はてなキーワード:バリュとは
私は東京大学を卒業した30代で、直接の知り合いが複数人、チームみらいの運営に携わっている。参院選の候補者も二人知っている。疎遠だけれど。
チームみらいに対して「エリートだから一般人の気持ちが分からない」という批判を見たが、私は実感を込めてそう思ってしまった部分がある。
東大生の親は平均年収が高いと言われたりするので漠然と金持ちのイメージがあるかもしれないが、国立大学だから私立より受験料も学費も安いのもあり、実際は様々な家庭環境の学生がいた。
生活費を自分で稼がなくてはならないからお金がなくて飲み会に来られない子がいた。友達がけがをして私が病院に付き添ったら、「親が仕事を転々としていて今保険証がない、どうしよう」とぼろぼろ泣いていたこともある。
そういう環境の中で、チームみらい運営の彼らはどうしていたのかというと、有名私立中高一貫校の出身者同士で、クラスの中心メンバーを担っていた。
彼らも別に、出自で友人を選んだわけではないと思う。ただ、そこは頻繁な飲み会と旅行で成り立っているコミュニティだったから、お金に余裕のない人は自然といなくなっていた。
彼らが卒業間際に同窓会を企画してくれたので、やや疎遠だった私も参加してみたが、飲み会に行けない「付き合いの悪い」友人たちは、話題にも上らなくなっていた。
話題はもっぱら、誰が一番いい会社に就職できたかということだった。
私が入学したとき、東大には20個くらいテニスサークルがあったが、そのうち東大生女子が入れるのは3個だった。残りは他大学の女子しか入れなかったし、入部にあたって女子だけルックス審査があるサークルもあった。
留学生がたくさんいたけれど、大抵の場所では留学生だけのコミュニティを作って、少々肩身が狭そうにしていた。私は同じ学科の留学生に仲良くしてもらっていたので一度聞いてみたが、日本語が話せても日本人から壁を作られることが多いらしかった。
(これらはあくまで当時の話で、今は状況が変化していると思う)
そんな中でチームみらい運営の彼らは、どこのテニスサークルの入部審査を受けたという話で盛り上がり、学年が進んでも似た出自のメンバーに囲まれていた。
それが特別悪いことだとは思わないし、大学生として普通の感覚だったと思うが、やはり狭いコミュニティだなとは当時も感じていた。
ここまで書いたのはチームみらいのメンバーのうち、私が偶然出会えた数名の話をややぼかして綴っただけだ。チームみらいの全員が同様の学生生活を送ったわけではないだろう。
ただ、私にも様々な友人がいた中で、私が直接知っているチームみらいのメンバーは皆、そういった属性の人物だった。
それでも、私がたまたま彼らとあまり仲良くなれなかっただけで、彼らが私と違う道で頑張ることに対しては批判も何もないと思っていた。
しかし、マニフェストに減税も選択的夫婦別姓も盛り込まれていないと知って、話が変わってきた。
消費税の減税は今回の参院選の大きな争点の一つだった。(色々あって話題が移ってしまったが)
生活が苦しいと感じる国民が増えている中で、消費税減税でないにせよ、効果が明確な施策が期待されていたと思う。
選択的夫婦別姓は複数の世論調査で賛成多数となっている。強制的な改姓によって起こっている不利益も明確だ。
彼らのバリューに従って「データと事実で語る」なら、賛成以外ありえないように思える。世の注目度が低いから言及しないというのも考えにくい。
では、彼らの目指すところは何なのだろうか。
彼らのマニフェストを読んで、街頭演説を聞くと、どうも国の未来ではなく、そこに至る過程を大事にしているようだ。
それは良い国にするための手段だと思うのだが、彼らにとっては目的であるらしい。
分断を煽らないという手段が目的化しているから、世論を二分しそうな話題は避けているように見受けられる。
でも、所得を増やすことや人権を擁護することは基本的に全員が合意できるはずのテーマだ。
そういう当たり前のゴールを定義しないで、物議を醸さないテーマに絞っているのははっきり言ってずるい。
分断を煽らないというのは、自分たちが批判されたくないという意志の弱さに見えてきてしまう。
彼らは対話と言うけれど、それは他政党など、声の大きい人と議論を戦わせるということであって、弱者の声を聴くという意味ではないように思える。
そもそも世の中には、親から監禁同然の扱いを受けている子供とか、DV夫から逃げて身を隠している女性とか、話そうにも話せない人がいる。
そういう人を救うのが政治なのだから、「対話しましょう」「話してくれたら検討します」では不十分で、一定の理想論と、弱者に対する想像力が必要ではないかと、私は思う。
彼らのマニフェストを見て、身近にいた弱者が見えていない、もしくは弱者を救おうとしていないのではないかと思ってしまった。
あの日大変な思いをしているクラスメイトが、視界に入らなかったように。
そして、周りの意見を集めてバランスを取っていきますよという姿勢は、危うい。
強者の言説が優先されやすいし、戦争など決定的な破滅につながる意見も、ポリシーがなければ簡単には排除できない。
正直、半年後に彼らがとんでもない政党と手を組んでいてもあまり驚かないと思う。そうならないことを願うが。
さて、深夜にこんなことを書いていると、人生がうまくいっていない奴が成功者を妬んでいると思われるかもしれないけれど、私は私なりに満足のいく生活をしている。
行動を起こさない者が行動している者を批判するなと言われるかもしれないが、行動しなかったりできなかったりする人の意見は聞く必要がないという姿勢こそが危険だと、この記事では言いたかったつもりだ。
彼らは危ういけれど、根っからの悪ではない。
願わくは、若者が頑張っているからと無邪気に応援するのではなく、他の政治団体と同等の、客観的な批判の目を向けてほしいと思う。
Permalink |記事への反応(58) | 01:44
先行するアメリカの例を取ると、免疫を持つ人は確かに増えるのだが、何度でも感染する人は一定残る
この人たちは本質的には政治無関心層で長期記憶もあまりなく、4年に一度目覚める蝉のようにその時期だけ騒ぐ
一定のバリューはあるので、仕掛けた戦略にハマって大騒ぎ、自体は無くならないと思われる。
ただアメリカ大統領選の場合はややこしいことに、アメリカの政治に関心のない外国のアフィリエイターも参加するもんだから本当に大混乱になってる
日本も最近は生成AIだの高度な翻訳だので似たような状況になりつつあるし、日本語話者はこれまで免疫がなかったから相当流行ると思う
具体的にどう救うべきかが本人たちにもイメージできていない。要は具体的にどうしてほしいのか、というのが誰にもわからない。
そりゃ氷河期世代全員に100億円配布すれば解決なのだろうが、それは実現不能だ。実現可能ラインでどう具体的に救済すればいいのか。誰にもイメージできていない。
何が欲しいのかわからない人間たちにどう与えるのか、という話であり、それは構造を考えなければならない。
でも今なお、「支援」「再教育」「雇用拡大」なんて言葉が、彼らに向かって中途半端に投げつけられ続けている。
おかしいのは、彼らが本当に求めているものを、誰も真正面から拾ってこなかったことだ。
能力を発揮したい
他人に認められたい
それだけだ。生活保護がほしいんじゃない。
「かわいそうだね」じゃなくて、「すげえな」って言われたいだけだ。
ボランティア? → 望んでないのにやらされても苦痛でしかない
「なんてノーバリューなんだ!」
下積みを積み続けた「柔軟性」
それを活かせる仕組みが社会側にないだけだ。
◆ じゃあ、制度をどうすればいいのか?
教育しなおすんじゃない。キャリアを一から積ませるんじゃない。
→「今の能力を即座に発揮できる場」と「成果に対する即金の報酬」をセットで用意しろ。
◆ 実際にありえる制度案(要約)
試験も履歴書もいらない実務評価採用(まず働いて成果を見てから登用)
クラウド公営プロジェクト型報酬制度(仕事ベースで成果物に報酬)
職歴の“再構成”を可能にするスキル証明システム(中立機関が評価)
国家レベルの成果表彰+露出+再チャレンジ支援(「やって良かった」と思える社会的フィードバック)
「自分で選んで動けること」
◆ 救済とは“許す”ことではなく、“再び価値を与える”こと
「もう一度ステージに上がっていいんだよ」と言えるかどうか。
かわいそうな人を助けるんじゃない。
◆最後に
“報われたい”んだ。
そしてそれがなされない限り、「なんてノーバリューなんだ!」という自嘲が、ずっとこの国を冷たく包み続けることになる。
志願者側にも判断者(経営者)側にもルールがあるんだけど、1本の動画を見ただけではどんなルールでどんな権利を持っているのかが番組前半で
説明されてないんだよね
視聴者は志願者側で見る人が多いと思うから、判断者側のノーモアバリューとかは動画中の説明でよさそうなんだけど、ファミリーとかサイレントとかの
志願者が切れる権利は発動時だけの説明じゃなくて、全動画であってもいいんじゃないかなあとは思う
何回か見ればわかるだろってのはその通りなんだけど、番組コンセプトって「起業の知識を広く正しく認知して欲しい」ってのがあるんだろうから、もうちょい新規に優しくするのが
いいんじゃねーのって
利用規約で特に注意した方がいい点を、AIで確認するのオススメ。
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最後の利用(入金、決済、送金、出金など)から6ヶ月以上経過した場合、アカウントが閉鎖される規定があります。利用者にとって最も重要な点は、規定によりアカウントが閉鎖された場合、アカウント内に残っていたKyashバリュー、Kyashマネー、および蓄積されていたKyashポイントやその他の特典等はすべて失効し、返金もされないという点です 。少なくとも6ヶ月に一度は何らかの形でアカウントを利用(残高を変動させる活動)するよう注意を払う必要があります。この「利用」の定義を正しく理解し、意図しないアカウント閉鎖とそれに伴う残高失効を避けるための対策を講じることが求められます。
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いや今までどれだけイスラエルが虐殺繰り返してきてたと思ってるんだよっていう
おまえらそれらぜーんぶ無かったことみたいにしてイスラエル批判なんて全然せずにさらに過去のナチスばっかり批判してたじゃん
過去のナチスを批判し続けるならイスラエルの過去だって批判され続けてしかるべきなのに明らかにバランス欠いてたろ
話題に上るのが前者の方が多かったからというならそれはただその場その場で反射的にそれっぽいこと言ってるだけでそれって今やってることそのまんまじゃん
事が起きてから慌てたようにさも自分は前からおかしいと思ってましたみたいな顔して批判してる奴らも今ニュースバリューがあるからそれに動物的に反応してるだけだろ
どうせ今回の虐殺も喉元過ぎれば熱さ忘れてその後の反省フェーズで口では許さないだなんだ言いながら話題がつきればその熱意も失われるに決まってる
今までそれを散々証明し続けてきたからこそイスラエルは昔から止まらなかったし誰も本気で止める気もなかった結果の今なんだろ
おまえらは戦争の話題で溢れることが嫌だから戦争を終わらせて欲しいだけで戦争そのものをどうにかしようなんて本当は思っちゃいないんだよ
以前から暇空の言動を逐一チェックして増田で記事を書く、暇空増田とでも言うべきユーザーが増田にいるのだが、
その増田は先週末暇空が谷家幸子に勝訴したことはまだ取り上げてないんだよね。
しかも判決文では暇空側の主張がほぼ完全に通っており、中川卓が暇空の悪性立証をするために集めた170以上の証拠も何の意味ももたらさなかった。
暇空にとっては久しぶりの勝訴で、少なくとも暇空が堀口相手にホモ妄想をしているとかそういう話よりはニュースバリューはあると思うのだが。
別に暇空増田が左翼だとかフェミだとかナニカグループだとかそういうことを言いたいのではなくて、この話を暇空増田が取り上げないのは「勝訴する暇空は解釈違い」だからじゃないのか?
暇空が堀口に謎の執着をしているのと同様に、暇空増田は「キチガイ妄想おじさんの暇空」という像を作って執着しているということだと思っている。
元は「俺たちは世界を変える!」とか「GAFAに並ぶ!」とか言ってたはずが、買収された瞬間にガチの「人月計算リソース」に成り下がる。
昨日まで仲間とスニーカーで議論してたのに、今日からスーツ着てZoomで日報報告。夢は秒で破壊され、Excelの中で生きる人生が始まる。
「神!」「これは革命!」「🔥🔥🔥」みたいなスタンプが飛び交ってた社内Slack、今では「承知しました」か「お疲れ様です」の2択。
もはや生気ゼロのチャットルーム。「盛り上げ担当」とかほざいてた奴も、今じゃノートPCの前で沈黙。
買収前:「弊社のコアバリュー5箇条」をNotionに丁寧にまとめてた
買収後:それらはPMI担当に「削除していいですか?」と聞かれ、消された。
「オープンマインド」「チャレンジ精神」とか書いてたくせに、真っ先に逆らわず黙って従うあたり、ギャグとしては完成度高め。
創業者は「この統合により新たな可能性が広がります」とか言って金だけもらって消える。
社員はその後、年収は上がらず・自由は減り・肩書きは“アソシエイト”に格下げされる。
元ベンチャーのキーマンたちは、外資の“パワポとスプレッドシートしか使えない族”に指図され、毎日虚無。
ちゃんとコード書けて、論理も強い技術者は買収後すぐに状況を察して転職 or海外移住。
残るのは元営業と、ExcelでKPI見て悦に入ってる中間管理職だけ。
3年後くらいに誰かが思い出して言うやつ
「○○って今どうなったんだっけ?昔、なんか意識高かったよね」
その頃には社名も変わり、オフィスも縮小、ブランドも消滅。残るのは、LinkedInでやたら“クロスボーダーPM経験あり”を自称してる元社員だけ。
あとさあ
元ツイちょいちょい事実ねじまげて「男は被害者」ヅラしてんの何?
→受験は偏差値上位校は現役男子絶対優遇&就活では男様最優先で明確な性差別が厳然と残ってる現状
→高収入の一部上場企業の性比は男に大幅に偏っており、女子はホラこないだの中居的要員
女子アナが女子アナというブランドバリューをつけたTV局の風俗嬢カタログだったことがバレたばっかなのに何言ってんの?
そうでなくとも男女のどっちかを昇進させるとなればいまだ男のほうが優先されるのに?
でもそれでもいまだ女の10分の1、
「家事育児、共働きなら女は一日6時間弱・男は週5分」が「女は一日5時間半・男は一日30分」は
そこスルーしてるのは何なの?
さらに育休は女が月単位で取るのに男は「妻が有休を使い果たした後に日単位で取るだけ」がメイン、
(ただし本当に育休を取る男が増えてはいる、年数日だが)
しかもなぜか育休取って子ども妻に任せっぱなしが一定数←何やってんの????
子どもが生まれたら共働きでも時短はほぼ100%妻の役割、家族に「邪魔されることなく」キャリアパスの形成ができるのは男だけ
上から順にすべて「男が優先される社会だからそれをする女が増えない」の事例ばっか
すべて現実を無視して男は被害者です!女のリソースをこれでもかと奪ってますが男は被害者です!
腐ってる
はてな匿名ダイアリーで、前回の兵庫県知事選挙(令和6年度兵庫県知事選挙)について記録を残したものとして、雑感を残しておきたいと思う。
あまりにネガティブだと感じて一度は投稿せずに消したが、根強くキャンペーンが続くので、多少なりとも意味があるだろうと再度書き直した。
まず最初にスタンスを示しておくが、自分は新聞をはじめとするマスメディアは、社会の公器として、社会をより良くするために責任を持って欲しいと思っている。
明確に、社会の鏡ではなく、社会の鑑であるべきであると思っている。読者が快哉を叫ぶような記事を書くべきではなく、煙たがられても正論を説き、批判されても実利をとってほしい。
そのため、「アンケートで、辞任すべきであるという声が多い」として、辞任を迫るのは明確に誤りであると、きちんと解説記事を書くことこそが必要なのではないか。
責任の取り方というのは辞めることではなく、起こってならないことは再発しないように整えることだ。
安易にあいまいな定義の単語を使うべきではない。それはレッテル貼りや印象操作にしかならず、思い込みを強化するだけだ。
(おそらく善意もしくは悪意なく行なっているだろうことから個別具体例は挙げないが)そういったカルト呼ばわりするポストの延長線上に立花孝志がいることは忘れないで欲しい。
あれだけの騒ぎになって行われた兵庫県知事選挙の投票率55.65%が示すものは、「大半の有権者は無関心だった」であり、本質的には「日本人は選挙に関心が無い」ということくらいしか言えない。
まず少しだけ選挙について解説が必要になる。結論だけ言えば「選挙は概ね始まった時には終わっており、風が吹くのは例外である」となる。
日本の選挙においては、組織票(支持団体や業界団体など)と、地盤(後援会や地域でのネットワーク)とが、必要条件であり、これ無しにはスタートラインにすらつけない。
選挙について漠然と高校の文化祭の出し物を決めるような、その場で手を挙げて多数決で最多得票数を得たものが選ばれるというイメージが語られることがあるが、正しくない。
イメージとしては、出し物を決める投票を行う遥か前から、文化部派と運動部派と委員長派に分かれており、よほどのことがない限り、最も大きい派閥の提案が通る。
提案そのものはさほど重要ではなく、組織化されているか、地盤があるかが重要であって、最後にその提案の魅力で浮動票が動く。この浮動票の動向を選挙用語で、「風」と呼ぶ。
さて、その意味で前回の知事選挙は、概ね順当な結果に落ち着いたと言える。
つまり、離反者が出るほどの情報は出揃っていない段階での選挙なので、斉藤陣営は組織票も地盤も手堅く持っており、あとは浮動票だけであった。
翻って対抗とされていた稲村陣営は、野党系の支持を受けてはいたが、一本化されておらず、どこまで浮動票を取り込めるか、という点であった。
最終的な開票結果が斉藤陣営111万票に対して、稲村陣営98万票というのは、言っては悪いが、善戦した方ではないかと思う。
アンケート調査方法に問題があり恣意的だから、と書くと身もふたもないので少し解説をする。
例えば、該当アンケートであなたが「パワハラは容認できますか?」と聞かれれば「容認できない、不支持だ」とするだろう。
同様に「パワハラを認定された斉藤知事は辞職すべきですか?」と聞かれれば「辞職した方が良い」と回答する人も多いと思う。
いわば、属している組織や後援会を裏切る(離反する)決断を取れるかどうか、というのが投票行動の変化である。
そして、一番最初の「大半の日本国民にとって選挙には関心がない」というのも思い出して欲しい。
無作為なアンケートをとると、その概ね半分以上(通常の知事選挙は40%程度の投票率しかない)は、選挙に行かない。無関心である。
これらが組み合わさると、「投票には行かないが憤る人」や「アンケートでは憤るが実際には支持(投票)する人」が生まれる。
アンケートが恣意的と書いたのは、「では斉藤知事は責任をとって、給与返上をすべきですか?」と聞いていないからだ。
問題を起こした人物がいる、その人物は責任取るべきである、辞任 or継続 という形式だと、人は辞任を選ぶ。
組織票が割れた場合、地盤が弱い場合、突発的に浮動票の得票率が高くなった場合に、風が吹いて盤面がひっくり返ることがある。
ただ、そうした場合でも概ね10%程度の変動であり、強固な地盤がある場合にこれを覆すのは容易なことではない。
私が最初に「マスメディアは社会の鑑であって欲しい」と書いたのはこのためで、兵庫県内の状況を冷静に見ると、もはや辞任を迫るフェーズは終わってしまった。
そのため、このマスメディアによるネガティブキャンペーンは、社会の鏡として、読者のニーズに応えているにすぎない。端的に言えばニュースバリューがあるだけである。
今後、パワーハラスメントを再発させないためにどのようなことが行われると表明されており、それがどう実行されているのか、どう確認できるかを監視するのが重要であり、
また、公益者通報保護制度はどのように運用されるのか、その信頼が失われたとして、如何にして信頼を取り戻していくのかを監視して報道するのが社会の公器としてのあり方ではないか。
まさに前回報道合戦を繰り広げたために起きた、拙速と言うしかない不信任決議がどのような結果を招いたのか、思い出して欲しい。
(前回の選挙後の雑感にも書いたが、内部告発文書の裏どりと解説を行い、議会に結論を待つ様に諌める姿勢を取るべきではなかったのか思う)
そうした地味な報道はニュースバリューとしては読者のニーズに乏しいのかもしれないが、スキャンダラスな報道をするのは週刊誌だけで良い。
長々と書いてお前は斉藤支持者なのだろうと言われるかもしれないが、前回の投票先は記載しない。
全ての選挙における秘密はこれを侵してはならないと憲法にも記載されている。防衛的な文章を書くためだけに使用して良いような軽いものではない。
私は、兵庫県知事が公約達成率を公表しているのは支持するが、達成度合いが曖昧なのは問題だと感じている。
若者の支援を打ち出しているのは支持できるが、では井戸県政と比べてどうかと言われれば、まだ進捗は芳しくないと思う。
詰まるところ、支持不支持や辞任続投というのは大雑把にすぎるのだ。給与を返上したから禊が済んだとも思わないし、複雑な物事を単純に解決しようとしすぎるのは良くない。
マスメディアは、もっと真剣に、握りつぶされない内部通報や告発者をどうすれば守れるのかを徹底的に調査報道して欲しい。
そして一番重要なのだが、もしここまで読んでくれたのだとしたら、あなたの住んでいる街はどうだろうか?
都内に住んでいるのだとするなら、都知事が今月何をしたか知っているだろうか?市に住んでいるとして、今月の市議会は何を話していただろうか?
斉藤支持者はカルトだという投稿にいいねをつける前に、兵庫県民は変わらないと書く前に、あなたの住む街について無関心ではないだろうか?
「XX県の人間は、YYという問題を認識できない愚か者だ」と急に指摘された時、知らなかったでは政治に無関心すぎる。
兵庫県政を憂いてくれるのはありがたいが、スナック感覚でスキャンダルをつまむだけなら止めた方が良い。
スキャンダラスな民意で誰かが動くと、同じ理屈で先鋭化した集団がどこかに向かうのを止められなくなる。
どの陣営にとっても必要なのは再発防止であって、魔女狩りではないはずだ。
繰り返しになるが、選挙は概ね始まった時には終わっているのだ。報道次第でどうにでもなる風だと思われているのには、理由がある。
投票したい候補がいないのかもしれないが、ここは理想の楽園ではなく、現実の日本で、出されたカードから選ぶことしかできない。
棄権しても良いが、白紙委任状を提出していることは忘れないで欲しい。
自分がカードとして打って出る権利は存在するが、地盤看板鞄が無ければ実質的には意味を持たない。
同じように白票を投票所に入れにいく権利はあるが、現実の選挙戦では、システムを理解していない表明にしかならない。
今日から自分の住む地域の推し政党を決めろとは言わないから、せめて自分の暮らす地方自治体が何をしているか、何を課題と感じているかは、知っておいて欲しい。
他山の石として欲しい。
開設後しばらく使用していたが、別の決済方法に移行するなどで口座残高はほぼ0円だった
ただ2023年6月、Kyash社のミスにより余計に徴収されていた金額が返金され(【重要】弊社の一部決済取引に関するお詫びとお知らせ - Kyash お知らせ)、これが今まで口座に残っていた状態になっていた。
この残高が、以下の記事と同様にアカウント削除により0円になってしまった。
kyashに7,000円ほど没収されたので資金決済業協会に電話した
【注意】Kyashは6ヶ月以上利用がないとアカウントが消え、残高も没収されてしまう - Togetter [トゥギャッター]
個人間送金できる「Kyash」、6カ月以上利用履歴がないアカウントの閉鎖を実行 - CNET Japan
# | 日付 | 内容 |
---|---|---|
1 | 4月1日 | 出納管理で使用しているMoneyForwardで、「3月31日 送金 Kyash 調整」という名目でKyashの残高が0円になっているのに気が付く |
4月1日 | アプリもログインができなくなっており、電話による窓口もないためフォームより「残高がなくなりログインができなくなった」旨の問い合わせを投稿する 問い合わせに際して身分証の画像添付を求められる | |
2 | 4月3日 | Kyash社より、「事前に連絡をした通りKyash上の残高変動がないため閉鎖した」旨の回答がくる |
4月3日 | E-mailを受信していない旨の返信をKyash社に行う | |
4月3日 | Kyash社より、「2月27日にKyash社よりE-mailを送信した履歴があり 、2月4日にアプリにPush通知もした。十分な猶予期間を設けた上で利用規約に則り解約・残高を消滅した」旨の回答がくる | |
4月3日 | E-mailは受信しておらず、Push通知は設定していない旨の返信をKyash社に行う | |
- | - | 金融庁の金融サービス利用者相談室と、一般社団法人日本資金決済業協会に相談をする 金融庁は事例として受け付けた旨、資金決済業協会はこの問い合わせ内容をKyash社へ連絡をする、という旨の回答を得る |
3 | 4月4日 | Kyash社より、「やむを得ない事情により残高の変動が行えなかった可能性も考慮し、返金について検討する」 「期日までにKyash残高の変動が行えなかった事情を連絡せよ」という旨の回答がくる |
4月4日 | 前述の通りE-mailを受信していなかったため、閉鎖されることを知らなかったから、という旨の返信をKyash社に行う | |
4 | 4月8日 | Kyash社より、事情を確認できるような資料を提出せよという旨の回答がくる |
4月9日 | どのような資料が必要なのかという質問をKyash社に行う | |
4月9日 | Kyash社より、E-mailを受信していない証左として、スクリーンショットを送付せよという旨の回答がくる | |
4月9日 | E-mailを受信できていないことが確認できるスクリーンショットとはどのようなものか、という旨の質問をKyash社に行う | |
4月10日 | Kyash社より「E-mailを受信していないことを確認できる証左」が必要であるという旨の回答がくる | |
4月10日 | ふたたび、E-mailを受信できていないことが確認できる証左とは何かという旨の質問をKyash社に行う | |
4月11日 | Kyash社より ・2月27日前後にKyash社からのE-mailが届いていないことが確認できる画面 ・迷惑メールに振り分けられていことが確認できる画面 ・受信サーバ容量がオーバーしていないことを確認できる画面 を送付せよという旨の連絡がある | |
4月14日 | Gmailで「after:2025/2/20 before:2025/3/7 in:anywhere from:@kyash.co」で検索し、結果が0件のスクリーンショットをKyash社に送付する | |
4月14日 | Kyash社より、担当部署で確認をする旨の回答がくる | |
5 | 4月16日 | Kyash社より、「今回に限りKyashバリュー残高(前払式支払手段)で返金をする」「新規にKyashアカウントを作成し連絡せよ」という旨の回答がくる |
4月21日 | アカウントを作成した旨の連絡をKyash社に行う | |
4月22日 | Kyash社より、「Kaysh残高の調整」が完了した旨の回答がくる。MoneyForwardで、「4月22日 受取 Kyash 調整」という取引を確認する | |
6 | 4月25日 | 残高をすべて使い切り0円にした。取引の確定が完了後、アカウントを削除する予定 |
Kyash社は当初、このような規約がある・E-mailやPush通知で連絡をしたので返金はできない。という一点張りでとりつくしまが無いなと思っていたが
金融庁や資金決済業協会がなんらかの対応をしてくれたのではないかと考える。このような場合、監督官庁や周辺の機関への問い合わせは重要だという知見を得られた。
セルフのアナルデベロップメントプロジェクトにアサインされた当初、私は正直、ミッションのスコープがあまりにもアンビギュアスで、コンセンサス形成に時間がかかることを危惧しておりました。しかしながら、ワークショップ形式でのブレインストーミングを複数回実施し、アサンプションの洗い出しからペインポイントの可視化までをワンストップで対応することにより、当該プロジェクトのコアバリューが徐々にクリスタライズされてきました。
ファシリテーションの観点から言えば、イニシアチブを自ら取り、レバレッジの効いたリソース配分を意識することで、タスクフォース全体のシナジーを最大化できたと自負しております。また、KPIベースでのセルフモニタリングを徹底することで、アジャイルな改善サイクルを回しながら、想定以上のインパクトをクイックウィンとしてデリバーできました。
一方で、アナル領域という極めてセンシティブなフィールドにおいては、ユーザーエクスペリエンス(UX)を損なわずにデベロップメントを加速させるには、サステナブルかつインクルーシブなアプローチが不可欠であると再認識いたしました。従来のウォーターフォールモデルでは対応しきれないフェーズに突入したため、ここでは敢えてデザインシンキングを導入し、ヒューマンセンタードなパースペクティブでのアプローチにピボットする判断をいたしました。
最終的には、全ステークホルダーがアラインし、全社的なコンセンサスのもとで、当該プロジェクトをクローズすることができました。今後はナレッジを水平展開し、ベストプラクティスとしてイントラにドキュメント化する予定です。
どうせこの先、万博にかこつけて公金の使われ方が〜みたいな報道を展開するんだろう。
ウソを報道するわけではなく、それもまた「事実」と呼ばれることなのかもしれないが、公金の使われ方云々というのは元々万博に限らずどこでだって使われ方を疑問視されるべきものだろう。
もちろんその大半は(公的な証跡が残っていることを建前として)適切と称されるべきものになるのだろうが。
要はマスコミが自分らの都合の良い場所を叩いてるだけなんじゃねえのってわけで。
調べれば公金の使われ方に疑問符が付くような事業って割と転がってると思うけどね。でもそういうジミ〜なことって報じてもバリューが無いからか、あるいはスポンサー様の意向に沿わないのか、ほとんどしないよね。