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< ■ |anond:20251010104400 >

2025-10-10

スタートアップ転職したら上級国民しかいなかった

スタートアップ転職したけど、まっっっじで恵まれぼっちゃんやお嬢ちゃんしかいない。

社長社員もみーんな温室育ちでビビる

25過ぎて結婚しても実の親と家族旅行に行ってるし(優雅海外旅行)、

中学お受験普通大学に行かない人は本人の努力不足で奨学金は「かわいそう」だし、

趣味お金をかけることにためらいがない。

俺は貧乏な家で生まれ育って、高卒で働いて、たまたま映像系の制作会社に拾ってもらった後、独立企業への入社転職を経てなんとか人並みに稼ぐ仕事につくことができた。

もちろん実家の家庭は崩壊しているので家族旅行に行ったのは小3が最後(車で片道2時間距離にある父の実家帰省すること)、

大学は親の反対で行かせてもらえず奨学金の申込書にサインしてもらえなかったし、

子供のころから読書以外の趣味は金がかかるからすべて諦めてきた(図書館は神。図書館が近くにあったのは幸福)。

その後遺症か、いまだに好きなものに金をかけられない。イニシャルコストの高いものに挑戦できない。

趣味をはじめる胸の高鳴りより、金が失われるストレスのほうが強い。

5万円以上のものを買うときに手が震える。心拍が高鳴り、指先が冷たくなり、耳鳴りがする。

自分でも異常だと思うが精神科いっても「おくすりだしておきますねー」だけだろうから医者にかかる気もしない。

前に会社の同僚と日常会話で「ティッシュペーパー買えるのは金持ち証拠」と話したらドン引きされた。というか哀れみの目で見られた。貧乏人はトイレットペーパー代用するんだぜ。鼻水かむと鼻のまわりに紙がこびりつくけど。

よくよく考えてみれば後ろ盾のないスタートアップに入って人生ベットできるなんて親というセーフティネットがないと正気の沙汰ではないもんな。

お前らは全員何かあれば親が助けてくれるもんな。親が死んだら遺産があるから貯金しなくていいもんな。

俺がひっしこいて手に入れた「衣食住の心配がない恵まれ生活」はお前らの「金銭的に苦しく娯楽のないハード生活」だもんな。

生きてる目線も得られる経験も違いすぎる。

そんなことに気がついたら、あらゆるものへの情熱がなくなった。

心を燃やすこともない。

挑戦したいこともない。

何もしたくない。

ただこのまま穏やかに消えたい。

やることといえば酒を飲んで脳をぼんやりさせて、自分人生の虚無をやりすごすことだけ。

食欲はないが、酒を飲みながらジャンクものを食べると淡い幸福に似た感覚があるからやめられない。

おかげで太った。鏡をみるだけで憂鬱になる。

俺の人生なんなんだ・・・・・・・。

Permalink |記事への反応(2) | 10:56

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記事への反応 -
  • キラキラスタートアップに限らず、有名大企業もそうだし、外資系企業もそうだし、有名大学もそう。 こいつら全員死なねーかなという気持ちは消えることはないけどそれでもやってい...

  • その目的で酒飲むの良くないぞ

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