
はてなキーワード:イスファハーンとは
「東京に住んでいない俺がどこで文化を享受しているか」の記事で1,400以上のブックマークを獲得するなどしている投稿者。
特徴的な文体を持ち、過去・現在にわたって同一人物が書いたと推測できる記事が複数存在する。
なお「出水市増田」という名前は暫定的な仮称であり、過去に出水市に関する記事を投稿していたことに由来する。
下記一覧は投稿者本人による情報ではなく、文体の特徴をもとに筆者が推測したリストであり、真偽は不明であることに留意されたい。
かなり昔の話にはなるが、バックパッカーをしていてイランを旅したことがある。東西南北、かなり色々なところを自由に旅行した。
日本にいるとイランに関しては基本悪いニュースしか入らない。ニュース以外でも女性は外出する時は必ずチャドルをまとわなくてならないとか、宗教警察がいるらしいとか、あまり良いイメージはなかった。
入国した最初に驚いたのは、イランは実に豊かな国ということだ。産油国なので当然といえば当然なのだが、インフラも良いし、清潔だ。水道水も飲める。イランには通算1ヶ月以上滞在したのだが、その間まったくお腹は壊さなかった。パキスタンとの国境が顕著だったが、パキスタン側はちょっとバラック風でハエも沢山いたのだが、イラン側はまったくハエがいないことにも驚いた。
ちょっと病院を受診する必要が出て、テヘランの個人病院も訪れたが、英語を話せる先生が丁寧に診療してくれた。海外旅行保険も使う必要もないくらい格安な医療費だったように思う。
そして歴史と文化に富んだ国だった。学校の歴史で習ったアケメネス朝ペルシャだの、ササン朝ペルシャというのはイランのことだと、初めて実感を持ってペルセポリスなどの遺跡を巡ったし、世界の半分といわれたイスファハーンも訪れた。荒川弘が漫画化した田中芳樹のアルスラーン戦記は架空のイラン戦記ものだ。
イスファハーンのイマーム広場(王政時代には王の広場と呼ばれていたらしい)をソフトクリーム片手に散歩する。ペルシャ絨毯屋を冷やかす(トルコの絨毯屋に比べると、安すぎる値段であった)。外国人である自分だけでなく、現地の女性たちもチャドルを着ないといけないという制約はありつつも、楽しげに散歩していた。
インドのヒンドゥー教寺院は異教徒は立ち入れないところも多いが、イランの宗教施設は寛容で、モスクでは現地の人に混じって礼拝にも参加できたし、聖地マシュハドでも、普通に聖人廟を参拝できた。
移動は主にバスを使っていたが、このバスはすべてベンツ製だった。厳密にはベンツのOME生産という噂を聞いたが、とにかくベンツマークの付いたバスが縦横無尽に格安で走っていた。乗る機会はなかったが、産油国であるためか飛行機も激安で、日本で言うならバスみたいな値段で乗れた。
町を歩いてると、たまに日本語で話しかけられた。昔、日本とイランはビザ相互免除協定を結んでいたためか、日本にいたことがある人がちらほらいるのだ。日本にいた頃は神奈川県の秦野の自動車工場で働いてたんですよー、と話しかけられ、親切にしてもらった。テヘランの日本大使館に行った時には、イランの人と結婚して現地で暮らす日本人の交流のようなものも見かけた。
別にこれと言って結論めいたものはないのだが、イランの滞在はいちバックパッカーとしては非常に楽しいもので、今でもまた再訪の機会があれば訪れてみたいと思っている。秦野で働いていておっちゃんも、キャビアが食べれる店に案内してくれた現地で暮らす日本人女性も、みんな元気にしているだろか、ということを、イスラエルやアメリカによるイラン攻撃のニュースを見る度に思い出す。
誰かがTwitterで言及していた、石川県にある謎の公共施設だ
俺の(一回しか行ったことないけど)心の故郷のひとつである豊中市都市緑化植物園の温室とデザインした人が同じらしくて、たしかに同じような、なんだろうな、森の中に無機質な角ばった建物があって、しかし奇妙に調和している感じというか、そういう雰囲気があるように思う 思うだけ!行ったことないからね
林業試験場じたいが、そもそも地味な植物園をさらにストイックにしたような、まあいわばでけえ公園であり、でけえ公園の中にある謎の展示館なんていったら、基本的に客は全然いない、冴えない公共施設って感じなんじゃなかろうかと思われる
しかしGoogleマップで内部の写真をみてみると、でかい窓の外には一面に森が広がっていて、床は綺麗に磨き上げられた木製で、美しさと温かみを両立、それなりに見応えのありそうな展示物なんかもあるようで、なんというか、普通に良さそう
普通に良さそうなんだよここは
俺は林業試験場展示館の木のベンチに座ってさ、ボーッと森を見たいんだよ
近くに行ったら絶対寄るだろうけど、近くに行くことがなさそうなんだよな
きっと行くことはないだろう
この前Apple Musicで見つけて気に入ったMoodna, Once WithGraceで歌われている(と勝手に思っている)場所だ
Moodna, Once WithGraceは初恋とその終わりについて歌った曲で、メロウな曲調とそこかしこに入るウーとかオーみたいな合いの手が魅力だ hike to Moodnaというのが思い出のひとつとして出てきて、おそらくそのMoodnaというのは、Moodna Viaductという鉄道橋のことを指すらしい
Googleマップの口コミをみると、なにやら100年以上前に作られたものらしくて、古いのに現役ですごい、閑静でいい、鉄道ファンじゃなくても見る価値あり、と評判は上々だ
春とか秋のいい気候の日にハイク・トゥ・ムードナ、鉄道橋を電車が走る音、頬を撫でる風、鳥の鳴き声、そういう光景をボンヤリ思い浮かべるだけで気分が良くなる なんせMoodnaって名前がカッコいいですよ
ニューヨークから北に車で1時間半、みたいな場所であり、ハッキリいって行くチャンスは絶無と言っていい
一生行かないだろう、Never withgraceということになる
デイリーポータルZのある記事で激賞されていた弁当屋で、長崎は島原のあたりの、すげー辺鄙なところにある
とり弁当なる、唐揚げと炒り卵と海苔あたりが主軸となった弁当がメチャクチャうまい、と木村岳人先生が書いていた 彼が別の記事で紹介していた万能薬味が実際すげえうまかったため、その彼が言うんだから間違いないという思いがある
長い間、俺の食いたいものリストのなかのかなり上位に食い込んでるんだけど、一方で島原に行く用事も足もない
車の運転にもう少し習熟すればあるいは…とも思うんだけど、逆に憧れにとどめておくというのも人生のひとつの味わいな気もして、どうですかね?わかんねえなあ
日本一長い吊り橋だかなんだかで、まあ日本一かどうかは置いといて、でかい吊り橋っていうのはいいなあと思う
彼女とよく、行きたいねという話をしてたんだけど、そうこう言ってる間に大阪を離れてしまって、行く機会を失ってしまった
たぶんわざわざ旅行で行くことはないだろうという気がしていて、もう大阪に住むことはないだろうから、つまりは一生行くことはないだろうということになる
そう思うと寂しいですね 本当に行こうと思えば今週末にでも行けるんだろうけど!
なんせ世界の半分だったことがあるというんだから、そりゃあ行ってみたいんだけど、ペルシャ語とか全然できねえし、かなりデカいビビリがある
イスファハーン、どうやら往時の輝きをまだ残しているみたいで、ステキなモスクなんかもワンサカあって、行けばすげえ楽しいんじゃないかなあと思う
イスファハーンネスフェジャファーン!とかいってさ、そういうTシャツを買ったりして、世界の半分を手中に収めれば、人生だって好転するかもしれないんだけど、とはいえ、まあ、行くことはないだろうなあ……
ルーマニアの地下に広がる巨大な塩鉱だそうだ
掘削装置が持ち込まれてライトアップされた、馬鹿でかい地下空間
寒そう、乾いてそう、他のことについては正直想像がつかない 自分がサリーナトゥルダの内部に実際立ったとして、何を思うかわからない
一生わかることはないだろう なんせルーマニアは遠い
幼少期の俺は海洋生物が好きで、テレビの自然番組なんかをよくみていたような気がする
グレートバリアリーフっつったら、もう、そういう海系の場所としては最上位に近いっていうか、なんだろうな、横綱級じゃないですか?
いつのまにか俺は海がすっかり怖くなってしまって、いまやグレートバリアリーフでのシュノーケリングを無料でオファーされても、ビビって断る可能性すらある
タダでもいかないんだから、わざわざいく可能性はゼロに近い(じゃあ行きたい場所じゃないじゃねえか!でも、行きたい気もするんですよホント 憧れは消えねえからさあ!)
もし今後、俺がグレートバリアリーフで泳ぐことがあったら、その日の夜は人生・巡り合わせというものについてかなり思いを巡らせることだろう
Permalink |記事への反応(30) | 22:16
レディットを見てたら、イスファハーンにあるモスクの天井がすげえって投稿があった
青いタイル張りの立体的な天井で、幾何学模様が複雑に組み合わさって、あまりに細かいので、もはや天井の写真には見えない ガラス細工とかそういうものに見えてくる
すごい 確かにすごそうなんだけど、そういうのって結局現地で自分の目で見ないことにはあんまり凄さが伝わらない
スマホの画面はどこまでも平面なので、同じ細かさだったら絵だろうとCGだろうと写真だろうと同じだ(VRとかだとまた違うのかもしれないけど、買う勇気を出せないままだ)
見に行くしかない イスファハーンに行く理由がひとつできたということになる
つうか、そういう細かい小手先の話は置いといてさ、俺は素直に、シンプルに思ったわけですよ
世界史で出てきた「イスファハーンは世界の半分」というフレーズは結構好きだった
世界の半分とまで称された都市が、今ではそれこそ世界史で数行出てくるだけ(つっても凄いんだけどさ)になっているという諸行無常感と、イスファハーンといういかにもアラビアンなエキゾチックな響きが心に残った
でもまあ、それだけだったわけ
イスファハーンのことなんか全然調べたことないし、もはやいつどこの都として栄えてたのかも覚えてなかった
でもさあ、Googleマップでイスファハーン見てみたらさ、なんか、すげーいい感じなんですよ
まずこう、"一大観光地"レベルの、マップ上で写真付きで強調されるような場所がバンバンある 全部レビューが千件以上ついている そして写真がすべて美しい
メシは確定でうまいじゃん中東って 最悪よくわかんなくてもケバブくっとけば間違いないし
空が高そうだ 乾燥していそうだ 嗅いだことのない匂いがしそうだ アラビア語…じゃないのか!(ぶっ殺されそうな発言だ)ペルシャ語しか書かれていない看板なんかをみて、目眩がしてきそうだ
金も時間もバイタリティもないから、実際イスファハーンに行けるかどうかはかなり怪しい
しかし、やっぱりこう、世界の半分ですぜ、旦那!という気持ちは出てきてしまいますよね
なんか国際空港も近くにあるみたいだし(直行便はなさそうだけど)、実際アリなんじゃないかとも思う
海外旅行行ってきました!へえー、どこ行ったの?
イスファハーンです、イスファハーンは世界の半分!!そう答えてみたいじゃないですか
エスファハーン・ネスフェ・ジャハーンって言うらしいぞ これ韻踏んでる感じだな
絶対エスファハーン・ネスフェ・ジャハーンって書いてあるTシャツ売ってるだろ
それを買いてえ それを買いてえよ