はてなキーワード:アンケートとは
この「三菱UFJ信託銀行が不動産大手を対象に行った昨年度下半期の新築住宅の販売実績に関するアンケート」はネットで公開されてるんだろうか?
「2024年度下期 デベロッパー調査(PDF 501KB)」というのがあって
https://www.tr.mufg.jp/houjin/fudousan/dokuji/developer.html
「2-1-2.都心における外国人取得者の割合(マンション)」があるんだが
「マンションデベロッパー25社」へのアンケート調査とある(回答率100%)。
あと2億以上とも書いてない
別のレポートかとも思うが、%表示を13社で計算すると数値が同じになるのが何か不思議
自信ないので確認されたし
どうも選挙の時に「表現の自由への考え方のみで選ぶ」という話をする人は、「他のことを考えなくて良いからその基準を持ち出す」に見えちゃうんだよね
いやそうじゃない人もいるんだろうけどさ
表現の自由に関するアンケート結果を見ても、そこまで竹を割ったような分かりやすさにならないわけで、そうなると他の政策についても比較して検討する必要が出てくるはず
それを含めて地道に比較検討して決めるなら、それはもう立派な投票行動なので何も言うことはないけど
イメージのみで決めると碌なことにならない
少年週刊ジャンプは読者にネットでアンケートとって、次に読みたいマンガを聞くべきかな?
スクウェアエニクスはユーザーにアンケートとって、ファイナルファンタジーの次回作をどうあるべきかを聞いてその通りに作るべきかな?
人々は必ずしも答えを知ってるとは限らないと思う
結婚や子育てを望んでる若い世代の声に耳を傾けろというけどさ。
24色のペン:「女性の社会進出で少子化が進んだ」の的外れ=町野幸 | 毎日新聞
カネがあればいいんじゃないの。
専業主婦を望んでるアンケート結果は女性で14%程度で、働く女性ではさらに下がって5%。
でもそれはカネがない原状での話でしょう。
十分にカネがあれば話は違ってくるのでは。
ところで途中の、働きたくて働くのではなく家計のために仕方なく働く、を読んで思い出した。
先日の日記。
お父さんが娘さんに聞かれて、ご飯のために働いてる、と返すと辞めてとねだられるストーリー。
Dumeiyouclonefart そういやバリバリの表現規制派のはずの参政党を表現規制反対派が全く批判していないのが不思議。/訂正:参政党の憲法案は表現の自由に関する条文が削除されてるから表現規制派どころか表現の自由撤撤廃派というべき
tei_wa1421さん がスターを付けました。
death6coinさん がスターを付けました。
freq5Ghzさん がスターを付けました。
もへもへ @gerogeroR
参政党はどうみても「古いタイプの不健全を嫌う右翼オヤジ系規制派」だと私は感じてます。
アニオタとは波長合わんと思う。
https://x.com/gerogeroR/status/1934832313793470924
知念実希人 @MIKITO_777
ちなみに参政党は、アニメやマンガの表現を法的に規制する気まんまんです。
新サイバー犯罪条約の留保なしでの批准は、このような政治家に根拠を与え、
世界に誇る日本のコンテンツを焼け野原にされるリスクをはらんでいます。
日本の主要輸出産業となったコンテンツが潰される可能性があります。
https://x.com/MIKITO_777/status/1941831295585378787
炬燵どらごん @okotatsudoragon
これは代表みずから「参政党は表現規制をする!」との宣言でしょうか。今後の判断の参考にさせていただきます。
https://x.com/okotatsudoragon/status/1938460510464446842
鳳 明日香 @phenixsaber
真っ向から表現規制主張ですか。自民党の漫画好きのフリした規制派の麻生太郎(自民党)の劣化コピーの正体現してご苦労さまです。右派規制派の酸性党(参政党)と左派系の規制派のアルカリ党(しばき、キャンセルカルチャーフェミ)と対消滅してくれたらありがたいですな。
https://x.com/phenixsaber/status/1938542188708991477
>アニメも問題ですが、性的な描写にもさまざまな問題があり、日本の規制や法整備は遅れていると認識
https://x.com/t_yabuhara/status/1938483654906548682
昨日はAFEEのアンケートに対する参政党候補の回答を取り上げたけど、この間の都議選で国民民主党から出馬して当選したおくもとゆり氏の2021年の回答はエンタメ表現規制的に役満なんだよなぁ。
政党編1政党編2回答編1回答編2回答編3回答編4回答編5回答編6
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a):
設問(1-b):
創作物に対する法令による規制は表現の自由を脅かし、文化・芸術活動の萎縮を招きかねません。一方で時代の変化に応じて社会的な価値観と向き合いながら両立を目指すことも心がける必要があると考えます。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
創作や発信の自由を不当に奪う規制には懸念を持っています。さまざまな論点がある分野では、当事者を含む十分な議論を踏まえた対応が求められるべきものと考えます。
設問(3):
アニメ『機動戦士ガンダム』 「声優」という職業を初めて認識した作品。 後に私の声優デビュー作となったのがその続編にあたる『機動戦士Zガンダム』だった、というのはとても素敵なご縁だと思っています。
ご存知エマさんです。設問2-aの回答でA~Gを全て選択。設問3で、自身の出演作品を挙げられています。
設問(1-b):
表現の自由は最大限、守られるべきです。非実在に関してもそうです。一方で、映画の映倫の様なゾーニングは考えていくべき時に来ているかもしれません。ただし法令で規制することは避けたいと思っています
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
表現への規制は、基本的に行うべきではない。それぞれ様々な問題があり、多面的に捉える必要はあるので、慎重に論議をするべきであると思います。
漫画家さんです。ということで、当選されたら赤松健氏に続く、漫画家出身の国会議員となります。設問2-aの回答でA~Gを全て選ばれています。
映倫のゾーニングというかレイティングは、閲覧制限措置としては抜け穴が多いので、漫画も今の幼年誌・少年誌・青年誌のような、制限のない緩い区分で十分だと個人的には思います。
設問(1-a):
C. どちらともいえない、答えない
設問(1-b):
児ポ法は、撮影で被害に遭う児童の権利の保護を立法趣旨としており、同法の拡大には慎重であるべきである。猥褻物については、表現の自由との関係に配慮しつつ、現行刑法の範囲内で規制の在り方を考えるべき。
設問(2-b):
どの程度表現の自由を侵害するかは、運用法に依存し、一概に回答することは困難だが、一般論として表現の自由は憲法21条で保障される基本的人権であり、最大限配慮が必要である。
設問1-aでCと回答されていますが、限りなくBに近い立場だと思います。わいせつ規制を肯定している点が惜しまれます。
設問(1-a):
設問(1-b):
過去にもホラー映画の表現規制の問題などがありましたが、表現の自由に鑑みて表現者の自浄作用に委ねるべき問題であると考えます。
設問(2-a):
「「政治的な発言をしている」ことを理由に、政権批判的な立場で言論活動をする人間を出演させないメディアの自主規制」
設問(2-b):
自らの職業経験の中で表現活動の場を狭められてきた経験があるから。
設問(3):
ご存知両さんです。「表現者の自浄作用に委ねるべき」という一文は、以前に炎上した、吉良よし子氏の「『こういう表現は本当にまずいよね』『儲からないよね』という合意ができれば、クリエイターの皆さんも作らなくなると思う」発言に通じるものがあります。設問3は無回答です。
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a):
設問(1-b):
実在の児童を守るための実効的な法整備と、創作物への過剰規制は切り分けるべき。創作の自由は、表現の自由の根幹であり、過度な法規制は慎重であるべき。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
「①コメンテーターとして活動していた経験もあり、「表現と言葉」を扱う仕事の大切さを誰よりも感じています。 だからこそ、表現の自由を奪う“言葉狩り”には強い違和感を覚えます。 ②日本では他国の国旗毀損は処罰されるのに、自国の国旗を毀損する行為は「表現の自由」とされている。しかし国旗は国家の尊厳の象徴であり、その侮辱行為は「表現の自由の範囲外」と考えるべきです。諸外国と同様に、日本でも国旗毀損罪の創設が必要と考えています。」
設問(2-b):
表現の自由は我が国のコンテンツ産業の礎であるとともに、民主主義の根幹です。曖昧な基準による規制や国連の勧告による外圧をもとに、創作や言論活動の萎縮を招くことを強く懸念しています。
回答は概ね同意できるのですが、国旗毀損罪は国家的法益を保護することが目的で、表現の自由を侵害する過度な法規制と考えるので、私は反対します。
設問(1-a):
設問(1-b):
憲法が保障する基本的人権である表現の自由の制約については、自由権たる性格に鑑み、極めて抑制的に判断すべきところ、問いの事例では、表現の自由を制約して得る公益に比して失われる私益が大きすぎるから。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
憲法が保障する表現の自由のものでは、いずれの規制も表現の自由を制約してまで課す必要があるとは思えない。なお、企業団体献金の根拠を表現の自由に求めて許容することは、その本旨を逸脱しており、禁止すべき。
任意回答でテンプレを使用していない維新の貴重な候補にして、設問2-aの回答で、A~Gを全て選んでいる方です。
設問(1-a):
設問(1-b):
実在しない漫画等の表現の規制は、憲法21条の表現の自由を軽視するものである。表現の自由は民主主義を支える基礎的自由である。また、実害のない創作物によって犯罪が起きた等の因果関係も立証されていない。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
全項目に「表現の自由を損なう可能性」があり、NHK党としてはいずれの規制にも強い慎重論を持つ姿勢である。また、過度な規制は問題を悪化させる恐れさえあると考える。
設問2-aの回答でA~Gを選択しています。表現規制問題へ強い関心がある現職で、多数の質問主意書の提出等、議員として精力的に活動されています。旧統一教会との関係も指摘されていますが、少なくとも回答にその影響は見られないです。
『アサシンクリードシャドウズ』をめぐる一連の騒動では、「日本文化を歪めている」等の理由で作品を問題視し、関係省庁への問い合わせまで行っていて、そこは相容れないです。
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a):
設問(1-b):
わいせつ物と同様に、頒布・陳列・送信などの規制が必要と考えます。なぜなら未成年者は保護されるべき存在だと考えるから。その観点から成人の所持・製造において、実在しなくとも児童を連想させる描写は規制すべき
設問(2-a):
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
設問(2-b):
わいせつ物頒布規制に関しては、他国との現状に照らし合わせ、小説・映画・芸術において、陳列や成年対象など条件を課せばよいと考える。また、表現規制も過去の文芸作品に関して、注記を加えるなど条件を検討する。
(単純)所持や製造まで規制したら、それは「わいせつ物と同様」ではなく「児童ポルノと同様」です。「わいせつ物と同様」でも大いに問題がありますが。
刑法175条についても問題視する立場から意見を述べていますが、要はゾーニングした上で、権威あるメインカルチャーに限って合法にしようということらしいです。少なくとも運用はまだしも抑制的な、今の方がマシではないでしょうか。
設問(1-a):
C. どちらともいえない、答えない
設問(1-b):
無回答
設問(2-a):
無回答
設問(2-b):
無回答
2024年都知事選アンケートとトーンが大分異なり、この問題への関心自体ないような回答です。「公共の場所における性的な表現や、子どもを性的に虐待する表現等は、男女共同参画の観点から一定の制約を受ける」とおっしゃっていたのですが。
設問(1-b):
芸術は自由であってこそ発展します。憲法で保障された「表現の自由」は、多様な立場や価値観を持った人たちが生活する民主主義社会を支える上で欠くことのできない大切な人権だと考えます。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
設問(2-b):
Q1と同じ理由に加え、「規制」の名で権力の介入を許せば、自由な創造活動に「忖度」や「萎縮」効果をもたらすことにつながる恐れもあると考えます。
任意回答でテンプレを使用していない共産の貴重な候補です。設問1-aの回答でBなのはまだしも、設問2-aの回答でDを選んでいる勇気ある方。いや、素直に評価したいです。
設問(1-a):
設問(1-b):
ポルノ素材、ビデオゲーム、アニメ製品の制作と流通に対処するため、既存の法的措置と監視プログラムを効果的に実施する
設問(2-a):
設問(2-b):
国連女性差別撤廃委員会の対日勧告は、国際的な基準にそったもので、妥当であると考えます。この勧告にしたがい改善の努力をしていくことが大切です。
設問1-bの回答は、国連女性差別撤廃委員会の勧告をほぼ丸コピしているのですが、そのせいで設問1-aの回答では法規制を否定しながら、設問1-bの回答だと法的措置を肯定しているという、おかしなことになっています。
法規制を否定する一方で、法規制を求めている勧告へ肯定的に触れている、共産党公約の矛盾が現れた回答といえるかもしれません。
設問(1-a):
設問(1-b):
商用利用は流通、販売、広告において制限すべき事項があり得るが、個人利用については現行法で対応するべき。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
設問(2-b):
日本には独自の文化があり、国連の勧告等が求める表現規制を一律に受け入れる必要はない。ただ女子差別撤廃という趣旨には賛同するため、個別に丁寧に検討していく必要がある。
元維新の候補です。設問1-aの回答でこそBを選んでいますが、設問1-bの回答では、何ともいえない内容を書かれています。商用利用については、現行法の枠を超えた制約を認めているとも読み取れます。
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a):
設問(1-b):
日本のサブカルチャーは海外で高い評価を得ており、表現の自由を守ることがクールジャパン戦略や外貨獲得にも資します。非実在表現と実在児童への権利侵害の因果関係は明確でなく、法規制には慎重であるべきです。
設問(2-a):
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
設問(2-b):
性的差別の解消や性的指向・性同一性への理解促進は大切ですが、創作表現の規制で本質的な課題解決ができるとは思いません。表現の自由を尊重しつつ、多様性への理解は必要だと考えます。
自民党の比例で、山田太郎氏以外の規制に反対している候補その1。理学療法士の組織内候補です。2019年の参院選で落選し、繰り上げ当選で現職となられた方なので、自民党に逆風が吹いている今回、当選見込みがあるかといわれると、微妙なところ。
設問(1-a):
設問(1-b):
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
設問(2-b):
こちらはその2。タレント候補です。回答がつまらないのでスルーしようか迷ったのですが、自民党の中では貴重な設問1-aでのB選択者ということで、一応取り上げてみました。
設問(1-a):
設問(1-b):
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
設問(3):
説明不要な表現規制反対候補の筆頭的存在。設問2-aの回答で、A~G全てを選んでいます。この回答自体はあまり面白くないです。
設問(1-a):
C. どちらともいえない、答えない
設問(1-b):
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
かつて高市早苗氏や平沢勝栄氏らと児童ポルノ禁止法改正案を提出し、表現規制派にカテゴライズされていた方ですが、今回の回答ではトーンダウンしています。
設問(1-a):
設問(1-b):
全てを禁止することは行き過ぎだが、著しく過激で公序良俗に反する描写を含むものや、公衆への提供方法があまりに露骨・公共性を帯びた場所・態様での提供は規制すべきと考える。
設問(2-a):
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
過度なジェンダー平等論や多様性への配慮は、創造性や文化を委縮させるため。新サイバー犯罪条約は漫画・アニメの表現が著しく制約されるため。国際機関の勧告は内政干渉となり主権侵害のおそれがあるため。
設問1-aの回答で規制に賛成する立場なら、国連サイバー犯罪条約や国連女子差別撤廃委員会の勧告に基づく表現規制も、反対せず受け入れれば良いと思ってしまうのですが。
設問(1-a):
設問(1-b):
子どもの尊厳と心の安全を守ることは、政治の最優先課題の一つ。たとえ実在しないキャラクターであっても、性的・暴力的な描写が氾濫すれば、社会の感覚は確実にゆがむ。未来世代を守るため、一定の規制は必要。
設問(2-a):
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
表現の自由は民主主義の根幹。創作物への過剰な介入は、文化・芸術・思想の多様性を損なう。刑法や国連勧告を名目とした一律規制には慎重に。実在する人権侵害と、フィクションの描写は明確に分ける必要がある。
設問1の回答者と、設問2の回答者、もしかして別人なのでしょうか。
真面目に分析もどきをするなら、未成年の健全育成を重んじる右派的なパターナリズムと、皇室典範の改正等を求める国連への反発がないまぜになった回答という気がします。
設問(1-a):
設問(1-b):
まさに通常国会、内閣委員会で審議したAI法にも関連しますが、表現の自由は誰にも保障されたものです。質問が「公共の福祉」に反しないものだと判断したため、法規制の必要性はないと考えます。
設問(2-a):
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
設問(2-b):
Q1の回答と同理由です。
設問1-bの回答は、キャラクターに人権はないので、人権衝突の調整がそもそも発生しないのはもちろん、他人の利益という見地でも法規制は妥当ではないということでしょうか。
設問(1-a):
設問(1-b):
児童を性や暴力の対象とすることは決して許されない。たとえアニメ等でであっても、最も憎むべき犯罪である児童に対する性・暴力の温床になりかねない。厳に禁止するべきである。
過去には違法ダウンロード刑事罰化に反対し、「表現規制反対派」として紹介されることもあった方ですが……。所変わればならぬ、問いが変われば、でしょうか。
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a):
設問(1-b):
実在する人間には保護権益があるが、実在しないキャラクターにはないため。性的・暴力的表現というのも警察・検察・裁判所の判断もあいまいになるため、規制に能わず。刑法175条のあいまいさは改善の余地あり。
設問(2-a):
設問(2-b):
刑法175条1項は、わいせつ文書などの頒布・公然陳列への罰則を規定しているが、「わいせつ」の定義がないため明確性の原則に反する。
設問(3):
サイバーパンク2077、ウィッチャー3ワイルドハント、レッド・デッド・リデンプション2
「保護権益」は「保護法益」だと思いますが、それは重箱の隅ですね。規制反対の模範回答だと思います。あと、結構なゲーマーです。
設問(1-a):
設問(1-b):
製造、提供したりした場合は問題あるが、所持だけで処罰するのは如何なものか?自分の娘と風呂に入っている写真を持っているだけで処罰されるれてしまう。余程例外的なケースが生じた時のみ対処すれば良い。
設問1-aを実在の児童ポルノに関する問いと誤解されているようですが、実在であっても、単純所持規制が行き過ぎという意見には同意します。
設問(1-a):
設問(1-b):
ほとんどのことが現行法で取り締まることが可能。「単純所持」を一律に規制したり、創作物も規制の対象に加えたりすることは、問題解決に役立たないばかりか、逆に人権侵害、表現の自由の萎縮につながりかねません。
設問(2-a):
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
設問(2-b):
社会のあらゆる場面で基本的人権が保障され、誰もが大切にされる社会をめざします。禁止や規制の規定には、明確に誰でも分かりやすい基準を設けないと、結果として捜査当局の恣意的な捜査を招く危険があります。
設問2-aの回答でDとFを選んでいる、共産の候補者では唯一の方。任意回答もテンプレではなく、内容も申し分ありません。
設問(1-a):
設問(1-b):
実在しない漫画等の表現の規制は、憲法21条の表現の自由を軽視するものである。表現の自由は民主主義を支える基礎的自由である。また、実害のない創作物によって犯罪が起きた等の因果関係も立証されていない。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
全項目に「表現の自由を損なう可能性」があり、いずれの規制にも強い慎重論を持つ姿勢である。また、過度な規制は問題を悪化させる恐れさえあると考える。
ご存知NHK党党首。設問2-aの回答でA~Gを全て選んでいる、数少ない候補の一人。他の回答も同意できる内容です。
設問(1-a):
設問(1-b):
子どもの人権尊重と健全な社会形成の観点から、たとえ実在しないキャラクターであっても、性的・暴力的表現は社会的許容の範囲を超えるものであり、規制が必要です。
設問(2-a):
設問(2-b):
設問(3):
子どもの頃に夢中になった『ドラゴンボール』や『キン肉マン』が今でも印象に残っています。正義や努力、仲間との絆など、多くのことを教えてくれた作品です。
『ドラゴンボール』と『キン肉マン』、暴力的表現を多く含む作品だと思うのですが。これは牽強付会ではなく1990年代の有害コミック騒動で、『ドラゴンボール』は掲載誌共々、暴力的という理由で実際に指弾されていた漫画の一つです。
設問(1-a):
設問(1-b):
架空を描写すること自体は表現の自由が保障すべき範疇ですが、昨今のAIによる描写は人の感性から乖離する可能性があるため。
設問(2-a):
「理由を参照されたい」
設問(2-b):
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a):
C. どちらともいえない、答えない
設問(1-b):
設問1-aでCと回答されていますが、設問1-bの回答を見る限り、限りなくAに近い立場だと判断して良さそうです。
設問(1-a):
設問(1-b):
児童ポルノ禁止法が所持や提供や製造を禁止しているのは、実在する児童を性暴力・性搾取の被害から守るためです。「何か影響や関係があるかも」という理由で規制の対象を広げるべきではないと考えます。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
設問(2-b):
表現を規制する際は、仮に正しい目的のためにどうしても必要に見えても、どこかに問題が隠れているかもしれないという視点に立ち、その目的と手段が本当に適切かどうか、慎重に確認し続けることが大切だと思います。
設問1-bの回答が、図らずも塩村あやか氏への反論のようになっていて面白いです。というわけで同じ立憲の候補なら、こちらの方をお勧めします。
設問(1-a):
設問(1-b):
表現の自由は民主主義の根幹であり、実在しない創作物への規制は思想・表現の自由への過度な制約となる。実害のない創作表現まで規制することは、創作活動全般を委縮させるだけでなく、ひいては民主主義を破壊する。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
これらすべての規制は、表現の自由への介入という点で反対。特に創作物への規制は実害のない領域への過度な介入。また、クレジットカード決済の制約は民間企業による経済的手段を用いた実質的な検閲。
都議時代から表現規制反対を言明していた古株。維新の任意回答は先述の通り、微妙な内容のテンプレが多いですが、さすがにこの方は、ご自身の言葉で規制反対を表明されています。また設問2-aの回答でA~Gを選んでいる、数少ない候補の一人(全11名)です。
設問(1-a):
設問(1-b):
過激な表現に触発されて、犯罪行為を結果的に助長してしまう可能性がある。表現の自由より、公共の福祉が優先されつべきであり、制限のない表現に自由はありえないと考えている。
「触発」「助長」「可能性」を根拠なく気ままに用いて良いなら、参政党の主張や演説に触発されて、在留外国人へのヘイトクライムを結果的に助長してしまう可能性もあるのではないでしょうか。
設問(1-a):
C. どちらともいえない、答えない
設問(1-b):
実在の児童に対する性的搾取、性的虐待は許されるものではありません。しかし、いわゆる非実在青少年の性的描写については児童ポルノに該当しないという政府見解もあり、一律の規制には慎重であるべきと考えます。
設問(2-a):
設問(2-b):
「わいせつ」の基準が曖昧であり、検閲や摘発が恣意的に行われる恐れも。新サイバー条約で国際的圧力が表現の自由の萎縮を呼ぶことを懸念。
設問1-aの回答がBなら、全体的にかなり評価できたのですが。むしろ何故この内容でCを選んだのでしょうか。
設問(1-a):
設問(1-b):
問題が生じるであろう描写は、自制心のない変態予備軍が、欲望のままに行動してしまう原動力になってしまう。少なからずある程度の規制は必要だと考える。
設問(2-a):
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
その国の歴史や伝統・文化を一切無視した、内政干渉であると考えます。逆に女尊男卑の思想が混じっていて平等と公平の意味を履き違えていると思う。
その「国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制」の一つが、まさに1-aの設問で書かれているような法規制なのですが、そこは内政干渉と突っぱねないご様子。
設問(1-a):
C. どちらともいえない、答えない
設問(1-b):
表現物が差別的な固定観念を増幅し性暴力を助長するような場合、ジェンダー平等・人権保護の観点から適切な規制がなされるべきです。
寺田静氏とともに、ECPATやぱっぷす、Colaboが連名した規制を求める要望書と同内容な請願の紹介議員になっています。
設問(1-a):
設問(1-b):
現実と仮想空間の区別ができない人がほんの一握りいても、周囲に影響を及ぼすことが考えられるので所持、提供、製造の段階になる前に法令で規制することが必要。
個人的に気になった回答を、個別に取り上げています。規制に慎重な候補や、逆に前向きな候補を網羅したものではなく、あくまで何か言及したくなった回答をピックアップしているだけです。また回答選択に際し、候補の当選可能性は一切考慮していません。
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a):
C. どちらともいえない、答えない
設問(1-b):
表現の自由や個人の嗜好は最大限尊重するべきだが、不特定多数の目に触れる事がないようゾーニングや年齢制限する必要はあると考えるので一概には言えない
政党編1の冒頭で述べた通り、設問1-aはゾーニングと関係がありません。はてブでくだを巻いている一般人とかならまだしも、国政を志す候補者なら、思考停止なゾーニング連呼では済ませないリテラシーを望みたいです。
設問(1-a):
C. どちらともいえない、答えない
設問(1-b):
無回答
設問(2-a):
無回答
設問(2-b):
微塵もやる気を感じられない回答ですが、実はこの方、ECPATやぱっぷす、Colaboが連名した規制を求める要望書と同内容な請願の紹介議員になっています。
設問(1-a):
設問(1-b):
上野千鶴子大先生の名言「ギャルゲーでヌキながら、性犯罪を犯さずに、平和に滅びていってくれればいい」を思い出しました。
設問(1-a):
設問(1-b):
非実在児童なので、現実の被害者が存在しない。また、創作物による犯罪助長の科学的根拠も未だ不十分。性的・暴力表現といえども、無制限に規制すれば、民主主義の根幹である表現の自由が脅かされる。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
設問(2-b):
非実在児童に対する性的・暴力表現が表現の自由として保護の対象になるためには、ゾーニングが適切になされていることが大前提。全年齢向けの広告がそういった表現に侵食されているのは問題。
設問2-bの回答にはやや異論がありますが、規制反対派として非の打ち所がない回答だと思います。設問2-aの回答もトレンドを抑えていて、この問題に強い関心がありそうです。
設問(1-a):
設問(1-b):
漫画、アニメ等の表現の自由を制限しようとしている勢力は、ポリコレ、フェミニズム等の共産主義の過激派であり、全体主義および恐怖政治を排除するために当然、これらの規制には反対いたします。
故石原慎太郎とか、「ポリコレ、フェミニズム等の共産主義の過激派」とは思想的に対極ではないでしょうか。
設問(1-a):
設問(1-b):
児童ポルノは、児童福祉上大きな問題です。また、性的な混乱は、家庭の破壊につながります。当会は、日本の家庭を守る施策として「純潔主義」を掲げており、児童ポルノを助長する行為は規制すべきと考えます。
設問(2-a):
設問(2-b):
わいせつ物頒布や、AV新法による規制など、家庭の破壊につながるものは、一定の規制が行われるべきだと考えます。それが日本の家庭を守ることにつながり、日本の伝統文化の教化に資すると考えます。
宗教右派兼、表現規制派の典型みたいな回答ですが、団体名や「純潔」で察せられる通り、旧統一協会の現役信者だそうです。
設問(1-a):
設問(1-b):
設問(1-a):
設問(1-b):
公権力による表現規制が入ることで、クリエイターの自由な創作意欲や発想力が抑制されるべきではない。海外では日本のアニメ、マンガに対する評価が非常に高く、日本の産業の柱とすべきもので、後押ししていく。
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問1-a:
A(2)/B(22)/C(3)
設問2-a:
A(4)/B(2)/C(3)/D(5)/E(4)/F(4)/G(3)/H(19)
設問1-aの回答で、Bの数が全政党でも最多です。そしてAはわずかに2名。正直なところ驚きましたし、ほぼ全員が回答している点も含め、ケチのつけようが……あ、設問1-bと2-bの回答で、共産に負けず劣らずテンプレが多めです。その内容も「未成年への悪影響を考慮し自主規制せよ」と、微妙な感が。
設問2-aの回答もH(制限しているものはない)が最多ですし、もしかして、自身で考えて回答している候補者が少ない?
設問1-a:
A(5)/B(12)/C(5)
設問2-a:
設問1-aの回答で、Bの割合が半数を超えています。一方で、回答者は候補者の半数未満なのが難点。
設問1-a:
A(1)/B(5)/C(10)
設問2-a:
A(4)/B(4)/C(4)/D(6)/E(6)/F(3)/G(3)/H(0)
設問1-aの回答で、Bと回答した5名のうち3名が比例区の候補であることに加え、Aと回答した候補が比例にはいません。表現規制を懸念しながら保守政党への投票には抵抗がある方にとって、有力な比例区での投票先の一つといえるかもしれません。
設問1-a:
A(2)/B(8)/C(3)
設問2-a:
A(4)/B(6)/C(5)/D(8)/E(5)/F(0)/G(7)/H(1)
設問1-aの回答で、Aが少ない一方Bは多く、回答率も申し分ありません。維新と似ていますが、維新と異なり、テンプレは多用していません。ちなみに回答者は一人を除き30代、その一人も40代です。
設問1-a:
A(2)/B(0)/C(10)
設問2-a:
A(1)/B(0)/C(0)/D(0)/E(1)/F(0)/G(0)/H(4)
政党要件満たしている政党で、唯一設問1-aの回答でBを選んだ方がいません。回答者も候補者の半数。
組織票頼みの政党らしいといえばらしいですが、設問2-aの回答では選択自体少ない点も合わせると、やる気のなさが伝わってきます。
設問1-a:
A(2)/B(3)/C(5)
設問2-a:
A(2)/B(1)/C(1)/D(5)/E(2)/F(1)/G(2)/H(4)
候補者が全員回答しています。設問1-aの回答の割合は、れいわと似ています。こうしてみると左右の違いよりも、支持者が高齢に偏っていそうな政党ほど、規制に前向きな候補が多い傾向があるようにも思えます。
設問1-a:
A(6)/B(1)/C(3)
設問2-a:
A(2)/B(1)/C(1)/D(8)/E(2)/F(3)/G(1)/H(1)
全員回答その2。無所属ではなく、「無所属連合」という政治団体です。ここでは詳しく触れませんが、医療に関する様々な発言が話題にもなった、内海聡氏が代表を努めています。
公式サイトのトップページで「自由を侵害するあらゆる強制の排除」を謳っていて党是らしいのですが、設問1-aの回答はAが最多。「あらゆる」には例外があるようです。
設問1-a:
A(3)/B(3)/C(2)
設問2-a:
A(2)/B(0)/C(0)/D(0)/E(1)/F(1)/G(1)/H(2)
設問1-aの回答でBは3名なのですが、Cを選択している大椿ゆうこ氏の設問1-bの回答を見ると、むしろBに近いといえる内容でした。
設問2-aの回答は、Dこそ0名ですが、Gを選んでいる方が1名います。
設問1-a:
A(0)/B(0)/C(4)
設問2-a:
A(0)/B(0)/C(0)/D(2)/E(0)/F(0)/G(1)/H(0)
参政党から分裂して誕生した政党です。公約をざっと確認したのですが、参政党との違いがわかりませんでした。
設問1-a:
A(0)/B(4)/C(0)
設問2-a:
A(0)/B(2)/C(2)/D(3)/E(1)/F(0)/G(4)/H(0)
NHK党を離党した方が紆余曲折を経て設立した、右派色の強い政治団体です。設問1-aの回答で、全員がBなのは評価したいです。代表の影響でしょうか。
設問1-a:
A(1)/B(1)/C(1)
設問2-a:
A(0)/B(0)/C(0)/D(2)/E(0)/F(1)/G(0)/H(0)
設問1-aの回答でBは1名ですが、その方の設問1-bの回答を見ると、規制反対とみなすには心もとない内容でした。
設問1-a:
A(1)/B(0)/C(0)
設問2-a:
A(0)/B(0)/C(0)/D(0)/E(0)/F(0)/G(0)/H(1)
設問1-a:
A(0)/B(1)/C(0)
設問2-a:
A(0)/B(1)/C(1)/D(1)/E(1)/F(0)/G(1)/H(0)
設問1-a:
A(0)/B(0)/C(1)
設問2-a:
A(0)/B(0)/C(1)/D(1)/E(0)/F(0)/G(1)/H(0)
設問1-a:
A(1)/B(0)/C(0)
設問2-a:
A(0)/B(0)/C(0)/D(0)/E(0)/F(0)/G(0)/H(1)
設問1-a:
A(1)/B(0)/C(0)
設問2-a:
A(0)/B(0)/C(0)/D(1)/E(0)/F(0)/G(1)/H(0)
設問1-a:
A(7)/B(5)/C(8)
設問2-a:
A(3)/B(1)/C(1)/D(5)/E(6)/F(2)/G(3)/H(3)
AFEEの参院選アンケートの感想です。まず政党単位での雑感を述べ、別途個別の回答で気になったものを取り上げますが、その前に設問1-aと設問2-aについて、簡単に触れます。
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a)
実在しない児童(キャラクター)を描写した、性的・暴力等の表現を含むマンガ・アニメ・ゲーム等について、成人が所持・提供・製造すること等を法令で規制するべきと考えますか?
C.どちらともいえない、答えない
「所持・提供・製造」の法規制とは、即ち児童ポルノと同様の規制です。つまり「非実在児童ポルノ」を、児童ポルノのように規制すべきかを問うています。
これは本当に誤解されがちなので強調しておきますが、ゾーニングは全く関係がありません。現代日本で児童ポルノは、ゾーニングの有無にかかわらず規制されていますから。
この設問でAを選ぶ方は、規制を志向しているとみなして差し支えないでしょうし、日和ってCを選ぶ方も、心もとないというのが正直なところです。
設問(2-a)
以下の項目について「表現の自由の観点から問題がある可能性がある」とご自身が考える規制をすべてお選びください(複数選択可)
C.クレジットカード決済の制約
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
「エンターテイメント表現の自由の会」が実施したアンケートの選択項目なので、当然ながらエンタメ表現の自由に偏った内容ですが、いずれも問題とみなすことに異論はありません。
強いていうなら、ややフェミニズム由来の規制に偏っている感がある(世相を反映しているといえるかもしれませんが)ので、「青少年の健全育成を名目とした表現規制」や、「宗教への配慮や過度な史実の尊重を求める表現規制」といった、右派への踏み絵として機能するような項目があっても良いように思いました。
政党は回答者数が多い順に並べています(同数の場合は順不同)。回答者が1名の政党及び無所属については、コメントを省略しています(個別の回答の方で、適宜取り上げます)。
設問1-aと2-aで候補者がどの選択肢を選んだかを集計し、掲載しています。
また党名の右横に、立候補者数と回答者数を「回答者数 /立候補者数」の形式で記載しました。
なお、2025/7/15 21:30更新分の回答を元にしています。
設問1-a:
A(20)/B(5)/C(35)
設問2-a:
A(4)/B(6)/C(6)/D(10)/E(7)/F(7)/G(9)/H(8)
設問1-aの回答でAが多いのは想定内ですが、Bが思っていた以上に少ない印象です。
設問2-aの回答は、D(ジェンダー)とG(国連勧告)が多めです。
設問1-a:
A(16)/B(8)/C(23)
設問2-a:
A(6)/B(7)/C(2)/D(27)/E(13)/F(7)/G(23)/H(6)
設問1-aの回答で予想以上にBが多く、驚きました。あとAとCも含めた回答者全体にいえるのですが、任意回答の設問1-bと2-bで、空欄にはせずテンプレでもない、自身の見解を書かれている候補が多く、内容には同意できずとも感心しました。
設問2-aの回答でDとGが突出して多いのは、いかにも右派政党という感があります。そして意外にも、E(新サイバー条約)が全政党で最多。
設問1-a:
A(13)/B(5)/C(27)
設問2-a:
A(5)/B(4)/C(3)/D(7)/E(1)/F(2)/G(1)/H(13)
他野党との比較だと、設問1-aの回答ではBの割合が少ない政党。
設問2-aの回答で、意外とDが多いです。
設問1-a:
A(5)/B(17)/C(19)
設問2-a:
A(1)/B(0)/C(2)/D(2)/E(6)/F(1)/G(0)/H(11)
設問1-aの回答でBが多いのは、素直に評価できます。一方で、公約で法規制に反対している政党の回答という点を踏まえると、齟齬が気になります。
設問1-aが問うているのは、まさしく「『児童ポルノ規制』を名目にしたマンガ・アニメ・ゲームなどへの法的規制」へのスタンスなので、Cが最多なのは、整合性に欠けると思いました。
設問2-aの回答は、Gが0。公約や機関誌で、国連勧告を肯定的に紹介していますしね。そしてなんと! DやF(不適切広告)を選んでいる候補がいます。
設問1-a:
A(10)/B(7)/C(18)
設問2-a:
A(3)/B(3)/C(4)/D(11)/E(5)/F(6)/G(5)/H(8)
設問1-aの回答は、立憲よりもAが少なくBは多いです。
設問2-aの回答はDが最多。
長野選挙区なんだけど。
ここは羽田孜の次男(立民)がゴリゴリに強くてこいつが絶対当選するだろうって言われてるのね。無風なの。恐らく0分当確がでるやつ。余計な事をしなければ勝つ。
だから自民党も若い候補に経験を積ませるみたいな感じで投入していて、始めから当選させる気は無いし、参政党は票を詰むだろうが勝つ見込みはない。
だけど、羽田孜の次男には入れたくない。何故かと言うとこいつ、マジで絵に描いたような世襲議員だから。
羽田孜の後光で羽田孜の長男が出ておりずっと政治家をやっていて、こいつは羽田孜が寝たきりに政治家になってからは親父もあやつり、自分も動いて民主→立民でもそれなりの実力者だった。
その結果、担ぎ出されたのがこの次男なんだが、ぼんくらもいいところなんだよ。
例えば各団体がやってる政策アンケートみたいな事には一切答えない。何故なら親父と兄貴が作ったイメージに乗っかって余計な事をしなければ勝てるから。
選挙期間中は行けていないが、選挙前の集会に行ったとき、支持者と思われる人から出たボーナス質問にもしどろもどろでちゃんと答えられないわ、
がんばりますがんばります勉強します、って、お前その年齢でそのノリなの?って思うわ。周りに親父と兄貴と一緒にやってきた重鎮がいてそいつらの言いなり丸出しだわで。
もうこいつに入れたくない。
自民党の候補に入れると言う選択肢もあるが、これだと単純に票が死ぬだけ。どうせほっといても供託金没収ラインは軽々と超えるだろうし。
ならば、チームみらいの候補に入れる事にする。たぶん供託金没収ライン上にいるので、死に票になら無い。候補者は良い意味でも悪い意味でも政治家っぽくなくて、色々なアンケートにはキッチリ答えているし、それらを見ると人物と政策は概ね良さそう。みらい本体があまり語っていない、地方の過疎化・高齢化問題などについても言及しているし。ただ実績実力は一切わからないのでそこが致命的。
一応N党と参政党がいるがこれは無視。N党は劣化立花孝志みたいなやつで、もうN党の旬は過ぎたということを理解できずにここから出ちゃうような奴はなにやっても駄目だろう。
参政党の候補者は参政党の他の奴みたいにサイコパスになりきれないので参政党ブームに乗り切れてないみたいな中途半端さであり、何でお前参政党から出たの?と思わざるを得ない。
さて、比例はどこにいれようかなあ。もう少し考えるが…。
そうだわ生成AI規制をして欲しいからってこのアンケートの結果を素直に受け止めて立憲・共産を応援したとしたら、それこそ鴨下を追い出したのにまた反原発放射能デマに擦り寄ってんじゃねえかって後ろ指差されまくるんだよな
日本は台湾を植民地として支配したけれど「良いこと」もした――こんな語りの広がりに懸念を抱いた経済史研究者・平井健介さんが、日本による台湾統治の歴史を概観する本を出しました。戦後に台湾が経済成長を果たしたのは「日本のおかげ」だと言えるのでしょうか。平井さんにじっくり聞きました。
――日本の台湾統治の歴史を概説した近著を執筆したのは、学生が「俗説」に染まりやすい現状を憂えたからだったそうですね。
「植民地の歴史の授業を大学で担当していると『日本のおかげで今の台湾や韓国はあるんですよね』と無邪気に語りかけてくる学生にたまに出会うのです」
「『台湾統治で日本は良いこともしたのですよね』『だから台湾は親日なのですよね』もよく聞くパターンです。植民地統治の歴史に興味を持った学生ほど、そうした俗説にまず触れてしまう状況を、少しでも変えたいと思いました」
――学生たちは、どういうところでそうした説に触れているのでしょう。
「授業で簡単なアンケートをしたら、ユーチューブやネット記事で見聞きしたとの回答が主でした」
「ええ。1895年に、日清戦争に勝利した戦果として台湾を領有しました。いわゆる植民地化です」
――著書では、経済を中心にして当時の歴史を概観しましたね。なぜですか。
「日本が台湾を統治した最大の目的は、現地にある様々な資源の開発・利用だったからです。つまり主目的は経済だったのです」
「大きく3期に分けられます。(1)台湾を利用して内地の経済問題を解決しようとした1910年代までの『対日開発』時代、(2)産業の高度化を進めようとした30年代前半までの『総合開発』時代、(3)戦争体制の構築を目的とした敗戦までの『軍事開発』時代です」
――対日開発とは?
「経済後進国だった明治期の日本にとって、貿易赤字を減らすことが重要課題でした。綿花に次ぐ輸入品だった砂糖を、台湾で『国産化』しようとしたのです。台湾を内地の食料原料基地に変える政策です」
「内地資本の進出を促す形で近代的な製糖業を興し、製品の大半を内地に送ることで一時は砂糖の『自給』も達成しています」
「ただし、そこだけを見て『日本は良いこともした』と言うのは一面的です。確かに経済的なパイは拡大したけれど、誰がそのパイを手に入れたかという問題は別にあるからです」
「現地の統治機関である台湾総督府は、農民たちの生産したサトウキビを特定の製糖工場にしか出荷できないよう制限しました。製糖工場が原料を独占的に低価格で確保できる体制を作るためです。内地資本の進出が促され、砂糖生産量というパイは増えましたが、農民からの収奪を基盤にした生産だったのです」
「総合開発は、電源開発の停滞などもあって成功しませんでした。軍事開発では工業化が目指されましたが、工業化に対する日本政府の否定的方針や戦局悪化に伴う物資不足によって、実現できませんでした」
――総じて、台湾開発はどうだったのでしょう。
「日本にとっては、ほとんど財政負担なく食料原料基地化できたという点で『成功』でしょう。しかし、そうであるがゆえに、台湾開発は農業中心型の経済の高度化にとどまり、工業化や産業構造の転換には至りませんでした」
「加えて大事な事実は、いずれも台湾住民の機会拡大や地位向上のための開発ではなかったことです」
「サトウキビ農業や製糖業が台湾経済の中心だったのは1950年代までであり、それ以降の台湾の成長は戦後に移植された繊維や電子機器によるものです」
「戦後に台湾が経済成長を果たしたのは、米国が構築した自由貿易体制のもとで、台湾の人々が外資や技術の導入を積極的に進めたことなどによるものです。日本統治時代の遺産が果たした役割は限定的です」
――台湾で日本は良いこともしたのでは?と学生から質問されたら、どう答えているのですか。
「当初はあれこれ説明していましたが、今は『台湾人になったつもりで授業を受けてみて、自分自身でその答えを見つけてください』と答えています」
「重要なのは、学説に基づく歴史に触れたり学んだりする機会を持つことです。台湾の人々は学校で日本統治期の歴史を、日本の人々以上にしっかり勉強しています。もし次世代の日本人が、自分たちの国が何をしたのかを知らず俗説を信じたまま台湾の人々と交流したら、理解し合える関係性を築けるでしょうか」
https://www.ntv.co.jp/election2025/research/
ざっと目を通したところ党の候補者で生成AI規制寄せが多い人数を占めるのが立憲・共産のみで、他は野党も含めて概ね「どちらかといえば規制は最小限」「規制は最小限」の回答のほうが多数を占めた
これを見るに今回の参院選の結果がどうであれ、「生成AIの無断学習の責任を問う規制強化」のコンセンサスを国会から得るのはそう簡単にはいかないんじゃないかと思う
生成AI規制派の山田太郎sageや平デジタル相への反感から自民党sageムーブが活発ではあるが、このムーブと立憲・共産という表現規制に傾き気味の党からしか規制への理解が出ていないあたり、生成AI規制に関わる参院選のネガティブキャンペーンは「生成AI規制への理解を求める」という点ではかなり逆風を呼び込んでしまっているのではないか
インターネットを見る限り、今回の参院選はここ数年にないくらい選挙への注目度が高まっているように見える。
NHKの支持政党アンケートも毎回かなり変動していて、いつも4割くらいいた「支持政党なし」がそろそろ3割を切るくらいまで減ってきている。
とはいえまだ3割近くの人が支持政党なしで投票先を決めかねている(あるいはそもそも行かない)ようなので、個人的な投票先の決め方を考えてみる。
立花や石丸みたいな選挙ハック系は除くとして、候補者は当選したいのは当然なので、当選するような候補に入れるべき(=当選しないような候補には入れても意味がない)と昔は考えていた。これは明確に誤りで、当選/非当選に関わらず選挙区での投票数や順位の効果を無視していた。
自分の選挙区がいつも同じ人が当選していても、2位と大差で舐めプ当選するか僅差で当選するかではその後の面持ちが変わってくるだろう。
「どうせいつも同じ人が当選するし…」という地区の人は2位、3位くらいに入りそうな人に自動的に投票してもいいかもしれない。
・当選しなくても票が増えたら嬉しい
新興や小規模政党でそもそも当選なんて夢のまた夢という候補者や政党も多い。ただ彼らにとってはそもそもどれくらい投票がもらえるかというデータ集めも重要なので、「当選は無理だろうけど今後もがんばってください」というマインドで投票するのもよい。
投票してしまうとその政党や候補者を全面支持してるみたいなマインドになりがちですが、「こういう理由で支持してるわけはないが投票した」と自分なりに理由づけできれば、そこまで支持していない候補者でも投票できるようになると思います。
国民の皆様、この度第○○○代首相に就任致しました、○○○○でございます。
私(わたくし)がこの場に立たせていただけたのも、ひとえにこれまでの皆様のお力添えのおかげでございます。
さて、私がどのような考えを持って議員活動に取り組ませていただいているかにつきましては、これまでに何度かお話しする機会をいただきましたが、今回初めて私の話をお聞きになる方もおいでになるかと存じますので、ここで改めて私の政治思想というものをご紹介させていただくことで、所信表明演説とさせていただきます。
まずは、私が護憲派なのか改憲派なのか、国家の安全保障についてどのように考えているのかについてお話しいたします。
憲法改正に対する私の立場は、「真(しん)の護憲派」である、と申し上げております。真の護憲派とは、
「これまで日本国は現行憲法を順守していないため、現行憲法がどの程度国家安全保障にとって有用なのかの判断は不可能である。そのためまずは、現行憲法を遵守せよ。その後、将来的に機能不全が明らかになれば、改正することもありえる。しかし現時点では改正する必要はない。」
尚、ここで言う憲法の遵守とは、武力を放棄せよ、という意味ではなく、憲法の精神を守るべし、という意味でございます。
では憲法の精神とは何か、ということなのですが、日本国憲法には条文の前に前文が書かれており、そこでこの憲法がどのような意図をもって制定されたのかについて、憲法が定められた背景、あるいはその精神が書かれております。ここでいわゆる憲法の三原則である「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」について述べられていますが、特に平和主義につきまして、現状どの部分が守られていないと私が考えているかについて、お話ししたいと思います。
憲法前文には、武力を放棄することによって自国を守る、とは書かれておりません。そうではなく、日本国民は、「人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚」し、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」「われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあります。これは平たく言えば、人間には善を受けると善を返そうという性質があるので、この性質を信頼することで自分たちの安全と生存を守ります、ということです。つまり日本国憲法は、日本人は善を為す高潔な国民であるということを世界に知らしめることにより、自動的に国防が達成されるようにする、と定めているのです。
もしも世界中の国の人々が「日本人は私たちに本当に良くしてくれた。彼らは真に高潔な人々だ。私たちが日本を武力攻撃するようなことは決してないし、万が一日本がどこかの国から武力攻撃受けたなら、私たちは命がけで日本を守るために戦う」と思ってくれるなら、日本は国防のための武力を保持する必要があるでしょうか?
これは実現不能な理想論でしょうか。私はそうは思いません。しかし、現時点で達成されているとも考えていません。むしろこれまで日本は、憲法で定められた高潔さによる自動国防を実現するために、国家として何もしてこなかったために、理想から遠く離れた場所にいるように思います。武力を持たない高潔な国は攻撃されないかもしれませんが、武力を持たない下劣な国は攻撃されてしまうでしょう。そのため今後は、当面の間は現行戦力も維持しつつ、高潔さによる国防も併せて進めてまいります。
そのために、国家として平和貢献隊を組織します。この組織の目的は、世界の国々に奉仕し日本の高潔さを知らしめ、それによる自動国防を達成することです。そのため予算は防衛費から拠出することになります。武力を増強することは、相手が日本を攻撃したくてもできない状況を作ることを目的とする消極的な平和維持であり、世界に貢献することは、相手が日本を攻撃したいと思わなくなることを目指す積極的な平和構築と言えるでしょう。今後は自衛隊による抑止力と平和貢献隊による自動国防という、2つの側面から国防を担ってまいります。
平和貢献隊の具体的活動内容としましては、まずは世界各国が抱えている様々な問題を調査していきます。その中で、日本の強みを活かして効果的に解決に導いていける課題を抽出し、その活動によって日本の高潔さを知ってもらえる活動を選択していきます。
こうした活動は、国家としてではなく民間で実践しておられる方々も居ます。アフガニスタンで現地のために活動されていた医師の中村哲さんのような方々です。
https://www.bbc.com/japanese/50657223
こうした活動の恩恵を受けた人々は、例えばアフガニスタンが将来強力な武力を持ったとして、その武力を日本に対して振るおうとするでしょうか?
こうした活動は、単に寄付金を送るなどではなく、実際に平和貢献隊の日本人が現地に赴き、日の丸を背負った制服を着て活動を行っていくことで、世界の人々に日本の国家としての活動が認識されていきます。
民間人が行った活動であってもこれだけのことができるのですから、国家として予算を使った国防活動として大きく行っていけば、どれだけの貢献を世界の国々に対して行えるでしょうか。
活動の成果の指標として、世界の主要な国々の国民に対するアンケート調査を行い、日本が攻撃されたら日本のために戦うと回答するという人が80%以上となることを、当面の目標としていきます。現在世界の多くの国において、様々な理由で人々が苦しんでいます。その内容を精査し、我々日本人ができることをよく考え、世界中の人々の幸福のため、ひいては世界の人々に日本国民の高潔さを知ってもらうために一番効果的な活動を選択して実施することで、この目標達成に近づけていくのです。
「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」
この憲法を掲げているのですから、日本国内にも様々な問題があるとしても、それを言い訳にして、世界の人々のための活動を停止してはならないのです。
現在日本と中国との間では、領海を巡ったいざこざがあります。ですがもし、1954年の自衛隊発足と同時に平和貢献隊も発足していたならば、そして中国の人々が困っている時に平和貢献隊が協力できていたならば、現在とは異なる関係があったかもしれません。
例えば1960年ごろ、中国では飢饉によって数百万人が餓死していました。しかしそれまでに平和貢献隊がその活動を通して、その意義や実績を世界に認められていれば、中国も食料配給のための平和貢献隊派遣を受け入れてくれたかもしれません。そうなっていれば、大勢の中国の人々を餓死から救えていたことでしょう。もしそのような歴史があったならば、その後の日中関係は、現在とは違ったものになっていたことでしょう。自分や自分の両親が日本の平和貢献隊の配給で餓死から救われたという人々は、日本に対する攻撃を認めるでしょうか。
これは仮定の一例ですが、日本はこれまで平和貢献隊を創設してこなかったために、70年間の世界への貢献の機会を失ってしまいました。日本が提案してもその国が平和貢献隊の活動を受け入れないという場合もあったでしょうが、もし70年間活動できていたならば、現在どれほど多くの国の人々が、「日本を攻撃するなどとんでもない、もし日本が攻撃されたら日本を守るために戦いたい」と思ってくれていたでしょうか。どれほど日本の平和が強固になっていたことでしょうか。
70年は失いましたが、私はまだ遅くないと考えます。今からでも平和貢献隊を創設し、積極的に活動していけば、それだけ日本の平和を守りやすくなっていくのです。武力増強だけではなく、高潔さによる自動国防も併せて進めなければいけません。
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚する」
「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」
「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」
権利と義務という考えがあります。義務を果たさない者は、権利を主張できないのです。ですから、日本国憲法によって何らかの権利を享受している日本国民は皆、「全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成する」義務を負っているのです。皆さんはこれまで、憲法の定める義務を果たしてきましたか?
現状、そうではない方が居たとしても、それは国民の責任ではなく、そのための方法を示してこなかった政府の責任であると私は考えます。理想と目的を達成するために何をすればいいのかを国として国民に示さなければ、努力したくてもできないでしょう。
ですから私はこう話します。国民の皆さん、憲法の精神を守り、平和貢献隊を創設し、世界に貢献していきましょう。そのためには皆さんの協力が不可欠です。平和貢献隊が、どの地域で、どの国に対して、どのような活動をすれば、一番効果的な働きができるのか一緒に考えてください。提案を広く募集します。また、平和貢献隊への入隊希望者も募集します。詳細は後程発表しますが、世界の人々の幸福と日本の平和のために、働いてはくれませんか。そしてまた、平和貢献隊をサポートしてくださる方も募集します。
そして何より、これらの活動を維持していくためには、私たち真の護憲派に対する皆さんの支持、投票が不可欠となります。「全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成する」ために何ができるのか、皆さん一人一人が良く考えていただき、その結果として真の護憲派に対する応援、投票、参加が理想と目的の達成に繋がると思われたならば、どうぞお力添えください。そして一緒に、「国際社会において、名誉ある地位を占める」日本国を創っていきましょう。
ご清聴、ありがとうございました。
○○○○年○○月○○日、第○○○代内閣総理大臣 ○○○○
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
「一時間強と一時間弱についての解釈」について正解と間違えの図を描いたら確かに間違えているヒトはいると気付く、扇風機の強弱で勘違いするのかも - Togetter [トゥギャッター]
「5分弱煮るはどういう意味か?」というアンケートの結果を受けて白ごはん.comでは今後「5分弱」「大さじ1弱」といった表現は使わないことにした - Togetter [トゥギャッター]
「5分弱」が「5分よりわずかに少ない」と理解していたとしても、じゃあ実際には何分なんだよ、と多くの人が思っていることだろう。
4分50秒くらいなのか、4分30秒はどうなのか、あるいは4分10秒などでも「5分弱」と言えるのか。
誤用だ誤用だとは言っても、我々はそもそも「正用」とされる意味すらも把握できていない。
じゃく【弱】
[接尾]数量を表す語に付いて、実際はその数よりも少し少ないことを表す。数の端数を切り上げたときに用いる。
とし、日本国語大辞典は、
じゃく【弱】
〘 接尾語 〙 ある数の端数を切り上げたとき、示す数よりは少し、不足があることをいうために、数字のあとに付けて用いる。⇔強。
としている。
どちらも「端数を切り上げたとき」と書いてある。
つまり「〇〇強」「〇〇弱」を使うときには、前提として端数の切り捨て・切り上げがあるのだ。
小数を丸めたとき、端数を切り捨てたのか、それとも切り上げたのか、それを示すために、切り捨てたときは「強」を付け、切り上げたときは「弱」を付ける。
というのが「〇〇強」「〇〇弱」のもともとの使われ方である。
先に計算があって初めて「〇〇強」「〇〇弱」が成り立つのである。
いきなり「〇〇強」という答えだけを提示されても元となった計算はわからない。
「4分1秒」を「分」に丸めるとき、四捨五入して切り捨てたのであれば「4分強」だが、切り上げたのなら「5分弱」になる。
「1000円弱って何円くらいだと思う?」などと質問されたら「有効数字は何桁ですか?四捨五入ですか?」と聞き返さなければならない。
よって「〇〇強」「〇〇弱」を範囲として捉えるのがそもそも誤りなのである。
もちろん「1時間強」などと言うとき、無意識に「四捨五入して分を切り捨てている」のだろうから、そういう意味では間違いではない。
だが、それを「1時間よりちょっと長い時間を表すのに1時間強と言うんだ」というような理解をしているのは原義に悖る。
バーチャルのじゃロリおじさんが示した図などは誤った解釈の典型と言えるのではないか。
追記。明治時代にどう使われていたかの調査も行ったが、おおむね辞書のとおりだったので当初は省略していた。何かの参考になるかもしれないので公開しておく。
四捨五入したとき、端数を切り捨てたのか、それとも切り上げたのか、それを示すために、切り捨てたときは「強」を付け、切り上げたときは「弱」を付ける、ということである。
もうひとつ明治21年の『数学講義録』、この講師は前述の田中矢徳である。
数の末に強と弱との文字を添へて、末位の数に過不足あることを示します、この強と申は末位の数のさきになほ微小なる数が付き添へりと申意にて、三分二厘一毛五糸…を三分二厘強と申たぐひなり、この弱と申は末位の数に不足ありと申意にて右の奇零を三分二厘二毛弱と申たぐひなり、扨てこの切り上ぐると切り捨つるとは、何程の数が界ジャと申たしかなる定則のあるわけにもあらず、ホンの算者の意まかせなれど、本邦には四捨五入と申古き習慣あれば、私の教科書は大抵これにならひて、四までは切り捨て五にみちたるときは切り上ぐることといたしました
とりあえず、切り上げ切り捨ての端数を示すのに「強」「弱」を使うのが本義であって、四捨五入に限定するような書き方をしていたのは田中矢徳のオリジナル、ということだろうか?
また亜剌伯(アラビア)記数式にてしるしたる数には強を加号+にて示し、弱を減号−にて示します、たとへば五厘強を .05+ かやうにしるし、また五厘弱を .05- かやうにしるす類ひなり
「+」「−」の訳語として「強」「弱」を充てたということなのだろうか、それとも数字に「強」「弱」を付ける書き方はもとからあったのだろうか、この記述ではよくわからない。
ちょっと脱線するが、この田中矢徳さん、慶應義塾や同人社とあわせて「三大義塾」と称された「攻玉塾」というところの出身らしい。
「攻玉塾」は明治六大教育家の一人・近藤真琴が設立したもので、田中矢徳・鈴木長利・竹貫登代多・浅越金次郎などの数学者・教育者を輩出したという。
なるほど、この頃の数学教科書の著者を見ると、彼らの名前が散見される。
ともあれ、田中矢徳ばかりでは偏ってしまうので、攻玉塾生以外の説明も見たい。
四捨セシ数ヲ強ト謂フ
五入セシ数ヲ弱ト謂フ
既ニ夥多ノ小数位ヲ得テ尚除外セザルトキハ(中略)最下位ノ右に(+)号ヲ記シ以テ尚残数アルコトヲ示スヘシ
明治27年『活用練習実業珠算』。商工協会編とあるだけで著者はわからない。
無限小数の除法に於て末位の小数四以下なるときは其四を払ひ唯捨てて何々強と呼ひ末位の小数五以上なるときは其五以下を払ひ上位に一を加へ何々弱と呼ふへし之れを四捨五入の法と云ふ
概ね、田中矢徳の説明に準じて、四捨五入したときの端数を示すのに使われていた、ということでよさそうだ。
明治13年の『岐阜県会議日誌』の学校の補助費のくだりである。
今一万五百園ヲ生徒数(五万三千四百三拾八人)ニ除スレハ一人ニ十銭弱ナリ
又四千五百円ヲ校数(六百六十四校)ニ除スレハ一校六円七十七銭強ニ当ル
10500円を53438人で割るのだから0.196...円、つまり19.6...銭を切り上げて「20銭弱」。
4500円を664校で割るのだから6.777...円、四捨五入ではないが、端数を切り捨てて「6円77銭強」というわけである。
五以下の数をいふ、五以上を強といふに対せり、即ち、十一円五十銭以下を十二円じやくといふが如し。
それは何か違くね?
それとも元々はこの意味だったのを数学用語に転用したということなの?
なんもわからんね。