
はてなキーワード:コーエーとは
今年は少なめ。
コンセプトは意欲的だが、結果が追いついていない感じ。
道路沿いしか移動できないような作りなのでオープンワールドの魅力が殺されている。
道路があるのはいい、だがそこから離れて行動できるようにしないとメリハリが生まれない。
目指すものはわかるし、その志の高さは評価できるが、まだまだ遠いなあという感想。
『ドラゴンズドグマ2』とても頑張って作られているが設計がおかしい
ビジュアルが素晴らしい。
各惑星の景色からキャラクターまでとにかく気合いが入っている。
UIデザインの良さとか、もうちょい『アバターFoP』にも分けてやれよと思ったもんな。
あまりゲームをやらないスターウォーズファンが難易度EASYでプレイするぶんには良作だと思う。
2も買ってはいるがとりあえず1だけ。
開発規模からするとかなり頑張っていると思うが、相応の作りの粗さも感じる。
ミクロな課題に対して解決のアプローチが複数ある、という点は良いのだが、
バグ気味に条件を満たしてしまって、何がなんだかわからないうちにイベントが進行するとか、
逆に、何を指示されているのかわからなくて延々と右往左往したり、といったことが多かった。
その手がかりを追いかけたらその次の手がかりが出てきて、
言われるままあっち行ったりこっち行ったり、
で、それが主人公に何の関係があるの?という感じになってくる。
剣を奪われたのも自業自得のアホだしな。
と、愚痴ばかり書いてしまったが、総合的にはよく出来た中世騎士アドベンチャーである。
メインシナリオやったらあっさり説明があったりしてミスったなと思った。
難点は街が小さいこと。
というか、いまだに「設定上はもっと大きいけど省略されてるだけ」なのか、
「宇宙環境が厳しすぎて人類がこれだけしか残ってない」のかわかってない。
イベントとかの量はめちゃくちゃ多いんだけど、
宇宙がそれ以上に広すぎて密度が低いように感じてしまうのはもったいないよなあ。
誰もいない惑星表面の地質調査とかをするのも楽しいっちゃ楽しいけどさ。
街並みを自動生成とかして見た目のバリエーションだけでも確保できてたらぜんぜん感覚も違ったのでは。
オープンワールドRPGとして及第点の作りで、このレベルの作品を日本のゲームスタジオが作ったことに感動を覚えた。
作り込まれた町並み、自由度の高いアクションに、コーエーらしい幕末オールスターのシナリオを掛け合わせている。
オープンワールドとは名ばかりの作品ではない。オープンワールドを作ろうとして力尽きた作品でもない。