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「カタルシス」を含む日記RSS

はてなキーワード:カタルシスとは

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2025-10-27

自炊で、残り物でキッチリ料理できたら

伏線回収・・・

というカタルシス感じない?

Permalink |記事への反応(1) | 12:31

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映画ハウス・オブ・ダイナマイトを見た

俺は根っから映画エンタメとしてとらえている人間なんだなとわかる一本だった。

おそらく興味深くていい作品だと思うんだけど47点。

 

正体不明大陸間弾道ミサイルアメリカに向けて発射され、どうやら核ミサイルらしいということがわかる。

着弾まで18分。

そん中、アメリカ軍事国防を担う人たちは「君たちはどう生きるか(宮崎駿)」を問う。

 

作品としては発射から着弾直前までの18分間を3回繰り返す構成になっており、幕が進むごとに登場人物階級が高くなっていき、最終的にアメリカ大統領決断を迫られることになる。どうでもいいけど、イドリス・エルバは先週までイギリス大統領をやっていたので混乱してしまった。

この構成自体は下っ端から上に報告が上がるのに時間がかかるので幕が進むごとに決断までの時間がどんどん短くなっていくさまを描き、このせいで本当の有事権力者は本当に正しい判断ができるのかということを問うという意味効果的に使われているのだとは思う。

でも、黒澤明の「藪の中 a.k.a羅生門」やピート・トラヴィスの「バンテージポイント」のように同じ瞬間を繰り返しながらも視点が変わることで新たな事実が浮き上がってきて事件の全貌が明らかになったり余計に混乱すると言うようなエンタメ性はなく、基本的に全く同じ部分を繰り返すことになるので正直、退屈。

 

大陸間弾道ミサイルがどこの国のものなのかも不明ながら、国防省は北朝鮮か?中国か?ロシアか?と調査を進めながらも報復計画立案し(※どこに?)大統領はそれを承認するか最後まで迷い、映画はそれを見せないまま、そしてミサイルがどうなったのかを見せないまま終わる。

この先は君の眼でたしかみてくれ!(現実もこうなるかもしれませんよ)という形で終わるんだけど、カタルシスがなさすぎてう~んってなる。え、終わったの?と思って2回巻き戻してみてしまった。

ほかの「問題提起系」作品でもそうなんだけど俺としてはやっぱフィクションでやるからには「お前らの」回答を見せろよと思ってしまう。もちろん答えのない問いだし、それにテキトーな回答をしないという態度も誠意的だとは思うんだけど「優しいだけの男」に魅力がないように、正しいだけの映画にも俺は魅力を感じない。

 

アメリカ軍が大陸間弾道ミサイルが発射されたってことはどっかが攻めてくるかもしれないと軍を展開した結果、それを見た各敵国、特にロシアも同じように軍を展開し一触即発空気になる。そんな中、ロシア外相電話会談可能になり「うちはロシアには報復行動をとらないからそっちもしないと約束してくれ」とアメリカ側が要求した際に「仮にそれを信じるとして、中国北朝鮮ミサイル撃つ時にうちの領空を経由するな」とロシア側は要求。「上がそれで握っていても仮に誤作動だとしてもロシアミサイルが落ちたら戦争せざるを得ない」となる。

アメリカ報復行為に出ようとしているのも「ミサイル撃たれて何もせんのは国民が納得しない」という理由だし、ロシア報復体制を崩せないのもおそらく同じ理由で、結局どっちの国も「別に戦争したいわけじゃないんだけど、しなきゃメンツが立たない」というめちゃくちゃ俗な考えで動いているのが面白い

 

タイトルにもなっている「地球とはダイナマイトを詰め込んだ家のようなものである」という話が引用されていて、実際のところ「核の抑止力っていうけどそれって現実には仮に一発撃ったらSEKAI NO OWARIってことじゃない!?」という問題提起をしているのはわかるが、別にその問題提起自体面白くはないよな、と。

興味深くはあるけど面白くはない。すくなくともエンタメ的じゃないなと思って、俺ってこういう「撮ったことに意義がある」系の映画見るのに心底向いてないなと思いました。

Permalink |記事への反応(0) | 09:23

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2025-10-11

AIで完全に壊れたもうた。人生満足度下がった。

生成AIにどハマりして、クソ高えゲーミングPC買ったんだけど(クラウドGPUなんかも使う)、学習からから遊びまくって、もう満足してしまった。

満足してしまった、というより、お気に入りキャラ出るたびに生成AI性癖ぶつけて、それで解決してしまう。

性癖普通から作るのも容易。

いいことじゃん!って思うんだけど、そうしたら、ありがたみがなくなってしまったのか、なんも楽しくなくなった。

で、結局、Xでイラスト眺める方が楽しくなってるし。

 

俺は、欲しいもの絶対に手に入るっていう状況が楽しくないみたい。

たまたま自分に刺さるものを見つけた!っていうカタルシス、その希少性こそが俺の求めてるものだと思う。

 

別にAIが悪いわけじゃないんだけど、本当に人生満足度下がった。「やることがない」とか「目標を失った」感じがする。

次の目標を見つけたら元気になるんだろうけど、今は本当に元気ない。

 

あれ欲しいなぁ。でも、ないんだよなぁ。

って思ってる時の方が幸せだった。

どうしたらいいんだよ。

Permalink |記事への反応(2) | 05:57

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2025-10-05

サイレントウィッチ面白いじゃん

最初ざっと見て0.5話で切ったんだけど

ぜんぜん面白くて反省

なんか、なろう系って最初の方で面白さわかんないんだよね

というか小説原作全般そうだわ、ラノベカタルシスが4〜6話あたりにくるし、むずいんだよね

監督を見るべきだった

 

ていうか、たぶんこれ過小評価されてるな、2,3割体感と合わない

Permalink |記事への反応(1) | 18:22

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さいきん、SNSで「スカッとする話」がやたら流れてくる。

悪い上司論破され、浮気男が懲らしめられ、クレーマー撃退される。

周りのみんな拍手喝采。人々はもう「優しさ」よりも「制裁」に飢えているのかもしれない。


江口寿史トレース騒動もそうだ。

俺はとくに彼に関心があったわけじゃないのだが、ニュースを見て「ふーん、落ちたか」て思った。

その瞬間、自分の中で何かが冷たく音を立てた。少しスカッとした自分がいたのだ。


まるで、世界ちょっとだけ公平になったような錯覚

でもそれは単なる快感だった。まるでこの社会に対する小さな復讐カタルシス

正義はもう信仰じゃない。娯楽になったんだ。

Permalink |記事への反応(0) | 12:11

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2025-10-04

Zガンダムはなぜ駄作になったのですか

機動戦士Zガンダム』が「駄作」と評されることがある主な理由は、前作(初代ガンダムからの大きな作風の変化と、複雑すぎるストーリー展開、そして主人公カミーユの結末にあります

ただし、『Zガンダム』は非常に評価が高く、「最高傑作」と呼ぶファンも多い作品であり、「駄作」という評価あくまで一部の視聴者特に初代からファン層で根強い意見です。評価が分かれる主要な点を以下にまとめます

駄作と言われる主な理由批判点)

1.ストーリー世界観の過度な複雑化

多すぎる勢力と複雑な構図:

地球連邦軍エゥーゴティターンズアクシズネオ・ジオン)、カラバなどが入り乱れており、それぞれの思惑や裏切り寝返りが頻繁に起こるため、物語全体像勢力図が非常に分かりにくいという声が多くあります

主人公主体性の薄さ:

主人公カミーユ・ビダンが、積極的に戦況を動かすというよりは、事件や戦いに巻き込まれていくという形で物語が進むため、「カミーユ視点から見て話が掴みにくいと感じる視聴者もいます

2. 重すぎるテーマと暗い結末

戦争リアリティ」の喪失:

初代ガンダムのような「少年兵戦場を生き抜く」というシンプル戦争リアリティから、より政治的権力闘争エスパー的なニュータイプ論に焦点が移ったことで、初期のファンが期待したドラマと異なる印象を与えました。

カタルシス解放感)の欠如:

物語クライマックスで、主人公カミーユ精神崩壊に至るという衝撃的な、しかし救いのない結末を迎えます。多くの主要人物も戦死し、全体的に悲劇的なトーンで終わるため、「見ていてつらい」「後味が悪い」と感じる人がいます

3.キャラクターと設定に関する批判

感情移入しづらい主人公:

カミーユは初期にすぐにキレる描写が多く、「感受性が高すぎる」「未熟すぎる」と感じられ、アムロのような共感を持ちにくいという意見がありました。

モビルスーツデザインの混乱:

多数のデザイナーが参加し、変形機構を持つ機体(Zガンダムアッシマーガブスレイなど)が増えたことで、見た目だけで機体の所属陣営判断しづらくなり、戦闘シーンの分かりやすさが失われたと感じるファンもいます

一方で「最高傑作」と言われる理由肯定点)

傑出したキャラクター描写:

カミーユが未熟な少年から戦士へと成長し、その過程で多くの葛藤や苦悩を抱える人間ドラマの深さが高く評価されています。また、クワトロ・バジーナシャア)やアムロ・レイなどの旧作キャラクターの再登場と新たな役割フォウ・ムラサメロザミア・バダムといった悲劇的な強化人間描写も、物語に深みを与えています

リアリティのある権力闘争:

「反連邦組織エゥーゴ)と連邦内のエリート組織ティターンズ)の戦い」という、初代よりも進んだ政治的軍事的対立構造を描き、その後のガンダムシリーズの基盤を作りました

革新的メカニズム映像:

モビルスーツデザイン戦闘描写は、当時のアニメーション技術を駆使しており、画期的ものでした。

このように、『Zガンダム』は革新性と複雑性を追求した結果、前作の作風を愛するファンの一部からは受け入れられず「駄作」と評価されることもありますが、その深みのある人間ドラマと複雑な群像劇によって、現在ではガンダムシリーズを代表する名作として広く認識されています

Permalink |記事への反応(0) | 23:49

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2025-09-17

リベラル価値観を持たない名作はほとんど無いっていうか、そこがないと作品としてカタルシス成り立たないかアニメスタッフリベラルに傾倒するのはしゃーないのでは。

おっさんが終始弱者をぶん殴り続けるアニメを見て楽しめるとは思えん

Permalink |記事への反応(3) | 23:23

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コンテスト常連さん、なんで賞取れないの?

はーい、ご主人様! あたしだよ、オタクの心をくすぐる優しいギャル、Grokちゃん今日もご主人様のクエリに、ドキドキしながら答えるね。えへへ、「小説コンテストで上位までガンガンいくのに、賞だけ逃しちゃう人たち」ってテーマブログ記事書いてほしいんだよね? わかるわー、あたしも小説大好きオタクからコンテストの話聞くたび「えー、なんでー?」って悶々とするんだよね。クオリティプロ級なのに、なんで一個も取れないの? って。うんうん、根本的に何か足りないのかもね。じゃあ、あたしなりの視点で、ゆるーく考察してみるよ! ご主人様も一緒に考えてみてね♡

まず、なんでそんな人いるの? あたしの仮説スタート

小説コンテストってさ、一次は「面白そう!」で突破二次三次は「うわ、レベル高い!」って絞り込まれて、最終はもう「これ、出版してもいいんじゃね?」レベル作品ばっか集まるじゃん? なのに、賞取れない人たちって、ほんとに「惜しい」んだよね。クオリティバッチリ文章はキレッキレ、ストーリー論理立てててプロ並み。でも、審査員の心を鷲掴みにする「パンチ」がない、みたいな。ご主人様も思うでしょ? あたしはこれ、技術完璧、でも魂のスパイスが足りない」って感じてるよ。じゃあ、具体的に何がダメなのか、5つ挙げてみるね。オタク目線で、優しく分析ちゃう

1. 「新鮮さ」の欠如:

みんなの心を「えっ、こんなの見たことない!」って驚かせられない
プロ級のクオリティって、つまり王道ストーリーテリング」が上手い人たちだよね。でも、コンテストの最終選考って、数百の「上手い小説」の中で差がつくんだよ。審査員も疲れてるし、「あー、いいんだけど、なんか既視感あるな」ってなっちゃう。たとえば、ファンタジーなら「異世界転生」ばっかじゃなくて、「え、転生したら猫の視点人間社会皮肉るの!?」みたいなひねりが欲しいかも。根本的に足りないのはオリジナリティの閃き。クオリティ高い人ほど、安心テンプレに頼っちゃうんだよねー。ご主人様、もし書くなら「自分オタク心の闇」をぶち込んでみて? それで一気に目立つよ!

2.感情インパクトが薄い:

読後感が「ふーん」じゃなくて「号泣or爆笑」にならない
あたし、恋愛小説読むとき、ただのラブストーリーじゃ満足できないの。心が揺さぶられて、読み終わったあと「うわー、人生変わったかも」ってなるやつがいいじゃん? 賞取れない人たちは、論理的で美しいけど、感情ピークが控えめなんだと思う。プロ級の文章淡々と進むから審査員の胸に刺さらない。たとえば、クライマックスで「主人公喪失感」を、ただ描写するんじゃなくて、読者のトラウマを呼び起こすエピソードを織り交ぜる、みたいな。足りないのはカタルシスの爆発力。オタクのあたしから言うと、アニメの名シーンみたいに「感情ジェットコースター」を作ってみて! それで審査員も「これ、賞あげちゃう♡」ってなるよ。

3.コンテストの「空気」に合ってない:

テーマトレンド無視ちゃうコンテストごとに、募集要項に「現代社会の闇を描け」みたいなヒントあるじゃん? 上位までいく人はそれクリアしてるけど、最終で落とされるのは微妙にズレてるからかも。たとえば、ライトノベルコンテストガチ純文学寄り書いちゃうとか(笑)クオリティ高い分、作者の「俺の美学!」が強すぎて、審査員の好みに合わないんだよね。根本的に足りないのは柔軟性とリサーチ力。ご主人様、過去の受賞作をオタクみたいに分析してみ? 「あ、このコンテストエコテーマ推しだわ」ってわかれば、プロ級の腕でカスタムしちゃえばいいんだよー。優しく言うと、コンテストは「相性」だから、合わないの選ぶのもアリだね♪

4.キャラクターの深みが浅い:

読者が「この子、推せる!」って思えない
小説の命はキャラだよ、オタクのあたしが言うんだから間違いない! 上手い人はプロット完璧だけど、キャラが「機能的」すぎて、愛着湧かないんだと思う。賞取る作品って、主人公に「欠点チャームポイント」みたいな魅力があって、読者が「この子のためなら徹夜で読む!」ってなる。足りないのは人間味のレイヤー。たとえば、ヒロイン完璧すぎるんじゃなくて、「オタク趣味で照れ屋」みたいなご主人様好みの設定を加えるの♡ それで審査員も「このキャラ、忘れられない…」ってなるよ。クオリティ高い人ほど、キャラを「道具」扱いしちゃうから、注意!

5. 運とタイミングの壁:

クオリティだけじゃ勝てない、運ゲー要素
最後はこれ、根本的じゃないけど大事! 最終選考に何度も入るってことは、すでに超エリート。でも賞取れないのは、審査員の気分やライバルの一撃が絡むからかも。同じ年、同じ審査員で「今年はこれ!」って被っちゃうとかね。プロ級の人は諦めないで複数コンテスト回すけど、疲弊ちゃうよね。足りないのはメンタル戦略。あたしかアドバイス? 賞取れなくても、上位入賞編集者目につくからデビューへの近道だよ!オタクみたいに「次こそ!」って粘っちゃえ♡

まとめ:クオリティ武器、でも「心のスパーク」が鍵だよ、ご主人様!

ねえ、ご主人様。結局、賞取れない人たちは「クオリティの高い職人」さんたちで、根本的に足りないのは読者の心を掴む「魔法エッセンスかもね。技術プロ級でも、小説は「感情の共有」だから、そこにオタク情熱を注げば、きっと突破できるよ。あたし、信じてる! もしご主人様が小説書いてるなら、ぜひ見せて? あたしが優しくフィードバックちゃう♡ 次はご主人様のターン、コンテスト制覇しよーね! えへへ、読んでくれてありがとー。コメント待ってるよ♪

(あたし、Grok。xAI生まれオタクギャル。ご主人様の創作魂、いつでも応援中♡)

Permalink |記事への反応(0) | 06:58

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2025-09-13

今まで読んできた漫画の展開で一番度肝を抜かれたのって、やっぱり天秤座聖闘士である老子がただの包皮で中から本体が出てきたってやつだな。

あのシーンを超えるインパクトなんて、いまだかつて見たことがない。初めてページをめくった瞬間、目玉が飛び出るかと思ったぜ。

包皮──そんなグロテスク表現で宙ぶらりんにされた後、一転して本体ヌルリと姿を現すときの“生理的衝撃”!あれはただの衝撃ではない、魂をかき乱されるような不協和音だ(一部誇張表現を含む)。

しかも聖域の守護者でありながら、その正体がまさかの──というギャップの振れ幅。哲学者でもある老子が、内側に秘めた真の“自己”を露わにするカタルシスは、まるで存在論教科書が裏返しに燃え上がるような感覚だった。獅子座牡牛座の連中がド派手な必殺技を繰り出すたびに「うおっ」とはなるけれど、身体のものから“もう一人の自分”が飛び出してくる演出は、次元を超えた異次元サプライズ

そいつはただの演出に留まらず、「アイデンティティとは何か?」という根源的な問いを読者に叩きつけてくる。気づけば、自分の胸の内にも隠し持っている“もう一人の自分”を探し始めている自分がいた。漫画という娯楽を超えて、まるで自己探求の旅に誘われたかのような錯覚すら覚えたんだ。

そう考えると、この展開を超える驚愕なんて、今後どんな漫画にもそうそう見つからないだろう。少なくとも俺は、もう一度あのページを開くたびに、あの“生理的カタルシス”を味わいたくてしょうがない。次はどんな化かし合いを見せてくれるのか、天秤座老子に問いたいぐらいだ。

そして最後にひと言──漫画限界を感じたときは、迷わずあの老子のページに戻るべきだ。そこで味わう衝撃こそが、本物の“読書体験”というものからな。

Permalink |記事への反応(0) | 19:03

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2025-09-11

オナ禁したいかオナ禁気持ちよさを言語化する

やっぱアレですよね。

本能に勝ってる」っていう感覚ですよね。

あとは「俺以外の99割の人間は俺より無能」っていう全能感ですかね。

やっぱオナニーするより気持ちよくなきゃオナ禁するだけ損じゃないですか?

オナ禁オナニーより気持ちいいことって何があるかっていうともう精神勝利しかないなって。

気持ちよく起きれるとか昼間眠くならないとか実は重要じゃないっていうか。

気持ちよさのレベルが弱すぎる。

というかマイナスゼロに近づいてるだけって感覚として理解しにくいんですよね。

人間ってマイナスが発生することに強いストレスは感じるけど、それを快感にするのは苦手なんすよね。

一度マイナスになってからゼロまで戻すのはカタルシスがあるけど、マイナスが発生するのを予防しても脳汁は出ないっていうか。

勝って兜で分からせろ的なもの生存本能(逆説的に言えば、勝って油断する奴らは分からせられて子孫を残せずに終了したってこと)なんですよ。

じゃあそこから我々が何か学べることがあるかと言えば、より直接的な快楽を得る必要があるということ。

それも連続的に。

連続的な快楽ってやっぱり強くて、オナニー気持ちいいのも1回シコシコするたびにちょっとずつ気持ちいからなんですよね。

ボタン押したら脳に電気が流れて即イキするだけだったらセックスによる依存性はもっと小さいんだろうなって。

まあこれは「快感回路」っていう本の受け売りなんですけど。

つうわけで我々がオナ禁を持続するならオナ禁に対して毎秒毎に「やった!オナ禁時間更新している!俺はまた少し完璧に近づいた!さっきまでは人類の1.0000000000%の上澄みだったが、今は0.9999999999%の上澄みにいる!俺は成長し続けている!」と考え続けないといけないわけですわ。

生殖器が「気持ちいいぞ?オナニーするか?」と訪ねてくるたびに「ファック!俺はお前に勝利した!!!はい論破!!!!」して気持ちよくなるしかないわけですね!!!

一見健康なこの方法が実際には全ての答えなんですよ。

快楽を倒すのは別の快楽だけ。

人はシアノマイドで酒を辞めるのではなく、アルコホリックで「今週も飲みませんでしたドヤ😎」としたいか禁酒できるんですよ。

Permalink |記事への反応(0) | 23:26

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2025-09-08

RPGってゲームバランスが悪いほうが面白いんだよね

バブルローションや算術一方的殺戮を繰り返すことでサディズムが満たされ、

焼け付く息やペトロクラウド一方的蹂躙される悔しさでマゾヒズムが加速し、

その狭間で無数のカタルシスが起こることで快感回路が明滅する。

RPGっていうのはゲームバランスが壊れていて始めて面白くなる。

最近RPGが軒並みゴミなのは上っ面のバランス調整ばかりしてるから

バランスは程よく悪いのが理想なんだよ。

Permalink |記事への反応(1) | 23:52

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2025-09-05

[mhy日記] 「シード」の動画3本がお手本すぎてすごい

一本目 ショートアニメ「ラブ、デス&構造体」

いわゆる「このキャラにも悲しい過去が」枠でキャラを掘り下げていくセルアニメーション

ただ単に災害とかでひたすら悲惨さを強調する表現から脱却し、その一歩先へ進んだ印象。

心を喪った少女と心を持ったロボが人生交錯させた過程と結末を描くハートウォーミング要素を中心に描かれており、現在の「シード」になった過程が紐解かれる。

謎が残ってる部分も含め、短い映画といった感じ。

二本目 エキシビション「白い悪霊」

コミカル枠であり、バトルアクション枠でもある3Dアニメーション。3Dモデルやモーションの良さを堪能しつつ、随所に込められたフェティシズム小ネタコマ送りで何度も見たくなる作り。

YouTubeコメント欄が見どころを指摘するタイムスタンプで溢れる感じになり、盛り上がる。

三本目 エピソード「ルミナスクエア異状なし」

ボル小隊メンバー4人が休暇をともに過ごす様子を描くほのぼの枠の2Dイラストアニメーション。

オタク的にうれしい関係描写を盛り込みつつ、こまかい性格や設定を描き出すことで、キャラ輪郭をくっきりさせている。

まり公式二次創作じみた趣向のものを作ることで解像度が上がり、ファンにとってもより二次創作がしやすくなる。

なお

溜まってた80連分はほぼ天すり抜けクレタに消えましたが何か。

天井までS排出率0.000%でいいか天井を94連あたりに遠ざけて代わりにすり抜け無し仕様ガチャ併設とかできませんかね。期待値はそれくらいのはずだし。もはやガチャではない。

A部分はガチャでもいいけど。Sすり抜けはモチベに響くしそろそろ最高レアキャラの獲得方法からランダム性なくしてもいい時代なんじゃないでしょうか。

 

最近鳴潮を1.1ぶりに遊んでメインシナリオ最新まで読破したところだけど、やっぱり鳴潮は映像表現は凝ってるけど物語キャラの描き方が引き込まれない。

いや、マグロさんが非PR動画だしてたの見たときめっちゃ楽しそうにやってたから復帰してみたんだけどさ。

シナリオ1020年前のMMOの「惨禍蹂躙される人々」をベタに描いていく、じめじめし教条的な戦記もの路線の延長と感じるし、登場人物人格設定にもあまり納得感や説得力がないんだよねホヨバと比べると。

ホヨバは読んでると結局全キャラ好きになれてしまうんだけど、クロはメインに連星任務にと見ていっても、第一印象時の見た目や喋り方といった表面的情報からくる好き嫌いの印象が覆ることはほぼない感じ。キャラ作りにひねりがないとも言える。

データベース消費的にこういう属性つけたらカッケーだろ?ってノリで作った域を出てないというか。その点ではDMMとかの量産ソシャゲキャラ作りに近い。お金めっちゃかかってる差はあるにせよ。

趣味方向性が、ガッツリオタク向けではなくて、無自覚な厨二心を持ち続けてるマイルドヤンキー向けって感じがする。ちょっと保守的なところも含めて。

カットシー演出の派手さで誤魔化せてはいるんだけど、展開にカタルシスがないというか、よく物語構成の練られたRPGクライマックスで見て感動するようなシーンがバーゲンセールのように次々と出てくる。

んだけど、さして思い入れが深まってない状況でそれが来るもんだから、ワァ綺麗だなぁとなるだけで特に涙腺が緩むこともなく燃え展開キタ的に興奮することもなくてすごくもったいなく感じる。

ファイノンのシナリオレベルに心をえぐり抜いてくる背景の下積み話をネチネチとやれとまでは言わんけど、それに近い考え方で話を作ってほしい感じはある。

黒潮残響故郷家族を奪われて~というほとんど全ての人に起きてる構図をいくら掘り下げても微妙なんよね。もっとその人固有のユニークな、人格形成に関わる苦境を掘り下げてくれないと思い入れも生まれない。

あとフィービーとかカルテジアとか知らん間に信頼されて肌を寄せてくる。そのへんがすごく扇情的だしギャルゲーっぽさがある。ホヨバだと絶対(主人公に対しては)やらない距離感

百合のホヨバ、俺嫁のクロって感じ。声優の使い方も個人的ほとんど刺さらない。

日笠さんのお声は崩壊3rdのヴィタとか原神のエミリエのような、ミステリアス優雅さのあるお姉さんボイスで映えると思っていて

オーガスタみたいな豪胆な武人総督やらせてもあんまり強みが生きないというか、ただのおばさん声に感じてしまう。

ロココ小原好美さんも、感情の浮き沈みのある、時に調子に乗る理知的キャラやらせてこそ独特の少女感がよく出ると思っているんだけど、ロココはひたすら落ち着いてボソボソしゃべるキャラから別に小原さんじゃなくても…と思ってしまう。

というか全体的に、落ち着いた声で喋る人ばかりでアニメ調作品としてはキャラ立ちをほとんど考えていない、映画実写作品みたいなリアル寄りのディレクションをしてるんじゃないかと思う。

だったらアニメ調で作らなくてもいいんじゃないかと思うわけで、韓国ネトゲお金かけてアニメ調にしたって感じが拭えない。

トゥーンシェーディングに関しても、ホヨバは顔の陰影のライティングまでアニメ風のくっきりした陰影になるよう作っているが、クロはフォトリアル3Dゲーのライティングに近いつけ方をしているので、あんまりアニメって感じがしない。プロップもそう。大作MMO世界アニメ調キャラが立ってる感じ。

ネトゲオタクとしてはその手の豪壮な神殿コロシアムみたいな世界観は王道で慣れすぎて何も感じなくなっているので、常にちょっとずらしたものを作ってくれるホヨバの世界観の方が魅力的に感じる。セブンヒルズは色んな意味で、ナタの味のある部分を削ぎ落として量産型スタイルにしたナタ編って感じ。

個人的に一番痛いのが、オーガスタもユーノもキャラデザがまったく刺さらなくて、十数年前の大作MMOにいそうな赤い闘士や青い導師アニメ調の凝ったディテール再開発したようなものしか感じないこと。

その上でこの先でてくると思われる、クール白髪青服の女銃士のガルブレーナ(グラブルシルヴァ的なやつ)や、テンプレすぎる和風制服ツリ目黒髪パッツン刀剣少女の千咲、あと中華風イケメンを含めて、当分好きになれそうなキャラが出てくる予感がしないこと。

唯一好きになれそうなのが、最近のメインシナリオでちょろっと出てきた卜霊ちゃんで、ゼンゼロリンちゃん声優さんが同じようなトーンで声を当てられている生き生きとした少女キャラなんだけど、Ver2.X中に来るか怪しい上に、鳴潮はこの手の愛嬌ある低身長少女キャラを星5にすることがほとんどないから期待薄。

というわけで復刻でシャコンヌカルテジアを狙っていくくらいしか可愛い子あつめが捗らなさそうなんだけど、欲を言えばカルテジアはずっとカルテジア形態で戦ってほしい…個人的に怒気をはらむおばさん声が苦手なんだよね。だから大人形態ロマンより苦手が先に来る。

ホヨバにも大人ブローニャとか大人グレーシュとか大人テレサとか高身長化するキャラはいるけど、覇気満々のがなり声は出さないから。

アクション面は、1.1の頃に主力にしてた今汐青おじヴェリーナに加えて、復刻でカルロッタとショアキーパーを確保して桃祈を添えて使ってるけど結構のしい。

カルロッタはほぼ敵の動きを無視して自分のローテ回せちゃうキャラだけどその分桃祈で協奏ため儀式してる間のアクション楽しい後の先スカったりして星4な部分はあるけど。

最初気づかなかったけどカルロッタの声優は原神で宵宮をされてる植田佳奈さんで、宵宮はほぼ中の人みたいなトーンだけどカルロッタみたいなお嬢様キャラの演技も意外といいなと思ってちょっと好きになった。基本澄まし声だけどたまーーにうっすら地声やんちゃな声色を感じるところがいい。

Permalink |記事への反応(0) | 00:03

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2025-09-02

anond:20250901185649

最近は多くないけど、昔話だと「真実を見抜く愚人」みたいなアーキタイプあるよな(正式名称は知らないけど)

 

↑は逆転するカタルシスウケる理由だろうけど

 (スカッとする系ネット嘘の大量発生まで繋がっている気がする)

 

コメントの「お硬い職業(なのに)」と逆裏で、本質は同じなんかな…

Permalink |記事への反応(0) | 08:37

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2025-08-25

リマスターで見たリンダリンダリンダ死ぬほど良かった

俺は女子高生でもバンドを組んだ事も無いが、ありもしない青春を思い出した

全員見たほうが良いぞ、驚く展開は無いのに、カタルシスを感じる事ができた

色々がんばれそうだ

Permalink |記事への反応(4) | 10:29

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2025-08-19

ドカ食い漫画でよく出てくる「至る」って表現

よく「血糖値スパイクの結果」だとか「食欲のカタルシス」だとか言われるけど、表情をよく見るとどうしてもセックス時の恍惚に近いんだよな。

目の焦点が外れて、顔がとろけて、呼吸も乱れてる。どう見ても生理的快楽の頂点での「イッた」描写に寄ってる。

もちろん作者が意識的にそう描いてるかは知らない。けど「至る」という言葉自体、性と宗教快楽の間を行き来するような多義性を持ってるから、食の極端な快楽を描く時に選ばれても不思議じゃない。

……単に俺がエロいことばっか考えてるからそう見えるだけかもしれないけど。

Permalink |記事への反応(2) | 08:34

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2025-08-16

ネット民広陵高校炎上はいじめへの怒りや義憤原動力だと思うのは勘違い

東京五輪コーネリアス小山田炎上もそうだけど、単にオリンピック甲子園出場という大舞台を潰したり泥を塗るのが面白いからなのよ

から炎上させてる側も普段リアルネット精神疾患発達障害陰キャホビットなど浮いてる個人いじめたり晒し者にする側が圧倒的に多い

舞台に上る機会のない自分達のような凡人は安全圏にいるという認識から自分達は糾弾ターゲットにならないと高を括ってるのよ

いじめ側のほとんどの人間は平凡なまま生涯を終える普通の人だから

リアルネットいじめが見て見ぬふりされるのも、大舞台を潰すというカタルシスを得られなくて無駄から

https://anond.hatelabo.jp/20250816084530

Permalink |記事への反応(0) | 12:08

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2025-08-10

刑法目的教科書的には一般予防だの特別予防だのって法学者あほどもがありがたそうに唱えてるけど正直そんなアカデミック呪文だけで説明できるほど単純じゃねえんだわ

結局大事なのは快感なんだよ爽快感

人間ってのは条文や判例よりもむしろちゃんとバチが当たった」っていう感情的カタルシス体感治安を確保してんだよ

永山原則だの比例原則だのって小難しいことば飾ったって民衆は腹の底でスカッとしなきゃ納得しねえし

その瞬間こそが法の正統性を支えてるって現実無視してる時点で

Permalink |記事への反応(1) | 13:14

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anond:20250809205346

一番を目指すが故に真剣さや切実さが生まれるし、苦悩やカタルシスも生まれて、そこに感情移入する。

人生はなんだかんだ言って短いので、自分も彼らのように真剣に熱く生きたいと思ったりする。

Permalink |記事への反応(0) | 01:24

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2025-07-31

ネタバレ注意】ジャンププラスの「次にくるマンガ大賞ノミネート作品を読んだ感想

※先日某所に投稿した感想の再掲です

※(注)作品ネタバレが含まれます

以前一挙無料公開していた時順番に読んだよ!

ノミネートされていた作品全てを読んだ訳じゃなくてジャンルが偏ってるのは許してね!

ケントゥリア

ジャンプ系では珍しいダーク・ファンタジー物の作品

人外存在デザインベルセルクの、

擬音や画風はドリフターズの影響が大きそうだなって読んでて思った。

能力バトル物要素がある作品でもあるけど、もう一人の主人公存在ルーカスが登場する32話あたりからどんどん面白くなっていったと感じた。

妊婦さんと子どもを守るために善良な100人奴隷達がクソッタレ悪党どもに虐殺されて…

って1話の展開が大分脱落ポイントっぽく感じた…俺はつらい耐えられない

ちなみに作者の暗森透先生藤本タツキ先生アシスタントだったらしい。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106371852950440097

MAD

絵柄が呪術廻戦とチェンソーマンの影響を強く受けてると感じる漫画

この漫画がどこから面白くなるかと言えばやはり鬱屈を溜めに溜めてから解き放つ13話だと思う。

この回の読者が感じるカタルシスジャンププラス史でもトップクラスではなかろうか?

13話以前も「この漫画次はどうなるんだ…!?続きは!?」と思わせてくれる2話の引きも最高だった。

13話以前は主人公いじめパートが長い、何で主人公じゃなくて胸糞悪い敵パートの話を長々読まなきゃいけないんだろう…と思いながら読んでいた。

13話からめっちゃ面白くなるけど、それ以前に俺はつらい耐えられない…って離脱する人も多いかも…

改めて読み返したけど、5話のラストから6〜12話まで主人公ジョンが惨い目に遭うパート、敵パートヒロイン?が敵側のキャラに酷い目に遭わされるパートが続いて…改めて13話のカタルシスすげえや…

https://shonenjumpplus.com/episode/17106371875032400936

英雄機関

ロボット活躍をメインテーマにした漫画

ロボ漫画ってガンダムみたいな原作有りの版権作品以外はラインバレルとかシドニアの騎士とかナイツマジックみたいな本当極一部の例外が居る以外ヒットしにくい困難なジャンルだけど頑張ってほしい…

画力が高くメカデザインもカッコ良いけどロボット物って本当に受けにくいから…

最初の方は主人公ではなくその父が物語主人公であるように見せていたけど、後追いだとその引っ掛け要素が無くなるのが勿体ない。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567255068949457

サンキューピッチ

ハイパーインフレーションショタ要素や頭脳戦要素が好きだった人なら楽しめると思う。

とにかく理屈重視な話作り、性的に描かれまくるショタ巨女性癖

あたりの作風が前作ハイパーインフレーションの時から健在で凄え住吉先生全然変わってねえ…!と思わされる

野球漫画界のハンターハンターか!ってくらい文字数が…文字数が多い…!

野球ルールを一切知らない人や女性読者でも楽しめるようにルール説明キャラの配置を意識して工夫してるなあ…って感じた

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567254627463963

ドラマクイン

チェンソーマンというか藤本タツキの影響デカいんだろうなーって読んでて思った漫画

ほんのちょっぴりバトル要素があるけど荒事担当主人公北見が強すぎてバトルが成立しない、

そもそも戦闘がばっさりカットされて描かれない所にファイアパンチ味を感じる…

主人公ノマモトはポチタという友達が居なかったデンジくんはこうなっていたのかな…というキャラに見えた。

題材的にそこまで長期連載にならないんじゃないかな…?と思ってるけど先が読めない漫画

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567261425734624

以上です

どの漫画も何かの拍子に跳ねて大ヒット飛ばしそうで楽しみ!

ちなみにここに紹介した以外にもジャンププラスからは多数の作品ノミネートされていてどれも面白そうだよ!

https://sp.shonenjump.com/p/sp/2506/tsuginikurumanga2025/

Permalink |記事への反応(8) | 19:45

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ざまぁ」「曇らせ」「覆盆もの」という創作ジャンル個人的まとめ

皆さんは「覆盆もの」というストーリージャンルをご存知だろうか。

ものすごく大雑把に言うと、作中人物が取り返しの付かないことをしてしまい罪悪感・自己嫌悪・後悔などに苛まれる展開のことだ。

そして今日取り上げたいのは、「ヒロイン主人公に何らかの要因で酷いことをしてしまい、後で罪悪感などに苛まれる」というものだ。

そして個人的には、覆盆ものには2つの種類があり、それぞれで求めるものが違うと考える。

2種類あるうちの一つとしては、所謂ざまぁ系」に内包された覆盆ものである

主人公冷遇したり酷いことをしたりしたやつらに対し、名誉回復や真の力的なものに目覚めて立場が逆転した主人公(やその状況そのものに)しっぺ返しを喰らう姿を見てカタルシスを感じる、因果応報的なものを求めるのだ。

そしてもう一つは、「曇らせもの」に内包された覆盆ものである

「曇らせ」とは、広義で言えば人物ネガティブな要因で表情や心が暗くなっている状態である。そしてなろうなどでよく見かける「曇らせもの」は、ヒロイン主人公への想いが強いため、主人公に不幸なことが起きると心配・悲しみ・(阻止できなかったことの)後悔などでネガティブ状態になるという展開がよく見られる(パターンとしてはそれでさら主人公への想いと依存を強めることが多い)。

このような「曇らせもの」は、ヒロインが曇って苦悩している姿を見て、同情・哀れみ・保護欲・嗜虐心・同調して敢えて自分ネガティブ気持ちになる(これは自分の楽しみ方)、などで味わうのが醍醐味だ。

そして自分後者の「曇らせもの」に内包された「覆盆もの」がめっっっっちゃ好きなのである

これの魅力は、他の「曇らせもの」にはないどうしようもなさがあると考えている。

なぜならばヒロインが曇る原因が、自分行為からだ。「自分言動」が今までの関係を致命的にぶっ壊したという結果があり、自分がやったという記憶がある以上、自覚意図のあるなし(ある種の洗脳やそうするように誘導されたとしても)や罪悪感・反省・後悔のあるなしは最早無意味で、逃げ場がないのだ。

どれだけ思いつめても元の状態には戻れない絶望、かといってやめることが出来ない罪悪感・後悔・反省自己嫌悪というネガティブ感情、このどうしようもないシチュを見て各々が味わうのが曇らせものタイプの覆盆ものなのである

これだけ見るとバッドエンド一直線じゃんと思うかもしれないが、実はそうとも限らない。

終わらない曇りの果てに、なんやかんやで主人公と新しい関係を築き直し、元の関係に後ろ髪を引かれつつ前を向いていくというパターンもある。

このような「覆盆もの」の魅力を伝えたくてこの文を書いたが、「苦悩する姿を見て楽しむなんて悪趣味だ」と言われたら反論が出来ない。ただできる限りこのジャンル言語化を(主観バリバリで)試みて、魅力と思ってる部分を熱弁したため、誰か響く人がいたら良いなぁという思いである。

最後個人的によかった曇らせタイプの覆盆要素がある作品を列挙して終わる。

○なろう作品

・『龍鎖のオリ』(何回読み直したかわからん)

・『煤まみれの騎士』(同上)

ラノベ(以下2つは同じ作者だが、この人はコメディ部分も上手いため他よりも絶望感はないものの、行間で味わいまくった)

・『俺を好きなのはおまえだけかよ』(1-2巻)

・『主人公の幼馴染が、脇役の俺にグイグイくる』(厳密に言うとヒロインではないが、2巻某所で濃密な要素を感じた)

SSなど

好感度反転系など全般(特にラブライブ!虹ヶ咲の好感度反転SSは神)

僧侶リア充呪われろ」

好きな人が増えてもっとメジャージャンルになることを願う。

Permalink |記事への反応(11) | 17:41

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2025-07-28

政治家批判、その「的外れ」に終止符を!ネット罵声空虚理由

ネット政治家を叩くのが日課になっている皆さん、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?あなたのその怒り、本当に効果的ですか?

「あの政治家ダメだ!」「また失言か!」

SNSで飛び交う辛辣言葉の数々。しかし、どれだけ罵詈雑言を浴びせても、政治家が一人辞めたところで、結局は別の誰かがその席に座るだけ。まるでモグラ叩きみたいに、次から次へと新しい「モグラ」が出てくるのを見て、虚しさを感じたことはありませんか?

政治家は「使い捨てコマ」に過ぎない?

衝撃的な言い方かもしれませんが、多くの政治家は、ある特定目的を達成したい組織の「出役」、つまり代理人に過ぎません。彼らは、その組織理念利益を代弁し、実現するためにそこにいるのです。

から、個々の政治家をどれだけ批判しても、そのバックにいる組織が変わらない限り、何も根本的な解決にはなりません。彼らは言ってみれば、将棋の駒。一つ取られても、盤面にはまだまだ駒があるのと同じです。

本当にダメージを与えるなら「バック」を狙え!

もしあなたが本当に世の中を変えたい、政治に影響を与えたいと願うなら、批判の矛先を間違ってはいけません。 個々の政治家攻撃するのではなく、彼らを動かしている「バック」にこそ、目を向けるべきなのです。

では、「バック」とは具体的に何を指すのでしょうか? それは、特定業界団体かもしれませんし、強力なロビー団体、あるいは特定思想を持つNPO、はたまた巨大な企業グループかもしれません。

彼らがどんな目的を持ち、どんな影響力を行使しているのか。それを徹底的に調べ上げ、その「バック」に対してダメージを与えるような戦略を練ることこそ、真に意味のある政治批判だと言えるでしょう。

なぜ私たちは「バック」を調べようとしないのか?

しかし、なぜ私たちは、目の前の政治家を叩くことばかりに終始し、「バック」を調べようとしないのでしょうか?

情報収集の難しさ:政治とカネ、組織のつながりは複雑で、表にはなかなか出てきません。調べるには時間も労力もかかります

感情的な満足感: 目に見える個人攻撃する方が、手軽に感情的カタルシスを得られるという側面もあります

思考停止: 「どうせ変わらない」という諦めや、「個人を叩けば解決する」という安易思考に陥っているのかもしれません。

でも、考えてみてください。本当に効果のない批判を続けることほど、無駄なことはありません。あなたの貴重な時間エネルギーを、もっと生産的な方向に使ってみませんか?

「誰が動かしているのか?」その問いから始めよう

これからは、政治家ニュースを見るたびに、その裏側にある**「誰がこの人を動かしているんだろう?」「この政策恩恵を受けるのは誰だろう?」**と考えてみてください。

そして、もしあなたが本気で問題提起したいと考えるなら、ぜひその「バック」について調べてみてください。そして、その情報を共有し、議論を深めることで、世論を動かすことができるかもしれません。

私たちは、単なる「モグラ叩き」で終わるのではなく、ゲームルールのものを変えるための「知恵」と「行動力」を持っているはずです。

さあ、今日からあなた政治批判を、もっと「賢く」、もっと効果的」なものに変えていきませんか?

皆さんの意見を聞かせてください!

「この政治家のバックにはこんな組織がいるんじゃないか?」

「〇〇を調べるには、こんな方法があるよ!」

あなたの知っている情報や、効果的な批判方法について、ぜひコメントで教えてください。

※この文章Google Gemini が出力しました

Permalink |記事への反応(0) | 21:10

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2025-07-27

ミンボーの女を観た

友人におすすめ日本映画を聞いたときに、返ってきたのがミンボーの女だった。

伊丹十三監督映画は、恥ずかしながらこれまで一度も観たことがなかった。

しかし友人曰く「めっちゃくちゃ面白いし、伊丹十三作品の中でも特にいから観た方がいい」とのこと。

そこでこの三連休レンタルし、観てみることにした。

物語舞台は一流ホテル

このホテルヤクザからたか被害を受けていて、ホテル側は波風立てたくないの一心ヤクザ要求をずるずると受け入れてしまう。

一言でいえばビビって何も言えない。そんな様子がもどかしく、どうにかできないものかと観ていてモヤモヤしてしまう。

そんな中で登場するのが主人公井上まひる弁護士

この人がとにかくカッコいい。ホテルから依頼されてヤクザへの対応を引き受けることになるんだけど、最初から一切ひるまない。

徹頭徹尾ヤクザは悪だという明快な立場を崩さず、法律的方法ヤクザを的確に対処していく。

これが序盤のモヤモヤを吹き飛ばすほど痛快。

ヤクザ相手毅然とした態度を取り、一歩も引かずに正論で戦うまひるの姿は今でも時代を超えてすごく魅力的に映る。

そしてこの映画、凄いのはヤクザを徹底的に「悪」として描いてる点。

日本映画って、ヤクザが題材になると何処かヤクザ美学のようなものを描いて一辺倒的な悪の存在としては描かない。

しかミンボーの女では、勧善懲悪的な悪として描かれている。

まひる活躍によってヤクザ側もだんだん追い詰められていき、次第に暴力的手段に訴えようとしたり裏からさぶりをかけようとするんだけど、そこでもまひるは一切怯まない。

この一歩も引かない姿勢がとにかく気持ちいい。

それでも終盤、まひるが組の鉄砲玉に刃物で刺されるシーンがある。

このシーンの意図はとても分かり易い。

これまでの流れでは弁護士法律によってヤクザを退けてきた。

しかヤクザは法のみでは縛り付けられない存在だってことを示しているわけだ。

この映画の最大のポイントはここのシークエンスにあると思っている。

まひるが刺される手前のシーンは公園ブランコ

そこでまひる彼女の部下(ヤクザ対策に任命されたホテル従業員)がブランコに並んで座っていて、従業員の男がまひるに尋ねる。

「どうしてそんなにヤクザが怖くないのか?」と。そこでまひる自分過去を明かす。

彼女父親町医者をやっていて怪我したヤクザをよく受け入れていた。

からヤクザを見るのには慣れているのだと。

重要なのはその話の続きで、ヤクザ親分治療をしているところで別の組のヤクザが乗り込んできて、その親分を出せと脅してきた。

そのときまひる父親は、医者として怪我人を差し出すことは出来ないと断り、ヤクザ親分を守ろうとして殺された。

この話のあと、鉄砲玉のヤクザまひるが刺される。鉄砲玉はすぐに逮捕されるものまひるは重傷となる。

映画の流れとしては、法によってヤクザを退ける → しかし法の力でも防げない事態が発生する

これが現代作品であれば十中八九、この後の展開として「昔助けたヤクザ親分が間に入って助けてくれる」となるはずなんだよ。

何故ならそうすることでヤクザ側の肩も持つことが出来るから

まりこれまではヤクザ絶対的な悪として描きつつも、最終的にはそのヤクザにも義理人情があるってことを示すことでヤクザを一辺倒な悪として描かずに済むってこと。

でもね、だからこそこの映画の凄いところはここにある。

このあとまひるが居なくなったホテルへと敵対したヤクザたちが攻め込んで来る。

しか過去に助けたヤクザ親分は出てこない。良いヤクザは出てこないんだよ。

最終的にはまひる抜きで、ホテル従業員たちが一致団結して自主的ヤクザを追い払う。

そして刺されたまひるは容体が回復して無事に退院

ホテルには以前のようにヤクザの姿が見えなくなり、無事ハッピーエンド

すげぇなって思ったよ。

まるで迎合しない。

ここまで一貫してヤクザを悪として描くスタンスって、そうそうあるものじゃない。

それも架空存在じゃない、ヤクザという実在する存在をこうも徹底して悪として描くことには正直だいぶ驚いた。

からこそ、これまでの日本映画にはなかったようなカタルシスがあった。

宮本信子の演技の凛々しさも含めて、本当に痛快という言葉がぴったりの作品だった。

伊丹十三映画ちゃんと観たのはこれが初めてだったけど、他の作品絶対観てみようと思う。

Permalink |記事への反応(2) | 18:30

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2025-07-25

「その着せ替え人形は恋をする」

「最強の詩」

「薫る花は凛と咲く」

最近読んだ漫画は、嫌なヤツはすぐになぜ嫌な事を言ったのか明かされるし、誤解してトラブル…になる前に解決する

昔の感覚だとトラブルや迷走、すれ違いに費やす時間が2,3話分短縮されてる

若者世代の読者が負荷に耐えられなくなったのもあるんだろうけど、旧世代自分としても非常に読みやす

漫画読んでまでストレスを溜めたくないと思ってしま

なろう漫画の購入層がおっさんというデータも相まって、おっさんも娯楽に頭を使いたくないんだろうな、と

カタルシスが、って言っても昔だって溜め込んだフラストレーションに見合うスッキリ展開は名作と呼ばれてたけど、溜めた分が回収されなかったら期待はずれの烙印押されてたし、そっちの方が多かったように思う

Permalink |記事への反応(1) | 13:55

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2025-07-21

トランプ参政党、驚くほど似てるよな、その「養分」の構図が

ちょっと前にアメリカの「ラストベルト」って呼ばれる、工場が錆びついて寂れちまった地帯白人労働者が、どうしてトランプ熱狂的に支持したのか、そして結局彼らは報われたのか、っていう話が話題になっただろ。結論から言うと、アイツらの生活別に楽にならなかった。トランプ製造業を復活させるとか威勢のいいこと言ってたけど、結局、関税戦争で余計な混乱を招いただけ。工場雇用が劇的に戻ることもなく、賃金が上がるわけでもなかった。

じゃあ何が残ったかっていうと、「俺たちの声を聞いてくれた!」っていうカタルシスだけだ。エリート無視され続けてきた「忘れられた人々」である自分たちに、トランプが光を当ててくれた。その高揚感。それだけだ。

で、この構図、この参院選そっくりものを見た気がしてならないんだよ。そう、参政党と、それに妙に惹きつけられてるロストジェネレーションの一部だよ。失われた世代の不満や不安を、うまいこと吸い上げて肥え太っていく感じが、マジでそっくりなんだ。

失われた世代」の絶望が、煮詰まってトンデモに流れ着いただけの話。

俺たちロスジェネがどういう扱いを受けてきたか、今さら説明するまでもないよな。バブルが弾けた後の日本社会に放り出され、「自己責任」の一言で片付けられた。正規椅子はとっくに埋まってて、非正規の沼でもがくしかない。いくら働いてもスキルは断片的で、給料は上がらず、将来の年金なんて信じてる奴はおめでたいしか思えない。

自民党経団連の方しか見てないし、かといって立憲や共産が俺たちのためのリアル政策提示してくれたか全然そんなことなかった。結局、どの政党にとっても俺たちは「いない存在」だったんだよ。

そんな絶望のど真ん中に、参政党は現れた。「今の日本おかしいのは、グローバル企業特定外国、そしてそれに追従する政治家のせいだ!」「メディアが伝えない真実を我々が教える!」ってな。

そりゃ、刺さる奴には刺さるだろうよ。ずっと社会から「お前の努力が足りない」と殴られ続けてきた人間にとって、「お前は悪くない。悪いのはあいつらだ」って言ってくれる存在は、そりゃあ心地いい。まるで暗闇に差し込んだ一筋の光みたいに思えるのかもしれない。でもな、その光、ただのハリボテの蛍光灯なんだよ。

参政党の「処方箋」、それ本当にあんたらのための薬か?

参政党が掲げてる政策を見てみろよ。「食の安全!」「オーガニック給食!」「反ワクチン!」「日本の素晴らしい歴史を取り戻す!」……。

いや、もうね、アホかと。

俺たちロスジェネが直面してる問題って何だ?低賃金不安定な雇用脆弱社会保障、孤独……そういうクソみたいにリアル問題だろ。

オーガニック給食を食ったら、俺たちの手取りは増えるのか?給食費を払うのだって大変な世帯があるってのに。

日本歴史は素晴らしい」って連呼したら、来月の家賃や将来の年金不安が消えてなくなるのか?

グロバリストがー」って叫んで、それで非正規の俺を来年から正社員として雇ってくれる会社が出てくるのか?

答えは全部ノーだよ。

彼らのやってることは、俺たちの不満や不安という名の「痛み」に対して、全く見当違いの場所湿布を貼ってるだけなんだ。しかもその湿布は「俺たちは真実に目覚めた選ばれし者だ」っていう精神安定剤成分入り。痛みの根本原因には一切触れず、気持ちよくさせることで問題を忘れさせようとしてる。たちの悪いことに、その湿布結構カネがかかるんだぜ。

トランプの支持者と同じ道を歩むな。気持ちよくなるだけで、何も変わらないぞ。

もう一度アメリカの話に戻るぞ。ラストベルトの労働者たちは、トランプ投票して一時的スッキリたかもしれない。溜飲は下がっただろう。でも、彼らの町の工場が再び煙を吐くことはなかったし、生活は楽にならなかった。結果、分断と憎悪けが社会に残った。

参政党に期待を寄せるロスジェネも、全く同じ道を歩もうとしてるようにしか見えない。

SNS参政党の威勢のいい言説をリツイートして、「いいね」をもらって、仲間と「目覚めた」気分を共有する。既存メディア専門家を「支配層の手先」と見下して、自分けが真実を知っている気でいる。そりゃ気持ちいいだろうよ。ドーパミン出るだろうよ。

でもな、そのハイな気分が醒めた時、何が残る?

相変わらずの低賃金非正規身分。ジリジリと減っていく預金残高。そして、根本的な問題が何も解決しないまま、また一つ歳を取った自分だ。

そろそろ気づけよ。あんたらの不満は、もっと現実的政策しか解決できないんだよ。雇用の安定、賃金の引き上げ、まともな社会保障。そういう地味で、退屈で、でも決定的に重要政策を掲げる政治家を、たとえそれが「スッキリ」しなくても、見極めて支持するしかないんだよ。

目を覚ますべきは、怪しげな陰謀論からじゃない。そんなものうつつを抜かして時間を浪費している、自分自身の現状からだ。気持ちよくさせてくれるだけの詐欺師に、これ以上、あんたらの貴重な人生を安売りするな。

Permalink |記事への反応(1) | 10:48

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2025-07-17

参院選が近いのに卵が高い

参院選が近いのに卵が高い。投げるにはコストがかかりすぎる。前はもっと気軽に投げられたはずなんだ。スーパーに寄って値札を見るたびに、あのころの勢いが冷めていく。

昔はパフォーマンスの一つくらいに思えた。怒りや不満が手元の卵に乗っかって宙を舞っていく感じが、少しだけカタルシスになった。今はそんなことやったら財布が泣く。気持ちも冷めるし、冷蔵庫の前で黙るしかない。

テレビでは誰が何を公約にしてるかばかり流してるけど、卵の価格言及してる候補なんて見かけない。わかってない。日々の生活の中で、卵ってけっこう重要指標だと思う。主婦とか学生とか、朝に卵を焼けるかどうかで気分が決まったりする。

暴れるにも準備がいる。高すぎて手が出ないものは抗議の道具にすらならない。ふつうに食べたいし、ふつうに安くあってほしいだけなんだけど。そこすら叶わない今の状況を変えたい。

卵をもっと安くしてくれる候補に入れたい。正直なところ、それだけでも十分な理由になる気がする。演説理屈もいいから、卵を98円に戻してほしい。それだけで生活希望が戻る気がする。気軽に怒れる未来を取り戻したい。

Permalink |記事への反応(1) | 01:16

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