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2025-12-16

140字の彼の呼吸を止めてあげたかった

三島由紀夫の『仮面の告白』を読んだ。本来であれば、読了後の感動が冷めやらぬうちに書評を書くつもりだった。しかし、どうしても筆が進まない。この作品鋭利刃物のように「お前の仮面の下には何があるのか」と喉元に突きつけてくるからだ。安全から批評することなど許されない気がした。

から僕は書評を諦め、代わりに僕自身の、あまり個人的なある「恋愛」のようなものについて書く。

最初に断っておく。僕は同性愛者ではない。少なくとも一般的意味において、男性の肉体を性的に欲することはない。 それでもかつて僕は、インターネットの海で出会ったある「彼」に、異常な偏愛を抱いてしまたことがある。 それは性愛というよりは、三島小説主人公が「聖セバスチャン」の殉教図に欲情したような、破壊と美が混在した倒錯的な眼差しだった。

当時、僕はTwitter(現X)という場所に漂う、独特の湿度が好きだった。自分の弱さや「メンヘラ感」をあえて露悪的に見せつけ、それを人質にして他者に寄りかかろうとする、あの「よわよわしい」文章たち。 彼は、その中でも一際異彩を放っていた。

どうしようもなく顔立ちの整った、かわいい男の子だった。 中上流家庭に生まれた育ちの良さを滲ませながら、現役で東大に落ちて、浪人生活を送っていた。 でも、彼から感じたのは受験生悲壮感ではない。社会的所属が宙ぶらりんになった真空地帯で、静かに窒息しかけているような危うさだ

志望校京大に変えたというのも、いかにも彼らしかった。 東の都の競争原理よりも、西の古都のほうが、彼の浮世離れした感性には似合っている。 結局、彼がその春に桜を見ることができたのか、僕はよく覚えていない。

ただ覚えているのは、彼がいつも何か別の世界を見ていたことだ。 彼のタイムラインは、彼の脳内みたいにノイジーだった。平沢進の壮大な音楽で救済を求めたかと思えば、lilbesh ramkoのような、脳髄をヤスリで削るようなグリッチ音を好んで聴いていた。

そして、何よりも僕の胸を締め付けたのは、彼がふと呟いた小学生の頃のエピソードだ。学校で「十年後の自分へ送るタイムカプセル」を作る授業があったとき、彼は未来自分への手紙の隙間に、こっそりと「博麗霊夢」のイラストを描いて忍ばせたという。 なんとも、インターネット的な業と、無垢少年性とが混ざり合っていて、僕はそのツイートを見て、どうしようもなく彼を愛してしまった。

そんな彼が、浪人が決まって一人暮らしを始めたときのことだ。親の金で借りたであろう小綺麗なアパートの一室。彼が上げた本棚写真

星の王子さま』。 青松輝の『4』。 そして難解な哲学書

少年のような無垢さと、現代的な感傷と、アカデミズムへの真摯な野心。 その三つが奇妙なバランスで並んでいる写真に、僕はリプを送った。 「読んでる人を表してるみたいな本棚だね」

「ありがと、うれしい。でも半分ぐらい読んでない」

その正直さと、間の抜け方。それが彼だった。難解な哲学書に手を伸ばす一方で、『星の王子さま』を必要としている。そういう矛盾に、僕はつい心を奪われてしまった。

もっと単純で、動物的な理由もあった。 読者には見えない、消えてしまった140字の羅列。その隙間で、彼が僕に与えた「餌」の話をしなければならない。

当時の僕は、固定ツイートに**「五十六億七千万個まで質問答える。NGなし、期限なし」**という、弥勒菩薩気取りのふざけたタグを掲げていた。 彼がそれに反応し、「僕のこと好き?」と投げてきた。冗談混じりのやり取りのつもりだったのだろう。だが彼は引かず、何度も「好き」と繰り返した。 僕はそれをまともに受けてしまった。要するに、彼もまたズレた人間で、僕をある意味で好いてくれていた──それだけで十分だった。

その言葉は、当時の精神的に飢餓状態にあった僕にとって、劇薬だった。コンビニ駄菓子のような安っぽい言葉だったとしても、僕には高級な宝石のように思えた。 吞み込んだら、脳の奥がしびれた。

こんなにかわいく、あんなに残酷に、人の心に入り込める彼という存在のものに、僕はどうしようもなく狂ってしまった。 そして、彼が「首絞め」を好んでいたという事実を知ったとき、僕は妙な納得感と同時に、どうしようもないエロさを感じた。

その瞬間を、僕の手で与えてあげたかった。 ウワバミに飲まれるのでもなく、毒蛇に噛まれるのでもなく、僕の手で。 彼が苦しげに喘ぎ、白目を剥き、よだれを垂らして「あちら側」へ行こうとする様を、特等席で眺めたかった。 彼を救ってあげたいという気持ちと、僕の手の中で彼が壊れていくのを見たいという嗜虐心は、僕の中で完全にイコールだった。

あんなにかわいくて、あんなに儚い男の子が、僕の手の中で痙攣している。 その想像だけで、僕はどうにかなりそうだった。 実際にその夜、彼を思いながら熱を吐き出したのかどうか、記憶は定かではない。ただ、ありふれた性の記憶ではなく、僕の脳裏に焼き付いているのは一つの光景だけだった。

――彼の首を絞めながら唇を重ねる、美しく結晶化されたイメージ

しかし、そのイメージがあまり完璧すぎて、僕は身動きが取れなくなっていた。 僕の思いを彼に伝えるのも怖かった。受け止めてくれるような気もしたけどね。

結局、僕は彼にやり方を聞いた。 「首絞めはきもちーよ」と無邪気に語る彼に、あくま好奇心を装って。本当は彼にするはずだった行為を、自分の体で代替するために。

彼は何も知らないまま、「首吊りは危ないから、まずは気絶したらちゃん空気が通るようなやり方にしたほうがいいよ」と親切にアドバイスをくれた。 僕はその言葉に従い、深夜、自分自分の首を絞めた。 彼に向けられるはずだった愛と暴力を、独りよがり自分の気道へと押し込んだ。

気道が塞がる。血流が止まる。視界の端からノイズが走り、意識が遠のく予感の中で、僕は愛の正体を捕まえたような気がした。

しかし、美しい魔法唐突に解けた。生理的拒絶反応に耐えかねて手を離した瞬間、僕はただ激しく咳き込んだ。 口の端から垂れたよだれが、冷たく顎を伝う。

熱に浮かされていた頭は急速に冷え、ゼーゼーと鳴る喉の音だけが部屋に響く。 布団の上で天井を見つめる僕の肌に、深夜の冷気がじっとりと張り付いた。ネット上では「窒息はコカインと同じくらい気持ちいい」などという言説もあったが、嘘っぱちだと思った。これならコカインをやったほうが簡単だろう。

ふとスマホを見ると、彼がツイートしていた。 「フォロワーに変なこと教えちゃった」 それを見て、僕は「かわいいなー」と他人事のように思った。

僕と彼の間に生まれた、共犯関係のようなむず痒い楽しさ。それを彼も少しは感じてくれていたのかもしれない。 そんな、三島由紀夫の描く血生臭いエロスとは程遠い、僕の「告白である

結局、この話にオチはない。 僕はおよそ一年間、彼のツイートを見てときめき、その文章を愛でていただけだ。会ったこともなければ、DMで深い話をしたわけでもない。 せいぜいリプと空リプで少し言葉を交わした程度。 彼はおそらく、僕のことなど覚えていないだろう。

鮮烈なエピソードもなければ、ドラマチックな結末もない。 僕がTwitterアカウントを消したので、彼の消息不明だ。 もちろん、彼ほどの人間インターネットを辞められるとは思えない。おそらくTwitter検索欄に彼の名前、あるいはかつての僕のアカウント名を打ち込んで、そこから逆にたどれば一時間もしないうちに再発見できるだろう。

しかし、僕はいまだに一度たりともそれを試みていない。 彼が変わってしまっているのが怖い。僕は臆病者だ。 もし、万が一彼を見つけて、彼が当時の「よわよわしさ」を克服し、精神的に自立し、強くたくましい大人になっていたとしたら?

友人として、それは心から祝福すべきことだ。彼には幸せになってほしい。本来なら地上では窒息してしまうはずの天使が、奇跡的に舞い降りたようなものだ。 けれど、それと同時に、僕の胸の奥で黒い感情が鎌首をもたげる。

彼が強くなること。それは僕が愛した「彼」の消失意味する。 あの頃の、儚くて、今にも壊れそうで、だからこそ首を絞めて永遠に閉じ込めておきたかった「彼」は、もうどこにもいないことになる。

僕は彼に幸せになってほしい。 けれど、僕が愛せるのは「不幸で、弱くて、美しい彼」だけなのかもしれない。 だから僕は彼を探せない。

彼がどこかで笑っていることを祈りながら、その笑顔を見たくないというエゴを守るために、僕はもうまともにTwitterなんかできない。 たぶんもう一回始めたら、いつかは検索してしまうから。それで見つけられなかったら、それも怖いし。 彼は今にも死んじゃいそうだったから。

三島の『仮面の告白』のラストシーンで、主人公日常という虚無の中で、乾いた心でダンスホールを眺める。 僕もまた、彼を探さないという「仮面」を被り続けることで、あの奇妙な二重性の中で、彼を生かし続けている。

そう、僕は彼を愛していた。 首を絞めながら、彼の唇を塞ぎたかった。 その暴力的な愛の感触が、今も僕の手のひらには残っている気がする。

今になって、こんな場所でこれを書いているのは、僕という異物を彼の喉に引っ掛けたくなったからだ。 探さないと言いながら彼に読まれることを期待している、矛盾した行いだけれど。

最後に、かつて彼が愛し、僕もまた愛した曲の話をして終わる。神聖かまってちゃんの『天使じゃ地上じゃちっそく死』。 彼はかつて、この曲を好んで聴いていた。

今の彼は、天使であることをやめて、平穏な地上でうまく呼吸ができているのだろうか。 それとも、今もどこかで、地上の空気に馴染めず、窒息しかけているのだろうか。

僕にはわからない。 だからこそ、この曲を聴くたびに、僕の脳裏にはやはり、あの頃の苦しげに喘ぐ彼の姿が浮かんでしまうのだ。

※以前noteにも似た話を書いたけれど、記憶を掘り起こして、思い出したことさらに書き足した

Permalink |記事への反応(0) | 18:39

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anond:20251216161712

Tinderってみんなセックス目的イメージだった

友達目的ってのもあるのか

Permalink |記事への反応(0) | 16:52

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鉄鍋のジャンアニメ化

PV見たけど、カーカッカッカ!が俺の秋山と違うので声優チェンジで。

俺のイメージクルル

Permalink |記事への反応(0) | 15:03

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anond:20251216142807

お前のイメージなんか聞いてませーん

はーいろんぱっぱ😝

Permalink |記事への反応(1) | 14:29

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anond:20251216140424

そういうイメージしかないし格闘技ジムもやっぱりガラ悪いか

Permalink |記事への反応(1) | 14:28

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anond:20251216140425

あなたは優秀だけど、右腕が頼りないですね。私の知り合いを紹介しますよ。」

みたいなことをいって、自分の知り合いや息がかかったコンサル事業に噛ませてそうなイメージ

Permalink |記事への反応(0) | 14:22

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anond:20251216103927

解釈違い扱い」を異様に敵視する人間が世の中にはい

評価する/しない、好みである/ではない、イメージに合っている/合っていない、事実である/ではない

全て別のベクトルの話なのに、こうした複雑な評価軸を持たない人間にとって否定否定しかいからだ

そうした人間相手するだけ無駄だ。獣ほどの知能しかないのだから

Permalink |記事への反応(0) | 14:06

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anond:20251216120430

和物って流行らんイメージあるな

アイドル和風スタートしても方向転換してるイメージしかないし

Permalink |記事への反応(1) | 12:17

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日本スターバックスマクドナルドOK黒人イスラム教NG 怖い

どちらも外国から来ている。

スターバックスマクドナルド すごくいいイメージを持たれている。

日本人はほぼ全員が「洋」服を着ている。

スマートフォンも持ってる。しかiPhone が多いらしい。

外国から輸入品を身に着けて外国文化で満足している。

スターバックスマクドナルドiPhone  も外国人だよ。

日本人ならすべて和にしないとおかしいはず。

Permalink |記事への反応(2) | 12:04

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都会に住んで、雨の憂鬱度が上がった

都会の生活は、自宅の快適機能の大半を外部に外注してるような感覚がある。

家に本棚がなくても、大型の書店図書館が近く、家に絵を飾らなくても美術館があり、家に急須がなくてもカフェがある。

しかしだ、だからこそ雨天は憂鬱だ。

イメージでは自然と向き合う田舎のほうが生活が天候に左右されそうだが、都会の雨への耐性の無さと言ったらない。

何もなければ、それもよい。

スマホをいじってインスタントコーヒーを飲んでやり過ごすのも楽しかった。

雨に向かひて月を恋ひ、たれこめて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。

というやつだ。

しかし、現実は雨でも外出を強いられる。

おむつを切らしたまま明日まで待つことは出来ない。

狭い玄関で少し濡れたコートを脱ぎ、中まで濡れた靴に新聞紙をつめ、田舎車社会を懐かしく思う。

冷蔵庫ほとんど空だが、スーパーまで梯子する元気はなかった。

モノに溢れる都会にいながら、夕飯は缶詰料理

Uber eatsが流行るのもわかる。

私は幸せなのか?

Permalink |記事への反応(0) | 11:41

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議員の数を削って身を切る改革!」みたいなのが通用するのは、ぶっちゃけリテラシーイメージだけで判断している人たちだけで、それ以外は「現状で議員仕事は回ってなさそうだけど、減らして誰が得すんの?」くらいの話だわな

Permalink |記事への反応(1) | 09:23

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映画】バトル・オブ・バンガスを見た

今見ると言いたいことがいろいろありすぎるロシア産戦争映画だった。

う~~~~~~~~~~~~~ん……55点。

 

中央アフリカ共和国国軍軍事訓練を行うロシア兵たち。選挙の年、元大統領一味は選挙ジャックして再選を狙うために各地で武装蜂起を起こし、周囲の国から傭兵を集め国の中心地を目指す。中央アフリカ共和国政府軍ロシア軍VS反政府軍の戦いが今幕を開ける。

 

さて。清々しいまでのプロパガンダ映画である。何のプロパガンダかというともちろんロシア国としてのプロパガンダでもあるのだが、後のウクライナ侵攻でいろいろあって有名になった日本ではお尻プリプリプリコジンでおなじみのプリコジン氏(R.I.P.)が設立したロシア軍事企業であるワグネル広報戦略として作られた映画である

同じく清々しいまでのプロパガンダ映画であるアメリカ海兵隊ものお約束をかなり踏襲しているのがウケる

新兵が中央アフリカ共和国での訓練任務アサインされるところからまりベテラン兵たちにネチネチ嫌味を言われ、なんか嫌がらせとかも受けたりしながら戦場での活躍を通じて次第に心を通わせていくという100回見た新兵ものの定石をきっちり踏んでいるので話の大筋は受け入れやすい。ベテランからソ連時代はお前みたいなモヤシ後方支援しかさせてもらえなかったゼ」ってソレハラ受けてるのはお国柄が出ててよかった。

あとさ、プロパガンダからって側面はもろちんあるんだとは思うんだけど彼らは彼らの正義をもって国外任務にあたってるんだなっていうのがなんか新鮮だった。2025年を生きる俺らとしてはロシア軍=悪の軍団みたいなイメージあるじゃん。でもロシア軍の兵士自体はみんな正義軍隊として国外任務にあたるシールズのように、彼らなりの使命感をもって職務に当たってるだけなんだなって当たり前の視点を得た。

 

で、国軍の訓練をするために中心街に向かうんだけど途中で武装蜂起が各地で始まってヤバくね?ってなって、実際に基地についてみたら国軍はみんな逃げちゃってて残ったのが3人だけ。しか基地っていうかあばら家。

ここで面白かったのがロシアとしては軍事協定は結んでるんだけど基本的には国軍を訓練するという名目中央アフリカ共和国駐屯しているわけでここで戦争行為を行うことは非常に問題がある。特に反乱軍からぶち殺しました」となると対外的には「ロシア軍が国外民間人をぶち殺した」となってしまう。ロシア軍の上官が「そんなことをしたらロシア軍は世界各国から袋叩きにあってしまう!」って心配してて2025年に見ると笑っちゃうんすよねってなっちゃいましたね。

まぁその後、攻撃を受けて「やられたらやり返す倍返しだ!」とばかりに反政府軍ボッコボコ虐殺するんですけどね。地元アサルトライフルロケランで武装したギャング(どんな治安だ)を追い返し、その後やってきた元大統領が呼んだ傭兵部隊もきっちり虐殺して追い返す。ここで多分この映画を見た人全員が「お、おう」とテンション爆上げになる名台詞アメリカ民主主義のためなら、俺たちロシア軍は正義のために戦う!」が飛び出してくる。う~~~ん。

この展開も作中でも引き合いに出されてた「300スリーハンドレッド」や「

13時間 ベンガジの秘密の兵士」といった多くの西洋諸国軍事映画をなぞっていて「ロシア軍がやったのは現地民の虐殺なんだ!」っていうテンションで語るのは難しい。俺としてはよくあるやーつだし、まぁ、こんな展開はなんぼあってもいいですからねって感じだった。

個人的面白かったのはこの大銃撃戦のシーンでロシア語のラップミュージックがかかって、ロシアでもテンアゲのシーンではHIPHOPがかかるんやなと思ったらフックで女性シンガーが歌い出して爆笑しかしそのシンガー部分が妙に民謡感があるフロウだったのでロシアHIPHOP楽曲ってこんな感じなんやな、意外とお国柄出てるなと感心した。

 

あと、中央アフリカ共和国自体めっちゃ治安が悪いか国連平和維持軍も進駐してるんやけどロシア軍はそれとは別に行動してて「戦闘になったら助けてくれあ」って声かけるんだけど平和維持軍からは「武装解除するならいい」という回答がくる。つまるところロシア軍は平和維持軍とは別の利害関係で動いている軍隊なので武装した他国の軍は受け入れられないという平和維持軍の回答はなんかリアリティがあってよかった。

あと平和維持軍に参加してるのがフランス人なんだけど「かつては我々が彼らの首都まで攻め込み、その後彼らが我々の国に攻め入り、今ではこんな遠くの地でにらみ合ってる。不思議な話だな」とか言ってて、これ言わせてるのがロシア側ってのが無駄皮肉が効いててよかった。

 

展開自体はもうアメリカで何百本と撮られたプロパガンダ戦争映画なので定石に綺麗に沿って作られているので特に退屈することもなければ見てれば盛り上がるように作られているので問題ないのだが、細かな脚本部分はこなれていない部分が気になった。

お前は戦場に迷い込んだ旅行者みたいだなと「ツーリスト」というコードネームを与えられた(原題英題ともにコレ)新兵だが彼は元警官でそのことでなぜか先輩のハゲ散らかしたベテランからキツく当たられる。しかしその後、心を通じ合わせた後に「じつはさぁ、身内が警官に撃たれたんだよね。だから警官が嫌いだったんだよ!」みたいな告白があって、う~ん、このとってつけたエピソード別にいらんなぁと思ってしまった。こんな個人事情持ち込まなくても鉄火場を一緒にくぐってその戦闘の中で無言の信頼関係を築くでよかっただろ。

怪我戦線離脱した新兵がロシアパブで同僚と飲んでて「実はお前が逃がして免職されたガキって俺が小遣い稼ぎでヤク渡してたガキでお前が処分されると思ってなかったんだよね。ゴメンゴ。俺の口利きで職を斡旋してやるから許してチョ」とこれまた取ってつけたような新兵は善の人でした設定が語られるのも逆に萎えポイント

しかしそれを蹴って軍に戻った主人公は冒頭と同じように「お前のコードネームの由来は?」と聞かれ「好きだからかな、地獄を旅するのが」と答えてエンドロールへ。ダッッッッッッッッッッッッ!!!

 

たぶん、今見ると多くの人が「ロシア軍が正義の軍として描かれている映画からクソ」と思うと思うし俺もどんな感情で見りゃいいんだよと正直思った部分は否めないんだけど、でもこの映画のあらゆる構造アメリカ海軍プレゼンツ海兵隊シールズもの酷似していてほならアメリカのそれ系の映画は楽しめてこの映画が楽しめない理由って本当にあるのか?と考えた結果、まぁ映画としては少数VS多数の籠城戦闘ものとしては一定クオリティはあったなという結論に達したし、ロシア側の視点で作られた戦争映画と考えると別の面白みはあるとも思った。

なので2025年の今見るといろんな見方ができる映画だと思う。わりとオススメ

Permalink |記事への反応(0) | 09:18

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anond:20251214233048

生活保護イメージ悪いの絶対もっと改める方が良いよな。

セーフティネットへのアクセスに対する精神的な壁を取っ払おう。

Permalink |記事への反応(1) | 09:10

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anond:20251216041448

メスは交尾から全力で逃げる方が多いイメージ

野生動物場合は死亡確率も高いしな

人間のメスは生物的な死や障害危険だけじゃなく社会的な死の恐れも合わさる

Permalink |記事への反応(1) | 04:22

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目出し帽弁慶

忠烈の臣がただの薄らデカ不審者

まあ、裏頭を目出し帽に含めるなら元のイメージのままだったりするんだが

Permalink |記事への反応(0) | 03:51

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AI生成で漫画実写化する時代ってくるのかな

ショート動画でたまに流れてくるけど「クオリティ高いし割とええやん」みたいな気持ちが正直ある。

人の顔や演技を学習するのがよくないとか、詳しくないけど問題が色々あるんだろうが。

演技力無さ過ぎとか雰囲気違いすぎとか身長違い過ぎやろとかないし。

ハリポタ映画も生身の人間から仕方ないけど、ハリーの瞳は緑じゃないし身長も同じように成長しないしネビルは成長後イメージがかなり違う。

生成AI使うならわざわざ実写風にしなくもと思うけど、キャラクター現実で生きてるように感じられてみてて結構良い。

Permalink |記事への反応(1) | 03:01

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2025-12-15

[日記]

はじめてサプリを買ってみた

まだ届いてないけど

でぃあなちゅら、DHCネイチャーメイドの3択で結構まよって調べた

結局でぃあなちゅらにした

DHCは一番安くてマジで気休めって感じっぽい

分けて飲めるでぃあなちゅらか1回で1日分とれるネイチャーメイド

ネイチャーメイド栄養価高いって情報もあったしそうじゃないのもあったしよーわからん

ただ1粒で1日分ってなるとたくさん入ってる=それを一気に全部吸収できずに排泄されちゃうのも多そうな気がして、

分割でのめるでぃあなちゅらにしてみた

すげー疲れやすくてだるいのがちょっとはマシになるかなー

まあ普通にメシくうのが一番ってのも知ってはいるけど

冷蔵庫もない 土日1歩も外でないとかもあるしなあ

とりあえずLDLと中性脂肪やべえからちったあ食生活に気を付けるつもりではいるけど

それにしてもキャベツやっぱ安いわ

今日半玉80円とかだった

こんな安かったっけ・・・冬は高くなるイメージだったんだが

まあありがたいけども

Permalink |記事への反応(0) | 23:08

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anond:20251215121533

㌧カス イメージついたわ

Permalink |記事への反応(0) | 20:49

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デブだけど痩せたい

痩せるにあたってデブではない人の意見を聞きたい。たぶんだけど食事感覚食生活普通の人に合わせるだけで痩せられるんじゃないかと思っている。

Permalink |記事への反応(1) | 12:07

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anond:20251215110308

質の上位は全部東京しかないよ

それって上位0.001%くらいの話であって、上位0.1%くらいのレベルだったら全然地方にある気がする。

そして0.001%レベルの店は最近地主パパ活とヤカラが多すぎるイメージ

Permalink |記事への反応(0) | 11:10

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弱男って単語作ったアンフェは非モテ男性さらに追い込んだ

『弱男』は女がこんなことに困ってるって話に、アンフェ達が「女より女とセックスできない男の方が弱者だ、国は女より弱いセックスにありつけない弱男を支援すべき、女は股開けばセックスできるから強者」的に嫌がらせするために作った言葉だ。

弱男の意味は、女にモテない男。

やがてそれが、弱男を自称しXで女にまとわりついて嫌がらせをするアンフェミジニー達に対して使われるようになった。

「弱男は自分が得をするより自分が気に入らない女が損をすることが望み」

「弱男は誰かが自分に代わって女性を苦しめて加害してくれることを望んでる性犯罪者擁護するのもそれ」

「弱男は女に醜い言葉を投げつけられたら何でもいい」

Xで上のように言われてるのを見かけ、モテない男のイメージ凄まじく落ちてるよな…と思った。

モテない男はせめて優しいとか誠実とか人の幸せ願えるとか、性格で売るしかないだろうに、内面ドロドロの腐敗物くらいのイメージに落ち込んでる。

Permalink |記事への反応(0) | 10:40

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anond:20251215101405

文京区って立地とイメージ無駄にいいだけで不便でしょうがないんじゃないかと思う

ドラッグストア100円ショップがなくなって、代わりに増えたのはペット関連とかしょうもないような店とまいばすけっとぐらいだしさ

Permalink |記事への反応(3) | 10:30

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anond:20251215101712

というか、Macで十分程度の事しか出来ない人ってイメージ

やれ動画編集だなんだっていうけど、ぶっちゃけそんなのWindowsも変わらんし・・・

Permalink |記事への反応(0) | 10:21

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思春期真っ盛りに映画の「マトリックス」第1作が公開されて観に行って、まぁメチャクチャさっちやった。

もちろんビジュアルイメージの格好良さがはじめにあって、テレビCMの例の「マトリックス躱し」シーンでピンと来ていたんだけども。

実際に映画を見て印象に残ったのは、モーフィアスがネオ仮想現実の中で言うセリフ

 

マトリックス社会システム)だ。社会システム)は敵だ。その中に入ると何が見える? ビジネスマン教師弁護士大工。それはまさに我々が救おうとしている人々(心)だ。だが今はまだマトリックスの一部で、つまり敵だ。彼らまだ現実を知る準備ができていない。彼らの多くがマトリックスに隷属し、それを守るために戦おうとする。」

 

これに非常なリアリティを感じたというか、納得を得ていた。自分が日頃感じていた違和感イラつきに寄り添う言葉だったからだろう。

社会システム)は敵。それに隷属することは、均一で冷徹社会システムを受け入れ、その一員になり、システムに不満を抱く人間の敵となるということ。

それが自分の将来に対する漠然とした不安や不満と重なり、社会というシステム漠然統合されてなるものか、赤い薬(レッドピル)を飲むべきなんだ、という思春期の反抗心に絶妙マッチした。

 

現在では面白いことに、このマトリックス由来の「赤い薬(レッドピル)を飲む」というのは、アメリカ保守陰謀論界隈で好んで使われているらしい。

本来文脈では、レッドピルを飲んで目覚めることは、社会システム敵対し、体制反旗を翻すことなのだが、「真実に目覚める」という意味だけを引用した慣用句になっているんだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 09:18

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2025-12-14

昔の少女漫画マジでトラウマあるんだ

21巻になってから主人公女の子レイプされるんよ

序盤でレイプされるような作品なら、それを乗り越えてうんちゃらって話として心構えもできるよ?

でも21巻でレイプされるんよ

その女の子は当初16歳で21巻では22歳ぐらいかな?

最初ソロ美少女アイドルやってて、可憐可愛いけどちょっとおバカというキャラでやってるけど、実は2面性がある

見た目は子供頭脳大人を地で行く天才推理少女として幼少期は地域有名人で、アイドルになってからバカのふりをしながら密かに芸能界で起こる事件解決していく

彼女ホームズであるならワトスン役もおり、ワトスン男は推理小説家で、作品実写化でサブキャラ役の女の子と知り合って推理パートナーとなる

2面性のある女の子に対し、小説家は直情的なチー牛である

一緒にいくつもの事件解決するうちに二人は両片思い状態になる

そんで女の子はとうとうチー牛に愛の告白をしようとする

ある映画撮影ロケ合宿で、女の子アイドルから女優へ転身しつつあり今までと違うイメージキャラを主演することになり、原作は別だがチー牛は脚本を務める

薄暗闇の中、チー牛の後ろ姿に向かって女の子は愛の告白をするが、その男はチー牛ではなく、チー牛のニットを借りている別の男だった

その男女の子を愛しており三角関係にあるヤンデレであり、そのまま女の子レイプされてしま

ヤンデレは両片思いに気づいており、二人が結ばれる前にどうにか自分リードできないか画策していたが、とうとう告白する段階に行っちまったのかよと怒りに駆られて衝動的に女の子を犯した

あのさあ、21巻目でレイプはないだろ

21巻見守ってきた読者に対して申し訳ないと思わないのか

女の子バリバリ処女だしよ

未遂でチー牛が助けるとかでよかっただろ

20年ぐらい前の漫画だけど、ふと思い出してなんでこんな展開になったんだよクソがって怒りが新鮮にわく瞬間がある

大ヒット作品はないものの途切れずに作品を書き続けている作者だが、主人公カップルはやはりこの作品女の子とチー牛が一番好きだ

チー牛のほうが6歳ぐらい年上だっけな、年の差あり立場も違い、でもすごく対等な相棒感があった

マジでなんでレイプさせたんだよ許さな

Permalink |記事への反応(2) | 23:19

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