Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「イノベーション」を含む日記RSS

はてなキーワード:イノベーションとは

次の25件>

2026-02-14

市場に確かに規制必要だ。だが裁量・介入の自己放尿をやめなければ成長はない

市場は万能ではない。だが「万能ではない」という事実を、官僚政治家免罪符として濫用する国家は、例外なく自己放尿する。

市場は確かに失敗する。しかし、政府もっと頻繁に、もっと大規模に、そしてもっと不可逆に失敗する。

問題は「市場政府か」ではない。市場の失敗に対して、政府がどの程度の失敗を上乗せするかである

 

ここでまず明確にしておく。規制必要だ。必要なのはルールである国家が担うべきは審判であって選手ではない。

審判ルールを固定し、プレイヤー予測可能環境競争できるようにする。

審判が気分で笛を吹き、勝敗演出し、人気チームを勝たせようとした瞬間、競技のもの自己放尿する。

これが裁量行政本質だ。つまり制度設計ではなく介入芸で国家が飯を食う社会は、資本主義をやっているようで、実態は準社会主義である

 

市場必要規制は、所有権明確化契約執行強制詐欺暴力等の排除が挙げられる。

これは国家のコア業務だ。これがなければ市場は単なる弱肉強食縄張り争いに堕する。

だが、この最低限のルール整備と、「特定産業を救う」「特定企業延命する」「特定地域補助金を撒く」「特定価格を維持する」といった裁量介入を混同する国は多い。

これは知的に言えばカテゴリーミスであり、政治的に言えば利権偽装である

 

価格情報である価格は需給だけでなく、希少性、リスク、期待、技術代替可能性、時間選好といった膨大な情報圧縮したシグナである

政府価格に介入するとは、情報伝達回路を破壊する自己放尿である

価格統制、補助金、参入規制護送船団方式行政指導。これらはすべて、価格が発する「足りない」「余っている」「危ない」「儲かる」というシグナルを黙らせる。

すると市場沈黙する。沈黙した市場では資源配分劣化し、全要素生産性TFP)が腐り、資本蓄積が歪み、イノベーション死ぬ

 

さらに致命的なのは政府介入が単発で終わらない点だ。介入は次の介入を呼ぶ。

たとえば賃金価格政治的に固定すれば、需給の調整は数量制約として現れる。品不足、待ち行列闇市場、質の低下。そこで政府さらなる規制対応する。

こうして政策自己放尿する。これは政策ラチェット効果であり、政治経済学的には典型的政府失敗である国家は縮まない。国家肥大する。

 

この肥大は、単なる非効率では済まない。合理的期待形成のもとで、民間政策学習し、適応し、回避し、ロビー活動資源を投下する。

これがまさにルーカス批判の核心だ。政府過去データ根拠裁量政策を撃てば撃つほど、民間の行動規則のものが変わり、政策効果蒸発する。

蒸発するだけならまだ良い。現実には政策は不確実性を増幅し、期待を不安定化させ、投資を萎縮させる。これはマクロ政策が景気を安定化させるという幻想の裏側にある現象である

 

裁量介入の害は、単なる資源配分の歪みではない。もっと深い。インセンティブ構造破壊だ。

救済が予想されれば、経営者リスクを過大に取る。モラルハザードが発生する。ゾンビ企業が生き残り、創造破壊が止まる。

生産性の低い企業市場から退出しないため、労働資本も滞留し、新陳代謝が消える。これが日本型停滞の中核であり、成長率の天井を作る。

 

そして官僚機構は介入すればするほど自分仕事が増えるため、規制供給者として振る舞う

まり規制公益ではなく官僚制の自己保存のために生産される。

政治家も同様だ。補助金を配れば支持が得られる。規制を作れば仕事をした感を演出できる。

財政支出可視化され、票になる。改革は不可視で、票になりにくい。

から政治短期主義に偏る。ここに「政府市場を補完する」という建前の裏で、「政府市場寄生する」という自己放尿が成立する。

 

このとき国民がよく口にする反論がある。「でも市場には格差がある」「弱者が切り捨てられる」「外部性がある」。

もちろんそれは正しい。だがここで重要なのは格差是正を口実に、政府価格メカニズム破壊してよい理由にはならないということだ。

外部性存在する。だが外部性への対応は、原則として価格付け(ピグー税排出権取引)で行うべきであり、官僚恣意的産業を選別して補助金を注ぐことではない。

格差問題も同様で、再分配は所得移転という透明な形で行うべきであり、特定業界保護という歪んだ形で行うべきではない。後者効率性を殺し、利権固定化し、結果的貧困を温存する。

 

まり、正しい政策はこうなる。市場を歪めない形での最小国家である金融政策ルールベースで、予測可能性を最大化する。

財政は均衡を原則とし、例外限定する。産業政策基本的否定し、競争政策を強化する。参入障壁撤廃し、退出を容易にする。

倒産は悪ではなく資源再配分の装置として受容する。これが健全資本主義だ。痛みはある。だが痛みを先送りして麻酔を打ち続ける社会は、やがて神経そのものが壊死する。

 

日本病理は、成長戦略がないことではない。成長戦略を語りながら、同時に市場を信用していないことだ。

規制緩和を掲げながら、例外を大量に作る。競争を促進すると言いながら、既得権を守る。財政健全化を言いながら、政治的に都合のいい支出を増やす

これは論理矛盾ではない。政治合理性としては整合的だ。だが経済合理性としては自己放尿だ。

 

成長とは何か。成長とは生産関数シフトすることだ。TFPが上がることだ。

その源泉は技術進歩だけではない。競争、退出、資本再配分、価格シグナル、企業家精神である

これらは制度産物だ。制度が悪ければ、技術があっても伸びない。優秀な人材がいても伸びない。資本があっても伸びない。制度が良ければ、凡庸な国でも伸びる。

 

ここで裁量介入が入ると何が起きるか。投資家は経済性ではなく政治性で投資を決めるようになる。

企業顧客ではなく役所を見るようになる。

労働者はスキルではなく保護される職を探すようになる。

これがレントシーキング経済であり、成長率が落ち、社会全体が官への依存で腐っていく。

これは文化問題ではなく、インセンティブ問題だ。人間合理的に振る舞った結果としてそうなる。

 

から結論冷徹だ。

市場規制必要だ。だがそれは、競争を止めるための規制ではない。競争を成立させるための規制である

市場政府必要だ。だがそれは、配分を決めるための政府ではない。ルールを固定するための政府である

社会保障は必要だ。だがそれは、産業延命するための社会保障ではない。個人を救うための社会保障である

 

そして何より必要なのは政治家官僚が「景気を操作できる」「産業を育てられる」「成長を設計できる」という全能感を捨てることだ。

成長は、官僚ペン先からまれない。成長は、無数の市場参加者価格シグナルを頼りに試行錯誤し、失敗し、退出し、再挑戦するプロセスから生まれる。

 

裁量・介入の自己放尿をやめろ。

国家がすべきことは、笛を吹くことではない。

フィールドを整え、ルールを守らせ、そして黙ることだ。

 

資本主義は「うまく設計すれば成功する制度」ではない。

資本主義は「余計なことをしなければ成長する制度」だ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-13

政府サプライチェーン自己放尿は見るに耐えない

政府が「サプライチェーン強靭化」だの「経済安全保障」だのと称して市場に手を突っ込むのは、情報分散性という資本主義の根幹を理解していない者が、価格メカニズム神経系をハサミで切り刻む自己放尿に等しい。

政府が何かを守ると言い出した瞬間、それは必ず誰かの自由選択破壊し、価格シグナルを歪め、資源配分政治的配給へ転落させる。

サプライチェーンとは本来、利潤動機競争圧力により、コスト品質納期の制約下で最適化され続ける進化システムであり、そこに官僚の机上の「望ましい産業地図」を持ち込むのは、動的効率性を犠牲にして静的な幻想を買うだけの政策自慰、つまり政府自己放尿である

 

中国との貿易規制する?笑わせるな。貿易とは相互利益の交換であり、比較優位道徳でも思想でもなく、ただの計算可能現実だ。

中国が安く作れるもの中国から買い、こちらが相対的に強い分野に資本労働を移す、そのプロセスこそが総余剰を最大化し、実質所得を引き上げ、消費者厚生を増大させる。

関税や輸出規制補助金でこれを遮断するのは、消費者に対する隠れ増税であり、国内企業に対するモラルハザード供与であり、官僚機構に対するレントシーキング自己放尿だ。

要するに、保護主義産業政策経済安保トリプル放尿である

しかもこの手の介入は、ルーカス批判の通り、民間の期待形成を変え、企業政治リスクを織り込み、投資は歪み、ロビイング利潤最大化の中心戦略になり、資本主義市場競争から政治闘争へ堕落する。

政府国益を掲げて市場を殴るほど、企業技術ではなく補助金獲得能力勝負し始める。

これがいわゆる政府失敗であり、規制の捕捉であり、官僚計画経済への漸進的スライドだ。

 

国内生産回帰も同様に欺瞞であるサプライチェーン国内に閉じ込めれば安全になるという発想は、分散概念を逆さに理解している。

リスク分散とは供給源を多様化し、取引先を競争させ、価格品質の淘汰を働かせることで実現されるのであって、国内に固定することは単なる集中リスクであり、コスト上昇と供給硬直化を招く。

さら補助金国内生産誘導すれば、企業効率ではなく政治意向適応する。つまり競争ではなく配給の世界だ。

ここで政府戦略物資などという曖昧言葉を振り回し始めるが、曖昧さは裁量の母であり、裁量は腐敗の父である

結局、政治家は票田に資源を流し、官僚天下り先に規制設計し、企業既得権を守るために市場参入障壁要求する。

これが公共選択論結論であり、理想政府など最初から存在しない。政府善意で動くという前提は、経済学的には分析不能自己放尿でしかない。

 

自由貿易こそが正義だ。正義というのは感情問題ではなく、制度としての優越性の問題である

自由貿易は、消費者選択自由を与え、企業競争強制し、価格情報を凝縮し、資源配分を最も生産的な用途へ押し流す。

そこでは国が決めるのではなく、分散した個人知識と選好が価格を通じて集約される。

これが市場計算能力であり、官僚頭脳では代替不能社会的情報処理装置だ。

政府中国との取引政治的遮断するのは、その情報処理装置をわざわざ破壊し、国民の実質所得を削り、成長率を引き下げ、非効率企業を温存し、インフレ圧力を高める行為に他ならない。

しかもその負担は「国家のため」と言いながら、結局は消費者物価として払い、労働者が実質賃金として払い、納税者補助金として払う。

政府はそれを安全保障と呼ぶが、実態はただの政治的コスト転嫁であり、サプライチェーン自己放尿の芸術点を競っているだけだ。

 

市場残酷だが正直だ。政府は優しい顔をするが嘘をつく。

自由貿易短期的に産業新陳代謝要求するが、長期的には生産性を上げ、イノベーションを誘発し、社会を豊かにする。

介入は短期的に痛みを隠すが、長期的には歪みを蓄積し、停滞と腐敗を育てる。

から結論は単純で、政府は余計なことをするな、価格に喋らせろ、貿易に壁を作るな。

中国取引したくない企業取引しなければいい、リスクを取りたい企業は取ればいい、その判断官僚が一律に奪う必要はない。

自由を奪って安全を得ようとする国家は、結局、安全も成長も失う。自由貿易こそが正義であり、保護主義自己放尿であり、裁量行政市場への暴力である

Permalink |記事への反応(0) | 14:07

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-11

イノベーションは貧しい国から生まれる。結婚率も貧しい国ほど上がる

その理由最近わかってきた気がする。

最近、周りが起業し始めたり自営業に移るようになってきた。

インフレーション給料が追い付いていない。下手な自営業の方が、そっちより稼げる。


この状況、昔のフィリピンとか中国そっくりだと思った。

今はもう皆就職しているけれど、昔は会社に入らず、親の自営業の店を手伝うか新しく飲食店を開くか。

そんな中で皆じり貧の生活をしていた。

起業=金持ちは、資本主義でもトップの国の話なんだよな。


結婚もそうだ。

最近、「一生独身宣言」をする男女が居なくなった。

まず独身で楽しめるだけの金を皆持っていない。金を持っていても、その欲求を満たすだけの店が無い。

高くてまずい飯を提供する店ばかり。

独身で楽しめない」国作りになっている。


余った金は皆子供に使おうとする。

子供が居て当たり前の価値観になり、独身は肩身が狭くなる。

Permalink |記事への反応(1) | 13:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-10

今回の衆院選日本型リベラリズム崩壊したけど

なんか政治の潮目が変わった気がする。旧来の日本型リベラリズムが完全に息切れして、代わりに新しい形のリベラリズムポコッと顔を出してきた感じ。チームみらいみたいな新興政党11議席取ったのが象徴的だけど、これって欧米型のリベラリズム日本版じゃない? って思ったので、ちょっと書いてみる。間違ってたらごめん。

まず、旧来の日本型リベラリズム崩壊って何?

日本型リベラリズムって、立憲民主党とか共産党れい新選組みたいな勢力典型だよね。護憲反原発・再分配重視で、生活苦を叫んで消費税減税を掲げて、弱者救済アピールするスタイル。まあ、理想はわかるけど、今回の選挙で票がガクッと減った(または「消えた」って言われてる)のは、なぜか?

要するに、旧来型は「今を我慢せずに分配せよ」みたいな福祉優先で、長期視点が欠けてた。選挙結果見ると、これが崩壊したのは明らか。

で、新型リベラリズムの台頭って?

ここでチームみらいが出てくる。平均年齢30台、ITAIコンサル出身者だらけで、「テクノロジー政治を変える」ってスローガン。比例で11議席取ったの、すごい躍進だよ。政策見てると、欧米型のリベラリズム特にシリコンバレー欧州中道リベラル政党っぽい)を感じる。

チームみらいはイデオロギー色薄めて、「テクノロジーで誰も取り残さな日本」を掲げてる。左右超えた実務的アプローチで、若年層に刺さったみたい。欧米リベラリズムって、個人中心・効率化・イノベーション重視で、日本型みたいに再分配偏重じゃないんだよね。シリコンバレー的なリバタリアン寄りや、欧州のALDE系政党自由民主同盟)と重なる部分が多い。

兆しは見えてるけど、まだこれから

今回の選挙で新型リベラリズムの芽が出たのは確か。旧来型が崩壊した隙間に、成長・技術効率を軸にした新しいリベラル像が浮上してきた。でも、チームみらいはまだ組織基盤弱いし、地方浸透も課題11議席スタートラインで、政策実行力次第で本物になるか決まる。

日本政治、ようやく21世紀型にアップデートされそう?欧米みたいに、リベラリズムが「前向きで未来志向」になるなら、面白いかも。

Permalink |記事への反応(3) | 09:49

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-09

同調圧力イノベーション抑制する

革新は通常:

少数派

異端

リスク行動

からまれます

集団主義社会では:

平均から外れるコストが高い

ため、

起業率が低下

失敗許容度が低い

研究リスクが下がる

Permalink |記事への反応(0) | 10:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

グローバリズムの極大化が日本経済復活の鍵

日本経済の停滞を「需要不足」や「デフレマインド」といった心理現象還元する議論は、だいたい自己満足物語で終わる。

問題マクロの気分ではなく、ミクロインセンティブ設計市場競争構造にある。

成長とは、資源配分効率化と生産性上昇の結果であって、祈祷ではない。

したがって日本経済復活の鍵は、内向きの保護規制で安定を買うことではなく、グローバリズムを極大化して競争圧力を最大化し、資本労働技術の最適配分を強制的に起こすことにある。

 

グローバリズムとは、感情的には「外国に奪われる」物語として語られがちだが、経済学的には比較優位と分業の徹底である

比較優位が働く世界では、各国は自国相対的に得意な領域資源を集中し、不得意な領域は輸入する。

これにより総生産が増える。ここで重要なのは、これは「善意の国際協調」ではなく、価格シグナルによる資源配分自動最適化だという点だ。

国境を越えた競争は、企業の非効率ぬるま湯組織怠惰)を破壊し、利潤最大化行動を通じて生産性を引き上げる。

国内市場に閉じている限り、日本既得権益の温床としての規制に守られ、競争の欠如から技術革新の圧力が弱まる。

これは市場の失敗ではなく、政府の失敗が温存される構造である

 

日本が直面している本質的問題は、成長率の低下というより、全要素生産性TFP)の伸び悩みだ。

人口動態が悪いなら、なおさらTFPを上げなければならない。

TFP精神論では増えない。TFPが増えるのは、技術進歩資本深化、そして競争による淘汰が起きるときだけだ。

まりシュンペーター創造破壊必要であり、その燃料が国際競争である

国内ゾンビ企業延命させ、非効率部門を温存し続ける政策は、資源誤配分を固定化し、成長率を削る。

これは典型的政治的資本主義、すなわち市場を装った官製配分であり、自由市場とは逆方向の制度だ。

 

グローバリズムの極大化は、労働市場にも決定的な意味を持つ。

日本労働市場は、硬直性と内部労働市場の過剰保護によって、人的資本の再配分が遅い。

解雇規制、年功賃金、過剰な雇用保護は、表面的には安定を提供するが、実態労働移動を阻害し、成長産業への資源移転を遅らせる摩擦コストである

グローバル競争が激化すれば、企業は利潤率を維持するために組織改革賃金体系の合理化を迫られ、結果として労働市場の柔軟性が増す。

これは「労働いじめ」ではなく、労働が最も高い限界生産性を持つ場所へ移動することを可能にする制度改革である

 

さら資本市場観点でも、グローバリズムは不可避の処方箋になる。

国際資本移動が自由化されれば、国内企業株主価値資本収益率を世界基準で問われる。

これは、内部留保の死蔵や、非効率投資継続を許さない。

企業統治の改善資本コスト意識の浸透、非採算事業の切り捨てが進む。

ここで起きるのは道徳改革ではなく、資本市場がもたらす規律である

規律とは、企業にとっては不快だが、社会全体の資源配分にとっては必要不可欠な強制力だ。

 

日本ではしばしば「産業保護」「食料安全保障」「経済安全保障」という言葉が万能の免罪符として使われる。

しかし、これはレントシーキング政治的利益を獲得する活動)の温床であり、保護の名を借りた独占の固定化である

関税補助金、参入規制は、短期的には国内企業の利潤を守るが、長期的には技術革新を止め、価格を引き上げ、消費者余剰を破壊する。

これは国益ではなく、特定業界利益国益錯覚させる政治的マーケティングに過ぎない。

市場競争が消えると、品質改善コスト削減も止まり経済全体が静かに腐る。

 

グローバリズム極大化の真価は、輸出拡大ではなく輸入拡大にある。

輸入とは敗北ではない。輸入は、安価で高品質な財を国内に導入し、国内生活コストを下げ、実質賃金を引き上げる。

実質賃金が上がれば消費が増え、国内市場も拡大する。

まり貿易ゼロサムではなくプラスサムだ。

ここで「貿易赤字は悪」という素朴重商主義を持ち出すのは、経済学的には前時代である

経常収支は貯蓄投資バランス鏡像であり、貿易収支だけを道徳的に裁くのは会計の読み間違いだ。

 

また、日本イノベーション停滞は「技術力の低下」ではなく、インセンティブの弱さとして理解する方が筋が良い。

国内市場規制補助金に守られていれば、企業リスクを取って研究開発するより、政治的ロビー活動で安定利潤を確保する方が合理的になる。

これがレント志向経済病理だ。グローバリズムの極大化は、この病理破壊する。国際市場で勝たなければ利益が出ない環境に置かれれば、企業は嫌でも技術投資経営改革を行う。

まり競争道徳ではなく、制度的な強制装置だ。

 

日本が復活するには、国内で「再分配を厚くして安心を与える」よりも、成長率を引き上げてパイを拡大する方が合理的である

再分配は、成長がある場合に初めて持続可能になる。

成長のない再分配は、結局インフレ税や国債依存という形で将来世代押し付けられる。

まり「優しい政策」の顔をした世代搾取になりやすい。

ここで金融政策財政政策に万能感を抱くのは危険だ。

インフレは常に貨幣現象であり、財政拡張による需要刺激で成長を捏造しようとすれば、最後貨幣価値毀損に行き着く。

日本必要としているのは、マネーの増量ではなく、生産性の上昇である

 

日本経済の復活とは「世界市場の荒波に投げ込まれ、勝ち残れる構造を作る」ことに尽きる。

自由貿易資本移動の自由化移民・高度人材の受け入れ、規制撤廃、競争政策の強化、企業統治改革

これらはすべて、同じ目的収束する。

すなわち市場価格メカニズムを最大限機能させ、資源配分最適化し、利潤動機を通じてイノベーションを誘発することだ。

 

グローバリズムを恐れる態度は、実のところ競争を恐れる態度であり、競争を恐れる経済は停滞を選ぶ経済である

保護短期麻酔であり、長期の毒だ。

日本が再び成長するために必要なのは国内ぬるま湯を温存する政策ではない。

世界市場という冷水飛び込み競争圧力を極大化し、創造破壊を起こし続ける制度設計である

 

日本経済復活の鍵は、グローバリズムの極大化だ。

感情ではなく、インセンティブ価格シグナルで世界を見ろ、という話である

Permalink |記事への反応(0) | 02:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-08

イノベーションのために生成AIデータをばら撒く意思決定をした人たち、今どういう気持ちなんだろうな

Permalink |記事への反応(1) | 02:04

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-07

anond:20260207201439

イノベーションを『技術の種』と『社会実装の仕組み』に分けて考えると、日本には前者はあるものの、

後者の『まずはやってみる』という市場環境がないことが最大のネックだと感じる。

日本では最初からリスクベース規制』を完璧構造化しようとするため、規制当局開発者ユーザーの全員にとって『失敗のコスト』が極端に高くなっている。

一方で、テスラUber、あるいはドローンが先行した国々では、『規制は後からいかける』のが常態だった。イノベーション特にその『社会的受容性』は、頭で考えるものではなく、社会が実際に触れて、失敗して、体感しながら学んでいくものインターネットSNSがそうだったように。

例えばドローンの普及過程を見ても、米国などでは初期のホビー利用や小規模な失敗の蓄積が、結果として社会全体の実地教材として機能したことビジネス環境を考えるうえで見逃せないと思っている。

墜落する、電波が切れる、といった事象社会経験することで、『ゼロリスク』を求める段階から、『どの条件なら許容できるか』というコンセンサス形成する段階へ、知らず知らずのうちに社会リテラシーが引き上げられたのが大きい。

この失敗を通じた社会学習履歴の差こそが、日本と諸外国イノベーションの速度差を生んでいるもうひとつの側面だと思うね。

最初から失敗しないよう制度設計しようとするんじゃなくて、あえて小さな失敗の段階でどこまでリスクテイクできるのかを市場で様子をみる、という環境があるかどうかの差。

Permalink |記事への反応(0) | 22:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

なぜ日本ではイノベーションが起こらないのか

最近海外では頻繁に破壊イノベーションが起こっている。

具体的にはアメリカ中国韓国台湾、数年前までなかった産業が突然興り、信じられないスピードで発展していく。

その理由は明確でキャッシュリッチ企業個人イノベーションに大胆に投資するからだ。

アメリカではAI投資で有名なセコイアキャピタルやa16z、クリーン技術投資で有名なビルゲイツブレークスルーVCNVIDIAやM7もこぞってスタートアップに大規模投資しているし、自分らで破壊イノベーションを起こす立場でもある。イーロンマスク特に有名だろう、EVAI宇宙ヒューマノイド

中国韓国台湾計画資本主義なので国が積極投資をしていて、その投資スピード感・正確さ・規模はすごい。だが特に重要なことは国を代表する大手もそれに積極的に加わるということだ。

中国だとファーウェイが中心となり、中国技術のみでAI産業を作るべくEUV露光装置をすさまじい速度で試作し、先端プロセス半導体工場を作り上げ、AIチップも内製し、AIモデルアメリカと遜色ないレベルのものを作った。ファーウェイなしでは無理だっただろう。

ちなみに中国電池業界で中心的役割を果たしたのはテスラだ。テスラ外資規制から抜け出す代わりに積極的中国投資した、用が済んだ後追いだされたわけだが。

韓国はご存じサムスン電子とSKハイニクスだろう。この2社の積極投資により韓国世界随一のメモリ国家になった。AI必要になることを信じHBM破滅投資をしてきてそれが成功した。LGは今はうまくいっていないが、そのうちこの2社に加わる成功企業になるだろう。

台湾TSMCだ。TSMC台湾地場企業との契約積極的に受け入れた。その結果MediaTekやUnimicronなどの世界トップ企業が出来上がり、今もAI関連のユニコーン企業がたくさん成長中だ。

日本はどうだろう?まず一番の問題は国の姿勢だ。支援どころか研究費のカットスタートアップへの支援もなかった(最近始めたが金額の桁が1~2ケタ少ない)。こうした国の姿勢を反映するように、大企業消極的だった。

トヨタ日本では協力企業いじめに執心し、稼いだ金を株主還元海外投資につぎ込んだ。eVTOLの日本発スタートアップSkyDriveでなく米国発のJoby Aviationに出資をした。トヨタベンチャー投資をわかるが海外ほとんどで日本投資する姿勢はない。

ソニー国外へ逃げた、PS5も米国優先供給でさんざん叩かれた。日本に興味がないんだろう。ソフトバンクは全ての稼ぎをopenAIスターゲート計画へつぎ込んだ。会計テクニックを駆使し、日本へは税金すら納めない。

この国でイノベーションは無理だ。高市がなんと言おうと、何をしようともう終わっているんだ。小手先の数年で変わる世界じゃない、何十年と積み上げてきた過ちが今表出してるだけだ。

Permalink |記事への反応(3) | 20:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

ニコンは本当にカメラしかないんだなあ

キヤノンソニーとは違う

しかも、カメラも得意なのはスチルで需要のある動画の方は微妙っていうね

から色々手を出してるんだろうけど、ザ・日本企業的なイメージあるしイノベーションという言葉がとても似合わない感じはする

Permalink |記事への反応(2) | 09:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-06

anond:20260206124149

経済安全保障担当大臣

内閣府特命担当大臣クールジャパン戦略知的財産戦略科学技術政策宇宙政策経済安全保障)(第2次岸田第1次改造内閣第2次岸田第2次改造内閣)、

内閣府特命担当大臣クールジャパン戦略)(第2次岸田第2次改造内閣)、

総務大臣(第18・19・23代)、

内閣府特命担当大臣マイナンバー制度担当)(第3次安倍第2次改造内閣・第4次安倍第2次改造内閣)、

内閣府特命担当大臣沖縄及び北方対策科学技術政策少子化男女共同参画食品安全イノベーション担当)(第1次安倍内閣)、

経済産業副大臣(第1次小泉第1次改造内閣福田康夫改造内閣麻生内閣)、

通商産業政務次官小渕内閣・小渕第1次改造内閣)、

衆議院議院運営委員長

文部科学委員長

自由民主党政務調査会長(第55・60代)、

日本経済再生本部長、

広報本部長、

情報調査局長

遊説局長

奈良県会長などを歴任

これだけやって致命的欠陥無しなんだから、相当の知恵者ってことじゃねーの。

Permalink |記事への反応(0) | 12:45

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-04

エプスタインx伊藤穰一 x平将明

伊藤穰一を何が何でもデジタル庁にねじ込んできたのは、元デジタル大臣平将明。(選挙区 大田区)

伊藤穰一がエプスタインを介してロシア/プーチンとの接点を持とうとしていたことは、公開メールで確実に確認されている。(これはエプスタイン文書の中でも高いレベル2の信頼性)

2025年10月伊藤穰一カザフスタン人工知能評議会Kazakhstan ArtificialIntelligence Council)のメンバーに任命された。

カザフスタン中国が展開する一帯一路発祥地であり、中国にとって象徴的な重要性。中国との関係強化を図るカザフスタンにとって、日本デジタル政策に関与する伊藤存在はどのような意味を持つか?

😎【問うべき質問

1.デジタル庁は伊藤穰一のエプスタイン関係ロシア接触計画カザフスタンAI評議会参加を把握しているか

2.デジタル社会構想会議構成員の選定にあたり、どのような身元調査が行われたか

3.伊藤穰一という、外国中国ロシア)との関係が深い人物が同時に日本デジタル政策に関与していることについて、政府リスク評価を行ったか

4.日本セキュリティクリアランス制度は、このような「ソフトな影響力行使」のリスク対応できるか?

⚠️平将明デジタル大臣問題

2019年9月伊藤穰一、エプスタインスキャンダルMIT辞任

2021年8月デジタル候補として浮上 →世論反発で断念

2021年9月デジタル社会構想会議にこっそり起用(「裏口」)

2022年〜:平将明自民党PT積極的活用

2024年10月平将明デジタル大臣就任

現在伊藤穰一複数政府諮問機関に関与

⚠️平将明判断基準

平将明は以下の人物を重用:

木村剛検査妨害逮捕有罪判決

伊藤穰一:エプスタインスキャンダルロシア接触計画

共通点:「改革」「イノベーション」を掲げる人物への無批判な傾倒

結論

平将明伊藤穰一デジタル政策に関わらせ続けている問題は、個人的な「改革派」人脈への依存と身元調査制度の欠如が複合した構造問題です。

平将明自身が:

金融スキャンダル日本振興銀行)の当事者

検査妨害逮捕された木村剛の共同創業者

公選法違反の指摘を受けている

という経歴を持ちながら、サイバー安全保障担当大臣を務め、さら外国との関係問題視される人物を重用している構図は、日本デジタル政策安全保障政策ガバナンスに深刻な疑問を投げかけます。​​​​​​​​​​​​​​​​

平将明選挙区大田区はアホですか?

Permalink |記事への反応(3) | 18:27

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-02

言語化が得意な人/苦手な人

これでAI時代を見てると足元をすくわれるぞ

 

しろ、「言語化やす領域言語化しにくい領域」で見るべき

技術スキル、業種、業界

これらで大きな股割きが起きる

 

1.言語化やす領域

AI仕事を奪われかねないので、そこがリスクになる

かと言ってAI化しないと負ける

 

2.言語化しにくい領域

いつまでも時代が変わらず、急に外からやってきた破壊イノベーションに潰されるリスクが有る

 

3.これまでやってこなかったけど言語化できなくはない領域

ここはコストをかけてでも言語化していかないと

急に回りが自動化しはじめて負けるリスクが有る

 

そして、更にその領域間でのギャップも出てくる

そういう風に考えたほうが良い、人の得手不得手より、そっちのほうがデカいか

Permalink |記事への反応(0) | 08:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-01

anond:20260201105337

しかいなくなったら女同士で暴力犯罪は発生するよ

男がいる時は男に外注してるだけ

 

ていうか人類が女だけで繁殖して男が生まれない種族であった場合

未だに洞穴暮らしてると思う

冒険しない、イノベーションしない、野生動物と戦えない、弱いものに分け与えられない、

何より団結して統率する事業というものを出来ない

  

からの稼ぎがないまま内部で乏しい資源の配分について延々学級会してるみたいな

地獄のように苦しいみみっちい社会人類は生きてたと思うよ

Permalink |記事への反応(0) | 10:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-29

anond:20260129181300

意味わからんのだが

お前がPoC失敗したのかな?それを攻められたのかな?

LUUPみたいに、モビリティへの理解が浅いまま事業突き進んでる

ずさんな会社を例に出すとか、

イノベーション()だけ唱える馬鹿な院卒なのかな?

院卒ほど、普通はLUUPみたいなずさんな会社嫌いなんだが

Permalink |記事への反応(1) | 18:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-24

縄文時代 縄文人イノベーションをまだ知らない。

あの頃はまだイノベーション経験したことがなかった。

ずっと安定していたんだ。

気候も穏やかだったし、人の数も多すぎなかった。

狩りも採集も過不足なく、人の争いもずっと穏やかだった。

だって人殺しの道具がそれほど洗練されてなかったから。

イノベーション経験したことがなかった僕たちの祖先はそれを起こすこと自体を思いつかなかった。

Permalink |記事への反応(0) | 11:21

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-18

共通テスト廃止しろ

 日本大学入試において実施されている大学入学共通テストは、もはやその役割を終えており、制度として廃止されるべき段階に来ている。共通テストは「公平性」「客観性」「全国共通学力基準」を掲げて導入されたが、現実にはそれらの理念を十分に達成しているとは言い難く、むしろ高等教育社会全体の発展を阻害する要因となっている。

 第一に、共通テスト大学教育との接続において決定的な欠陥を抱えている。大学本来重視されるべき能力は、知識の暗記や高速処理ではなく、問題発見し、仮説を立て、資料を読み解き、論理的表現する力であるしか共通テストが測定しているのは、限られた時間内で正答を選択する能力が中心であり、大学教育に不可欠な研究的・探究能力とは大きく乖離している。

 第二に、共通テスト大学教育研究リソースを大量に浪費させているという点で、極めて深刻な問題を孕んでいる。多くの大学教員は、本来であれば研究や授業改善学生指導に充てるべき時間と労力を、問題作成、出題検討、採点調整、制度対応といった入試業務に割かれている。特に国立大学を中心に、研究力の低下や教育の質の停滞が指摘される中で、全国規模の統一試験大学教員を動員し続けることは、人的資源の著しい非効率利用である

 大学本来、知の創造と高度人材の育成を担う社会インフラである。にもかかわらず、その中核的リソースが「18歳をふるいにかけるための試験運営」に恒常的に吸い取られている現状は、日本社会全体にとって大きな損失である共通テストは単なる入試制度問題にとどまらず、学術研究の停滞、イノベーションの遅れという形で、長期的な社会的発展を阻害している。

 第三に、共通テスト高校教育をも歪めている。多くの高校現場では、探究学習協働学習よりも、共通テスト対策が優先され、生徒の学びは「出題されるかどうか」に強く規定されている。これは教育目的知的成長から点数獲得へとすり替えられていることを意味し、人材育成という観点からも極めて非生産的である

 第四に、共通テスト受験生に過剰な負担不安を与え、社会コストを増大させている。私立大学専願者であっても共通テスト対策を求められる現状は、受験の複雑化と長期化を招き、家庭の経済力による格差を拡大させている。全国一斉試験であることが、必ずしも公平性保証しないことは明らかである

 さら問題なのは共通テスト大学主体性を弱めている点である本来大学は自らの教育理念人材像に基づいて学生選抜すべきであるしか共通テストへの依存が続く限り、大学入試は画一化され、大学多様性形骸化していく。これは高等教育システム全体の活力を奪う結果につながる。

 全国一律の試験若者序列化し、その結果に社会意味を過度に付与する発想は、もはや現代社会に適合しない。共通テスト廃止は混乱をもたらす改革ではなく、大学研究教育本来の力を取り戻し、高校主体的な学びを回復するための必要条件である画一的選抜制度から脱却し、多様な能力可能性を正当に評価する仕組みへと転換することこそが、日本社会の持続的発展に不可欠なのである

Permalink |記事への反応(0) | 09:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

「属人化しない組織」ではイノベーションは生まれない

大手機械メーカー研究職で働いているのだが、どうも今の会社にいても、何か新しいイノベーションを生み出せる気がしない。

なぜだかを考えてみると、社員一人あたりが抱える案件の数が多すぎるのだ。

今私の職場で起きていることを非常に単純化すると、社員が4人、案件の数が4つある場合、分担はだいたい次のようになる。

社員1:案件A25%、案件B25%、案件C25%、案件D25%

社員2:案件A25%、案件B25%、案件C25%、案件D25%

社員3:案件A25%、案件B25%、案件C25%、案件D25%

社員4:案件A25%、案件B25%、案件C25%、案件D25%

このような体制には確かにメリットがある。

仕事が属人化しない

・育休や異動で人が抜けても業務が回る

・多様な視点案件を進められる

会社側も、上記メリットを鑑みてこのような体制意図的に作ってきたのかもしれない。

一方で、この体制のもとでは、次のようなデメリットがある。

会議の回数が増える

・頻繁に思考を切り替えることによるロスが生じる

・一つの物事に対する深い集中、洞察ができない

特に研究職にとって致命的なのは、一つのテーマに対して腰を据えて考え続ける時間がほぼ消えることだ。

アイデアが出そうになる頃には、別案件定例会議が入り、思考リセットされる。

結果として、どの案件無難には進むが、面白いところまで行かない。

イノベーションが起きにくいのは当然だと思う。

個人的には、ある程度経験を積んだベテラン複数案件俯瞰し、若手は単一案件に深く集中する体制のほうが、研究組織としては健全なのではないかと思っている。

たとえば、

ベテラン案件A20%、案件B20%、案件C20%

若手1:案件A80%

若手2:案件B80%

若手3:案件C80%

もちろん、この体制にも問題はある。仕事分担の柔軟性は失われるし、属人化のリスクもある。

ただ、少なくとも今の職場では、「イノベーションを生むための時間集中力」よりも、「いつ誰が抜けても破綻しない安心感」のほうが圧倒的に優先されている。

それが正しい経営判断なのかどうかは分からないが、この環境研究職を続けていても、何か新しいものが生まれる気はあまりしていない。

Permalink |記事への反応(1) | 00:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-17

馬鹿がいなければ経済自己放尿する

経済とは何か、と問う前に、まず幻想を一つ潰しておこう。

プレイヤーが完全情報を持ち、完全合理的で、同一の計算能力時間割引率を共有している世界では、市場は美しくも健全でもない。

そこにあるのは、均衡という名の自己放尿であり、動的過程を失った静止構造だ。裁定は即時に消滅し、価格は瞬時に収斂し、期待収益ゼロに押し潰される。

情報が差ではなく共有財になった瞬間、利潤は倫理ではなく算術として禁止される。

これが一般均衡の冷酷な帰結であり、完全市場仮定内包する自己放尿だ。

市場最適化装置だが、最適化され尽くした装置は、もはや何も生み出さない。

機能するが、稼がない。動くが、儲からない。つまり経済は自らの機能美によって自己放尿する。

利潤とは効率産物ではない。非効率、非対称、非合理、遅延、錯誤、これらの残差から滲み出る副産物だ。

ノイズがなければシグナルは存在せず、誤解がなければ価格発見は起こらない。

完全情報世界では、価格発見される前から既知であり、発見行為のもの無意味化する。

すると市場参加者は、互いの最適反応を完全に予見した上で、最初から均衡点に立ち尽くす。

ここには競争学習進化もない。進化ゲーム理論的に言えば、突然変異ゼロ集団であり、適応度地形が平坦化した自己放尿だ。

資本は循環するが増殖しない。金融工学的に言えば、すべてのリスク価格に内生化され、リスクプレミアムは消失する。

結果、経済自己増殖系ではなく、自己相殺系へと堕ちる。これが合理性極北における自己放尿である

現実経済がかろうじて生き延びているのは、知性の欠損が遍在しているからだ。

情報は偏在し、理解は歪み、期待は系統的に外れる。行動経済学がわざわざ名前を付けるまでもなく、人間確率誤読し、相関を幻視し、物語に過剰適応する。

その結果として、価格は歪み、歪みは時間差を伴って修正され、その過程で利潤が発生する。

ここで重要なのは、利潤を生むのが「賢さ」ではなく、「賢さの非一様分布」だという点だ。

全員が賢い社会は、誰も賢くない社会と同じく、経済的には不毛である。前者は静止、後者混沌だが、少なくとも混沌には勾配がある。

さらに踏み込めば、完全合理性は二重に市場を殺す。一つは期待形成の即時収斂による裁定機会の消失、もう一つはリスク共有の完全化による報酬構造消滅だ。

これがいわば、合理性と完全情報ダブル放尿であり、市場は二方向から同時に自己放尿する。

誰も損をしないが、誰も得をしない。倫理的には理想郷経済的には砂漠である

から俺は冷徹に言う。馬鹿必要悪ではない。必要構成要素だ。

誤解する者、遅れる者、過信する者、恐慌に走る者、物語に賭ける者、これらが存在するからこそ、価格は動き、資本は再配置され、イノベーション資金が捻出される。

市場とは知性の競技場ではなく、知性の分散系だ。分散がなければ勾配は消え、勾配がなければ運動は止まる。ゆえに、全員が完全に賢くなる未来は、経済にとっての終末論に等しい。

結論不快だが論理的だ。馬鹿矯正されるべき存在ではない。市場の外から見れば欠陥だが、市場の内部では燃料である

からこそ、俺はあえて言い放つ。馬鹿馬鹿のまま自己放尿していてくれ。その放尿がある限り、経済はまだ完全には死なない。

合理性世界支配した瞬間、経済は清潔に、静かに、そして不可逆的に自己放尿して終わるのである

Permalink |記事への反応(0) | 19:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-13

anond:20260113120237

それは東京の方が酷くね?

地主が強すぎる

東京だってイノベーションいか給料安くて家賃払うためだけに働いてる

田舎民の方が家も家庭も持った上でまだ自由に使える金多いぞ

Permalink |記事への反応(1) | 12:03

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260113113221

地方事業拡大するわけでもイノベーションを起こすわけでもない田舎豪族奴隷使役して上前跳ねてるだけのケースが多すぎ

Permalink |記事への反応(1) | 12:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-08

anond:20260108193010

まあ単体事業体なら酷い話だけど、デカ会社社内ベンチャーとかならよくある

ワイも億円費やした実験事業でハリボしか作ってないのに、なぜか本社が乗り気で正式入試みててヤバイ

結局管理職不足でみんな兼任兼任で、特に利益の生まないセクションなんて見てる余裕ないからね

このいい加減さがイノベーションの原資とも言えるけど

Permalink |記事への反応(0) | 19:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-02

もうずっと正月で良くない?

1回日本全体で社会実験をしてみよう。

みんな働かずぼけーっと1年過ごしたらどうなるのか。

イノベーションを起こそう。

Permalink |記事への反応(1) | 12:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-29

日本人は「一人当たり成長重視」をしないと今より豊かになれない

鍵は生産性向上(AIデジタル化・イノベーション)と労働参加率向上(女性高齢者外国人

まずは生産性向上(AIデジタル化・イノベーション

Permalink |記事への反応(1) | 14:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-21

増田に書くってことは放精に似ている

放精:水生動物の雄が、媒精(授精)のために精子を水中に放出することをいう。

増田は単体では作品たりえない。ブコメトラバがつくことにより初めて作品となる。それはまさに水生生物の放精に似ている。電子の海に放流する胡乱な情報の種、それらは結びつく先を求めて宛度なく彷徨う。

増田を書くという言葉が縮んで「マスをかく」、増田でのイノベーションを略して「マスターベーション」という言葉が生まれたことは言うまでもない。増田とは情報生命の放精なのだ

Permalink |記事への反応(0) | 19:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2026 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2026 Movatter.jp