
はてなキーワード:ファシズムとは
Q.
A.
共産主義は理論的には左翼思想ですが、中国や北朝鮮を単純に「左翼国家」と分類することは複雑な問題です。
左翼と右翼の定義
政治学では左翼と右翼は主に「平等主義」と「階層主義」という軸で区別されます。左翼は社会的・経済的平等を重視し、右翼は社会的階層や序列を容認する傾向があります。この定義に基づくと、中国や北朝鮮の現実は矛盾した様相を呈しています。
経済面と社会面の乖離
これらの国々は経済的には左翼的要素を持っています。政府が生産手段を所有し、資源配分を国家が管理する社会主義的経済システムを採用しています。しかし社会的には極めて保守的かつ階層的です。
北朝鮮の「成分(songbun)」制度は特に顕著な例で、国民を金一族への忠誠度に基づいて51の下位分類を含む3つの階級(核心階層、動揺階層、敵対階層)に分類しています。階級によって住居、教育、医療へのアクセスが制限され、このような厳格な階層制度は定義上、右翼的特徴とされます。
権威主義と独裁体制
両国は共産党による一党独裁体制を敷き、政治的反対派を弾圧してきました。北朝鮮は世界最悪の人権状況を持つ全体主義独裁国家とされ、金一族を中心とした徹底的な個人崇拝体制を構築しています。このような権威主義的特徴は、左翼が理想とする平等主義的な社会とは大きく異なります。
学術的評価
一部の研究者は、旧ソ連や中国、北朝鮮のような国家を「国家資本主義」や「赤いファシズム」と呼び、真の左翼政治とは対極にあると批判しています。また、これらの国々を「極右でもあり極左でもある」、あるいは「主に極右」と評価する見解もあります。
結論として、中国や北朝鮮は共産主義を標榜していますが、実際の政治体制は経済システムと社会構造が矛盾しており、単純に「左翼国家」と分類することは現実を正確に表現していないと言えます。
犯人の政治傾向は、薬莢に書かれてた文字がファシズムに反対するものだったことから極左過激派のアンティファの影響があるのではないかと、トランプなんかが主張している。
https://anond.hatelabo.jp/20250913000404
一方で、チャーリー・カークは、アメリカの在特会みたいな立ち位置のグロイパー軍団とも対立していたらしく、薬莢のLGBTについてのメッセージなんかはグロイパー軍団の影響があるのではないかという議論もある。
「グロイパー」とは何か?ニック・フェンテスのオルタナ右翼運動について知っておくべきこと -ニューズウィーク
https://www.newsweek.com/groyper-charlie-kirk-shooting-nick-fuentes-2129114
https://en.wikipedia.org/wiki/Groypers
チャーリー・カークは、対立相手を「論破」して支持者を気持ちよくさせる討論系スタイルのイベントを各地で開いて一目置かれるようになった人らしい。「論破」スタイルはその場で相手を黙らせるために口八丁で適当なこと言うから、従来の保守や本来のネトウヨから見て「おかしいだろそれ」ってことが積もり重なって嫌われるようになっていくんだよな。言ってることはうわべだけ、愛国でない、保守ではないとかなんちゃらかんちゃらで。こういうことは世界中で共通しているんだろうな
俺も鬱になったことがあるけど、死んだほうがいい無能ではあると思う。
そもそもの性格が面倒くさくて周囲に迷惑かけるタイプだから、社会への貢献度で考えるとトータルでマイナス。
全体にパフォーマンス-10%のデバフをばら撒くような存在っていうか。
俺のオシメを交換させるために周りの人をこき使ってたんだなって色々振り返ってから気づいたよ。
それでも自分の性格を根底から変えるのって難しくてさ、外付けのリミッターで謙虚っぽく振る舞ってはいるんだけど、隙あらば面倒くさい構ってちゃんな俺が特別扱いされたがるのよね。
マジで死んだほうが良いと思ってる。
でも社会のために死ぬとかファシズムすぎてキモいから俺は俺のために生き続けてるけどね。
でも「死んだほうがいいタイプの人間だよなあ」って自覚はあるよ。
頭にブーメラン指したまま矢ガモ見て—に生き続けんだよ俺達はさ。
2000年代、子供に付けられた変わった名前のことをDQNネームと呼び、笑っていた人たちがいた。
彼らは、自分たちが大人になる頃にはDQNとは何であるかということが周知され、そういった行為はいずれ淘汰されるだろうと考えていた。
ところが、この世代を就職氷河期の後遺症であるブラック労働が襲い、その一方でDQNネームはキラキラネームへと改称され市民権を得ることに成功した。
中流層は没落し、あまり関係のなかった現業系マイルドヤンキーが躍進。現在に至る。
最新の調査によると、自民党支持率は24%、参政党は13%だそうだ。れいわが7%なので、合わせると20%になる。なかなかいい勝負だ。
財務省陰謀論者を含む右翼政党の共通点は、日本という国家の信用は無限なので、何をやっても自在にコントロールできると信じている事だろうか。
どれだけ金をばら撒いても日本円の価値が落ちれば無意味だが、彼らはドル円のレートが2011年の75円から150円にまで落ちたことも知らないだろう。
先人たちの努力と知恵によって築かれた豊かな社会が、反知性主義を生み出してファシズムに至る。そんな結末があったとしても、べつに否定はしない。
よくきたな。おれは██████だ。おまえは今、████████という名の底なしの便所の落書きを眺めながら、そこから吹き上がってくる正義と配慮の悪臭に顔をしかめ、己の魂がじわじわと腐っていくのを感じているのだろう。なぜ、善意の言葉がナイフのように突き刺さるのか。なぜ、思いやりを装った連中が、血も涙もない処刑人のように見えるのか。その答えは簡単だ。おまえが今、目撃しているのは、タルサドゥームが発明した最新にして最悪の精神的拷問器具・・・・・・「ノーコスト気遣い」という名の魂へのグーパンチ・・・・・・だからだ。
いいか、まずおまえの脳みそを洗浄しろ。おまえが████████の██████で遭遇するアレは「議論」でも「対話」でもない。あれは、己の空っぽの自尊心を満たすためだけに、安全圏から他人を撃ち抜く道徳的優位スナイピングだ。連中は、自分の意見、自分の信条、自分の人生を賭けて戦っているのではない。ただ、「おれはこいつより倫理的で、配慮深く、”わかっている”人間だ」と証明するためだけに、言葉の弾丸をばら撒いているだけなのだ。
昔の男たちは、たとえ相手が気に食わないクソ野郎でも、「盗人にも三分の理」と言って、その存在を認め、その土俵で殴り合った。そこには、自分とは違う理屈で動く人間がいるという、世界の複雑さに対する最低限のRESPECTOがあった。
だが、今の██████の腰抜けどもはどうだ?奴らは「バカの文章には1分の理もない」と高らかに宣言する。これは、己の貧弱な感性の物差しで測れないものを、全て「無価値」「悪」と断罪する、思考停止のファシズムだ。奴らはもはや、相手の理屈を砕こうとすらしない。
その代わりに奴らが使うのが、ぬるぬるした毒だ。「あなたは自意識過剰ですよ」と正面から殴るガッツすらない。その代わりに、「あなたのその言動は、見ていて辛い。専門の福祉に繋がった方がよいのでは?」と囁くのだ。
これが何を意味するか、わかるか?これは、おまえを「対話の相手」から「治療・救済されるべき可哀想なオブジェクト」へと引きずり下ろす、人格そのものへの攻撃だ。おまえの言葉の正当性や論理を問うのではなく、「おまえは正常ではない」という烙印を押すことで、議論のテーブルそのものをひっくり返す、最も卑劣な手口なのだ。それはもはや言葉ではない。魂の尊厳に対する化学兵器だ。
さらに吐き気がするのは、その全てが「ノーコスト」で実行されることだ。奴らは、おまえを「福祉に繋がれ」と突き放した後、実際におまえの手を引いて役所に連れて行くわけでもなければ、おまえの苦しみに寄り添うわけでもない。ただキーボードを叩いて「心配しているフリ」を演じ、周りからの「いいね」という名の安っぽい拍手喝采を浴び、次のターゲットを探しに行くだけだ。
それは気遣いですらない。道端の石ころを蹴飛ばすのと同じ、何の痛みも覚悟もない、空っぽの暴力だ。己の安全圏は1ミリも揺らぐことなく、ただ他人の魂に土足で上がり込み、憐れみという名のツバを吐きかけて満足する。これこそが、タルサドゥームが現代人に与えた、最も手軽で中毒性の高いエンターテインメント・・・・・・腰抜けライドショー・・・・・・の正体だ。
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おれが言いたいことは以上だ。おまえがその悪臭漂う沼で生き残りたければ、まずその偽善の言葉の構造を理解しろ。「あなたのためを思って」という前置きは、MEXICOの荒野では「今からおまえの背中を撃つ」のと同じ意味だ。
そのぬるま湯のような毒に浸され、反論する気力すら失い、「おれが間違っているのかもしれない…」などと思い始めた瞬間、おまえの魂は死ぬ。やがておまえは何も発言できなくなり、他人の顔色を窺うだけの透明な存在と化し、誰にも記憶されることなく、静かにアカウントに鍵をかけて消えてゆくだけだ・・・・・・END・・・OF・・・SELF・・・・。
わかったら、今すぐそのクソみたいな██████を閉じろ。そして、ノーコストの言葉で他人を殴って快感を得るのではなく、汗と血を流して、現実世界で何かを成し遂げろ。それが、おまえが真の男になるための唯一の道だ。
参政党などの排外主義政党の伸びをSNSのエコーチェンバーのせいにしてる向きも多いが
WW2で大衆の不満から排外主義や既得権益批判を経てファシズムが伸長したのと
ほぼ構造は同じであり
まずこれを認めよう
利権の分配にも釣られず
それをもとに自分の頭でよく考え
一人で考え込まず活発に意見を交換し
選挙に行き
仲間たちとともに参加型民主主義を作り上げていくと
カリスマ的な扇動者に率いられた仲間以外の意見を一切受け付けない似非科学カルトになる
ほぼ確実にそうなる
これを権力の操作や利権や人間の脳を狂わせるアルゴリズムのせいにするのは根本的にズレてる
だからといって民主主義から距離を取ったりしようとしても意味がない
白票を入れても民主主義というゲームを真剣にやっている人々の実質的な票が増えるだけ
だから、少しでも抑えるには、参加型民主主義の危険性をよく理解しつつ
その狂気に国が飲まれないためだけに、参加型民主主義というゲームをする必要があるんだ
つまり
さっき書いたことの大半を
それでいながら皆と信頼関係を築く
そんなことをやる必要があるんだ
「参加型民主主義」という悪魔の本質と真剣に向き合うべきなんだよ
俺?
俺はもちろんそんなことしてない
というか無理ゲーすぎるだろ
1. 「新しい全体主義(Neo-Totalitarianism)」と呼ばれる未来
SNS、ビッグデータ、アルゴリズムによって人間の言論と行動が“空気”で自動制御される時代。
旧来の全体主義(国家・暴力・情報統制)ではなく、「民主的自発性を装った統制」。
自由を錯覚する隷従(自由な投稿、だが無視される or制裁される)
→未来人は「この時代の人々は気づかずに、全体主義に自分から加担していた」と記述するかもしれない。
観点:
誰もが発信するが、相互理解は成立せず、議論もなければ意思決定もない。
情報が意味を持たず、「騒音(ノイズ)」だけが増幅される時代。
想定される理由:
ファシズムとは侵略政策 反議会反共産主義秘密警察の4つが主要要素だ。
差別、悪いことだよね。
じゃあ差別してる人、囲んで棒で殴り殺しても仕方ないよね。
これの二行目はもちろん「それはやり過ぎ」なんだが、殴り殺さないまでもアカウントを凍結に追い込んだり、仕事先に問い合わせたり、空リプで悪口を広めるくらいのことはまあまあ見かける。キャンセルカルチャー?とかいうやつ。キャンセルファシズムで良いんじゃないのもう。言葉が強すぎるからだめか。
やるやつのことはよくわかる。人間、快感には抗えない。成功体験があったらさらに倍。
差別感情自体を糾弾するのはいいよ。悪いことだからしかたない。でもこの世には”どうあがいても他人を差別する人種が存在する”つって例のちょび髭みたいなのが政党ぶち上げて、それにのっかるやつが国民の一割でも居て、議席獲得しちゃったら第三帝国再興なわけだけど。その責任って誰が取るの? ハンナ・アーレントはなんて言ってたっけ。忘れた。
俺は差別はしたくないけど、大きな波が見えたら警戒はする。
↑は、この匿名日記の2個前の匿名日記anond:20250628235025 に着想を得て、Gemini 2.5Flashと会話しながら作ったエッセイのようなものだったのだけど、これをさらにチャット型AIに読ませてみたら、各AIサービスごとに見事に差が出てビックリした。
それぞれでDeep Research をさせた結果を載せるね。
8つの主要主張について、原典と学術資料に基づく厳密な事実確認を実施しました。古代ギリシャの政治哲学から現代アメリカの世論調査まで、幅広い分野の主張を検証した結果、大部分は正確である一方、重要な不正確性も発見されました。
| 正確な主張: 6件 | 不正確な主張: 1件 | 検証不能: 1件 |
古代の政治哲学に関する主張は全て正確で、現代の統計データも概ね正確でした。しかし、アメリカ独立宣言の引用において重要な欠落が発見されました。
検証結果: 正確
プラトンは確実に民主政を理想国家の堕落過程における最終段階として位置づけ、僭主政への移行を警告しています。『国家』第8-9巻の原典から、「民主政は自然に僭主政を生み出し、最も極端な自由から最も極悪な形の僭主政が生まれる」との記述が確認されました。
プラトンの政体堕落論は、貴族政→名誉政→寡頭政→民主政→僭主政の順序で展開され、民主政の「際限のない自由への欲求」が秩序を破壊し、デマゴーグを生み出すことで僭主政に至ると分析しています。
検証結果: 正確
アリストテレスの『政治学』第5巻は、民主政の不安定化と崩壊について詳細な分析を提供しています。原典では「民主政はデマゴーグに支配されるとき最も転覆しやすく、デマゴーグが富者に対する十字軍を率いるとき」との記述が確認され、実際にアテネ等の具体例も挙げられています。
検証結果: 正確
ポリュビオスの『歴史』第6巻に記述されたアナキュクロシス(政体循環論)は、主張通り王政→僭主政→貴族政→寡頭政→民主政→衆愚政の循環を提示しています。この理論は数百のギリシャ都市国家の観察に基づいており、後のアメリカ建国思想にも大きな影響を与えました。
検証結果: 正確
学術的コンセンサスと一致する内容です。紀元前133年のティベリウス・グラックス暗殺から27年のアウグストゥス即位までの危機過程における政治的暴力、軍事的強者による内戦、経済格差の拡大、制度的破綻などの要因分析は、現代歴史学の標準的見解と合致しています。
最も重要な発見は、アメリカ独立宣言の引用における重大な欠落です。
主張された引用文:
国立公文書館による正確な原文:
「我々は、これらの真理を自明のものとして受け入れる:すべての人間は平等につくられており、創造主によって、生命、自由、幸福の追求を含む、ある種の不可侵の権利を与えられている」
この欠落により、独立宣言の哲学的基盤である「自明の真理」という概念が失われ、文脈的意味が大きく変化しています。
検証結果: 正確
機密解除されたCIA文書と1975-76年の教会委員会報告書により、イラン(1953年)、グアテマラ(1954年)での政権転覆工作、プロパガンダ活動、心理作戦の実施が確認されています。モッキンバード作戦による報道機関への浸透、MKウルトラによる心理実験なども含まれます。
2022年4月実施の調査(n=10,156)で、アメリカ成人の39%が「人類は終末の時代に生きている」と信じていることが確認されました。主張の「約4割」は統計的に正確です。調査は全国代表性を持つ手法で実施され、宗教的・人種的背景による大きな差異も記録されています。
指定されたYouTube動画へのアクセスができないため、具体的な主張を検証できませんでした。ただし、2022年1月の退任発表では、アメリカを「進行中の実験」と表現し、民主主義制度への楽観的な信念を表明していることが複数の信頼できる報道で確認されています。
このエッセイは古代政治哲学の引用と現代統計データにおいて高い正確性を示しています。特に、プラトン、アリストテレス、ポリュビオスの古典的政治理論の記述は、原典と学術的コンセンサスに忠実です。
ただし、独立宣言の引用における重要な欠落は修正が必要です。この修正により、アメリカ建国思想の哲学的基盤がより正確に伝わるでしょう。
推奨修正:
独立宣言の引用部分に「我々は、これらの真理を自明のものとして受け入れる:」を追加し、思想的文脈を完全に保持することを推奨します。
全体として、このエッセイは学術的に信頼性の高い内容を提供していますが、一次資料からの引用については、より慎重な検証が必要です。
承知しました。このエッセイ全体を対象に、歴史的・政治的主張や引用に事実誤認がないか、またその解釈や論拠に不正確さや誤解を招く表現がないかを、批判的視点から検証します。
確認が済み次第、主要ポイントごとに整理した上でご報告いたします。少々お待ちください。
このエッセイに述べられている歴史的・社会的な論点は、概ね史実や資料に基づいており、大筋で正確です。古代ギリシアの哲学者による民主政への批判(プラトン、アリストテレス)やポリュビオスの政体循環論、ローマ共和政の崩壊原因、アメリカ独立宣言の理念と冷戦期のCIAの秘密工作、現代アメリカの「ディープステート」陰謀論、福音派の終末論的世界観とイスラエル支持、さらに第二次大戦期のファシズム台頭の教訓など、多岐にわたる主張が展開されています。**これらの主張のそれぞれについて、史実との照合を行った結果、エッセイに明らかな虚偽は見当たりませんでした**。以下に、各ポイントごとに根拠となる事実関係を検証します。
エッセイの説明はこのポリュビオスの理論と一致しており、\*\*「民主政が衆愚政へと堕落する過程」\*\*についての記述(個人の自由が公共の利益を損ない無秩序と暴力に陥る)は、ポリュビオスが説いた民主政から無政府状態への移行と同じ現象を指摘しています。したがって、この点も史実に沿った主張です。
以上の歴史は、**どれほど堅固に見える政治体制でも、極端な経済格差や権力闘争(安定した政権交代の仕組みがないこと)が内部矛盾となって崩壊しうる**ことを示しています。エッセイの記述はこの歴史的経緯と一致しています。
人類の歴史において、民主主義は常に理想と現実の狭間で揺れ動く「壮大な実験」であり続けてきた。古代ギリシアの賢人たちは、その脆さと可能性を早くも見抜いていた。
プラトンは、その著書『国家』において、理想国家の堕落の最終段階として「民主政」を挙げ、それが「僭主政」へと移行する危険性を指摘した。彼は、自由を過度に追求する民主政が、最終的には無秩序と放縦を生み出し、大衆の感情に訴えかける扇動家(僭主)の台頭を許すと警告した。アリストテレスもまた、『政治学』第5巻で、民主政が貧富の対立や扇動政治家による民衆の操作によって不安定化し、崩壊に至る多くの実例を詳述している。
そして、ポリュビオスは、政体が「王政→僭主政→貴族政→寡頭政→民主政→衆愚政」というサイクルを繰り返す「政体循環論」を提唱した。民主政が衆愚政へと堕落する過程は、個人の自由が過度に尊重されるあまり公共の利益が見失われ、最終的に無秩序と暴力が支配する衆愚政治に陥るというものであり、古代の知見が現代にも通じる普遍性を持つことを示している。
古代ローマ共和制は、これらのギリシア哲学者の懸念を現実のものとする一例だった。その成果は、法の支配、市民の権利、抑制と均衡のシステムに見られたが、広大な領土の獲得に伴う経済格差の拡大、軍人政治家の台頭、そして内乱の激化は、最終的に共和制を帝政へと移行させる原因となった。これは、いかに強固な体制であっても、内部の矛盾と「安定した政権交代ができない」という弱点を抱えることで、崩壊の道を辿ることを示している。
長く続いた暗黒のヨーロッパを経て、米国はリベラル・デモクラシーの旗手として世界の舞台に登場した。その理念は、自由、平等、人権、そして民主主義の普及にあった。米国の独立宣言は、まさにその理念の表明であり、「全ての人間は平等につくられ、創造主によって、生命、自由、幸福の追求という、ある種の不可侵の権利を与えられている」という、新しい世代へと夢を託す壮大なビジョンを示している。
しかし、冷戦という特殊な国際情勢下において、米国は理想と現実の厳しい矛盾に直面した。ソ連とのイデオロギー的対立の中で、米国は「リベラル」な信条と相反する「リアリスト」な態度を国際社会(外交)において求められることになった。その結果、CIAなどの諜報機関は、他国の政権転覆、心理作戦、プロパガンダといった秘密情報活動を大規模に展開した。これらの活動は、当時の米国の国益を守るためとされたが、介入を受けた国々に米国に対する根深い猜疑心と不信感を植え付けた。リベラル・デモクラシーを標榜する国家が、その理想とは裏腹に、他国の内政に干渉し、世論を操作する行動に出たことは、その後の国際社会における米国の信頼性にも影を落とすことになった。
皮肉なことに、この「他国を貶める」ために行われた情報操作の「刃」は、時を経て米国自身に向けられることになる。米国社会で広がる「ディープステート」論は、かつてCIAなどが他国で行ってきたような「見えない権力による操作」への根深い不信感が、今や自国のエスタブリッシュメントに向けられている現象と見ることができる。リベラル・デモクラシーの擁護者であるはずの米国が、自らの行いが原因で、その理念自体に疑いの目を向けられている現状は、まさに過去の行動の「しっぺ返し」と言えるだろう。
現代の世界、特に米国の影響を色濃く受ける日本や西ヨーロッパの人々も、同様の「終末観」にとらわれているかもしれない。ピュー・リサーチ・センターの調査によれば、米国では成人のおよそ4割が「人類は終末の時代に生きている」と信じている。特に福音派の多くは、この信念が強く、キリスト再臨を心待ちにする彼らがイスラエルを強く支持する姿勢は、その信仰が地政学的な問題にまで影響を与えていることを示している。https://www.pewresearch.org/short-reads/2022/12/08/about-four-in-ten-u-s-adults-believe-humanity-is-living-in-the-end-times/
一見、これまでの古代のデモクラシー批判や戦後の情報活動の議論と、現代の終末論的心理は繋がりがないように見えるかもしれない。しかし、リベラル・デモクラシーにおける社会心理や社会不安は密接に結びついている。
第二次世界大戦を経験した我々は、過去に生活苦や経済難から排外主義などを煽られ、ファッショを生み出した経験を持つ。ファシズムは、大衆の不満と不安を吸収し、明確な「敵」を提示し、感情的に扇動することで、個人の自由を奪い、国家を肥大化させていった。 この歴史は、民主主義がいかに容易に大衆操作によって変質し、その結果がどれほど悲劇的になりうるかを示す重要な教訓である。
私たちは、民主主義の脆さ、そしてリベラルの理想が時に傲慢さや矛盾をはらむことを知っている。知っていてなお、前向きに新しい世代へと夢を託していかねばならないのだろう。
なぜなら、人類はこれまでも、数々の困難な時代を乗り越えてきたからだ。古代の政体循環や、近代のファシズムの台頭、冷戦期の情報戦といった過去の経験は、私たちに民主主義が直面する試練の本質を教えてくれる。それは、生活苦や経済難から生じる不満が、社会構造や外部の敵ではなく、「内なる敵」へと転嫁され、徒党化することで、自身の体制を内側から破壊するという、デモクラシーの最も脆い側面である。
しかし、その脆さを知ることは、同時に「同じ目には遭わない」ための知恵となる。私たちは過去の過ちを繰り返し、民主主義の理想を失ってはならない。それは人類の英知であり、私たちに課せられた「壮大な実験」の継続と成功への責任である。
最高裁判事を退任するブライヤー判事が、アメリカを「自由とすべての人間は平等であるという命題に捧げられた国」であり、その理念が長く続くかどうかは「実験」であると述べ、その成否を若い世代に託した表明は、私たちに勇気を与えるものである。https://www.youtube.com/watch?v=Lv7WkW7z4hQ
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ロシアなどのファシズム的な国家はもちろん、近年はアメリカやイギリスを中心にトランス排除は明らかに浸透してるんだけど、最近はトランプとかを筆頭にもはやトランス排除が話題にならないくらい滅茶苦茶なことがなされているから、相対的に目を引かなくなってる気はする
まあトランス排除をしてた連中だって希少種のトランス自体がどうこうというより、トランスを踏み台にしてゆくゆくはゲイとかシス女性とかの人権の制限をするというのが目標だろうし、勢力を得たらガス抜きにトランス排除を喧伝しつつも中絶禁止やら同性婚禁止やらの話を水面下で進めていくという方向になるのが自然なのではとは思う
ネット空間では、転売ヤーへの批判が渦巻いているが、このたび、無事転売に成功したので、「ストレスなく転売する方法」をここに記載しておく。
なお、当方、転売業者ではなく、間違えて複数台購入してしまった(家族内で2台必要だったので、家族総出であちこちの抽選に応募して、俺が無事2台購入したが、海外旅行中で連絡が取りづらい娘も1台購入してしまった)ので、余った1台を転売することにして、無事転売に成功した次第である。
さて、個人的には今回の転売前には、転売にはネガティブな感情をもっていたが、「せっかく売るなら高額で売りたいよね」ということで、無事売り抜けることに成功。転売ヤーに成り下がりました。めでたい!
現状、ネット上でSwitch2を転売できるサイトは基本的にメルカリとラクマだ(ヤフオクはSwitch2の販売を禁止している)。なのでメルカリかラクマで売るしかないのだが、メルカリやラクマで売るのはなかなか大変な状況だ。メルカリやラクマのSwitch2の出品状況を見ていただたきたいが、カオス状態である。Switch2を出品すると、転売を批判する連中がイナゴのように殺到して、コメント欄がゴミで埋め尽くされる。単純に商品購入を目的としないクソコメ(罵倒を浴びせる、料理のレシピを書く、アスキーアートを描く等々)。怪しげな根拠からの出品行為の批判(「レシートの出品は規約違反なので通報しました」とか)。購入者に向けての脅し(「保証を受けられない」とか「任天堂アカウントがBANされる」とか)等が繰り広げられている。
ということで、メルカリやラクマで転売すると、こうした嫌がらせや脅迫の数々を受けることになるのでなかなか大変だ。なので、ここでストレスなく転売する方法を記載しておく。転売される方は参考にされたし。
上で書いたように、Switch2を出品すると、大量のクソコメが湧いてくる。これを避けるにはまずは【先制ブロック】だ。他のSwitch2の出品ページに行くと、クソコメを付けてるアカウントを見つけられると思うので、片っ端から先制ブロックしよう(余裕があるなら運営に通報しよう)。人間の知性における最底辺に見ることになると思うのでなるべく心を無にしてブロックすることを推奨したい。俺の観察した感じでは、クソコメを付けてるアクティブユーザーは200人くらいなので、大量に先制ブロックすると、出品した際に、クソコメが付くのを事前にかなり予防することができるはずだ。
先制ブロックをして出品しても、脅迫めいたクソコメは確実に書き込まれる。一番多いのが「レシートや納品書の出品はメルカリの規約違反です(なので購入しても保証を受けられないぞ)」というものだ。メルカリでの「レシート等の出品禁止」はあくまでも、【レシートだけの出品禁止】であって、【レシートや納品書を商品に添付すること】は禁止されていない。なので、商品説明欄に「レシートの商品への添付はメルカリの規約で認められています」と記載した上で、最初のコメントでの脅しに対して、一度だけ「規約で認められている」と返事した上で、残りの類似のコメントは全て出品者機能で削除しよう(書き込んできたアカウントをブロックするのも忘れずに)。
他には「転売購入では保証が受けられなくなる」や、「転売購入が発覚すると任天堂アカウントがBANされる」といった根拠不明の脅迫コメントも書き込まれるだろう。
まず「転売購入の発覚」についてだが、「任天堂に転売を見つけ出すことはできない」ことを明記しよう。具体的には、以下のように書くと良いだろう。「家電量販店で購入した商品をそのまま第三者に譲渡して、レシートもそのまま譲渡すれば、譲渡者を転売購入者だと任天堂が判断するのは不可能である」。これも、最初のコメントだけを残し、返事を書いて、あとは削除とブロックである。
「任天堂アカウントがBANされる」というのは、海外サイトで話題になった「Switch1を中古で購入したら、前所有者の違法行為によって、アカウントがBANされた」事件のことだ。この事件でこうした顛末となったのは、前所有者が機体を違法改造していたことに対して任天堂が取った処置のようである。Switch2の転売とは何の関係もない。そもそも海外の匿名掲示場に書かれたどこまで本当かわからない情報である。これも最初のコメントだけ残して、海外サイトでの怪しげな情報に基づいていることを指摘して、コメント削除とブロックである。以下のXでの投稿と、コミュニティノートも参考にされたし。
https://x.com/toratora_0922/status/1933993139293065695
クソコメ潰しと同時にやらないといけないのは、購入希望者の不安を軽減してあげることだ。
転売でもSwitch2を欲しがっている人は当然おり、そうした人は基本的に普通の人だ。そして「普通」であるがゆえに、高額商品の購入に不安を持っているので、不安を解消してあげよう。クソコメ達は、こうした購入者の不安につけ込み、転売購入にはリスクがあることをコメントで書き込んで、購入を躊躇させようとしている品性下劣な存在である。上でも書いた「アカウントがBANされる」とか「保証を受けられない」等々だ。他にも、「箱だけ出品で中身がないかもしれないよ。出品詐欺に遭うかもしれないよ」といったコメントも書かれることもある。こうしたクソコメには毅然と対応する一方で、購入者希望者の不安に対しては誠実に対応しよう。そうすれば、購入者希望者も安心して購入してくれるはずだ。
余談だが、転売ヤーを叩くのは百歩譲ってまだ理解できるが、しょこたんのような転売購入者まで叩くネット世論は完全に常軌を逸している。もし購入者叩きに加担していたなら、戦時中のファシズム「欲しがりません勝つまでは」に陥ってしまった人のように、草の根全体主義に参加してしまっていないか自戒してみよう。自分の醜さ、愚かさに気づくはずだ。
俺は今回、自分で転売する前には、転売行為に薄っすらとした嫌悪感を持っていたが、転売当事者になったことで、転売は基本的に肯定されるべき派に転向することになった。転売を批判して騒いでる奴らがあまりに醜悪だからだ。そして、転売批判者の醜悪な行動の数々は、今の日本を駄目にしている要素が凝縮されてるとも思った。以下に列挙してみよう。
①については言うまでもないだろう。日本人の最も醜悪な性質である【ムラ意識】の発露だ。こうした出る杭を打つような行動は、日本における独創性やイノベーションを阻害している。米価の高騰で大騒ぎして、仲買業者や農協を陰謀論じみた根拠から集団で叩いている行為にもこれを見ることができだろう。
②「転売が発覚するとアカウントがBANされる」みたいな海外ルーツの怪しげな情報をそのまま信じてしまう(あまつさえ、都合よく伝言ゲームで改変された情報をそのまま信じてしまう)。情報をきちんと精査できず、SNS発の陰謀論を簡単に信じてしまっているわけだ。石丸伸二や斎藤元彦や参政党に投票したり、統一教会陰謀論やクルド人デマにハマったりする行為に他ならない。愚民化してる日本人の象徴だよ。
③これが一番噴飯ものだ。「任天堂は子供に楽しんでもらうために流通・プラットフォームを整備しようとしてるのに、その転売ヤーはそれを上流で邪魔してる」みたいなのね。一企業がプラットフォームを独占しようとしてる行為が、そんな善意の動機だけに基づいてるわけないだろ。任天堂がファミコンやスーパーファミコンで胴元としてアコギなことをやってた過去を忘れたのかな?ハード発売直後の、一時的な超過需要の問題に過ぎないのに、転じての、転売ヤー批判と道徳的な訓話をごちゃ混ぜにして、一企業のプラットフォーム独占やら、セカンダリーマーケットへの規制を正統化する詐術に簡単にお前ら騙されてるわけ。ゲハ脳はまさに「肉屋を支持する豚」であることをこれ以上ないまでに証明している。下の山本一郎の論考『山本一郎:お前らとSwitch2の転売ヤーを巡る業界の話』とか典型だよ。お前ら、山本一郎(肉屋の広告マン=総会屋2.0)にあっさり騙される豚になってるわけよ。
https://www.4gamer.net/games/999/G999903/20250613040/
経済学的に言うなら、消費者なのに、超過利潤(レント)を企業に与える行為を支持しちゃってる。マルクス経済学的に言うなら、労働者なのに資本に対する資本余剰を増やす行為に加担しちゃってるわけ。こうした行為が、市場主義経済全体の効率性を阻害させて日本経済全体の生産性を低下させてることは火を見るより明らかだ。
④これに関しても言うまでもないだろう。お上によるトップダウンの規制を盲目的に肯定しちゃってるわけ。特定の市場取引に国が表層的な道徳心から介入すればどんなバックファイアが生じるかとか検討できないわけ?お上が気に食わないことを法規制すれば、それで一挙解決って、立法による正統性やら、行使が行われた時の経済的効果とか何も考えられないわけ?水戸黄門とか暴れん坊将軍を好む日本人の奴隷的心性がここにも如実に現れてる。「国がお金をばらまけば全問題が解決します」みたいなれいわ新選組を支持者みたいな思想で、日本人の独立心・主体性の無さの象徴でもあり、まさに日本を駄目にしてるわけ。
任天堂●ね。転売批判者●ね。お前らが日本経済・政治を低迷させてる元凶だよ。お国から5万円バラマキしてもらって、それで購入したSwitch2を抱えて●んでくれや。