
はてなキーワード:かななんとは
方方で言っていることだが「狂人日記」という邦題の小説が四説以上もある。
「狂人」は情報量が大きいのでテーマになっても自然だ。人を噛む犬なんか酒の肴にもならない一方で、犬を噛む人はYahooニュースのトップになる。
ではなぜ「日記」という形態をとるかという点については少し考えたことがある。「狂人」の言う事が理解できてしまったら、それは「変人」くらいのもんで興醒めだ。もっとうちに秘めたる狂気を、他人に伝える気のない無加工状態で味わうには「独白」しかない。懺悔室を使う狂人なんてのもオツだが、やはり最適なのは誰に見せる気もない「日記」だろう。
アルジャーノンに花束を、が話題なので思い出した。書き方が日記の項の抜粋・羅列になってしまう。が、読者はその日によって気まぐれな方向を向いている感情を繋ぎ合わせて、共感の難しい特殊な個人の内面を作る楽しみがある。
彼氏に振られた。
私は20代半ばで中堅企業勤務のOL、顔は正直かなり可愛いと思う。年収450万、昇給しても40で500万くらいだと思う。貯金はほぼない。
彼氏は30前半で年収1300万の大企業勤務。倹約家で2000万程度の貯蓄があるらしかった。顔は普通だけど優しい。
ちなみに彼氏の年収に惹かれたわけではなく、本当に単純に優しい人柄が好みだった。
私としては付き合って2年になるし、相性もいいからそろそろ結婚かななんて思っていた矢先の通告だったからショックで立ち直れない。。
向こうの言い分としては、わたしのことは好きだけど、どうやら私の年収では将来が不安なんだってさ。流行りのパワーカップルになりたいんだってさ。(言われてはないけど。)だから結婚できない=別れたいって。
時代なのかな。。
もうすぐ猫が誕生日を迎えるので語りたい。すごい長くなったけど許してね。
犬猫両方大好きだけど、アレルギー検査したら猫の方が数値低かったので猫にしようとなった。
うちは共働きで、私は基本的に出社。夫は作業内容によっては出社。
里親団体によるけど、基本的には譲渡条件に自宅不在時間が○時間以下とかある。
(子猫だと特にね、食事の時間とかあるし仕方ないよね。あと兄弟セットでとか他にも色々と。)
うちは子猫にこだわってなかったから成猫でいいね!ということで色々な団体のHPを見て回り、気になる猫がいた。
次の譲渡会に参加するってことで早速会いに。
お目当ての猫も可愛かったし、他の参加猫も可愛かった。
しかし何かしっくりこない。可愛いし良いこそうだけど、その日はそのまま帰宅。
引き続き猫探しが続いたが、また同じ団体のHPで気になる猫を発見。
気になるっていうか、思い返すともう心は決まってたのかもしれない。
次の週の土曜、その猫が参加する譲渡会へ。
隣のゲージの猫にちょっかい出して嫌がられてた。
私たちを見るとベッドの下に隠れた。
保護主に「さっきはケージ越しに見学者に近寄って行ったんだけどねぇ」と聞き悲しかったけど、近くで顔を見せてもらった。
すごいビビった顔でこちらを見つめ、急いで隠れなおそうとしてた。
普段の私たちだったら、この猫とはご縁なかったのかなと思うはずなんだけど
そんな態度でも猫と保護主が許してくれるならお迎えしたいと思い、
その日のうちにお迎えの手続きして、無事に1か月後お家に来ることになった。
(はっきり教えてもらえなかったけど少なくとも3回)
抱っこ出来ないし、膝に乗ったりもしない。
たまーーーーーに気まぐれで少しだけ乗ってくれる。
だけど本当は甘えん坊でかまってちゃんで、いたずらも基本的にしないとても賢い猫。
このこがトライアルに何回も失敗してたのが信じられない。
やっぱり縁ってあるのかななんてしみじみ。
猫も何か察しているのか最近甘えることが増えてきた。
あと数週間で出産予定だが、産休に入ったら今まで以上に存分に甘えさせたいと思う。
つらつらと長いのに読んでくれた人、ありがとう。
前に飲み会でそんなことを言ったらさ、「じゃあお前は兄貴にケツを掘られて、弟のケツは掘ったのか?」って聞かれた。
するわけないだろ。
男同士だぜ?
まあ俺の知り合いなんて皆顔面偏差値50切ってるような連中だから、いざ妹や姉がいても向こうが願い下げなのかなって。
知り合いの妹だって同じ親から産まれたら男女であること以外は大差ないなって顔つきだっただし、やっぱ晩飯に何食ってるかは顔つきに出るのかななんてさ。
もしかして俺達が知らないだけでアナルなんて使わずに普通にセックスしてんのかな。
そもそも普通の恋人同士で普通にセックスしてても危険日を避けてゴムつけて外出しすれば妊娠しないわけで、それを考えたら別に兄妹でやるときも一緒だろうな。
美人同士なら恋人だっているだろうし、子供が妊娠してDNA検査とかもしないだろうから彼氏との間の子供だって言えばいいわけだ。
やっぱやってるんだろうな。
めちゃくちゃ長文なのでお時間あれば😖🙇♀️
実は、、
初めから先はない出会いだと分かっていたのでこちらでも何もお話してなかったんですが、どうしても自分の中で大きくなりすぎて諦め切れず辛いのでお話しさせてください🥲
3週間前にわんこを連れてお出かけしてた時、ちょっとケータイを確認するのに道の端っこで立ち止まっていたらたまたま近くにいた外国人男性3人組の中の1人がめちゃくちゃにタイプで、チラッと一目見た瞬間に正直一目惚れでした😅
でもまさか私から話しかけたりする勇気はないので心の中で私に話しかけてくれたりしないかな🫣なんて思っていたら、わんこ可愛いねと話しかけてきてくれて、内心ドッキドキでした🥹❤️🔥
彼はfromOkinawa と言ったのですぐにmilitary?と聞くとそうでした。それからInstagramを交換し、この辺で美味しいお店知らない?など少し話してHavefun~なんて言って別れたんですが、その後はもうその人の事が忘れられなくてずっと上の空でした😅
DM送ろうかなどうしようかななんて考えてたら、しばらくして向こうからDMがきてもしよかったらデートしたいと🥹🥹❤️🔥
沖縄のミリタリーだと聞いていたし、どうせその日きりだと分かっていましたが、後悔もしたくないし会わずにいられなくてその日の夜にデートしました!
落ち着いたバーで美味しいお酒とおしゃべりしてただけですが、びっくりするほど心地よくて時間が一瞬で過ぎ…😮💨元彼には一切感じられなかった相性の良さを感じました🥺
結果的に言うとやっぱりお互いに離れたくなくて一晩一緒に過ごしました。(賛否両論あるのはわかっています😞)
それで、覚えていてくださる方がいらっしゃるか分かりませんが、以前前の彼と付き合う前にもミリタリーの彼と知り合って何度か会った事があったので、今回の彼と話している時に私がポロッとミリタリーについて普通なら知らないようなことを言ってしまい(別に悪いことではないです)、なんでそれ知ってるの?😮と言う流れから、前にもミリの男性に会った事があると話ました。同じ🇺🇸ミリタリーとはいえ軍種も一つではないし、基地もいくつもあるし知り合いな訳ないだろうと、私もまぁいいかと思って聞かれることに答えてるとまさかの所属軍種も同じで基地も同じ、彼らは元同僚でした😭😵💫
その後若干気まずい空気になりかけながらもなんて偶然なんだろうねなんて笑いながらも済んだんですが、
あとあと聞くとその事が彼の中でストッパーになってしまったようで…😔
その日一晩一緒に過ごして別れた後、何度かやりとりはあったもののその日のうちに割とあっさり終わってしまいました。
でも私は彼の事と彼と過ごした時間を忘れられなくて、その日から毎日来ない連絡を待ったり彼の写真を穴が開くほど見返したり、完全に恋の病状態で、、😖
でもお互いに一度きりだと暗黙の了解だったはずだし、もう会えないと分かっていてもやっぱりもう一度彼に会えることを願ってこの3週間過ごしてました😓
その間は一度彼から日本語で書かれた書類についてこれってどういうこと?のような内容でメッセージがきてやり取りしましたが、それ以外はたまにお互いのストーリーズにリアクションし合ったりして、それ以上は特に話すこともなくと言う感じで。(私は話したかったけど彼はもう私に興味ないと思って鬱陶しがられたくなかったので深追いしませんでした)
それで昨晩久しぶりにちゃんとメッセージでやりとりしたんですが、きっかけは私がもうすぐ紅葉シーズンだけど今年も見に来るの?と聞きました🍁(会った時に、私の地域の紅葉がとても綺麗でまた来たいと言っていて今年はまだわからないと言ってたので)
そしたら、I know but probably no,Igo back to the US soonと
それでずっと思っていたけど言えなかったI wanted to seeyouagain,I can’t forget aboutyouと伝えました。
そしたら彼もI likedout conversationsから始まりあの日のデートで感じた事は私だけじゃなかったんだと思えるようなことを言ってくれました。
そして、もし私が◯◯(彼の元同僚)と会っていなければ、もっと自分たちの関係を進めようとしたと思う。と
もっと早くに出会っていればもっと◯◯(私の地域)に会いに行っていただろうとかも言ってくれて、嬉しかったです。
でもそれはもう何もできない今なんとでも言えるし、元同僚のことについてはただの言い訳かな?とも思います。
半分は嬉しい言葉達を信じたい気持ちと、半分はうまいこと言ってるってゆう気持ちだったんですが😅
でもやっぱり久しぶりに顔を見て話せて幸せすぎた気持ちと、やっぱり彼と話していると心地よくて…
今日はとても胸が苦しいです😭
先がない彼のことは諦めて次に進むのが1番いい道だとはわかってるのですが、彼の言葉を信じて諦め切れない自分がいるのも事実で、、
完璧に可能性がないとなれば諦め切れますが、まだ押してみる価値があるのかな?なんて思ってたりもします…
皆さんがこの状況なら、ダメなところまで押してみますか…?(たとえば毎日連絡したり、やっぱりどうしても諦め切れないまた会いたいと伝え続ける等)🙇♀️
で。
彼女ができそうになったとして、その女性のことをどこまで信用すれば良いのだろうか。
恐らく、セックスをすることになると思う。
しかし、今は性的同意がどうだの、なんだの、女性の気に障る事があればすぐに私は立場が弱くなる。
一応、セクハラだとかそういうのにはかなり気を遣って生きている(だから非モテなんだろ、というのは一旦おいておいて)。
けどセックスはもうどうしようもない。やったかやってないかの世界だ。
どんなに優しそうな女性でも、私とセックスしたあとに不同意でした!って騒がれるかどうかは運ゲーでしかないと思う。
そう思うと、恋愛ってしないほうがまだマシなのかななんて思ってしまう。
どうすればいいのだろう。
自分には6年付き合った年上の彼女がいた。名前はPHP。学生の時からの付き合いで、自分にとっては初めての彼女だった。付き合った当初は全てが新鮮で、オブジェクト指向やSOLID原則、大事なことは全て彼女から教えてもらった。(そう思われるかもしれないが、)時間が経って彼女の魅力が感じられなくなってしまったということはなくて、彼女は歳をとっても魅力的なままだった。むしろreodonlyプロパティやEnum、null safe演算子など、新しい機能が導入されてますます綺麗になっていったように思う。最近ではジェネリクスさえ導入されたようだ。彼女は本当に努力家だ。
(褒められた話ではないが一応、彼女以外の女性を全く知らなかったわけではなく、TypeScriptという若い子と少し遊んでいたこともある。TypeScriptは昔からの知り合いのJavaScriptの妹で、大雑把な姉と違って几帳面で、少しオタク気質もある個性的な子だった。よく新しい型パズルを考案して楽しそうに話してくれたが、自分には正直よく分からなかった笑。)
そんな中でも基本的には6年間PHPとずっと一緒に過ごしてきた。前述の通り彼女に何か不満があったわけではない。ただ、彼女との将来に不安を覚えるようになってしまっていた。周囲に彼女と付き合っていることを話すと、「え、まだPHPと付き合ってたんだ?(昔は人気だったけど、最近はそうでもないよね)」みたいなことを、彼女のことをよく知らない人から言われたりもした。そこまで直接的ではなかったけれど。自分も、彼女以外の女性のことをほとんど知らずにずっと彼女と付き合っていて大丈夫なのかななんて思ってしまったりしていた。
結局自分はPHPと別れて、新しい女性と付き合う決断をした。新しい彼女の名前はGo。彼女は若いのに自分の芯がしっかりしていて、みんなの憧れの格好良い女性といった人だった。そんな彼女と付き合いだして、最初は戸惑うことも多かった。
例えばこんな感じだ。
また、今まで当たり前だと思っていたPHPの良さに気づくことも多い。PHPStanを使えば静的型付け言語と同じように型安全性を担保できていたし、彼女のWebFWには歴史が長いだけあって痒いところまで手が届く様々な機能が完備されていた。経験豊富でこちらの要望をなんでも受け止めてくれるような包容力があったことに今更気づいた。
とはいえ、いつまでも昔の彼女を引きずっていてもしょうがない。Goにはこちらに積極的に合わせてくれるような包容力はないが、彼女なりの哲学を持っていてそれ故の美しさがあると思う。そして正直、まだ彼女の10分の1も理解できていない。彼女が得意だという並行処理や、実行速度が求められるような処理も、自分はまだ実際に実装したことはない。でもこれからしっかり向き合って、Goのことをもっと理解して、実りのある交際にしていきたいと考えている。PHPと別れてGoと付き合う決断したのは自分なのだから。
最近のROGAllyとかAYANEOとかのポータブルのゲーム機が10万近くしてたっけーなと思ってると
安いやつもあるんですよね。ほぼLinuxかAndroidこういうやつ
https://jp.anbernic.com/products/anbernic-rg351p
AndroidだったらPlayストアでゲーム買えるじゃんと思って調べたら昔あったゲームがいつのまにかなくなってるんだよね
例えばこれ
https://www.taito.co.jp/classics/rayforce
エミュでやればいいじゃんというのもあるのかもしれないけど、グレーなことしたくないし
眠れない
私は女なんだけど
痴漢にあったら...
相手を殴って
(でもその場でやりかえさなくとも住所特定して...とかやりそう)
謝らせて...でも手足の爪全て剥がしていって
皮膚を切って血管とか神経1本ずつ出して
ちんちんも段階に分けて切って 目玉をとりだして
気を失わないでって都度起こして
足と手を関節ごとに切り落として
臓器もついでに1つずつ出して見ておく
まあ逮捕されてもしょうがない、痴漢にあったら迷わず殺そうと何度もシミュレーションする
何度も何度もしている
別に性犯罪にトラウマとかないんだけどこんなことをよく考えてる
何度も何度も何度も何度も
はらくくってる
間違えて違う人殺したらどうしよう
人殺したらどうしよう
自分で洗脳というか プログラミングみたいにこびりついているのではと恐れている
子供がそういう被害なんか受けたら、もうなにするかわかんないよ
どうしたらいいんだ
この先の人生、そういう被害に遇うことなく生きていかれるんだろうか
たのむよ
はあちゅうさんは「ママブロガー」という肩書きは品行方正、良妻賢母のイメージがついて息苦しいらしい
はあちゅうさんの理想は自分の好きなことを発信して、言いたいこといって、ファンからレスポンスもらえて、ファンから支持されて、お金も稼げることなのかなと思う
たぬかなさんは自分の言いたいこと好きなように言って、たぬかなさんの人間性、性格そのものがファンから愛されてて、固定ファンがついてて、投げ銭ももらえて……とインフルエンサーの理想系の一種なんだろうな
はあちゅうさんは、商品のプロデュースもしているけれど、ふくれなのように商品開発で利益をあげていくインフルエンサーになりたいというよりは
あるよく晴れた、暑すぎる夏の日だった。
高校3年間と半年ほどを共にした恋人から、別れの電話を受け取った。本気の声だったけど、嘘を言っているのがわかった。たぶん、別れたい本質的な理由はそこじゃないのだろうと思ったが、どうせ別れる相手だと思って何も言わなかったし、言えなかった。何となく最近の振る舞い方から別れを切り出されるのはそう遠くないと思っていたし、辛かったが現実として受け止めるにはそう時間もかからなかった。幸せになってね、と一言だけ伝えて電話を切った。
それから1年が経ち、また暑すぎる夏がやってきた。共通の友人だったひとから聞いたのは思いもよらぬ衝撃的な事実だった。
え、あ。
へえ〜。
はあ、そっか。
言葉が出てこなかった。普段は感情を言語化するのが得意な私だったが、この時ばかりは空気みたいな言葉しか出なかった。
友人は面白がってるのか、私が嫌な思いをするだろうとか考えもしなかったのだろう。笑いながら、「そんな人どうせ幸せにならないって!」と言う。そうか、そんなもんか。まあそんなもんかと思うしかないよななんて自分が傷付かないために、心にある色々なブレーキを精一杯かけた。まあ高校3年間は楽しかったし。あの人のおかげで成長できた部分もあったし。何度も言うけど楽しかったし。正直、悪を正当化させるのに事実なんていらなかった。ただ「そう思いたい」という気持ちのみが、間違いではなかったと言い聞かせる材料になるのだ。
そんな衝撃的“事実”を聞いてからまた少し経ち、春が来ようとしていた。新しい恋人も出来て、私も私で幸せに生きていた。もちろん浮気をされていたということが色々な気持ちの弊害になっているのは確かだったけど、何とか新しい恋人を信じ切ることもできるようになっていた。順風満帆に見える人生だったが、不幸は突然やってくる。
元カレと、新しい彼女……浮気相手だったという子のプリクラを、本当にたまたま見てしまった。SNSアカウントも、何なら新しい彼女がどんな子かも知らなかった。なのになぜか嫌なものは回ってきてしまう。
それを見て、それが何かをきちんと理解した瞬間、私の心のブレーキは一気に効かなくなった。突然、何もかもが見えなくなるような気持ちになった。
こんな簡単な言葉にしたくはないけれど、辛かった。本当に辛かった。私は浮気相手になってしまった子と同じ高校に一瞬でも通ってしまっていた。私と一緒に作った思い出は、浮気相手と話を盛り上げる手段になってしまった。私が彼と過ごした数年間で彼を作ったものが、浮気相手、しかも女子高生と恋に落ちるための序章になってしまった。
きっと彼女とは卒業旅行に行くだろう。私とは感染症予防で行けなかったディズニーに行くだろう。そして私と行った3泊4日の金沢旅行なんて忘れてしまうだろう。他にも、一緒に過ごしたあの高校での思い出も、彼女と言う存在に塗り替えられて、私と出会った場所ではなく、彼女とを繋ぐ場所になったのだろう。
もう彼のことは好きじゃない。それでも、許せなかった。これはもう浮気をされたひとにしか絶対にわからない。本当に許せなかった。年上がタイプで甘えられる人が好きなんて言っておきながら、年下で自分に甘えそうな、鼻の低い一重の女に乗り移ったのか。
浮気相手のことも許せなかった。女がいるかどうかくらい、わかってくれ。何より、年上ってことを利用するような男なんかに、本気にならないでくれよ。てか女子高生から見た成人男性なんてカッコイイに決まってるだろ。そいつじゃなくたって良いだろう。
そう、私のものだったんだよ。
高校1年生の春、初めて出会った部室。お前、すげえ無愛想だったよな。なんて呼べば良い?って聞いたらすっごい空いて、中学の時のあだ名を教えてくれたよな。本名とか知らなかったよ。でも名前の漢字がすごく美しくて、由来が両親の好きなゲームだったんだっけ。もう両親は不仲で家では何も話してないって、よく不満そうに言っていたよな。
高校1年生の夏、みんなで頑張った部活の練習。暑かったよな、冷えピタとか貼ってバカみたいな顔してた。練習が終わっても夕方の冷えた風が吹くまで一緒に喋ってたよな。あの頃はまだ一緒に帰っていなかった。お前の家と私の家、そういえば逆方向だったし。
高校1年生の秋、初めて勇気を出して誘った放課後の喫茶店。お前はキャラメルのカフェオレを飲んでいた。飲むスピードがびっくりするくらい早くて笑ったよ。そういえば食べるのはすごく遅かったのに、何であんな飲むのだけ早かったんだろう?確か、そこにものがあったら飲んじゃうって言ってたよな。それ病気らしいよ気をつけてね。
高校1年生の冬、勇気を出して渡したバレンタイン。本命って気づいてくれるかななんて思って渡したけど、私があまりにも無愛想に渡すもんだから、義理チョコと思われてたんだっけ。馬鹿野郎、義理チョコにあんな丁寧な手紙同封するわけないだろう。それから1ヶ月して告白して付き合って、その日は初めて手を繋いで、顔が痛くなるまで笑った。人に好かれるのって、それを伝え合えるって幸せだねってよく話してた。
高校2年生の春、クラス替え一緒にならなくて悲しかったよな。一緒のクラスになったらダンス一緒に踊れるはずだったのに。結局お互い誰と組んだんだっけ?覚えてないなあ、私、お前の衣装姿が可愛くてかっこよくて、今でもなんか思い出せるよ。私は紫で、多分お前は青だったよね。似合ってた。体育祭、3年生の頃はなかったからあの日のことすごい鮮明に覚えてるわ。
高校2年生の夏、一度別れた。何で別れたんだっけ。なんかショックすぎて覚えてないな。返しそびれたCDを返したいとか言って久々に会ったよね。あの時普通に楽しく話せて、また戻れるんじゃないかなあって思ったよ。あの日の緊張、今もどんなだったかわかるよ。
高校2年生の秋、もう部活もしなくなって本当は会えるわけないのに、私が前みたいに色々なところ無理やり誘って一緒に遊びに行ったよね。なんか映画とか見た気がする。お前最初から最後まで興味なさそうだったけど、今思えば何で着いてきてくれたの?友達いなかったのかな。その後パンケーキ食べたよね。甘くて食べきれなくて、気持ち悪かったよ。その日たまたま月が綺麗で、夏目漱石の気持ちを強くわかったな。
高校2年生の冬、クリスマスイブの日にカラオケでまた付き合った。イコラブの制服クリスマス歌って、「大人になって今日この日を、僕は思い出すだろう」って、なんかなぞる気持ちだったよ。あの日久しぶりにキスをして、嬉しくて泣いた。カラオケに入るまでは友達、出た後は恋人って、雑魚のスカイツリー広告だよね。多分広告なんて興味ないだろうから、何言ってるか分かんないだろうけど。
高校3年生の春、コロナが流行って学校に行けなくなって、会えなくなった。でもお互いの家のちょうど間くらいの場所に公園があって、なぜか誰もいなくてよくそこでマスクしながら会ったよね。たまにデカい犬の散歩してる爺さんが来てた。そこから見えるいつもいっぱいの駐車場には一台も車がなくて、ふざけて「コロナでみんな死んだ後の世界だね、二人きりだね」なんて笑った。私、正直それが本当になったら幸せだなあって思ってたよ。
高校3年生の夏、コロナの影響で全然夏休みとかなくて、しかも受験勉強でなんか全然記憶ないな。でも二人が一緒に高校で過ごせる最後の夏だって思うと、妙にワクワクした。これから一緒にずっと過ごせても、高校生の夏は一生来ない。お互いどうしようかって思ってたけど、私は美大に、君は文学部に行くって決めたね。国語と読書が大好きな君が、大学で何をするのかすごいワクワクしてたよ。
高校3年生の秋、私はひと足先に進学先が決まって、そこからずっと君の受験を応援した。確か塾に行き始めて、金銭的に英語の授業しか取れないって言ってたけど、君は記憶力も悪くないし国語は得意だし、それさえ伸ばせればきっと良い大学に進めるんだろうなって思ってたよ。私の方が英語得意だったのにいつの間にか私に教えてるくらい成績よくなってたよね。すごいよ。ほんとに。
高校3年生の冬、2月ごろ確かお互いようやく進学先が決まって、もう残すは卒業式だけだった。高校生活最後の日、サイゼリヤでどれだけ食べられるかって隣駅のサイゼリヤまで行った。途中から吐きそうなくらいしんどかったような気がする。間違い探し全部見つけた時の達成感、めっちゃ面白かったなあ。卒業式の日は一緒にプリクラ撮って、観覧車乗って、キスして、本当に3年間ありがとうって泣いた。本当に大好きだよって言った。ずっと一緒にいようねって、言った。
でも、お前浮気してたんだな。バイト先の女子高生と。妹と同じ年齢の女の子に。私に言った全ての言葉を嘘にして、彼女と手を繋いだんだね。
選ばれなかったという事実が、貴方と過ごした日々は全て無かったことになってしまったということが、もう一生戻れないということが、私は辛いよ。苦しいよ。
また二人にしか通じない言葉で笑おうよ。子どもが生まれたらなんて話す時につまらないキラキラネームを言って本気にならない会話をしようよ。公園で一緒にハンバーガーを食べながら桜を見ようよ。興味のない映画に着いてきてよ。顔の大きさが全然違うプリクラに爆笑しようよ。私はピアノを弾くからその優しい声で楽しそうに歌ってよ。将来私が作る晩御飯をリクエストしてよ。私の飼い犬を可愛いなあって笑いながら撫でてよ。その黒い髪を私の手で梳かさせてよ。カラオケで一緒にaikoを歌おうよ。ハグで全部分かった気になろうよ。
もう一度好きになってよ。
尾辻かな子 on Twitter: "脅迫メールが相次いで来ますね…。"
明らかななんJネタだからリアルな殺害予告として扱うのは発信者を喜ばすだけでよくないという
太田啓子弁護士「おぎの稔議員へのメールはネタだから殺害予告じゃない」にイイね、リツイート - 事実を整える
https://twitter.com/hyougenmamoru/status/1597010825620824064/retweets
郡司真子「殺害予告勢力をフェミ議連に抗議してる議員、県職のインフルエンサーが煽動」 - 事実を整える
https://mobile.twitter.com/otaota_1215_m/status/1596885970682802178/retweets
付き合ってすぐに発覚してしまった疾患だ。
すぐに払えなくなって、一部公的援助を受けながら治療をがんばってきた。
辛くて厳しい治療に耐える姿を間近で見てきて、無事に症状も落ちついてきたのが数ヶ月前だ。
完治とは言えないけれど、一旦は大丈夫、落ちついていますという寛解状態。
数ヶ月前に職場復帰も果たして、そのタイミングで素敵なおうちが見つかったので同棲をはじめた。
お互いに、はじめての異性との同棲だ。
基礎疾患があってもいいと思った。子どもができなくてもいいと思った。
例えば再発であったり、そういうことが起きたとしても、それでも一緒に住もうと決めた。
私は、それを郵便ポストから取り出したとき、あまりの衝撃でかなり動揺してしまったのだけれど、
彼はその封筒を私が渡してあけたてそれを見たとき、「何かわからない、明日電話する」と言ったのだ。
過去、祖父が商売をしていた関係で連帯保証人になり、結局逃げられてしまった事例は1度や2度ではない。
親戚のおじさんはパチンコで借金をする人で、おばさんはいつも働いていた。
私の父は借金をしなかったけれど、ほとんど働かなくて「お金がない」という理由で諦めたことが10代のことが数え切れないほどあった。
親戚がお金事情で苦労していたこと、自分がお金がなくて苦労していたこと、お金が絡むとどんな人間関係の信頼もすぐに崩れてしまうこと、
逆に、お金がありすぎても人間はすごく醜い一面があらわれてしまうこともまた、人生を通じて間近で見てきた。
どれも未成年のころに起きたことなので、自分が大きく介入することはなかったけれど、
そうしたものを見ていく中で、「何かあっときにお金に困らない人生を過ごそう」「買えないモノは買えるまで買わない」をモットーに生きてきた。
キャッシュレス化が当たり前になり、平均年収程度稼げるようになった30代前半の今でこそ、
クレジットカードで手軽に買い物はするけれど、あくまで自分で決めた予算内での買い物しか手を出さない。
がんばって貯めてきた貯金は、いざというときのお守りになっている。
お金にルーズであること、お金に困らないことをを徹底的に避けて生きてき私には、彼のその行動がまったくわからなかった。
無利息の内に返すつもりだったものが忘れてしまい、こうして封書が来ているのだろうという。
数年ずっと放置してきた結果だ。郵送物も、いつもそのまま気にせず捨てていたということだった。
彼のその無責任な行動は、自分の価値観としてはまったくもって有り得なかった。
彼が20代はかなりやんちゃだったというのは聞いていた。その話を聞いて、「当時のあなたなら付き合えない」とずっと言っていた。
でも、あくまで昔の話であり、今はもうやっていないというのが暮らしていて分かっていたから、あまり気にしていなかった。
ただ、清算できていないのは予想外だった。
それに、今現在もそれが把握できていないのも予想外だ。
もしかしたら、これだけではないかもしれないと思って、今、とりあえず調べてもらっている。
でも彼は、一緒に住んでから変わろうとしてくれる意思はものすごく感じていた。
あればあるだけ使ってしまい、大して貯金をしてこなかった彼は、私と一緒に暮らしてからは毎月数万ずつ共同での貯金もはじめてくれた。
これまで、結婚というものを一度も考えてこなかったらしい彼は、私との未来をすごく意識してくれていることも分かっていた。
いろいろ、私を考えて行動してくれることがたくさんあった。治療の間一緒にいたというのが、やっぱり彼の中で大きいのかななんて思っていた。
私が笑うと、彼は本当に嬉しそうにしてくれる。私が怒ると、ケラケラ笑いながらも頑張ってもう怒らないよう気をつけてくれる。
感謝の言葉をたくさん伝えてくれる。私が何か言うと、それだけで嬉しそうにしてくれる。私が視界に入ると、すごく幸せそうだ。
きっと、もうやらないのだと思う。返済も、してくれると思う。
自分も、これまで恋愛に興味がなかったのに、彼にたいしてはすごく幸せを感じていた。
初めてこんなに安心して横にいられる人と出会えた。落ちつく。ホッとする。
もちろん、腹が立つこともあるし、むかつくこと、理解できなところも、お互いにある。友だちに小言を言うこともある。
お互いにムリしているところはそりゃもちろんあるけれど、数年かけてチューニングしていければいい。
ふたりにとっての居心地の良さをつくっていけばいいと、思っていた。
きっと、私が勝手に、今の彼はそういうことをしていない、そういうものがないと思い込んでいたからだ。
そして、涙が出るのは、「別れることが私の頭の中に芽ばえちゃったからだ」と彼は言う。
「もうやらない。年内にすべて返す。これからは全部確認する。他にもあるかどうか調べる。別れたくない。」
彼はそう言う。多分、そうしてくれるだろう。私だって、別れたいなんて思ったことなかった。
でも、私が私の友だちだったら、多分こう言う。
「この年でお金の価値観を変えるのは難しい、ずっと同じ事で悩む、悩むなら別れた方がいいよ」。
彼が死ぬのがもし私よりもずいぶんと早いなら、今、一緒にいたい。
そう思ってはじめた2人暮らし。
そこまで覚悟して住んだのだ。好きだから。生半可な気持ちではない。
郵便物を見てすぐに「信じられない、別れます」と言えなかった。
借金という可能性からは可能な限り離れる。それが人生観だったから。
そういうことが先に分かっていれば、そもそも付き合わなかったと思う。
でも、借金をしたのは昔の彼だ。でも、それを現在まで返してないのは今の彼だ。