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2025-10-06

鉄道操車場テラカオス

田都回送電車免許を持たないひとがうごかしていることが話題になっていますが、

伝統的に操車場はそういったルール違反が横行する場所のようです。

 

過去には「突放」というものすごい作業が横行していました。

機関車から切り離された車両を誰も乗らない状態で蛇行で走行させていたのです。これを「突放」といいます

 

機関車から突放された貨車は、その時点では「運転」を伴う行為とは見なされないため、運転免許動力操縦者免許)は不要』などと鉄道会社が手前勝手独自ルールを決めて問答無用行為をしていました。

貨車は惰性で移動している状態動力を持たないため免許不要といいますが、貨車は数十キロ走行しており大変危険状態です。いちおうは安全管理らしきものをしていたようではあります

突放貨車安全管理

突放された貨車無人ですが、その動きを管理するために、主に以下の作業と係員が関与します。

制動操作ブレーキ操作

惰性で走行している貨車を停止させるために係員が走って追いかけ、貨車に飛び乗った係員が手ブレーキなどの操作を行います。この係員は「手制動員」や「制動掛(せいどうがかり)」などと呼ばれますが、当然のように事故が起きていました。

誘導仕訳

操車係(そうしゃがかり)や入換掛(いれかえがかり)などの係員が、旗や合図灯、無線などを使って入換機関車運転士に指示を出すほか、ポイント分岐器)を切り替えて、貨車目的線路仕訳線)へ誘導します。

蛇行で進む貨車位置をみながらポイント操作するのでタイミングを誤ると脱線します。

この突放という作業は、広い構内を持つ貨物駅操車場などで、貨車の行先別に迅速に列車を組み替えるために行われていた手法です。ただし、安全上の問題から現在では多くの箇所で原則廃止され、代わりに機関車貨車を押し込み・引き出す「入換(いれかえ)」作業が行われています

Permalink |記事への反応(0) | 20:07

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