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2025-10-21

anond:20251021213525

了解議論の流れを踏まえ、あなたの主張(「外国人労働者なしで“管理された縮小”は可能」)の中核仮説を、データで一点ずつ崩します。結論から言うと、あなたの主張は①“圧縮コスト時間”を過小評価し、②“人手の下限”がある領域介護インフラ防衛エネルギー)を技術だけで短期に置換できると誤信し、③外部依存(食料・エネルギー外貨)の現実無視しています政策論としては実装不能な楽観です。

1) 「密度再編すれば固定費は下がる」—圧縮の移行コスト臨界の崖を無視

あなたの主張は「都市統合生活圧縮」で“均衡”を保てると主張しますが、固定費連続的に下がらない。交通上下水・医療学校消防などは一定需要を割ると一気に維持不能になりやすく、路線廃止病院撤退が誘発する“サービス消失転出→税基盤縮小”のスパイラルが起きます国交省白書も、人口減少下のネットワーク脆弱化を前提に課題を整理)。 ([国土交通省][1])

平成の大合併」の学術検証でも、合併で必ずコストが下がるとは限らない、短期はむしろ支出増、長期も項目によって増減が割れる等の結果が反復して報告。統合節約は近似であって恒真ではない。つまり密度再編すれば固定費が下がる」は一般化の誤りです。 ([J-STAGE][2])

要点:圧縮は“魔法節約装置”ではない。むしろ効果と移行費(統廃合・補償更新人件費調整)が先に立つ。

2) 「自動化AI人手不足を埋める」—介護医療自動化余地が小さく、時間軸が合わない

厚労省の最新推計:介護職員2040年度に約272万人必要(22年度比+約57万人、年+3.2万人ペースでの純増が必要)。現実は離職超過や採用難が強まり介護は1応募に4.25求人という“超売り手市場”のケースも報じられています。不足の山は2030年代半ばに顕在します。 ([厚生労働省][3])

OECDILOレビューは、ケア領域人間接触判断倫理比重が高く、ロボティクスやAI代替限定的実装にも時間がかかると整理。生成AI事務軽減はできても対人ケアの主工程は当面人が必要です。 ([OECD][4])

産業側でもロボット密度世界的に急伸中ですが(IFR)、増設は主に製造現場あなたの主張が要の介護医療・運輸サービス自動化難度が高い領域です。“質的転換で穴埋め”は2030sのピー需要に間に合わない。 ([IFRInternational Federation of Robotics][5])

要点:2030年代までに必要なヒトのケア労働は、機械では代替しきれない。時間軸の逆転(先に自動化が完成する前提)は非現実

3) 「高齢者女性の参加で賄う」—余地は残るが“決定打”ではない

日本就業率はこの10年で女性高齢者ともに大幅に上昇。今後も改善余地はあるが、弾は既に相当使っている。OECDJILPTも、日本人手不足は“長期・構造的”と評価女性高齢者の追加動員“だけ”で需給を均すのは難しい。 ([JIL労働政策研究・研修機構][6])

OECDは明確に、「女性高齢者就労促進に加えて、外国人労働者のより大きな活用が不可欠」と勧告あなたの主張はこの国際的ベースラインを外している。 ([OECD][7])

要点:国内労働供給の上積みは必要条件だが十分条件ではない。国際機関合意見解とも齟齬

4) 「外貨知財輸出で稼げばよい」—対外依存(食料・エネルギー)の“下限規模”を過小評価

日本食料自給率カロリー基準)38%。残りを輸入に頼る構造は不変で、価格ショックに脆い。輸入代金の原資となる外貨獲得は規模が要る。“縮小+内需シフト”は、食とエネの輸入価格変動に晒されやすくする。 ([農林水産省][8])

エネルギー自給もOECD下位の水準。再エネ・原子力の拡大方針は進むが、当面はLNGなど化石燃料必要地政学次第でコスト高リスクは常在。輸入代替が進むまでの移行期は外貨の厚みが防波堤になります。 ([Reuters][9])

要点:「質で稼ぐ」こと自体は正しいが、外需の“量”が痩せる安全保障(食・エネ)に跳ね返る。縮小均衡は国際価格ショックに極端に弱い。

5) 「防衛無人化モジュール化で少人数運用」—下限の人員産業基盤は不可避

無人機AI化はトレンドだが、整備・補給サイバー・指揮統制など人員需要は不可避。装備の国産化共同開発にも裾野人材企業群が要る。人口人材の最小密度を割る縮小は、維持費の単価上昇と技術の途切れを招きがち。ここを外国人高度人材まで閉じるのは自縄自縛。〔※エネルギー安保と同様、移行期の脆弱性は高い〕(政策白書エネルギー構成記載参照)。 ([Reuters][9])

要点:“少人数で守る”には、逆説的に高密度技術人材基盤が必要。縮小で“密度”を落とすと単価が跳ね上がる。

6) 「外国人低賃金固定化改革遅延を招く」—実際の日本は選別受け入れが既に主流で、労働市場はなお人手不足

在留外国人は376万人(2024年末)。内訳は「永住」「技術・人文知識・国際業務」「特定技能」「留学」などに分散し、技能・専門に紐づく制度設計が中心。一律の“安価労働大量投下”という描写実態とズレる。 ([法務省][10])

有効求人倍率は直近でも1.2倍前後の張り付き。構造的な人手不足が続いており、賃上げ自動化を促す圧力は弱まっていない。むしろ企業賃上げ投資・定年延長を同時進行。受け入れ=改革を止めるという単純因果は成り立たない。 ([JIL労働政策研究・研修機構][11])

要点:現行制度は“管理された受け入れ”であり、人手不足を埋めつつ賃上げ投資は進行。あなたの主張の「受け入れは害」という前提はエビデンス薄弱。

7) 「圧縮・再編を“先に”やれば均衡できる」—順番の逆:崖は2030年代に来る

人口構造の確定性(IPSS):2050年代に1億割れ、2070年8700万人規模、65歳以上が約4割の高齢社会。現役世代急減は避けられない。圧縮自動化必要だが、需要ピーク(介護医療インフラ更新)が先に来る。 ([情報処理推進機構][12])

からこそOECDは、「女性高齢者活用に加えて移民外国人労働)」と複線を勧告。“技術圧縮だけ”に賭ける単線は、移行期リスクサービス崩壊地域消滅外貨不足)を無担保で抱える。 ([OECD][7])

総括:あなたの主張の論理穴(コンパクトに)

1.固定費連続的に下がる前提 → 実際は崖と移行費が大。([国土交通省][1])
2.自動化が先行前提 →介護医療代替限定需要の山が先。([厚生労働省][3])
3.国内労働だけで充足前提 →国際機関外国人活用も不可欠と明言。([OECD][7])
4.外貨は質で十分前提 → 食料38%自給・エネ輸入の現実は量の稼ぎを要請。([農林水産省][8])
5.防衛は省人でOK前提 →人材技術裾野の下限密度無視。([Reuters][9])
6. 受け入れは害前提 →日本は既に選別・管理型、なお人手不足は強い。([法務省][10])

建設的な対案(“数字”を伴うポートフォリオ

私の主張が示した筋に沿い、単線自動化圧縮のみ)ではなく複線でリスク分散すべきです。

介護医療2040年に+57万人の純増必要(計272万人目標)。(i)生産性KPI(記録・シフト自動化で1人当たり稼働+10~15%)、(ii) 定着率KPI離職率▲X%)、(iii)計画的外国人受入(特定技能EPA看護留学生で年+5~8万人レンジ)をセットで。 ([厚生労働省][3])
インフラ路線・病床の段階的統廃合と代替手段の所要時間費用自治体別に数値化(“崩れの連鎖回避)。移行費は地方債/JFMで平準化。 ([jfm.go.jp][13])
産業外貨知財・素材・制御SWへ重点配分しつつ、輸出額・為替前提・電力単価上限を数値で明示(エネ政策軌道リンク)。 ([Reuters][9])
労働市場女性高齢者就業KPIを置きつつ、ミスマッチ是正と選別的外国人補完を同時に(OECD勧告どおり)。 ([OECD][7])

結論あなたの主張は「圧縮自動化・内製化」を必要十分条件と誤置し、時間軸(2030年代の崖)と下限規模(介護外貨エネルギー防衛)を見落としている。

日本が取るべきは、圧縮×自動化前進させつつ、管理された受け入れを“保険”として併走させる複線戦略である単線リスク集中、複線はリスク分散。これが現実的な均衡です。 ([厚生労働省][3])

Permalink |記事への反応(0) | 23:22

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anond:20251021074221

了解。元の論旨(「現実直視せよ」)に乗っかって、「縮小均衡でいい」という主張への反論をまとめます

反論縮小均衡は“均衡”になりにくい

1.固定費の壁で均衡が崩れる

インフラ道路上下水道鉄道・送配電網・自治体運営救急/消防)は固定費が大きい。人口納税者が縮んでも費用は比例して下がらない。利用者減→運賃/料金↑→さらなる離脱ネットワーク縮退…と負のスパイラルに陥りやすく、安定均衡より「崩れの連鎖」になりがち。

2. 輸入依存(食料・エネルギー)と国防の“最小実行規模”

日本は食とエネルギーを外から買って生きる国。外貨を稼ぐ製造業サービスの規模が一定ラインを割ると、交易条件の悪化通貨の弱体化、調達コスト上昇が重なる。さら国防規模の経済が効く分野で、装備調達人員維持・技術基盤に下限の規模がある。ここを割る「縮小」は安全保障リスクを跳ね上げる。

3.少子高齢化は“縮小の質”が悪い

均等に縮むならまだしも、先に減るのは生産年齢人口。要介護医療需要はむしろ増える。結果、依存率の上昇で一人当たりの負担加速度的に重くなり、医療介護年金給付削減か増税のどちらか(多くは両方)を強いられる。「ほどよい縮小」で止まらない。

4.自治体生活サービスの“臨界点”

学校病院路線商業一定需要を割ると突然維持不能になる(段階的ではなく飛び石的に崩れる)。廃校病院撤退・減便/廃線→通院・就学が困難→転出→税基盤縮小…と、局所的な“均衡”は成立しにくい。

5.イノベーション生態系密度依存

研究開発、人材育成スタートアップ、部材・設備サプライヤーの集積は人と資本密度生命線。縮小は需要人材プール風呂敷市場)を同時に縮め、投資採算を悪化させる。結果、技術導入・自動化で埋めたい穴がかえって埋まらない。

6.財政金利の“トリレンマ

税収基盤↓/社会保障支出↑/インフラ更新費は下がらない。どこかで(1)給付削減、(2)増税、(3)政府債務増の選択になる。債務増に依存すれば、わずかな金利上振れで利払いが公共投資を食い荒らす。これも均衡を不安定化させる。

7.地政学ショックに弱い体質

平時の“ギリ保てる縮小均衡”は、災害資源価格高騰・隣国圧力といったショックで簡単に壊れる。冗長性・予備費防災力が痩せるほど、社会は脆くなる。

それでも縮小均衡を主張するなら、最低限この“数字”が要る

スローガンではなく運用計画を。少なくとも:

医療介護年金給付水準・負担率・年金開始年齢の具体値
インフラ:どの路線/病院/学校をいつまでに統廃合、代替手段費用・所要時間
防衛人員・装備の下限目標国産/共同開発比率、年間調達
産業:輸出の目標額・構成為替前提、電力コストの上限目安
労働自動化投資計画投資額・年率・導入率)、人手の穴を誰がどれだけ埋めるのか
地方財政:広域化の工程表赤字補填の財源

この骨太の“勘定”が示せない「縮小均衡」は、実質「均衡なき縮小=衰退容認」に過ぎない。

反論結論

縮小均衡で十分」という言説は、固定費と最小実行規模、依存率上昇、ネットワーク臨界地政学ショックを軽視している。多くの分野で均衡は連続的ではなく崖をもつ。ゆえに現実的ではない。

成長至上主義をやれと言っているのではない。必要なのは

最低限の規模と密度を守るための生産性向上(自動化デジタル化への本気の投資)、
選択と集中+統合サービスの面で“点で高品質、面でアクセス確保”の設計)、
管理された受け入れ(技能教育に紐づく移民留学生専門職戦略的導入)、
防災防衛・基盤投資の確保(“保険料”としての国の体力)。

これらを外せば、「縮小均衡」は均衡ではなく、壊れやす縮退経路だ――というのが反論だよ。

Permalink |記事への反応(1) | 08:14

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2025-10-06

anond:20251006143948

育児ストレスとか何らかの原因によるメンタルヘルス悪化で「貧困妄想」が出ていそうだ

金持ちなのにお金が減るのが身を切られるようにつらく感じる→ストレス増加→貧困妄想が加速

という負のスパイラルに入って、正常な判断ができなくなる

例えば、タクシーを使ったほうが時間や体力が節約できて結果的に安い、とか、食費を削ると家族健康モチベを悪化させるとか、経済的常識に基づく考え方ができなくなる

 

子供に影響が出る前にプロの手を借りたほうがいいような気がする

貧困妄想があると、子供お小遣いお年玉用途をはじめ、誕生日クリスマスプレゼントの選び方、日常雑貨の使い途にまで異常な干渉をするようになる

夫婦口論子供の前でやるのは虐待に入るしな

Permalink |記事への反応(0) | 23:49

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2025-10-02

anond:20251002143107

「愛想良くする努力をしてたら」

基本女より上だと思ってるから愛想よくするのに抵抗がある、

そこを徹底的に演技しろってのが恋愛工学だが所詮本心ではないからすぐバレて関係が続かない。

ますます女が悪いってスパイラルにハマる。

増田のように適正な自己認識人間関係に対する謙虚さが徹底的に欠けている。

Permalink |記事への反応(0) | 16:25

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2025-09-28

anond:20250927155350

カクヨムがきついのは、カクヨム流行っているジャンル出版しても売れないこと

数年前まではカクヨムでこれだけ盛り上がってるなら売れるんだろうって書き下ろしも出てたけど上手くいかない、出版社も売れないことに気がついてカクヨムっぽい書き下ろしは出さなくなった

それなのにカクヨムで書いてる人らはカクヨム内の流行ジャンルを追いかけて、カクヨムランキングを駆け上がろうとしている

出版がゴールじゃないのかもしれないけど、だったらランキングとか気にする必要ないし流行ジャンルいかける必要もないしPVも気にしない方がいい

だけどランキングPVを気にして流行ジャンルを追いかけてしまってカクヨム全体が不幸なスパイラルに陥っている

Permalink |記事への反応(1) | 20:04

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日本終了アルゴリズム

1. 「賃金を上げるぞ!」

名目賃金が上がる→企業物価転嫁対応実質賃金が下がる→賃金物価悪循環スパイラルハイパーインフレ日本終了

2. 「積極財政で金を刷れ!」

金を刷りまくる→マネーサプライ増加→通貨価値低下→ハイパーインフレ日本終了

3. 「消費税0%にするぞ!」

消費税0%→財源が確保できない→国債大量発行→ハイパーインフレ日本終了

Permalink |記事への反応(0) | 03:10

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2025-09-26

いい加減教員馬鹿にするのはやめたらどうか

今年の教員採用試験の応募状況が公開されたが…

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/05/2025053004

まだ実施前なので小学校でも2.2倍あるが、実際はここから取り下げや当日欠席、合格後に他の自治体民間企業就職するための辞退者が出る。

なので実際は1.5倍もいけば御の字だろう(多分1.2倍とかになると思うが)

この応募倍率からの最終合格者の数字メディアに取り上げられ、1週間はその低倍率に大騒ぎするのだが、それも事態の深刻さを全く表していない。

現場教員が何らかの理由休職すると採用試験に落ちた人間定年退職した人間、その他免許を持ってる人間に片っ端から電話をかけて臨時的任用や講師を探すことになるのだが、そういったルートで教壇に立つ人間まで含めるととうに教員採用試験は全入になっている

というか、代わりが見つからないので授業の展開を閉じたり、残った人間で変わるがわる授業を行うということも、ほぼどの学校でも起きている

教員不祥事を起こすが、それは業種に関係なく誰かしらが絶えずどこかで不祥事を起こしている。それを過剰にメディアで叩きすぎたため、教師という職業はそれだけで見下して構わない存在になってしまった。

良い教育には良い人材必要で、良い人材を雇うには採用試験の倍率を上げねばならない。採用試験の倍率を上げるには給料労働環境などをよくしなければいけない。しかし、教師という職業自体が見下していいものになってしまったため、教師以下の給料で働くことがプライド的に許せない国民達ばかりになってしまった。

とりわけ都庁などの人間などは、格下の教師以下の給料で働くなら死んだ方がましだと思うだろう。

結果、待遇がよくならないので採用試験の倍率がどんどん下がり、ますます学力人格面でも粗悪な人材ばかりが採用され、粗悪な人材不祥事を起こす。というスパイラルに陥っている。

金を払えば私立でいい教育が買えると思ってるかもしれないが、私立教師公立教師も同じ畑から採れる。狭き門のごく少数の待遇の良い私立に受かるためだけに教職一本でいく人間は少ないので、落ちて公立に行くリスクを考えたら、教職自体目指さないのが賢い生き方なのだから。(そもそも実際は私立労働環境のほうがひどい場合が多い)

誰でも学校に嫌な思い出もあろうし、いやな教師に教わった経験もあろう。しかし、個人的憂さ晴らし教師を叩くことで損をするのは結果的子供たちであり、子供たちが未来日本をつくるのだ。

そこまで考えていないのであれば、叩いて見下している教師以上に、自分思慮深い存在とはとても言えないだろう。

Permalink |記事への反応(2) | 20:26

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2025-09-20

anond:20250920025233

子供の頃からエロ広告ロリエロ漫画見せて育てて、育ったロリコンどもが教職について子供性的に付け狙う最悪すぎる育児環境キモオタどもが作ってる負のスパイラル何とかしないとヤバいつってるだけなのにコレ。

エロ子供の目につかないようにするゾーニングだけは絶対に許せない謎のキモオタもの価値観最悪すぎる。

Permalink |記事への反応(1) | 03:00

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2025-09-18

そもそもアニメ版ぼっち・ざ・ろっく!」は全くポリコレ的に正しくない

俺が見本を見せてやる!

両性具有中道二成(ちゅうどう・ふたなり)は生まれついての凡人だが、凡人すぎる自分を凡人なりに恥じた結果、父にして母たる遺伝的な繋がりのある両性具有扶養から貰ったギター練習し、ネットで人気のギターマスターとなる。

二成はある日、完全なる偶然によってとあるライブハウスを訪れ、そこで二人の両性具有出会う。

一人はドラマー伊地知虹春夏秋冬、もう一人はベーシスト山田両。

諸般の事情によりやむなく欠席したギター代理として登板した二成は、それなりの結果を出す。

三人でバンドを結成した後、事前に明確な打ち合わせを行ったうえでの契約の元に定められたノルマに基づいてチケットを売ることになった二成は、それなりにいる友人達にそれなりの誘い方をするがそれなりに断られる。

チケットノルマを達成できないことを恥じた二成は風呂上がり(風呂シーンはカット)に落ち着いて考えた末、自分が有名になった時にプレミア価格がつくと信じて自爆営業を決意するのであった。

その後、諸般の事情説明してバンドに戻った喜怒哀楽多少池鱈郁と共に結束バンドはそれなりに活動

アルコール健康的で適度な付き合いをする飲河満腹スパイラル自称するバンドパーソンとの出会いなどを通じてそれなりに活動してそれなりに平凡に過ごすのだった。

Permalink |記事への反応(0) | 22:48

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2025-09-13

なぜ女は自分を怯える男を恋愛対象には見ないのか

お前らは女が見かけや年収に惹かれると思ってるが、それは完全に見当違いだ。女が一番最初に見るのは「この男は私に怯えてるか?」これだけなんだよ。

まず、女性恐怖症とか自信のない男の研究データを見てみろ。シドニー大学調査で2,744人の独身男女に調査した結果、モテない男の特徴第2位が「自信のない態度」だった。女は本能的に「生存能力の低い男」を排除するシステムを持っているんだ。怯える男=危機管理能力がない=子孫を残せない、この図式が無意識に働く。

チー牛が納得できないのはまさにコレだろ。見かけが同等で年収職業自分以下の男がモテてる現実。でもそいつらには決定的な違いがある。女を怖がってないことだ。

女性心理学者研究によると、女は相手の「自己肯定感」を瞬時に察知する能力が異常に高い。お前らが女の前でビクビクしてる時点で「こいつは弱い雄だ」と無意識に判定される。逆に、DV男がモテ理由もこれで説明がつく。あいつらは女を恐れてない。むしろ支配しようとする。女はその「強さ」に惹かれるんだ。

心理学的に言えば、これは「優位性認知バイアス」の結果だ。女は男の微細な表情、声のトーン、姿勢から「この男は私より優位に立てるか?」を判断してる。お前らが「どう思われるだろう」と考えてる瞬間、もうアウトなんだよ。

さら残酷現実を教えてやる。女性恐怖症の男の特徴を見てみろ。「女性身体的に近づくと不安高まる」「意識的女性を避ける」「自尊心が低く悲観的」。これ、全部お前らに当てはまってないか

でも一番ヤバいのは、この怯えが「学習」されることだ。一度女に怯えるようになると、その恐怖心が次の女性関係でも再現される。つまり、負のスパイラルにハマる。チー牛がチー牛のまま年を重ねる理由がここにある。

逆に自信のある男を見てみろ。彼らは「相手の反応」ではなく「自分価値」に焦点を当ててる。女が自分をどう思うかより、自分が女をどう思うかを優先する。この心理的立ち位置の違いが、モテる・モテないを決定的に分ける。

最後に、お前らが勘違いしてることを言っておく。「優しいから女にモテない」じゃない。「怯えてるから女に相手にされない」んだ。優しさと怯えは全く別物だ。本当に優しい男は、女を怯えさせない自信と強さを兼ね備えてる。

から覚えろ。女は年収を見る前に、お前の「恐怖心」を見抜いてる。スペックより先に、お前の「男としての自信」を評価してる。それができてない限り、どんなにイケメンになっても金を稼いでも、永遠に恋愛対象外のままだ。

まずはその怯えを捨てろ。女を人間として見ろ。そしてお前自身を「女に評価される存在」ではなく「女を評価する存在」として認識しろ。これができない限り、お前らは一生チー牛のままだ。

追記

この話を短くまとめると、社会学者リースマンが「孤独群衆」で語るところの社会性格論における他人思考型ではなく内部思考型でいる方が男性女性から受け入れられ易い、と言うだけの話だ。

こう書くと非常に簡潔にまとまる。

そして、この説明のほうが「では実際に女性の前で、どのように振る舞うべきか?」という問いに対しての回答になっているし実施も容易だ。しかしながら、ここまで読んでこの追記の内容をあなた理解できているだろうか?全ての人が理解できているとは思えない。だから仕方なしにチー牛だとか、ここの読者層が受け入れ易いであろう、と想像する言葉を用いている。結果として私が主張したい内容とはやや乖離があるがやむ得ない、と判断したのだが、とても驚くべきことに、私が女性に対して暴力的であれ、と主張していると言う甚だしい誤読をされるのだから、やや乖離どころの騒ぎではない。これは私の文章力の欠如なのか、それとも読者の読解力なさなのか、困惑する。願わくば前者である方がまだ私にとっては好ましい結論である

Permalink |記事への反応(21) | 16:48

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2025-08-25

マンガ8000円分おすすめありがとうございました

anond:20250822184057 の元増田です。

運よくホットエントリはいったので、たくさんのおすすめいただきました。ありがとうございます

以下、いただいた作品を「(電子物理わず)持ってるもの」 「読んだことがあるもの」 「読んだことない・知らない」で分類しました

ブクマを下からかのぼます

  

電子物理わず)持ってるもの

・猫と竜

・チ。

ダンジョン飯

ラーメン再遊記

・葬送のフリーレン

ふつうけいおん

ラーメン赤猫

読んだことがあって今はいらないもの

・だんドーン

寄生獣

銃夢

映像研には手を出すな!

望郷太郎

国民クイズ

・SLAM DUNK

マスターキートン

僕のヒーローアカデミア

バジリスク 甲賀忍法帖

めしにしましょう

武装錬金

銀の匙

三国志

イエスタデイをうたって

メイドインアビス

幽☆遊☆白書

ライアーゲーム

風雲児たち

イムリ

らーめん才遊記・ラーメン発見伝

独身アパートどくだみ

ハイパーインフレーション

サンキューピッチ

封神演義

 

読んだことない・知らない

キメラ

瑠璃宝石

・J↔︎M

ハンザスカイ

メダリスト

・片喰と黄金

天国大魔境

サマータイムレンダ

火花

・最果てのソルテ

・ハニワット

・血の轍

ヴァンピアーズ

勇気あるものより散れ

・烏に単は似合わない+烏は主を選ばない

運命の巻戻士

・対ありでした

・1秒24コマのぼくの人生

・Lv1魔王ワンルーム勇者

図書館の大魔術師

日本三國

惑星のさみだれ

スピリットサークル

・北北西に曇と往け

ヘテロゲニアリンギティ

ワッハマン

・ 峠鬼

・令和のダラさん

明日の敵と今日握手

マスケットガール

・オルクセン王国

税金で買った本

・来世ではちゃんしま

・生き残った6人によると

・ コーポアコーポ

バルバロ

・ダークギャザリング

ねこ、はじめました

シグルイ

FX戦士くるみちゃん

・ROUTE END

孤高の人

煩悩西遊記

ねずみ初恋

・きみにかわれるまえに

・ながたんと青と。

青野くんに触りたいから死にたい

宝石の国

スキップローファー

マロニエ王国の七人の騎士

・ふつつかな悪女ではございます

刻刻

ゴールデンゴールド

オレンジ

賢者学び舎防衛医科大学校物語

AR/MS

項羽と劉邦、あと田中

勇者クズ

・捨てられ聖女異世界ごはん

・ニセモノの錬金術師

ふたり家族になるまでに

・相席いいですか?

ヴィンランド・サガ

バイオーグ・トリニティ

ワールドトリガー

わたし恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)

ロマサガ2漫画版

・終の退魔師 ―エンダーガイスター―<無修正ver.>

・最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場

・ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット

戦隊レッド異世界冒険者になる

辺獄のシュヴェスタ

機動戦士クロスボーン・ガンダム

最果てのパラディン

となりの怪物くん

3D彼女(新装版)

・アルテ

魔法使いの夜

スパイラル推理の絆〜

・その着せ替え人形は恋をする

乱と灰色の世界

ソアラ魔物の家

チハヤリスタート!

・凶乱令嬢ニアリストン

チキタ★GuGu

・ペリリュー

・私が死んで満足ですか?

・アンサンシンデレラ

・猫奥

・できる猫は今日憂鬱

ブラック企業社員が猫になって人生変わった話

ガチ恋粘着

ARIA完全版

怪獣を解剖する

廻天アルバ

・路傍のフジ

・煙たい話

トライガン

最後のレストラン

ドラゴン養ってください

・冥天レストラン

大友克洋全集

家栽の人

荒野少年イサム

・幽麗塔

それでも町は廻っている

EDEN

幻獣の國物語

聖女に嘘は通じない

うつごはん

ダーウィン戦記

伊藤潤二猫日記

乙女ゲームヒロインで最強サバイバル

マップス

・余命2ヶ月の異世界健康法

異世界ありがとう

異世界サムライ

  

以上からおすすめいただいたものから検討して

バルバロ

怪獣を解剖する +解剖、幽霊密室

・路傍のフジ

にしたいと思います

あと、

図書館の大魔術師

日本三國

・峠鬼

瑠璃宝石

あたりは機会があれば(セールだったり、ポイントがあったら)優先度高めで読みたいと思いました。ありがとうございます

条件にこの10年くらいの漫画としておけばよかったですね。それ以前の作品ちょっと今は読む気分ではないですすみません

あとスポーツもの歴史ものが苦手なので、メダリストとか三国志風雲児たちも今回は無しで。ペリリューはいつか読もうかと思ってますが。

猫と竜買ってるけど、別にマンガ好きではないです。むしろ犬派です笑

あとおっさん剣聖あげてるけど、なろうだから好きみたいなのもないです。特に生物は読みません。

なんだかんだで漫画歴40年くらいだし、ジャンプラやウェブリ、コミックデイズは入れてるのでマンガを読む機会はそこそこあるのですが、世の中にはまだまだ知らんマンガがいっぱいあるなと当たり前の感想を持ったりしました。

ありがとうございました。

追記 08261421】

ブコメで「バルバロが未読の人の興味を引いた機序を知りたい」とあったので、バルバロ以外も含めて選んだ理由を書いときます

バルバロ! 1話目がブクマホットエントリに上がってるときに読んで面白いな続き読みたいなと思ったものの、その後、忘れてて思い出して開いたら途中が読めなくなってたたので。風俗周りは一時期興味があって色々調べてた(意味深)ので、その辺で興味があるのもある。

怪獣を解剖する +解剖、幽霊密室 これもホットエントリかXに流れてきてしったやつ。僕は怪獣8号が1話のまま続いてほしかったと思ってるタイプ人間なので、そういう人間として読まずにはいられないので期待しまくってる。

・路傍のフジイ Xのプロモツイートに何度も何度も流れてきて、どうせくだらないやつだろと思って無料分を開いたら想像10倍くらい面白かったのと、けっこう外部評価が良いみたいなので興味を持った。

次点

図書館の大魔術師 タイトル漢字がごついのだけ知ってたが、今回名前が挙がってたので1話を読んでみたら結構面白かった。でも、これ買うと他が買えなくなるので後に回します。あとで買うには入れておきました。

日本三國  これも話題なのでタイトルは知ってるのと、2.5次元舞台化してるらしく昔の推しが出てるのでちょっと興味がある。これは冊数的に路傍のフジイと迷ったので、次回買うかな。

・峠鬼 全然知らないタイトルだったけど複数の人が名前を挙げていて、気になったので1話を読んでみたらよさそうだったので。ガチ歴史ものはあまりきじゃないんだけど、歴史ファンタジーは好き。

瑠璃宝石 絵を見て、ちょっと性的過ぎるなと思ってパスしかけたんだけど1話読んでみたら面白かった。鉱物周りは昔の上司がやたらと詳しく、自分化石が好きなので一時期東京ミネラルショーに足を運んだりしていたので気になってはいる。けど、上記の3冊と比べたら優先度下がるかな。

  

要はブクマSNSでお試しでよんだことがあるやつを選んだ感じですね。なんと安直な。

Permalink |記事への反応(2) | 03:42

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2025-08-17

anond:20250817010742

有名どころばかりをオススメしてたらそれを見る人が増えて更に有名になるというスパイラルになる。

有名どころ以外が全く視界に入らない状態というのは多様な好みに対応できてないってことだ。

からいくらかの割合マイナーなところからも選出する仕組みがあり、部分的にはほとんどランダムだったりする。

Permalink |記事への反応(0) | 10:19

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anond:20250816091437

女が加害者事件被害者が老若男女いずれの属性でもとにかく扱いにくくてまともにニュースにならない

ニュースにならないか警察検察もろくに事件化しない

事件化しないということは裁かれることもなくニュースにもならない

このようにガチで「もみ消しのスパイラル」が存在する

からニュースにならないのだ

なんなら自殺とかしてもニュースにならないゾ

実例を挙げよう

女が不凍液を夫に飲ませて腎不全にさせた事件があった

男女逆なら男側は終身刑も余裕であり得るガチヤバのイカれた事件

だがこの事件弁護士に入れ知恵させた女が、破っても実質ペナルティが無い約束をするだけでまんまと執行猶予を勝ち取った

そして爆速ニュースサイトから消滅した

女が犯罪をするとありとあらゆる組織加害者保護のために全力を出す

よって女が加害者パターンガチでもみ消される率99.999999999%(イレブンナイン)なので本当にヤバい

絶対にまともに裁かれないから女から犯罪被害受けた場合は同じ女でさえ泣き寝入りする始末

いじめ犯罪やるなら女に産まれるとこから始めろ

これが令和日本ガチライフハックである

Permalink |記事への反応(1) | 01:10

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2025-08-15

弱者男性は「肛門日光浴」を試すべき

最近欧米の一部セレブスピリチュアル志向インフルエンサーの間で密かにブームとなっている健康法

それが肛門日光浴(Perineum Sunning)」だ。

いま、この斬新なセルフケアはいわゆる「弱者男性」にこそフィットするのではないだろうか?

ビタミンDによる精神安定効果で気分が前向きになる

日光浴によって体内で生成されるビタミンDは、うつ症状や不安感を和らげるとされる。

スマホ浸りで外に出ていない、日光を浴びていない、常に睡眠不足だ、生活が乱れている。

そんな負のスパイラルを、下半身から断ち切れるかもしれない。

セルフケアとしての自尊心回復

世間評価とは無関係に、「自分の体をケアする」という意識は、心の土台を整えるきっかけになる。

普段注目されることのない場所に気を配ることで、「普段注目されない俺だって輝いていいんだ」という小さな自信が芽生えるのである

デジタルデトックス効果

スマホSNS遮断して、太陽と向き合う数分間。

裸で、誰にも見られず、ただ風と光を感じる、それだけで脳内リセットができるのである

人間関係世間のしがらみに疲れた心のために、静かな再起動時間を持ってみてはいかがだろうか?

弱者男性には肯定体験必要

社会の荒波にもまれ努力がなかなか報われない。

そんな弱者男性たちに必要なのは、「すぐに結果が出る完璧自己改善」ではなく、

「何もしないよりちょっとマシ」 「試してみたら意外と悪くない」という小さな成功体験だ。

肛門日光浴は、やや突飛に見えて実は極めて原始的な「自然との再接続」でもある。

どうせ誰も見ていないのだから、一度、窓際で太陽と己の肛門を向き合わせてみてはどうだろうか。

Permalink |記事への反応(0) | 14:05

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2025-08-14

スパイラルちんちん

Permalink |記事への反応(0) | 21:34

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親戚の女児男児に対する男どものコミュニケーションがしつこいイジリやからかい言葉ばかりで、そういう絡みやめなと言ってるんだがどうも理解する能力がないらしい

いい年した男が男同士でもそういう対話しかないのって恥ずかしいんだが

幼児期からまともな会話スキルがある大人の男が周りにいない負のスパイラルなんだろーな

Permalink |記事への反応(1) | 10:18

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2025-08-01

やっぱ木多って鬱なのでわ?

仕事が出来ない状態なら仕事を辞めるしかないのに

責任感で仕事に執着して自分自分を追い詰めてゆく負のスパイラル

木多は実は繊細で真面目ボーイだから、出来もしないのに躁状態で年内連載再開をブチ上げる

ギャグ扱いされてるからいーけど、本気にしたファンマジで叩き始めたり、ムリヤリ連載再開したのにツマランみたいな低評価ばっかだと鬱拗らせてヤバイかもね

Permalink |記事への反応(0) | 21:41

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2025-07-31

円高デフレ増税歳出削減日本経済を救う

日本経済の長期的な構造的停滞を打破するためには、「積極財政」「金融緩和」といった超短期志向政策から脱却し、通貨価値防衛財政健全化を主軸とする緊縮的なマクロ経済運営が不可欠である

本稿では、この主張を経済理論と歴史的実証に基づき論理的に補強し、緊縮政策正当性再確認する。

I.円高デフレ貨幣の信認を取り戻す処方箋

日本経済の深層的問題は、需要不足でも労働生産性でもなく、通貨財政に対する信認の喪失である

とりわけ長年にわたり維持された低金利量的緩和によって、投資家消費者の期待形成は歪められ、「無限国債を発行しても破綻しない」という誤解が広がった。

この状況下で求められるのは、円の価値日本国債信頼性回復することである

1.円高政策の意義

円高輸出産業にとって短期的には逆風となるものの、長期的には以下の効果をもたらす。

2.デフレ容認経済合理性

デフレ一般経済活動を抑制する悪とされがちだが、それは需給ギャップ放置されたままの状態に限られる。制御されたデフレは、以下のような貨幣質的向上をもたらす。

結局のところ、通貨に対する信認こそが経済の「共通言語」であり、持続的成長の基盤である。その信認を裏打ちするのが、円高デフレ容認という冷静なマクロ政策なのだ

II.消費税20%・歳出削減30兆:財政規律再建の基盤

国家財政は単なる収支管理ではなく、通貨に対する信用と、国民の将来への信頼を裏付け制度的基盤である

財政再建を先送りすることは、通貨制度のもの毀損する行為に等しい。

1.消費税率の引き上げ(20%)
2.歳出削減(30兆円)

このような政策の目指すところは単なる「支出の削減」ではなく、国民貨幣に対する信頼を維持・向上させる制度改革にほかならない。

III.リフレMMT減税派危険性:ハイパーインフレの罠

近年再燃するリフレ派・MMT派・減税派議論は、いずれも貨幣本質を誤解している。

すなわち、「通貨とは政府負債である以上、信用によってのみ成立する」という事実過小評価しているのである

これら政策が同時に採用された場合、以下のような悪性スパイラル懸念される。

財政赤字拡大 →国債市場の不安定化 →長期金利の急騰 →中央銀行による国債買い入れ強化 →通貨の信認喪失インフレ加速 →資産価格実質賃金の歪み →社会秩序の動揺(グレートリセット

IV国内通貨建て債務本質:返済可能性よりも貨幣価値問題

よく言われる「日本債務自国通貨建てだから問題ない」という主張は、貨幣制度における信用という中核的要素を見落としている。

たとえ形式的デフォルトしなくとも、国債価値が維持される保証はない。

中央銀行国債を引き受け続ける場合、いずれは市中に流通する通貨の総量が実体経済を上回り、貨幣の過剰供給によるインフレリスクが顕在化する。

その結果、家計企業資産は目減りし、社会全体の信用・制度への信頼が損なわれる。

総括:信用・通貨価値財政健全化が再建の鍵

結局、国家経済基盤とは、「借金が返せるかどうか」ではなく、「通貨がどれだけ信頼されているかである

緊縮政策短期的には痛みを伴うが、それは制度の信認、貨幣の質、そして未来世代選択肢を守るための構造投資なのである

積極財政による一時の景気刺激ではなく、信認回復による持続的成長をこそ目指すべきである

Permalink |記事への反応(0) | 21:22

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2025-07-23

馬鹿地獄を見るまで間違いを認識できない

リフレ派の末路と貨幣の死

リフレ派は、デフレからの脱却を至上命題とし、量的緩和財政出動を併用してインフレ期待を高め、景気を刺激しようとしてきた。

しかし、結果的経済悪化している。一つづつ見ていこう。

財政出動通貨膨張インフレ常態化

コロナ禍では、財政支出が急拡大した。

問題はこの緊急対応のあと、支出が慢性化したこと

通貨供給量は増え続け、貨幣価値が下落。

これにより、

という現象が止まらない。需要を超えて貨幣が溢れれば、インフレ当然の帰結

円安スパイラル貨幣価値の低下→円売り→輸入物価の上昇

日銀金融緩和は円を相対的価値の低い通貨にし、国際市場では売られる通貨として定着。

という、国民生活を直撃する物価高を引き起こす。

賃上げ悪循環を呼ぶ

労組によるベースアップ要求高まると、企業側はそれを価格転嫁で応じざるを得ない。

賃上げ価格引き上げ →さらなる賃上げ要求

この賃金物価悪循環リフレ派はこれを「健全な成長(好循環)」と誤認しているが、実質賃金が下がる限り、国民生活水準は下がり続けるだけ。

実質賃金貯金価値は目減りし続ける

名目賃金が上がっても、物価がそれ以上に上昇すれば実質的生活水準は低下。

また、貯蓄の価値も減り続ける。

金利上昇がもたらす財政崩壊

リフレ派は低金利前提で政策を組み立ててきた。しかし、

こうした構造は、財政破綻を内包している。

グレートリセット、つまり大規模な債務再編・通貨改革現実味を帯びてくる。

ハイパーインフレリスク

リフレ派が政権中枢に居座り続ければ、以下のような展開も否定できない。

最悪の場合通貨の信認崩壊預金封鎖物々交換経済への逆戻りも、歴史的に例がある(例:ジンバブエ戦後日本)。

リフレ政策は「一時の幻覚」、代償は未来地獄

リフレ派の政策は、短期の景気刺激を得る代わりに、中長期的な経済の基盤を破壊している。

まさに「馬鹿地獄を見るまで間違いを認識できない」の体現

Permalink |記事への反応(2) | 22:39

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2025-07-20

社会への不満⇒排外主義参政党支持 という機序存在しない

僕はずっと、「政治家になりたい、政治をやりたいなんていう人を『支持』するのは、なんか嫌だな」と思い続けてきました。

fujiponさんのこのエントリ、全体としては共感できるところが多く、良い読み物だったという感想なんですが、一点少しひっかかる記述がありました。

でも、いまの日本で、少なくとも直接的に移民によって傷つけられているわけではない人たちが、いまの自分が置かれている状況への不満を「移民差別」や「懐古主義」に置き換えてしまうのが、正解だとは思えない。


ここに書かれているのは、なにかしらの現状への不満を抱えた人がそれを排外主義に転化しているという認識です。

この認識自体は決して珍しいものではありません。というか、排外主義について語られる際にはほぼほぼこのような語りがなされると言ってもいいくらいのスタンダード認識です。

でも、排外主義の裏には社会への不満があるという認識事実に基づいているのか、自分はかねてより疑問に思っています

例えばこんなケースを想定してみてください。

Aさんは長年正社員として勤め、定年退職した。現役時代の稼ぎは悪くなく、老後の経済的不安は少ない。配偶者子供との関係も良好である

退職して自由時間が大きく増えたAさんは、その時間Youtubeをよく視聴するようになった。

Youtubeトップページに表示されるオススメ動画の中には政治についての動画もあり、タイトルサムネイルから興味を持ちそのうちのひとつを視聴してみると、その後オススメにはそれと似た政治系の動画が数多く表示されるようになった。

Aさんはそれらの動画を視聴していく中で、現在日本では外国人による凶悪犯罪が多く発生し治安が脅かされていること、外国人が過度に優遇され日本人はないがしろにされていること、そしてメディア政治家の多くが反日左翼勢力支配されているためにそれらの問題は軽視されたり否認されたりしていることを知った。

そのことから、Aさんは選挙では日本人のための政治をしてくれる愛国的な新興政党投票すると決めた。

以上のケースはあくま自分創作ではありますしかし、これがただの勝手創作に過ぎないのか、それとも似たような事例が日本中のあちこち実在するのか、というと後者ではないかと思います

ではこのケースでAさんが排外主義的主張をする政党への投票を決めた背景に社会への不満は存在すると言えるでしょうか?

おそらくAさん自身に聞けば外国人ばかりが優遇される社会に大いに不満があると答えるでしょう。

でもそれはAさんが排外主義的主張に染まった結果生じた社会への不満であり、元々Aさんがなにかしらの社会への不満を抱えていたがゆえにそれが排外主義的主張を受け入れる背景になったとは言えないでしょう。

このように考えてみると、不満の感情排外主義に転化しているという認識現実に即しているのか極めて怪しいと言わざるを得ません。

かにここ最近日本話題といえば、まず物価上昇による生活苦という問題が大きなものとしてあり、その後排外主義的主張を掲げる新興政党の伸長という事態が発生しています。よって大きな話題時系列順に単純に考えるとそこに因果関係を見出すのも理解できる考えではあります

しかし、本当に因果関係存在するのかは慎重に見なければならないでしょう。

参政党の支持者層の偏りとして、男性が多いというのはありますが、低収入の人が多いという傾向は存在していません。収入が低い層ほど物価高の影響を大きく受け、社会への不満が高まるはずなので、これは経済の影響は大きくないことを示唆しています

欧州では低所得層ほど反移民感情を持ちがちな傾向があったとしても、それを単純に日本に当てはめられないということも指摘しておきます。なぜなら、日本島国であり、近隣の貧しい国の人が仕事を求めて不法入国就労するということは非常に困難ですし、そもそも少子化人手不足社会です。よって、低所得層仕事移民に奪われる恐れから反移民感情は極めて発生しづいからです。


不満の感情の転化でないならば、何が人を排外主義に向かわせるのかですが、自分はこれはインターネットの利用とメディアリテラシーの欠如でだいたい説明がつくと考えています

前提として、人間認知は遥か昔の野生生活生存率が高くなるように作られており、巨大で複雑な国際社会を生きるのに適合的ではありません。

よって、我々は余所者が嫌いです。仲間でない余所者の中には友好的な人物敵対的人物もどちらもいますが、友好的な人物に対して警戒心を持って接しても死ぬことはなく、逆に敵対的人物に警戒心を持たずに接してしまえば最悪命を奪われるわけで、生存のためにはそのほうが都合がいいからです。

同じように、我々は性善説よりも性悪説現実的だと感じます。実際には多くの人は自身良心を裏切るような行動を取ることに大きなストレスを感じ、自身が善良な人間であるという自己認識を得られることは大きな報酬と感じるわけで、好ましいとされる振る舞いをすることが多いです。しかし、生存のためには他者の悪意に備えたほうが都合がいい。よって実際の現実とは無関係性悪説のほうが現実に即していると感じられるのです。

このような認知バグ存在意味するところは、人間排外主義者になるのが自然だということです。

余所者を脅威に感じるのは我々の認知がそのようにできているからであって、当たり前のことですから

そして、この認知バグに沿った言説ほど、我々はわかりやすいし好ましいと感じるわけです。

いわゆるオールドメディアは、まだ正しさや妥当性という評価軸にとらわれています

しかインターネット上ではより多くのインプレッションを稼げる言説こそが強く、ウケているからこそより多く拡散されるという正のスパイラルが生まれます。正しさや妥当性よりもウケるか否かが重要世界では、認知バグに沿った言説ほど有利になります

そして、前述のように排外主義はまさに認知バグに沿ったものであり、インターネット時代において最強の立場であると言えます

インターネット時代では排外主義こそが最強である

この認識世界各地で極右勢力が伸長していることに対して「インターネットが普及した結果の必然」という簡潔な説明可能します。

また、「ネット右翼(ネトウヨ)」という言葉存在するのに「ネット左翼(ネトサヨ)」という言葉ネット右翼という言葉ありきでしか使われないのはなぜかということの説明にもなります(左派リベラル派は認知バグに反することばかりを主張するのでネット時代では支持されない)。

なぜ2016年米大統領選のときヒラリーサンダースの支持者向けのフェイクニュースはあまりまれず、結果トランプ支持者向けのフェイクニュースばかりが作られることになったのかについても、これは説明可能です。

言うまでもないことですが、自身認知バグ無自覚排外主義同調してしまう人というのはメディアリテラシーの欠如した人と言わざるを得ません。

一定以上のリテラシーのある人は事実と反するにも関わらず支持されてしまいがちな言説のパターンをある程度把握しており、そのパターン通りの言説に対しては「あ、これデマっぽいな」という嗅覚が働きます

また、情報信頼性について自分が納得できる内容なのかよりも発信者信頼度によって判断するため、動画サイトまとめサイト情報源として信頼しません。

多くの情報を得ると情報強者になったような気になりますしかし、本当に大事なのは情報の量ではなく、情報信頼度を判定するメディアリテラシーです。これが欠如していると、ジャンク情報に振り回され、情報強者を自認する情報弱者になってしまうのです。

以上のことを逆の言い方をすれば、人を排外主義に向かわせる最大要因はメディアリテラシーの欠如であると言えます

実は思想の左右と思われているもののうちの多くは、思想の差ではなくメディアリテラシーの差であろうと自分は考えています

思想の左右というと対等な関係に思えますが、メディアリテラシーの高低は対等ではありません。よって、ネット右翼が「リベラル傲慢だ、対立する意見も見下さずに対等に扱うべきだ」と言ったところで、無茶な注文でしょう。なんならその「リベラル」も単にネット右翼よりもまっとうなメディアリテラシーを持っているというだけで特別リベラルな考えの持ち主というわけではないパターンも多いでしょう。



まとめると、なにかしらの社会への不満などの要因が転化して人は排外主義に染まる、というモデルは間違いだろうということです。

そうではなくて、なんの要因もなくても自然に人は排外主義の主張を好むものであって、逆に排外主義に染まらない人のほうにこそその不自然説明するためのなにかしらの要因を見出すべきであり、その要因として最大のものメディアリテラシーを身につけていることが挙げられる、というのが自分の考えです。

そして、突然人々のメディアリテラシーが急上昇することはない以上、たとえ今後経済が上向いたとしても排外主義は支持を伸ばすでしょう。もしかしたら参政党は支持を失うかもしれません。しかし、その際は他の党が排外主義票の受け皿として伸長するはずです。

排外主義の裏には不満の感情があるはずだと考えれば、経済社会が良くなって人々の不満が減れば排外主義も退潮するはずだと希望が持てます。でも、そうではないでしょう。

Permalink |記事への反応(8) | 07:35

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2025-07-19

anond:20250719174859

消費税増税雇用不安定

購買力減少、内需低下

国内産業委縮、少子化促進

インバウンド依存労働力輸入、さら国内産業縮小

⇒国力低下スパイラル

 

まず消費減税と雇用安定化が最初の一手やね

これができないと何してもダメ

Permalink |記事への反応(0) | 19:21

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2025-07-10

政治って難しいよな、ユーザーニーズ多様化するこの時代に、有権者の多様なニーズを実現することが求められるから

ニーズ多様化って、商品開発やエンタメだったらまだロングテール的な発想で対応できるところがあるけど、政治にそこまできめ細かい対応ができるかと言うとそうじゃ無い

結果としてそのニーズ政策に組み込んだ小粒の政党が乱立することになるかもしれないが、政党が小粒化するほど政策実現性は下がり、結果としてユーザーニーズも満たされない

負のスパイラルに陥り得る

Permalink |記事への反応(0) | 10:10

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anond:20250709164305

それはまあそう。排外主義の根源となっている、普通の人たちの不安や不満に向き合わなければ、何も解決されない。

でもリベラル普通馬鹿だし世の中を良くする気もなく、正義ごっこして説教したら内輪で求心力高めて気持ち良くなったり利益に繋げたいだけだから、向き合わず無意味にワーワー言ってるだけ。

そんなスパイラル社会が悪くなっていく。まあ期待せず自分家族暮らしだけ守れるよう頑張れば良いよ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:16

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2025-06-29

anond:20250629104953

言いたいことはわかる、フェミニズムの主張が通って負けたアンチフェミ被害ミラーリングして女性側を道連れにするタイプの足引っ張りスパイラルが多いわ、なんか

Permalink |記事への反応(0) | 11:07

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2025-06-26

パワハラ勢力感の関係

勢力感(社会的勢力感)とは

勢力感(または社会的勢力感)とは、「自分には他者に影響を与える力がある」「言うことを聞かせられる」と感じている心理状態を指します。これは必ずしも役職権限の大きさだけに依存するものではなく、自分が「影響力を持っている」と主観的に感じていることが重要です。

実力に見合わないポジション勢力

実力や人間性が十分でないうちに高いポジション権限を得ると、その人が「自分には力がある」と強く感じるようになることがあります。この状態では、自分の行動や発言他者に大きな影響を与えると錯覚やすく、自己中心的になったり、他者への共感が低下したりする傾向があります

また、勢力感が高い状態では、認知バイアス(たとえば自信過剰認知衝動性など)が働きやすくなり、自分の行動を正当化やすくなります。その結果、他者への配慮が欠如し、パワハラにつながる不適切言動を起こしやすくなります

パワハラ勢力感の関係

パワハラは、職場上下関係優越的な立場を背景に、立場の弱い人に対して精神的・身体苦痛を与える行為です。勢力感が高まると、自分利益意向を優先しやすくなり、他者コントロールしようとする行動が増加します。

また、実力に見合わないポジションに就くと、自分能力不足や不安を補うために「仮想的有能感」を持つこともあります。これは「他者を見下すことで自分が有能であると感じる」心理であり、パワハラ動機の一つとなります

属人思考とは

属人思考とは、問題意見の内容そのものよりも「誰がやったか」「誰が言ったか」といった“人”に重きを置く思考組織風土を指します。たとえば、

といった特徴があります

属人思考ハラスメント関係

属人思考が強い組織では、ハラスメントの発生率が有意に高いことが調査で示されています

「属人思考」が高い組織は、ハラスメント被害の報告率が多く、会社対応率は低い傾向にあります

こうした組織では、「社長なら多少のハラスメントは仕方ない」「あの部長はもともと乱暴な人だから」といった“甘さ”が加害行為を許容しやすくし、被害者も「相談しても無駄だ」と感じやすくなります相談無力感)。

権威主義的・競争主義的な組織風土とも親和性が高く、負のスパイラルハラスメント常態化やすくなります

人間性を磨く重要

人間性自己認識を十分に磨かずに権限を得ると、勢力感にコントロールされやすくなります勢力自体が悪いわけではなく、責任感や他者への配慮と結びついた場合には組織にとってプラスに働くこともありますしかし、自己中心的な傾向が強くなると、パワハラなどの問題行動を引き起こしやすくなります

したがって、権力地位を得る前に、自己認識人間性を高めることが重要です。これにより、勢力感を適切にコントロールし、他者への配慮責任感を持ったリーダーシップを発揮することが可能になります

まとめ

勢力感」は他者への影響力を感じる心理状態であり、実力に見合わないポジションに就くと、この勢力感にコントロールされてパワハラを引き起こすリスクが高まります人間性自己認識を磨くことが、適切なリーダーシップパワハラ防止に不可欠です。

anond:20250626070517

Permalink |記事への反応(1) | 07:13

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