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2025-10-24

コロナワクチンでがん治療効果が上がったという話

https://www.nature.com/articles/s41586-025-09655-y

ワクチン推進医師が吹き上がってるみたいだけど、よく読んでみると結構ヤバい話だった。

簡単にいうとがん患者コロナワクチンを打つと、がん細胞PD-L1という分子が増えて、そのPD-L1を標的とする免疫チェックポイント阻害剤の効果が上がるってことだ。

このPD-L1が曲者で、本来この分子はがんが免疫回避する際に利用するもの

この論文では「PD-L1を標的とする免疫チェックポイント阻害剤」の使用が前提なので、治療効果高まるという結果になった。

ところがは「PD-L1を標的とする免疫チェックポイント阻害剤」というのはめちゃくちゃ高価で、副作用も大きいので、非常に限定的しか使われない。

進行度が高く標準治療が効かない患者とか。

まりほとんどの場合コロナワクチンを打っても「PD-L1を標的とする免疫チェックポイント阻害剤」は使われないということになる。

そういう患者では、ワクチンでがん細胞PD-L1が増えて、がんの免疫回避能だけが上がる可能性がある。

からこの論文は、ワクチン批判派の「コロナワクチンでがんが進行する」という現象説明にもなっているんだよね。

試しにAIにも聞いてみた。 

理論的にも実験的にも、mRNAワクチン接種により腫瘍PD-L1が一時的に上がり、免疫回避適応抵抗性)が強まるリスクは“あり得る”**と評価できます

根拠

動物モデル

mRNA-LNP投与で、腫瘍細胞PD-L1が24時間有意に上昇(IFN依存の先天免疫活性化に一致)。これはICI併用の有無に依らず観察される現象です。

ヒト周辺免疫での“早い”変化

健常者におけるmRNAワクチン後、6–24時間でI型IFNや骨髄系/樹状細胞活性化が立ち上がる(製剤間で強度差あり)。先天免疫PD-L1誘導という経路の時間スケールを支持。

腫瘍生検での“100日以内効果”(組織横断)

生検の100日以内にmRNAワクチン接種がある患者は、NSCLCでPD-L1TPS平均が有意に高く(31% vs 25% / 22%)、50%閾値を超える割合も上昇。インフル肺炎球菌ワクチンではその傾向なし。広範な腫瘍種を含むコホートでも同様の方向性TPS 13.3% vs9.7%)。

Permalink |記事への反応(0) | 23:05

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2025-10-03

山形ラーメンと死亡リスク論文に頭悪そうな人が沢山偉そうにブコメつけてるけど

死亡リスクと死亡率の違いも分かってないだろうし、前向きコホートと後ろ向き研究の違いすら分かってないだろうし、下手すりゃインパクトファクターすら聞いたことのないようなレベルなんだろうなって奴も多い。

まあ大卒率も30代前半の世代でも6割弱だし、俗に言うF欄レベル微妙レベル文系学科とかも少なからずあるし、議論の前提に立てるほどちゃん理解できる人間って思ったより少ない気がする。

Permalink |記事への反応(0) | 22:40

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2025-09-28

anond:20250926143508

スウェーデンコホート研究問題点

1) 曝露把握が粗く、過小捕捉の構造が濃厚

単一時点(妊娠初期の受診時)での助産師面接+処方記録が中心。面接は「その時点までの使用経験」を聴取する形式で、その後のOTC使用や断続的使用を取りこぼしやす設計継続的な再聴取・日誌・薬剤スキャン、あるいはバイオマーカー(臍帯血・胎便・尿)などの客観指標が使われていない。これでは非差別的誤分類→効果推定希釈が強く起こる条件がそろう

実際の曝露率は7.49%と極端に低い(2,480,797例中185,909)。著者は「“1回でも”使った人(ever use)と“実質的ユーザー複数使用)”を区別せよ」と反論するが、曝露の少なさ自体が測定体制の感度不足を示すサインでもある。スウェーデン同時期の別コホートでは母親申告や尿中濃度で使用率が大幅に高い報告がある(例:SELMA、母体報告+尿で曝露評価)。

2) “きょうだい比較”は測定誤差に脆弱効果ゼロ方向に潰す)

きょうだい比較家族共有の交絡を消せる反面、曝露測定誤差にきわめて弱い。Monte Carloシミュレーションでは、曝露信頼性が下がり、同胞間で曝露が似ているほど、真の関連があっても「無関連」に見えやすいことが示されている。スウェーデン研究のようにOTCタイミング・用量の不確かさが大きい状況は、“無関係”という結論偽陰性にしやす設計だと言える。

3)タイミング・用量情報が乏しく、臨界期や高用量の影響を検出しづらい

曝露は「有る/無し」や処方ベースの平均日量など粗い指標で、トリメスター別・発熱時の頓用・高用量連用など、神経発達に効きやすい“臨界期×用量”のシグナルを潰す。用量–反応が見えないのは、測定側の解像度不足の可能性を排除できない。

4)バイオマーカー研究との整合性が悪い

臍帯血・胎便などの客観曝露指標を用いた研究では、ADHD/ASDとの正の関連や用量反応が繰り返し観察されている(BostonBirth Cohort 等)。客観指標が陽性、自己申告+処方の粗測定が陰性という“ミスマッチ”は、後者の曝露測定誤差をまず疑うのが王道

予想される反論について

著者はレターで「“1回でも”使用と“複数使用”を分けるべき」「NINFEA では1回でも:31%/5日以上:5.5%」と主張。しかし、だからこそ“5日以上の確度ある使用”を把握できる設計(反復聴取電子記録の統合バイオマーカー)が必要で、単一時点聴取+処方記録では高用量・臨界期曝露の抽出力が不足している点は覆らない。

「測定誤差を想定したシミュレーションでも無関連は説明困難」との主張は、どの程度の誤分類を仮定たか依存。7.5%という低曝露率とOTC断続使用の取りこぼし構造を考えると、現実の誤分類はシミュレーション想定を超える可能性がある。**外部妥当化(他研究の曝露率・バイオマーカー)**を踏まえた再検証必要

評価

スウェーデン研究は規模と統計手法の洗練という点では重要だが、曝露測定の解像度不足、同胞比較の測定誤差脆弱性、時代トレンド混入、一般可能性の乏しさという構造限界が重なり、小~中程度の真の有害効果を“見逃す方向”にバイアスしている可能性が高い。

よって、「因果なし」の決定打として持ち出すのは不適切。少なくとも客観曝露(臍帯血・胎便・反復尿)を備え、臨界期×用量を追える設計で再評価するまでは、“安全宣言”に使えるエビデンスとは言い難い。

要出典

Ahlqvist VH,et al.JAMA 2024:スウェーデン全国コホート論文同胞比較では無関連)。

Ahlqvist VH,et al.JAMA 返信レター:曝露率と“ユーザー定義”の主張(NINFEA例:5日以上5.5%)。

Gustavson K,et al. 2024:同胞比較×測定誤差のバイアスを示すシミュレーション研究

SELMA ほかスウェーデンコホート母体報告+尿での曝露評価(ever useの高さ、言語発達との関連)。

Icahn School of Medicineat Mount Sinai

BostonBirth Cohort:臍帯血バイオマーカーとADHD/ASDの用量反応。

Permalink |記事への反応(0) | 16:34

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2025-09-26

anond:20250926141405

おいおい、論文っつったのにコンセンサスステートメントにしたのかよ…

この時点で科学音痴だわな。

あと残念、「JAMA 2024スウェーデン全国コホート」は数だけは多いが、アセトアミノフェン使用率が7.5%と、一般使用率50%以上から極端に乖離してるんよね。

これは助産師の記録によって投与非投与を決めたからで、患者市販薬使用などをカウントできていないことが原因と考えられている。

その結果、実際には6人中5人以上のアセトアミノフェン使用者が非曝露と誤って分類された可能性があると指摘されてるわけよ。

まりスウェーデンコホートを持ち出す奴は科学音痴と考えてOK

 

AIだよりで中身を確認せずに、都合のいい論文一本で否定できると思ったんやろ?

そういうところがダメなんよ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:28

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anond:20250926135308

妊婦アセトアミノフェン服用は安全か ?:児のADHDASD への懸念

ファルマシア Vol. 56 No.10 2020 9

https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/56/10/56_961/_pdf/-char/ja

近年,注意欠陥多動性障害ADHD)や自閉症スペクトラムASD)との関連を示唆する多数の前向きコホート研究の結果が示され,欧米で大きな話題となった.

さらメタ解析によっても胎児曝露との有意な関連性を示した.

そこで今回,子宮内での胎児アセトアミノフェン曝露による影響を明らかにする目的で,出生時の臍帯血漿中濃度と児の疾患診断との関連性について前向きコホート研究実施した.

特に,本研究は以前の研究で指摘されてきたエビデンスとして用いる上での制限方法論的懸念対応すべく研究デザインが設定された.その結果,ADHD およびASDリスク有意な正の相関が確認され,用量反応性も認められたので紹介する.

これまでにもアセトアミノフェンは出生前および周産期における曝露と小児期の神経運動発達障害との関連性が報告されており,本研究でも同様の傾向が得られた.市販薬としても汎用されており,特に漫然とした長期使用や高用量の使用は避ける必要があるといえる.妊婦や小児期の使用への安全性が高い薬剤とされていても,リスクベネフィット考慮した適切な対応が求められる.

Permalink |記事への反応(1) | 13:56

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2025-09-25

anond:20250925150919

普通に注意喚起出てるで

妊婦アセトアミノフェン服用は安全か ?:児のADHDASD への懸念

ファルマシア Vol. 56 No.10 2020 9

https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/56/10/56_961/_pdf/-char/ja

近年,注意欠陥多動性障害ADHD)や自閉症スペクトラムASD)との関連を示唆する多数の前向きコホート研究の結果が示され,欧米で大きな話題となった.

さらメタ解析によっても胎児曝露との有意な関連性を示した.

そこで今回,子宮内での胎児アセトアミノフェン曝露による影響を明らかにする目的で,出生時の臍帯血漿中濃度と児の疾患診断との関連性について前向きコホート研究実施した.

特に,本研究は以前の研究で指摘されてきたエビデンスとして用いる上での制限方法論的懸念対応すべく研究デザインが設定された.その結果,ADHD およびASDリスク有意な正の相関が確認され,用量反応性も認められたので紹介する.

これまでにもアセトアミノフェンは出生前および周産期における曝露と小児期の神経運動発達障害との関連性が報告されており,本研究でも同様の傾向が得られた.市販薬としても汎用されており,特に漫然とした長期使用や高用量の使用は避ける必要があるといえる.妊婦や小児期の使用への安全性が高い薬剤とされていても,リスクベネフィット考慮した適切な対応が求められる.

Permalink |記事への反応(1) | 16:26

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妊婦アセトアミノフェン服用は安全か ?

日本語でもとっくに注意喚起出てるやん…

妊婦アセトアミノフェン服用は安全か ?:児のADHDASD への懸念

ファルマシア Vol. 56 No.10 2020 9

https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/56/10/56_961/_pdf/-char/ja

近年,注意欠陥多動性障害ADHD)や自閉症スペクトラムASD)との関連を示唆する多数の前向きコホート研究の結果が示され,欧米で大きな話題となった.

さらメタ解析によっても胎児曝露との有意な関連性を示した.

そこで今回,子宮内での胎児アセトアミノフェン曝露による影響を明らかにする目的で,出生時の臍帯血漿中濃度と児の疾患診断との関連性について前向きコホート研究実施した.

特に,本研究は以前の研究で指摘されてきたエビデンスとして用いる上での制限方法論的懸念対応すべく研究デザインが設定された.その結果,ADHD およびASDリスク有意な正の相関が確認され,用量反応性も認められたので紹介する.

これまでにもアセトアミノフェンは出生前および周産期における曝露と小児期の神経運動発達障害との関連性が報告されており,本研究でも同様の傾向が得られた.市販薬としても汎用されており,特に漫然とした長期使用や高用量の使用は避ける必要があるといえる.妊婦や小児期の使用への安全性が高い薬剤とされていても,リスクベネフィット考慮した適切な対応が求められる.

Permalink |記事への反応(0) | 11:04

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2025-09-24

子宮アセトアミノフェン曝露の臍帯血バイオマーカーと自閉症

子宮アセトアミノフェン曝露の臍帯血バイオマーカーと小児期における注意欠如・多動症ADHD)および自閉スペクトラム症ASDリスクとの関連」

Association of Cord Plasma Biomarkers of In Utero Acetaminophen Exposure With Risk of Attention-Deficit/Hyperactivity Disorderand AutismSpectrum Disorder inChildhood

Yuelong Ji, PhD1; Romuladus E. Azuine, DrPH, MPH, RN2; Yan Zhang, PhD3et al

JAMA Psychiatry

Published Online:October 30, 2019

https://jamanetwork.com/journals/jamapsychiatry/fullarticle/2753512

質問(Question)

子宮アセトアミノフェン曝露の臍帯血バイオマーカーと、小児期の注意欠如・多動症ADHD)および自閉スペクトラム症ASD)のリスクとの関連は何か?

所見(Findings)

ボストン出生コホートに含まれ996組の母子対象としたコホート研究において、アセトアミノフェンへの胎児曝露を示す臍帯血バイオマーカーは、小児期のADHDおよびASDリスク増加と有意に関連していた。

意味(Meaning)

これらの知見は、子宮内でのアセトアミノフェン曝露が小児期のADHDおよびASDリスクの増加と関連することを示唆している。

要旨(Abstract

重要性(Importance)

先行研究により、妊娠中の母親によるアセトアミノフェン使用と、その子どもにおけるADHDASDリスク増加との関連が懸念されてきた。しかし、多くの研究母親自己申告に依存している。

目的(Objective)

臍帯血中のアセトアミノフェン代謝物と、医師により診断された小児期のADHDASD、両者併存、ならびに発達障害DDs)との前向きな関連を検討すること。

デザイン・設定・参加者(Design, Setting, and Participants)

本前向きコホート研究では、ボストン出生コホートの一部である996組の母子を解析対象とした。これらは出生時に登録され、1998年10月1日から2018年6月30日までボストン医療センターで前向きに追跡された。

曝露(Exposures)

出生時に収集され保存されていた臍帯血サンプルを用いて、3種類のアセトアミノフェン代謝物(未変化アセトアミノフェンアセトアミノフェングルクロン酸抱合体、3-[N-アセチル-L-システイン-S-イル]-アセトアミノフェン)を測定した。

主要アウトカムと測定項目(Main Outcomes and Measures)

小児の医療記録に記載された、医師によるADHDASD、その他の発達障害DDs)の診断。

結果(Results)

996人の参加者(平均[標準偏差]年齢9.8[3.9]歳;男性 548人[55.0%])のうち、最終的な解析対象は、ADHDのみの児 257人(25.8%)、ASDのみの児 66人(6.6%)、ADHDASDの併存 42人(4.2%)、その他の発達障害DDs)304人(30.5%)、神経学的に定型発達の児 327人(32.8%)であった。未変化のアセトアミノフェンは、すべての臍帯血サンプルで検出可能であった。臍帯血中アセトアミノフェン負荷の第1三分位群と比較すると、第2三分位群および第3三分位群ではADHD診断のオッズ有意に高く(第2群 OR=2.26;95%CI=1.40-3.69、第3群 OR=2.86;95%CI=1.77-4.67)、ASD診断のオッズも高かった(第2群 OR=2.14;95%CI=0.93-5.13、第3群 OR=3.62;95%CI=1.62-8.60)。感度分析およびサブグループ分析では、母体適応物質使用、早産、子どもの年齢や性別など潜在的交絡因子の層別を含め、アセトアミノフェン負荷とADHDASDとの関連が一貫して認められ、ADHDではORが2.3〜3.5、ASDでは1.6〜4.1の範囲であった。

結論と意義(Conclusions and Relevance)

胎児アセトアミノフェン曝露の臍帯血バイオマーカーは、小児期のADHDおよびASDリスク有意な上昇と 用量反応関係 をもって関連していた。本研究の知見は、妊娠期および周産期のアセトアミノフェン曝露と小児の神経発達リスクとの関連を示す先行研究を支持するものである

Permalink |記事への反応(1) | 13:47

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2025-09-23

朗報トランプおやびん、科学を味方につける

https://www.whitehouse.gov/articles/2025/09/fact-evidence-suggests-link-between-acetaminophen-autism/

事実アセトアミノフェン自閉症の関連を示唆する証拠

トランプ政権は、より健康になるためにただ薬を飲めば良いという考えを信じてはいません。妊娠中のアセトアミノフェン使用自閉症との関連を示す証拠が増えており、だからこそ政権勇気をもって新しい健康指針を発表します。さらに、トランプ政権自閉症の症状の一部を改善することが確認された新しい治療法も承認していますトランプ大統領は、米国における自閉症の急増に取り組むことを約束しており、彼のチームは“ゴールドスタンダード科学”を用いてこの公約を果たします。米国中の何百万人もの人々が感謝していることを私たちは知っているので、この取り組みを妨げられることはありません。」

— カロライン・レヴィット報道官

 

本日ドナルド・J・トランプ大統領は政権幹部とともに、自閉症の原因解明における大きな進展を発表し、過去20年間で爆発的に増加してきた自閉症の診断に対処するための大胆な新施策公表しました。

 

予想どおり、“フェイクニュース”は常套手段である中傷や歪曲、虚偽を用いて、ヒステリックに騒ぎ立てています

 

事実妊娠中、特に妊娠後期のアセトアミノフェン使用は、子どもに長期的な神経学的影響を及ぼす可能性があることを示す証拠がある。

大規模なコホート研究 ― Nurses’ Health Study IIやBostonBirth Cohortを含む ― では、胎内曝露とその後の自閉症スペクトラム障害ASD)および注意欠如・多動性障害ADHD)の診断との関連が報告されている。

科学者たちは、胎児期のアセトアミノフェン曝露が脳の発達変化や不良な出生転帰に結びつく生物学メカニズム提唱している。

 

アンドレア・バッカレッリ医学博士博士ハーバード公衆衛生大学院学部長):

「私は同僚とともに、国立衛生研究所NIH)の助成を受け、妊娠中のアセトアミノフェン使用に伴う潜在的リスクについて厳密なレビュー実施しました…その結果、妊娠中のアセトアミノフェン曝露と、子どもの神経発達障害の発生率増加との関連を示す証拠確認しました。」

 

ハーバード大学:妊娠中のアセトアミノフェン使用は、子ども自閉症ADHDリスクを高める可能性あり

 

ジョンズ・ホプキンス大学妊娠中のタイレノール使用は、自閉症ADHDリスク上昇と関連

 

マウントサイナイ:妊娠中のアセトアミノフェン使用自閉症ADHDリスク増加の関連を支持する研究結果

 

2021年には、国際的コンセンサス声明が「予防的な行動」を呼びかけ、妊婦に対して「必要最小限の用量を、可能な限り短期間使用することで曝露を最小限に抑える」ことを推奨しました。

Permalink |記事への反応(3) | 13:05

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2025-09-22

アセトアミノフェンカロナール)は自閉症と関連はあるか?

トランプおやびんが「鎮痛剤が自閉症関係」 と注意喚起するらしい

またデマかと思うだろうが、トランプが言ってるからって逆張りすればいいという姿勢怪我のもとだ

アセトアミノフェン自閉症リスクを高める可能性については、すでに多数の報告がある

 

・Masarwaet al.,Am J Epidemiology (2018)メタ解析:妊娠使用ASD/ADHDリスクの上昇を報告

・Jiet al.,JAMA Psychiatry (2019/2020):臍帯血中アセトアミノフェン関連バイオマーカーがASD/ADHDリスクと段階的に関連

Bakeret al.,JAMA Pediatrics (2020):胎便中アセトアミノフェンで曝露判定。神経結合の変化や多動症仲介を報告

・Khanet al., (2022)システマティックレビューASDを含む神経発達アウトカムと正の関連を総説

Pradaet al., Environmental Health (2025)評価レビュー:近年研究を再評価し、ASDリスクとの一貫した正の関連と用量反応を報告

Nature Reviews Endocrinology (2021)コンセンサス声明:「慎重な使用」を提言必要時に最小用量・最短期間)

 

一方、スウェーデンでは相関がみえなかったという報告もある

・Ahlqvistet al.,JAMA (2024):スウェーデン全国出生コホート同胞対照解析。通常モデルではASDリスク上昇だが、家族対照ではリスク上昇は消失

ただしこの研究では処方箋登録情報だけを使っていて、OTCで飲んだ薬をカウントしていない

 

まり現時点では、因果関係は確実とは言えないがリスク否定できない、という状況だ

注意喚起必要かどうかは政治的判断となるが、デマというのは明らかに間違いで、トランプ以下になる

 

陰謀論っぽいからって、それこそ安易否定論に飛びつけばいいってもんではないのだ

Permalink |記事への反応(4) | 19:37

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2025-08-17

悲報膵臓がんコロナワクチン追加接種回数が多いほど予後不良

櫻井智さんが膵臓がんからの多臓器がんであっと言う間に死去されたが、トンデモでもなんでもなく、コロナワクチン膵がん予後悪化させることを示唆する論文が出ているんだよな…

  

Repeated COVID-19 Vaccinationas a Poor PrognosticFactor in PancreaticCancer: A Retrospective, Single-Center Cohort Study

https://www.mdpi.com/2072-6694/17/12/2006

膵がんで「追加接種回数が多いほど予後不良」とする単施設・後ろ向き解析

日本の単施設コホート(272例)。3回以上接種群の全生存短縮やIgG4高値との関連を報告。2025年6月

「反復接種(≥3回)は膵がん患者予後不良因子」であり、ワクチン誘導IgG4増加やTreg浸潤が関与する可能性を示唆

 

COVID-19ワクチンの反復接種が膵臓がん予後不良因子である可能性を報告

https://www.miyagi-pho.jp/mcc/kenkyu/topic/20250619/index.html

COVID-19ブースターワクチンの反復接種(3回以上)は、膵臓がん患者の全生存期間(OS)の低下と関連していることがわかりました。特にワクチン接種によって誘導される高レベルのIgG4が、これらの患者予後不良と関係していることが私たち分析により明らかになりました。またワクチン反復接種者とIgG4高値例において、がん細胞周囲のFoxp3陽性の制御性T細胞(Treg)浸潤が目立っており、TregがIgG4に関連した免疫応答に重要役割果たしていることからも、癌の免疫回避を通じて予後不良につながる可能性を示唆しています

まだあまり知られてないけど、これはかなり重要研究結果。

もしワクチン誘導IgG4増加やTreg浸潤が影響するなら、膵がんだけじゃなく悪性度の高いがん全般に関連する可能性がある。

 

Permalink |記事への反応(3) | 19:00

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2025-08-10

オンラインゲームメンタル不調 - “確認しました”は言い過ぎ -

マリ

東京都医学研の西田淳志博士らの研究グループは、「思春期オンラインゲーム不適切に利用すると抑うつ不安精神症・幸福度低下につながることを確認」とするプレスリリースを行いました(プレスリリース全文はこちら)。前向きの一般集団コホートでN約3,000名を長期間わたり追跡し、多様な交絡因子を調整したうえで二重ロバスト推定因果媒介分析を組み合わせた点は、方法論的に評価できますしかし、この研究の結果から科学的にそのような断定はできません。研究結果を実際以上に強く(しばしば因果的に)解釈させる報告手法スピンと呼ばれ、科学への信頼を損なう可能性があります関係者には表現改善を求めます

対象論文は、都内コホートで「12歳のADHD傾向 →14歳不適切オンラインゲーム利用(POG → 16歳のメンタル不調」という時間順序に、二重ロバスト推定因果媒介分析適用した観察研究です。部分的媒介示唆され「modifiablemediator(介入で変え得る媒介」に触れていますが、論文では残余交絡測定の限界も明記しています。一方のプレスリリースは前提や限界ゲームポジティブ側面への言及が乏しく、断定的です。

対象となった元論文こちら(Communications Psychology掲載)。

研究論文)の要点

この研究は、東京都内の思春期対象としたコホートデータを用いた観察研究です。分析では、12歳時点で測定されたADHD傾向、メンタルヘルス状態を出発点とし、14歳時点の不適切オンラインゲーム利用(POG媒介変数、16歳時点のメンタルヘルス不調(抑うつ不安精神症状・幸福度低下など)を結果として位置づけています統計解析には、交絡を減らすための二重ロバスト推定と、影響経路を直接効果媒介効果に分解する因果媒介分析が用いられました。

論文の結果では、ADHD傾向からメンタル不調への影響の一部がPOGによって媒介される可能性が示唆され、「modifiablemediator(介入で変え得る媒介」としてPOG位置づけています。ただし、著者らは未測定交絡自己記入式尺度限界、そして分析対象東京都の限られた集団であることから一般可能に制約があることなど、重要な制約条件を明記しています。したがって、この研究提示しているのはあくま特定の前提条件が成り立つ場合の「因果推定であり、「因果確証」ではないという立場論文本文で繰り返し強調されています

プレスリリース問題点

今回のプレスリリースは、研究結果について「因果関係推定できる厳密なデータ解析を行い」、「思春期オンラインゲーム不適切に利用するとメンタル不調につながることを確認」と断定的に表現していますしかし、これは観察研究性質上、あくま因果推定にとどまるはずの結果を、あたか因果確証されたかのように受け取らせる可能性があります論文本文では未測定交絡自己記入式測定の限界などの制約が明記されているにもかかわらず、そうした重要な前提や制限事項リリース文にはほとんど盛り込まれていません。さらに、オンラインゲームポジティブな側面――例えばストレス対処社会的つながり、達成感の獲得など――については一切触れられておらず、読者に「ゲーム=悪」という一面的な印象を与えかねない構成になっています。このようなバランスを欠いた発信は、親や教師などが短絡的に全面禁止といった極端な対応を取ることを助長し、かえって子ども健全な発達や支援の機会を損なうおそれがあります

なぜ「結論」ではなく推定まり

二重ロバスト推定は、曝露の割付モデル(傾向スコア)と結果の統計モデルの二本立てでバイアスを抑える手法で、どちらか一方が正しければ推定の歪みが小さくなります因果媒介分析は、全体の影響を直接効果媒介効果に分け、介入余地検討に役立ちます。ただし、これらは未測定交絡がない測定誤差が小さい媒介分析特有識別仮定(曝露・媒介転帰の各関係に残余交絡がない/曝露の影響で生じた因子が媒介転帰の交絡になっていない など)が成り立つことに依存します。現実には家庭や学校ストレス睡眠、他メディア使用物質使用さらには遺伝的素因などが両者に影響し得るため、因果確証までは言えません。

共通原因と逆因果(例)

共通原因:環境要因(現実に起こりやすい筋書き)

まず念頭に置きたいのは、観察データで見える「14歳不適切オンラインゲーム利用(POG↑ → 16歳のメンタル不調↑」という並びが、12歳時でのメンタルヘルス状態の測定などだけでは捉えきれなかった背後の共通原因に同時に押し上げられている可能性です。たとえば12歳時にも存在はしていたが測定はされなかった受験期の学業プレッシャー内申点部活レギュラー争い、友人関係の摩擦やいじめ先生との相性の悪さ、長い通学や塾通いによる慢性疲労など、こうした学校部活・友人関係ストレスは、14歳頃に「気分転換としてのゲーム」を増やしやすします。同時に、睡眠が削られ体内時計乱れることなどで情動調整力は落ち、16歳時点の抑うつ不安が上がりやすくなることも想定できます。家庭側でも、親の長時間労働や失職、経済的困難、両親の不和や別居、兄弟姉妹との確執さらには軽度のネグレクト等の慢性的な家庭ストレス12歳時に存在はしていたが測定できなかったもの)があると、逃避・自己安定化の手段としてオンラインゲームに傾きやすく、同じく将来のメンタル不調を押し上げます。これらはすべて、POGメンタル不調の双方を上げる上流要因として振る舞い、データ上は「POGのせい」に見えても、実は共通原因の影響という説明が成り立つ場合もあると考えられます

共通原因:遺伝気質生物学的な素因の例)

次に、遺伝的素因生得的な気質です。たとえば「ストレス耐性が低い」「不安が高まりやすい」「報酬への感受性が高い」「衝動性が相対的に強い」「実行機能計画抑制)の未熟さが目立つ」といった特性は、どれもポピュラーで、病名に至らない連続的な個人として普通に存在します。こうした特性は、12歳時の測定では必ずしも捉えられるとは限らず、報酬間隔が短く達成が明確なゲーム惹きつけられやす一方、思春期ホルモン変化・睡眠相後退と相まって感情の波も大きくなるため、16歳時点の抑うつ不安が高まりやすくなる要因となる。つまり、同じ遺伝気質が「14歳POG↑」と「16歳の不調↑」を同時に押し上げる可能性もあるのです。親世代に気分の波や不安傾向が強い場合(親のメンタル不調歴)、家庭環境を通じても遺伝を通じても影響が重なり、共通原因としての力はさらに強まります

因果シナリオ時間の流れはこう見える)

12歳では落ち着いていたのに、14歳ごろから不安抑うつの芽が出てきた」―思春期ではよく起こる経過です。本人はうまく言語化できず、気分を和らげるためにゲーム時間が増え、結果としてPOG得点が上がる。このときデータ上は「14歳POG↑ → 16歳:不調↑」と並びますが、実態は「1214歳不調(初期;測定限界以下)14歳対処としてPOG → 16歳:不調が指標上に顕在化」です。12歳時点のベースラインで症状が低かったとしても、その後に立ち上がる初期症状までは完全には抑え込めません。これが因果です。観察研究では、ベースライン調整をしても時間とともに立ち上がる微細な症状変化を取り切れないため、「POGが原因に見えるが、実は不調の芽がPOGを増やしていた」という説明が、統計的には十分あり得ます

ミックスされた現実時間変動交絡と悪循環))

現実には、上流のストレスや素因がPOG引き起こしPOG↑が夜更かしや課題先延ばしを招き、成績低下や家庭内口論が増えてストレス――という悪循環が成立する場合もあるでしょう。こうなると「POG↑」は原因でも結果でもあり、途中で生じた新しい交絡(たとえば新しい交友関係や学級内の立場の変化)がさら関係を複雑にします。観察研究では、この種の時間とともに変わる交絡を完全に取り除くのは難しく、慎重な解釈が欠かせません。

なぜこの結果だけで断定できないのか

以上のように、環境共通原因学校・友人・家庭・睡眠デジタル環境など)と、遺伝気質共通原因ストレス耐性や報酬感受性実行機能個人差など)、さら因果が重なれば、14歳POG↑と16歳のメンタル不調↑という並びは、十分に別の説明再現できます。これは「ゲームに負の側面がない」という意味ではなく、観察研究の結果をそのまま因果確証として受け取るのは危うい、ということです。確証に近づくには、介入(例:睡眠改善学業負荷の調整・親子コミュニケーション支援ゲーム利用のルール介入など)によって原因側を操作し、結果がどう変わるかを見にいく研究必要になります

ゲームポジティブ面(研究

オンラインゲームには負の側面だけでなく、文脈次第でポジティブ効果も報告されています因果関係検証でより強力だと考えられる自然実験研究から日本ゲーム抽選という外生的な「所有の急増」が、心理的苦痛の低下や生活満足の上昇に結びついた可能性が示されています(長時間化で逓減、年齢や機種で異質性あり)。Nature Human Behaviour 2024 また、実ログ(テレメトリ)とアンケートを結んだ大規模研究では、プレイ時間主観的ウェルビーイングの間に小さいながら正の関連がみられました。Royal Society Open Science 2021 さらに、身体活動を伴うゲームエクサゲーム)を中心に、不安抑うつストレス改善幸福感の増加を示すレビューもあります。結局のところ、影響は「何を・どう・どれくらい・誰が」によって大きく変わります上記のような逆因果シナリオ存在する場合ゲームポジティブ面がネガティブ面をむしろ上回っているにもかかわらず、共通原因に相殺され見えなくなっているような可能性もあります

スピン」とは何か

スピンとは、研究結果を実際以上に強く(とくに因果に)読ませる表現見出しのことです。大学プレスリリース分析した研究では、リリースに誇張が含まれると、その後のニュース報道も同様に誇張されやすいことが示されていますBMJ 2014)。BMJ 2014 また、読者実験ではスピン付き記事を読むと効果過大評価やすくなることが確認されています(PLOS Medicine 2012BMC Medicine 2019)。PLOS Medicine 2012 BMC Medicine 2019 さらに、誇張表現露出増加につながらず、むしろ限界や前提を添えても可視性は落ちにくいという示唆もあります(PLOSONE 2016)。PLOS ONE 2016

日本心理学会「科学コミュニケーションガイドライン」との整合性

日本心理学会のガイドラインは、研究成果の発信において因果か相関かを誰にでも分かるように明記」し、効果量や信頼区間研究限界利益相反などを適切に示すこと、そして誇張や不適切拡大解釈を避けることを求めていますガイドライン本文 今回のプレスリリースは、観察研究に基づく前提と限界説明が薄いうえ、ポジティブ側面への言及がなく一面的な印象を与えますガイドライン趣旨に十分合致しているとは言えません。

広報安全な言い換え(例)

以下のような表現であれば、研究示唆限界の双方を保ちつつ、社会的影響にも配慮した発信になります

「本研究は観察データ因果推定手法適用し、「不適切オンラインゲーム利用が後のメンタル不調を高め得る」という仮説に整合的な結果を得ました。

ただし未測定交絡や測定限界があり、因果確証には介入研究必須です。本研究指標POG操作指標であり、臨床診断を意味しないことにも注意が必要です。

また、ゲーム利用には対処行動や社会的つながりなどのポジティブな側面も報告されており、使い方や文脈に応じた理解重要です。今後どのようなゲームの使い方がメンタル不調を助長してしまうのか、どのような場合だとポジティブ機能するのかなど条件を明らかにするような研究が行われることが期待されます。」

まとめ

観察研究の結果は因果の「推定として丁寧に紹介し、POGという操作定義限界と前提を明示することが不可欠です。ゲームの負と正の知見を併記して読者の短絡的な全面禁止を避け、ガイドラインに沿って限界も簡潔に共有しましょう。何より、子どもに困りごとが見えるときは、ゲームのものだけを断罪するのではなく、学校・友人関係・家庭・睡眠経済状況など背景要因にも目を向けて支援につなげることが、実践的で建設的でしょう。プレスリリース文の改訂を期待します。

Permalink |記事への反応(1) | 12:28

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2025-04-23

乳幼児愛着対象として母親特別なのか?

乳幼児には母親特別という意見もあるが、

国や行政資料では「母親」とは記載されず「親」と記載されることが多いように思う

これはむしろ自然なことで、母親赤ちゃん出産するが、出産したというだけで出産後も母子関係特別である解釈するのは強引というかちょっとオカルトチックな発想ではないだろうか

それに人類のご先祖母親特別大事なんて発想は殆どしてこなかったはずである(三歳児神話が当たり前にあったわけではないのだから

もちろん母親特別大事と考える文化圏も当然あったのだろうとは思うが普遍的ものとは考えにくい

子ども家庭庁の資料にこのようなものがある

https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/55e89c07-ffc5-40a9-bad7-ce6c6dd11b8a/ca3ffa9b/20250421_policies_kodomo_sodachi_research_04.pdf

乳児期の母親との「アタッチメント」が安定しているほど、思春期社会的スキルが高くな

る傾向がある一方で、地域との関わりが密接である場合、この関係性が弱まり、こどもの

会的なスキルが、母親との「アタッチメント」の安定性にあまり左右されないとの研究結果

があります

これはつまり母親で無く他者との繋がりが密接であればそれで良い、母親別に特別ではない・・・・という事である

ということは父親祖父母とのアタッチメントが築かれていたら、そのまま母親の代わりになるということだと思う

また、次の文章

この研究では、母親との「アタッチメント」の

状態がこどもの社会的スキルにどのように

関連するかを明らかにするため、全米の出生

コホート研究における1,876人のこどもを

対象に、3歳時の母親に対する「アタッチ

ント」の安定性とそのこどもの 15歳時の社

会的スキル調査しました。

なお、こういう研究の紹介もあるがこういう研究母親とのアタッチメント重要であったとしても

母親とのアタッチメントが他の者とのアタッチメントと比べて特別である事は証明しないだろう

何故ならば父親との比較がないかである

なお父親母親比較した実験の例として、乳児父親母親が抱っこして、どちらでも赤ちゃんリラックスした実験結果がある

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200510-OYT1T50063/

Permalink |記事への反応(0) | 20:39

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2025-03-19

anond:20250319122109

疫学データというのも曖昧過ぎるね。どのようなデザイン研究で、どのような結果が想定されるの?そもそも科学的、倫理的にそのような研究可能なのか吟味しないといけないね

ChatGPT:

かに、単に「疫学データ必要」と言っても、具体的に どのような研究デザイン可能か を明確にしないと意味がないね。また、倫理的科学的に実施可能かどうかも考慮する必要がある。

疫学アプローチの整理

疫学研究デザインにはさまざまな種類があるが、ここでは社会的影響評価するために適したものを挙げてみる。

1. 観察研究(Observational Studies)

倫理的問題が少なく、社会的現象分析するのに適した方法

コホート研究(Cohort Study)

デザイン

対象群: ある特定の嗜好を持つ人々(例:ロリコン向けコンテンツを消費する人)と、そうでない人を長期間追跡。

評価項目:児童性犯罪率、性犯罪の発生率、社会的適応度(仕事・家庭・人間関係への影響)

結果の想定

リスク増大説:ロリコン向けコンテンツを消費する人は、一般人よりも児童性犯罪率が高い。

リスク低減説:コンテンツを消費することで、犯罪代替手段となり、実際の犯罪は減る。

無関係説: 両者に有意な差はない。

課題

追跡期間が長くなるため、コスト時間がかかる。

そもそもロリコン向けコンテンツを消費する人」をどう定義し、追跡するかの問題

症例対照研究Case-Control Study)

デザイン

対象群: 既に児童性犯罪を犯した人(ケース)と、犯罪を犯していないが似た社会属性を持つ人(コントロール)。

評価項目: 両者の間で、ロリコン向けコンテンツの消費率に有意な差があるか。

結果の想定

リスク増大説:児童性犯罪者の方が有意ロリコン向けコンテンツを消費している。

リスク低減説: 逆に、一般人の方が消費率が高い。

無関係説: 差はない。

課題

因果関係証明するのが難しい(犯罪を犯したかロリコンコンテンツを消費するのか、それともその逆か?)。

児童性犯罪者のデータ収集倫理的に困難。

2. 介入研究(Interventional Studies)

因果関係を明確にするために、何らかの介入を行い影響を見る方法。ただし、倫理的実施可能かどうかが問題

無作為比較試験(RCT: Randomized ControlledTrial

デザイン

対象群:ロリコン傾向を持つとされる被験者無作為に2群に分ける。

A群:ロリコン向けコンテンツを定期的に見せる

B群: 何も見せない(対照群)

評価項目:性的興奮度(生理的指標)、犯罪傾向(心理テスト)、実際の犯罪発生率。

結果の想定

リスク増大説: A群の方が犯罪傾向が高まる

リスク低減説: A群の方が抑制される。

無関係説: 差がない。

課題

倫理的実施不可能特定の嗜好を持つ人に意図的に刺激を与え、犯罪発生を測るのは倫理的に許されない)。

被験者の選定が困難。

3.時系列分析Time-Series Analysis)

社会全体の変化を見る方法で、比較倫理的問題が少ない。

自然実験Natural Experiment)

デザイン

ある国や地域で「ロリコン向けコンテンツ規制」が行われた場合、その前後犯罪率の変化を分析

評価項目:児童性犯罪の発生率、性犯罪全体の傾向。

結果の想定

リスク増大説:規制後に犯罪率が下がる。

リスク低減説:規制後にむしろ犯罪が増える。

無関係説: 変化なし。

課題

他の要因(経済状況、法改正など)が影響する可能性があり、単純な因果関係証明しにくい。

4.神経科学心理学研究

個人の脳の反応や心理状態を測定する方法

fMRI脳波研究

デザイン

対象群:ロリコン向けコンテンツを見る群と、そうでない群を比較

評価項目:性的興奮を示す脳領域活動変化、衝動抑制機能前頭前野活動)。

結果の想定

リスク増大説:コンテンツを見た後、犯罪的な衝動が増す。

リスク低減説:コンテンツを見たことで、満足し、衝動が抑えられる。

無関係説: 影響なし。

課題

脳の反応と実際の行動との関連性が不明確。

犯罪に至るか?」を測ることができない。

まとめ

研究デザイン実施可能因果関係証明社会的影響を測定

コホート研究 △(長期必要) △(交絡因子あり) ○

症例対照研究 ○ △(逆因果関係リスク) ○

RCT ✕(倫理的不可能) ◎ ◎

自然実験 ○ △(外的要因あり) ○

fMRI研究 ○ ✕(行動との関連不明) △

結論

RCTは倫理的不可能

観察研究コホート症例対照研究)なら可能だが、因果関係証明するのは難しい。

自然実験政策の変化を利用)なら実施可能だが、他の影響を排除するのが難しい。

心理学神経科学研究は補助的に使えるが、社会的影響証明には不十分。

このように考えると、「疫学データを取る」と言っても、 どこまで実行可能で、どこまで意味のあるデータが得られるのか? を考えながら議論しないといけないね

  

疫学データを取ることは非現実的であることがわかったね。ポルノゾーニングに関してはすでに社会的合意が取られているね。であればその合意に基づいてロリコン向けコンテンツを取り扱えばよいのではないかな? 

ChatGPT:

そうだね。疫学データを取得するのは現実的に難しいし、ポルノゾーニングについては既に社会的合意が取れている。その前提に立てば、ロリコン向けコンテンツも同じ枠組みで扱うのが合理的だと思う。

ロリコン向けコンテンツの取り扱い

1.ゾーニング原則

成人向けコンテンツポルノ)は 「未成年に触れさせない」「適切な流通経路を確保する」 という社会的合意のもとで扱われている。

これと同じように 「ロリコン向けコンテンツも、未成年の目に触れないように管理されるなら許容される」 という考え方が妥当

2.ゾーニングの具体的な適用

販売流通制限

書店コンビニの成人向けコーナーでの販売

オンラインでの販売時に 年齢認証義務化(18歳未満は購入不可)。

一般書籍オープンプラットフォームでは流通させない。

広告露出制限

公共の場電車広告テレビCMなど)では宣伝しない。

SNSなどのオープンな場では、未成年が目に触れにくい仕様にする。

制作側の責任

実在児童描写したもの児童ポルノ)は違法なので、完全なフィクションであることを明確にする。

キャラクターデザイン描写において、実在児童と誤認されないように注意する(例: 「18歳以上のキャラクター」と明示する)。

なぜこの対応合理的か?

既存ポルノと同じ基準で扱うことで、一貫性がある

すでに「成人向けコンテンツゾーニング」は社会的に受け入れられている。

これをロリコン向けコンテンツにも適用すれば、新たな枠組みを作る必要がない。

表現の自由」と「社会的秩序」のバランスを取れる

完全禁止は、個人の嗜好に対する不合理な制限になりうる。

一方で、無制限流通させると「未成年の目に触れる」などの問題がある。

ゾーニングを徹底することで、両者の折り合いをつけることができる。

科学的なリスク評価が困難な以上、社会的合意に基づくルールが最適

疫学データの取得が現実的でない以上、「実害があるかどうか」の結論を出すのは難しい。

ならば、「すでに社会的機能しているゾーニングルールに従う」のが最も現実的

 

結論

ロリコン向けコンテンツポルノと同じゾーニングルール適用すればよい。

未成年が触れられないように管理すれば、禁止する理由はない。

疫学データを取るのが非現実的なら、既存社会的合意活用するのが合理的

この形なら、表現の自由を守りつつ、社会的秩序にも配慮できるから現実的に最もバランスの取れた対応になるね。

anond:20250319115833

Permalink |記事への反応(1) | 14:55

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2025-01-17

anond:20250116231730

法学なんかはむっちゃドメスティックだね

だけど、経済学政治学ネットじゃもっぱら馬鹿にされる対象だけど社会学なんかも、国際査読誌はあるし、そこに乗せるんなら当然最低限の英語数学必要だよ

  

うちの夫は↑のどこかの分野の帝大教授だけど、朝っぱらからいつも英語論文ばっかり読んでるし、コホート分析とかカプランマイヤー分析とかそんなんばっかりやってる

もちろん自分英語論文もたくさん出してるし、英語査読誌のレビュワーボードにも参加しているよ

  

結局、日本国内文系教授が国際査読誌に出版できなさすぎる(かつ、できなくても社会的出世できる仕組みになってしまってる)から、こういうことも言われちゃうんだよね

Permalink |記事への反応(0) | 07:51

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2024-12-22

悲報ブクマカまたしても統計無知さら

この記事へのブクマカの反応見て笑った。

「1日どれくらい歩くと“うつ病”になりにくいのか。1000歩増でも効果あり?9万人以上対象調査研究紹介】」

https://levtech.jp/media/article/column/detail_582/

はてブコメント

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/levtech.jp/media/article/column/detail_582/

記事過去研究から一日の歩数とうつ症状の関係メタ分析している研究の紹介な。そこにこういうコメントがついている。(idは書かないでおく)

バカじゃねえの。「鬱でないから歩く」を排除できてないじゃねえか。/十分にコントロールされてない、相関でしかないと原文にも書いてある。文系バカなんだから何か意見持ったダメだよ。

これ、有意差はあるのかもしれないが擬似相関の可能性は捨てられないことを隠してるよね。歩くことがうつ病効果があるのか検証するなら任意抽出した一定被験者ランダムに歩数を指定した生活させないと。


俺は恥ずかしいと思ったね。はてブの民の統計リテラシーの低さに。こんなに強い言葉無知を晒せるものなのかね。

かにさ、統計関係因果関係を含意しないってのを理解してる人が増えてきたのはいいことだと思う。そこはわかってて偉いよ。いかがでしたかブログなんかで相関関係だけから「だから歩くことはうつ病の予防に効果があります」とか言ってたら、ちゃんとこれからツッコミしていこうな。

でも、お前らにはここからもう一歩踏み込んで、因果推論ってのがどういうもんかを知ってもらいたいわけ。相関と因果の違いを指摘するだけなら今や誰でもできるが、「じゃあどうやって因果推定するんだ?」という話になると、ちゃんとした研究デザインとか統計の考え方を知ってないと理解できなくなる。だからこの機会に因果推論研究の基本をかいつまんで話してやろうと思う。

まず、観察研究と介入研究の違いをおさえてほしい。

因果関係をはっきりさせたけりゃ、介入実験をするのが基本なんだわ。そういうのをランダム比較試験(Randomized ControlledTrial: RCT)って呼ぶんだけど、要するに被験者無作為に2つ以上のグループに割り振って、一方にはある介入を行い、もう一方には行わない。そうすることで、余計な条件(交絡因子)を平均化して「この介入があるかないかアウトカムがどう変わるか」を調べられるってわけだな。医薬品臨床試験でよくやるやつだ。

RCTは因果推論の王道とされてる。被験者の割り振りをランダムにすることで、たとえば年齢とか、生活習慣とか、知られてない要因まで含めて、できるだけ統一感をもたせるんだ。だから「結果に影響を与える別の要因」が両グループ間で偏らない可能性が高くなるわけ。もちろん完全に不可能ってことはないんだが、それでも観察研究と比べればはるか因果関係推定やすい。だからみんな「RCT最強」とか言うんだろうな。

でも、お前らも想像つくと思うけど、RCTってのはいつでも簡単にできるわけじゃない。特に今回の「歩数を増やすと本当にうつが減るのか?」って話でRCTを組もうとしたら、「はいあなた毎日7,000歩以上歩いてください」「あなたは1日5,000歩未満にしてください」なんて割り振らなきゃいけない。しかし実生活でそこまで厳密に歩数をコントロールさせるのは難しいし、長期的に続けるのも金がかかるし道義的問題も出てくる。それをクリアしても、大規模研究モニタリングには莫大なコストがかかる。医薬品のRCTみたいに販売で元が取れる見通しがあれば企業が金出すかもしれんが、歩数の研究でそこまでのメリットがあるかっていうと怪しいよな。

からといって介入ができなければ相関関係以上のことは何もわからないわけじゃなくて、多くの場合は観察研究を使うのさ。今回の論文も、横断研究や前向きコホート研究だって記事に書いてあったろ?観察研究ってのは、研究者が「歩数を多くしてくれ」とか介入を指示するわけじゃなくて、観察されたデータを集めるものだ。だからこそ、横断研究だと「うつから歩かないのでは?」って方向の因果関係があり得るし、コホート研究だってそれを完全に排除できるかは微妙。もちろん、データ収集時の工夫や統計手法でそれをなるべく除去しようとはするんだけど、RCTほどにははっきりしないわけだ。

前向きコホート研究は一応、時間前後関係コントロールする形になる。「はじめに健康状態生活習慣を測定→一定期間後にうつ病発症たかどうかを追う」みたいな流れを作れば、「うつ病になったから歩かない」という逆向き因果可能性をある程度は小さくできる。それに基づいて「毎日7000歩以上歩く人はうつ発症リスク31%低い」とか「1000歩増えるごとにリスクが9%下がる」とか、そんな結論を導くわけだ。だだし、これは因果関係表現した言葉遣いではないことに注意な。そこから「歩数が増えればうつを予防できる」という結論は導けない。観察研究からな。未知の要因が絡んでるかもしれないし、統計モデルで調整したって全部はカバーできないのが現実だ。

でも、それは別に研究者がバカからわかってない」とか「都合の悪い情報を隠してる」って話じゃないんだよ。研究者サイドからすれば、観察研究で分かることと分からないことの限界なんて、常識のようにわかってるんだ。元の論文を実は読んでいないが、きっと留意事項はいろいろ書いてあるはずだ。メタ分析だしな。

結局のところ、RCTですら完全に「因果関係証明」っていう言い方はしないもんだ。試験デザインに欠陥があったり、サンプル数が少なかったり、無作為化がちゃん機能しなかったり、いくらでもケチをつけようと思えばつけられる。あくまで「因果関係可能性が非常に高い」とか「かなり信頼度が高い」ぐらいに言うのが科学的な態度。だから観察研究で「うつになりにくそう」という結果が出たとしても、研究者は「まあ妥当そうだけどコントロールに仕方に問題があり、さらなる前向き研究必要」と言うし、これまた自然な話なんだ。

ここで、「横断研究なんて相関関係しかからいから無価値だろ」みたいな意見があるかもしれないが、それも単純すぎる見方だ。横断研究で「歩数が多い人ほど抑うつが少ない」という相関関係確認できたら、それだけでも儲けもんだ。仮説として「歩くことが抑うつの予防に何らかの効果があるかもしれない」という種ができるんだよ。さらに前向きコホートやRCTで検証していこうって流れになるわけだから無駄にはならない。それが科学の積み上げってやつだろ?

で、今回の記事を読んで「歩数1,000歩増えるごとにリスク9%低下か、じゃあ試しにちょっと歩いてみようかな」と思うかどうかは、お前ら自身意思決定次第なんだよな。統計データってのは、意思決定のための判断材料であって、「絶対的証明された結論」ってわけじゃない。いいか統計証明の道具じゃなくて、不確実性の中でどう行動するかを助けてくれる実用的な道具なんだ。そこを勘違いすると「いや、完全には証明されてないか意味ない」とか言い出して何も始まらないことになる。

現に、医療現場でも「絶対副作用がない」とは良心のあるやつなら誰も断言しないし、「この薬は100%効きます」なんて宣言するわけでもない。常に効果リスクを天秤にかけつつ、「確からしさ」に賭けて使ってるわけさ。歩くことに関していえば、仮に「実は因果関係がそこまで強くないかもしれない」って可能性があったとしても、デメリットはそんなにないし、健康上のメリットはいろいろ言われてる。だったら「やってみたら?」ってレベルの話だろう。自分自身健康責任を持つための選択肢としては悪くない。

まあまとめるとだな、「相関=因果ではない」ってお前らが得意げに言うのはとても偉いと思うけど、因果推論はすべて可能性の程度の問題グラデーションがあるってことと、観察研究でも一定程度の因果可能性を確認できるってことも知っておいてくれ。以上、お前らにオレ様からの有難い講釈でした。ちょっとは歩いてこいよ。

Permalink |記事への反応(3) | 11:13

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2024-10-27

経済統計時系列グラフって単純に読んだらだいたい駄目。

あれ解釈おかしくて、子供は産める年齢に上限があるから、景気悪化が始まった頃に出産を先送りしていた層がもう先送りが難しい年齢に差し掛かった結果、若い子らと出産が重なった効果をそうやって誤って読んでいるだけで、そういうことを防ぐためにもコホートなどを合わせて見るのが普通

喫煙率と死亡率の時系列グラフを見て、喫煙率が下がっているが死亡率はむしろ上がった、だから早死にしたくなければタバコはやめないほうがいい、って言ってるのと同じくらいのお間抜け解釈だよ。

anond:20241026194153

Permalink |記事への反応(6) | 00:25

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2024-10-15

anond:20241015104506

逆説的だけど、若い人と同じことをしてる。

「同じことをしていれば、経験の差は埋まらない」という考え。

実際のところは、若い人はおっさんほどハードには仕事勉強もしない(コホート的な意味で)というプラス面と、

若い人の方が脳味噌その他が肉体的に有利(年齢的な意味で)というマイナス面もあって、

トータルでは「社外から何かの間違いで若手のスターがやって来なければ、定年までは余裕をもって生き延びられるだろう」くらいのペース感でいる。

Permalink |記事への反応(0) | 11:13

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2024-07-02

息子が6歳になった

誕生日忘れてた。。。

言い訳させてもらうと数日前から妻と息子が実家帰省しており妻は帰省すると音信不通になるのがデフォなのでこちから連絡もしなかった。

花の独身生活謳歌し毎晩飲み歩き、気づいたら誕生日を数日過ぎていた。

スマン、こういう父だ。

実家で盛大に誕生日祝いをしてもらったようだからいいだろ。

慌てて前から欲しがっていたNゲージ、EF551通称カバ電車を買いに行った。

ネットでも良いのだが久しぶりに電気街散策したく、日本橋へ。

それにしてもなんで大阪に住んでいるのに関東しか走ったことがなく40年前に引退してる電気機関車なんぞ欲しがるのか。オタの思考はさっぱりわからん

模型屋適当中古車両を購入。客車もテキトーなそれっぽいものをセットで。

機関車客車を格納できるセットケースも購入

店員に元から添付されていた単体ケースはどうするかと聞かれ、捨てといてくれと返答。

店員「良ければ買い取りしますが」、

うん、こーゆーの好きな人たちはケースも大事に取っておくのは知っているが、6歳のガキにそんなもんわかるまい、邪魔になるだけだ、買い取り用紙に字を書くのすら面倒だからキトー処分しといてくれと返事。

 

息子が公文に行きたいと言い出した。親友が通っており負けず嫌いがくすぐられたのか。

 

数ヶ月前からねだられていたが、公文教育効果に疑問、早期教育、先取り教育懐疑的な俺は誤魔化し先延ばしてた。

勉強するところで楽しいところではない、宿題もある、辛いぞ、どうせキミすぐに飽きるじゃん。目に見えてるんだよ。苦役は先送りすりゃいいのだ、小学校に入れば嫌でもやらされる。数ヶ月先をやってなんの得があるのだ。公立小学校ならタダだ。毎月14000円払う価値は無い。

今はとりあえず公園で闇雲に走っていなさい。と説得していたのだが。

妻の実家から戻ったら手続きすると口を滑らしてしまい。忘れるだろうと思っていたら

実家から帰宅してすぐに「公文は?」と言い出した。バカ

しぶしぶ公文へ入会手続き、僕のいちまんよんせんえん。

どうせ数ヶ月で飽きて辞めるのに、はぁ

 

だいたいポケモンGO一年弱で飽きたじゃん、もうぜんぜんやってないじゃん、

TL41で挫折じゃん。レイドすらやらなくなったじゃん

はにゃんこ大戦争じゃん。

超絶飽き性のパパですらまだちゃんと続けてるぞ

 

ともかく、公文教育効果を調べようとネットで諸々検索していたら、ブラウザ広告公文だらけになった、うぜぇぇぇぇ

んで、Webにある記事公文医者になりましたみたいな話だらけ、成功者バイアスじゃん

公文、非公文で諸条件合わせてよーいどんの20年コホート追跡くらいやれよ

まぁいい、

公文で入会テストみたいなのをやらされた

23個のリンゴの絵の数も数えられない、はぁぁぁぁぁ

まぁ家でそういうのやってないからな、公文よろしく

つか鉛筆つのやっぱ左手なのね、うすうす左利きのようだったが、箸やスプーンは右を使ったり左をつかったりで、自宅で字や絵を描くことが無いのであまり気にしなかったが

左利き確定だね、立派な兵隊になれんぞ、乙種だ乙種、やーい

 

息子の名誉のために書いておくが、23個のリンゴは数えられないが算数が苦手なわけではなく、足し算引き算掛け算はできるのだ。

教えてくれと言われたのざっと教えたらすぐにマスターした。

3桁+2桁の足し算は暗算でほぼ間違えない、繰り上がりはちょっと苦手

2桁‐1桁の引き算もOK

4*6くらいの掛け算もアタマの中で数えてほとんど間違えない

最近は割り算を教えてくれといわれたので教えたらすぐに概念理解できたようで時間はかかるが6割る2みたいな計算なら暗算でできる。

「3は自分以外で割れないので素数、次は5、6は3で割れるので素数じゃない、7は素数、8は4で割れる。9は3で割れる、11は?「素数!」12は?「違う」13は?「素数」」と答える。

まぁアホでは無いだろうと心配はしていない。

 

なおEF551は発狂して喜んでくれた、かわいい

Permalink |記事への反応(3) | 00:16

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2024-03-28

anond:20240328171807

急性腎障害AKI)は世界的に重要問題ですが、一般人口におけるその疫学リスク要因についての情報は乏しいです。静岡県国保データベースを用いたコホート研究で、62万人を対象に、急性腎障害の発生率とリスク要因を調査しました。その結果、急性腎障害が8044人で診断され、発生率は10万人年あたり251人でした。

10万人年あたり251人なら1億人で年間25100人くらい。珍しくないな。

あと、今回の20人の医療情報は未公表のはず。

Permalink |記事への反応(1) | 18:14

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2024-03-08

anond:20240308222236

後ろ向きといえばコホート研究よな

Permalink |記事への反応(0) | 22:28

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2024-03-03

anond:20240302201948

あのな、古典漢文無駄だと言うてない、大事学問だ。

でも現状のカリキュラムほど割くべきでは無いと言うてるの

教育に投入できる時間と金は上限があるの

経済合理性を考えてって話なの

公教育では古文漢文入り口さわり程度で、こーゆーものもあるんだよ

興味があるならこれを専門に学ぶ方向にいってもいいよ程度の導線で十分じゃね?

こーゆー提案なの

 

ここんところにはなーんも答えてない。

古典漢文無駄、って主張に誤読してカウンター打ってる

日本語能力大丈夫古典漢文やりすぎて2周くらい回っちゃった?

 

公教育というのは国家の維持繁栄の為にやるのね

経済合理性が求められるの、たりめぇなの

豊かな語彙力で高度な文化文明

わかるわかりますよ、でもそれ義務教育としてそこまで必要か?

愚者経験から、わかる、わかる、古典から学ぶことは沢山ある

歴史から学び人生豊かで効率よく美しくなることもわかる

 

でも義務教育でここまで時間かける合理性数字で立証できますか?

 

いやいやいや、やるなら是非やって欲しいの

古典漢文カリキュラムから抜いたグループと長期追跡のコホートやればいい

所得犯罪率、幸福度

やっぱ古典いるわ、よくわからんけど漢文ガチやらせグループの方がスコア高いわ

 

ならばこっちはなにも言いませんよ

 

でも、少なくとも、アホみたいに古典漢文をやり続け日本経済停滞してる

教育の何かが間違えていると見直す必要あるんじゃないの?

 

最後重要なのをもう一度

教育に投入できる時間と金は上限があるの

Permalink |記事への反応(1) | 10:24

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2024-02-21

anond:20240221125508

オランダ大腸がん患者1719人を対象にした前向きコホート研究

この研究結果が健康日本人に当てはまるのかどうか分からなくない?

論文

Coffee consumptionis associated with a reduced risk of colorectalcancer recurrenceand all-cause mortality

Abisola M Oyelereet al. Int JCancer. 2024.

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ijc.34879

Permalink |記事への反応(0) | 13:11

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2024-02-18

コロナの狂乱、その総括

3年間大騒ぎをした。

国民の大半が自宅に引きこもり老人介護施設は面会禁止になり、じいさんばぁさんが死んでも葬式も上げられず、火葬にも立ち会えない。

ワクチン熱狂し何兆円もかけてみんなで打った

国民過半数が諦めモードに入ったのは2023年春頃だろうか

夏頃に通勤電車マスク無しが過半数を超えたように記憶している

 

この国民行動は正しかったのか?

もっと最善の選択はなかったのか

医学的、社会学哲学経済、いろんな側面で評価すべきなのに

 

だーれもその話題を口にしない

まるでコロナ騒動は無かったかのような、過去議論してはいけないムード

 

失敗だったと薄々気づいてるんだよね?

 

で、また同じような疫病が流行ったらどうするの?

過去反省、総括なし、知見の蓄積とノウハウ確立無しで

また場当たり的にパニックになるの?

アホなの?

 

ワクチン事業いくらかかったか、これすらわからない

あらゆる財源から予算をひねり出したのでブラックボックスになってる

概ね8兆円から10兆円だろう、国費だ。税金だ。

経済合理性コスパはあっているのか

そういう議論もない

 

命に値段はつけられない、うんそれはわかる

でも8兆円をまったく別の事業に使ったらもっと大勢の(コロナではなく)別の人たちの寿命健康が伸ばせたのではないか

そういう議論もやらない

 

そもそも議論必要データも取っていない

ワクチンが始まった時にワクチンメーカーとは別に国主導でコホート追跡をやるものだと思っていた

いや、できない契約条件になっていたのだろう、やらなかった

接種者と非接種者の10年生存率のコホート

どの国もやってない、やらないのが供給条件なのだろう

 

自宅待機、外出禁止他者との接触リスクもきちんとデータを取れば貴重な疫学データが残ったはずだが

そのような研究もされてない

過剰に対応した人と、そうではなかった人の5年10年の生存率、致死率

面白いデータが取れたはずなのに、やらなかった

 

2020年の夏に被害データ医学データがまとまり始め俺はそれを見て判断し、

タダの風邪と見切りその後はコロナ対策を一切やめてマスクを外して日常生活再起動させた

随分と世間から白い目で見られたものだ、ワクチンも当然打ってない

コロナには二度感染したが、一度目は高熱がでて4日で終わり、二度目は軽い発熱

やはりただの風邪

 

それをドヤるつもりはない

だけど世間ちゃん議論して欲しいの、できれば反省に行き着いてほしい

 

しかし、いまだにあの狂乱を正当化している連中が多数派なのが、絶望

 

結論、俺がコロナ騒動で学んだことは、人類は俺が想像するよりも遥かに愚かって事

Permalink |記事への反応(0) | 01:35

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2024-01-19

anond:20240118212509

ちなみに、なぜ近年になって政府捜査機関(処遇機関ではない点に注意)が再犯防止を叫ぶようになったのかというと、犯罪が激減してるからなのよ。

ただでさえ少子高齢化で初犯者予備軍が減ってる上に、犯罪率のコホート分析を見れば分かるとおり後に生まれ世代ほど犯罪を犯さなくなってきてるから、初犯者がどんどん減ってる。(それ故に、再犯数や再犯率の低下にも関わらず再犯者率は増加している。)

好意的に見れば初犯が減って再犯防止に手を入れられるようになったと言うのかもしれないけど、再犯率の低下を無視して再犯者率の増加を悪し様に言い立ててることから予算維持のために民衆を欺こうとしてるというのが大方の見方

だいたい、再犯者率の増加はおおむね治安改善(初犯の減少)を意味するからな。

Permalink |記事への反応(1) | 00:34

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