
はてなキーワード:エミネムとは
我が身の如き、未だ年若き学び舎の徒にして、闇の書を好み見る者、他におられましょうや?……いや、否、やはり我一人か。呵々。
本日、同胞の語らいを耳に致しました。 「新しき歌、いと勇まし」
「新たなる衣、手に入れたし」
……ふむ、それがこの地における常道なのでしょうな。
されど我は、魔法の写し絵にて、荒廃せし地に横たわる屍を見る……そして静かに呟くのです。 「これぞ真なる世界……」と。狂気と申されようとも、それこそ誉れ高き称号にて。
我が魂に響く歌——エミネム。
敬いし人物——アドルフ・ヒトラー(されどその所業のうち、殺戮は断じて否と申す)。
ちょっと前に棘で「サブスクのヒットチャートに洋楽が全然なくて悲しい」みたいな話があったんやが、
洋楽好きからしても確かに最近海外で流行っている洋楽は(全部が全部じゃないが)難しいと思う。
元々洋楽ってのはハイコンテクストだけど今トレンドを走っている一部のアーティストはさらに分かりにくさが加わった感じ。
最近の邦楽が実は複雑な曲調や歌唱をキャッチーなパッケージにまとめているのとは対照的。
かつてのヒップホップがまずズン、ズンとしたイントロに始まり、一呼吸置いてからラップが始まるビート主導型なのに対し、
今のヒップホップはLil DurkのAllMy Lifeのようにいきなりわーっとラップで曲を引っ張り後からビートがついてくるパターンが主流。
これは英語が分かる人間には凄いのが伝わるんだが、そうでない人間には端的に言ってノリにくい。
https://youtu.be/Z4N8lzKNfy4?si=gzf78XxTNB8Zk294
そもそも日本で洋楽ヒップホップが本当の意味で浸透していたのはエミネムのLose Yourselfが流行って彼のファミリーが取り上げられていた数年程度であり、あまり日本のマーケットと相性が良いとは言い難い。
彼の曲もまた歌詞は超ハイコンテクストだが、それをキャッチーなパッケージにまとめる稀代のセンスがあった。
ギターヒーローっぽいのもいないしね。ポップだと相変わらずテイラー・スウィフトとかマルーン5は頑張ってるけど。