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2025-09-26

思想が強い作家による漫画

日本沈没一色登希彦

漫画出版業界の現状に強い異議を唱える佐藤秀峰同調し、自著を佐藤漫画販売サイト漫画onWeb」に出展したり、対談を行うなどした。2011年、『漫画アクション』にて佐藤原作で「ボクマン」の連載を開始するが、権利関係で揉め、3話で終了した[4]。

同年、東日本大震災に伴う原発事故きっかけに、漫画家としての第一線を退き、元町と共に東京から三重県紀北町に転居した。

http://toki55.blog10.fc2.com/blog-entry-238.html#more

|【東京離脱】目次へ|

東京離脱 はじめに】

とても残念ですが、東京離脱し、移住します。

腹も立てていますし、たいへん厄介な作業ですが。

大きな理由は、もちろん、2011年3月11日震災による福島第1原子力発電所損壊で発生し続けている放射能汚染です。

原子力発電所至近の土地はもちろんのこと、東京も、安心して住み続けることが難しいと判断しました。

自分は、東京漫画を描く仕事をしています

妻も同様に漫画家です。

今の仕事体制を維持することを前提としながら、夫婦移住します。

関西地方直近の中部地方に。

現在、目が回るような、離脱移住作業最中です。

通常はこのサイトブログ)は、「漫画家・一色登希彦」の広報目的運用しているのですが、今回の東京離脱移住表明は、漫画家としての私たちをご存じない方にも伝えたいものです。

東京に住むいち市民

東京で暮らすひとつ普通家族として伝えたい。

どのような方に伝えたいか

東京やその他の土地を離れたいけれど、迷っている人

東京やその他の土地に留まる決心をしたいけれど、迷っている人

福島を離れたいけれど、迷っている人

福島に留まる決心をしたいけれど、迷っている人

このような、今現在迷っている人に向けて、同じように迷って、結論して、行動に至った過程を伝えたい。

何を根拠にどのように考え、実際にどのように動いているのか、動いたのか。

逆に、すでに迷い無く避難した人。

今の場所に、少なくとも今の所は、留まる事を選んだ人。

そのような方には、無用の表明だと思って下さい。

そうしたことや、いくつかの理由から明日以降アップする予定の一連のエントリーに関しては読んで下さる方を限ろうと思います

どのような方法にしようかあれこれ考えたのですが、「東京離脱」のブログエントリーは、当ブログ初めて、ブロマガ(有料・課金制)の設定とします。

書き連ねるうちに、自分や周囲の方たちの私的な状況の記述も含めて、不特定多数の方に自由に読んでいただくには、あまりものっぴきならない内容と分量になりました。

これから表明しようとする文章は、自由にどなたにでも読んでいただいて、その結果の反応や反響にすべて責任が取れるような内容にはとどまっていません。

日頃、漫画家としての一色登希彦にご興味いただいて色々読んで下さっている方にとって無条件に面白いものでもないと思います

それでも、このような「狼狽と憤りと逡巡と決断」の記述必要としている人がいるはずです。

それは、ほんの、ひとり、ふたり、かも知れないけれど、いることがわかります

そうした方に読んでいただけたらいい。

他ならぬ自分が、このような決断に至るまでに、「あの人がこんな風に離れた」という話を必要としていたように。

今、まさに離脱移住作業進行中の我々に、何が起きていてどのようなことになっているのか、何を考えて決断に至ったのか、書き綴ります

ブロマガの詳細や購入方法は、下記リンク先をご覧ください。

月ごとに定額715円でひと月購読出来る形式です。

この6月分以降を日記形式で随時書き綴ろうと思います

5月以前の3月から事柄に関しては、記録と記憶をさかのぼって書き進め、分量がまとまった時点でアップします。

エントリー内のコメント機能も、承認制で有効します。

読んで下さった方からのご意見質問があれば、可能な限りでお答えし、そこから記述を展開することも考えています

僕は、311前/311後、という括り方を逃れて自分世界を見渡すことは出来ません。

故郷東京に、さようならの準備をしています

ウェブ上で知り合った方ももちろん、現実での友人知人の皆様。

本来は事前にお知らせ差し上げるべき所だったかもしれませんが、なにぶんもれなくお伝えする事がかないません。

しろ、誰にお知らせし、誰にお知らせしないのか、という不義理となるばかりだと考え、実際に事前にお知らせしたのは、ほとんど、親兄弟といったごく近い身内と、進行中の仕事上のお相手(つまり我々の場合出版社編集さん)だけでした。

ここで多くの方にお知らせするのと同時か、以後随時、お伝えしてゆく事になります

それが、不義理となってしまうかもしれません。

それでも、自分可能な限り早いタイミングで、多くいると考える、動こうかどうか迷っている人、に向けて、自分は動いてみます、と伝えようと思いました。

 2011年6月11日 一色登希彦

Permalink |記事への反応(0) | 23:16

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