
はてなキーワード:セ・リーグとは
主に「プロスポーツとして良いところ」である。野球は面白いぞ!
https://anond.hatelabo.jp/20250916184618
●どんな強いチームでも10回やれば4回は負け、どんな弱いチームでも10回やれば4回は勝つ。
個の力によるところが大きいので誰かが爆発すればチーム総合力で劣ってても勝てる試合があるということ。
じゃあ運かというとそうでもなく、100試合やると総合力が如実に出てくる。
5勝5敗の対戦成績がひとつひっくり返るだけで最下位と優勝に運命がわかれるのだ。
●今どんな弱いチームでも数年待てば優勝争いしたりする。
これはドラフトの恩恵が大きい。世界の多くの野球リーグではドラフトが行われ強い選手が最弱チームに入団なんてことも当然ある。
選手の移籍もFAとるまで長いので財力あるチームに一極集中とかが起きにくい。
ビッグクラブができにくく、FAとった選手も比較的自由にチーム選択でき、それが戦力均衡につながる良い循環がある。
「そのうち強くなるから」と信じててもいっこうに強くならないチームもあったりして(暗黒阪神、横浜、中日、ロッテ、広島、オリなど)、それはそれでネタになるし逆説的に面白い。
●弱いチームでも寂しくない。
ファン目線:いや本当はさみしいが。しかしいい選手が出てきたときに「いずれ強いチームへ巣立っていくんだなあ。移籍金で誰を獲得しようか」などとちょっぴり切ない思いをせずにすむ。
選手目線:いや本当はさみしいとは思うが。しかし弱いチームでキャリアを過ごしても個人成績さえよければ一流選手の仲間入りできる。生涯一度の優勝経験もない一流選手もたくさんいる。後述する「スタッツが豊富なスポーツ」という特性が大きいと思う。
余談だが、だから野球に下部リーグはいらないと思う。さすがに下部リーグでの記録は記録とみなされないだろうから、降格したらいい選手はみんな出て行きたがるだろう。すごい生涯スタッツを積み上げつつある選手が下部リーグで記録断絶してしまうのなんか誰もみたくない。(なお今は上部リーグ(MLBのことな)にチャレンジして通算記録に傷をつける選手がたくさんいる模様。しかしこれは挑戦の結果なので仕方ない。皆応援している)
野球批判でよくあるのが「実際プレーしてる時間少なくね?」ってのがあるが、俺個人はこれがむしろ好き。
プレーしてない時間に飯食ったりトイレ行ったりできるし、レオザみたいに早口にならずともひとつひとつのプレーをのんびり論評できたりする(サッカーも好きだけどな)。
風呂上がって戻ってきたら逆転されてたとかめったにないからへーきへーき(泣)。
●大逆転が起きやすい
3点、4点の逆転はざら。今日もドジャースが4点差逆転負けしたばかりだ。前年度ワールドチャンピオンで今年も首位なのに。大谷降板した瞬間に6点取られててワロタ。でも8回2点とっておいついて、でも9回3点とられて負けた。こういうことが普通にある。ファンはたまったものではない。
なんなら9回の1イニングでそういうことが起きる。
●球場ですら飯買いに行ったりトイレ行ったりしながらまったり見れる
球場グルメも楽しみの一つ。酒のんで飯食って友達とおしゃべりしながら見るのもよし、ひとりでぼーっと見るのもよし。
長時間の飲み食いで客単価も高いはずなのでビジネス的にもおいしいんじゃないか?
●後追い視聴しやすい
ライブ視聴できない日も多いが、結果をチェックせず帰宅してフル視聴を開始するとする。
このとき10秒スキップ=おおよそ投手が1球投げるタイミングになる。
ランナー出たときは20秒スキップ。緊迫した場面なら30秒スキップ。
これで超時短視聴を可能としつつ、ほぼすべてのインプレーを楽しめる(たまにスキップしすぎて「ホームラーン!」みたいなとこに飛んでしまうこともあるが)。
俺はこれを応用し、あえて試合開始後1時間くらい経ってから視聴を開始することもある。
●テキストでも楽しめる
野球はひとつひとつのプレーがかなり詳細にテキスト情報化できるスポーツなので、テキストでもかなり楽しめる。
俺がよくやるのはスコアを手で隠し、1回表から順に手をずらして点数を見ていき、得点したり失点したりするたびに発狂するという楽しみ方である。
なんなら1打席ごとに同じようにしてもいい。めちゃくちゃライブ感があって楽しいし10分で終わる。
注意点として、速報サイトを開くとスコアがドーンと表示される場合が多いので、結果を見てしまわぬよう手で隠しつつ薄目で操作し、当該ページまでのリンクを辿ること。
慣れてないと意外とこれが難しいのだ。
たまりませんねー。
●記録が楽しい
ただでさえスタッツが豊富なのに、最近はセイバーメトリクスという統計学的な分析手法も発達してきて、より深く楽しめるようになってきた。
試合一切見ずに(いや見るが)数字だけ見てて楽しいスポーツってのも珍しい。
バッターボックスないしピッチャーマウンドに立っているときはどんな選手でも主人公になれるのだ。
そのぶんダメだったときは晒されることになるがそれも一興である。
●いちおう野球の悪いところも挙げておこう
だいたい野球の良いところの裏返しになるが。
降格がないので、降格争いのドキドキ感がない。弱いチームのファンはシーズン後半(場合によっては中盤から)モチベ失いがち。
試合がダラダラ長すぎ
ルールが複雑
日本ではチーム数が少なく「おらが街のチーム」感が薄い
同じ理由で他スポファンから見れば「しょっちゅう同じチームとやってんなー」感は否めない(交流戦で多少緩和)
日本のポストシーズン(CS)は6チーム中3位に入れば進出でき、日本一の称号すら狙える。おいおい。今年のセ・リーグは負け越しチームのCS出場が実現しそうである(たまにある)。
世界的メジャースポーツではない(北中米、東アジアくらい? WBCがんばれ)。このことを思うとき、野球ファンは「でもアメフトはもっとガラパゴススポーツだから」と心を慰める。
今だとプロ野球セ・リーグにDHが導入されるってニュースなんかそうだけどさ
そう言うコメントを残したりSNSで発信したりして、それを言って今更何か変わるの?遅きに失した時間が戻って来るのか?何も変わらないでしょ
昔のことを思い出せば俺は勉強が嫌いだったから親に宿題早くやれと言われてもいつも「あとで」つってなかなかやらなかった
やらずにいても誰かがやってくれるわけじゃないから結局渋々やり始めるわけだが、そうすると親がそれこそ「ようやくするのか」とか「もっと早く始めなさい」とか言うわけ
当時それにイライラしてて、でもそれは宿題の嫌さから来るイライラだと思ってたけど今思うと今更言っても変わらないことを言われるイライラさだったんだな
Y_Mokkoマジでセリーグ弱すぎてパリーグの相手になってなかったから良いことですね。ナベツネ死んだおかげ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/npb.jp/news/detail/20250804_05.html
karatteナベツネ(強固なDH反対論者)が死んだら即導入というこれ以上ない判りやすい展開にちっとも気づかないブクマカどもな
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20250804/k10014884201000.html
過去の取材を遡れば、最初にセでDH制の導入が話し合われたのは2012年。しかし、8年が経過しても6球団の足並みはそろわない。当初から推進派は巨人。
https://www.sanspo.com/article/20201213-KB25FHLW5VNSJB56GGMJM56AVA/
この日午前のセ・リーグ理事会で、来季のDH制暫定導入検討を要望する書面を提出した。文書の名義は山口オーナーで、球団トップ名による提案書は異例のこと。提案した文書を公表するなら議論に応じないと強硬な姿勢を示した球団もあった模様だが、この日夕方に発表に踏み切った。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202012140000915.html
論争の中では話し合いを求める巨人に対して、「時間をかけて世論に訴えて、指名打者の認知論が広がるようなら、我々は北風と太陽のように絶対に脱がないようになってしまいます」とファンの声が導入へと大きくなったら、むしろ逆に意地でも反対すると言い出す球団もあったという。
DH制導入の議論が始まってから約10年。かたくなに「9人野球」を守り続けてきた広島、阪神が首を縦に振ったことで、セ・リーグ全体が大きくかじを切った。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202508040001400.html
2020年:新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が延期され、2020年度のセ・パ交流戦は開催が中止となりました
。そのため交流戦開始直前(例年5月末頃)の時点では公式戦が行われておらず、全チームの勝敗は0勝0敗(貯金0)でした。最終的に読売ジャイアンツがリーグ優勝しています(この年は交流戦がなく相関を評価できません)。
5月下旬(交流戦前最終試合翌日)のセ・リーグ順位表と貯金数は以下の通りです
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:
阪神タイガース (1位)28勝12敗 2分+16(貯金16)
読売ジャイアンツ (2位)23勝16敗 7分 +7(貯金7)
東京ヤクルトスワローズ (3位)20勝16敗 7分 +4(貯金4)
広島東洋カープ (4位) 16勝20敗 5分 ▲4(借金4)
中日ドラゴンズ (5位) 16勝22敗 7分 ▲6(借金6)
横浜DeNAベイスターズ (6位)12勝29敗 6分 ▲17(借金17)
この年のリーグ優勝は東京ヤクルトスワローズでした。ヤクルトは交流戦前時点で**3位(貯金4)**に位置しており、首位阪神とはゲーム差6.0離れていました
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。
2022年交流戦開幕直前(5月22日終了時)の順位と貯金数は以下の通りです
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:
東京ヤクルトスワローズ (1位) 26勝17敗 1分 +9(貯金9)
読売ジャイアンツ (2位)28勝21敗 0分 +7(貯金7)
広島東洋カープ (3位) 25勝19敗 2分 +6(貯金6)
横浜DeNAベイスターズ (5位)17勝23敗 0分 ▲6(借金6)
阪神タイガース (6位)17勝29敗 1分 ▲12(借金12)
リーグ優勝は東京ヤクルトスワローズで、ヤクルトは交流戦前時点で首位(貯金9)でした
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。つまり、この年は交流戦前首位だったチーム(ヤクルト)がそのまま優勝しています。
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:
阪神タイガース (1位)31勝14敗 1分+17(貯金17)
横浜DeNAベイスターズ (2位)24勝19敗 1分 +5(貯金5)
読売ジャイアンツ (4位)23勝24敗 0分 ▲1(借金1)
東京ヤクルトスワローズ (5位)17勝28敗 2分 ▲11(借金11)
中日ドラゴンズ (6位)17勝29敗 0分 ▲12(借金12)
リーグ優勝は阪神タイガースで、阪神は交流戦前時点で首位(貯金17)でした
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。この年も交流戦前首位だったチーム(阪神)が優勝しています。
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:
阪神タイガース (1位) 25勝19敗 4分 +6(貯金6)
広島東洋カープ (2位) 22勝17敗 4分 +5(貯金5)
読売ジャイアンツ (3位)23勝21敗 4分 +2(貯金2)
横浜DeNAベイスターズ (5位) 21勝24敗 1分 ▲3(借金3)
東京ヤクルトスワローズ (6位) 18勝26敗 2分 ▲8(借金8)
リーグ優勝は読売ジャイアンツで、巨人は交流戦前時点で**3位(貯金2)**でした
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。首位阪神とはゲーム差2.0と僅差で追う位置から、後半戦で逆転優勝を果たしています。
過去5年(2020〜2024年)の傾向を見ると、交流戦前時点で最も貯金が多かったチームがそのままリーグ優勝したケースは半数程度でした。実質的に交流戦のあった4シーズン(2021–2024年)のうち、2シーズン(2022年と2023年)は交流戦前首位チームが優勝し、残る2シーズン(2021年と2024年)は交流戦前時点で3位だったチームが逆転優勝しています
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。例えば2021年は貯金16で首位だった阪神を、交流戦前3位・貯金4だったヤクルトがシーズン終盤で追い抜き優勝しました
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。2024年も同様に、交流戦前首位の阪神(貯金6)を3位の巨人(貯金2)が逆転しています
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。 このことから、交流戦前の貯金数が多いことは優勝への有利な指標ではありますが、絶対ではありません。交流戦前首位チームが優勝した割合は約50%に留まり、残り半数では数ゲーム差以内で追走していたチームが逆転優勝しています
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。つまり、交流戦前時点でトップに立っていても油断できず、シーズン後半の戦いで優勝争いが大きく動く可能性があると言えるでしょう。各年のデータから見ても、貯金数トップのチームがそのまま逃げ切るケースと、後半戦で巻き返して優勝するケースが混在しており、交流戦前の貯金と最終的なリーグ優勝との相関は限定的です。ただし、貯金が多いチームほど優勝争いに絡みやすい傾向は確かであり、交流戦前に貯金を築くこと自体は重要な基盤と言えるでしょう
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。最後に、交流戦自体の勝敗もシーズンの流れに影響を与える場合があります。交流戦期間中の成績如何で貯金を増減させ、優勝争いの趨勢が変わることもあるため、交流戦前の段階で首位にいることが必ずしも安心材料ではなく、他チームも含めた後半戦の巻き返しに注意が必要です。以上のように、過去5年のデータからは**「交流戦前に最も貯金が多い=優勝確実」とは言えず、貯金数とリーグ優勝の相関は一部に留まる**ことが分かります
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。
最近ふと、衆議院と参議院の違いって、セ・リーグとパ・リーグみたいなもんじゃないかと考える。
ジオニック社がザクで絶対王者だとされても、裏ではツィマッド社がドムを生み出し、そして戦後はアナハイム・エレクトロニクスが連邦軍の技術を吸収して大暴れ。
私の人間関係も、学生時代にどこかの下っ端にいるような気分から、やっと対等な友達関係を築けたかと思えば、ふとした瞬間にまた孤独に押しつぶされる。
まるで、ジオニック社とツィマッド社の熾烈な覇権争いのようだ。
そんな中、ふと高級アクセサリーに目が行く。
それぞれの輝きは確かに違う。値段だけでは語れない、その存在感に、持つ人の気持ちもまた輝きを増すのかもしれない。
私も、そろそろ自分に「ご褒美」をあげるべき時期なのだろうかと、考え始めている。
昨夜のコンビニバイトでは、準夜の仲間たちとクソ客との一触即発なやり取りに、思わず「これが接客の極意か」と感心する瞬間もあった。
あの職場では、まるでお互いがガンダムのパイロットのように、状況に応じた絶妙なタイミングでセリフを交わしながら、日々の小さなドラマを演じている。
待ち合わせの時間に向けておしゃれをして準備万端。
だけど、彼は「駐車場代はケチる」男らしく、目的地に着いた時にはすでにランチタイムは終了。
結局、隣町の駐車場から46分の徒歩でお店にたどり着く羽目に。
まるで、どんなに計画を立てても、政治の裏工作や企業の策略に翻弄される私たちの人生そのものだと、呆れずにはいられなかった。
こうして振り返ると、衆議院と参議院の微妙な違いも、ガンダム企業の覇権争いも、友達との距離感も、高級アクセサリーの煌めきも、コンビニでの笑い話も、そしてデートでの駐車場問題も、すべては人生という名の壮大なドラマの一幕に過ぎない。
どんな些細な出来事も、振り返れば熱いロマンと切なさが溢れている。
今日もまた、笑いあり涙ありのこのドラマに身を任せ、一歩一歩前へ進んでいこう。
伝統的に、読売ジャイアンツはセ・リーグの盟主として、圧倒的な人気と実績を誇っています。
一方、千葉ロッテマリーンズはパ・リーグの中堅球団という位置づけですが、近年は着実に力をつけています。
読売ジャイアンツは、豊富な資金力を背景に、スター選手を数多く抱えています。
千葉ロッテマリーンズは、育成に力を入れており、若手選手の活躍が目立ちます。
読売ジャイアンツは、伝統的な「王道野球」を重視し、投手力と打撃力のバランスを重視しています。
千葉ロッテマリーンズは、機動力を活かした「スモールベースボール」を展開し、相手のミスを突く戦略を得意としています。
読売ジャイアンツは、全国的な知名度とファン層を持ち、圧倒的な集客力を誇ります。
千葉ロッテマリーンズは、地元千葉を中心に熱狂的なファンに支えられています。
過去の成績やチームの構成、戦略、ファンの応援などを総合的に考慮すると、読売ジャイアンツの方が総合力で上回っていると言えるかもしれません。しかし、千葉ロッテマリーンズも近年力をつけており、両チームの対戦は常に拮抗した勝負になることが予想されます。
読売ジャイアンツと千葉ロッテマリーンズのどちらが強いかは、様々な要素によって変動するため、一概に結論を出すことはできません。しかし、両チームとも日本のプロ野球界を代表する球団であり、今後の活躍が期待されます。
Permalink |記事への反応(11) | 10:48
Twitterでは「裏金を暴いたのは赤旗なのに、共産党が議席を増やせないなんて……」のようなつぶやきが多く見られる。
自分は5年くらい前から共産党に投票するようになったけど、そんな自分でも「共産党が議席を増やせるわけねーだろ」と思っている。
ニュースに興味などなく、投票も行かなくていいと思っていた側なので、そもそも共産党という言葉のイメージが悪い。共産党と聞くと「なんか中国の、全員が同じ思想になることを目指してる宗教的なやつ」くらいのイメージでしかないと思う。真っ先に消去法で消す政党でしょう。
あと、赤旗が暴いたし、報道が素晴らしいのは事実なんだけど、そもそもニュースを誰が暴いたかなんて興味ないでしょ。朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、読売新聞のスタンスの違いすら知られてないと思う。
ニュースを仕入れるのはYahooのトップニュースの見出しかSNSで流れてくるやつくらい。たまに興味を持ったとしても「比例で復活」「宏池会」「連立政権」などの単語が当たり前に出てきて、知識が求められる。
野球好き以外はパ・リーグとセ・リーグの違いを答えられないし、興味もない。サッカー好きでもない限り、何人でやるスポーツかも知らない。ニュースってニュース好きっていう趣味人のためのもの。
だから、多分、共産党がやるべきなのは、Tiktokで「難しい単語全てに注釈をつけて、ニュースを60秒で解説する、優しいお兄さんお姉さん」的なことだと思う。
[0. はじめに]
東京ヤクルトスワローズというと、東京・神宮球場を本拠地とするNPBセントラルリーグの人気球団のひとつである。数年前には、セ・リーグ優勝、日本一ともなり、なかでもそのマスコットキャラクターのつば九郎は、ドアラ(中日ドラゴンズ)とともに大人気である。そんな球団もここ数年は低迷しているが、2020年から3年余りのコロナを経て来場者は爆増である。ただ、この来場者増はどの球団でも同じ傾向であり、行動制限をともなう3年余りの反動と思われる。
[1. 本題]
野球観戦人気が高まり観戦チケットは球団公認ファンクラブに入っていないととても買いづらい状況である。こうしたファンによっては、全球団のファンクラブに加入していたり、シーズンシートオーナーになったりするケースがある。そこで、ヤクルトファンクラブ更新システム障害の件になる。
事前告知があり、2024/9/17 14:00-ヤクルトファンクラブ更新が開始された。このシステムにも問題があり、ログインできない、項目を入力して選択して次を押しても進めない、エラーで元に戻り最初からやり直す、といったシステム障害が発生し、70分後の15:10頃にシステムメンテナンスとなり、一時停止となった。
こうしたチケット販売システムと同様の特性として、発売時間からシステムへの膨大なアクセスが発生し、システムダウンや一時利用制限に至る事はヤクルトファンクラブ更新システムだけでなく、他でも多く見られる。
例えば、広島カープ公式チケットサイト(2月から3月頃に一斉に全試合を発売)、阪神タイガース公式チケットサイト(2月から3月頃に一斉に全試合を発売)、ぴあ、イープラなど。他には、iPhoneオンラインショップなど、大変だった記憶があるでしょう。
当然、ヤクルトファンクラブ更新システムの詳細は公開されていないが、システムの挙動から主な構成を書く。
一般的な、Webシステム構成で、[Web/APサーバ(Apache)] - [DBサーバ]のシングル構成となっており、恐らく拡張性は低く、Web/APサーバ1台、DBサーバ1台(Non-FT, Non-Cluster; Non-HotStandby, Non-ColdStndBy)とみられる。
Webサーバは、It works!と表示されているページがあったことから、Webサーバ(Apache)と見られる。セキュリティ設計・設定は詳細まで詰められていない可能性があると見られる。
関連システムとして、スワクルファンクラブシステム(NPB12球団の共通的な仕組み; どの球団も同じ構成)、スワチケ販売システムがあり、[DBサーバ]にはファンクラブ会員テーブルが存在している。
アプリケーションは、1)ファンクラブ新規/更新メンバーチェック、2)ファンクラブ会員種別選択、3)ファンクラブ特典選択、4) 決済方法選択(クレジットカード決済)、といった流れになっている。ここで問題である業務設計としての画面遷移が、i) スワクルファンクラブシステムへのログイン、から 2)ファンクラブ新規/更新メンバーチェック、になっているあたり。
スワクルファンクラブシステムへのログイン認証をしておきながら、次の画面で、会員番号、生年月日、電話番号を入力させて新規/更新メンバーチェックとして、DBを全検索している。DB全検索の負荷が高く、このあとの画面でも毎回同じ検索が実行され、ログイン及びセッション情報をもって何度も検索されることでさらに負荷が上がる。WebシステムとしてもSubmitボタンを連打できてしまうことでこの負荷が際限なく上がってしまう。このように、少ないユーザでは問題とならなかった動作が同時多数になることで動作できなくなってしまう。
これにより、何度もシステムを再起動していたものとみられる。(submitでの検索が全く反応が無くなることがあったことから。)
[4. 原因と対策]
→ 今更、そんなすぐにはできない。
→現実的にはこれかな。スワクルファンクラブシステムへのログイン後に会員種別で更新画面への遷移バナーを用意して順次、更新システムへ誘導。
→ 今更、そんなすぐにはできない。年1回だけしか使用しないものにお金を掛けることがきっと見合わない。
→ 今更、そんなすぐにはできない。F1チケット販売システムなどで使用されている待ち行列システムを間に挟むパターン。
Ref.
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/30203
【お詫び】2025年度Swallows CREWの入会受付再開について
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/30269
[コメント]
システム障害から挙動をみて何が問題でどうしたら良いのかまで、即時に思いついてしまうのだが、文字に起こしてこれを分からない人にも理解できるような文章、図解して、、予算関係者に承認貰って実施して、となると大変だよな。外から見てるだけで、やるべきことも見えるんだけどきっとこういうシステムを担当している人は業務もシステムも精通してないから、何が問題でどうしたらいいのかまで思いつかないのかもなー。システムごとに導入ベンダ、運用ベンダーが各社入り乱れると、責任範囲も違うしこうすればいいのにってのも非常に調整が難しい。
2) 会員種別による段階的システム開放、の対策案で進められると思うから、とっととやってください。
それにしても、プロ野球シーズンはまだ終わってないのに来期のファンクラブ会員募集って気が早すぎるよなあ。顧客満足度を上げて更なるリピートする仕組みを構築していくためにできること、他にすべき仕事があると思うのだけど、まあいいや。
「レッドデビルズというと、楽天を退団した安楽智大(27)が在籍していることばかりが報じられていますが、21年オフにDeNAから戦力外通達を受けた乙坂智(30=現米独立リーグ)も22年に在籍しています。乙坂はレッドデビルズで打率3割3分3厘、盗塁王のタイトルも獲得しました。かつて、DeNA、オリックスなどが若手選手をメキシコのウインターリーグに参加させた経緯もあり、今も現地とネットワークを持つNPB関係者は少なくありません」(前出・関係者)
DeNAがバウアーのメキシカンリーグ行きのために「ひと肌脱いだ」との情報は今のところない。しかし、1月のコーチ会議で「バウアーがいる状況」と「いない状況」の2パターンの投手編成が話し合われた。そのため、レッドデビルズでの5試合登板が終了してもMLB側からのアクションが何もなかった場合、DeNAは改めてバウアー側にアポイントを取る段取りになっているという。
「DeNAに再入団してくれるかどうかは、バウアー次第です。ただ、DeNAがバウアーにこだわるのは今シーズンだけでしょう。新加入のジャクソン(27)、ケイ(29)、ウィック(31)の3投手が物凄く良いんです。とくにジャクソンはエース級の働きをしそうで、三浦大輔監督 もオープン戦終盤、隠して登板させませんでした。2位ルーキーの松本凌人(22)も一軍戦力です。今永昇太(30)、バウアーの抜けた穴は埋まっている。その意味でも今季のDeNAは要注意ですよ。セ・リーグでは『阪神よりも怖い』と警戒する向きもあります」(ライバル球団スタッフ)
バウアーが再入団した場合、昨季33ホールドを挙げたウェンデルケン(31)、オースティンを含めた外国人選手の「試合出場登録4人まで」の問題が生じるが、前出の関係者はこうも言う。「筒香はチームを変える力があり、バウアーには順位を変える力がある」。2人が復帰したら、セ・リーグの順位予想も大幅に変わってくる。