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2025-09-07

anond:20250907175501

文字制限で省いたけど、今のところBYDはシーライオン7もシール本国から一年遅れ、海外から半年遅れとかで導入されているから、各国の動向が見れる。ドルフィン、ATTO3も好き嫌いが分かれるデザインを落ち着いた方向性のマイチェンしたし、シールも色々改善したマイチェンを既にした。本当は見比べたかったジーカー7Xも来年日本導入されるとしても2年遅れとなる。海外レビュアーガッツリレビューして尚且つ、数ヶ月後レビューとかもあるから長期的なこと以外はある程度クリア出来る。

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2025-09-06

何かと話題のBYDを買って、そこそこ走ったのでレビューする

本命だったテスラヒョンデを試乗しても勢い含めて買うまでに至らなかった。時々通るところにBYDディーラーが出来たのは知っていた。一応見ておこうかと寄ってみたらシーライオン7を買っていた。ドルフィンの見た目は好みではないし、ATTO3の内装は遊びすぎ。シールは内外装良いがセダンの低さはもう乗れないし、荷室の問題があった。

 

シーライオン7をはじめて見たときは「あれ、予想以上に質感よい」だった。そして、ドルフィン、ATTO3に見られた突飛な箇所が個人的に無かった。

 

日本では2025年9月に大幅値引きを謳って話題になっているが、私が買うときにすでにドルフィン、ATTO3は価格改定で値引きされ、シールAWD店頭普通に100万以上の値引きがされていた。つまりシーライオン7も何かあればすぐに値引きするだろうなと予想出来た。そして、いろいろ調べると中国では競争苛烈で、BYDはEVPHEVを先行して発売し、中国でも海外でも値引きで他社より安いを戦略として市場開拓しているメーカーだと分かる。タイではやり過ぎて問題になり、既存オーナーに充電無料1年保証とかしているし、中国では当局から注意喚起され、現在、大々的に値引き戦略が出来ない。

 

そして結論に至る。

日本ではどのメーカー特に中国メーカーEVは発売時に新車で買うのが最大の買い時。

 

これには他にも大きな理由がある。EVリセールは悪い事、補助金4年(4年以内の乗り換えは月割で返納必要)、新車保証4年、進化スピードが早いことだ。

 

ディーラー存在

日本においてBYDは他社EVメーカーにはないディーラーがある。今回のBYDの大々的な値引き補助金戦略自分は憤慨していない。つまりそういうことだ。流石にこんなに早いとは、発売間もないシーライオン7も含めるとは思わなかったが。法定点検、何かあった時のメンテナンスなど、国産に比べればまだまだ少ないが、拠点があるのは安心材料になる。

見た目について

どこまでいっても好みの話。その人にとってアリか無しかシーライオン7は海洋シリーズなのだが、アシカというより自分には爬虫類系に見える。フロント、サイド、リアはどれもかなり好みとまではいかないがどれもアリの部類。

走り心地

シーライオン7はモデルY旧型よりは確実に乗り心地が良い。EVならではの静粛性は本当に高い。またバッテリーが床下にあるため重心安定性を実感できる。走行モードエコノーマルスポーツ、雪がある。全部試してエコ自分にあっている。普段は停止時からの加速は求めていない。AWDのほうがより良いらしいが、そこまでの加速性能と走りを求めていないし、価格が上がるのに航続距離が短くなる(4モーターで重くなるから当たり前ではあるが)ので選択肢から外した。

日本仕様と充実装

日本仕様はしっかりと右ウインカー左ワイパー。ドアハンドルポップアップ式なので格納されると美しい。シートも良い。電動で上下前後、膝、腰と調整可能だ。懸念は1925mmの車幅だったが、CarPlayのモビリンクだと大通り優先ルートをしてくれる。ありがとうトヨタヤフーナビも車幅考慮ルートあるが微妙だった。あと360度アラウンドビューモニターがかなり優秀で駐車が楽で安心タイヤの軌跡、車の最大アウトライン障害物との距離を音、色だけでなく距離数字でも表記左折するときに連動するカメラビュー表示もある。テールゲートのキックセンサーもある。夜は近づくとミラー下部が光り、ドアを開けるとドラ下部ライトが地面を照らす。流行りのアンビエントライトもある。あればより良かったのになと思うのはアダプティブハイビームだろうか。オートハイローは一応ある。

 

個人的にメインとメーターが一体型より、メインディプレイ15インチ以上ドーンが良い。CarPlayが縦に対応していないので使っていないが、メインディプレイは縦にもなる。そしてメータ液晶HUDもある。ガラスルーフに電動シェードがある。前席シートベンチレーション、ヒーター、後席もシートヒーター搭載。BYDはグレードがシンプルだ。シーライオン7はRWD(2躯)かAWD(4躯)かだけ。装備内容に差はない。つけるオプションETCドライブレコーダーとマットぐらいでよい。マットも防水系でいいならアリエクで半額以下で買える。ディーラー上記以外のアクセサリーはほぼアリエクで半額以下で買えるのでディーラーで買うのはおすすめしない。

 

日本は外装色が4色からしか選べないがどの色を選んでも料金上乗せはない。アトランティスグレー(深い青にみえる濃いグレー)は他社なら5万、10万高くなる。内装は黒しか選べない。これは、日本も白やタンカラーを選べたほうが良かったとは思う。

 

EVでなくても、ここまで装備満載でこのサイズで500万きる車は他にあるのだろうか。

 

また個人的運転中の動画視聴を必要としてないので買ってはいないが、BYDは運転中もオットキャストなどでメインディプレイYouTubeなど動画視聴可能になる。これは色々緩い規制Android Autoを動かしている機器テスラは許していない。知り合いはタブレットを設置して見ていた。

先進運転支援(ADAS)

ACCはかなり優秀で1000km以上は走った。0kmから使えて、追従性、加速、減速はとても自然で不満ない。注意する点は、前の車が左折するときは、停止寸前まで減速するのでアクセルで調整する必要があり、前に追従車がいない場合で50km以上で走っているときは、センサーが掴むか掴まないぐらいでブレーキを踏みたくなるのが自然感覚だと思うので過信はしないことだ。車間距離は4段階。これはヒョンデテスラにも無かったはずだが、車間とは別に停車距離も段階があって選べたほうが良かった。車間4でも、もうちょっと手前に停車してほしいと感じるときがある。

ブレーキホールド操作

ブレーキホールド挙動自然だ。ブレーキを踏んで停止すれば即座に作動し、足が楽になる。アクセル踏むとき自然に加速する。もちろん、メモリー機能があるので、乗車ごとに設定する必要はない。ハンドル操作も軽快でブレーキもかなり良い。信号で少しブレーキを踏んでしまときも前のめりにならない調整がされていて自然

電費

予想以上に良かった。電費に関しては表記が国ごと、メーカーごとに違う。今のところ電費は6km/kWh以上で走れている。航続距離日本が許しているカタログ数値のWLTCは甘すぎる。シーライオン7RWDは590kmだが、オーストラリアのWLTP表記456kmが実際に走った航続距離に近い。今のところ、エアコン普通に効かせて街乗り多めで450〜470km、ストップ・アンド・ゴー少なめだと500km超える。高速100km以上のスピードで走るとどんなEVでも電費が落ちる。120kmだと分かりやすく落ちる。上り坂はもちろん苦手だ。あと経験していない冬の暖房エアコンは落ちるの確定らしい。夏の冷房エアコン上記の通りで一般的に思われている夏の電費落ちはそうでもないかなという結論ガソリン車として分かりやすく書くと今の燃費レギュラーガソリン165円で電気30円/kWhだとリッター34kmぐらい。

 

ここの計算サイトが素晴らしい。

https://www.ev-calc.app

リモート操作

ガソリン車も可能ではあるが、排気ガス必要以上の熱と騒音を撒き散らさなEVリモートエアコンは、今の時期最高であるコンビニとかの少し立ち寄るぐらいだとエアコン効かせたままでロックして買い物し、出先の待ちで車内にいるときも周りに気兼ねなく冷房エアコン効いた車内で待機が出来て、バッテリーも1時間駆動して1%減るか減らないか。音に関しては、もちろん無音ではないがガソリン車よりは確実に静か。

LFPバッテリー安全だが運用大事

LFPバッテリーは3元系と比べ耐久性が良く発火耐性も強い。実際の報告でも1年で2万キロ以上走り急速充電の割合が90%以上のシールが1%台の劣化率だった。3元系と違い100%運用できるのも好み。しかデメリットもある。まず重くなる。それは電費が普通に良いので不満ではない。LFPは3ヶ月〜半年に一度のキャリブレーションを推奨している。これを甘く見てはいけない。LFPバッテリー残量を測るのが3元系より難しい。なので、定期的にバッテリー10%以下にして、一気に満充電にするキャリブレーションをしないとバッテリー残量が正確に測れなくなる場合がある。

 

さてシーライオン7の微妙な点も書く。

 

ICCハンドル保持はとっても微妙

高速もしくは一般道路の信号がない長い真っ直ぐな道以外使っていない。

ACCが一発で起動しない

起動方法が、ハンドルにあるICCボタンを押して起動して、もう一度押してオフ(それかブレーキ)にして、その左上にあるホイールボタン上を押さないとACCは起動しない。今は連続で押しているが遅れて音声で起動、解除が流れるのが微妙

シートベンチレーションの起動方法

今は音声で起動しているが、乗るたびに言うの忘れるときもある。メモリーもない。良く使うことはボタン液晶ワンタッチ操作したい。音声は目的地検索以外に利便性を感じていない。

交通標識認識システムTSR)の音

これは世界中で不満があがっている。現在走っている道路規制スピード更新されるたびにポン、ポンなる。なおかつ規制スピードを超えるとポンとなる。ワンタップ規制スピードオーバーの音は消せるし、TSRも画面上部をフリックしてショートカットから直ぐにオフには出来る。ただオフにしても次の乗車のときはオンになっている。メモリー機能が待たれる。

荷室に電源関係がない

買う前に分かってはいたが欲しかった。後部座席にはUSBは二口ある。荷室にはUSBコンセントシガーソケットもない。

スタッドレスタイヤ選択肢がない

昨今のこのサイズの車はEV関係なく、タイヤが大型化しておりシンプルに高い。なおかつシーライオン7RWDはタイヤが前後サイズが違うこと。またブレーキキャリパーの関係インチダウンが厳しいらしい。

OTAアップデート頻度は期待できない

テスラが異常な頻度なだけで、ヒョンデもそこまで頻繁にしていない。ただ放置しているわけではなく、定期的にアップデートしている。しかし売れてない面倒な日本最後の後回しだ。

かい

テスラの近づいたらロック解除、離れたらロックセントリーモードは羨ましい。パーキングにいれてもデイライトがつきっぱなしなのでこれも時間が経ったらオフになる機能がほしい。

 

やっとまとめ

というわけで、すでに3000km以上走ったが、車に関しては何も問題が起きていない。本当に何も起きていない。シートとACCが快適なので長時間運転も疲れが少ない。というかかなり快適で満足度想像以上に高い。洗車するときに、隅々までみたが、本当によく綺麗に作られている。輸入車アルアルのある程度の不具合を受け入れて乗るなんてことがない。テスラで聞く晴天なのにオートワイパー作動とかもない。プジョーの新型で聞くワイパーが暴れてうるさいこともない。アウディの新型であるブレーキホールド作動するにはブレーキを強く踏み込む必要があることもない。なんでその仕様なの?という箇所が車自体にはほぼない。上記の不満の大半はOTA改善可能なのでちょっとだけ期待している。シーライオン7はテスラみたいに何かに突出して得点をとっている車ではないが総合的にどれも平均点以上の車だなというのが今のところの印象だ。

 

全体的には問題ゼロではないリモートするためのアプリ車両接続不安定シーライオン7はこの不具合解消のための日本だけのOTAアップデートが一度あった。また、私は遭遇しなかったが駐車しているだけなのに一晩で数%消費する放電問題もあった。これはOTAバッテリーキャリブレーションで直ったらしい。

 

BYDが何も問題がないメーカーだとは思ってもいない。シールブレーキ鳴き問題があったようだが、対策品を出したらしい。つまりメーカーとして何等かの問題がおきたらしっかり責任を果たし対応している。

 

長々と書いてしまった。ここまで読んでくれた人は10人中2人もいないだろう。

 

ちなみに私は自宅に充電器を設置出来るが今はしてない。エネパス月額2980円で運用可能環境からだ。これは時間の制約、場所問題もあるから万人には受け入れられないだろう。そしてこの類のサービスは突然終わるので期間限定だと思ってオトクなうちに利用している。

 

テスラ買いたい人は、定期的にやっているスーパーチャージャー◯年無料ときに買うのが良いと思う。金利0%よりお得に感じる。実際の無料年数と走る距離次第だろうが。

 

最後

今回EVだけだと選択肢が少ないから、競合するサイズ国産SUVもほぼ全て見てきた。マツダのCX60の内装は流石だったし、ミツビシのアウトランダーPHEVの中では現時点で最強だと思う。ただ他は内装の質感、装備内容はいろいろ微妙で残念クオリティ。そして、インフォテイメントの見せ方がどこもダサくセンスを感じず洗練さもない。BYDも中国メーカーの中では洗練さ、センスがよい部類ではない。それでもBYDのほうがマシと思える。

 

ウンザリするのは国産のグレードとオプション設定。テスラ中国メーカーはBYDだけでなく、他のメーカーエントリーグレードもそれなりの装備を全入する。上位グレードはAWDだったり、バッテリー容量多く積んだ航続距離を伸ばしたモデルだったりする。しか日本エントリーグレードは、表示価格を安く表記したいだけの装備をけずりまくったグレードとなる。で、実際売れるのはエントリーグレードではない装備がそれなりに充実しているグレード(50万ぐらい余裕であがる)が基本となるが、その上希望オプションを選ぼうとするとこのグレードでは選べない場合があるとか面倒過ぎる。あと今はマイチェンの度に値上げがどのメーカーも当たり前となった。

 

今回ある程度のリスク覚悟でBYDを購入したが、初期ガチャはとりあえずハズレではなかったようだ。BYDは2026年末に軽EV投入が決定しているし、それより前に導入予定の1車種だと思われていたPHEV現在日本で3車種テスト走行している。自分が乗るつもりの5年は撤退しないだろうと判断した。

 

ネットニュースだけであーだこーだいうのも良いけど、最終的に何も買わなくてすべて見送りとなっても体験するのは大事。私が自然だと感じた動作は人によっては不自然かもしれない。輸入車の中でもドイツ車系は不愉快な思いをしたという人を良くみかけるが、テスラヒョンデ、BYDはその傾向はあまりないと思う。ただ、テスラはその後の営業が1番しつこい。連絡先を残すことは覚悟した方が良い。他にはない熱量があるのは凄いなとは思う。

 

一度EVでもPHEVでも車を実際みて、悪くないなと思ったら試乗してみると面白いと思う。

Permalink |記事への反応(12) | 18:03

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2025-07-01

広州在住ユーザーが語る中国EVリアル

はじめに

BBC日本語記事現場インタビューで「ガソリン車は高すぎる、貧乏からEVに乗る」という声が紹介されていた。

https://www.bbc.com/japanese/articles/c0epwe959w4o

中国では昨年、販売された新車の約半数がEVだ。私は広州でBYDドルフィン日常の足にする利用者であり、EV家計を守るための選択肢になっている。本稿では、はてなで目立つアンチEV論への反論を、中国生活者視点で示す。

コスト比較

充電インフラの実際

中国政府の支援業界競争

よくあるアンチEV主張への回答

中国文化を知らなくても理解できるポイント

結論

アンチEV懸念の多くは数年前の前提か、現状を見誤った誤解に過ぎない。中国ではEVは「環境に良い高級ガジェット」ではなく「節約と利便を両立させる移動手段である数字実体験で語る限り、EVを選ばない理由ほとんど存在しない。

Permalink |記事への反応(3) | 20:57

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2025-06-23

村上春樹スプートニクの恋人

 個人的には、村上春樹さん(以下、「春樹さん」といいます。)の作品で好きなのは、「風の歌を聴け」「ノルウェーの森」「ダンス・ダンス・ダンス」「遠い太鼓」、そしてこの「スプートニクの恋人」です。「ねじまき鳥クロニクル」や「海辺のカフカ」、「1Q84」も読みましたが、あまり印象に残りませんでした。

 一番最初に読んだのが「風の歌を聴け」だったのですが、この作品で印象的だったのは、語ること・書くことそれ自体小説となっているというところです。

 つまり、この作品主人公である「僕」は、「今、僕は語ろうと思う」と宣言する。作中に出てくる架空作家デレク・ハートフィールドは、いわゆるB級SF作品を大量に書く作家です。それにも関わらず「文章武器として闘」った作家として「僕」に高く評価されます。そのデレク・ハートフィールドは、最愛母親が亡くなった後自殺します-多分その「死」について文章を書けなかったからかもしれません。

 何も言うことはなくても、何かを語って良いのだーそれは若い自分が感じ、勇気づけられたことです。初期の春樹さんの作品の良さはそこにあるのだと思います。春樹さんがチャンドラー翻訳したこと象徴的です。ハードボイルド小説は、まさに「語る」ことの小説からです。

 ここで、「僕」が「語ろう」とし、デレク・ハートフィールドが「文章武器」とすることの対比は、興味深いです。「僕」は「語り」、デレクは「書く」。この作品でも、「僕」の友人は小説を書きますしかし、「僕」は本を読むだけ、そして、「語る」だけ-理不尽世界自分の置場を見つけるため、気になる女性に不誠実な男と思われたくないため。様々な理由で、「僕」は語ります。それを春樹さんが書きます。「語ること」そのものを書くこと、それが初期の春樹さんの文学だったのかもしれません。

 春樹さんの作品は、このデビューから主人公の軽妙な語り-会話であれ、モノローグであれ、が魅力的です。世界理不尽に抗い、傷つきやす自分を守り、誠実であることを認めて貰うために。

 しかし、一貫して春樹さんの主人公は「語る」けど、書きません。書きませんでした。いや、本当はそうでないかもしれない。「羊を巡る冒険」を私は読んでません。「1973年のピンボール」は読みました。しかし、どうもぼやけた印象です。

 ただ、「ノルウェーの森」の「僕」は、フィッツジェラルドを読むけれど、何も「書かない」。彼は書かずにただ、「語る」だけでした。

 「ダンス・ダンス・ダンス」において、「僕」は、「文化的雪かき」と自嘲するコマーシャルライティング仕事従事しています。ここで「書く」ことが出てきますが、やはり主眼は「語り」です。というか、この作品こそ、春樹さんの作品の中で最も「語り」が冴えたものだと思います警察の取り調べに対抗するために、五反田くんのことを知るために、羊男と対峙するために、ユキの職業的ボーイフレンドとして、そして、ユミヨシさんと近くなれるために、「僕」は言葉を尽くして語り続けますしかし、その最後空虚ものでしたー羊男のいなくなったドルフィンホテル。「僕」は札幌引っ越し小説家になろう、と思いますが、具体的には何もなしとげないまま、ユミヨシさんと結ばれることが物語の結末となりました。

 「本を読み、料理を作り、しゃれたやりとりで語り続ける」主人公の「僕」―初期の春樹さんの主人公典型的イメージは、若い読者の自意識に強く訴えかけます。ただ、他方で、とても空虚なことは否定できません。「僕」の周りは死に満ちています。「僕」は誰も救えない。結局、「語る」ことは、「僕」を生かしはするけれど、直子も、レイ子さんも、キキも、五反田くんも、誰も救えなかったのではないかーという疑念を抱かざるを得ません。

 それは私の後付けの感想かもしれませんが、その後数年間の春樹さんの作品は、どこか力強さを欠く印象を受けました。

国境の南 太陽の西」は自分には、若干覇気の無い「ノルウェーの森」に見えました。

 「ねじまき鳥クロニクル」は昂奮して一気に読みましたが、不思議と何も覚えていません。井戸に潜るという主人公の奇妙な行動は「語る」ことの対局にある気がします。作品としては魅力的なはずですが、これまでのものと大きな隔たりを覚えざるを得ません。

 そして、「アンダーグラウンド」―この作品において、春樹さんは語り手を「僕」から手放します。語り手はコントロールできない他者であり、春樹さんはそれを伝えるだけの役割になります。。もともと翻訳家としても活躍していた春樹さんですから、作者の「語り」を整え、伝える役割は決して珍しいものではありません。ただ、ここに来て、「僕」という一人称を手放し、もっと多様な「語り」に耳を傾けるものに変化したのではないかと思います

 その空虚さー変化というより、空虚さ、を私は感じました。「僕」はどこに言ったのだろうか。「僕」の「語り」の消滅はどこに言ってしまったのだろう。

 そんな春樹さんが次に出したのがこの『スプートニクの恋人』です。私はこの作品がとても好きなのですが、それが何故かというと、この主人公「ぼく」の弱さ、語れなさ、に共感できたんだと思います

ここで「ぼく」が登場します(「僕」ではない)。しかし、主人公の「ぼく」は何もできない。

「ぼく」が憧れる「すみれ」は、気楽に夜中に泊まりに来たりする。「ぼく」は「すみれ」に気の利いた返しで会話をしますが、それはどことな稚拙であり、戯画的です。「すみれ」に気があることを隠し、「すみれ」に嫌われないための必死のあがきのように見えます

そのうち、すみれは「ミュウ」という女性に惹かれ、あからさまな恋心を「語られ」ます。そうしてやっと「ぼく」はすみれに「好き」と言ってもらえるのですが、それに対して「ぼく」が言えたのは「ミュウの次に?」です。それはもう敗北の言葉しかありません。

この作品-「スプートニクの恋人」の「ぼく」の語りは、奇妙に平凡で月並みで、しかも誰にも届かない。

「どうしてみんなこれほどまでに孤独にならなくてはならないのだろう」

 すみれを見つけるためにギリシアまで渡った旅が徒労に終わり、おもわず「ぼく」がつぶやくこのモノローグ、こんな平凡極まりない言い回しを春樹さんが書くのかと、私は驚きました。

話は戻りますが、そのギリシアでは、「ぼく」は、ミュウからすみれとの関係の詳細を「語られ」、あらかじめ「ぼく」に読ませるかのように仕込まれたースーツケース暗証番号は「ぼく」の市外局番でしたー「すみれ」のディスクには、ミュウへの恋心と、ミュウが語らなかった、悲惨経験が「語られる」。「ぼく」はそれを読むしかない。

結局「ぼく」は何もできないままギリシアから帰ってくるのです。

いるかホテルや、井戸のような、異界への通り道はない-すみれにたどり着けない

緑やユミヨシさんのような癒やしの存在もない-「ミュウ」はあらかじめその役割を果たせない人として設定されています

結果、「ぼく」は、すれみにもミュウにもたどり着けず、そして先ほどの「どうしてみんなこれほどまでに孤独にならなくてはならないのだろう」というひどく平凡なモノローグつぶやくことしかできない。

この「語れなさ」、「語る」ではなく、「語られる」だけの「ぼく」いう存在架空作家デレク・ハートフィールドに託した、「語る」ことの意味、デレクが文章で闘っていたのだとすると、春樹さんは「僕」が「語る」のを書くという行為で闘っていたのだと思いますしかし、「語る」のは「僕」でなくてもかまわない。様々な「語り」を引き受ける「ぼく」という軽やかな主人公存在は、なさけなくて弱いけれど、とても魅力的な主人公だと思います

以上

追記)さっそくのコメントありがとうございます。私はAIではありませんw

追記2)さっそく「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んでいます。今全体の20%くらい。ものすごい悪夢感というか、解けない問題集を前にしてパニック障害一歩手前になりそうな息苦しさを感じます。この作品を愛読される方の文学的体力の強靱さには敬服いたします。

Permalink |記事への反応(1) | 13:51

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2024-12-16

ドルフィンウェーブってAIエロ画像流行ってんな〜

Permalink |記事への反応(0) | 08:26

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2024-12-03

EVって電気自動車のこと?

ホンダ

ホンダEVって言えば、電気自動車だけじゃないよ!ホンダ技術で、未来ドライブしよう!」

e:HEVこんにちはハイブリッド進化系、e:HEVです。電気の力で、スムーズな走りを楽しめるよ!」

BEVバッテリーだけで走る本格派、BEVだよ。ゼロエミッションで、地球にやさしい走りを!」

FCEV水素電気を作る未来型、FCEVです。水しかさない、クリーンな走りを体験してね!」

日産

「その通り、EV電気自動車EVと言えば日産電気の道を切り開いてきた先駆者です!

BEVe-POWERに乗れば、電気可能性を体感できます!え?ボタンの多さも未来志向って?まあ、それも楽しみ方の一つですよね!」

たま電気自動車こんにちは!私は1947年まれ電気自動車です。日産のご先祖様みたいなものかな?」

e-POWERガソリンで発電、モーターで走行。それがe-POWEREV感覚で楽しめるよ!」

BEV100%電気で走るBEVだよ。日産リーフで始まった革命、今も続いてるんだ!」

マツダ

EVはい電気自動車です。でもマツダではこう呼びます

'Emotive Vehicle'、運転する喜びを届けるもの。ただ電気で走るだけじゃなく、魂動デザインで心も動かします。EVZoom-Zoomを忘れない。これがマツダ流!」

e-SKYACTIV X「ガソリンエンジンなのに、まるでEV。e-SKYACTIV Xで、効率と走りの両立を!」

MX-30EVEVでも、やっぱりマツダMX-30EVで、電気の走りを楽しもう!」

スバル

EV?もちろん、Electric Vehicleのことです。でもスバルではこうも考えます

'Explorer’s Vehicle'、冒険者のための乗り物ソルテラなら電気自然を守りながら、険しい山道だって駆け抜けます宇宙まで冒険したスバルの名に恥じないEVです!EVAWDスバルの全輪駆動技術で、どんな道でも安心!」

e-BOXERハイブリッドボクサーエンジンe-BOXERで、パワフルな走りを!」

SOLTERRA「フル電動でも、スバルらしさ全開。SOLTERRAで、新しい冒険の始まりだ!」

三菱

電気自動車のことですね!ただ、三菱では'Electrifying Versatility'と言わせてください。

アウトランダーPHEVSUV可能性を広げ、電気の力で未来冒険サポートします。え?四駆魂はどこ行った?安心してください、そこは健在です!」

PHEVプラグインハイブリッド元祖PHEVだよ。電気ガソリン、いいとこ取りの走り!」

BEVバッテリーだけで走る本格派、BEVさ。軽自動車から始まる電気革命!」

VW

「Jawohl、EV電気自動車。だけどVWではこうも呼びます

'Everyone’s Vehicle'、みんなのための車。ID.シリーズドイツクラフトマンシップで、環境も財布も守ります。そう、世界中の道が私たちステージです!」

ID.シリーズ電気自動車新基準IDシリーズです。デザインも性能も、未来を走ってます!」

GTE「プラグインハイブリッドのGTEです。スポーティーな走りと環境性能の両立、お見事!」

テスラ

「ええ、その通り。EV電気自動車テスラにとっては、'ExtremeVelocity'。

ただ走るだけじゃなく、驚くほどの加速、そして自動運転で新次元へ。未来を作る、それがテスラの使命です。え?火星用のEVも欲しい?お待ちください、それは次の発表で!」

Model S「高性能セダンModel Sです。驚異的な加速と航続距離で、EV常識を覆します!」

Cybertruck「未来から来たピックアップ、Cybertruckだよ。EVでも、タフネスは負けませんぜ!」

BYD

「その通りです、EV電気自動車。でもBYDにとってはこうです。

'Build YourDreams'、夢を叶える車。電池リーダーとして、安全で信頼できるEVをお届けします。え?日本市場ももっと出してほしい?了解準備中です!」

王朝シリーズ中国の歴史インスパイアされた王朝シリーズEVでも、伝統革新の融合を!」

海豚かわいいだけじゃない、高性能EV海豚ドルフィン)です。環境にやさしく、街を泳ごう!」

Permalink |記事への反応(1) | 13:39

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2024-07-17

anond:20240717132759

ぼくはドルフィンパンツが好きです

Permalink |記事への反応(0) | 13:31

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2024-07-13

anond:20240713224657

ブルアカは一貫してガチってるけど、中国のは本当に不思議だよね

中華ゲーの巨乳化?はmiHoYoのゲームとかやりたくないんで分からないけどさ

フェミニストの言うこととは別に女が意外と巨乳とかエロ絵好きなのバレてきてるからじゃないの?中華ゲーは特にユーザーいからさ

あとは中華ゲーのエロ規制が色々言われすぎたとか

逆に国産ソシャゲだと簡単に燃やされるから慎重なんだろうな

ドルフィンウェーブとかはマイナーすぎてまだ燃えてないだけ

Permalink |記事への反応(0) | 22:50

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2024-05-06

anond:20240506165127

男向けゲームはブルアカとニケだな。あとプロスピ基本的には男が多いか

ドルフィンウェーブかいマイナーゲーも男向けだな

FGOグラブル原神は女向け

Permalink |記事への反応(1) | 16:53

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2024-04-26

anond:20240425145848

サイボウグ009→ドルフィン号(TVアニメ

Permalink |記事への反応(0) | 16:34

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2024-01-08

ブルガリアブルマー台湾ルーマニア手塚漫画少女漫画

近況

令和6年能登半島地震ガザ人道危機が痛ましかったので、それぞれに1万円ずつ募金した。

ブルガリアブルマーについて

以前調べたけれどヒットしなかった気がするな。そう思いつつ、「училищен час по физическо възпитание 1970」、つまり「体育の授業 1970年」と検索したところ、次のサイトがヒットした。

https://uchiteli.bg/interesting/chasovete-po-fizichesko-vyzpitanie-prez-80-te-godini/2508

明確にブルマー姿の女の子確認できる。そして、時期は1980年代と書かれている。

記事にはこんなことが書いてある。

Девойките с черно или синьо трико и бяла тениска.

翻訳するとこうなる。

黒か青のレオタードに白のTシャツを着た女の子たち。

このように、ブルガリアでは黒か青のブルマーが着用されていたことがわかる。また、ロシア語語などの他のスラブ系の言語のように、レオタードブルマー区別する語彙が無いのかもしれない。ただし、レオタードと訳された言葉は「трико」であるが、ロシア語では同一の言葉表現される水着翻訳すると「бански костюм」(banya kostyum)で、これは別の言葉だ。「костюм」がスーツ意味する。「бански」だけでも水着意味するようだが、音の響きからして入浴するに関連する言葉だろう。現に風呂は「баня」(banya)だ。

上の記事のものは次のサイトから引用のようだ。

https://www.bgspomen.com/2016/07/4-80_19.html?m=1

グーグル画像検索すると、類似した画像が出てくるが、それをたどっているとこういうサイトを見つけた。

冷戦時代ブルガリア学校ではブルマー採用されていただけでなく、ビキニで泳いでいた生徒もいたようだ。日本学校では考えられない。

https://ouhristobotev-mezdra.com/sport.php

男の子みえる子がブルマーはいているようにも見える写真があるが、画質が荒いのではっきりしない)

こちらはブルガリア語のサイトだが、ソ連というかロシアについて扱っているようだ。

https://bg.legaltechnique.org/articles/istoriya/samie-yarkie-vospominaniya-o-sovetskoj-fizkulture-bull-novosti-v-fotografiyah.html

前にもリンクを貼ったサイトブルガリア語版かもしれない。

ルーマニアの状況

まだ見つけられていない。戦間期運動について扱った記事がヒットしたくらいだ。

ttps://adevarul.ro/stiri-locale/alba-iulia/educatie-fizica-si-sport-in-romania-interbelica-1713747.htm

学校」「体育の授業」「古い写真」「チャウシェスク」「共産主義」「1970年」などのキーワードで探しているが、なかなかヒットしない。youtube動画特にない。

コマネチの生まれた国なので(現在米国亡命)、体育は盛んだと思うのだが、情報はないのだろうか。

台湾の状況

次で見るように、大学大会での短パンは見つかったのだが、ブルマーのものではない。

https://blog.udn.com/fuping3713/15062824

それより前の時代、完全な提灯ブルマー画像はあった。

https://nicecasio.pixnet.net/blog/post/559456641

https://opinion.udn.com/opinion/story/11664/3198840

また、こちらは運動会だが、男女問わずパンだ。

https://www.sohu.com/a/409071189_482071

それから訳語一定していない。

JK体操服(排球服)としているのはこちらだが、純粋服装フェチ文脈だ。おそらく当時の名称ではないだろう。元来JKという言葉アングラ用語だったのに、いつも何かカジュアル台湾人も知っている言葉になってるってのが何とも言えない。

ttps://zhuanlan.zhihu.com/p/112147262

排球燈籠褲、つまりバレーボールブルマ」としている例もある。

何かが「無い」ことを証明するのは難しい。

韓国にはブルマはあったが、訳語一定していない。訳語のなさそうな台湾だが、スラブ語圏はブルマー固有の名称がないにもかかわらず、ハイレグショーツブルマーがあったので、これだけで何の証拠にもならない。

その他

同じ英語圏ということで、南アフリカでのブルマーについても調べようと思ったのだが、ヒットしなかった。だが、「south africa physicaleducation 1970」で検索すると、当時の「June and SchoolFriend」という当時の英国少女漫画雑誌がヒットした。

https://www.alamy.com/stock-photo-1970s-uk-june-and-school-friend-comic-cover-98002804.html?imageid=DF552ACD-1B20-4250-A436-F183FCA4DB62&p=1337086&pn=1&searchId=5814b4d8fe078cfdd762a7cf8456796d&searchtype=0

このように、英国漫画にもブルマー表現されていたのだ。

現在世界に残っているブルマー写真だけでなく、当時の小説漫画イラストでどのように表現されてきたかを調べるもの面白そうだ。

それにしても、性的意図がなく表現されたブルマーのほうが、なんだか色っぽく感じてしまう。

日本女性向け漫画ではおかざき真理「セックスのあと男の子の汗はハチミツのにおいがする」に出てきたブルマー何となく好きだった。

これはエロ漫画ソムリエの友人が言っていたのだが「男性エロ漫画が服の上からでもわかるように書いたおっぱいよりも、女性エロ漫画家の描くおっぱいのほうが魅力的だ。というのも、女性場合おっぱい特に性的でない身体の一部分としてしか描かないのだが、そこにかえってリアリティがあるからだ」そうだ。似た理屈を感じる。

少女漫画の中のブルマー歴史面白そうだ。

漫画の中のブルマーと言えば、ブラックジャック第232話『虚像』の中に、明らかに黒く塗り忘れた白いブルマーが出てきたのを思い出す。先生の周辺に楽しそうに子供たちが集まっている場面だ。

手塚漫画ときどき誤植らしいものもあるよね。角川文庫版の「火の鳥未来編」のラスト近辺も、すべてのものが生きているという言葉と共に星々や惑星たちが映る場面で、おそらく文字を入れ忘れたと思われる空白があった。閑話休題

一般論

過去写真アーカイブの量は、言語によって全く異なっている。

また、ブルマーの形も国によって違うし、採用された広さも違う。

前に書いたように、フランスのブルマはややだぼだぼだが台湾ほどではない、短パンに近いブルマーだったしかし、ドイツではよりパンツの形に近いしソ連日本ではほぼ下着に近いハイカットになる。

これだけ広いと、ブルマーという言葉で一括りにしてしまっていいのかも、かなり疑わしくなってくる。

他にも、採用されていたスポーツも異なっている。バスケットボール陸上ネットボールバレーボールなど特定スポーツでのみ使用されていたこともあるし、体育の授業全般でも使われている例もある。

ブルマー画像だけでなく、こうした経緯についても知りたいのだが、本気になったら外国図書館にまで出かけなければならない気がしてきた。ひょっとしたら書籍としてまとめられていない類の知識かもしれない。

これだけ長く調べていられるのなら、大学理系ではなく、服飾史にしておけばよかったとちょっとだけ思う。今の仕事理系素養を全く要求されないし。

とはいえ、僕が学生の頃には東欧言葉自動翻訳で来ていたかは疑わしい。

本当に不思議なのだ。男はズボン、女はスカートという流れに対抗して生まれたはずのブルマーが、なぜ女性身体を強調するような、そして下着のような形へと、世界各地で変化したのか。そして、ショーツ型への接近への度合いが地域によって違うのかが。

これは国ごとの倫理観と性規範に原因を求めてもいいのだろうか。

愚痴

台湾韓国女性ブルマーコスプレをしていて、かわいらしくて似合っているんだけれど、ただの紺色の短パンや、白いラインの入ったドルフィンパンツのこともブルマーと呼んでいるのはいただけない。確かにきれいな脚が見えて素敵なのだけれど、フェチの人はそういう際にうるさいのだ。

それとも、ブルマー下着のような形状にドキドキするのは、日本だけの感性なんだろうか?

とか文句は垂れつつ、youtubeの短パン姿のチアかわいいと思ったりしている。

Youtubeは(政治的に偏っているとか陰謀論とかそういうのとはまた別に結構無法地帯で、全裸女性にボディペインティングをしていく様子とか、アマゾネス戦士という設定でお尻丸出しで戦う女性とか、ドイツ語圏の祭りらしくぐるぐる回る遊具でふざけてパンツ丸出しになる女性とか、ほぼ全裸台湾コスプレとか、乳首だけ隠して踊るカーニバル女性とか、前衛的過ぎて全裸でやる現代演劇とか、隠す場所が丸出しのファッションショーとか、アニメパンツ丸出しのシーンとかが載っている。

そういう場所では、「men of culture, we meetagain.」というコメント散見される。英語では変態紳士のことを「man of culture」と呼ぶことを知った。

あと、ときどきオススメ動画ジュニアアイドルが出てきて、すごくかわいいと思うと同時に不安になることもあるんだけれど、ブルマについて調べている人が批判するのは難しい。

性を感じることと、かわいいと感じること、もっと知りたいと感じること。その境目がどこにあるかは、人間の心に対する深い理解必要だ。

例えば小学生競技ポールダンスを見ると不安になるけれど、それは僕のポールダンスという文化に対する偏見かもしれない。不安に感じては、真剣スポーツをやっている人に失礼かもしれない。じゃあミニスカートチアダンスならいいのか、日本舞踊ならいいのか。ではアイドルはどうか。問題は際限なく拡大する。

そうなると、幼い頃からスポーツやらせるのはどうか、能や狂言を覚えさせる家柄はどうなのか、受験はどうなのか。判断力の未熟な子どもにどの程度人生選択させるのか。

完璧な答えを求めようとすると、完全に倫理的にふるまうことが僕らはできないと気づく。少なくともこれだけはやってはいけないと法で制限する以外の方法を、今日のところは思いつかない。

誰かを推すこと・応援することへの責任が問われていくのかもしれない。

それからもう一つ。昔投稿した記事の参考資料とした動画サイトが消えていることがたまにある。動画写真は難しいとしても、せめて文章だけはweb魚拓を取っておくべきなんだろうか。

まとめ

ブルガリアでもブルマー採用されていた写真を見つけることができた。ただし時期は1980年代

今後は旧ユーゴスラビアコーカサス地方ブルマーについて調べるかもしれない。

以上。

重要度が高くないと思われたところはリンクを張っていない。

あと、この記事面白かったら1円からでも募金よろしく~。

Permalink |記事への反応(4) | 08:08

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2024-01-02

anond:20240102213346

サイボーグ戦士「万能潜水戦闘輸送機ドルフィン号の発進基地から

免許医「ボンカレーはどう作ってもうまいのだ」

Permalink |記事への反応(0) | 21:52

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2023-08-10

anond:20230810001241

# 泳げない人のプール活用

##ビート

往路:クロールキックドルフィンキック

復路:平泳ぎキック

水泳部練習メニューでは…?

Permalink |記事への反応(0) | 01:29

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2023-06-29

今日知った事、バイフォードドルフィンダイビングベル事故

爆縮とは真逆の、急激な減圧による死亡事故かぁ。

躰が真っ二つに引きちぎられて、内臓は全て排出され...

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3

Permalink |記事への反応(1) | 14:23

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2023-04-03

無職だが罪悪感を感じたことがない。

1日8時間は寝る、昼寝1時間

これが精神を良い感じにする術だと思う。

俺の朝は9時くらいに始まる。猫に起こされる時間による。日によってまちまちだ。寝たい時は12時くらいまで寝ている。

起きたら、適当パンジャムを塗ってコーヒーを淹れて飲むか、松屋などに飯を食いに行く。

次にやることはソシャゲデイリー消化。

なかなか面白いもので、今はアークナイツプロセカとドルフィンウェーブFGOと超昂大戦をメインにしている。

今度ブルーアーカイブもやろうと思うのだが、使っているエミュレータと相性が悪いらしいので、その辺が解決したら、と考えている。

そうすると大体いいカンジに午後になっている。

フラリ公園に行くか、あるいは図書館や市営のプラネタリウムに行く。

へら鮒釣りもたまにしているが、その辺はノリである

たまには運動もしようと思って、300円ほど払い市営ジムに行くこともあるわけだ。

昼寝は欠かしたことがない。俺は寝るのが好きなのである

大体、家の猫と一緒に丸まって寝ている。

あとは映画散歩がてら観に行って、ライムスター宇多丸なんかのレビュー自分意見を突き合わせたりする。

ここ数年は、映画がやってなければ、アマプラかネトフリあたりの動画を見るのも楽しい

友人連中が暇な時は、車に乗せてもらいどこかに出かけるか、ボードゲームなどに興じる。

そこで、大体飯は奢られている。

「働け無職!」となどといいつつ、金を出してくれる友人たちには感謝しきりである

すると大体夜なので、後は家でネットサーフィンをして、猫と一緒に丸まって寝るだけだ。

気が向いた時にウーバーイーツなんかもしているが、まあ大体無職範疇で良いと思う。

こんな感じの生活で完成されているので、罪悪感どころか充実した日々と言えるだろう。

こんな生活を、大学卒業してから10数年ずっと続けている。

働くのが嫌とかではなく、定職につこうと思うタイミングがなかった。

まあ、学生時代に貯めたバイト代すらまだ使い切れていないくらいなので、問題ないと思う。

なんなら友人たちが、猫の餌代ということや、ライブの時に泊めたホテル代としてたまに金をくれるから

金銭感覚麻痺しているのかもしれない。

(そこは申し訳ないといえば申し訳ない)

なんにせよ、明日も、やりたいことがいくらでも湧いてくる。

現代はい時代だと思う。

Permalink |記事への反応(3) | 19:35

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2023-03-09

anond:20230309181339

ドルフィンウェーブ、ニケ、メメントモリはもうプレイたか

Permalink |記事への反応(0) | 18:14

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2023-01-10

anond:20230110082351

なるほど・・・イルカ漁への欧米批判が強い理由の謎が少しわかったような気がする。あんまりデルポイドルフィンとが同根という目で見たことなかったよ。

Permalink |記事への反応(1) | 22:25

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2023-01-09

anond:20230109081301

"I sprang upon theswiftship in the form of adolphin,pray to measApolloDelphinius; also the altar itself shall be calledDelphinius and overlooked forever." - Homer

っていうあれね。

訳すと

私はイルカの姿で快速船にとびかかった。デルフォイアポロンとしての私に祈れ。祭壇もデルフィニウスとよばれ、永遠に見渡されるであろう。

って感じかな。

ホメーロスのどんなところに出ているか、「イーリアス」にも「オデュッセイア」にもなかった気がしたので、英語版ウィキペディアの「Delphi」で調べたら、「ホメーロス風讃歌」の「アポローン讃歌」から引用みたい

邦訳はあるっぽい。

で、wiktionary語源を調べるとデルフォイΔελφοίの語源デルフスδελφύς (delphús)子宮複数形かららしくて、ドルフィン語源は同じだね。

civ6の引用の出典はちゃんと調べていないので勉強になりました。

Permalink |記事への反応(1) | 20:05

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anond:20230109080131

デルポイの神託デルポイドルフィンってなんか関係あるのかな。Civ6でアポロン神殿建てると「我イルカになって飛んだアポロデルフィニウスを讃えよ」みたいなこと言うけど。

Permalink |記事への反応(1) | 08:13

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2022-12-30

ドルフィンウェーブ灰色乳袋、なんかゲーミングチェアの背もたれみたいだよな

Permalink |記事への反応(0) | 11:32

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2022-12-06

虐待保育士さん、ジョジョ強敵でいそう

杜王保育園グリーンドルフィン保育園に勤めそう。

スタンド能力こそ持たないものの持ち前の狂気ジョジョたちを追い詰めそう。

Permalink |記事への反応(1) | 22:26

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2022-11-14

海中の冒険を描いた漫画アニメは意外と少ない気がする

海底二万マイル的なやつ。パッと思いつくのはドラえもんの海底鬼岩城とワンピースの魚人島編くらいで作品全体として扱ってるものってあるかなアルペジオ海戦メインでまた別の系統イメージゲームだとアクアノートの休日、subnautica、エコードルフィン、深世界、ABZUなど結構出てくるのだけど。

Permalink |記事への反応(1) | 13:28

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2022-11-10

全然話題になってないけど『無期迷途』がジェネリックアークナイツとして面白い

俺はアークナイツの「基地の細かい管理ダルい」「スキップがないのでオート周回に毎日1、2時間かかる」ってのがしんどすぎて辞めた。

無期迷途はぶっちゃけアークナイツ二匹目のドジョウ狙いがすぎるぐらいの作品だけど、本家よりもシステム的に進化してたりマイナーチェンジがいい感じに効いてるのもあって大満足だと思ってる。

アイギス』に対する『モン娘TD』みたいなもんだと思う。

ぶっちゃけこの2作はマジでトップクラス面白い新作ゲームだと思うんだが、全然話題になっているのを聞かないので勿体ないなと感じる。

世間的にはドルフィンウェーブやNIKKEみたいな分かりやすい「おっぱいぼよ~~~ん」「ポチポチでいいよ~~ん」が望まれてるのかな。

「多少頭使ってもいいかゲームとして成立しているソシャゲをやりたい」って人が居たらどっちかプレイしてみるのがオススメ

まあ確かにTD買い切りの方がゲームバランスがよくてレベルデザイン芸術性を感じられるのはそうなんだけど、買い切り場合は「このステージで満点取る方法はこれしかないですよ」が結構多くて息が詰まるんだよね。

ソシャゲ場合は困ったらレベルレア度で押しつぶして陰湿ギミックにざまーみろ出来るのもあって、選択肢が凄い広いなと感じる利点がある。

今どきのソシャゲTDは昔のソシャゲTDみたいに「失敗した?じゃあスタミナ払い直してね」してこないで何度でもやり直させてくれるから試行錯誤もしやすくてTDとして普通に楽しめてしまうのでかなりオススメジャンルだと思う。

まあそもそもソシャゲ試行錯誤や細かい操作は求めてないよって層は多いんだろうけどね。

Permalink |記事への反応(0) | 18:32

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2022-11-09

anond:20221109172004

でもそれって逆に「新作が来てサ終する前にやらないといけない」なのでは?

まあそれ言い出すとNIKKEも割りとあっさり死ぬ可能性はあるからやらないとなのか?

いや……その場合の正解はデカパイウェーブだな。

デカパイウェーブやらなきゃ!

超つまんないけど皆やろう!

ドルフィンおっぱいが思ってよりウェーブしてないけどやろう!

Permalink |記事への反応(0) | 17:31

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2022-10-26

[日記]

18:00退社

今日寿司でも食うかと一つ前の駅で降りて回っていない寿司屋へと行った

から降りて通りを進んでいくと寿司屋が見えてきた

おやおかしいな、暖簾は掛かっておらず提灯が光っておらず店内も暗そうだ

引き戸入り口には張り紙がしてあり手書きでこう書かれていた

『念のため本日休業します』

おいおいそりゃないぜ

俺は昼から寿司食べようと思って仕事してわざわざ一駅前で降りたというのに

下手したら1週間は寿司食えないかも知れないな、念のためというのが何とも言えない

そんな覚悟も抱きつつではどうするかと通りを見渡すと斜向かい居酒屋がある

中に入って一名だと告げると店員が戸惑っていた

3名ほどで話し合って店内に入れてもらえることになった

なんだ?ここは一見さんお断りなのだろうか、この間僅か1分に満たないが入り口で何もすることなく待たされるというのは永久時間に感じられた

案内されたカウンターを見ると両サイドに女二人組、反対に男二人組がおり、その間のニ席の空間が俺の居場所となった

席につきメニューを開いていると店員がやってきてスマホメニューを頼む方式だと告げられた

これ嫌なんだよなぁ〜店内の備品ではなく自分のを使うというのともしスマホの電源切れてたらノーオーダーでフィニッシュ

もし電源ついてても待ち受けがエグい虹絵だからまり外でスマホ使いたくないんだよね

嫌だなぁと思いつつも承諾してメニューを再度見ようとしたら再び店員が話し出し飲み物をどうするか聞かれた

そりゃそうか、俺は寿司屋で寿司を食べる気だったかアルコール摂取する気分ではなかった

居酒屋なら酒を飲むか聞いてくるわなぁ

水で、と答えると店員は去っていった

あぁこれはスマホじゃなくていいんだ、、

本日自分スマホでわざわざ頼んだのは麺とステーキの二品

これで3k超えるから居酒屋単価は怖えな

味はなんだろうな

リピーターにはならんかなというレベルという味でした

両サイドの二人組たちの話が耳に入ってくるが単なる仕事愚痴なので特に記憶に留めておく必要はないだろう

注文を待っている間に常連が一人来たようだがカウンターが埋まっているのを見て去っていったようだ

入店時に店員が戸惑っていたのはそういうことか

常連カウンターに来るかどうかわからないけど一人の客に四人掛けテーブルを使わせたくないという葛藤で硬直してたのか

だったら俺をテーブル席に案内してくれればいいのに

両サイドに気を使いながら晩飯を食べるということをしなくても済んだのに

しばらくするとまた別の常連が来てそれは入店して四人掛けテーブル席へとついたようだった

『俺は寂しく四人テーブルに座るよ」「さっきAさんが顔覗かせてカウンター見て帰って行ったのよ」などとカウンターが埋まっていることについて何やら会話をしている

カウンター越しの目の前の厨房にいる店員と背後の四人テーブル常連が俺を挟んで会話をしている

邪魔じゃね?普段カウンターで話しているのを俺がいるからこうなってんだろう

なんか嫌だなぁと思い待っていた

カウンター席なので厨房の声が聞こえる

板前料理人がどうやら俺の料理を教えながら作っているようだ

野菜は右、肉は半生でいい、鉄板で焼けるから、油は沢山かけるとか色々とコツを伝えていた

俺の目の前で

ちょっとそういうの聞こえない場所でやってくんねぇかなあ

なんか嫌だなぁと思いながら聞こえ声を聞いていた

料理を食べ終えて支払いをするとポイントカード店員がくれた

消費金額ではなく来店回数によるポイント加算で5ポイントごとに特典があり、ポイントカード提示時点で500円引きになるという説明を受けた

また来てくださいと言っていたがなんだ急に接客モードになったな、と落差にビビった

邪魔っぽいし一駅前の店だしもう寄ることはないかなぁ

それより寿司屋がどうなるか心配

帰路は走って帰った

靴がちょいと痛いが一駅区間ならまぁええだろう

やっぱ思うにマスクで走るのはしんどい

マスク考えた人は走ることのないインドア派が考えたんだろう

マスクの息苦しさがなんか嫌だなぁと思いつつ家まで走って帰った

その後ドルフィンウェーブやって同人誌読んでシャワー浴びてこの日記を書いている

明日はいいこと有ればいいなぁ

明日目標寿司を食う、以上

Permalink |記事への反応(0) | 01:02

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