
はてなキーワード:キャリア教育とは
かつての高度な交通網・通信網が十分に保守できず、地方では故障した基地局や新幹線車両を“掘り起こして”部材を転売する個人業者が台頭。半導体を取り出す「都市鉱山」ビジネスがスラムの定番職業に。
百歳人口密度世界一となり、海外の医療・老年学スタートアップがフィールドワーク目的で村ごと受託運営。老人ホームが“生きた博物館”として見学料を取る逆輸入モデル。
電力・通信を自前でまかなうオタク技術者がクラウドファンディングで“町内向けミニ発電所”を量産。コミケのノウハウをインフラ構築に転用し、自治体より早くサービスを復旧。政府が後追いで許認可を出す「公→私」逆転現象。
光熱費高騰で煮炊きが贅沢に。魚粉を超圧縮した“出汁キューブ”が主食扱いになり、食卓は湯に溶かすだけの流動食化。結果として味覚の微差を競うオタク層がガストロノミーを牽引し、“お湯割り職人”が登場。
ネット速度が不安定になる中、テキストベース+8bit音声のみの軽量メタバースが復権。昭和レトロなドット世界が若者の主ステージとなり、「現実はハードだがオンラインは8kbpsで優しい」という逆転。
輸入労働者と高齢日本人が意思疎通するため、ひらがな+簡体字+絵文字を混ぜた即席言語が広がる。やがてインドネシアやフィリピンに伝播し“コンビニピジン”として逆輸出。
中央税収が細り、巨大企業が道路補修や水道維持を肩代わり。結果としてトヨタ藩・ソニー藩・楽天藩など“企業領国”が自治権を持つ。住民は「どの藩に所属するか」を就職ではなく“帰属”として選択。
正規軍維持が難しくなり、個人オーナーのドローンをスマートコントラクトで束ねたバーチャル傭兵団が離島防衛を請け負う。トークン配当で機体を共有保有する“戦争版NFT”が出現。
高層マンション維持費が出せず、上層階が無人化。1–10階は低所得者が占拠、20階以上はクリエイターが格安アトリエとして使用。エレベーター運賃が電動キックボード並みに課金制に。
公教育が縮み塾も淘汰される一方、オープンソースLLMを使った“寺子屋AI”を町内で共同運営。江戸時代さながらの私設学習所にハイテクが融合し、学習の地域格差がむしろ縮小。
海外スタジオが費用を持ち、日本で食えなくなったマンガ家を国外アトリエに“流刑”する制度を創設。現地産業振興と日本マンガ存続を同時に図る“負けて勝つ”クールジャパン2.0。
国家保険崩壊後、外国製新薬のフェーズⅢ治験が日本全土で実施。高齢者が参加して医療費を浮かせる“治験ツアー”が一般化し、治験成績優秀者には「ゴールド被験者カード」が発行。
鎌倉大仏の譲渡担保で港湾を改修、浮世絵一括担保で衛星を打ち上げるなど、美術品がデジタル資産化され国際市場を回遊。やがてDAOが国宝を分割所有する“分散保護”へ。
災害多発と公的補償低下を受け、自宅をリビングシェルター化した住民が“被災シェアリング”の株式を発行。豪雨で止まった地域に対し、家ごと貸し出し配当を得る“寡占シェルター市場”が発展。
「町が無人になる瞬間」をYouTuberが24時間中継し、スーパーチャットで遺跡保存費を賄う。人口ゼロ記念セレモニーが国際的イベントに──“負の達成感”をコンテンツ化する逆転思考。
https://note.com/tm2501/n/n2e7e6f7f0662
筆者は理系職(特に現場系)の労働環境が「意外とホワイト」である理由を説明し、その対比としてエンタメ業界の労働環境が「ブラック」である現状を批判しています。
理系職のホワイトさの根拠として、危険が伴う仕事における国や大手企業の許可・規制、それに伴う安全な労働環境への要求、納期管理、安全教育の徹底などを挙げています。
一方、エンタメ業界のブラックさの根拠として、成果物至上主義、規制の難しさ、大手企業が安全を重視しない点を挙げ、具体的な事例(カバーの下請法違反、アニメ業界の長時間労働に関する調査)を引用しています。
また、日本の学校教育における労働知識不足や、文系(特にオフィスワーク)の方がブラックな仕事に当たるリスクが高い可能性にも言及しています。
ファクトチェック結果:
以下に、文章中の主な主張に対するファクトチェックの結果を示します。
ファクトチェック: これは主観的な評価であり、事実として「理系職が必ずホワイトである」と断定できるものではありません。理系職の中にも長時間労働や過酷な環境が存在する分野や企業はあります。「独断専行できない」という性質がホワイトさに繋がるという主張は、筆者の経験に基づく一つの解釈ですが、普遍的な事実とは言えません。
ファクトチェック:不正確です。特定の危険作業(例:高圧ガス取扱、特定化学物質取扱、大型建設機械運転など)には資格や作業主任者の選任、届出等が必要ですが、「少しでも危険が伴う仕事」の全てに国や大手企業の直接的な「許可」が必須なわけではありません。多くの場合は、労働安全衛生法に基づく基準遵守や、企業内の安全管理体制、元請けによる下請けへの安全指導によってリスク管理が行われます。
ファクトチェック: 概ね事実に基づいています。 国は法令(労働安全衛生法など)によって安全な労働環境を義務付けており、これに違反すれば罰則があります。大手企業(元請け等)も、労災事故が発生した場合のリスク(責任問題、評判悪化、工事中断など)を避けるため、自社だけでなく下請けに対しても安全管理を徹底するよう指導することが一般的です。これはコンプライアンスやリスク管理の観点から行われるため、中小企業も無関係ではいられません。ただし、これも企業や現場によっては徹底されていないケースも存在します。
ファクトチェック: これは筆者の所属する環境での経験に基づいた可能性が高いです。理系分野、特に建設や製造業では、安全確保のために無理な突貫工事を避ける傾向や、法定休憩を厳守する意識が高い現場が多いのは事実です。しかし、これも全ての理系職や企業に当てはまるわけではなく、厳しい納期や長時間労働が常態化している現場も存在します。「親切設計」という表現も主観です。
ファクトチェック: 「ルール自体はホワイト企業のそれ」という評価は主観です。理系職にはデスクワーク中心のものも多く、「肉体労働」と限定するのも不正確です。安全に関するルールが整備されている現場が多いことは事実ですが、「理系のお仕事」全体の特徴として断定するのは広げすぎです。
ファクトチェック: 極めて感情的で断定的な表現であり、事実としてエンタメ業界全体が常にこのような状況であると断言するのは誤りです。 一部の企業やプロジェクトで過酷な労働環境や不当な要求があることは事実として報道されていますが、業界全体を「労働環境なんか知るか!」というスタンスであると決めつけるのは不当な一般化です。長時間労働の背景には、予算や納期の制約、多重請負構造、フリーランス・個人事業主との取引形態など、複数の複雑な要因が絡んでいます。
ファクトチェック: 「ファンと業者がヒステリーを起こして暴れ狂うため」という部分は根拠のない、極めて感情的な決めつけであり、事実ではありません。規制に対する意見や反発はあるかもしれませんが、感情的な暴動を引き起こすという記述は誇張が過ぎます。また、「ブラック労働だらけの地獄と化しています」というのも、一部に問題があることは事実としても、業界全体を指す表現としては極端な誇張であり、誤りです。全ての現場が地獄のような労働環境であるわけではありません。
ファクトチェック: これらの記事が報じている事実は概ね正しいです。カバーが下請法違反で公取委の指導を受けたこと、アニメ業界で長時間労働が問題になっていること(調査結果)は事実です。これらの事例はエンタメ業界の一部に労働環境や取引に関する問題が存在することを示す証拠となり得ます。しかし、これらの事例をもって業界全体が前述のような「地獄」であると断定するには、さらなる広範な情報が必要です。下請法違反は労働基準法違反とは異なりますが、取引における不公正さを示すものです。
ファクトチェック: 「言わないから」という断定は不正確である可能性が高いです。大手企業が関わるプロジェクトにおいても、コンプライアンス遵守やリスク管理の観点から、少なくとも建前上は労働法規遵守や安全への配慮を求めることが多いと考えられます。ただし、それが現場の状況まで十分に浸透しない、あるいは成果物完成を優先するあまり結果として過重労働を招いている、といった構造的な問題があることは事実として指摘されています。責任の所在や指示の出し方が曖昧になりやすい契約形態なども影響している可能性があり、「言わないから」という単純な理由だけではありません。
ファクトチェック: 「全く」は言い過ぎで、不正確です。大学のキャリア教育科目や、法学部等での労働法関連の講義で、労働に関する基本的な知識に触れる機会は存在します。ただし、実社会で直面する具体的な労働問題への対処法や、業界ごとの詳細な労働慣行について、全ての学生に十分に教えられているとは言えない現状があるのは事実かもしれません。
ファクトチェック: これは特定の属性(文系)全体を悪意を持つかのように決めつける、根拠のない、極めて不当な偏見です。事実とは全く異なります。企業がブラックな労働を強いるのは、従業員の属性に関わらず、利益追求や管理体制の問題など様々な要因によります。
ファクトチェック: これも根拠のない偏見に基づいた推測であり、事実ではありません。ブラックな労働環境に当たるリスクは、学歴や文系・理系といった区分、あるいはオフィス勤務か現場勤務かといった区分で単純に判断できるものではありません。業界、企業文化、職種、上司など、様々な要因によって決まります。理系・現場でもブラックな環境は存在しますし、文系・オフィスでも非常にホワイトな環境は存在します。
ファクトチェック: 「ほとんどの仕事」は言い過ぎで、不正確です。理系職でも、特定の資格が必須でない職務(研究職、開発職など)は多数存在します。特定の危険作業や専門分野では資格や講習が必須の場合が多いのは事実ですが、「ほとんど」ではありません。仕事の進め方の規格化・標準化は、特に製造業や建設業などで品質管理や安全管理のために進められている傾向はありますが、全ての理系職務や全ての企業に当てはまるわけではありません。
ファクトチェック: これは明確に誤りです。労働基準法で作成・保管が義務付けられている書類(労働者名簿、賃金台帳、出勤簿など)は、エンタメ業界や文系職の企業にも存在します。また、契約書、請求書、経費精算書類、プロジェクトの進捗報告書など、業務上必須であり、適切に管理しないと法的な問題や業務上の支障が生じる書類は、エンタメ業界や文系職を含むあらゆる業界・職種に存在します。「ない」というのは筆者の認識不足です。
ファクトチェック:特定のフィクション作品の描写と現実の理系業界を比較するもので、ファクトチェックというより筆者の意見表明です。理系分野で労働管理や安全管理の仕組みがあるのは事実ですが、「こういうことになる前に」全てを防げるほど完璧な管理が行われているわけではありません。アニメ業界にも業界団体や労働環境改善への取り組みは存在します。
ファクトチェック:クリエイター系企業が従業員(多くは給与所得者)に確定申告のやり方を教える義務は一般的になく、教えていないことが不当であるとは言えません。給与所得者は年末調整で納税が完結することがほとんどだからです。一方、タイミーの利用者は多くが個人事業主やフリーランスとして働く形態であり、自分で確定申告を行う必要があるケースが多いため、サービスの一環としてセミナーを提供していると考えられます。この比較は前提が異なり、クリエイター系企業を批判する根拠としては不適切です。タイミーが確定申告セミナーを行っていることは事実かもしれませんが、それが「最底辺と叩かれている」ことに対する反論として提示されているのは、論点がずれています。タイミーが批判される理由(契約形態、補償、手数料など)と確定申告セミナーの有無は別の問題です。
ファクトチェック:大阪万博の建設遅延は事実ですが、遅延の理由を「安全第一だけ」と断定するのは他の要因を無視しており、単純化しすぎています。 遅延の要因としては、資材価格高騰、人手不足、海外パビリオンの準備遅れ、設計変更など複数の要因が指摘されています。安全確保が重要な要素であることは間違いありませんが、それが唯一の理由ではありません。また、遅延によって生じる経済的損失や国際的な信頼への影響などを懸念する声があることも事実であり、それらの意見を「くだらない」と一蹴するのは適切ではありません。
この文章は、筆者の個人的な経験と強い問題意識に基づいて、理系分野の労働環境の利点を挙げつつ、エンタメ業界の労働環境を厳しく批判する内容となっています。理系分野における労働安全衛生の重要性や規制の存在については、一定の事実に基づいた描写が見られます。また、エンタメ業界で長時間労働や取引上の問題が発生していることは、引用されている記事も含め事実として確認されています。
・エンタメ業界全体に対する極端な断定、感情的な表現、根拠のない決めつけ(「地獄」「ヒステリーを起こして暴れ狂う」「Permalink |記事への反応(0) | 19:54
弱者男性論で語られる「非モテの苦しみ」は、女性からは軽視や蔑視されることも少なくないが、この例示なら少しは理解してもらえるかも思った。
これらの問題はどちらも「片方の性がもう片方の性より市場価値が著しく低い」というのが原因として大きい。
女性の場合、労働市場における価値が相対的に低いから様々な労働問題に直面する。
体力や筋力が低い、生理や出産といったデバフがある、そうしたマイナス要素のない男性の方が労働に適しているから労働の場が男性向けに最適化されてさらに活躍の余地が奪われていくという負のループにある……、そうした不利さを持つ女という性は労働市場において男性に比べて価値が低い。
それ故に女性は賃金格差や職場における軽視に苦しめられてきた。
まず前提として「男という性は恋愛市場において価値が低い側の性である」という現実がある。
これは最も顕著に市場化されたマッチングアプリを見れば明らかだ。
女性は本当に極最低限の見た目さえ取り繕っていれば何十~何百というイイねが付くが、男は一部の性的魅力の強い男性以外はほぼ全くイイねは付かない。
それ故に、恋愛市場において良い結果を得ようとすれば女性以上の努力が必要になるし、能力が低い側として嘲りを受けることも多い。
「デートでは男性が奢るのが当然」というような風潮が男女平等が叫ばれる現代でも当然のように残っているのは、結局のところ市場における弱い側の性である男性は選んでもらうために理不尽に耐えざるを得ないからという事情があるからに他ならないだろう。
嫌でも奢らなくてもは「奢ってくれる男性」と比較されてしまう。
これは女性が労働市場でセクハラを受けても、立場が弱いから耐えざるを得ないのと似ている。
理不尽な目にあっても、それにいちいち反抗していたら、結果に届かなくなってしまう。だから、なんとかそうした苦痛をやり過ごさないといけない話だ。
こういう風に女性にとって自分事である労働問題と比較してみれば、男性の非モテの苦しみも少しは分かってもらえるだろうか?
こうした男性の非モテ問題をどう解決したら良いかは俺にも分からない。
でも例えば、個人の人権を無視した「女をあてがえ論」のような意見が論外なのは言うまでもないだろう。
(余談だが、同様に役職や合格者の女性枠は、本来実力を公平に測ればその席を獲得するハズだった個人の人権を損なうものので、言ってみればこれも一つの「座席をあてがえ論」であり、疑問の声があがるのも当然だと思う)
ただ、女性の労働問題が真剣に社会問題化され、市場価値をならす方向で社会が動いているように、男性の非モテ問題も同様の議論や福祉が展開されるべきだとは思う。
それは、女性管理職比率の目標を掲げて女性に専用のキャリア教育を施すのと同じような「教育」かもしれないし、出産で職場を空けるのは仕方ないことと寛容の文化を育むのと同じような「社会的な意識改革」かもしれないし、たとえ相手の立場が弱くてもセクハラは許さないとするの同じような「規範意識の向上」かもしれない。
また、これは男女関係ないが、市場である以上、どうしても市場価値の低い人は結果を手にできないことはある。
ただ、まともに労働市場に適応できなかった人が、労働の充実や高い報酬は得られなくてもせめて生きていけるだけのお金を生活保護で受け取れるように、恋愛市場に適応できなかった人が愛し愛される喜びを感じられなくてもパートナーを得られなくてもせめて社会的孤立に陥られないような福祉の展開も重要になると思う。
それと、こうした非モテ男性への救済を真剣に考えることは、インセルの発生を抑えるという形で女性のためにもなると思う。
男性の非モテが女性に対して攻撃的になる傾向があるのは、不利な市場で屈辱を受けた経験が、女性への憎しみに転嫁されるためだと考えられる。
ネットでフェミニストを自称するミサンドリストが暴れている姿ははてなでもよく話題にあがるが、そうした女性が現れるのは、男性中心社会で理不尽な目にあった女性がその構造ではなく優位を得ている側の性に対して憎しみを向けてしまうからではないかと思われる。
男性の非モテがインセル化するのもこれと同じで、恋愛市場という女性中心社会で受けた苦しみへの恨みが市場構造ではなく女という性に対して向かうためだ。
これらの憎しみは個々には否定されるべきだが、一方でそうした風に憎しみに囚われてしまうこと自体に対しては男女どちらに対しても一定の理解の余地はあるだろう。
そうした憎しみの連鎖を生まないためにも、男性の非モテ問題は女性の労働問題同様、真剣に社会的に議論されるべきだと思う。
【追記】
個人的な感想になってしまうが、これが上位ブコメに来ているのは、なんていうか、ちょっとショックだわ。
「モテ」という言葉を使ったのがいけなかったのか、孤独耐性の高い人の多いはてなに書いたのがいけなかったのか。
じゃあ「モテ」ではなく「パートナーを求める」とでも言い換えるか。
パートナーを求めるというのは動物的にも社会生物的にもかなり一般的な欲求で、QOLにも大きく影響度を与える要素だと思う。
番を求めるのは動物としての本能だし、一対一の関係で互いを支え合い承認し合える相手がいる状態や幸福度に対して強く影響するものだろう。
もちろん、そうした関係を求めない人がいることや、機能面で見れば他の人間関係の形でもある程度の代替が利くのは事実である。
だが一方で、それが高次欲求かと言ったらそれはまた違うと思う。
逆にこの程度のことが高次欲求のように扱われてしまうなら、女性の労働問題の解消だってかなりの高次欲求だよ。
なぜかブコメは0:1思考で「労働し金稼げなきゃ死ぬ」という話になっているが、生き死にの話なら低賃金だって生活保護だって全然死なない。
なんなら、概ね低賃金の傾向にあるが、保育とか、介護とか、おばちゃんが回しているような種類の工場の現場仕事とか、女性中心で回しているような職種だってある。
女性の管理職比率なんかはよく問題視されるが、「管理職になりたい」なんて、男のパートナー獲得でいえば「美人で性格の良い女を捕まえたい」くらいの高レベルの欲望の話でしかない。
あくまで問題は、男性に比べたら「必要な労力が大きい」、「扱いが悪い」、「特にやりがいや高給を得られる立場になる難易度が高い」という格差の話であって、生存権レベルの話ではない。
金がなくても、職業的立場がなくても、QOLを上げるだけなら他の方法を模索すれば良い……と言うことは理屈の上では可能だ。
だけど、そこに格差があるなら、私人や私企業の選択権を侵さない範囲で、社会はそこに真摯に向き合い対策を取るべきだと俺は思っているよ。
Permalink |記事への反応(43) | 17:54
大谷選手が全小学校に野球のグローブを3つずつ配ることを決めたというニュース。
えっと、学校の事を考えたら、考え直した方がいいと思うんです。
体育の授業で使うケースを想定してみます。
順番に使うとなると、消毒して使うか、手袋をして使うことになります。
そもそも、グローブって個人が自分の物として所有するという考えが一般的だと思います。
手の大きさに合わせて、クセつけたりして、ずっと一緒に居るものだと思うんです。
ところが、学校に3つ寄贈したところで、そういった使い方はされず、飾られるのがオチです。
有名な日本食の料理人が、箸で食べることを広めたいと、超高級な箸を3膳ずつ学校に寄贈したら使います?
2010年に「ニッポンの嵐」が学校に寄贈されたときどうなりました?転売の嵐ですよ。
大きなニュースになってしまったから、どう使うかを考えないといけなくなった先生の仕事と、保管用の場所やケースを確保する手間が増えてます。
こう言うのを、ありがた迷惑と言うみたいですよ。
「こんなはずじゃなかった……」 新入社員を悩ます“ガチャ”の正体
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2205/30/news010.html
例年なら新しい環境に適応できずに心身に不調が現れる「五月病」の時期だが、近年は「配属ガチャ」「上司ガチャ」に頭を悩ます新人も増えているという。
配属ガチャとは、入社時の配属先がどうなるのか分からないことをソーシャルゲームの「ガチャ」になぞえたもの。希望の部署は配属された場合は「アタリ」、そうでない場合は「ハズレ」。
運良く希望部署に配属されても、ちゃんと指導してくれない、あるいは先輩や上司の高圧的な態度についていけない「上司ガチャ」に悩む新人もいる。“ハズレ”を引いてしまったら早期離職の引き金になる可能性もある。
配属ガチャ問題はネット上でも「希望していた仕事ができるものと思っていたが、全く違う部署だったのでがっかりした」「実家から通勤できると思っていたが、入社したら地方の営業所に配属され、転職を考えている」という声も挙がっている。
産労総合研究所が実施した「2022年3月卒業予定者の採用・就職に関するアンケート」によると、配属(職種・勤務地)に関心がある学生は企業の採用担当者の回答では「増加」が20%、「やや増加」が40%。計60%が増加していると答えている。同様に大学キャリアセンターの回答でも63%が増加していると答えている。
その背景には何があるのか。
大学でキャリア教育を担当している講師は「取りあえず配属ガチャを避けたがる学生が少なくない。『一生この会社でお世話になりたい』と思うほど、企業に対する信頼度が低くなっている。『長く勤めたくても、そんな時代ではないんでしょ』という感覚が大きくなりつつあり、やりたい仕事でキャリアを積みたいという思いがある」と解説する。
実際に前出の調査によると、学生に入社予定の企業で「何年程度働くつもりでいるか」という質問では「できるだけ長く」が45%と多いが、5年以内に転職を考えている学生が25%、10年以内では36%に上る。
つまり現在でも、学生では「できるだけ長く働きたい」と思う人が多い。しかし、「そんな時代ではない」という不安から、配属で失敗せずに自分に合った職種、やりたい職種を新卒時から経験したいという意識が高まっている。
加害者が超進学校に行っていたらしく、追い詰められていたような報道があった。
ヤフコメを始めネットでは色んな意見があったが、最近会ったオタク仲間が「自分ここ出身なんすよ」とのこと。
その子は「脱落すると周りの目が気になってしょうがない。きつい。」と当時を話してくれた。
超進学校とは程度は違うかもしれないけど、確かにしんどかった。
なんか言われそうだけど。
「何がなんでも国公立」や「MARCH以上は行け」と言ってる先生がいた。
・・・逆じゃね?
今更ながら思うが、生徒がどんなことに興味があるか、どういう職業につきたいかを先に考えてから進学先を決めることを促していなかった自分の高校は大学入って燃え尽きた人が多発した。そもそも大学ってなんのために行くんでしたっけ?生徒たちはあなた達の評価を良くするコマではないですよ。
②いじめが起きた時に「勉強して見返せ」などと生徒指導を放棄しないでほしい
普通にある。成績悪い子がからかわれたり、それが原因で不登校になった子もいた。
先生たちは、生徒指導という本来やるべきことを楽な方法で逃げないで欲しい。どの学校も同じ高校生。大なり小なりやるべき事は一緒。平和ボケしないでくれ。頼む
③浪人するか現役で進学するかは本人に決めさせて
浪人しなかったことを数年経っても経ってもねちっこく言うのはやめてくれ。①でも述べたように生徒はあなた達の評価のためのコマではない。
浪人せず不本意ながら中堅大学に現役で進学したが、勉強しかしなかった自分にはとても新しい価値観を与えてくれた。
中堅大学卒でも大企業に勤めてる友達や、やりたいことに突き進んでる友達もいる。
昔みたいにだいぶ学歴は関係なくなってきている(ように感じてるだけかもしれない)ので、このまま学歴フィルターが消えて、「大学が就職予備校」へ、高校が「良い就職予備校へ進学するための何か」にならないように祈っている。
いただいたコメントを受けて過去を冷静に振り返るエントリも書いたんで気になる人は見ていってください。
https://anond.hatelabo.jp/20220116181308
23卒の文学部。マジで日本のキャリア教育も私の周りの人間もとことんなじって泣きたい気分だ。
まず受験を経て中学に入学してから、大学受験は恐ろしいものだという周りの言葉にしたがって、青春を勉強にささげた。
高校生の私は、文学や映画といった芸術が好きで、それを勉強してみたいと思った。
その結果、オープン模試では浪人も含めた受験生で一位になるなど、自分でも本当かよと思う成績を常にとっていた。
そして大学受験。過去最高の点数をたたき出し、狙い通りに宮廷大の文学部に晴れて入学。
入ってからは、サークルに所属することもなく(人と関わるのが面倒くさかった)、変わらず勉強に打ち込む日々。
文学理論の本をあさり、文学作品を読み、レポートを必死に書いた。
アルバイトはしたのだが(ノンバイサーはさすがにやばいかもと思ったので)、結局勉強する時間がなくなったし人と関わるのがしんどかったので半年でやめた。
そして今、就活を始めてやっと気づいた。今の私を求める企業なんかない。
ESに書けることがない。ガクチカで、今まで勉強を一人でしてきました!とは書けない。自己PRで、成績めっちゃいいです!とは言えない。
そこまで頭がいいなら研究者になれば?と思うかもしれない。しかし、私が得意なのは勉強であって、真理を追究しようという強い意志も、狭き門を狙って親の穀潰しを10年以上続けるほどの度胸もない。
もし仮に十年以上穀潰しをやって、博士課程を出たとして、そしてどのポストにもつけなかったら死に向かって一直線だ。
親は私が文学部に進むのをまったく止めず、「せっかくその頭があるんだから好きなことを研究しなさい」と言って送り出してくれた。
小学生の時から中学受験のために塾に入れ、バカ高い私立進学校の学費を払い、ここまで育ててくれた。
ごめんね、ありがとう、でもあなたたちはマジで教育を間違えたよ。私のこの先の人生のことはまったく考えずに、勉強だけさせたらいいと思ってたんだね。
勉強だけしてきただけあって、私の大学での成績はGPA3.6。宮廷でこれなら、かなり上位のはず。
そしてそれを見た親は、ここまで来ても「そんなに頭がいいんだから、人生一度なんだし院に行ったらいいんじゃない」「研究者になったりして!」と言う。
親は分かってないのだ、何にも。文学研究者になって食っていくことの困難なんて。もうすでにその一度の人生を棒に振りかけてんだよ。
仮に文学修士で卒業するとしても、そんなやつどこの誰が雇いたいと思うのか。6年間文学の研究してた人間を雇いたいと思うか?誰でもいやだろ。
これなら、「お前の人生はお前で歩け。後はしらん」と放り投げて知らん顔する親の方がまだよかった。
親の言葉を信じて、親も私の成績の良さが誇らしくて、共依存になっているうちにここまで来てしまった。本当にばかだった。
もう今では、自分は学ぶのが好きだったのかどうかすら自信がない。
勉強する才能は間違いなくあるのだろうが、学問が好きなのかというと分からない。というか、正直多分そこまで好きじゃないし向いてない。
高校までは、勉強さえしていれば褒められる。私は三教科で偏差値80越えの生徒だったから、周りの先生や生徒に、そして親にちやほやされていた。
その実、性格的にはややコミュニケーションに難があり(HSPなのかメンヘラなのか知らんが、常に不安でいっぱいな感じ)、高校生活でも最後は保健室登校みたいになっていたが、それでも注意されることはなかった。
甘えてないで人と接しろと、それがお前の将来のためだからと、そんなことを言ってくれる人はいなかった。
分かっている、悪いのは私だ。一人でできる勉強にばかり逃げて、人と関わろう、向き合おうとしてこなかった。
自分の価値決定を他人に任せてきて、褒められたから自分は生きていていいんだと、そんな風に他人任せで真面目に自分の人生を顧みなかった。
でもさ、でもよ、大学入学までの18年間、ずうっと勉強しては褒められる環境にいた結果、「勉強をしてれば報われるんだ」と考えてしまったのは私だけの責任じゃないはずだ。
思ってしまうのだ、そんな私をつくったのは、親であり教師でありこの社会のシステムのせいでもあるんじゃないのかと。
高校では「勉強していい大学に入れ!」と尻を叩かれつづけ、大学に入ったら「好きにしろ(あと数年で就職だけどね)」と放っておかれる。
最初から言ってくれよ、文学なんか勉強しても社会で何も必要とされないって。
国語が特にできるね、読書が好きなんだね、マイナー映画も好きなの?なら君は文学部で好きなことを勉強しなよ。
いい加減にしろ!そうやって私の将来なんか何も考えることなくおもちゃみたいにして!誰も私の人生のことなんか考えてねえじゃねえか!
私が優れてるのは小手先の成績であって、持っているのは記憶力と心配性であって、研究を続けられるずば抜けた力なんかねえよ。それぐらい見たら分かるだろうが。
初めから言えよ、今までと同じように勉強だけしてても、お前はゴミにしかならなくて生きていけないよって!研究者になれる人なんか一握りだから勉強はもうやめろって!
だれか途中でせめて軌道修正してほしかった、叱ってほしかった、もっと真面目に将来のことを考えろって。今のままじゃ、社会は誰も今のお前を必要としないよって。
今までの人生何だったのか。私が大切に持ち続けていた成績という武器は、もうどこにも通用しない。
もっと人と関わればよかったんだ。いくらそういうのが苦手でも、コミュニケーションで疲れてしまっても、無理してでも普通の大学生活を送ればよかった。
もう涙しか出ませんよ本当に。どこにも行くあてはないよ。キャリセン行っても面接講座行っても涙目で、電車で泣いて変な目で見られたさ。
みんな、親や教師のことなんか信じずに自分の力で歩いてたんだよな。大学の勉強だけやるなんて馬鹿なことはせず、、社会勉強をちゃんとしてたんだよな。偉いわ。
それに比べてなんて私は馬鹿だったんだろう。将来のことを本気で考える頭もなかったんだから、これじゃFラン以下の脳みそだ。
誇れるのは成績だけだった!!てへ!!
あーあ、死にてえw
アドバイスくれた人ありがとうな、こんな読みにくくてルサンチマン爆発の日記にコメントしてくれて。まだ絶望感がやばくてずっと涙が止まらんが、資格、バイト、公務員、学校の推薦、就活対策など、頭冷やして今からでも動こうと思う。あーでもやっぱり辛いな、曲りなりに頑張ってきたつもりだったんだけどな。
追追記
引き続きコメントありがとうございます。他責しつづける幼さや浅はかさ、指示待ち人間なのがそもそもの問題なんだなっていうのがよく理解できた。みんなちゃんと生きててマジすごい。
これから人の良さやすごさを見つけて尊敬できる人間になるべきだと考えたので、自発的に人と出会いに行くところからでしょうか。
あと人格が未発達すぎるというコメントがちらほらあるけど、専門家に行ってみた方がいいレベルなの?俺の怠惰さが原因なだけで修正可能なのか、先天的に問題がありそうなのかわからん。劣化版チャーリイ・ゴードンは嫌だ。
Permalink |記事への反応(90) | 13:34
基本、学力で輪切りされてる高校の場合は、一つの科目について、それぞれの学力に応じた動画が必要になる。
高校生は全員が大学に進学するわけじゃない。商業科や工業科もある。
そうした生徒向けのオンライン授業というのは、スタディサプリなどの大学受験向け動画とは、全く異なるものになるだろう。
大学受験という足枷からは自由な反面、逆に、その教科をもってして何を学ばせるか、またどう関心を持たせてオンライン授業に参加させるか、本質的なデザインの段階から教員の側が厳しく問われることになり、なかなか難しいと思う。
教科書のレイヤーでいえば、何を捨てて何を残すか、何を加えるかという話になったとき、どのような観点からそれがなされるべきか。
まずは、多くが就職や専門学校へ進学する生徒たちについて、キャリア教育的な観点からなされること。
もう一つは、教科の全体をもって、教養すなわちリベラルアーツの入り口に足を突っ込ませること。
オンライン授業の強みは何といっても視覚化に優れたところなので、サブカルチャーから何から総動員して、彼らの身近な関心や今後のキャリアに教科の内容をつなげ、全体として必要な教養に触れさせることは不可能ではないと思う。
https://anond.hatelabo.jp/20191022161323
見るからに知的障害者だったり、病気っぽくて身なりを整えられない気の毒なお婆さんのような例外を除いて。
男は業界・職種によっては30になっても40になってもできない(できなくても許される環境にいる)のがゴロゴロいる。
・常識があり、人の目が気になるようなことはしない(100%)
もっとも男だって学校や職場で知り合った範囲の95%は外で人目が気になるような振る舞いはしないけど。酒が入っていない限り。
返事はいいのに、行動は全く改めないのはなんなんだろう?
元noteに倣って推測するなら、理不尽に怒るばかり親に育てられてとりあえずご機嫌を取るために相手の意見に賛同したフリだけする処世術が染みついてる子が多いのかな?
・人に気が使える(50%)
これは難しい。
主観的には男も女も100%が「自分は他人に気を遣っている」と思っているのだろうけど、その気遣いが相手に伝わるかは賭けみたいなものだから。
察しが良いのか、相性が良いのか、心地良い気遣いをしてくれてるなと感じる相手は半分ぐらいだった。
・計画性があり、全体のことを考えられる(0%)
少なくともキャリアに関しては、計画性があるなら、そんな学校や仕事は選ばないだろう(中年になったり、結婚して子供が産まれても続けられると思っているのか? 辞めた後に次のキャリアパスに繋がるのか?)、その歳でその資格を取っても無意味と分かるだろう、と説教したくなるような子しかいなかった(わざわざ説教はしなかった)。
キャリアを追わないなら追わないで、若いうちから婚活して良い結婚をする努力に全振りというわけでもないし。
女の子は小学生ぐらいからキャリア教育やライフプラン教育を徹底した方が良いのでは?
可処分所得がほぼ同じ学生や若い社会人のうちから男の全驕りが当然という女は男に甲斐性を求める男尊女卑と言って差し支えないだろう。
・話し合いができる(0%)
まずお互いに同意できる前提を確認したり要求や利害を見せ合った上でWIN-WINな解決法を話し合って見つけようといった建設的な議論ができるという意味なら、一人もいないな。
公平に言えば男でも「普通」に議論できる相手はなかなか見つからないものだけど。
貧乏だったり、率直に言って頭が悪い女でも、見た目を小奇麗にする技術を身に着けて勤勉に続けているのはすごい。素直に尊敬できる。
・コンプレックスが強くない(0%)
女が付き合ってる男にする話は、他人(家族、友人、芸能人)の悪口か、自分が過去にこんな理不尽な扱いを受けてどんなに傷ついたかトラウマになったか劣等感を抱いたかだと思っているのだけど。
俺がその程度の女としか付き合えないだけかもしれないし、「とにかく女の話には絶対に反論せずに肯定的な返事や相槌しかしない」と決めているせいでそういう女ばかり寄ってくるだけなのだろう。きっと。
付き合った子のうち半分がわりと裕福で、半分が貧乏だった。裕福な子が贅沢しているのは理解できる金銭感覚だけど、貧乏で貯金も無いと言ってるような子でも頻繁に女同士の旅行や高い外食に参加してやたら浪費している金銭感覚は理解できなかった。