
はてなキーワード:オンプレとは
オンプレ機器作って売る利益や経費よりAWS再販して得られる利益の方が効率いいならそりゃそっち選ぶよ。
環境構築や運用保守といったモノが存在しない作業の金は流れが変わらんし、今のシステムをクラウド環境へ移行する作業なんて企業が自分でやるわけないからAWSと直接契約したら富士通の利益が無くなるなんて言われても机上の空論でしかないというか(他社が介入してくる可能性を言うならオンプレだって一緒だし)。
https://qiita.com/h_horiguchi/items/b22b2482ab1506d27664
これが、ちょっとやばい。どれくらいやばいのか、エンジニアじゃない人にもわかるように説明してみる。
まず、富士通は「社内システム開発」や「自治体システム」を担ってきた。
大企業や自治体がシステム(在庫管理、職員データベースなど)を作るときは、富士通のような大手SIer(システムインテグレーター)に外注する。
マイナンバーカード関連のシステムも、富士通が関わっている。こうした案件は、数年で数億円規模の予算が動く大事業であり、富士通の主要ビジネスの一つだ。
富士通のクソ高いサーバーやネットワーク機器を購入し、開発から保守まで富士通のエンジニアが担当する。
完全に「富士通の中で完結」する仕組みだ。
アマゾンが提供するクソ高いクラウドサービスだ。富士通のサーバーやネットワーク機器を買う必要がない。
富士通がアマゾンのクラウドを“借りて”システムを運用する形になる。
ここでお金の流れを見てみる。オンプレとAWSでは、お金の流れが根本的に違う。
そして問題の記事では、富士通の社員が自社のオンプレからAWSへの移行方法を丁寧に解説している。
つまり、「富士通を通さなくてもいい時代」の到来を、自ら説明してしまっているわけだ。
まとめると、富士通はこれまでオンプレで利益を上げてきた。しかしAWSの普及で、アマゾンにお金が流れる構造に変わっている。
そして富士通のエンジニア自身が、その変化を促すような記事を書いている。
自社のビジネスモデルを自ら否定する記事を、堂々と公開している会社。
テスラの「Sr.Software Engineer, Full Stack - Tesla Cloud Platform(TCP)」の求人(https://www.tesla.com/careers/search/job/sr-software-engineer-full-stack-tesla-cloud-platform-249132)を起点に、自動車各社が同種人材を採用する“目的”の違いを整理した。日本勢はIT基盤やSRE運用の比重が高い一方、テスラは社内クラウド自体をプロダクトとして内製し、中国勢のNIOやXPengはAIインフラ(自動運転やロボティクス、エネルギー連携)に特化、ECARXはOEM向けの外販プラットフォームという立て付けである。
| 会社 | 主要目的 | What to Expect | WhatYou’ll Do | WhatYou’ll Bring | Compensation and Benefits |
|---|---|---|---|---|---|
| Tesla | 社内クラウド(TCP)を“製品として”内製し、全社サービスの速度と統制を握る | TCPはテスラの内製クラウドであり、複数DCにまたがる計算・ストレージ・ネットワーク・IDを提供し、開発者がセルフサービスで使える基盤をつくるチームである | コアAPIやサービスの設計実装、セルフプロビジョニングの自動化、可観測性、ReactやNextやTypeScriptによるダッシュボード | GoやReactやNextやTypeScript、Kubernetesや仮想化、CI/CD、分散システムの知見 | 年収133,440〜292,800USDに加え、現金賞与と株式付与および福利厚生。提示額は勤務地、市場水準、職務関連の知識、スキル、経験など個別要因により異なる。本職の総合的な報酬パッケージには、提示される職位に応じて他の要素が含まれる場合がある。各種福利厚生制度の詳細は、内定時に案内される。 |
| WovenbyToyota | 製品直結サービスを“止めない”SRE運用(AreneやEnterpriseAIやCity Platform) | ミッションクリティカル運用の信頼性最適化を担う | 監視や可観測性やインシデント対応や運用自動化、マルチクラウド横断 | SRE実務、Kubernetes、Terraformなどの基盤スキル | 給与は多くが非公開。米拠点の類似シニアは$169K–$200Kの例あり。 |
| Nissan | 全社ITや開発のモダナイズと標準化(Platform EngineeringやDevEx) | 社内開発者のクラウド活用を底上げする基盤を整える | CI/CD、セキュア環境の供給、教育や展開、オンプレとクラウドの統合運用 | クラウドやコンテナ、CI/CD、セキュリティ設計 | 多くがレンジ非公開(地域により待遇差) |
| Honda(Drivemode含む) | 製品直結のAWS基盤と開発者体験の高速化(DevEx) | モバイルやIVIやバックエンドの横断基盤を整える | AWS設計運用、GitOps型プロビジョニング、CI/CD、観測やセキュリティの自動化 | AWS、TerraformやCDK、Kubernetesなど | 本体US求人はレンジ非開示が多い。Drivemodeはホンダ完全子会社(前提関係) |
| NIO | AI学習や推論インフラの内製強化とエネルギー運用統合 | 自動運転やVLMやLLMなどのAI基盤を構築する | GPU最適化、分散学習、データパイプライン整備 | 深層学習や分散処理、クラウド、最適化 | 米SJ拠点で$163.5K–$212.4Kのレンジ例。 |
| XPeng | FuyaoAI PlatformによるADやロボやコックピット向けAI基盤 | 社内共通のMLプラットフォームを提供 | データローダやデータセット管理、学習や推論スループット最適化 | 分散処理、MLプラットフォーム運用 | クラウド 米サンタクララ拠点の公募多数(給与は媒体や募集による) |
| ECARX(Geely系) | OEM向けに外販するクラウドやソフト製品(Cloudpeakなど) | 車載SoCからクラウドまでを束ねる外販スタック | 製品機能開発や統合、導入支援、機能安全準拠 | 車載とクラウド統合、機能安全、顧客導入 | ハイパーバイザなど 直近レンジ情報は公開少なめ(事業広報は多数) |
なお、関連するポストとして、SETI Park氏のポストを挙げる。
https://x.com/seti_park/status/1961629836054859810
「自動車メーカーがなぜクラウド専門人材を探すのか」に答える文脈で、2024/07公開のテスラ特許(US2024249571A1)を手がかりに、ロボタクシーやフリート運用の中核となるクラウド基盤が競争優位になり得る点を示唆している。
単なるストレージではなく、フリート運行やデータ連携を統合管理する“中核プラットフォーム”としての重要性が強調される。
上記はテスラのTCP求人(セルフサービスIaaSやダッシュボード、プロビジョニング自動化の開発)という具体の採用と整合的である。
ITに弱い弊社、目下、様々なDigital Transformation: DXプロジェクトが昨年から走っている。
私は人事領域DXに参加しているが、実はプロジェクトが相当難航している。
支離滅裂な文章だが自分の中で整理すべく、今の状況を書き殴っている。
最大の問題点だ。
人事部としては「タレントマネジメント(タレマネ)システム」導入を検討している。というか、導入したい。
しかし、タレマネ導入で具体的に何がしたいのか、人事部からは明確なイメージが伝わってこない。
今までヒアリングした中で明確な要求は、レーダーチャートでの能力可視化、異動シミュレーション機能で異動後の部署の人員構成を顔写真付きで見れる、この2つの機能。
しかし、レーダーチャートで可視化する能力は具体的に何なのか、経営戦略で謳われている「経営に資する人事」とは具体的に何ができればよいのか、
どのような人事業務であれば「経営に資する」のか、そこにタレマネ上手く言えないが、そんな視点が感じられない。
しかし、タレマネ導入は決定事項だから進めたいらしい。カ○ナ○、Sm○rtH○がセキュリティ的に社内規定に使用可能か確認してくる。
オンプレの人事基幹システムと自動データ連携したいそうで、しきりにベンダーとのミーティングに出させられるが、全くやる気が起こらない。
ツール導入から入ってるせいで、要件定義の必要性を訴えても、とりあってもらえない。
要求事項が明確ではないのにデータ連携の打ち合わせをしても、後で変更が多発することを懸念している。
とにかく、何でも良いからレーダーチャートで可視化でき、きれいなGUI画面で人事異動シミュレーションが顔写真付きで出来ればいいらしい。
人事の実務部隊(主任以下の役職が主に動いている)は、「管理職にビジョンを求めても無理だ」と言う。そんなことを考えられる人たちではない、と。
実務部隊は何がしたいの? タレマネに必要なデータ入力を自動化させ、日常の入力業務負荷を下げたいらしい。
そして、住所変更などの日頃処理している入力業務の負荷も下げたいらしい。
人事部(正確には人事部の主任以下の実務部隊。管理職はプロジェクトを全部任せてしまっている。ていうか丸投げしている)は、タレマネシステム導入により、データ入力の業務負荷が増大することを懸念している。
負荷軽減が必須事項であり、タレマネ導入・運用には以下が「必須である」と人事部は主張している。
②SaaSのタレマネ(具体的にはカ○ナ○)がオプション機能として提供している「ワークフロー機能」を利用し、オンプレの基幹システム(これが人事データの源泉)にデータ連携させる。連携の仕組みはEAIツール(DataSpider)を使用し、社内SE部隊が構築する。
①は業務利用にあたるため「サービス残業」と見做される可能性が高いと役員からは指摘されており、自分もその通りだと思っている。人事部の見解は「業務利用か否かはグレーゾーンであり会社として『業務にあたらない』と説明すれば足りる」と。いや、グレーと理解しているなら黒だと労基に認識される可能性もあるんだし、そもそも会社が従業員に申請を求めている時点で業務だと思うのだが、違うだろうか。
ちなみに、弊社は現業職員がおり全員が社給PCを持っているわけではなく、かつ基本的に機密の関係で職場への携帯持込はNGなので「業務時間外」にやることと、となっている。
②は、人事部がなぜシステム構成を社内SE抜きで勝手に決めるのか意味不明で、越権行為も甚だしい。しかも実現可能性の検証がされていない。さらには「従業員の私物携帯・PCを利用させる」という所謂BYODを会社としてはまだ認めていないのだ。前提となるハードルもクリアしていないのに、連携の仕組みを人事部が勝手に考えて稟議も出そうとしているらしい。実務部隊の人事部主任は性格的に短絡的かつ力押しで仕事を進めるタイプだけど、機密管理委員会からの認可も下りていないのに。
そもそも、タレマネ(SaaS)のワークフロー機能を使用してオンプレ人事システムのデータに連携するなんて複雑なシステム構成、私は今までに見たことがない。
弊社は現業の社員もいて1人1人に社給PCが与えられていない。現業職員の申請は上長が代理でPCにワークフロー申請で行う。事務職は全員社給PCがあるから、自分のPCからワークフロー申請ができる。
申請は年間合計で1000件あり、1件あたり1時間の入力・承認作業時間がかかるらしい。年間1000時間として、1日あたり4時間。それを4、5名で捌いている。その入力時間を削減したいらしい。
現業職員に社給PCを支給する(もしくは相当台数の共有PCを配布する)ことが決まっていたため、人事基幹システムのワークフロー機能で入力してもらえばBYODの問題はなくなるし、労基法的な問題もクリアできる。だが、人事部は蹴った。人事部でワークフロー機能を使いこなすことが難しいから、と。
SaaSのワークフロー機能なら導入時にSaaS業者が構築を請け負ってくれて、連携まわりは社内SEの所管業務、だから人事部としてはSaaSのワークフロー機能に社員の私物携帯から入力させてオンプレ基幹システムにデータ連携したいらしい。
自分はにはやりたくない。そもそもプロジェクト自体に共感が一切できていない。仕事を外して貰いたい。
人事部がタレマネシステムを導入したい第一の目的は「日常業務の入力負荷軽減」だと明確に言っていた。そんなシステムではないはずだが。
1年経過した最近、各DXチームが発表する場があった。役員からの評価は極めて悪かった。
講評には「人事業務がどうあるべきなのかをまずは明確にしてほしい」と記載されていた。しかし、これは私の担当の範疇を超えている。上位レベルの課題だ。
手段と目的が逆、課題が未整理、それぞれの課題に対してどのような打ち手を実行するのか、整理されていないと。
その通りだと思う。社内SEの自分が人事部の代わりに人事業務を考えてあげることはできない。
人事部的にはITのことは分からないから、と言う。しかし、IT云々の話なのだろうか。各社SaaSのデモは何ヶ月も人事部はトライアル使用していたのに、それをどのように活用して目的を実現するのかを明確に表現できないなんて、そんなものなのだろうか。
書き殴ったけど、こんな状況で伝わるだろうか。
どうすればいいのだろうな?
関わり方が分からん。
DX、難しい。
Claude Code使って個人開発してるけど、性能が自分の上位互換すぎてしんどい。
実装速度が速いのは言うまでもないけど、保守性・拡張性を意識した良いコードを書く(少なくとも自分よりは)。
日本語で「〇〇の機能実装して」と書くだけでタスクを勝手に分解して動くし、ドキュメントも一言いうだけで完璧に書いてくれる。
インフラが整っていなければその整備などは人間がやるだろうけど、
基盤がすでにあってCI/CDがしっかりしてればもう人間がやるのは最終確認だけなんじゃないか...
既存のシステムとの兼ね合いがあるから今すぐにエンジニアの需要はなくならないとは思うけど、
この文章が指しているのは、おそらく「AWS」や「クラウドインフラ」関連の技術ではなく、もう少し狭い領域の技術、特に「コンテナオーケストレーション技術(Kubernetesではない方)」、あるいは「仮想化技術(VMwareなど)」、さらに絞ると「OpenStack」や「オンプレミスのプライベートクラウド技術」を指している可能性が高いです。
理由は以下の通りです:
• 「数年前までは結構勢いがあった」 という記述は、例えばOpenStack などが一時的に注目されていた時期(2010年代前半〜中盤)を示唆しているように読めます。
• 「上位互換の技術の台頭」 は、Kubernetesやパブリッククラウド(AWS、Azure、GCP)の進化を指している可能性が高いです。
• 「プロジェクト終了」 という流れは、企業がオンプレや自社構築のクラウドから、よりコスト効率が良く運用負担が少ないパブリッククラウドに移行していく傾向を表しています。
• 「小手先の技やTipsばかりがうまくなった」 という言葉は、例えばOpenStackや特定のミドルウェアの細かい設定やトラブルシューティングに強かったが、根本的なOSやネットワークの理解が浅かったことを示唆しています。
もしこの仮説が正しければ、この技術は「OpenStack」や「VMware vSphere」といった、かつて企業のデータセンターやプライベートクラウド構築の主役だったものの、クラウドの台頭により徐々にシェアを失っている領域を指していると考えられます。
さらに深読みすると、この「上位互換の技術」とはKubernetes であり、より広く言えばパブリッククラウドサービス(AWS,Azure,GCP) のことを指しているのでしょう。
この技術の死に直面している筆者の無念さや、自らのキャリアの喪失感、そして基礎的なCS(Computer Science)の重要性を痛感する気持ちは非常に共感できますね。
モダンとか言ってるのスゲェなって思いました
こういう人の方が向いてるのかもね
ネットで見る謎の人C「社内のファイルサーバーのSharePointは移行終わってるよ」 ← うんうん
ネットで見る謎の人C「社内システムの認証基盤はAAD使ってるよ」 ← うんうん
ネットで見る謎の人C「まだAADに完全移行はできていないけど、全端末Intuneで管理してるよ」 ← うんうん
ネットで見る謎の人C「条件付きアクセスの運用も始まってるよ」 ← うんうん
ネットで見る謎の人C「M365Apps を社外で使うにはVPNが必要」 ←?! 🫨
https://www.megamouth.info/entry/2025/05/15/132617
まあこの怪文書と違って、まだ辞める気はないんだけど
オンプレ、クラウド、L3スイッチなどのネットワーク構築、クライアントPCのセッティング、ヘルプデスク、社内基幹システムの構築等全部一人でやってる
社員数は3桁
課長はいるけど他の部署との兼任で、印鑑押す以外はなにもしてない
経費計画や部署目標だのなんだのも自分が作って課長に渡している
お給料は400万くらい
この怪文書とおなじく、自宅から通える距離で実家がまあまあの金持ちだから生活費もいれてないし、生活費もほとんどかかってない。
ほんとは働かなくても親の金で生きていけるんだけど、家にいてもつまんないし社内ネットワーク構築とかの作業好きだから働いているだけ、正直いつ辞めても路頭に迷うことはない
働いた金=俺の小遣いだから勤めてる
搾取されてる!とは思ってない
単に普通の製造業だから会社がITのコストよくわかってないだけだろうなと理解してる
で、俺もまあまあ年を取ってきたので、会社が俺の後継の若手を入れようとしてるんだけどまあどこに求人出しても応募がゼロ
何年も前から「この給料でこの仕事だと誰も来ないよ」って言ってるのに全然理解してくれない、もうちょい色つけないと無理だって
増田はいるじゃん!って言われるんだけど、俺金が欲しくて勤めてるんじゃなくて、家から近いし、仕事が好きで休みやすいからであって金だけ考えたら辞めてるってばよ
弊社の偉い人は俺のせいで「400万でこんくらいのエンジニアが雇えるんだな」って思ってるから、いつでも雇えるぜって思ってて、10年以上前から
俺がずっと後任若いうちに入れて一から育てないと厳しいよ俺もいつまでもいないよ、って言ってたのにハハハワロスってなってたから今更焦ってるみたい
なら外注に頼もうってなったらしくって、俺が前はやってたシステム更新を外注に見積もり出してもらったら1000万オーバーの見積もりが来てて焦ってた
500万くらいSE作業費にとられてて、なんでこんなに高いんだ!増田やってたじゃん!!って偉い人達言ってたけど、だからそんなもんだって。
増田が辞めたらどうすれば、って言われたから「課長がやればいいんじゃないですか、俺より給料高いんだし、役目でしょ」って言ってる
「だって課長はなにもITわからないから」っていうから「だって高いおちんぎんもらってるんだからそれに対しての責任をとるべきじゃないんですか?システム課長なんだから
俺が出来ることは課長もできないとダメでは?」ってずっと言ってる
今まで俺がやってたから破格の安さで出来てたんだって、それを前提に通年経費計画立ててんの分かってるけど俺辞めたら俺の給料以上の金かかるんだってばよ
一度中途採用のが来たんだけど、いろいろ仕事お願いしたら「無理ですこんな難しいことできません」って言われて辞めてしまった
んでなんか俺今期突然昇格させられて給料爆上げされたんだよ
営業じゃない間接業務だから金稼がないしって10年以上昇格なかったのに、いったいどうした。
正直俺は、この会社で俺の後に続く人がでないまま俺が辞めたら会社がどうなるのかとっても楽しみなので、別にもう後輩が入ってこなくていいんだけどさ
何年言ってても全然わかってくれないから、一週廻って面白くなってきた
上の人達に危機感がないから売上げはどんどん落ちてるけど現場の人達はみないい人だから会社は好き
上の人が困るのは面白いから見てみたいので、俺はたのしく安月給で働いてる
Permalink |記事への反応(21) | 23:15
バブル崩壊(1990年から1991年頃)以降に多くの企業が採用を絞った結果、大卒であってもまともな就職はできなかった、というのは誰もが知るところだ。
正社員の応募を何十、何百と出したけど全て不採用で落ちたとかそういうのもネットでは見た。私はそこそこの企業で5~10企業位だったが、ほぼほぼダメだったがあまり記憶が無い。そもそも就活で入社試験をやったり、SPI対策をやったり面接対策、論文対策なんかをやるのが非常にバカバカしいと思っていたくらいだから会社員には向いていなかったのだと思う。あ、NHKと中日新聞、公務員試験、あと出版社とかは受けたな。
結局、10月過ぎても決まらずに大学に来ていたエンジニア派遣会社に話を聞きに行きそのままトントン拍子で決まって就職した。ただ、給料は安かった。1997年当時で大卒18万とかだったと思う。会社の寮扱いのアパートが月6万、駐車場1万、これが天引きされて12万。所得税引かれて手取りは6-7万程度だったと思う。それでも食っていくのが無理だったからじゃがりこ1個で3日は食いつなぐ感じでした。そして年収にして250万くらいだったと思う。心も折れて休職もしそうになった。
大企業でも横並びで初任給20万円程度でこれがどこも同じだと感じていたが、実は福利厚生が全然違う。大企業だと引っ越し代、寮扱いアパート無料、電話代、ガス代、電気代無料といった具合だ。これだと月10万くらいは手元に残るお金が違う。そこで腐ってしまってはおしまいだ。
そこで次の手を考えた。当時(1997年頃)、IT業界ではWeb系システムが作られ始めておりWeb-AP-DBの3層アーキテクチャだった。一般的なアプリケーションサーバ(Apache,tomcat)+DB(MySQL他)で、大規模向けはMSSQL ServerやOracleだった。この頃、MS製品やOracle製品のベンダー資格がブームになり始める最初の頃だったと思う。そこで、OraclePlatinum資格を取得することにした。それには10個くらいの試験に合格しないといけないのだ。しかも、受験料が1科目15000円。すべて自腹を切っていく。そして適切な本も無いところで、2カ月余りで全て合格して取得。
まあ、やればできるんだよ。
そんなわけで、3年間の派遣はとっとと辞めて2000年に大手SIerへ転職しました。大企業はいいね。給与も待遇面も。でも、なぜかみんな暗いし有名大学卒で入社した割にはそれほど興味も無くて残念な感じ。スクラッチ系Webシステム開発やらERP(OracleEBS)なんかを6年くらいやった。そしてだんだんつまんなくなってきた。心も折れて休職もした。ただ、IT系の資格で、Java、Linux、Solaris、などなどいろいろ取得してきたし総務省の情報処理試験も合格してきた。6年居た会社は不動産投資に失敗したり本業で失敗したりと経営危機のようだった。そこでさっさと去る。この時、年収500万くらいだったかな。
この頃、自分への先行投資を加速させるべく大前研一のアタッカーズビジネススクール、グロービスMBA講座、Bond-BBT-MBAプログラムを受講した。なんだかんだと数百万は使ったと思う。
そして、大手電機メーカーへ転職。年収700万くらいから始まって1000万いくて前くらいで辞めたんだが。12年間の中でSAPERPをオンプレで新規導入して、アップグレードして、クラウドにしてとか、、まあ充実していたとは思う。一方で、システム運用要員がつまんなくてやめることに。
その後、独立した。最初は月60万くらいの仕事を請けてやっていたが、SAP導入支援となると跳ね上がる。既に独立8年目になるが、年収は5000万くらいになった。仕事も順調だ。100平米を超えるマンションも購入したし、スポーツカーも4台所有している。国内外はふらっといつでも旅行できる身分だ。とても幸せだ。
で、氷河期世代で社会が悪い、時代が悪い、と今でも言ってる人っているのか?努力が足りない!そう言われてきて育って、いま自分がある。心残りは結婚して子供を持つという余裕が無かったことか。あとは年々体力が落ちてきている事。別にそれは他人のせいにするつもりもない。自分がそれを選択しただけだから。そして、あなたは幸せですか?
最近Webページで話題の技術を取り上げて、メリデメ表をそれっぽく作って、「技術選定しました (`・∀・´) !」
って言われてもさ。
なぜその比較項目を選んだのか?
点数つけて合計点で比較してるけど、重み付けとか存在しないのか?
疑問が山積み。
技術選定ってそもそも、どういうプロダクトになるか考えて、それに合致する技術を探すか作るかするモノであって、こうやってカタログショッピングする類のものじゃぁねぇんだが。
技術選定してからプロダクトのトポロジというかアーキテクチャを決めるんじゃなくて、プロダクトのトポロジというかアーキテクチャが先だろ?
技術ブログ見たら、笑顔で腕組みした写真載せてそういうキラキラした技術で新しいシステムに入れ替えました! みたいなのがゴロゴロしてるけど、その記事書いた現場の実際なんて、新規機能追加に手間取るし、そもそもローカル開発環境構築に3日から1週間かかるとか、DockerDesktopがパンパンとか、おかしいことになってるって気づかんか? って状態になってんのよ。
みんな、引き返せないところまで来てんの。
1日1日、底なし沼にじっくり沈んでいってんの。
そういうところで、システムがプロフィットセンターになってるところは、キャッシュフローが細って炎上する。コストセンターになってるところは無駄金貪って、キャッシュがガンガン燃える。
おいらはその前者によく入ってたから、こういう技術選定するような「イケてるエンジニア」の知らん現実をたくさん見てきてる。
でも、「新しいシステムは失敗してます。運用とか地獄です」って笑顔で腕組みした写真撮って、技術ブログなんて書けないでしょ?
最新のイケてる技術駆使してる、イケてる現場。できるエンジニアってブランディングしてるんだから。
クラウドの利点は、ロードバランサによるルーティング、増減可能な小さいコンピュートリソース(ElasticBeanstalkが本来はこれ)、メッセージング基盤、永続化層を、疎結合、軽量に組み合わせて大きなサービスを構築できることなのに、なぜそんな拡大版ピタゴラスイッチみたいなうんこの塔をありがたがるのか、理解に苦しむ。
ProtocolBufferson gRPC を盲目的にありがたがってるのとかも。
10倍!
とかね。
この手のカタログスペック厨、なんとかならんのかね? と思うんだけど、理解できてない筋にはすごくできるエンジニアに見えるようだね。
勘弁してほしい。
おう、Fraud detection 開発してるって? そりゃご立派だな。で、具体的にどんな開発してんだ? 口だけじゃねぇよな? ほら、質問浴びせるぞ。 答えられねぇなら詐欺師はお前だな?
答えられねぇなら、「Fraud detectionやってます」なんて二度と言うなよ?