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はてなキーワード:かのことは

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2025-10-20

anond:20251018225012

スタバが怖い気持ちはわかる

私もスタバには滅多に行かないし難しいカスタマイズの注文などもできない

このエントリの筆者の立場としては、デートに誘っただけでも十分頑張ったという気持ちもあったのだろうし、緊張もあったのかもしれない

不慣れなお店でかっこ悪いところを見せたくないとか、あるいは、幻滅されたらどうしよう…という気持ちが、この筆者の中にあったかどうかはわからないけど、

自分キャパを超えた希望パニックになった…というところまでは、これを読ませてもらった赤の他人としては「頑張ったけど無理だったんだね」という優しさを持つことはできる

けれども、デートに誘った女の子からの、スタバに行きたいという(彼女的には)気軽な誘いに対して、【「絶対無理」を何度も重ねて強く拒絶した態度】は、果たしてその現場で本当に悪くないと言えるのかどうか

「誘った立場」の人間の振る舞いとして、相手に対してポジティブな態度であったのかどうか……ということは、気持ちが落ち着いてきた頃に少し考えてみても良いのではないかなと思った

冒頭にあるように、お互いの関係性が大学ゼミで顔を知っている仲だということもポイントかな、とも思う

彼女罵倒表現としては強すぎるし、傍からみていたら「まぁまぁ、気持ちはわかるけれどちょっと落ち着いて…」とは言いたくなるけれど

初めてのデートでここまでの罵倒が並ぶというのは、なかなかのことだなと感じるし、ここまでつらつらと出てくるものだろうか…?ということも疑問

彼女の怒りがここまでヒートアップしてしまった背景として、普段ゼミでどんなふうな会話が重ねられていたのか

普段言動や、ゼミの中でのやりとり、振る舞い… 色々なことを振り返ってみるきっかけでもあるのかもしれない

このエントリタイトルの書き方や内容からもわかるように、この出来事に対しては、筆者が

スタバに入れないことがダメ罵倒された』

というふうに受け取っていることがよくわかるけれど、彼女が言いたいことの本質

スタバに入れないことがダメ という話では ない』

だろうなと、やっぱり私は感じる

ここまで丁寧に彼女言葉を記録しているのだから

彼女の怒りの発端はどんなことだったのか

彼女の指摘が妥当な部分はどこで、どこからが「言い過ぎ」か

ということを、この筆者が丁寧に観察できたらいいな

それに、初めてのデートという機会で(表現は強すぎるとは言え)、ここまで直接的に指摘してくる人は、あまりいないのではないか

スタバ拒否されてイヤな気持ちになったなら、彼女はその場で即行帰ってもいいところを、この筆者に対して、こういう時はこうしたらいいでしょという改善案も出してくれている

そういう人をデートに誘った筆者の人を見る目は悪くはないのだろうから彼女が言った言葉に丁寧に向き合える気持ちになれるような静かな時間が訪れることを願う

Permalink |記事への反応(0) | 22:22

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anond:20251020143135

わかりますApple とかMicrosoft とかIntelかのことですね。

Permalink |記事への反応(0) | 16:54

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2025-10-16

anond:20251016194324

ブクマ叩き増田とかURL引用増田かのことですね。

Permalink |記事への反応(0) | 19:53

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2025-10-15

anond:20251015145519

昔、Twitterが無制限スクレイピング許可をしてた頃、MBTI結果を公表している個人と、その個人の直近100件のツイートの関連性を分析したことがあったな

で、例えば「焼肉」についてつぶやくのは外向的、「図書館」についてつぶやくのは内向的、といった明確な傾向が見て取れた

面白いのは、INTPとかのこの「T」の部分ね、ここがTの人はサイコが多いこともわかった(例えば英語圏ではf*ckが有意に多い)

Permalink |記事への反応(0) | 15:14

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anond:20251015103408

清潔感とは清潔とは関係なくイケメンかどうかのこだっていう方向に持って行って大丈夫か?

Permalink |記事への反応(0) | 10:49

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2025-10-07

裏金議員

裏金って言葉の響きからし賄賂か何かのことだと思ってる人が多いようだ。

ここでもなんか「アベ派は裏金をばら撒いてる」とかよくわからないこと書いてて

裏金って何のことだと思ってる?と聞くと逃げちゃったやつがいた。

改めて言うまでもないが裏金というのは帳簿に載らない金のことだ。

「そんなもんろくなことに使わないに決まってる」し「犯罪の温床」だから問題だということであり、それ自体犯罪なのではない。

そもそも帳簿外の金が必要になるのは政治資金の扱いが非現実的なまでにガチガチ規制されてる「クリーンさの副作用」でもある。

ウグイス嬢のギャラが、今どきそんなんじゃだれもやらない額に抑えられてるのでどうにかイロを付けてやる必要がある、そういうときにさっと動かせる現金必要になるわけだ。

いまだに人殺し烙印ぐらいの勢いで「裏金議員!」って持ち出すけどもう片付いた話なんだよ。

裏金いじくった議員政治にかかわらすなみたいなことを、公金詐取できっちり有罪判決食らった辻元氏が言ってるのギャグしかないんだよ。

Permalink |記事への反応(0) | 17:18

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2025-10-03

anond:20251003114859

なんかのこういうのって仕事意味もわから趣味でやってる延長なんだろな

問題ない品質提供した上で消費してもらったほうがなお良いという商売なのに

全体の理解がなく自分担当箇所の視野しかない

Permalink |記事への反応(1) | 11:59

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2025-09-30

だいたい増田にある女の愚痴みたいなのって俺が作ってて

私が嫌なことは他人が察して止めろにもパターンがある

結論にはルート分岐があって

A 誰かが嫌がる可能性があることは禁止→何も出来ない→人類滅亡

B 誰かのことなんて関係ない、私の気持ち世界ルール独裁者誕生世紀末覇王伝増田

Permalink |記事への反応(0) | 10:26

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だいたい増田にある女の愚痴みたいなのって理屈ルート決まってて

私が嫌なことは他人が察して止めろみたいなのばっかり。

んでここにルート分岐があって

A 誰かが嫌がる可能性があることは禁止→何も出来ない→人類滅亡

B 誰かのことなんて関係ない、私の気持ち世界ルール独裁者誕生世紀末覇王伝増田

Permalink |記事への反応(8) | 08:48

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2025-09-29

anond:20250928191823

全体じゃなくVRの一部とかのことじゃないの

Permalink |記事への反応(0) | 04:32

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2025-09-24

学校職場がしんどくて逃げても良いんだよ、ってよく無責任に言うし、よく聞くじゃん。

あれ逃げた後って大変じゃないの?

人生詰むって言うか。

その後の人生かのこと、逃げたら結局悲惨じゃない?

Permalink |記事への反応(5) | 10:49

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2025-09-06

推しさよならを言うときが来た

きっかけは先週末のライブだった。
もっとも、あれをライブと呼んでいいのかはわからない。

あの退屈な数時間ライブなら、小学生の頃に同級生ゴダイ君がやっていたハサミ回し、通称メガドラゴンハサミトルネードだって立派なライブである

とにかく、散々な週末だった。

俺の推し芸人をやっている。

先に断っておくと、普段から彼のことを推しと呼んでいるわけではない。

この文章を読んだギャルに、バカ読みやすくて草、と言われたいので、ここでは推しという言葉をあえて使っていく。

推しを知ったのはYouTubeだった。

最初に見たのは寿司を買って食うだけのなんてことのない動画で、その妙な脱力感に惹かれた。

てっきり同い年くらいの大学生YouTuberかと思っていたが、しばらくたってから吉本所属している芸人だとわかった。

そしていつのまにか推し動画を見ることが日課になっていた。

推しは同期の芸人と合わせて三人で活動をしていた。三人ともそれぞれ魅力があったが、俺は断然推し推し、つまり推しのことが一番好きだった。

彼のことを一番面白いと思っていたし、俺も推しシングル家庭で育ったという共通点があり、それで勝手に親近感を覚えていたというのもある。

母親以外の親族がいないというのもまったく同じだった。

余談だが、親戚がいない者にとって夏休みほどその現実を思い知らされるものはない。

俺はこの話になるといつも、小学校に上がりたてだった頃に見た光景を思い出す。

昼下がり、プール更衣室でクラスメイトたちが夏休みの予定を楽しそうに話していて、俺はそこではじめて、世の中の家庭には祖父母の家に遊びにいく習慣があることを知った。

俺は哀れみの目を向けられることを恐れ、とっさに「来来来来来週いく」と嘘をついた。作り笑いをすると頬がピクピクと動くことをはじめて知ったのもそのときだった。

更衣室に充満した塩素匂いのせいで、鼻の奥のあたりがツンとした。

しか推しはそんな境遇すらも笑いに変えた。

推しを見ていると、プール更衣室で顔を引きつらせていた俺の少年時代が、少しずつ救われていくような気がした。

もしここにゴダイ君がいたら、アルティメットホワイトヒーロー、と彼のことを呼んだだろう。

推したちはあれよあれよという間に数十万人のフォロワーをかかえる人気YouTuberとなった。

ライブをすればチケットは即日完売だった。

芸人ライブ女性客が大半だとうわさに聞いていたのでひょっとすると場違いなのではと案じていたが、意外にも男性客はたくさんいた。

ずらりと埋まった客席に彼らの人気ぶりが伺えた。はじめて生で見る推しの姿に思わず胸が熱くなったのを覚えている。

そして数ヶ月後の全国ツアーも発表され、ギャル言葉を借りるなら、コイツらの未来ガチ明るすぎなんだが、と思っていた。

しかし、油断すんなし。

公式から突然「スタッフになりたいファン募集する」と発表されたのである

ファンを?

スタッフに?

好意的に受け止めるファンもいたようだが、俺の中のギャルは、マ?大丈夫そ?と不安げな表情をしていた。

そもそも推しライブは、元テレビ局員だという外部のプロデューサーがすべてを取り仕切っていて、どうやら彼の手伝いをしてくれる人を探しているようだった。

当該ポストがすでに消えているため確かめるすべがないのだが、たしか応募する際には得意分野をアピールしてほしいと書かれていたはずで、プロデューサーはそういった条件から言うなれば精鋭の「ファンスタッフ集団選抜した。

そんな中、全国ツアーはおこなわれた。

会場は前回の倍以上も広くなり、俺と推しとの距離はずいぶんと遠くなってしまったが、彼は相変わらずアルティメットホワイトヒーローだった。

が、しかし。

いや、やはりというべきか。

ひとつ問題が浮き彫りとなった。

ファンスタッフが生まれたことをきっかけに、「推し」「運営」「ファン」の境界線がどろりと溶けだしたのである

最初に崩れたのは「ファン」と「運営」との境界線だった。

精鋭のファンスタッフとはいえ普段彼女たちは「最高すぎた♡」「好き♡」などと発信しているただのファンにすぎない。

しかし、ライブ後には一転して「ご覧いただきありがとうございました。皆様のおかげで〜」と運営らしくふるまうのである

ファン運営とを都合よく行き来する様子に、首をかしげる者も少なくなかった。

そして同時に「推し」と「運営」との線引きも曖昧になり、なれあいが加速した。

言うまでもないがファンが見に行っているのは推しであり、推しサポートをするのが運営である

しかしあろうことか、プロデューサーファンスタッフは自らステージに上がり、推したちと肩を並べて公演に参加するようになった。

こうなってしまうと、もはや「推し」と「ファン」との境界線などあったものではない。

本来なら外に出ないはずの情報を、ファンスタッフたちはレポと称してSNSで得意げに公開した。

たとえば推したちから受けた細かな指示のことからステージ裏で見た彼らの姿まで。

まさに混沌に次ぐ混沌

こうなると気になるのは一般ファンの反応だが、我々は大きく二つに分かれた。

ひとつは、この厄介な混沌から逃れようとした人々だ。

俺に限って言えば、推し公式以外のフォローをすべて外すことにした。俺が求めていたのはあくま推しと俺というシンプル関係だけだった。

中には推すこと自体をやめてしまった人もいたのだろうが、彼らは大抵静かに去った。

そしてもうひとつは、むしろ混沌に近づこうとした人々である

彼らは仲間になるためにプロデューサーファンスタッフ仕事ぶりをこれでもかと持ち上げた。

それで気をよくしたのだろうか、スタッフたちは音声配信オフ会などの交流を盛んにおこなうようになり、SNS上での存在感さらに高めていった。

さて、今回の本題であるライブが発表されたのは、まさにこの混沌さなかのことであった。

発表されたライブ情報を見てまず気になったのは、会場の規模が前回の半分ほどになっていたこである

しかし、チケットの売れ行きは思わしくない。

販売サイトに表示された「残席余裕あり」の文字はいつまで経っても変わらず、公式SNSには「残りわずか、お早めに」と景気のいい謳い文句が並んでいたが、やがてひっそりと消えた。

俺は迷った挙句チケットを購入し、そして当日を迎えた。

会場へと向かう電車の中で、俺は以前フォローしていた人たちのアカウントを久々に覗いた。

今日楽しみ」「グッズ列やば」と何一つ変わらない様子のアカウントもあれば、半年以上放置されアイコンの上に埃が溜まっているようなアカウントもあった。

車窓の向こうには知らない町が見える。

降りる駅はまだまだ先だったが、ずいぶんと遠くまで来てしまった気がした。

その日の東京は38度を超える猛暑日で、会場へと辿りつく頃には、俺の顔はほとんどアイスクリームのように溶けていた。

人だかりを抜けてロビーへと向かうと、ちょうどそこにはプロデューサーがいて、複数ファン写真をせがまれているところだった。

プロデューサーは待ってましたとばかりに撮影に応じ、それから二、三言葉を交わすと、さながら池の魚にエサでも与えるような手つきでキャンディを配った。

これはあとからいたことだが、どうやらプロデューサーとのひみつの合言葉を伝えた者だけが貰えるキャンディだったらしい。

手渡されたキャンディに喜ぶファンたちの姿は、まるでパクパクと口を開けてエサをねだる魚のように見えた。

ならばこの場所は底の見えない不気味な池といったところか。

もしここに小学生の頃のゴダイ君がいたら、きっとプロデューサーに近づいて、デュクシ、としただろう。

でも俺は大人なのでやらない。

そして誰かが言っていたように、グッズを求める人たちの列は延々とつづいていた。

その列の先では、ファンスタッフだろうか、ひとつひとつ電卓を叩いている姿が見える。

開演までには明らかに間に合わない。

どこからハンディファンの風が吹いてきて、生ぬるい空気が頬に触れた。

そしていよいよ幕が上がる。

正直なところ、このときの俺には彼らに寄せる期待などほとんど残っていなかった。

から公演のさなかにプロデューサーがいそいそとステージに上がったときも、そしてなぜかひとりで踊り始めたときも、もはやがっかりする気力すらなかった。

それでも推したちに対しては、心のどこかでわずかに期待を抱いていたのだろう。

彼らの、打ち合わせもリハーサルもろくにせずに臨んだことが一目でわかるような終始ぐだぐだな空気感と、そしてそれを隠そうともしない姿を目の当たりにして、自分の目から急速に光が失われていくのがわかった。

それから推したちは客席のひんやりとした空気を察したのか、「これにいくら払ってるの?」「返金しないと」などと冗談めかして笑った。

俺の席は前回よりもはるかステージに近かったはずだが、推しの姿はずいぶんと遠くに感じた。

帰り際、ぽっかりと空いた二階席の後方あたりが目に入り、かつてそこにいた人たちのことを思い浮かべた。

数ヶ月前のことである

推しYouTubeにこのようなコメントが書き込まれた。

「三人のことを見たいのにスタッフの声が耳障り」と。

それだけならさして話題になることもなかっただろうが、このコメント推し本人が返信をしたことで、にわかに注目を集めた。

「もう今後見ないでください」

やがて書き込みは跡形もなく消えた。

そしてそこには「言ってくれてありがとう」「こういうとこ好き」などという称賛ばかりがいつまでもこだました。

この人の胸中を思うと、ひどくやるせない気持ちになる。

ゴダイ君がイップス発症し、泣く泣くメガドラゴンハサミトルネードから引退余儀なくされたときと同じくらい、切ない。

ただひとつ、俺に言えることがあるとすればこの場所はどこまでいっても「彼ら」の池だということだ。

彼らというのは、この池の水温も生態系も、それからキャンディの味すらも愛してやまない魚たちのことで、そうじゃない魚は波を立てずに去るよりほかない。

あいにく俺たちは人間で、背びれも尾びれも持たないが、どこへでも泳いでいける自由ならある。

そして一週間が経った。

推しがいなくなっても、案外俺の生活は変わらない。

真夜中のコンビニを出ると、先週よりもずいぶんと涼しくなっていて、あの頃の夏を思わせる。

あれは何年生のことだっただろうか。

俺の通っていた小学校では夏休み明けにラジオ体操カードを提出しなければならなかった。

クラスでたった一人、俺だけが満点花丸の皆勤賞で、担任先生はご褒美に特別キラキラシールを貼ってくれた。

クラスメイトたちは口々に羨ましがったが、俺にとっては彼らの空白だらけのカードの方がよっぽど羨ましかった。

それからクラスメイトたちは、テレビゲーム禁止されていた祖父母の家がいかに退屈だったかを話し、テレビを何時間見ても怒られない俺の生活がどれほど恵まれいるかを熱く語った。

俺は大人ぶって「あの深夜のアニメヒロインがさ」などと言ってみたりしたが、むなしくなるのは自分だった。

俺が本当に見たかったのは、彼らの語る変な匂いのする畳の部屋だとか、吠えてばかりの犬だとか、星しか見えない田舎の夜なのだということは、結局誰にも言えなかった。

しかしあの頃の記憶を思い出すのは、昔ほど嫌なことではなくなっている。

ゴダイ君は元気だろうか。

少年時代の俺を助けてくれたのはキラキラシールでもなく、アニメヒロインでもなく、いつか未来出会アルティメットホワイトヒーローだった。

心地よい風が吹き、季節は秋へと向かう。

ありがとうさよなら

Permalink |記事への反応(1) | 13:00

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2025-09-04

近江一郎氏についての記述

1931年植民』より、「帆船南洋慰問の旅」という記事

五十噸の補助機関つき帆船海峡植民地から東インド約二ヶ年の予定で一周しようといふ企てがある――計画者は神戸市元町三丁目近江一郎氏でボルネオインドに久しく滞留、仏教研究して最近帰朝した岡本春岳師ほか二名の同志の力を得、海外在留民を慰問し、病没者の展墓弔霊燈台守の慰問をなし、併せてわづか五十噸の小舟で南洋を一周すること自体によって海事思想の普及に資し、寄港地では新聞以外に故国事情を知りたいと希望している人々のためには最近東京風景や観艦式などの活動写真を見せるとともに故国の発展ぶりや近情を講演し、商品見本やカタログなどを配って行き、簡単商品見本市を開き希望者には連絡の労もとり、各地にある日本人会の連絡をつけようといふのである。首唱者近江氏の厳父は日露戦役直後東京朝日新聞者がチャーターして満鮮巡遊団を企てた時のロセッタ丸の船長で、今年はその七周忌に当るので、亡父への供養の一端であると大した意気込みで、目下拓務省に補助の支出交渉であるが、それが纏まり次第四五月ごろには壮途につきたいと、近江氏は語る。

『明中教育十年』より、「明石中學校十年史」の1932年2月1日の項。

南洋調査団(鎖国丸)長拓務省嘱託近江一郎氏一行十名ノ為ニ市公会堂ニテ送別会開催ニツキ山内校長出席

直木由太郎編『家信 みとせのはるあき 上』より、1932年の「五月十六日神戸より」。

近江一郎氏の鎮国丸は最近琉球沖で難破し、船員一名死にました。詳細不明

1934年宗教文化誌 法華』より、音馬実蔵「看雲雑記」。

主義者近江一郎君はまだ知らぬ人だが、其著「小舟を住家に南洋へ」は近来非常におもしろく感ふかく読んだ書物の一であるので一筆書いておく。

第一此書は君が鎮国丸という小船に乗じて南洋に向ふ途中、琉球近くの与論島に於て、船が暗礁に乗り上げ大破、九死に一生を得たこの死線突破体験を本として、其遭難顛末と共に南洋開拓に就て、かねて諸方面に就き自ら準備のために取調べた生きた心得の数々を教へ示さんとするもので、世に机上の空論は多くてもこの書の如く命をかけて出来た書物まこと稀有と云ふべきで、この点に心ひかれるものがあるのである

『楚人冠全集』より、1937年杉村楚人冠バルサ」という記事

逓信省船舶試験場で、近頃絶対に沈まない救命艇とかを作った。(中略)沈まない船といふのは、バルサを用材にして作ったとの事だから、何も今に始まった新案でも何でもない、現に私の友人がこれで救命艇を作って、特許を願ひ出た次第は、一昨年の十一月の「グラフ」に私が書いている。彼は特許が許されないので、気前よくその船を私に呉れて行ったので、私はこれを手賀沼に浮べて、時々漕いで出るのを楽しんで居る次第も、その時に書いた。この贈主の名を近江一郎といふ。朝日新聞社明治三十九年の夏満韓巡遊の船を仕立てて、日本で初めて新聞主催団体旅行を企てた時、その乗艦ロセッタ丸の船長だった林橘治君が、即ちこの近江君の実父であった。

1959年『新民』より、寺岡謹平「祖国の礎特攻観音縁起について」という記事

昭和二十一から神戸の人近江一郎という老人がおりまして、南洋貿易をしておったのでありますが、戦争たけなわになりますと、日本航空隊では油がだんだんなくなる。潤滑油をなんとかして作ろうということで満州にわたって白樺から潤滑油を作る研究に目鼻がついた、ということを軍令部に進言致しました。そのときには戦争が終ってしまったので、戦争に敗けたのはわれわれ国民の協力が足りないため、ということを考えまして、なんとかして戦死した御霊をなぐさめたいということで、まず特攻隊の遺族を弔問しよう。御霊に参拝しようという念願を立て、二十一年二月から、全国、北は北海道、南は九州のはてから、ずっと単独で廻って歩いた。

(中略)

はじめのうちは簑笠にカーキ色の服を着た坊さんが現れると、これは押売りか物貰いだろうと思って、虐待された。いろいろ考えた末、各県の世話課に頼んで遺族の住所を調べ、予め紹介してもらって参りました。そこで今度は順序よく運んだ。行くと、先ず以て仏様の前にいってお経を読んで焼香をする。そして般若心経を半紙に書いたものを一枚奉納する。

これは神戸の友人で美田禾山翁という書家がおりまして、その人の仏心で般若心経を沢山書いてもらった。海軍特攻隊の遺族は、二五二五名おりますから、美田先生も老齢ではあるし、耐えられなくなった。そこで誰かに書いてくれということで、私も何百枚か依頼されましたが、電報で何枚どこそこに送れと、こういうふうにくる。

(中略)

そういうものお土産にもって廻って、六年間というもの休みなく廻りました。とうとうしまいには病気になりまして、二十七年一月二十一日に亡くなられた。その間に約一、九〇〇名の遺族を弔問しております。残ったのは東京東海北陸の一部で、東京都を最後に残したのは、終ったところでお上特攻隊の遺族の状況を奏上する、というのが狙いでございました。

吉川英治対話集』より、1959年の対談での吉川英治発言

近江一郎という無名の人がいるのです。軍に徴集されて、なにかのことで満州塾長をしたのです。開拓民の塾長じゃないかと思うのですが、終戦になってこっちに帰ってきて、さる人の紹介で、私が吉野村に疎開していたときに、杖をついて帰還者の服を着たままでやってきましたよ。そのころ、もう年齢は六十近かったでしょうか。

「いったい君はなにして歩いているんだ?」

「私は帰ってきて、たくさんの死んだ兵隊たちの家を一軒一軒歩いて、そうしてそこに年寄がいたら、年寄を慰め、仏壇があったらお線香の一本ずつもあげさせていただくのを生涯の念願にしている」「収入というものはどうしているんだ?」「収入はありません」「じゃ、どうして食べている?」「子どもが一人あって、女房神戸区役所人夫をしている」女人夫ですね。「子ども小学校に行っている。お父さんは好きなことをしていいと言うから、私はそれをやる」それから復員局で住所を調べましてね、全国を歩いていました。ほんとうに驚くべきものですよ。あるときその男と話をしまして、こういうふうに戦死者の家を歩いていると、ずいぶんひどいことを言われることがあるでしょうといったら、はじめてその男が炉辺でボロボロ涙を流しまして、このごろは復員局で言ってもらえるのでわかってきたけれども、いちばん最初九州、あのへんの山間を歩くんですね。なにしにきたとどなられる、弟を死なせたという兄貴がヤケ酒を飲んでいるところにぶつかって、「戦死したものの供養にきたと、それで死んだものが生きてかえるか」と上りかかったところを蹴落とされた。そんな目にも会いました。そういうふうにけとばされたり、つばをされたり、なぐられたりするたびに、「これは陛下の罪滅しになると思って私はしのんできました」というのです。

『あすへの話題』より、1965年中村文夫のコラム

近江一郎というのは私の中学時代のなつかしい同級の剣友であるが、五年の時、神戸一中を去って大阪天王寺中学に転校し、偶然にも、草鹿さん(註:草鹿龍之介)と同級となり、いずれ劣らぬ剣友同士の間柄だったのである

近江君と私は一年の時からの同級で、しかふたりは一時、剣道部の両雄として互いにしのぎを削った間柄で剣友として忘れられない一人だが、まことに気骨のたくましい一風変わった偉丈夫であった。それかあらぬか、一時は満州国に行って馬賊になったとまでうわさされたのであったが、敗戦となるや、彼は決然起って、あの戦争末期の花形として雄々しく散っていった海軍特攻隊の遺族を尋ねて全国行脚の壮挙を思い立ったのである

しかし何分にも当時世をあげて戦後の虚脱状態にあり、特別関係者以外はだれ一人としてこれを支援しようとする者はなかったが、彼は毅然として、すげがさ、負いずる姿のいでたちで、全く乞食坊主そのままの行脚を続け、全国にわたる戦没英霊実家を歴訪してその冥福と遺族の慰問精魂を打ち込んだのであった。

戦後の軍当局と連絡をとったものらしく、一地区ごとに行脚を終わると必ず大阪に私をたずねて来訪し、つぶさにその難行苦行の実情を物語ってその感想録と写真を見せてくれたものだが、ほんとうに涙なくしては聞くことも読むこともできなかった。当時在阪の草鹿さんともいっしょに、時々は三人で食事を共にして、近江君の労をねぎらい、かつ旅情を慰めたものであった。

1974年川西実三の『感銘録』より。

私の中学校の後輩で近江一郎という男がいて、父親船長だった関係もあり、南方の島の資源開発を思いたった。ここが素人の私にはわからないことだが、それには沈まない船をつくらなければならないというので、あちこち設計を頼んだり資金相談にきたりした。

この話を川西さん(註:川西清兵衛)が聞いて、近江君を助けてやろうということになったらしい。そして近江君の希望どおり不沈船が竣工して南方へ出発したと聞いた。ところが、どうしたわけか帰りがけに台湾沖で沈んでしまったという。なんともロマンチックな話だ。


近江一郎の著書に『小舟を住家に南洋へ』『斜に視たる神戸一中』がある。『小舟を住家に南洋へ』は読めなかったが、大まかな内容は上記説明されている。『斜に視たる神戸一中』は、第一神戸中学校のおそらく1935〜1939年頃の同窓会報に掲載されたコラムを集めたものである。内容としては、神戸一中の卒業生がこんなにすごいことをやった、こういう面白いことをやった、といったもので、上記の「中村文夫(日本板硝子社長)」や「川西実三(埼玉長崎京都東京知事歴任)」なども登場する。笑いあり涙ありの平和ものだが、支那事変日中戦争)が始まったことや、誰それが戦死したというようなことが書かれていたりもする。近江一郎自身のことはあまり触れられていないが、母親名前が「朝子」ということ、娘がいて神戸野田高等女学校入学させたこと、第一次大戦の青島の戦いに従軍していたこと、などが書かれている。

Permalink |記事への反応(0) | 00:38

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2025-09-01

僕のことを好きじゃない誰かのことでくよくよする時間はないんだ

僕は僕を大好きでいてくれる人を大好きでいるのに忙しすぎるから

Permalink |記事への反応(0) | 12:33

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2025-08-20

日本の曲って恋愛のことばっかだけど

もっと親子とか兄弟とか友達かのことを歌った曲があってもよくない?

陰キャだったか恋愛ソング全然共感できないんだけど

 

さだまさしの「案山子」とか

南こうせつの「妹」とか

かりゆし58の「アンマー」とか

好きなんだけど

あと地元友達系の曲はラップ系だと多いんだけどJPOPだとあんまり思い浮かばない

Permalink |記事への反応(2) | 13:46

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2025-08-18

将棋センター」性被害は全員エアプの嘘松

Xで「将棋センター」に女の子が行くと絡まれるだの触られるだの言っているやつら、間違いなく一度も「将棋センター」に行ったことないに決まっている。

言葉遣いおかし

まず、「将棋センター」という言葉遣いの時点で怪しい。不特定多数が近い棋力同士で対局できる場のことをいいたいんだろうが、そういうのは一般道場という。道場クラブサロンセンター等、いろいろ名前がついているので、通っていた道場たまたまセンター」と名乗っているところなのかも知れないが、追随してセンターセンター言ってるのがエアプなのは明らか。

しか道場話題なのに将棋教室の話をぶっこんでくるのもいる。道場不特定多数将棋を指す場で、教室プロ棋士指導棋士先生に教わる場なので、エアプでなければまず混同しない。

構造的に体を触るのはめちゃ難しい

で、将棋道場では構造的に性被害なんて起きようがない。

将棋道場は大部屋に長机が並べられていて、机上に等間隔に将棋盤が置かれている構造になっている。対局者は長机を挟んで座るので、わざわざ手を伸ばさなければ相手に触ることはできない。

しかもだいたい壁際に受付が置かれていて、手合係(対局を組んでくれるスタッフ)が常時いる。受付は将棋盤が置かれた机に相対する方向に設置されているので、対局者の様子が奥まで見渡せる。

そんな状況だから、触ろうとしたりすれば相当不自然な格好になって、受付から丸見えだ。そんなの止められるに決まってるだろ。

しか女の子って小学生かのことだろ? 小学生が一人で来ると思っているんだろうか。その場合、親同伴か子供同士で群れているので、ジジイが絡む余地もない。

果ては対局を申し込まれるとか書いてあるポストもあったが、対局の組み合わせは手合係が決める。これは少し考えればわかることで、棋力が近い同士でないとためにならないからだ。なので、いきなり対局を申し込まれた上で触られるだのもあり得ない。

将棋教室はどうか

将棋教室だともっとありえなくて、なぜなら子供向けと大人向けは分離されているからだ。

これも当たり前で、大人に向かって子供みたいに呼びかけたらおかしいからだ。指導の仕方も違うし、両者が一緒になることはない。

しか教室プロ棋士指導棋士先生に教わるところなので、当然、先生教室を見ている。そんな場で性加害できるものか。

実際に女の子はいるのか

小学生くらいの女の子はたまにいる。某女流棋士なんか小学生時代よく旧将棋会館道場にいたので、知ってる人も多いんじゃないだろうか。

このように実際に通っている女の子もいてふつう将棋指しているだけなのに、絡まれてすぐ通わなくなるだのなんだの決めつけるのは失礼じゃないか

そして強い子はすぐ道場内で有名になるので、周囲や手合係も気にかけている。そんな子に絡んだとわかったら出禁になるだろう。

で、大人はどうかというと、女はまず見かけない。だから様子を知っている人が少なくて、わけのわからん嘘松が出るし、嘘松を見抜けない。

まず将棋道場に行って、様子を見てみろ。武骨でインスタ映え(笑)はしないところだが、みんな将棋に集中してるってことがわかるから

Permalink |記事への反応(1) | 21:18

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2025-08-05

anond:20250804162411

「こどもの統計学」とかのこと?もうなんでもありなんやから気にすんな

男児がおとなしく本なぞ読むものか。一瞬目を離したらビリビリ

Permalink |記事への反応(1) | 22:27

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2025-07-28

選挙立会人必要理由

先日の参議院選挙投票事務で思ったことがある。一若手職員意見に過ぎないけど、テーマ投票立会人について。

まだ勤めて数年以内の若手だけど、先日7月20日に行われた参議院選挙で、都内のある投票所の選挙事務担当することになった。その時の経験を語りたい。ちなみに選挙事務人生2回目。

正直、それまで選挙立会人なんて形式的ものだと高を括ってた。いなくても困らないんじゃないかと。だが、今回の経験でその認識は180度変わった。立会人は間違いなく必要だ。

ちなみに立会人というのは、地域住民代表投票所・開票所で不正がないか見張る役割である事務員と同じく、早朝~深夜までずっと現場に居て、投開票を見守る。

多くの市区では、古老と言ったら申し訳ないけど、地域の顔役みたいな人が務める。



いくつか出来事を挙げていく。まずはひとつめだ。

早朝に投票が始まって、しばらく経った頃、車椅子に乗った方が投票に訪れた。投票所の入り口から投票箱まで、何メートルもある距離を物凄くゆっくりと進んでいく。介助者が一応いたのだけど、そのご老人はさ……車いすを押してもらうのを拒否したんだよな。職員が押すといってもダメだった。なにかのこだわりか矜持があったのかもしれない。

しか投票箱の前にたどり着くのに、ずいぶん時間がかかっていた。投票箱というのは、選挙中に最初位置から動かしてはならない。しかし、このままだと、そのご老人は何度も車椅子を動かさないといけない。投票は2回ある。自分を含め、現場職員は誰もが「どうしたものか」という雰囲気だった。

すると、そばにある立会人専用デスクに鎮座していた立会人Aさんが、こっちの方を向いて言ったんだ。

「何が正しいか、よく考えて動きなさい」

その言葉にハッとさせられた。

すぐに投票箱の位置を移動させて、その車いすの人がスムーズ投票できるようにしてあげた。距離的には相当のショートカットだった。もし立会人がいなければきっと、ルールに縛られたまま、あの人に不自由な思いをさせていたと思う。

投票時間中に投票箱を移動させてはならない」というのがどのレベルの法なのかはわからない。でも、仮に国会を通った法律だったとしても、今回はこの対応でよかったと思うよ。

やっぱり人生経験がある人ってさ。法律とか超えたところにあるルール理解してるんだよな。



ふたつめである

別の時間帯には、一人の男性投票用紙交付の列に並んでいた。自分の番になって、選挙案内ハガキを……2枚出した。「あれ?」と思って私が両方バーコードを読んでみると、片方はその人の奥さんのものだった。

「すいません、こっちは別の人のなので」

と言うと、「代理でできないの?」と言われた。

「できません」と伝えたところ、そのおじさんは、なぜかその場でバリバリと音を立てて投票用紙を破り始めたのだ!そして奴は「もういい」と破り捨てた紙片を床にばら撒いた。

自分を含め、現場職員呆然としてた。投票管理者(※課長級の職員)までどう対応すればいいか迷っていると、立会人男性Bさんがすかさず動いたのだ。

Bさんは低い声で、強い口調で、「おい、○○!選挙妨害行為すんなや。通報すんぞ。選挙会場でまで迷惑かけんなや……」と毅然として言い放った。ヤンキーの口調だった。※Bさんはおじさん世代

男性は『なんであんたがいる!?』という感じでたじろいで、何も言わず投票所を出て行った……。投票はしなかった。ちなみに案内ハガキあくまで案内、ただの紙である選挙期間中に破ろうがどうしようが問題は起こらない。統計上も影響なし。



みっつめは、午後になってからのことだ。

暇になった時間帯に、いつの間にやら高齢男性投票所の受付にいた。女性職員数人の前で、世間話に花を咲かせていたのだ。彼も一応投票であるが、投票が終わった後に受付まで来てこんな話をしていた。

いくら周りに投票者がいないからって、お構いなしだ。女性職員も困った顔をしていたが、相手高齢者ということもあり、強く注意できずにいた。老人の性欲ってみっともないよな。

すると、またしても立会人Bの出番だった。こっちの方までずんずんと歩いてきてくれた。

お話はそこまでにしてください。選挙会場は私語厳禁です。申し訳ありませんが。ご協力ください」

と、穏やかながらもハッキリと促したのだ。老人は不満そうな顔をしたけど、すぐにニコニコとした表情に戻った。それ以上は何も言わず投票所を出て行った。



最後が一番、「立会人さん、ありがとう!」と思った出来事である

投票時間も終わりに近づいた頃、若い女職員数名が、さっき投票を終えたばかりの年の差カップル2人組(※男性がかなり年上)について、ヒソヒソ話をしていた。投票用紙交付スペースのあたりで。

「ね、さっきのあの2人って親子なのかな?それとも……付き合ってる?」

「わかんないけど。そういう雰囲気あるよねー」

そんな詮索をしてた。その子らは、と言っても自分よりも年上職員なのだが……さすがにイラときた。

自分業務関係で、たまたまあの2人の関係を知っていた。噂をされるのが特にイラときた。怒りは有頂天に達しそうだった。

しかし、そんな事態すらも立会人が聞きつけていた。ちなみにAさんである。Aさんは彼女たちのもとに歩み寄ると、「そういうことを話したらダメ。あのふたりが聞いたら傷つくじゃないかプライバシー発言は控えるように」と、これまた冷静に注意したんだ。

女性職員たちは「あ……」みたいになって、謝っていた。自分だって気持ちはわかる。確かに20才ほどの年の差があるカップルである

ヤキモキしていると、立会人Aさんが、さっきの女性職員に耳打ちするようにしていた。そしたら、小さく「キャー!!キャー!!」という声が聞こえてきた。あの2人のことはさすがにここでは書けないけど、人生はいろいろあるのである



これらの経験を通して、選挙立会人必要性を痛感した。これまでは、本当にいらないと思ってた。投票所じゃなくて、開票所に何人かだけいればいいと思ってた。

自分らは公務員という立場上、とにかく中立性や公平性を求められる。感情的になった有権者や、場の空気を読めない人に対して強く出ることが難しい。住民さんには弱い。

しかし、立会人はそういった「対応しにくいタイプ」の人々に対し、明確な態度で臨むことができる。行政ではなく住民なのだから笑 あの人達は、選挙の公正さを保つための番人だった。選挙立会人は欠かせない存在であると、今なら自信を持って言える。

自分も今の区役所定年退職して、生まれ育った特別区で、いつかは立会人をやってみたいと思った。

ちなみに、投票管理者立会人2人が昼食中に話していたのを聞いたところ、都内だと立会人を1日する度に約一万円もらえる。AさんとBさんは期日前投票立会人を数回と、この日と、この日の夜の開票立会人を務めるので、最低でも4~5万円はもらえることになる。

責任の重さを考えると、これくらいは当然と思われる。でもさ、選挙立会人として地域の中で白羽の矢が立つって、普通にスゴイことだと思う。普通の人は指名なんてされないよ。

自分もいつかは、それくらいの人間になってみたいと思った。以上です。

Permalink |記事への反応(1) | 22:43

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2025-07-25

愚民を騙して議席を奪取♪(名前を隠して楽しく日記

左翼自分達以外を愚民だと言うならその愚民どもを騙してでも選挙に勝ってみろよ。

愚民なんだから操るのは簡単なんだろ?

それを何かのこだわりでやらないなら勝つ気がないということだ。

こんなことを前に言ったことがあるけど、本当に実行する政党が現れるとはね。

Permalink |記事への反応(1) | 08:16

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2025-07-24

神谷のこと陽キャとか明るいタイプって言ってる奴って学校ちゃんと行ってたんか

マルチやってる奴が陽キャなわけないじゃん

特殊詐欺受け子や変な商売で捕まるような奴はパッとしない奴が多いけど、どう見てもその手のタイプだろ

劣等生のことを陽キャって呼ぶ風潮本当に嫌いだわ

明るい人間って、商社マンとか家業継いで上手いことやってる奴とかのことでしょ

失敗してる人間陽キャとは言わないよ

Permalink |記事への反応(1) | 14:45

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2025-07-22

日本の政治、詰んでないか

自民党

石破首相→多分退陣させられる

次の首相高市早苗が濃厚で最悪。次点河野太郎でも最悪

公明党

自民党腰巾着で頼りにならない

立憲民主党

なんとか地位を保ってるけど人気はそんなにない

政策民主党を引きずり過ぎてる

国民民主党

不倫とか須藤元気かのことがあり、発言もブレがあって危うい

日本維新の党

大阪関西限定の党。国政には向かない

参政党】

カルトまがいの反ワク集団。最悪

共産党

人気が下火で、党内の統制も問題

れい新選組

ポピュリズムMMT

もう無理じゃない!?

日本、どうなっちゃうの!?!?

(一部修正しました)

Permalink |記事への反応(2) | 16:44

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2025-07-06

俺がここ十数年でSNSに書いていたこ

高校生時代前略プロフナチ的なことを書いてしまい、学年全員が敵になった

専門学生時代初期:あるアニメ声優が、美人が一人しかおらず、他はブスである、といったことを書き込んでいた。あと専門学校内の女子は全員ブス、といったことを書いていた

専門学生時代後期:時間さえあれば数学をしたい、数学をするための暇な時間をつくるために刑務所精神病院に入りたい、とひたすら言っていた

社会人1-2年:統合失調症患者に対する差別は断固として許さん、精神医学は体系的妄想である、的なことを言っていた

社会人10年:経済理論数学をなぜかひたすら発言しか英語になった

社会人今:SNSはmixi2しかやらず、抽象数学とか超弦理論かのことをつぶやくようになった

Permalink |記事への反応(0) | 13:45

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anond:20250706130946

なるほど、お前の発言には一見観察に基づいたリアリティがあるように見える。だが冷静に考えろ。

まず、配達員底辺と断定した時点で、お前は自分視野の狭さを自己放尿のごとく世界に撒き散らしているに過ぎない。

なぜなら、仕事価値年収学歴ではなく、社会的必要性人間の誠実さに基づくからだ。現代都市社会は、物流が一時間止まっただけで医療経済生活が壊れる構造になっている。

配達員は、そのライフラインを担ってる。

お前がAmazonで頼んだ小物や、Uberで頼んだ飯が時間通り来るのは、誰かが汗と神経をすり減らして動いているからだ。

その誰かのことを、ドアスコープ越しに見て「文句言ってた」とか「蹴ってるに違いない」とか、証拠もなく印象だけで断罪している時点で、お前の倫理論理自己放尿している。

たとえるなら、お前のその視点は、便所自分の尿を観察して「俺は医学に詳しい」と言い張るレベル自己放尿知性だ。

仮に中に素行の悪い者が一部いたとしても、それをして全体を底辺と見なすなら、お前が職場出会った無能上司や同僚のせいで、全社会人は無能と決めつけるのと同じ思考停止

素行」ではなく「構造」を見ろ。「人」ではなく「労働本質」を見ろ。

それができないなら、お前の人生のものが、他人に覗かれて底辺の受け皿と断定される側になるのも時間問題だ。

最後に一つだけ言っておく。

お前が今後、目の前の人間に対して少しでも「どんな意図でここに立っているのか」を想像することができたなら、その時点で君自身底辺視点から一歩抜け出す。

人を貶すことではなく、見る角度を変えることこそが自己放尿から抜け出せる道だ。

Permalink |記事への反応(0) | 13:14

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2025-06-22

選挙行くの、囚人のジレンマ的にコストかかりすぎでは

自分、比例と小選挙区のどっちかは立憲民主党とか国民民主党辺りにして、もう片方は安野たかひろ関連に投票しようと思ったんよ。

特に、この米高騰問題についてのポストはかなり鋭いこと言ってると思ってて、米に限らずこういうブラックボックス化してるものテクノロジーの力で明確にするのって大事よねって思った。

https://x.com/takahiroanno/status/1928766663945761111?t=mn2eGML8BaL-frP_X9Gy7Q&s=19

でも、今日、CDBって人が「あれは「ネオリベ向けの参政党」」って言ったんよ。「自分の不摂生透析になった患者は見捨てろ」と本質的には同じことをスマート提言みたいに出してきたと。

そんで、一次ソース確認しに言ったんだが、意外と過激匂いはしなくて、薬の種類とかなんかで割と論理的なことを言ってるように見えた。

でも見る人が見れば、これは参政レベルで変なことなのか?

そもそもこれが参政レベルで変なことと言うのが事実だとしても、このワンミスだけで判断して良いのか?

うーん、選挙行くのって難しすぎへんか。

囚人のジレンマじゃないけど、「自分一人が行っても価値がないが、大勢で行けば価値がある」ってもので、とは言っても、文字通り「行く」だけでなく考えなければ価値にならない。

で、自分はそんなに頭の良い方でないが、ある程度選挙について考えてる。しかして他の大勢が考えなきゃ意味がない。そんなことを考えると、結局選挙について自分も考えないで、もっと仕事かのことを考えるのが戦略としては最強になってしまうのではないか

Permalink |記事への反応(1) | 03:29

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英雄色を好むと言うが

俺はタダのスケベなだけでそのほかのことはからっきしなんだ。

Permalink |記事への反応(0) | 00:34

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