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2025-09-29

歪な恋もどき

趣味二次創作をしている。なお、私は最悪なタイプオタクだ。

とても狭い狭い界隈である。というか、キャラマイナーコンテンツ自体別にマイナーではない。が、そのキャラにそこまで人気がないせいで二次創作がびっくりするくらい少ない。(界隈に迷惑をかけたくないのでキャラやその性別二次創作形態全て伏せさせてもらう。私の存在自体迷惑とかは置いといて)

なのでそのキャラをメインで扱う二次創作者がかなり限られるのだが、その中のひとりに私は大変執着している。

出会いTwitter。いつものごとくキャラ名で検索していたら見つけた。フォロワー20人もいない小さいアカウントで、小説メインの人だ。

私は最悪なタイプオタクなので、他人二次創作が読めない。劣等感死ぬから。この行為は半ば自傷行為のようなものだ。

その人の小説を読んでみると、思想が近かった。別に近くはないのだが、明るい二次創作ではない点が私のそれと共通していた。嬉しかった。同時に何かが壊れた。

再三言うが私は最悪なタイプオタクだ。どうしてかわからないが、その人が気になって仕方がない。ずっ…とその人のTwitterアカウントリロードする日々が始まった。

出会いとか言ったけどあまり一方的すぎる)


その人のツイートはそう多くなく1週間に数度、ないときもあるくらいだった。私がツイ廃なのでほんまモヤモヤした。

その人のツイート全部が好きだった。好きというのか些か疑問なのだが、気になって仕方がなかった。稀すぎる日常ツイートで生きてることを実感した。好きなものを知れるたびに嬉しくなった。極々稀にフォロワーとリプを交わしてるところを見ると脳の血流がありえんほど昂った。普段文章の美しさとは違う人間言葉だった。普通に羨ましいし私もちょっと話してみたいんだよ。一生叶わないと思うけど。いつか会話してみたい。

  

キャラに対する解釈も好きだった。私とは微妙に違うが、私はそういう状況に特に抵抗はなかったので問題ない。問題なのはもはやその人の存在だった。

文章耽美もので、私から絶対に出てこないだろうなと思わされるものばかり。いや、私は私の文章が一番好きなんですけどね。いいものを求める向上心があるだけ。

とにかく綺麗だった。私は語彙が貧弱なので本当に羨ましかった。この人に勝ることなんてないな!と思う。勝る必要がないのは分かってるが。

私の知識がないせいで創作物に反映させられないのをひしひしと感じてシンプル悔しくなる。

着眼点からして私とはだいぶ違うし、キャラに求めるものが違うと感じる。他人(ましてや面識がない)なので当然である

ただ、何故か何度読んでも目が滑る。すごく長い文でもないし読めねぇ漢字ばっかなわけでもないのに目が滑る。何度も読んでそのたびにこんなこと書いてあったんだ、って思う。読みづらいとかじゃないんだろうがとにかく目が滑って表面をなぞるしかできない。

からこそ自分で書いているという面もある。踏みしめて読むことができるから自分の文が好きだ。

オタクあるあるなんだろうが、当然ツイ消しというものがある。困りますよね。

そういえば、Twitterのように使えるメモ帳アプリなんかがありますよね。あれ投稿時間もいじれて良い。重宝してる。

  

ところでTwitter仕様上、フォローしていないとプッシュ通知を入れられない仕様になっている。これがもどかしく、フォローしようと思ったのだが、相手10ちょっとフォロワー数。増えれば当然気づくだろう。そしてROM垢のプロフィールを閲覧される。どれだけ個人の要素を排除したとしてもそれはなんだか落ち着かない。そこで私は、作って放置していたアカウントの鍵を開け、自コンテンツや私が知らないその他のコンテンツ関連のツイートコンビニキャンペーンなどを次々RTした。数年前のアカウントなので、なるべく数年前のもの最初RT最後最近のものをちょいちょいRTした。フォロー欄も同じように調節した。たまに返ってくるフォローは良い感じになるかなと思い放置した。プロフィールにはROM高卒済などそれらしい文章を書き入れた。

ちなみに公開アカウントなのは鍵よりも向こうが警戒しないかな?という魂胆だ。キモ。公開アカウントにはフォローバックのリスクが伴うが、まぁROMからたぶんフォローは返ってこないだろうと踏んだ。実際、半年ほど経った今もフォローは返ってきていない。しめしめ…

で、私も二次創作をする側の人間だ。当然読んでほしいから表に出す。全然まれないけど。

たぶん相手も私と同じようにキャラ二次創作を読みたいと思って漁ったりしているのだと思う。一部のツイートからその気を感じる。

から、私の二次創作も読まれてたりするのかな、なんて思う。

私が相手文章を読んで感銘を受けたり苦しんだりしているのと同じような引っかかりを相手が少しでも感じていたら嬉しい。これは別にそうなってほしいとかではなく、あったらいいなくらい。いや、そうなったらめちゃくちゃ嬉しいが…

もしも、もしも相手が私の創作を読んでたらと思うとドキドキする。私がなにか相手に影響を与えているかもしれない。

こう書くと、私は誰かに影響を与えたいんだなーと思う。それは私が影響を与えられやすタイプからかなぁ。あー感想欲しい(同人オタク本音


ほんでタイトルの「恋もどき」だが、この情動はだいぶ恋っぽい。

恋ってこんなキモくない?知らんがな

相手に求める不条理さ、一方的視線、そんなんだって一括りで恋だろうが!それが気持ち悪いという意見全然あるし私もそう思う。キモいしおかしいよ。

本物の恋ではないのは承知している。「嘘の恋」と言うべきか。偽物の恋。恋もどき。恋のフリをした執着。

いろんな感情が入り混じっているけれど、相手が気になって仕方ない!だから歪んでいる。私は今、恋してる

ほんであたしの葬式なんですけどォ……

Permalink |記事への反応(1) | 14:50

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