はてなキーワード:ウクライナ戦とは
ソ連の崩壊、そしてコロナ禍やウクライナ戦争が露呈させたグローバル経済の脆弱性。私たちのかつて信じた「理想」は疲弊し、その有効性は厳しく問い直されています。既存の政治が、この激変する時代に人々が抱く根源的な「不安」と真摯に向き合わないとき、その空白を埋める勢力が台頭するのは、ある意味で必然なのかもしれません。
かつて、政治は明確な「理想」を掲げ、それによって人々の未来への「期待」を喚起しました。しかし、その「理想」は時に教条化し、現実と乖離することで、全体主義という悲劇的結末を招いた歴史があります。この教訓は、現代の政治から「壮大な理想」を描く力を奪いました。
その結果、既存の政治勢力、例えば自民・公明などの保守派も、立憲・社民・共産などの左派も、人々が日々直面する多様な「不安」に対し、有効な対策や具体的なビジョンを示せないでいます。
こうした多岐にわたる不安に対し、既存の政治勢力は、紋切り型の「平等」や「対話」を繰り返すか、あるいは問題を直視せず抽象的な責任転嫁に終始しているように見えます。
そして、この「不安」は、時にリベラルの理想をも空虚なものに変えかねません。 例えば、既存リベラルの思想を共有するはずのフェミニストの一部が、女性の安全や尊厳という「不安」の解消を求めるあまり、表現の自由というリベラルの根幹にある理想を捨て、ポルノ排斥へと動く事例が見られます。これはいかに「現実の不安」が切迫すると、本来掲げるべき「理想」が容易に揺らぎ、具体的な排斥行動へと繋がりうるかを示しています。彼らは、変化に伴う人々の不安を「差別」や「時代錯誤」と断じ、議論のテーブルに乗せることさえ拒むかのような不寛容さを見せることも少なくありません。ここに、「不安」に寄り添い、共に解決しようとする姿勢の欠如があるのです。
このような政治の空白と、置き去りにされた人々の「不安」が、参政党のような勢力が伸張する最大の理由だと考えられます。彼らは、既存政治が避けがちな「不安」の核心に、ある種の「解答」を提示します。
参政党の主張は、しばしばデマや陰謀論と結びつけられ、その排他性や反知性主義的な側面は厳しく批判されるべきです。彼らの提示する「日本人ファースト」は、「内」と「外」を明確に区別し、異なるものを排除しようとする危険な側面を持っています。しかし、そのメッセージが、グローバル経済の荒波の中で「自分たちはないがしろにされている」と感じる人々の切実な不安に対し、シンプルで分かりやすい「敵」と「解決策」を提示していることもまた事実です。
彼らは、「グローバル化は悪」「既存の政治家は売国奴」といった単純な物語を語り、特定の敵を設定することで、漠然とした不安に「原因」と「矛先」を与えます。そして、「日本人ファースト」という強い共同体意識を呼び起こすスローガンが、居場所を失った人々に「帰属意識」と「連帯感」を与え、不安を解消する「希望」のように映るのかもしれません。
世界的にナショナリズム的動きが加速している現状は、日本だけの現象ではありません。既存の政治が「不安」に真摯に向き合わず、人々が求める「安心」を提供できない限り、参政党のような勢力は、その空白を埋め続けるでしょう。
今、求められているのは、夢想的な「理想主義」から脱却し、現実の厳しさ、そして人々の多様な「不安」を直視する「現実主義」です。そして、その上で、排他性を克服する新しい「友愛」の形を再構築することです。
「友愛」は、特定の共同体への排他的な忠誠を求めるものではなく、「自分を中心にゆるく繋がっていく世界」を意味します。それは、異なる背景を持つ人々が、互いの「不安」を理解し、対話と協力の中で、しなやかに共存していく道筋です。
参政党の伸張は、既存政治への強烈な警鐘です。それは、私たち一人ひとりが、表面的な批判に留まらず、社会の「不安」の根源に真摯に向き合い、現実的で、かつ人々が希望を見出せるような「解答」を、共に模索していくことを求めているのではないでしょうか。
世の中には情報が溢れています。しかし、その多くは加工された「印象」にすぎません。
私はそれらをうのみにしません。常に疑い、分析し、構造を見ます。誰が報じ、誰が得をし、誰が沈むのか。私が信じるのは、筋の通った論理だけです。
テレビをつけると、「ロシアの蛮行」「中国の脅威」「台湾有事が迫る」などといった言葉が繰り返されています。しかし、そうした“敵”は、なぜか常にアメリカにとって都合の悪い国ばかりです。偶然とは思えません。
私は20年以上、自衛官として国防に関わってきました。その経験から断言できるのは、戦争とは突発的な衝突ではなく、情報や経済、政治が複雑に絡み合った「構造の結果」だということです。
たとえばウクライナ戦争も、マイダン革命やNATOの拡大、ドンバスでの内戦といった背景を持っています。しかし、そうした事情には触れず、一方的にロシアを「悪」とする報道が大半です。これはまさに情報戦です。かつて「南京大虐殺」が国際世論で政治利用された構造と重なります。
北朝鮮のミサイルも同じです。彼らの核とICBMは、アメリカへの抑止力です。日本を狙う合理的理由は存在しません。それでもJアラートで国民の不安をあおり、迎撃兵器の必要性が語られます。その武器を売るのはアメリカです。
この連載では、そうした「仕組まれた構造」を、戦略的な視点で読み解いていきます。目に見える軍事力ではなく、見えない情報と感情の操作にこそ、本当の戦場があるのです。
【最後に】
このテーマについて、自身の経験と考察を元に掘り下げた記事をNOTEで公開しています。関心のある方は、ぜひご一読ください。
正確には保有しているがウクライナに譲渡することが不可能なほどの在庫量しか存在しない。
だからといってロシアからのミサイル・ドローンを防衛しないわけにはいかない。
といっても防衛する装備が枯渇しているのだから防衛のしようがない。
現在、トランプの考えではロシアにウクライナ戦争を完勝させる気は全く無い。
どころか、比較的ロシアに有利な条件で停戦をさせようとしていたのにも関わらずプーチンが全くその好意を無視していることに腹を立てている。
その結果として急浮上しているのがNATOのウクライナ戦争への介入だ。
室内でコメ育てる!というスタートアップのリリースへの反応、好評一色だったら怖いなーと思ったらそれほどじゃなく冷静なトーンの意見もちらほらちゃんとあって、少しほっとした。
奇跡のマイタケが一年中出荷できますとか、温泉でメロン育ててますとか、空からイチゴが降りてくる空中農園ですとか、屋内でレタスを機械が収穫しますとか、ビニールハウスが竜巻で飛ばされて大変ですとか、時おり話題になるそれら露地栽培(土に植えるごく普通の農業)ではない農業全般は、(農業)ギョーカイではざっくりと施設園芸と言われているのだが、このところ、この業界はなかなかしんどいことになっている。
その理由は三つ。
二つ目はエネルギー価格が下がらない、高騰期は超えたとはいえ肥料の価格が下がらない、そして物流コストが上がったこと。
三つ目は人手不足。
この三つの問題は、施設園芸だけの話ではなくほとんどすべての産業に起きていることだけど、このコメ騒動でお分かりの通り、農産品は消費者の圧力が強すぎて販売価格が低く抑えられがちな商品なので、ほんの少しのコストアップにもすぐに農業経営には悪影響が出る。
エネルギー費で言えば暖房費に加えて夏の熱対策も必要になってきて更に追加の投資が必要になったり。巨大な扇風機みたいなものを導入しようかと悩む農家さんもいたりする。冬はしっかり寒くなり暖房施設は不可欠なので本当に困った話だ。
肥料で言えばウクライナ戦争と円高で急騰した肥料代は去年に一応落ち着いたが昨今の物価あるあるでそのまま高止まりしている。実は尿素や窒素は全世界で奪い合いだし日本はかなりを輸入に頼っている。例のリリースでは書いていないが、米を通常よりも短い期間で収穫できるからには肥料もそれなりに必要になるんじゃないかという気がするが…丈の短い稲だから肥料量減らせるのか、どうだろうね分からない。
更に物流コスト。これは過去の慣習から多くが荷主(出荷側)が負担するケースが多くやはりJAや農家側には負担増。
人手不足もまぁ日本中がそうなので聞き飽きた話だが、実は施設園芸はけっこう機械化が進んでいる農業分野だ。それでも人手が足りないのは収穫だけは人出が必要になるからだ。
ここの自動化が進まないのは、我々消費者が「きれいな品物を」 「少量多品種のものを」より高く買いがちな癖を持っているから。出荷を自動化する機械はもちろん売ってるが、導入コストに価格が見合わない。消費者のそういう「より良いものをより安く買いたい癖」が自分で自分の首を絞めている一例ではある。
まぁ、コメの場合は野菜や果物よりは断然出荷コストがかからないとは思うが…でも乾燥とかどうするんだろうな。室内で乾燥もさせるのならなおさら生産コストに響くよね…どうなんだろうこれもリリースには出てこないから不明。
そして農業用ハウスの建築費。これはもう笑う感じになっている。増設や新規参入の足がとにかく重くなっている。建築費は国内でも海外でも今より安くなるということはあり得ないという複数証言を聞いているので、まぁなかなか未来は厳しい。
ちなみに増田が農スタートアップで気になってる会社は無い。ほとんどが「おもしろアイデア」レベルで商業ベースで考えにくいものばかりなんだよね。個別に開発して気に入った農家が取り入れることも有るかもしれないが、「今より農の現状を良くするテクノロジーと発明だ」とは思いにくものばかり。
NHKは放送法に基づいて設立された特殊法人。つまり、国によって設立された法人であり、民間企業とは異なります。
しかし、公共放送としての役割を担っており、政府の業務を代行するわけではありません。しかしながら、政権与党には一定の忖度が存在します。
ウクライナ戦争ではロシアが一方的に悪いという内容の放送ですし、ウクライナから日本に逃げてきた人を可哀想だと番組で何度も取り上げたり
やってることがおかしな部分も散見されます。ジャニーズ忖度、日本相撲協会忖度、朝日新聞の高校野球忖度とそういったものがあり過ぎます。
日本国として海外に誇れる報道機関(しいて言うならBBCのような報道とドキュメンタリ)となって欲しい。
https://anond.hatelabo.jp/20250617074316 の続き
2020年代に入ると、はてなブックマークの人気コメント欄にも徐々に変化の兆しが現れてきました。リベラル派の根強い存在感は続いているものの、従来は埋もれがちだった保守・右翼寄りの意見や新世代の視点が目立つ場面も散見されるようになったのです。「リベラル一色」だった状況にやや揺らぎが生じ、思想的な多様化が進んできたとも言えます。象徴的なのは、国際情勢や安全保障をめぐる議論における変化です。2022年にはロシアによるウクライナ侵攻という大事件が起き、日本国内でも安全保障論議が活発化しました。はてなブックマーク上でも当初はロシアを非難しウクライナを支持するコメントが大勢を占めましたが(これは保守・リベラルを問わず日本社会全体のコンセンサスでもありました)、次第にリベラル派内部の路線対立が表面化します。例えば「即時停戦・和平交渉を」というリベラル系知識人の声明に対し、ある人気コメントが「日本の自称リベラル勢は(中国の提案するような)領土放棄型停戦に呼応している感じですね。次は台湾有事だから良い予行演習かも」と皮肉りました。これに対し別のユーザーが「“日本の自称リベラル”って誰のこと?そんなの維新とれいわ(※保守系と左派系の新興政党)くらいでしょ」と反論するなど、リベラル陣営内での意見の食い違いが可視化されたのです。従来、平和主義的な姿勢が強かったはてな左派ですが、ウクライナ戦争を機に「現実的な安全保障」を訴える声にも一定の支持が集まるようになりました。これは従来なら埋もれていた保守・タカ派寄りの意見(=ウクライナを支援しつつ自衛力強化を主張する立場)が、2020年代には一部ユーザーの共感を得て表面化してきたことを示しています。 一方、国内政治や社会問題については依然としてリベラル優位の構図が続いています。2020年前後からはジェンダー平等や多様性をめぐる論争(いわゆる「ジェンダー論争」)が社会の大きなテーマとなりました。はてなでもフェミニズムやLGBTQに関する話題が頻出し、その度に進歩的価値観を擁護するコメントが多数のスターを集めています。例えば2021年、東京五輪組織委員会の森喜朗会長(当時)が「女性が多い会議は時間がかかる」など女性蔑視発言をして辞任に追い込まれましたが、関連ニュースのはてなブックマークでは「時代錯誤にも程がある」「森氏の発言は五輪憲章に反する差別だ」等のコメントが軒並み支持されました(国内外の批判報道を受けて森氏は辞任しました)。また2023年にはLGBT理解増進法を巡り与党内で紛糾がありましたが、この話題でも「性的少数者の権利擁護は当然」「差別発言をする政治家は許せない」といったリベラルな主張が人気コメントの大半を占めました。ジェンダー関連では相変わらず**「はてなフェミ」とも呼ばれる勢力が健在で、例えば選択的夫婦別姓の話題では「誰も困らない制度なのだから実現すべき」という趣旨のコメントが毎回スターを集めるのがお決まりになっています。実際、2025年1月に匿名ダイアリーへ投稿された「夫婦別姓の話題になると毎回『選択制なんだから選ぶも自由、選択肢が増えるだけ』ってブコメがスター集めてるけど本当か?」という問いかけにも、多くのブックマーカーが反応しました。注目コメントでは「9割方同意。人民の権利拡大として選択的別姓は望ましい制度」と、問いかけ主を支持しつつ制度導入を肯定する意見が示されています。
このようにジェンダー平等を推進するリベラルな姿勢**は2020年代でもはてな人気コメントの主流であり続けています。もっとも、2020年代には上記のようなリベラル優位の中にも一部保守・右派的コメントが目立つケースが出てきました。特に外交・安全保障に絡むテーマや、一部のフェミニズム過熱への反発など、従来はてなでは埋もれがちだった声が表に出る場面が増えています。例を挙げると、2023年末に起きたM-1グランプリの漫才ネタ「中国揶揄」騒動があります。女性自身の記事によれば、とある漫才師がネタ中で中国政府や中国人を揶揄する表現を用いたため物議を醸しました。このニュースに対するはてなブックマークの人気コメント欄では、「最低…中国人の部下がいるけど皆誠実で頑張っている。こんなネタが耳に入ったら遣る瀬無い。私は個人としてこのネタの表現の自由を全力で否定する」という極めて厳しい批判コメントがトップに立ちました。他にも「中国人の友達がいるが皆真面目で優秀だ。だからこういう揶揄ネタは本当に嫌いだ」といった声も上位に並び、差別的表現への即座の拒絶反応を示しました。これらはいずれもリベラルな価値観(反人種差別)に基づくコメントですが、その表現はかなり過激で、漫才という芸術表現に対して「自由を否定する」とまで言い切る姿勢には賛否も分かれました。実際、この件を巡ってはてなユーザーのあり方自体を批判するブログ記事も登場し、「漫才の意図を理解せず反応するはてな民は抽象的思考が苦手だ」と揶揄されています。
このように、依然リベラル派の声は強いものの、その語気の強さや過激さに対して異議を唱える向きも出てきており、コミュニティ内の世代間・思想間ギャップが表面化していると言えるでしょう。さらに2020年代には、経済・雇用問題に関する議論でも興味深い現象が見られます。従来、雇用の流動化や規制緩和にはリベラル派でも賛否が割れるテーマでしたが、はてなでは基本的に労働者寄りの視点が支持を得てきました。例えば2025年に入って注目を集めた派遣労働と雇用慣習を巡る議論では、マレーシア在住の日本人社長が「日本をダメにしたのは派遣労働だと叫ぶ人がいるが、それは短絡的。本当の問題は日本の腐った雇用習慣だ」と指摘したことに対し、はてなブックマークでも活発なコメント議論が展開されました(togetter経由の話題)。このエントリーの人気コメント筆頭には、「違いますよ。従業員に金を支払わない経営者の問題ですよ。雇用期間が限定される派遣は常時勤務の倍以上の給与を義務付けるのがスタート…(中略)今やってる経営者を実刑にして…」といった声が挙がりました。つまり、「派遣が問題なのではなく、正社員・派遣に関わらず労働者に正当な報酬を払わない企業側にこそ問題がある」という労働者擁護の左派的論点が強調され、これに多くのスターが付いたのです。他の注目コメントも「解雇規制緩和よりも同一労働同一賃金の方が重要では?」「労働市場の流動性を高める方策こそ優先」といった具合に、企業寄りの論理より労働者の権利や待遇向上を重視する意見が大半を占めていました。このケースは、2020年代に入ってもなお経済・雇用分野ではリベラル・左派的な視点(弱者救済、公平な待遇要求)が共感を集めていることを示しています。 以上のように、**2020〜2024年のはてなブックマーク政治談議は、「基本的にはリベラル優位だが、一部テーマで論調の多様化が進み、右派寄り意見や新しい視点も顔を出し始めた」**とまとめられます。依然としてリベラル派の牙城であることに変わりはありませんが、ユーザー層の世代交代や社会全体の論調変化を受け、人気コメントの傾向にも変化が生じています。特に安全保障や表現の自由を巡る問題では、従来の左派的コンセンサスを疑問視するコメントが現れたり、逆に従来以上にリベラル色を強めたコメントが物議を醸すなど、新旧勢力がせめぎ合う局面も見られます。もっとも、それらの意見対立自体が多くのユーザーの目に触れ活発に議論される点に、コミュニティの多様性拡大の兆しがうかがえます。はてなブックマークは長らく「左寄り」と見做されてきましたが、2020年代半ばの現在、その人気コメント欄には従来にはない思想的なコントラストも生まれつつあると言えるでしょう。
はてなブックマークの**「人気コメント」順位は、ユーザーから付与されるスター(★)の数と質によって決定**されています。スターは他ユーザーからの共感や支持を表す仕組みであり、この数が多いコメントほど「注目コメント」として上位に表示されやすくなります。しかし、スター機能にはコミュニティの思想的傾向を増幅する側面もありました。多数派のユーザーが支持するイデオロギーに沿ったコメントほどスターを集めやすくなるため、人気コメント欄が特定の思想に偏る要因となり得たのです。 実際これまで見てきたように、長年はてなではリベラル派ユーザーが多数を占めていたため、自然と左派的なコメントほどスターが集まりやすく、「人気コメント=リベラル寄り」という図式が生まれていました。例えば2010年頃の証言として、「妙に上から目線で断定口調のコメントがスターを集めていて、自分もそれが感染して嫌な人間になりつつあるのを感じた」というユーザーの声があります。この「断定口調の人気コメント」が指すものの多くは、当時の多数派であるリベラル層の賛同を得やすい論調(権威や対象を皮肉交じりに断罪するようなコメント)でした。スターという評価経済が働くことで、ユーザーはより多くの支持を得られる表現を無意識に模倣し、結果的に似たような価値観・文体のコメントが増幅される現象が起きていたわけです。もっとも、運営側もこの問題を認識し、評価アルゴリズムの改善に取り組んできました。2021年6月には、はてなブックマークの人気コメント算出アルゴリズムが変更され、様々なコメントが表示されやすくなる施策が導入されています。さらに同年7月にはヤフー株式会社が開発した「建設的コメント順位付けモデル」を組み込むことを発表し、攻撃的・不適切なコメントが人気欄に露出しにくく、代わりに客観的で根拠を示す建設的なコメントが上位表示されやすくなるよう改良が加えられました。このモデルは機械学習を用いてコメント内容を評価するもので、「新たな見識を提供しているか」「冷静で有益か」といった点にスコアを付ける仕組みです。はてなはこれを取り入れることで、単純なスター数の多少だけでなくコメントの質を考慮した順位付けを開始しました。 この変更の効果として、従来であれば過激な表現ながら多数派の支持を集めたコメント(例えば「○○は○ねばいい」といった極端な意見)が上位に来ていた場面が抑制され、代わりに多少スター数は少なくても穏当で有意義なコメントが表示されるケースが増えました。つまり、スターによる多数決的な偏りをアルゴリズムで補正し、より多角的な意見が目に触れるよう工夫されてきたのです。この結果、思想的にも以前ほど一辺倒ではないコメント欄が実現しつつあります。実際2020年代半ばには、安全保障や外交の話題で以前なら埋もれていた少数派意見が注目コメントに現れるなど、多様化の兆しが見られました(前述のウクライナ情勢に関する意見対立の露出などもその一例です)。もっとも、スターそのものの影響力が消えたわけではありません。現在でもやはり多くのユーザーからスターを集めるコメントは「注目コメント」として認識されやすく、コミュニティの多数派傾向を映す鏡であることに変わりありません。ただ、その多数派が時と共に入れ替わったり価値観をシフトさせれば、人気コメントの傾向も変わっていきます。はてなブックマークでは、スター機能がユーザー同士の共感ネットワークを可視化する役割を果たしてきましたが、運営のアルゴリズム調整によって極端な偏りは是正されつつあります。言い換えれば、スター経済はなお思想傾向に影響を及ぼすものの、その影響は以前より緩和され健全化しつつあると言えるでしょう。 以上を踏まえると、2005年から2025年にかけてのはてなブックマーク政治系人気コメントの思想的傾向は、ユーザー層や社会情勢の変化とともにリベラル優勢の成立→固定化→多様化への兆しという流れを辿ってきました。初期には玉石混交だったコメント欄も、やがてリベラル派コミュニティによる独特の言論空間を形成し、長らくそれが多数派として続きました。しかし2020年代に入り、社会全体の右傾化・左傾化議論の影響や評価アルゴリズムの改善もあって、はてな内でも「右寄り」のスタンスが目立つ場面が出現するなど、緩やかながら変化が起きているのが現状です。もっとも、依然として人気コメントの多くはリベラル的価値観に根ざしており、基本構図は維持されています。ただ、その表現スタイルや細部の論調は時代とともに移り変わっており、今後もユーザーコミュニティの動向次第で人気コメントの思想的傾向は変化し続けるでしょう。最後に、年代ごとの傾向を簡潔にまとめた表を示します。
・ネット右翼的言説は少数派で、反権力・反体制の声が目立ち始める郵政民営化(小泉改革)への評価、長期自民政権への批判、2009年の政権交代(民主党政権誕生)への期待
・フェミニズム・人権擁護の論調が強まり、保守派への批判が集中2011年東日本大震災・原発事故(脱原発論の高まり)、民主党政権の迷走と崩壊、2012年第2次安倍政権発足(右傾化への反発)、ネット上のヘイトスピーチ問題の顕在化
いえ違います。
ウクライナの戦場では装甲車や戦車などの装甲車両が従来の地上兵器がドローン攻撃に非常に脆弱であることが判明しました。
戦車などは最早地上戦の花形ではなく、敵ドローンに撃破されないように穴蔵に隠されるためだけの存在となりました。
敵の攻撃から逃れつつ防御しながら攻撃するための陣地が前線に形成されています。
塹壕を占領するためには歩兵戦力を塹壕まで送り届ける必要があります。
そもそも戦車とは第一次大戦の塹壕戦を打破するために作り出された秘密兵器でした。
日露戦争において威力発揮した機関銃は第一次大戦でも使用され歩兵や騎兵を蹂躙しました。
それまでのライフ銃とは違い機関銃は大量の弾丸を戦場のある空間にばらまくことが可能となり、歩兵や騎兵は機関銃の前に無力化されました。
するとお互いが塹壕を掘って機関銃を設置し前線で睨み合う状態が続くことになります。
それを打破するべく浸透戦術など新しい軍事ドクトリンが開発されますが決定打とはなりませんでした。
その装甲と機動性で持って塹壕を突破、前線の後方へと兵力を送り込むことに成功したのです。
そして現代。
どれだけ防御してもドローンの前には無力化されているからです。
戦車や装甲車はその移動速度の限界と、その大きさからドローンにとって格好の的となります。
最早、歩兵を安全に進軍させるための諸兵科連合の要とはなり得ないのです。
ロシアのオートバイ部隊は、装甲車両より体積が小さいこと(的が小さい)とそのスピード、そして数の力によりウクライナのドローン防空網を突破を試みます。
それが最新の戦場なのです。
互いに国境を接していない国同士、地上部隊が直接互いの領土に進行して交戦することは難しい。
これから戦闘がエスカレートして戦争状態になったとして、どのような展開が考えられるのだろうか?
互いに長距離攻撃をするだけならば兵器弾薬の備蓄数が鍵となるだろう。
バックに米国が控えているイスラエルにしても無限に在庫を持っているわけではないのはウクライナ戦争で証明されている。
防空能力の高いイスラエルは予定調和的な(プロレス的な)イランの反撃ならすべて撃退は出来る。
しかし、本気のミサイル攻撃には対応しきれないのは間違いない。
結局、これまでのようにイランが折れることで戦闘は沈静化するのか?
それとも戦争状態になるのか。
ロシアはどう頑張っても現実的に核使用せずにウクライナ全土を征服することは出来ないから、
この戦争で勝っても占領地域の保持までしかできないし、勝ったところで結局、ウクライナは欧州・西側諸国の対露の最前線として軍事要塞化されることに変わりはないんだよね
通常戦力はもちろん空軍も海軍も擦り減らして、米露の核の均衡も崩れようとしてる上にウクライナを正面に見据えて、ロシアは二正面戦争なんて不可能なんだよね
だから、ウクライナが国体を維持した状態で存続したら西側諸国の勝ちで、それは実現可能性の高い未来だろうと思う
この状態では西側諸国からの対露の経済制裁は強まることと、ウクライナに釘付けにされて軍事的な自由度が低下することを考えると
ロシアは新しい経済の提携相手の模索と対極東での新しい軍事的な均衡の維持を目指す必要が出てきて、それはロシアの中国依存に向かいやすい状況と思っている
こんな後日談がある。
ウクライナ戦争が長期化するなか、昭恵夫人が晋三氏の墓参りに出向く。墓前で「プーチンは我が手を取って、頭に押しいただき、『この戦いが勝利が勝利したならばそれはひとえに晋三さんのおかげでござる』と申されました」と得意気に報告した。その昭恵に墓の中の晋三は「プーチンが押しいただいた手は右か左か」と聞き返したという。不思議な問いにまごつきながら昭恵が「右手でありました」と答えると晋三は「その時、おまえの左手は何をしていたのか」。昭恵は思わず絶句した。
これ地味にヤバくない?
だってこのまま韓国が異常なペースで人減っていったら守ってくれる兵隊もいなくなってアッサリ侵略されて終わるよね。
北朝鮮はウクライナ戦争のために兵隊を送ってたけど、その見返りとして防空システムや電子戦装備・ミサイル技術を得ている。
北朝鮮って技術的にバカにされがちだけど、ガチなんだよなアイツら。
で、韓国侵略される頃には台湾なんかとっくに台湾省になってるだろうし、そうなったら日本は中国・ロシア・北朝鮮に囲まれて逃げ場が太平洋しか無いじゃん。
そもそも韓国から難民がいっぱい来るよね。台湾難民も含めてもう日本は国全体が難民キャンプ状態になるよ。
民主主義っていうか「『子どもを持たない自由』みたいな考えが広まるのを阻止できない国家」っていうか。
北朝鮮の出生率1.8人も決して良い数字じゃないし、実態はもっと低いのかも知れないが、あっちには強い独裁 &洗脳で極端な政策を進められるからそういうリベラルな考えが広まるのを阻止できる。
日 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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01 | 3175 | 290218 | 91.4 | 40 |
02 | 3191 | 316009 | 99.0 | 39 |
03 | 2315 | 244288 | 105.5 | 38 |
04 | 2021 | 235533 | 116.5 | 39 |
05 | 2121 | 249715 | 117.7 | 43 |
06 | 2369 | 251281 | 106.1 | 40 |
07 | 2513 | 300715 | 119.7 | 43 |
08 | 3197 | 287780 | 90.0 | 43 |
09 | 2599 | 246944 | 95.0 | 41 |
10 | 2154 | 228130 | 105.9 | 40 |
11 | 1935 | 224458 | 116.0 | 43 |
12 | 2559 | 264912 | 103.5 | 38 |
13 | 3309 | 274058 | 82.8 | 38 |
14 | 2980 | 262108 | 88.0 | 40 |
15 | 3297 | 319692 | 97.0 | 42 |
16 | 3235 | 305843 | 94.5 | 39 |
17 | 2359 | 249230 | 105.7 | 38 |
18 | 2122 | 222403 | 104.8 | 40 |
19 | 2943 | 284675 | 96.7 | 41 |
20 | 3206 | 278475 | 86.9 | 37 |
21 | 2974 | 264221 | 88.8 | 39 |
22 | 2565 | 310871 | 121.2 | 45 |
23 | 2504 | 239696 | 95.7 | 38 |
24 | 2149 | 198581 | 92.4 | 40 |
25 | 2086 | 264644 | 126.9 | 48 |
26 | 2746 | 253630 | 92.4 | 40 |
27 | 2943 | 257567 | 87.5 | 39 |
28 | 2530 | 273034 | 107.9 | 41 |
29 | 2414 | 244580 | 101.3 | 40 |
30 | 2417 | 248512 | 102.8 | 40 |
31 | 2435 | 264201 | 108.5 | 37 |
1月 | 81363 | 8156004 | 100.2 | 40 |
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増田はFOXニュース(トランプ推し)とCNN(反トランプ)の両方チェックしてるんだけど、ぶっちゃけアメリカじゃウクライナ問題ってそこまで大騒ぎされてない感じなんだよね。CNNですら、ゼレンスキー大統領の頑張りとかロシアが危ないってことは伝えるけど、「アメリカがお金出すのはちょっと…」みたいな空気。まぁ、このへんの話は日本だとアメリカ批判一色で、俺もそこは同じ意見だけどね。ブダペスト覚書を締結したのお前らだろって。
でもさ、アメリカ人が今一番気にしてるのって、(不法)移民問題なんだよ。FOXなんかは、移民関連のニュースは一つも見逃さないぞ!って勢いでガンガン報道してる。国外に追放するとかいう政策レベルのデカい話から、万引きとか飲酒運転で移民が捕まったとか、そういう個人の犯罪レベルまでね。
FOXはトランプ寄りのメディアだけど、YouTubeのコメント欄とか見ると、結構みんな熱くレスバしてるんだ。関税とかウクライナの話だと、賛否両論な感じ。最近じゃトランプが「ウクライナ戦争が24時間で終わる?ジョークだってみんなわかってたでしょ」発言からはさすがに否が多いかな。
でもさ、これが不法移民の話になると、もう空気が一変する。「移民は出てけ!」「さすがトランプ!」みたいなコメントで埋め尽くされて、トランプが裁判所を無視した強引なことやっても、そこへの批判は全然ない。こういうところが、トランプが支持されてる理由なんだろうなって思う。
話を戻すけど、日本で報道されるのって関税かウクライナの話ばっかりじゃん? それじゃあ、トランプのこと「なんか偉そうで、支持してる人たちもよく分からんなー」って見えちゃうと思うんだ。実際そうかもしれないけど、なんでトランプが支持されてるのか、分からなくなるんじゃねぇかって
だからさ、日本のメディアももっといろんな角度から報道した方がいいんじゃないかなって思うんだよね。もし本当に中立だって言うんだったらさ。