Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「イールド」を含む日記RSS

はてなキーワード:イールドとは

次の25件>

2025-04-29

goo blog サービス終了のお知らせ 田中秀臣の「ノーガード経済論戦」 出口政策が熱い?!(その2) 2005-11-29 |Weblog

 

お待たせしました。続きです。(その1はこちら)

 

●出口政策理論的基礎―ニューケインジアンモデル

 

 出口政策理解するためにはやはりそれなりの理論的なフレームで考えなくてはいけないだろう。例えばバーナンキ次期FRB議長日本デフレ脱出に、エガートソンとウッドフォード経済学モデルを援用して、インフレ目標政策物価水準目標の合わせ技を提案した(ベン・バーナンキリフレと金政策日本経済新聞社)。以下ではこのエガートソンとウッドフォードモデルの枠組みをきわめて単純化して「出口政策」の理論的基礎とさら現在しばしば話題になる日銀預金残高の超過準備問題という技術的な側面についてコメントしてみたい。

 

 いわゆる「ルーカス批判」以降、政策による期待の変化という問題に耐えられる理論構造もつことがマクロ経済学に求められきた。そのひとつの解が、いわゆる「マクロ経済学ミクロ的基礎」である。「ルーカス批判」以後、マクロ経済学プログラムはこの「ミクロ的基礎付け」をRBC(実物景気循環論)モデルとニューケインジアンモデルの大まかふたつの方向で深化してきた。両者はいまでは見分けがつかないほど交じり合ってしまった。例えばバーナンキらの理論では長期においては市場自律的調整機能を信頼しているため、長期的スタンスをとれば例えば失業が深刻であっても市場の調整能力にまかせる、という選択最初から排除するものではない。しかしもちろんこのような態度は、バーナンキらの積極的に認めるところではなく、実際問題として不況が深刻であったり、極めて高いインフレが起きているとき政策介入を強くすすめることで社会的コストを避けるというのが、いわゆるニューケインジアン立場であろう。

 

消費者の行動(NewIS曲線

 

 バーナンキらはまずマクロ経済を考える上で、家計消費者)の行動、企業の行動、そして金融政策担当する中央銀行の行動を主要なプレイヤーとして考える。それぞれのミクロ的な行動が経済マクロ的動向に影響を与えていくと考えるわけである

 

 まず消費者自分効用(満足)を最大化するために行動する。その際に予算の制約をうけるわけであるが、その制約の変化に対してなるべく消費を平準化スムージング)して行うことが最適な対応である、とこの消費者は考えているとしよう。消費の平準化というのは、今期(現在)と来期(将来)の消費量をあまり変化させずに似たような量だけ消費し続けることを意味している。例えば今期、クリスマス家族恋人プレゼントをするために消費を増やせば、それに対応して将来の消費を減少させることで、期間を通じてみれば消費は一定水準にあるというわけである。例えば経済全体の景気がよく将来的に家計所得が通常の場合よりも増加すると期待されたとしよう。このような状況を期待産出量ギャップが拡大したと表現する(あるいは期待拡張ギャップ存在とも表現可能)。将来の所得が増えると期待されるので、この家計はそれを見込んで現在の消費を増やすことで平準化を行おうとするだろう(そうしないと予想通りに将来の所得が増えた場合、将来の消費の方が今期にくらべて過大になってしまうので)。

 

 この状況は先の例でいえば、会社の成績が良好で、ボーナスの増額が望めるために、クリスマスプレゼントはその将来のボーナスで返済することを見込んで、ローンまでして高めのプレゼントを購入することに似ている。すなわち将来の期待産出ギャップ(期待される将来のボーナスの増加)が現在の産出ギャップ(ローンをすることでの現在所得の増加)に反映されることになる。このように家計の消費行動は「来期の産出量ギャップの予想」に依存している。

 

 さら家計は今期の消費と来期の消費をバランスするために現在の実質利子率を参考にするだろう。現在の消費を我慢して貯蓄するには、その貯蓄が経済的に見合うものでなくてはいけない。その報酬として実質利子率が付されるとも考えられる。そしてこの実質利子率が増加すればそれだけ消費者現在の消費よりも貯蓄を選ぶだろうし、また反対に実質利子率が低下すれば将来の消費よりも現在の消費を選ぶであろう。また家計のローンの負担も実質利子率が低下することで軽減され、そのことがローン契約耐久消費財の購入を促すことが知られている。すなわち消費者の行動は「今期の実質短期利子率」に依存している。

 

 ニューケインジアン経済モデルではこのような消費者の行動をIS曲線(NewIS曲線)と表現して現在所得のあり方(産出高ギャップ)に、今期の実質短期利子率と将来の産出量ギャップが影響を与えると考えるわけである。ちなみに伝統的なIS曲線と同じように、今期の実質短期利子率と今期の産出量ギャップとの関係は右下がりの曲線に描くことができる。

 

企業の行動(ニューフィリップス曲線

 

 次に企業の行動をみてみよう。ニューケインズ経済学では企業価格設定行動も経済環境の変化に対して緩慢にしか変化することはせず、そのため価格粘着性という現象一般的であると主張している。この価格粘着性を説明するためにケインズ経済学企業代表的イメージとして「独占的競争モデル」を採用する場合が多い。経済学の想定する市場典型的な姿は、完全競争と独占である。完全競争市場では、多数の売り手と多数の買い手が、お互いに市場価格シグナルとして販売・購入活動を行っている。価格資源配分有効に行うと想定しているので、この完全競争市場では売り手と買い手はプライステイカーとして行動する。他方の独占市場では、売り手もしくは買い手ないし双方が市場価格コントロールする力を保有しており、独占市場では完全競争市場にくらべて、価格はより高く、取引される財・サービスの量は少ない。独占市場は完全競争市場に比べると資源の非効率的な配分が行われている。

 

 しかしこのような両極端な市場の姿よりも、次のような市場のあり方の方が一般的ではないだろうか。例えば近所の本屋にいけば、さまざまなビジネス雑誌販売されている。そしてそれぞれのビジネス雑誌は、特集する記事が異なったり、価格も各出版社独自色を打ち出してライバル雑誌に負けないとしているように思える。またどの出版社でも自由ビジネス雑誌を発刊することができ、自由にそれを辞めることができる点でも、完全競争市場の特徴を持っている。

 

 このようなケースは、なにもビジネス雑誌だけではないだろう。私たちは、完全競争と独占の両方の特徴を持った様々な財・サービス―例えば、書籍映画パソコンソフトレストランコンビニケーキ車など―を日常的に目にしている。経済学では、このような財・サービス市場を「独占的競争市場」と名づけている。独占的競争とは、同質ではないが類似した財・サービスを売る多くの企業存在する市場だということができるだろう。独占的競争市場では、たくさんの企業が同じ顧客相手競争を繰り広げている。その一方で、個々の企業が、他の企業と異なる製品供給している。これを製品差別化という。また同時に参入・退出が自由である

 

 完全競争市場では市場で決まった価格販売すればすべての財は売りつくされる。他方で独占的競争市場では、企業は「右下がりの需要曲線」に直面している。これは企業価格コントロールできるが、もし価格を上げれば需要は減り、下げれば需要が増加するという市場環境に直面していることを意味している。この結果、この独占的競争企業は若干の独占力を有しているために、限界費用を超える価格を自ら設定することができる。この限界費用というのは、財やサービスを追加的に一単位製造するときに要する費用のことである経済学ではこの「限界」的な単位消費者企業選択判断する。例えば、企業は売り上げ全体の動向と価格をみて供給を決定するのではなく、新たに一単位生産するときコストとその販売価格の大小関係で意思決定を行う。

 

 例えば『冬ソナ』のDVDを一冊追加的に生産するコスト(=限界費用)が1000円だとすると、この独占的競争企業は5000円で市場での販売可能になるということである限界費用価格との差額は、この企業にとっての「マークアップ」(超過利潤とイメージしてもいい)を得ることが可能であることを意味している。この超過利潤の獲得を目的にして、多くの企業がこの市場に参入する。もちろん独占的競争企業製品差別化によってこの熾烈な競争に打ち勝とうとするだろう。独占的競争市場では、このような熾烈な競争の結果、長期的には利潤がゼロになることがしられている。そしてこのような熾烈な競争に生き抜くために、企業製品差別化をはかり消費者需要喚起し、その有効手段とし広告ブランド戦略などを展開しているのである

 

 ところで独占的競争企業価格設定を自ら行うことができるが、市場の動向に合わせて絶えず価格を変更しているわけではない。価格の変更に伴うコストメニューコスト)が発生するために頻繁に需要の変化に応じて価格修正することはしない。そのためメニューコストを原因とする価格粘着性が広く観察される。また価格改訂する企業が増加するにしたがって、この価格粘着性は緩んでいくと考えられている。この価格の変更に企業は今期の産出高ギャップをまず参考にする。これはいままでの議論では需要供給よりも多いと考えられるならば企業価格を上昇させるように改訂するだろう。また他方で将来のインフレ率の予想も重要である。なぜなら上記マークアップ名目額よりも各企業はその実質値に注目すするからである。将来獲得したいと期する利益に将来のインフレ率の動向が大きくかかわるわけである。まとめると企業価格改定行動は、今期の産出高ギャップと、来期の期待インフレ率依存している。経済全体でみれば現在インフレ率は期待インフレ率と産出高ギャップに影響される。この関係表現したのがニューフイリップス曲線という。

 

中央銀行の行動(テイラールール

 

 さら中央銀行金融政策ルールテイラールールの形で導入するのが一般的であるジョン・テイラーグリーンスパン率いるFRB金融政策の行動を「テイラールール」という形で表現することに成功した。テイラーによるとFRBは産出量ギャップ(潜在産出量-現実の産出量/潜在産出量)とインフレ率に反応して利子率を設定しているというものであるテイラールールもっと古典的形式は産出量ギャップインフレ率を均等に重きを置いて考慮する政策スタンスを採り入れたものとなっている。

 

名目利子率=0.01-0.5(潜在産出量-現実の産出量/潜在産出量)+0.5×目標インフレ

 

である。このテイラールールを用いると、産出量ギャップが0.01、目標インフレ率を0.02だとするとFRBは0.5%利子率を引き下げて、景気の後退を防ぐことがわかるだろう。このテイラールールグリーンスパン率いるFRBの動きをかなりうまく説明することができるといわれている。

 

 ところで中央銀行経済にふりかかるさまざまなショックから国民経済厚生を守るために行動するとみなされている。いま国民経済厚生を最大化するような中央銀行を考えて、この中央銀行が考えている経済厚生の損失の最小化が、そのまま国民経済厚生の損失の最小化になると考えるとしよう。中央銀行国民経済厚生の最大化(あるいは損失の最小化)をきちんとフォローできると考えるわけである

 

 このとき中央銀行経済厚生を最小化するための目的関数を「損失関数」といい、これは簡単にいうと今期のインフレ率と今期の産出高ギャップを足したものである。この「損失」を下の(a)(b)(c)のもとで最小化するのが、この経済にとってもっとも望まれる=最適と考える。

 

(a)NewIS曲線では、今期の産出量ギャップが(1)今期の実質短期金利と(2)来期の産出量ギャップの予想に依存する 

(b) ニューフィリップス曲線では、今期のインフレ率が(1)今期の産出量ギャップと(2)来期の期待インフレ率依存する

(c)中央銀行目標名目短期利子率を決めるにあたって(1)今期の産出量ギャップ(2)目標インフレ率を参照する。

 

 ところで上の意味での最適な中央銀行金融政策を考える上で重要ものが「コミットメントである。これは中央銀行金融政策目標達成への力強い政策的態度をしめす言葉といえる。具体的な目標について責任を持って期間内に達成することを約束することであ。例えば未達成の場合には具体的な形で責任をとる(ペナルティをとる)と考えて同じで効果を発揮する。このコミットメントを行うことが経済活動するさまざまな主体家計企業市場関係者)の予想に影響を与える。

 

 例えば、先の(a)のIS曲線では、今期の産出量ギャップが(1)今期の実質短期金利と(2)来期の産出量ギャップの予想に依存していて、さらに来期の産出量ギャップは(1)'来期の実質短期金利と(2)'来来期の産出量ギャップの予想に依存していて以下同様に…となると、結局、今期の産出量ギャップは将来の実質短期金利依存することになる。ニューケインジアンは産出量ギャップの変動を経済変動で重視しているので、これは将来の金融政策のあり方(=将来の実質短期金利をどうするか)への予想が決定的に重要になるということになる。

 

 「産出量ギャップ」という表現が苦手な読者は、消費者でいえば(借り入れのケースを含む)所得企業でいえばマークアップと考えてみればいいだろう。いまのサラリーの額や企業利益中央銀行現在から将来に向けての政策態度に影響されるというのがニューケインジアンモデルもわかりやすい含意だ。

 

 このような将来が現在規定するという考え方をフォワード・ルッキングという。このようなフォワード・ルッキング経済構造では、経済主体の予想に影響を及ぼすコミットメントいか重要になるかが分かるであろう。

 

●出口条件を考える

 

 さて出口政策の条件を考えるには上の(a)(b)(c)のもとで損失関数が最小化するように計算をしなくてはいけない。しかしここでは直観的な説明を行う。渡辺努岩村充氏の『新しい物価理論』(岩波書店)で用いられた仮設例を利用したい。この仮設例の面白いところは上記までは顔を出していない長期利子率の動きをフォローすることができることである現在の出口政策にかかわる議論が長期利子率のオーバーシュート財政危機の拡大?)への懸念にあることを思えばその重要性がわかるであろう。ちなみに以下では金利の期間構造モデル採用して、長期利子率は将来の短期利子率の予想値に依存していると考える。すなわち単純化して足元の長期利子率は、足元の短期利子率と次の期の短期利子率の単純平均とする。また産出高ギャップは長期利子率に反応すると考える。あとでわかることだが、長期利子率は短期利子率の予想へのコミットメント誘導されて決定されるのでいままでの議論と同じである

 

 いま三期間(0,1,2期)を生きる経済を考えよう。第0期はデフレ流動性の罠に陥ってるとする。現代版の流動性の罠バーナンキらは名目短期利子率がゼロ(=利子率の非負制約)であると考えている。そして第1期と第2期では経済回復しているとする。このとき渡辺岩村の仮設

Permalink |記事への反応(0) | 19:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-24

イールドカーブとは何だったのか

「逆イールドカーブが発生すると100%不況がきます

不況がこない

「逆イールドカーブが解消してからが本番です」

イールドが解消されるが米経済が強すぎで逆にインフレ心配される

だれも逆イールドについて語らなくなる

Permalink |記事への反応(0) | 09:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-02

アメリカ失業率、1年後どうなってるだろうなあ?

https://jp.investing.com/economic-calendar/unemployment-rate-300

 

コロナ前、アメリカにしては脅威の失業率3.5%あたりにいた

リーマンショック前が4.5%で、リーマンショック後に10%まで増えた

それが2019年までがんばって下げていって3.5%

 

そしてコロナ、これは非常に例外的だけど10%を超えた

徐々にそれも落ち着いて、2022年にまた4%を切り、3.5%までまた落ちた

 

そこで起きたのが米の利上げ

利上げすると当然投資は減るから失業率は増える

インフレ退治をするために、コロナ禍の借金を返すような形だ

インフレは今ようやく前年比2.5%まで落ちたので利上げはもう終わりだが

足元で失業率は4.3%程度まで上がっている

 

これがどこまで上がるか、どこで止まるのか議論が分かれている

利下げフェーズでは〜という話はよく上がるが、過去の利下げフェーズは他の要因で経済危機に陥ってるため参考にならない

似たような状況は30年以上遡らなければならない

 

もしこのまま5%6%と上がっていくなら経済は冷え込み世界的に経済が低迷するのは間違いないが

ソフトランディングするかもしれないという説もある

そうなれば再来年には世界的に復活するだろうし

どうなるんだろうなあ

 

アメリカの逆イールドは先月解消したらしい、いつもならここからリセッションが来る流れだが、足元で米株指数過去最高だ

Permalink |記事への反応(0) | 18:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-08-07

投資信託(3年目)

4月に書くの忘れてた

前回:anond:20230403151613

ファンド(1)残高評価額(2)累計受取分配金(3)累計売付金額(4)累計買付金額トータルリターン(1)+(2)+(3)-(4)
SBI・V・S&P500インデックスファンド愛称SBI・V・S&P500)662,222 円0 円0 円500,000 円162,222 円
シェアーズ米国株式(S&P500)インデックスファンド299,859 円0 円0 円200,000 円99,859 円
フィデリティ・USハイイールドファンド資産成長型)D(為替ヘッジなし)153,762 円0 円0 円100,000 円53,762 円
インデックスファンドTSP149,548 円3,653 円0 円103,653 円49,548 円
世界経済インデックスファンド株式シフト型)146,238 円0 円0 円100,000 円46,238 円
MAXIS TOPIXインデックス145,997 円0 円0 円100,000 円45,997 円
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド142,935 円0 円0 円100,000 円42,935 円
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド141,991 円0 円0 円100,000 円41,991 円
SM日経225インデックスオープン140,729 円0 円0 円100,000 円40,729 円
Free 全世界株式ESGリーダーズインデックス139,901 円0 円0 円100,000 円39,901 円
シェアーズゴールドインデックスファンド為替ヘッジなし)132,3110 円0 円100,000 円32,311
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)126,238 円0 円0 円100,000 円26,238 円
トルコボンド・オープン(年1回決算型)0 円0 円75,952 円100,000 円-24,048 円
合計2,381,731 円3,653 円75,952 円1,803,653 円657,683 円

Permalink |記事への反応(1) | 11:21

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-03-21

[為替と株]2024年3月FOMCをざっくりまとめる

インフレ率はそれほど下がってないが、利下げの予定はいぜんとあまり変わらず

今年0.75%程度下げるだろうという意見がむしろ増えた

景気が好調でも利下げはすると言った

景気が悪化するかどうかで調整が入る

4月雇用統計による失業率に注目

一旦CPIが増加したことに対して、「上がったり下がったりするもん」という認識

 

以下私見

利下げ開始は6月か、7月か、9月と予想される 

利下げが起こると、普通に考えれば円高ドル安に振れる

注意したいのは、ユーロ円やポンド円は上がるかもしれないということ、今回もドル売りの結果ユーロ円やポンド円は上がった

 

利下げが起こると、逆イールドが解消し、リセッションに至る可能性が五分五分くらいであ

 

今回のFOMCの前には「インフレが収まらないし年内利下げは0.5%では?」という予想があったが裏切られた格好だ

これは予想だけど、FRBは既に3月雇用がそれなりに悪化していることを知っているのではないかと思う

Permalink |記事への反応(0) | 09:37

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-03-16

いい加減、為替先物で勝ちたい

いくつかプランがある

 

一つはファンダ、米利下げに乗っかる

去年は乗れなかった、去年って利下げしてないしノリで下げただけなんだよね、乗れんわそんなん

今149円戻ってきてくれてよかった、このまま上げ続ける可能性もあるけど、どっかで巻き戻るだろうからS目線継続しとくだけで勝率上がると思う

 

米国が利下げしたら、2、3ヶ月待って今度はユーロ円、ポンド円のショートチャンスが来る

ECBFRBの後に利下げすることが多いか

 

イールドが解消したら少しずつS&P500、ダウ、ナスを売りたい

あと欧州株も上がりすぎだから気になる

日経平均わからん、やるかやらぬか、あまり増やしたくはないから2、3種くらいにする

 

あとゴールドを少しずつ買っとく、ドル建てで

 

株がいい感じに下がったら少しずつ買いたい

今回どのくらいの深さかが分からないけど、ピーから25%落ちたら買う感じで

 

ドル円は定期的に大きくリバるだろうから、S入れつつ上がりそうなら両建て短期Lしたい

最悪150円戻っても死なないように

 

あとたくさん作ったオリジナルインジケーターのうち

収束からバンドウォーク発散がいい感じだったので、使っていきたい

 

こんなところかなあ2025年まで

目指せ無理せず100倍

Permalink |記事への反応(1) | 18:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-03-12

あーーーーーリセッションいつ来るのかわからない

イールドが解消されるとだいたい大きな不景気になっている

 

でも、それってリーマンショックとかITバブルとか

そういう原因があったからこその利上げ+利下げだったと思うんだよね

で利下げしたあたりで爆発したからそりゃリセッション起きましたって

 

今回の原因はインフレなんだよ、インフレが前起きたのは1970年代めっちゃ参考にならない

いや、1970年代暴落起きたんだけどさ

今回は起きるのか?誰もわからない、参考になるデータが無さすぎる、まさかの「今回が初めて」なんだ

 

しかったのはコロナだ、コロナ前にも逆イールドが解消されたのでそこでリセッションが来るのかー?って言うときコロナがおきたからぐちゃぐちゃになった

結局事例として特殊主過ぎて役に立たない

 

今回、逆イールド期間と深さが過去最高なんだ、初めての体験過ぎる

期間と深さが大きいとその分リセッションも大きいのか?それも分からない

世の中の専門家は「ソフトランディングだー」ってはしゃいでる

まあ専門家わからんもんね、事例ないもん

でも過去リセッション時にも毎回「今回はソフトランディングだー」って皆言ってたらしいよ

もうわからんよねそんなん

 

一応アメリカの足元の景気悪化について解説してる人も大勢いる

いるけど不安を煽ってるだけな気もする

 

今回更にめんどくさいのは11月大統領選があることだ

大統領選後は大体株高、これは困った

 

あれ、これ乗らない方が良い相場か?

Permalink |記事への反応(0) | 20:49

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-02-22

1989年12月2024年2月

 1989年12月29日日経平均株価は38,915円87銭(ちなみに翌日のザラ場では38,957円44銭というのがありました。)

 その日のPERは予想で61倍でした。益回りにすると1.64%。これに対して同じ日の10国債利回りは5.616%。1989年12月CPIは2.6%ですから仮に予想インフレ率も同じくらいとすると実質金利は3%。今より潜在成長率が高かったとはいえ元本保証国債利回りより値下がりリスクのある株式の益回りの方が低いなんて異常でしょう。直近のブレークイーブン・インフレ率はだいたい1.5%なので、実質金利マイナス0.5%から3%まであがるとすると名目金利は4.5%になります。今、10年債が4.5%になって、日経平均PER60倍=148,000円まであがりますか?そんなシナリオを口にしたら頭おかしいと言われるでしょう。でも当時は経済学者証券会社社長からNTT株に殺到した庶民まで、誰も気にしていませんでした。

 なお予想益回りが当時の長期実質金利と同じ3%になるとPER33倍、仮にスプレッド現在Fed過去30年のS&P500の予想益回りと10年実質金利の平均とする470ベーシス取ると(今の日本では小さすぎるけど、当時の潜在成長率を考えればまあそんなものでしょう)益回り7.7%、PERは13倍です。当時、私は業界の名もなき先輩の示唆大学マクロ経済学の授業で習った流動性選好理論アナロジーから株式益回りと長期金利イールドスプレッドについて考え始めていました(これがDCF法と同じ発想で、Fedバリュエーションにも使われていると知ったのはずっと後になってからのことです。)。そのロジックによると株価は8300円、5分の1ぐらいになるはずです。でも24歳、社会人3年目の私はバブルに煽られ、理論的に突き詰めて考える姿勢にも欠け、異常なバリュエーションを異常と思いませんでした。翌年の大発会から株価はまさに「フェアバリュー」(!)にむかって真っ逆さまに転がり落ちていきます

 もっとも当時は「バリュエーション」なんて考えている余裕がなかった。マーケットメチャクチャなら、売ってる人も売らせている人もメチャクチャでした。朝6時に独身寮に流れるラジオ体操で叩き起こされて7時に出社、タバコの煙で株価ボードもかすむオフィスで1時間毎に怒号とともに予算ノルマ)の達成をチェックされる。セクハラだのパワハラだの概念自体存在しておらず、予算未達のセールス椅子を取り上げられたあげく、受話器をテープでぐるぐる巻きに手に縛り付けられた状態電話させられて、集計後に上司に殴られていました。配属された早々客に「週末俺の別荘に来い」と言われた女性1989年は私の会社で初めて営業店舗女性が配属されました。)は営業課長に「てめえなんで行かねえんだよ」と怒鳴りつけられていました。

 多くのセールス外回りに行けば客に名刺ビリビリに破かれたり、水を引っかけられたりしていました。でもこちらも数字ができなければ勝手に客の名前で注文を出していたのだから(いわゆる「ダマテン」。会社にはさまざまな苗字三文判が常備されていました。私はしてなかったけど、研修中で店を離れていた間に営業課長虎の子の客でやられました。)、そのぐらい当然でしょう。1989年、私の勤務先ともう一つの大きな証券会社が全セールスに号令をかけて売らせていた東急電鉄株。稲川会会長17億円も儲けさせるためだったなんてバブル崩壊して社長国会に呼ばれるまで知りませんでした。もっともそれを知っても驚きませんでしたけどね。

 連日へとへとになって会社を出るのは夜中の12時過ぎ。丘の上にあった独身寮の窓から、その年に開業したみなとみらい観覧車ライトを眺めて「こんな生活いつまで続くのかな」と思っていました。4年弱の在籍中に死んだ先輩も2人知っています大学アメフト部出身の偉丈夫だったKさんは寮のベッドで朝起きてきませんでした。Iさんは倒れて、亡くなったのが私が辞めた直後でしたので詳細は知りません。まだみんな20代だったのに。

 よくあん生活送ってましたよ。毎日毎日、生きていくだけで精一杯でした。健康を害さず、精神も病まず、犯罪で後ろに手が回ることもなく転職できただけでもよかったのかも知れません。

 今日日経平均株価終値で39,098円68銭。34年2ヶ月前を少しだけ超えました。でも今は投資家も、株を売らせている人も、売っている人も、人格経済に関する識見人権意識モラルマナー、当時を知る者からするとすべてにおいて比較することすらおこがましいほど優秀です。

 株価はとても大事経済指標です。上がるに越したことはない。でも上がれば何をしてもよい、数字さえよければ中身はどうでもよいというものでは決してない。バブル崩壊以後、日本の株はダメダメだと言われ続けてきました。今日ようやく失われた30年が終わった、34年前に戻ったと解説する人もいます。でも私はそうは思わない。株式市場に携わる人々は、この間に達成した株価に反映されることのない成果を誇ってよい。心からそう思います

Permalink |記事への反応(4) | 16:08

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-01-20

anond:20240120001956

音楽アニメゲームを通じてしかリーチしなくなったので音楽ゲームはwinwinなんだろな

ところでスクエニゲーム「結合男子」ィ…… 化学を通してリーチする女性向けドクストのハズが、

化学科って理学部のなかでも女性が多いのに、

そのまともな化学女性からみると「真実化学知識がつよすぎて嘘男子設定に全くノレない」が発生してるので

ドクストみて反省してほしい

60人のカーボンキャラを結合させてフラーレン隊形組め、フラーレン隊形を60個あつめるとカーボンナノチューブ陣が組めるとかなら一考するが

元素原子ずつならべても組み合わせの楽しさがなんも発生しない O2にしろH2しろ2人いないとできないわけで

シノアリス終了しても結合男子にいこうとはならんとおもうので本当がんばってほしいんよ

余談だがもちろんドクストもおかしいとこはあるよ

質量保存則無視しとんのか。イールドが1以上に増えてる。

王酸で化石溶かすな。

れいったら宝石の国のシンシャもか…… 

ん、宝石の国コラボしたら生き返るのか……?

リアリティレベルファンタジーレベル)が似てるんかもしらん

いやでも似てないな~、

どうして単元素にしたかな~

せめてCHOPSとか~、ケイ素生命体とか~~~~遷移兄弟とか~

なんかこう~~~~ 

雑!

かいったが未プレイなのでプレイヤーいたら教えて

Permalink |記事への反応(0) | 20:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-06-29

イールド

アメリカはだいぶ前からだけど、最近イギリス欧州も逆イールドになったらしい。

来年あたりは世界的な景気後退世界同時株安とかなのかな。

Permalink |記事への反応(1) | 11:42

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-05-19

イールドカーブ神話崩壊

短期金利の利回りが長期の利回りを上回るのを逆イールドカーブと言う。

イールドが発生すると、必ず不況が来ると言われている。

アメリカ過去に例を見ないくらい大きな逆イールドカーブが発生してやばいと言われてたけど、そんなことはなくて株価は絶好調

イールドカーブ神話崩壊したのか?

俺の売りポジションは損切すべきなのか。

Permalink |記事への反応(1) | 09:42

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-05-17

2年金利と3ヶ月金利の逆イールドがSVB破綻後に発生、継続

債券市場プロ景気後退と利下げを織り込んでいるので、債務上限は短期イベント茶番ですぐに終わる。

早めの踏み上げ現在で、6月短期ショックでSQ通過後にリバ。

Permalink |記事への反応(0) | 21:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-04-03

投資信託(2年目)

前回:anond:20220421150622

フィデリティ・USハイイールドファンド資産成長型)

20,319円 (前回+18,987円)

インデックスファンドTSP

+4,241円

MAXIS TOPIXインデックス

+2,716円

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

28円 (前回 -4,896円)

SMT 日経225インデックスオープン

-508円 (前回 -5,188円)

シェアーズ 米国株式(S&P500)インデックスファンド

-1,516円

<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

+1,477円

世界経済インデックスファンド株式シフト型)

+9,262円 (前回+12,452円)

トータルで+37,609円

去年は-2,693円だったけど今年はプラスで気分がホクホクしてる

つい先月はアメリカ銀行破綻とかで全体的にマイナスだったりしたけど、持ち直したのかな? よぐわがんにゃい

あと去年にトルコ投資信託売っちゃったけど、トルコ地震で大変になっちゃったからやっぱり応援のために持ってた方が良かったなーって後悔。募金は些少ながらした

今年も保険支払った後の余剰分は追加しようかなーって感じ。「iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックスファンド」に入れればいいんかな

Permalink |記事への反応(2) | 15:16

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-01-26

[金融・経済]米利上げ、預金金利への波及効果は期待薄

 米国では政策金利の引き上げが実施されようとしているが、預金金利への期待は高めてはいけないようだ。

 米連邦準備制度理事会FRB)は3月金利の引き上げに踏み切る構えを見せており、その後も年内の追加利上げが行われる見通しだ。通常、金利が上昇すれば、銀行預金の利息も増える。だが、今回はそうではない。

 銀行預金必要としていないため、預金金利を上げる動機がない。政府による景気刺激策によって米国家計預金残高は増え、企業には現金があふれている。米商業銀行預金総額は、2020年初めの約13兆3000億ドル(約1537兆円)から約18兆1000億ドルに膨れ上がっている。

 融資先に請求する利息と預金者に支払う利息の差額を収入とする銀行は、この機会を利用し、収入基盤である融資事業を活発化させることが見込まれる。新型コロナウイルスパンデミック世界的大流行)が始まった203月FRBがほぼゼロ金利への引き下げを実施したことを受け、銀行業界全体で貸し出しによる利ざやが過去最低水準に落ち込んだ。

 バンクレート・ドットコムによると、米国大手銀行普通預金口座の平均金利は、昨年末時点で約0.06%だった。高金利をうたうハイイールドセービング口座の利率は、20年に入ってゼロ金利政策が実施される前まで1.5%以上だったが、現在は0.5%前後となっている。

 各銀行経営陣は、先月行われた第4四半期の決算会見で、今回はこれらの金利FRBの利上げに連動させることはないとの意向を示した。

 高利率の預金口座を提供するアリーファイナンシャルのジェン・ラクレア最高財務責任者CFO)は「今回の利上げサイクルでは、預金金利全般的に低めになるだろう」と述べている。

 預金金利を上げるためには、銀行融資を増やす必要がある。パンデミック下のほとんどの期間、低金利に加え借り手の需要不足もあり、預金と貸し出しのバランスが崩れていた。ただ、この状況は変わり始めている。銀行業界からは21年10-12月期に融資需要が増加したことが伝えられており、ほとんどの銀行はこの傾向が22年も続くと予想している。

 金融サービス調査会社キュリノスのリテール預金およびコマーシャルバンキング部門責任者ピートギルクリスト氏は「銀行の貸し出しが現在よりも大きく増えるまでは、預金金利が大幅に上昇することはないだろう」との見方を示している。

 金利が上昇すれば、資金の一部をより高利回りの投資先に移す預金者もいるかもしれない。そうなれば、預金金利を引き上げる銀行も出てくる可能性がある。

 テキサス州オースティン在住のライアン・エングルさんは、アメリカン・エキスプレスアメックス)に高利率の預金口座を開設した。開設当時の金利は1.5%を超えていたが、約1年後に金利が下がり始めたことに気が付いた。現在は0.5%だ。

 エングルさんは「その時に、預金意味がないのではないか、何か対策をする必要があるのではないかとは思った」と語る。だが、仕事がまた忙しくなり、「まあ、少なくとも安全ではある」というような認識になっていたという。

 エングルさんは今年、この預金運用会社に託し、投資に回す予定だ。

https://jp.wsj.com/articles/dont-expect-rising-interest-rates-to-boost-your-savings-account-11644455730

Permalink |記事への反応(0) | 08:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-12-06

円のビッグショート、2023年は劇的なUターンへ-市場関係者が予想

円は世界の主要通貨の中で最悪のパフォーマンスとなっているが、2023年には劇的なUターンを演じそうだ。タカ派的な米連邦準備制度ハト派的な日本銀行という二つの円安原動力が、立場を逆転させると一部投資家はみている。

  今年の大半を通じ、ドルに対してショートする通貨として好まれてきた円だが、来年は現水準から7%余り上昇する可能性があると、バークレイズ野村ホールディングスが予想。フォントベルアセットマネジメント適正価格を1ドル100円未満だと見積もる。これは現在より30%以上の円高になる。ステート・ストリートグローバルマーケッツは米国積極的利上げへの懸念が後退し円が急反発すると予想し、ティーロウプライス日銀が今よりもタカ派的になることで円が上昇する余地があるとの見方を示した。

  ティーロウ世界マルチアセット責任者セバスチャン・ページ氏は「恐らく、ドルに対する円の弱さはピークに近づいている」とした上で、米金融当局が遂に利上げを停止した時に「日銀が若干積極的になることで市場を驚かせ」、円を押し上げる可能性があると分析した。

  円に対する強気は、ヘッジファンドが円のショートをこれ以上ないほど積み上げていた9月とは様変わりだ。急ピッチの利上げを続けた米国と超低金利を維持した日本との利回り格差が広がる中で、円はドルに対する年初来の下げが一時25%に達した。  

  だが、政府日銀市場介入と米連邦準備制度の利上げペース鈍化への期待を追い風に、円は10月安値から12%余り上昇。日銀が4月以降に新総裁の下で政策を調整するとの観測も円反発に拍車をかけそうだ。

  円が上昇すれば、数千億ドル資本日本回帰したり日本輸出業者が打撃を受けたりする可能性があり、影響は日本国内にとどまらない。円を調達通貨としたキャリートレード需要も後退するだろう。

  5日の円相場は1ドル=135円前後10月には30年ぶり円安の151円95銭を付けた。

  円高予想の多くは米金利が急速にピークに近づいており、当局は景気下降局面に利下げを迫られるという見方に基づいている。ジュピターアセットマネジメントアバディーンなどのファンドは、来年はその可能性が高いとみている。

  アバディーンスタンダード・インベストメンツ植田八大プロダクト・スペシャリスト部長は、米当局2023年に速やかに比較ハト派寄りの姿勢へと転換するだろうとみており、円が1ドル=130円まで上昇すると予想。ドルには今年のような上昇の原動力がないと指摘した。

  先物市場は米金利来年半ばごろにピークを付けるとの見通しを示唆している。

  複数ファンドはまた、先進国地域の主要中銀の中で最後までハト派的な政策を固持している日銀が降参するのは時間問題だとみている。それは黒田東彦総裁来年4月に退任した後になる公算が大きいが、円上昇をさらに勢い付かせるだろうと、ジュピターマネーマネジャーマークナッシュ氏(ロンドン在勤)は述べた。「来年のある時点で日本も当然、利上げをするだろう」と話す同氏は、1ドル120円近辺まで上昇する可能性を見込む。

  海外ファンドが好む10年物の円スワップレートは、日銀が設定する10年物国債利回り上限の0.25%を大きく超えて上昇している。これは日銀イールドカーブコントロール(YCC)政策を調整するとトレーダーらが見込んでいることを示す。

  フランクリンテンプルトンのソナル・デサイ債券担当最高投資責任者(CIO)は、日銀が向こう3-6カ月の間に10年債のイールドコントロールをやめる可能性があると予想し、「その時にはドルが完全に」下落に向かい、円が上昇するだろうと話した。

  金融政策正常化と依然として安い円相場という組み合わせは、円の安全資産としての地位も急速に回復させる公算がある。11月最後の数日には中国新型コロナウイルス対策を巡る懸念から安全資産需要が高まり、円がアウトパフォームした。

  フォントベルシニア投資ストラテジスト、スベン・シューベルト氏は、景気下降への懸念市場に広がればこうした傾向が強まると予想。「米国リセッション景気後退)が質への逃避につながる可能性が高く、円の追い風になり得る」と述べた。安全資産としてスイス・フランも有望視しているものの、今年の下落のため「円の出発点はより極端だ」と指摘した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-05/RMEQXNDWRGG601

Permalink |記事への反応(0) | 07:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-12-05

増える23年の米景気後退予想、金融各社は最適投資に知恵絞る

ニューヨーク 2日 ロイター] -投資家は米連邦準備理事会FRB)の利上げがもたらし得る来年の米景気後退に備え、これに耐えられる投資先探しに知恵を絞っている。利上げが米住宅市場の急減速や米国債利回りの逆イールド化に波及。米金融各社がここに来て来年経済見通しを慎重にしている流れの一環だ。

クレセット・キャピタルジャックエイブリン最高投資責任者来年に米景気が緩やかに後退し、FRB金融緩和を迫られると予想。それまでは投資家景気循環の落ち込みに強い投資先を志向していくとみる。

ブラックロックインベストメント・インスティテュートのストラテジストらによると、各中央銀行インフレ抑制を目指すと引き締め過ぎになりやすく、今後のそうした打撃を株式市場はまだ織り込んでいない。来年景気変動の影響を受けにくいと考えられるヘルスケア株が推奨という。今年のS&P500種のヘルスケア部門は年初来で約1.7%下落にとどまる。エネルギー株や金融株にも前向きだが、新興市場全般にアンダーウエートにしているという。

JPモルガン来年を軽度の景気後退予測。第1・四半期にはS&P500種が今年の最安値を再び試すとみる。米株は過去平均より割高なことなから先進国株より魅力が落ちるとし、推奨するなら一番は英国株とした。

BofAグローバルリサーチも米景気後退懸念と米企業収益鈍化により来年米国株は悪環境になるとみて、米株が値上がりしても弱気相場の中の上昇に過ぎないと受け止めるよう顧客に助言。一方で中国株をオーバーウエートにし、コロナ感染予防の厳格な規制の緩和や政府による不動産部門支援中国株を押し上げると予想している。

ただ、誰もが今後の米景気後退やその影響を既定路線とみているわけではない。

UBSのストラテジストのルーカス・カワ氏は中国欧州経済成長減速といった今年の悪材料来年は一部改善に向かうとし、資産価格全般に支えられると予想する。「今年の向かい風が来年追い風に変わっていく可能性はかなりある」という。

ティシスインベストメントマネジャーズのストラテジスト、ガレット・メルソン氏は来年は米経済が軟着陸するとの見方。「軟着陸への道は恐らく現在の予想コンセンサスより広い」とし、消費は金利上昇で抑制されるが壊滅はしないとみている。米小型株が既に景気後退を織り込み済みとして、投資強気と指摘した。

https://jp.reuters.com/article/usa-stocks-weekahead-idJPKBN2SP0F5

Permalink |記事への反応(0) | 21:16

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-11-29

米国債イールド債券株価底入れしたこと示唆-ヤルデニ氏

調査会社ヤルデニ・リサーチエド・ヤルデニ社長米国債の逆イールドについて、長期金利ピークに達するとともに株価は底入れし、米金融政策引き締めが限界に近づいていることを示唆しているとの見方を示した。

  米金融当局インフレ抑制に向け積極的に利上げを進め、今年半ばごろから短期債利回りは長めの債券の利回りを上回っている。これは長年の経験則によると、迫りくるリセッション景気後退)の警告だ。長短利回り格差は、インフレ退治に向けボルカー連邦準備制度理事会FRB議長(当時)が利上げを実施し、1980年代前半に深刻なリセッションをもたらした時期に匹敵する。

  ヤルデニ氏によると、長短金利逆転は信用収縮など他の事象に関する強い予兆でもある。同氏はインフレ高進につながると考えられる金融財政政策に抗議して債券を売る投資家を「債券自警団」と名付けたことで知られる。

  同氏は27日発表のリポートで「実際に逆イールドは米金融政策の引き締めが過度にタイトになりつつあることを予測している。それは、信用収縮に即座に変質しリセッションを招きかねない金融危機の引き金となり得る」と警告。「この夏以降の逆イールドで期待されているように、米金融当局来年初めに引き締めを終了すべきだ」との見解を示した。

  ヤルデニ氏の見方では、10年債利回りは4.24%と終値ベースで今年最高水準となった1024日にピークに達した可能性がある。直近の取引では3.7%付近

  米国株については、S&P500種株価指数が3577と、終値ベースで今年の最安値だった10月12日に底入れした可能性が同社の分析示唆されるとしている。11月28日終値は3963.94。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-28/RM2SWRT0AFB701

Permalink |記事への反応(0) | 09:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-10-27

anond:20221026224355

おまえはあれこれ言う割に、メガキャスティングのどこがどうダメなのか、多大なメリットと引き合わないようなデメリットがあるのか、全然説明できてない。

俺は親切だから、おまえがはっきり言えないが一般的に言われている「デメリット」をひとつひとつ論証してやろう。

まず、ギガプレスメガキャスティングについて、決まり文句のように出てくる「歩留まりが悪い」という非難。これってそもそも、その歩留まりコスト増や廃棄物増に繋がるというエビデンスあるのかねえ。テスラでは、2021年の段階でも歩留まり90%ラインを確保してる。それに使ってるのがもともとリサイクル容易でリターン材を再鋳造やすアルミ合金なので、鋳造不良があった場合不良品をそのまま溶湯にして再利用できる。もともと1プレスごとの限界費用が激減してるので、イールド率90%のままでもさほど問題がない。材料無駄も出ないし、大幅なコスト増要因にもならない。ちゃんとできるまで何度でもやり直すだけ。

次、「クラッシャブゾーンが確保できない」という非難。これはテスラ特許情報などからトポロジー最適化シミュレーションによって構造的にリブやトラス構造などの変形部を持たせて確保しているのがわかっている(こういうノウハウ知財化できることは先行企業特権で、この関連特許トヨタ他の後発企業にとって模倣を妨げる重い足枷になるだろう)。前後アンダーボディをメガキャスト化した車両でのクラッシュテストでも、慣行的なボディと同じように前方衝突・オフセット衝突・後方衝突などを変形吸収できている。米とEU新車販売できるのはNCAP/Euro NCAP認定日本のJNCAPより厳しい)を通ったモデルだけで、ギガプレステスラもそれを充足しているのだからある意味当たり前なんだけど。

最後、「修理が困難」という批判メガキャスティングで作る車でも、一般的乗用車と同じくバンパリイフォースクラッシュボックスはアンダーボディから分離されていて、軽微な前後衝突はここで吸収されるし、当然交換もできる。それを超えるような(ボディ側に変形が生じるような)激しい衝突は確かに修理不能ということになるが、それは安全性から言えば鍛造+溶接製造されたモノコック車でも全損とすべき事故だし(溶接で見た目の歪みは直せてもボディの強度自体回復しないので)、修理にかかるコストも非常に高く、実際に多くの事故車はそうした修理をせずに全損にされてるのが実情だ。

となれば当然、メガキャスティングって利点はいっぱいあるけど、何か採用を妨げるようなマズいことがあったっけ?という話になるわけだ。

Permalink |記事への反応(2) | 12:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-06-08

FED重要視してるのは米金利10年と3ヶ月の逆イールド

発生したら景気後退確率高まるので利上げを中止するとの見方が強い

それまではこの流れは止められないのかも

Permalink |記事への反応(0) | 21:39

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-04-30

anond:20220429114122

こないだからちょくちょく書き込んでも誰も教えてくれないのだが

モルガンスタンレーグローバルプレミアム為替ヘッジ無しっていうのを勧められるままに2000万円ぐらい買っちゃってる

あとフェデリティUSハイイールドていうの安倍総理就任後3年以内ぐらいに勧められて買ったのが600万円ぐらい残ってた

(元は900万円ぐらいだったはず)のを、ドル高だし利払い含めてトントンからと先週売った

もうほんと証券会社に勧められるまましか手出ししてないので誰か批評してくれ

Permalink |記事への反応(1) | 09:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-04-21

anond:20220421150622

2018年から一般NISAETFeMAXIS Slim、S&P500買って

購入額が5,352,854円、評価額が6,946,586円、配当が113,426円だった。

ハイイールドは辞めといたほうがいいぞ。アメリカに突っ込むならS&P500とETF買っとけ。

Permalink |記事への反応(0) | 21:27

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

一年前の投資信託の結果

前回:anond:20210420173600

次回:anond:20230403151613

各自10万円分買った。その一年後の結果が以下

三井住友TAM世界経済インデックスファンド株式シフト型)

評価損益:+12,452円

フィデリティ:フィデリティ・USハイイールドファンド資産成長型)

評価損益:+18,987円



三井住友TAMSMT 日経225インデックスオープン

評価損益:-5,188円

ニッセイ:<購入・換金手数料なし>ニッセイ 日経平均インデックスファンド

評価損益:-4,896円

  • 日本経済が悪い悪いって言ってる人間存在理由が分かった
  • 1年で5000円程度のマイナス。でもガチャ10万入れても9万5000円が戻ってくる事はないので実質お得
  • まあ一年で5000円くらい損が出てもどうという事はない。持ち続けてみる


大和トルコボンド・オープン(年1回決算型)



トータルで見れば-2,693円

結果的に見たら素直に全世界アメリカにブッパした方がいいのね。やはり先人の言ってる事は間違ってない

という事で今年の1月に「ブラックロック・ジャパン株式会社」の「iシェアーズ 米国株インデックスファンド」ってのに10万円突っ込んで、今のところ+3,839円

これからもまあ、貯金の余裕ができたらアメリカらへんに突っこんでいくと思う

Permalink |記事への反応(15) | 15:06

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

知らなかったこ

実は6000万円ぐらい自分定期預金があると言われた(50歳ぐらい)

なお既に3000万円ぐらい投信(米ハイイールド500、なんとか指針の米株2000)や企業債に突っ込んで、家も実家だがあるにはある。投資マンションみたいのも(言われるまま)買ってはある。

年収は先はわからん

ここは値上がりする前に必需品買おうと思ったが、あんまし思いつかない

使いみち緩募

なお今現在考えてるの

1.耐震補強工事 (実家はそろそろ築30年なので)

2.ゲーミングPC (最近スマホポチポチばかりで使うかどうか不明

3.ソーラー発電  (SDGsには興味ないが自治体補助金出そうだし)

4.医療保険   (将来、医療費が高騰しそうだし)

5.自家用車   (現行が6年目8万km、不満ないが今のうちに入れ替えとくべきか)

その程度の貯金ではどうにもならんから貯めとけ、でしょうか

Permalink |記事への反応(1) | 09:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-11-05

こどおじの末路

10数年勤めた会社で、こどおじしながら、2000万貯蓄した。

その後結婚し、郊外に戸建てを買い、可愛い子供もできた。

当時、給与年収は額面で800万近くあったので、貯蓄もそこからさらじわじわ増え

さらnisaなどの税制優遇も使いながら株で資産運用して、それなりに増えていた。

正直、「人生あがったな」と、思った。

このまま働き続け、生活水準を極端にあげたりしなければ、

旅行も楽しみつつ、一生お金に困ることはないなと。

ところが2020年3月コロナ到来。

今まで不動の地盤だと安心しきって頼りにしていたものが、根本から瓦解する感覚

まず残業がなくなり、残業代がなくなったため、年収大幅ダウン。

そしてコロナショックの株暴落より、資産が週単位で3桁万円が溶けていく。

これは投資家リーマンショックを思い出させ、

長期間にわたって停滞する株価不景気を嫌というほどフラッシュバックさせた。

この下がったところで株価さらに買う者もいたが、

滑り落ちるナイフを掴み血だらけになる者がいたり、

手持ちの株式の多大な含み損から噴き出す強烈な不安感情から

2番底を恐れ追加投資を躊躇する者が大半だった。

ところが2020年5月2番底を恐れずフルインベストする者が現れた。

ワイである

ワイは実は2019年に起きた逆イールドに反応して、大半の株式を売り払い、

金融ショックに備えていたのである

わずかに残した株式はかなりの速度で暴落したが、

気にせず資産の9割をドル建て米国株にフルインベストした。

このフルインベスト作戦は功を奏し、2021年11月資産コロナ前の実に2.5倍になった。

給与残業代分は確かに下がったが、株式の利があるので、今年は年収でいうと2000万に届きそう。

そして、仕事は週の大半がテレワークになったうえ、

残業がないので楽であるテレワーク中、仕事したりしなかったり。

今は子供の昼寝のために横になり、午後の太陽差し込む温かな部屋で、

タブレットを眺めてまったりしている。

今月はどこに旅行行こうかな。

Permalink |記事への反応(1) | 13:42

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-04-20

今日投資信託を始めた

次回:anond:20220421150622

ソシャゲに好きなキャラランキングイベがあった

10課金してランキング6位になった

しかしその直後にサ終告知がなされた

俺は泣いた

なので投資信託というのを始める事にした

ガチャで1万円を0円にするよりも1万円を1円にした方が通帳上有意義だろう

しか経済アンテナが張られていない人間なので、知識のいる株やFXではなく投資信託を選んだのだ

年収300万で貯金は150万

100万あれば無敵な気がしたので50万を元手にする事にした

そして俺は賢いので「一つの籠に卵をモルカー」という言葉を知っている

50万円を5つに割って10万円ずつ別のブランドを買う事にした

メロス経済がわから

せいぜいイースポーツ関連のうんたらと謳うファンドには絶対投資しないというアンチプロゲーマー根性や、

楽天のストアが使いづらいのとなんかムカつくというアンチ楽天根性に従うしかなかった

ひとまず、俺はインデックスファンドというものを買おうと思った。なんかまとめサイトとかだとなんかいいとか言ってたし

それと分配金の頻度が毎月とかなのはファンド側の資金が減るとか聞いたのでやめようと思った

で、買うのは2:2:1の割合で買おうと思った

2の分で、世界とかアメリカとかグローバルな感じのカッコイイ感じのブランドを買う

それとは別の2で、日本人なので日本国内を扱ってる感じのブランドを買う

残りの1で、冒険で今安くなってるブランドを買う

そういう事になった

そして10万円ずつ買った

三井住友TAM世界経済インデックスファンド株式シフト型)

フィデリティ:フィデリティ・USハイイールドファンド資産成長型)

グローバル系のなんかすごそうなやつ

モーニングスターレーティングっていうので星が五個もついてたので買った

俺の無言はてブにも星五個ついて欲しい

三井住友TAMSMT 日経225インデックスオープン

ニッセイ:<購入・換金手数料なし>ニッセイ 日経平均インデックスファンド

日本国内系のジャパニーズ

なるべく購入する投資信託ごとに会社バラバラにしようと思ったんだけど、世界経済とSMTで三井住友TAMがダブってしまった

これもモーニングスターレーティングで高めのやつを買った。一応各自の最大下落率とか基準価額のグラフとかトータルリターンとか見てるんだけど ぜんぜんわからん

大和トルコボンド・オープン(年1回決算型)

冒険

これはモーニングスターレーティングではなく単純に基準価額が安いから買った。3898円

けど後で調べたけど、トルコって戦争ふっかけた悪いヤツじゃん。別のにすれば良かった







こうして50万円があっという間に電子の海へと潜りこんだのだが、やっぱりガチャって凄いなぁと思った

だってガチャって50万入れたらすぐ結果出るじゃん?

でも投資信託かいうヤツは桃栗三年柿八年しないと結果出ないって聞くしFXにすれば良かったかなと思った

でもFXで有り金全部溶かした人になりたくなかったのでやっぱり投資信託のが安全なんだなって思った

それとこの投稿、「思った」っていうのが出過ぎて葦みてーだなと思った

とにかく俺としてはこの50万円が5000兆円になる事を願っている

短期は損気らしいのでコロコロ売り買いをせずにじっくりと待つわ

Permalink |記事への反応(2) | 17:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp