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「シト新生」を含む日記RSS

はてなキーワード:シト新生とは

2025-05-30

エヴァブルーレイコンプリートボックス

https://www.evangelion.jp/30th_anniversary_movie_collection.html

これだけ入ってても魂のルフラン流れるシト新生は含まれないんだな

曲の知名度の割に原典が知られてなさすぎる

Permalink |記事への反応(3) | 14:49

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2025-02-25

anond:20250225032504

なんつーか、一般層がじゃあ見てみっかってなってシト新生のあれを見せられたかと思うと…

Permalink |記事への反応(0) | 11:11

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2025-02-24

anond:20250224162742

放送時は、青春ラジメニアパーソナリティ岩ちゃんが激賞していた。

社会現象になったのは旧劇場版第1作(シト新生)の公開前後

謎解き本が多数出版された。

新聞データベース検索すれば、当時の雰囲気がわかると思う。

Permalink |記事への反応(0) | 21:40

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anond:20250224162742

爆発的にヒットして社会現象になったのは映画シト新生の時で、俺もその時に知った

アニメの本放送は、そういう作品放送されてたことを知らなかった

映画がヒットした後でテレビ再放送があって

「何かすごくヒットしてるらしいよ」

って家族で見たら、思いのほかエロいシーンがあって気まずかった

Permalink |記事への反応(2) | 16:32

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2025-02-02

ジークアクスの映画

シト新生と全く作りが同じ(前半総集編で後半新作)なんだけど誰もこれに触れる人居ないな。

Permalink |記事への反応(0) | 07:20

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2022-01-15

anond:20220115105937

シト新生

Permalink |記事への反応(1) | 12:07

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2021-06-03

魂のルフランはなぜ有名なのか

配信とかで「エヴァ一挙公開!」みたいなときでもシト新生無視される。

みんなどこで魂のルフラン覚えたの?

Permalink |記事への反応(4) | 12:14

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2021-03-28

「旧劇だってれいに終わってた」という奴らが忘れてること

シト新生かい未完成品をまずぶん投げられてそのあと半年待たされてるんだよね……

Permalink |記事への反応(0) | 10:16

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2021-03-15

anond:20210315125926

リアルタイムで追いかけた者としては

シト新生ラスト量産型が輪になって飛んでるシーンが興奮の最高潮

あとは蛇足

Permalink |記事への反応(0) | 13:08

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2019-11-01

anond:20191101144759

エヴァンゲリオンエヴァンゲリオン劇場版シト新生のどっちを取ればいいかからなくなるから

Permalink |記事への反応(0) | 14:54

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2017-05-20

心の中で魂のルフランが鳴り終わらないから次回予告を考えて見た

前置きが長いので、ここから本題です、というワードまでジャンプしてください。

エヴァシリーズ、完成したの?

から

たっましいのるふーーらーーーーーん

で終わってから、僕の中で魂のルフランがなり続けている

理由自分の家庭環境にある

自分の家はわりかしダメ父親の影響で色々あって色々あるんだけど、

シト新生の頃は嵐の前の静けさじゃないけど、まだまともで

父親が僕を映画に連れて行ってくれた

そこで見た、あの終わり方、当然ニュータイプ大好きアニメインタビュー大好きな父親は夏に続編が公開されることを知っていたため、

見に行こうと約束していた

だのに、父親が抱える問題の色々が頂点を迎えたのは、Airまごころを、君にが公開した直後だった

それから数年は映画を観に行けるような状況ではなかった

から自分の中のエヴァンゲリオンは未だに量産型エヴァが空から降ってくるシーンで終わっている

あのテレビ版のあとがどうなるのか?

どうなるんだろう?


ということで、考えて見ました

ここから本題です

有馬自分虐待していた母親と向き合い拒絶することでイニシエーションとしての恋愛の終わりを迎えることになる

それを見つめている浅葉の心情は?

次回、彼氏彼女の事情52話「彼氏彼女の事情

つのまにか山本麻里安もお母さんです

ついに明らかになるジークボゥの真実

なんと彼はトリハロンとベリンの間に生まれ子供、そのものであった

そう彼もまたカイエンと同じように受精卵の状態セントリーに預けられた

その時代に生まれはいけないもの、そしてまたこの時代にも居場所がないものであった

彼のその生い立ちにに何故か幼き頃みた天照の姿を重ねてしまアイシャ

果たしてトラフィクス3の結末はいかに

次回、ファイブスター物語第6話「マジェスティックスタンド

川村万梨阿って今でいうオタサーの姫だよね


なんだかんだでいつのまにやらボーイズラブアニメ監督として一定地位確立した望月智充

しかし、未だに宮崎駿のあの態度を思い出すと腸が煮えくり返ってしま

そんな彼にまたとない復讐の機会が訪れる

次回、実録ジブリの闇、第40話「ともみの素敵なプロデューサー

セラフィムコール川田妙子のメイン回ってえげつないほどにエロかったよね


読子リードマンをみた!読子リードマンをみたんだ! とつぶやきながら神保町徘徊する倉田英之

漫画作品であることをいいことにぶっちゃけ鉄血よりも大概な展開を続け原作をないがしろにし続ける千葉智宏

その大概なあれよりはましだしここ最近頭にビルドナックルを食い続けたかのような黒田洋介

なにやってるかわからない羽音たらく

スタジオオルフェの面々は最早誰もがある種の終わりを迎えようとしてたその時

真下耕一美少女ガンアクションの最新作の構想を提げやってきた

次回、清水愛プロレスがんばるあい、第1話あいぽんよりはまだまし!」

あの二の腕子供を二人育てた二の腕


あーあ、フォールアウトのプレイ日記書くだけであんなに人気者になれるなら、俺もダビスタプレイ日記かいてじゃじゃグルのはずみにしてーなーゲームしないけどー

と裏垢で書くべき内容をツイートしてしまう、ううきまさみ

しかしそれは、玉ねぎを食べても死なないタイプの犬の策略であった

チョコレートを食べても死なないタイプの犬がゲームをしているだけで一向に義理の息子の小説を読もうとしない態度に、ついに彼らが立ち上がる

次回、河森正治病気の時に食べるもの、第1話「へそのお」

アオイホノオ高田明美伊藤和典横手美智子三角関係が描かれるって本当?

ハヤテのごとくが終わったなら、それが声優! に集中できますね! と意気揚々ネームを切り続ける浅野真澄

しかし、エクセルにまとまったハヤテのごとく年表がどういう結末を迎えたか考慮すれば、そんな目測が甘いのは自明の理であった

はたしてエクセルにまとまったハヤテのごとく年表は実在したのだろうか?

そして、アド アストラ ペル アスペラはどうなるのか?

次回、鷲崎健ヨナヨナ六月マンスリーゲストはこのかた!吉野紗香! あと何分の初期のときにやったことがあるだけだから、十何年ぶりですね」

スターダストボーイズ中村繪里子ゲスト回はラジオ史に残すべき超面白回だったので各自アーカイブで聞きましょう

Permalink |記事への反応(0) | 00:11

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2016-10-09

http://anond.hatelabo.jp/20161009072555

確かに、庵野エヴァから逃げなかった。

その結果、1996年テレビ版終了後に劇場版が始まり

シト新生

Air/まごころを、君に

DEATH (TRUE)² /Air /まごころを、君に

の3作では上手くまとめ上げられず、

2007年からリメイクとして新たに新劇場版を作り出した。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

の3作も迷走していて

2016年になった今でも完結できずに悶々としている日々が続いている。


テレビ版の最終回は失敗でしたと謝って、エヴァから逃げてしまえば

シンゴジラももっと早く完成できていただろうし、

庵野監督としてもっと幸せになれた気がするのだけど、いかがだろうか。

Permalink |記事への反応(1) | 14:34

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2014-03-08

久々にカラオケに行った。

歌った曲(入力した曲)一覧を帰りに渡してくれるサービスとかあったらいいなぁ。

料理付き飲み放題。まずは乾杯

1.言ノ葉(刀語http://www.kasi-time.com/item-66917.html

2.続・溝ノ口太陽族天体戦士サンレッドhttp://www.kasi-time.com/item-45504.html

3.ごはんはおかずけいおん!!http://www.kasi-time.com/item-49801.html

4.COREPRIDE青の祓魔師http://www.kasi-time.com/item-53617.html

=新顔メンバー1名到着。各自間奏で自己紹介の流れに=

5.創聖のアクエリオン創聖のアクエリオンhttp://www.kasi-time.com/item-4110.html

6.ジョジョ~その血の運命~(ジョジョの奇妙な冒険http://www.kasi-time.com/item-64604.html

7.ライオンマクロスFhttp://www.kasi-time.com/item-35900.html

8.タチアガレ!(Wake Up, Girls!)http://ameblo.jp/kana6525/entry-11754991101.html

9.愛をとりもどせ!!(北斗の拳http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=38437

10.1/3の純情な感情るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=38437

11.ラマさんのラママンボ(しろくまカフェhttp://www.kasi-time.com/item-67948.html

12.Tell Your WorldGoogleCMhttp://www.uta-net.com/song/127069/

13.YOUGET TO BURNING(機動戦艦ナデシコhttp://www.kasi-time.com/item-5835.html

14.午後の待ち合わせ(ノラガミhttp://www.kasi-time.com/item-70343.html

15.哀戦士機動戦士ガンダムII・哀戦士編)http://www.kasi-time.com/item-6141.html

16.英雄ウルトラマンネクサスhttp://www.kasi-time.com/item-28882.html

=早くもデザート登場=

17.SKILL(第2次スーパーロボット大戦αhttp://www.kasi-time.com/item-21.html

18.トポロジーロボティクス・ノーツhttp://www.kasi-time.com/item-65671.html

19.シンクロマニカ(ガリレイドンナhttp://www.kasi-time.com/item-69407.html

20.Stand Up!!!!(てさぐれ!部活ものhttp://www.kasi-time.com/item-69171.html

21.炎のさだめ(装甲騎兵ボトムズhttp://j-lyric.net/artist/a00ab58/l012783.html

22.BLOODYSTREAMジョジョの奇妙な冒険http://www.kasi-time.com/item-65253.html

23.明正ロマン重音テトオリジナル曲http://www24.atwiki.jp/utauuuta/pages/2104.html

24.ニルヴァーナ妖狐×僕SShttp://www.kasi-time.com/item-64703.html

25.futuristic imagination東のエデンhttp://www.kasi-time.com/item-42576.html

26.一斉の声(夏目友人帳http://www.kasi-time.com/item-36300.html

27.希望宇宙の…(ギャグマンガ日和http://plus.himote.in/blogs/viewstory/3507

28.sister'snoiseとある科学の超電磁砲Shttp://www.kasi-time.com/item-66544.html

29.only my railgunとある科学の超電磁砲http://www.kasi-time.com/item-45162.html

シンクロした!=

=出てきたパンがマギー審司の耳っぽい?=

30.TakeYour Way(DEVIL SURVIVOR2 THE ANIMATION)http://www.kasi-time.com/item-66920.html

31.Beautiful Worldヱヴァンゲリヲン新劇場版:序)http://www.kasi-time.com/item-20068.html

=誤入力演歌)=

32.紅蓮の弓矢Linked Horizonhttp://www.kasi-time.com/item-67546.html

=大人の都合により?歌詞が表示されず……が、プロの集まりなので問題なし。=

=誤入力2(またも同じ演歌。もうアニメ化しちゃえよ)=

33.聖闘士神話ソルジャードリームhttp://www.utamap.com/showkasi.php?surl=S01525

34.motto☆派手にね!かんなぎhttp://www.kasi-time.com/item-38260.html

35.eternal realityとある科学の超電磁砲Shttp://www.kasi-time.com/item-68154.html

レールガンを撃ち尽くした=

36.不明(BPM200くらいの超速、冒頭ドラム連打から、女声ボーカル曲??、演奏中止)

37.God knows...涼宮ハルヒの憂鬱http://www.kasi-time.com/item-1209.html

38.secretbase~君がくれたもの~(10 years after ver.)(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。http://www.kasi-time.com/item-53442.html

=次を歌いたくもあり、画面と後奏で余韻を楽しみたくもあり=

39.Chase the worldアクセル・ワールドhttp://www.kasi-time.com/item-61054.html

40.きみのためなら死ねるきみのためなら死ねるhttp://j-lyric.net/artist/a051215/l0193d5.html

最後メンバー到着、ラスト1時間

41.FLY ME TO THEMOON新世紀エヴァンゲリオンhttp://www.kasi-time.com/item-7961.html

42.残酷な天使のテーゼ新世紀エヴァンゲリオンhttp://www.kasi-time.com/item-7960.html

43.ゲキテイ(檄!帝国歌劇団)(サクラ大戦http://www.kasi-time.com/item-32922.html

44.DAYS交響詩エウレカセブンhttp://www.kasi-time.com/item-23916.html

45.魂のルフラン新世紀エヴァンゲリオンシト新生http://www.kasi-time.com/item-5994.html

エヴァ中心に合唱モードへ=

46.meditations(fripSidehttp://www.kasi-time.com/item-51292.html

47.真赤な誓い武装錬金http://www.kasi-time.com/item-3246.html

48.ペガサス幻想聖闘士星矢http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=38074

最後メンバー。「33.聖闘士神話ソルジャードリーム~」とかぶらないのが流石!=

49.コネクト(魔法少女まどか☆マギカhttp://www.kasi-time.com/item-52119.html

=あれから3年……=

50.ウィーアー!(ONE PIECEhttp://www.kasi-time.com/item-15866.html

51.ダンバインとぶ(聖戦士ダンバインhttp://www.jtw.zaq.ne.jp/animesong/se/danbain/danbain.html

52.勇者王誕生!勇者王ガオガイガーhttp://www.kasi-time.com/item-35419.html

53.Don't say "lazy"(けいおん!http://www.kasi-time.com/item-41988.html

=お時間が……=

54.BELIEVEめだかボックス アブノーマルhttp://www.kasi-time.com/item-63915.html

55.マジンガーZマジンガーZhttp://www.uta-net.com/song/2270/

パイルダー「「「「「「「「オーン!!!」」」」」」」」=

Permalink |記事への反応(2) | 10:15

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2009-07-07

THE END OF EVANGELION」の感想集 2

http://anond.hatelabo.jp/20090707100038 の続き

 弐拾六話では全ての人とあっさり和解でき、すんなり受け入れられた。しかし世の中そんなに甘くないというか、実はそれこそが自己中心的世界と言える。もっとリアルに描いてみよう、というのが26話ではないかと。 何故なら「本質的に解り合うことのできない他者が存在する」ということ、他者を認識するとはそもそもそうしたことである筈だったから。庵野氏の構図で言う幻想世界の内部において、シンジはどうしてもそのことを容認できず、他者を理解できないまま、自分を理解するよう他者に縋り続けた。補完計画が完成し、群体から単体に還元され、全てを包含レイに抱擁された時点で、彼はやっとそのことに気付いた。 ラストアスカを殺そうとしたのは、アスカが正に他者であることを、彼が遂に知ってしまったから。でも結局殺せないし、前のようにエヴァの胎内に逃げることもできない。そこは既に第弐拾六話の月面と同様に、後戻りの聞かない場所、補完が導いた現実世界。・・・ なんと、エヴァと融合し全てのヒトを包含した神が、人一人殺せず、孤独に耐えかねて泣いているんです。 私はここに最高のユーモアカタルシスを感じました。こんなに見事なラストは、これまで観たことも読んだことも恐らく無かったです。(^-^)
宮村優子さんのラジオ発言とか最近目にするようになった彼女の雑誌のコメントを見ると、宮村さんは今回の劇場版をお気に召さなかったのかなとも思います。自分でも「なかなかのモノが出来た、俺の選択って凄いぜ。フフン」と庵野監督が思ってたのに、いざ、脚本を渡したら宮村嬢からの冷たい反応。それにショックを受けてああいったラストにしたのかな(^^;?無責任な憶測ですけど
 あのラストシーンは,シンジが選んだこの世界が決して「気持ちのいい世界」ではないことを辛辣に描いていました。しかし同時に,そこには絶望だけでなく,わずかな希望もあることをも示していたと思います。 希望アスカの手,シンジの涙。                   そして,『会いたい』という気持ち。
 ラストシーン絶望的。シンジはほんの少しだけ変わった。もうひとり、ほんの少しだけ変わったひとがいるみたい。でも、その「ほんの少し」への一歩のなんて遠いこと。2人は、まだ変わっていないみたいに見える。だけど、絶望は希望の裏返し。これからどうするか、それは、私たちに委ねられたのかもしれない。
  ひとつだけ考えられるのは、シンジ物理世界に戻ろうと決意したのをアスカ  も知っていて、そんなシンジとだったら一緒にいても良いかな、って思ったの  かも知れない。  でも、砂浜で再び自分の首を絞めてる彼を観て「ああ…やっぱり何も変わって  ないんだな…」と思っちゃったとか。
 寂しいことを言ってしまえば、アスカにとって、自分のために泣いてくれた人を身近で感じたのは初めての体験だったのかもしれません。初めてで慣れてないから、「気持ち悪い」のかも。
庵野監督は最後までアスカの扱いに困ってしまったようですね。その苦悩がラストシーンにも出てしまったのでしょうか。「おまえがいるから滅茶苦茶になっちゃったんだ~!」ってね。でもその存在を消せない(笑)
 嫌悪も一つのコミュニケーション。心の壁は現実そのもの。 そして、今までと同じ、自我と、人を代表とする非我との戦いがつづく。 何度もそれを確認しながら、幸せにも不幸にもなれるラストだったと思います。
 ラストシーンアスカ。第1話のレイと同じ場所に包帯を巻き、首を絞められながらもシンジの頬をなでる。 これって、つまりアスカの中の“母性”を表してるのかな、と思いました。綾波レイは「母」のメタファーそのものと言っていいでしょう。そして、シンジの側に横たわっているアスカレイと同じ姿であることは、彼女もやはりシンジを優しく包み込む“母性”を内に秘めていることを意味しているように思えます。その後の、シンジの頬に触れる行為も。 しかし、彼女最後の言葉は「気持ち悪い」。シンジを拒絶する言葉です。これは“14歳の女の子”として、「私はあんたの母親になる気なんて、今のところ、さらさら無いわよ」と言ってるんじゃないでしょうか。「あんたが何を求めてるのか分かんないけど、受け止めてあげる気なんてないわよ。余裕もないしね」と。まあ、あのシンジ-自分を傷つけるかもしれない他人を殺すこともできないで、ただしゃくりあげている-を受け止めることなど、14歳の少女に過ぎない、もちろん自身それなりに問題を抱えているアスカに、できるわけないでしょう。たとえ“母性”を持っているにしても。むしろ、一方的に求める方が酷です。(さらに、相変わらず求めるだけっていうのも、また問題だ)。 しかし、将来的には彼らがどう成長し、変化するかは分かりません。そういう意味では、もう多くの方が感想に書いてますが、「これから」を感じさせてくれるラストシーンではありました。もう語られることのない物語の続きの中で、彼らは彼らなりに成長していくのでしょう。
不快感(=気持ち悪い)」というのは、赤ん坊が最初に感じる感覚だということを聞いた記憶があります(←記憶あやふや)。そうでなくとも、「気持ちがよくない」という感覚は、まぁ、「夢」だとか「望んだ世界」ではなく、「現実」を示唆しているのかな、とも深読みしましたが・・・深読みしすぎかな?
 シンジアスカは、それこそお互い誰でもよかったんだと思います。憎む相手も愛する相手も。でも、自分を互いに真正面からぶつけ合った過去が、二人には出来てしまった。互いに、相手に対する憎しみも、相手が欲しいという気持ちも、相手を拒絶する言葉も告げてしまうほど、互いの気持ちを相手にぶつけた。そして、その憎しみも欲求も、おそらく今後の彼ら自身の心を強く拘束していくでしょう。 ラストシーンで、くびを絞め、瞳を動かし、頬をなぜ、涙を流し、気持ち悪いとつぶやいた二人は、それこそ、愛よりも深い、憎しみもかなわない、たとえ離れても、ひととき忘れても、もう互いの心の一部そのものにまで結びついたように見えました。 Onemorefinal:   I needyou.  もう一つの終局もすべてのおしまいではありません。英語のタイトルは『私はあなたが必要である』でした。 そして、皆に等しく、同じ戦いが、始まり、続きます。 でも生きてさえいれば、幸せになるチャンスはどこにだってあります。だって生きてるんですから。 愛よりも深く。 夏の映画は誰も他人を受けいれられなかった二人が、とにかくも深く結びついて、そこから再び、同じ戦いが始まる、終局であっても、何も解決していない、ラストでした。
シンジ内面に問いかける声も、もはや静かなレイの後ろ姿ではなく、アスカの赤裸々な罵倒へと変化しました。「お願いですから、もう電話してこないで下さい。」「よりを戻すつもりは更々ないの。」「その、やっぱり、友達以上に思えないの。」「ハッキリ云って迷惑なの。」「これ以上付きまとわないで下さい。」これらのセリフ作品の展開からは伺うことができない以上、庵野監督自身の人生から引用してきたものと解釈されます(もちろん脚色を加えているでしょうけれど)。つまり、劇場版におけるアスカは、これまで庵野監督を傷つけてきた「5人の女性」のような「他者」を象徴する役割を与えられるようになったのだというのが僕の理解です。 そうすれば、ラストシンジアスカの首を絞めかけたり、アスカがその後で「気持ち悪い」と言ったりする寒々しい展開も、すんなりと納得できるのです。現実の他者は、お互い決して期待通りの反応をしてくれない存在ですから。
 オタク依存を打破するために作ったアニメが、逆にオタク依存の代表になっ てしまった苦い皮肉。昨日某アニメショップで見かけた会話。 「これ買えば」(とシンジ君が表紙のアニメディアニュータイプを指さす少女) 「えーいゃぁー」(と汚いものでも見るかのように嫌悪する少女B) 彼女らの心の中にはカヲル君しかいないらしい。作品全体のテーマを見ようとせ ず、自分のお気に入りのパーツを使って幻想エヴァを作り上げて固執する。虚 構からも逃げ続けている。自分以外のエヴァはいらないのだ。そして、そのこと を指摘されると過剰に反応し激怒する。「ぱふ」の一部読者はひどいものだ。無 論、綾波アスカの一部ファンにも言える。 そういう意味で、庵野さんが「気持ち悪い」と言わざるを得なかったのは良く分 かる。だから実写を入れてこれでもかこれでもかというぐらいに観客に語りかけ た。でもそれは届かない。最も病んでいる人間、庵野さんが最も一言言いたい人 間は嫌悪する現実ファンタジーに変えて消し去ってしまうのだ。
シンジくんの首締めはちょっと??な気もしましたがアスカシンジの頬を撫でて「気持ち悪い」は、頬を撫でるシーン拒否、否定の感情からではなかったと思ったので集合体としての生命の海から浮上して「こ」の世界の「ここ」にいる「こ」の自分を認識し他の存在シンジ認識し「気持ち悪い」ことも沢山あるけど「ここ」に自分と他人が存在することを知覚認識して噛みしめていると感じました。いやぁすっかりアスカが主役でしたね。ここまでアスカ映画になってくれるとは嬉しい誤算でしたってのはアスカ者の偏見でしょうが。      とでも思わなきゃやってらんないよなぁ。
かくして、シンちゃんはアスカちゃんのドレイとなり、一生、幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。                                                       <終劇>
       自分は性的嫌悪感からくる言葉だと思ってるんですけどネ。       DEATHの新作カットの「ミサトやバカシンジの使ったお       湯なんて~」の頃には、もうシンジ君が自分の事を性的対象       して見てる事に気づいていたのでは?このぐらいのお年頃の       と女性ってそういうのたまらなく嫌だと思うのですがどうで       しょう?
シンジアスカを殺そうとするが思い止まる。アスカに優しい言葉を期待する"ファン=シンジ"だが"虚構=アスカ"は"気持ち悪い"と突き放す。そういうことか?ヒゲメガネよ。
それと映画アスカシンジを否定したのは(自分の勝手解釈ですが・・)「シンジアスカの事を、好きで求めているのではないのを、アスカは気付いていた。なので、コーヒーメーカーに激突させ、最後に’気持ち悪い’とまで言った」好きで求めていない、というのは、恋愛感情のみ、でなく、シンジは弱い自分を何とか持ちこたえさせる拠り所に「強く見えるアスカ」にすがっていたふうに見えたからです。アスカにしてみればそんなおかんのような役、あまり嬉しくない気が・・・。
 また、最後の台詞「気持チワルイ・・・」ですが、ラストシーンでのアスカの様子を見てみると、腕と頭部と目に包帯およびガーゼが当てられており、これは第壱話においてストレッチャーに乗せられてシンジ君の前に初登場した綾波レイそっくりの状態で、加えてあの目線から察するに、アスカの中には、彼女自身の魂や人格に加えて、レイの魂が入り込んでいるのだと私は感じました。 いわば、アスカとしてはトラウマを刺激するモノとして忌み嫌っていたレイの魂が自分の内面において(シンジへの想い故に)融合しつつあることについて現在のところ「ケンカカレー」(歳バレ?)の状態にある、ということで「気持チワルイ・・・」という言葉に繋がったのだと私は考えたのですが、みなさんはどう思いますか。
あのラストシーンは実はハッピーエンドである。あの砂浜のシーンは補完直後のシーンではない。実はその前にシンジアスカを見つけ、傷の手当をし、ミサトの墓を作るという一連のシーンがあったのである。しかしアスカは何も話さない、何も反応しない病室アスカの状態に戻ってしまっていた。(偽りの復活)そんなアスカを不憫におもったシンジは思い余った挙げ句、彼女の首に手をのばす。しかしその時、今まで何も反応しなかったアスカの腕が動き、シンジの頬を撫ぜる。嬉しさのあまり、涙を落とすシンジ。更にアスカは言う。「(あんたバカー、何泣いているのよ)気持ち悪い(わねえ)」そうあのシーンは「クララが歩いた」パターン感動的なラストシーンなのである。しかし観客の期待を裏切る事ばかりを要求された監督は素直に感動的なシーンを作る事ができずにあのような解りにくい形にしてしまったのである。だが安心したまえ、ビデオ・LD収録時には完全版として失われたカット台詞が収録され、誰の目にもハッピーエンドである事が解るに違いない。(笑)
シンジ監督アスカ・観客に置き換えると、あのラストシーンはまた違った見方が出来ますね。現実から遊離してしまっている観客を不憫に思った監督真心アスカが無反応だったら悲惨ですね。それより、もし「気持ちいい」と言われたらどーする(笑)
 シンジ・観客、 アスカ監督ではどうでしょうか? シンジ「わーん。こんなEVAはいらないよぉ~。     謎もあまり解明されてないし~     そこで気絶してないで、もう一回EVA作り直してよ~」 アスカ「(まだやれっての?)気持ち悪い....」
1:呼吸困難になった為の気持ち悪い  えー、シンちゃんに首をギュッとね!(爆)された惣流ちゃんですけど意識  の無い状態で首を思いっきり絞められては血のめぐりも悪くなり気分が悪く  なったという、低血圧で良く立ち眩みしてる女の子意見がありました(苦笑)2:あのセリフみやむーちゃんのアドリブ説  庵野監督に捧げるアドリブ説(黒い説ですわねぇ(苦笑))という人若干名3:怪我のために気分が悪い説  右手の謎の治療跡で判ると思いますが怪我してる場合気分が悪くなるもんです  (経験者談)4:2日目説  ・・・・・・(^^;)・・・・・・5:観劇してる人へのメッセージ説  ・・・・・・
 「きもちわるい」。 他人の体温が気持ち悪いことって、ないですか? でも、その嫌悪感を、人は「愛情」で中和させる。 けれどそれは「無理をしている」のかもしれない。 本当は、人なんて、生まれてこない方が良かったのかもしれない。 だけれど、生きている。 それでも、生きている。 生きていなければならない。  決して理解できない「他人」の隣で、それでも「一人ではなく」生きている。
 エヴァみたいな「黙示録もの」のラストって、和解・融合、善悪何れかによる統一、純粋な荒廃、・・・みたいな一元的な世界の出現で終わるのが相場じゃないですか。これは魅力的だけど、弱点があります。つまり、解り難いんです。 具体的にどんな世界になるのかが想像できない。私達の周りにあるのは、一元的把握が通用しない、それこそ「他者」が存在する世界です。争いの無い平和な世界、とあっさり書くことはできるけれども、そこがどんなところなのか、人或いは人々が何を考えて生きるのか、よく考えると理解できない。 放映版の受け入れ難さって、ラストのそういう典型的ユートピアが、観る側の想像力を麻痺させたせいがあると思うんですよね。 映画版は、そうした典型から脱したところが凄いと思います。シンジとゼーレの意思に従って、一元的な新世界を一度は成就しておきながら、シンジの成長というモチーフを重ねて「その先」を開いてしまった。この点に限れば、黙示録を越えちゃってますよね。そうして出来上がった「他者の居る新世界」には、シンジがその成長の代償として手に入れた、純粋で人間的な憎悪や悩みや悲しみがあり、観る側として非常に素直に感応できる。これがユーモアやカタルシスでなくて何であろうかと。そしてまたそうした世界を、アスカの最後の台詞一つで完成したところがまた見事なんですよね。
インパクトのある、出来るだけ短い、どうとでもとれる演出、ということでああなったんではないでしょうか。鏡のように、見たいものが見える、見たくないものが見える、うがった人にはうがった見方が見えるラストシーンだと感じてます。
最後にアスカが包帯をしている意味は、「アスカ自身が女になった」「シンジにとってアスカが女になった」という二つの意味を同時に持っていると思います。「気持ちわる」という言葉には、リアリティを持たす効果と、触れあいによって「産むことが可能な存在となった」=妊娠イメージを出す効果、それに、存在が個に分かれていることの実感(喜びも悲しみも)が表現されていたように捉えられました。
 最後のシーンについてはアダムとイブというよりアジア系神話 洪水で生き残った兄妹の話(日本のイザナギイザナミの話でもこういう始まりのものもあります)の方を連想しました。 アスカの気持ち悪いのセリフですが考えによっては色々とれるセリフですね。私はシンジと一線を引くセリフと取りました。(ここから他人としてスタートとして2人の関係はどうなるかという・・・)この最後はFANが自分たちで考える宿題だと思えました
最後のアスカも女っぷりがよかった!きっと、あれがアスカのやさしさじゃないのかな?と思った。急にわかったようなアスカになったら余計かなしいもん。とっても、ハッピーエンドだったと思います。映画みたあと結構すがすがしかった。
気持ち悪い,はよかった。絶望とそれでも幻想を構築しなくてはならないという意志が感じられ・・・るか? 絶望だけか? 慰めてもらいたいのか?
立派に完結していたと私は感じましたし、救いもあったと思います。ラストセリフは、生々しい接触も含めてアスカシンジを受け入れ始める、という言葉ではないのか、と思うのですが。少なくとも、突き放されて終わったとは感じませんでした。
私、あのシーンは本編に絡まないと思ってます。庵野のファンに対する愚痴だと思ってます。ファンによって傷つき首を絞められた「エヴァ」から、おおよそ倒錯しているファンの一番多いアスカの声で、ファンに対して文句を言ったんだと思います。
創世記によればエデンの園では人も含めてすべての生き物は裸で(つまり自分自身をすべて晒して)いても恥ずかしいとは考えなかった。ところがアダムエヴァが禁断の知恵の木の実を食べた途端に裸でいることに気づいて恥ずかしくなり、身体を覆って隠した。このことが神の怒りに触れ、2人はエデンを追放された。・・・ラストシーンの2人はやはり楽園を追われたアダムエヴァなのですね。自分の殻(ATフィールド?)を壊すことができなかった(あるいは自分の殻に閉じこもって出ることができなかった)シンジアスカだけは結局補完されることなく、荒廃した世界に取り残された・・。それでもアスカシンジを拒絶するかもしれない・・と。
この映画を、人間の内面の描写をメインとして考えると、まさしく、私の好きなジャンルに入るんですよね。いっかい、救っておいて、最後にもう一回、落としちゃうっていう。(笑)でも、最後は、あれでよかったと思います。だって、簡単にシンジが、他人を認め、世界も、そんなシンジを喜んで、迎え入れるで終わってたら(テレビの終わり方かな?これは。)、面白さ半減だと思います。そこで、アスカに気持ち悪いといわれて、自分の選んだ世界の厳しさというものを示して、終わった方が、なんか、心に重ーくのこるじゃないですか!(だから、ONEMORE FINAL なんだとおもいます。)
  補完中にシンジアスカと、ものすごい勢いで傷つけあいます。彼は最後には彼女の首に、手をかけるのです。そこまで他人というのは自分にとって厄介なものなんです。理解不能ですからね。  それでも、シンジは「融合」ではなく「他者との並存」を選びました。  「共生」だとか「相互理解」とか美辞麗句に彩られた根拠なんて、これっぽっちも示されないのに。根拠があるのだとしたら、寂しさゆえの「I need you」くらいなものです。単体になってしまったら永遠に孤独ですからね。(この辺、あまり自信無いな。二回目を見たほうがいいかな?)  目の覚めた彼は、隣で寝ているアスカの首を、再び絞めにかかります。そりゃ、あたりまえです。自らの選択とはいえ、自分を苦しめる元凶が、現実に厳然と、そこにいるわけですから。ほっとくと、こっちが殺されるかもしれませんし。「他人がいる」─────本当に深刻です。この問題は。  なぜか生きていたアスカが、そんなシンジの頬に手をやって、彼に「他者のいいところ」をちょっち認識させます。苦しみとともに、ヨロコビもまた確実にあるのです。シンジの手から、力が抜けて、その後のアスカの一言で「終わらない夏の物語」の幕が引けます。
 アスカの「キモチワルイ」発言は、相当ショックだったのですが、彼女らしい発言だなとも思います。少なくとも、病院のベッドで息だけしてる状態で生きている彼女より、ずっといいです。 「詩編The End of Evangelion」では、アスカの言葉は、「あんたなんかに殺されてやるもんですか」が入っていますが・・。 現実は、そうそう、都合のいいようにはならないんだという事に通じている気もします。
私が思ったのは、アスカはショックで植物人間状態がある程度つづいており、(目がサカナだった)シンジはいっそ楽にしてあげようとしたと見えたのですが。包帯をきれいに巻いてあるところを見るとシンジが悩むに十分な時間はあったのでしょう。(だからエントリープラグから気が付いたらあの場面、ていう訳ではない。)そしたらもう動かないはずのアスカの手が動いたので、嬉しくて涙が出た。ついでに「気持ち悪い」という正常なアスカがはくセリフが出て、アスカが完全復活したという、無条件ハッピーエンドだと迷いもなく思ったのですが。
あの最後のアスカ首しめられシ-ンですが、そのあとのアスカセリフが最後の最後に観客を現実に引き戻すオチみたいにかんじました。首しめ、まえふり?みたいな(笑)
 TVシリーズを見る限り、アスカシンジに対して14歳の少女らしい「嫌いだけど好き」という心理を抱いているようです(まぁ25話で助けられなかったことがしばらくもめる原因にはなるでしょうが)。それゆえに、シンジ腑抜けさに我慢がならないのでしょうか。ただ、その心理とは別にエヴァパイロットとしてのライバル意識も強烈ですから、非常に言動もわかりづらくなるのでしょう。 シンジの方は、ミサトさんレイアスカもいいという宙ぶらりん状態ですが、考えてみれば男ならたいていは心理的二股、三股は当たり前です。しかし、この中で本当に可能性があるのはアスカだけなのですから(ミサトは年上過ぎ、レイは・・・実の所は母、ユイですから)、将来的になんとか努力するでしょう。そのために現世に戻ったのですから。 で、最初のコミュニケーションが首締めと「気持ちわるい」。一種ダークな感じもしますが、「他人とのコミュニケーションが最初からうまくいってたまるか」ということであれば、先がどうなるかは・・・
 しかし、あのラスト必然とはいえ悲しい物がありましたね。アダムにとってイブとは所詮他人であり、殺意を抱く対象であり、自分を傷つける存在なわけですから。
しかし、やはり最後はきついです。安易な現実礼賛はもっと嫌ですけれどもあそこにはやはり意地の悪さは感ぜずにはいられません。少数派なのかもしれませんが、肯定否定はともかく「私の趣味としては嫌だ」というのだけは間違いないです。こんな人もいるということで、一応、存在を認めていただけるとありがたいです。
やはり、あれは監督からのメッセージと取るべきではないかと。月に斜線が入っているように、もうこの「エヴァ」は終ったんだ、もう人の作品に自分の考えに目くじら立てて攻めるのはやめてくれ、見る側と自分は「他人」なんだ、そこまで立ち入らないでくれ、攻めないでくれ、こっちにしたら「気持ち悪い」んだ、エヴァ庵野の首を絞めるのはもうやめてくれ・・・そういう事だと私は感じました。いつまでも他人に依存されると気持ち悪いって事だと・・・そういう意味の、監督の「エヴァは終ったんだ!」という宣言ではないだろうか。
私はあのラストシーンは「自分に棘があることも、相手が針を持つことも、全てを承知した上で敢えて一歩前に進む事が出来るようになったシンジ君」に成長した、と言う風に考えています。「気持ち悪う。」の台詞に関しては、あそこから人類の新しい時代が始まる的な雰囲気(オーケストラが聞こえてきそうな、とでも申しましょうか。)の中で、劇の中の世界ではこれは現実なんだ、と言う目的で入れたのではないでしょうか。(日常性を出したと言った方がいいかもしれません。)まあ、いわゆるハリウッド的な大円団では無いよ。ってとこですか。私はいい出来だったと思ってます。
 アスカは「気持ち悪い」よりもその前に差し出した手の方が重要だと思います。敗北の象徴である同じ右手だというのがヒントでしょう。
 シンジが心象世界ラストシーンアスカを求めて首を締めるシーンはレイプメタファーじゃないかという意見がありました。確かにそう解釈するとあのラストも非常に理解しやすくなるんですよね。
そしてラスト台詞ですが、私はシンジだけでなく、世界の全て(自分も)に対して感じたメッセージだと感じました。生きていくには気持ち悪い世界だけど、やっぱり死ぬのは嫌だ、と。そもそもアスカシンジを好きだとは思ってなかったのでショックではありませんでしたが、手も触れず、目も動かさなくてあの台詞だったら、やっぱつらかったかな(^^;)。ともかく、我が儘を貫き通した監督に拍手!
やっぱシンジアスカの首を絞めたのは、ATフィールドの象徴でしょうな。人は生まれながらにして、他人を拒絶すると

Permalink |記事への反応(1) | 10:01

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2009-07-05

あさっての突っ込み

http://anond.hatelabo.jp/20090705043823

エヴァ見て劇場版の1作目を見た時に、

「ああ、もうこいつら金儲けすることしか考えて無いんだな。」

と思ってそれ以降エヴァに金を出すことをやめたんだけど、

シト新生はそうだったかもな。

・・・ま、個人的には「ヱヴァネタ無駄なおしゃべりする」ってのが第一目的だから

作り手が儲けてるだけだ、とかまでは考えてないなー

監督にとっては10年以上前作品に改めて正面から向き合う、ってことで

名探偵エヴァンゲリオン」とか「脱衣補完計画」とかより何百倍もましだと思うよ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:58

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