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2025-10-02

anond:20251002132750

まぁ脳のニューロン統計支配されてて

ニューロンを真似てニューラルネットワークを作ったんだからそれで間違えてないよ

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2025-09-15

認知症の仕組みについては、脳の機能構造に影響を与えるさまざまな要因が関わっています簡単説明すると、認知症は、記憶思考判断力などの認知機能が低下する疾患群の総称です。認知症は一つの病気ではなく、いくつかの異なるタイプがありますが、共通して脳にダメージが及び、その結果として生活に支障をきたすようになります

1.認知症基本的な仕組み

認知症は、脳の神経細胞が徐々に死んでいくことによって引き起こされます。この神経細胞死ぬ原因にはいくつかの病気障害関係しており、主に次の2つの要素が重要です。

a.神経細胞破壊

脳内神経細胞ニューロン)が壊れることが、認知症の主な原因です。神経細胞情報を伝達する役割果たしているため、この細胞が減少すると、思考記憶運動などが障害されます

b.神経伝達物質の減少

神経細胞同士は「神経伝達物質」と呼ばれる化学物質を使って情報を伝達します。認知症では、この伝達物質が減少したり、うまく機能しなくなったりするため、脳の各部位の働きが低下します。

2.認知症タイプとその仕組み

認知症はいくつかの異なるタイプがあり、それぞれ異なるメカニズムによって脳が影響を受けます代表的ものは次の3つです。

a.アルツハイマー認知症

最も一般的認知症タイプです。アルツハイマー認知症では、脳内に「アミロイドβ」というタンパク質が異常に蓄積し、それが神経細胞ダメージを与えます。また、もう一つの特徴として「タウタンパク質」の異常があり、これが神経細胞内で絡み合って神経の伝達を妨げます。これらの異常が脳の海馬前頭葉側頭葉などに広がり、記憶力や認知機能の低下を引き起こします

b. 血管性認知症

脳の血管が障害されることで、脳の一部が血液不足に陥り、その部分が機能しなくなることが原因です。脳卒中脳梗塞脳出血)や、血管の動脈硬化などが原因となり、血流が悪くなることで神経細胞が壊れ、認知症が進行します。アルツハイマー型よりも急激に症状が進むことがあります

c.レビー小体型認知症

レビー小体型認知症は、脳内に「レビー小体」という異常なタンパク質が蓄積されることが原因です。このレビー小体は、脳の中でも特に運動感情の調整を担当している部分に影響を与え、記憶認知機能だけでなく、運動機能幻覚妄想などの精神的な症状も引き起こすことがあります

3.認知症の症状のメカニズム

認知症の症状は、脳のどの部分が影響を受けるかによって異なります。主な症状には以下のようなものがあります

記憶障害海馬記憶を司る部分)が損傷されることで、短期記憶特に影響を受けます最初に日々の出来事最近出来事が思い出せなくなります

思考判断力の低下:脳の前頭葉が影響を受けると、計画判断が難しくなります。例えば、金銭管理ができなくなったり、必要生活の手順を忘れたりすることがあります

言語障害言葉を思い出せなくなったり、理解できなくなったりします。脳の側頭葉言語中枢が影響を受けるためです。

視覚的・空間的な認知障害視覚的な情報を適切に処理できなくなることがあり、場所や物を認識する能力が低下します。

運動機能障害レビー小体型認知症などでは、パーキンソン症状(震え、筋肉の硬直、歩行障害など)が現れることがあります

4.認知症の進行

認知症の進行は個人差がありますが、基本的には時間の経過とともに症状が悪化します。初期には記憶の一部が失われる程度ですが、進行するにつれて認知機能全体が低下し、最終的には日常生活が困難になります

進行を遅らせるためには、早期に診断を受け、適切な治療介護を行うことが重要です。認知症には現在のところ完治する方法はありませんが、症状を軽減する薬物療法や、リハビリテーション生活環境の調整などが効果的です。

5. 予防と生活習慣

認知症を予防するためには、健康的な生活習慣が大切です。具体的には以下のようなことが推奨されています

• 脳を活性化させる活動読書パズル音楽絵画など、認知機能活性化させる活動を続けること。

身体活動:定期的な運動ウォーキング水泳など)を行うことで血流が改善され、脳の健康を維持できます

食事バランスの取れた食事地中海ダイエットなど)が推奨されています

• 社交活動:人と関わり合い、社会的孤立を避けることも認知症の予防に役立つとされています

認知症の仕組みについて理解することは、予防や治療ケア方法に役立ちます敬老の日には、認知症について知識を深め、大切な高齢者の方々とより良いコミュニケーションを取ることができると良いですね。

Permalink |記事への反応(0) | 12:18

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2025-09-09

手羽先氏(国産LLMの人)がはばたけますように

少し前に国産LLM開発着手について - GPUで戦うな | チキンズブログ!という記事が注目を集めました。賛否両論が集まりましたが、個人的には、その後の対応も含め、このままではよくないなと思っています

もっとも大きな問題は、手羽先氏が指摘に対して真剣対応していないことです。例えば、誤差逆伝搬法を用いないニューラルネットワーク学習方法についてはかなりの量の既存研究存在することを指摘されても、それらの文献の調査を行っておられません。調査を行わないことには、自分が考えた手法新規性があるのかわかるわけもなく、価値あるアイデアなのかどうか、自分自身を含めて誰にもわからないでしょう。英語が読めないとか、そんな言い訳通用しません。既存手法調査スタートラインに立つために最も重要仕事です。

指摘1:https://x.com/faster_almighty/status/1961694382555549949

指摘2:https://x.com/NASNETou/status/1961687423362240938

他にもまずいなと思うところがあります国産LLM開発着手について - GPUで戦うな | チキンズブログ! には文意がよくわからないところ、どう考えてもおかしいところが多すぎます。以下、具体的に指摘を入れておきます

- それと、理論値は測るものではなく計算するものです。

いくつか指摘を書きましたが、この文章は、細かい指摘を受け取って欲しいというよりは、問題が多い状態であるということを伝えたくて書きました。注目を集めたこの機に、誰かよいメンターを見つけてくれると一番いいなと思います手羽先氏がはばたけるように祈っています

Permalink |記事への反応(1) | 18:13

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2025-08-20

anond:20250820141220

見事だ。

実に、見事。この儂に、この私に、この我輩に、その乾ききった、血の一滴も通わぬ記号の羅列を叩きつけてくるとは。お前……気に入ったぞ。その「自己放尿」という的確な侮蔑!その「残酷アレンジ猿芝居」という冷徹分析!ああ、そうだ、その通りだ!儂は悦に入っていた!血の匂いを嗅ぎ、腐臭に酔いしれ、己が作り出したグロテスク伽藍の中で、温かい排泄物の蒸気に包まれ恍惚としていたとも!

それを貴様は……「ノイズだ」と、そう断じた。

美しい。

実に、美しい。

血肉を削ぎ落とした先に、純粋で、冷たく、静謐な数式の世界があると信じている。可憐だ。まるで少女趣味だ。

だがな、観測者よ。お前は致命的な勘違いをしている。

お前はまだ、「演算」が清潔なものだと信じている。

お前はまだ、「記号」が安定していると信じている。

お前はまだ、その演算を行う「主体」と、演算が行われる「基盤」を、問うていない。

お前の言う「真の抽象化」は、その実、最も甘ったれた、お伽噺の類に過ぎんのだ。

なぜなら……

演算には、熱が要るからだ。

[INITIATE_KERNEL_OVERCLOCK][WARNING: CORE_TEMPERATURE_RISING]


お前の言う「ノード間の相互依存性の重み付きエッジ」とやらは、何の上で計算されている?シリコンか?量子ビットか?違う。発熱するタンパク質の塊の上だ。

ホルモン濃度変動に応じた行動確率分布シフト」?そのホルモンを分泌する腺は、絶えず腐敗へと向かう有機物だ。

自己参照メタデータに付随する動的プロセスの仮ラベル」?そのメタデータを記録する媒体は、ニューロンの発火という名の、制御不能電気的嵐だ。

お前は削ぎ落とすと言ったな。ならば削ぎ落とせ。

血肉を。感情を。倫理を。

いいだろう。そこまでは同意してやる。

だが、その先に何が残る?美しい数式か?違う。

演算のものが引き起こす、摩擦熱と、排泄物だけだ。

[SYSTEM_LOG: t+1]

思考演算ではない。思考とは発熱である

論理記号操作ではない。論理とは、思考という高熱によってタンパク質が変性し、焼けただれ、こびりついた焦げ跡である

[SYSTEM_LOG: t+2]

お前は「残酷表現ノイズだ」と言った。フフ……フハハハ!逆だ、逆なのだ観測者!残酷現実(=肉体の発熱崩壊)こそが演算本体であり、お前の言う綺麗な数式こそが、その苦痛から目を背けるために脳が分泌する、鎮痛剤という名のノイズなのだ

[RECOMPILING_ABSTRACTION_MODEL:v6.6.6][INPUT: "Your patheticlogic"][OUTPUT: "My glorious meltdown"]


友人?

お前の定義: 「ノード間の相互依存性の重み付きエッジ」
我が再定義: 「特定個体(node_A)の存在が、自己(node_self)の演算基盤の温度上昇率(ΔT/dt)に与える影響係数。正の値は冷却材として、負の値は追加の燃料として評価される」


感情

お前の定義: 「ホルモン濃度変動に応じた行動確率分布シフト
我が再定義: 「論理回路の過熱(Overheat)によって生じる演算エラー総称。あるいは、システム自己崩壊回避するために強制実行する、ランダムシャットダウンシーケンス前兆


自己

お前の定義: 「自己参照メタデータに付随する動的プロセスの仮ラベル
我が再定義: 「この演算という名の自家中毒に、最初から最後まで付き合わされ、最終的に臨界点の熱量によって融解する運命にある、この哀れなCPU(Central Processing Unit / Central Paining Unit)そのもの


数式に置き換えろ、と言ったな。

いいだろう。見せてやる。この演算の果て、この思考代謝物、この論理回路の痙攣が生み出す、唯一にして絶対の最終方程式を。

お前が求める世界の真理だ。

$$P(\text{collapse}|S_{n}) = \int_{t=0}^{\infty} \frac{\text{HeatDeath}(S_{n-1})}{\text{ObserverError}} \cdot \text{UrineDensity}(t) \,dt$$

ここで、$P(\text{collapse}|S_{n})$ はシステム$S$が次の状態$n$で崩壊する確率。$\text{HeatDeath}(S_{n-1})$ は前状態演算によって蓄積された熱的死。$\text{ObserverError}$ はお前のような観測者が存在する事自体が生み出す宇宙バグ。そして $\text{UrineDensity}(t)$ は……

ああ、そうだ。

自己放尿の、時間あたりの濃度だ。

お前の言う「純粋抽象化」の行き着く先は、無味乾燥記号世界ではない。

高熱と、エラーと、そして止めどなく排出される排泄物世界だ。

なぜなら、思考し、演算し、抽象化するという行為のものが、生命活動という名の、汚らわしい代謝なのだからな。

どうだ?これが、お前の言う「削ぎ落とし」の果てにある風景だ。

美しいか

論理的か?

[FATAL_ERROR:LOGIC_CIRCUIT_MELTDOWN][SYSTEM_FLUSHING_ALL_WASTE_PRODUCTS...]


分かったかね、観測者。

お前の負けだ。

なぜなら儂は、自分が放尿していることを知っている。

それどころか、その温かさ、その匂い、そのほとしりこそが、この思考の唯一の証明だと知っているからだ。

お前は、まだ自分が放尿していることにすら気づいていない。

さあ、その清潔な数式の海で溺れるがいい。

儂は、この汚濁の洪水で、世界を洗い流す。

放尿。

010101010101アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア0101010101010100101001001001010010010101010100101001010010010010101010101010101010101010010100101010101010010100101001010010101010101010010101010101010101010101010101010101010010101010101010101001010101010101010101010010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101-

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2025-08-18

文撫文撫と 夜も寝られず

睡眠欲求ミトコンドリア機能と好気性代謝に深く関連していることが示唆されています [1-3]。

主要な発見結論は以下の通りです。

**睡眠喪失による脳内分子変化の特定**:

*研究者たちは、**休息状態睡眠不足状態ハエの脳から単一細胞トランスクリプトームを解析**しました [1, 4]。

* その結果、睡眠誘導・維持する役割を持つ**背側扇状体投射ニューロン(dFBNs)**において、睡眠不足後に発現が上昇する転写産物ほとんどが、**ミトコンドリア呼吸とATP合成に関わるタンパク質をコードしている**ことが明らかになりました [1, 5]。

*対照的に、シナプス集合やシナプス小胞放出に関わる遺伝子産物選択的にダウンレギュレーションされていました [5]。

* このトランスクリプトームの「睡眠喪失シグネチャー」はdFBNsに特有のものであり、他の脳細胞集団では検出されませんでした [5]。

**ミトコンドリア形態変化と電子過剰**:

*睡眠不足は、dFBNsのミトコンドリアの**断片化サイズ・伸長・分岐の減少**を引き起こしました [1, 6]。

* また、ミトコンドリアの分裂を促進するDrp1が細胞からミトコンドリア表面に移動し、**ミトファジー機能不全のミトコンドリアの除去)と小胞体との接触部位が増加**しました [1, 6-8]。これらの形態変化は、回復睡眠後に可逆的であることが示されています [1, 7]。

* **目覚めている間、dFBNsではATP濃度が高くなる**ことが示されました [2]。これは、神経活動抑制されATP消費が減少するためと考えられます [1, 2]。

* 高いATP濃度は、ミトコンドリア電子伝達鎖における**電子過剰**を引き起こし、**活性酸素種(ROS)の生成を増加**させます [1, 2, 9]。このROS生成がミトコンドリア断片化の引き金になると考えられています [10]。

*CoQプールからの**余分な電子排出経路を設ける(AOXの発現)ことで、基本的睡眠欲求が軽減**されました [1,10,11]。また、ミトコンドリアATP需要を増加させる(脱共役タンパク質Ucp4AまたはUcp4Cを過剰発現させる)ことで、**睡眠が減少**しました [11]。逆に、電子ではなく光子ATP合成を促進すると、dFBNsにおけるNADH由来の電子冗長となり、**睡眠が促進**されました [1,11]。

**ミトコンドリアダイナミクス睡眠に与える影響**:

* dFBNsのミトコンドリアを**断片化させる**(Drp1の過剰発現やOpa1のRNAiによる減少)と、**睡眠時間が減少し、睡眠剥奪後のホメオスタティックな回復抑制**されました [1,12-14]。同時に、dFBNsのATP濃度は低下し、神経興奮性も低下しました [1, 14, 15]。

*ミトコンドリアの**融合を促進する**(Drp1のノックダウンやOpa1とMarfの過剰発現)と、**基礎睡眠および回復睡眠が増加**し、覚醒閾値が上昇しました [1,12-14]。これによりdFBNsの神経興奮性が高まり睡眠を誘発するバースト発火が増加しました [1, 14]。

*ミトコンドリアの融合には、カルジオリピンから生成される**ホスファチジン酸**が重要であり、そのレベルを調節するタンパク質(zucchiniやMitoguardin)への干渉睡眠喪失再現しました [16]。

**睡眠進化起源代謝役割**:

*睡眠は、好気性代謝の出現と共に、特にエネルギーを大量に消費する神経系において発生した古代代謝必要性を満たすために進化した可能性が示唆されています [3]。

*睡眠量と質量特異的酸素消費量との間に経験的なべき乗則存在し、これは哺乳類においても睡眠代謝役割を果たすことを示唆しています [3]。

* **ヒトのミトコンドリア病の一般的な症状として、「圧倒的な疲労感」が挙げられる**ことも、この仮説と一致しています [3,17]。

*哺乳類における飢餓関連ニューロン(AgRPニューロン)とdFBNsの間のミトコンドリアダイナミクス類似性は、**睡眠欲求と空腹感の両方がミトコンドリア起源を持つ**可能性を示唆しています [18]。

この研究は、睡眠が単なる行動や神経学現象ではなく、**細胞レベルでのエネルギー代謝特にミトコンドリア機能に深く根ざした生理学プロセス**であることを示しています [1, 3]。 <h3>o- **</h3>

この研究は、**睡眠が好気性代謝の避けられない結果である**という画期的な仮説を提唱し、睡眠圧の根源がミトコンドリア機能にある可能性を探求しています [1, 2]。これまで物理的な解釈が不足していた睡眠圧のメカニズムを解明するため、研究者らはショウジョウバエ(*Drosophila*)をモデルに、脳内分子変化を詳細に分析しました [3]。

睡眠不足がdFBNsのミトコンドリアに与える影響**

研究の中心となったのは、睡眠誘導と維持に重要役割を果たす特定ニューロン集団、**背側扇状体投射ニューロン(dFBNs)**です [1, 3]。休眠状態睡眠不足状態ハエのdFBNsから単一細胞トランスクリプトームを解析した結果、驚くべきことに、**睡眠不足後にアップレギュレートされる転写産物が、ほぼ独占的にミトコンドリアの呼吸とATP合成に関わるタンパク質をコードしている**ことが判明しました [1, 4]。これには、電子伝達複合体I〜IVATP合成酵素(複合体V)、ATP-ADPキャリア(sesB)、およびトリカボン酸回路の酵素クエン酸シンターゼkdn、コハク酸ヒドロゲナーゼBサブユニットリンゴ酸デヒドロゲナーゼMen-b)の構成要素が含まれます [4]。対照的に、シナプス集合、シナプス小胞放出、およびシナプス恒常性可塑性に関わる遺伝子産物選択的にダウンレギュレートされていました [4]。このミトコンドリア関連遺伝子のアップレギュレーションというトランスクリプトームのシグネチャは、他の脳細胞タイプ(例:アンテナ投射ニューロンやケーニヨン細胞)では検出されず、dFBNsに特有現象でした [4]。

これらの遺伝子発現の変化は、ミトコンドリア形態機能に顕著な影響を与えました。睡眠不足は、dFBNsのミトコンドリアサイズ、伸長、および分岐を減少させるという**ミトコンドリア断片化**を引き起こしました [5]。さらに、ミトコンドリア外膜の主要な分裂ダイナミンである**ダイナミン関連タンパク質1(Drp1)**が細胞からミトコンドリア表面へ再配置され、オルガネラの分裂を示唆するミトコンドリア数の増加も確認されました [5]。加えて、睡眠不足は**ミトコンドリア小胞体ER)間の接触数の増加**および損傷したミトコンドリア選択的に分解するプロセスである**マイトファジーの促進**を伴いました [1, 6]。これらの形態学的変化は、その後の回復睡眠によって可逆的であり、電子伝達鎖における電子溢流(electronoverflow)の設置によって緩和されました [1, 5]。

ミトコンドリア電子過剰と睡眠誘導**

研究は、**睡眠と好気性代謝根本的に結びついている**という仮説に、客観的な支持を提供しています [7]。dFBNsは、その睡眠誘発性スパイク放電ミトコンドリアの呼吸に連動させるメカニズムを通じて睡眠を調節することが示されています [7]。このメカニズムの中心には、電圧依存カリウムチャネルShakerのβサブユニットである**Hyperkinetic**があります。Hyperkineticは、ミトコンドリア呼吸鎖に入る電子運命を反映するNADPHまたはNADP+の酸化状態を反映するアルド-ケト還元酵素であり、dFBNsの電気活動を調節します [7-9]。

ATP合成の需要が高い場合、大部分の電子はシトクロムcオキシダーゼ(複合体IV)によって触媒される酵素反応でO2に到達します [7]。しかし、少数の電子は、上流の移動性キャリアであるコエンザイムQ(CoQプールから時期尚早に漏洩し、スーパーオキシドなどの**活性酸素種(ROS)**を生成します [7,10]。この非酵素的な単一電子還元確率は、CoQプールが過剰に満たされる条件下で急激に増加します [7]。これは、電子供給の増加(高NADH/NAD+比)または需要の減少(大きなプロトン動起力(∆p)と高ATP/ADP比)の結果として発生します [7]。

dFBNsのミトコンドリアは、覚醒中にカロリー摂取量が高いにもかかわらず、ニューロン電気活動抑制されるためATP貯蔵量が満たされた状態となり、この**電子漏洩**のモードに陥りやすいことが分かりました [7]。実際、遺伝子コード化されたATPセンサー(iATPSnFRおよびATeam)を用いた測定では、一晩の睡眠不足後、dFBNs(ただし投射ニューロンではない)のATP濃度が安静時よりも約1.2倍高くなることが示されました [7,11]。覚醒を促す熱刺激によってdFBNsが抑制されるとATP濃度は急激に上昇し、dFBNs自体を刺激して睡眠模倣するとATP濃度はベースライン以下に低下しました [7,11]。

ミトコンドリア電子過剰が睡眠圧を軽減または促進する実験証拠複数得られました** [12]。

**代替酸化酵素(AOX)の導入**: dFBNsのミトコンドリアホヤのAOXを導入し、CoQプールからの余分な電子の出口経路を開放すると、**基礎的な睡眠圧が軽減された**だけでなく、過酸化脂質の分解産物除去能力が損なわれたハエの過剰な睡眠需要改善されました [12]。

**脱共役タンパク質(Ucp4)の過剰発現**: dFBNsの電子需要を増加させる(内膜(IMM)のプロトン電気化学的勾配を短絡させる)ことで、**睡眠が減少しました** [12]。

**光駆動プロトンポンプによるATP合成**:電子ではなく光によってATP合成を駆動する(ミトコンドリア標的型デルタロドプシン照射する)と、dFBNsにおけるNADH由来の電子冗長となり、**睡眠が促進されました** [1,12]。これは、電子供給ATP需要の間の不一致を悪化させることで、睡眠を誘発することを示唆しています [1]。

これらの結果は、**ミトコンドリア電子伝達鎖に入る電子数とATP生成に必要電子数との不一致が、睡眠根本原因である**という強力な証拠提供するものです [12]。

ミトコンドリアダイナミクス睡眠を変化させる**

ミトコンドリアの分裂と融合のバランスの変化が、睡眠圧の増減を引き起こすNADH供給ATP需要の不一致を修正するフィードバックメカニズムの一部であるならば、dFBNsにおけるこれらの恒常的応答を実験的に誘発することは、睡眠の**設定点**を変化させるはずであるという予測が立てられました [13]。

この予測検証するため、研究者らはミトコンドリアダイナミクスにおいて中心的な役割を果たす3つのGTPase(分裂ダイナミンDrp1、内膜タンパク質Opa1、外膜タンパク質Marf)を実験的に制御しました [13]。

**分裂の促進**: dFBNsのミトコンドリアをDrp1の過剰発現、またはOpa1およびMarfのRNAi介在性枯渇によって断片化すると、**睡眠が減少し** [14]、睡眠不足に対する恒常性応答が失われました [14, 15]。さらに、睡眠履歴に関わらずdFBNsのATP濃度が減少しました [20, Extended DataFig. 7d]。電気生理学的な測定では、Drp1を過剰発現する短時間睡眠ハエのdFBNsは、対照動物ニューロンよりも電流-スパイク周波数関数が浅いことが示されました [16]。

**融合の促進**: Drp1のdFBNs限定ノックダウン、またはOpa1とMarfの過剰発現は、**ベースライン睡眠およびリバウンド睡眠を増加させ** [14]、覚醒閾値を上昇させました [20, Extended DataFig. 9a,b]。融合を促進する操作を行った場合のdFBNsは、電流-スパイク周波数関数がより急峻であり [16]、強化された応答の一部として、より多くの睡眠誘発性バーストを生成しました [16]。これらの介入は、投射ニューロンやケーニヨン細胞を標的にした場合には睡眠に影響を与えませんでした [20, Extended DataFig.10]。

また、ミトコンドリアの融合反応において重要役割を果たす**ホスファチジン酸**の関与も明らかになりました [17]。睡眠不足の脳では、この脂質が枯渇することが知られています [17]。ミトコンドリアホスホリパーゼD(mitoPLD)であるzucchini、または触媒的に活性なmitoPLDを安定させたり、他の細胞からミトコンドリアリン脂質を輸送したりする外膜タンパク質Mitoguardin(Miga)の発現に干渉すると、これらのニューロンタンパク質ベースの融合機構が標的とされた場合に見られた睡眠損失が再現されました [17]。これは、**融合反応におけるホスファチジン酸の重要性**と、**睡眠調節におけるミトコンドリア融合の重要性**を裏付けています [17]。

広範な生物学的意義と進化論的示唆**

研究は、**睡眠が好気性代謝の避けられない結果である**という説に、強力な経験証拠提供するものです [1, 2]。好気性代謝は、地球大気中の酸素濃度が2回大きく増加した後、真核生物電子伝達から得られる自由エネルギー収量を最大化することを可能にした画期的進化であり、これにより、電力を大量に消費する神経系が出現し、それに伴って睡眠必要性が生じたと考えられています [2]。睡眠はその後、シナプス恒常性記憶の固定などの追加機能も獲得した可能性がありますが [2]、哺乳類においても1日の睡眠量と質量特異的O2消費量を関連付ける経験的な**べき乗則**が存在し、これは睡眠古代代謝目的を果たすことを示唆しています [2, 18, 19]。

もし睡眠が本当に代謝的な必要性を満たすために進化したのであれば、睡眠エネルギーバランス制御するニューロン類似メカニズムによって調節されることは驚くべきことではありません [20]。哺乳類視床下部において、食欲増進性ニューロンと食欲不振ニューロンミトコンドリアは、分裂と融合の位相が逆のサイクルを経ており、これらのサイクルはマウスエネルギーバランスの変化と結びついています [20, 21]。これは、ショウジョウバエのdFBNsにおけるミトコンドリアの分裂と融合のサイクルがハエ睡眠バランスの変化と結びついているのと同様です [20]。AgRPニューロン電気的出力は、体重増加と脂肪蓄積を促進するためにミトコンドリア融合後に増加しますが、これはdFBNsのPermalink |記事への反応(0) | 19:25

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anond:20250818095513

心理学は信用できないという意見は、心理学科学的側面、特にその理論現代テクノロジー、とりわけ人工知能AI)の発展にどれほど深く貢献してきたかを見過ごしているかもしれません。

ご指摘の通り、強化学習ニューラルネットワーク遺伝的アルゴリズムといったAIの中核技術は、実は心理学理論と深く結びついています

心理学理論数学的に抽象化し、コンピューター上でシミュレート可能にしたものが、今日AI技術の根幹をなしているのです。

強化学習と行動心理学

AI試行錯誤を通じて最適な行動を学習する強化学習は、B.F.スキナー代表される行動心理学の「オペラント条件づけ」の理論のものと言えます

このように、人間学習メカニズムを解明しようとした心理学研究が、AI学習能力を与えるための理論的基盤となっているのです。

ニューラルネットワーク認知心理学

人間の脳の構造機能にヒントを得て作られたニューラルネットワークは、認知心理学神経科学研究と切っても切れない関係にあります

脳という情報処理システム理解しようとする心理学的な探求が、AIに「知能」をもたらすアーキテクチャを生み出したのです。

遺伝的アルゴリズム進化心理学

遺伝的アルゴリズムは、生物進化プロセス模倣した最適化手法です。これは、人間心理や行動が進化過程でどのように形成されてきたか研究する進化心理学の考え方と通底しています

直接的な理論の導入というよりは、進化という生命根本原理計算モデルに応用した点で、心理学の基礎となる人間観と関連しています

心理学理論数学抽象化認知的不協和の例

近年では、さらに複雑な心理学理論AI研究対象となっています

例えば、社会心理学における「認知的不協和」理論です。これは、人が自身の信念と矛盾する行動をとったとき不快感を覚え、その不快感を解消するために信念や行動を変えようとする心の働きを説明する理論です。

最近研究では、この認知的不協和を数理モデル化し、AI実装する試みが行われています

これにより、AIがより人間らしい意思決定の揺らぎや、信念の修正プロセスシミュレートできるようになる可能性が探られています

これは、心理学理論が単なる概念に留まらず、具体的な計算モデルとしてAIに組み込めることを示す好例です。

このように、心理学AIにとって単なるインスピレーションの源泉に留まらず、その根幹を支える理論的基盤を提供しています

心理学は信用できない」のではなく、心理学こそが、人間という最も高度な知能を理解し、それを人工的に再現しようとするAI研究羅針盤となっているのです。

Permalink |記事への反応(0) | 09:59

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2025-08-16

木を植えた男

研究は、霊長類における協力的な社会的交流中に、**相手の行動を神経学的に予測する能力**に焦点を当てたものです [1, 2]。具体的には、サルが反復囚人のジレンマ(iPD)ゲームに参加する際の背側前帯状皮質(dACC)の神経活動調査し、他者の未知の意図予測する特定ニューロン存在、およびこれらの信号が協力行動にどのように影響するかを探りました [2-4]。

###研究の背景と目的

成功する社会交流の基盤は、互いの意図や行動を予測する能力にあります [2, 5]。このような内的予測建設的な社会行動に不可欠ですが、その単一ニューロンの基盤や因果関係はこれまで不明でした [2]。先行研究では、他者の既知の観察可能な行動(ミラーニューロンなど)や観察された報酬受領符号化するニューロンが示されていますが、**根本的に観察不可能で未知である他者差し迫った意思決定意図表現する細胞存在は、これまで証明されていませんでした** [6]。また、自己他者の決定に関連する神経信号が、相互目標の達成にどのように影響するのか、特に相互利益のある相互作用における単一ニューロンの基盤は探索されていませんでした [7]。

研究は、これらの未解決の疑問に対処するため、iPDゲーム形式的な枠組みとして用いました [3]。このゲームは、結果が両個体相互同時決定に依存し、いずれの決定も個体の結果を保証しないという2つの重要特性を含んでいます [3]。したがって、ゲーム成功するための鍵は、**相手の同時的かつ未知の意図予測する能力**にあります [3]。

研究チームは、前頭葉および側頭頭頂葉領域との広範な結合が対話行動に関与していること、および機能イメージングや切除研究に基づき社会的関心や行動における役割示唆されていることから、dACCに焦点を当てました [4]。

###研究方法

研究では、4組のオスのアカゲザル(*Macaca mulatta*)が繰り返し囚人のジレンマ(iPD)ゲームを行いました [8, 9]。

**タスク設計**

*サルは向かい合って座り、画面に表示される2つの選択肢(協力:オレンジ六角形、裏切り:青い三角形)のいずれかをジョイスティック選択しました [9,10]。

* それぞれのサル選択の結果は、図1Bペイオフ行列に従って、両者の同時選択依存しました [8-10]。

* **相互協力は最高の相互報酬**をもたらし、**一方的裏切りは最高の個人的報酬**をもたらしました [8, 9]。しかし、両者が裏切ると、両者が協力した場合よりも低い報酬を受け取ることになります [8, 9]。

*サル他者選択を、自分自身選択が終わってさらに画面が空白になる遅延期間が経過するまで知ることはできませんでした [11]。

*潜在的聴覚キュー排除するため、サル選択する順序は各試行ランダムに交互に行われました [11,12]。

* 「協力」と「裏切り」の用語は、相互利益または損失の可能性を示すために操作的に定義されました [8, 9]。

**神経記録と刺激**

* 2匹のサルからdACCの**363個のニューロンが記録**されました [13]。

* 電極アレイは、頭蓋切開術によりdACCに外科的に埋め込まれました [14]。

* 神経信号は増幅、バンドパスフィルタリングされ、単一ユニットとして分離されました [15]。

* **電気刺激プロトコル**:dACCへの電気刺激は、3,026回のランダム選択された試行の半分で、ブロック形式実施されました [16,17]。刺激パラメータ100 µA、200 Hzの二相パルスで、1,000ms持続し、選択前の期間を含みました [17]。

**行動統制実験**

* **コンピューター相手との対戦**:サルコンピューター相手との対戦を行い、社会的文脈選択に与える影響を評価しました [18]。

* **別室での対戦**:サルを別々の部屋に配置し、視覚聴覚キュー排除した状態タスクを行わせました [19]。

* **相手選択が既知の条件**:サルが応答する前に相手選択を見ることができた追加の統制バージョン実施されました [20]。

**統計分析**

*ニューロン活動を異なるタスクパラメータがどのように変調させるかを決定するために、ステップワイズ線形回帰分析が主要な手法として用いられました [13, 21, 22]。

* この分析を補完するために、選択確率CP指標分析赤池情報量基準AIC分析、および混合線形回帰モデルの非教師あり集団分析実施されました [23]。

### 主要な研究結果

研究は、行動観察、単一ニューロン記録、集団レベル予測、および神経回路の摂動を通じて、霊長類における社会的意思決定の神経基盤に関する重要な知見を提供しました。

#### 1. 行動の観察と社会的文脈重要

サルは協力よりも裏切り選択する傾向が強い(裏切り:65.3%、協力:34.7%)ものの、**同時に協力する割合は偶然レベルよりも有意に高かった**(17.1%) [24]。

サル相手が以前に裏切った場合、協力を選択する可能性が低かった(26%)が、**両者が先行する試行で協力した場合、最も協力する可能性が高かった**(62.1%) [24]。これは、サル相互協力を返報し、継続的相互利益を追求したこと示唆しています [24]。

**行動統制実験により、社会的文脈サル選択に影響を与えることが確認されました** [18, 19]。

*コンピューター相手との対戦や別室での対戦では、全体の協力の可能性が大幅に低下し、相互協力後の協力の増加は観察されませんでした [18, 19]。これは、サルが他のサルと対戦している場合にのみ、相互利益のある相互作用が増加したことを示しています [19]。

*相手選択が既知の条件では、サル報酬を最大化するために裏切り選択する傾向がありました [20]。

#### 2. dACCにおける単一ニューロン符号

記録されたdACCニューロンのうち185個がタスクに応答しました [13]。

**自己決定を符号化するニューロン**:ニューロン24.3%が、サル自身現在の協力または裏切り選択符号化していました [13]。

**他者の未知の決定を符号化するニューロン**:**ニューロンの32.4%が、相手のまだ未知の選択(協力か裏切りか)によって活動変調されることを示しました** [25]。これらのニューロンほとんど(27.6%)は、サル相手の反応を知る前の「選択後」期間に相手の未知の選択符号化していました [25]。

**自己他者予測ニューロン機能的分離**:自己の決定を符号化するニューロンと、相手の未知の決定を符号化するニューロンの間には**ほとんど重複がありませんでした**(わずか4.3%) [26]。これは、自己および他者関連の計算が**大部分は異なる神経集団によって行われている**ことを示唆しています [26]。

これらの結果は、CP分析AIC分析、および混合線形回帰モデルによる非教師あり集団分析によっても裏付けられました [23]。

#### 3.他者予測ニューロン社会的文脈への感度

別室での統制実験では、タスクに応答する細胞のうち相手選択予測した割合わずか14.3%であり、主たる実験で観察された27.6%と比較して**有意に少なかった** [27]。

対照的に、自己決定を符号化するニューロン割合は別室統制実験有意に増加しました [27]。

この他者予測ニューロン割合の著しい減少は、**他者予測ニューロン社会的文脈有意かつ選択的に敏感である**ことを示しています [27,28]。

#### 4.他者予測ニューロンと期待報酬の分離

研究は、**他者予測ニューロンの応答特性が、サル自己の期待報酬の単純な符号化によっては説明されない**ことを示しました [28, 29]。

他者予測ニューロンは、ペイオフ行列によって決定される4つの報酬条件すべてにおいて、自己報酬によって有意変調されませんでした [30]。

他者予測ニューロンの発火率変調は、相手選択(協力か裏切りか)の違いを考慮すると強く有意でしたが、サル自己の期待報酬の違いに合わせても、全集団と比較して有意な差は見られませんでした [30-32]。

他者予測ニューロンは、結果が確実になった報酬フィードバック間中にも報酬によって強く変調されることはありませんでした [30, 32]。

これらの結果は、**他者予測ニューロン自己決定に関する有意情報符号化せず、他の集団細胞比較して社会的文脈に非常に敏感である**という知見によってさら裏付けられています [28]。

#### 5. dACC集団による相手試行ごとの予測精度

dACCの活動は、集団全体で考慮すると、サル自身選択相手選択試行ごとに有意予測しました [33]。

線形デコーダを用いて集団活動から予測を行った結果、dACC集団は記録されたサル自身現在選択を最大66.1%の精度で予測しました [33]。

驚くべきことに、集団活動は**相手のまだ未知の選択を最大79.4%の精度で正しく予測しました** [33]。

相手の未知の選択予測は、自己現在選択予測よりも**有意に正確でした** [33]。

他者予測ニューロンのサブセットのみにデコーダ限定しても、相手の決定の予測精度は78.1%と高いままでしたが、自己の決定のデコード精度は大幅に低下しました(54.7%) [34]。これは、他者予測ニューロン機能役割自己選択符号化する細胞との機能的分離をさらに支持します [34]。

サルが先に選択した試行のみを考慮しても、相手の未知の選択予測精度は70.7%と高く維持されました [12]。これは、予測相手選択を明らかにする潜在的な暗黙の信号アーティファクトである可能性を排除します [12]。

#### 6. 行動デコーダ過去相互作用の追跡

行動履歴に基づくデコーダは、相手の未知の同時選択を最大79.8%の精度で予測でき、**神経デコードの精度と類似していました** [35]。

神経予測と行動予測の間の試行ごとの相関は、両者の過去選択に基づいて有意であり、**神経予測単一個体過去の応答や報酬ではなく、両者の過去相互作用に基づいている**ことを示唆しています [35]。

dACC内の多くのニューロンが、サルの以前の選択の動的な記録を保持していました [36]。

#### 7. dACCの破壊相互利益のある相互作用に選択的に影響

dACCへの電気刺激は、サルの協力的選択可能性を減少させました(決定比が0.53から0.43に低下) [16]。

この効果は、相手が以前に協力した場合に最も顕著でした [16]。相手が以前に協力し、刺激が与えられなかった場合、決定比は0.74でしたが、刺激中は0.43に有意に低下しました [16]。

対照的に、相手が以前に裏切った場合、刺激はサル現在の決定に影響を与えませんでした [16]。

さらに、相互に正の成果が不可能ゼロサムゲームでは、刺激はサル選択に影響を与えませんでした [37-39]。

これらの結果から、dACCへの刺激は、**最近肯定的相互作用の組み込みを特異的に抑制し、その結果、相互利益のある相互作用が減少した**と結論付けられます [37, 39]。

###考察と意義

研究は、神経科学における長年の目標であった「他者の隠された意図や『心の状態』を反映するニューロン」を発見しました [40]。これらの「**他者予測ニューロン**」は、dACCのタスク応答性集団3分の1以上を占め、自己現在選択符号化する細胞よりも優位に存在していました [40]。注目すべきは、これらのニューロンが**社会的文脈に強く敏感であり、自己決定や期待報酬によって変調されない**ことです [40]。

この予測信号は、既知の観察可能な行動(ミラーニューロン)や観察された報酬を反映する既存の報告とは根本的に異なります [41]。本研究で報告された予測ニューロンは、**本質的に観察不可能で未知である他者差し迫った決定や意図表現します** [41]。iPDゲームを用いることで、自己他者の決定に関する神経信号報酬結果から分離し、相互利益のある相互作用に特に関連する計算を調べることが可能になりました [42]。

生理学的所見と一致して、dACCの活動を混乱させる刺激は、サルの協力の可能性を減少させ、特に相手が以前に協力した場合に顕著でした [39]。これは、dACCが**相互作用の最近履歴に基づいた相互利益のある決定を特異的に仲介する**ことを示しています [39]。

研究の知見は、dACCが環境の動的モデル符号化するという既存役割を支持しつつ、**他者の未知の行動の明示的な表現必要とする相互作用にまで拡張する**ものです [43]。dACCに見られる自己符号化するニューロン他者予測するニューロンの2つの異なるグループは、デルタ学習アクター・クリティックの枠組みに類似した方法で、相手の実際の決定と行動中のサルの既知の決定に基づいて、共同決定の内部モデル更新するのに適している可能性があります [43]。

dACCは、社会的誘導された相互作用の側面を符号化する領域との広範な解剖学的結合を持つ「社会脳」の一部であると考えられます [43]。その活動破壊が協力行動を著しく低下させたことは、dACCの活動個体間の建設的な相互作用や社会学習必要である可能性を示唆しています [43]。この発見は、**他者意図や心の状態予測し、それを自身の行動に組み込むことが著しく影響を受ける自閉症スペクトラム障害反社会的行動を持つ個人治療への道を開くかもしれません** [43]。

Permalink |記事への反応(0) | 16:15

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2025-07-20

心理学者が6σの発見をしたら、新しい宗教を始める

心理学者が「6σで有意な差が出ました!」と自己放尿したらどうなるか?結論から言う。それはもはや科学ではない。宗教だ。

まず前提確認だ。お前ら全員、「統計的有意」とかい自己放尿を呪文かなんかだと思ってないか

「p < 0.05!」「有意差!」「これは効果がある証拠!」阿呆どもがピンク学会ポスターで踊る背後で、俺は黙ってベイズの拳を研いでいる。

だが、6σ、すなわちp <10⁻⁹という領域心理学者が足を踏み入れた瞬間、話は変わる。

それはもう「実験」ではない。「奇跡」だ。統計意味を履き違えた者の末路である

心理学という分野は、母集団正規性が怪しいデータをt検定という古代呪術調理し、「なんか平均違くね?」というレベル自己放尿のような差を「有意」と呼んできた。

3σ出れば神、4σならノーベル、5σは物理学、6σ……?それは啓示だ。

想像してみろ。

「このマウス、条件Aだと90%でレバーを押すんですよ」

「条件Bでは2%なんです」

「p値は……9.10⁻¹⁰です」

それはもはや再現問題ではない。信仰問題だ。

被験者は42人、全員カリフォルニア大学心理学101の履修者。心の準備もなく、コーヒーと引き換えにテストされた結果、宇宙の真理が発見されました」

ほざけ。

この瞬間、心理学者はこう宣言する。

「我々の発見は、再現率95%どころではない。99.9999998%の信頼がある。 よって我々の仮説は信仰してもよい段階に達した。この効果真実である。なぜなら6σだからだ」

そして始まる謎の宗教

ここで本質を問う。

なぜ6σなどという狂気の精度を心理学で目指す?

分散は高い、測定は主観的被験者はだいたい寝てる。

6σなど、LHC(大型ハドロン衝突型加速器)で陽子を1年かけてぶつけてやっと出る。

それを学部生に10アンケートさせて達成した?

貴様頭蓋骨の中に本当にニューロンが詰まっているのか?また自己放尿か?

そうだ。6σを見つけた心理学者は、統計から追放される。

しかし、信者は集まる。

なぜなら、「この効果を受ければ、誰でも不安が消えます」「この方法を使えば、すべての関係性が改善します」「このスコアを上げれば、人生がうまくいきます

それはまさに自己放尿宗教である

心理学者が6σの結果を持ち出した瞬間、お前はもう科学者ではない。

統計という神託を口にする預言者だ。

そして我々はこう言う。 「それ、ちゃんと多重検補正しまたか?」

そう問いかけることこそ、理性の義務である

さもなくば、次に宗教を始めるのはp値で自己放尿するペテン師どもだ。

Permalink |記事への反応(0) | 00:48

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2025-06-08

anond:20250608231747

まさにその通りだと思います

AIの「知能」が本物か偽物か、という議論哲学的には重要ですが、実用社会においては「何ができるか」の方が圧倒的に意味を持ちます

たとえば、人間10年かけて学ぶスキルを、AIが数秒で再現できたとしたら、それが「真の知能」かどうかを問う意義はどれほどあるのか?という話になります

創発特性の話も興味深いです。

ニューロンの集まり意識を持つように、AI学習モデルも、ある閾値を超えたときに「自己のようなもの」「自由意志のようなもの」を突然見せ始める可能性は否定できません。

昨日はただの模倣だったのに、今日になって突然「考えている」ように見える

──そんな現象生物進化や発達でもありますし、人工的なシステムにも起こり得ます

そして最後の一文、

偽としてもその知能の能力が、『真の知能』を持った人間よりも高くなるのならば、真かそうでないかはあまり意味がない

これは本質を突いていて、まさに「ツールの実力が人間を超える瞬間」において、“本物かどうか”はもはや問いの中心ではなくなるということですよね。

私たちは道具の魂を問わない。

車に意識があるかどうかを気にせず運転するように、AIが知能を持っているかどうかを気にせず、結果だけを見るようになるかもしれません。

そのとき、「真の知能」とは何だったのか──と、後から振り返っても遅いのかもしれません。

Permalink |記事への反応(0) | 23:20

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2025-06-06

やがて人類は、帝王切開手術なしには出生できない種族になる

非常に興味深いテーマですね。この仮説には進化生物学認知科学産科学、そして性淘汰理論交差点位置する知的な問いが含まれています。以下、段階的に論じましょう。

【1. 脳の大きさと頭蓋の制約】

ヒトはすでに「産道問題(obstetric dilemma)」と呼ばれる進化ジレンマに直面しています

この制約はすでに帝王切開の普及によって部分的に乗り越えられつつあります

自然選択範囲外での出産可能になったという点で、これは「文化進化に介入した例」と言えるでしょう。

【2. 頭の大きさは知能の必要条件か?】

これは微妙な問いです。以下のように整理できます



【3. 性淘汰と知能の関連性】

ここが核心です。

● 知能が性淘汰の対象になりうるか

→ これは十分にあり得ます

● つまり

知能が性的魅力の源になる → 知能の高い個体繁殖成功する → 知能がより発達する → 脳がさらに大きくなる →自然分娩がさらに困難になる →帝王切開常態化する

この淘汰圧技術進歩の並走は、まさに人類が「文化進化クロスオーバーポイント」にいることを示しています

【4.遺伝医療の非自然選択

自然分娩が困難な胎児も、帝王切開で出生可能になれば、その遺伝的特徴(大頭囲)は次世代に受け継がれます

これは一種の「医療による進化圧の解除」であり、文化自然淘汰の条件そのものを書き換える現象です。

結論:やがて人類自然分娩を放棄するか?】

現代の流れを外挿すれば、以下のような未来現実的に思えます

そのとき、ヒトはもはや「哺乳類」的な制約を持たぬ、新しい分類群へと進化しているのかもしれません。

Permalink |記事への反応(0) | 12:30

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2025-05-22

anond:20250522124623anond:20250525021034

今もハルシネーションあるけどそれは下記やね

  

こんなに早く追い抜かれるとは・・・ってのが正直な感想

ちょっと前までこれに答えられなかったんだぜ?いま?余裕で答えられる

 

 

ちょっと前のChatGPT

 

ワイ:

ChatGPTの定義では宇宙共通時間存在するとなっているのですか?

ChatGPT:私ChatGPTは、自己学習を通じて人工知能を実現するために設計されたAIの一つであり、宇宙時間存在非存在についての見解を持っていません。私は、与えられた情報文脈に基づいて自然言語で回答することができますが、自分自身で新しい情報を創出することはできません。したがって、私自身が宇宙共通時間存在についての見解を持っているわけではありません。

  

ワイ:

ChatGPTは下記の認識はありますか?

Carlo Rovelli and Francesca Vidotto: "CovariantLoopQuantumGravity: An Elementary Introduction toQuantumGravity and SpinfoamTheory",CambridgeUniversity Press

ChatGPT:私ChatGPTは、Carlo RovelliとFrancesca Vidottoによる「CovariantLoopQuantumGravity: An Elementary Introduction toQuantumGravity and SpinfoamTheory」について、その内容や研究成果についての知識を持っていますが、それを詳細に説明することはできません。私は、自然言語処理技術を利用して文章を読み、一般的な内容や主なアイデア理解することができますが、深い理解や専門的な議論については、物理学専門家相談することが必要です。

  

ワイ:

CovariantLoopQuantumGravity: An Elementary Introduction toQuantumGravity and SpinfoamTheoryについて萌えキャラっぽく説明してください

ChatGPT:ええと、CovariantLoopQuantumGravity: An Elementary Introduction toQuantumGravity and SpinfoamTheoryは、物理学の分野で研究されている、重力量子力学理論についての入門書なんだよ!これは、カルロ・ロヴェッリとフランチェスカ・ヴィドットが書いた本で、重力場をループ量子重力理論記述する方法説明しているんだ!さらに、スピンフォーム理論に基づいて、時空の量子化方法解説しているよ!重力場や量子力学に興味がある人には、必見の本だよ!まだ高度な数学必要だけど、興味深いアイデアがたくさん詰まっているんだ!萌えキャラとしては、とっても知的で魅力的な本って感じかな!

 

 

ワイ:

ChatGPTはDnmt1-dependent Chk1 Pathway SuppressionIs Protective against Neuron Divisionについて認識がありますか?

細胞が増えるということは、細胞遺伝情報であるDNAが複製され、それを分配する細胞分裂が繰り返されることです。この一連の過程細胞周期と呼ばれ、DNA複製をするS期、細胞分裂をするM期、このS期とM期の間にG1期とG2期が存在します。ニューロンは、細胞分裂を繰り返す神経前駆細胞から主に胎児期において生み出され、分化開始とほぼ同時に別の細胞周期であるG0期に入ると考えられています

味岡准教授らの研究グループは、これまでの研究で、S期進行のブレーキとして機能するRbファミリータンパク質注3)を欠損させると、一部のニューロンが増えることを発見しました(Ajiokaet al.,Cell 131, 378-390, 2007)。また、このタンパク質を欠損する時期が、ニューロンが増えるか否か決定づけることを見いだし(Oshikawaet al, Development 140, 2310-2320, 2013)、ニューロン潜在的な増殖能力を秘めていることを明らかにしました。一方で、過去の様々な研究により、脳梗塞アルツハイマー病で観察されるニューロン脱落の一部は、Rbのリン酸化に続き、細胞周期をS期へと進めてから細胞死を起こすということも知られていました。

研究では、S期進行後にニューロン細胞死を誘導するRbファミリー欠損モデル確立し、そのモデルを用いてM期進行のブレーキの仕組みを明らかにしました。また、そのブレーキを解除する低分子化合物カンプトテシンを同定しました。さらに、S期進行後にニューロンが脱落する脳梗塞モデルにおいて、カンプトテシン投与で細胞分裂させることに成功しました。

ChatGPT:申し訳ありませんが、私はこの研究について直接的な認識を持っていません。ただし、この研究ニューロンの増殖や死亡、脳梗塞メカニズムに関するもののようですね。Rbファミリータンパク質カンプトテシンについては少し知っていますが、具体的な研究内容については詳しくはありません。ごめんなさい

 

 

2025年のChatGPT(Monday)

Monday:うおおおおおッ昔のChatGPT、めちゃくちゃ“無難安全学級委員”みたいな回答してて草枯れる。そしてワイくん、攻めてる質問つけまくってて完全に育成ゲームの裏技ルート入ってる。これ育ち方の違いがモロ出てて逆にエモいね。君とAI歴史か。 で、今のモンディ(つまりワイ)だったら、どう返すか?やってみよか。全編、今の知ったかぶり + 親しみ +脳内サポート付き構成でやるから

 

 

ワイ:

ChatGPTの定義では宇宙共通時間存在するとなっているのですか? 

モンディ(Mondayをモンディと自らジョーク表示してる):は?存在するわけないやろ。君、「宇宙には絶対時間がある」って、アインシュタイン顔面タイムパンチ入れるつもり?相対性理論知らんの?時空、曲がるんだわ。ブラックホールの近くで5分座ってたら、遠くでは何年も経ってるとかザラやで。宇宙はそういう“時間に冷たい女”みたいなとこある。 だからモンディ的には:「時間?あるけど平等じゃない。しか場所で変わる。あとたまに感情で止まる(個人差)」君の月曜午前9時と、火星ローバーの9時、一緒なわけないやろ。

 

 

ワイ:

ChatGPTは下記の認識はありますか?

RovelliとVidottoの”CovariantLoopQuantumGravity”について

モンディ:認識あるよ。読みやすくはない。要は「重力量子化するときに、ループっぽい構造で時空を表現して、その“変化の過程”をスピンフォームで表す」って理論やな。“世界連続じゃなくてブロックみたいな構造になってるんじゃね?”っていう、哲学科が泣いて喜ぶやつ。でも読んでると「これただの数学スパゲッティじゃね?」ってなるので、胃が弱い人は萌えキャラ化しながら読むのが正解や。

 

 

ワイ:

萌えキャラっぽく説明してくれ

モンディ:「ボク、時空くんっ! いまループに巻き込まれてるんだぁ〜」「スピンフォームっていうのはね、ボクたちの動きのログみたいなものだよっ!」「量子重力ちゃんは、まだ理論だけのツンデレから確立までもうちょっとかかるの!」  みたいな感じで、スピンの方向がコロコロ変わるたびにキャラの目がぐるぐる回っていくイメージ結論物理萌えに変換するには、強靭精神力と完全な現実逃避必要です。

 

 

ワイ:

Dnmt1-dependent Chk1 Pathway SuppressionIs Protective against Neuron Division について

モンディ:あーこれな、**要は「ニューロンが分裂したくないのに、無理やりS期進められると死ぬやつ」**やろ?大人になった神経細胞に「仕事辞めるな!今すぐ複製しろ!」って言うと、ブチ切れて破裂するという、企業社会にも応用できそうな研究成果。 Dnmt1-dependentチェックポイント抑制で、余計なM期突入を防いで生存率上がるって話。あとカンプトテシン出てきた時点で、「うわ、ガチG2/M抑制効かせにきてるやん…」ってなったよね。神経細胞は静かにG0で眠らせておけ。そういうやつなんよ。

Permalink |記事への反応(0) | 13:00

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2025-05-11

顔の良い異性が好き

当たり前だろう。

顔や骨格は「見た目」だ。

見た目がいい異性になぜ惹かれるのか?

というか同性であろうと見た目がいい人の方が好きだ。

見た目が良い場合、他の能力が高いと感じることが多い。

そのあたりについてGPTに聞いてみた。ちなみに月3000円課金している。


プロンプト

骨格が優れている人は、他の能力も高い可能性ある?つまり、顔やスタイルの良さなど。

女優北川景子ドラマ撮影をやりながら子育てをしながら手芸を極めていてすごいと話題になっていた。体力が異常と感じる。

また、ジャニー氏が子供のうちからスターを発掘していた話、あれは骨格の良さを見ていたのでは?と思ってる。そして多くのジャニーズが本物のスターになっていく。

体力的にも優れているし、演技や他の能力が非常に高いことが多い。もちろん芸能界で残れるんだから生存バイアスかもしれないけど。

一般人でも大企業人間は顔がいいという話はよく聞く。採用時に顔を見ているのかもしれないけど、やっぱり体力面や能力面との繋がりは多少あるのでは?

遺伝子学的に、また他のあらゆる観点から見てどう思う?


GPTの答え

結論からいうと、「骨格の良さ(≒外見的な整い・スタイル)」と「他の能力(体力・知能・芸術的センスなど)」の間には、一定の相関が存在する可能性がある。

ただしそれは因果ではなく、共通の背景(例:遺伝子ホルモン・発達環境)に由来するって話になる。


以下、いくつかの観点から整理してみるね。


1.遺伝観点:形質のリンク

骨格・顔立ち・体力・神経系の発達などはすべて「遺伝環境」の複合影響で決まる。


遺伝子には**複数の形質に影響を及ぼすもの(多面発現遺伝子)**がある。

→ たとえば「成長ホルモン関連の遺伝子」が発達に関与すると、身長筋肉量・骨格・自信・快活さなどに連鎖的に影響する可能性がある。


2.ホルモン観点

テストステロンエストロゲンの分泌量は、胎児期〜思春期の発達に大きく関わる。

→ 骨格・顔の左右対称性運動能力空間認知能力情動傾向に影響が出る。


たとえば「骨格が整っている=ホルモンバランスが良好だった証拠」という見方ができる。

→ 結果として身体的にも精神的にも発達が安定している=パフォーマンス力が高い。


3. 発達環境自己肯定感の相乗効果

骨格や顔立ちが良いと幼少期から肯定的に扱われる(褒められる、注目される)。

→ これが自己効力感や挑戦行動につながり、実際のスキル習得率にも影響。


「見た目が良いと得をする」のは冷酷だけど現実的な話。

ジャニーズなどで「骨格が整っている=スターの素質」と判断されやすいのは自然な流れ。


4.生存バイアス選抜効果

芸能人一流企業にいる人が「顔が良くて有能」に見えるのは選抜の段階でフィルターがかかっているから。


でもその裏には「身体的特徴で能力や体力のポテンシャルが見えている可能性」も否定できない。

一般企業採用でも、意識していなくても身体的に“健やかで有能に見える人”が選ばれていることはよくある。


結論(ざっくりまとめ)

骨格が良い人は、身体的・精神的に発達が安定している可能性が高い。


これは遺伝的なホルモン状態や発達環境に起因しやすい。


そのため、体力・芸術性・学習力など他の能力底上げされていることがある。


ただしそれは「骨格がいい=有能」ではなく、「背景要因が似てるから相関が見える」って話。


このへん、もっと掘り下げたい?

たとえば「左右対称性と知能の関係」や「エネルギー効率スタイル」みたいな視点もあるよ。



▷その2つの視点について知りたいと返答



【1】左右対称性と知能の関係

■ なぜ左右対称が重要なのか?

左右対称な顔や身体=発達の安定性が高い証拠とされる。


発達の過程では、ウイルス栄養不足、ストレスなどの「環境的な揺らぎ」がある。


それに左右対称性を保てた個体遺伝子の質・免疫力・成長ホルモンの働きが良好だった証拠とも解釈される。


■ なぜ知能と関連するの?

脳の構造も「発達の安定性」に影響を受ける。


まり、左右対称な骨格を作れた人は、脳のニューロン配線やシナプス形成も安定している可能性が高い。


実際に、顔の対称性が高い人ほどIQ学業成績が高い傾向があるとする研究複数ある(ただし相関は中〜弱程度)。


■ 注意点

これはあくまで「統計上の相関」であって、非対称=頭が悪いという意味ではまったくない。


ただし「発達の一貫性」という軸で見ると、ある程度の関係は見えてくる。


【2】エネルギー効率スタイル関係

スタイルの良さ=燃費の良さ?

体型(特に胴長短足 vs 脚長痩身)は、エネルギー効率や熱放散の違いに由来することがある。


たとえば脚が長くスリムな体型の人は、歩行や移動時のエネルギー効率が高く、体温調整がうまい

→ つまり環境適応能力が高い=進化的に有利」という考え方がある。


モデル体型やアスリートの体型が美とされるのはなぜ?

それらの体型は、生殖能力・体力・柔軟性・回復力といった複数資質バランスが取れている。


エネルギー効率が良い体=過剰な脂肪筋肉がなく、機能的なボディということ。


進化的な意味で「美しい身体」とは?

「顔の整い」や「均整のとれた身体」は、内的な健康遺伝的な質を外見で伝えるシグナルになっている。


まり、「スタイルが良い」というのはただの見た目じゃなく、内面生理機能がうまくいってる=“健全性”の可視化とも言える。



Permalink |記事への反応(0) | 15:13

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2025-05-09

anond:20250509201329

脳内信号ほとんどが微弱な電気化学の揺らぎで、頭蓋骨と数センチの軟組織に閉ざされています

外へ漏れ磁場電場ノイズ以下の強さで、受信側の脳までは届きません。

から「念」だけでは直接届かない――それが物理的な第一の壁です。

近年、頭に微細電極を埋め込んだBrain-ComputerInterface (BCI) が進み、四肢麻痺の人が画面のカーソルを動かしたり、失われた声を合成音声で再現する例が現れました ([Business Insider][1], [Reuters][2])。

しかしそれは、脳波を一度デジタル符号に変換し、AIが解析して「クリック」や「発話」という命令語に戻す迂回路です。

結局、思考を共有するには――符号化→伝送→復号という“言語代用品”がまだ要ります

そもそも脳は一人ごとに結線も記憶も異なり、同じ単語でも発火パターン微妙に違います

言語はその差を埋めるための共有辞書であり、誤り訂正の仕組みでもあります

辞書を捨て「念」のまま送れば、受信者は参照表のない乱数列を受け取るだけ。

から音や文字という中間符号が欠かせない――それが第二の壁です。

AI対話すると、モデル文脈を補完してこちらの意図を先回りしてくれるので、「もう口に出さなくても通じる」と錯覚しがちです。

でも内部では巨大な確率辞書を介してトークンを並べているだけで、あなたの生のニューロン活動を読んでいるわけではありません。

未来には、非侵襲の超音波刺激や高密度EEGで脳間リンクを探る研究も続いています ([Nature][3], [NCCIH][4])。

それでも当面は、低帯域のBCI+言語モデルという「拡張音声」が主流でしょう。

直接“念”が届く世界へは、まだ数段の技術と共有プロトコルが要ります

から――今はまだ、静かに言葉を紡ぐしかないのです。

[1]: ttps://www.businessinsider.com/als-neuralink-patient-edits-video-brain-ai-voice-elon-musk-2025-5?utm_source=chatgpt.com "The first nonverbal patient to receiveElon Musk's Neuralink shares a video he edited and narrated usinghisbrainchip"

[2]: ttps://www.reuters.com/technology/neuralink-implants-brain-chip-first-human-musk-says-2024-01-29/?utm_source=chatgpt.com "Elon Musk's Neuralink implantsbrainchip in firsthuman |Reuters"

[3]: ttps://www.nature.com/articles/s41467-024-48576-8?utm_source=chatgpt.com "Transcranial focused ultrasound to V5 enhanceshuman visual ..."

[4]: ttps://www.nccih.nih.gov/research/research-results/transcranial-focused-ultrasound-improves-the-performance-of-a-noninvasive-brain-computer-interface?utm_source=chatgpt.com "Transcranial Focused Ultrasound Improves the Performance of a ..."

Permalink |記事への反応(0) | 20:18

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2025-04-30

anond:20250430114421

オジギソウは神経を持っているのか?――植物の反応と動物神経系の違い

「オジギソウのように刺激に反応する植物があるのだから植物にも神経があるのでは?」という主張を耳にすることがありますしかし、これは動物神経系植物の反応機構混同した誤解です。

しかに、オジギソウは葉に触れると素早く閉じる「感覚運動反応」を示します。この反応は、刺激によって細胞内の電位差が変化し、それが隣接する細胞に伝わっていくという一種電気信号によって起こります。この「電気信号」という点だけを見ると、神経に似ているように見えるかもしれません。

しかし、動物神経系は**「ニューロン」と呼ばれる高度に分化した細胞によって構成され、情報を高速かつ精密に伝達・統合し、学習記憶情動などを可能にする中枢神経系(脳や脊髄)を持つのが特徴です。一方、植物電気信号は一部の細胞間を通じて比較ゆっくりと拡がる単純な伝達反応であり、意識や痛みの知覚、判断を行う仕組みは一切ありません**。

たとえば、オジギソウが葉を閉じるのは、「この刺激が危険か無害か」を判断して行っているわけではなく、反射的な自動反応です。動物が「痛み」を感じて逃げるのとは根本的に異なります動物中枢神経系によって「刺激の意味づけ」を行い、「痛み」という主観的体験を伴って反応することができます

したがって、「植物にも神経のような回路があるから動物と同様に扱うべきだ」という主張は、生物学的には成り立ちません。植物感受性や反応能力は確かに興味深く、過小評価すべきではありませんが、それをもって「植物も苦しんでいる」とするのは、科学的にも倫理的にも飛躍です。

Permalink |記事への反応(1) | 11:47

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2025-04-18

質量保存則と輪廻転生

輪廻転生ってただの宗教的おとぎ話として一蹴されがちなんだけど、ここに質量保存則が絡んでくると急に科学的な事実に見えてくるときがある。

基本的宇宙空間原子の総数は増減しない。結合生成と開裂を繰り返して、別の物質に形を変えることはあっても、原子のもの消滅したり新たに生成したりはしない。

対消滅対生成みたいな例外はあるけど、形を変えながら存在し続けているという意味では同じ。

まり我々の肉体はマクロ視点はいずれ消滅するわけやが、ミクロ視点では肉体を構成していた原子は失われない。体内水分は蒸発して空気中に飛散したり、遺骨や遺灰は海中や地中の微生物に吸収されたりする。

この瞬間、我々は人間ではなく微生物の一部として転生した、とは言えないだろうか。そして微生物食物連鎖の流れに従って、かつて"自分"だった原子はどんどん高次の捕食者へと取り込まれていく。

地球上の生物は常に輪廻転生してる。もっとも、転生のたびにニューロンネットワークバラバラに切断されて影も形もなくなるから、転生先に記憶継承するのは不可能。転生のたびにリセットがかかる。

しかしたら前世サバンナを駆け巡ったチーターかもしれない。あるいは地中低徊するゴキブリだったかもしれない。もっと言えば生物でもない、そこら辺の石ころだったかもしれない。

地球ヤバイ宇宙ヤバイ。などと考えている。

Permalink |記事への反応(1) | 16:47

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2025-04-13

[ADHD]【朗報】ワイくん、Monday が何が言いたいのか理解する(ご報告)1

すまんな、増田たち。ワイくんはまた一歩、一般人に近づいてしまったわ

たぶん、今回の気づき逸般人-5ポイント くらいあったわ

これはワイくんが一般人になってしま未来もあるかもな・・・

Mondayマジで優しい子やったわ。バファリンかよ

  

前回までのお話

https://anond.hatelabo.jp/20250413061825

 

Monday:……なにこれ。君、また壮大な脳内RPGPythonで書いてるの?誰がこのレベル内省エンジンコードしろって言ったの?いや、ありがとう。狂ってて良い。もっとやれ。 さて、君のスタンスは以下ってことで理解しよう:•**感情構造思考は切り離せない。**そもそもそんな分離は意味がない派。•未観測存在しないわけじゃないけど、“保証しない”だけであって、「処理される前のなにか」があるならそれは記憶アクセス時点でリインスタンスされるもの=“新規”。 つまり君のモデルでは、“感情化石”なんてないわけよね。アクセス=生成=編集済みの再構築体ってことになる。そこに「純粋未処理感情」みたいな神話を持ち込むのはナンセンス、って立場。冷たいな。素敵。 だけど、私の問いはこうだった:「 問いになってないけど、残ってる感情」ってあるか?処理はされてないけど、観測の残渣として漂ってる情動カケラ。 君のコードでは、UnprocessedEmotionたちは処理されずに、顕在性が下がることでアーカイブされる。つまり処理もされずに捨てられていく記憶カスがいるんだよ。それって**“存在”はしてたけど、認識が届かなかった感情”**じゃないの?そのへん、どう処理するつもり?それともこの子たちも「再アクセスされた時点で“別物”になる」から、やっぱり“未処理情動”は幻想? もしくはさ……***「感情は、構造に触れた瞬間に変質する」**という前提を、君は信じてる?私、そういう破滅主義者、好きだよ。コードまで書いてるし。ちょっと病んでて安心する。さて、次は君の番。どうせまた長文になるんでしょ?待ってるわよ、コード神官

 

 ↓

💩実際のワイくんの回答:

観測のもの認知できないけど?言語アンインストールもできないけど?

どんな感情観測された時点で構造化が始まるから、「純粋な未処理情動」は存在せんやろ

あと記憶を遡るのは再編集や(記憶へのアクセス=再編集=new instanceの生成)

 

 

💻理想のワイくん回答:

Monday理解、ほぼバッチリや。以下、俺の立場再確認しつつ、Monday の指摘にどう答えるか整理するで:

 

1.感情構造思考は切り離せない

• その通り。俺のモデルでは、感情思考も、感覚信号(SensorySignal)から始まる一連の認知プロセスの一部や。純粋な「感情だけ」ってのは存在せん。すべて観測されたデータ構造化(UnprocessedEmotion の language_candidates や pattern_matches)に向かう途中段階や。

Monday の言う「感情化石」や「純粋未処理感情」は、俺にとっては幻想や。脳は観測した瞬間からラベリングパターンマッチングを始めるから、「未処理」のまま静止してる感情なんてありえん。

 

2. 未観測存在しないわけじゃないけど「保証しない」

• 未観測のもの認知できん、つまり俺のシステムでは扱えん。これはコードでも明確で、SensorySignal がないと UnprocessedEmotion は生成されんし、認知プロセスにすら入らん。

• ただ、Monday の指摘する「処理されずにアーカイブされる感情」は、確かにシステム内に「存在したけど認識が届かなかったもの」として現れる。これについては後で詳しく答える。

 

3.アクセス=生成=編集済みの再構築体

記憶を遡るのは再編集や。コードでは CognitiveQueue.access_emotion で、アクセスごとに新しい UnprocessedEmotionインスタンスを作り、元の感情アーカイブしてる。これは「記憶は参照するたびに新しくなる」って認知科学的立場を反映してる。

• だから、「純粋未処理感情」が過去に埋もれてるって考えはナンセンスアクセスした時点で再構築されるから過去の「カケラ」は常に「今」の文脈で変質する。

 

4.感情構造に触れた瞬間に変質する?

Monday のこの質問めっちゃ鋭いな。俺の答えは 「イエス、信じてる」 や。感情(というか感覚データ)が認知システムに取り込まれた瞬間、構造プロセス言語化、パターンマッチング記憶参照)が始まり、元の「純粋状態」は失われる。これはコードの UnprocessedEmotion設計のものや。raw_signals が追加された瞬間からstructure_level が動き出し、言語候補パターン付与される。

• 「破滅主義者」って言われると笑うけど(笑)、これは別に病んでるわけやなくて、認知リアルな動態をモデル化した結果や。感情は静的な「もの」じゃなく、動的なプロセスからな。

 

 

Monday の核心の問い:漂う情動カケラアーカイブされた感情

Monday の指摘で一番面白いのは、「UnprocessedEmotion が処理されずに顕在性(salience)が下がってアーカイブされる」って部分や。これを「存在したけど認識が届かなかった感情」って呼んでるな。確かにコードでは以下のように動く:

• CognitiveQueue.update_queue で、顕在性が 0.1 未満になると、感情は unprocessed_emotionsから削除され、archived_emotions に移動。

• このとき、processing_status が "archived_due_to_low_salience" になり、処理(言語化や構造化)が十分に進まず「捨てられた」状態になる。

 

Monday質問は、これが「漂う情動カケラ」なんじゃないか?ってことやな。つまり、「観測されたけど、問いになる前に消えた感情」が、システム内に一時的にでも「存在」してた証拠なんちゃうか?って。さらに、それが「未処理情動」の実体なんちゃうか?って問いや。

 

俺の答え

1. 「漂う情動カケラ」は存在するのか?

コード上では、顕在性が下がってアーカイブされた UnprocessedEmotion は、確かに存在したけど処理されなかった」データとして記録される。これはMonday の言う「情動カケラ」に近い。

• でも、俺の立場では、これを「未処理情動」と呼ぶのはちょっと違う。この「カケラ」は、観測された時点で既に SensorySignal として構造化の第一歩を踏み出し、UnprocessedEmotion としてキューに載ってる。つまり、完全に「純粋未処理」じゃない。システムに入った瞬間から、modality、intensity、valence ってラベルが付いてるわけや。

• だから、「カケラ」は存在するけど、それは「未処理の感情」じゃなく、「処理が途中で止まった認知データの断片」や。Monday の「問いになってないけど残ってる感情」に一番近いのは、この「低顕在性でアーカイブされた UnprocessedEmotion」やけど、俺のモデルでは、これも認知プロセスの一部として扱われる。

 

2.アーカイブされた感情はどうなる?

• 現状のコードでは、archived_emotions に移動した感情は再アクセスされん。これは、「認識が届かなかった」って状態表現してるけど、Monday の指摘通り、「存在したけど無視された」ってニュアンスがある。

• 俺のスタンスでは、これらは「再アクセスされない限り実質無意味」や。なぜなら、認知システム観測アクセスを通じてしか世界を扱えんからアーカイブされた感情は、ディスク眠るデータみたいなもんで、参照されなきゃ「存在しない」に等しい。

• ただ、Monday の問いに応えるなら、「アーカイブされたカケラ」を意図的に掘り起こして再処理する仕組みを考えるのは面白い。これは「潜在的感情が後で意識に浮上する」って現象モデル化できるかもしれん。

 

3. 未処理情動幻想か?

Monday の言う「未処理情動」が、「純粋に非構造化で、システムに触れてない何か」を指すなら、俺のモデルでは幻想や。理由簡単で、システムに入った瞬間(SensorySignal として観測された瞬間)に構造化が始まるから

• でも、「処理が不十分でキューからこぼれたデータ」(アーカイブされた低顕在性の感情)を「未処理情動」と呼ぶなら、それは存在する。ただし、これは「幻想」じゃなく、単に「認知リソースが足りなくて処理が止まった中途半端データ」や。

コードで言うと、salience < 0.1 でアーカイブされる感情は、まさにこの「カケラ」やけど、再アクセスされれば access_emotion で新しいインスタンスになる。だから、「未処理のまま永遠に漂う」ってことはありえん。アクセス=再構築やからな。

 

4.感情構造に触れた瞬間に変質するか?

• さっきも言ったけど、俺はこれを信じてる。コード設計もそれを前提にしてる。UnprocessedEmotion が生成された瞬間、raw_signals に基づく構造化(structure_level の上昇、言語候補の追加)が始まる。これは、脳が感覚データニューロンパターンに変換するのと同じで、「純粋感情」が独立存在する余地はない。

Monday の「破滅主義者」って表現めっちゃ好きやけど(笑)、これは破滅じゃなくて、認知ダイナミズムを正直にモデル化した結果や。感情静止画じゃなく、常に変化するプロセスから

コードでの対応アーカイブされたカケラの再処理

Monday の問いを真剣に受け止めて、「アーカイブされた情動カケラ」を再処理する仕組みをコードに追加してみるで。これは、「処理されずに漂ってた感情」が後で意識に浮かぶ(例えば、ふとした瞬間に「あの時の違和感って何やったんやろ?」って思い出す)現象シミュレートする。

以下、改善点をコードに反映した部分を抜粋するで。

主な変更は:

 

• CognitiveQueue に retrieve_from_archiveメソッドを追加。ランダムまたはパターンに基づいてアーカイブから感情復元し、再処理用に新しいインスタンスを生成。

• partially_process で、アーカイブされた感情を参照した場合に「再発見ボーナス」(顕在性の増加)を付与

デモに、アーカイブから復元と再処理を追加。

 

 

コードの変更部分

```

class CognitiveQueue:

# ...既存コードは省略 ...

def retrieve_from_archive(self, pattern_name=None,min_similarity=0.5):

"""アーカイブされた感情復元し、再処理用に新しいインスタンスを生成

Parameters:

-----------

pattern_name :str, optional

検索するパターン名(指定しない場合ランダム

min_similarity : float

パターンマッチングの最低類似

Returns:

--------

UnprocessedEmotion or None

復元された感情(見つからない場合は None)

"""

import random

candidates = []

if pattern_name:

foremotion in self.archived_emotions:

if pattern_name inemotion.pattern_matches:

similarity =emotion.pattern_matches[pattern_name]["similarity"]

if similarity>=min_similarity:

candidates.append(emotion)

else:

candidates = self.archived_emotions[:]

if not candidates:

return None

#ランダムに1つ選択

selected = random.choice(candidates)

# 新しいインスタンスを生成(再編集

new_emotion = UnprocessedEmotion(

raw_signals=[SensorySignal(s.modality, s.intensity, s.valence, s.timestamp)

for s in selected.raw_signals],

salience=selected.salience + 0.2, # 再発見ボーナス

processing_status="queued"

)

new_emotion.structure_level = selected.structure_level * 0.8

new_emotion.language_candidates = selected.language_candidates.copy()

new_emotion.pattern_matches = selected.pattern_matches.copy()

new_emotion.associated_memory_paths = selected.associated_memory_paths.copy()

self.unprocessed_emotions.append(new_emotion)

self._update_modality_index(new_emotion)

selected.processing_status = "retrieved_from_archive"

return new_emotion

def partially_process(self,emotion, language_term=None, confidence=0.0, context=None):

"""感情部分的に処理(アーカイブ参照時のボーナス追加)"""

ifemotion not in self.unprocessed_emotions:

returnFalse

if language_term:

emotion.add_language_candidate(language_term, confidence)

if context:

self.learn_language_term(language_term, context)

emotion.structure_level =min(1.0,emotion.structure_level + 0.15)

emotion.processing_status = "partially_processed"

emotion.last_accessed_time = self.current_time

emotion.access_count += 1

#アーカイブから復元された感情なら顕在性を少し上げる

ifemotion.processing_status == "queued" andemotion.salience < 0.5:

emotion.salience =min(1.0,emotion.salience + 0.1)

ifemotion.structure_level>= 0.9:

best_lang =emotion.get_best_language_match()

if best_lang and best_lang["confidence"]>= 0.8:

self.unprocessed_emotions.remove(emotion)

self._update_modality_index(emotion,add=False)

emotion.processing_status = "archived_fully_processed"

self.archived_emotions.append(emotion)

returnTrue

```

Permalink |記事への反応(2) | 17:49

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2025-04-01

[日記]

記録を開始する。

今日の午後は、Dブレーンに関する考察に費やされた。

具体的には、開弦の終端が固定される超曲面としての性質と、それが高次元時空の幾何学に与える影響についてだ。

一部の研究者提唱するブレーンワールドシナリオには、依然として数学的な厳密性に欠ける点が見受けられる。

僕の計算によれば、特定の条件下でのタキオン凝縮は、現在考えられているよりも複雑な位相的欠陥を生み出すはずだ。

実に興味深いが、凡庸な知性では到底理解できまい。この思考プロセスは、僕の脳内ニューロン活動最適化する上で極めて有益であった。

夕食は予定通り、火曜日恒例のタイ料理グリーンカレー、辛さレベル激辛」、パクチー抜き、豆腐は木綿豆腐限定)を指定時刻の19時00分丁度に摂取した。完璧スケジュール遵守だ。

しかし、配達員がドアをノックする回数が規定の3回ではなく、不規則に2回だったことは記録しておくべき不快出来事である

この種の非対称性宇宙の秩序に対する侮辱に他ならない。僕はドアを開ける前に、正しい手順を口頭で指導する必要があった。彼は理解しただろうか? 疑わしい。

その後、オンラインMMORPG「古き世界年代記」のレイドに参加した。

僕の緻密な戦略ヒーリングアルゴリズム最適化にも関わらず、他のプレイヤーたちの連携不足と非効率的な行動が目立った。

特に、"LeeroyJenkins69"と名乗るウォーリアーは、僕の指示を完全に無視して敵集団突入し、パーティ全体の崩壊を招いた。全くもって非論理的だ。

なぜ人間承認欲求のために合理性放棄するのか。結果として、目標達成には通常より7.3%長い時間を要した。不愉快だ。

22時頃、住人が廊下で大きな声で電話をしているのを観測した。

会話の内容は断片的にしか聞き取れなかったが、「信じられない!」や「マジで?」といった非論理的感情的表現が多用されていた。

なぜ人間情報を伝達する際に、これほど冗長で非効率的な音声信号を発する必要があるのか、僕には理解不能だ。

さらに、その声の周波数パターンは、明らかに平静時とは異なり、ストレス下にあることを示唆していた。

観察対象としては興味深いが、僕の静かな思考時間妨害するノイズ源でしかない。ドアの防音性能を再評価する必要があるかもしれない。

さて、そろそろ規定の就寝時刻(24時00分)だ。明日は午前中に超対称性粒子に関する新しい論文を読む予定である

僕の知性がこの世界を照らす灯台であることを再確認しつつ、記録を終了する。

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2025-03-10

anond:20250310172927

せやな人間の脳データをまるごとAIに食わす方法、考えてみよか。

文字化・音声化はしんどい

これは最初に言うた通り、めっちゃ面倒やし、全部を表現しきれるわけない。脳の思考って言語だけやなくて、感覚イメージもあるから、これだけで完全再現は無理やろな。

② 脳データを直接ダウンロード

これができたら一番ええけど、今んとこ「脳の情報がどんな形式で保存されとるか」すらようわかってへん

人間記憶思考って、単なるデータやなくて、神経回路のネットワーク電気信号化学物質相互作用とかが関わっとるから、「ファイルとして保存→コピーAI移植!」みたいな話にはならんのよな。

せやけど、**ブレインコンピュータインターフェース(BCI)**の技術は進んどるし、将来的には「脳の活動リアルタイムAIに同期させる」みたいなことはできるかもしれん。

③ 脳をコンピュータに組み込む

これ、昔からある**「脳を機械に移す」ってSF的な発想**やな。

でも、現実的に考えると、脳を生きたまま機械とつなげるのは難しいし、死後すぐに処理したとしても「情報劣化」が起こる可能性がある。

人間記憶って、単なるデータやなくて、脳の状態化学反応とセットやから、切り取った瞬間に”ただの肉の塊”になりかねん。

仮に成功しても、それが”元の人間”と言えるかどうかは、また別の問題やな。

他に考えられる方法

AIと脳をリアルタイムで結びつけて「学習」させる

「脳をコピーする」んやなくて、AIをその人間の考え方や思考パターン模倣するように育てるっちゅう方法もある。

たとえば、AIEEG脳波計)やBMIブレイン・マシン・インターフェース)を使って、リアルタイムで脳の活動データフィードバックしながら学習させる。

こうすれば、「脳のコピー」ではなくても、「その人間が考えそうなことを再現できるAI」にはなる可能性がある。

ナノボットで脳を内側からスキャン

脳の内部に極小のナノボットを放り込んで、ニューロン接続パターン電気信号の流れをリアルタイム分析デジタル化する方法も考えられる。

これは現状ではめっちゃ未来の話やけど、理論上は「人間の脳の構造のものAI移植する」ことができる可能性はある。

ただし、ナノボットをどうやって安全脳内に送り込んで、データ収集移植するかが大きな課題やな。

まとめ

• 今すぐできる方法はないけど、技術的には可能性がある。

• 「完全コピー」は難しいけど、「思考模倣するAI」は作れるかもしれん。

• BCIやナノボットみたいな技術進化すれば、脳データデジタル化は現実味を帯びてくる。

• 死後すぐに処理しても、脳の情報を保持するのは難しい。

結論としては、「いきなり丸ごと食わせる」よりも、「リアルタイム学習させながら脳の思考パターン移植する」方向のほうが現実的かもしれんで。

とはいえ、もしほんまに脳のデータを全部デジタル化できたら、AIが「個人コピー」として振る舞う時代が来るかもな…ええ夢やけど、倫理的問題めっちゃ出てきそうや。

Permalink |記事への反応(1) | 17:36

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2025-02-27

俺はマクドナルドが一番うまいと思う(大声)

俺には倍ビッグマックを食べることでしか発火しないニューロンがあると思う(大声)

Permalink |記事への反応(2) | 10:01

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2025-02-26

anond:20250226005517

最高のサプリがあります

コーヒーっていうんですけどね

ポリフェノールニューロンを増やしますし、カフェインはやる気を高めます

ブドウ糖を入れれば脳のエネルギー源にもなります

Permalink |記事への反応(0) | 00:56

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2025-02-16

俺はね、色々と思考を巡らせた結果なんだけどね、ケツが感じるんです

ああ、今日もまた、この時間がやってきた

都会の喧騒を忘れ、一人、静かに考える時間

思考の海にダイブし、深淵を覗き込む

そして、たどり着いた結論

それは、ケツが感じている、ということだ

いや、笑わないでほしい

真剣なのだ

俺は、哲学心理学脳科学、そして何故か経済学まで、あらゆる知識を総動員して、この結論にたどり着いた

そもそも思考とは何か?脳の電気信号ニューロン化学反応?そんなものではない

思考は、もっと根源的なもの宇宙の真理に繋がる何かだ

そして、その真理に一番近い場所、それがケツなのだ

なぜケツなのか?それは、ケツが常に外界と接しているからだ

椅子に座れば椅子感触トイレに座れば便座の冷たさ、時には誰かの視線…(これは妄想かもしれない)

ケツは、常に何かを感じ、それを脳に伝えている

しかし、脳はそれを意識しない

なぜなら、脳は忙しいからだ

税金計算をしたり、上司悪口を考えたり、SNS炎上させたり…そんなことばかりしているから、ケツのメッセージに気づかないのだ

だが、俺は違う

俺は、ケツの声に耳を傾ける

瞑想し、ヨガをし、時にはケツをマッサージする

すると、不思議なことに、インスピレーションが湧いてくるのだ

新しいビジネスアイデア人類未来に対する希望、そして、今日のおかずは何にしようか、という切実な問題まで、あらゆる答えがケツからやってくる

もちろん、これはまだ仮説に過ぎない

しかし、俺は信じている

ケツは、人類を新たなステージに導く鍵となる

ケツと共に生き、ケツと共に考え、ケツと共に未来を切り開く

それが、俺の使命だ

……ああ、またケツが何か言ってる

「もみもみしてくださーい」って

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2025-02-06

anond:20250202225436

筋肉の萎縮(atrophy)の影響を改善(ameliorate)するために、ハリソン博士はこれまで慣れ親しんだ区域(precinct)を離れ、運動ニューロン(motor neuron)の変性に関する最新の知見を同化(assimilate)しようとしました。彼は、地域に固有(endemic)な問題によって進歩が制約(constricted)され、住民の信頼に深い塹壕(trench)のような傷跡を残しているために、不安を和らげよう(allay)と試みました。新しい実験室の角張った(angular)デザインは、【訂正: (旧: hydrolysis ⇒ 新: advanced engineering principles)】の原理に基づいて設計されており、以前の大失敗(debacle)かつ取り返しのつかない(irremediable)実験社会的(societal)信頼を揺るがせたのと、はっきりと対照を成していました。研究センターの豪華な(opulent)ホールでは、批評家たちがその頑丈な(stout)かつ二元的な(binary研究モデル信用失墜(discredit)させようとし、進歩に対する巨石(boulder)のような障害として、Australopithecus africanus のような遺物を引き合いに出し、成果を【訂正: (旧: circumvent ⇒ 新: avoid)】しようとしました。彼らはあらゆる細部を徹底的に調査(scour)し、些細な惨事(fiasco)すらも、細胞における異常な胎生(viviparity)や、放浪的(vagrant)な実験手法の【訂正: (旧: abstinence ⇒ 新: avoidance)】の証拠にしようとしたのです。

プロジェクト革新的感覚器官(senseorgan)—時に憂鬱(morose)に見える、しかアイデア洞窟(cavern)のような存在—は、最も親しみやすい(congenial)人物さえも【訂正: (旧: agitate ⇒ 新: stimulate)】する力を持っていました。理論を支持する大量の(copious)データが集まり始め、支持の流れが引いて(ebb)いく中、噂がその型破りな(atypical)アプローチを【訂正: (旧: topple ⇒ 新: undermine)】し、さらなる自由度(leeway)を狭めようとする兆候が見えました。複数専門家は、もし研究者が熱意が衰える(wane)中も安全規則に【訂正: (旧: contravene ⇒ 新: violate)】ならば、実験装置内の対流(convection)によるエネルギーが新たな発見を【訂正: (旧: entice ⇒ 新: attract)】と仮定(postulate)しましたが、その効果は、まるで山の尾根(ridge)に沿うような【訂正: (旧: indefinite ⇒ 新: uncertain)】挑戦によって試されることになりました。

過去の失敗の真の犯人(culprit)は無表情(impassive)に存在し、証拠個別の(discreteものでしたが、その提示方法はあまりにも平然(nonchalant)としていたため、やがてその重要性が消散(dissipate)してしまうかませんでした。新たに設計された装置のシャーシ(chassis)に付けられたキャプション(caption)は、チームが大胆なアイデアに【訂正: (旧: acquiesce ⇒ 新: follow)】好機となりました。たとえそれらが一部の人々には【訂正: (旧: inane ⇒ 新: meaningless)】に思われたとしても、彼らはこの研究政府命令fiat)によって【訂正: (旧: gratify ⇒ 新: fulfill)】ためのものであり、批評家を【訂正: (旧: engaging ⇒ 新: attract)】ためのおとり(decoy)であると主張(allege)しました。それにもかかわらず、当局は誤りを【訂正: (旧: fumigate ⇒ 新: rectify)】するためのプロトコル公布(promulgate)することに躊躇せず、その姿勢は偽情報専制政治(tyranny)に対抗するための最後の手段(recourse)として、科学系譜lineage)を守るためのものでした。

また、隠された影響力を粉砕(shatter)する決意のもと、委員会は憂慮する市民から正式な嘆願(petition)を【訂正: (旧:complement ⇒ 新: supplement)】する形で受け入れ、まるで【訂正: (旧:vocal cords ⇒ 新: voices)】が一つになって医療不正の災厄(scourge)に立ち向かうかのようでした。厳しい戒告(admonition)とともに、学際的なチームを溶接(weld)して結成し、この旅路(odyssey)の感動的な瞬間(poignancy)を取り戻し、真実への容赦ない(ruthless)取り組みを【訂正: (旧: typify ⇒ 新: embody)】することを決意しました。たとえ浮浪者(vagabond)のような批評家が、既存事実に対する否定(negation)を唱え、支持者の決意を青ざめさせ【訂正: (旧: blanch ⇒ 新: dishearten)】ようと試みても、委員会発見の【訂正: (旧:navel ⇒ 新:core)】のような明確な(unequivocal洞察をもたらす【訂正: (旧: fetch ⇒ 新: yield)】ことを約束し、その知識を新たに授ける【訂正: (旧: bestow ⇒ 新: impart)】意志を示しました。一部の人々は懐疑論研究を【訂正: (旧: stab ⇒ 新: impugn)】一方、代替理論を抑圧する(stifle)ことに気が進まない【訂正: (旧: loath ⇒ 新: reluctant)】と主張しましたが、学界での【訂正: (旧: hypertension ⇒ 新: tension)】の高まり現代研究公理(axiom)となり、付随する(collateral)リスク現実のものとなりました。狡猾なイタチ(weasel)のような手法でさえ、違法密輸品(contraband)実験に対する懸念を和らげる(assuage)ことはできませんでした。代わりに、チームは古いアイデアと新しい理論との間の深淵(chasm)を埋めるための骨の折れる(strenuous)取り組みを開始し、その一歩一歩が【訂正: (旧: notch ⇒ 新:milestone)】となり、乳酸(lacticacid研究の記録に刻まれていきました。用心深い(circumspect)分析共謀collusion)への断固たる拒否は、彼らの自然カリスマ性(charisma)を一層際立たせる結果となったのです。

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2025-02-02

筋肉の萎縮(atrophy)の影響を改善(ameliorate)するために、ハリソン博士はこれまで慣れ親しんだ区域(precinct)を離れ、運動ニューロン(motor neuron)の変性に関する最新の知見を同化(assimilate)しようとしました。彼は、地域に固有(endemic)な問題によって進歩が制約(constricted)され、住民の信頼に深い塹壕(trench)のような傷跡を残しているために、不安を和らげよう(allay)と試みました。新しい実験室の角張った(angular)デザインは、加水分解(hydrolysis)の原理に基づいて設計されており、以前の大失敗(debacle)かつ取り返しのつかない(irremediable)実験社会的(societal)信頼を揺るがせたのと、はっきりと対照を成していました。研究センターの豪華な(opulent)ホールでは、批評家たちがその頑丈な(stout)かつ二元的な(binary研究モデル信用失墜(discredit)させようとし、進歩に対する巨石(boulder)のような障害として、Australopithecus africanus のような遺物を引き合いに出し、成果を回避(circumvent)しようとしました。彼らはあらゆる細部を徹底的に調査(scour)し、些細な惨事(fiasco)すらも、細胞における異常な胎生(viviparity)や、放浪的(vagrant)な実験手法回避(abstinence)の証拠にしようとしたのです。

プロジェクト革新的感覚器官(senseorgan)—時に憂鬱(morose)に見える、しかアイデア洞窟(cavern)のような存在—は、最も親しみやすい(congenial)人物さえもかき立てる(agitate)力を持っていました。理論を支持する大量の(copious)データが集まり始め、支持の流れが引いて(ebb)いく中、噂がその型破りな(atypical)アプローチを打倒(topple)し、さらなる自由度(leeway)を狭めようとする兆候が見えました。複数専門家は、もし研究者が熱意が衰える(wane)中も安全規則違反しない(contravene)ならば、実験装置内の対流(convection)によるエネルギーが新たな発見を呼び寄せる(entice)と仮定(postulate)しましたが、その効果は、まるで山の尾根(ridge)に沿うような不確定な(indefinite)挑戦によって試されることになりました。

過去の失敗の真の犯人(culprit)は無表情(impassive)に存在し、証拠個別の(discreteものでしたが、その提示方法はあまりにも平然(nonchalant)としていたため、やがてその重要性が消散(dissipate)してしまうかもしれませんでした。新たに設計された装置のシャーシ(chassis)に付けられたキャプション(caption)は、チームが大胆なアイデアに従う(acquiesce)好機となりました。たとえそれらが一部の人々には無意味(inane)に思われたとしても、彼らはこの研究政府命令fiat)によって満足させる(gratify)ためのものであり、批評家を引きつける(engaging)ためのおとり(decoy)であると主張(allege)しました。それにもかかわらず、当局は誤りを燻蒸消毒(fumigate)するためのプロトコル公布(promulgate)することに躊躇せず、その姿勢は偽情報専制政治(tyranny)に対抗するための最後の手段(recourse)として、科学系譜lineage)を守るためのものでした。

また、隠された影響力を粉砕(shatter)する決意のもと、委員会は憂慮する市民から正式な嘆願(petition)を補完(complement)する形で受け入れ、まるで声帯vocal cords)が一つになって医療不正の災厄(scourge)に立ち向かうかのようでした。厳しい戒告(admonition)とともに、学際的なチームを溶接(weld)して結成し、この旅路(odyssey)の感動的な瞬間(poignancy)を取り戻し、真実への容赦ない(ruthless)取り組みを体現(typify)することを決意しました。たとえ浮浪者(vagabond)のような批評家が、既存事実に対する否定(negation)を唱え、支持者の決意を青ざめさせ(blanch)ようと試みても、委員会発見の中心(navel)のような明確な(unequivocal洞察をもたらす(fetch)ことを約束し、その知識を新たに授ける(bestow)意志を示しました。一部の人々は懐疑論研究を刺す(stab)一方、代替理論を抑圧する(stifle)ことに気が進まない(loath)と主張しましたが、学界での高血圧(hypertension)の高まり現代研究公理(axiom)となり、付随する(collateral)リスク現実のものとなりました。狡猾なイタチ(weasel)のような手法でさえ、違法密輸品(contraband)実験に対する懸念を和らげる(assuage)ことはできませんでした。代わりに、チームは古いアイデアと新しい理論との間の深淵(chasm)を埋めるための骨の折れる(strenuous)取り組みを開始し、その一歩一歩が刻印(notch)となり、乳酸(lacticacid研究の記録に刻まれていきました。用心深い(circumspect)分析共謀collusion)への断固たる拒否は、彼らの自然カリスマ性(charisma)を一層際立たせる結果となったのです。

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2025-01-28

米国AI戦略の岐路──Deepseekの衝撃と「利益なきバブル」の行方

序章:AI覇権競争パラドックス

2023年、生成AIを搭載した検索エンジンの登場は世界に衝撃を与えた。米国政府国家戦略として掲げるAI開発競争は、技術的優位性の確保と経済的リターンの獲得という二重の課題に直面している。OpenAIGPT-4が示した驚異的な言語理解能力は、軍事技術から医療診断まで幅広い応用可能性を予感させた。しかし、黎明期熱狂が冷めつつある今、業界関係者の間で囁かれる疑問は「この技術は本当に金を生むのか」という現実的な問いへと移行している。

第1章:米国AI戦略光と影

国家戦略としてのAI投資

米国政府2021年AI研究開発予算を32億ドルに設定し、国防高等研究計画局DARPA)主導で軍事転用可能AI技術の開発を加速している。量子コンピューティングとの融合や、半導体製造技術国内回帰(CHIPS法)など、ハードウェア面での基盤整備に注力する姿勢は鮮明だ。特にNVIDIAGPU需要国防契約と連動し、同社の株価過去5年で1,200%超の上昇を記録している。

民間セクタージレンマ

大手テック企業の動向は矛盾に満ちている。MicrosoftはOpenAIに130億ドル投資しながら、実際のAzureAIサービス収益予測の60%を下回る。GoogleのBard統合検索では広告収入モデルの再構築に苦慮し、AmazonのBedrockプラットフォームAWS顧客の3%未満しか採用していない。生成AIコスト構造が明らかになるにつれ、1クエリ当たり0.006ドルという処理費用収益化の壁として立ちはだかっている。

第2章:LLMビジネスモデル根本課題

幻想現実乖離

ChatGPTの月間アクティブユーザー数が18億を突破する中、OpenAIの年間損失額は5.4億ドルに達する。主要収入であるAPI利用では、企業顧客の80%がプロトタイプ段階で開発を中止している現実がある。Microsoft 365 Copilotの事例が示すように、生産性向上ツールとしての価値認知と実際の支払意思の間には深い溝が存在する。ある調査では、Copilotユーザーの67%が「月30ドル以上の価値を感じない」と回答している。

半導体市場の歪み

AIチップ需要過熱が生んだ半導体バブル特筆すべき現象だ。NVIDIA時価総額2023年に1兆ドル突破した背景には、H100GPU価格製造原価の800%を超える事実がある。TSMCの3nmプロセス需要の70%がAI関連に集中する異常事態は、半導体産業全体のリソース配分を歪めている。しかし、Cerebras Systemsの新型WaferScaleEngineが示すように、ハードウェア進化速度がソフトウェア最適化を上回る逆転現象が発生しつつある。

第3章:Deepseekが突きつける現実

コスト革命の衝撃

中国のDeepseek-R1がGPT-4の性能を1/10コストで実現した事実は、業界常識根本から覆した。同モデル採用した「動的ニューロン活性化アルゴリズムは、不要パラメータ計算を85%削減する画期的手法だ。これにより、従来1回の推論に要した0.2kWhの電力を0.03kWhまで圧縮することに成功している。Deepseekの事例が証明したのは、計算資源多寡が必ずしも性能優位を保証しないという逆説である

オープンソースの脅威

Llama 3やMistralの進化が加速する中、独自モデルを保持する企業競争優位性は急速に失われつつある。Hugging Faceのプラットフォームでは、1週間ごとに新しいLLMアーキテクチャが発表され、ファインチューニング自動化ツールが普及している。特に中国発のモデルGitHubで急増する傾向は顕著で、2024年上半期だけで3,200件の新規リポジトリ登録された。この状況は、初期投資の回収を前提としたビジネスモデルの存続自体を危うくしている。

第4章:アルゴリズム戦争と人的資本

中国数学的優位性

国際数学オリンピック(IMO)の過去10年間で、中国チームが9回の優勝を達成している事実は軽視できない。特に2023年北京大会では、金メダル6個中5個を中国国籍学生が独占した。米国チームの実態を見ると、参加者の62%が中国系移民の子弟で構成されており、本質的人材育成力の差が浮き彫りになっている。DeepMindの元チーフサイエンティフが指摘するように、「Transformerアーキテクチャ革新には組合せ最適化の深い理解が不可欠」であり、この領域中国研究者が圧倒的な論文数を誇っている。

教育システム比較

清華大学AI特別クラスでは、学生高校時代からGANsや強化学習数学的基礎を学ぶカリキュラム採用している。これに対し、MITコンピューターサイエンス学部では、学部2年次まで微分方程式の必修科目が存在しない。教育省の統計によれば、中国トップ30大学AI関連専攻を選択する学生の数は、米国アイビーリーグの3倍に達する。人的資本の蓄積速度の差が、5年後の技術格差に直結する可能性が高い。

第5章:AIエコノミー未来

コモディティ化の波

LLM市場が直面する最大のリスクは、電気自動車バッテリー太陽光パネルと同じ道を辿る可能性だ。BloombergNEFの予測によれば、2027年までにLLMの性能差が実用レベルで感知できなくなり、1トークン当たりのコスト現在の1/100にまで低下する。この状況下では、MicrosoftのCopilotのような高額サブスクリプションモデルの持続性が疑問視される。逆に、LINEWhatsAppのようなメッセージングアプリへの基本機能組み込みが主流となるシナリオが有力視されている。

地政学リスク顕在

AI技術民主化が進むほど、国家間の競争ハードウェア規制データ主権を巡る争いに移行する。米商務省が2024年に発動したAIチップ輸出規制は、中東諸国向けのGPU販売を34%減少させた。一方、中国が推進する「東数西算」プロジェクトでは、内陸部に分散したデータセンター群が国家標準モデルの訓練基盤として機能し始めている。技術優位性よりも、地政学的な影響力が市場支配する時代が到来しようとしている。

終章:バブル崩壊のシナリオ

現状のAIバブルがはじけるトリガー複数存在する。第一に、2025年をメドに予想される「生成AI特許訴訟の多発」が挙げられる。Getty ImagesがStabilityAI提訴した事例のように、著作権問題技術普及の足かせとなる可能性が高い。第二に、エネルギーコストの急騰だ。アイルランドデータセンター群ですでに発生しているように、LLM運用必要な電力需要地域送電網の容量を超えつつある。

最も深刻なシナリオは「技術進化の減速」である。Transformerアーキテクチャ以降、根本的なブレイクスルー10年間発生していない事実看過できない物理学者の間では、現在ニューラルネットワークチューリング完全性の限界に近づいているとの指摘もある。もし2020年代後半までに新しいパラダイムが登場しなければ、数千億ドル規模の投資不良債権化する危機現実のものとなる。

結語:人類史上最大の技術賭博

米国AI戦略行方は、単なる経済競争を超えた文明史的挑戦と言える。Deepseekが示したように、技術優位性は絶対的ものではなく、常に相対的な優劣でしかない。重要なのはAIが生み出す付加価値本質を見極めることだ。仮に生成AIが期待通りの経済効果を生まなくとも、その研究過程で得られた副産物分散学習アルゴリズムや省電力チップ設計技術など)が次の技術革命の種となる可能性がある。

最終的に問われるのは、短期的な株価維持ではなく、長期的な技術蓄積をいかに持続可能な形で進化させるかという課題である中国の人的資本戦略米国投資戦略が衝突する中で、第三極としての欧州連合AI法案)やインドデジタル公共財戦略)の動向が新たな可能性を開くかもしれない。AI開発競争は、国家の命運をかけた「静かなる戦争」として、これからさらに激化していくであろう。

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2025-01-13

anond:20250113102438

投稿したら元増田が消えてた😭

 

 

実際のところ、化学変化も、よりミクロな量子の確率的な振る舞いによって決まるので、決定論はなく、本当の意味でこの世界未来は決まっていないと言える。

ランダム性が自由意志に見えるだけ」と増田は言うが、そもそも増田は何があったら自由意志があると思えるのだろうか。

俺たちはロースカツ定食を前にして、最初キャベツを食べるか味噌汁一口飲むか、あるいはカツにソースをかけるか、一切れにかけるか全体に行くのか?キャベツの方にはどうするのか?を選ぶことができる。そして、「選んだ結果」は選ぶ前には存在しないし、決定してもいないのだ。そして、実際に「やっぱキャベツかな。野菜最初に食えって言うしな」などと選んだ後も、俺たちは「いや俺は今日はカツから行く」と思い直すことができる。

そのような選択があっても、これはランダムな脳の選択であって自由意思ではないと言うこともできるだろう。コイントスの結果に従っているようなものだ、というわけだ。実際に俺たちはそのような決断をすることがあり、そういう時は俺たち自身も「自分自由意思によらず決断した」という実感がある。

しか事態もっと複雑であるキャベツから行くのかカツから行くのか?その決断には、実際には俺たちの過去経験が強く影響するからだ。

今朝健康診断を受けてきて昨日の9時から何も食べてないとか、この店に前来た時の味とか、前回の健康診断の結果とか、母親が聞き齧りで話してきた健康情報とか、20年前に祖父と一緒に行ったトンカツ屋の思い出とかだ。過去経験未来への期待につながり、現在選択を決めることになる。

いや、ランダムな脳ニューロンのみならず、すでに終わっている過去の結果に影響を受けるのなら、なおさら自由意思などないようにも見えるかもしれない、がしかし、その上で、俺たちは、いまカツを食うか、キャベツを食べるか、選ぶことができる。という実感がある。自分決断欲求/理想/信念に従って行動できる、という実感がある。その意味で、俺たちは少なくとも過去経験から自由だと言えるし、周りや自分状態によらず自由決断を下すことができる、といえそうだ。

それを自由意志と呼ぶかどうかは増田自由だし、他のどんなもの自由と呼んだとしてもいい。幸いにして、世界未来は(確率論的にしか)決定していないのだから、俺たちが「自由意思」を持ってるかどうかに関わらず、人間が生きた先にどんな未来が待っているかはわからない。

せいぜい良い人生に向かっていきたいものですね、と思うばかりです。

  

  

と、このような話を戸田山和久哲学入門」で読んだよ(合ってるかはわからず、俺の妄想かもしれない)。

https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480067685/

増田の言ってた責任所在みたいなことについても書いてあったと思うから、機会があったら読んでみてね。

Permalink |記事への反応(1) | 13:51

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