Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録
< anond:20251004224817 |anond:20251004225202 >

2025-10-04

AIが来て。

私は今年から仕事が激減した。

駆け出しのクリエイター職だった。

なかなか表では仕事が減りましたとは言えないけれど、同じような人が沢山いるだろう。

ある程度の地位にいる人達はまだ大丈夫かもしれない。でも、自分は駆け出しだったのでそこには行けなかった。

仕事も徐々に増え、収入も増え、これから…!というタイミングだった。AI来た年はそこまで変化はなかった。そこからしづつ減りはじめ、

ついに今年。丁度みんながもうChatGPTやらAIを使い始めて、慣れたころ。今年。

新規案件が無くなった。

昔は特に夢もなく、何となく生きてきた中で。

事故九死に一生を得て夢や目標を見つけ、邁進してきた。

初めてだった。今まで言われるがまま生きてきた人生だった中で、自分がやりたいと自分意思で初めて頑張れた事だった。

だけどAIがきて、全ての夢が泡になった。

AI来てからの数年、なんとかAIと上手く付き合えないか試行錯誤してきた。

でも使えば使うほど、AIいいんじゃないかという考えが過ぎった。

AIで作ったもの自分作品だと思えればどれだけ良かったか

何度作れどそれはAIしかなく、自分の手で作った作品に対しての感情のそれとは相いれなかった。

使えば使うほど、楽しさよりも罪悪感や虚しさも増えた。自分存在否定されているような気さえした。

ここを割り切れたら、どんなに楽か。

慣れの問題なのか?分からない。

AI自身使っていて正直に言うと楽しいと思う部分もあるにはある。簡単理想の絵や音楽が作れる。動画3Dもそれなりに作れるし、アプリ開発もできる。こんなものが作りたいを実現しやす環境だと思う。

でも、それと同時にAIを使って工夫したとて、それはすぐにかすめ取られてしまうだろうということが容易に想像できる。

何かを作っても、すぐに取られてしまう。

自分という作品が育って、ブランド確立する前に粗製濫造されて見つけにくくなってしまう。

ただでさえ情報の溢れる時代に、自分作品を作ったとして見てもらえる確率は低かった。

その中でAIが来た。もっと難しくなる。

これから私はどう生きるべきか。

絵は趣味でも描くことはあるだろう。

ある意味人生ここに来て初めて大きな自分事としての挫折を味わってる。

このまま手作りにこだわるのか、AI活用した方に進むか。私はもう、分からない。

Permalink |記事への反応(1) | 22:55

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

全てのコメントを見る

人気エントリ

注目エントリ

ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp