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2025-10-10

戦隊俳優追ってた頃の資金源の思い出

https://note.com/13weekslaterep/n/n72ae8c35be59

めりぴょん/山野萌絵

2025年10月9日 18:10

 はてなブックマーク、たくさんのコメントありがとうございます。あまりにも「資金源は?」と聞かれまくるので、当時のことを振り返ってみよう。

 オタクを始めた頃の16歳にやっていたのはコンビニ派遣とコンカフェバイト……だったが、店長経営適当すぎて給料未払いが続出し、呆れて退職。ちなみに、エキストラに行く謎のコネを作ったのはこのコンカフェである

 当時はJKビジネス全盛期。まだ法整備が追いついておらず、女子高生でも18歳になっていたらリフレで働けたのだ。

 というわけで割とお世話になったのが大久保雑居ビルにある「C」。親が元々デザイン系で働いていたので、パソコンソフト悪用架空通信制高校学生証を作って18歳として働いていた。有印私文書偽造公訴時効は5年なのでもう良いであろう。

 掛け持ちで鍋屋のホールバイトもしていた。今でも鍋につみれを入れるのは得意だ。一度鍋のつゆにスプーンをくぐらせてからつみれを丸めて入れるのがコツである。何の役にも立っていないが。

 年末年始郵便局年賀状ハガキ仕分けバイトもした。早朝シフトだったので、朝から年賀状ハガキ仕分け昼過ぎからリフレに、なんて日もあった。

 「C」出会ったのが若手俳優界隈ではもはや半ば都市伝説と化している、テニミュ俳優・Z(後に彼女とお風呂に入っているツーショット流出し、地獄バスツアーを開催したことで有名)のオタクのHちゃん有名人である

 Hちゃんがある日体入で連れてきたのがこれも古のテニミュを知る人には有名人であろう、2nd四天宝寺・AのオタクだったKちゃんとSのオタクだったSちゃん。二人は「若手俳優と繋がってそれをフライデーに売った」という伝説を持つらしく、俳優オタクであることを告げると「すぐ繋がれるよ!出待ちとかしないの!?」と言われ、黒糧(若手俳優オタクオタク悪口を書き合うパスつき掲示板)のURLパスまで教えてもらった。古のテニモンを知る人には「黒糧を教えてもらったのがKちゃん」と言うと大ウケする。鉄板トークだ。

 しか規制が厳しくなり、18歳でも高校に在学しているとリフレで働けなくなったため、「C」は閉店。当時はリフレにも「オーバー店」と「アンダー店」というものがあり、オーバー店は18歳以上を雇用。アンダー店は摘発覚悟で18歳未満を雇用していた。

 「C」が閉店したので、なぜかまだ18歳を雇っていた池袋東口の「E」というJKメンエス(?)で働きながら試行錯誤。一時期高田馬場事務所があったライブチャットをやってみたりもした。「E」はなぜか内勤がキングレコードavex所属していたことのある現役V系バンドマンだった。ちなみにベース。噂を聞きつけたバンギャがやたらと多かったが、「薄桜鬼藤堂平助の夢女をしているMちゃんとは仲が良かった。「はなの舞コラボのせいで味噌汁7杯飲んだ」などのオタク面白話をしていた。Mちゃんイオンモールで開かれた横浜くんの電動自転車試乗イベントの整番引きにまで来てくれた。10年経っても感謝している。まだ平助くんのこと好きですか?

 しばらくののち、池袋西口にあったアンダーお散歩店「G」に飛び込むことになる。結局1年以上お世話になった。のちに店長が店の女の子に手を出して未成年淫行逮捕され、全国報道されてテレビの潜入特集までされることになった店だ。ちなみに私は店長に「もっと稼ぎたいなら俺が相手してあげようか?」といきなり初日に言われたが、「身体関係を持った人と一緒に仕事するのは気まずいので……」と断って難を逃れている。

 「C」にいたHちゃんとはGロッソ5期公演中に水道橋駅の改札前で再会。ヒーローショーは最初の回が朝9時半開演なのだが、TDCテニミュが開かれており、改札が入り待ちだらけだった。超有名人のHちゃんと話しているだけでオタクから視線が痛かったのは言うまでもない。Hちゃんは私が誰推しなのかに興味がなかったらしく、「志尊だっけ?」とか聞いてきた。Hちゃんは今でも友達である。たまに飲む。

 「G」では源氏名をどうしようか悩み、当時普通にちょっとハマっていた「獣電戦隊キョウリュウジャー」立風館ソウジ(特撮の中で三番目に好きなキャラ。ちなみに二番目は「仮面ライダージオウ」ウールくんであるから取って「ふうか」とした。はるか後にジャニーズJr.に出戻り、刀ミュにハマって前列ガッツになって以降、由来も忘れて定番源氏名になるのだがそんなことはまあいい。

 「G」は摘発を避けるために「出会いを求める女子男性を繋ぐフリースペース」……という建前で経営されており、店長・Rさんは「店長と呼ぶな。Rさんと呼べ」と命令してきたのでみんなそう呼んでいた。「お散歩」に行くとコースバックで1000円支給されるのだが、それも一度「謝礼」としてクオカードを渡され、店長が「俺が変えてあげようか?」と"善意"で現金にしてくれる。パチンコ方式である。どうやって稼ぐかというともちろん裏オプなのだが……まあご想像にお任せする。ちなみに当時掲示板では「ふうかは金さえ払えばなんでもしてくれる」と書かれていた。

 働いている女の子たちはホス狂い7:ジャニオタ2:バンギャ1くらいの割合であり、俳優オタクなど私1人しかいなかった。そのため「G」の店内で一番有名な俳優横浜流星だったと思われる。不名誉

 ホス狂いたちとも普通に仲が良かった。年齢確認のゆるいホストクラブだけに行っていたらしいのだが、何気なく私が有印私文書偽造できる話をしたところ、全員むちゃくちゃ食いついてきた。……いくらで売ったかは伏せるが、架空大学学生証が飛ぶように売れたのは言うまでもない。「○○っていう有名店にすんなり入れた!ふうかちゃんすごい!」と大感謝されたが、そんなことに使う発想がなかったので「よ、よかったね……」としか言えなかった。

 ホス狂いには「毒親」系の子もいたが、1人とんでもないお嬢様がいた。超有名大学の附属校に通っていて、家にエレベーターまであったが、なぜか道を踏み外してホス狂いになっていた。名前はKちゃん。「担当ケンカした」とかい理由ドリエルODしてぶっ倒れていたので、水を飲ませ看病したこともある。今は何してるのだろうか。

 ホス狂い・Yちゃんは「売り掛けに間に合わない」という理由店長からお金まで借りていた。ちなみに、利息はトイチであった。

 ホス狂い美少女・Mちゃんにある日、「Twitterになぜかログインできないんだけどなんでだかわかる?」と聞かれたので、とりあえずブラウザCookieを消してみたら普通に直った。「携帯ショップ店員さんみたい!」と感謝されたがCookie消しただけなのに……と思った。Mちゃんとは数年後に歌舞伎町某所でばったり再会。世間の狭さを感じた。

 職質対策も抜かりなくしていた。客と歩いている時に万が一職質されてもいいように池袋西口ホテヘルを調べ、顔出ししていない適当自分スリーサイズの近い風俗嬢ブクマしておき、職質されても「店に預ける決まりなので財布持ってません」と言うと決めていた。このライフハックは割とみんな共有していた。私は職質されることは無かったが。

 自分で言うのもなんだが店長には気に入られていた。真面目だったからだ。ホス狂いたちはもはや家出生活を送っており、毎晩ホスト遊びに繰り出しては集団ラブホ雑魚寝して泊まり遅刻や当欠が多かった。「お前らはいい加減すぎる。ふうかを見習え!」と店長が怒っていたのだが、たまたま好きになったのがホストではなく若手俳優だっただけなので苦笑することしかできなかった。

 ホス狂いたちは、不思議と私をホストに誘ってくることはなかった。まあ横浜くんのことが好きすぎて傍目から見てもメロメロだったのもあると思うし、毎日律儀に家に帰っていたのもあるが。

 ゴキブリが出て待機室がパニックになり、私が冷静に丸め雑誌で叩き殺したら店長が3000円くれたこともある。後に店長は店の女の子に手を出して捕まるのだが、「口」でさせて5000円しか払ってなかった。ゴキブリ殺しただけで3000円もくれるのにそれしか払わないんだ……と微妙気持ちになった。

 店長はしばしば池袋西口の「楽園」で営業中パチンコしており、「真面目だから」という理由で予約と予約の合間になぜか電話番までさせられていた。もはや店長事務所を開けない日すらあったので、そんな時は池袋西口ガストドリンクバーを頼んで溜まっていた。

 客だと思ったら潜入してきた朝日新聞記者だったという事件も起きた。「搾取されてるわけではなく自分意思ちゃんとやってる」みたいなことを長々話した気がするがよく覚えてない。

 夏休みには事務所電気を消して、店長が出前を取ってくれてみんなで「ほん怖」だか「世にも奇妙な物語」だかを見た記憶もある。どっちかは忘れた。普通にしかった。青春である

 私が横浜流星オタクであることは知れ渡っていたため、遭遇して喋れたりイベントで喋れたりすると店長も含めてなぜかみんな喜んでくれた。店長逮捕後、久々にLINEが来たと思ったら「最近何してるの? 流星?」と送られてきて脱力した。

 JKビジネス業界ドライなので、高校卒業する頃になると一気に予約が入らなくなる。潮時かな……と思い辞めた。その後「G」は摘発されたので一応難は逃れている。

 なんやかんやでキャバ嬢に転身してみるも、自分で言うのもなんだがあんまり向いていなかった。この頃の記憶は実はあまり無い。楽しくなかったのだろう。

 キャバクラを辞めた後は適当パパ活していた。適当パパ活でもまあまあ稼げていたのでコロナ前の夜職業界は景気が良かったのだ。2017年中盤くらいからは一応メイドカフェでも働いている。

 かの有名な「制服オーディション」には一時期いたことがあるものの、本格的な風俗に足を踏み入れるのは実は横浜くんを降りた後である。……というわけで、なんだか尻すぼみな記事になってしまった。

 ちなみに高校は3年の途中で出席日数不足がたたり中退。(JK散歩に入り浸っていたためであるしかしその後通信制高校編入ちゃん卒業はしている。そのため一応高卒だ。

 こんな感じである。みなさんの謎が解ければ幸いだ。

Permalink |記事への反応(1) | 11:05

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2025-08-10

主観による新テニスの王子様日本代表中学生最強ランキング

個人の考えによるものなので、異論ある方はあくま原作読んだ上でなんでもどうぞ。

アニメ、テニラビ、OVAテニミュ等々は全て無し。

Sランク

文句無し最強

越前

まだ試合が残ってるのと主人公補正も含めて

そもそも現時点でも十分最強候補

Aランク

天衣無縫級よりもさらプラスアルファレベル

手塚) 幸村

Bランク

天衣無縫が使えるかそれと互角に戦うことができるレベル

遠山 不二 跡部

跡部はロミフェル戦を見るにこれくらいあってもいいと判断

インフィニートボルシオンをどれだけ継続できるかによってはさらに上の可能性もあり

正直、代表決定戦での不二のヤケクソ強化は活躍の尺が無かったからとりあえず最後パワーアップさせときました感

Cランク

Bには届きそうか届かないくら

真田 切原 仁王 白石 亜久津

一番判断に困る層

切原の覚醒バーストは明確に天衣無縫レベルだけど長期戦は難しそうなのでここに配置

仁王のイリュージョンと亜久津の無没識は特殊すぎてもっと上かもしれないしもっと下かもしれない

連載終了後だと仁王はもうモシャスしないかもなので除外してもいいか

Dランク

その他大勢の中ではまだ上位

柳 木手 丸井 忍足 千石

C以上の一線級レベル選手比較すると明らかにパワーダウンするが、それでも他の中学生よりは強い人たち

忍足、千石描写があれだけなのでうーん・・・という気持ちもあるがお情けで入れた

この中ならフランス戦でもちゃんと結果出してる柳が一枚上の印象

Permalink |記事への反応(0) | 17:05

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2025-07-27

2.5次元」ってどこからどこまでのことを言うんだろう

例えば非常に有名なテニミュなんかは「2.5次元」の代表的ものだと思うのだけど、「アニメゲームなど、二次元ビジュアル原案存在する作品三次元化」をそう呼ぶのだとしたら、劇団四季宝塚もそういう系統演目は「2.5次元」ということ?

ビジュアル面での再現はせいぜい衣装一定範囲内の髪型くらいっぽい声優ライブアイマスとかラブライブとか?)はどういう扱いになる?

2次元3次元境界」くらいの意味だとすると、ロールプレイ方向性にもよるだろうけど、VTuberとかも入る?

Permalink |記事への反応(1) | 23:02

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2025-06-17

anond:20250617010310

テニスの王子様千石跡部原作で絡みないけどオンリーイベントやるほど人気あった

今はテニミュとかソシャゲで絡みあるかも

Permalink |記事への反応(0) | 01:08

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2025-03-01

Sexy Zoneはすべての道に通じていたが。

新生timeleszが本格的に動き始めた中で、反転アンチと化している自称セクラバ、あるいはオリジナルメンバー個人担がツイッターおすすめ欄に流れてくるたびに、はて?という声が脳内に響く。というのも、私がSexy Zoneそしてマリウス葉に興味を持った2014年からツイッター上で眺めていた、いまだに生き残っている古参セクガル(死語)たちは、みな新生timeleszの一挙手一投足に盛り上がり続けているからだ。

私が観測してる古参たちの大半がオーディション発起人である菊池風磨担当であることには留意すべきであるしかし、そもそも2014年時点で古参だったから私は眺めていたわけで、その当時の古参デビュー前後から追っていたオタクを指す。すると、デビュー前後からオタクを抱えていたのはふまけんのみで、そこから流動化や活動休止卒業や脱退や改名メンバー増員を経ても尚振り落とされていないのは、シンプルに腕っぷしの強さが感じられる。そして、盛り上がり続けている古参はみな別ジャンルオタクの顔も持っている。みんなどこからかやってきて、Sexy Zone担当個人活動が少なくなったら別ジャンルへと移っていく。たまにSexy Zoneが盛り上がるタイミングで戻ってくる。それを繰り返して今に至る。何かしらの施策が打たれるまでは別ジャンルで好き勝手遊んでいるファンダムだったため、真剣さに欠けていたのは確かであるグループ活動が少ないことに嘆きながらも、それは売上しか話題性しかりが作れてなかった結果であり、本来ならばその前からファン挽回姿勢を見せるべきなのであったが、じゃあ私もお暇させていただきますと言わんばかりに別ジャンルへ飛び出していく。2019年活動があまりにも少なすぎて、宝塚バーチャルジャニーズプロジェクト経由でなにわ男子、そして2.5次元舞台へと走っていた私がソースであり、Sexy Zoneが売れてなかった理由の一つがここにある。ただ、タイプロというコンテンツが投下されたことによって、私含め出戻ってきたセクガル一定存在するのではないか。そして運営側も本気となりこの機を逃すな!と供給を増やしているため今のところ離れるタイミングは無い。このまま供給さえ続いてくれれば、古参たちが別ジャンル軸足を移すことは無いように考えられる。ただ、この供給の元となっているのは、別ジャンルヘラついていた古参ではなく、勢いのあるタイプ新規たちの需要なので、そこらへんが飽きてこられたら下火となり先細りするだろうという漠然とした不安はある。

そもそも、このコンテンツ過多時代において一つのジャンルだけを見つめ続けることは到底無理なのである。飽きるのは仕方がない。現timeleszのバックグラウンド的にも、Sexy Zone時代からあった他ジャンルへの接続のしやすさ、親和性の高さは維持されているように思える。Sexy Zoneを見ていれば別ジャンル先でSexy Zoneらしさを見つけられる。そして別ジャンルから帰ってきた時に広い視野Sexy Zoneを見つめられる。別ジャンルオタクたちはハロプロ宝塚テニミュなどなどで卒業加入制度を学んできている人間が多く、今回の加入劇を楽しんでいるように見えた。このタイプロの人気も、タイプロが初めての推し活です!という層と同じぐらい別ジャンルから来た層がいて、後者はどこかで自ジャンルに通じる部分を感じてtimeleszに引き留められているのではないか、と考えられる。結成からたった2週間で毎日ありえない燃え方をしているが、だいたいいつかどこかで見覚えのある現象からそもそも燃やされる理由が分からない。燃やされる要因を理解したとしても、それに動じる必要がない。

一方、今までSexy Zoneにだけオタク活動をやってきた人間にとっては、受け入れられないことも多いだろうと推察される。そもそも、こんなにも魅力的なコンテンツが溢れかえっている世の中で、あの程度の活動量だけで手一杯になっていた時点で、単純にオタクとしての才能をお持ちでないのでは?と疑いの目を向けたくなるが。なので、もしtimeleszの言動ファンアンチ意見釈然としない感情を抱いているのなら、一旦timeleszから離れて別ジャンル留学することをオススメしたい。オタク活動で心を病めることほど愚かなことはない。そしてふとtimeleszを目にした時、腑に落ちる瞬間があると思う。

Permalink |記事への反応(0) | 10:55

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2024-12-25

anond:20241225141329

女はテニミュオモチャにする男は嫌いやで

Permalink |記事への反応(0) | 14:19

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2024-12-07

anond:20241207174603

うおおおお!!テニミュネタオワコンンンン!!!

Permalink |記事への反応(0) | 17:47

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2024-10-26

(続き)週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241026155116の続き

14.SLAM DUNK 作:井上雄彦1990年42号 -1996年27号

ハイキュー最終回を迎えた際、Twitter感想を漁っていたら、「なんでバレーしてるだけなのにこんなに泣けるんだろう」というファン投稿が目に入った。自分ハイキューで泣けるほどの感受性はとうに持ち合わせてなかったが、そこから数えて24年前にほとんど同じ気持ちを味わっていた。

井上雄彦作品通底するのは徹底したリアリズムである。彼が本作で行ったのは、本気でバスケットボールに挑む人間思考感情をつまびらかにするだけで面白くなるということの証明と、人気が出なかった時のため不良路線でも行けるような作風を選んだことだけである(当時バスケットボールマイナースポーツであったことに留意したい)。この結果、フンフンディフェンスを除くあらゆる要素が後世のスポーツマンガにリアリティ基準点をもたらすこととなった。

桜木花道バスケットマンに変貌するたった4ヶ月の物語は、命のやりとりや世界が終わることよりも一本のシュートの成否の方が遥かに切実で重要問題になりうることを、今なお我々に伝えている。

15.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏1994年19号 - (ジャンプSQで連載中)

講談社1970年代末期には後発のジャンプマン業界盟主地位を明け渡しているわけだが、それを奪い返す最大のチャンスが90年代後半に訪れた。DB幽白スラダンといった作品が終了した暗黒期のジャンプを、金田一はじめの一歩GTOを擁するマガジン苛烈に追い上げ、ついには発行部数で逆転したのである

その中で強引に看板作品祭り上げられ、ジャンプ屋台骨を支えることになったのが本作だ。後に和月伸宏は「次につなげたい」という気持ちで描いていたと語っている。明治という激動の時代の中で不殺剣士・剣心が刀を交える相手は、旧時代に未練を持つ者や、新しい時代の荒波に飲み込まれた者たちであった。黄金期と暗黒期の狭間で奮闘した本作のありようは、皮肉にもそこに重なって映る。

ワンピナルトが出てくるまでを空白期間にせず、少年マンガ誌の代表というジャンプアイデンティティを守りぬいたのは同時代の誰も比肩できない功績だ(幕張封神演義BOYSにこの役割代替できたか考えてみてほしい)。現代ジャンプ読者はもっともっと本作に感謝すべきだと、佐藤健超人的なワイヤーアクションを眺めながら思うのである

16.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介1995年52号 -1997年40号

連載終盤、もはや燃え尽きる寸前だったといううすた京介は後年、「マサルさんシュールではなく、ベタシュールに見せていただけ」と語っている。自分を含め、多くの読者は同意しかねるだろう。彼が未来永劫に参照点となりうる新たなベタを作り上げたことに疑いの余地はないからだ。

本作はギャグマンガでやってもいいことの範囲を大幅に拡大した。キャラクターの行動原理なんてなくていい。話の展開は唐突でいい。絵柄は毎ページ変わっていいし上手くなくていい。読者が知らなさそうなパロディだって入れてよいのである現代観点では至極当然と思える要素を2年弱、全7巻に惜しげもなく詰め込んだ。

彼の次回作(ピューと吹く!ジャガー)ですらも、ついにその革新性を更新することはなかった。90年代にうすたに憧れ新人賞に応募した有象無象ワナビー達も誰一人として出来なかったことを考えれば少しは気が休まるだろうけども。

17.遊☆戯☆王 作:高橋和希1996年42号 -2004年15号

闇の人格を持つ主人公によるダークヒーローものというコンセプトで始まった本作は、ほどなくしてマジック&ウィザーズという架空TCGを中心にした物語に変化した。この変化が、数十枚の紙束を並べる行為を、玩具ゲーム業界において最も存在感のあるエキサイティングな遊びに位置付けることになる。

コナミでは社内の遊戯王関連の部署をしばしば「造幣局」と呼ぶそうだが、紙を刷って売上1兆円に到達するコンテンツなど他に存在しないことの証左である。こうした状況に、高橋和希の優れたキャラクターデザイン、ストーリー構成が大きく貢献したのは言うまでもない。ゲーム友情を育むツールになりうると示し、メディアミックスの力を世に知らしめた功績は間違いなく彼のものだ。

18.ONE PIECE 作:尾田栄一郎1997年34号 - 連載中

世界で最も多く発行された単一作者によるマン作品について何か語るべきことがあるだろうか?まだ言及すべき余白が。本作のように自然カテゴライズを避ける作品というのは極めて少ない。友情、夢、自由、強さという最もありふれたテーマに挑み、ついにそのすべてを超然と飲み込み描き切ろうとする本作を何らかの箱に入れて理解するのは難しい試みに思える。

毎週月曜日ワンピを読んで喧々諤々と考察できる世界に我々は慣れ切ってしまった。30年間マン業界の頂点に君臨する男がいるという現実に。一定年代以上の人間にとって、本作の終わりがジャンプという雑誌終焉に見える人がいても無理のないことだ(今ワンピの次に長寿連載しているのはハンタを除けば2019年連載開始の夜桜さんである!)。ルフィ尾田栄一郎という二人の男の、幼少期から練り上げた夢の果てを世界中が見届けようとしているのだ。我々がこうした光景にふたたび立ち会えるかは疑わしい。

19.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博1998年14号 -不定掲載

幽白は極めて質の高い作品でありながら、冨樫義博が抱える巨大なアイデアの数々を収めきれた作品ではなかった。それでも仙水編と、その後に異例の月一で掲載されたレベルE前人未踏領域に踏み込んだ彼は、自身4作品目の連載においても既視感のある展開とご都合主義執拗なまでに避け続けた。彼の描くキャラクター達は自身が取れる最善の選択を積み上げた末に、我々が期待する最善以上のドラマを生み出す。幾度もの休載を挟みながら。

「今週の『HUNTER×HUNTER』は休載いたします」の表記(今はこれすらなくなったが)を昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらぬ平常心で見られるようになってもなお、自分に限ってはこんな感じであった───「HUNTER×HUNTER最終回を読める可能性があるというだけで、どんなクソみたいな人生でも生きる理由が生じる」

いまや冨樫は少しずつ体調を取り戻し、我々は一時期とは比べ物にならないほどコンスタントに彼の創り出す世界に触れることができる。何百何千もの作品ジャンプにおいて連載され、本作に近い作品、それ以上のものを期待し続けてきたが、その度に彼の偉大さを突き付けられるだけなのだろう。

20.テニスの王子様 作:許斐剛1999年32号 - (ジャンプSQで連載中)

前例のないテニスマンガでの成功女性読者の流入クール生意気で強い主人公像、菊丸が分身して以降のテニヌ...といった誌面上で読み取れる新規性だけでは、本作のもたらした文化のごくごく一部しか語りえない。

1000曲近いキャラソン、出役としての役割を求められる声優たち、2.5次元文化の源流かつ若手俳優登竜門としてのテニミュ...現代における狭義のオタク文化の根を辿れば、必ずテニプリが残した功績にぶち当たる。「推し」という文化が、人間を描くあらゆるコンテンツ侵食して久しいが、許斐剛が生み出した世界は、ジャンプで築き上げられたあらゆるファンダムの中でもっとも複雑で永続的な強度を保ち続ける、史上最も「推す」に値する文化であり続けている。

21.NARUTO 作:岸本斉史1999年43号 -2014年50号

すみませんほんとに書くことが思い浮かびませんでしたでも世界的にマン文化を広めた功績は鳥山に並ぶと思ってますマジで

22.BLEACH 作:久保帯人2001年36・37号 -2016年38号

まりに多くの言及がこの作品になされ、そのどれもが口をそろえて言う。「描き分けが上手い...絵の引き算が上手い...ルビ振りのセンス...久保帯人中二病...ストーリーが薄い...」これらすべてはもちろん真実だ。

連載中、ワンピナルトブリーチの三枚看板最後尾というポジションが崩れることは一度もなかった。果たしてこの評価妥当だったのかは分からないが、少なくとも我々ネット民久保帯人センスバカにし過ぎたことに対し大いに反省すべきところがあるのではないだろうか。海賊忍者のような明確なモデルがいないのに、久保帯人はどうしてあれほどまでに洒落キャラクターセリフ回しを無尽蔵に生み出せたのか、系統立てて説明できる理屈は未だ見つからない。もしその答えが彼の脳内しかないとするならば、我々は本作を源流に大いなる歴史が作られていく可能性を認めなくてはならないだろう。

23.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 -2006年24

デスノートという作品複数の点で極めて例外的成功を収めた。肉体的攻撃を伴わない心理戦、一切の引き伸ばしをしない、公権力宗教的崇拝、欠点の無い主人公ゴシックキャラ造形、ダークヒーロー、死亡エンド...

本作に散りばめられたこれらの要素は、すべて従来のジャンプ漫画では邪道、あるいは不要とみなされてきた要素であった。このような野心的な作品メディアミックスにおいても成功を収め、国民の誰もが知る作品となったのは驚異的だ。この作品が出たことは心理戦を描こうとする後世のマンガ家にとっては悲劇かもしれない。夜神月ほど賢く、悪どく、魅力的なキャラクター矛盾なく作れる人間大場つぐみくらいしかいないのだから

24.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴2016年11号 -202024

2010年代ジャンプを購読していた人間はみな共通してうすぼんやりとした不安を抱えていた。「ワンピの連載終わったらジャンプってオワコンじゃね?」

ジャンプの終わりという、週刊少年マンガ誌という形態の終わりと同義に思える未来を避けるべく、集英社は読者以上に血眼になって後継者を探し求めた。しかし我々の期待も空しく、トリコ暗殺教室ヒロアカソーマブラクロ約ネバドクスト呪術といった平成末期の傑作たちすらも、尾田栄一郎が築き上げた領域には辿り着けなかったように見えた───ただ一つの例外を除いては。

家族、友人への愛」「困難を乗り越える強さ」という普遍的テーマフォーカスした吾峠呼世晴の連載デビュー作は、あらゆる世代へ届く成功を収めた。特に劇場版無限列車編』は社会現象化し、国内興行収入1位を達成するなど、経済的にも文化的にも大きなインパクトを残すことになった。

出版業界の衰退、コロナ禍、趣味多様化といった逆境の中で、マンガが世界的なムーブメントを引き起こすことがまだ可能である証明した本作は、令和を生きる日本人心象風景に残る新たな「国民マンガ」として、時代に選ばれたのだ。

25.チェンソーマン 作:藤本タツキ2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

ひとりのスター存在プラットフォーム価値定義することは古今ジャンルを問わずあることだ。ダウンタウンの登場がお笑い養成所という存在メジャーにしたように、米津玄師の登場がニコ動文化オーバーグラウンドものにしたように。

2014年に創立したジャンプ+というプラットフォーム目的である「紙とデジタルの垣根をなくし才能を育てること」が名実ともに達成されたのはいつだったのか?それは初めて本誌とジャンプ+両方でスターとなった人間の登場によって定義付けられる。

かつて秋田の片田舎から新都社に「長門は俺だ」という名前投稿していた少年は、その衝撃的なストーリー展開で我々を魅了する存在となった。ファイアパンチ以降、ジャンブ+はあらゆるWebコミックサイト、いや雑誌を含め、もっとも野心的な作品を読める場所ひとつとして認知されるようになった。

藤本タツキの本誌への到着は新たな才能の鉱脈インターネットに求める時代の始まりを告げ、媒体の違いというものマンガの面白さになんら本質的な影響を及ぼすことはないという事実を我々に突き付けたのだった。

Permalink |記事への反応(5) | 15:52

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2024-10-05

テニでもミュでもないテニミュ空耳

Twitterで、その昔ニコ動で見たテニミュ空耳のような動画が流れてきた

それはテニミュではなく、なんならテニ要素もミュ要素もなく、男性数人がアスパラベーコンに扮してアスパラベーコンと歌っていた

 

訳がわからないだろう

私もわからない

 

アスパラベーコンに扮していることはもはやどうでもよく(どうでもよくはないのだが)、曲調、歌詞、歌い方、全てがなんとなくテニミュだった

 

私が旧Twitterで見た動画ファンの方が作ったようだが、まるであの頃に見たテニミュ空耳だった

 

We are theアスパラ ガス ベコーン

と歌い出してもおかしくなかった

 

右から左流れるコメの一体感

懐かしく思えた

視聴者が同じ秒数あたりでコメを流す

その一体感に飢えていた

涙が出た

Permalink |記事への反応(1) | 23:56

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2024-06-06

テニミュ空耳

ばい菌おーが432したって今知ったんだが…

Permalink |記事への反応(0) | 09:18

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2024-02-14

anond:20240214014903

人気アニメ舞台化・映画化するのはやおいファンがついた作品じゃなくてもファンがおおければやるよね、翔んで埼玉とか。

原作二次創作人気だけを目玉にしてやったことが成功することってあまりない(二次創作者本人が主催したこと以外は)。

SMAPはあのダメ事務所が圧でねじ込んでたのでは。

正直作品のものにいい評判はきかなかったし(いやあれ私は好きだったよって先輩にはすまんけど)。

現在も双方にとっての黒歴史になってる。

そりゃそうだ、演じてるのがアクション役者じゃなくてそこらの高校生に性虐待してしあげた歌手なんだもん。

芦原妃名子先生でなくても違和感あるだろ。(いや許可だしてくれた車田先生には感謝しかないけど)

その後つづいたテニミュとか弱ペダ、刀ミュあたりはちゃんアクションスペクタクルがあっておもしろかったときくよ

Permalink |記事への反応(0) | 01:58

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2024-01-30

anond:20240130153027

詭弁原作好きな人以外に向けたものだとしても原作好きな人無視していいことにはならないし、作品が広まった結果原作に触れる可能性を考えたら原作から大きく外れたものを作ったらダメだろ

テニミュボールを実際に打ってないとか全く関係無いし、俳優女優ファンお茶の間ミーハー勢?ためっていうなら元ある作品使わずその人らのために新作作れよ、他人作品使って手抜きしようとするな

別に改変するなっていうわけじゃない、媒体の違いも尺の違いもあるから最適化のための改変は必要だろうし、ファンも色々いるからすべてのファンが納得いくものは出来ないだろうが、せめて原作者くらいは納得させようと努力しろ

原作ファン実写化なんて見ない方が幸せ?どうせ実写作ってる方はアニメ漫画を見下して実写化してやってるみたいな意識なんだろ?そんな意識ならはじめからメディアミックスやろうなんてテレビから持ち掛けてくるな

Permalink |記事への反応(0) | 20:26

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実写化原作ファンのためではないということ

その昔、かぐや様は告らせたい実写化の際に赤坂アカ先生が以下のようにコメントしたのは有名だが


漫画実写化は、漫画の連載を100年やっても読まないだろうなっていう遠い層に向けて『かぐや様』を届けてくれる漫画家としては滅茶苦茶有り難く、かゆい所に手が届く文化です」と、実写化についての考えを吐露しました。そして、原作ファンに「かぐや様がより遠くの人へ届く様に、後押しする感じで応援して欲しいと願っております



実写化するのは原作ファンの為ではないという表題もっとオタク認識するべきだと思う。

じゃあ誰のためかと言うと原作ファン以外の人のために作られているのだ。それは俳優女優ファンだったり、お茶の間テレビを見る層や、ミーハーな人のため。他の売上を立たせるために作られている

原作ファンの為の作品作りなら実写化しない方向でグッズやイベントなどのメディア展開したほうが確実にファン満足度は高いわけだし。生身の人間二次元人間表現するって言ったって限界がある。

よく実写化の中でも称賛される事がある2.5次元舞台だって熱狂的なファンは多くいるが、テニミュなどの有名な舞台でもテニスボールは直接打たれてる訳ではない。

キャラクターだって出番や台詞の少ないキャラ演者オリジナル解釈だけで生きる事になるし、それがある程度許容される事も少なくない。そもそも2.5次元舞台ですら原作を見たことがない人も多く入っていることは知られるべき。

今回のセクシー田中さんドラマを見てた者からすると確かにラストの終わり方は不完全燃焼だったように見える。

原作から入ってる人ならふわっとした終わりで漫画に期待が出来るラストだったと思うが、ドラマしか見ていない層の方が多い地上波で描かれた人間関係の結論もなく(恋愛的な要素抜きにしても)、スッキリはせず続編を期待する人も多かったように思える。

ドラマとしての完成度なら脚本家の思うように書き切った方が良かったのではないか?と視聴者が思うのも見てみればわかると思う。

実写やアニメ原作二次創作という捉え方もあるくらい、限られた枠の中で普段触れて来なかった層にアプローチするにはある程度のストーリーの改編やキャラ解釈の変え方があっても致し方ないものだ。

その改編にもし原作者が怒りを露にするならそもそも実写化なんてさせるべきではなかったと思う。現実的にある程度の事は許容せざるを得ないのだから

実写化に限らずアニメだって声優イメージと違う事や、アニメ雑誌で描かれた製作会社の一枚絵に原作者がこのキャラはこんなポーズしないと激怒アニメ円盤化しなかったジャンプ作品もあったが、あまりにも思い入れの強い原作者は実写化や他のメディアミックスはしない方がいいし、原作ファン実写化なんて見ない方が幸せだと思う。

実写化原作好きな人のためではないというのは繰り返し書いておく

Permalink |記事への反応(29) | 15:30

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2023-11-28

anond:20231128142624

2.5とかで女性ウケしてるイメージだけど、結構テニプリに影響受けて男子テニス部入ったとかも全然いたよね

嘘か本当かはわからんけどテニミュみて俳優目指したとかいう人もいた気がする

Permalink |記事への反応(1) | 14:31

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2023-09-17

テニミュプロデューサー大丈夫だろうか(?)

Permalink |記事への反応(0) | 10:19

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2023-08-12

子どもを産んでから同人とかオタクかいろいろやってたことに二重の罪悪感が芽生える

むかし、漫画を描いたり同人活動をやっていた。コミケにも断続的に数回サークル参加した。

あんまりやってたことはいえないけど。ジャンルやおい

この道に入った発端は小学校五、六年の時に友達そっち系アンソロ持ってきたのが出会いだった。なんかテンプレみたいな出会いだけど、こういう世界がやり方があるんだってときめいた。ときめいてしまった。

やおいサイト夢小説お約束とか洗礼も(なんかその頃は緩くなってたと思うけど)受けた。

その頃から中学にかけて、ニコ動テニミュMADとかパンツレスリングみてケタケタ笑ってたような、そういう世代だった。

いわゆるホモネタにも勝手に耐性がるとか、そういうネタをやっていることが寛容さなんだみたいに思っていた。

同人とかを通じてそれなりに知り合い友達もいっぱいできた。トラブルにはあんまり会わなかった方だと思う。

でもここで書きたいのは私の活動遍歴じゃない。

IT企業就職した後、職場結婚して、そしてまあいろいろあって、妊娠した。同人については「理解のある彼くん」で、本当に助かった。

結婚妊娠活動が変わったり「卒業」することは、もちろんごく普通にあり得ること。

でも私は子どもを産んでからも出来る範囲で(それがいつから、どれくらいなのか分かんなかったけど)同人やり続けようかなと思っていた。

しかし、女の子を産んでから自分過去の活動に対して、罪悪感なのか、それとも憎悪なのか、ちょっと良く分からない感情が芽生え始めた。

コロナ禍いろいろ大変だったけど、子ども小学校に入った。

そしてなんというか、赤ちゃんやよちよち歩きの時より、こう、一人であちこち行け始める「子ども」ってなった時、一方で自分過去への暗い感情が強まって来た。

二次創作のもの問題はともかく)ただ自分の好きな世界を描いていただけ。カップリングに盛り上がっていただけ。それだけなんだけど。

なんか説明できない。

自分過去の活動が、世界を巡り巡って、他の子どもたちに悪影響を与えていて、それに親として向き合う立場になってしまった」・・・じゃないんだよな。

「もし娘が自分の様になってしまったら」・・・あるかも知れない。でもそれは差別というかなんというか。自分母親に「やおいなんて絶対に許さない!」なんて言われたくないし。

でも、「自分が受容していたというか発進すらしていたオタク文化を、親の立場になってからいいようのない(遺伝子に刻み込まれレベルの)不安嫌悪感転向して否定したりするのはめっちゃ卑怯じゃね?」という気持ちはある。

この間ガルガル期という言葉流行った時に、あの言葉叩かれたけど、あの「ガルガル」ということばでしか感情説明できないお母さんの気持ちがわかる。私もその言葉は知らなかったけどそうだったから。

一つだけ具体的に言うと、去年、知り合いに誘われて数年ぶりに同人イベントちょっとだけ行ったら、R18もある中で小学生くらいのお子さんを連れて来てる人を見て、ちょっとゾッとした。でもそれは私の勝手感情。この勝手さにも罪悪感が湧く。

私の出産を祝ってくれたり、成長の様子を聞いてくれた同人友達彼女独身)とこの前会った時に、それとなく、なんかこういうことをやると子どもの顔がちらついちゃうから卒業かな、みたいな話をした。

そうしたら「子どもあなた趣味は別なんだから深刻に考えなくていいんじゃない」みたいなことをいわれた。他の趣味だったら、美談と言うかそうだよねってなるんだけど・・・

これまでずっといい関係だったのに、単なる卒業とかではなく、自分のやってたジャンル否定してるのは私。卑怯というか意味不明なのは私。

でも、娘に、ホモネタとかエッチネタかに接してもらいたくないし今のSNSにいるようななんでもエログロに結び付けるようなオタクとその世界に関わってほしくないと、かつて自分がそうだったのに勝手に思ってる。

多分、私は同人としても親としてもずっと中途半端だったんだろう。もちろん中途半端である事の深刻さは後者の方が上だろうけど。

自分趣味下品に楽しむだけ楽しみながら、娘が大きくなるとかつての趣味や仲間に嫌悪感が湧く。嫌だ。

Permalink |記事への反応(3) | 17:15

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2023-05-12

anond:20230512140854

テニミュの前から宝塚とか無茶苦茶人気だろ…

Permalink |記事への反応(1) | 14:14

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anond:20230508222214

テニミュがヒットしたから」以上の理由はない。

テニミュ以前は女オタク演劇に興味はなかった。

テニミュがヒットしたから「ここに需要があるんだ」と思った各社がやってきて市場ができた。

「男オタクにおけるテニミュ」はまだ生まれていないか

オタクには需要がないんだと思われたままであり

オタク演劇に興味がないままである

Permalink |記事への反応(1) | 14:08

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anond:20230508223013

アクション勝負をみるならスポーツを見る方がいいからね。あるいは映画

テニミュ見るんだったら、本物のテニス試合を見ればいいじゃんと思ってしまう。

物語アクション勝負を求める男性と、物語恋愛や会話劇、歌やダンスを求める女性の違い。

Permalink |記事への反応(0) | 13:23

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2023-02-13

anond:20230213185711

テニミュ池田も出てたし

店長は整形して顔が変わってしまった

噛み男は芸能界引退して行政書士になり

ダルビッシュ有罪はたぶん出所した

Permalink |記事への反応(0) | 19:06

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テニプリ面白い

久しぶりにテニプリアニメ見てるけど面白い

いたこ

青学テニス部治安が悪い

 後輩から金巻き上げるゲームとかヤバい

波動球って最初威力あって手に負担がか かる技って感じだったこ

 タカさんアンチコピペにある不動峰のザコからパクったってこれか

・海堂がキチガイで乾がわりといい先輩

柳沢が桃城にKO負けしてたこ

わりと初期からやってたのか…

アニメより空耳ミュージカルで覚えたキャラの方が多いか

・菊丸、桃城が普通にしゃべってる

・橘がゴリラじゃない

観月店長っぽくない

・秘薬王☆tgrnの名前木更津

不二裕太の声が十代じゃない

・阿久津がかうっしっしーな態度とか言わない

・ピヨシートの声がねっちょりしてる

などの違和感がすごい

話変わるけどテニミュに滝と首藤と荒井いたのか

なにするんだよ…

Permalink |記事への反応(1) | 18:57

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2022-11-08

一部のキンプリファンさあ……

CDTV出演にあたって、キンプリ上げトラジャ下げをめちゃくちゃ見て、めちゃくちゃ気分悪くなった。

トラジャ担には申し訳ないけど、って言いながらキンプリの方が海外通用するとか歌上手いとか華があるとかめちゃくちゃ下げるじゃん。

申し訳ないけどっていうのは、何言っても許される免罪符じゃない。せめてティアラしか見てない鍵でやって。

キンプリって他のグループを下げなきゃ魅力が語れないようなグループなんですかね。

なにわ男子トラジャが仲良く写真撮ってインスタのストーリーに上げてたことすら「今それはすべきじゃないって分からないの?事務所無能?」みたいなこと言ってるのも見たけど、あまり自分本位キンプリファーストしか物事を考えていなくて失笑しちゃった。

一緒のタイミングで出演してほしくなかったとか言う人もたくさんいるけど、逆に「ようやくデビュー掴んで曲を出して凱旋という大事タイミングで発表してほしくなかった」って言われたら反論したくなりません?本人たちが決めたタイミングじゃない!って。それはそのまま貴方にも浴びせられる言葉です。

歌唱順とかも同じ話。

傷ついて悲しくて絶望感を味わってしまうのはわかる。納得できないのもわかる。

でも、他を攻撃するのは違うわ。事務所を離れる子たちにも残る子たちにも良い結果を産まない。

いじめた方は忘れるけど、いじめられた方は一生忘れないっていうでしょ。

私の周り、未だにLDHから距離をとり続けるテニミュオタクとか、INIとBE:FIRSTの戦いに変に巻き込まれそっち系ボーイズグループ全部嫌い!ってなったV6オタクかいる。

何があったか知らん人は各々ググってくれ。

まあさ、嫌だなと感じた行為をしたのは全体の一部だけど。でも受け取る方は関係ないよね?した側の事情を汲み取ってやる優しさをみせる必要なんてないし。

今回の脱退発表により一部の心無いティアラが振りまいてきた言動で、元メンバー含めてキンプリのこととティアラのこと一生嫌いで恨み続ける人、永遠に避け続ける人、一握りかもしれないけど絶対でてくるよ。

別に良い、私たちがたくさん応援するから、みんなに好きになってもらわなくて構わないっていうかもだけどさ。

その応援してる人は、世界っていう広い層を視野に入れていた人たちなんじゃないのかね。

未来ファンの芽を摘むファン、それって本当にキンプリの目指す未来必要ファンですか?

ちょっと冷静になって考えて欲しい。思ったことを主張するのは良いです。陰謀論だのSOSだのなんだの好きにしてくれ。

でも他のグループかのことを巻き込まないでくれ。

陰謀論に巻き込んでるけど本人意思が濃厚っぽいV6とか嵐とかのファン結構怒ってるの見るよ。

それで今回のCDTVについての言い様。

きっと事務所看板を背負って10年後には国民的と呼ばれるような立ち位置を気づいてるかもなあって漠然と思ってたグループだったから私も驚いたし、全体的にもファンに対して同情や心配の声が多かったよ。最初は。

でも今はファン層の雰囲気に驚いて、距離を取ったり、嘲笑してる人まで出てきてるよ。

一旦己の言動を見直さないとまずいと思う。

楽しいラストランができるかどうかとはファン言動にかかってる。

悲しさを抱えながらも最後まで前向きに応援しようと決めて発信している健気なティアラ、頼むから少しでも報われて欲しい。

Permalink |記事への反応(11) | 12:16

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2022-11-06

anond:20221105095725

そもそも本当に楽しませる気ある?とは思う。

「頑張ってるよ!すごいでしょ!褒めて!」(演者主体)とか、

「この技できるのすごいだろ」「ここで有名な○○のオマージュ」(同類しかからない共感系)とか、

舞台系はそういうのばっかりだよね。

昔見た「HEADS UP!」というミュージカル全然そんなことなくて、歌うまいでしょ???感もダンスうまいでしょ???感も一切なかったダンスに至ってはズレもあったけど、演者さんみんな「観客を楽しませる」という感じで踊っていて、とっても楽しかった。ミュージカルアンチ(特にテニミュ以降のやつ)の私でも楽しめて、あれこそが所謂エンターテイメント」というものだと思った。

逆にオタ芸やってるファンって途中から推しアイドルのことBGMくらいに扱ってて(自分の芸主体になってて)失礼じゃね?って思ったりする。

自己満足を延々と見せられても初心者には楽しくないんだよな。なので、初心者を(初心者も)もてなす気があるかないかで見ればいいと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 12:17

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2022-10-21

なんか信長の野望ってカッコよすぎちゃったね

なんか声優とかもさぁ。。。上手いんだけどさ。。。。

なんか「コレジャナイ」なんだよね。

戦国時代って、こんなキレイな話じゃねえのよ。

血をすすりあって命のやり取りした時代なのよ。

からみんな戦国時代に魅かれるわけ。

こんなテニミュみたいな美少年・イケオジばかりじゃねえのだよ。

日本人尊敬すべき先祖たちが必死に生きた時代なんだよ。

こんなキレイな話じゃないんだよ、なあ光栄。。。

もっと手あかのついた、日本人の生きた証を表現してくれよ。。。

https://www.youtube.com/watch?v=z8MKJhA4TL8

Permalink |記事への反応(2) | 17:47

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2022-07-11

あーーテニミュ4thおもしれーーーー

Permalink |記事への反応(0) | 19:34

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