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2025-10-07

RA.1000のススメ

公開から2ヶ月近く経ってしまったけど、RA.1000の目玉企画ひとつであるDJ HarveyとAndrew Weatherallによる6時間半にわたるB2Bセッションの録音を聴き終え、とても素晴らしかったのでここに感想を記したい。

好きな人けがこっそり楽しむにはあまりに勿体なく、DJカルチャーに明るくない人にも伝わるように書いたら恐ろしく長くなってしまたことを最初に断っておきます

それではサンクラのリンクこちら。

https://on.soundcloud.com/qtDLB6biRpSlOPR3Mp


RAについて

Resident AdvisorはアンダーグラウンドDJ電子音楽クラブカルチャーにおいて世界最大級音楽メディアです。

彼らが2006年スタートした「RAPodcast」は毎週更新ミックスシリーズで、多種多様DJアーティストゲストに迎えてオリジナルコンテンツを積み上げてきました。

2025年8月1000回目を迎えるにあたって包括的特別編として「RA.1000」を公開。歴史的価値の高いライブ音源からコンセプチュアルな新作まで10組のアーティストによる幅広いラインナップが無料公開されました。

中でもDJ HarveyとAndrew Weatherall2012年に行ったB2Bライブ録音はRA.1000企画の目玉といえるスペシャル音源です。

またRA.1000の公開に合わせて過去1000本を超える膨大なアーカイブが公開されており、これがはっきり言って文化遺産レベルの達成です。積ん読ならぬ積ん聴き。秋の夜長にどうぞ。

https://1000.ra.co/archive


DJ HarveyとAndrew Weatherallについて

彼らの経歴等は長くなるため割愛。ウェザオール2020年に死去しており、今回が死後初のミックスリリースとなりました。

強調したいのは両者ともジャンルを横断してダンスミュージックの地平を拡大してきた先駆者であること、特にウェザオールは彼がいなかったらダンスミュージックのみならず現在音楽シーンはまた違った形になっていたと断言できる人物です。

そして両名ともコマーシャル的な成功より眼の前のお客を熱狂させることに情熱を注ぐタイプDJということ。

その2人が過去に行ったB2Bの録音が2025年に発表されたことに界隈はザワつきました。しかもハーヴィーがB2Bを行ったのは後にも先にもこの一回きりとのこと。

もし中田秀夫監督清水崇監督リング呪怨の直後に共同制作した未公開作品がいま発表されたらホラー映画ファン歓喜するでしょう?分かりづらい例えをしてしま申し訳ないがそんなイメージです。

宮崎駿高畑勲に例えようかとも思ったけどちょっとビッグネームすぎた。


B2Bについて

B2B(Back-to-Back)は複数人で曲のかけ合いを行うDJスタイルのことで、一対一で1曲ずつのプレイ基本的な形です。

DJ同士がその場のノリで自然発生的にやる場合もあれば、Harvey × AWのように「夢の共演」としてメインに企画されることもある。

勝敗を決定する趣旨はなく、一緒に一夜を作り上げる共闘関係ではあるが「どちらがより遠くへ行けるか」という意識は(DJに限った話ではないけど)当然存在し、そこには音楽による提起、アンサー、挑発協調意趣返しがあり、対話文脈が生まれます。どこに向かいどう着地するかはDJ技量次第。これは修正できないひと筆書きの物語です。

このセットについて、海外フォーラムでは「Are they playing sideby sideand alternating?」と議論があるようだけど、自分基本的には1曲ずつかなと思います。(理由は後述)

ただしプレイ2012年であることに加え、ウェザオールが存命でないため、誰がどの曲をプレイしたのか本当のところはHarveyにしか分かりません。

以下に感想を詳しく書きますファンによる不確実な憶測を多分に含みます


■気に入ったポイント時系列レビューするよ

・43:52〜

The J.B.'s – DoingIt ToDeath

おそらくHarvey。スタートからの探り合いののちにウェザオールが仕掛けた「スピリチュアルお経」に対するアンサー。

JBDJセットに組み込まれること自体は珍しくないが、このトラックは思わずクスッとなるエディットが仕込まれている。(オフィシャルクリアランスを取ってるとはとても思えない)

それにしても最初の仕掛けにしてはあまりにぶっ飛んでるAWと即座に変化球を返すハーヴィーの瞬発力よ。

飛び道具上等といったところか。

・1:34:51〜

Boys From Patagonia - Rimini '80

おそらくウェザオール。0:40頃のカマし合い以降はウェザオールの低重心で硬質なモードにHarveyが同調し、お手本のようなジリジリとしたビルドアップからのコレ。そこに至る(Harveyの協調による)緻密な助走ありきの到達といえる。アクセル踏み込むタイミングを見定めたら容赦ない加速。

上モノのピロピロ笛がシンセリードに切り替わって音階を昇る瞬間は自分もウォウ!と叫んでしまった。

・1:54:30〜

Lindstrøm - Rà-Àkõ-St (Todd Terje Extended Edit)

おそらくHarvey。ウェザオール主体の軸で一定ピークを迎えたことで新たな軸を模索する動き。

オリジナルよりBPMを落としているのだがそれが重めの音調となってここまでの流れに違和感のない繋がり。

2012年当時はNu Discoと呼ばれる北欧アーティストが中心となったトレンド成熟を迎えつつあった時期で、Harvey自身がその流行を作り出した一人といえる。

ついでに言うとハウステクノエレクトロのセットとしてはBPMが遅く、それもひと昔前の空気を感じるところ。

Harveyはそろそろかっ飛ばしたいはずだがウェザオールがそれを許さない。

・3:11:15〜

Bang The Party - Bang BangYou'reMine (Tom Moulton Edit)

これはどっちだろう?前後の繋がりからHarveyな気がする。

依然としてエレクトロ圧が強いが、この時間帯になるとHarveyも適応して自身の得意なディスコハウスグルーヴを入れ込みつつ構築。ウェザオールもウィングを広げてジャンル横断感が加速。

ウェザオールもローをカットしたりハイハット差し込むようなイコライジングは行うが、Harveyのそれはもうちょっと能動的、ハウス的なツマミぐりぐり系なので分かりやすい。(とはいえB2Bなので相手の曲をイコライジングする局面も当然あり得る)

・4:09:20

Tooli - NoReason (John Farnham -Age ofReason)

ピアノ!四時間超にしてたぶん初めてのピアノソロ。これも多分Harvey。

なんてクールな曲だろうと思って調べたら原曲は80sのちょっとダサめな(申し訳ない)ポップロックhttps://youtu.be/adVR3MT8fGg?si=F2979n8bV_VK2vYN

これも権利チェックで弾かれる系のエディット盤だが、自分はこういうのが聴きたくて長年音楽を掘ってるまである

ウェザオールは眉をひそめたかもしれないが、無しを有りにする角度の付け方は大好き。

・5:11:46〜

Something For Kate - KillingMoon (T-Rek Desert DiscoDubMix)

ウェザオール印。

どこまでもクールに、ダークにいくよというウェザオールの芯のブレなさ。ダブとロック(チャグ)の一貫性

ただ終盤の90分はウェザオールの色が薄まった気もする。もしかすると途中で抜けてるかも?

以降はどっちがどっちか分からない。

・6:13:10

TheBrand New Heavies - IDon't KnowWhy (I Love You) (A Tom MoultonMix)

Harveyによる締めのスイーツ

絞ったLoを解き放つたびに加速するストリングスとホーンとボーカルオリジナル音源100だとしたら120にも130にも響かせてやろう。

モータウン味を感じると思ったら原曲スティービー・ワンダーで納得。



あとがき

6時間半をどうやってぶっ通しで聴くかだけど、自分は一人で遠方まで運転する予定を作りました。自宅だと長尺はキツいし、ある程度の音量で聴きながら体でリズムを刻んだり叫んだりしたかたから。

最低2時間くらいはまとめて聴けるようにするとより没入できると思います


作品としてリリースされたミックス自分現場体験してきたDJプレイを含めて、トップクラスに素晴らしい音楽体験でした。

今回Harvey × AWを取り上げたけど、自分Theo ParrishRA.1000についても同じ熱量で語りたいくらいだし、というかRA.1000について日本語で読める言及ネット上に見当たらず、この文化的喪失危機感を覚えたので増田に書き殴ってやろうと思った次第です。

ありがとうRA願わくば日本のエディトリアルが復活してくれたらとてもうれしい。(翻訳最高でした)

RA.1000をきっかけにダンスミュージックに興味を持つ人が増えてくれたらとってもうれしい!

Permalink |記事への反応(2) | 15:58

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2025-10-04

権利者って不正利用を逆に利用してもいいんすよ

バズればOKってことで一旦は活用して、それはそれとして裏ではちゃん申し立て対処

案外ある

公式で直接やるほど予算マンパワーも無いからとりあえず利用するとか、

大企業としてコマーシャル出そうとするとプラットフォーム支出が発生するってときに、ファンメイドを上手いこと使ってロハPRしてもらうとかね

そこまで計画的だといっそEvilな感じもするけど、なにはともあれニコニコしてる公式不正利用を看過するかといえばまた別の話

全ての行動は利益のために。動くも動かないも判断の結果

Permalink |記事への反応(0) | 02:46

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2025-09-04

8月5週LINEオープンチャットはてなブックマーカー」1週間のまとめ

これは何?

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらAI使用し、試験的にまとめまています

要約内容

🎓教育受験・学び

---

👨‍👩‍👧‍👦家族子ども生活

---

💼仕事経済制度

---

🤖テクノロジーAI

---

🍣 食・文化旅行

---

🌏社会ニュース法律

---

🎭文化・娯楽・自己表現

---

🧠メンタル人間関係

---

📌 1週間分の総括

この1週間のオープンチャットは、教育経済負担AI倫理食と文化を中心に展開し、生活感のある小話(ペット、紛失物、誕生日)と社会的な問題意識税務署法律環境格差)が交錯する内容だった。

全体としては、日常のささいな悩みや楽しみを共有しながら、未来への期待と不安子ども仕事AI社会)を語り合う、等身大生活社会交差点が浮かび上がった。

関連記事

https://anond.hatelabo.jp/20240722084249

オープンチャットの参加URL

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の参加はこちから

https://line.me/ti/g2/MFSXhTJoO_pLfrfds1LpyJ0OlBgcPJSqHoRbBg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

Permalink |記事への反応(0) | 08:28

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2025-09-02

anond:20250901121616

いや恥だろ

ソシャゲでもVTuberでもそうだけどコマーシャルに踊らされたり射幸心を煽られて養分になってます、と喧伝するのが恥

そのデメリットを知ったうえで表には出さないように律していればともかく、ヘラヘラしてるのは只々ダサい

Permalink |記事への反応(0) | 23:03

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anond:20250902000925

むかし熱血ヤンチャ一休さんみたいな演技のニイチャンが時代劇セットの中を無謀運転しまくって例の『このはしわたるべからず』木製橋を「真ん中だゼ〜!」つって叫びながらクルマに乗ったまま渡りきり、そのCM最後の車名紹介のとこで隣にピタッとひっついた町娘が「ソリオ♡」と言いながらヤンチャ一休ニイチャンの丸刈り坊主頭を撫でる、というスズキソリオテレビコマーシャルを思い出した😩

Permalink |記事への反応(0) | 00:15

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2025-07-06

参政党がのびるのって

日本はスゴイからいつか逆転のチャンスが!

とか

俺はスゴイからいざとなると(テロリスト教室占拠無限の機転が利く!

とかと同じなんだよね結局

 

ピンチになると都合良く凄いことが起こるというマンガ脳の末路

普通に考えて、今まで政治に関わってなかったスゴイ才能なんかが急に大量に沸いてくるなんてあり得るわけないんだけど

そういう奇跡が今起こった今起こったとコマーシャルに煽られつづけて、本当に誠実にやり直すチャンスを捨てつづけてる

それがお前らなんだよな

Permalink |記事への反応(3) | 00:16

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2025-06-23

村上春樹スプートニクの恋人

 個人的には、村上春樹さん(以下、「春樹さん」といいます。)の作品で好きなのは、「風の歌を聴け」「ノルウェーの森」「ダンス・ダンス・ダンス」「遠い太鼓」、そしてこの「スプートニクの恋人」です。「ねじまき鳥クロニクル」や「海辺のカフカ」、「1Q84」も読みましたが、あまり印象に残りませんでした。

 一番最初に読んだのが「風の歌を聴け」だったのですが、この作品で印象的だったのは、語ること・書くことそれ自体小説となっているというところです。

 つまり、この作品主人公である「僕」は、「今、僕は語ろうと思う」と宣言する。作中に出てくる架空作家デレク・ハートフィールドは、いわゆるB級SF作品を大量に書く作家です。それにも関わらず「文章武器として闘」った作家として「僕」に高く評価されます。そのデレク・ハートフィールドは、最愛母親が亡くなった後自殺します-多分その「死」について文章を書けなかったからかもしれません。

 何も言うことはなくても、何かを語って良いのだーそれは若い自分が感じ、勇気づけられたことです。初期の春樹さんの作品の良さはそこにあるのだと思います。春樹さんがチャンドラー翻訳したこと象徴的です。ハードボイルド小説は、まさに「語る」ことの小説からです。

 ここで、「僕」が「語ろう」とし、デレク・ハートフィールドが「文章武器」とすることの対比は、興味深いです。「僕」は「語り」、デレクは「書く」。この作品でも、「僕」の友人は小説を書きますしかし、「僕」は本を読むだけ、そして、「語る」だけ-理不尽世界自分の置場を見つけるため、気になる女性に不誠実な男と思われたくないため。様々な理由で、「僕」は語ります。それを春樹さんが書きます。「語ること」そのものを書くこと、それが初期の春樹さんの文学だったのかもしれません。

 春樹さんの作品は、このデビューから主人公の軽妙な語り-会話であれ、モノローグであれ、が魅力的です。世界理不尽に抗い、傷つきやす自分を守り、誠実であることを認めて貰うために。

 しかし、一貫して春樹さんの主人公は「語る」けど、書きません。書きませんでした。いや、本当はそうでないかもしれない。「羊を巡る冒険」を私は読んでません。「1973年のピンボール」は読みました。しかし、どうもぼやけた印象です。

 ただ、「ノルウェーの森」の「僕」は、フィッツジェラルドを読むけれど、何も「書かない」。彼は書かずにただ、「語る」だけでした。

 「ダンス・ダンス・ダンス」において、「僕」は、「文化的雪かき」と自嘲するコマーシャルライティング仕事従事しています。ここで「書く」ことが出てきますが、やはり主眼は「語り」です。というか、この作品こそ、春樹さんの作品の中で最も「語り」が冴えたものだと思います警察の取り調べに対抗するために、五反田くんのことを知るために、羊男と対峙するために、ユキの職業的ボーイフレンドとして、そして、ユミヨシさんと近くなれるために、「僕」は言葉を尽くして語り続けますしかし、その最後空虚ものでしたー羊男のいなくなったドルフィンホテル。「僕」は札幌引っ越し小説家になろう、と思いますが、具体的には何もなしとげないまま、ユミヨシさんと結ばれることが物語の結末となりました。

 「本を読み、料理を作り、しゃれたやりとりで語り続ける」主人公の「僕」―初期の春樹さんの主人公典型的イメージは、若い読者の自意識に強く訴えかけます。ただ、他方で、とても空虚なことは否定できません。「僕」の周りは死に満ちています。「僕」は誰も救えない。結局、「語る」ことは、「僕」を生かしはするけれど、直子も、レイ子さんも、キキも、五反田くんも、誰も救えなかったのではないかーという疑念を抱かざるを得ません。

 それは私の後付けの感想かもしれませんが、その後数年間の春樹さんの作品は、どこか力強さを欠く印象を受けました。

国境の南 太陽の西」は自分には、若干覇気の無い「ノルウェーの森」に見えました。

 「ねじまき鳥クロニクル」は昂奮して一気に読みましたが、不思議と何も覚えていません。井戸に潜るという主人公の奇妙な行動は「語る」ことの対局にある気がします。作品としては魅力的なはずですが、これまでのものと大きな隔たりを覚えざるを得ません。

 そして、「アンダーグラウンド」―この作品において、春樹さんは語り手を「僕」から手放します。語り手はコントロールできない他者であり、春樹さんはそれを伝えるだけの役割になります。。もともと翻訳家としても活躍していた春樹さんですから、作者の「語り」を整え、伝える役割は決して珍しいものではありません。ただ、ここに来て、「僕」という一人称を手放し、もっと多様な「語り」に耳を傾けるものに変化したのではないかと思います

 その空虚さー変化というより、空虚さ、を私は感じました。「僕」はどこに言ったのだろうか。「僕」の「語り」の消滅はどこに言ってしまったのだろう。

 そんな春樹さんが次に出したのがこの『スプートニクの恋人』です。私はこの作品がとても好きなのですが、それが何故かというと、この主人公「ぼく」の弱さ、語れなさ、に共感できたんだと思います

ここで「ぼく」が登場します(「僕」ではない)。しかし、主人公の「ぼく」は何もできない。

「ぼく」が憧れる「すみれ」は、気楽に夜中に泊まりに来たりする。「ぼく」は「すみれ」に気の利いた返しで会話をしますが、それはどことな稚拙であり、戯画的です。「すみれ」に気があることを隠し、「すみれ」に嫌われないための必死のあがきのように見えます

そのうち、すみれは「ミュウ」という女性に惹かれ、あからさまな恋心を「語られ」ます。そうしてやっと「ぼく」はすみれに「好き」と言ってもらえるのですが、それに対して「ぼく」が言えたのは「ミュウの次に?」です。それはもう敗北の言葉しかありません。

この作品-「スプートニクの恋人」の「ぼく」の語りは、奇妙に平凡で月並みで、しかも誰にも届かない。

「どうしてみんなこれほどまでに孤独にならなくてはならないのだろう」

 すみれを見つけるためにギリシアまで渡った旅が徒労に終わり、おもわず「ぼく」がつぶやくこのモノローグ、こんな平凡極まりない言い回しを春樹さんが書くのかと、私は驚きました。

話は戻りますが、そのギリシアでは、「ぼく」は、ミュウからすみれとの関係の詳細を「語られ」、あらかじめ「ぼく」に読ませるかのように仕込まれたースーツケース暗証番号は「ぼく」の市外局番でしたー「すみれ」のディスクには、ミュウへの恋心と、ミュウが語らなかった、悲惨経験が「語られる」。「ぼく」はそれを読むしかない。

結局「ぼく」は何もできないままギリシアから帰ってくるのです。

いるかホテルや、井戸のような、異界への通り道はない-すみれにたどり着けない

緑やユミヨシさんのような癒やしの存在もない-「ミュウ」はあらかじめその役割を果たせない人として設定されています

結果、「ぼく」は、すれみにもミュウにもたどり着けず、そして先ほどの「どうしてみんなこれほどまでに孤独にならなくてはならないのだろう」というひどく平凡なモノローグつぶやくことしかできない。

この「語れなさ」、「語る」ではなく、「語られる」だけの「ぼく」いう存在架空作家デレク・ハートフィールドに託した、「語る」ことの意味、デレクが文章で闘っていたのだとすると、春樹さんは「僕」が「語る」のを書くという行為で闘っていたのだと思いますしかし、「語る」のは「僕」でなくてもかまわない。様々な「語り」を引き受ける「ぼく」という軽やかな主人公存在は、なさけなくて弱いけれど、とても魅力的な主人公だと思います

以上

追記)さっそくのコメントありがとうございます。私はAIではありませんw

追記2)さっそく「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んでいます。今全体の20%くらい。ものすごい悪夢感というか、解けない問題集を前にしてパニック障害一歩手前になりそうな息苦しさを感じます。この作品を愛読される方の文学的体力の強靱さには敬服いたします。

Permalink |記事への反応(1) | 13:51

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2025-06-17

anond:20250617190118

この愚か者めが!テフロン加工のフライパン使い捨てるだと?聞くもおぞましい!

貴様らのような、味覚も、料理に対する敬意も、そして何より物を大切にする心も持ち合わせていない輩が、よくも平然と台所に立つものだ。テフロン加工のフライパンとき、と侮るなかれ。あれとて、使いようによっては立派な調理器具たり得るのだ。それを、少々焦げ付いた、少々傷ついたとて、すぐに放り捨てる。その神経が、私には理解できん!

一体いつから、お前たちの台所は、使い捨てゴミ捨て場と化したのだ?便利さのみを追い求め、本来あるべき料理の道を疎かにする。それが現代主婦、とでも嘯くつもりか?笑わせるな!

本物の料理人、いや、真に食を愛する者は、道具を慈しみ、その特性を最大限に引き出す努力を惜しまない。使い古した道具にこそ、歴史があり、魂が宿る。それを貴様らは、ほんの数カ月、いや、ひょっとしたら数週間でゴミ箱に叩き込むのだろう。その行為は、料理に対する冒涜に他ならん!

フロン加工のフライパンが、なぜ焦げ付くのか、なぜ傷つくのか。それを考えたことがあるか?無造作金属製ターナーを使い、高すぎる火力で食材を焼く。手入れもろくにせず、汚れを放置する。その結果、寿命を縮めているのは他ならぬ貴様自身無知怠惰ではないか

本当に恐ろしいのは、その思考停止だ。テレビコマーシャルに踊らされ、新製品が出れば飛びつき、使い古したもの価値がないと決めつける。その貧しい精神性こそ、糾弾されるべきだ。料理は、道具との対話であり、食材への敬意の表れだ。それを理解せずして、一体何が「美味しい料理」だと語れるのか!

貴様らの作る料理は、さぞかし薄っぺらく、何の深みもないものだろう。道具を使い捨てにする心が、そのまま料理に反映されているのだ。味蕾が退化し、本来の味を見失った者たちが、見かけだけの料理を量産する。その悲劇を、貴様らは知る由もない。

聞け、愚か者どもよ!テフロン加工のフライパンは、あくまで補助的な道具に過ぎん。本当に料理の腕を上げたいのならば、鉄のフライパンを使いこなしてみろ!油を馴染ませ、火加減を操り、食材と一体となる感覚を掴むのだ。それこそが、料理の真髄だ。

使い捨て文明に毒され、心まで使い捨てにする貴様らのような輩が、日本食文化堕落させていると言っても過言ではない。猛省しろ!そして、二度と私の目の前で、安易使い捨てなど口にするな!貴様らの作る料理など、口にする価値もないわ!

Permalink |記事への反応(0) | 20:04

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2025-06-05

もう何年もテレビを見ていないのに

ふくやのコマーシャルが時々無限ループしてしまう……

死ぬ間際にもループしてたらどうしよう。

ビル・エバンスとかかけて欲しかったのに



「しごとがはやーいーーそれが、ふーくーやー」

Permalink |記事への反応(1) | 23:58

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2025-04-22

anond:20250421215055

直リンツより明治チョコレートの方がレベル高くね?

似たような価格帯のコマーシャルブランドとしてはヴェンキとかレオニダスとかGODIVAの方が全然美味しい

Permalink |記事への反応(3) | 06:51

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2025-04-21

Permalink |記事への反応(0) | 18:31

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2025-03-28

anond:20250328190654

昔は映像なのに画面が動かないコマーシャルを「電気紙芝居」と揶揄していってた

Permalink |記事への反応(1) | 19:08

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2025-03-12

anond:20250312074725

いっぽう広島県テレビコマーシャルでは

「ヒロツクのぉ~、子持ち昆布ぅ~♬ .。o○ブクブクブクゥ」

Permalink |記事への反応(0) | 07:55

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2025-03-10

anond:20250310164744

だれか【トンボ P18】を知らないか


70年代から80年代にかけての頃だったと記憶するが、夕方アニメ再放送枠の時間帯に、一時期は毎日しつっこく流れていたテレビコマーシャル宣伝されていた商品

たぶん、ノック式のプラスチック外装でクリップ一体型のボールペンだったとおもう。

なんで「たぶん」なのかというと、そのCMがこんな調子だったからで・・・

今の時点でも巨乳に属する(つまり当時ならボイン)女性タンクトップの胸部のみアップにしたカメラアングルで、そこの谷間に沿うようにそのペンが挿してある。

若い女性の声で製品名を紹介すると、ちょっとオジサン男性の声がそれに反応し、男性のらしき手が画面外からバストに伸びてきて手にしようとするが、タンクトップ女性の手が胸に迫る男性の手を叩き落とし、女性自分ペンを外して男性に手渡すと、オジサンの声が

「と、トンボ、P18かぁ…」

と残念そうにつぶやくところで終わる。

視聴していたコチラは幼年期から思春期に至る過渡期で、それでもソレを眺めている時の自分の表情は親から見られたくないな、とおもうナントモ「やらしぃCMだった。

ここ最近、いろんな「アレって何だったんだろ」をふとしたときに思い出すことが増えたが、その中の1つで、検索してはみてるけどなかなかヒットする情報に行き当たらない。

Permalink |記事への反応(1) | 20:41

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2025-03-05

私は丸亀製麺限定うどんが食べられない

コマーシャルを見て、旨そうだなーと思う

実際に店舗メニューを見て、注文しようかなーとソワソワする

しかし、「ご注文をどうぞ」と声をかけられるたびに「冷やのぶっかけ、並で」のフレーズが口をついて出てくるんだよなあ…

いつも通り天かすとねぎ生姜と七味をてんこ盛りにして食うんだ

旨い

anond:20250304095053

Permalink |記事への反応(1) | 04:01

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2025-03-01

anond:20250301141847

何歳でリアルタイム体験たかによるやろ

ワイは小学校中学年だったけどエネルギー切れの描写があったので「リアルだなー」とぼんやり思ったのが第一印象やった記憶コマーシャルタイムに挟まれスポンサー玩具には再現度なっちゃいねーなと苦笑してた)

そもそも家庭に録画の概念どころかビデオデッキすらなかったのでガンダムに限らずなかなか通しで単一シリーズを視聴できる機会はなかった

そしたらなんか知らんけど流行してることになって映画になってプラモが売られて(劇場版プラモどっちが先かは曖昧)ストーリーブックとかいうのが盛んに売れてこれには物語理解をだいぶ助けられた

Permalink |記事への反応(0) | 14:26

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2025-02-26

anond:20250226084551

まあ確かにLGBTsの多様性無視して女性AEDに震えるのは、男性性犯罪率の高さが主要因だろうな。男の性欲がコマーシャルにも通底するはずと女たちが懸念するように、男も性欲の影響の架空イメージに怯えてると。ハハ、男女平等でいい。

Permalink |記事への反応(0) | 08:57

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2025-02-24

anond:20250224044312

もちろん食べてる女性スポットを当てるのは、商品の魅力を増す結果に繋がるとは限らない。

グルメ漫画の性表現と違うのはそこだが、しかし達成目標をどこに置くかは自由だ。

プロジェクト目標として定量化しにくい商品の売り上げでなく、CM再生回数を計るのは妥当

より直接的で会社の成果としてアピールもしやすい。

から女性性の性的消費に加担しても、コマーシャルの魅力を増すのは意図通りだった。

不運は、外部の事情によって偶然に男女の差異が出てしまグロテスクさが具現化したことだ。

顧客は、アクシデントによる錯覚であることを考慮して、非実在女性差別に憤らないこと。

事情を知らない人にはそれを教えてあげること。

性的消費に加担した咎はあるものの、それを指摘するならばグルメ漫画など他の性的消費材も問題視しないとダブルスタンダードになる。

Permalink |記事への反応(1) | 04:54

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2025-02-22

赤いきつね性的さについて

赤いきつねCM

極論と極論でバトりすぎ

チン棒突っ込まれて喘いでるみたいだ!性差別だ!

言い過ぎ

性的表現なんて一つもない!嫌だって感じる方がおかしい!

言い過ぎ

あのCM、「食事中の女性の色っぽさ」は確実に意識していれられている。

泣き顔と過度に赤くなった頬、指先に息を吹きかける、髪を耳にかける、目をつぶってものを食べる、唇ではむ。

これらはよく「男性がドキッとする女性の表情・仕草」として例に挙げられる。

これらを引きの絵でサラッと描くのではなく、アップでしっかり秒数割いて描いているのだから、あえて組み込まれ表現なんだろうと思う。

でも所詮は、ちょっと色っぽいなーくらいの表現しかない。

セッ久してるようだってこたぁない。さすがに。

マストゾーニングしなければならないような直接的な表現はない。

けど、まったく性を意識されてないわけではない。

そんな塩梅映像なんじゃないか自分は思う。

あれを見て不快に感じる女性がいるのはわかる。

女性男性から性的目線に敏感だし。

ただ食事してるだけで性的からかいを受けたり、逆に食べ方が色っぽくないと馬鹿にされたという実体験を持つ人も多いようだし、うんざりもするだろう。

別に色っぽ表現入れずに普通に食事してるだけの映像にすることもできただろって意見は一理ある。

でもそんな普通映像コマーシャルになるかって言われたら、難しい。

流し見されないように興味をひいて、この商品いいなって思わせる工夫が必要になる。

この工夫が、今回は「食事中の女性の色っぽさ」を表現に組み込むこと、だったんだろう。

から狙ってるターゲット層が男性だったのか、あるいは女性にもこの程度の表現ならカワイイ範疇として受け取ってもらえると思ったのか、企業意図していたところはわからないが。

Permalink |記事への反応(0) | 15:42

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ミラーリング「緑のきつね」を考えてる

どうしたら男性も解ってくれるだろう、ってずっと悩んでて。

ミラーリングバージョンを考えてます

頭の中で分かりやすく「緑のきつね」って呼んでる。

でも、単純に男女ひっくり返しても、どこかネタしか見えないんだよね。

実在コマーシャルとして成立しなそう。

・・・実はもうこの時点で男女の環境に差があるんだけど。

しか気持ちを分かってもらうには、弱い。

❶ 男女のハッキリとした対比がある

その上で・・・

女性リアルなのに、男性は、女にとって都合のいい幻想投影されたフィクショナルな理想像に見えてしまう(デザイン段階で意図たか手癖かに関わらず)

条件 ❶ は、例えば、男性キャラ女性キャラがいる、とかで具体例が思いつくんだけど、条件 ❷ を満たすアイデアがない。やっぱり日本デフォルトマンだなぁ、理想女性像の具現化だけが片寄って当たり前すぎ、Vチューバーとかメイクとか・・・、って嘆くけど、嘆いても、緑のきつねは一向に見つから・・・

Permalink |記事への反応(8) | 08:34

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2025-02-20

フジテレビ刑事訴追のないくるま新録映像使わないくせして、追徴課税決まったTCBのコマーシャルは流せるんだな

Permalink |記事への反応(0) | 01:20

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2025-02-19

anond:20250218215138

共感出来ないか炎上してるというより、男性から食べてる姿を性的に見られたことがある体験から「食べる姿を性的に見られている女性」に共感して「キモイ」という怒りの感情が湧き炎上しているという感じやね

うどんの女のものキモイ否定されているわけではなく食ってる姿を性的に消費する男性(とそれを無意識コマーシャルなんかにしてしま社会)がキモイと言っている

増田が食べてる時に男性からエロwとか言われたりジロジロ眺められたことないならそれは良いことだ(私は昔そういう目にあったことがあるからコマーシャルに怒る女性気持ちもわかる)

この炎上反論してる男性もおそらく良識があって他人にそんな不躾なことはしない人達なんだろう、一括りにされて「男性は…」と言われて失礼な話や

Permalink |記事への反応(0) | 19:43

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2025-02-15

anond:20250215195229

NHK日本放送協会)は国営放送ではなく、公共放送事業体です。

NHK国営放送ではない理由



いかがでしたか

Permalink |記事への反応(0) | 19:55

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2025-02-14

anond:20250214202816

「余分なナトリウム排出する」という機能がある

DAKARAコマーシャルキャラクター小便小僧だったのか🤔

Permalink |記事への反応(0) | 20:29

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2025-02-09

フジテレビ普通に自前の番宣だけでやっていけてない?

テレビ局コマーシャル 本当にこの世に必要だと思うかジャップ

Permalink |記事への反応(0) | 18:00

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