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2025-10-12

民放新聞は「NHKコンテンツ解放せよ」と叫ぶべき

NHKネットサービス本来業務にする為に、過去宣伝目的でやっていると言う事になっていたコンテンツを全部捨て、

さらにペイウォールを立てて検索に引っかからないようにしてしまった。

これは、民間テレビ局や、新聞社民業を圧迫するから辞めろと圧力を加えた結果であり、要するに足を引っ張っているのである

だが、これ間違ってないか

しろ民放新聞は「NHKが作ったコンテンツ映像ニュースを開放し、格安配信せよ」と言うべきではないか


理由は3つ。

全国新聞地方ニュース取材網はガタガタ。通信社も無理になって、地方局もニュース赤字、残ってるのはNHKぐらい

全国紙と名乗りながら、既に地方から撤退した新聞社があるが、販売網以上にヤバいのが取材網だ。全国紙は、既に各県の県庁所在地に支所を置けなくなっている。名乗っているのは支所だが、事実上駐在員がひとりいるだけと言う様な有様もある。

そこで頼りになるのが共同通信時事通信などの通信社だが、ここも段々と地方取材網を維持出来なく成ってきた。

さらに、地方民放ニュース基本的赤字だ。地元地方からニュース提供してもらい、重要な所には一応は記者を送り込む、網羅的に情報収集はしないと言うスタイルが元々だったが、その体制すら維持が厳しい。自社の赤字は進むばかり、そして頼っている地方紙が衰退しているのだ。

一方でNHK公共団体であるから地方から撤退することはない。

ならば、NHK取材してきた情報新聞社放送局格安提供し、それを各社が自社で味付けして送出することができるようにするべきだ。

ストレートニュースなどはこうして供給を受け、自社では調査報道独自ニュースに特化する事の方が望ましいだろう。

コンテンツ配信プラットフォーマーとの戦い。国内で争っている場合ではない

コンテンツ配信ビジネスにおいて、日本世界的に見てまだ上手く行っている方で、これは言語の壁がある事がまず大きい。

良い意味の、本来意味での『ガラパゴス』で独自の貴重な生態系文化があり、それを輸出できているのだ。

しかし、それは今後徐々に優位性を失う。

何故ならば、AIの登場によって言語の壁が大幅に下がるから。そして、日本コンテンツビジネスは、プラットフォームを抑えられていないからだ。

そこで戦う為に、NHKコンテンツ民放が利用できるようにする。例えば過去NHKアーカイブ映像や素材を使って新しいコンテンツを作ったり

キャラクタードキュメンタリーなどのより創作的思想的なコンテンツであっても、NHKは定められbた金額を支払えば貸出に同意しなければならない様な規約を作るのだ。

もちろん、そういったもの権利関係NHKけが持っている訳ではないにせよ、このように規定することで使いやすくなる。

こうして公開されたコンテンツを使い、少しでも国内コンテンツビジネス延命することが今求められている。

民放NHKでは明らかに民放の方がレベルが低い。低い方にあわせたら進歩しない

NHKオンデマンドというサービスがあるが、このサービス民放映像配信より早く始まっている。

民放がいつまでたっても映像コンテンツ配信を始めないため、NHK民業を圧迫しないという観点からスタートできなかった。

こえがなぜスタートできたかというと、しびれを切らした政治家が介入したためで、例外的な動きだが、実はこれも裏があり、NHK配信システムの構築にIIJと組んだのだが、開発費の名目で膨大な発注をし、その成果物を他に流用することに合意した。

そこで民歩は、IIJNHKと開発した配信プラットフォームを応用してスムーズサービスを始めることができたと言う経緯がある。

今回のNHKの動きもそうだ。NHK配信プラットフォームは、技術選択王道的で筋が良い。

例えば配信には妙な独自のものを使わず、素直にMPEG-DASHをつかっていたり、AWSAzureOracleと言うマルチプラットフォーム国内映像配信CDNを組み合わせていたりと良い事例になっている。

レベルが低い方が、俺たちに会わせろと足を引っ張るのではなく、膨大な資金力で作った成果を俺たちにも使わせろ、と言うスタンスの方が業界が発展する。

番外:AINHKコンテンツを喰わせろと言うべき

各社、AI学習されないように防護を始めているようだが、NHKについては逆にAI積極的学習させよ、データ差し出せと迫るべきだ

そうすることによって、各社は自社が用いるAIに、報道番組制作必要な基礎的なノウハウを喰わせることができる。

AI時代は来てしまった。もはや巻き戻ることはない。ならばこうして立ち回る方が良いだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 23:29

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記事への反応 -
  • そうなんだよね。だけど、団塊とバブル団塊ジュニアは自分たちの退職金と株価にしか関心がなくて、今後の日本の産業ヘゲモニー維持とかなにそれおいしいの?状態だから無理だろう...

    • 団塊ジュニア世代はいわゆるバブル世代じゃなくて氷河期世代な

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