(3) | 22:05

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2025-05-08

フロントエンドも少し書く機会があるサーバーサイドエンジニアのお前

いかレイアウト調整するときmargin絶対に使うな。

marginを使う必要があるときは一度深呼吸して冷静になってくれ。

marginって英単語に馴染みがあるからって思考停止marginを選んでないか

marginなんてよっぽどのことがない限り使わないのに、適当marginスペーシングされまくって、クソ扱いづらくなってる案件が多すぎて殺意が沸くんだ。


俺がわざわざpaddingで整理してるのに少しのレイアウト調整のついでにmarginに変えてんじゃねえぞボケ

Permalink |記事への反応(0) | 21:45

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anond:20250508105032

おう、情報が古いな

AIに奪われるのは、パーツ化が容易なwebだったりフロントエンド業界

テンプレしづらい汎用的なデータを扱わなければいけないシステム

呼び出す関数のもの入力されるデータによって変化するから

抽象度の高いプログラムAI理解するのは相当難しいというか現状無理って話が先月出たところだぞ

Permalink |記事への反応(0) | 10:53

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2025-05-06

経験でも強いエンジニアの特徴

理数系の鬼

理数系の院卒クラスだと覚えが速い。そもそも大学などでプログラミングをやっていることも多く本当に業務として未経験なだけだったりする。3ヶ月ぐらいで平均を追い抜く。

高学歴

東大京大海外エリート大学あたり。彼らは知り合いに強いエンジニアがいるので情報収集力がレベチ。勉強慣れしているので短期間で猛成長する。入社前に平均を追い抜いていることも。

英語ネイティブレベルで堪能

留学帰りクラスではなく、near nativeレベル情報の獲得速度が速い。調べるときはすべて英語。読む速度が速いのでキャッチアップが速く、概念をつかむのが速い。フロントエンドなんかをやらせると強い。半年後あたりに平均を追い抜く。

社会人としての業務が未経験なだけのハイスキル

学生ときプロジェクトをやっていたり、趣味でひたすらコードを書いているようなやつ。プロジェクトを量産しているので、入ったばかりのときは慌てるがすぐに頭角を現す。最初から平均越え。

他業種エース

他業種のエース人生安泰なのにわざわざピボットして業種転換する狂人エースプライドがあるのか人生かけて猛追してくる。非常に打たれ強く根性学習し、休日返上する。半年後ぐらいに平均を追い抜く

Permalink |記事への反応(0) | 23:52

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2025-05-05

かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って5年が経った

1年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って4年が経った

世の中的にはすっかりコロナ日常のものとなった。むしろコロナ予防接種は65歳以上の人や60〜64歳で重症リスクの高い人に案内が届く程度で、インフルエンザよりも軽い扱いとなってしまった感がある。

一方、我が家では昨年嫁も子もコロナ感染し、嫁は1ヶ月ほどブレインフォグ的な症状に悩まされていたりした。

昨年「オフィス回帰なんだかなぁ」と書いたが、この1年も週5日出社義務が増えてきた。アクセンチュアが週5出社になったのは象徴的だった。

一方で、ChatGPT等の生成AI進化が目覚ましく、「音声入力」による生産性革命が起きてるように思う。

骨しゃぶり氏やけんすう氏などは「生成AIブツブツつぶやけば爆速ドキュメントができる」という話をしてたり、Zoomなどのビデオ会議文字起こしの精度も上がってきて各自入れば誰が話したかも記録してくれるのはかなり便利だ。

自分リモートワークの日は家でブツブツつぶやきながらドキュメント作成したり、今後の仕事の進め方を生成AIと壁打ちしてるがめちゃめちゃいい。むしろ出社するとデスクブツブツつぶやいてると変人なのでこれができないのがツライ。

おそらく今後フルリモートを維持した会社と出社義務にした会社生産性如実に開いて、出社義務にした会社は淘汰・駆逐されると予想してる。

あと単純にフルリモートできる超優秀層がどんどんフルリモート会社転職していくだろう。採用戦略的にも今ならフルリモート押しするだけで、元アクセンチュアは採り放題だ。各社人事部には強くおすすめしたい。


去年「趣味ゲーム開発のためGodotを勉強中」と書いたが、これは結局時間が取れずに途中で止まってしまった。

最近は平日も子ども23時過ぎまで寝ず、週末は10〜22時で外に遊んででマジで物理的に可処分時間が無くて大変弱っている。

去年は週1の療育が3時間あったので、その時間勉強・開発をしていたのだが、今年から1時間に戻ってしま自由時間が激減してしまった。

「DevinやReplitなどのAIエージェント使えば、スマホから開発できるかも!?」といろいろ試してる。先日Replitを使ってReact Router v7 + Supabase構成サービス作成AIエージェントにお願いしてみたところ、フロントエンドはいい感じに作ってくれたのだが、Supabaseのテーブル作成を試みて無限エラーが返ってくるというのがあった。なかなか難しい。いろいろ試していきたい。

今年1月に恩師が亡くなった。ヒートショックだった。

恩師は現役時代本業とは別に県下の留学生向けの交流会を長年運営してたり、毎年マラソンを走ってたりとパワフルな人だった。

引退後は留学生寮の運営もはじめたり、コロナ前頃から子ども食堂やったり、フードロス対策NPO地方進出を手伝ってたりとますます活動の幅を広げていた。また70歳を過ぎてスペイン版お遍路巡りのサンティアゴ巡礼で800km歩いたりもしてた。

亡くなった日も留学生寮で新年会をしててめちゃめちゃ元気で本当に突然だったそうだ。

本人はまだ野望がたっぷりで無念だったかもしれないが、いろいろやってて楽しい人生だったんだろうなと思った。

よく死ぬ前に後悔することで「あんなに仕事しなければよかった」というのがあるが、恩師を見て「やりたい放題仕事するのはい人生だな」と思った。

自分も引き続きサービスを作りつつ、引き続き「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイトこと「COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌」をゆるゆる続けていきたいと思う。

■COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌https://enigmatic-brushlands-82725-herokuapp.com/

5年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作った

4年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って1年が経った

3年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って2年が経った

2年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って3年が経った

1年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って4年が経った

Permalink |記事への反応(5) | 07:30

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2025-04-29

WEB

フロントエンド

バックエンド

チンポエンド←最重要

Permalink |記事への反応(0) | 01:42

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2025-04-26

あるオーバードーズ自殺未遂者の記録

あれは2025年4月10日木曜の夜の事だった。

現在無職半年失業保険生活中の自分は、

昼間個人アプリ開発勉強をしながら過ごしていた。

その日もフロントエンドバックエンド繋ぎ込みに苦戦し、

夜は楽しみにしていた星街すいせいの「もうどうなってもいいや」のMV公開を楽しみに過ごしていた。

もうどうなってもいいやを聴きながら、急にやる気が出た自分は、

ドラッグストア大人用紙オムツを買いに走り、

スーパースパークリングワインボトルを買い、

もう何度目か分からない、精神科の処方薬の大量摂取に走った。

飲んだ薬はよく覚えていないが、

レボトミン

フルニトラゼパム

アナフラニール

トラゾドン

クエチアピン

リボトリール

・オランザピン

この辺りをおそらく合計200錠くらい、スパークリングワイン750mlと一緒に飲んだ。

ある程度飲んだ時点で一度お手洗いに行き、紙オムツを装着しようとしたが、

自分が購入したのは尿とりパット単品であり、

オムツ本体必要だと発覚。

仕方ないので尿取りパットを2枚あて、パンツを履いてなんとかしようとした。

そしてベッドへ行き眠りに着いた。

確か、眠る前に交際相手の元へLINEを送った。

もし自分が死に成功した際に、SNSで告知してもらう様に、PCパスワードなんかを送った。

目が覚めたのは恐らく金曜日の夜だったと思う。

来るはずがない交際相手がなぜかその晩マンションを訪ねて来て、

自分は床に寝かされていた。

なぜ床に寝ていたのかその時はわからなかったが、

から話を聞くとどうやらトイレで倒れていたらしい。

身体は全く自由に動かず、

声も出せず、

相手に何か伝えたくても何も伝えられない状況だった。

しばらく身体が動かないまま、トイレに行きたくても行けない状況で、

トイレに行きたいとも言えない状況で、

恥ずかしい話だが床にそのまま放尿していた。

時間感覚は一切なく、現在が何曜日で何時なのかすら分からず、

ただ、現在土曜日である事を何度か訪ねたような気がする。

明日も同じ状態であれば病院に連れて行って欲しい旨を声にならない声で伝えたような気がする。

日曜日。確か、朝方の時間だったと思う。

このまま月曜日を迎えても、一人では何も出来ず、相手帰宅する事になることなどを考え、

相手病院に行きたい旨を伝えると救急車を呼んでくれた。

そのまま救急搬送され、病院に辿りつくと、必死で状況を伝えようとかなり荒んだ口調で医師に話をしたと思う。

内科の診察にて、筋肉が溶ける病気か何かの症状が重いという判断で、

精神科ではなく内科での入院となった。

しばらくはブドウ糖か何かの成分が中心の点滴を数日間受け、

その後の検査で吐瀉物が肺に入ったせいで重度の肺炎感染している事が分かり、

肺炎治療が中心になった。

そうやって約2週間病院で過ごし、4月25日金曜日、約2週間の入院を経て退院となり今に至る。

すっかり痩せ細り、入院費用約30万円の借金を抱えた自殺未遂者が一人この世に取り残された。

さて昨今、オーバードーズの主流は精神科等の処方薬ではなく、

メジコンレスタミンレタス)を中心とした市販薬らしい。

ODを楽しんでいる若い子、OD命綱となっている依存症の子

彼ら彼女らにODをやめろ、等と簡単には言えない。

それによってなんとか縋りながら生き延びている子も居るわけだし、

それによって命を落とした子も、当人にとっては死ぬことが幸せなのかもしれないと思っている。

ただ、オーバードーズ老人会自分のような人間がもし存在するのであれば、

ODを繰り返す事で薬の量や種類の工夫をし、

自分のように無様に生き残るケースもある事を知って欲しいと思った。

誰にも助けを求められないような年齢で、

貯金も職もなくただ借金身体的不調を抱え、生きていく羽目になるケースがある。

自分自殺否定肯定もしない。

生きるか死ぬかは本人の意思で決められる世の中になって欲しいとは思う。

ただ、今ここに存在しているのは、

借金と弱った身体で生き延びてしまったただの人間が一人いる、ということだ。

Permalink |記事への反応(11) | 17:39

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LLMを外注的に使おうとするエンジニアマネージャCTOが増えた

ここ最近ソフトウェアエンジニア仕事にLLMを活用することが当たり前になった。

多くの一般的エンジニア個人生産性向上を目的に利用している。VSCodeGitHub Copilot拡張にはじまりClineやらCursorやら、個人の開発生産性いかに上げるかにフォーカスしているもの言ってみればコードエディタ統合開発環境の延長としてのLLM活用。コパイロット的LLM活用とでも言おうか。

私のような下っ端エンジニアはコパイロット的LLM活用で十分満足してしまうのだが、テックリードプラットフォームエンジニアなどレベルの高いエンジニアはDevinのようなAIエージェント活用した開発も積極的にやるようになってきた。AIエージェントは指示出しが明確でタスクも細かくわけないと活用できない(かつコードレビュー必須)ので派遣社員さんを雇っているのに近い。これをコパイロット的LLM活用比較して派遣社員的LLM活用とでも言えばいいかな。

ここまではわりとまともなLLM活用方法だと思ってる。

ここからが本題、最近上記2つとは全く違う視点のLLM活用が増えてきたように思う。題名のようなLLM活用である

つの業務をまるっとLLMで開発できないかとか、バックエンドだけ開発してフロントエンドは全部LLMに作らせようとか、まるっと開発全部お任せしちゃうLLM活用

LLMに丸投げするのでこれを外注的LLM活用と呼んでいる。PdMやデザイナーから言われるならまだ理解はできるのだが、このとんでもないオーダーをエンジニアマネージャだったりCTOから指示される事例が増えてきたから困ったものである

外注的LLM活用の何が怖いかというと大量のコードをLLMに生成させるのでコードの全容の把握ができない、なので当然コード品質担保ができなくなる、品質担保ができないかセキュリティリスクも爆上がりする。コードの全容の把握ができないサービス障害を起こしたらどうなるのか、想像しただけで怖い。

外注的LLM活用指向している人たちはコード品質セキュリティーの問題はLLMが進化すれば無くなると考えているからタチが悪い(お前ら本当にエンジニアかと言いたくなる)。

最近仕事外注的LLM活用に心酔したエンジニアマネージャCTO(それぞれ別の企業)に遭遇してなんとなく危機感を覚えたのでここに記しておく。彼女彼らは技術力を軽視しプログラマバカにする。ちなみに外注的LLM活用に心酔したCTOEMがいる企業ソフトウェアエンジニア採用抑制する傾向がある(特にフロントエンドエンジニア)。あとCursorだったりCopilotのような個人の開発生産性をあげるようなLLM活用予算を回すことはない。

ぜんぶVercelのv0が悪い、知らんけど。

Permalink |記事への反応(0) | 14:02

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2025-04-25

anond:20250425135316

ChatGPTが悪いんじゃなくて、UIがEnterで送信できる仕様にしてるのが悪いよね

まりAIエンジニアは優秀、フロントエンドエンジニアポンコツって話

Permalink |記事への反応(1) | 13:57

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2025-04-24

バックエンドチーム」とか「フロントエンドチーム」とかもうやめよ

最近、また「フロントエンドフロントエンドチーム」「バックエンドバックエンドチーム」みたいな構成プロジェクトに当たった。

この職域でチームを分ける構成、本当に仕事が進まない。

1つの機能実装したいだけなのに、API仕様フロントが考えて、バックエンドにお願いして、デザインUIチームに渡して、みたいなことを延々とやっていると、「なんで俺、これ自分実装しちゃいけないんだろう」って気持ちになる。もちろん、規模が大きくなれば専門性で分けるのはわかる。けど、それって「効率的に見えるだけ」で、実際はコミュニケーションコストという名の見えない地獄を生む。

そしてなぜかこの構成、めちゃくちゃ多い。SIerに多いの?この構成?アホなん?

現場が変わっても、またこの分け方に出会う。

お願いだから「◯◯機能チーム」とか「検索体験チーム」みたいに、機能でチームを割ってくれ。

フロントバックエンドが同じ目的で動けたら、それだけで工数3割減だよ。

「あとはあっちのチーム次第です」って言わなくて済む。

自分担当プロダクトにどう効いてるか、もっとリアルに感じられる。

業務委託で入ってる立場からあんまり口出す気もないけど、

正直、「これがチーム開発ってやつか…」と毎回思ってる。

本当は、「ひとつの小さなチームが、ひとつ機能をまるっと責任を持つ」方が、気持ちよく働けるんじゃないかなって。

Permalink |記事への反応(1) | 15:09

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2025-04-23

JavaってAndroidアプリで返り咲いたと思ったけれど

結局はiOS対応しないといけないので

面倒だからFlutterとかReact Nativeみたいな感じのフレームワークが使われてしまってるイメージ

それでも初期はネイティブじゃないと辛いこともあるから頑張ってたけど

フレームワークが揃ってしまって必要なくなってしまったな

フロントエンドでは全滅状態だし、バックエンドでもNodeに勝てるわけないか瀕死状態

レガシーシステムアップデートとかで需要はあったけど

LLMで置き換えが進むだろうから後数年の命だろうな

Permalink |記事への反応(0) | 16:20

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2025-04-14

フリーランスエンジニアの単価ってどれくらい?

最近フリーランスとして独立を考えているエンジニアです。

経験スキルによってかなり幅があるとは思うのですが、実際にみなさんが受けている単価がどれくらいなのか気になっています

たとえば:

差し支えない範囲で、教えてもらえるとうれしいです

Permalink |記事への反応(1) | 14:37

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