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2025-10-03

妻に20年後離婚を切り出された

特に相談ではありません。備忘録です。犬も食わない夫婦げんかの話です。

スペック

増田(夫)

数年前に婚活で知り合い、結婚をした。

家事分担

家事の分担は体感では夫婦間で妻8、夫2の割合。俺が風呂掃除トイレ掃除を行い(毎日)、妻は料理を作ってくれている。その他、掃除機をかけたり洗濯をするのも主に妻だが、俺が在宅勤務のとき洗濯物を干したり取り込んだりするのは俺がやっている。なお、月10日程度の在宅勤務の日以外は、俺は公共交通機関で3時間ほど離れたところに単身赴任しているので、その間はすべての家事を妻がやっている。負担は大きいと思う。

妻は俺から見れば潔癖に近いきれい好きで、毎日午前中は掃除をしているらしい。そんな環境で育った妻と、週に1回掃除機をかける実家で育った俺では、ずいぶんと価値観に違いが出る。俺は単身赴任先では風呂トイレ掃除はは多くて週に一度しかしない。だから風呂トイレ掃除毎日しているのは俺なりに努力はしているつもりだが、妻から見たらそれが当たり前で、何とも思っていないっぽい。以前、トイレ掃除を終えて「掃除終えたよ」と伝えたら「やって当たり前のことは報告しなくてもいい」と言われたので。(ときどき、「ありがとう」ともいわれる。)

料理が妻の分担なのは、俺が料理が苦手というのもあるのに加えて、妻がキッチンの原状復帰を求めてくるので、それは無理だからしていなかった。今回、料理をしたら原状復帰できなかったのでずいぶんと怒鳴られた。

家計分担

妻は住宅ローン以外はほとんど払っていない。俺は鬱病もちで団信が通らなかったため、独身時代貯金職場から借金住宅の購入費の半分を出した。生活費、光熱水費をほぼ俺が払っている。俺が不在時の生活費は妻が払っていることもある。(もちろん、妻名義で俺の口座に紐づいた家族クレジットカードも渡している。)家計管理も俺がしている。妻は親から通勤用(片道1時間かかる)の車を借りている。以前は「家計が苦しい」というたびに「そういうことを言うと運気が逃げるから言わないでほしい」と言われたが、本当に厳しいので、最近は何も言われなくなった。

なにが起きたか

一週間の間に、妻と2度大きな喧嘩をした。その際に、怒鳴りながら以下のような言葉を言われた。

  • ブクブク太って、少しは痩せる努力しろ
  • 瘦せる瘦せるといって瘦せないのは詐欺
  • 家を買う時も全額出すといったのに、折半になったのは詐欺
  • いつも「知らなかった」「気がつかなかった」「見えなかった」で済ませるな
  • すぐに言い訳するけど、男なら自己弁護せず男らしく誤りを認めろ
  • 価値観が合わなさすぎる。子どもが成人したら離婚しよう。

子どもの前で怒鳴ってほしくなかったし、そもそも怒鳴るのはよくないこと、人の身体的特徴をあげつらうのはよくないことを、できる限り冷静に伝えた。すると、「怒鳴らせてるのは誰だ」と言われた。私は怒鳴ったり殴ったりするほうが悪いと思っていたけど、怒鳴らせたり殴らせたりする側に原因がある、というのが妻の考え方らしい。

なにがあったか

いろいろと積もり積もったものがあると推測するが、引き金になったのは以下のことだと思う。

1回目

子どもが先月、病気入院した。幸い、1週間程度で退院した。その際に主治医への心付け(現金)を準備したのに、俺がタイミングを逸して渡しそびれてしまった。それがきっかけで、2時間ほど怒鳴り続けられた。

  • なんで言われたこともできないのか
  • 今日退院するとわかっていたのに、荷物が多すぎるだろう
  • 枕とタオルケットまで持ってきて、誰が洗濯すると思っているんだ
  • 弁当もいつもいっぱい買ってきて、それだけ太っているのだから食べなくても死なないだろう

ちなみに、退院時に持ち帰る荷物には弁当はなかった。

実はこの春にも子が病気入院して、その際にも心付け(現金)を今回とは別の主治医に渡しそびれたため、ミスが続いたかイラっとしたっぽい。

子どもがまだ小さいため、24時間、親のどちらが付き添わねばならず、妻2日、俺5日の割合で付き添いをした。退院の前日には「様子を見て、明日明後日おうちに帰れるかな」と主治医から言われていたものの、まさか翌日退院になるとは思わず、準備が不十分だった。ただ、俺は基本的には主治医への心付けはいらないと考えている(俺たち家族にとっては大きな金額だが医師にとって数万円は大きくないこと、そんな心付けで動くような病院だとみなすのも失礼な気がすることなから)ので、そのあたりのすり合わせができていなかったから、妻との間でコミュニケーション不足があったのは確かだった。妻に言わせると「心付けがなくて子どもに何かあったらどうするの?」「ずいぶん前に心付けをしたから、今回も入院させてもらえた」という理屈らしい。俺が俺なりの意見をいうと「そういうの(心付け)と無縁の世界で育ってきた人にはわからない」といわれる。

妻の会社ミスを2度すると「前もやったよね?」と詰められるらしいが、俺の職場は「ミスは起こるもの、再発しないような制度づくりを考えよう」となるので、考え方が違うなあと思った。

この季節、朝晩は寒いから少しでも快適にいようと、付き添いの際は病室で寝る親(俺と妻)のため、枕とタオルケットを持ってきたのだが、妻からすれば付き添う者の快適さより選択煩雑さほうが頭にきたらしい。

2回目

子ども退院後、妻は一足早く職場復帰し、俺は休みを取っていた。その日、妻が出勤前に料理を作っておいてと言われたので、OKした。鮭と大根ニンジンを入れたスープ豚肉白菜を煮込んだスープを作っておいた(センスがないのは認める)。妻が帰宅後、その様子を見て、キレた。

  • この鍋はいいやつだから煮炊きに使ってほしくなかった
  • 鮭がほぐれておらず、塊のままだけど、ほぐさなかったの?
  • あちこちスープが飛んでいたりこぼれていたりするけど、なんで?

鍋のこだわりについては知らなかった、スープが飛んでいたのは見えなかった、鮭をほぐす必要があるとは思わなかった、と答えた。すると、上で書いたように「それで済ませるな」、と怒鳴られた。俺からしたら、だから原状復帰を求められる料理はしたくなかったんだ、の一言に尽きる。妻は俺の作った料理には全く口を付けず、自分だけ卵を焼いて晩御飯を済ませた。残った俺作の料理は翌日に俺が食べきった。

なお、鮭がほぐれていない理由を答えたときに、「どういう育てられ方してきたんだ」と言われたため、スープが飛び散っている理由を聞かれた際に「本当にその答えが聞きたい? 俺がどういう教育を受けてきたんだ、と批判したいだけじゃなくて、本当に理由が知りたい?」と聞いたら。「ケンカを売っている」と言われてしまった。火に油を注いだかもしれない。

離婚を切り出されて

焦ったということは全くなく、ほっとした、という気持ちが先に来た。これでもう怒鳴られることもないし、一生、午前中を風呂トイレ掃除に費やされることもない、と思ってしまった。俺は結婚に向いていなかったのかもしれない。

俺は読書趣味なのだが、子育て中は読書時間が全く取れないのは仕方ないとはいえ、今後、子が大きくなってからも頭の一番冴える午前中を掃除という単純労働に費やされるのが嫌だったので、ほっとしてしまった。(午前中に掃除をするのがいやなことも、妻には伝えられていないので、まだまだコミュニケーション不足かもしれない。)

妻には妻の言い分があるだろうが、自分の言い分の備忘録としてここに書き捨てる。

Permalink |記事への反応(0) | 16:01

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