Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「ギリシャ神話」を含む日記RSS

はてなキーワード:ギリシャ神話とは

次の25件>

2025-10-15

チーメスってギリシャ神話にいそうな神々しさあるから個人的には気に入ってない

Permalink |記事への反応(0) | 15:32

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-04

カサンドラ症候群って自分のことを「カサンドラ」と思い込むメンタルの人を指す言葉だと思っていた

カサンドラというのはギリシャ神話に出てくる女性で、嫉妬男に逆恨みされ、「未来を見通すちからで今後起きることを正確に予言してるのに誰にも信じてもらえない」という呪いをかけられた悲劇のひと。

転じて「正しいことを言ってるのに周囲に理解してもらえない」という場面がカサンドラに例えられ「カサンドラ現象」などと呼ばれるようになる

拡張してアメリカの1人の心理士が、夫が発達障害コミュニケーションが上手くいかずに妻が悩み鬱になることをカサンドラ情動剥奪障害などと名付ける

それが日本に輸入されSNSでは「わたしカサンドラだったんだ」という人が急増して、女性向けメディアもこぞって取り上げ一般化していく

わいはそこから自分カサンドラだと思い込む女性」をカサンドラシンドローム揶揄されているのかと思ってたけど、元は同情的な言葉だったんだね

2人以上の人間関係で「わたしのほうが正しいことを言っているのに、わたしが悪い立場に立たされる」という思い込みは老若男女問わず誰でも持ち得るものであり、こじらせてしまうと陰謀論組織に取り込まれやすくなるので対策必要なのは確か。

Permalink |記事への反応(0) | 09:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-25

anond:20250825114428

ギリシャ神話エリスの話してる?

Permalink |記事への反応(0) | 11:49

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-17

ミロのヴィーナスという彫刻

作成したのは古代ギリシャ人アレクサンドロス

発見されたのはギリシャのミロス島

ギリシャ神話の美の女神アフロディーテ

これだけギリシャ要素が揃ってるのに呼び名ヴィーナス(ローマ神話ウェヌス英語読み)なの尊厳破壊だよな

Permalink |記事への反応(1) | 13:39

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-21

🌸「花」本質的性的存在である🌸

「花は本質的性的存在である」という命題は、生物学的にも、詩的にも、思想的にも成り立つ、深く根源的な真理です。

---

🔬生物学視点:花は“生殖器官”そのものである

花は、植物における有性生殖のための構造体です。

◉ 雄しべ(おしべ)=精子に相当

花粉花粉粒の中に精細胞

◉ 雌しべ(めしべ)=卵子に相当

胚珠(種になる部分)

受粉とは、要するに「精子卵子に届けるための工夫」です。

風・虫・鳥・動物花粉を運ばせるために、花は色・香り・蜜・形状といった誘惑の機能進化させました。

まり、花は──

🍯 「来て。触れて。中まで運んで」という、静かで大胆な性的戦略結晶

---

🌺植物セックスを“花”というアート昇華した

哺乳類性交が「直接的」であるのに対し、

植物は「間接的な戦略」で性を実現します。

これはまさに、生殖芸術と化した瞬間。

花とは、生き物がセックス抽象化した最高の表現とも言えます

---

🧠思想的/詩的視点:「性のメタファーとしての花」

人間文化でも、古来から花はずっと性や性愛象徴として扱われてきました。

象徴するもの
------ -----------------------
バラ薔薇官能、美、処女性、流血(赤い花びら)
ユリ百合純潔女性性(ギリシャ神話聖母マリア
命のはかなさ、開花=性の目覚め
蓮(ハス仏教では精神浄化インド神話では「性と再生

詩において、花が咲く/開く/摘まれる/枯れるという言葉は、しばしば性愛喪失成熟比喩として用いられます

---

💋 花=見せる性、触れさせる性

花の性質は、隠すのではなく「見せて誘うこと」にあります

  • 性を直接的に出すのではなく、魅了することで達成する
  • それは露骨さではなく、誘い・ほのめかし・装飾による性

からこそ、花は古今東西で「美しさ=性的魅力」と直結して語られてきたのです。

---

結論

花は、性の本質を最も洗練されたかたちで具現化したものである

それはただの器官ではなく、他者を惹きつけ、交わり、命をつなぐための表現であり、

まり、“咲く”という行為は、静かなるセックスアピールなのです。

Permalink |記事への反応(0) | 18:05

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-19

anond:20250419024550

話の本質は何も変わってなくて

基本的な話の構造ギリシャ神話で全部書かれてるみたいなことプロ脚本家が言ってるし。

Permalink |記事への反応(0) | 04:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-11

明らかにトランプもイーロンも「工場で真面目に働いてるアメリカ人」とは無縁の存在だと思うけど

しろそういう勤勉なアメリカ人搾取してるのが彼ら大富豪なんだけど

トランプ支持者ってそういう事実からは目を逸らしてんのかな

それとも本当に気づいてないんかな

日本で言えば弱者男性ボンボン二世政治家安倍ちゃんを支持していたのと同じか…

人間心理的に「自分を助けてくれるのは自分とは異なる存在だ」と思いがちなのか?

ギリシャ神話プロメテウスみたいに「人を抑圧する神の中から人を助けてくれる裏切り者が現れる」という意識が?

Permalink |記事への反応(0) | 15:06

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-28

anond:20250328120751

神社ヘイトではないが、神道団体がなぜ困るか、欧州から見てみよう

紀元前は、セム語圏にはユダヤ教アニミズムがあった。インドヨーロッパ語圏にはギリシャ神話があった。

後者ユダヤ戦争ユダヤ教徒を追放し、新しい英語キリスト教を広めた

セム世界ユダヤ教アニミズムから離れ、アラビア語イスラム教を広めた

まず黒曜石を求めたインドヨーロッパ語(西側ともいう)は南米貿易で栄えたが、一方でマヤアステカ感染症で滅びた。他国を滅ぼしたことは汚点となった

鉱山を求めた西側仏教国の日本明治維新をして神道復古させ、軍国化を推進

ゴム石油については西側は、セム語圏のオスマン帝国に、ユダヤ教イスラエル復古させ、ここでも戦争

化学技術担当した小国ドイツナチスユダヤ人を追放した)

まりユダヤ教イスラエル)や神道日本会議)は、英語派が復古させた政治団体で、歴史は古いというが組織自体は新しい。そして格差政策有事の統制政策)維持のために保護されている。

それで神社神社本庁を脱退しつつあるんだよな

しかしたら琉球王国神社系の祖かもしれないよね

Permalink |記事への反応(1) | 13:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-06

多神教神様ハチャメチャな性格してるのって、結局は自然界がハチャメチャだからだよね。

自然界の出来事やモノに神様人格を与えて理解しようとしたけど、自然界は人間じゃないか人間理屈通用しなくて、やっぱり理解できないハチャメチャなやつだ!ってなってる構図。

全知全能の神ゼウス嫉妬深い妻の女神であるヘラが添えられてるのは、何故全知全能の神がいるのに世の中上手くいかないのかを説明するためのトリックスターみたいな存在必要からだし。

太陽神である天照大御神に粗暴な弟である須佐之男が付いてるのも、なぜ最高神統治する世界イレギュラーが生じるのかを説明するための存在必要からだし。

その点エジプト神話にはぶっ飛んだ神様は少なくて、あれはそもそも死後の世界舞台にした神話から現世の話をしなくていいからなんだよね。

ギリシャ神話日本神話には神様と言いつつ妖怪みたいな性質を持つ存在結構いて、まあでも神格を持つから神様かぁ…みたいな扱いをされてるのが面白いあんなの妖怪って言われたらもう妖怪しかならないでしょって生態の神様結構いる。

Permalink |記事への反応(5) | 06:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

ワンピース考察を書くところがないから書いておく

考察動画で森の神=イム様というのを見て思いついた考察。なんか当たってそうだったからどこかに書いておきたくなった。

ローマ神話における森の神ファウヌスは家畜(天竜人)や農作物(悪魔の実)を保護する役割を持っていて、半人半山羊の姿と予言の力持ち。このファウヌスはギリシャ神話では牧神パンと同一とされ、牧神パンは角を持つ神として教会から悪魔としてサタンと呼ばれたそうです。たぶん、ここらへんがイム様の能力元ネタな気がしてきました

Permalink |記事への反応(0) | 06:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

ワンピース考察を書くところがないから書いておく

考察動画で森の神=イム様というのを見て思いついた考察。なんか当たってそうだったからどこかに書いておきたくなった。

ローマ神話における森の神ファウヌスは家畜(天竜人)や農作物(悪魔の実)を保護する役割を持っていて、半人半山羊の姿と予言の力持ち。このファウヌスはギリシャ神話では牧神パンと同一とされ、牧神パンは角を持つ神として教会から悪魔としてサタンと呼ばれたそうです。たぶん、ここらへんがイム様の能力元ネタな気がしてきました

Permalink |記事への反応(0) | 06:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-05

ジャップが作ってたら三体のキャラ全部美少女だったと思う

プロジェクト・ヘイル・メアリーも全部美少女だったと思う

三国志も全部美少女だったはず

ギリシャ神話も全部美少女

聖書も全部美少女

ブッダ美少女

全部美少女

Permalink |記事への反応(1) | 23:46

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-31

それは感性が死んでいるのではなくASDなのでは

情報が少なくて判断できないのだが、彼氏感性が死んでいるというより自閉スペクトラム症ASD発達障害一種)なのでは? 例えば、以下のような傾向はあるかチェックをしてみてほしい。

 

  • 言葉や表情、視線、身振りなどから相手の考えていることを読み取ったり、自分の考えを伝えたりすることが苦手である。
  • 特定のことに強い興味や関心を持っていたり、こだわり行動がある。
  • 言葉視線、表情や身振りなどによるやりとりが苦手だったり、自分気持ちを伝えることや、相手気持ちを読み取ることが難しかったりする。
  • 特定のことに強いこだわりを持っていたり、感覚の過敏さを持ち合わせていたりする場合もある。

 

仮にASDだった場合あなた結婚生活は熾烈を極めることになる。映画料理旅行だけでなく、結婚記念日子供誕生と成長、親族の死など、あらゆる体験を共有しても、そこに生じる感情は共有されず、あなたはひとりで喜び、ひとりで楽しみ、ひとりで哀しむことになる。

 

ASD配偶者生活することで心身に変調をきたす症状を「カサンドラ症候群」と言い、これは「悩みを吐露しても誰も理解してくれない」ギリシャ神話王女名前からきている。パートナー感情の交換ができないことが、時に自殺に至るほどの苦しみをもたらすことは当事者以外にはなかなか理解されず、実際にブコメでは「相性の問題でしょ?」「相手に求めすぎ」「お前のコミュニケーション問題がある」「キムタク映画感想を求められても」といった、解像度の低い攻撃的なコメントで溢れている。カサンドラ症候群の人がネット相談をすると、このように💩を投げつけられて徹底的に追い詰められるので、理解のある人以外には絶対相談してはいけない。

 

ADSのパートナーにハマる増田自身にも、メンタルに関するなんらかの問題がある可能性があるので、一度カウンセリングを受けて深堀りするとよいと思う。メンタル疾患がなくとも、カウンセラーの力を借りて自己理解を深めておくのは、人生のよい棚卸しになる。いまの彼との結婚おすすめしない。もっと共感に基づくパートナーシップを結べる相手がいると思う。自分を大切にしてほしい。

 

https://anond.hatelabo.jp/20241230235940

Permalink |記事への反応(4) | 11:45

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-23

anond:20241223100941

これはタナトス――ギリシャ神話で死を擬人化した神で、夜の子とも言われる――の影響を受けた文章に違いありません。

クリスマスに闇を抱える人々にとって、クリスマスとは聖者よりも死の神を奉じたくなる日なのかもしれません。

Permalink |記事への反応(0) | 10:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-12

今日知った英雄

アイアス

ギリシャ神話のどっかの国の王子で足が速い。

カサンドラっていうお姫さまをレイプしたらしい。神をも恐れぬって感じで神殿とかで色々悪事を働いていたとかどうとか

最期ポセイドン溺死させられたらしい。

英雄かこれ?

Permalink |記事への反応(0) | 15:39

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-26

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241012181121週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

↑を書いた増田です 適当に書いた増田がしばらく見ないうちにブクマめっちゃ伸びてて派生増田もめちゃくちゃ出ててビビった。ただのおじさんの与太話にいろいろ意見をくれてありがとう

みんなのコメントの中には恥ずかしながら読んでなかった作品もあったくらいで、今週はネカフェKindle50%還元セールでいろいろ読み返してました

選考基準について少し補足すると、ジャンプという雑誌の在り方への影響度がとにかく重要だと考えてます。売上とか人気とか社会的影響考慮はしてますが、あくまで付随する要素に過ぎません。

ブコメやXで結構言及されてたのを見て思ったのは、選評を雑に書きすぎて自分の考える重要性が伝わってないところが多かったのと、20選だとさすがに網羅出来てないなということ。もともと個人的メモ書き程度に書いたものだったのですが、色々な意見を取り入れた25選にして、一人一作縛りもなくして、選評ももうちょい見栄えするようリライトしてみました。これが現時点でのベストだと考えているので、もう異論は取り入れません。

1.ハレンチ学園 作:永井豪1968年創刊号 -1972年41号

月2回刊で始まった少年ジャンプ創刊号わず10万5000部しか出なかった。その9年前のサンデー創刊号が30万部、マガジン創刊号20万5000部だったことを考えると、その始まりが実に静かなものだったことがわかる。

そんな中、大家永井豪が描いたこ作品の絶大な人気がジャンプの売上に大きく貢献したことは言うまでもないが、それ以上に重要なのは、この時点で「読者が面白いと思うことなら何だってやる」という編集部方針は明確であったこである

過剰ともいえる性描写教職への徹底的な批判からなる本作は、当時の基準でも極めてラディカルで挑発的な作風であり、批判に晒され続けた。しかし、競争原理に基づき、常に読者の方を向いた雑誌を作るという編集部意向が、この作品を存続させた。後に「アンケート至上主義」という形で現代まで続くことになるジャンプの強固なアイデンティティは、本作の成功とともに形をなしたのである

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志1968年11号 -1973年13号

頭文字D湾岸ミッドナイトのようなクルマ系のマンガが下火になったのは、若者が誰もスポーツカーに乗らなくなったことが原因のひとつであるという。頷けるところもあるが、じゃあ不良、ヤンキー番長と称されるような若者なんてもっと絶滅危惧種なのにどうして彼らをカッコいいものとして描くマンガは何作も出続けているんだ?東リべのような大ヒットも未だに出ているのに。

思うに、我々の脳には義理人情、泥臭さ、そして熱さを欲する部位が生まれつき備わっているのだ。そしてこうした要素を最も効果的に表現しうる分野が不良漫画であると見抜いたのは本宮ひろ志最初であった。

ストーリーは完全にご都合主義で、キャラクター一貫性もまるでない本作は、しかし「男の強さ」を描くという一点のみにおいて全くブレることはなかった。どんなに反社会的人間でも、腕っぷしと強靭精神と仲間への思いやりさえあればクールに映るという価値観は、フィクションにおいての(もはや誰も意識すらしなくなった)お約束として今なお残り続けている。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治1976年42号 -2016年42号

ジャンプ国民マンガ雑誌とみなされる要因はどこにあるだろうか?40年間一度も休載することなく駆け抜けた秋本治デビュー作は間違いなくその一つであろう。

当初は型破りな警察官両津勘吉ドタバタを描くコメディとして始まった本作は、その時代サブカルチャー政治経済情勢を積極的に取り込むことで、高度経済成長期以降の近代化していく日本風景を余すことなく取り込んだ作品となった。

浮世絵江戸庶民たちの風俗を映し出す史料であるように、こち亀が織りなす物語昭和から平成にかけての日本人の最大公約数的な心象風景を巧みに映し出した。いまや日本から失われつつある中流庶民日常を、我々は全200巻からなる亀有の小さな派出所日常にしみじみと感じ取るのだ。

4.リングにかけろ 作:車田正美1977年2号 -1981年44号

もともと硬派なボクシングマンガとして始まった本作は仁義兄弟愛をベースにした極めて現実的作風で、決して圧倒的な人気作とは言えなかった。しかし、あしたのジョー下位互換になるくらいなら無茶苦茶やってやる、という判断のもと路線変更し、過剰さと大袈裟さを極めたことで人気を博し、史上初の最終回巻頭カラーとして、ジャンプ史にその名を刻むこととなる

───という、教科書的な本作の功績だけが、本リストに入る理由ではない。重要なのは本作が男一匹ガキ大将(=根性と漢気)、侍ジャイアンツ(=超人能力)の要素を意識的に再生産していることである車田正美を源流として、ジャンプ的な文脈を後世の作品が重ね合わせることでより濃くしていく流れが明確になる。我々の知るジャンプは全て車田正美以後なのだ

5.コブラ 作:寺沢武一1978年45号 -1984年48号

時代作家に比べ、寺沢武一デビュー作の視座は群を抜いて高かった。スペースオペラ世界観から引用した本格的なSFアイデアの数々。高い等身で描かれ、まるで映画のようなポージングセリフ回しで魅せるセクシーな男女たち。幾度もの休載はさみつつも、本作はユーモアとカッコよさと強さをコブラという一人の男の中に共存させるという偉業を成し遂げた。

登場人物も読者も無垢10代の少年でなくてはならないという近視眼的な幻想と、ジャンプ作家絶対コンスタントに週刊連載をしなければならないという既成観念を、葉巻を加えた気障な宇宙海賊サイコガン──精神力をエネルギーに変えるアイデア寺沢が生み出したものだ──は易々と破壊したのである

6.キン肉マン 作:ゆでたまご1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。いわゆる「友情努力勝利」という実際にはジャンプ編集部の誰も公言したことのないらしいパブリックイメージ単独で築き上げた。にもかかわらず、本作は国民作品とはみなされておらず、犯罪的なまでの過小評価に甘んじていると言わざるを得ない。マジでなんで?絵が下手だから嶋田SNSの使い方が下手だから

キン肉マンマンガとしてではなく文化的重要なのだと主張する類いの人間がいるが、そいつらの目と脳にはクソしか詰まっていない。ゆでたまごは絵の巧拙クオリティ関係しないことを証明し、あらゆる世代の男たちにマンガ熱狂する勇気を与え、信じがたいほど面白い作品を描いた。この作品を嫌う人たちもまず冷静になり、理解しようと試みるべきだ。

7.Dr.スランプ 作:鳥山明1980年5・6号 -1984年39号

鳥山明訃報を聞いた日、Kindleで買ったまま放置していたDr.スランプの1巻を読んでみた。久しぶりに読む本作はきっと悲しいほど古く感じるだろうと思っていたが、実際のところiPadの画面に映るペンギン村の住人達は今も新鮮味をもって感じられた。

本作は後にDBドラクエで知られることになる鳥山明がその才能の枝葉を伸ばし始めた作品である───と書けたらどれほど楽だったろう。枝葉どころかこの時点で大樹の幹である

言語以前の本能領域に鋭く迫り来る現実味を携えた絵は存在するが、そうした絵を毎週16ページのマンガで成立させる人間鳥山明以外には存在しなかった。頭の中にBlenderが入っているかのような立体的なデフォルメは、我々の住む現実世界とは違うところにもリアリティというもの存在しうることを示し、「マンガのための絵」であった劇画調を衰退させる最大の要因となった。

8.キャプテン翼 作:高橋陽一1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

Jリーグ創立の流れを生み出したともされる本作がサッカーマンガ界に残した遺産はなにか?もしかたらこのような問いの設定自体が誤っているようにも思える。高すぎるキャラクターの頭身、大真面目に繰り出される荒唐無稽な技の数々が目をくらますかもしれないが、高橋陽一が一貫して表現たかったのはひたむきな少年たちが織りなす爽やかな青春であって、こうした要素は他作品にも見られるものだ。彼がサッカーという題材を選んだのは単に「野球マンガはありふれているから」という理由だ。本作は期せずしてサッカーマンガというジャンルの中心に祭り上げられたに過ぎないのだろう。

それでも、我々はこの巨星に感謝するほかない。この作品が無ければサッカーを始めていなかったであろう日本中、いや世界中の少年たちが、みな大空翼という一つのアイコンに夢中になっていたのだ。マイナースポーツひとつに過ぎなかったサッカーメジャークラスに引き上げ、軍国主義に基づく根性論を相対化し、ひたむきにボールを追いかける楽しさを私たちに初めて教えてくれたのはこの作品だったのだ。

9.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 -1988年35号

元増田を書いたときブコメ欄は「ぼくのはじめてのジャンプ」にまつわる涙なしでは語れない思い出たちで溢れかえったわけだが、はてブに入り浸る層の平均年齢を考えれば当然のことである

自分のようなおじさんにとって涙なしでは語れない系マンガの筆頭に位置するのが北斗の拳である1980年代中盤というのは、親しみやすいポップ路線と男臭い劇画路線がちょうどクロスオーバーする時期であった。今のメインストリームがどっちかは言うまでもないが、自分にとっては線が太くてむさ苦しい絵柄こそが少年ジャンプ原風景だった。

強くてカッコいい大人の男が弱肉強食戦場で己の命を懸け闘う...そんなジャンプ初期から続く系統の最高到達点かつ袋小路が本作である。このようなマンガ流行時代は二度と来ないとわかっているからこそ、特別な輝きを放ち続けるのだ。

10.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉1984年15号 -1987年42号

かわいい女の子を見るためにマンガを読む者と、そうでない者がいる。どちらがいい悪いということはないが、少なくとも創刊してしばらくのジャンプは前者に見向きもしない雑誌であったのは確かだ。うちには高橋留美子はいないんだよ、といった具合に。

きまぐれオレンジ☆ロード申し訳程度の超能力要素を除けば、一貫して思春期男女の甘酸っぱい三角関係に焦点を合わせ、かわいい女の子日常が描かれているだけだ。それのなにがすごいのか?別にすごくはない。ただ、エロくもなく大したギャグもなく荒唐無稽な展開もないふつうの男女の日常需要があることに、誰も気づいてない時代があったのだ。

まつもと泉は早くに体調を崩したこともあり、これ以降影響力ある作品を生み出すことはできないままこの世を去った。それでも、彼の鮮やかなトーン使い、歯が浮くようなセリフ回し、そして"かわいい女の子"以外に形容する言葉が見つからない鮎川まどかキャラデザを見返すたび、これをジャンプでやってくれてありがとう、と思わずはいられない。

11.ドラゴンボール 作:鳥山明1984年51号 -1995年25号

鳥山明が死してなおこの先何度も繰り返される問いだろうが、ドラゴンボールよりもワンピナルトの方がどれほど優れているのだろうか?そしてその答えを誰もが知っているのは何故だろう?これらの問いに対してどんな議論がなされようともすべて的外れ無意味である。それはこの作品が頂点だからだ。

鳥嶋和彦意向により、本作はバカげた後付けの設定や引き伸ばしをせざるを得なかった。それでも、マンガ金銭を生み出す道具と見做す人間たちのあらゆる商業的な意図を超えて、本作はそれ以前、以降に掲載されたあらゆる作品を軽々と凌駕する金字塔となった。

11年に渡る孫悟空冒険をもって、鳥山明日本マンガ文化世界最高のものであるという事実を叩きつけ、自身手塚治虫赤塚不二夫つげ義春萩尾望都藤子F不二雄、高橋留美子と並び立つ歴史上最高のマンガ家の一人であることを証明したのである

12.聖闘士星矢 作:車田正美1986年1・2号 -1990年49号

車田正美リンかけ過去ジャンプ作品再生産を初めて試みたと述べたが、それを自分自身作品でやった人間も車田が最初であった。自身のやりたいことを詰め込んだ男坂が衝撃的なまでの不人気に終わった反省から、彼は自身の原点に立ち返りつつもよりスケールを拡大した再生産をやることを決めた。

彼はギリシャ神話宇宙子供向けと大人の女性向け、劇画プラモデルといった要素を交互に行き来しながら、自身が積み上げた様式美世界前人未踏領域まで押し上げた。聖闘士に同じ技は二度通用しないが、我々読者は何度でもこのパターンを欲してしまうのだ。

13.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

ある一定世代人間からは、ジョジョという作品はいつも巻末に掲載されている時代遅れな絵柄のつまら作品という評価が下されることがあり、そこには50%事実と、50%の誤った認識が含まれている。

荒木飛呂彦の絵柄が彼の見た目と同様あまり本質的な変化がないことについてはその通りだ。だがいくら彼より本誌での掲載順が上であろうと、革新性・才能・実験精神という点で彼より優れた人間果たして何人いただろう?

幽波紋と、理不尽能力値のインフレを伴わないバトル描写は、彼が残した功績の中で最大のものであるキャラクターが持つ能力を、作者の演出の道具として使うのではなく、自律したキャラクター同士の駆け引き領域に落とし込むことに成功したのだ。

我々はフィクションの中での整合性を厳しくジャッジすることに慣れっこになっているが、それに耐えうるものを初めて生み出したのは荒木だった。彼以降、マンガを読む行為は絵と吹き出し表現された作者の脳内世界をくみ取る作業ではなく、自律したキャラクターたちと同次元に立ちその思考を辿るものとなった。荒木は真の意味で我々をマンガ世界に誘ったのである

続き→anond:20241026155213

Permalink |記事への反応(7) | 15:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-07

anond:20241007121335

ギリシャ神話からテンプレだよ

Permalink |記事への反応(0) | 20:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-09-18

FGO2部5章アトランティスでやるせない気分になった

タイトル通り、FGO2部5章前半やってやるせない気分になったという愚痴です。

誰かを説得しようと思って書いてないということは予めご了承ください。

人によってはすごく楽しめたとか、また評価の分かれる章であることは把握しています

もし自分は楽しんだという方は、気分を損なわないためにこの先は読まないことをおすすめします。

□□□

アトランティス、なんだかなあが多い章だった。

ギリシャ神話FGOのパーツに過ぎない要素として扱って差し支えない、そういう姿勢が気にならないなら面白いのかもしれない。

しかし汎人類史側のサーヴァントしかギリシャ神話英雄が元の世界の神々について「人間臭すぎて不自然」みたいなこと言い出すのはマジでなんだかな。

お前がギリシャ神話否定したら存在ごと消えへんのか。

敵側参戦したキャラ人格崩壊が激しい割に「敵役必要だったから」以上の意味を感じない。

反転トリスタンは好きだけど…ケイローンオデュッセウス名前が同じだけで原作とは関係ないキャラになっている感じだけど、どの程度フォローされるのこれ。

極めつけはポセイドンドレイクにキレ続けるだけの壊れた機械というだけの存在にされるのって尊厳破壊すぎひんか。

いやまあ、1部中盤とかも歴史破壊酷かったけど、あの頃は他愛ない話の範囲だったからまだ許容できた。でもきのこ節全開な世界観の核心で原作レイプはちょっと

4章ユガ神話的な要素を活かしつつキャラ物語としても綺麗にまとまっていたと思う。気にしすぎなのかもしれないが落差がすごすぎてついていけない。

ストーリー展開的にもなんだかなあ。

開幕早々敵の圧倒的な技術力を見せつけられるけど、だったら冒頭のノーチラス改造云々の説明いらんやろ。いらん話に手数を使いすぎ。

それだけ絶体絶命を煽っておきながら、派閥構造が分からない、相手の正体も本当には分からない段階で得体の知れないナノマシンを体に取り込むサーヴァント達の行動にかなり疑問。

治療能力向上もナノマシンストームボーダーの開発もナノマシンナノマシンが万能すぎる割に具体性には何をしているのか分からない。

決定的な技術革新、逆転の切り札の核心が敵側の技術しかないのかなり怖くない?

ついでに、合間に軽く「借り物ではない船」みたいな台詞挟んでるけど、他人創作物からの借用上等なFGOで言っていい台詞じゃねえだろ。

総じて、「神々に対する人類の挑戦」というテーマはなんとなく感じられるけど、説得力を持たせるには元ネタの読み込みが足りない、あるいは本作自体の設定の作り込みが足りてない感じがした。

とは言え良い部分もあるので、評価は複雑。

三下悪役的な扱いをされていたイアソーンが主役級の活躍をして如何なく個性を発揮していたのは良かった。

オリオン周りも悪くなかったけど、好みというにはちょっと演出がくどかったかな。ただこれは個人の嗜好。

Permalink |記事への反応(0) | 17:08

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-08-13

anond:20221017083848

全てのゾンビもの

ゾンビになり、ヒトに戻れない。

 

ギリシャ神話

水仙の花になったり、月桂樹になったり、熊になった後に星になったり。

 

神話に多そうな気がする。

インドとかでは頭がゾウになったりというのもあるが、これはちょっと違うか。

鬼子母神のように神になったというのも多そう。

Permalink |記事への反応(0) | 15:11

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-07-27

そろそろ『アサシンクリード』の面白さについて語っておくか

ストーリー

アサシンクリードは、理不尽支配に反発して権力者暗殺する「アサシン教団」と、時の権力者を操り社会を裏から支配する「テンプル騎士団」の、古代から続く戦いを描いたゲームである。「混沌・悪」VS「秩序・悪」という感じである

アレクサンダー大王も、始皇帝も、カエサルも、チンギス・ハンも、永楽帝も、チェーザレ・ボルジアも、実はテンプル騎士団の一員だったし、実はアサシン暗殺されていたんだよ!という世界観である。ちなみに過去作品ではフランシスコ・ザビエルテンプル騎士団とされているので、今回(シャドウズ)もイエズス会テンプル騎士団の手先だったりするのだろう。

アサクリのもう一つの軸が「イス」と呼ばれる超古代文明人の存在である。彼らは人類創造した神のごとき存在であり、実際にギリシャ神話北欧神話に登場する神々の正体は「イス」である。彼らが遺した強力なオーパーツを巡って、アサシン教団とテンプル騎士団争奪戦を繰り広げていく、というのが一つのパターンである

また、この「イス」の遺した技術に基づいて、現代では「アニムス」と呼ばれるバーチャルリアリティマシンが開発されており、それを使って過去の様々な時代アサシン記憶追体験している、という基本設定がある。つまり、実は主人公は、アサシン活躍仮想的に体験しているだけの現代人なのである。アサクリには「現代パート」もあるのだが、これは完全な続き物になっていて、シリーズを追いかけていないと意味がわからないので、なかなか評判が悪い。初心者現代パートなんかすっ飛ばしても問題ないぞ。

というわけで、リアリティのある歴史ドラマかと思ったら急に濃度の高いオカルト伝奇SF要素をぶちこんできて暴走しはじめるのがアサシンクリードの魅力である。詳しくは年表を見よう!

アサシン クリードシリーズにおける年表 - Wikipedia

ゲームシステム

アサシンクリードの特徴といえば何と言っても「オープンワールド」と「パルクール」だろう。「どこでも登れる」「どこまでも行ける」というオープンワールドアクション本家本元とも言えるシリーズなのである。窓のフチや壁のヘリなどを掴んで、するすると登り、飛び上がり、軽やかに街を駆け巡る。何にも邪魔されることなく思いどおりに移動できる楽しさがそこにはある。

そのオープンワールドで何をやるのかと言えば「ステルスアクションである。敵の拠点侵入し、見つからないように探索し、標的を殺して脱出するのである

まずは侵入するまえに敵拠点構造を入念に調査する。どこに敵が配置されているか確認し、それらの移動パターンを観察して、どういうルート侵入するかを考える。サッと壁を登って開いている窓から侵入しよう。いやいや屋根伝いに高所から標的を探すのもいい。手薄な裏口の敵をこっそり暗殺するのはどうか。もちろん正面から殴り込んで敵を全員ぶっ殺しても構わない。

まりオープンワールドとしての移動の自由度がそのまま、プレイヤーが取れる侵入ルート自由度に転化しているのが、アサクリの醍醐味なのである。「たった一本しかない正解のルートを見つけ出す」のではない。「数多く用意されたルートの中から一本を選び出す」のが楽しいである

さらに、この「街を自由に駆け巡る」「敵の拠点侵入する」といった要素からまれたのが、アサクリの「歴史考証」の部分である

そうしたゲームシステムでは「街並みをどう作るか」「建築物をどう作るか」がとても重要になってくる。なにせ「プレイヤー侵入する建物だけ作ればいい」「プレイヤーが移動するルートの周りだけ作ればいい」というわけにはいかない。広大な街を作り上げて、そこにいくつも拠点を建て、大勢NPCを配置して、そしてプレイヤーが隅々まで移動できるようにしなければならない。それがゲーム面白さに直結していくのだから

そこでアサクリは「歴史上の街を再現する」という方法を選んだ。完全にオリジナルの街を一から作るよりも、見本を用意したほうがある意味では作りやすかろうし、その副産物としてプレイヤーの没入感と知的好奇心を得ることもできた。建物文化風俗再現度は高く評価されており、アサクリの売りの一つになっている。

もちろん史料調査には限界があるし、ゲーム的な都合が優先されることも多い。過去シリーズでも「この年代にこのアイテムはまだない」「この街にこんな建物があるのはおかしい」といったようなツッコミが入っている。前々作『ヴァルハラ』などは特に批判が多かったというので、地域年代によってまた作りやすさが変わってくるのかもしれない。

とはいえ、アサクリがわざわざ歴史考証のチームを設置し、多くの史料確認し、専門家の監修も受けているのは事実であって、ただのゲームとしては相当に頑張っているのは間違いない。プレイヤーとしては、決して完璧ではないということは頭に入れつつも、巨額の予算によって作られた「自由に走り回れる歴史景観」を楽しみたいところである

オススメシリーズ作品

とりあえず現時点でオススメするなら前作『アサシンクリードミラージュ』だろう。元は前々作『ヴァルハラ』のスピンオフとして制作されていたということもあり、『ヴァルハラ』の前日譚のようなストーリーになっていて、ボリュームも控えめであるゲームシステムとしても原点回帰を目指したシンプルな作りで「これぞアサシンクリード」という作品になっている。

ミラージュ』をクリアしたなら、続けて『ヴァルハラ』をやるのもいい。前述したとおりストーリー的に繋がりがあるし、『ヴァルハラ』はシリーズのなかではかなり変わっていて、「アサクリらしくない」作品でもある。主人公アサシンではなくヴァイキングなので、ステルスよりも正面切っての戦いのほうが得意だったりするし、各地の勢力ひとつひとつ同盟を結んでいったり、自分たち拠点を開発して発展させていったりするような、戦略的な側面が強い。

このあたり、近年のアサクリは「従来通りのステルスアクション」と「他のゲームのようなバトルアクション」のあいだを揺れ動いていて、『シャドウズ』ではついに「ステルス担当奈緒江と「バトル」担当の弥助のダブル主人公になったという経緯がある。

アサクリシリーズは、オープンワールドにおける一つのスタンダードを生み出した、現代ゲームの粋と言っても過言ではない名作であるプレイしないまま死ぬのはもったいない。いまのうちに『ミラージュ』『ヴァルハラ』をプレイしながら、日本舞台となる『シャドウズ』の発売を楽しみに待とうではないか

Permalink |記事への反応(5) | 01:17

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-07-13

ZZZ日記

ゼンゼロシナリオ舐めてたけどコレ見てから本腰入れると決めたよね

https://www.youtube.com/watch?v=GyGYKin8Lg4

コレ第2章ムービー(ネタバレ注意)だけどロボアニメ的でアツすぎる

ついでに動画コメ考察がめちゃくちゃ助かった

なおこれに本腰入れるということはつまり鳴潮は切るということ

無凸餅今汐ちゃんには十分楽しませてもらったし雪山実装2日で探索しきって満足したわ

原神スタレも並走してなかったら鳴潮は残してたかもしれんけど

いまんとこゲームとしての個人的評価ならびに思い入れ度でいうと

原神≧スタレ>ZZZ>>>鳴潮だから仕方あるまい

やっぱホヨバは細部の手触りがいいんだよね探索が快適とかグラが良いとかそういうことじゃなくて

いいモノに触ってる感がすごくある

まあ自分は学園の頃にミホヨ知ってパンツ収集ゲーに勤しんだあと

3rdリリース以後は全作初日参加して続けてきたいわば信者から贔屓目はあるだろうが

いや厳密に言えば女性向けゲーのアレは触ってないわ

話を戻すとZZZは崩壊ユニバース(学園3rd原神スタレ)と世界観はつながってない(並行宇宙ではない)っぽいんだけど

キャラ共通点はなくても神話モチーフ地盤作ってる感じが結構共通してると思うんだよね

というかホロウの設定とか3rdの第二部の火星とかなり似てるし

スラブ神話系(ベロボーグ/ベロブルグ)とかギリシャ神話系(パエトーン/ハイペリオン)とか感じるところはあるね

キャラに関しても強いて言うとアレクサンドリナはブローニャの母アレクサンドラと同じような髪の色でツインドリルはないけどツイン人形だし

というか3rd継続どうしようかね

一応ずっと続けてて全キャラ所持はしてたけどアカリいまいち好みじゃなかったので数年ぶりにスルー決めてしまった

まあ今のシナリオ結構好きだし覚とのボス戦は過去面白く感じたけどね

オープンワールド艦隊がらみの細々とした週課を完全に無視したいぜ、いやすりゃいいんだろうけど

スタレくらい虚無期間長くしてくれたら助かるんだけどな

Permalink |記事への反応(0) | 01:27

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-07-03

百年の孤独」の後、逆張りしたい奴が読むべきラテンアメリカ文学6選

百年の孤独」読んだ後にこれを読むべきってネット記事が書かれ始めていて面白い。こういうの好きで、色々なジャンルでこの類の記事を読んで探求してる。だけど時々「いや確かに自分素人なんすけど、もっと段階踏んだ後に読むべき、玄人向けのやつも読んで背伸びしたいんすよ!」と思う時がある。多分、そういうやつここにもいるだろ?そういう同類に捧ぐ。

エドゥムンド・パス・ソルダン/服部綾乃&石川隆介「チューリング妄想」(ボリビア)

今、ボリビアクーデター未遂があったとかで混乱してるらしいけど、そんな国を描いたテクノスリラー小説がこれ。“チューリング”ってある通り暗号やらインターネットやらサイバー犯罪やら色々先端技術出てきて、いわゆる魔術的リアリズムとかそういうの全然ない。つーか作者自身ラテンアメリカ文学といえば魔術的リアリズムとかざけんなや!とか思ってこれ書いたとか書いてないとか。クソ分厚いけどオモロイよ。

ベンハミン・ラバトゥッツ/松本健二「恐るべき緑」(チリ)

ここで紹介するなかで一番新しいやつ。これも魔術的リアリズムとかそういうのじゃなくて、科学のとんでもない功罪の数々についてフリッツ・ハーバーとかシュヴァルツシルトとか、あと数学者グロタンディークの生涯から描いてるめっちゃ禍々しい本。あれだよ、ノーランの「オッペンハイマー」と並べられるべき本、本内にオッペンハイマー出てきた気もする。物理学者の全卓樹がこの本の翻訳はよ出せはよ出せとか言ってて、冷静なフォロワーが「この前もう翻訳出版されてましたよ」とか言われてたのが印象的だった。

オラシオ・カスジャーノス・モヤ/細野豊無分別」(中米)

ラテンアメリカラテンアメリカでも南米じゃなくて中米文学日本でもあんま読めない。そん中でもこの人はエルサルバドル出身作家中米についてずっと書いてる。この本はグアテマラ先住民虐殺を綴った報告書を読んでる主人公がその残虐さ陰惨さにどんどん正気を失っていくって本で、読んでてただただ気が滅入る。トーマスベルンハルトとか好きな陰気な人にオススメ

セルヒオブランコテーバイランド」/仮屋浩子(ウルグアイ)

これはラテンアメリカ文学好きにも知られてないやつで、何故なら戯曲から。何かウルグアイっていう結構マイナーな国の戯曲日本演劇化されて、その勢いで本として出版されたっぽい。こういうのいいよな。内容はめちゃ小賢しい。ギリシャ神話、作者自身が登場するメタい設定、そんで現実虚構が混ざりあう、みたいな。でも小賢しく技巧凝らしてるからこそ面白い物語あんだよなあ。

クラリッセ・リスペクトル/高橋邦彦ナヲエ・タケイ・ダ・ジルバ「G・Hの受難/家族の絆」(ブラジル)

リスペクトルな、俺「星の時」読んで泣いたよ。何でって、ここまで複雑な設定を使って無垢登場人物を痛めつける作者はサディストクズ人間で、小説読んでここまで怒りを覚えたこマジでないよ。でも「G・Hの受難」は凄かった。何かずっとゴキブリについて語ってて、そのゴキブリの死骸を通じて瞑想して悟りに至るみたいな。は?ってなるよな。ガチ意味不明で、そういうのって文学醍醐味だわ。

エドゥアルド・ハルフォン/松本健二ポーランドボクサー」(グアテマラ)

これは何か、主人公恋人乳首噛んでたこしか覚えてねえや。でも読んで色々印象に残った本だとか、全く印象に残らなかった本とかは数多いなかで、“主人公恋人乳首噛んでた”みたいに局所的に1つだけ何か覚えてるみたいな本はそう多くない。いや何で読んだんだっけな、白水社のエクス・リブスシリーズから出てたからかな、それも忘れた。でも確かに主人公恋人乳首噛んでたのは覚えてんだよ。不思議だな。

続編:「百年の孤独」読まんで逆張りしたい人に薦めるラテンアメリカ文学10

https://anond.hatelabo.jp/20240704181200

Permalink |記事への反応(11) | 19:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-21

anond:20240621102839

ゼウスギリシャ神話なのでキリスト教とはまた別の話だけどな…

Permalink |記事への反応(0) | 10:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-06

anond:20240505203321

から思ってたけど他の型月作品キャラ出す度に史実出典のキャラの格が落ちるように感じる

きのこ的には自作品キャラだし気合入れて大奮発で書いてるんだろうけど

既にギルガメッシュとかギリシャ神話神様とかがいるのにそれを遥かに上回る強さのキャラを出されるとなんだかなあ

英霊って何なんだ

ぽっと出のよく分からんキャラが出てきて最強!みたいになってるのついていけないよ

魔法使いの夜Fateと同じくらい知名度高くてfgoプレイヤー殆どが大筋のストーリー分かるぐらいの作品ならまだついていけるけどさあ

月姫キャラが出たときもよく分からなかったもん

なんか好きな人多いキャラなんだなーぐらいにしか思わなかった

Permalink |記事への反応(1) | 19:46

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-05

なんで理系に進んじゃったんだろうな俺、親の反対押しきれなかったとは言え

よく考えたら国語が得意という他にも昔から諺や慣用句だのギリシャ神話調べたりするのが好きだったしどう考えても文系型だ

結果数学理科赤点だらけで散々な末路辿ったわ、こんなんなら進学校行かず手堅く工業高校行けばよかった

Permalink |記事への反応(3) | 02:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp