はてなキーワード:バイオフィルムとは
# まとめ
販売元が検証したう蝕菌増殖抑制効果の有効濃度は0.28% ~ 1.12%
ただし、歯周病菌バイオフィルム形成抑制に関しては、未使用をバイオフィルム密度絶対値50%として、濃度0.1%で絶対値40%、1%で絶対値20%、10%で絶対値10%
う蝕菌のバイオフィルムでは0.1% ~10%どれでも絶対値10%と、90%抑制が観測されている。
よく説明されている解説と異なり、(バイオフィルムに関してだけで言えば)コンクールFは歯周病よりも虫歯の原因菌に強い、と読み取れる。
つまり、う蝕に対しては0.1%濃度で高い効果を得られるが、歯周病まで同時に対策するとなると、1%程度の濃度が欲しい、となる。
さらに口内の濃度が下がっていくことを考えれば、下限を攻めず高めの濃度をとり、寝る前の洗浄後は水分を取らないほうが賢明だろう。
#希釈濃度
(恐らく普通に手に入る1000円の)コンクールFは100mL入り。5~10滴を約360~700回利用可能と説明している。
0.0555 * 5 = 5滴 0.2775ml
(0.2775 / (25 + 0.2775)) *100 = 1.1% 濃度
水を50mlにしても0.55%濃度であるので、う蝕菌抑制としてはマージンが結構ある。
が、歯周病菌バイオフィルム形成抑制のためなら気持ち水少なめ、気持ち点滴数多めがよいだろう。
日本のコンクールFはフッ素などと同じくこちらも濃度が低いので、そのまま高濃度で使っても"健康"被害は少ないだろう。
500mlに入れる場合は、20倍、100滴から200滴入れると作り置きになる。当然販売元はダメと書いているが。
逆に50mlで濃度0.1%でいい!というケチな方は一滴入れていただければよいかと思います。
おそらく浮遊菌には有効濃度で、バイオフィルムなどはまず基本のブラッシングが前提ですしね。
コンクールF販売元weltecによる濃度0.1%1%10% のデータ
https://fordynet.fordy.jp/storage/campaigns/20221011134106.pdf
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000352769.html
とりあえず、先生の名前と研究室でしらべたところ、東北大学の寄付講座とのこと。
寄付講座は企業や団体などがお金を出すから、大学の施設と名前を貸してねという講座。
そこの業績の欄に、歯科の商業雑誌への論文があり、手元にあったので、読んでみた。
装置の概要は、歯石を取るときに使う、超音波スケーラー(ピーッという音がして、金属で歯石を割りながら剥がす機械)の改良版。
論文には出てくる光の殺菌作用()と、特別な害がないこと(これは重要)が書いてあった。
結論として、これで歯周病が治るわけではない。あくまでも、歯石や歯垢をを取りながら、光で薬品を活性化させて殺菌をする装置。これまでも、水ではなく薬品を出しながら歯石歯垢を取る機器は多数あるので、それの類と考えて良い。
光はあくまでも補助的な部分と思われるので、その光と薬品に害がなければ、医療機器の認証が出るのも納得できる。(歯石、歯垢をとることは歯周病治療にとても有効。)
光で殺菌という考えも新しいわけではないが、効果が限定的なのもわかっている。バイオフィルムという細菌が作る塊の性状がその理由だが、簡単に書くと、うんこの内部を光と振動で殺菌することはできないということと同じだ。
口腔内では最近の餌と必要な温度と湿度は常に与えられるので、住みやすい環境(深い歯周ポケット、歯石、歯根の形態)があれば、少し残った細菌がすぐに増えて、元のようになる。
だから、この治療が普及すれば、歯周病から解放されるとか、そういうモノではなさそう。でも、マユツバな治療機器ではないから、少しでも治療が進歩するといいと思う。
口臭を良くしようと思ったら、口の中に住まわせる細菌の種類に気を使うべき。
歯を磨いているという奴に限って、だいたい、口の中全体を磨いていない。
すなわち、ほほの内側から、下ベロ、うわあごの下などを軽くこすって細菌のバイオフィルムをそぎ落とすのです。
粘膜なので強くこすると傷つけてしまうから、軽く優しく撫でるようにやりましょう。
一度やってみればわかると思うけど、歯磨き後に再び口の中がべたつくまでの時間がまるで変わると思う。
そして歯を磨き終わったら、L8020乳酸菌のタブレットを舐める。
そもそも斜めドラムは、ユーザー目線と称して洗濯槽傾けたせいで、洗剤液に叩きつけるまでの距離が稼げずに、通常より洗浄力が落ちてどうしようもなかったやつを、温度機能つけて誤魔化したんだよ。
洗濯槽を斜めにしたことで、スペースは無駄にあるからヒートユニットも実現できたの。
本当は温度機能も乾燥機もつけたいが、そのユニット加えるだけで、総体積も大きくなるし、海外と比してウサギ小屋レベルに小さい日本家屋に置けなくなる。
この湿気大国で部屋干ししたり、洗濯槽のクリーニングを中途半端に遂行しようとするのが間違い。
洗濯槽に関しては、使って数ヶ月、数年経ってバイオフィルム取り除こうとするからワカメが出る。
寝た子は起こさないか、買った当初から月一は洗濯槽クリーニングと決めて洗うのが一番。
乾燥機置けない分、浴室乾燥を駆使すれば日本の洗濯はまだ救われると思う。乾燥機じゃないから局所的に熱くなることもないので服の種類を選ばないし。浴室にUV機能つけてくれたら、殺菌も見込めるんだけど。