
はてなキーワード:ピアニストとは
これは本当にすごい。世界にも色んなミームがあるけど、淫夢のサウンドでの強さは半端ない
爆発四散してなかったことになってるけど、プロのアーティストもリミックスを出すくらい
先にコンポーザーを挙げたが、動画編集者、ピアニスト、その他メジャーマイナー問わず本物が多数通り過ぎていった
淫夢という切り口からプロの仕事を見させてもらって、その豊かで育まれた文化的土壌は未だに我々に栄養を与え続けてくれている
絵があり音があり文脈があり中の人要素があり、総合芸術作品を徹底的に分解した結果、何にでも適用できた
テキストだけで淫夢をやっている人もいるし、ジャンルとして成立しうる幅が確保されていて、一過性のミームでは終わらなかった
淫夢系社会学者の仮説の1つとして、淫夢はアナーキー的社会運動の代替という説がある
世の中のクソさへの反発を資本家や政府に向けるのではなく、淫夢の創造によって社会の破壊を目論むという説である
淫夢もミームであるので常に追加の素材が供給されるが、ある一定の拡大を見せたところで別ジャンルとして切り離す性質がある
クッキー☆しかり、KBTITしかり、syamu_gameしかり
まず前提知識(常識)から。グランドピアノは鍵盤を押すとハンマーが跳ねて打弦される。つまりボールを正確に射出して弦に当てて音を出してるのと同じで、「打鍵」と「打弦」がメカニカルに縁が切れている。鍵盤への入力はハンマーの運動エネルギーに一意に変換される。
奏者がコントロールできるパラメータは音の強さ(Attack)と長さ(Sustain)と止め方(Release)であり、「音色」は入ってない。老ピアニストの入魂の一撃も猫が歩いても同じ音量なら同じ音色なのがピアノというinstrumentの特徴の一つである。
音色とは楽音の倍音構成とその経時変化である。奏者がダイレクトに弦を触ったり唇を震わせたりする楽器では表現のために音色を積極的にコントロールする。
さてしかしここで「タッチ」という謎概念が挟まってくる。ピアノはタッチによって音色が変わるというのだ。
いや当たり前といえば当たり前なんだが。弱く弾けば小さい音が出る。小さい音は相対的に高調波成分が聴こえにくく丸くくぐもった音になる。
でもそれは他の楽器のように直接音色を作ってるんじゃなくて打鍵強さの制御で音楽的表現をしてるのである。
「ピアノはタッチによって音色が変わる」と聞くと鍵盤の押し込みようにより同じ音量で違う音が出せるのだとしか解釈できず、何言ってんだという話になる。
でもそのあたりの用語の混乱はべつにいいじゃんという感じでふんわり放置されている。考えるより感じろの世界だからだ。
さて、その用語の意味的な混乱以上でも以下でもないはずの事象をかがくてきにしょうめいしたというのだ。
でも読んでみたらこれ何も証明してないよね。奏者の意図が聴衆に伝わるのを統計的にトレースしたからQEDってそんなわけないだろう。
奏者の頭の中のフィーリングが打鍵の強さやタイミング、それらのパラメータの相対的配列という音色以外の操作によって聴衆の頭の中で再構築された、それ「タッチ」の問題じゃなくて「ピアノ演奏」そのものなんですが。
用語的混乱にそのまま乗っかって言葉遊びしてるだけにしか見えないんだが、まあ論文を精査したわけじゃないしなにがしたかったのかはよくわからん。
でもブクマカどもが口々に「ヴァイオリンでも弾く人によってぜんぜん音違うから納得だ〜」
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000170232.html
カクヨムにて7月8日から公開・連載されている『成り上がり~炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~』についての感想や考察を書いています。
通称『なっくり』。
匿名はてなの文字数制限にひっかかってしまったようなのでパート分けします。
https://anond.hatelabo.jp/20250904223228
第4話 前編はこちら↓
https://anond.hatelabo.jp/20250908093628 3
第4話覚醒の王
https://kakuyomu.jp/works/16818792436194059031/episodes/16818792436376167778
さて。パートを区切ってから、今度は圭祐が桐島弁護士に会いに行くシーンから始まります。
昼過ぎ、玲奈に教えてもらった住所を頼りに、俺はタクシーで桐島弁護士の事務所へ向かった。窓の外を流れる都会の景色を眺めながら、俺は佐々木美月のこと、田中雄大のこと、そしてあの二人の背後にいるであろう「クロノス・インダストリー」という存在を、改めて頭の中で整理していた。
もう破綻がひどい……
田中雄大という名がいきなり出ていますが、修正前では田中は圭祐と同じ製氷工場に務める従業員でした。そして圭祐の炎上の原因たる爆破予告の実行犯でもあるのですが……そのくだりは全て削除変更されています。どこにもない。
クロノスインダストリーについても同様です。圭祐の頭を整理するより作者の頭を整理してください。
「お嬢様たちが来るまで、まだ少し時間がある。よければ、昼飯でもどうです? 近くに、美味い手打ちうどんの店があるんですが」
と、桐島に誘われ、圭祐は二人でうどん屋に向かいます。昼過ぎに向かってたけど、ランチはまだだったんすね。
「え? ああ、まあ…昨日は、別々の部屋で寝てました」
微妙に質問の受け答えがズレてる圭祐。よっぽど頭の中で気になっていたのでしょう。
本当に当たり前と思ってるならそこまで気にする必要は無いでしょうに。
一応圭祐は天神家も公認した恋人らしいので、この態度には桐島も呆れている様子。まあ言うていきなり手を出すのもそれはそれでどうかって話でもあるし……
「…よくスーツ、汚さずに食えますね」俺が感心して言うと、桐島は顔も上げずに答えた。「仕事の合間に食べるのが日常ですから。汚さずに食べるのが、プロというものです」その、あまりにも当然で揺るぎない正論に、俺は何も言えなくなった。彼のプロ意識は、俺の甘い考えを、冷徹に指摘しているようだった。
プロ意識がそこまで関係あるかはわかりませんが、圭祐に足りないのは『腹をくくる』姿勢であることは確かです。このように自分が苦手な話になりそうになると、相手の外見や所作について話して話題を逸らそうとする特性はずっと描写されています。ある意味では圭祐の美点ですが、人の話にちゃんと向き合えないという欠点でもあります。
「神谷さんへの誹謗中傷に関する発信者情報開示請求は、すでに着手しています。田中雄大のIPアドレス、佐々木美月との通信記録も、すべて確保いたしました」
田中は圭祐へ誹謗中傷を行っていたようです。佐々木もまた、何かしらの形で田中と関わっている様子。
繰り返しになりますが、二人が具体的に何をしたかはまだ語られてません。いきなり名前が出ています。だからなんでだよ。
桐島は、黒縁メガネの奥の瞳を光らせた。「心配はご無用です。…抜かりはありません」その言葉には、絶対的な自信と、天神財閥の底知れない力が隠されているように感じられた。
だから読者はその爆破予告があったかどうかもよくわからないんですけど……
事務所からの帰り道、俺はタクシーを呼ぼうとする莉愛の手を制した。
「もう、逃げる必要はないだろ? 三人で、手を繋いで歩こうぜ」
圭祐が真ん中になって玲奈と莉愛と手を繋いでいる感じでしょうか。
いいけど……桐島の話だと爆破予告の件もケリがついていないんだからわざわざ目立つようにしなくても……
街の雑踏の中、「Kさんですか?」と声をかけてきた女子高生ファンと、俺は気さくに握手を交わし、一緒に写真を撮った。「アンチに負けないでください!」という声援に、俺は少し照れながら手を振る。
でもこの状態で天神姉妹ではなく圭祐の方を応援する女子高生がいるようです。
……元は圭祐は零細のゲーム実況投稿者のハズですが、写真まで撮ってくれるようなファンはどこから湧いて来たのでしょうか。フォロワーは天神姉妹の方が多いハズですが、なぜか姉妹にはノーリアクションです。なんで……? 天神姉妹は女子高生には人気無いの……?
「絶対こっちのストリート系が似合うって! Kくんは、もっとカジュアルでしょ!」莉愛は、流行りのファッション雑誌を俺に見せつける。
「いいえ、莉愛。神谷さんには、もっと落ち着いた、知的なスタイルの方がお似合いよ。大人の男性の魅力は、隠すことで引き立つものだわ」玲奈は、海外のファッション誌を広げる。
そのまま三人は高級ブランドのブティックへ向かい、圭祐の新しい服を選びます。
なんか途中で圭祐の服がTシャツとジーンズになってたりする点はスルーするとして。莉愛と玲奈がコーディネートについて意見を交わします。
そこに立っていたのは、もはや製氷工場で働いていた頃の、陰鬱なオーラをまとった男ではなかった。体に吸い付くようなシルエットの、上質な黒のセットアップ。インナーには、遊び心のあるプリントTシャツを合わせ、足元はシンプルな白のスニーカーで外している。自信のなさを隠すように丸まっていた背筋は堂々と伸び、何かに怯えていた瞳は、今は、全てを見透かすような鋭い光を宿していた。その変化は、玲奈や莉愛が持つ「神眼」にも匹敵する、俺自身の『神眼』による「調律」が、無意識のうちに行われた結果だった。それは、まさに、これからエンタメ業界に君臨する、若き「王」の風格そのものだった。
結局黒のセットアップになるのか……とはともかく。
玲奈や莉愛も『神眼』があったんだ。割と身近にあるんだね神眼。
玲奈と莉愛は、そのまま勢いで圭祐に雑誌モデルを勧めます。惚れりゃあばたもえくぼ……ではなく、圭祐は実際にモデル並みの容姿を持っているようでした。すげえな!
あの頃は、誰にも見向きもされなかった俺が、今、天神姉妹によって、全く新しい世界へと引き上げられようとしている。この違和感と興奮こそが、俺の「神眼」が引き起こす、世界の「ズレ」なのかもしれない。
なんでも神眼と言っておけば通ると思ってる?
圭祐自身にも神眼はあるのに、どうしてこれまで埋もれたままだったんでしょうか不思議ですねえ。
その時、俺の口から、無意識に言葉がこぼれていた。それは、俺自身の「神眼」が、彼女たちの「本質」を見抜いた結果だった。
「…玲奈さん。あなた、普段はスカートが多いけど、その服も素敵ですが、あなたの本来の魅力を、少しだけ隠してしまっている気がします。あなたは、もっと…強くて、華やかな色が似合う。こういう…」
俺が選んだのは、深紅の生地に金の刺繍が施された、大胆なオフショルダーのロングドレスだった。玲奈は試着室へと向かった。出てきた彼女は、まるで「月」から「太陽」へと変貌したかのように、圧倒的なオーラを放っていた。その深紅のドレスは、彼女の白い肌を際立たせ、金の刺繍が、女王としての気品をさらに引き立てていた。
月から太陽。というのはTPOの問題じゃない? 時と場合によっては月になることも良いと思うけど。
「莉愛も。制服も可愛いけど、君の元気さを活かすなら、もっとポップな色使いで、少しボーイッシュな要素を入れた方が、ギャップで可愛さが際立つと思う。例えば、キャップを逆さにかぶって、ショートパンツで健康的な脚を見せるとか」
制服姿の莉愛も、俺のアドバイス通りに着替えて試着室から出てきた。淡い水色のショートパンツに、ビビッドなイエローのTシャツ、そして逆さまに被ったキャップが、彼女の天真爛漫な魅力を最大限に引き出していた。
莉愛も別に制服は便利だから着てるだけで、モデルの仕事や私服なら、似たような服も普通に持ってそうだけど……なんか別に、姉妹のイメージと極端に変わるようなコーディネートってわけでもないんですよね。なんなら二人とも100万アカウントのインフルエンサーで、セルフプロデュースは元から上手く行ってるし。
喜んでるなら、それも良いですが。
これまで俺がネットの世界で、何千、何万というコンテンツを見てきた経験。その膨大なデータが、俺の脳内でプロデュース能力として蓄積されていたのだ。それだけじゃない。今時の流行りにうるさい、妹の美咲。あいつがいつもリビングに置きっぱなしにしているファッション雑誌が、自然と目に入っていた。そのページで、莉愛が特集されている記事を偶然見つけて、『このモデル、すごいな』と呟いたら、『お兄ちゃん、今さら!?超人気じゃん!』と、美咲に呆れられた記憶が、不意に蘇る。俺は、美咲とのくだらない口喧嘩に負けたくない一心で、流行りの服や、コーディネートの基本を、こっそり勉強していたんだ。
そんな大変な能力を得たきっかけがこんなくだらないエピソード一本で本当にいいのか?
いや、なんかこう、もっと……血筋とか誰かの弟子とか、他人が容易にはマネできないようなことでセンスが目覚めるとか……というかこの話の限りだと美咲にも神眼がありそうっすね。
圭祐のハンドルネームはKだよお! Kスケだとほぼ本名だよお!
それにしても埋もれ過ぎた才能です。コンピュータ専門学校を中退し、バイトを転々として製氷工場に勤め、ゲーム実況動画もとくに伸びず、くすぶり続けた圭祐。それが天神姉妹と関わり、自分自身を含めてプロデュースして絶賛されるほどのファッションセンスを持っていたのです。
お前進路選択から盛大に間違ってたよ。服飾系の専門学校行くべきだったよ。
【運命の夜】
夜。リビングでは、玲奈がノートパソコンに向かい、驚異的な速さでキーボードを叩いていた。その指先は、まるで流れるような音楽を奏でるピアニストのようだった。その隣で、俺と莉愛は固唾を飲んで画面を覗き込んでいる。
カタカタカタ…ターン!
カタカタ……ターンを真顔でやるやつ久々に観たな。
モニターに映し出されていたのは、洗練されたデザインと、俺たちの理念が完璧に表現された、Kスケ『ガチ恋彼女オーディション』特設応募サイト、だった。サイトの背景には、俺が莉愛を救い出した精神世界のデパートのイメージが、美しくグラデーションとなって溶け込んでいた。
おい。未来の話を混ぜるのやめろ。莉愛を精神世界から救う話はもっとずっと後のことだ。
どうもこの小説。修正をする過程で最新話の設定をベースにしているようです。それも整合性を合わせるのは必要なことですが、このように過去のエピソードに未来の設定が混ざる次元の混乱があります。
滅茶苦茶じゃないか。世界をひっくり返すとは因果律を逆転することなのでしょうか。
webサイト作る程度ならデザイナーの話だし、そこはコンピュータ専門学校通ってた圭祐がやりゃいいだろ……
よくわかりませんが、莉愛はガチ恋オーディションの開催に好意的で意欲的なようです。
何か莉愛にとって楽しいとか利益になるというようなことは一つも無さそうなのですが……自分の好きな人が人気者になるのが嬉しいタイプでしょうか?
一人残された俺は、広すぎるソファに深く腰掛け、テーブルの上に無造作に置かれていたゲーム雑誌を、夢中になって読み漁った。まるで、自分の部屋にいるかのように。莉愛の手料理、玲奈とのキス、そして今日一日の出来事。天神姉妹との交流が、俺の凍りついていた心の奥底に、ゆっくりと、しかし確実に、温かい光を灯し始めていた。
作業していたのは玲奈なんだから、お前はずっとゴロゴロしてただろ。
SNSの熱狂を背に、玲奈がサイトを公開する。その瞬間、世界中の「K-MAX」ファン、そして天神姉妹のファンが、一斉にこのサイトにアクセスしていることが、玲奈の表情から読み取れた。
つまりは天神姉妹のファンではなく、ほかならぬ圭祐のファンが。彼のガチ恋オーディションのために盛り上がってるということなのですね。
ピコン、と静かな通知音が響く。サイト公開と同時に、一件の応募通知が届いたのだ。
その応募者のプロフィール画面を開いた玲奈が、息を呑んで俺にモニターを向けた。その瞳には、驚きと、警戒の色が入り混じっていた。
ボルテージ上がった割に、届いたのは一件なんだ。
【応募動機】神谷さんの切り抜きを見て好きになりました。私を覚えてますか?
そこには、スーツ姿で控えめに微笑む、佐々木美月の顔写真があった。美月、か。忘れもしない、俺を炎上と爆破予告の濡れ衣で社会的に抹殺しようとした、あの女。
なんと応募してきたのは、圭祐をかつて陥れた佐々木美月でした。
そう。ここに至るまで一つも。佐々木が圭祐を陥れたという証拠の話はしていません。桐島弁護士は発信者情報開示請求をしていますが、圭祐はそれ以前にアタリをつけている様子でした。
でもなんで佐々木が怪しいのかは誰も何も言ってません。いつから疑ってたの? 彼女は製氷工場に来てただけの、保険セールスじゃなかったの?
まあ……とあえず圭祐にとって佐々木はクロであると話を進めるとして。佐々木になんらかの悪意があることは神眼無くてもわかると思います。むしろ神眼で佐々木が悪者だと見抜いたって話がある方がわかりやすかった……
「…オーディションに、呼んでくれ」
直接対決の構えです。
「俺は、もう誰かの犬にはならない。俺が、俺の物語の舵を切るんだ」
どっちかというと圭祐は誰からも相手にされない野良犬って感じだったけどな。
「玲奈さん。俺は、あんたたちを、世界一のアイドルにしてみせる。だから、あんたも、俺を世界一のプロデューサーにしてくれ」
俺の言葉に、玲奈は一瞬目を見開いた後、満面の笑みで、まるで太陽のように、美しく微笑んだ。その笑顔は、これまでのどの表情よりも、俺の心を強く打った。
「――ええ。喜んで、プロデューサー」
なんで?
天神姉妹は100万超えのセレブアカウントであり、莉愛はモデルもやってるけどアイドルではありません。別にそれを目指していたわけでもありません。
そして世界一のアイドルにする気があるなら、オーディション開いて他の女の子を集めてる場合じゃないと思います。世界一のアイドルグループを作るならともかくですが、そもそも募集要項は『ガチ恋』でしょう。
全体的に圭祐のやりたいことがよくわかりません。
彼女の瞳には、俺の隣に立ち、共に世界を創り上げていくという、女王としての揺るぎない覚悟が宿っていた。新たな城で最強すぎる共犯者と共に。俺の世界をひっくり返すための最高に甘くて最高に過激な反撃が今始まった。このオーディションは、始まりに過ぎない。俺と玲奈、そしてK-MAXが、世界に新たな秩序を創り出すための、最初の「創世記」なのだ。
これが成り上がり~炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~ 第4話覚醒の王でした。
世界をひっくり返すという圭祐の目標を手段が明らかになり、それを阻む敵の存在も浮上しています。
イギリスの大衆紙デイリー・ミラーが報じたところによると、「ピアノマン」はドイツ出身の同性愛者。
パリで働いていたものの失業し、高速列車ユーロスターに乗って渡英。シアネスの海岸発見された時には自殺を考えていたというなり。
決して記憶喪失だったわけではなく、「ピアノマン」はかつて精神障害者と一緒に仕事をした経験があることから、それらしい「演技」をし続けていたというなりよ。やっぱり自作自演の線だったなりか……。
そして「ピアノマン」の名前の由来となった、「プロ級」のピアノの腕前なりが、こちらは話にかなり尾ひれが付いていたようで、
騙されたーーー
「参政党 参議院議員 さやの本名につきましてのご報告」と題し、「本日は さや の本名につきまして、この場を借りてご報告申し上げます。さやの本名は『塩入清香(しおいりさやか)』と申します」と公表。
https://news.yahoo.co.jp/articles/348c225e245bc164c525c46fcfb803c0a19526e5
塩入俊哉さんから激励の言葉を賜りました🙇♀️塩入さんから教わった、人の悲しみを癒すこと、人の心に寄り添うこと、自分に向かい合うこと、音楽家の魂を政治の世界にも反映できるよう、この夏を全力で駆け抜けてまいります!
https://x.com/sayaohgi/status/1937024446252126563?t=e0AxNky-yhHrAMapd4tRcg&s=19
これじゃ弱男バカみたいじゃん😭
audibleのおすすめが知りたくて検索してみたが、ほとんどが「元になった小説の話の中身が面白いからおすすめ」って感じなんだよな。中には、図を見ないと楽しめないからaudibleとしては減点対象では?って作品も、普通に小説として面白いから紹介されてるし。
話が面白いだけなら小説でいいので、「耳で聞けるaudibleならではのおすすめ」みたいなのは何かないんだろうか。
例えば、「この声優が主人公のイメージとピッタリでおすすめ」とか、「主人公がピアニストで、主人公が弾いてる曲が実際に流れるからおすすめ」とか、「このホラーは追われてるときの足音と息遣いがリアルでおすすめ」とか。
あの超有名俳優がナレーションしてる!だけでもいい。文字だけの小説に、音によってプラスアルファの面白みが足されたaudibleが知りたい。
「正解だったかなんて、もうどうでもいい。ただ、守りたいものがあるだけ」
彼女たちは皆、人生で最も大切なものを失い、心に深い虚無を抱えた存在だった――
だが、謎の敵「ヴォイド帝国」によって世界が“感情のない完全な機械文明”へと改変されようとしたとき、
5人は心の空洞から生まれた力で戦う戦士、「弱者男性戦隊セイカイジャー」へと変身する。
外見:赤い髪と鋭い眼差し、スーツのような戦闘服で洗練された雰囲気の女性
外見:青黒い髪と冷たい目、シンプルでスマートな戦闘服がクールさを引き立てる女性
決め台詞:「もう響かない。でも……あんたの叫びだけは聴こえた」
名前:不破 慎香(ふわ しんか)
性格:冷徹・合理主義者。だが他人を見捨てられない優しさを隠している
外見:緑の髪と落ち着いた表情、機能的でスタイリッシュな医師らしい装いの女性
決め台詞:「私は医者。誰かの痛みが見えたら、切り捨てるわけにいかない」
性格:明るく見せる仮面女子。笑顔は誰よりも上手、だけど誰よりも苦しい
外見:金髪で明るい笑顔、派手な料理のインフルエンサーらしいカジュアルで華やかな衣装の女性
決め台詞:「笑顔で作ったごはんは、誰かの心を温める。私以外の、誰かのね」
性格:理知的で優しく、どこか母性的な雰囲気を纏っているが、誰にも本音を明かさない
外見:長いまつ毛と中性的な顔立ち、ピンクの衣装はエレガントなコート型。淡く儚げな色合いが特徴の男性
決め台詞:「人の心なんて壊れるようにできてる。だからせめて、僕が抱きしめたい」
性格:理論派で皮肉屋。美貌と実績を持ちながら、心の奥底では「自分は恋愛の対象外」だと信じて疑っていない
外見:黒とシルバーを基調にしたシャープなスーツ型。仮面のようなゴーグルを装着した男性
「心の弱さこそ、人類を滅ぼす毒」と信じ、地球から感情を排除しようとする。
幹部:
セイカイジャーたちの変身能力と戦闘力は、各自の心に宿る「絶対に叶わない夢」から生まれる。
その夢が叶わないと知っていても、それでもなお願ってしまう――
強く切望すればするほど、力は強くなるが、同時に精神の負担も増していく。
この力は、願いが実現しないからこそ成立しており、叶ってしまえば力は消える。
敵であるヴォイド帝国は、これを「無意味な執着」と呼ぶが、同時にそれを最も恐れている。
総帥ヴォイドロードは、自らを「感情を捨てた存在」と称しているが――
実は誰よりも強烈な「絶対に叶わない夢」を抱えている。
だがそれは物理的にも倫理的にも実現不可能なため、矛盾を抱えながら「感情の排除」に突き進んでいる。
彼の力はセイカイジャーを遥かに上回るが、それは最も強烈な絶望を抱えているからこそ。
「正解の人生だったのか?」という問いを抱える者たちの戦い
社会的成功の裏にある“心の空洞”をテーマに、人間の再生を描く
各回は「喪失の記憶」や「心の傷」と向き合うシリアスな内容が中心
決め技は5人の心の欠片が共鳴することで発動する《セイカイ・クラッシュ》
「心が空でも、明日は来る」
もう一度だけ、手を振りたくて
失ったまま、それでも立ち上がる
セイカイジャーのメンバーは、かつての成功者たち。しかし、それぞれが人生の中で最も大切なものを失い、心に深い空洞を抱えている。
葛城遼子(セイカイレッド)は婚約者を失い、外資系金融のトップエグゼクティブとして名声を得たが、孤独に苦しむ日々を送っている。
三輪蒼(セイカイブルー)は音楽を捨てた元ピアニスト。病に倒れ、音楽を再び弾くことはできない。
不破慎香(セイカイグリーン)は天才外科医。親友を失った事故の後、自分の医療技術を疑問視し始めている。
日下部陽菜(セイカイイエロー)は家族を失い、笑顔を作るインフルエンサーとして、心の中で孤独と向き合っている。
香月真澄(セイカイピンク)は双子の姉を亡くし、その死を受け入れられない。
ある日、ヴォイド帝国の攻撃により、世界は感情を排除し、機械文明へと変貌し始める。セイカイジャーは、心の空洞から力を引き出し、変身を果たす。
セイカイジャーたちは、ヴォイド帝国の侵攻に立ち向かう。ヴォイド帝国の総帥であるヴォイドロードは、感情を排除し「完全な機械文明」を作り出そうとし、その力は絶大。
セイカイジャーたちは戦うことを決意し、初めて共闘するが、彼らの力はまだ未熟で、ヴォイド帝国の兵士に圧倒される。
その戦いの中で、ヴォイドロードの姿を初めて目撃する。彼は感情を捨てた存在と言われているが、セイカイジャーたちは違和感を覚える。
セイカイジャーの力の源が「叶わない夢」であることが明らかになる。
遼子は、婚約者との未来を描いたが、それが叶わないと痛感し、その夢が力となる。
蒼は、ピアニストとしての道を失ったが、再び音楽に触れたいという夢が力に変わる。
陽菜は、家族を取り戻したいという夢が力となり、笑顔を作り続ける。
真澄は、姉の死を乗り越えたいと願う。
それぞれが抱える「叶わない夢」を力に変え、戦いを続けるセイカイジャーたち。しかし、この力には大きな代償があり、次第に精神的な負担が増していく。
ヴォイド帝国の幹部であるネグレア、アンビット、そしてソーレス三兄弟が登場し、セイカイジャーを圧倒し続ける。
ヴォイドロードの「感情を排除する」という目的がさらに明確になる。彼は「感情こそが人類を滅ぼす原因」と信じ、完全な機械文明を作り上げようとしている。
セイカイジャーは、ヴォイド帝国に対抗するため、内部で連携を強化し、次第に絆が深まるが、心の空洞から生まれる力には限界が見えてくる。
セイカイジャーたちは、自らの夢が「絶対に叶わない」と知り、深い絶望に陥る。
遼子は婚約者が生きていると信じていたが、ついに遺体が発見される。
蒼は音楽を再び弾こうとするが、脳の損傷でそれが不可能だと知る。
慎香は親友の死の真相が、自分のミスだったと知り、医師としての信念が揺らぐ。
陽菜は、家族を取り戻すことが不可能だと悟り、笑顔を作ることに苦しむ。
真澄は、姉の死が自殺だったと知り、心の支えが完全に消え去る。
彼女たちは変身できなくなるが、ヴォイドロードの言葉が心に響く。
「お前たちが抱く“夢”こそ、最も無価値なものだ。希望を捨て、感情を捨てることで初めて“完全”に近づける。」
セイカイジャーたちは、ヴォイドロードの矛盾した言葉に戸惑いながらも、それでも戦い続ける決意を固める。
しかし、彼らが抱える「絶対に叶わない夢」の重さが、次第に彼らの心を壊し始める。
セイカイジャーたちは、自らの夢を改めて直視することを決意する。
彼女たちは「叶わない夢を抱えながら、それでも戦う理由」を見つけ出し、再び力を振り絞る。
遼子は、婚約者を失ったことに意味があったと気づく。蒼は、音楽がなくても人々に感動を与えられることを悟る。慎香は、親友の死を無駄にしないために戦うことを決める。陽菜は、家族のために笑顔を作り続けることを誓う。真澄は、姉の死を受け入れ、前に進む決意を固める。
セイカイジャーたちは、夢が叶わないことを知った上で、新たな力を発揮する。それが、セイカイ・リミットブレイク。
この力は、彼女たちが「夢を叶えられないこと」を受け入れたときに生まれる力であり、彼女たちの心の空洞と向き合わせることで、より強力になる。
ヴォイドロードは、最終的に「感情を捨てた自分こそが最強だ」と信じて戦うが、セイカイジャーたちの新たな力に圧倒される。
戦いの中で、セイカイジャーたちは再び希望を見出し、心を一つにしてヴォイド帝国に立ち向かう。
戦いが終わり、セイカイジャーたちはそれぞれの心の空洞と向き合い、新たな人生を歩み始める。
彼女たちの夢は決して叶わないが、それでも彼女たちは自分を生きる決意を固める。
そして、セイカイジャーたちは心の中に新たな「希望」を見つけ出す。
普段から趣味でピアノを弾いていて、羽田空港や主要駅でストリートピアノにも何度か挑戦したことがある私から少しストリートピアノ界隈について解説したいと思う。
まず私がどういう人物かというと、子供の時にピアノを数年習って、そこから◯十年振りに趣味でピアノを再開したおじさんである。ある時NHKでストリートピアノの番組(「街角ピアノ」「空港ピアノ」「駅ピアノ」などがある)を見て、その自由な姿と、音楽を純粋に楽しむ姿。そして、弾いている人の人生の背景が見えるところに魅力を感じて、自分も挑戦してみようと思ったのだ。レベルでいうと、プロではない層の中では、中級者くらいかなと思う。
まずストリートピアノというのは、空港や駅を中心に、人々が行き交う場所においてあり、誰でもピアノが弾けるというもの。
海外ではただピアノがポンっと置いてあって、人々はどんなスタイルでも自由に弾くことができる。下手だったら素通りするし、うまかったら足を止めて演奏に聴き入ったりする。
バイオリンと共演することもあれば、オペラや歌を歌うようなこともある。その場でセッションが始まったりと、海外のストリートピアノの風景は本当に自由で、即興的で、音楽の楽しさが詰まっている。
日本のストリートピアノは少し事情が違って、大体は制約がついていることが多い。(でもそれが気になったことはない)
たとえば、2人以上でピアノを弾く連弾が禁止されていたり、歌を歌ったり、他の楽器と一緒に演奏したりすることを禁止している場所も多い。時間は大体10分〜15分くらいに制限されているものが多い印象。商業施設だとスタッフに一言声をかけて、というような場所もある。
ストリートピアノは、一定のファン層が間違いなくいて、「お、ここにピアノ置いてある!」といって弾くよりも、「どこにストリートピアノあるのかな?」と事前に調べて行く人が多いのではないかと思う。事前に調べないと、たまたま見つけるにはかなり難易度が高い。
ピアノが置いてある場所は、建物のフロアの中心に置いてあるものもあれば、建物の2階の外れに置いてあるものあり、さまざま。
実は私はストリートピアノにはレベルがあると思っている。ストリートピアノ界の最高峰は都庁ピアノだと思っている。有名ピアノYoutuberが難曲を軽々と弾くのを見たことがある人もいるのではないだろうか。ハラミちゃんとか、よみぃとか有名人も演奏している。
他にも羽田空港第二ターミナルのように、吹き抜けのフロアで、ピアノが聞こえる範囲により多くの人がいるような場所は、レベルが高い場所、といえる。
もちろんストリートピアノなので、下手だろうが、なんだろうが誰だって弾くことはできるが、レベルが高い場所ほど、弾く勇気がある。ストリートピアノは、度胸が大事という側面は少なからずある。小学生が練習曲を弾いたと思えば、音大卒のプロのピアニストが弾いたりすることなどもある。
しかも人気の場所で、人気の時間帯は、行列ができたりしていて、しかもみんなうまかったりするので、練習が足りていないとかなり気まずい思いをするものだ。並んでいるときは、お互いに空気を読み合って譲り合う。待っている人がいるにも関わらず、2時間も練習するような人は通常の感覚ではいない。
ストリートピアノはピアノという一つの楽器という共通点だけで、いろいろな人生の背景を感じさせるものがある。その背景を空想しながら聴くのも一つの楽しみ。
出張中のサラリーマン、大学受験で地方にきた高校生、年配のご婦人、などなど。実際にNHKの番組でもその人の背景が紹介されるが、いろんな人が、いろんな人生があって、でもその中の一部に音楽があって。そういうものがストリートピアノの最大の良さではないかと思う。
さて、問題になっている「ストリートピアノは練習してから」という投稿についてだが、フードコードのような一角にあり、比較的ファミリー層が多そうな場所である。
そうなると、まず座って食事をしている人が多いので、ピアノを聴きたくない人もいるということが起こり得る。
またファミリー層の多い場所であれば、当然子供がピアノ教室で習っているような曲を弾くことになる。
このような設置場所と客層を考えれば、子供の練習曲を食事をしたい人が聴くというミスマッチが起こる。
ある程度想定されることが起こっているのにクレームを設置者がいうのは間違っているだろう。もしそれがダメならピアノの設置場所を変えて対応するのが自然ではないかと思う。
ストリートピアノは子供が弾こうが、それが練習だろうが、正直あまり関係ない。ただ、設置場所によってストリートピアノには色が出てくる。場所によっては練習のようなことは控えた方がよい(演奏者に控えようと思わせる)場所もあるとは思う。
今回のケースでは、主催者が本来は想定していないようなことが起こってしまったということかな。
なので、撤去するか、場所を移動する、というのが一番よい解決策ではないかと思う。
私自身、一生懸命練習して(いるつもり)で、ストリートピアノに挑戦するときは、いつもドキドキして、誰も聴いていなくても手が震えたりして、でもストリートで音楽を通じて、自分の人生を表現するのがたまらなく好きなのだ。
だから、最初に該当のポストを見た時は、身につまされるような思いだった。「あぁ、こんな投稿見たくなかった」というのが正直なところ。
ストリートピアノは、いろいろな人生を受け入れる場所だと思う。そして設置場所によって、受け入れられる人生の幅が変わってくる。
クレームのポストを投稿した方は、改めて自分たちが出したい色を考えて、設置場所を考えるべきだろう。
演奏者が多少下手であっても、ストリートピアノで音楽を楽しんでいるのであれば、その輪が広がって、その場所を明るくする、あって欲しいと願います。
最後に、私が一番好きなストリートピアノのYoutubeを貼っておきます。こんな演奏があったらぜひ足を止めて見てみてね。
みんなのお陰で『DTMで無料拡張プラグインを使うなと言うので逆に紹介したるわ』というエントリで「DTMやるぞ!」って反応を示してくれた人が多く観測できたから自分としては満足なんだけれど、極々少数の不満を示している人たちも観測した。
不満を示している人たちはおそらくは「有料プラグインの音の良さ、迷いのなさ」を実感してこのような主張をしているのだろうけれど、この不満を示している人たちの感情は十中八九DTM初心者に理解されてないってのを自覚したほうが良い。何なら「ドヤ顔で高価なプラグイン使うことを推奨しDTMの敷居を上げる害悪DTMer」くらいに思われてる。
わかっている。そんなの本意じゃないだろ?完全な誤解だろ?だから俺はそんなお前らに対しても格好付けようじゃねーか。
お前ら有料プラグイン派がそれを推す理由をDTM初心者へわかるように伝えるのがこのエントリだ。
こう表現されると話の流れから「無料派/有料派」という二分をイメージしたくなるし、ある程度の経験を積んだDTMerでは「デジタル楽器派/生楽器派」「バーチャル派/サンプリング派」という二分をイメージするかと思う。
それらもDTMerを分ける重要な要素であるのは間違いないが、それ以前の問題としてDTMerには「音作り派/プリセット派」というDTM業界を本当に二分しているほどの巨大党派が存在しているんだ。
この派閥の難解な部分は、当たり前のようにDTM初心者は「そんな派閥が存在するなんて知らない」し、非常に面倒なことだが「DTMをやっている当人が自分が身を置いている党派に無自覚」であったりするんだよなぁ?
ここで有料プラグイン派と思われる連中がよく言う主張を確認してみると「音が良くなった」「今までの試行錯誤が無駄だった」「時間が短縮できるようになった」「便利になった」のようなことを口々に主張しては居ないか?
何となく察したのではないだろうか?そう「有料プラグイン派と思われる大半のDTMerはプリセット派」なんだよ。
この時点で素直なヤツは「あっ俺プリセット派だわ」と気付いたと思う。
その名の通りシンセサイザーに同梱されるファクトリープリセットを活用してDTMをする層のことなんだけど、このプリセット派にも「そのまま使う派/プリセットを元にカスタマイズする派」が存在しているんだ。
後者の「プリセットを元にカスタマイズする派」が面倒くさくて「カスタマイズしてるからプリセットじゃねーよ!」と思い込んでいることが結構あって、「音作り派/プリセット派」の二大党派の話をややこしくしている。
「いやお前らプリセットから音色を調整していってるんだから取り敢えずプリセット派という枠組みで良いだろ!」と完全に俺個人の価値観ではそう思うんだが、多分なんか「他人の音を使ってる」みたいなことに対して忌避感があるのかも知れない。
「だったらピアノメーカーが製造し調律師が調整しているピアノを演奏するピアニストは『自分の音』を持ってないのかよ!」なんて俺は感じてしまうわけだが。
これ逆にな?もう笑い話で良いんだけど「無料拡張プラグインを持ち上げるのたいてい音作り派」っていう問題があるんですわ。
無料シンセってファクトリープリセットが充実していないことが結構あって、有料シンセは例えば細かいバグを修正した程度の小さなアップデートの際ついでとばかりにファクトリープリセットが増えることはよくあるんだが、俺自身が挙げたSurge XTやOdin2なんかも小さなアップデートではファクトリープリセットが増えたりしないんだよね。
ファクトリープリセットが増えない理由ってもう察してると思うが、Surge XTやOdin2をバリバリ活用している層は自分で音作りしてるからで別にファクトリープリセットが増えなくても問題ないからなんだよね。
これはこの界隈の悪い癖だと思う。プリセット派なのにプリセット派じゃないと頑なに言い続けるDTMerくらい悪い癖。
「せめて何処かでプリセット売れよ!」言われたら本当にその通りなので、無料シンセ使ってる層はプリセットを有償無償問わずに公開しましょうね。小遣い稼ぎくらいにはなるかも知れんぞ?
言いたいことは言ったので以下、有料拡張プラグインのリストを貼って消えるわ。じゃあな。
最新バージョンはNEXUS 5でDTM界隈では常識中の常識、プリセット派の救世主、NEXUSがあれば「こういうの」が直ぐに入手可能。
NEXUSシリーズの中身は単なるサンプリング音源集で、それが故にreFX社は音楽業界の需要を常に調査を続け、今欲しい音を最新バージョンで提供することを続けている一切馬鹿にすることなんて出来ない、特定の需要に特化した一貫するプロダクトが持ち味だ。
プリセットを探すナビゲーターも出来が良く、楽器や音楽ジャンルのカテゴリ分けから探していくことも出来るしタグ付けされているので絞り込み事もできるという迷いのなさが本当に素晴らしい。
「シンセ難しすぎ!」「音作りできない!」「こういうのが欲しいだけなんだ!」っていう人のためのシンセ、それがreFXNEXUSシリーズ。
欠点はあまりにも定番すぎるため「NEXUSっぽい」と言われること。
最新バージョンはAVENGER 2で、DTM界隈では何でも出来すぎるその圧倒的な高機能さを評価する声は大きい。
リードやベース、パーカッションなどのプリセットだけでなく、ドラムループや何ならボーカルのサンプリングワンショットまで内蔵!
Native Instruments MassiveやXfer Serumにはサードパーティのプリセット販売が定番になっており、これも強みだがAVENGER 2は最初からファクトリープリセットがスゴイし、何なら公式が追加プリセットも販売していてもっと増やせる。
音作り派であれば把握困難なほどの高機能の沼に溺れ、プリセット派であれば直ぐに使える音が手に入るのがVENGEANCE SOUNDAVENGERシリーズ。
欠点は右クリックに隠れている機能が多すぎるので音作り派から使いにくすぎると声が挙がっていること。だから音作り派は結局ほかの使いやすいシンセを使う。
最新バージョンはKICK 3で、一言で表現するなら「電子音楽のキック(ついでにパーカッション)はもうこれで良い」だ。
前回の記事でGeonKickのオマージュ元と紹介したが、オマージュされるだけの理由は十分にあり非常に使いやすく、近年の電子音楽で使われがちな音はファクトリープリセットに存在しており、手持ちのサンプルも読み込んで編集ができる。
KICK 3をはじめて使うとアタッククリックを差し替えたり、各要素の音の長さ、ピッチを自由自在に調整できることへ感動できることは間違いない。更に倍音成分を加えたりフィルターをかけたりと非常に便利すぎる。
しかも、繰り返すが手持ちのサンプルでも同じ様に調整できるのだ。
プリセット派も音作り派も大満足すること間違いなしなのがSonic Academy KICKシリーズ。
欠点は読み込むサンプルによって完成度が左右されることだろう。今流行りのウェーブテーブルシンセで作られた複雑なキックはKICK3単体で作れないので、ウェーブテーブルシンセで作った複雑なキックをサンプル化してどうのこうのという煩雑さが必要になる。煩雑さを嫌うならNEXUSから持ってくるのもアリ。
ポストXfer Serumとすら評されているモジュラー方式マルチパラダイムなハイブリッドシンセサイザー。
音作り派から大絶賛されており前回のエントリでOdin2へ興奮したのであればPhasePlant適性が高い。モジュール方式を採用したことにより必要なモジュールのみを画面上へ表示できるので画面が整理され見通しが良くなるのだ。本当に一生触っていられる。
しかし、プリセット派からの評判はそんなんでも無く、初期イニシャライズ状態だと何もモジュールが表示されておらずプリセット派はこの時点で拒否反応を起こすのが原因。
ただ、SONICWIRあたりを確認していると徐々にサードパーティプリセット販売が増えてきているので、Serumユーザーの中に居る音作り派がPhasePlantプリセットを作っているようだ。
必要なものを必要なだけ使えるKilohearts PhasePlantは音作り派の自由なキャンバスになることは間違いないだろう。
欠点はやはりアナログシンセサイザーの基礎すら知らないユーザーには素人お断りすぎる硬派なコンセプト。
最新バージョンはSCALER 2、2025年3月に次期バージョンSCALER 3が登場予定。
これを使っても良いのか?という意見があるのはわかるが、俺自身は使っても良いと思っている。
今回のエントリ、MML(Music Macro Language)とか触っていたような世代のために書いているのではなくイマドキのDTM初心者にも「なぜ有料プラグイン派が存在するのか?」を伝えるために書いており、DTM初心者が読んでいることも想定しているため前回のエントリのように「Phase Modulationがぁ」なんて分かるやつにしか分からんようなことは書かないようにした。
DTMにとって大事なことは取り敢えず完成させること、そういう意味でSCALER 2は絶対に完成へ貢献してくれる。小難しい音楽理論をすっ飛ばして良い感じのコード進行を生成するだけでなく、メロディラインやベースラインまでイケるのはDTM初心者にとって非常に心強い存在になる。
MIDIシーケンサーへコピペできるので視覚的に音がどのように流れているのか確認することが可能で、耳コピして音の流れを覚えるのと同等のことが擬似的に可能な点も素晴らしいと思う。
欠点は歌モノに弱いので歌モノっぽいものを求めている人には合わない。どちらかと言えばEDMなどに向いたものを生成してくれる。
欠点は他にも「SCALER 2使ってます」宣言すると保守的な連中が馬鹿にしてくるという欠点と言って良いのかわからんリスクが有る。
最新バージョンはMelody Sauce 2で、SCALER 2と比較してこちらは歌モノにも使いやすいものを生成してくれる。
「SCALER 2と比較してこちらは歌モノにも使いやすいものを生成してくれる」とは言ったが、前述の通り2025年3月に次期バージョンSCALER 3が登場するので、もしかしたらSCALER 3で歌モノにも強くなるという可能性がゼロじゃないので、ぶっちゃけどっちが良いのか?というのは本当に何とも言えない。
「今すぐボカロとか作りたいんじゃあ!」と言うのであれば迷いなくMelody Sauce 2に行って良いとは思うし「求めてるのはゲームコアっぽいハチャメチャなやつなんだよねぇ!」と言うのであれば現時点ではSCALER 2で間違いないだろうなって感じ。
いやもちろん、この辺りは俺個人の感性の判断なので「SCALER 2でも普通に歌モノで使えるだろ」って言う人が居てもおかしくはないと思っている。
最新バージョンはOzone11、統合マスタリングツールとして完成の域へ達していると言わざる得ない完成度。
今回のエントリのライナップで一部のDTMerはバカバカしさすら感じるようになっていると思う。おそらく「そこまでやるならAI生成音楽で良いじゃん」くらいには言いたくなってるんじゃなかろうか?
まぁ実際のところ俺自身はAI生成音楽へ対して否定的ではない立場なので、この辺りの感性の違いで「お前とは絶対に話が合わないわ」と言うヤツが居てもコレはもう仕方ないと思うね。
少なくとも俺はこのエントリをDTM初心者が読んでいる、プリセット派が読んでいるものと思って書いている。だから「音色だろうがコード進行だろうがメロディラインだろうがベースラインだろうがリズムパターンだろうが、そしてマスタリングだろうが"プリセット"を使って何が悪いんだ?」という姿勢で書いている。
DTM初心者が陥りがちな点として「曲は出来た。でも何か違う」という謎の感覚を得ることがある。そうそれは自分が今まで聞いてきた音楽の聴感として「何か違う」だ。
歌モノだったら「何かボーカルが埋もれてる」とかロックとかだと「何かリードが前へ出過ぎている」「何か耳に刺さる部分がある」とか、EDMだと「何か低音がモコモコする」とか、そういうことが起こる。
それを解決するのがマスタリング、それをほぼ自動で済ましてしまうのがOzone11。
Ozone11はマジですごい。Ozone10までは何だかんだで色んなところを手動で調整が必要だったが、Ozone11からは本当に微調整だけで済むようになっている。
この微調整というのは悪い部分を無くすという意味での微調整ではなく、もっと自分のイメージへ近づける、もっと自分好みにするという意味での微調整だ。
つまり、自動調整でポンッと出てきたヤツは悪くないんだよ。悪くはないがもっとこうならっていうのを微調整するだけだ。マジですごい。
欠点は特にない。俺は断然コレをオススメするがOzone11 Advancedがかなり高価なことくらいだ。
察していると思うが俺はもともと音作り派なので自分でマスタリングするのが好きだ。そんな俺がビックリしたのがOzone11という辺りでその完成度を想像してほしい。
以上が熟考せず思いつく限りでプリセット派も満足するであろうライナップをバーッと勢いで書いたもの。
「じゃあな。」と言った後にこれを書いているのは非常に格好悪いが、実はこのエントリは投稿するかどうかを数日悩んでから投稿している。
いや「あまりにもプリセット派をバカにしているような書き方になっているんじゃないか?」と自己嫌悪に陥ってしまって、投稿すべきか否か?を悩んだのよね。だからこれは増田でよくある追記ではない後書きなのだ。
そもそもプリセット派をバカにしたいわけじゃない。単に「有料プラグインじゃないと初心者へは合わない」のようなDTMへ対する無自覚の敷居上げが納得いかなかったというのが本音だ。
俺はそれぞれ個々人の感性として「音作り派な素質があるならば自由度の高いモノなら何でも良い」と考えていて「プリセット派な素質があるならば有料のモノの方がプリセットが充実しがちだし幸せになれる可能性が高い」と考えている。
そういう前提がある中で何も知らないDTM初心者へ「有料プラグインの方が良い」は流石にDTM初心者が可哀想すぎるんじゃないかな?と思うわけさ。
高校生がスマホでDTMやってる時代なんだろ?YAMAHA QYシリーズを思い出すよなぁ?笑えるほど不自由で楽しかったよな?
歌本片手に携帯電話で着メロ打ち込んでとか、ノンリニア編集なんて夢のまた夢MMLで打ち込んでたやつだって居るだろうよ。カセットMTRでテープ伸び伸びになったって良いんだ。ミュージ郎じゃなくても良いんだ。充実して無くても良いんだ。今この手の中にあるものが俺達の最高の音楽制作環境なんだ。
・・・そりゃ良い機材欲しいわ!良いソフト欲しいわ!買えねぇんだわ!マスタリングツールに8万円!?バカじゃねぇの?
サンレコに載ってるような環境でガキどもは音楽制作したいに決まってんだろ!それでガキよりもお金持ちの大人は「無料プラグインは使うな」だって?はぁ?
大人たちは忘れたんですね、クッソ使いにくいZynAddSubFXでリードからベースからパーカッションから全てを作っていた頃を。Synth1がClavia NORD LEAD2オマージュであること知って飛び付いた頃を忘れちゃったんだなぁ!
ガキどもはマジで羨ましいぜ?このエントリに出てくる有料プラグインの数々!いやぁどれも便利そうだ高機能なんだろうなぁ良い音なんだろうなぁってな!
ハッキリ言ってやるぜ?便利だよ高機能だよ良い音だよ、ファクトリープリセットでバシッと決まるぜ?AIでマスタリングまでチョチョイのチョイよ。
・・・いい大人が若い奴らに向かってこんなこと言って何になるんだよ?
それよりも「俺達だってアンパンマンピアノから始めたんだ」「ダンボールのヘッドと割り箸のスティクでドラム始めたんだ」「電卓みたいなヤツで打ち込み始めたんだ」そう言えるのが、クソガキを経験したからこその大人なんじゃねーの?
だから俺は格好付けて言うんだよ「お前らガキどもへ最高の環境を教えてやるぜ!」「Dexed!」「Surge XT!」「Vital!」「GeonKick!」「OpenUTAU!」「Salamander GrandPianoV3!」
「おう!今でも使ってるぜ?例えばよ?Massive XとかSerumとかPhasePlantとかAVENGER 2でまとまらねぇときOdin2使ってみるんだよ。適度に高機能、適度に機能が絞られててさOdin2にするとまとまったりするんだよな。高いプラグイン買えるようになった俺でも当たり前のように一線級で使うぜ?お前らと同じモノをさ」
「任せろ、俺が聞いてやるよ格好良い大人になった連中に」
「あの頃から大人になったお前らは今どんな環境を使っていますか?そしてあの頃はどんな環境を使ってましたか?」
以上、俺の想いでしたぁ!
ざっと見て思ったが、増田が試したのは、ある一定のルール、枠組みの中で競い合ったり対決して優劣をつけるものばかりだな
確かにこの手の分野だと劣後するものに社会的・経済的な価値はないので諦めるのも無理ない
正解が一つじゃなかったり尺度が沢山あったり、新しく自分で尺度を立ち上げたりできる分野があるんだよ
創作系とよばれる分野
たとえば増田が得意そうな音楽の世界でもクラシックピアニストやスタジオミュージシャンのような「演者」、プレイヤーのプロになるのは技術と才能と努力と運が物をいう熾烈な競争の世界だけど
「創作者」のプロ、たとえば作曲のプロは技術も才能もあまり関係なかったりする
正解が一つじゃない世界なのでプロになるチャンスが無数に転がっている
音大出の雇われサウンドクリエーターから中卒の楽器を一つも弾けない元引きこもりDTMerまで、作曲でメシ食ってる有名人、「プロ」がいる
プロ(=有名になって生計を立てられて社会的功績を残す人)になれるかどうかは本人の努力や才能よりも、世相や時流、他人の思惑などの運要素がデカいのでイチかバチかではあるんだが
逆に言えば打席に立ち続ける限り、人生の可能性がつぶれないってことでもある
やってみなよ