◆江口先生の創作秘話(実話)
この絵の取材は2020年の2月。コロナがその魔の手をジワジワと拡げつつありましたが、街行く人はまだマスクをしていない時期でした。「恋路島をバックに親水護岸を歩く高校生カップル」を描こうとだけ決めていて、写真を撮っているまさにその時、二人の女子高生がそこにいたのです。
同行していた市役所の担当者に話をつけてもらい、自分の決めた構図の中で歩いてもらって撮った写真がこの絵の元になりました。沖を横切る船もちょうど写真に映りこんだものです。絵を描いていると、こういう偶然の僥倖がたまにあるものなんです。
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