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はてなキーワード:オタクとは

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2025-11-06

オタクは、「オタクであることなんてステータスではない」と考えて

自分オタクであることを主張したがるような人を忌み嫌う

からといって自分オタクであることを否定したいとも思っておらず

逆に、自分オタクであることにある意味誇りのようなものを感じている

Permalink |記事への反応(0) | 10:42

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anond:20251106022816

チー牛ってオタクのことだろ

Permalink |記事への反応(0) | 02:50

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たまにみるオタクは虐められてたはネットでは通じないのではないかと言う疑問

当方古いオタクからインターネットについては古くから見てるんだけど

今までオタクと言うことを理由ネットオタクが虐められてたので見たことないんだよね…

いやリアルでは虐められてたんだよ!っ言うけど

それをネットではこれ幸いに復讐みたいにさらてもなんか反応に困るていうか

なんなら今やオタクを少しでも批判したらもうそれを袋叩きにするくらいなら環境が整っててもはやオタク強者側の立場なんじゃないかなと思える

チー牛や弱男辺りについてのマウントが激しいのと

オタクって実は虐めっ子になりたかってて言われる理論をまさに証明してるかなって感じてまう

Permalink |記事への反応(1) | 02:28

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さくらしめじ Sakurashimeji

Sakurashimejiというギターデュオがいる。

長年ずっと好きで、いわゆる『推し』というものになってからもう結構経つ。

好きになった芸能人の中で一番長い。それくらい好きだ。

2人は名前を、田中雅功、髙田彪我と言って、スターダストプロモーション所属している。大手大手、超大手だ。

スタダのEBiDANという集団、Sakurashimeji以外のみんなが歌って踊るグループで、2人だけがギターを持って、2人きりで、もう11活動している。朝ドラ月9で、知っている人は知っている、という感じな気がする。

しかし2人はエゴサが激しいから、読まれものと思って、ちゃんと書こうと思う。

先の10月22日、2人はアルバムリリースした。タイトルは、『唄うこと、謳うこと』。

12年目にして初めて、1曲目から12曲目まで全部、2人が全曲、2人で作った曲だけが入ったアルバムだ。

10周年で名前を『さくらしめじから『Sakurashimeji』に、肩書きを『フォークデュオからギターデュオ』に変え、明けて11周年にして、ようやくここからスタート

最近の2人の様子を眺めていると、なんとなくそういう感じがする。

スターダストには、というか、アイドル事業には往々にしてリリースイベントというもの存在している。

フリーライブと称してスーパー商業施設で歌い、歌い終わったら、握手だとかツーショだとかポストカードお渡し会だとか、そういう特典会をやる。

このリリースイベントツアー期間に入ると、スパン時間もなかなかのものから、それを成し遂げるアイドル側も、追いかけるファン側もなかなかの重労働である

そしてSakurashimejiも、EBiDAN所属アイドルの例に漏れずその特典会もやっていて、先日、全ての日程が終了した。

2人が小さい頃、初めてフリーライブをした埼玉県大宮市、アルシェ前。余談だがこの日は特典会が存在せず、ファンはみんな、ただ歌を聴くためだけに集まった。

2人の歌を聴くために訪れた人たちは上までたくさん居て、当時からアルシェにいる人にも祝ってもらえて、2人も幸せそうで、本当にうれしかった。

こういったアイドル事業には『リスニングキャンペーン』というもの存在している。再生回数○○回達成で報酬が○○。といったように、それは大抵の場合LINEミュージックで開催されている。

最近、そのLINEミュージックでよくアルバムの曲がランキングに入っているのを見て、うれしい!と思う。

そして同時に、数年前にリリースされた『Iroto-Ridori』という曲のころ、週替わりに実施されていたリスキャン全然達成できなくて、悔しがらせたり、達成記念に撮ってくれてた動画複数お蔵入りにさせてしまたことをよく思い出す。

近頃のLINEミュージックランキングは、以前よりも顔ぶれが『常連』という感がある。

端的に言うと、本当に売れている曲しかのっていない。

から単純にウィークリーランキングに入るのもすごく難しそうだと素人ながら感じるのだが、Sakurashimejiの先日の新曲、『ガラクタ』も、今回の新曲たちも複数ランキングに入っていてすごかった。

から思う。あのとき、なんでできなかったんだろう、2人のなかに、あの失敗体験がなければ、と。最近よく思う。

あのリスキャンがなかったら、あのライブもっと埋められていれば、せめてコロナ禍がなかったら。

いわゆるオタクは演者が思っているよりも演者のことを心配などしているため、本当にそう思っているのだ。

きっと2人は、こういう行き過ぎた想像のこと「変なこと言ってんなあ」とか「ステキ考察を、ね……」とか言って笑うと思うが、まあ心配性なのがオタクという生き物なので、許してほしい。ごめんね、気持ち悪くて。

どうしてこのことを最近頻繁に思い出すかというと、アルバム発売に際して公開される著名人からコメントにちらほら『2人の中学生から大人になるまでの葛藤煩悶』が見て取れたからだ。

ああ、やっぱり、あるんだ。と思った。

泣いて眠れない夜も、全部諦めたくなった日も、私たちの見えない場所で、2人はたくさん、悩んできたんだ、と改めて思った。

時々話してくれてはいものの、創作物からはあまりそういうものを感じなかった。

多分これまでの楽曲では、常に前を向いて進む姿を見せてくれていたのだと思う。

歯を食いしばって、傷も涙もそのままに、前を向いて歩く。ファンのために。

10周年まではそういう姿勢を見せてくれていた。

それが少しずつ変わってきたのが今年だ。

去年までは明かさなかった、今までの話、昔の話、そういうものを聞かせてくれるようになったし、何よりもリリースする曲も変わってきた。

つらかった過去も悩みもいまだに自分の中に存在していて、今はまだ『在る』ままだけれど、どうにかこうにか生きている。そういう姿も見せてくれるようになった。

とはいえ、2人はそういう歌ひとつとっても、ファンのために書いている。

2人が2人の歌を作って、ファンはそれを聴いて、自分の歌だと感じて、救われたり、頑張ろうと思ったりする。

それが2人の創作活動で、多分きっと、生きる糧のようなものでもあるのだろう。

もっとも、普段はこういうことは考えるのみに留めている。2人はきっと感傷的になられるのも苦手だろうから

2人は、そういう感傷も心情も全て歌にして、ファンに寄り添うことを第一に考えてくれているから。

から一応、普段我慢している。まあでも匿名なのであと少しだけ。

2人は高校生ときLINEライブ同接25万人だとかも達成していた。芸能活動なんて数が全てではないが、そこからは今、かなり減っている。

どんな気持ちだったんだろうと思う。

離れていくファン、離れていくスタッフ。身をもって感じる高校生ブランドみたいなもの

実際インタビューやなんかで2人はたびたび『別れ』にも『出会い』にも触れているし、そういったことは、たくさん感じたんだろうなと思う。

別に、好きな対象がバズらない・売れないことに対して、ファン義務があるとも負い目があるとは決して思わない。

しかし、雅功さんはもう一人きりでストリートライブやろうとか思わないで過ごせるのかな、だとか、彪我さんはもっと自信を持って、誰かに褒めてもらわなくても自分を好きでいられるのかな、だとか、最近はよく、そういうことを考えている。

そういえば、今回のアルバムには高校3年生のときスターダスト退職された、2人を組ませたプロデューサーが参加していた。

はいファン、かつインタビューで明かしてくれている箇所を知っているのみだが、それでも彼らが泣きながらそのプロデューサーと離れたことや、「絶対にもう一度一緒に仕事をしたい」と言っていたことも覚えていたため、アルバムブックレットクレジットを見て、かなり泣いた。

2人が、ようやく出せた2人だけのアルバムで、かつての恩人をまた呼び戻す。その姿勢有言実行も、本当に格好いいと思った。

プロデューサーが携わった曲のタイトルは『スパイス』と『normal』だ。

前者の『スパイス』について、私はものすごく、『はじまるきせつ』を感じるなあと思っている。

この歌は上述のプロデューサーが在籍していた頃の歌で、曲調その他諸々、さくらしめじといえばこういう曲、といった感じのものだ。

からスパイス聴くたび実は、「ディレクターってどこまで携わるものなのか知らないけど、この人とっては2人ってずっと妖精だったあの子ものままなんだ」と思って、部外者ながら勝手にじんわりとしている。

スパイス作曲編曲は髙田彪我さんだ。

私は個人的に、彼の作る歌は幼少期の、『さくらしめじ』の影響というか、感性がそのまま残っていると思っているため、今回のスパイスも、ずっとそう思っている。

初めて聴いたときは2人からかつてのプロデューサーへの歌だと感じたけれど、聴けば聴くほど、2人が歌で対話しているような、はたまた、彼が経験してきた全く別の出来事が元であるような、不思議な感じがする。

素敵な歌。大好きだ。

後者の『normal』は、田中雅功さん作詞作曲のものだ。本人が「今までで作るのが一番きつかった」と語るこの歌は、彼曰く「心の柔らかいところ」で、聴いていても、それを痛切に感じる。

先にも少し触れたが、私は去年、雅功さんが「数年前彪我を連れずに一人でストリートライブをやったことがある」と話していたのを聞いて、すごく驚いたし、居ても立っても居られない心地になった。

夜、何かをぐるぐると考えていたら歌いに行かずにいられなくなったのかもしれないし、武者修行的なものだったのかもしれないし、単純にいっとき気分転換だったのかもしれないが、本当に、少し怖かった。

いつか、ファンの前から居なくなってしまう、そういうことも、考えたことがあるんじゃないかと思って。

normalは、そういうちょっとした不安への答えのような歌だった。

しかに悩むこともある、人生なんてくだらないが、それでも、僕はそういう悩みも歌にして、皆さんの前から消えることはないですと、そう言ってくれているような気がした。だから、少し安心した。変な話だが。

これも大好き。2人の歌で嫌いなものなんて一つもないけれど。

彪我さんは今年、50周年までやりたいとよく言っていて、雅功さんもそれに、うれしそうに頷いている。

私はそれがすごくうれしくて、一生一緒にいてクレメンスと思っている。

私の望みは、2人が2人のことを、自分自身のことを、たくさん愛して、たくさん認めて、幸せでいてくれることだ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:44

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2025-11-05

スーパー戦隊終了したらありそうなこと

いい年して精神年齢ガキの特撮オタクが後番組にひたすら誹謗中傷かます

司会とかメインMC芸能人戦隊を追い出したとかありもしない噂・フェイクニュース捏造しゴネる

けものフレンズとかシンカリオンとかそんな感じだった

Permalink |記事への反応(0) | 21:20

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スマホゲーム機も大きくするのやめない?

Switch2がSwitchより大きくなったり、iPhoneも昔と比べてどんどん大きくなったりと、大きいのは良いことみたいに扱われてない?

かにテレビみたいに置いて使うものなら画面は大きい方が良いけど、スマホゲーム機みたいに持ち歩くものは小さくて軽い方が良いと思うんだよ。男は手が大きいから不便を感じないのかもしれないが、女性一般的に手が小さめだから大きいと持ちにくいんだわ。

ガジェットオタクの男が喜ぶ仕様に作られてて、女性の声が無視されてるなって感じる。

何よりムカつくのが、サイズの小さいものを選ぶと性能が劣ること。なんで性能同じにできないの?

理屈としては大きい方が性能を上げやすいというのはわかるんだけど、「手の小さな人(女性子供)は低スペックものを使ってろ!」って暗に言われてるようでイラッとする。

任天堂女性子供のことを考えてくれる会社だと思ってたから、Switch2をSwitchよりも大きめにした時点でそうでもないんだなってちょっとガッカリ

Permalink |記事への反応(2) | 20:45

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anond:20251105175009

名探偵の方がどうしてもコナン・ドイル使いたかったんちゃう

ホームズオタクって設定だし

Permalink |記事への反応(0) | 17:54

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理系女子枠がカスなたった一つの理由

理工系女子が少ない大学、あるいは高専出身者ならわかると思うんだけど、あの空間文化って凄く独特で、普通学部学校だと教室の隅でラップトップをカタカタしていたり、ライトノベルを読んでいたりしたようなカースト下位のオタク君たちがグループクラスの中心にいるんだよね。

まり理系っていうのは「オタク」という被差別属性存在カースト上位の男子女子のいない空間で、モテ度による非人道的差別から逃れて主体性をもって技術学問に没頭できる保護区だったわけ。

女性主体的教育を受けるための教育機関が女子校であれば、オタク主体的教育を受けるための教育機関が理工系だったんだよ。

そしてこれまでの理工系の成果というのは、間違いなくそういった、一般社会ではキモい陰キャ迫害された人たちが中心となって育ててきたものなんですよ。

それが儲かるようになってくるとSTEMだなんだともてはやして、「こんな良いものオタク共が独占するな」と言われてるのが今なんですよ。

からこそ、いま理工系で起きていることは「多様性拡張」ではなく、「文化的な再征服」の捉えるべきだ。

かつて見向きもされなかった“オタクたちの保護区”が、経済的価値を持った瞬間に、社会の主流に収奪されようとしている。

誰もがモテ度やカーストに縛られず、数少ない女子学生も含めてただ好きなことに没頭できるという自由構造こそが、理工系文化を支えてきた。

その自由があったからこそ、教室の隅で世界を観察していた少年少女たちは技術で世の中を支える人材に育ってきた。

STEMを誰が学ぶかよりも先に問うべきは、その自由がまだ残っているかどうかだろう。

没頭を許す環境が失われたとき理工系は単なる“キャリア教育”に堕し、人類創造力はその静かな避難所を失う。

こんなマイノリティ文化を奪う制度が、多様性勝利であって良いはずがない。

Permalink |記事への反応(0) | 17:52

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2025-11-04

友人が漫画家になった

幼馴染の友人の話をさせてほしい。

友人、増子と出会ったのは小学生の時。同じクラス漫画アニメが大好きなオタク同士、すぐに意気投合した。

同じ中学に進み、二人で美術部へ。オタク女子として二人そろって腐女子になり、毎日推しカプトークに勤しんだ。交換ノートイケメンキャラの模写で満ちていて、絵を描く楽しさに目覚めたのもこの頃だったと思う。

自然と二人で漫画家に憧れるようになった。イケメンがたくさん出てる漫画を描きたい、それがアニメ化したら最高だね。漫画家になるには絵がうまくないと。じゃあきっと美大に通った方がいいね。二人で通えたらいいね。そんな話を増子とした。

結果として増子は美大に行かなかった。行けなかった。

親が厳しく就職ができなさそうな大学に行かせる気はないの一点張り。一方自分の親は子供がやりたい事を自由やらせたいがモットーで、特に何の問題もなく許可が出た。

二人で美大に行けなくなったのは残念だったが、少し優越感を覚えた。自分特別人生を選ぶことを許された側なんだと。

高校は増子と違うところへ進学した。

画塾に通い始め本格的に美大受験への準備を進めていく。楽しい事ばかりではなかったけれども、好きな事を武器大学へ行くという希望の前では、その辛さだって耐えられる。受験も忙しくなり漫画アニメもあまり観なくなったし、増子とは話す機会もなくなっていった。次に彼女と会ったのは美大生になってからだった。

増子とは大学に進学して数か月経ったくらいでお茶約束をした。増子は受験が大変だったこと、今は親に勧められて資格勉強を始めたことを話してくれた。堅実な人生設計を語る増子に、自分はやはり一般的社会人人生を選べそうにない、増子が羨ましい、と告げた。羨ましいのは本当だったが、自逆風自慢も入っていたのは真実だ。

帰り際、増子から大学生になり自由時間も増えたので同人活動を始めた、とTwitterPixivの交換を求められた。

家に帰り、ROM専として使用していたPixivから増子へマイピク申請をしたら愕然とした。ヘロヘロの線で描かれた下手くそイケメンキャラ達。中学美術部の画力なんて大したことないのは知っていたが、少なくともあのころは私と同じくらい描けていたはずだ。美大受験を経たことで私の方が圧倒的にうまくなっていた。

増子がオリジナル漫画も描いて出版社投稿したが箸にも棒にも引っかからなかったと言っていたのを思い出したが、こんな絵では当たり前だ。友達から伝えなかったがはっきり言ってへたくそだった。

Twitterを開くと増子には崇めている同人作家がいるようでしきりにその人のイラストを神絵と褒めていた。自分からするとぱっと見の線だけ綺麗だがデッサンが崩れており何がいいのかわからない。

もう美術部だったころの私達には戻れない、と寂しい気持ちになったものの、同時に意地悪な気持ちも目覚めてしまった。すぐに中学時代に増子とはまっていたアニメキャライラストを描いてPixiv投稿。増子が描いた流行りのBLカプを題材にした漫画より、自分の懐かしアニメの一枚絵の方が閲覧数もいいね数も圧倒的に上なのを見て満足した。

当の増子は私のイラストも神絵と褒めてくれたが、デッサンの狂った同人作家を褒めた同じ口で褒められたのは正直イラっとした。

高校の時に忙しくなって卒業した漫画アニメはそのまま再熱することもなかった。私の周りの人たちだけかもしれないが、結局漫画アニメは「サブ」カルチャー漫画なんてわざわざ美大を出る必要のない画力で成り立つし、それを享受する読者は美術がわからない一般人編集部にこき使われるブラック職業、という風潮。

それに進学してわかったことだがそれなりの美大を出ていればそこそこ安定した職だって得られる。なのに漫画なんて水商売を選ぶ人間馬鹿のやる事だ。増子がゴミみたいな同人作家を褒めるのを目にしていた私もその気持ち理解できたし、就職漫画アニメ関係ないデザイン会社へと決めた。

親は大喜びだった。子供には好きなことをやらせたいと美大進学を許してくれたが、内心不安だったらしい。会う人全員に娘は美大卒でデザイン会社で働いている、と自慢をしていた。

美大受験の時と同じく、デザイナーだって楽しいことばかりではない。それでも自分の腕一本で生活費を稼げているというのは自分に自信を与えるのには十分だった。

ふと、増子が気になり彼女Twitterを覗いてみた。名の知れた企業に入ったと風の噂に聞いていたが毎日ノルマに追われ、パワハラ上司からの𠮟責も多く、大変そうな様子が見て取れた。その時、自分だけ美大進学を許された時と同じ優越感を覚えてしまった。

自分はこれからも好きなことで食べていく、増子は好きでもないことに一生疲弊して生活費を稼がないといけないんだ。

それから数年後、中学時代同窓会が開催された。増子とは大学生以来会っていないが、その他の友達も長い間連絡を取っていない。何をしているんだろうとワクワクしながら出席をした。

当時の友達は皆自分とは全く違う道を選んでいた。銀行員NPO職員営業職…。なんだか難しそうな世界だ。そういえば増子は今何をやっているんだろう、まだノルマに追われているのかな、と思っていると急に「漫画家になった」と言った。同人活動を続けていく中でスカウトされ、連載が軌道に乗ったところで会社は辞めたらしい。親は泣いていたけれどもアニメ化も決まったんだ、と増子は笑顔で述べた。

周りがざわつき始め「おめでとう!」と増子が祝われる。それはそうだ、業界が違う人間仕事内容なんて説明されても正直よくわからない。私だって銀行員仕事内容はわからなかった。でも素人にも漫画家は何をやっているか想像つくしアニメ化で拍がつくのも理解できるらしい。

ちゃんと増子ちゃんクリエイティブ業なんだねと同級生の一人から言われ、あいまいにほほ笑んでおいた。増子と同じにしてほしくないと本気で思ったが、友達の前で言うことではないのはわかっていた。それでも少しの意地悪心が抑えきれず「最近AI漫画描かれてて大変らしいね」と言ってしまった。

笑顔で皆と別れた後、本屋へ寄って増子の言っていたタイトル漫画を探す。アニメ化の棚のところにちょこんと置かれているのがみつかった。ゲボが出そうになった。

ふ ざ け る な !

増子の絵は相変わらずへたくそだった。以前よりは上達しているがデッサンも何もなっていない。これで漫画家として食べているなんて甘えている。同級生の皆もそうだ、この程度の絵を描く人間と私を一緒にしないでほしい。何がおめでとうだ。私は死ぬ思いをして絵を描いてきた。画塾が辛くても泣きながら通ったし、講評に怯えながら作品制作をした。就職だって一般大学生より大変だった。

ぬくぬくと安定した正社員の職を得ながら趣味で描いたようなクソ漫画クリエイターを名乗るな!

怒りが収まら単行本は買わないまま帰宅したが数日経つと少し落ち着いてきた。

増子の漫画電子コミックサイト無料立ち読みができることに気づき、気まぐれで読んでみることにした。もしかしたら話は面白いのかもしれない。

これも結論から言うと面白さが理解できなかった。それどころかへたな絵と意味不明ストーリー漫画家を名乗る彼女さらに苛立ちを感じ、口コミで最低評価を押しておいた。

でもあれから少し経った今となって思う。

増子の絵はへたくそだ。でも漫画家になってアニメ化をするという幼い頃の夢を叶えた。

私は漫画家になる夢の過程として美大へ進学して、その後他の目標をみつけ方向転換をした。自分選択に悔いはないが、子供の頃の夢を叶えられなかった側の人間だ。

思い返すと美大は変な人間がたくさんいた。その中には別の道を進んでいたはずなのに、神の手に導かれるように違う道に進まされ「何か」になってしま人間がいる。

美大に入ってすぐ自分はそちらの側の人間でないことを思い知らされた。私は美術を嗜んでいるだけの普通の人だ。

そして、漫画というフィールドで増子は「なってしまう」側の人間だった。

親に反対され一般大学に入り、安定した職業を選んだ。忙しい間に同人活動を続けて漫画デビューを果たした。スカウトで目に留まることも、そこから連載を勝ち取ることも、人気が出てアニメ化まで進むことも運の要素が絡んでくる。でも彼女はその運をつかめ人間で、漫画家になってしまった。

と、ここで夢に破れた自分を憂うのであれば綺麗な物語だが、結局これは現実だ。

漫画世界だったら私は美大進学をしたものの、ものづくりは好きでないと気づき美術の道を諦める。増子のアニメは大ヒットし国民漫画家として悠々自適生活をする。

でも現実の私はやっぱりものづくりは好きだし、自分選択が間違っていたとは思わない。今さらお堅いサラリーマン生活なんてできるとは思わないし、今大学生に戻ったとしても、漫画家は目指さない。

増子のアニメはたいして話題にならないまま終わった。今も細々と漫画家を続けてているらしいが、大ヒット漫画家にはなれないまま毎日生活費を稼ぐのみらしい。

結局私は何かになれなかった人間だ。もし自分が増子の立場だったらものづくりを仕事にはできなかったと思う。

増子はなってしまう側の人間だ。でもこれからもへたくそ漫画を描き続けるだろうし、中学時代に語ったような大手雑誌に載っているイケメン漫画は一生連載できないまま終わるだろう。

夢を叶えた友人が、羨ましいもののああはなりたくはないなと思った。

Permalink |記事への反応(0) | 23:52

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anond:20251104211305

何言ってんだ

iPhone世界を変えたのだ

iPhone以前にスマホが無かった訳では無いが

デジタルガジェットオタクおもちゃの域を出なかった

iPhoneをしてはじめてスマホ実用に耐えうるクオリティになった

iPhoneが出現したからこそ

人々は歩きながらSNSをチェックし、事あるたびに写真を撮るようになった

SNSiPhone以前からあったが、人々の生活に浸透させたのはiPhoneだ)

Androidの登場もiPhoneなくしてはありえなかった

iPhoneという雛形ができたからこそAndroidというクローンができた

その意味で、今の世界を形作ったのは、iPhoneなのである

Permalink |記事への反応(0) | 21:18

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ハロパである曲で手拍子した人へのお気持ち文へのお気持ち

サンホラハロパ火刑になった魔女手拍子が消えてほら見ろ!って言ってる方々へ。

間違ってんよ~ってやるのめちゃくちゃ空気悪いって思ったから、手拍子やっちゃった側としてお気持ち置いておきます

「んなの分かるわけないだろ。新参いびって楽しい?」が絵馬が初現場一新参者のお気持ちです。

あくま新参者の一例なので、総意ではないことを記しておきます)(私がいびられている、と被害妄想こじらせているだけかもしれないというのも前提にしていただけると助かります

マナーが悪いというほどの行為ではないと思う中、ああもマナー違反ですみたく言われるのは違うくない?と思ったのでここに残しておきます

「いや、やったらアカンなんて知らんかったし」が私のお気持ちです。私みたいにNein全公演終わって箪笥のお渡し会後の友人から聞いた話で本格的にハマるみたいななのならともかく、あの日は全くサンホラ知らん人もいたんです。

観客席にライトが向く=歌っていい声出していい等の合図となる、が分かったとしても(この時点で少し難易度高い)、<特定の曲でライトが無いなら合いの手するな>までは分かりません。難易度高すぎませんか。

絵馬からこっちは全て円盤化されていないため、古の映像を知らん人は「現地で合いの手あるってことはやっていいのかな」となることが多いと思います。ましてやああい合いの手を入れやすリズムなら、余計に新規の人でも一発目から入れてしまうわけです(私も家ではあそこ指で叩いちゃいます)。

私はP席だったけど横の人(物を落した時にはとても優しくしていただきました。ありがとうございます。お姉さん二人組に幸あれ)は最初からやっていました。私も聞えたかしました。していいんやこれ、って思いながら。現地というものは、周りの人に倣え精神は大切であるとやさしきVの友だちに教わりましたから。

単独参戦の似た新参ローランだったら余計にするんじゃないかな、と思います

軽く検索して「公式からしちゃ駄目言われた」なんて話が出てきたなんてそんなにないと思う(私はハロパ終演まで見たこと聞いたこと無かったです)ので、してしまうのも仕方ないと考えています

から、ああなったのは仕方ないので全員を責めるような物言いはやめーや、と思いました。

Revoは気に入らなかったら切ったり消したり擬態させる人だから、今回私たちの誤まりを消してくれました。

ごめんなさいRevo。余計な仕事を増やしてしまって。音ひとつ消すのは結構大変なことであると(私の知っている範囲では)知っているので、反省しております

間違ってんよ~!って言っている方々は何がお望みだと勝手ながら推察した結果、もう次から演者手拍子しない限りしないでおきます、がいいのかなと思いました。

絵馬の時の選択の時の八拍も物議でていたし、そうするのが一番なんでしょう、とも。

というのが私のお気持ちです。

此処から私怨のようなものです。

そうか、私のやったことって駄目だったんだと思った時に、まあ前の現地知らないからしたんだろうけど~みたいな、古参マウントみたいなのを感じてしまって。

ああ~そりゃ新しい人で仲いいフォロワーとかがいないライト層だったら離れてくわ~ってなるわと思いました。

思ってもマウントじゃない出力で出してくれ~!

こんな空気出すTLのジャンル、そりゃ初見いたくないですよ。

私はもう抜け出せないところにいるし周りが優しいからいる!!!!!と半ば意地でジャンルにしがみついているかもしれません。

箪笥からこっち五年間のサンホラ虚無期間にハマってよかった……と思うくらいには周りが優しくある程度の作法を教えてくれたのも大きいです。入国印とか何それ知らんてなりながら進撃の軌跡京都公演行きました。なるほど席のライトレンタルなんだ……え、レンタル?どのタイミングで貰って返すの!?とか聞きながら絵馬コンに行ったりもしました。楽しかったです。

別界隈とか知り合いでサンホラに興味持ってくれた人に説明した時、フォントとかガッチリ作り込まれ世界観サイトハードルの高さがあるのは勿論、「ファン古参が独特マナーに怖そうな感じは知ってる」って言われたのこういうところかな、と推察します。

まあ私も熱入れているし怖かったかも。反省してます。私のせいも絶対あります

でも、古参新参お前ら間違ってんよ系マウントをうすぼんやり別界隈オタクから認知されてることは、人にサンホラを勧めるたびに言われるのでまあ、うん…!と思うところに胸を痛めています

少しでも息のしやすジャンルになってほしいな、と思いつつ本日も私はハロパ円盤くるくるします。

以上です。

何言いたいのかも正直分からない、読みにくかったとは思います。ただモヤモヤしたことだけは確かにあったので、こうやって残しておくことにします。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

Permalink |記事への反応(1) | 17:48

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anond:20251104152555

数字が好きなのって、何とか事務所の誰々と誰々のどっちが上か、みたいな最強論争がしたいんじゃないの

オタクってそういうの好きじゃん

Permalink |記事への反応(1) | 15:28

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作品の中身に口出ししない

絶賛されてるこれ。

経産省、アニメ・エンタメ支援で「作品に口出ししない」など5原則を提案 国民の声や反省活かし新方針 | オタク総研

私は、これを法律化して一般国民にも広げるべきだと思う。

「誰であろうと、作品の中身に口出ししてはならない」

アニメとかのフィクションは、嫌なら見るなができるのだから

Permalink |記事への反応(2) | 14:58

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X、反応するツイートに注意してあんまりおすすめ欄が荒れないようにしてるんだけど、最近油断しててめちゃくちゃ女叩きと男叩きとオタクの学級会ばかり流れてくるようになってしまった

おすすめ欄が最初に開くから、真っ先にげんなりするようなタイムラインが出てくるのが嫌だ

フォロー欄だけでいいのに…

Permalink |記事への反応(2) | 11:47

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anond:20251104113149

強い奴には手を出さないけど、弱い奴なら手を出すんじゃないか

レスリングやってるやつじゃなくて、オタクなら速攻かいそうなもんだけど。

単にあなたが強そうってだけかと。

Permalink |記事への反応(0) | 11:40

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ドラクエリメイク難易度について考える

FF12ネトゲみたいな戦闘システムオタク友達には好評だったけど一般友達は従来のコマンドバトルじゃないからすぐ止めたって言ってたな。

Permalink |記事への反応(0) | 11:34

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anond:20251104084410

でもオタク関係広告かにケチつける時には空気を読めって言うんでしょ

Permalink |記事への反応(0) | 09:05

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アニメ批判フェミ

保守的な女はエッチアニメ理解がある

ってオタクの考えが理解できない

いい年してアニメみてるような幼児性を嫌ってるのはどちらかというと保守的な女じゃない?

Permalink |記事への反応(0) | 03:30

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2025-11-03

お笑い芸人オタク

男女問わずどこまで行っても陰キャすぎる。書く文章がまず陰キャすぎて、特に文句を言うツイートなんかは見てられない。言葉が汚く文章なのに早口で、対人ではなく壁に向かって話しているようだ。吉本若手芸人を追っかけているオタクにはジャニオタのように着飾っている者も多いのだが、他事務所しかいない小箱ライブなんか未だに2010年代アニメイトかと思うような女オタクがいる。というかお笑いオタク自体がひと昔前の二次元オタクに近い。Twitter実名も出さずつらつらと文句を書く暇があったらアンケートでもDMでも書いたらどうなんだ。たまにTLに流れてくるとゲンナリする。

Permalink |記事への反応(1) | 22:49

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久しぶりに音楽を聴いて泣いた羊文学Feel

もう何かを否定するインターネットをやめて好きなものを紹介しようでお馴染みの私です。

最近バンド特撮JUDY AND MARYを紹介したが、またたまたま聴いた曲を紹介する。

久しぶりに聴いて泣いてしまった。別に病んでるとかとでもなく普通に音楽オタクだし普段激しめのとかも聴いてるし泣けるのが素晴らしいとかそういうわけでもないが

文学Feelという曲に感動してしまった。

ただ泣ける詩とかではなくサウンドボーカルもかっこいいのにあまりにも世界を全肯定するような歌で泣けた。

おそらく今の世の中へのカウンター的な作用で感動したんだと思う。呪術廻戦のEDかっこいいがあれは典型的な今の暗い世の中を歌っているので普通だ。

最近アニメなんて見なくなったし萌えアニメなんて完全に興味失ってるが、どうやらアニメ主題歌らしいのでアニメにも興味がわいてきた。

サイレントウィッチも見るべきなのだろうか。

とりあえずみんな羊文学Feel聴いてほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 19:35

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anond:20251103102958

アバター課金だけでやっていけるのは、見栄を気にするイキリマイルドヤンキーキッズがメインターゲットである対戦シューターMOBA系くらいだけだろう

あれらは競技性という縛りがあるからキャラや性能的な優位性を売ることができず、競技性を収益に転換するためにロールモデルとしてプロプレイヤー系列企業ぐるみ祭り上げ、ショービズ込みで成り立っている

アイドルの稼ぎはライブの物販にかかっているのと同じだが、そういうゲームジャンル治安が悪くなる

落ち着いたオタクの多いサブカルチャー系のRPGではリアルタイム物語体験を売っていくためにやはり基本無料だとキャラクターや育成リソースを売っていかないといけない

最近RPG系でもアバター課金だけでやると息巻くタイトルもいくつか見かけるが、このジャンルにおいて持続性のあるアバター課金主軸モデルが成立した前例はないんで疑問が残る

俺はこの手合いがRPG運営ゲーム必須の充実したアップデート提供できると思わないので、ある種の売り逃げ焼畑商法一種だと思っている

一応MMORPG時代にはアバターに性能をつけランダムボックスから排出されるレアアバター公式RMTのように取引させることで盛り上げるゲームはあったが、キャラガチャモデルより倫理的問題が多く社会問題にもなった

Permalink |記事への反応(0) | 10:56

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anond:20251103103832

この文体から推測すると、

書き手はおそらく30代後半〜40代前半の男性である可能性が高いです。

理由を分解すると:

「おいおい、俺は常識を述べただけだぞ?」

 → 「俺」口調でやや上から目線ツッコミ系。ネット黎明期2ちゃんねる文化圏男性語っぽい。

まさか温度以外の感覚がお前の中で『さぶい』という言葉を生み出したのか?」

 → 「さぶい」=「寒い(=ダサい)」をめぐる言葉遊び。語感へのこだわりと理屈っぽさがあり、ネットでの論争的文体

セックスセンス?」

 →下ネタを軽いジョークとして挟むあたり、若者よりも90〜00年代掲示板ノリに近い。

きんもーっ☆

 →2000年代中頃(「電車男ブーム期)のネットスラング。現在20代の人にはリアルタイム体験がほぼなく、当時10代後半〜20代前半だった層が現在30代後半〜40代前半。

総合すると:

文体男性的(「俺」「お前」)

ネタ2000年代ネット文化由来

ノリ:ややオタク皮肉ツッコミ気質

したがって推定

👉男性・37〜43歳くらい(2025年時点)

Permalink |記事への反応(2) | 10:40

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オタク友情性愛に変換する遊びが好きだな

Permalink |記事への反応(0) | 10:05

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◯◯が楽しかった頃に戻りたい

https://anond.hatelabo.jp/20251101205535

 

ショッピングが楽しかった頃に戻りたい

お菓子とか、服とか、雑貨とか、家電とか、オタクショップとか

クワクしてた頃に戻りたい

 

カラオケが楽しかった頃に戻りたい

高い声出してみたり、ミックスボイス練習したり、お気に入りの曲がいっぱいになってアカウント2つ目作ったり、パセラを神と崇めた頃に戻りたい

 

あとは?

Permalink |記事への反応(1) | 10:02

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anond:20251102170605

正直、よくわからんスポーツ大会かに使いがちが日本企業より科学投資のほうがずっとブランド力が上がる(オタクの中で)

Permalink |記事への反応(0) | 05:48

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