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はてなキーワード:ニコ動とは

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2025-10-05

anond:20251005182656

原作、というか漫画読むか迷う

ニコ動で見てたら原作勢の熱量が暑苦しかった

こういうのは大体面白いんだろうけど

Permalink |記事への反応(0) | 19:59

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2025-10-01

教育動画化なんでやらへんの?

つべ依存ちゃうのはどうかって話はあるから

なんか国営ポータルを作ることにはなるが

学校教育動画フリー化ってなんでやらへんの?

教師の不足、質のムラ、生徒ごとの学習進度差対応地域格差

問題視される要素がこんなにも解消するじゃん

なんやら?

国産動画配信サービスってことでニコ動いの一番に食いつけるじゃん?

こんな営業もかけれないくらセンスいか落ち目なの?

Permalink |記事への反応(1) | 18:44

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2025-09-29

ノイズでキレてる勢ってナイスボート絶対知らないよね

スクールデイズ最終話で航海の番組に急遽差し替えになって、当然ふざけんなって炎上したけど

後日最終話ニコ動配信したら惨殺すぎて「文句言ってスミマセンでした。」「私が間違ってました。」ってコメントで溢れたぞw

Permalink |記事への反応(2) | 11:17

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2025-09-27

進次郎がステマする意味わからん

国民投票する選挙ならまだ理解するよ。イメージアップ大事からな。

でも総裁選だぞ。総裁選

投票するのは議員党員、多少なりとも政治に関心のある奴だぞ

ニコ厨どもに多少マーケティングしたところで何の意味があるんや

よしんば党員アプローチするにしたって、わざわざニコニコ動画でやるかぁ?

自民党員がニコニコを見ているとでも?党員の層を考えたらfacebook, threads, あとせめてyoutubeじゃないのか。

本人の指示か、末端が勝手にやったかなんてどうでもいいが、ニコ動へのステマなんぞに本当に効果があると思ってやってたの?そこがわからん

まあ、匿名簡単ステマ活動ができるプラットフォームがもはやニコニコしかないとか、そんなところなのかもしれないが……

Permalink |記事への反応(0) | 17:16

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2025-09-25

文春って完全に高市コマっぽいよね

小泉ニコ動ステマかいうアホみたいな内容を信用して記事にしてるの、相当ヤバい

今時ニコニコってどういうこと?

YoutubeやXなら分かるけど、ニコ動そもそも小泉ニコ動動画上げるの?

高市側はニコ動に支持者多そうだから動画をUPするかもしれんけど、それにしても影響がなさ過ぎるだろう

なんかネットに対する感覚が古すぎてビックリするけど、高市側がこういう認識しててもおかしくなさそうだよね

これ、考えられるのはこのメールのものが嘘、もしくは高市側が偽装メール送ったかどっちかなんじゃないか

そんで文春がそんなアホみたいな内容を疑いもせず記事にしてて、たぶん確信犯面白ければいいやろ、みたいなノリなのかと

Permalink |記事への反応(0) | 11:11

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事務所からメールで『ニコニコ動画ポジティブコメントを書いて欲しい』と、ヤラセ書き込みをするよう要請があったんです」

 つまり好意的意見を書き込んでおくことで、世間にあたか小泉人気が圧倒的だと思わせ、「だったら応援しよう」と仕向ける作戦だ。いわゆるステルスマーケティング一種と言っていいだろう。

〈石破さんを説得できたのスゴい〉〈泥臭い仕事もこなして一皮むけたのね〉

 小誌はそのメールを入手。すると、そこには書き込んで欲しい〈コメント例〉として、

〈あの石破さんを説得できたのスゴい〉

〈泥臭い仕事もこなして一皮むけたのね〉

 などの歯の浮くような文言が、計24パターンも羅列されていたのである。そして何より目を引くのが、高市早苗候補への誹謗中傷とも取れるコメント例だ――。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/articles/-/82367

これまじか

ニコ動アニメ新作とかゆっくり動画でも「事前入力済み」のコメントが半数以上流れるけど、政治系でやれられるとなんか恥ずかしいな

Permalink |記事への反応(0) | 00:12

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2025-09-22

anond:20250922105137

まとめサイトニコ動はいまでもあるだろ

Permalink |記事への反応(0) | 10:53

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anond:20250921174317

ニコ動って流行を知るのに分かりやすかったけど今はぼやけてきたね

Permalink |記事への反応(0) | 00:39

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2025-09-21

anond:20250921174317

何を求めてるのか分からない、オタクが喜んでるアニメ観ればいいじゃん

少女☆歌劇 レヴュースタァライトとかニコ動流行ってるときだったら盛り上がってそうなノリだと思う

Permalink |記事への反応(0) | 18:15

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今ってオタク流行ってどこで追えばいいの

涼宮ハルヒ流行っていた頃にオタクをやっていた

あの頃は生きているだけでオタク情報が入ってきたのに、40歳となった今、オタク流行ガチでわからない

あの頃はまとめサイトニコ動を見てたら自然情報が入ってきた

今どうなってるのかガチわからん

Youtubeショートラブライブの愛☆すくりーむが流行ってるのは知ったけど一般向けにバズった感じだし

またアニメで癒されたいんだ、どうすればいい

Permalink |記事への反応(25) | 17:43

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2025-09-18

もう地上波放送するのやめましょうよ!ニコ動限定しましょう!

Permalink |記事への反応(0) | 11:47

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なぜYouTubeの対抗馬は現れないのか

Amazonに対しては楽天ヨドバシがある

Spotifyに対してはApple Musicなどがある

ネトフリに対してはアマプラなどがある

なぜYouTubeの対抗馬は現れないのか

ニコ動あんなの使ってるのオタクだけだよ

Permalink |記事への反応(1) | 08:41

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2025-09-10

anond:20250910074101

もうはてなー的には終わったサイト扱いだけどニコ動だと結構見つかるかも?

Permalink |記事への反応(0) | 07:44

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2025-09-09

氷河期世代スシローへ行け

スシローSSRみたいな当たりを引くことがある。

普段普通マグロなのに、たまにびっくりするぐらい旨い。

あの瞬間は、ニコ動で昔見たチャージマン研の謎作画に遭遇した時みたいに、不意打ちで笑える。

期待値が低いぶん、喜びは大きいのだ。

氷河期世代にとって重要なのは、財布の中身との戦いだ。

スパを飛ばす余裕のあるVtuberリスナーではない。

にじさんじガチ恋してスパチャ投げる若者を横目に、こちらは皿を数えている。

でも千円で満腹になれるなら、それはもう大阪万博級の奇跡だと信じている。

氷河期世代は、しばしば自分人生が8番出口の映画みたいに、同じ場所をぐるぐる回っている錯覚にとらわれる。

進んでいるのか戻っているのか分からない。

でもスシロータッチパネルを押して新しい皿が届く瞬間、たしか世界は前に進んでいると感じる。

ダンダダンみたいにカオス日常を生きていても、回ってくる寿司の前では平等だ。

ガチスシロー氷河期世代の救済策のひとつだと思う。

氷河期世代よ、スシローへ行け。

Permalink |記事への反応(0) | 21:34

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2025-09-08

anond:20250908113430

ありがと 安っぽいとは思わんがニコ動みたいなWebプロ

いまだに使ってるってことはきっと意味あるのだろうという質問

Permalink |記事への反応(1) | 11:35

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2025-08-31

anond:20250831120457

00年代後半から10年代前半頃のニコ動で、アップされた往年のエロゲソングとか声優ソングとかややマイナー歌謡曲とかのページで、懐古厨たちが「名曲」とか「それに比べて最近の曲は」とかコメしてたような雰囲気コミュニティが、元増田の望むものなんかなという感じがした

採算度外視でそういう曲専門に上げてるVっていたりしないんかね

Permalink |記事への反応(0) | 22:16

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2025-08-30

anond:20250830130542

はてブニコ動良識のある人が寄り付かないブクマ(動画)にネトウヨがアリのように集るのは同じ

SNSってそういうもんでしょ

Permalink |記事への反応(0) | 13:09

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2025-08-29

Cutie Honey UniverseOPEDを語る

書いた経緯

「何が嫌いかより何が好きかを語れよ」って空耳が聴こえたため

OPED死ぬほど好き

なんなら元祖のあの「変わるわよ」のOPとタメはるぐらい好き

好きな理由は主に本編が好きなため

本編を手短に理解してもらう手順を紹介します以下に沿って実施してください

映画グリッドマンユニバース主題歌uni-verse 」 を検索して聞く

公式MV公開してるので何回か聞いて脳内再生余裕にしてください

曲が脳内再生できるようになったら何でもいいので永井豪作品画像をハメて脳内MAD作成

ハニーじゃなくマジンガーデビルマンハレンチ学園バイオレンスジャックなんでもOK

歌詞シンプルなので「何にだってなれた」でサバト悪魔変身充てても「ビッグバン~」におっぱいミサイル発射を充てても何でもいい

もちろんハニーなら尚いい

脳内MAD再生余裕になったところで画像VHSダビング

3倍で

100回ぐらい再生してノイズ交じりにする

擦りきれると困るのであんまり多くないほうがいい

ノイズ部分を着色補正する

絵心ある人はセル画原色塗り。絵が描けない人は生成AI任せでおk

AIは白黒をニューラルネットワーク着色する方ではなく生成AIグラビア画像の色の濃い感じで)

映像完成したので次に音声

予算アニメ声優の声の質量頼みでキャラクターを浮かび上がらせるので、ゲームキャラ演技のこってり感を盛る

坂本真綾如月ハニーを充てる

メタトロンジャンヌ怠惰じゃないほう)のカマトト感で「いやあんまいっちんぐ」をたっぷりの抑揚つけて

田中敦子シスタージルを充てる

杉本執拗に追う鶴見中尉に「衛宮さんちの今日ごはん」の嫁キャスのLOVE横溢を足すけど本人自覚してなくてLOVE漏れるたび無意識自覚を避けるためかつ周囲から気取られないため声のドスが深まってる感じで

ハニーとジルの間に割って入る堀江由衣を充てる

坂本真綾との対談番組坂本真綾フリーク発言を本人に直接ぶつけまくる堀江由衣をそのままにシャルロットコルデーで

初代のままの早見団兵衛

ハニーにねっちょりセクハラして「いやあんまいっちんぐ」と言わせるやり取りをしっかり再生

この部分の再現度最終回感動度合いが違うキーキャラ

困ったら何とかしてくれる釘宮理恵

物語の転換点で要所に置いて喋らせとけば大体まとまる、いつものくぎゅ

本編映像と音声が揃ったのでOPEDを聞く

アニメ本編の公式はないのでアーティストが出してるMV聴く

OPA応P 「愛がなくちゃ戦えない」

EDはLuz 「SISTER

歌詞でハニー連呼してるのいいよね

これぞアニソンって感じ

EDを歌われていたニコ動歌い手Luzさんが8月19日に逝去されたそう

冥福をお祈りいたしま

正直ハニーEDしか知らないのでED作詞作曲してる奏音69さんのSNS上の弔辞あたりを読んでください

その他連絡事項

前回お気持ちを書きなぐったとき能登麻美子ワンマンショーを引きずった状態で2クール新曲を聞いたため、ああなった

最後まで視聴したら2クール目は薄味だったのでOPEDそんなに邪魔じゃありませんでした

反応してくれた人たちへ

ごめんね

Permalink |記事への反応(0) | 18:01

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キモオタ向けのアニメが見れなくなった

時代に乗れてないのかもしれない

最近ラブコメとか、お色気とか、ロリとか、そういうのがどうも見れない

きらら系まではめっちゃ見れてた、ブヒブヒ言ってたしエロ同人も読んでた

艦これあたりからおかしかった、ゲーム系はまったく乗れていない、最近ラブコメもどうも乗れない

「◯◯さんは◯◯」とか「◯◯な◯◯さん」も大体苦手、数個しか見れてない

ジャンプとかジャンプ+あたりの作品めっちゃ見てるんだけど

五等分の花嫁ギリギリだった、あれもストーリーで見た感じだ、あとかぐや様とかは良かった

あと昔はエロ同人から入口アニメ見ることも合ったが最近それもなくなった

別にキモオタじゃなくなったわけじゃなくて、最近流行りのラブコメ的風潮に乗れなくなっているんだと思う

もう年なのかなあ

かなしい

 

てかなんでエロ同人ほとんどオリジナルになってしまったんだ?

エロ目線で見ることで新たなフェチを開花させると作品の魅力が個人的に増すんだが

 

___

 

そもそも僕はブヒってたのだろうか・・・

いやきらら系は結構ブヒってた気がする

最近だとギルド受付嬢は良かったよね

  

思い出した、夏コミ言った人に聞いたら、今の最大勢力ってVTuberなんだよな

正直あんま抜けない、毎日見てるけど、ストーリーが無いと無理

 

___

 

てかさ、考えてみたらフリーレンとか、薬屋のひとりごととかさ

流行ってるのが「かわいいけどブヒる感じじゃない」が増えてない?視聴者の年齢が上がったのか分からん

面白いんだけどさ

違うか、訓練が足りないのか、萌えられない俺が悪いのか

それにしても「男性視聴者9割」みたいな作品を見ていない気がする(きらら系は男:女=9:1コンテンツ

 

___

 

◯◯さんは〜系とかさ、なろう系とかさ

ブーム自分マッチしなかった時の絶望感あるよね、映画だとマーベラスとか全部受け付けないか洋画絶望してる

ファッションだと例えば地雷系の服きらいな男とか多いけど、可哀想、俺はいける

たぶん今どきの地下アイドル顔が苦手な人も居るだろ?俺はどっちでもないけど(むしろ90年代00年代流行顔が嫌いだった)

 

___

 

2.5次元とかおにまいとか100カノ

うそう、ここらへんが全滅したのがしんどい

俺には無理だった、せめておにまいは乗りたかった

何かが変わったと思う、皆の感じてる面白みが刺さらない

その着せ替え人形は恋をするもダメだった

というか、写真撮る系の話はゲームとかでもあったけど苦手だった(ラブプラスだっけ?何個かあったよね)

 

___

 

ブルアカ問題はわかる、あの流れ(女の子いっぱい出てくる系ゲーム)がどうもピンとこなくて

あそこらへんの作風キャラデザって結構似てるよね

東方はいけたんだけど何でなんだろう?顔?

 

思い出したけど、異種族レビュアーズ(2020)や、不徳のギルド(2022)は楽しく見ていたと考えると

今はぬきたしがニコ動でやってないのが悪い気がする

いや違う、そういう話じゃない

アニメは見れてるのに、美少女アニメに心惹かれなくなってきているのが問題なんだ

枯れてんのか???もしくは心が疲れてんのか、逆にそれ以外のアニメ面白すぎるのか

とりあえずムリムから見るか

 

ミルキーサブウェイ普通に名作だから見てますかわいい

ぷにるも見てる

 

_____ 

 

うそうそ

>『mono』、『バッドガール』

も見れてないんだよ、1話は見たのに

なんならゆるキャン△の三期?もみれなかった

ぼざろは何周も見たけど、あれブヒ度低いじゃん?

 

RPG不動産も途中で切れてしまった、スローループはなぜか見てない

星屑テレパスは見なきゃと思って詰んでる

やっぱ自分が変わったのか?

でも、例えばヤマノススメも途中で断念したし、そもそも男の趣味女子がやる系は導入部分しか楽しめない可能性がある

瑠璃宝石ダメだったし

あ、ざつ旅見なきゃ

アニメ見る元気が湧かない・・・

 

もうだめだ、キモオタ卒業してしまっている

最近見てるアニメ

ダンダダン、タコピー原罪、光が死んだ夏、ぷにる、ミルキーサブウェイみたいなラインアップだ

「◯◯ちゃん良い子だ」とかそんな感想で感動してる

もうダメだ、悲しい

Permalink |記事への反応(18) | 10:44

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2025-08-22

商品無償提供プログラム生活していた


新しい自分に生まれ変われた。昔を振り返ってみたい。実は、商品レビュアーとして生計を立てていた。

とあるECサイトがあって、そこで良質なレビューをたくさん書くと"プログラム"に招待される。そのアカウントログインすると、ある一定の種類幅で商品が並んでいる(レビュアーごとにちょっと違うらしい)。

商品クリックすると、なんと0円で購入できる。その代わり、その商品に関するレビュー投稿する義務が生じる。そういうプログラムである

プログラムの招待を受けたのは20代後半である。当時は、今とは比べ物にならないほど貧しい生活を送っていた。今でこそ、それなりの暮らしをしているのだが……当時はマジで貧乏だった。

セブンイレブンでは、数十円単位まで考えて買い物をしていた。財布には440円ほどしか入ってなくて。ジョリーパスタに行っても、一番安いパスタゆっくりと口に運んでいた。

いわゆる大卒フリーターだった。就職ができなかった人。飲食店居酒屋アルバイト転々としていた。

そんな日々の唯一の楽しみは、Amazonで大好きなアニメDVDやグッズを購入し、そのレビューを書くことだった。子どもの頃からアニメが大好きだった。今でもニコニコ動画アニメを視聴している。あのコメントが好きなんだよなあ。

それで、好きなのを見つけると……誰に頼まれたわけでもないのに、作品への愛と考察を込めて、それはもう熱心にレビューを書き綴った。文字数ときに数千字にも及び、作品の背景からキャラクター心理演出の妙まで、独自視点分析した。

レビュー活動を始めたのは、大学卒業する年からだ。それからずっと長い間、1クールごとにその季節で面白かったアニメレビューを書いた。多くのレビューは「役に立った」が10未満だけど、たまにバズるのがあって、数百の「役に立った」が押された。三か月に一度しかレビューしなかったけど、それでもベストレビュアーランキングは最高で500位までいった。※今はベストレビュアーランキングは表示されない

あの頃の自分は、本当にアニメが好きだった。今でも好きだけど、あの当時のワクワク感には及ばない。毎期、新しいアニメが始まる度に、ワクワクしながらPC操作して、ニコ動ログインしていた。陳腐表現ではあるけど、心がキュンキュンするのだ。アニメを観てると。

どれだけ貧しい生活をしていようが、それがあるだけで心を癒される。高校生の頃に読んだ、『はてしない物語』という小説があるんだけど、その中にさ。

なにかに心を捉えられて、たちまち夢中になってしまうのは、謎に満ちた不思議なことだけれども、それは子ども大人も変わりない。

ていう地の文があるんだ。自分にとってのアニメがそうだった。



そんなある日、一通のメールが届いた。「商品無償提供プログラム」(仮称)への招待だ。あれは確か2019年の夏だった。『魔王様、リトライ!』というアニメレビューを書いてバズった後だった。

最初迷惑メールかと思ったが、ECサイトから公式メールだと気づいた時、心臓が跳ね上がった。選ばれたレビュアーに新商品無償提供し、レビューを書いてもらうプログラムまさか自分がそんな特別存在に選ばれるなんて。

俺の生活は、この日から一変したといえる。

最初こそ、勝手がわからなかった。好きな商品が選べるとはあったが、最初は駆け出しレビュアーなので、あまりいい商品を選べなかった。いい商品があっても、ほかのプログラム参加者に先に奪われることが多かった。

でも、続けているうちに勝手がわかってきた。コツを掴んで、知識技術も得た。例えば……

商品更新開始は毎朝9時ジャスト。ほぼ必ず商品が出る

12~13時は更新がほぼない。昼休みから

夕方に近づくほど商品更新されなくなる

・一部商品は、自分が使わなくてもレビューできる。介護福祉ペットとか

・一部に悪いことしてるヤツもいるが、運営もわかっていて……大人約束感がある

半年も経つ頃には、駆け出しレビュアーを抜け出して昇格ができた。昔の漫画でいうと、黄金聖闘士(ゴールドセイント)である。あれよりはずっと希少性が低いけど。

そのプログラムログインすると、商品一覧が並んでいて、実際に商品クリックして、次々と送られてくる――家電日用品食品ガジェットサプリメント……。それらのレビューを書く。

レビューを書くのは本当に得意だった。ただの感想文ではない。商品の良い点も悪い点も、使う側の視点に立って、具体的に、そして魅力的に伝える。

一つ一つのレビューは、まるで短編小説のような完成度を目指した。だからといって、時間をかけるわけではない。最初に頭の中に構成がなくとも、書いているうちに気分がアガっていって、1レビューにつき10分もあれば書き終えられた。



レビューを書いたら、次は転売だ。受け取った商品は、ほとんどメルカリヤフオクで売却した。

定価の4割引きくらいで出すと、飛ぶように売れていく。5割引きだと鉄板レベルである。よくない商品だと8割引でも売れないのだが。そういうのはセカンドストリートに持っていく。10円ほどでの引き取りで、利益マイナスだけど、それでもほしい人が手に入れるのならいいかって思えた。

正直、最初は罪悪感がなかったわけじゃない。でも、これが俺の新しい「仕事」なんだと割り切ることにした。

転売で得た利益は、最終的に年間250万~350万円にもなった。フリーターとしての稼ぎと合わせれば、民間企業正社員と遜色ない収入である

しろ時間自由は俺の方が圧倒的にあった。朝はゆっくり起きて、好きな時にレビューを書き、商品梱包作業をする。昼間はカフェで本を読んだり、散歩をしたり。ラジバンダリ。夢のような生活だった。

確定申告最初の年だけ大変だったが、e-taxなので次年度以降は楽チンだった。そのうち開業届も出した。屋号は「激安の殿堂」みたいな名前にした。

だが、俺の転売は、他の転売ヤーとは一線を画していたと自負している。

俺はただ、金儲けのために売っていたわけじゃない。常に"社会利益"を考えていた。メルカリヤフオク商品を売る際、本当に困っている人には、定価の最大9割引で売ることもあった。

例えば、「災害があって家財を失った」というメッセージがあれば、新品の家電製品格安提供した。シングル?の母親と思しき人から子ども学習机がほしい」とか、あとは……人間ペットまで含めて「○○の商品介護必要なんです」と連絡があれば、万超えのものでも送料込み500円で譲ったこともある。

こうした転売活動への考え方を公言したことはない。あくま個人的判断に過ぎないから。俺のエゴである

でも、俺の心の中では社会貢献だった。無償で手に入れた商品を、本当に必要としている人に届ける。そこに利益を乗せるのは、自分の労力と、そして何より、多くの人に商品を届けるためのコストだと考えていた。

実際、商品無償提供プログラムでの転売は悪だとされてるけど……ぶっちゃけ四方好し」だと考えている。三方好しを超えている。四方というのは、「ECサイト」「商品提供企業」「販売者(※転売者とは言わない)」「購入者である

四方好し】

ECサイト商品レビューが増えると売れやす

商品提供企業商品市場流れる。多くの顧客のためになる

販売者仕入れ0円で販売活動ができる

購入者商品を数割以上オフで入手できる

まさに四方好しである

そんな生活がずっと続いた。毎日のように送られてくる商品。積み上がるレビュー点数。同じく銀行口座の残高。俺は文字通り、商品無償提供プログラム生活をしていた。

アルバイトは続けていた。自分の肉体を動かしたい思いがあった。それで稼ぐのが世の中の基本だと思うから接客業は嫌いではなかった。実際、人に喜んでもらえると嬉しい。



でもある時、虚しさを感じた。いくら商品を手に入れても、売っても、預金残高が増えても、レビューを書いても、何か満たされないものを感じた。満たされているはずなのに。限界効用の逓減かな?または飽きた?

それもあるけど、俺が求めてるのはもっと上の次元なんじゃないかって、そんな気がした。

ちょうどその頃、アルバイト先の友人が「イーサリアムを買った」という話をしていた。仮想通貨である。それまで興味がなかったけど、調べてみると未来感があっていいと思った。技術的なことは一切知らない。ただ何となく未来感があってよかった。それだけ。

2020年のことだった。半信半疑で、販売活動で得た利益の一部を投じることにした。最初にドカッと投じて、後は積み立てNISAみたいな感じである。どの仮想通貨業者がいいか迷ったけど、GMOコインDMMコインの2択になって……売買画面の見やすさで、GMOコインに軍配が上がった。ユーザーインターフェースって言うのかな。やはり、売買画面やチャートの見やすさは正義である

先に言っておくと、それからさら人生の挑戦をすることになるのだが……イーサリアムの値上がりとか、貸付を通じて得られるお金があったから挑戦ができた。これがなかったら挑戦自体できなかった。

今でも仮想通貨は、イーサリアム一本でやっている。ビットコインに目移りすることもあるのだが笑 ほかの仮想通貨は一切買ってない。実際、アルトコインの大半は、十年後には消滅してると思ってる。それでもアルトコインを買うなら鉄板銘柄に絞った方がいい。



商品無償提供プログラムメンバーだが、今は引退している。というか、引退を機にこの日記を書こうと思った。

最後商品を手に入れたのは、今から数か月前である。年度替わりの3月末。とあるオーディオ商品だった。お値段はそれなり。ソニーの新品ヘッドフォンくらい。

こういう商品は神速でほかのレビュアーに取られがちなのだが、この時点での俺の商品選択速度は――神速を超えていた。光の速度に達していたといえる(※理解できた人へ。ツッコミはなしで)。その域に達することができていた。

その商品レビューを書いたのを最後に、俺は商品無償提供プラグラムメンバーではなくなった。最後に、感謝気持ちを込めて登録解除ボタンクリックした。完全引退である

プログラムに招待されて早5年以上。レビュアーとしては、次の次元に達したいという願いがあった。

昔の自分は、フリーターだったのもあって、自分に自信がなかったと思う。自己イメージでいうと『すみっコぐらし』だった。とかげ?みたいに、見た感じとして自己効力感がなくて、覇気を欠いていた。うつ病患者に近い存在だった。

でも、今ではレビュアーとして別の次元に到達できたという思いがあるから、この日記を書こうと思えた。

今やっている活動は、現在進行形なので詳細は言えない。始めたばかりなのもある。サービス方向性だけ言うと……商品関係コンサルティングをしている。コンサルといっても駆け出しだけど、本質を見抜く「目利き」として、一応は企業から依頼をもらって、それで生活の糧を得ている。

自分の手でレビューを書くことは減ったけど、その代わり、依頼のあった企業について、実際の商品を売り出す段階のマーケティングアドバイスをさせてもらってる。

どういう過程で、そこまでのスキルが身に付いたのか?それは……初めて大好きなアニメレビュー投稿した瞬間から、十年以上もの月日の中で、レビュー執筆フリマでの販売活動を通じて――「どんな商品サービスが魅力的なのか、売れるのか?」という視点物事を考えてきたからだ。

それだけである。実際、自分小売業者になってみると商売の基本がわかった。そのうえで、世間で売れる商品に限ってプログラムで入手するようにしていた。目利きの腕が上がるのは当然だった。



メルカリヤフオクでの評価数は、現在5000件以上にもなる。

ここまでこれたのは、やはりアニメのおかげである。この世界アニメがあったからこそ、応援のためのレビューを書こうと思えた。そして、今では社会の役に立つことができている。

今後も社会のために働いていきたい。単なるお金儲けじゃなくて、自分知識経験を活かして、より良い社会の実現に貢献したい。

今でも、考えることがある。もし、また商品無償提供プログラムから招待が来たら?そうだな~、やってみるかもしれない。ただし、あの頃のように生活のためじゃない。純粋に、素晴らしい商品出会って、その価値を多くの人に届けるためだ。商品を本当に必要とする人の手に届けるために。そのために、レビューを書いて販売活動をするのである

この場を借りて感謝したい。今この瞬間にも、この世界に素晴らしいアニメ提供してくれる人達と、あの商品無償提供プログラムを作ってくれた方々に感謝している。俺の本当の人生は、そこから始まったのだからありがとうございました。

Permalink |記事への反応(17) | 22:44

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2025-08-21

https://anond.hatelabo.jp/20250820172336

テレビがつまらない、というよりもネットだけで全て事足りるのでテレビ不要になった・・というのが個人的感想  

  

もともとテレビっ子だったけど、2000年に入ってどこの局も冒険しなくなったよね。その頃から面白いと思える番組がなくなり、一方でネットが隆盛し、NHKが取立てを厳しくし初め、Youtubeニコ動など配信サイトが出てきて。追い打ちはスマホソシャゲの登場だよね。  

今でもTV見てる人は多いし周知媒体としてのコンテンツ放送媒体NHK受信料支払い義務が課せられるので実質有料なんだけど)として残っていくとは思うよ。いろんな選択肢があり、自分たちは選ぶことが出来るということは良いことではないのかな。  

Permalink |記事への反応(0) | 02:22

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2025-08-12

ニコ動ゲーム実況活躍してた人がもう46歳になってて驚いた

今も実況やってて本当に好きなんだな

Permalink |記事への反応(0) | 22:57

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2025-08-08

.hack//G.U.って知ってる?

プレ2でめっちゃ遊んだゲームなん。こないだSwitch買ったか面白そうなゲームいかなって探してたらリマスター版売ってたから今遊んでるのね。

ハセヲ言動が痛いことに気付いたり、アトリ重いなぁとか、キッズの頃気付かなかったことに気付けて新鮮。あと当時は気にならなかったけど、意外にお使いしんどいなとか。大きい画面でゲームやるの15年ぶりくらいなのだけど目疲れるなーとか、なんかそういう自分の変化も含めて楽しいなぁって。

あとオリジナル版は2006〜07年にかけて発売したんだけど、もしあと数年遅れて発売してたら、作中のインターネット描写Twitterとかニコ動みたいなサービスが出てきたのかなぁとか、考えるのも楽しい。06年当時ってまだSNSって言葉もなかったよね、多分(あったのかな?)

思ったこと書いてただけだから特にオチも谷もないのね。これから2時間くらい遊んで23時にはbedに入る。夜更かしして明日に響くのはよくないから。

あ、そうだ。人生紙風船壁紙リマスター版が見れてうれしかったです。あの壁紙ほんと好きだったんだ。

Permalink |記事への反応(9) | 20:48

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2025-08-07

増田が選んだクソアニメ5選


クソアニメ愛好家の一角である。これまで約50本のクソアニメを観てきて、Amazonレビューを残している。

あなたはクソアニメをご存じだろうか。辞書的な定義だと、pixiv百科事典が参考になる。

クソアニメとは出来がクソでつまらないアニメという意味言葉

基本的蔑称中傷として用いられる。

具体的(?)な例としては

作画声優の演技など作品のもの基本的クオリティが低い

シナリオストーリーにおいて視聴者が納得、許容、理解できないような展開があった

・なにか原作があるものの内、その原作から内容を大きく作り変えたことで原作ファンから反発された


こんなところである

今回はクソアニメを紹介するのだが、真の意味でのそれは1本に留めている。クソアニメと言っても色々ある。その多くは「製作を頑張ったけど"届かなかった"ものである。当然だが、アニメの作り手の方々はマジでやってる。本気で創作してるのだ。クソアニメという蔑称を付けて紹介するのは気が引ける。

から今回、真の意味でのクソアニメというのは……製作委員会が圧倒的にやる気不足、実力不足資源不足でそうなってしまったものだ。先に言っておくが『ジビエート』を選んだ。

それ以外は、ちょっとしかったものや、ダメダメなんだけど作り手の本気がうかがえるものを紹介する。なお、昔のクソアニメは知ってる人が多いので、できるだけ近年のものを選んでいる。文字数は各千字程度とする。

紹介するのは各部門(①作画、②脚本、③努力、④悲運、⑤神クソアニメ)5つ。では、早速いってみよう。極力ネタバレはせずに、フワッとした紹介にする。



作画部門 ~ダイナミックコード~ 2017.秋アニメ

すべてが「事故」だった。作画崩壊を超えたナニカである正式タイトルは『DYNAMIC CHORD』。通称ダイナー。

こちらは、多くの視聴者に衝撃を与え、そして困惑爆笑の渦に叩き込んだ伝説的な作品であるニコニコ動画では「観る抗うつ剤」と言われる(表記ゆれあり)。原作ゲームファンからは嘆きの声だったが、一部の視聴者からカルト的な人気を得ている。

誰もが指摘せずにはいられないのが、その圧倒的な作画崩壊キャラクターの顔は話ごとに変わるし、遠景の人物はもはや判別不能なまでに歪み、時には背景と人物が完全に融合するシュール光景が繰り広げられる。制作現場はおそらく「ダイナミック」だったのだろう。

点字ブロック障碍者を殺しにきているなど、もはや意図を読み取ることすら困難な描写の数々。「崩壊」というよりは、むしろフリーダム」と呼ぶべき領域に達している。2017年当時のニコ動視聴者の腹筋を崩壊させた。

ライブシーンでの楽器の持ち方の不自然さや、指の動きと音源乖離音楽アニメとしては致命的でありながら、この作品の「味」となっていた。

ストーリーもまた、視聴者を置いてきぼりにする展開の連続であるバンド間の人間模様や恋愛葛藤を描くはずが――脈絡のない会話、唐突出来事の発生、意味不明なセリフ応酬により、物語の核を掴むことが難しい。『ヒプノシスマイク』が如何に優良アニメであるかを思い知らされる。

結論としては……『DYNAMIC CHORD』は、アニメ制作におけるあらゆる「やってはいけないこと」を詰め込んだ作品だった。だが、その圧倒的な完成度の低さ、あるいは高すぎる芸術性が、皮肉にも多くの人々の記憶に残り、「伝説」となった。

真面目に評価すれば低評価しかないが、ここまで振り切れた作品はほかにない。「見て損はない」と言えるのかも。あなたが「クソアニメ」の概念理解したいなら、ぜひ。

視聴にあたっては、ニコ動を推奨する。やはりコメント付きだと違う。あにこ便もチェックしてみよう。

なお、似たような系統としては、『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』が挙げられる。こちらも作画崩壊アニメだが、ダイナミックコードに比べると製作陣の本気がうかがえる。OP映像最初こそ未完成だが、後半になるとすっかり完成して、ある種の感動を覚える。『BEATLESS』『出会って5秒でバトル』も同等といえる。



脚本部門 ~ジビエート~ 2020.夏アニメ

虚無の時間を知りたいなら視聴をおススメする。2020年コロナ禍で混沌とする世の中において、ひときわ異彩(異臭)を放っていたアニメ。それが『ジビエート』だ。

「クソアニメ」という言葉では生ぬるい、もはや「アニメの屍」と呼ぶべきその惨状は、多くの視聴者の度肝を抜き、忘れられない記憶として刻まれた。制作陣の豪華さとは裏腹に、なぜ本作はこれほどまでに語り草となる「伝説」を築き上げてしまったのか。

まず目を引いたのは、柿原徹也藤井ゆきよ東地宏樹池田秀一といった錚々たる声優陣。OP曲は演奏のみのオフボーカル(吉田兄弟)、ED曲は大黒摩季。まさに一流。

誠に遺憾ながら、彼らがどれだけ熱演しようとも、意味不明なセリフ回しや棒立ちのキャラクター、そして視聴者理解を超えた展開によって、その演技は虚空に消え去った。まるで、一流の料理人が腐った食材調理しているような。

全編を通して、まるでPS2時代ゲームのようなカクカクとしたCG、不自然すぎる動き、そして頻繁に挟み込まれ静止画特に戦闘シーンは、もはや何が起こっているのか判別不能レベルであり、キャラクターが棒立ちで銃を撃つだけ、謎の光線が飛び交うだけ、という展開の連続だった。キャラデザ天野喜孝のはずなのに、なぜこんなことに?

さて、肝心の脚本である視聴者理解を最も困難にしたのが支離滅裂ストーリーだ。タイムスリップしてきた侍や忍者が、ウィルスによって変異した「ジビエ」と戦うという設定自体は悪くないものの、話の展開はとにかく唐突で、伏線回収も皆無。「俺忍者!」「そうなんだ~」といった感じで話が進んでいく。

視聴者は彼らが何のために戦っているのか、何を目指しているのか、最後まで理解できない。結果として、物語は収拾がつかないままに最終回を迎えた。虚無感である。「こういう結末もアリってことだ!」

結論としては、鑑賞すべき失敗作である。『ジビエート』は、アニメ制作におけるあらゆる「失敗」を凝縮したような作品だ。しかし、そのあまりに徹底した「残念さ」は、逆に一種エンターテイメントだ。

当時のTwitterやあにこ便では、毎週のようにトレンド入りし、その「クソさ」を語り合うことで人々は連帯感を覚えた。

真面目に評価すると、酷評しかない。先ほど取り上げたアニメとは違って、こちらは製作陣にやる気が感じられない。本気度がないのであるアマプラではレビュー評価が低すぎてビデオ自体が一度削除されている。

ただ、「ここまでひどいアニメがあるのか」という驚きと、それによってもたらされる負の感動は、他の作品では味わえない。もしあなたが「最低のアニメ」を体験したいなら、『ジビエート』は間違いなく筆頭に挙げられる。同類としては、『ぱすてるメモリーズ』が挙げられる。こちらは第2話のトレースが発覚して訴訟沙汰寸前に至っている。当然もう観れない。



努力部門 ~3D彼女リアルガール~ 2018.春アニメ

なぜリアルになれなかったのか。原作表現しきれなかった作り手の痛みが伝わってくる。

2018年に『3D彼女 リアルガール』という恋愛アニメがあった。

オタクっぽい高校生美人JK恋愛なのだが、これがまた……リアルといえばリアルで、男性が見てもつまらなくはない。しかし、製作陣がその忙しさに耐えられなかったのだろう。残念アニメとなった。

本作がまず直面した問題は、映像クオリティの低さだ。「リアルガール」と銘打っているにもかかわらず、キャラクター作画不安定で、表情の変化に乏しい。原作の持つ魅力や、細やかな感情機微表現するには力不足だ。

また、頻繁に挟まれ静止画や動きの少ないアニメーションは、ラブコメ的な躍動感を欠いている。今季アニメだと『薫る花は凛と咲く』の表情的躍動感がラブコメには必須である。瑞々しい青春期の揺れ動く心情を表現しきれていないのは残念である

キャラクターの魅力もそうだ。原作の魅力の一つは、オタク気質主人公つっつん」と美少女「色葉」という、一見不釣合いな二人の関係性の変化、そして彼らを取り巻く個性豊かな友人たちにある。しかし、アニメでは前述の作画演出の拙さにより、これらの本来の魅力が半減している。

キャラクターの表情や仕草が適切に描かれないのは致命的だ。共感がしにくくなる。なんというか、本当にすべてが「のっぺり」である視聴者は彼らの恋愛模様に共感したり、応援するのが難しくなる。

決して原作が悪いわけではなく、アニメーション制作側の力量不足が招いた悲劇と言える。原作ファンにとっては「原作に失礼」と感じさせる出来栄えであり、新規視聴者にとっては「なぜこれが人気漫画?」と疑問を抱かせる。

だがしかし、基礎的なアイデアに光るものはあった。京アニ制作していたら、『リズと青い鳥』のような人気作になっていた可能性濃厚である

似たアニメとしては、『ネト充のススメ』が挙げられる。こちらは、リアルガールと比べるとはるかに健闘しているが、やはりリソース不足が否めない。作画演出があまり簡単すぎる。4話までは通用するレベルだが、後半にいくにつれて息切れが目立ってくる。良アニメだとは思う。『Wake Up,Girls!』『エガオノダイカ』『幼なじみ絶対に負けないラブコメ』もこの類である



悲運部門 ~コメット・ルシファー~ 2015.秋アニメ

輝きを失った星である放送局の都合に左右された悲運な作品といえる。本当は2クールだったのに、1クール強制圧縮された関係で尻切れトンボになった。

オリジナルロボットアニメとして期待されながらも、その評価は残念なものに終わった。特に物語の後半は視聴者困惑を招き、「クソアニメ」と揶揄されるほどに評価を落とした。

序盤は面白かった。本当に。期待してたよ、マジで。でも失速した。物語は、主人公ソウゴと、不思議少女フェリア、そして巨大なロボットガーディアン」との出会から始まるのだが――ラピュタみたいな始まり方でワクワクを覚えた記憶がある。

序盤は、まさに王道ファンタジーロボットアニメである。美麗なメカニックデザインや、キャラクター描写も美しい。滑り出しは悪くなかった。

だが、長くは続かなかった。とにかく説明不足としか言いようがない展開が続く。中盤以降は、世界観や設定に関する説明が極端に不足してしまい、視聴者物語に何が起こっているのか理解に苦しむ状況が続いた。特に物語の核心に触れるはずの「ギフト」や「ルシファー」といったキーワードに関する描写抽象的すぎて理解不能

キャラクター感情の変化や成長がほとんど描かれないまま、唐突な展開が繰り返された。物語に引き込まれることがない。主人公ヒロイン関係性の掘り下げがなくて、肝心な局面でも感情的な繋がりが希薄に感じた。

結論としては、未消化としか言いようがない。話数変更が響いたのだろう。最終回は本当に唐突連続だった。魅力的な要素はあったのに、消化しきれなかった残念さがある。まさに悲運。

なお、同じような事情(2クール→1クールに変更)になったアニメの例としては、ほかにガリレイドンナ魔法戦争、星合の空などがある。いずれも尻切れトンボ感が凄かった。特に星合の空は残念だった。



部門 ~魔王様、リトライ!~ 2019.アニメ

神クソアニメとは、一見クソアニメに見えるものの、実際は視聴者の心に感動を残す作品をいう。

この『魔王様、リトライ!』だが、紛うことなきクソアニメ一角である

作画は安物だし、OP曲のセンス10年前だし、各話タイトルはどこかで聞いたことがあるし、台詞も同じくどこかで聞いたことがあるし、キャラ名前もやはりどこかで聞いたことがあるし、バトルシーンは餅が跳ねているし、魔法エフェクトは気の抜けた感じだし、岩場まで吹っ飛ばされたのに草むらに落ちた音がするし、とにかくすべての要素が三流としか言いようがない。

でも、私の評価Amazonだと★4以上だ。すべての要素が三流だからといって、つまらない作品になるわけではない。

例えば作画。廉価アニメのそれには違いない。魔王様、リトライ!の作画なのだが……

動かない。動きません。びっくりするぐらい動かない。「バトルシーンを動かさないという実験作なのか?」という想いが伝わってくるほどに動かない。一例として、第3話において敵に襲われるバトルシーンで、

「偽りの天使に死を! ファイヤーバードッ!」

聖女に嘆きあれ……アイスハンマアアアアアッ!!」

という詠唱から始まるバトルシーンの最中に、口に含んでいた飲み物吹き出した。今見ても吹き出ししまうのだと思う。なお、人物は動かなかったがドラゴンはよく動いていた。衝撃で舞い散る石畳も。

一方で、矛盾するようだが、作画のものは悪くない、むしろ良質と思えることもある。主人公である九内伯斗やアク、ルナといったメインキャラの作画は綺麗さを保っている。初登場時のルナを見た時は、違うアニメを見ていると錯覚しそうになった。美麗ではないけど、シンプルでシュッとしていて、洗練さがある。

この作品で最も推したいポイントは『笑い』だ。とにかくこの作品は、笑いに特化している。

EKACHI EPILKA(エカチエピルカ)というあまり聞かない制作会社が作っている。実力がある会社だと感じた。

おそらく、視聴者がどういう反応をするのかわかっていて、わざとこういう作風にしている。

実はこちらの作品2024年に第2期が放送された。1期とは比べ物にならないほどひどい出来だった。アマプラでの平均評価も2.9しかない。ちなみに1期は3.8。低予算アニメとしては相当高い。

同年の作品としては『手品先輩』がある。こちらも低予算ながら製作陣が健闘した秀作である



作品紹介は以上だ。

個人的な分類では、クソアニメには3種類ある。

ひとつは、普通のクソアニメ作画脚本演出声優音楽――何が悪いのか一概には言えないが、とにかく普通につまらない。放送前は話題にならず、放送中もアニメ板のスレッドが数パートしか進まず、終了後は「○話以降は見なくてよかった」「普通駄作」「なんともいえない」といったコメント掲示板に書き込まれる。

もうひとつは、ダメさ加減が突き抜けているアニメ。多くの場合作画がとんでもないことになっている。そのうえ、ストーリー理解不能だったり、キャラクター名前が覚えられない。しかし、あまりに悪すぎて、それが逆に面白さに繋がっている。動画サイト感想サイトで「これはひどい」と同好の士で語り合える。

最後ひとつが神クソアニメだ。製作者がお金時間もない中で、良作品に仕上げている。まず一見して、これは低予算だなという印象が伝わってくる。作画でわかるし、脚本の展開に無理があるし、登場キャラが「どうしてそうなる?」という言動を取ることがある。

それでも面白いのは不思議なことじゃない。仮に、とある作品のすべての要素が三流だったとしても、一流の作品に仕上がることはある(聖剣使いの禁呪詠唱イクシオンサーガDT、可愛ければ変態でも好きになってくれますか? など多数)。創作世界にはそういう化学反応存在している。

というか、神クソアニメは厳密にはクソアニメではない。『クソアニメ性質を有した神アニメである

最後に)

実はずっと、クソアニメ紹介をやりたいと思っていた。「時間がない」を言い訳にして、できないまま数年が経った。

生活環境が変わる時が迫っているので、それまでにはなんとか……というつもりで本記事を仕上げた。少しでも気に入った作品を見つけてもらえたらうれしい。

なお、クソアニメを観る場合は、SNSとか感想まとめブログとか、YouTubeとかニコ動コメントとか、そういうのを伴いながらだと、より一層面白く視聴できると思う。

あなたにとっての、良質なクソアニメが見つかる未来を祈って日記を閉じますありがとうございました。

Permalink |記事への反応(14) | 23:26

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2025-08-02

anond:20250802112249

懐かしい

まだやってんだ?

ニコ動でよく観てたわ

Permalink |記事への反応(0) | 11:23

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