
はてなキーワード:ガッシュとは
20位
19位
18位
笑あり涙あり猿展開ありだ
17位
ガンニバル
16位
嘘つきゴクオーくん
低年齢層向けとは思えない綿密な嘘描写とヒロインの関係性のエモさはある意味最強だ
15位
主人公が最強を超えた最高
14位
生み出された数多くの語録は当時のメスブタを多数魅力したんだ
13位
ククク…ナルトはバトル、仲間、成長という王道展開を全て含めた完全漫画だあ
12位
な、なんだあっ この白さはっ
11位
10位
なに漫画になっとんねん
9位
8位
やっぱし怖いスね近界民は
7位
許せなかった…!!
グリフィスがまだ生きてるなんて…!!
6位
一話に一回のペースでキャラが号泣してるのを見て泣いたのは俺なんだよね
5位
ウ、ウソやろ…こ、こんなクズが主人公で許されていいのか…!!
4位
謎を解決したいんやない
謎を食いたいんや
3位
少年漫画の定石だ
結局みんな大好きな漫画だったりする…
2位
1位
悔しいだろうが仕方ないんだ
暇なので調べてみた。以下を準拠しようとはするが元増田とは別人なのでずれると思う。
◎はスゴイ能力者でかつその血縁が主人公の能力に深く結びついている父親
×は作品の世界観的にはすごくない父親(佃煮屋やサラリーマンへの職業差別ではない)
?は話には出てくる、もしくは話にも出てこない父親
〇 名探偵コナン:世界的に有名な推理小説家。探偵能力無いなら△なのかも。
× タッチ:細くて和の部屋着で髭の人だっけ?
〇 らんま1/2:そこそこ強いと思って読んでた。後天的で他にも多いが変身能力がある
△ 今日から俺は!!:同系統といえばそうなのかもだが〇ほどではない
◎ 犬夜叉:大妖怪。主人公かごめ? 記載順だと犬が先だった。
◎ うしおととら:最強クラスの法力使い。一族で槍を伝承してる。
? 葬送のフリーレン:読んだ限りではまだ出て来てない。エルフだからといってみんなが凄いわけでもなさそう
◎ 烈火の炎:火影忍軍六代目頭首。火竜・裂神
× 金色のガッシュ!!:考古学教授。ガッシュのお父さんは凄い◎
△ からくりサーカス:よくわからない。勝の生まれは影響大だが、実父は普通? 鳴海のほうも普通商社マン・
ARMS:義父母は凄い。血縁と言うか生まれが影響でかいといえばそう。
△ 史上最強の弟子ケンイチ:スナイパー(趣味)
× おそ松くん:イヤミに先駆けてシェーのポーズをしたらしい(セリフは別)
× 機動警察パトレイバー:酒屋さん。遊馬父は元工場の人で現大会社社長。
◎◯7 △×15 ?1
常識世界が多いので、普通でもないの評価は甘くなりがち(悟空父は〇だと思う)
1000万部以上のランキングから辿った人の情報を元にしたので、23作品となりました
犬夜叉、烈火はどう頑張っても強くなる。うしおは実はそうでもないのかも。命削ってた? 槍使えるだけで凄いのか。
マガジンはまた今度
ネットだけならまだしも、少し前にリアルでも中学受験を腐すようなことを言われたので(その人は自分が中学受験なのを知らなかった)自分の体験をつらつらと書いてみようかと思う。一応一概に悪や虐待ではないし、やって良かったと思える人もいるとか思ってもらえれば……。
個人的にはやって良かったと思う。
ただ、時代もあり親が親身になってくれていたのは大きく(片方が専業だった)共働きの親がやるのは相当大変なのではないかと思う。
Q.何故やったの?
A.最初は親主導。小4の頃よく分からんまま塾の講習に行かされてた。小5くらいから、自分の近くの公立中学校が物凄い体育会系なのを知り「絶対に行きたくない」と思い始め能動的に受験勉強をするようになった。
Q.週のスケジュール
平日週2〜3日塾に行ってた。空いてる日は塾の宿題。小6の大詰めになると土日も行かされるようになり週5で行ってた。週4はそこまででもなかったが週5は流石にきつかった。
Q.塾はどうだった?
A.フランクな先生が多く(フランク過ぎて他の塾の悪口言ってたけど……)教え方も上手い方が多かったため、学校の勉強より楽しいな〜勉強って割と楽しいんだな〜思うことが多かった。この経験を小学生で得られたのは良かったと思っている。
ただ、小6くらいからは大詰めになってきたので勉強の楽しさより作業と感じることのが多かったが……。
塾は駅まで親が送り迎えをしていた。ありがたすぎ。
駅まで1人で行ける!とは何回か主張したこともあるが止められた記憶がある。
その時、世間では子供への痛ましい事件がニュースになっていたのでそういうのを警戒していたのかもしれない。
Q.志望校どう決めたの?
A.なんだかんだ中学受験大変とは思っており、これから更に英語が増える大学受験とかキツすぎるだろ……という考えから大学附属のところを中心に選んでいた。
親が自主性を重んじてくれたのは大きい。御三家とか強制されてたら勉強嫌いになってた。
実際に受けたのは2校(1月に滑り止め1校、2月に第一志望1校。一応第2第3まで予定はしていた)
本来1月に滑り止めはもう少し受けたほうがいいかもみたいな話も聞いたが、面倒くさくて嫌がった記憶がある。
相応のところを選んだのもあり、無事に第一志望に受かった。
Q.娯楽とか出来てた?
実際このあたりが禁止されてたら心が折れて受験諦めてたと思う。オタクだったし……。
と言っても配信サービスなんてなかったが故本数もそんなになかったので、アニメは夕飯時に録画したやつを毎日1〜2本見てたくらい。
漫画もジャンプとたま〜に買ってもらえるコミックス、図書館にちょっとある奴くらいだったのでそんなに冊数多くはないかも。
あと合法漫画の「日能研ドラえもんシリーズ」とかは快く買ってもらえてたので読み漁ってた。
ゲームとPCは制限があった。ゲームに関しては当時電池式の携帯ゲームの時代だったので、電池が切れた場合、勉強を一定頑張らないともらえないという形式だった。そのため電池が切れないようによく祈っていた……。
その代わり塾のテストがいい成績だと新しいソフトを貰えたりした。物で釣られている。
PCもあり、ブラウザゲームとかゲーム系の交流サイトで掲示板に書き込むとかお絵かき掲示板に投稿するとかやってた。
これはあまりにやりまくってたので1日1hとか塾の宿題やったらとかの制限がついた。多分受験してなくてもこれはついたと思う。それくらいのめり込んでた。ネットはすげえや……。
A.
・小学校の友達と放課後遊ぶ余裕がなくなったのは肌で感じた。(ただ、これは個人的な話だが中のいい子が結構転校してしまったのもあり……)
小4以降で小学校の子で放課後遊ぶくらいになったのは1人だった。その代わりに塾の友人が増えたり、前述したネットの交流に良くも悪くも熱を入れるようになった。
結局1番通っていた交流サイトは中学くらいでなくなり、その縁も切れてしまったが……。
・外で遊ばなくなったり、部屋で勉強する時間が増えたからか運動音痴になった……気がする。
・習い事もちょっと余裕がなくなって辞めた。が、中学入ったら復活すればいいや〜と軽い気持ちだったし実際復活した。
・夜寝る時間が遅くなった。まあ、元々小さい頃から夜型気味だったのもあり、遅くなるのは苦じゃなかった。多分小6で塾がある日は23時過ぎくらいに寝てた気がする。
ただ朝はより一層起きられなくなり、登校がギリギリになったり、休日9時半より前に起きれなくなったりした。(ガッシュの時間に起きれなくなって見るの辞めてしまった………)
Q.辛かった?
A.たまに小4くらいは自由な時間が少ない!と爆発していた時期はあり親が宥めてた。実際自分はいい経験だと思っているのでここで辞めなくて良かったなと思う。
小5以降は自分で地元公立以外のとこ行きてえをモチベに出来たのでそんなに辛くなかった気はする。
Q.受験終わったあと何した?
A.今まで日に3〜4時間は勉強してたのがいきなり自由になったので何したらいいかわかんない……は確かにあった。
とりあえずお絵かき掲示板に投稿したりとかしてたな。受験中とやってること変わんねえ。
中学以降は、受験の後遺症(?)で塾には行きたくねえ〜〜〜と拒否していた。
スマホゲーム「金色のガッシュベル!!永遠の絆の仲間たち」(通称、トワキズ)がサービス終了する。
2024/1/17にリリースされたが、2024/12/4にサービス終了を発表し、2025/1/31に終了する。
非常に急な話であり、売上はたしかに徐々に下がっていたようだが、直近では7000万~1億ほどの売り上げがあり、
さらにクリスマス、正月、1周年という集金イベントを待たずにサービス終了なのだから売り上げが原因ではないだろう。
また、通常終了の2カ月前にサービス終了をしなければならないはずであるが、微妙に2カ月前に足りない、急いでの終了発表。
2025/2/7とかに終了すれば2カ月前を保てるのに、そうしていないということは1月末がターニングポイントということだろう。
つまり、おそらくはトワキズをリリースする権利が1月末に終了するのだろう。
2024/10/30に、ハロウィンイベントでサポートカードが確率2倍、豪華4種類のピックアップ、さらにハロウィン限定魔物も実装された。
さらに魔物選択パッケージやサポカ選択パッケージが1万円で販売されていた。
1万円のパッケージはサービス終了のメンテナンスの直前まで販売されていた。
ひどい話だ。もう少しで買うところだった。せめて集金イベントをしてから3カ月ほどは普通にゲームをさせてほしい。
1.雷句誠先生が2024/10/23にX(旧Twitter)上で
「@Gash_towakizuフォローいたしました。こちらの方で問いかけることがありましたら、対応の方をよろしくお願いします。」
という意味深なツイートをしたこと。(@Gash_towakizuはトワキズ運営の公式アカウント。)
その前に、公式アカウントが人種差別のようなポストをリポストしていた。誤リポストだと思われる。そのせいではないか、と騒がれる。
2.2024/10/30の新規サポートカードは4つあったが、そのうち2つが季節外れ。
ハロウィンが2種類と、夏休みが2種類。あきらかに夏休みは季節外れ。
夏休みは通常7~8月であり、この時期はトワキズはハーフアニバの前後だったので特にイベントが少ない印象はなかったが、その前後でゴタゴタが起こったか?
ハロウィンイベントが終わる2024/11/13に、すぐに次のストーリーイベント。
それが終わる2024/12/4にさらに、復刻のストーリーイベント。
ただし、2024/9/6にはコラボや新規魔物についてのアンケートが実施されており、このころはやる気があったのではないか、と思われます。
2024/9/11には新規育成コンテンツが実装され、難易度の調整が10/16に、ボーナスの追加などの一部仕様変更が11/13に実装されました。
つまり、10月頃まではある程度、開発などはされていたということです。
トワキズは東映アニメーションが作成していますが、公開されている制作秘話などを読むと、
作成のきっかけはゲームオンという会社でリリースの3年前、つまり2021年ころに東映アニメーションにアプリ化の提案をしたことらしいです。
それから共同開発という形でトワキズを作り、リリースしたらしいです。
しかし、原作者の雷句誠先生はトワキズの話題には一切触れず…。
ちなみに2021年のコトダマンコラボのときは、雷句先生は絶賛しているので、メディアミックスには触れないなどの先生のスタンスというわけではなさそうです。
また、雷句誠先生はBIRGDIN BOARD株式会社で、2024/4/8にアニメ化を含めた商品提案のためのお問い合わせ窓口を作成しています。
そして、そのお問い合わせ窓口はアーカイブによると5月後半に、東映アニメーションは契約期間終了に伴い、現在「金色のガッシュベル!!」のライセンサーの権利を持っていません。と明記しています。
(ライセンサーとは知的財産の使用権を許諾する側のことです。)
(以下憶測)
アニメ化を東映アニメーション以外で検討していることから、良好な関係を築けていないのでは・・・、と思ってしまいます。
そもそも東映アニメーションはガッシュのアニメを作成しましたが、
アニメが原作に追いついてしまったためにファウード編の最後はアニメオリジナルらしく、特にゼオンとガッシュの和解のシーンがないらしいです。
トワキズは東映アニメーションが作成しているので、アニメ準拠となるのでしょうが、原作とは相性が悪くなるのでしょう。
(そんな二大勢力があるなんて、ユーザーにとっては知らんよ、と思いますが、きっとそのせいもあって権利を失ったのではないか、と思います。)
そういったことから、東映アニメーションのアニメ化をなかったことにして、原作準拠の作品群を作ろうとしているのではないか、と疑ってしまいます。
それにトワキズが巻き込まれ、志半ばでサービス終了してしまったのではないか、と。
東映アニメーションはアニメ化の際にライセンサーの権限を持ち、アニメの関するグッズの販売なども自己判断で出来ていたのでしょう。
しかし、2024/5頃にその契約期間が切れてしまったのでしょう。
たぶんトワキズ利用のライセンスの契約が1年ごととかで2025/1末にその契約が切れて、トワキズが運営できなくなるのでしょう。
ゲームオンは、東映アニメーションにアプリ化の提案をするのではなく、BIRGDIN BOARD株式会社にアプリ化の提案をするべきだったのでしょうね。
ちなみに、「金色のガッシュ!!」が原作で、「金色のガッシュベル!!」がアニメらしいです。
トワキズは「金色のガッシュベル!!」なので、アニメ準拠なわけですね。
正直、東映アニメーションにも、ゲームオンにも、雷句誠先生にも、ガッシュにも、BIRGDIN BOARD株式会社にも、いい印象が持てません。
まず、東映アニメーションは短期でアプリを終了させるだけでなく、集金イベント直後にサービス終了の告知を出す信用できないところだと思います。
他は憶測などで根拠はないですが、個人的には疑わしきは罰するの考え方なので、いい印象が持てません。
どうぶつの国やガッシュも面白かったんですが、この嫌な思い出が思い出されることもあり、雷句誠先生の漫画とは距離を置きたいです。
仮に権利の問題だとしても、たぶんあと1年もするとトワキズはサ終ラインに達したでしょうから、
なぜそれまで待てなかったのか不思議でなりません。
トワキズは10-11月の集金イベントでも1億弱ほどの売り上げでしかなく、たぶん通常の自力では月に5000万弱ほどの収益力でしょう。
それであれば、6カ月ほど、長くても1年ほどでサ終ラインに達したでしょうから、それまで待つべきだったのではないか、と思います。
その方が、東映アニメーションにとっては「すぐにサ終するメーカー」のレッテルは張られないですし、雷句誠先生にとってもガッシュファンから反感を買わなくて済むのですから。
雷句誠 @raikumakoto • 2025/07/01
もう6月は過ぎたぞ。
どうなってる?
どうしてまだこのアカウントがある?
@Gash_towakizu
雷句誠 @raikumakoto 2025/07/02 8:30
解約合意書、そしてその後のメールの約束を破ったということですよね?
と投稿。
ちなみにXXXXは実際にはフルネームの個人名が記載されたおり、よほど怒っていることが分かります。この方です。
https://2022.adtech-tokyo.com/ja/speaker/detail.html?num=1027_year2022
週刊少年ジャンプ史上最も重要なマンガ20選 https://anond.hatelabo.jp/20241012181121
週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要なマンガ5選https://anond.hatelabo.jp/20241014232424
週刊ヤングマガジン史上、最重要な漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241016182953
月刊アフタヌーン史上、最重要な漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241017235116
月刊コロコロコミック史上、最も重要な漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241018225514
https://anond.hatelabo.jp/20241016210231
https://anond.hatelabo.jp/20241020163403
モーニングだけブコメ少ないぞ!まあタイトルが統一されてないのが悪いが……。
さあサンデーだ。1959年創刊、65年の歴史からたった10作選ぶなんて無茶だ。しかし無茶をやる。批判歓迎!
◇
•現代のギャグ漫画はここから始まったといっても過言ではない。60年代前半、サンデーは日本一の雑誌だった。その時の三本柱が『伊賀の影丸』『おそ松くん』『オバケのQ太郎』。牧歌的なユーモアから狂騒的なギャグへ。赤塚不二夫は世界を変えた。なお'67年で一旦終った後もまた続くのだが説明がややこしいので省略。
◇
•今読むとQちゃんのおおらかさとのどかさに癒される。FとAそして石森章太郎の合作。サンデー以外にも学年誌に連載された。この連載形式は『ドラえもん』につながる。藤子不二雄、特に藤子・F・不二雄は週刊少年サンデーの創成期の功労者であり学年誌の守護神でありコロコロコミックの創造主である。小学館にとってこれより重要な漫画家は他にいない。
◇
•サンデーの楳図かずおは『おろち』も『まことちゃん』も名作だがこのノンストップサスペンスを選んだ。読んでいると続きが気になって気になって仕方がない。特に主人公の母親の狂気と紙一重の行動力には圧倒された。最近フランスでも翻訳され評判になっているようだ。
◇
•70年代の暗いサンデーの代表格。マンガの中の学園が魔境になったのはこのあたりからだろうか?雁屋哲の何考えてんだかわからないデタラメな展開と池上遼一の美しい絵がぶつかって異様な迫力を見せる。
◇
•説明不要。説明不要だということが偉大さのなによりの証だ。アニメOPは「DancingStar」推し。
◇
•野球マンガの達成として評価するなら『H2』だろう。今の目で見ると最高傑作は『クロスゲーム』かもしれない。しかしあだち充の一作を選ぶとなるとやはり本作だ。ありま猛『あだち勉物語』を読むと、達也と和也はあだち兄弟を投影しているのかもしれないと思えてくる。「達也はそんな男じゃない」
◇
◇
•国民的、いや世界的メガヒット作。本作が凄いのは、志の低い二番煎じが本家を追い抜いてしまったことだ。マガジンの『金田一少年の事件簿』を他誌も後追いするが死屍累々、本作とマイナー誌の『Q.E.D.-証明終了-』が生き残った。モブから大出世した高木刑事と佐藤刑事、パロディキャラが大化けした安室透と赤井秀一、今年になってやっと恋人同士になった平次と和葉などキャラクターの成長が人気の秘訣。そういえば『Q.E.D.』の燈馬君と水原さんも今年になって……。
◇
•お世辞にも完成度の高い作品とは言えない。いきあたりばったりでツッコミどころが多い。だがコナンと本作が無かったらサンデーはとっくに休刊していたかもしれない。長い暗黒期を支えてくれた大恩人。続編『MAJOR2』は2015年から連載中。
◇
•生まれたと同時に古典になる作品というものがある。第一話を読んだ時の感動を忘れられない。あれだけでも充分名作だった。しかし本作は更に高みへと昇ってゆく。今日本で一番面白いマンガ。サンデーの長い夜は明けたのだと信じよう。
◇
さてこの10作でいいのだろうか?実はよくない。なぜなら私が最も好きなサンデー作品は『機動警察パトレイバー』だからだ。本当は『MAJOR』を外したい。しかし『パトレイバー』がなくても今のサンデーはあるだろうが『MAJOR』がなかったら今のサンデーはなかったかもしれないのだ。サンデーにとって重要なのは『パトレイバー』より『MAJOR』だ。
やはりいくらなんでも10作は少なすぎる。もし20選だったら次の10作も入ってくる。
•山田風太郎と白土三平の影響があからさまだが日本一の立役者。
•『あしたのジョー』とは正反対の設定にすることで梶原一騎の破滅の美学を振り切った。この姿勢は実にサンデーらしい。
•剣道マンガの金字塔。この緻密な絵で週刊連載とは、と改めて驚く。
•新谷かおるの魅力をどう伝えればいいのだろう。忘れられつつあるのではないか?無力感に襲われる。
15.機動警察パトレイバー(ゆうきまさみ)1988-1994
•一推し。あのなんともいえない空気感、ギャグからシリアスへの呼吸、理性的な議論、先進的なジェンダー描写、全てが好きだ。
•「サンデーらしさ」なら本作が一番ではないだろうか。
•同じヤンキーギャグでもサンデーでは本作になりマガジンでは『カメレオン』になる。これが雑誌の空気の違い。
18.GS美神極楽大作戦!!(椎名高志)1991-1999
•二推し。GS試験編〜香港編がギャグとアクションのバランスがよく一番面白かった。
•さいとう作品は本作と『雲盗り暫平』が好き。
•80年代にしか成立しなかった物語だと思うとなんだか切ない。
26.ガンバ!Fly high(森末慎二、菊田洋之)1994-2000
•編集者の所業を考えるとこの枠で名前を出すだけで失礼なのかもしれないが、傑作。
30.銀の匙 Silver Spoon(荒川弘)2011-2019
最後に。もし50選になっても入らないだろうが、浅山わかび『ラストカルテ-法獣医学者当麻健匠の記憶-』を紹介したい。静かな感動が押し寄せてくるマンガだ。この大傑作が大ヒットせずアニメ化もせず連載終了したのは正直悔しい。いつかアニメになるよう願っている。
・確かに皆川亮二は入れるべきだった。『ARMS』を入れて『結界師』を外すか……。
・島本和彦は入らない。本人のキャラクターと『アオイホノオ』の影響は大きいが『炎の転校生』自体は小粒な佳作で、こうしたオールタイムベストに入れる性格の作品ではない。
Permalink |記事への反応(20) | 18:11