やはりナクバを想定して書かれた詩を「2023年からパレスチナで起きていることをきっかけに書かれた詩です」と説明することは問題がある。
『おうちってなに?』がガザ戦争を描写していると誤解されることは、倫理的に明らかに不味い。
それはおじさんがお祈りにつかう敷物、冬の夜は何十匹ものアリがその下で休んでいたんだ 盗まれて博物館に入れられる前のこと。
この一節は、イスラエルによる略奪収蔵を描写しているわけだが、ナクバならともかく、ガザ戦争で略奪品が博物館に収蔵されたなどという話は聞いたことがない。
イスラエルがナクバで行った略奪収蔵行為を、ガザ戦争でも行ったものとして想像させて構わないだろうという姿勢は、まさにイスラエルが言うところの「反ユダヤ主義」にほかならない。
『おうちってなに?』はナクバを想定して書かれたことを前提として、ガザ戦争でナクバからの連続性を与えられ、再解釈されたのだという文脈は外してはならない。
あとオマケとして試験問題として見るなら、入試世界史の余計な知識がノイズになる問題と同じ構造になっている。
「ナクバで自分たちの資産が破壊され奪われたことを、過去の出来事として回想しており、既成事実化するようにきこえたから。」
という回答は何点になる?
もちろん国語の試験なんだから、こんな回答はするべきじゃないが、じゃあ朝日で語られた「国際情勢についても日々、興味関心をもってほしいという思いで出題した」という理念はどうなるんだろうね、という疑念は浮かぶ。
https://www.asahi.com/articles/ASV1N25FTV1NPTIL010M.html 朝日の記事本文と画像から「2023年からパレスチナで起きていることをきっかけに書かれた詩です」として、ムスアブ・アブトーハー『おうちっ...
やはりナクバを想定して書かれた詩を「2023年からパレスチナで起きていることをきっかけに書かれた詩です」と説明することは問題がある。 『おうちってなに?』がガザ戦争を描写して...
知らなかった。 あと子供が書いたとXで紹介されてたけど大人が描いてるんだよね。 涙を返してほしい