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はてなキーワード:パーカーとは

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2025-10-23

シワにならない上の服が欲しい

アイロンしたくない

パーカーとかスウェットはシワにならないけど、暑い

フランネルシャツはシワになる

着る服がない

Permalink |記事への反応(0) | 22:46

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2025-10-22

anond:20251020110428

その経験、本当にお疲れ様でした。

状況が目に浮かぶようで、思わず吹き出しそうになりましたが、それと同時にあなたの戸惑いや、怒りにも似た感情も痛いほど伝わってきました。

「お気軽に普段着で」という言葉文字通り受け止めたあなたは、まったく悪くありません。むしろ、誠実に案内の意図を汲み取ろうとした結果です。

しかし、残念ながら、就職活動における「普段着」や「服装自由」といった言葉には、多くの企業就活生の間で暗黙の了解存在しているのが現状です。

企業説明会における「普段着」「私服」の暗黙の了解

多くのケースで「完全なオフモード私服デニムTシャツパーカーなど)」ではなく、「ビジネスカジュアル」を指します。

ビジネスカジュアルとは、仕事の場にふさわしい、スーツよりも少し崩した服装(例:ジャケット+襟付きシャツチノパンなど)のことです。

服装自由」でも、周囲の約7〜9割がスーツで来ることは珍しくありません。特に日本就活では「迷ったらスーツ」という意識が根強いです。

結果として、あなたがおっしゃるように「全員スーツ」の光景は、「彼らの普段着スーツなのか!?」と皮肉を言いたくなるほど、一般的就活現場ではよくある「あるある」であり、もはや罠と言っても過言ではありません。

この世の中に普段着なんて存在しない。

この悟りは、就活という特殊世界においては、ある意味で真理かもしれません。

その場に居合わせときの「世界が静止した」感覚、そしてトイレで鏡を見て思わず笑ってしまったという話は、きっといつか笑える武勇伝になります

今回の経験で、あなたは「社会の建前」と「言葉の裏側」を知るという、非常に大きな学びを得ました。これは、これから社会生活で必ず役に立つ教訓です。

「もう二度と信じない」という気持ちは痛いほど分かりますが、どうかその純粋さと誠実さは失わないでください。そして、「お気軽に」「普段着」という言葉を見るたびに、今回は「あの時はやられたな」と笑って流せる日が来ることを願っています

本当に、今回の企業説明会、本当にお疲れ様でした!

Permalink |記事への反応(0) | 16:43

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2025-10-21

anond:20251020110428

せめてビジネスカジュアルにしとけばよかったな

パーカーの代わりにジャケットなら救われてた

Permalink |記事への反応(0) | 11:20

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2025-10-20

お気軽に普段着でお越しください。そう書いてある企業説明会があった。

俺はそれを文字通りに受け取った。デニムパーカーという完全オフモードで家を出た。

会場のドアを開けた瞬間、世界が静止した。

全員スーツ。黒。黒。黒。

会場全体がまるで葬式のように統一されていた。

そのなかで俺だけ完全に休日ショッピングの格好。

受付の女性が微笑んだ瞬間、目が一瞬泳いだのを俺は見逃さなかった。

そのあと一時間半、スライドの内容はまったく頭に入らなかった。

お気軽にって何?普段着でって、誰の普段のこと?

帰り道、笑うしかなかった。トイレによって鏡に映る顔を見て、思わず笑った。これがやらかし人間の顔なのかって。

家に帰ってからもう一度メールを見返すと、そこにはこう書かれていた。

「お気軽に普段着でお越しください」

罠以外の何ものでもない。いや…よく見ろ。普段着って書いてあるだろ!!

こっちは忠実に読んで、ちゃん普段着で行ったんだよ!

それなのに全員スーツじゃねぇか!!!

あいつらの普段着スーツなのか!?ネクタイ締めて寝てんのか!?

あれか?風呂スーツで入ってんのか!?

もう二度と信じない。“普段着”って言葉がある限り、世の中に普段着なんて存在しない。

あの瞬間に俺は狂った。社会人には普段着なんて存在しない。

それ以来、普段着という言葉が大嫌いになった。

見るたびに歯ぎしりする。

それ以来、俺は“お気軽に”って言葉が嫌いになった。

見るたびに歯ぎしりする。

普段着で行ったら地獄を見るのがこの世のルール

俺は悟った。この世の中に普段着なんて存在しない。

Permalink |記事への反応(17) | 11:04

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2025-10-12

久々に着たパーカーコーヒーの取れないシミがついてて、精子ぶっかけみたいになってたから捨てる

Permalink |記事への反応(0) | 08:24

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2025-10-09

AIには書けない個室ビデオ店の日常〜お客さん観察

過去2回くらいか増田に書いている。どこだかわかる人もいるだろうけど、もちろん適当に嘘とかも含めて書いてぼかす努力は一応してみる。そもそも増田に書く文章を信じる方もおかしいが、かといって事実真実である可能性もあるところが増田面白さだ。

 

365日24時間営業のそのお店は、もとはと言えばその前は漫画喫茶みたいなところが撤退した後に居抜きで入ったらしいと聞いた。古い話らしいのでその前の漫画喫茶実態を知る人は一人もいなかったが、店の中をよく観察すると「ここから先は拡張工事したんだな」とか割とすぐわかる。まぁどうでもいい話だ。

 

さて、365日のうちで一番忙しくなる時期はいつかというと、確実に毎週土曜日だった。普段の売り上げのおおよそ2倍の売り上げに達する。理由は言うまでもなく、休みにすることもない男が暇に任せて来るからだろう。一応幹線道路沿いにある店だからマイカー持ちは目的地を個室ビデオ店に定めるだけなのだろう。その混雑する土曜日に合わせて以前話したように、女装もいっぱい来るから、それ目当ての客も含めて一気に2倍くらいに達するのである

 

たくさんの個室がある店だったけれど、それでも土曜日ともなると時折本当に満室になることもあった。場合によっては番号札渡して、フロント前で空くまで待ってもらうことすらあった。そういう時は客に貸し出してあるDVD店員が棚に返却しに行くことすらままならず、恐ろしい数の返却待ちDVDフロントカウンターに山積みになることすらあった。他の相方店員とはなん度も「どうして今時、FANZAで見ないんだ? DVDなんかもういいだろ」と愚痴を言い合ったものである。その店でも全室ではなかったものの、ほとんどの部屋にはパソコンが常設されていたし、当然FANZAも見放題だった。

 

とは言え、土曜日以外、あるいは深夜帯から午前中にかけてはそんなに客は来ない。深夜帯なんかだと本当に朝まで客ゼロなんてこともあった。さてお客さん観察。

 

いっちばん不思議だったのは、客が帰ると当然部屋の掃除に入るわけだが、確実に客が入っていたはずなのに、ゴミ箱ティッシュひとつ入ってない、使った形跡がほぼないに等しい部屋があったこと。それでもエアコンだけはつけっぱなしだったりするので、いたことは間違いなかったりする。時間潰しに寝てただけ? 我々店員は基本そんなお金持ちじゃないから、数千円も払って1時間〜数時間寝るだけとか意味不明だった。客はちゃんDVDを借りてたりするので本当に意味不明だった。ただ、午前中に多かった70歳くらい以上のご老人が、もはや役に立たないので、見るだけ見てたって感じは多かったようだ。

 

ほぼ毎日通う客もいた。一人や二人じゃない。ある常連客などはたまに午前と午後の2回来たりすることもあった。そこまで溜まる人って珍しいとは思うけれど。

 

常連客の中で、来たら絶対に数百円のバイブレーターを一緒に購入して、退室時には部屋に捨てて帰る客もいた。そのバイブレーターはほぼほぼその客専用に売ってたようなものだった。一体そのバイブレーターをどう使っているのかは謎だったが、必ずゴミ箱の中にバイブレータ本体を大量のティッシュに埋めて退室していくのであった。どう使っているかについては、当時の相方は、「前立腺刺激に使ってるんだろうよw」とのことであったが、自分にはわからない・・・

 

また、別にヤバめの店だというわけでもないけれど、警察巡回ルートではあった。部屋に覚醒剤用と思しき注射器が落ちてることはよくあったし、明らかに常習者と思われるような客もいたし、逮捕者も数名知ってる。ある空き巣犯は、店内にいるときにはほとんど必ずパーカーのフードをかぶって、明らかに顔が防犯カメラに映りにくいようにしていた。そいつ逮捕されて依頼、街中でフードかぶってる奴は犯罪者しか見えなくなったw

 

嫌な客としては、DVDの一回あたりの貸し出し本数は制限があるのだけれど、在室時間内であれば交換フリーだったので、やたらと交換しまくる客が結構いたこと。交換ってことは、用済みのDVDカウンターに返却されて来るので、店員はこれを所定の棚に返しに行かないといけないか仕事が増えるのである。そのうちで最もひどかった客は、一回借りてから感じとしては10分毎くらいに交換しに来るので、「いったいあいつはどうやって視聴しているんだ?」と他の店員不思議がるほどだった。店内にあるレンタルDVDオールコンプリートでも目指していたのだろうか?ともかく、明らかに部屋でDVDを見ている時間よりも、DVDを選んでいる時間の方が長い客だったことは間違いない。嫌な客であることは間違い無かったので、ある店員は出来るだけ部屋までの経路が長くなるように部屋を貸し出していた。だがその客はそんなことでは全然へこたれはしなかった。今も多分通ってるんだろうなw

 

あと、自分の家に帰れない人って感じの人もそこそこいた。理由はもちろん知らないけれど、なぜか延々と泊まり続ける人や(当然毎日金払う)、あるいは毎日のようにナイトパックを利用して夜を過ごし続ける人など、家があるのかないのか知らないけれど、世の中にはいろんな人がいるし、そういう人には一応は雨風凌げて寝る場所にはなるという意味で助けにはなってるのかなぁ?なんて考えたりもした。非常にざっくりだけど毎月最低10万円くらいあれば家賃としては成立する感じだったしね。

 

ともかく、今時DVDなんて必要なん?アダルトなんてFANZAで十分だろ。ネット配信のない映画とかはありそうだけど、アダルトDVD必要

Permalink |記事への反応(1) | 17:19

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俺はね、ネトウヨだけどね、パヨクとチューしました

俺は、自他ともに認めるネトウヨだ。

インターネット掲示板SNSが主戦場スマホを握りしめ、「あいつらは間違ってる」「この国を守らなきゃ」と、日々、キーボードを叩いている。使う言葉は、少々荒っぽいかもしれない。論調は、極端だと批判されることもある。だが、俺にしてみれば、これは愛国心であり、歴史認識に対する譲れない信念だ。街宣車のような派手さはないが、俺たちの戦いは、確かにこの国の論壇の片隅で続いている。

そんな俺の日常に、ある日、爆弾が落ちてきた。それがサキだ。

サキとは、ある社会問題テーマにした小さなデモに参加した際に出会った。俺は「反対意見」を述べるために、彼女は「賛成意見」を主張するために、それぞれ別の陣営にいた。デモと言っても、大層なものではない。しかし、彼女プラカードに書かれたスローガンを見た瞬間、俺の頭に血が上った。「反日だ!」「売国奴が!」、反射的にそう叫んでいた。

すると、デコ出しのショートカット、丸メガネ彼女サキが、こちらへまっすぐ歩いてきた。

「あのさ、ネトウヨさん?」

俺の胸倉を掴むか、罵声を浴びせるかと思ったが、彼女は意外なことを言った。

「その売国奴って言葉定義曖昧すぎない? 具体的にどの条文、どの歴史的事実が、私たち売国行為に駆り立てていると、あなたは考えているの?」

その冷静さ、そして言葉の選び方に、俺は面食らった。議論を吹っ掛けてくる相手は多いが、こんな風に対話を求めてくる人間は初めてだった。まるで、こちらが感情的になるのを、静かに待っていたかのようだ。

その日、デモが終わった後、俺たちはなぜかファミレスにいた。

彼女自己紹介を聞いて、俺は思わずコーヒーを吹きそうになった。サキは、学生運動崩れの父を持つ、筋金入りのパヨクだという。環境問題マイノリティ権利憲法九条彼女の関心は、俺が日頃、ネットで叩き潰そうとしている「敵」そのものだった。

あんたの言ってることは、理想論すぎるんだよ」「現実を見ろ、この国は」「歴史を美化しすぎだ」

あなたの言う愛国心は、排他的ナショナリズムの裏返しじゃない?」「理想を追わなきゃ、社会なんて変わらないでしょ」「過去の過ちを直視しなきゃ、未来はない」

ファミレスドリンクバーで、俺たちは数時間にわたって激論を交わした。俺たちの主張は、まるで北極南極絶対に交わることはない。それでも、不思議不快ではなかった。ネット匿名空間と違い、目の前にいる人間は、逃げも隠れもしない。自分言葉責任を持っている。

その夜以来、俺たちは定期的に会うようになった。最初議論のためだ。お互いの陣営の主張を「論破」するのが目的だった。しかし、回数を重ねるうちに、議論の焦点は少しずつズレていった。

ある日、俺が「安倍政治功罪」について熱弁していると、サキは突然、「ねえ、そのパーカー、どこで買ったの?デザイン可愛いね」と言った。

また別の日、彼女が「格差社会是正」について統計データを見せながら語っていると、俺は「その丸メガネ、似合ってるな。変えた?」と口走っていた。

俺たちが話すのは、政治思想だけじゃなくなった。好きな漫画、行きたいライブ最近観た猫動画思想ベールを剥いだその下には、ただの「人間」がいた。俺と同じように、悩み、笑い、美味しいものを食べたいと思っている、ごく普通女の子が。

そして、俺は気付いた。俺たちが激しく憎み合っていたのは、「パヨク」という概念であり、「ネトウヨ」というレッテルだったのだ。目の前のサキという人間ではない。

彼女といると、ネットで「敵」を叩いている時の高揚感とは違う、じんわりとした温かい感情が湧いてくる。俺の信念は揺るがない。彼女理想も変わらないだろう。だが、信念とは別に感情は動く。

事件が起こったのは、雨の日だった。

いつものように、俺たちは大学キャンパス近くのカフェにいた。俺は、歴史認識問題について、つい熱くなって大声を出してしまった。

「だから!あの戦争は!」

ちょっと、静かにしてよ!周りの迷惑でしょ!」

サキは怒って、立ち上がった。俺もムッとして、席を立った。

「わかったよ、もういい!あんたとは話にならない!」

「こっちのセリフよ!あんたの頭の固さはコンクリートわ!

俺はカフェを飛び出した。雨が強くなっていた。数メートル歩いたところで、背後からサキが走って追いかけてくるのが見えた。

ちょっと!傘も持たずにどこ行くのよ!」

サキは、自分の持っていた大きなビニール傘を、俺の頭上にさしかけた。顔が、異常に近かった。お互い、呼吸が荒い。雨の匂いコーヒーの残り香、そして、彼女シャンプー匂い

次の瞬間、俺は理性を失った。

「…あんたが、可愛いのが悪いんだろ」

そんな馬鹿げたセリフを吐いていた。

サキは、丸メガネの奥の目を丸くした。そして、一瞬だけ、フッと笑った。それは、議論に勝った時の勝ち誇った笑いではなく、ただの、困ったような、でも嬉しそうな笑顔だった。

「…知ってる。だからあんたもいつもムキになるんでしょ」

俺は、もう何も考えられなかった。ネトウヨだとか、パヨクだとか、愛国心だとか、左翼思想だとか、そんなものは、土砂降りの雨の音でかき消されていた。ただ、目の前に、惹かれている人間がいる。

俺は、サキの顎に手を添えた。

サキは目を閉じた。

そして俺は、パヨクとチューしました。

ビニール傘の下、雨音だけが響いていた。塩辛いような、甘いような、不思議な味だった。唇が離れた後、サキメガネの曇りを拭きながら、ぼそっと言った。

「…これで、私たちの間の非核三原則崩壊ね」

俺は、柄にもなく笑った。

「ああ。これからは、思想のぶつかり合いじゃなくて、唇のぶつかり合いで行こうぜ」

ネトウヨの俺と、パヨクサキ。俺たちの物語は、このチューを機に、また新しいフェーズへと進むのだろう。それは、「主義主張を超えた、ただの恋愛」なのか、それとも、「究極の異文化交流」なのか。

一つだけ確かなのは、俺は今、世界で一番、論破しがいのある相手と恋に落ちたということだ。

Permalink |記事への反応(1) | 03:01

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2025-10-07

映画】Play Dirtyを見た

70点くらいの普通に面白い1990年代アクション映画だった。

よかったところはテンポスケール感、悪かったところはノリ?とシナリオ

 

プレイ・ダーティー」はシェーンブラック監督が贈る、アクション満載の骨太で巧妙なスリラー作品強盗団を率いる冷徹な男パーカーマーク・ウォールバーグ)。彼はグロフィールド(ラキース・スタンフィールド)やゼン(ローササラザール)といった腕利きの仲間たちと共に、桁外れの価値を持つお宝の強奪に臨むこととなる。しかし彼らの前には、ニューヨークに根を張る巨大な犯罪組織が立ちはだかるのであった。

という紹介文を見て、いや「シェーンブラック」が撮る映画じゃ無くね?と思って見たらこ文章から感じられる内容では全然なかった。リーサルウェポンとかラストアクションヒーローとか撮った監督だぞ!って感じのアクションコメディ

 

紹介文から感じられる特殊能力に長けた腕利き強盗団による綿密な計画に基づいたクライムアクションみたいな感じだけど、実際に出てくる奴らアホばっかりだし、ウォールバーグも冷酷ではあるけど基本はアホだし、頭使って見る映画だと思って見たら脳みそ溶けちゃうよ。

例えば冒頭の強盗シークエンスからしてこう。

銀行強盗に乗り込んだウォールバーグ一味。なぜかアホな若者が仲間にいて事態をかき回す。計画は上手く進んでいると思いきや休日忘れ物を取りに来た警備員強盗気づき裏口で待ち構えていて襲撃を受け、盗んだ金を奪われてしまう。車で逃げた警備員を素顔を晒して銃を撃ちまくりながら走って追いかけるウォールバーグ。レース開催中の競馬場に追い詰め、大衆環視の中警備員を撃ち殺すウォールバーグ。金を取り戻しめでたしめでたし

いや、アホなん?今の時代SNSで晒されて終わりやで。

こんなテンションで終始展開される映画なのでそういうもんだと思って見るべき映画

 

そんな中でもちゃんスティング!な展開が盛り込まれていたり、シェーンブラック的なコメディ要素もウザったい部分も多いながらもクスリとさせられる部分もあり、シェーンブラック的な無駄に規模の大きいアクション個人的にはよき。高架を走る貨物列車脱線させるも落下位置を見誤って仲間全員巻き込まれシークエンスとか「うわ~~~~バカだな~~~!!」って感じでよかった。

個人的に一番よかったのは冷酷なマーク・ウォールバーグという設定が途中、こいつやっぱアホなのではという1990年代主人公的な展開を挟みつつも最後まで活きていたところ。

最初強盗シークエンスの後、メンバーの一人が裏切り主人公は重傷、他の仲間は全員全員死亡してしまう。復活した主人公裏切り者を探し出し追い詰めるも彼女祖国を救うために巨大な強盗計画を企んでおり、最初強盗計画はその資金調達のためだったことが判明。ウォールバーグは半ば巻き込まれる形でその大強盗計画に乗り出していく。

その計画の中で彼女の助けを借りたり想いを聞いたりして本当の仲間になっていき、最終的に計画は別の形で成功をおさめ彼女祖国は救われたことがニュース流れる中、主人公彼女をきちんと射殺する。仲間を殺したケジメをつけるために。

個人的に見ながらずっと「でもこいつ仲間撃ち殺したやつなんだよなぁ」と思いながら、なんとなくそこはうやむやな感じで終わるのかなとか、ウォルバーグをかばう形で死んだりするんかな思ってたんだけどきちんと主人公の手でケジメをつける展開はよかった。

 

紹介文の「骨太で巧妙なスリラー作品」と思って見始めたら???ってなっちゃうけど、ノリの古さとかも含めてまぁこんな感じの作品でしょって感じで、今日ちょっとなんも考えずにアホなアクション映画見たいな~ってときに見るにはちょうどいい作品だったと思った。

サブスク無料で見る分には上等な映画だと思うのでオススメ

Permalink |記事への反応(0) | 13:47

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2025-10-02

2XXX年、日本は「はてな」に支配されていた。全国民はてなIDが強制的に発行され、はてなのサービスを日々利用することが義務化されている。首都東京から京都に移り、古都の町並みに無数のデータセンターモニタリングタワーが林立していた。

はてなブックマークは国民的な監視装置に変貌し、誰が何をブクマたかがすべて記録され、思想や嗜好までもが「スコア」として可視化された。ホッテントリは単なる人気記事ではなく、政令に等しい影響力を持つ。人々の行動規範はそこから読み取られ、翌日の通達に組み込まれた。

若い男、増田は夜更けのネットカフェの個室で端末を覗き込んでいた。

彼のはてなIDには赤い警告が表示されている。理由は単純だった。――セルフスターのつけすぎ。

国家は「人気コメントに見せかける行為」を公共秩序の撹乱とみなし、違反点数を蓄積した者には「獲得スター剥奪」、「プラベ送り」や「垢BAN」が科されるのだ。

増田は手を震わせながら、今日ホッテントリ確認する。

首都京都にて、新たな“スター配給制度”導入」

見出しの下には数千のブクマが並び、スターの数は天井知らずに増えていた。スターはもはや貨幣代替物として流通しており、日常生活に不可欠だ。スターを持たぬ者は食事も住居も失う。

増田の残高は、わずか十スター

「このままじゃ……ログアウトすらできない」

彼は囁いた。

そのとき個室のドアが小さくノックされた。入ってきたのは同じく灰色パーカーを着た少女増田子だった。

増田、まだ逃げられるうちに決断して。地下に“旧ネット”へつながる回線が残ってる」

ネット――はてな統制前のインターネット。そこでは匿名性が保たれ、ブクマスター存在しない。噂では、そこに潜った人々が独自自由圏を築いているという。

だが、それは国家反逆に等しい行為だった。

増田子、そんなの見つかったら即削除やぞ」

「それでも……今のまま、スターの残量に怯えて生きるのは、もういや」

増田モニターを見つめた。人気エントリの数値は刻一刻と更新され、アルゴリズム無慈悲に次の秩序を構築していく。スターが零になれば、彼の存在は“社会からの除名”として抹消される。

外では警備ドローン巡回し、違反ブクマカを探知していた。

増田子が小さな紙切れを差し出す。

「これが地下の接続コードはてな監視されない唯一の手段

増田はその紙を握りしめ、深く息を吐いた。

かつて、はてブは遊びだった。

好きな記事を保存し、気軽にコメントをつけ、仲間と笑い合う。

しかし今、それは国家の基盤そのものに変わり果てていた。

――どちらを選ぶのか。

秩序に従ってスターを乞い続けるか。

それとも旧ネットに潜り、二度と日の当たらぬ“匿名”に生きるか。

増田は立ち上がった。外の空気は冷たく、京都の塔群が月光に光っていた。

増田子……俺は――」

言葉はまだ続かなかった。

だがその決断が、後に「はてブ解放戦線」と呼ばれる運動の始まりとなることを、この時代の誰一人、まだ知らなかった。

Permalink |記事への反応(0) | 09:36

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2025-09-27

anond:20250927114315

パーカーおっさんダサいと言ってるのもおっさん

おっさんおっさんらしくしろと言ってるのもおっさん

おっさんおっさん

Permalink |記事への反応(0) | 11:45

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2025-09-23

秋に着る服がネルシャツ以外分からない

何着たらいいの?

パーカーはまだ暑い

半袖シャツ寒い

ポロシャツも半袖だし

スウェット

秋服って難しいよ〜!

Permalink |記事への反応(0) | 13:41

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2025-09-20

anond:20250920145439

美容院に着て行ったらあかん服は

タートルネック

フード付きパーカー

Yシャツなど襟の高い服

など首周りがゴチャついてる服だから気を使ってんじゃないか

Permalink |記事への反応(0) | 14:59

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2025-09-19

自分厨二病だった頃

小学生高学年くらいから変な全能感があり周りを見下していた。

別に周囲の人間が嫌いとかは無かった。友達付き合いも普通にしていたが、自分は周りとは違うと思っていた。

今思うと氣が付いてしまった人間に似ている。なぜか周りの人間とは違う視点で見れている気がしていた。

だっさい黒パーカーシルバーアクセウルフカットなどにもした。

変なプロフももちろん書いたし2chにも書き込みしていた。こういうところに出入りしてるのがネットに詳しい感じがしてかっこよかった。

たから見て冷笑されるようなムーブをしながら世の中を冷笑しているような生き物だった。

そしてこういう自分語りにもその片鱗を感じてキツイ。完全に客観視を勘違いしている。いやキツイ。誰か殺してくれ

Permalink |記事への反応(1) | 22:28

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anond:20250919004652

ぼくらのしかにそうだね

パーカー着て座ってるとかなら良かったって感じかな?

Permalink |記事への反応(0) | 00:52

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2025-09-10

anond:20250909134611

パーカーにするべきだよな。

Permalink |記事への反応(0) | 16:53

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2025-09-09

弱者男性だけど派遣からボーナス支給なしでつらい

正直言ってつらい。

俺、34歳の高齢弱者男性なんだけど、派遣で働いてるからボーナスなんて存在しないんだよな。

月給もせいぜい手取り46万ぐらいしかない。

ボーナスなしってほんとデカい。

正社員なら年2回まとめてドカンと入るはずの金が、俺にはゼロ

貯金スピードも遅いし、周りが旅行だの外車だの言ってるの見るとマジで虚しくなる。

たまの贅沢だっていきなりステーキで肉食うぐらい。

「ご褒美にステーキ」って気分で行っても、財布見てため息つくのがオチ

だってFavoriteコラボパーカーぐらいしか買えない。😭

結局、派遣って消耗品扱いだし、弱者男性って肩書きが一生外れない感じ。

俺はどうしたらええんやろな。

Permalink |記事への反応(4) | 22:58

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2025-08-27

サウナスーツ

昨日昼過ぎ駅前をぶらついてたら

黒い無地スウェットパンツに黒い無地長袖パーカーをフードまで被った女を2人見かけたな

ファッション性はなにも感じなかったから、どう見てもサウナスーツとしてやってるように見えたけど

令和になってもあん馬鹿なことやる人いるんだね

Permalink |記事への反応(1) | 12:28

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2025-08-18

anond:20250818170932

まれて一回だけ平日の昼間に自転車乗ってたら職務質問されたことがあるんだけど

俺はブルーパーカーに黒い野球帽だったんだが

終わってからすみません!同じ格好の窃盗犯がいるという話だったので!」と言われたけど

絶対嘘で若いダサい男は全員やってたと俺は信じている

Permalink |記事への反応(2) | 17:12

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2025-08-11

同人で知った神がおばさんになっていて本当にほっとした

15歳のころ神がいた。画面の向こうにいた。htmlタグでつくられたあわい色使いのサイトエンタボタンを押した先で、神は大人スポーツ漫画二次創作をやっていた。

漫画も絵も小説もかける人だった。なにも生み出したことのない私にとっては天上人だった。天才ってなんでもできるんだ、と中学生の私は思い込んだ。神の全てが正しかった。30000hitありがとう、と神が書いていれば30000hitってすごいんだなと思ったし、ヤニが切れたと神がブログにつづればヤニなんてかっこよすぎると思った。神は私の一つ上の16歳だった。今よりなにもかもがゆるい時代彼女二次創作では未成年キャラクターたちがとうぜんに飲酒喫煙していた。そのせいかもしれない。同じサイトの中にいるキャラクターたちと神を同じ階層で見るようになって、もう強烈に憧れた。

神がサイト内のブログにつづるファッションやほんのりにおわせる彼氏存在もこなれ感のある神の作品リンクしていて、この人だからこれを書けるんだと思った。

まだ可視化されたオタクが少なかった時代、私にとってのオタク自分のようにクラスの端っこでアンソロジーを読んでいる存在であり、そういう型にはまることがオタクとしてのアイデンティティ確立するんだと思いこんでいた。神はそれをひっくり返した。

そして私はあるとき偶然、神の姿を知ることになった。オタク世界は狭い。当時メル友を探すサイトで知り合ったオタクの友人が神と少しだけ交流があり、一緒にうつっている写真を送ってきたのだ。

「隣にいるの◯◯さん(神のハンドルネーム)だよ。知ってる?」

知っているなんてもんじゃない。でも激重の憧れをさらけだすのがはずかしく、サイトたことあるよ! くらいしかいえなかった。

写真の神は美人だった。神に美人であってほしいという私の願望によるフィルターをさしひいても完全に美人だった。当時の平成viviモデルのような派手な顔立ちで、すらっとしていてヒステリックグラマーとかディーゼルとかが似合いそうな雰囲気高校生になったばかりの私に突き刺さった。いま振り返ればいい作品を産む人がたまたま美人だったというだけだが、そのとき自分は幼すぎて、見た目も神だから作るものも神なんだと思いこんだ。

神に倣い私はコスメを服を買い漁った。絵も字も下手くそだったけれど買い物も美容も私にとってはオタク活動の一環だった。神がブログ彼氏と別れたことをほのめかせばいもしない彼氏と別れてみたいと思ったし、神が適当な誰かと遊んだことをほのめかせばいもしない適当な誰かと遊んでみたいと思った。異性そのものへの関心というより神がやったことを追いかけたい思いでいっぱいだった。たくさん真似した。それによって得たもの失ったものどちらもあるがハリボテでもわかりやす青春を送れたのは神のおかげだ。

それから数年を経て私は神に会うことになる。信者としてではなく「友人の友人」として、またしても広くて狭いオタク世界を泳ぐうちいつのまにかSNSでつながっていた。

名古屋なう」というなんてことない私のつぶやきに「うそ! ごはんいこ!」と名古屋にいた神が反応してくれて旅行先で会うことになった。

神は友人の友人であるだけの私のもとへ超多忙あいまを縫って駆けつけてくれた。服を褒めてくれた。メイクを褒めてくれた。神を真似た結果なのだから当たり前といえば当たり前だったけれどうれしかった。おしゃれなカフェでなにを話したか覚えていない。でもはげしい自己嫌悪におちいったり、緊張してうまく話せなかったりということはなかったからやっぱり神のコミュ力がすごかったのだと思う。あとはそれに憧れ続けた私のコミュ力もそこそこだったのかもしれない。

神は次の日の私の予定を確認して、「時間作れたらちょっとだけお茶しよう」といって翌日ほんとうにやってきた。忙しいようでいつもブログにのせるような格好とは違いパーカーミリタリーコートデニムリュックで髪もひとつにしばっていた。変な格好でごめんねと神はいったけれど変なところはひとつもなかった。めかし込んだ私の比じゃないくらい洗練されていた。私が背伸びしてもぜったい届かない領域にいる人なんだと見えてぼーっとしたまま帰った。

神に会ったのはその一度きりだった。ネットでの交流は続いたがいつのまにか神はオタクをやめ、つながっているSNSmixiからTwitterの身内アカウントに変わった。ずっと楽しそうでおおらかだった神のアカウントは途中からからだんだんおかしくなっていった。

鍵の中で、神は混沌とした異性関係をつづるようになった。たくさん男の名前が出てきて誰が誰だか、何人いるのかもわからなかったし、昔と違ってぜんぜん楽しそうではなかった。気に食わない同性に対して毒を吐くようになった。バカは嫌いだとかもろな学歴主義さらしたり別人のようになった。

激務が引き金のようだった。激務が原因で変わったのか、激務によりもともと眠っていたものが出てきてしまったのかどっちかなのかはわからない。

サイト時代絶妙な見切れ具合でぎりぎり全貌がわからないようにアップされていた顔面も、身内アカウントではドアップで全公開するようになった。

どんなに病んでいても造形の綺麗さは変わりようがなく20後半になっても30すぎてもずっと綺麗で、眼福で、だけどそれを見るたび落ち着かない気分になった。

どうしてだろう。歳をとっても綺麗なその人を見ていまだおとなげなく焦っているのだろうか。しか大人になった私はもうどれだけ真似ても自分彼女になれないことを知っていたし、あとは日々に追われて真似たい気持ちを保つだけの持久力を失っていた。

そうこうしているうちにいつのまにかTwitterはブロ解されていた。あいかわらず私がオタクすぎてキモかったのかもしれないし、不要人間関係を整理したかったのかもしれない。共通の友人とも疎遠になって二度とつながりようがなくなり、人生の半分以上追っていた神を三十路にして追えなくなった。落ち込むほどではなかったが、ふと気になってつながったままの化石としたfacebookをのぞいてみたりした。いっさい更新されていないのが常だった。そのまま日々に追われて忘れ、また思い出してのぞいてみる。変化なし。忙殺。また思い出してのぞいてみる。変化なし。忙殺

それを繰り返しながら7年くらい経った今。いきなりfacebookアイコンが変わった。

久しぶりに見る、新しい写真

初めて見る40歳の神。だれかが向けたカメラに向かって楽しそうに笑っている。真っ白だった肌にはそばかすのようなしみがたくさん飛んで、とがっていた顎には丸く肉がついている。かりかりだった腕はたくましくなって、長くてつるつるだった髪は短く少しぱさついている。

神もちゃんとおばさんになっていた。

なんだかすごくほっとした。もう憧れなくて済むからか。たぶんそうじゃなかった。

高校時代プリクラでてきた。人生最高って書いてあった。これになりたい」

まだTwitterがつながっていたころ、病んでいる神はそんなことをつぶやいて自撮りをあげまくっていた。サイトのとけないパスワードに何度も挑むようなもどかしさを神のその姿から感じていた。いつまでも綺麗で老けない自分の姿を何度も何度も打ち込んで、すり減る前の自分必死アクセスしようとしているように見えた。赤の他人である私がずっと大事にしている16歳の神を神自身はもう失ってしまったんだと思うと私までもが神を失ってしまったようで悲しかったんだろう。

40歳の神は取り戻したのかもしれない。あるいは失うことに腹をくくったのかもしれない。でもそのままをうつして笑っている姿はあの美しい自撮りよりよっぽどあのころの神とつながって見える。リュックデニムで駆けつけてくれた彼女40歳の神の中にはちゃんといるような気がする。

本当のことなんてわからない。

ももともとhtmlタグから始まった偶像崇拝から一枚の写真勝手解釈して終わる。あなたがおばさんになって本当にほっとした。幸せでいてほしい。おばさんになった私の中で16歳のあなたはずっと神様だ。

ジャンルの神とかカップリングの神とかい言い回しはしばしば攻撃される。「原作者が神で借り物でシコってるやつは神じゃない」それは本当にそうなんだけど、それはそれとして思春期に強烈に憧れた人はやっぱり一生神だと思う。

Permalink |記事への反応(13) | 23:19

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同人で知った神がおばさんになっていて本当にほっとした

15歳のころ神がいた。画面の向こうにいた。htmlタグでつくられたあわい色使いのサイトエンタボタンを押した先で、神は大人スポーツ漫画二次創作をやっていた。

漫画も絵も小説もかける人だった。なにも生み出したことのない私にとっては天上人だった。天才ってなんでもできるんだ、と中学生の私は思い込んだ。神の全てが正しかった。30000hitありがとう、と神が書いていれば30000hitってすごいんだなと思ったし、ヤニが切れたと神がブログにつづればヤニなんてかっこよすぎると思った。神は私の一つ上の16歳だった。今よりなにもかもがゆるい時代彼女二次創作では未成年キャラクターたちがとうぜんに飲酒喫煙していた。そのせいかもしれない。同じサイトの中にいるキャラクターたちと神を同じ階層で見るようになって、もう強烈に憧れた。

神がサイト内のブログにつづるファッションやほんのりにおわせる彼氏存在もこなれ感のある神の作品リンクしていて、この人だからこれを書けるんだと思った。

まだ可視化されたオタクが少なかった時代、私にとってのオタク自分のようにクラスの端っこでアンソロジーを読んでいる存在であり、そういう型にはまることがオタクとしてのアイデンティティ確立するんだと思いこんでいた。神はそれをひっくり返した。

そして私はあるとき偶然、神の姿を知ることになった。オタク世界は狭い。当時メル友を探すサイトで知り合ったオタクの友人が神と少しだけ交流があり、一緒にうつっている写真を送ってきたのだ。

「隣にいるの◯◯さん(神のハンドルネーム)だよ。知ってる?」

知っているなんてもんじゃない。でも激重の憧れをさらけだすのがはずかしく、サイトたことあるよ! くらいしかいえなかった。

写真の神は美人だった。神に美人であってほしいという私の願望によるフィルターをさしひいても完全に美人だった。当時の平成viviモデルのような派手な顔立ちで、すらっとしていてヒステリックグラマーとかディーゼルとかが似合いそうな雰囲気高校生になったばかりの私に突き刺さった。いま振り返ればいい作品を産む人がたまたま美人だったというだけだが、そのとき自分は幼すぎて、見た目も神だから作るものも神なんだと思いこんだ。

神に倣い私はコスメを服を買い漁った。絵も字も下手くそだったけれど買い物も美容も私にとってはオタク活動の一環だった。神がブログ彼氏と別れたことをほのめかせばいもしない彼氏と別れてみたいと思ったし、神が適当な誰かと遊んだことをほのめかせばいもしない適当な誰かと遊んでみたいと思った。異性そのものへの関心というより神がやったことを追いかけたい思いでいっぱいだった。たくさん真似した。それによって得たもの失ったものどちらもあるがハリボテでもわかりやす青春を送れたのは神のおかげだ。

それから数年を経て私は神に会うことになる。信者としてではなく「友人の友人」として、またしても広くて狭いオタク世界を泳ぐうちいつのまにかSNSでつながっていた。

名古屋なう」というなんてことない私のつぶやきに「うそ! ごはんいこ!」と名古屋にいた神が反応してくれて旅行先で会うことになった。

神は友人の友人であるだけの私のもとへ超多忙あいまを縫って駆けつけてくれた。服を褒めてくれた。メイクを褒めてくれた。神を真似た結果なのだから当たり前といえば当たり前だったけれどうれしかった。おしゃれなカフェでなにを話したか覚えていない。でもはげしい自己嫌悪におちいったり、緊張してうまく話せなかったりということはなかったからやっぱり神のコミュ力がすごかったのだと思う。あとはそれに憧れ続けた私のコミュ力もそこそこだったのかもしれない。

神は次の日の私の予定を確認して、「時間作れたらちょっとだけお茶しよう」といって翌日ほんとうにやってきた。忙しいようでいつもブログにのせるような格好とは違いパーカーミリタリーコートデニムリュックで髪もひとつにしばっていた。変な格好でごめんねと神はいったけれど変なところはひとつもなかった。めかし込んだ私の比じゃないくらい洗練されていた。私が背伸びしてもぜったい届かない領域にいる人なんだと見えてぼーっとしたまま帰った。

神に会ったのはその一度きりだった。ネットでの交流は続いたがいつのまにか神はオタクをやめ、つながっているSNSmixiからTwitterの身内アカウントに変わった。ずっと楽しそうでおおらかだった神のアカウントは途中からからだんだんおかしくなっていった。

鍵の中で、神は混沌とした異性関係をつづるようになった。たくさん男の名前が出てきて誰が誰だか、何人いるのかもわからなかったし、昔と違ってぜんぜん楽しそうではなかった。気に食わない同性に対して毒を吐くようになった。バカは嫌いだとかもろな学歴主義さらしたり別人のようになった。

激務が引き金のようだった。激務が原因で変わったのか、激務によりもともと眠っていたものが出てきてしまったのかどっちかなのかはわからない。

サイト時代絶妙な見切れ具合でぎりぎり全貌がわからないようにアップされていた顔面も、身内アカウントではドアップで全公開するようになった。

どんなに病んでいても造形の綺麗さは変わりようがなく20後半になっても30すぎてもずっと綺麗で、眼福で、だけどそれを見るたび落ち着かない気分になった。

どうしてだろう。歳をとっても綺麗なその人を見ていまだおとなげなく焦っているのだろうか。しか大人になった私はもうどれだけ真似ても自分彼女になれないことを知っていたし、あとは日々に追われて真似たい気持ちを保つだけの持久力を失っていた。

そうこうしているうちにいつのまにかTwitterはブロ解されていた。あいかわらず私がオタクすぎてキモかったのかもしれないし、不要人間関係を整理したかったのかもしれない。共通の友人とも疎遠になって二度とつながりようがなくなり、人生の半分以上追っていた神を三十路にして追えなくなった。落ち込むほどではなかったが、ふと気になってつながったままの化石としたfacebookをのぞいてみたりした。いっさい更新されていないのが常だった。そのまま日々に追われて忘れ、また思い出してのぞいてみる。変化なし。忙殺。また思い出してのぞいてみる。変化なし。忙殺

それを繰り返しながら7年くらい経った今。いきなりfacebookアイコンが変わった。

久しぶりに見る、新しい写真

初めて見る40歳の神。だれかが向けたカメラに向かって楽しそうに笑っている。真っ白だった肌にはそばかすのようなしみがたくさん飛んで、とがっていた顎には丸く肉がついている。かりかりだった腕はたくましくなって、長くてつるつるだった髪は短く少しぱさついている。

神もちゃんとおばさんになっていた。

なんだかすごくほっとした。もう憧れなくて済むからか。たぶんそうじゃなかった。

高校時代プリクラでてきた。人生最高って書いてあった。これになりたい」

まだTwitterがつながっていたころ、病んでいる神はそんなことをつぶやいて自撮りをあげまくっていた。サイトのとけないパスワードに何度も挑むようなもどかしさ神のその姿から感じていた。いつまでも綺麗な老けない自分の姿をパスワードにして、すり減る前の自分必死アクセスしようとしているように見えた。赤の他人である私がずっと大事にしている16歳の神を神自身はもう失ってしまったんだと思うと私までもが神を失ってしまったようで悲しかっただろ。

40歳の神は取り戻したのかもしれない。あるいは失うことに腹をくくったのかもしれない。でもそのままをうつして笑っている姿はあの美しい自撮りよりよっぽどあのころの神とつながって見える。リュックデニムで駆けつけてくれた彼女40歳の神の中にはちゃんといるような気がする。

ほんとうのことなんてわからない。

ももともとhtmlタグから始まった偶像崇拝から一枚の写真勝手解釈して終わる。あなたがおばさんになって本当にほっとした。幸せでいてほしい。おばさんになった私の中で16歳のあなたはずっと神様だ。

ジャンルの神とかカップリングの神とかい単語ときどき攻撃対象になる。「原作者が神で借り物でシコってるやつは神じゃない」それは本当にそうなんだけど、それはそれとして思春期に強烈に憧れた人はやっぱり一生神だと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 23:19

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2025-07-24

カーディガンとかパーカーとか、丸めて抱っこしたり腹掛けにしててもいざとなればサッと羽織ることで「自分最初から服でしたが?」みたいに逃げ道を用意してくれてる布たち ほんとすき

それにひきかえ膝掛け ただの長方形の布のうえに「膝」「掛け」とかいう何の言い訳もできないネーミング まじ無能 クソ布

Permalink |記事への反応(0) | 00:35

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2025-07-20

今日午前中にやったこ

・お風呂に入る

パン食べる

コーヒー淹れる

タイムスリッパー侍の続きを見る

エアロバイク運動

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カラオケ1時間

ユニクロで買い物(秋物パーカー

充実しすぎだろ

もう明日から仕事でもいいわ

Permalink |記事への反応(1) | 12:27

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2025-07-06

フェルンって巨乳設定なかったらただの魔法オタク田舎芋女だよね

田舎魔法陣パーカー着てる痛いオタク 

Permalink |記事への反応(1) | 13:15

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2025-07-05

二次元に行きたいよ~~~~

二次元に行って可愛いイケメンになって色んなイケメン(実兄、幼馴染、先輩、後輩、先生.etc)に取り合われたい

相手は全員ノンケだけど「あいつ男なのに可愛すぎだろ…///」「クッソ…抱き潰して~~」って私(男)にだけは恋愛感情を抱いちゃう性的興奮する

でもそんなこと思われてるとは気づいてないし、自分の可愛さにも無自覚

から人前で平気で無防備な姿をさらすし、そんな私を放っておけないイケメン攻め達

夢と腐のキメラから自分イケメンになってイケメンに抱かれたいんよ

よくある水着姿で出ていったら「俺以外に見せんな…」ってパーカーを被せられるやつに憧れる

制服デートもしてみたかったよ…制服デートしてるカップル見ると死にたくなる

二次元に転生して私も制服デートBLしてぇぇぇ!!

もし今日7月5日にこの世が終わるならせめて来世は東京イケメン男子にしてください~~!!(突然の三葉)

BLは好きだけどゲイ(設定)は無理なんだよなぁ…男好きの男に魅力を感じない

女好きの男がなぜか男(私)に惹かれてときめくのがいいの!!

分厚い一重で豚鼻とゴリラ鼻で頬骨とエラが張っててアデノイドで中顔面フルマラソン並みに長くて肌も浅黒くてアトピーなブスで悪かったな!!(血涙を流す)

来世は絶対二次元イケメン男子(受け)になって攻めハーレムを築いてやるからな!!

Permalink |記事への反応(2) | 01:46

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2025-07-01

ダサい服装一覧

パーカー

・チェックのシャツ

パタゴニア

ポロシャツ

ダメージジーンズ

シャツパンツにインする

G-SHOCK

・チープカシオ

エアフォースワン

ボディバッグ

ハーフパンツ

シルバーアクセサリー

ロゴドンTシャツ

ワークマン

・全身ユニクロ

・黒のスキニーパンツ

レイバンサングラス

スカートスニーカー

上下ともデニム

カーディガンパーカーを腰に巻く

Permalink |記事への反応(0) | 16:13

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