
はてなキーワード:ネームバリューとは
反AIは、任天堂の社長が株主総会で「生成AIはクリエイティブなこともできるが、知的財産権に関する問題なども有している」と発言したことをもって、「任天堂は生成AIを問題だと思ってる!志を共にする仲間だ!」と見做していたんだよね
でも実際、そもそも任天堂は生成AI全般を否定してるわけでもなく、あくまで、いつもどおり「自分たちの意に沿わない知的財産の利用」すなわち権利侵害には毅然と対処するというスタンスは一貫してる
エミュレーターもシバくし、MODもシバく。音楽の転載もシバく。著作権で無理そうなら特許権で攻め込む。使えそうな知財権を全て活用し、小癪な敵を滅ぼす。それが任天堂
木っ端の反AIがいくら騒ごうとも、結局は著作権で保護されたコンテンツを大量に持っていて、人気のある強いIP屋が立ち向かってくれなければ戦いにもならないからさ
任天堂、ディズニー、ユニバーサル……こういった大企業が「盾」になってくれることを期待してるわけだ
「生成AIは詐欺にしか使えないゴミ」と喚くことでお馴染みの反AIは、たとえそれら企業がAIの研究開発をしながら「生成AIは使い方によっては有益だ」なんて言ってようとも気にしない
とにかくやり放題なAI企業にケチをつけてくれる大企業を求めているんだ、ケチつけてさえくれれば勝ちだと思ってるからね
マイケル・ジャクソンのディープフェイクやピクサー風のアニメ、スポンジボブその他もろもろが大量生産されている傍らで「日本の著作権が侵害されてる!日本は舐められてるんだ!!!」なんて憤っている人も大勢居たな
結局ニュースサイトがネームバリューのあるキャラやタイトルを使ってSora2の記事を出すのと一緒で、「こんなことが許されていいんですか皆さん!」ってなもんですよ
自分が気に食わないだけなんだけど、自分だけではどうすることもできない、だからAIによる被害を見せて「お前もこうなる!」と脅すのさ、自分ごとにしてもらうためにね
そしてそんな彼らを見てて気づいたことがある。
・人間性
上記3つの要素のうち2つ以上満たしてない奴は結婚できてない。
人間性の定義ができないのであれなんだけど……まあ2chネラー的な感じだ。
ゲスな放射能ネタ披露したり、女をマンコ呼ばわりしたり、同級生が脱サラしたみたいな話聞いたら「ざまあwwwwww」的な反応したり、酒の勢いで店員にヤカラみたいに絡んだり、そういうやつ。
年収1000万超えでブサイクの彼も、学生時代ヤリチンとして名を馳せ今なお渋い俳優のような歳の取り方をして色男然としている中小企業勤務の彼も、例のような人間性の持ち主なので結婚を熱望していても独身でいる。
正直、自分を省みて恐ろしくなる。
いまや数万人いるVTuberにイケボやカワボは山程いる。発声法でそれなりに作れるからだ。その上で口調を意識的にコントロールすることもある。演じればいいからだ。
しかし耳の肥えたオタクからすれば「パンピーだ」以上の感想は出てこない。これは決して小規模でやっている個人Vに限らない。
明らかに才能(生まれ持った声と生きてきて変遷した口調)というのは異質で、「向いている」と思う。
「良い声×クセのある喋り方」更に言えば「声の素の部分の強さ」を持っていることが『声』においてTier1である。
ただ、これは必ずしもVTuberの人気度と比例してるわけじゃない。
「人格」という「性格の素の部分の強さ」、つまり人間としての面白さがVの魅力に必要な要素として双璧を為しているからだ。
『声』と『人格』が揃えばゲームが下手だろうが音痴だろうが数万人単位の登録者を獲得できるはずだ。(ママに恵まれればより確実に)
「さっきから『素』とか言ってるけどVTuberはキャラ作りしてるでしょ」とお思いのあなた。
少なくともRPこそが正義でウケるものとされてきた時代、つまり演じる時代は大昔に終わっている。(今RPド真ん中勝負しているのはカウンターとして強いとはいえすごい)
リスナーが求めたのはキャラクターではなくキャラクターの見せる素の部分で、それはもう十二分にVTuber界に浸透した共通認識だと思う。
勿論配信上と配信外で声のトーンや口調は多少変わるだろう。それは演技スイッチのオンオフではなく電話口でワントーン声が高くなるのと大差ないことだ。
業界には大手事務所がいくつかあるが、ネームバリューである程度伸びても全員が専業にできるほどかと聞かれれば別の話だ。
声がいい、話が上手い、アイデアが斬新、ゲームが上手い、歌が上手い、特定の分野に教養がある……。
色んな特技を持ったVTuberが日々生まれているが、中でも『声』はあまりに強い。
FPSゲームのトップランクにタッチできる実力を持っていても、特徴の無い声と話し方では「すげーゲーム強いやつ」止まりだ。
逆に真ん中くらいのランクでウロウロしていたとしても、特徴的な声で喋り方も独特ならそれだけで「やたらと声がクセになる、伸びしろのある期待のゲーマー」だ。そりゃ応援もされるだろう。
少し前にこんなものを書いた
https://anond.hatelabo.jp/20241221165704
今回は「ならどうすれば伸びるのよ」という話をしてみる。
(基本的にYoutube向けに書いているので他プラットフォームなら適宜読みかえて欲しい)
想定している対象は「伸ばしたいと思っているのに伸びていないVtuber」である。すでに伸びているVtuberや、伸ばすことを目的としていないVtuberには無用の話ばかりだ。
どんな活動スタイルの人にもなるべく使えるよう、極めて当たり障りない基本的なことしか書かないつもりだ。そして伸びていないVtuberにはそれがもっともよく効くはずだ。
どうすれば伸びるのか話すと言われ「そんなうまい話があるもんか、ツッコミどころを探してやる」と思った人は正しい。
逆に、伸びないからと言って救いを求めるように情報集めしようなどと思った人は危険である。高確率で誰かの二番煎じの量産型無個性Vtuberになっているから目を覚まそう。
この記事も他のものも鵜呑みにせず、自分の価値観に照らし合わせて参考にできると思えた部分をうまく取り入れて欲しい。
ファンマーク、ファンネーム、週間スケジュールなどなど、今やVtuberの定番となった慣習は多い。
だが、それが存在する理由を説明できるだろうか? できないうちは真似しなくていい。知らずに真似するデメリットもある。
伸びている人がしているからと言って何も考えずに真似をするのではなく「なぜそうしているか」を考え、自分にとってメリットがあるものだけを取り入れること。
これはVtuberに限った話ではないが、何かを作ることを生業とする者にとって健康は資本である。
夜に配信を行い、そのまま深夜や朝に作業、昼に寝て、夕方起きるといった生活のVtuberをたびたび目にするが、これを長期間続けると心身の調子を崩してしまう。
人間は歩くことで血流が促され身体のさまざまな機能が整う生き物なので、活動を続けたいのであれば毎日ちょっとでも歩くこと(雨なら軽いスクワットとかでもいい)。
これもVtuberに限った話ではないが、悪いことをするとバレるリスクを抱え、隠すコストを支払うことになる。
はっきり言って悪いことはコスパが悪い。最初から手を出さず、同業者にもリスナーにも信用されるように振る舞うほうが良い。
本心がクズでも別に構わない。誰も見ていないところでも善人として振る舞うのがもっともコスパが良いというだけの話だ。
「何者かになりたい者」はもっとも騙しやすい類の人間である。伸びていないVtuberなど格好のターゲットだ。
変なセミナーや講座にお金を支払っていないだろうか? 聞いたこともない事務所のスカウトや変な案件が届いていないだろうか?
そんなものに気を取られていたら伸びるどころの話ではない。気をつけよう。
ここが抜けてちゃどんな小細工も効果なし
身も蓋もない話をするが、伸びていないVtuberの動画や配信の99%以上はそもそもクオリティ不足である。
そしてクオリティを上げるための前提条件は何よりもまず「場数を踏む」ことである。
現状で伸びないなんて当たり前だ。気にせず、経験を積み、改善し、成長していくためのたたき台のつもりでどんどんやる。問題はその後だ。
伸びていないVtuberを数ヶ月ぶりに見てみると、誇張なしに100%まるで成長していない(それどころか惰性で続けたせいで劣化していることすらある)。
その理由も間違いなく「自分で発信したものを見直していない」に尽きるだろう。自分の声が嫌だとか恥ずかしいとか言って、伸びるチャンスを自ら放棄しているに等しい。
逆に言えば、自分が発信したものを見直して気になった部分をメモするだけで、伸びていない状態を脱却するまであと1歩だ。
メモがどれほどの項目数になるかは人によるだろうが、一度に全部直そうとしてはいけない。
新たなコンテンツを発信するときに「今回はここだけ意識して改善する」と1項目だけ心の中で決めて実行するのが効果的だ。
達成できたらおめでとう。もはやただの伸びないVtuberではなく成長中のVtuberだ。
チヤホヤされたいから! というのは正しいかもしれないが、リスナーも人間なので知らないやつをチヤホヤなどしたくはない。
ここで言っているのは「誰にどんなメリットを提供するか」をはっきりさせておこうということだ。
「疲れた社会人を癒やす」でも「特定のゲームのファンに最新情報や攻略を整理して伝える」でも何でもいい。ターゲットと扱う商品を明確にするのが大事だ。
よく見かける「目標:登録者○人」などというのは、外的要因に左右されまくるため目標の立て方としては最悪のものである。
自分では何もしていないが偶然脚光を浴びて到達したら目標達成だろうか? 逆に努力の方向性は合っているのに数字が伸びなければそれは失敗だろうか?
登録者○人のような目標の数字はあっても良いが、「そのために動画を○本制作する」のような自己完結する行動目標に落とし込まなければ無意味だ。
クオリティが上がってきたら見てもらわなければ
知らないVtuberがよくある企画をただやっていたとして、その再生数や同接が少ない場合おもしろそうに見えるだろうか? 当然NOだ。
「伸びていない」のはある種のデバフのようなもので、伸びていない状態がさらない伸びなくなる状況につながってしまう。
ネームバリューも現状の数字もない場合は、内容で一工夫して興味を惹くしかない。そうしてデバフ状態からの脱却を目指そう。
知らないVtuberのサムネイルがオススメされたとして、見てもらえる時間はどれくらいか? せいぜい0~1秒だろう。
その一瞬で伝えるべきは「あなたの顔、何をするのか、どんな特徴があるか」の3つだけ。これを超えたらキャパオーバーになってスルーされる。
特徴とは、一つ上の項目の一工夫のことだ。文字数は多くて10文字。一瞬に勝負を賭けよう。
タイトルに含まれる文字情報は検索結果やオススメに載せる際の判定に強く影響しているはずだ(動画サイトの内部アルゴリズムは日々変わっていると思われるので、予想でしかないが)。
しかし、最初からスパムのようにキーワードを列挙しただけでは胡散臭くて避けられてしまうから、最初の20文字程度は人間向けに書くと良い。
まず【】で括って何を扱う動画・配信かを伝え、少しだけ人間向けのタイトルを書き、以降の表示が省略される部分に自分の名前(あれば所属事務所名も)などの検索用ワードを詰め込むのがおすすめだ。
なるべく多く活動するほうが伸びやすくなるのは事実だが、自由に使える時間には各々限界があろうというもの。
そこで同じ曜日・同じ時間帯に必ず出現するようにして、その時間帯に暇を持て余している人との遭遇を狙う。
「先週は配信やったけど今週は準備できてないから作業する」なんて言っていないだろうか? ここで配信すると決めたら必ず実行する。それだけで見つけやすさは跳ね上がる。
「チャンネル登録・高評価よろしくお願いします」、もはや使い古されたフレーズだが使うには前提条件として楽しんでもらうことが必要だ。
大切なお客さんであるリスナーに、ワンクリックとは言え一手間かけるお願いをするのなら「もしよければ」 「楽しんでもらえたなら」などと言って謙虚にするほうがむしろ効果的だ。
そもそも人は素晴らしいものを仲の良い相手に教えたくなるものだ。そう思わせるだけの活動ができていないなら、いくらお願いしても波紋は広がらない。
つらつらと書いてきたが最終的には運である。
運ではあるのだが、これくらいのことをすべてやって初めて、伸びる伸びないの抽選の権利が与えられるのだと思う。
いちいち数字を気にして凹んだりせず、粛々と行動目標を立てて活動を続けるしかない。
ここまで書いたことを取り入れるにせよ、取り入れないにせよ、貴重な時間を割いて読んでくれた人を私は応援したい。
もともと自分の考えを整理するために覚え書きのつもりで書き始めたものではあったが、そのついでに悩めるVtuberが1人でも前に進むことができたのならば棚ぼたラッキー、書いたかいがあるというものである。